今回は「楽天証券の積立NISA」に関して、おすすめポイントをお伝えしながら全容を解説していきたいと思います。私、個人的には楽天証券は利便性やユーザーの事を考えたサービス提供など、かなりおすすめだと思っています。楽天証券が気になる方は是非ご一読下さいね。楽天証券とは?この図にありますように、ランク分けされています。最上位のスーパーVIPともなればATM手数料や振込手数料は無料になりますし、何より楽天スーパーポイントが3倍という、この大盤振る舞い!この楽天スーパーポイントが更にお得に貯まって使えるんです。楽天スーパーポイントとは?楽天スーパーポイントとは一体何に使えるのでしょう?簡単に解説しますね。楽天スーパーポイントとは便利なポイントサービスの事。楽天の様々なサービスで貯まったポイントを使用したり、また交換したりする事ができる。1ポイント1円で換算される。よくお買い物の際に「ポイントカード」を求められる事ってありますよね。あれと同じです。この楽天スーパーポイントは楽天の中で貯めたりする事も出来るとあります。つまり積立NISAを購入する時もポイントが貯まっていくわけですね。そこで、こちらの画像をご覧ください。ここに、どんな時ポイントが貯まるのか記載されています。様々なシーンでポイントが付く為非常に大きいですね。ここで皆さんに知っておいて欲しい事があります。毎日積立による効果が絶大です!積立NISAを始めるに当たって、楽天証券では「毎月」の他に、「毎日」という選択肢もあります。積立投資を行う際に「毎日」か「毎月」を選ばなければなりませんが、楽天証券で且つ楽天カード(楽天銀行)で行う場合は「毎日」の方が早々にスーパーVIPへ辿り着けます。理由は積立NISAの購入を自動引落にしておく事で、下図の赤丸に該当します。つまり、毎日自動引落が発生する方法で買い付けを行えば、1ヶ月ほどでスーパーVIPに到達出来るだけの取引を行う事になるのです。スーパーVIPの条件が「残高300万以上」となっていました。300万円無ければ到達は難しいと思います。しかし、「または取引30件以上」と記載がありますので、30件以上の取引は成立するのも簡単ですよね。ここで注意しておきたいのは、1つのファンドだけを購入した場合に単月で30件の取引に到達するかと言うと、そうならないケースもあります。例えば、「営業日」という金融機関が稼働している日数で言えば、二十数日でしょう。そこで購入するファンドを2つ以上にする事で30件の取引はクリアできると思いますので、オススメな購入の方法は「毎日積立」・「ファンドは2つ以上」となります。早々にスーパーVIPを目指しましょう!また貯まったポイントは積立NISAの購入にも使用できますので、ものすごく有難い方法ではないでしょうか?手数料負担とかデメリットはあるの?この購入方法でデメリットは?と聞かれますが、毎月であっても、毎日購入であっても手数料は掛かる事はありません。また楽天証券の場合「最低100円」から購入できますので、毎日100円ずつ買っても問題はありません。デメリットと呼べるものが見当たらないと言った方が早いかもしれませんね。どうやって申し込みすればいいの?まず、前提条件を纏めます。楽天証券口座開設楽天銀行口座開設この2つは必須です。ここからですが、まず初めにマネーブリッジというサービスを利用しなければなりません。この様に楽天銀行と楽天証券を結びつける為の手続きを取って頂きます。その後、ハッピープログラムのエントリーを済ませます。これで完了となります。手続きとしては非常に簡単ですね。自動引き落としの注意点ここまでの設定は非常に簡単な内容だと思います。ここからが肝心です。ハッピープログラムを利用しポイントを賢く貯める場合の最後の設定です。絶対に怠らないでくださいね。ハッピープログラムは「楽天銀行」を利用した際にポイントが多く貰える制度です。積立NISAを購入する際に、「どの口座から引き落とす」のか?ここが大きなポイントになります。「証券口座」か「銀行口座」という事です。証券口座から自動引き落としとなると、ハッピープログラムの対象にはなりませんのでご注意下さい。引き落とし口座は楽天銀行に設定しておき、証券口座に残高が無い状態を作っておかなければなりません。やっておくべき設定方法を解説しますでは最後にその設定方法を画像を使用しながら解説していきますね。まず最初に楽天証券にログインします。そして右上のマネーブリッジを押します。次にこちらの「変更する」ボタンを押します。最後にこちらの「楽天証券」を0円に設定します。銀行と証券が並んでいます。ロゴも見た目も似ていますので、くれぐれもお間違え無いようにして下さい。これで設定は完了となります。あとは、毎日積立で、お好きなファンドに毎日積立するだけで、ポイント3倍とかなり多くのポイント獲得できます!余談ですが・・・ちなみにどれだけのポイントが貯まるのか、ざっくり試算してみました。稼働日を平均20日として考えて、ハッピープログラムが1日15件まで取引をカウントしてくれます。100円投資で15ファンドに毎日積立を行ったら、100円×15ファンド×20日=30,000円もの積立投資となり、300回の取引に相当します。ここで3倍のポイントであれば900ポイントが1ヶ月で稼げる試算です。積立NISAの上限が33,333円として考えても非課税枠の範囲内ではありますので、いけますね!しかし、あくまでポイントありきで考えました。ポイント欲しさに100円積立を15ファンド・・・。すこし管理が大変になるかもしれません。しかも積立額が低い為、やはり2~3ファンド位に投資をオススメしたいところです。楽天証券での積立NISAまとめ今回は楽天証券の魅力について解説してきました。やはりポイントの効果は非常に大きいですね。「塵も積もれば」ですね。これだけのサービスを受けられるのでやはりオススメ度はかなり高いです。最近ではネット系が非常に便利になってきました。折角、長い事積立をしていくのであれば、是非効果を得やすい会社を選びたいですね。
2019年04月09日今回はつみたてNISAを始める方にとって、どの銀行、証券会社で始めればいいのかを比較した記事になります。メリットのある方が良いですし、長期に渡ってお付き合いしていくので最初から慎重になりますよね。では早速解説していきますね。つみたてNISA口座比較の前におさらいしておきましょう(ゆうちょ銀行)全部で8本の投資信託より選択できる様になっています。うち6本がインデックスファンド、2本はアクティブファンドになっていますね。ここでインデックスファンドとアクティブファンドの違いを紹介した記事もご覧ください。いくらから始められる?ゆうちょ銀行では最低1,000円から投資可能になっていますね。手数料は?購入時手数料や換金時手数料は無料となっています。唯一かかるのは信託報酬と呼ばれる運用する方に対する間接的なコスト位です。年齢は何歳から?20歳以上であれば可能です。限度額はいくらまで?つみたてNISAは年間40万円までの積立金額であれば運用益に対して非課税となります。また最長20年間は非課税運用期間を設ける事が可能ですので、最大800万円までは非課税対象金額と思って大丈夫です。ゆうちょ銀行の特徴私から見た特徴を幾つか挙げます。まずファンド自体8本と極めて少ないです。しかし、8本だからこそ選び易い(悩まなくても良い)と思います。またWebで購入できるものと、店頭で購入できるものもあります。最低購入金額は1,000円からとなっているので、最初の一歩として、抵抗は無いと思います。また全国に拠点が存在するので、転勤等が発生する方は相談し易いと考えます。みずほ銀行みずほ銀行は、ゆうちょ銀行同様に誰もが聞いた事ある銀行です。主に都心部に多いかと思います。ではゆうちょ銀行とどこが違うのか。早速解説していきますね。みずほ銀行の取扱い商品みずほ銀行のつみたてNISA商品は何と5本となっており、ゆうちょ銀行よりも少ない本数となっています。明らかに選び易さを追求していると思います。いくらから始められる?ゆうちょ銀行と同じく1,000円から積立可能となっています。手数料は?ゆうちょ銀行と同じく購入手数料などはかかりません。また、ATM手数料が無料になる特典が有り、みずほ銀行をよく利用される方はお得でしょう。年齢は何歳から?年齢は同じく20歳から購入可能です。限度額はいくらまで?ゆうちょと同じく800万円までは非課税枠として積立可能です。みずほ銀行の特徴みずほ銀行のつみたてNISAはやはりその本数の少なさにあります。5本であれば目移りはあまりしません。しかも、みずほ銀行のロボアドバイザーがいますので、迷ったり、悩んだ時にわずか2分でぴったりのファンドを選べるというシステムも入っています。この点は初心者にとっては有難いですよね。そしてATM手数料無料や振込手数料も無料だったり(回数制限有り)と特典もありますので、みずほ銀行の利用頻度の高い方にはオススメです。ネット証券の積立NISAの特徴(SBI証券)SBI証券での積立NISA対象商品はゆうちょ銀行、みずほ銀行を遥かに凌ぐ150本ものファンドが扱われています。かなりの本数に何を選べば良いのか戸惑ってしまう事もあるのではないでしょうか?逆にかなりの本数の為、色々と組み合わせなどが自由であると考える事もできますね。いくらから始められる?SBI証券は100円から投資可能となっています。投資を気軽に始めてみようかな?とお考えの方にとっては、かなりハードルが低くなっていますね。非常に始めやすい価格設定です。手数料は?購入手数料は同じく掛かる事はありません。SBI証券の特徴何と言っても150本ものファンドを要している事に尽きます。これだけの商品ラインナップを誇っていますので、初心者から、経験者まで幅広く対応できる点は大きいと思います。返って初心者の方にとってはファンド選びが少々難しいかもしれません。それと特徴的なのは100円から投資を始められる点ですね。大きなお金だと決断も鈍ってしまうかもしれませんが、手軽なワンコインでの投資は心理的にも非常に気が楽になりますね。楽天証券次にネット証券大手の楽天証券に関して解説していきます。こちらもSBI証券同様にネット証券では大手です。しかも銀行や通販、プロ野球チームにサッカーのスポンサーと世界的な認知は高いですよね。楽天証券の取扱い商品(楽天証券)こちらもSBI証券と同じく150本ものファンドを取り扱っています。銀行と比べるとかなりの本数ですね。やはり何が良いのか?迷う方もいらっしゃるでしょう。いくらから始められる?同様に100円から可能です。業界を代表するだけあって、ここもSBI証券と差がありませんね。楽天証券の特徴ほぼSBI証券と遜色無いですが、サービス面で差があります。大きく言えば2つ。1つ目は、楽天スーパーポイントで積立可能になるという点です。これはお買い物等した際にポイントが付いてきますよね。このポイントを積立NISAに充てる事ができるんです。最近ではポイントも非常に大事な資産となってきましたね。決して無駄にならない様に使えるのは有難いです。2つ目は楽天銀行とマネーブリッジで紐づけた場合、普通預金の金利が0.10%になるという事です。これば証券会社、銀行を持っている楽天だからこそかもしれませんが、引落口座を楽天銀行に指定してしまえば、預金金利が大幅に上昇します。これもかなり大きいですね。この様なサービスの違いで競争しているんですね。かなりお得です!松井証券次に解説したいのは松井証券です。あまり耳馴染みの無い方もいらっしゃるかもしれませんが、株主優待で生活している「桐谷さん」という男性をご存知ですか?この桐谷さんはTVでも取り上げられるほどの有名人です。この桐谷さんがオススメな証券会社がこの松井証券ですと発言した事により一躍有名になりました。気になる積立NISAはどんなでしょう?松井証券の取扱い商品松井証券では積立NISAの取扱い商品本数146本と、こちらもかなりのボリュームを要しています。ネット証券ではその殆どが140~150本と多く、通常の銀行や、証券会社の取扱い本数とは異なる仕組みになっていますね。いくらから始められる?SBI証券、楽天証券と同様に100円から始められます。松井証券の特徴SBI証券、楽天証券と同様に、商品ラインナップは多く、またロボアドバイザーがいますので、購入に迷ったらピッタリの商品を選んでくれます。また、毎月積立だけでなく、毎日積立も出来るシステムですので、ライフスタイルに合った投資方法を選べます。つみたてNISA(積立NISA)のおすすめ銀行・証券5社の比較表つみたてNISA(積立NISA)のおすすめ口座まとめ今回は銀行とネット証券の比較で解説してきました。大きな違いで言えば銀行の方が商品少なく、投資金額1,000円から。ネット証券は商品多く、投資金額100円からといった違いです。その他手数料等はほぼ同じ(無料)ですので、それぞれのファンドにかかる信託報酬が違いになってくるでしょう。私がオススメと思うのは楽天証券ですね。サービスの違いが大きく、普通預金金利も上がりますので、利用してお得感は高いと思います。しかし、他社も競争で新たなサービスを生み出すでしょう。その都度コロコロと変える訳にはいきませんので、今回解説した特徴と、皆さんのライフスタイル、価値観に合わせて選んで下さい。
2019年03月27日2018年1月よりスタートしました積立NISAですが、世に出てから1年弱。その制度のお得さに皆さん実行したり、興味を持ったりと様々ですね。今回は、積立NISA取り扱い証券会社の中の一つである「SBI証券」にスポットを当ててメリットや使い方等、解説していきたいと思います。SBI証券の評判ってどうなの?この画面が基本になりますので、ブックマークなどしておくと良いでしょう。初心者の方へお伝えしたい使い方基本的に先程の画面から様々な情報を得る事になります。私が初心者の方にオススメする使い方はこちらです。まず「投信」の部分にカーソルを置くと上記の様な項目が出てきます。ここで赤丸してある「はじめての方へ」をクリックして下さい。次の画面に移ります。上記画面に移りましたね。この画面では赤丸で囲ってある所を読み進めて貰いたいですね。投資信託の事が非常に分かり易く説明されています。そして初心者の方が詰まる部分でもありますが、何を買ったら良いのだろう?という疑問です。前回記事では私のオススメを書きました。もちろん私のオススメだけでない他の方の意見も是非見たいという方必見です。この赤丸の中の「はじめて投信を選ぶなら?」をクリックしてみて下さい。次の画面に移ります。大変有難い事に、最近投資を始められた方が何を選択購入しているのか、ランキングされているんです。皆さんもランキング見てみたいですよね?他の方の意見も参考になるのではないでしょうか?この様な使い方をオススメしています。特に初心者の方だと分からない事だらけです。慣れてきたら、他の株、金などクリックして情報を集めてみるのも良いでしょう。積立NISAの注文方法解説!これまでは使い方を解説してきました。では実際に画面を見ながら注文方法を解説していきますね。最初のTOP画面から「投信」→「つみたてNISA」をクリックして下さい。すると次の画面に移ります。ここで購入したいファンドを選択します。ここで気をつけておきたいのは、つみたてNISAのファンドだけで150本あります。どれを選ぶべきか?迷いそうになったら、画面左側の絞り込みを活用しましょう。もうすでに買うファンドを決めている!という方はファンド名をクリックして次に進みます。ファンド名をクリックしたら次の画面です。つみたてNISA買付というボタンをクリックします。この作業はいわゆる「お買い物かごにファンドを一つ入れました」という作業です。他にも買いたいファンドがあれば同じように「お買い物かご」に入れていきましょう。次に積立金額を指定します。この画面でもお分かりの様に、「毎月」積立てるのか「毎日」なのかを決めます。そして、4つほどファンドを買い物かごに入れていますが、それぞれに積立金額を割り振ります。ここで忘れてはならないのは、積立NISAの非課税対象金額は月33,333円までという事です。この金額を超える事もできなくはないですが、非課税運用を行う事の方が遥かにメリットが大きいですので、超えない様に注意して下さい。金額の指定が完了したら、次にお買い上げ?その前に「目論見書」を確認しなければなりません。ここで目論見書を解説しておきますね。目論見書とは購入しようとしている投資信託について、投資判断に必要な重要事項を説明した書類の事。投資信託を購入する前に必ず投資家(購入者)に交付されます(SBI証券だと電子交付となります)。この、契約上必要になる書類を「確認しました」という記録を残す必要がありますので、しっかりと確認してボタンをクリックしましょう。目論見書を確認し終えたら、最終確認画面に移ります。ここでは注文に間違いが無いか、金額に相違ないかを確認する最終チェック画面になりますので、今一度確認しましょうね。以上で注文は完了となり、積立NISAがスタートします。いよいよ将来へ向けて資産形成の始まりです。SBI証券で積立NISAを行うメリット・方法まとめ今回はSBI証券にスポットを当てて使い方から注文方法を解説してきました。お金をに増えて貰う事は「今までやったことが無い」から不安が大きいと思います。しかも長期的に見ておかなければ結果は見えてきません。しかし、何かを始めなければ増える事は絶対に無い訳です。今回積立NISAという商品は国がバックアップしての取り組みでもあります。投資初心者の方でも親しみ易い構成になっていますので、今回の記事も含めてお役に立てればと思います。
2019年03月17日自動車保険に加入契約すると保険会社から発行される保険証券は、保険会社と私たちが保険契約を結んでいる証です。現在、多くの方々にとって、インターネットやスマートフォンの利用が日常生活で欠かせないツールになっている中で、自動車保険の保険証券の在り方も時代の変化で大きく変わっています。そこで本記事では、自動車保険の保険証券について、基本的なポイントから現在に即した考え方までまとめて紹介していきます。自動車保険証券とは?自動車保険証券とは、自動車保険の契約を交わした保険会社が保険契約者(保険料を支払う人)に対して交付する証書のことを言い、保険の有効期間や補償内容といった契約内容がすべて記載されている重要な書類のことを言います。通常、自動車保険証券は、契約後に保険会社から郵送されますが、現在では、保険証券を発行しないペーパーレスをご自身で選べるようになっています。ペーパーレスについては、後ほど紹介します。自動車保険の保険証券に記載されている内容自動車保険の保険証券に記載されている内容は以下の通りです。保険証券番号保険契約した自動車の情報保険期間保険契約者記名被保険者(契約した自動車をおもに運転する人)補償内容保険で補償されるための運転者の条件自動車保険等級自動車保険料自動車保険の保険証券を見ることによって、自動車保険の見直しや見積もりを効率的に行うことができるほか、ニーズに沿った補償内容になっているか確認することもできます。自動車保険の保険証券は何に必要?自動車保険の保険証券は、保険金を請求する時や先に紹介した補償内容を確認する時に必要なものになりますが、主に考えられる理由は以下の通りです。自動車保険の保険金を請求する時事故による損害が生じたことによって、保険会社へ連絡する時現在加入している補償内容を確認したり見直しする時現在加入している契約内容を変更する時保険会社への問い合わせ時は、本人確認と保険証券番号が必ず尋ねられることになります。任意保険の切り替えも保険証券が必要自動車保険は、別に任意加入の保険であることから、任意保険と呼ばれることもありますが、現在加入している自動車保険を他の保険会社に乗り換えする時も保険証券が必要です。これは、現在加入している補償内容と見直し後の補償内容や保険料を比較検討するためや見積もりを作成する際に必要になるためです。自動車保険の保険証券を紛失や破損した時の再発行手続きについて自動車保険の保険証券は、様々なシーンで必要になることがわかりましたが、万が一、保険証券を紛失や破損してしまった場合は、保険会社や保険代理店へ連絡し再発行手続きをすることができます。なお、自動車保険の証券を紛失や破損したとしても、契約加入した保険の効力が失われることはありませんので、これらの事実に気が付いた場合は、速やかに再発行手続きを行うことが望ましいでしょう。保険証券が再発行されるまでに時間がかかる自動車保険の保険証券を紛失や破損した時の再発行手続きは、保険会社や保険代理店に連絡してから保険証券が再発行されるまでに1週間から2週間程度の時間を要することになります。また、保険証券を再発行するためには、再発行に必要な再発行請求書類や本人確認書類、印鑑やその他の必要書類を準備する必要もあることを知っておく必要があります。保険証券を紛失や破損した場合で緊急に保険証券が必要な時は?保険証券を紛失や破損したことに気がつかなかった場合や手元に保険証券がない状態で緊急に保険証券が必要な時もあるかもしれません。このような場合は、契約内容を証明する証明書を保険会社で発行してくれる場合もあります。こちらは、ケース・バイ・ケースとなりますが、事情を説明した上で、どうしても保険加入の証明をする必要がある場合は、速やかに保険会社へ連絡し、対応を求めることが望ましいでしょう。自動車保険のペーパーレスとは?自動車保険のペーパーレスとは、保険会社が保険証券を発行しない形式のことを言い、保険契約者は、インターネットを通じて、ご自身が加入している保険契約の内容を確認できるものになります。自動車保険をペーパーレスにすると、保険会社は人件費や保険証券を発送する経費を削減でき、保険契約者は、500円程度の保険料割引が受けられます。つまり、ペーパーレスは、保険会社と保険契約者の双方にとってメリットがあると言えます。ペーパーレスにすると、保険証券の紛失や再発行手続きの心配はなし自動車保険の保険証券をペーパーレスにすると、保険証券の紛失や保険証券を再発行手続きするといった心配をする必要はありません。また、通常ではあまり考えられませんが、加入している自動車保険を悪用される心配もありません。ペーパーレスにした場合、加入内容を印刷し保管するのがおすすめ自動車保険の保険証券をペーパーレスにした場合、保険契約した加入内容をプリンターで印刷することが可能です。そのため、プリンターで印刷した加入内容を車検証と共に保管しておくことをおすすめします。車検証は、常に携帯しなければならないため、通常、自動車に保管されているものになりますが、自動車税の納付書と共に印刷またはコピーした保険証券を保管することで、いつでも必要な時に取り出すことができ、おすすめです。ネット型自動車保険で多い、緊急連絡用携帯カードは、財布に保管ネット型自動車保険で保険契約をすると、緊急連絡用携帯カードが郵送で送られてきたり、プリンターで印刷できる場合もあります。交通事故で事故の当事者や被害者になりますと、気が動転してパニックになってしまうことも十分考えられ、緊急連絡用携帯カードは、このような場合にとても役立つものです。相手方の救護を最優先し、速やかなに警察や保険会社へ連絡するのに緊急連絡用携帯カードを財布に保管しておくと安心でしょう。自動車保険のペーパーレスのメリットとデメリットこれまで解説した自動車保険のペーパーレスのメリットをまとめて紹介し、合わせてデメリットになると考えられるものも紹介しておきます。ペーパーレスのメリット保険証券の紛失や再発行手続きの心配をする必要がない保険料の割引が受けられるネットを通じて、加入内容をいつでも確認することができる書類が煩雑にならないペーパーレスのデメリットネットがつながらないところでは、加入内容を確認できないログインパスワードを管理しておく必要がある緊急に証券番号が必要な場合に確認する手間がかかる自動車保険をペーパーレスにするデメリットは、あらかじめ保険契約した加入内容をプリンターで印刷して保管したり、緊急連絡用携帯カードを所持していればデメリットとは言えない事項です。つまり、保管管理をしっかり行っていれば、自動車保険をペーパーレスにするデメリットはないと言えるでしょう。自動車保険の保険証券:まとめネットを活用し、スマホを携帯している人が多い現代におきましては、自動車保険をペーパーレスにすることが得策です。保険証券は、有事の際に必要なものではありますが、保険会社は、保険証券が手元に無いからといって事故対応をしないことはありません。適宜、柔軟な事故対応をすることになるため、保険証券は大切に保管しなければなりませんと前置きし、証券の有無に固執する必要はあまりないと考えて良いと思われます。
2019年03月13日iDeCo(イデコ)マネックス証券 おすすめ商品本記事では、マネックス証券でiDeCo(イデコ)を行うなら、どの商品がおすすめか?について考察します。※本記事でのおすすめ商品とは、理論上「マシな投資信託」のことです。おすすめ商品は「運用成績が市場平均よりも良い」わけでも、「ずっと運用成績が良い」わけでもありません。また、現実にも「ずっと運用成績が良い」金融商品はありません。※本記事は、個別の銘柄に言及していますが、何かしらの勧誘・斡旋・推奨を促すものではありません。合理的な投資を考察することが本旨です。投資信託:様々な金融商品が袋詰めされたような金融商品。分散投資に便利。ただし、理論上「マシでない」と考えられるモノは、全体の95~99%くらいを占める、とも言われている。市場平均:ザックリ言うと、株式市場などの市場の平均のこと。日常生活では「平均はプロが頑張れば超えられる存在」のようなイメージ。しかし、投資の世界では市場のおよそ9割はプロ(金融機関等のおりこうさん)によって占められている。よって投資の世界では「平均はプロが頑張った結果の集大成」。ゆえに「プロがいくら頑張っても連続して市場平均を上回ることはできない」となる。また、進化したAIや天才数学者が現れても、それは優れているほど「おりこうさんたち」によって模倣され、結果として「市場平均がより効率的になるだけ」と考えられる。今後も、どこまで行っても長期で見れば市場平均こそが合理的な投資対象となりうると考えられる。iDeCo(イデコ)マネックス証券 元本確保型についてマネックス証券のiDeCo(イデコ)ラインナップには、「みずほDC定期預金(1年)」がありますが、こちらは元本確保型です。イメージ的に従来の預貯金とほぼ同様です。たいていの金融機関でのiDeCo(イデコ)ラインナップにはこの元本確保型が入っています。元本確保型でも所得税控除などのメリットはありますが、ローリスクなので、ローリターンです。現状では金利が低いので、ほとんど増えません。ただ、絶対にお金を減らしたくない方にとっては重要な商品です。また、少し難しい話になりますが、金融商品の組み合わせ(ポートフォリオ)全体のリスクをコントロールする際にも重要な存在です。ローリスク・ローリターン:金融商品では、リスクとリターンはおおむね比例する、と考えられる。そのため、ある程度のリターンを望む場合は、ある程度のリスクを背負わないといけない。ちなみに、投資のリスクとは「危険」ではなく、「リターンの振れ幅(プラスもマイナスも含む)=値段の振れ幅」を意味する。投資効率の悪い場合には、期待されるリターンが低いが、コストが高く、儲かりにくい状態になっていることもある。ポートフォリオ:金融商品の組み合わせのこと。例えば、株式100%の組み合わせで組むと、(人によるが)リスクが高すぎる場合、リスク(値動きの幅)のない元本確保型の預貯金などを組み入れると、リスク(値動きの幅)のコントロールがしやすい。イメージとしては、カルピスの原液(株式)を、自分好みの飲みやすさに水(預貯金)で割るようなもの。投資というと、株式・債券・不動産などだけをイメージするが、預貯金も重要な役割を果たす。マネックス証券のiDeCo(イデコ)の投資信託ラインナップはこちらマネックス証券のiDeCo(イデコ)ラインナップは以下のようになっています(前述の元本確保型は除く)。合計で投資信託は24本ありました。かなり多いと感じます。マネックス証券iDeCo(イデコ)ラインナップの理論上おすすめ商品それでは、見極めポイントにそって理論上「マシな」投資信託を見てみましょう。ポイントは次の2つでした。信託報酬は0.5%以下(低い方がより良い)インデックス型投資信託であること重要なのは「なぜ」そうなのか?という点です。ここが分かっていませんと、何を買っても値下がりした場合に「これはダメだった。・・・損切りしよう」となります。現実問題として、どの投資信託を買っても、いつか必ず値下がり(損)します。永遠に運用成績が良い投資信託はありません。そのため、値下がりするたびに売っていては、どんどん資産が小さくなります。重要なのは「なぜ」です。長期分散投資においては、非常に重要な考え方ですので、ご興味のある方は、下記関連記事をご覧いただければ幸いです。損切り:一般的に買った金融商品が買った時の値段(参照点)より下がった場合に、これ以上損失が広がらないようにする行為。これは「投機的」な場合は、正しい行為。しかし、「長期分散投資」においては、単純に「高く買ったものを、安く売る」という損をする行為である。投資で重要なのは「安く買って、高く売る」ということ。そして、市場はランダム・ウォーカーなので、株価などの値段は誰にも読めない。統計的なデータを見ると「積み立て投資」こそが「多くの人にとって」合理的な投資方法になる、と考えられる。当然、iDeCo(イデコ)は積み立て投資が基本。上記2つのポイントで絞りますと、こうなりました。ここで重要なのは、どの資産クラスをどれだけの割合で、毎月積み立てていくか?です。ありがちなこととして、国内株式の3種類を積み立てることがあります。気持ちとしては「国内株式は安全そうだから、それを3種類にも分散(※注1)していれば、良いでしょう」という思いがあるのかもしれません。(※注1)分散:投資対象を分散することで、リスク(値動きの幅)が下がるというのが現代投資理論の重要な考え方の一つ。もちろん、インデックス型投資信託の中で国内株式に関しては十分に分散投資されています。この場合の不十分とは、資産全体で見た場合に分散が不十分、という意味合いです。しかし、同じ国内株式を買っても、それほど分散効果によるリスク低減効果がありません。日々の食事に例えると、「ご飯を盛ったお茶碗が食卓に3つ並んでいる」状態です。とてもバランスが悪いです。炭水化物ばかりで分散できていません。組み合わせを考える場合は、日々の食事のように「ごはん・おかず・味噌汁・サラダ」のように、異なるもの(資産クラス)を組み合わせることが重要です。それは、組み合わせることで、資産クラスの分散が行われ、「ちょっと良いこと」が誰にでも起こるからです。ちょっと良いこと:投資では「期待されるリターンが同じなら、リスクが低い方がより良い」と考えることが一般的。そして、分散投資の基本的な考え方として、異なる値動きの金融商品を組み合わせると、期待されるリターンは平均に落ち着くが、リスクは平均よりも小さくなる、という「ちょっと良いこと」が起こる。そのため、分散投資が大切。ここで重要なのは、「完全に値動きが異なっていなくても、少し異なっていてもいいことが起こる」ということ。例えば、同じ株式クラスでも、国内株式と外国株式に資金を分散すると「ちょっと良いこと」が起こる。資産クラスの異なるものを、自分のリスク許容度の範囲内で組み、その中で期待リターンが高い組み合わせになるように考えるのが基本筆者がiDeCo(イデコ)マネックス証券 おすすめ商品を選ぶならコレを選ぶ筆者がマネックス証券でiDeCo(イデコ)口座を開いて積み立てるなら、この組み合わせを選びます。例によりまして、組み合わせは人それぞれです。この組み合わせは執筆時点の筆者用です。最悪の場合、資産が半分以下に減ります。大切なのは、自分にあった組み合わせにして、長期間積み立てることです。悪くなるたびに「損切り」していては、資産形成は大変に難しいものになります。iDeCo(イデコ)マネックス証券 おすすめ商品 まとめiDeCo(イデコ)では、人によっては安全資産(元本確保型の預貯金タイプ)も重要iDeCo(イデコ)でも、金融商品は組み合わせることによって、お互いのリスク(値動きの幅)を下げることができるiDeCo(イデコ)口座で投資信託を選ぶ際は、組み合わせにも注意を払う今回は、マネックス証券のiDeCo(イデコ)口座での理論上のおすすめ商品を考察しました。長期分散投資では、スタートが少し遅れたくらいでは、大きな差にはなりません。時間のある時に、じっくりと考えると良いかもしれません。
2019年02月05日本記事では、iDeCo(イデコ)口座をSBI証券で開くとしたら、どれがおすすめ商品なのか?を見抜く方法について考察します。名称や本数は執筆時点の内容です。また「筆者の考える理論上のおすすめ商品」と「現在の筆者なら、この商品をこの割合で積み立てる」という運用商品の組み合わせ(ポートフォリオ)を載せています。ポートフォリオ:運用商品の組み合わせのこと。ちなみに国内・海外の株式・債券などの「資産クラス」の組み合わせはアセットアロケーションと呼ばれる。iDeCo(イデコ)SBI証券のおすすめ商品はどれ?基本的な考え方※本記事の指すおすすめ商品とは 「理論上、合理的・効率的だと考えられる投資信託」のことです。また、おすすめ商品とは「元本割れをしない投資信託」ではありません。基本的に投資信託は値動きがあります。どのような投資信託でも元本割れを起こす可能性があります。投資信託:場合によっては数千以上の株式・債券などの入っているパッケージ化されている金融商品。分散投資に適しているが、組み合わせによって、将来得られるであろう見返り(期待リターン)や想定される値動きの幅(リスク)が変化する。値動きは金融商品ごとによって異なる値動きは金融商品ごとによって異なりますし、未来がどうなるかは誰にもわかりません。株価などの金融商品の値動きはランダム・ウォーカーだと考えられるからです。ランダム・ウォーカー:何もない原っぱを酔っぱらいがフラフラと歩いている様子。株価などには法則性はなく、チャート分析(テクニカル分析)などで株価などの値動きの法則が分かるというのは迷信です。そのため、どの投資信託を買えば短期的に儲かるかなども誰にも明確には分かりません。どのような投資信託でも運用成績が良くなったり悪くなったりするおすすめ商品とは「今後も運用成績が安定している投資信託」ではありません。どのような投資信託でも運用成績が良くなったり悪くなったりするものです。悪くなるたびに売却をして、調子の良いものに乗り換えていると、常に「高く買って・安く売る」を自己実現してしまいます。こうすると、どんどん資産額が減っていきます。ヘンテコな投資になってしまいます。しかし、誰もが陥りがちです。「おすすめ商品」にとらわれ過ぎず、どのような運用が合理的なのかをしっかりと理解することも重要です。2018年のSBI証券のiDeCo(イデコ)ラインナップはこちら執筆時時点でSBI証券のHPを見ると、どうやら全部で83本の投資信託があることが確認できます。ただ、今後の法改正で、数は減ることが予想されます。あくまでも執筆時点の内容です。ろうきんという金融機関の投資信託の品ぞろえが7本に対してSBI証券は約12倍の83本という品ぞろえの豊富さですね。しかし、初心者の方には、多すぎる選択肢は「選択できなくなる・戸惑う」という「決定回避の法則」を招いてしまいがちです。個人的には、選択肢は5本程度を初期設定にすることが親切かと思います。金融商品の種類の多さは、金融機関を選ぶ際のポイントにはほとんどなり得ない。マシなモノがあるか・ないかが重要。たいてい「ある」。iDeCo(イデコ)SBI証券のおすすめ商品おすすめ商品の見分けるポイントは2つそれでは、筆者の考えるおすすめ商品はどれかを見てみましょう。見分けるポイントは2つです。信託報酬が0.5%以下であること(低い方がより良い)インデックス型投資信託であることなぜこの見分け方が重要なのか?どうして理論上はそうなるのか?についてはこちらの関連記事をご覧ください。上記ポイントをふまえた理論上のおすすめ商品それでは、上記の関連記事をふまえた見極めポイントで選びます。すると、おすすめ商品はこれらになりました。38本になりました。とても多く、まだ選ぶのに一苦労しそうです。ただ、上記が理論上のおすすめ商品だと考えられます。筆者がiDeCo(イデコ) SBI証券のおすすめ商品を選ぶならコレを選ぶそれでは、上記の中から筆者が選ぶなら、この組み合わせ(ポートフォリオ)でこの割合で積み立てる、というものを発表します。発表前にご注意この組み合わせは、現時点での筆者のリスク許容度・年齢・働き方・世界の経済情勢・金利・考え方などによるものです。つまり、筆者にとっては適切ですが、他の人にとっては不適切であることもあります。また、上記要素の変化により内容は変わります。株式の比率が高いので、金融危機時には半分、あるいはそれよりも減ることが予想されます。例えば、現在50歳の方が、この組み合わせにして、60歳時に金融危機が発生した場合、いざお金を引き出そうとした時には、ひょっとしたら、出したお金が半分以下に目減りしているかもしれない、「とても困る!」という組み合わせです。ただ、いまの筆者にはこれが適切だと考えます。著者が選ぶ、iDeCo(イデコ)SBI証券のおすすめ商品&組み合わせiDeCo(イデコ)口座でのSBI証券でのおすすめ商品まとめiDeCo(イデコ) でのおすすめ商品とは「運用成績が悪くならないもの」という意味ではない点に気を付けるおすすめの金融商品でも「高く買って、安く売る」を繰り返していては資産が目減りしていくことは避けられないSBI証券のiDeCo(イデコ)口座でのおすすめ商品は多いので、逆に迷いやすい点に注意本記事では、SBI証券の品ぞろえから理論上合理的であると考えられる「おすすめ商品」を考察しました。金融機関によっては、選択肢が豊富にありすぎてしまい逆に迷いがちです。また、マシな金融商品が多すぎると、よくある困った事態として「分散投資が重要」というのを過剰に扱いすぎて、毎月の積立対象を十数~数十種類にも分けてしまうことがあります。これは必ずしも悪いことではないのですが、結果としては「運用商品の組み合わせ(ポートフォリオ)全体で、どのくらいの見返り(期待リターン)と値動きの幅(リスク)を抱えているのか?が良く分からないことになってしまいます。投資対象である投資信託は、きちんと選べば2~4種類程度でも「数千以上の株式や債券」に分散投資ができます。また、その方が管理や期待リターン・リスク(値動きの幅)に関しても把握がしやすいです。雑な言い方をしますとバランス型投資信託なら、1種類でも(それがその人に合っているなら)良いです。シンプルさも選び方(&組み合わせ&運用)の重要なポイントかと思います。
2019年01月28日本記事では、楽天証券でiDeCo(イデコ)の運用商品を選ぶ場合、どれがおすすめ商品(理論上優れていると考えられるもの)なのかを考察します。なお、記事の数値や名称は、本記事執筆時点の内容です。また、本記事は、特定の銘柄を勧誘・斡旋・推奨するものではありません。iDeCo(イデコ) 楽天証券おすすめ商品はどれ?基本的な考え方まず、基本的なことを確認しておきましょう。iDeCo(イデコ)は「もう一つの年金」とも呼ばれます。これは、老後の資産形成のための制度です。加入するか・しないかは、個人が判断します。そして、iDeCo(イデコ)の運用商品は大きく2タイプに分かれます。基本的に元本保証の預貯金タイプ元本割れをすることのある投資信託元本割れ:買った時の値段を下回ること。いわゆる「損をする」という状態。本記事では、2の元本割れをすることのある投資信託について、どれがおすすめ商品なのか迫ります。ポイントとしては、iDeCo(イデコ)では税制優遇などの仕組みは共通ですが、取り扱っている運用商品は運用期間ごとに異なります。本記事では楽天証券の取扱商品について見てみます。ただ、基本的な考え方は共通ですので、楽天証券以外でiDeCo(イデコ)をされている方も、本記事のポイントと照らし合わせながら見ていただければ、良く分かるかと思います。投資信託:複数の金融商品(株・債券など)が袋詰めにされたような金融商品。分散投資に適している。超重要なポイント!金融市場の参加者の9割は「おりこうさん」だと考えられるさて、大変恐縮ですが、まだどれがおすすめ商品なのかには触れません。その前に知っておいていただきたいことがあるからです。それは、金融市場の参加者のおよそ9割くらいは「おりこうさん」だと考えられる、ということです。投資の初心者の方からすると「どういうこと?」と思われるでしょう。分かりやすく説明します。これはつまり「株式市場や債券市場で投資をしているのは、金融機関やその専門家たち、おりこうさんが90%近くを占めている」ということです。すなわち、「株式市場や債券市場での株式や債券の価格は、素人が適当に決めているのではなくて、賢いプロたちによって、おおよそ適正価格になっているだろう」と考えられるのです。これを格好良く言うと、効率的市場仮説と言います。が、専門用語を覚えていなくても大丈夫です。効率的市場仮説:現代投資理論(MPT)でも用いられる基本的な考え方の一つiDeCo(イデコ)はもちろん、通常の証券口座でも、どこでも、なんでも、投資をする際にはこの金融市場の参加者のおよそ9割くらいは「おりこうさん」だということがとっても大事な考え方です。おすすめ商品(理論上優れていると考えられるもの)を見抜くうえで、欠かせないポイントです。金融市場の参加者のおよそ9割くらいは「おりこうさん」だと考えられる※ご注意!どんな投資信託でも値下がりしますそして、これも重要なポイントですが「基本的に元本割れしない投資信託はありません」。確かに世の中には「元本確保型」や「損失回避型」もありますが、元本割れをしにくくしていたり、元本が割れそうなときに損切りに近いことをするだけです。また、これらの「魅力的に思える金融商品」は、コストが高く資産運用の効率が悪いのでおすすめ商品とはなり得ません。ですから、iDeCo(イデコ)とは別の税制優遇制度の「つみたてNISA(ニーサ)」には、「元本確保型」や「損失回避型」などの魅力的に思える金融商品は一切入っていません。筆者としては「現代投資理論に沿った、良い選択である」という拍手喝さいの心境です。ただ、iDeCo(イデコ)には、ちょっと理論上おすすめできない投資信託があることがあります。それでは見てみましょう。どんな投資信託を買っても、元本割れはあり得るし、運用成績は良くなったり悪くなったりするのが当たり前。iDeCo(イデコ)おすすめ商品の見抜き方楽天証券のHPによりますと、執筆時点でiDeCo(イデコ)の対象商品は全32本(内、投資信託は31本)のようです。さあ、クイズです。どれがおすすめ商品でしょうか?というと投資初心者の方は途方に暮れてしまいます。場合によっては、「名前が格好いい・ステキ」ですとか「これが良い気がする」や「(金融機関によっては)星付けやランクが良いから」という理論とまったく関係のない理由で決めてしまいかねません。ここでは、次の見極め方を参考に見ていきます。信託報酬が0.5%以下であること、かつインデックス型であること見抜き方のポイントをおさらいここで、ポイントをおさらいしますと、コストはただのマイナス要因なのでせめて0.5%以下から選ぶこと。もちろん0.5%より低ければより良いです。コスト:信託報酬などの各種経費のこと。信託報酬は毎日発生するので、低い方が良い。コストが高くても、運用成績とは「関連性がない」ので低い方が良い。そして、インデックス型投資信託であることです。インデックス型投資信託:いわゆる「市場平均」と「連動する」ことを目標とする投資信託。なぜ、インデックス型投資信託が良いの?さて、初心者の方からすると、「なぜ、コストの高さが運用成果と関連性がなく、いわゆる平均点であるインデックス型投資信託が良いことになるのか?」という疑問が浮かぶと思います。ここに、資産運用の大きな誤解があるのです。その誤解とはコストが高いと運用成績も良いはず平均点なんてプロ(金融機関)なら簡単に超えられるはずという誤解です。この誤解を解くカギこそが、最初にお話しした、金融市場の参加者のおよそ9割くらいは「おりこうさん」だと考えられるという「効率的市場仮説」なのです。専門用語をできるだけ使わず、4ステップで解説します。世界中の参加者はほぼ「おりこうさん」ばかりだから、株価などは適正価格であるだからコストをたくさんかけても、特に良いことはないし、むしろコストをかけると成績がその分悪くなる(ただし、売り手は儲かるかも・・・)みんなが「おりこうさん」なのだから、平均点こそが効率的になり、連続して平均点を超えることは理論上、むつかしいし、経験則的にもむつかしい。まれに平均点を超えることはあるが、長期では、やはり平均に勝てないさらに、おりこうさんが賢くなり、スゴイAIや新しい「勝利の方程式」のようなものが出ても、それは平均点が効率的になるだけなので、やっぱり平均点が効率的になるというものです。これがいわゆる現代投資理論の結論の一つです。現代投資理論の結論:より正確には、市場平均と安全資産(預貯金や国債)の組み合わせがベスト。つまり、投資をするならインデックス型投資信託が効率的、ということに理論上はなります。iDeCo(イデコ) 楽天証券で理論上のおすすめ商品それでは楽天証券取扱商品の中から、どれがおすすめ商品かを見ていきます。繰り返しですが、ポイントは、次の内容です。信託報酬が0.5%以下であること、かつインデックス型であることそれがこちらです。インデックス型の見極め方法は、商品説明の中に「この投資信託はインデックス型です(または何々の市場平均に連動することを目指す)」というような表記がありますので、それを探してください。10種類に絞られました。ただ、冒頭にも書きましたが、どんな投資信託でも基本的に値下がりしますし、景気によっては半値近くまで・あるいはもっと下がります。ですから、どれを選んでも損をする可能性があります。そして、大きく下がったところで売ってしまうと、どれを選んでも当然、損をします。また、大きく下がったところで、大きく上がっているモノに買い替えると、不思議(?)なことに「高く買って安く売る」という行為を自分で行うことになり、やればやるほど損をします。なぜなら、大きく上がっているモノも、やがていつか下がる可能性があるです。これではいつまでたっても、効率的に増えませんね。投資信託には良い・悪いはなく「理論上マシか・そうでないか」が判断のポイントです。金融商品の組み合わせ方法・運用はまた別の問題です。折に触れて別記事で詳しく触れていきたいと思います。筆者がiDeCo(イデコ) 楽天証券でおすすめ商品を選ぶならコレを選ぶそれでは、仮に筆者が楽天証券のラインナップの中から、iDeCo(イデコ)の運用商品を選ぶなら、どれか?を発表したいと思います。発表前にご注意ただ、組み合わせや比率は人それぞれで正解が異なります。現代投資理論でも、最適な資産の組み合わせは、その人が一番満足する・うれしい(効用を最大化する)もの、ということになっています。ですから、この組み合わせは正解でもなんでもありません。あくまでも一つの参考例です。ちなみに、金融危機時には、半分くらいまで資産が減る(大損する)組み合わせでもあります。定年間際の方がこの組み合わせにしていては、大変なことになるかもしれません。また、初心者の方がこの組み合わせにしたまま、金融危機に直面すると、慌てて売ってしまい、資産が大きく目減りしてしまうかもしれません。さらに、この組み合わせは筆者の働き方や資産額、リスク(値動きの幅)や物事の考え方、時代、経済環境によっても変わります。さらにくどいですが、何かしらの勧誘・斡旋・推奨を意図するものではありません。筆者の選ぶものと組み合わせはコレですこの組み合わせの場合、金融危機時には半分、あるいは半分より資産が減る可能性があります。iDeCo(イデコ)楽天証券のおすすめ商品まとめ楽天証券のラインナップからiDeCo(イデコ)の運用商品を10個、理論的に厳選見極めポイントは、コストとインデックス型投資信託カギは「市場参加者の9割はおりこうさん」ということ本日は、楽天証券のおすすめ商品を見ました。また、最後に筆者が選ぶなら?というテーマで組み合わせを紹介しました。筆者の組み合わせを見てお分かりのように「なぜこれが良いのか?」が「分からない」と思います。分からないと、運用も定まりません。投資で重要なのは、「どれがおすすめ?」よりも「なぜそうなのか?」ということではないかと思います。なぜコストが低い方が良いのか?なぜインデックス型投資信託が良いのか?なぜ筆者は株式ばかりを組み合わせているのか?なぜリート(不動産)や金、海外先進国が入っていないの?なぜ筆者は金融危機時に大きく目減りする組み合わせなのか?どうやって運用していくつもりなのか?また、それはなぜなのか?これをもっと知っていかないと、資産形成の効率が悪かったり(マシでなくなる)、金融危機時などにヘンテコなことをしてしまうものです。今後も、これらの「なぜ」について、少しずつ言及していきたいと思います。
2019年01月25日SBI証券は18日、「証券総合口座350万口座突破」を達成したと発表した。同社は、1999年のインターネット取引のサービス開始以来、「顧客中心主義」の経営理念のもと、「業界屈指の格安手数料で業界最高水準のサービス」の実現に努めてきたという。現在はネット証券の枠組みを超えて、法人ビジネスに注力していて、IPO引受関与率は84.5%(※1)と「証券業界トップの実績を誇っている」(SBI証券)。また、提携する金融商品仲介業者のネットワークを活用することで、リアルの営業網の拡大も推進しているとしている。※1 各社発表資料よりSBI証券集計(集計対象期間:2015年4月~12月)同社で新規に口座開設した顧客の属性を見ると、株式投資未経験者が約8割(※2)を占め、NISA制度開始から3年目を迎え、投資初心者の顧客を中心に顧客層が着実に広がっているという。※2 2015年9月~12月に口座開設した人の株式投資経験有無の割合また、年齢別では30代、40代を中心としつつも、2016年4月より取引開始となるジュニアNISAを見据えて未成年の口座開設数も増加している。性別では、女性の口座開設数も拡大しており、「年齢や性別に関わらず幅広い顧客から支持されている」(SBI証券)。さらに株式委託売買代金においても、2016年3月期 第3四半期累計(2015年4月~2015年12月)の個人株式委託売買代金における同社シェアは41.3%(※3)で、「日本国内の株式市場において存在感を示している」(同社)。※3 東証統計資料よりSBI証券集計同社は今後も「顧客中心主義」の経営理念のもと、インターネット取引における顧客基盤やSBIグループのリソース、また金融商品仲介業者の営業網やコールセンターなどインターネット以外のチャネルも最大限活用することで、ネット証券の枠に捉われない幅広い商品やサービスを提供し、「リテールNo.1証券」を目指すとしている。
2016年01月18日証券取引等監視委員会(証券監視委)は7日、東芝に対し73億7,350万円の課徴金納付命令を出すよう、金融庁へ勧告した。東芝による不適切会計問題で、有価証券報告書等の虚偽記載における法令違反が認められたもの。東芝は、一部の工事進行基準適用案件において、工事損失引当金の過少計上や売上の過大計上を行ったほか、映像事業やPC事業、半導体事業などの一部で、売上原価の過少計上、費用の過少計上などを行っていた。
2015年12月07日ヴォーカーズは9月29日、「幸せな終身雇用型企業ランキング」を発表した。今回の調査では、上場企業の有価証券報告書の「平均勤続年数」と同社が運営するクチコミサイト「Vorkers」に投稿された社員による会社評価スコアから、平均勤続年数が20年を超える企業の社員満足度を調査したものとなる。集計期間は2007年7月~2015年9月。調査の結果、「幸せな終身雇用型企業ランキング」の1位は大阪ガスで、2位に出光興産、3位に日本電気硝子が続く。今回1位にランクインした大阪ガスを筆頭に、出光興産、東邦ガス、北海道電力、関西電力、コスモ石油と、エネルギー系企業がトップ20に多くランクイン。これらの企業のクチコミでは、「安定」「福利厚生の良さ」といった言葉が多く上がっており、「福利厚生の良さ」も入社理由として多く上がっていることから、「安心して長く働ける」という視点で会社選びをしている社員が多いことがうかがえる結果となった。これまでは新規参入が難しく、市場競争があまりなかったことが、安定的に長期雇用が守られてきた背景ではないかと、ヴォーカーズは分析している。1位の大阪ガスの評価点を細かく見ると、待遇面の満足度が5点満点中4.2点と高評価で、給与に関するクチコミでも、勤続年数が長いほど給与が高くなる、安定した年功序列型であることがわかった。また、平均勤続年数は女性社員の方が男性よりも長く(女性23.0年、男性21.4年)、出産後子育てをしながらでも働き続けやすい環境が整備されていると考えられる。トップ20の内、最も平均勤続年数が長かったのは、11位にランクインしたパナソニックの22.9年。クチコミでは、「社員を大事にする」という創業者松下幸之助の経営理念が脈々と受け継がれている様子がうかがえた。また自動車メーカーからは、日産自動車(20.6年)が18位にランクイン。なお、同調査はVorkersへのレポート回答者数が5人以上ある上場企業1,270社を対象とし、有価証券報告書に記載されている平均勤続年数(2013年度)とレポート回答34,232件(クチコミ回答数246,387件)が対象データとなっている。
2015年09月30日楽天証券はこのたび、10月8日から米ドル建て債券の取扱いを開始すると発表した。これにより、同社で取扱う外貨建て債券の取扱通貨は13通貨になる。また、10月8日から12月18日の期間、米ドル建て債券の取扱いを記念し、購入時の為替スプレッドを0円にするキャンペーンと、購入金額に応じて楽天証券ポイントを最大50万ポイントプレゼントする2大キャンペーンを実施する。○トヨタモータークレジット、ザ コカ・コーラカンパニーなどの既発債のほか新発債も取扱う米ドル建て債券の取扱いを開始するあたり、トヨタモータークレジット、ザ コカ・コーラカンパニー、ウォルト・ディズニー、米国トレジャリーなどの既発債の他、新発債も取扱う予定だという。また、これまでより外貨建て債券のラインアップが増え、顧客の多様化するニーズに応え、幅広い投資機会を提供することが可能となるとしている。○10月8日以降に取り扱う外貨建て債券の取扱通貨アメリカドル/ユーロ/イギリスポンド/オーストラリアドル/カナダドル/ニュージーランドドル/中国人民元/ロシアルーブル/メキシコペソ/インドルピー/南アフリカランド/トルコリラ/ブラジルレアル楽天証券は引き続き、顧客のニーズに即したサービスや商品を提供することで、さらなる顧客基盤の拡大を図っていくとしている。○キャンペーンの概要期間:10月8日(木)約定分~12月18日(金)約定分キャンペーン内容(1):対象は円貨から米ドル建て債券を買い付けた顧客(法人も含む)、特典は米ドル建て債券購入時の為替スプレッドを無料にするキャンペーン内容(2):対象は米ドル建て債券を買い付けた顧客(法人は含まない)、特典は買付額面1,000ドルにつき、楽天スーパーポイントへ交換可能な楽天証券ポイントを100ポイント、最大で50万ポイントをプレゼント、ポイント付与時期は2016年1月末予定楽天証券ポイントは、楽天スーパーポイントへ1:1の割合で交換できる。交換する際は、あらかじめ楽天市場会員への登録が必要。
2015年09月24日SBI証券は15日、既存のFXスマートフォンアプリである「HYPER FX アプリ」をリニューアルし、提供を開始した。○入金から取引までを1つのアプリに集約現在提供中の「HYPER FX アプリ」は、3月のリニューアル以降多くの顧客から好評を得たが、「アプリひとつで取引したい」、「アプリでもWEBサイトと同様の取引をしたい」などの顧客の要望に応えるため、入金から取引までを1つのアプリに集約し、さらに2画面表示機能を追加することで、チャートを確認しながらスピード注文を行うなどWEBサイトと同様の取引ができる仕様に変更した。なお、スマートフォンアプリで2画面表示機能を提供するのは、SBI証券が主要ネット証券初(SBI証券、楽天証券、カブドットコム証券、マネックス証券、松井証券)だという。SBI証券では今後も、「操作性」×「スピード」=「HYPERアプリ」をテーマに、「HYPER FX アプリ」のさらなる拡充を予定している。また、今後もさまざまな取引チャネルにおいて、「業界屈指の格安手数料で業界最高水準のサービス」を提供するべくさらなる改善を実施し、顧客へより良い投資環境の提供に努めていくとしている○FXスマートフォンアプリリニューアルの主な特徴2画面表示機能→投資スタイルに合わせて画面を選択可能16種類の画面メニューから好きな2画面の同時表示を実現することで、一人ひとりの投資スタイルに合わせ、さらに快適に利用できる。一部画面の小さい端末では利用できない振替入金機能→アプリの利便性アップ外出先や移動中などでもスムーズな入金手続きが可能になり、さらに便利に活用できる。チャート横画面のスピード注文機能→横画面でチャートを見ながらトレードが可能にWEB取引サイトのディーリング注文と同等の機能をチャート上に表示することにより、取引タイミングを逃さず発注できる。画面デザイン刷新→色合い変更により視認性アップ「全員が見やすい」をコンセプトに、視認性の高い色合いを取り入れ、画面デザインを改善。「見えにくい」というストレスを軽減し、快適に取引できる。
2015年09月17日日立製作所は9月4日、野村証券の本社・営業店の約1万5000人が利用する仮想デスクトップ環境(Virtual Desktop Infrastructure:VDI)のシステム基盤を構築し、本社・全営業店で稼働を開始したと発表した。同システム基盤は、2014年度に順次導入が進められていた。システム基盤には、日立アドバンストサーバ「HA8000」約300台と、ユニファイドストレージ オールフラッシュモデル「Hitachi Unified Storage VM all flash9台など採用。サーバOSには日本マイクロソフトのMicrosoft Windows Server 2012 R2を採用し、同OSに搭載されている仮想化機能「Hyper-V 」などを活用してクライアントOSが動作するVDIを構築した。野村証券では、情報漏洩を防止するため、外部ネットワークから遮断された企業内ネットワーク接続用環境と、社外とのメールの送受信やWeb利用などを行うインターネット接続用環境を分離してきたが、2つの環境を1つのPC内で動作させていたためPCへの負荷が大きく、応答速度の改善が課題となっていた。今回、インターネット接続用環境をVDIへ移行してデータセンターで統合管理することで、PCの負荷を軽減して操作性を向上するとともに、ユーザープロファイルディスク機能などの活用により、インターネット接続用環境へのログインに要する時間を従来の数分から数十秒へ短縮したという。また、基盤のOS領域に重複除去機能を採用し、Windows 7のシステムファイルなど、各ユーザーのVDIで共通して保存されるデータを共有することでディスクの利用効率を向上しているほか、ユーザーグループごとに独立した構成を採用し、障害発生時の影響を最小化するなど、業務継続性も強化している。
2015年09月04日トライアックスは8月28日、大手ネット証券のマネックス証券に、プライベートDMP内蔵の国産マーケティングオートメーションツール「SATORI」を8月1日より導入したと発表した。同ツールは、プライベートDMPが内蔵された国産のマーケティングオートメーションツールで、行動データ、CRMデータなどのさまざまなデータを統合し、そのデータを活用したマーケティング施策の実行を可能にするもの。2015年度にサービスリリースされてから、BtoBやBtoC問わず、数多くの企業が導入・活用しているという。マネックス証券では、実施する会場型セミナー、オンラインセミナー、メールマガジンなどの個人投資家向け情報発信において、個人投資家の属性や興味関心に基づいた情報提供を行っていくにあたり、それらのデータを蓄積、分析、活用できるプラットフォームとして、「SATORI」を導入した。活用の第一弾として、個人投資家向け会場型セミナーの効果計測を実施。これまで会場型セミナー参加者への情報提供は、画一的なものとなっていたが、ツールを導入することにより、会場型セミナー参加者のオンラインの行動から、興味関心にあわせた情報提供を実現する。また、マーケティングオートメーションツールは、通常、個人情報をクラウド上で管理する必要があり、金融機関では、情報セキュリティの関係上、導入を断念するケースが多い。一方、同ツールでは、ハッシュ化されたIDによって連携することにより、個人情報をクラウド上で管理しなくとも、マーケティング施策の実行が可能となるため、金融機関への迅速な導入が実現した。
2015年08月31日みずほ証券は24日、みずほ銀行の銀行代理業を国内全支店にて開始した。○みずほ証券の顧客にみずほ銀行の普通預金・定期預金の口座開設などを案内できる〈みずほ〉は、顧客のあらゆる金融ニーズにグループ一体で応えることができるよう「銀行・信託・証券」の一体戦略を推進しているという。みずほ証券では、みずほ銀行からの証券ニーズを有する顧客の紹介や金融商品仲介業務による「銀行から証券」の連携とともに、みずほ証券の顧客に、みずほ銀行やみずほ信託銀行のサービスを利用してもらう「証券から銀行・信託」の連携もより積極的に推進していくとしている。このたびこの取り組みを飛躍的に拡大する施策として、みずほ証券の国内全支店および一部本社営業部署で銀行代理業の取り扱いを開始した。全店規模での同取り組みは、メガバンクグループでは初めてだという。今後は、みずほ証券の顧客に、みずほ銀行の普通預金・定期預金の口座開設などを案内できるとともに、みずほ銀行とみずほ証券双方で取引する顧客へのグループ一体でのサービス提供を、より一層進めていくとしている。〈みずほ〉は、「銀行・信託・証券」の一体戦略を一段と進化させ、多様化・高度化する顧客のニーズに応えていくとしている。○銀行代理業の概要取扱開始日:8月24日取扱業務:(1)預金の受入れを内容とする契約の締結の媒介、(2)為替取引を内容とする契約の締結の媒介、(3)上記(1)(2)に付随する業務取扱店舗:みずほ証券国内全支店および一部本社営業部署
2015年08月25日大和証券グループはこのたび、アジア・太平洋地域における水関連事業に活用するためにアジア開発銀行(以下ADB)が8月26日に発行する「ウォーター・ボンド」の販売を行うと発表した。○アジア・太平洋地域における水関連事業を支援できるADBでは、統合的な水資源管理に向けたビジョンを「WaterforAll(すべての人々に水を)」として政策にとりまとめ、また、水問題に対処するための資金需要が国際的に高まっていることを受けて、「ウォーター・ファイナンシング・プログラム(水融資プログラム)」を策定している。2006年以降の9年間で、「ウォーター・ファイナンシング・プログラム」は、安全な飲み水・衛生施設の改善、灌漑・排水の効率化と生産性向上、洪水リスクの軽減など、高い成果をあげたという。2015年から2017年にかけて、ADBの水関連事業への新規投融資総額は90億米ドル程度と見込まれているとしている。ADBは2010年4月、初のウォーター・ボンドを日本の投資家を対象に発行し、6億3,800万米ドル相当を調達。ADBはこれまでに、総額14億米ドルを超えるウォーター・ボンドを発行しているという。このたびの起債にあたっては、大和証券株が売出しを行い、日本の個人投資家および法人投資家に販売する。ADBでは、同債券発行による資金調達額と少なくとも同額を、アジア・太平洋地域の加盟途上国における水関連事業に拠出する予定だ。なお、当該目的に調達資金と同額を全額充当できない場合は、ADBは残額をADB協定に則った通常の業務へ活用予定としている。水に関する問題は多様な側面を持っており、経済成長の大きな阻害要因にもなっているという。日本の投資家は、ADBが発行するウォーター・ボンドへの投資を通じて、アジア・太平洋地域における水関連事業を支援することが可能となり、ひいては貧困削減に貢献できるという。大和証券グループでは、社会的課題を投資により解決することを目指すインパクト・インベストメントを積極的に手掛けており、ウォーター・ボンドの販売はその取組みのひとつとしている。
2015年08月11日カブドットコム証券はこのたび、「JPX日経インデックス400」(以下JPX日経400)の構成銘柄に採用されたと発表した。またこれを記念して、「JPX日経400採用記念!JPX日経400 上場商品キャッシュバックキャンペーン」を開始するとしている。○「JPX日経400」への採用とカブドットコム証券の経営目標、株主還元方針について「JPX日経400」とは、日本経済新聞社、日本取引所グループおよび東京証券取引所の3社が共同で開発、運営する株価指数であり、「資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした、『投資者にとって投資魅力の高い会社』で構成される」(日本取引所グループHPより)ものだという。カブドットコム証券は上場以来、業界に先駆けてROEを経営目標に掲げてきたという。企業価値最大化のためには、自己資本に対する利益率の向上と積極的な株主還元がその基盤になると考えており、利益率については「ROE20%以上」を経営目標としているという。また株主還元については、業容に応じた強固な財務基盤と将来の事業拡大に必要な内部留保を確保した上で、配当と自社株買いを合わせた「総還元性向」を重視しており、配当の実施方針を「配当性向30%かつDOE4%」を下限とするとともに、自己株式の取得については、同社株式の市場価格、流動性、個人株主数などの状況を総合的に勘案し機動的に実施していく方針としているという。カブドットコム証券は、厳しいサービス競争の中で手数料等の引き下げを段階的におこないつつ、3月第4週には創業以降初めて株式シェアが11%(週次ベース)を超え、さらに当第1四半期の税引前利益は40億円となり四半期ベースで過去最高を達成したという。また6月には、前年から5円増配となる1株あたり23円の配当を実施し、さらに約22億円の自己株式の取得を実施。このように、同社は利益を向上させるのみならず、顧客・株主への還元も積極的に実施しているとしている。このたびの「JPX日経400」への採用は、同社の経営方針に基づいたこれまでの施策が結実した結果であると考えており、大変喜ばしく感じているという。カブドットコム証券は今後も顧客・投資家の期待に応え、更なる企業価値の向上に努めていくとしている。○「JPX日経400採用記念!JPX日経400 上場商品キャッシュバックキャンペーン」の概要カブドットコム証券の株式の「JPX日経400」構成銘柄への採用を記念し、9月1日から9月30日まで、「JPX日経400採用記念!JPX日経400 上場商品キャッシュバックキャンペーン」を実施する。内容:以下のJPX日経400関連の上場商品について、期間中に約定した手数料(税込)を全額キャッシュバックする(1)ETF(上場投資信託)(現物取引および信用取引):「NEXT FUNDS JPX日経400インデックス400連動型上場投信」(銘柄コード1591)、「上場インデックスファンドJPX日経インデックス400」(銘柄コード1592)、「ダイワ上場投信-JPX日経400」(銘柄コード1599)、「i シェアーズ JPX 日経400ETF」(銘柄コード1364)。「MAXIS JPX日経インデックス400上場投信」(銘柄コード1593)は手数料無料となる「フリーETF」の採用銘柄であり、同キャンペーンの対象外(2)先物:「JPX日経インデックス400先物」
2015年08月11日楽天証券はこのたび、株式投資信託の取扱い銘柄数が7月31日時点で2,007銘柄、うち販売手数料なしのノーロード投信は604銘柄となり、とりわけノーロード投信の取扱い銘柄数は日本一(7月31日時点における日本の全ての証券会社との比較において、同社調べ)となったという。楽天証券ではこれを記念し、8月3日から8月31日の期間、買付手数料を全額キャッシュバックするキャンペーンを開始した。○投資信託の買付手数料を全額キャッシュバック8月3日から8月31日のキャンペーン期間中、楽天証券で投資信託(ブルベア型の投資信託、NISAでの買付けを除く)をはじめて購入する人を対象に買付手数料を全額キャッシュバックする。すでに投資信託の積立をおこなっている人も、金額指定、口数指定で初めての購入であれば対象になるという。楽天証券では、顧客に低コストでの資産運用商品を提供すべく、投資信託においてはノーロード投信の拡充を積極的に進めてきたという。また、投信信託に対する理解や銘柄の選択をサポートするため、継続的に投資信託サイトのリニューアルを行っているほか、資産管理画面の強化に取り組んでいるとしている。さらに、2015年7月には独自のファンドスコアを導入し、銘柄同士の比較やより高パフォーマンスの銘柄を選ぶことができるよう改善した。引き続き、顧客のニーズにあわせたサービスや商品を提供することで、さらなる顧客基盤の拡大を図っていくとしている。○キャンペーンの概要期間:8月3日(月)~8月31日(月)約定分対象者:初めて投資信託を金額指定、口座指定で購入する人内容:上記期間中に約定した、投資信託の手数料を全額キャッシュバックキャッシュバック時期:9月下旬予定
2015年08月04日楽天証券はこのたび、8月上旬にiPhone向け株アプリ「iSPEED」の国内株式版において、「Touch ID」を活用した指紋認証によるログイン機能を導入することを発表した。また、先物・OP、FX版の「iSPEED」や、iPad向け「iSPEED」にも順次対応していくとしている。「iSPEED」は、移動中や外出先でも快適に取引できるよう、スマートフォンやタブレット端末に特化したトレーディングアプリケーションで、国内株式やFX、先物・OPの取引はもちろん、チャート、四季報を含めた豊富なニュースをリアルタイムで閲覧できるという。楽天証券では、国内株式で38.3%、先物・オプションで56.1%、FXで66.1%の顧客がすでにスマートフォンから注文するなど、スマートフォン経由の注文が増加しているという。このたびの指紋認証機能の導入により、「iSPEED」の起動時に指紋認証によるロック解除が利用できる。さらに、自動ログイン設定を組み合わせれば、iPhoneに登録済みの指紋を「Touch ID」で認証するだけで、ログインが可能となり、正確かつスピーディに本人認証ができ、より安全に利用することが可能になるとしている。今後も継続的に「iSPEED」の機能追加・改善を行い、投資家の利便性向上に努めていくとしている。
2015年07月30日SBIホールディングスおよびSBI証券は27日、証券会社向けシステム開発会社「SBI BITS(エスビーアイ ビッツ)」を設立し、8月から営業開始すると発表した。○システム関連業務の内製化を推進現在SBI証券では、インターネット証券の経営において非常に重要である、システム開発・運用・保守などのシステム関連業務について、複数の会社に業務委託を行っているという。このたびのシステム開発会社の設立により、SBIグループ内でのシステム関連業務の内製化を推進し、SBI証券におけるシステムコストの更なる削減およびサービスレベルの一層の向上、グループ内へのシステム関連ノウハウの集約を目指すとしている。SBI BITSは、当初数十名規模で営業開始するが、優秀なエンジニアを積極的に採用し、SBI証券からの受注規模を順次拡大していくという。また、将来的にはSBI BITSはSBIグループの海外証券事業や銀行・保険事業など、SBI証券以外のシステム開発を手掛け、システム関連業務のグループ内製化率の向上を図るとともに、インターネット証券最大手のSBI証券におけるシステム開発実績をもとに、グループ外からの受注による成長も目指していくとしている。○新会社の概要名称:SBI BITS(エスビーアイ ビッツ)所在地:東京都港区六本木3丁目1番1号 六本木 ティーキューブ20階代表者の役職・氏名:代表取締役会長 北尾吉孝氏、代表取締役社長 チャン・ソク・チョン氏事業内容:情報通信機器およびコンピュータソフトウェアの設計、開発、運用、販売、保守管理、監査およびリース業務など設立年月日:7月21日営業開始日:8月1日資本金:100百万円出資比率:SBIホールディングス 50%、SBI証券 50%
2015年07月28日マネックス証券は17日、業界で初めてという(7月16日現在、マネックス証券調べ。証券業界とは、外資系証券会社を除く国内の証券会社を示す)「ビットコインプレゼントキャンペーン」を開始した。同キャンペーンの実施にあたり、bitFlyerはビットコインの受渡を可能とする「adFlyer」サービスの提供開始も、あわせて発表した。○ビットコインはインターネットで流通している仮想通貨マネックス証券は、資産設計アドバイスツール「MONEX VISION β」など、未来におけるお金との付き合い方をデザインすることを目的として独自に開発・運営している「MONEX LAB TOOLS」を無料で提供している。このたび、より多くの人に「MONEX LAB TOOLS」を知ってもらうため、近年「次世代の通貨」として関心が高まっている仮想通貨ビットコインを抽選でプレゼントする「ビットコインプレゼントキャンペーン」を開始した。同キャンペーンは、マネックス証券に口座を持っていない人でも応募できる。ビットコインはインターネットで流通している仮想通貨。特定の紙幣や硬貨を持たず、オンライン上で直接、個人や店舗への送金や決済が可能なため送金手数料が無料もしくは比較的安価で利用できることが特徴のひとつだという。○キャンペーン概要期間:7月17日(金)~8月21日(金)内容:期間中にマネックス証券のウェブサイト上で同キャンペーンにエントリーし、クイズに正解した人の中から抽選で50名に、1万円相当(適用価格は当選者に配るクーポンを経由してbitFlyerアカウントにログインした際のbitFlyerが提示する価格(仲値)となる)のビットコインをプレゼントするbitFlyerは、ビットコイン販売所・取引所を運営するほか、ビットコイン送金やEC決済、ポイントとビットコインの交換など、安全で便利なビットコイン取引環境を創造するための各種サービスを提供しているという。このたび開発した「adFlyer」サービスにより、利用企業はビットコインを保有することなく、キャンペーンや販促などを目的としてビットコインを配布することが可能となるとしている。bitFlyerアカウントを持っていない人は、アカウント作成が必要。bitFlyerアカウントの作成は、メールアドレスの登録またはFacebook連携、Yahoo! ID連携などで可能。
2015年07月21日楽天証券はこのたび、7月4日(予定)から、投資信託(投信)のサイトにて、楽天証券独自の投信評価スコア(ファンドスコア)を導入すると発表した。ファンドスコアとは、各投信銘柄をカテゴリー別に分類し、運用の実績や安定性などの評価項目ごとに点数やレーティングを算出して相対的な位置付けを表したもの。投資家が個々の投資スタイル・目的に合ったファンドを選ぶ際の判断材料になるという。従来のファンドスコアは海外の評価基準を元に作成されているものが多く、日本特有の投信属性などが考慮されていない面があり、そのため「関心のある投信を探せない」といった、カテゴリー分類が必ずしも適切とは言えない状況になっていたという。また、評価項目が複数あることによって、個人投資家が総合的な評価をしづらくなり、その結果として「どのファンドを選べば良いのか分からない」といった課題があったとしている。こうした課題に対し、楽天証券独自のファンドスコアでは、カテゴリー分類を通貨選択型や投資地域、国内外のREITなど、国内投信の属性を反映しつつ、個人投資家の関心が高い分類区分に見直すことで、顧客のニーズにあった銘柄を検索しやすくなったという。また、評価項目を運用実績に絞り、かつ厳しい定量的な評価スコアを付与することで、銘柄同士の比較が容易になり、より好パフォーマンスな投信銘柄を選ぶことが可能になったとしている。また、同ファンドスコアの導入にあたり、有識者による諮問委員会を設置。楽天証券社外からのモニタリングを通じ、同ファンドスコアの評価プロセスと運用に対する透明性や客観性の確保と、個人投資家向け情報提供の向上を図っていくとしている。その他、同ファンドスコアの導入に併せて、投信サイト自体も大幅にリニューアルするという。具体的には、投資信託銘柄の詳細画面で、基準価額や純資産額などのファンドの基本情報をはじめ、取引手数料や運用管理費用などのコストをシンプルに集約し、分かりやすく表示させるほか、ファンドスコアのみならず、表示設定の自由度を高めたチャート機能など、「お客様の投信銘柄に対する理解と選択を徹底的にサポートする」ことに主眼においた改修を行うとしている。楽天証券は引続き、顧客のニーズに即したサービスや商品を提供することで、さらなる顧客基盤の拡大を図っていくとしている。○楽天証券独自のファンドスコアについて「より効率的な運用実績を残してきた投資信託」を厳選するための定量的指標投資信託を選ぶ際の観点としては、運用実績、運用コスト、純資産の規模や資金流出入、運用プロセスや運用体制といった定性面など、様々な要因があるが、これらの要因は全て中長期的な運用実績に現れるという。このことから、楽天証券では運用実績にフォーカスした評価を行うとしている。楽天証券ファンドスコアは、「同じ分類に属するファンドと比較して、より効率の高い運用を行ってきたファンド」を絞り込むための指標だという。楽天証券ファンドスコアは、「分類平均に対する超過収益率」と「分類平均に対する下方偏差」をもとに「楽天証券ファンドスコア値」を算出し、この数値を5段階(☆☆☆☆☆~☆)で定量的に相対評価した。楽天証券ファンドスコアの付与楽天証券ファンドスコアの付与にあたっては、同一分類に属するファンドの楽天証券ファンドスコア値を上位から並べ、その順位を下表の範囲に応じて5段階で相対評価。WEBサイト上では、計算期間1年、3年、5年、10年の推移を公表している。○リニューアル後の投資信託のファンド詳細画面特徴投資信託の主要情報を上部に分かりやすく表示/「楽天証券分類」、「基準価額」、「純資産額」に加え、毎月分配金ファンドなどの検索時に便利な直近分配金実績も表示する。また、買付手数料や実質運用管理費用を表示。取引にかかるコストを確認できる大きく、多機能になったチャート/基準価額チャートにカーソルをあわせると、時系列での価額情報が表示される。また、最下段の「D」にカーソルをあわせると、分配金情報が表示される
2015年06月24日カブドットコム証券はこのたび、6月22日および6月29日より、三菱UFJ投信、三井住友アセットマネジメントおよびJPモルガン・アセット・マネジメントが運用するファンド28本の取扱いを開始すると発表した。三菱UFJ投信が設定する「eMAXISプラスコモディティインデックス」は、ブルームバーグ商品指数トータルリターン(円換算ベース)に概ね連動する成果を目指すインデックスファンド。eMAXISシリーズにおいては、国内外の株式・債券・リートにコモディティが加わり、全15資産クラスと多様な投資スタイルに合わせたポートフォリオ構築が目指せるという。これにより、同社の取扱う投資信託は655本(うちノーロードファンドは324本)となる。今後も顧客の多様な投資ニーズに対応できるよう、投資信託の取扱いを拡大していくとしている。○eMAXIS初の資産クラスであるコモディティインデックス(6月29日取扱開始)eMAXIS:国内のみならず新興国も含めた海外の多様な資産へのアクセスをラインアップ
2015年06月16日楽天証券は5月29日、中華人民共和国香港特別行政区(以下香港)でFX事業を行うFXCM Asia Limited(以下FXCM Hong Kon)の発行済株式の100%を取得することを決定したと発表した。なお株式の取得は香港当局(香港証券先物取引委員会)による承認後となる。このたびの香港におけるFX事業の取得は、楽天証券による初の海外進出案件になるとしている。FXCM Hong Kongはニューヨーク証券取引所に上場するFXCMの子会社で、2002年の創業以来、香港におけるFX事業のリーディングカンパニーとして、同地域における優良な顧客基盤を有しているという。楽天証券では、4月にFXCMジャパン証券を子会社化(8月1日合併予定)するなど、FX事業基盤のさらなる拡大を目指しているという。このたび楽天証券として初めて、海外でのFX事業に進出を行うことで、より一層の事業拡大ができるものと判断しているという。楽天証券は、2003年よりFXサービスを提供している。2013年1月にはFXサービス内容を一新し、スプレッド0.3銭(米ドル/円)と業界最狭水準での提供や高性能のFXトレーディングアプリ「MARKETSPEEDFX」、スマートフォン専用FXトレーディングツール「iSPEEDFX」の提供など、顧客の利便性が高いFXサービスを展開しており、国内店頭FX業界における取引順位は第5位に位置しているという。今後もFX事業を証券事業におけるコアビジネスのひとつとして位置付け、更なる取引ボリュームの拡大を目指していくとしている。
2015年06月01日岡三オンライン証券は25日、同社店頭FX「岡三アクティブFX」において、テクニカル分析ツール「先読みチャート」の提供を開始した。「先読みチャート」は、相場の値動きから高度なテクニカル分析を自動的に行い、専門的な知識のない人にもわかりやすく結果を表示するテクニカル分析ツールだという。店頭FX「岡三アクティブFX」口座を持っている顧客であれば、だれでも無料で利用できるとしている。○主な機能と特長「先読みチャート」過去2,000本のチャートデータの中から、現在の値動きと同じような形状を自動的に見つけ出し、一致率の高い3つを瞬時に予測チャートとして表示する。未来の値動きが予測できるので、今後の相場のトレンドを見極めるのに役立つ。また、7種類のテクニカル指標から通貨ペア・足種別の売買サインを総合的に判断しランキング形式で表示する「売買サインパネル」もう一つの機能である「売買サインパネル」では、複数のテクニカル指標を使用して通貨ペア・足種ごとに分析を行い、その結果を売買サインとして一覧で表示する。総合判断では、現在発生している売買サインを点数化して「売」「買」の強さを表示する。これにより、「売」「買」の傾向が把握でき、新規に取引する通貨ペアの選択だけでなく、保有しているポジションの決済タイミングを判断するのにも役立つスマートフォン(iPhone・Android)アプリ、6月中旬リリース予定パソコンだけでなく、専用のスマートフォンアプリでも利用できる。スマートフォンアプリでは、パソコンと同様に「先読みチャート」「売買サインパネル」が利用できるのはもちろん、「プッシュ通知機能」を搭載しているので、いつでも、どこでも売買タイミングをリアルタイムに受け取ることが可能岡三オンライン証券は、今後とも価値あるサービスの提供に努めていくとしている。
2015年05月27日カブドットコム証券はこのたび、6月1日より未成年の顧客の証券総合口座の申込受付を開始すると発表した。このたびの未成年証券総合口座の受付開始に伴い、未成年の顧客もカブドットコム証券での株式取引や各種投資ツール・サービスなどを利用できるようになる。若年層の資産形成や投資未経験者への投資家のすそ野拡大にむけて、2014年よりNISA(少額投資非課税制度)が開始したが、2016年より新たにジュニアNISA(少額投資非課税制度)が開始される。NISAの制度拡充により、親子での投資教育、孫の大学進学資金の準備などのため、未成年証券総合口座とあわせてジュニアNISAを活用できるという。カブドットコム証券は、充実した投資ツールのほか、単元未満株式の積立ができるプチ株など資産形成に便利なサービスを提供しているという。今後も、カブドットコム証券は「顧客投資成績重視の経営」を経営理念に、顧客へのサービスおよび商品の拡充を図っていくとしている。○未成年証券総合口座の概要対象者:未婚の20歳未満で国内に居住する顧客取引商品:現物株式(ETF、REITなど含む)、プチ株(単元未満株)、投資信託(一部商品を除く)、外貨建MMF、債券口座維持手数料:無料取引手数料:一般の証券総合口座の手数料に準ずる取引チャネル:WEB(PC、スマートフォン、携帯電話)、kabuステーション、アプリ、自動音声応答(IVR)、お客様サポートセンター未成年証券総合口座は、一般成人の証券総合口座と異なり、一部取引ができない商品がある。未成年証券総合口座の開設には、事前に未成年の親権者などとなる一般成人の証券総合口座が必要になる。○未成年口座はじめての投資キャッシュバック・キャンペーン対象者:期間中に未成年証券総合口座を開設した顧客期間:6月1日(月)から8月31日(月)まで。期間は全て約定日にて判定内容:未成年口座において、初めて取引(有償)した株式(ETF・REIT、プチ株などを含む)または公募株式投資信託の買付手数料(税込)をキャッシュバックする。同一営業日に複数の約定注文(一部出来も含む)があった場合、最も手数料が高いものを適用。対象の取引手数料を9月末までに顧客の証券口座にキャッシュバックする。顧客の証券口座毎にキャッシュバック金額は最大10万円が上限
2015年05月26日楽天証券は5月20日、同社会員向けのトークイベント『Macで株のトレーディングができる・広がる! ~国内初のMac対応株取引 MARKETSPEED for Macセミナー~』を開催した。同社が2月にリリースした国内初のMac対応株式トレーディングツール『MARKETSPEED for Mac Ver2』(以下、MARKETSPEED)の基本的な特徴や、証券アナリストが投資分析情報を盛り込みながら活用ポイントを紹介する内容で、会場は100名を超える参加者で満席となった。参加者は30~40代が中心。半数近くがすでにMARKETSPEEDの利用者だという。○全てのApple製デバイスに対応する楽天証券セミナーではまず、MARKETSPEEDのプロデュースを行う同社カスタマーエクスペリエンス部 川合恵太氏が壇上に立ち、サービスの説明を行った。MARKETSPEEDはもともとWindows版が提供されていたが、新たにMac版を開発するにあたってUIを一新。それぞれの情報を個々のウィンドウに表示していたものを、一画面で表示するオールインワンのレイアウトを設計した。2月にリリースされたVersion 2では、メインウィンドウの中に注文ウィンドウを実装。さらに、お気に入り銘柄を登録・一覧できる『マイボード』機能では、登録内容がモバイルアプリアプリ『iSPEED』とクラウド連携されるようになった。また、iOSアプリのアップデートでApple Watchにも対応。リアルタイム株価閲覧や、株価到達アラート、ニュース通知が利用できる。川合氏は、ここまでApple製品に対応しているのは楽天証券のみであり「こうしたプロダクトができたのは皆様のリクエストのおかげ。アプリはどんどん成長させていきたいと思っている」と来場者に感謝を述べた。○Mac OSの機能が使いこなしのポイント続いて、アプリやサービスの企画・開発を行うジョン・サンイク氏が、実際にMARKETSPEEDの画面を使ったデモと機能のTips紹介を行った。まず、Mac App StoreからMARKETSPEEDをダウンロードする方法から、LaunchpadやDockからの起動、メインウィンドウの見方から詳細情報の表示といった基本的な使い方を実演。また、Mac OSのマルチデスクトップ機能を活用した多数のウィンドウの効率的な切り替えや、アプリケーションエクスポゼ機能で複数の銘柄チャートウィンドウを瞬時に一覧する方法といったTipsもを紹介。こうした機能をより使いやすくするためのジェスチャ操作の設定方法も披露された。同社がMac版のトレーディングツールを開発した理由は、国内Macユーザーのシェア増加や、Mac App Store経由の配布・アップデート、Macの優れたグラフィック性能といった利点に加え、同社社長の楠氏や川合氏、サンイク氏らがMac好きだったことにあるというだけに、Macらしい使い勝手がふんだんに盛り込まれているのが特徴だ。○アナリストが教える使いこなしのコツ最後に、同社経済研究所シニア・マーケットアナリストである土信田雅之氏が登壇し、アナリスト視点から見たMARKETSPEEDの活用ポイントを紹介した。土信田氏はMARKETSPEEDのメイン画面を示し、画面に触れなくても効率的に情報を分析できることをコンセプトに「もともとの画面が思考回路にそったつくりになっている」と説明した。その上で、土信田氏が実際に使っている設定をいくつか紹介した。例えば、メイン画面では表示させる株式指数の種類や順番を変更したり、チャート表示は「1分足の2日」に設定。下段のニュースでは1日に数回配信される「株式マーケットアイ」を要チェック、といった内容だ。また、「マイボード」には「今日の注目銘柄」ボードを作っておき、ニュースのページから「日経テレコン」の「株価材料先取り」「今日の株価材料」に出た銘柄を登録するといったアクティブな活用法や、値動きの中心線がわかりやすいという「平均足」チャートの見方を説明するなど、日々の運用に役立つ具体的なアドバイスも紹介された。トークの合間には会場に設置されたタッチ&トライスペースで、ユーザーが実際の画面に触れて機能を確認したり、スタッフが操作方法について個々の質問に対応していた。iPadやMacを持って参加しているユーザーも多く、熱気のあるイベントとなった。
2015年05月23日楽天証券はこのたび、「楽天証券サービス開始16周年記念投資セミナー」を、東京(7月11日)と大阪(7月18日)の2カ所にて開催すると発表した。豪華著名講師陣による講演に加え、スペシャルゲストとして、東北楽天ゴールデンイーグルスの前監督であり、現シニアアドバイザーの星野仙一氏を迎えるという。さらに、親子で参加でき、子供にも楽しくお金の知識を身につけることができるゲームイベントも用意しているという。会場内では、株式や投資信託、FXなどのブースを展示し、ミニセミナーなどを企画しているほか、2014年11月にリリースした株トレーディンツール「MARKETSPEED for Mac」やApple Watchに対応した株アプリケーション「iSPEED」のタッチ&トライコーナーも用意しており、顧客に「見て、聞いて、触れる」投資体験を味わってもらえるセミナーを提供するとしている。また、楽天証券では2015年7月から未成年口座の開設申し込みを開始する予定であるほか、2016年4月からはジュニアNISAも始まり、今後は親子でお金について考える機会が増えていくことが見込まれているという。そこで、新たな試みとして親子参加型の「おこづかいゲーム大会」を開催し、ゲームを通じて将来必要となってくる「お金の管理能力」を楽しみながら身につけてもらえるよう工夫したとしている。○開催概要東京会場日時:7月11日(土)10:00~16:00(受付開始9:30)会場:両国国技館(東京都墨田区横網1-3-28)定員:5,500名。応募者多数の場合は抽選とする大阪会場日時:7月18日(土)10:00~16:00(受付開始9:30)会場:大阪国際会議場グランキューブ大阪(大阪市北区中之島5-3-51)定員:2,500名。応募者多数の場合は抽選とするタイムテーブル(予定)東京会場、大阪会場ともに下記のタイムテーブルとなる。
2015年05月21日岡三オンライン証券は18日、NISA(少額投資非課税制度)口座で投資信託を買付けた個人の顧客に買付手数料相当額(税抜)を全額キャッシュバックするキャンペーンを開始した。同社においては、NISA口座での投資信託の預り資産が年初から1.6倍になるなど大きく増えているという。このたび、さらに多くの顧客にNISA口座での投資信託投資の魅力を知ってもらえるよう、NISA口座で投資信託を買付けた顧客に、投資信託買付手数料相当額(税抜)の全額をキャッシュバックするという。○NISA口座で投資信託買付手数料全額キャッシュバックキャンペーン対象期間:5月18(月)から7月17日(金)まで(約定日ベース)対象者:対象期間中にNISA口座で投資信託を買付けた個人の顧客内容:対象期間中に同社取扱いの投資信託(MRF・ノーロード投信・ETFなどの上場投資信託を除く)をNISA口座で買付けた個人の顧客に、買付手数料相当額(税抜)を全額キャッシュバックする岡三オンライン証券は、今後も顧客に価値あるサービスの提供に努めていくとしている。
2015年05月19日大和ネクスト銀行および大和証券はこのたび、5月11日から6月30日までの期間、大和証券にて外貨建て債券(外貨建て仕組債含む)を買付した顧客が、大和ネクスト銀行の外貨1ヶ月定期預金を預入れた場合に特別金利を適用するキャンペーンを開始した。○外債・外貨預金セットプランキャンペーンの概要期間:5月11日(月)~6月30日(火)対象となる顧客:「ダイワのツインアカウント」を持っていて、かつ「ダイワ・コンサルティングコース」の個人および法人の顧客(上場事業法人・金融法人・地方公共団体を除く)。「ダイワのツインアカウント」とは、大和証券の総合取引口座と大和ネクスト銀行の預金口座の両方を開設し、両口座の連携により、投資の待機資金を普通預金で自動運用し、効率的に資産を管理することができるサービス内容:キャンペーン期間中に大和証券で外貨建て債券を300万円相当以上買付た後、外貨建て債券買付金額の範囲内(外貨建て債券買付金額、為替取引金額のいずれか少ない金額を限度とする)で同日中に円から外貨への為替取引を行い、大和ネクスト銀行の外貨1ヶ月定期預金を預入れた場合に、特別金利を適用する適用条件:(1)大和証券にて外貨建て債券・外貨建て仕組債を300万円相当以上買付、(2)上記(1)外貨建て債券買付と同日中に、大和証券にて円から外貨へ同社所定のレートにて為替取引上記(1)、(2)の条件を満たした上、外貨建て債券買付金額の範囲内で、(2)で買付た外貨を大和ネクスト銀行の1ヶ月定期預金に預入れた場合、特別金利を適用キャンペーンの特別金利が適用される外貨定期預金取扱い窓口:全国の大和証券本・支店限定(インターネットからの預入れはできない)
2015年05月13日