3月29日に有罪判決が確定した元参院議員のガーシーこと東谷義和被告(52)。その近影がSNS上で拡散され、激変ぶりに注目が集まっている。東谷被告は綾野剛(42)ら4人をYouTube上で常習的に脅迫した罪に問われ、3月14日に東京地裁から懲役3年執行猶予5年を言い渡されていた。検察、被告双方が28日までに控訴しなかったことにより、刑が確定した。そんななか、3月29日の午前0時、東谷被告と親交の深い編集者の箕輪厚介氏が自身のXを更新し、同被告とのツーショットを公開。焼き鳥店内で撮影されたデニムのジャケットの下にTシャツを着た東谷被告の写真とともにこう綴っていた。《ガーシーさんの刑って今日確定するよなと思いながら焼鳥食べてたら、なんとカウンターの隣にガーシーさんがいました。奇跡みたいな話ですが泣けました。久しぶりに会ったけどキュンとした。ガーシー、おかえりなさい、頑張って!》YouTubeで暴露を繰り返し、注目を集めていたころと比べて、メディアでの露出が減っていた東谷被告。写真は黒髪に少しやせた様子で、すっきりした表情に見えた。そんな“近影”がSNS上で拡散すると、驚きの声が多数あがった。《ガーシー若くなってる箕輪さん写真ありがとう》《ガーシー顔が前よりイケメンになってましゅ》《えっ?なんなメチャ若返ってイケメンになってねーか??》《ガーシーさん、憑き物が取れたような良い表情してる》
2024年03月29日先月、ジョナサン・メジャース(『アントマン&ワスプ:クアントマニア』カーン役)が元恋人に対する暴行とハラスメントの2件で有罪判決を受けた。これにより、ディズニーとマーベル・スタジオはジョナサンとの契約を解除。征服者カーンを再び演じる予定だった『Avengers: The Kang Dynasty(原題)』(2026年公開予定)と『Avengers: Secret Wars(原題)』(2027年公開予定)への出演は取りやめとなり、すでにサンダンス映画祭で世界初上映を行った主演作『Magazine Dreams(原題)』の公開も危ぶまれている。「CNN」は、ジョナサンがさらなる出演作を失ったと報道。ライオンズゲートの『48 Hours in Vegas(仮題)』で、80年代から90年代にかけてNBAで大活躍した元バスケットボール選手のデニス・ロッドマンを演じる予定だったが、解雇されたという。ライオンズゲートもこの作品を手放したため、フィル・ロード&クリス・ミラーらプロデューサーは新たなパートナーを探す必要があるようだ。脚本は『イッツ・ア・ワンダフル・ビンジ』のジョーダン・ヴァンディーナ。本作は、シカゴ・ブルズがユタ・ジャズと対戦した1998年のNBAファイナルの最中に、ラスベガスで48時間の休暇を過ごしたロッドマンを描く。ロッドマン本人も製作総指揮の一人に名を連ねている。(賀来比呂美)
2024年01月15日『アントマン&ワスプ:クアントマニア』で征服者カーンを演じたジョナサン・メジャースが、元恋人に対する暴行とハラスメントの2件で有罪判決を受けた。今年3月、ジョナサンは恋人(当時)に平手打ちして怪我を負わせたとして逮捕されていた。「Etonline」によると、処罰については2月6日に言い渡されるとのことだが、暴行罪(第3級)は最長で1年、ハラスメント(第2級)は15日以内の服役の可能性に直面するという。逮捕後から、ジョナサンが出演した作品には大きな影響が出た。逮捕される少し前の1月、ジョナサンがボディビルダーを演じた主演作『Magazine Dreams(原題』)がサンダンス映画祭でワールドプレミアを迎えた。同作は高い評価を受け、審査員特別賞を受賞。アカデミー賞の候補作にもなりそうだと注目を集めていた。しかし、配給元サーチライト・ピクチャーズの親会社ディズニーは、ジョナサンの逮捕と全米映画俳優組合のストライキ(当時)の影響により、この作品を公開リストから外したままだ。さらに今回の有罪判決を受け、ディズニーとマーベル・スタジオはジョナサンとの契約を解除したという。征服者カーンを再び演じる予定だった『Avengers: The Kang Dynasty(原題)』(2026年公開予定)と『Avengers: Secret Wars(原題)』(2027年公開予定)には出演不可能となった。(賀来比呂美)■関連作品:アントマン&ワスプ:クアントマニア 2023年2月17日より全国にて公開© Marvel Studios 2022
2023年12月19日米国オハイオ州にあるメキシカン料理チェーン「チポトレ」で、従業員に嫌がらせと暴行を行った女に有罪判決が下った。判事は被告の女に、刑期を短くしたいなら2カ月間ファストフード店で働くよう命じた。FOX8などが報じている。今年9月、オハイオ州パルマのチポトレでローズマリー・ヘイン被告(39)は注文したブリトーボウルの見た目が気に入らないとカウンターに怒鳴り込み、従業員のエミリー・ラッセルさんの顔をめがけて熱いボウルの中身をぶちまけた。その様子は居合わせた客によって撮影されており、裁判ではそのビデオが上映されたという。被害者のラッセルさんは顔に火傷を負い、ショックで既にチポトレを退職しているという。ティモシー・ギリガン判事は「ブリトーボウルが自分の思ったものではなかったというだけでこのようなことをするのですか?」と問いかけた。そして、主婦のバトルを題材としたリアリティ番組『リアル・ハウスワイフ』をもじり、「これは『リアルハウスワイフ・イン・パルマ』ではないんですよ。このような行為は許されるものではありません」と諭した。判事はヘイン被告に罰金刑に加え、180日間の服役を命じたが、「あなたは刑務所の食事では満足できないでしょう。ファストフード店で2カ月間、週20時間働くことに合意すれば、刑期を60日免除します」と救済策も提示。ヘイン被告はこれを受け入れたそうだ。
2023年12月07日英ロンドンの高級住宅街チェルシーで、500万ポンド(約9億円)の豪邸に住む隣人に執拗な嫌がらせを繰り返していた81歳の女が複数の罪で有罪判決を受けた。Daily Mailが報じている。被害を受けたのは、調香師のアナスタシア・ド・ブラウウェレ・ブロズラーさん(57)とその夫で弁護士のアランさん(60)。夫妻は数カ月前から、自宅地下へ続く外階段付近に充満する悪臭に悩まされていたという。アナスタシアさんは仕事道具であるフレグランスオイルが汚染されることを何よりも懸念していたそうだ。夫妻から調査を依頼された専門家は、隣に住むジャニーン・マッキンレイ被告(81)が1日に3回、プラスチックの水差しから階段の手すりに液体を撒いている様子が防犯カメラに映っていることを確認。その液体が、マッキンレイ被告自身の尿だったことを突き止めた。夫妻がマッキンレイ被告を問いただすと、「地獄に落ちろ」「自分の国へ帰れ」などと暴言を吐かれたという。アナスタシアさんはオーストリア生まれ、アランさんはオランダ生まれだ。「私の鼻は訓練されています。自宅で働く調香師で、私が外国人であり、それが隣人にとって大問題であることもわかっています。彼女は私にものすごく腹を立てていて、私や子どもたちにひどい言葉を投げかけていました」と、アナスタシアさんは被告人との関係を法廷で語った。悪臭被害に関しては「ドアを開けるたびに刺激臭が家の中に入ってきて、窓も開けられませんでした。換気扇からも臭いが吸い込まれてくるのです。本当に嫌なものでした。アロマキャンドルをあちこちに置かなければなりませんでしたし、仕事で水が必要なのにキッチンも使えませんでした」と述懐する。息子と娘に付き添われて出廷したマッキンレイ被告は、尿を外に撒いたことについては否定しなかったという。しかし、関節炎で階段を上ってトイレに行くことができないため、やむを得ず尿を外に捨てていたと主張。「悪意はなかったし、他の人の財産を傷つけたこともありません。淑女らしくないということは理解しています」と証言したそうだ。判事は「この行動は、隣に住む人々をひどく苦しめてきた」として、マッキンレイ被告に嫌がらせの罪で有罪判決を下した。また、マッキンレイは被害者の所有物に犯罪的な損害を与えた罪でも有罪となり、修繕費用の支払いと、12カ月の夫妻への接近禁止も言い渡された。
2023年09月12日大人気マンガシリーズ、モナ・リザの戯言さんの「彼女が既婚者だった件」第3話を紹介します。有罪判決を受けたことにより、職を追われ、多額の借金を背負うことになった主人公。しかし、主人公はスマホを見て、あることを思い出します。#3彼女が既婚者だった件出典:モナ・リザの戯言急いで山を下り弁護士の元へ出典:モナ・リザの戯言弁護士と証拠を集めている間も…出典:モナ・リザの戯言ポストに嫌がらせの手紙出典:モナ・リザの戯言車に落書きもあった出典:モナ・リザの戯言嫌がらせの証拠を持って交番へ出典:モナ・リザの戯言留守電に証拠を自ら提供する夫婦出典:モナ・リザの戯言再度裁判が開始出典:モナ・リザの戯言前回の裁判官とは違う人出典:モナ・リザの戯言主人公のスマホには彼女とのやりとりが残されていたのです。それを持ち急いで弁護士の元へ向かった主人公。他にも様々な証拠を集め、主人公は再び裁判に臨むのでした。イラスト:モナ・リザの戯言※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月15日米テキサス州で、警官にツバを吐くなど反抗的な態度を取った男に有罪判決が下ったが、その量刑が重すぎると話題になっている。地元ニュースサイトEverythingLubbock.comによると、被告ラリー・ピアソン(36)は昨年5月、女性を複数回殴った容疑で逮捕され、パトカーに乗せられた。女性が逮捕されなかったことに腹を立てたピアソンはパトカーのドアを蹴り始め、外からドアを開けた警官に対しツバを吐きかけたという。家庭内暴力と公務員への嫌がらせの計2件の罪で起訴され、裁判が行われた。担当検事のジェシカ・ゴーマンは最終弁論で陪審員にピアソンの加重強盗と家庭内暴力の前科を強調し、「被告だけではなく、社会へのメッセージとなるようなご判断を」と呼びかけたそうだ。その結果、12日の判決でピアソンに言い渡された量刑は懲役70年という非常に重いものとなった。ゴーマン検事は「これまでに何も問題を起こしていなかったならば、70年の刑になどなることはなかったのです」と地元テレビ局への取材で語ったという。
2023年04月14日’21年、米フロリダ州で13歳のトリスティン・ベイリーさんが殺害された事件の公判が6日に開かれ、陪審員の評決が出る前に被告人自身が有罪を認めたと、WJXT-TVなどが報じた。ベイリーさんは’21年の母の日、森の中で刺殺体となって発見された。遺体には114カ所もの刺し傷があり、そのうち49カ所が手や腕に集中していた。咄嗟に体をかばった際の防御創だったと見られている。遺体発見の翌日に逮捕されたのは、被害者の同級生で当時14歳だったエイデン・フッチ被告。計画的で残忍な犯行であることから、フッチ被告は未成年ながら成人として第一級殺人罪で起訴され、法の裁きを待っていた。捜査の過程で、フッチ被告の自室から血まみれになった裸の女性を描いたノートなどが見つかり、事件前には友人に「誰かを森に連れて行って刺し殺してやりたい」と語っていたことがわかったという。New York Postによると、友人の1人は捜査官に、「エイデンはずっと暴力や殺人について妄想していました。カッとなって、同級生をターゲットに選んだのだと思います」と話している。また現場近くの防犯カメラには、ベイリーさんとフッチ被告が一緒に歩いて去って行く様子が映っていたが、戻ってきたときの映像ではフッチ被告が1人だったことも確認されたとNew York Postは伝えている。ベイリーさんを心配した家族が、隣人の協力を得て捜索活動を行っていた頃、フッチ被告の母親であるクリスタル・レーン・スミスは、息子の衣類についていた血液を必死に洗い流していたという。後日、浴室のシンクとフッチ被告のデニムから血液反応が出たため、スミスは逮捕され、第三級重罪にあたる証拠改ざんの罪で起訴された。フッチ被告は刑務所に収監されている間、他の受刑者に犯行を自慢するように語ったり、職員や受刑者を脅したりと問題行動が多く報告されているという。犯行当時14歳だったため死刑は免れるが、終身刑が言い渡される可能性があるとWJXT-TVは報じている。4月までに行われる判決公判で量刑が確定する。
2023年02月08日Pro.Olea『エドワード 8 世からのラブレター 〜マルゲリッツ・アリベールは、有罪か、無罪か? Love Letters from Edward VIII : Is Marguerite Alibert Guilty or Not?』が2022年11月23日 (水・祝) ~ 12月18日 (日)に四谷Gallery-O10/Le-Chateau(東京都新宿区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中! 公式ホームページ 娼婦は夫を本当に殺したのか、判決を決めるのは観客のあなた!イマーシブ演劇とは-IMMERSIIVE-ロンドンから始まった“没入型演劇作品”の総称です。これまでの「観客が客席に座って、舞台上の俳優を鑑賞する」という常識を壊し、フィクションの世界に飛び込んで、新たな作品と観客の関係性を作り出す公演となっております。本日行われる裁判では、お客様に陪審員として参加していただきます。豪奢なホテルをお楽しみいただきつつ、被告人が有罪か無罪かのご判断をお願いいたします。何故イマーシブを企画したか今まで舞台は俳優が作り上げる世界を、観客が覗き見るものでしたが、今回はお客様は陪審員となって俳優と共に世界を作り上げます。今まで舞台上で繰り広げられる世界に入りたいけど、俳優になるのは嫌だと思う方もいらっしゃったと思います。今回俳優はお客様を認識し、お客様も陪審員として役割を持って一緒にこの裁判劇を作り上げます。そのわくわく感、ドキドキ感を感じていただけたら幸いです。今回の被告人マリーは、実際に殺意を持っての殺人だったのか、ただの事故だったのか分からない事件です。情報も錯綜し、世間からの注目を集めておりました。そこに敏腕弁護士である、マーシャル・ホールが人心を掌握し、たった1時間の裁判で無罪を勝ち取ります。本当に彼女は無罪だったのか、それともやはり有罪だったのか改めてお客様が判断してください。魅力的なキャストが目の前で繰り広げる、怒涛の裁判劇!有罪か無罪かで結末も変わり、ニ度楽しめる演劇です。是非二度ご来場ください!公演概要『エドワード 8 世からのラブレター 〜マルゲリッツ・アリベールは、有罪か、無罪か?Love Letters from Edward VIII : Is Marguerite Alibert Guilty or Not?』公演日:2022年11月23日 (水・祝) ~ 12月18日 (日)会場:四谷Gallery-O10/Le-Chateau(東京都新宿区四谷坂町12-12-B1)■あらすじ20世紀初頭の、実話である。大富豪や王族の相手をし続けた、美しき高級娼婦=マリー。マリーは、エジプトの富豪である夫を、銃で殺した。事件現場はロンドン・サヴォイホテル。嵐の夜だった。本公演は、その裁判です。この裁判に、皆さまを陪審員としてお呼び致します。マリーは明らかに有罪でした。けれど、そこに届いた一通の手紙。これがすべてをひっくり返す。手紙の中身は、いったい何なのか!?■出演者マーシャル・ホール(Wキャスト):大野瑞生 / 鎌苅健太マリー・マルゲリッツ・アリベール (Wキャスト):涼本奈緒 / 結木ゆなパーシヴァル・クラーク:板橋廉平リグビー・スウィフト:永田耕一サイエッド・アイナニ (Wキャスト)野島透也 / 松岡拓弥ビーティ(Wキャスト):竹林史絵/柚木美咲グロス警部補 (Wキャスト):田邊謙 / 渡部哲成アリ・ファーミー・ベイ:安藤慶一エドワード8世(Wキャスト):中村碧十/那須一南メイド:ナオミ希恵サックス奏者:中村有里/小野あずさ■スタッフ作・演出:岡本貴也■タイムテーブル11月23日(水・祝) 19:45◇プレビュー公演11月25日(金) 14:00 / 17:30 / 19:4511月26日(土) 14:00 / 17:30 / 19:4511月27日(日) 14:00 / 17:30 / 19:4512月02日(金) 17:30 / 19:4512月03日(土) 14:00★ / 17:30 / 19:4512月04日(日) 14:00★ / 17:30 / 19:4512月09日(金) 17:30 / 19:4512月10日(土) 14:00★ / 17:30 / 19:4512月11日(日) 14:00★ / 17:30 / 19:4512月16日(金) 17:30 / 19:4512月17日(土) 14:00★ / 17:30 / 19:4512月18日(日) 14:00★ / 17:30 / 19:45◇プレビュー公演(4,500円)★アフタートーク予定、登壇者は未定です※開場は開演の30分前■チケット料金一般:6,500円リピーターチケット:6,000円※U25:5,500円※(全席自由・税込)※枚数に限りあり 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月01日実の娘に性的暴行を加えたとして、準強制性交等罪に問われた50歳の父親。19年3月の一審で名古屋地裁岡崎支部は無罪としたが、最高裁では一転有罪となり懲役10年が確定したと11月6日に報じられた。性暴力の根絶を訴えるフラワー・デモのキッカケにもなった通称“岡崎事件”。ここで事件の概要を改めて見てみよう。被害女性のAさんは実父と実母、弟3人との6人暮らし。もともと父親はAさんに暴力をふるっていたが、母親は黙って見ているかむしろ加担していたという。「性的な行為を父親が始めたのは、Aさんが中学二年生のころ。Aさんが寝ていると父親は彼女の陰部や胸を触ったり、口腔性交を行ったりするように。その年の冬頃から性交を行うようになったそうです。抵抗しても言うことを聞かず、彼女が高校を卒業するまでこうした行為は週に1~2回行われたといいます」(全国紙記者)高校を卒業したのち、両親の反対を押し切って専門学校に入学したAさん。学費は父親が払うこととなり、Aさんはアルバイト代から月4万ずつ返済するようになった。「Aさんは『専門学校の学費を支払ってやっている』などと父親に言われ、そのことを負い目に感じていました。そうして抵抗が弱まったことで、父親との性行為の頻度が週に3~4回と増えたそうです。勇気を振り絞り友人や弟に相談し警察を勧められても、『弟が犯罪者の息子になってしまう』と思い断念。2年生のころには、学校も休みがちに。一時、性暴力に激しく抵抗したこともあったそうです。しかしこめかみのあたりを数回殴られ、背中を足の裏で踏みつけられ、『金(授業料)を取るだけとって何もしないじゃないか』と父親は言い捨てたといいます」(前出・全国紙記者)17年8月には会社の会議室で、そして同年9月にはラブホテルで父親はAさんと性交した。そのことをAさんが豊田市役所に相談したことで、やっと事件が公になった。父親側は「性交は同意の上だった」などと主張したが、裁判所はこうした主張をすべて退けた。しかし――。「裁判では父親がAさんを精神的に支配していたと結論付けられたのですが、そのいっぽうで『性交を拒めないほどの暴力は受けていなかった』『両親の反対を押し切って専門学校に入学できるほどだった』などとの理由で『抵抗できないほどの精神状態に陥っていたとは判断できない』としました」(前出・全国紙記者)そして一審で、実父に無罪判決が下ったのだ。Aさんと同じように父親から性虐待を受けていた宮本ゆかりさんは19年7月、本誌取材に応じてくれた。そこで岡崎事件の一審判決を疑問視し、こう語っていた。「幼いころから性虐待を受けていたら『抵抗してもムダ』という気持ちになるんです。しかも、彼女には2人の弟がいた。父の性虐待が世間に知られて仕事を失ったら、弟たちが生活できなくなると心配していたといいます。なぜ、そういう被害者の心理が理解できないのでしょうか」「被害を誰かに打ち明けたときに、『抵抗できたはず』『どうして周りに相談しなかったの?』などと言われると、<私が悪かったんだ>と、自分を責め続けてしまいます。そのことは、親から性虐待を受けたという事実以上に、被害者を苦しめます」4歳ごろ、父親に股間を舐められた宮本さん。小学生になると父親は宮本さんを海や山に連れて行っては、裸の写真を撮影したという。「父が言うことは100%正しくて、それに従わなくてはいけないような家庭でした」「父は、私が言うことを聞かないと、『お前の育て方が悪い』と言って、すぐに母を怒鳴るんです。だから母は、泣きじゃくる私のお尻を自分も泣きながらたたいたり、火を消してまだ熱いマッチ棒を、私の手に押し付けたりしたこともあります」そして5年生のときに父親は眠っているゆかりさんの下腹部を触り、体を舐めまわした。「当時は、まだ小学生ですから、その行為が何を意味するのかわかりません。でも、『絶対、お母さんには言うな』って言われて。すごく嫌だったけど、従っていれば、いつもは怖い父が優しかった。私は、父に自分を差し出すことで、居場所を確保していたんです」6年生のころ、父親がゆかりさんの性器をなめているシーンを母が目撃することに。母の取り乱しかたから、父親に「これは間違ったことじゃないの?」と尋ねたが「ほかの家でもよくあることだ」とゆかりさんは言われたという。しかし、中学2年生のとき保健体育の授業で男女の体の違いを学んだゆかりさんは「取り返しのつかないことをしたのかも」とパニックに。憎悪を抱き、性行為を求める父親に怒鳴った。次第に父親は諦めるようになり、約10年にわたる性虐待に終止符が打たれることとなった。それでもゆかりさんの地獄は終わらなかった。「行為の意味を知らなかったとはいえ、私がもっと早く『やめて』と言えていたら父を止められていたはず」と苛まれ、自暴自棄となった。苦しみに耐えきれず母親に相談したところ、こんな答えが。「あなたが誘ったらしいじゃない。お父さんは、あなたがかわいくって、あなたがほかの男性を誘っちゃいけないと思ったって。このことが世間にバレたら、お父さんが会社をクビになって、私たち、ご飯が食べられなくなるから黙っておくのよ」母の言葉によって死を考えるようになったゆかりさんだが、「遺体を父に見られるのも嫌」と踏みとどまった。そして高校卒業と同時に家を飛び出し、美容師の道へ。20歳で結婚をし、出産も経験した。「この子たちのために死んだらあかん」と考えたゆかりさんだが、31歳のときにうつ病となってしまう。「父の行為が頭から離れない」と母親に伝えたところ、こう返された。「そんなことがあったのね。いま、お父さんは仕事で大事なプロジェクトを抱えているから、数年待って。お父さんが退職したら、別居してあなたたちと暮らすから」ゆかりさんは、母親に何度も性虐待について明かしていた。「何も伝わってなかったのか……」と愕然としたという。のちに、うつ病でゆかりさんは休職。生活費を父親が出してくれたことで、母親には「お父さんにもいいところがあるから許してあげて」とも言われた。しかしゆかりさんは、こう考え苦しんだ。「いいところがあれば悪いことをしても許されるのだろうか」「許せない自分が悪いのか」一時は父親と別居すると告げた母親だが、結局は「いまさら分かれる気はない」との結論に。「やはり、母から愛されていない」と考えたゆかりさんは不安定になり、休日には布団をかぶって眠ることにもなった。しかしあるとき、「性虐待」という言葉を知った。そして関連する本を読み、自分に起こったことを深く理解することとなった。「父がしていたことは“性虐待”だ。拒否できなかった自分が悪いんじゃない。だから人に知られても恥ずかしくない」「子供を心身ともに傷つける“毒親”は、許さなくていい。距離をとればいい」そう気づいたことで、40年間の苦しみから吹っ切れたゆかりさん。17年、47歳のときにブログで自らの被害を公表。そして、18年には地元テレビ局の取材に応じた。そのとき実家で性虐待について話し合いの場を設けたが、「嫌なら嫌やと言ってくれたらよかったんや」と父親はあくまで2人の関係は“同意”のもとに行われたと主張。「なんであんなことになったのか考えてほしい」と訴えても、「わしには全然わからん。これからもわかることはない」と返答。母も黙ったままだった。ゆかりさんはこう語っていた。「そのとき、自分の親が情けなく思えて。もうこの親にはかかわらない。親は親、自分は自分、ってキッパリ割り切ったんです」「今は親と会うつもりはありません。親は親の人生を生きてくれると思っています」17年7月、110年ぶりに性犯罪に関する刑法が厳罰化された。しかし、課題はまだまだ山積みだ。「親などの“監護者”が18歳未満の子供に性的な行為を行うと暴行や脅迫がなくても処罰されることとなりました。ですが、親族や父母の交際相手、さらに教師やコーチなどは含まれません。そのため『範囲が狭すぎる』との指摘があります。また日本の性交同意年齢は13歳です。13歳に強制わいせつを行った加害者の罪を問うためには、暴行もしくは脅迫があったと証明しなくてはなりません」(前出・全国紙記者)さらに「抵抗できない性交」の証明が日本では難しいという。「Aさんの一審では、抵抗できないような心理状態に置かれていたかどうかが、裁判で争点となりました。ですが、裁判所は『Aさんが親の反対を押し切って専門学校に通った』などの理由で『抵抗できないほどの精神状態には陥っていなかった』としました。意に反する性行為が行われただけでは処罰の対象になりません。物理的に抵抗できない状態であったか、そして加害者がそれを認識していたかが重視されます」(法曹関係者)Aさんは今年3月、手記を発表している。性虐待を受けた当時を回想し「次第に私の感情もなくなって、まるで人形のようでした」とつづったAさんだが、こうつづっている。「昨年、性犯罪についての無罪判決が全国で相次ぎ、#MeToo(ミートゥー)運動やフラワー・デモが広がりました。それらの活動を見聞きすると、今回の私の訴えは、意味があったと思えています」「なかなか性被害は言い出しにくいけど、言葉にできた人、それに続けて『私も』『私も』と言いだせる人が出てきました。私の訴えでた苦しみも意味のある行動となったと思えています」親が有罪となっても、性虐待を受けた子供の時間は戻らない。また、心の傷が癒えるにも時間が必要となる。その苦しみを和らげるために、そしてその声を広く届けるために、当事者でなくても“できること”はあるのかもしれない。
2020年11月17日8月18日、歌手・槇原敬之被告(51)の有罪判決が確定した。今年2月、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された槇原被告。7月21日の初公判では起訴内容を認め、8月3日に東京地裁から懲役2年、執行猶予3年が言い渡された。控訴期限である17日までに検察側と弁護側が控訴しなかったため、判決が確定した。「槇原被告は、18年と今年に違法薬物を所持していたことを認めました。ですが、使用は否認。それを裏付けるように、尿検査も陰性でした。槇原被告が99年にも有罪判決を受け、それ以降も入手したことから検察側は常習性を指摘。ですが弁護側が『悪質性は低い』と主張し、執行猶予が付されたようです」(全国紙記者)各メディアによると、初公判で裁判官から「今後10年、20年使用しない自信があるか」と問われた槇原被告。すると「ファンや大事な人たちにこんな思いをもうさせたくないという気持ちが強いです」と答えたという。刑が言い渡された直後、槇原被告は公式サイトで活動休止を宣言。「常に罪を償う思いを持ち、今後、皆様のご信頼を一日でも早く取り戻せるよう、日々懸命に努力をする所存でございます」と反省の弁をつづった。デビュー30周年ツアーも台無しとなり、ファンからの信頼を失ってしまった槇原被告。そんな息子を思いやるのが父・博之さんだ。地元・大阪で電器店を営んでいた博之さんは、息子の才能を伸ばすためには労力を惜しまなかったという。「槇原くんは幼少の頃からピアノに通っていました。自宅には高価なオーディオやピアノもあり、中学生の頃から作曲をしていましたよ。ご両親は槇原くんが音楽に夢中になっていくことを、喜んでいるようでした」(地元住民)槇原被告が逮捕された当時、博之さんは憔悴した様子で本誌にこう語っていた。「あの子のやったことは、許されないことだと思います。でも、それでも一人息子やからね……。あとのことは、やっぱり親がしてあげないと。あの子には、身内は私たちしかおらんのです」その4日後、留置場で父と面会を果たした槇原被告。その際に「僕はやっていない」と語り、博之さんを安心させたという。博之さんのためにも、3度目がないことを願うばかりだ――。
2020年08月18日昨年3月に娘2人を名門大学に不正入学させたとして逮捕されたモッシモ・ジャヌリ&ロリ・ロックリン夫妻が、ついに有罪を認めた。「People」誌などが報じた。司法取引に応じたロリは禁錮2か月の実刑、罰金15万ドル(約1600万円)、2年間の保護観察、100時間の社会奉仕活動を命じられた。モッシモは禁錮5か月の実刑、罰金25万ドル(約2700万円)、2年間の保護観察、250時間の社会奉仕活動が命じられている。新型コロナウイルスの影響で、刑期が短くなる可能性もあるという。今回の条件は、昨年春に提示されたのとほぼ同じだということで、2人は「もっと早く受け入れればよかった」と後悔しているとのこと。この1年で、ロリは出演していた「フラーハウス」から解雇され、最終シーズンに出演できなかった。同じ事件で逮捕された「デスパレートな妻たち」のフェリシティ・ハフマンは、昨年9月に早々と罪を認め、刑期14日間のところ、3日間短縮されて予定より早く釈放された。フェリシティは、長女ソフィアのSAT(大学進学適正試験)のスコアを裏金により不正に上乗せさせていた。母親が不正を行っていたことを知らなかったソフィアはSATを受け直し、自力でカーネギーメロン大学に受かったことが先月明らかになっている。ソフィアはフェリシティが命じられた250時間の社会奉仕活動に付き添う姿も目撃された。次女のジョージアも自分の力でヴァッサー大学に進学を決めている。(Hiromi Kaku)■関連作品:デスパレートな妻たち [海外TVドラマ]
2020年05月22日スカーレット・ヨハンソンのヌード写真を流出させたハッカーのクリストファー・チェイニー被告に、懲役10年の有罪判決が言い渡された。スカーレットだけでなく、クリスティーナ・アギレラやミラ・クニスら50人以上にのぼるセレブたちのメールアカウントをハッキングしたフロリダ州のハッカーであるチェイニー被告には、盗聴や他人のコンピューターへの不正アクセスなど9つの重犯罪容疑がかけられており、今月17日(現地時間)、ロサンゼルス地方裁判所によって懲役10年の有罪判決が下っている。チェニー被告の犯行手口は、「パスワードを忘れた場合はこちら」をクリックして、不正入手したセレブたちのセキュリティー上の質問に回答した上でメールアカウントにアクセスするというもので、その手口によって、チェイニー被告のもとに全てのセレブたちのメールが転送される仕掛けとなっているバグをアップロードしていたという。結果としてチェイニー被告は、スカーレットが元夫のライアン・レイノルズのために撮っていたヌード写真や、ミラやクリスティーナらのセクシーな写真を不正入手し、オンライン上でリークしていた。チェイニー被告は、FBIが11か月にも渡る「ハッカラッチ作戦」と名付けた捜査の末に逮捕された。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヒッチコック 2013年4月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
2012年12月19日WOWOW連続ドラマW「推定有罪」の初回完成披露試写会が3月14日(水)、都内で開催され、主演を務める俳優の仲村トオルと、演出を手がける鈴木浩介監督がトークショーを行った。仲村さんは、自身が書いた記事で冤罪事件の引き金を引いてしまう雑誌記者を演じ「何をもって過ちを乗り越えたと言えるのか、一体何を目指しているのか…。ゴールが分からない状態だった」と演じる上での葛藤を吐露した。冤罪事件の当事者を始め、遺族、警察、裁判所、弁護士、報道関係者など、冤罪により人生を狂わされた人々の人間模様を重厚なタッチで描き出す社会派ヒューマンドラマ。ドラマW枠で放送され好評を博した「空飛ぶタイヤ」に続く仲村さん×鈴木監督のタッグが実現した。仲村さんは「同じチームで作品づくりができる安心感と同時に、『空飛ぶタイヤ』を超えられるのかという不安もあった」。一方の鈴木監督は「重いテーマをいかに人間ドラマとして描くかが課題。仲村トオルさんとご一緒し、人間ドラマの深さを味わっている」と再びの共同作業に興奮を隠せない様子だった。現場では「これほど監督と話をしたのは、過去にない。どうしても『空飛ぶタイヤ』と比べてしまうこともあって、泣きごとに近いことも言ってしまった」という仲村さん。鈴木監督は、重苦しいシナリオだけに、現場の雰囲気作りを意識したと言い、自ら特製カレーをふるまったこともあるのだとか。「決め手は水を一切使わないこと。その代わりに大根おろしを使います。それにジャガイモを入れるのは邪道。どうしてもイモのでんぷん質が溶け出してしまって」(鈴木監督)。完成には丸2日を要すそうで、仲村さんも「うちのお袋には申し訳ないけど、生涯で一番うまいカレーだった」と太鼓判を押す。今回、取材する側を演じた仲村さんだが、仕事柄、取材されることも多く、特に若い頃は「家の前に怪しげな車が止まっていたことも(笑)」。また、身に覚えのないスキャンダルに巻き込まれそうになる“推定有罪”スレスレの経験もあったと言い「もちろん誤解で、記事になることはありませんでしたが…」と苦笑しきり。「いまは結婚もし、子供も2人いるので安定した平和な生活を送っております」と取材陣にアピールする場面もあった。連続ドラマW「推定有罪」は、WOWOWプライムにて3月25日(日)より毎週日曜22:00~放送(全5話/第1話は無料放送)。連続ドラマW「推定有罪」公式サイト
2012年03月15日今年3月の問題発言に判決8日、差別的な発言を行ったとして問題となっていた英国のファッションデザイナー、ジョン・ガリアーノ(50)に対し、ついに有罪の判決が下ることとなった。奇才、異端児として知られる天才デザイナーへの有罪判決に、あらためて衝撃が広がっている。騒動の発端は、今年の3月、パリのカフェ店内で、ガリアーノがユダヤ人を侮辱する差別的発言を行い、警察に一時拘束されることとなったもの。この際、彼はかなり酔っていたといわれるが、それ以前にも彼が人種差別的な発言を行っている動画などが流出するといった事態にもなり、最終的にクリスチャン・ディオールのクリエイティブ・ディレクターを解雇されるにいたっていた。猶予付きの有罪判決パリの裁判所が下した判決は、ガリアーノに対し、6000ユーロ(約65万円)の罰金と原告に対して1ユーロを支払うように命じたものだった。ただしこの6000ユーロの罰金は、今後5年間フランス国内でいかなる罪も犯さなかった場合は、支払わなくて済む執行猶予付きのものだそうだ。このほかに、今回の裁判費用はガリアーノが負担するということだが、稀有な才能がこうしたことで失われてしまうのは、ファッション界、美容界として、アート界として、非常に大きな損失だ。問題となった部分に関しては十分に反省し、さらなるその才能あふれる美の発信を願うばかりである。元の記事を読む
2011年09月10日