音楽フェス「ファンデイパークフェスティバル 2022」が、静岡県・浜松市渚園で開催される。日程は2022年7月23日(土)・24日(日)の2日間。「ファンデイパークフェスティバル」浜松市渚園で2度目の開催「ファンデイパークフェスティバル」は、2021年、愛知県「愛・地球博記念公園 モリコロパーク」で初開催された野外音楽フェスティバル。2022年は、過去に数々のライブが開催されてきた聖地、静岡県・浜松市渚園にてイベントを行い、東海地区の新たな風物詩を目指す。注目の出演アーティスト、緑黄色社会やゲスの極み乙女注目の出演アーティストは、『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』の主題歌「陽はまた昇るから」が話題の緑黄色社会や、2月に最新アルバム『東京』をリリースしたSUPER BEAVER(スーパービーバー)など。5月に“1曲入り”のユニークなベストアルバム『丸』をリリースしたばかりのゲスの極み乙女らも参戦する。出演者一覧■2022年7月23日(土)出演アーティストI Don’t Like Mondays./ASH DA HERO/ORANGE RANGE/佐藤千亜妃/高橋優/緑黄色社会/クリープハイプ/Chilli Beans./ナオト・インティライミ/ペンギンラッシュ/マハラージャン/yutori■2022年7月24日(日)出演アーティストおいしくるメロンパン/岡崎体育/ゲスの極み乙女/SUPER BEAVER/DADARAY/Ochunism/KICK THE CAN CREW/KREVA/ザ・クロマニヨンズ/Newspeak/Half time Old/FIVE NEW OLD/mahina※最終出演者発表の情報。開催概要音楽フェス「ファンデイパークフェスティバル 2022(FUNDAY PARK FESTIVAL 2022)」日程:2022年7月23日(土)・24日(日)時間:開場 9:00/開演 11:00/終演 20:00予定※時間は都合により変更する場合がある。会場:浜松市渚園住所:静岡県浜松市西区舞阪町弁天島5005-1チケット情報■チケット販売スケジュール一般発売:6月25日(土)10:00~※チケット詳細は公式サイト(を確認。■チケット価格・入場券:全自由2日通し券 14,300円 ※SFP会員料金 13,200円1日券 9,350円 ※SFP会員料金 8,800円・キャンプ券:駐車場付キャンプサイト利用券1人利用 7,700円、2人利用 9,900円、3人利用 12,100円、4人利用 14,300円【問い合わせ先】サンデーフォークプロモーションTEL:052-320-9100(12:00~18:00)
2022年05月19日映画『ウェディング・ハイ』(3月12日公開)に出演する中村倫也と関水渚のオフショットが25日、公開された。同作はバカリズムが手掛けた完全オリジナルストーリーで、大九明子が監督を務める。絶対に「NO」と言わない敏腕ウェディング・プランナーの中越(篠原涼子)は、お茶目だけど根は真面目な石川彰人(中村倫也)といつも明るい新田遥(関水渚)のカップルを担当するが、参列者たちの熱すぎる思いが暴走し、式は思わぬ方向へ。新郎新婦のSOSを受け、披露宴スタッフと力を合わせ様々な問題を解決しようと奔走する中越の姿を描いた群像コメディ映画となっている。この度公開されたのは、新郎・彰人を演じた中村が実際に撮影した、超リアルな自撮りショット。本当に式を挙げた直後のような幸せいっぱいな2人の様子が収められている。さらに担当プランナー・中越とドレスを試着する遥の映像も。彰人が撮影しているという設定の映像では、遥が純白のドレスを試着しはじけるような笑顔で向かって「ジャ〜ン!」と披露する。そして、遥のウェディングドレス姿に拍手する中越が、カメラを向けられ思わず照れてしまう。また、実は彰人と遥の結婚式の参列者の1人(遥の友人)という設定で、密かに結婚式の写真をアップしているInstagramアカウント「HARUKA‘s WEDDING」(@harukas_wedding)が公開されている。撮影現場でエキストラの人が、本当の結婚式さながらに携帯で撮影した写真がアップされており、アカウントを見つけた中村のファンを中心に「めっちゃリアルで何だかドキドキする」「いやいや、生々しさ(笑)私も泣きたい」「なんか気持ちがざわつくのは気のせい?!」など、興奮気味な感想が多数寄せられている。
2022年03月25日『ウェディング・ハイ』の公開直前イベントが2月28日(月)に実施され、主演の篠原涼子と中村倫也、関水渚が登壇。イベントの様子は生配信で公開された。結婚式が舞台の本作にちなみ、イベントは目黒区にある結婚式場メゾンプルミエールの披露宴会場に設置された華やかなスペシャルステージで開催された。まずはじめに、キャスト陣が一言ずつ挨拶。NOと言わない敏腕ウェディングプランナー・中越を演じた篠原さんは「本当に面白い作品なので、皆さんが笑いたいときに笑いを届けられる作品です。楽しんでいただけたらと思います」、新郎・彰人役の中村さんは「たくさんのクセ者参列者が出てくるのですが、特に池田鉄洋さんに注目してほしいです」と挨拶し、新婦・遥役の関水さんは「今日はお忙しい中ありがとうございます。最後までよろしくお願いします」とコメントした。実際の結婚式場で行われた撮影について「楽しい現場だった」とふり返る篠原さん。「キャストの皆さんが練習を重ねた余興シーンは本当に感動しました」と一番の見どころを熱く語り、中村さんも「克実さんと猿時さんのスピーチシーンも現場では長台詞を覚えてこられていて、それを見ていると自分も頑張ろうと思いましたね」と先輩たちの姿が励みになったそう。次に、映画の公開を楽しみに待つ一般の方から事前に募集した質問にキャスト陣が回答していった。「キャストのどなたかにプランナーをやってもらうとしたら、誰が良いですか?」という質問対し、関水さんが「やっぱり篠原さんにお願いしたい!」と即答すると、篠原さんは「真逆の人間だけど大丈夫かな」と謙遜しつつ、中村さんは「岩ちゃんかな、頭が良いので、どんなトラブルもクリアしてくれそう」と共演の岩田剛典に信頼を寄せている様子が伺えた。また、篠原さんは「中村さん。何事も焦らず冷静なイメージなので、こちらも大丈夫な気持ちにさせられる」と答え、プランナーに向いていると絶賛した。さらに、「皆さんがウェディングプランナーだったら提案したい、とっておきのプランがあれば教えて下さい」という質問に対しては、中村さんが「うーん、水泳大会!」と答え、篠原さんが「のど自慢大会とか良いんじゃないかな」などと個性的なプランが上る中、関水さんはMaroon5「Sugar」のMVがお気に入りのようで「あのMVのように、新郎新婦が好きなアーティストをサプライズで呼んであげたいですね」とコメント。中村さんは「一番まともな回答なんじゃない?」と笑いを誘った。また、本作に登場するクセ者参列者から届いたクセの強い難問に3人が挑戦するという企画も開催。穴埋めや絵しりとりなどから答えを導き出すクイズで、生配信を視聴する一般の方からヒントをもらいつつ回答。難題に挑戦した感想について篠原さんは「難しかった!中越とは真逆人間が出ちゃってすみません!でも映画は是非みてください(笑)」としっかりアピール。名回答で大活躍を見せた中村さんは「まさか、こんなにヒントを出す側になるとは(笑)」とコメントし、関水さんは「楽しかったです!クイズは全然だめだったので、次回は頑張ります!」とイベントを楽しんでいた様子だ。最後にはこの日のために用意されたウェディング“ハイ”ケーキと3人の写真撮影が行われ、大盛り上がりのイベントとなった。『ウェディング・ハイ』は3月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウェディング・ハイ 2022年3⽉12⽇より全国にて公開(c)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会
2022年03月01日3月12日(土)に公開される、結婚式が舞台の群像コメディ映画『ウェディング・ハイ』。この度、彰人(中村倫也)と遥(関水渚)による感動のプロポーズシーンをとらえた場面写真とオフショットが公開された。本作は、芸人・タレントとしても活躍するほか、向田邦子賞やギャラクシー賞を受賞するなど、脚本家としてもその才能を発揮するバカリズムが手掛けた完全オリジナルストーリー。監督は『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』で数々の賞を受賞した大九明子。主演の篠原涼子をはじめ、中村倫也、関水渚、岩田剛典、向井理、高橋克実などが、抱腹絶倒の波を巻き起こす。ほかにも、中尾明慶、皆川猿時、六角精児、尾美としのり、浅利陽介、前野朋哉、池田鉄洋、片桐はいり、臼田あさ美、宮尾俊太郎、泉澤祐希、佐藤晴美ら、多彩なキャストが勢揃いした。ウェディングプランナーの中越(篠原涼子)に支えられ、新郎・彰人(中村倫也)と新婦・遥(関水渚)のカップルは幸せな式を迎える、はずだった。しかし、スピーチに人生を懸ける上司・財津(高橋克実)をはじめ、クセ者参列者たちの熱すぎる思いが大暴走。式はとんでもない方向へ?中越は披露宴スタッフと共に 数々の問題を解決しようと奔走するが、新婦の元カレ・裕也(岩田剛典)や、謎の男・澤田(向井理)も現れる。果たして、絶対に「NO」と言わない敏腕プランナーは全ての難題をクリアし、最高の結婚式をふたりに贈ることができるのか。公開されたプロポーズシーンの写真は、交際から約1年経ち、次第に結婚を意識し始めていた遥に、彰人がサプライズでプロポーズする場面。婚約指輪のケースを開き遥を見つめる彰人。プロポーズの言葉も気になるところだ。もう1枚は、プロポーズシーン撮影後のオフショット。緊張した面持ちでプロポーズする彰人から一転、中村と関水のふたりが楽し気にポーズを決めている写真。3枚目は、彰人と遥の家で撮影されたスチール。遥は魚屋の娘という設定のため、水槽や魚のぬいぐるみなど、随所に海の生物が散りばめられたインテリアにも注目だ。本編では、ふたりが出会う瞬間の初々しい描写から結婚式当日を迎えるまでの様子が、様々な“結婚式準備あるある”を交えながらコミカルに描かれるという。初共演ながら、息もぴったりだったふたり。先日行われた完成披露試写会で、関水は中村との共演シーンについて「中村さんは人と壁を作らない優しいオーラを持っている方なので、変な緊張をせずに楽しく撮影できました」とコメントしている。お互いリラックスした状態で撮影は順調に進められた様だ。『ウェディング・ハイ』3月12日(土)公開
2022年02月02日映画『たまの映像詩集 渚のバイセコー』の公開記念舞台あいさつが13日、都内で行われ、三宅伸、尼神インターの渚、空気階段の水川かたまりと鈴木もぐら、園都が出席した。吉本興業と岡山県玉野市がタッグを組んで製作された本作は、徳島・池田高校を高校野球の日本一へと導いた蔦文也さんの孫・蔦哲一朗の監督作品。岡山県にある「玉野競輪」全面協力のもとで撮影された3本のオムニバスストーリーで、人々の想いがぶつかり合う競輪だからこそ描くことのできた人間臭さ、海や山、瀬戸内の多島美が演出する幻想的なロケ地など、玉野市の魅力を余すところなく凝縮している。前日に公開初日を迎え、この日の舞台あいさつにはキャスト陣が勢揃い。第2話「渚のバイセコー」に出演した渚は「自転車で走っているとホンマに気持ちがエエねん。セリフがないから演技が難しいと言われるけど、そもそも演技なんてしていない。あのまんまでムズいとかないねん。一生懸命自転車こげたで」と演技はほとんどしなかったとか。第3話「氷と油」で空気階段の2人とゆりあんレトリィバァと出演した園都は「アドリブも多かったんですが、ゆりあんさんが楽屋でもぐらさんとフリースタイルのラップバトルをしていました。それとかたまりさんはポーカーフェイスでお芝居もナチュラル。ゆりあんさんのアドリブにも対応していてさすがだなと思いました」と水川を絶賛し、「今回はフィルムで撮影していますが、本当に映像美というか玉野市の自然がしっかり切り取っていて私たちも癒やされてパワーをもらいました。玉野の魅力が届くと思います」とアピールした。第1話「美しき競輪」に出演した三宅は、現役の競輪選手で舞台となる岡山県玉野市在住。「お話を頂いた時は嘘みたいな話で本当に? という感じでしたが、(劇中で)競輪選手になってそれも岡山県玉野市で映画を撮らせて頂けるなんて、本当に選手としては最高のご褒美でしたね」と話し、演技については「ド素人ですから」と謙そんするも、観客から拍手が送られたり鈴木から「Vシネで見たことありますよ。相当な演技力でビックリしました」と称賛されて照れ笑いを浮かべる場面もあった。また、ロケ地となった岡山県玉野市にも言及し、渚が「玉野市の自然がすごくてビックリしました。コロナ禍で東京から私たちみたいに撮影で来るのに抵抗があると思いましたが、そこを受け入れてくれて玉野市の皆さんが協力してくださったことがうれしかったです。温かいなと思いました」と感謝しきり。玉野市は空気が美味しかったせいかタバコも美味かったそうで、鈴木が「空気が澄んでいて景色もキレイだし本当に美味しかったんです。あの時は『わかば』だと思いますが、『パーラメント』を吸っているんじゃないかと思いました」と振り返り、渚も「タバコ吸うシーン、美味そうやなと思ったでしょ。めっちゃ美味いんよ!」と鈴木の意見に同意していた。
2021年11月14日書籍販売数・累計100万部突破の数学ミステリーシリーズ『浜村渚の計算ノート』が待望の舞台化!12月27日(月)の大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演を皮切りに、大阪と東京で上演される。ミュージカル「浜村渚の計算ノート」チケット情報ミュージカル『浜村渚の計算ノート』は、中学生の浜村渚(はまむらなぎさ)が、警視庁の数学オンチな刑事たちや同級生とともに、戦後最大の数学者であるドクター・ピタゴラスが率いる数学テロ組織【黒い三角定規】に立ち向かい大活躍する物語。主人公の浜村渚役は一般からのオーディションで選考中だが、脇を固めるのはトップミュージカル俳優・岸祐二をはじめ、『ライオンキング』元シンバ役の友石竜也、幅広いジャンルで活躍する上山竜治、『刀剣乱舞』など2.5次元ミュージカルで人気を博す三好大貴など、豪華実力派俳優陣。また、お笑い芸人のFUJIWARA原西孝幸や、元SUPER☆GiRLSの宮崎理奈、世界大会でも話題のブレイクダンスチーム・FOUND NATIONの出演も決定しており、圧倒的な演技、歌、ダンスを体感しながら、コミカルな要素に大笑いし、数学の謎解きにスカッとして、いつの間にか数学が好きになる…といった教育要素も詰まった、今までにない《新感覚ファミリーミュージカル》となっている。本作は、12月27日(月)から30日(木)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、2022年1月6日(木)から8日(土)まで東京・光が丘IMAホールにて上演。チケットは、10月12日(火)11:00から17日(日)23:59までファミリーマート先行(抽選)を実施。
2021年10月12日悩みを持つ女性たちが続々訪れる、とあるバッティングセンター。訳あってここでアルバイトをする高校2年生の舞(関水渚)は、“野球論”で例えた独自の人生論で女性の悩みを解決に導く元プロ野球選手の伊藤(仲村トオル)と出会う。伊藤を“おっさん”と呼び邪険に扱いながらも、舞も人生を学んでいく、“ライフ・イズ・ベースボール”を合言葉にしたヒューマンドラマが開幕!女性たちの悩みを野球を通して解決するヒューマンドラマです。「初めて台本を読んだ時、舞の言い回しや余計なひと言がひっかかり、やりにくさを感じました。その理由は、自分とどこか似ているから。私も親と喧嘩をするとつい嫌な言い方をしてしまうんですが、若さゆえに不器用な舞にそんな自分を見たようで…。でも似ているからこそ演じやすいかもしれない、と発想を変えたら共感して演じられるように」第1話には元メジャーリーガーの岡島秀樹さんが登場して話題となったが、毎回、往年の“野球レジェンド”が登場するのも見どころ。「プロの方とお会いするのも、プレーを間近で見るのも初めてで、岡島さんは現場にいらっしゃっただけで力強くて明るいオーラを放っていてびっくり。みなさん体が大きくて、大迫力のプレーに感動でした」高校時代は野球部のマネージャーをしていたこともあり、関水さんのプロフィールには“スコアブックをつけることが趣味”とも。「実はそれは高校時代のもので、最近の趣味はウィンドサーフィンです。すみません…更新しておいてください(笑)。このドラマは野球を全く知らない方でも楽しんでいただけると思います。というのも、毎週登場する女性たちの悩みは仕事、家庭、人間関係などさまざま。きっと共感できることもあるはずです。たとえば、第5話で佐藤仁美さんが演じる、夫婦間のすれ違いに悩む女性の回。私の場合は友達や家族間に置き換えたら他人事ではなくなりました。そんな悩みに、ゲストの選手の方や“おっさん”が前向きになれる言葉をくれるので、ホッとできるんです。ドラマを見てくだされば、きっといい夜になるのではないでしょうか」『八月は夜のバッティングセンターで。』スマホ用アプリゲーム「八月のシンデレラナイン」を原案に、関水渚さんと仲村トオルさんのW主演でドラマ化。毎週水曜、深夜1:10(ほか)テレビ東京ほかにて放送中。第2話には悩める女性・天野佳苗役に堀田茜さん、元プロ野球選手の山﨑武司さんが登場! ©「八月は夜のバッティングセンターで。」製作委員会せきみず・なぎさ1998年6月5日生まれ、神奈川県出身。17歳で「ホリプロタレントスカウトキャラバン」のファイナリストに選ばれて芸能界入り。19歳の時「アクエリアス」のCMに出演。映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』にコックリ役で登場し話題に。ロンパース¥20,350(AMERI/Ameri VINTAGE TEL:03・6712・7887)イヤリング¥3,080(mimi33/サンポークリエイト TEL:082・248・6226)※『anan』2021年7月21日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・後藤仁子ヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2021年07月20日関水渚と仲村トオルが、この夏放送の新水ドラ25「八月は夜のバッティングセンターで。」にW主演することが決定した。本作は、アニメ化もされた「青春×女子高生×高校野球」をテーマにした野球型青春体験アプリゲーム「八月のシンデレラナイン」から着想を得た完全オリジナルドラマ。舞台は、都内のとあるバッティングセンター。わけあって夏休みにアルバイトをすることになった女子高生・夏葉舞と、「バットのスイングだけで、その人がどんな悩みを抱えているかわかる」と豪語する47歳の謎の元プロ野球選手が、毎回バッティングセンターに現れる悩める女性たちを、「野球論」で例えた独自の「人生論」で解決へと導いていく、新感覚のベースボール・ヒューマンドラマ。夏葉舞役には、『町田くんの世界』『カイジ ファイナルゲーム』「4分間のマリーゴールド」などに出演した若手女優の関水渚。悩める女性の相談を次々と解決する謎の人物・伊藤智弘を、現在放送中の「ネメシス」に失踪したアンナの父・始役で出演する仲村トオルが演じ、初共演。今回ドラマ初主演となる関水さんは「大きなプレッシャーもありますが、自分自身が楽しんで舞を演じる事で見てくださる皆様にも楽しんでいただけるように頑張りたいと思います!」と意気込み、役柄については「若くてまっすぐで羨ましくも思ってしまうほどでした」と印象を明かす。一方、仲村さんは演じる伊藤について「昭和の町に一人はいた『人の事を他人事としない』、最早、死語かもしれない『おせっかい』に全力投球する時代遅れの男のように思います。AIに負けないくらい令和に必要な人だと思います」と説明。また「野球が好きな人には凄く楽しく、野球をそれほど好きじゃない人でも『野球、いいなぁ』と感じてもらえるような、見てくださった次の日にバッティングセンターに行きたくなるようなドラマにしたいと思っています」とコメントしている。なお、本作には野球好きであれば誰もが知っているような、往年の野球レジェンドたちが登場。「皆さんの野球のプレーを間近でみれることがとても楽しみです」(関水さん)、「野球というスポーツの中には人生に役立つことがとても多くあると思っているので、出演してくださるスーパープレイヤーの方々から沢山いただけることがあるのではないか、と、とても楽しみにしています」(仲村さん)と期待している。水ドラ25「八月は夜のバッティングセンターで。」は7月7日より毎週水曜日深夜1時10分~テレビ東京ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2021年05月18日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の中田青渚さんです。今泉力哉監督の作品でヒロインの一人に抜擢!4月公開の映画『街の上で』に出演。「演じたイハは、思いつきで行動するような掴み所がない子。私も周りからこうやって見られていることあるかもって感じながら演じました」。デビューのきっかけになったオーディションを、景品の図書カード欲しさに受けたほどの漫画好き。「弟から漫画を借りたり、アニメの情報交換をすることも。自立した強い女性に憧れていて、『ONE PIECE』のビビが好き」。今行きたいのは海外。「海外に行ったことがなくて…。初めては、友達と韓国か台湾に行きたいです」お風呂上がりにYouTubeを見ながら…。ストレッチを続けたら体が柔らかくなって、身長も伸びた気がする(笑)。スケッチブックと色鉛筆を買いました。チャリティ企画で絵を描くので、模写して練習中。上手になりたい~!『ONE PIECE』は何度も読んでいます。物語が長いので、「頂上戦争編」の57巻や59巻をよく読み返しています。なかた・せいな2000年生まれ。「第5回Sho‐Comiプリンセスオーディション2014」でグランプリを獲得し、デビュー。4月9日に公開の映画『街の上で』では、城定イハ役で出演。※『anan』2021年4月7日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2021年04月06日自主映画の祭典「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が昨年新設した映画賞「大島渚賞」の第2回記念イベントが3月20日、都内で開催された。今年は審査員長である坂本龍一(音楽家)、審査員の黒沢清(映画監督)、荒木啓子(PFFディレクター)らが選考を進めてきたが、「該当者なし」という結果に。イベントに出席した黒沢監督は「面白いテーマを見つけてくる能力はあるなと思うが、でもその先が……。もったいない」と審査を振り返った。映画の未来を拓き、世界へ羽ばたこうとする、若き才能に授与される「大島渚賞」。第1回は、『セノーテ』『鉱 ARAGANE』が各国で高く評価されている小田香監督が受賞した。今回は該当者がいなかったため、当初予定されていた授賞式の代わりに、記念イベントという形で式典を実施。なお、審査員長の坂本は療養を理由にイベントを欠席した。黒沢監督は、かつて坂本が学生に向けて発した「誰かを傷つけるのが怖いなら、作品を作るな」という言葉を引き合いに、「せっかく興味深いテーマをつかみながら、実にうまくまとまっていたり、なぜか感動的だったり。でも、感動させるテーマじゃなかったよねと……。最終的に誰も傷つけず終わった作品が結構あった」と総評を述べた。その上で「特に新人監督に送る映画賞はいつも議題になるんですが……」と前置きし、「作品の完成度で選ぶべきなのか、それとも作家の個性や独特な文体というか、『次回作が見たいな』と思える人に賞をあげるべきか」と経験談を披露。「そのどちらも吹き飛ばす、問答無用にこれだよねっていえる作品、監督が残念ながら見当たらなかった」と該当者なしの理由を説明した。また、坂本、黒沢監督両名でそれぞれ異なる「強いて言えばこれ」といえる1作品があったとも明かし、「双方の特別メンションという案もあったが、これについては、ぴあさんの英断でなくなった」。この件について、荒木氏は「お二人の気持ちをくんだ。まだ、大島渚賞は開拓中であり、その道がおかしくなってしまうので」と話していた。イベントには、大島監督の子息で昨年公開された監督作『なぜ君は総理大臣になれないのか 』や、プロデュース作『ぼけますから、よろしくお願いします。』など話題作を手掛ける大島新監督が来場。また、坂本と黒沢監督がともに“ベストワン”と激賞する『日本春歌考』(1967年製作)の特別上映が行われた。取材・文・写真=内田涼
2021年03月20日日本一のミスキャンパスを決める「MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2021 supported by リゼクリニック」が2日、都内で行われ、埼玉県出身で東京大学1年の神谷明采さんがグランプリに輝いた。2003年度より開催され、今回で18年目を迎える同コンテストは、全国のミスキャンパスの中から日本一のミスキャンパスを決めるというもの。過去の同コンテスト出身者にはNHKの杉浦友紀アナウンサーやタレントの福田萌を筆頭に後に活躍するアナウンサーやモデル、タレントなどを輩出している。この日はファイナルまで残った10人の全国予選出場者が勢揃いし、東京大学1年の神谷明采さんが見事グランプリの座を射止めた。グランプリ以外にもテレビ朝日アスク賞、Heather賞、ミスリゼウォーク賞と合わせて4冠を達成した神谷さん。「本当にたくさんの方々が応援してくださいました。貴重な機会を頂けて本当にありがとうございました。応援してくださった皆さんに感謝しております」と喜びを語った。1年間の浪人を経て東京大学に入学したという神谷さんは「大学1年でメイクもしたことがなかったしインスタも高校卒業するまでやったことがありませんでした。みんなが当たり前にしていることを知らなかったので、その勉強が大変でしたね」と今日までの過程を振り返り、「夢は人を笑顔にしたり幸せにすることです。人を幸せにする仕事に就きたいと思います。アナウンサーだったり芸能界もあるんじゃないかなって思ったりします。具体的にこれをやりたいというものは明確にありませんが、人を笑顔にしたいですね」と今後の夢を明かした。その神谷さんは番組の収録で奇しくもこの日にMCを務めたNON STYLEの井上裕介と共演経験も。井上は「番組でご一緒し、その時は神谷さんが特技で腕縄跳びをやってパンツ丸見え(笑)。あの時の雰囲気と全然違うからびっくりしました」とあまりの変わりように驚いたという。一方の神谷さんは「本当に優しくて、この前の収録の時も助けて頂き、本当にありがとうございました」と話した。また、準グランプリには学習院大学3年の小川奏さんとともに関西学院大学2年の山本瑠香さんが受賞。山本さんは元AKB48のメンバーで、大学卒業後はアナウンサーを目指すという。「8月に関西のキャンパスで行われてグランプリを頂けたのでこのステージに立つことが出来ました。本当にありがとうございます」とこれまでサポートしてくれたファンに感謝し、「長所はポジティブなところ。井上さんが出版された『スーパー・ポジティヴ・シンキング』を読んで頑張りました。こういう賞を頂けてうれしいです」と笑顔を見せていた。なお、グランプリ、準グランプリ以外は審査員特別賞に関西学院大学3年の松本美紅さん、同志社大学2年の木原渚さん、立命館大学2年の仲間由依さん、ミスリゼクリニック賞に関西学院大学2年の山本瑠香さん、フジテレビアナトレ賞に立命館大学2年の仲間由依さん、MISS COLLE賞に関西大学2年の加藤千絢さん、mysta賞に同志社大学2年の木原渚さん、Nowme.by RUNWAYchannel賞に関西学院大学3年の松本美紅さん、クレームオブール賞に桜美林大学2年の犬塚花菜子さん、ANNIVERSAIRE賞に同志社大学2年の木原渚さんが選ばれた。また、この日は日本一のミスターキャンパスを選ぶ「MR OF MR CAMPUS CONTEST 2021 supported by メンズリゼ」も行われ、立教大学4年の鈴木廉さんがグランプリを獲得。準グランプリには学習院大学2年の福島有稀さん、拓殖大学2年の金井優希さん、審査員特別賞には慶應義塾大学2年の白木慈恩さん、千葉大学4年の大崎智也さん、桜美林大学3年の米倉聖真がそれぞれ選ばれた。
2021年03月03日巨匠大島渚監督の全貌、というべき、500ページを超す資料集が4月に出版される。書名は『大島渚全映画秘蔵資料集成』(国書刊行会刊)。編著者は『大島渚のすべて』(キネマ旬報社)という監督研究書もあり、大島監督とも30年以上の交流があった映画評論家・映画監督の樋口尚文さん。大島家、大島渚プロダクション全面協力のもと、大島監督の書斎から保管庫、大島プロが管理している資料庫まで膨大な量の資料を調査し、整理、分析を加えた。手がけた作品の企画から上映に至るまでに書きとめられたノート、集められた資料、図版を、作品ごとに掲載。映画の製作過程およびその人物像について時代背景を含め詳細に解説しているほか、監督本人の貴重な証言を時系列で並行して配し、その軌跡を浮き彫りにした。大島監督の学生時代の数学のノートに始まり、助監督時代の日記、監督デビュー後のさまざまな企画メモ、撮影プランの紙片、はては製作中の契約書、領収書までを精査するなか、『愛のコリーダ』編集時のフランスの現像所から大島監督が持ち帰った幻のフィルム、『戦場のメリークリスマス』の巨大なアートのごときセットの建造過程や『マックス、モン・アムール』のマックスのボディ・スーツの制作工程にまつわる貴重資料などを続々と発掘。企画されたが、映画化にはいたらなかった東映やくざ映画『日本の黒幕』の制作メモ、早川雪洲とルドルフ・ヴァレンチノの確執を描く『ハリウッド・ゼン』の複数のシナリオ、テオ・アンゲロプロスが大島渚を撮ったカンヌ映画祭用の幻のフィルムなど、映画ファンなら目がくらむような垂涎の資料を濃厚な解説とともに収録している。この本の刊行にあわせ、4/3(土)から4/23(金)まで、シネマヴェーラ渋谷で「オーシマ、モン・アムール」と題し、大規模な大島渚回顧上映を開催。さらに、4/16(金)から新宿・武蔵野館他で『戦場のメリークリスマス 4K修復版』と『愛のコリーダ 修復版』の2本をリバイバル公開する。4月、大島渚にスポットがあたる!【編著者・樋口尚文さんのコメント】昨秋、長年着手せねばと思っていた故・大島渚監督が遺した膨大な資料の精査についに踏み切り、小山明子さん、大島渚プロダクションの大島新監督の全面的なご協力を得て、藤沢の大島邸の書斎、保管庫から大島プロの保管庫、さらに関係各所に通い詰めて、資料の分類と撮影を続けましたが、これだけでまるまる三か月を要し、さらにそのアーカイヴの分析・執筆作業が数か月を経てまだ続行中です。大島監督が遺した資料のボリュームは圧倒的で、私がぜひ知りたいと望んだ異色作の創造工程をつまびらかにする数々の手がかりや実に珍しく興味深い写真の数々など驚いた「発掘物」は枚挙にいとまがありません。本書はこの恐るべき質と量の資料群を念入りに蒐集保管していた大島監督ご自身の「アーカイヴ熱」を再現することにも留意しながら、この「映画」と「知」の巨人の足跡をいきいきと記録したいと考えています。『大島渚全映画秘蔵資料集成』監修:大島渚プロダクション編著:樋口尚文(国書刊行会)B5判 / 総500頁 / 予価 8,800 円+税 / 2021年4月刊行予定『大島渚全映画秘蔵資料集成』刊行記念大島渚監督作品特集上映「オーシマ、モン・アムール」4月3日(土)〜23日(金)(c)大島渚プロダクション(c)大島渚プロダクション
2021年02月18日グラビアアイドルの森脇芹渚(もりわき せりな)がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『I DREAM』(発売中 4,180円税込 発売元:スパイスビジュアル)の発売記念イベントを行った。2017年12月に1stDVD『ミルキー・グラマー』でグラビアデビューを果たした森脇は、童顔に似つかわしくない天然のIカップバストが魅力の25歳。Jカップ寄りのIカップバストはもちろん、上からB93・W62・H86という日本人離れしたダイナマイトボディーを誇る。そんな彼女が約2年ぶりとなるグラビアDVDをリリース。さらに迫力が増したIカップバストとド迫力ボディーを披露している。Iカップバストを小さな水着で隠しながらも下乳や横乳、さらには深い谷間を見せつけて報道陣を悩殺した森脇。「今回のDVDはオムニバス形式となっていて、個人的には初めて着たナースのコスプレがすごく楽しかったです。意外と身体のラインが出ていてエロいと思いました(笑)」と満足げで、ナース以外の設定については「家庭教師の先生を演じた時は、視聴者の方を教える感じとなっています。私服の下はニップレスブラ。これは私が着たいとお願いして実現しました。胸の張りがイイ感じで、自分の中では最高の出来栄えです」と自信を見せた。気になるセクシーなシーンは「夜のベッドのシーンはドキッとすると思います。黒のY字形水着を着たんですが、動くと危なかったですね(笑)。誘惑を擬似的にした感じで、頑張って誘惑しました(笑)」とアピールした。この日は報道陣が撮影する度に揺らすなど、存在感が一際目立った93cmのJカップバスト。大きくなった理由を問うと「思い当たる節がないんですよ」としつつ、「小学校5年生の頃から大きくなったんですが、中学2年生の頃にバドミントン部に入っていて、ブラジャーをつけずにバドミントンをしていました。それとその頃に抹茶の豆乳が好きでよく飲んでいたんですが、それが理由かもしれません。おばあちゃんはEカップだしお母さんはBもなかったので遺伝ではないと思うんですけど」と明かしていた。
2020年09月02日自主映画の祭典「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が新たに設立した映画賞「大島渚賞」の記念上映会が3月20日、東京・千代田区の丸ビルホールで行われ、同賞第1回受賞者である小田香監督の最新作『セノーテ』が上映された。『ニーチェの馬』『サタンタンゴ』で名高いハンガリーの巨匠タル・ベーラが指揮した若手映画作家育成プログラムに参加した“愛弟子”である小田監督が、最新作の題材に選んだのはメキシコ・ユカタン半島の北部に点在し、セノーテと呼ばれる洞窟内の泉。現世と黄泉を結ぶと信じられていたセノーテでは、かつて雨乞いの儀式のために人々が生贄として捧げられていた。小田監督が自らダイビングを学び、セノーテをめぐる歴史と記憶が交差する神秘の水源を撮影した。上映後には小田監督、「大島渚賞」の審査員長を務める音楽家の坂本龍一、審査にあたった黒沢清監督が、荒木啓子(PFFディレクター)の進行でトークショーを実施。坂本は初長編作品『鉱 ARAGANE』で炭鉱に、本作で泉に“潜る”小田監督の作風に興味を示し、「次は空には?」と話題を振ると、小田監督は「お金次第ですが、宇宙から地球を撮りたい」と構想を語った。サウンドデザインに対しても賛辞を送る坂本は「色彩や光と影に加えて、音に対する感覚も非常に鋭いし、挑戦も見受けられる。こういう、すべてを持っている人はなかなかいない」。黒沢監督は「ジャンルとしては、ドキュメンタリーなのか?」と質問をぶつけ、小田監督は「感じたことに忠実というか、体験に沿って撮っている意味ではドキュメンタリーだと思います」と説明した。また、小田監督は今回の受賞を機に、大島監督の作品群をほぼ見直したといい「戦中戦後の大きな問題に対し、怒りを描いていると同時に『これは国民1人1人、君の問題だよ』とおっしゃっているように感じた」と背筋を伸ばしていた。「大島渚賞」は高い志で世界に挑戦した大島監督のように、新しい道を切り拓こうとしている若い映画監督を顕彰する賞で、すでに商業デビューを果たした若手監督を対象とする、まったく新しい映画賞。日本在住の映画監督(劇場公開作3本程度)、原則として前年に発表された作品がある監督を選考対象とし、毎年5監督を選出。その中から審査員が受賞者1名を決定する。この日の記念上映会では『セノーテ』に加えて、大島監督の代表作であり“松竹ヌーヴェルヴァーグ”の言葉を生んだ『青春残酷物語』(1960年)デジタル修復版が英語字幕付きで上映された。
2020年03月20日「新しい映画の才能の発見と育成」を目的に、1977年から続く自主映画の祭典「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が新たに設立した映画賞「大島渚賞」の授賞式が、本日3月19日に都内で行われ、栄えある第1回目の受賞者となった小田香監督がトロフィーを受け取った。2011年に米ホリンズ大学の教養学部映画コースを修了した小田監督は、13年に『ニーチェの馬』『サタンタンゴ』で名高いハンガリーの巨匠タル・ベーラが指揮した若手映画作家育成プログラム「film.factory」に第1期生として参加。15年にベーラ監督監修のもと、ボスニアの炭鉱を捉えた初長編作品『鉱 ARAGANE』を完成させ、大反響を呼んだ。最新作『セノーテ』はメキシコ・ユカタン半島の北部に点在し、セノーテと呼ばれる洞窟内の泉に迫り、山形国際ドキュメンタリー映画祭2019、ロッテルダム国際映画祭2020への正式出品を経て、この6月から劇場公開される予定だ。小田監督は、大島監督の座右の銘でもある、ハンセン病と闘った詩人・明石海人の言葉に触れて「映画とともに生きる上で、困難に立ち向かうことも多々あると思いますが、かつて不条理の中で、それでも光を見出そうと己を燃やし、生きるために表現せざるを得なかった人々が確かにいたことを、瞬間瞬間思い出したいです」と真摯に語り、「命を、人生をかけて、今自分は生きて表現できているのか。常に問いかけ、映画の道を歩んでいく所存です」と決意を新たにしていた。授賞式には小田監督をはじめ、審査員長で、かつて大島監督の『戦場のメリークリスマス』(1983年)でヨノイ大尉を演じた坂本龍一氏、審査員の黒沢清監督と荒木啓子(PFFディレクター)、矢内廣(一般社団法人PFF 理事長、ぴあ株式会社 代表取締役社長)、大島監督の妻で女優の小山明子が出席した。ニューヨークから駆けつけた坂本は「すばらしい監督の名前を冠した賞にふさわしいのは、小田香しかいないと僕から推薦させていただいた。先進的な思想家でもあった大島監督の思想に、(小田監督の作品は)通底するものがある」と輝く才能を絶賛。黒沢監督は「重たい賞ですが、背負ってさらにすばらしい作品を生み出してください」とエールを送った。また、授賞式にはベーラ監督から「あなたがこれまで作ってきた映画に、あなたの誠実さと強さに、心から感謝したいと思います。そして、ゴー・ア・ヘッド!わが道を行きなさい」と祝福のメッセージが届いた。「大島渚賞」は高い志で世界に挑戦した大島監督のように、新しい道を切り拓こうとしている若い映画監督を顕彰する賞で、すでに商業デビューを果たした若手監督を対象とする、まったく新しい映画賞。日本在住の映画監督(劇場公開作3本程度)、原則として前年に発表された作品がある監督を選考対象とし、毎年5監督を選出。その中から審査員が受賞者1名を決定する。取材・文・写真=内田涼
2020年03月19日1977年から40年以上にわたり、国内外に自主映画を紹介してきた“ぴあフィルムフェスティバル(PFF)”が、新たなる映画賞“大島渚賞”を創設。その第1回目の受賞者に、巨匠タル・ベーラの愛弟子である小田香監督が選ばれた。この大島渚賞は、映画の未来を拓き、世界へ羽ばたこうとする、若くて新しい才能に対して贈られる賞。対象は、劇場公開作品を持つ監督だ。かつて、大島監督が高い志を持って世界に挑戦していったように、それに続く次世代の監督を、期待と称賛を込めて顕彰する。“第1回大島渚賞”は、審査員長である坂本龍一(音楽家)、審査員の黒沢清(映画監督)、荒木啓子(PFFディレクター)の討議により、ハンガリーの巨匠タル・ベーラの愛弟子であり、独自の映画言語で『鉱 ARAGANE』『セノーテ』など、次々に新たな作品を生み出している小田監督に。授賞式は、3月19日(木)に東京・丸ビルホールで行われる。また、翌3月20日(金)には、同ホールにて記念上映会が実施されることになっている。この“大島渚賞”記念上映会では、受賞監督作品と大島監督作品を上映。6月に劇場公開を控える小田監督最新作『セノーテ』をいち早く紹介し、上映後には、小田監督、坂本、黒沢監督によるトークも行われる。さらに、大ヒットを記録し、社会現象ともなった大島監督による28歳のときのオリジナル作品『青春残酷物語』が上映会のラストを飾る。■第1回大島渚賞タイムテーブル(※予定)13:30『セノーテ』上映14:50 上映後トーク(小田香監督×坂本龍一×黒沢清)15:50『青春残酷物語 デジタル修復版』
2020年02月17日“笑顔で人々を幸せにする”をコンセプトに吉本興業が主催した女性タレント発掘オーディション「美笑女グランプリ」で、初代グランプリに輝いた高野渚。大阪在住でお笑い好きだという彼女は、まぶしい笑顔が実にチャーミングな高校2年生だ。すでに、優勝特典である品川ヒロシ監督によるWOWOWの連続ドラマ出演が決定しているほか、24日にスタートした岡田結実主演のテレビ朝日系ドラマ『女子高生の無駄づかい』(毎週金曜23:15~)にも出演。早くも女優としてスタートを切った高野にインタビューし、令和を担う原石の素顔に迫った。○■吉本主催の「美笑女グランプリ」を受けた理由――2歳でモデルをした経験もあるそうですが、女優を目指したいと思ったのは、いつ頃からですか?小学校の低学年くらいからだと思います。映画やドラマを観るのが大好きで、いつかは自分も女優になりたいと思っていました。――今回、「美笑女グランプリ」に応募しようと思ったきっかけを教えてください。「美笑女グランプリ」のコンセプトを聞いて、自分の笑顔で誰かを幸せにできたらいいなと思って応募しました。いつも笑顔でいたほうが楽しいと、自分自身も思っているので。――大阪人は、お笑いのDNAが備わっていると思いますが、やはり吉本興業に対しても特別な思いがあったのでしょうか?やはり家族全員が、お笑い好きです。吉本は当然ながらお笑いのイメージが強いので、オーディションを受けた時も「芸人を目指してるの?」と聞かれましたが、私自身は女優志望です。何かオーディションを受けたいと思った時、ちょうど見つけたのが「美笑女グランプリ」だったので、タイミングも良かったかなと思います。――2019年は、いろいろなことがあった吉本興業ですが、不安に思ったことはなかったですか?ちょうど、いろいろな騒ぎがあった頃にオーディションを受けましたが、私自身はそんなに気にしてなかったです。そこはやっぱり、大阪出身という点が大きかったと思います。――オーディションは緊張しましたか?実は、全然緊張しないタイプなんです。とはいえ、ほどよい緊張感は感じていました。○■目標とする女優は二階堂ふみや杉咲花――吉本所属だからこそやってみたいことはありますか?バラエティ番組などで、芸人さんと絡める機会をいただけたらうれしいです。私自身は芸人を目指したいわけではないのですが、芸人さんと一緒に仕事がしたいです。――ちなみに、ご自身はボケとツッコミでいうと、どちらのタイプですか?友だちからは、よくツッコまれます(笑)。また、どちらかというと、自分が話すというよりは、聞き手に回るほうが多いです。――憧れの女優さんはいますか?二階堂ふみさんや杉咲花さんのような、自然体の演技が素敵な女優さんを目指したいです。また、いつか共演してみたいのは石原さとみさんです。かわいさもカッコ良さも両方見せることができる女優さんだし、たくさんの人から愛されている方だなと思います。――女優としてどういう作品に出演してみたいですか?普段、少女漫画をよく読むので、いつか人気コミックの実写映画に出てみたいです。いつも、漫画の映画化作品を観に行く時は、漫画のとおりになっているのかな? と気になりますが、観るととても面白いと感激します。――品川ヒロシ監督のWOWOW連続ドラマも楽しみですね。まだ、監督とはあまりお話ができていないのですが、演技を頑張って、どんどんステップアップしていきたいです。○■記憶力に自信「台本も何回か読んだら」――得意なことや、ご自身の武器についても教えてください。記憶力はいいほうだと思います。テスト勉強も、一夜漬けでバーッと覚えられるタイプだったので、台本も何回か読んだら頭に入る感じです。また、クラシックバレエを3歳から中1くらいまでやっていて、バスケットボールも小学校の3年間やっていました。あとは、寝起きもいいです(笑)。そして、嫌なことがあってもポジティブに捉え、あまり落ち込まないようにしています。ずっと凹んでいてもしょうがないので、常に前向きに頑張っていこうと思っています。――2020年の目標を聞かせてください。いま高校生なので、高校サッカー選手権の応援マネージャーをやってみたいです。それは高校生にしかできないことで、ラストチャンスになるので、もっと頑張ってトライしたいです。■プロフィール高野渚(たかの・なぎさ)2002年4月15日生まれ、大阪府出身。趣味は映画鑑賞、音楽鑑賞、クラシックバレエ。特技は、どんなに朝早くても目覚ましが鳴るすぐに起きられること、どこでも寝られること。スポーツ経験はバスケットボール(3年)。楽器経験はピアノ(2年)、習い事は英会話、体操。
2020年01月26日「新しい映画の才能の発見と育成」を目的に、1977年から続く自主映画の祭典「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が12月4日、新たな映画賞「大島渚賞」の設立を発表し、都内で会見を実施。大島監督の妻で女優の小山明子が出席し「ふさわしい人にとって(賞が)活きれば、大島もさぞかし喜んでくれるだろう」と期待を寄せていた。生前の大島監督は1979年からPFFの審査員を務めており、小山は「大島は若い才能が大好きでした。審査する日はたいてい遅く帰ってきて(笑)。若い人たちから刺激をもらっていた」と回想。大島作品について「同じものは作らない信念があり、すごくチャレンジャー。常にワクワクしたいという好奇心、冒険心をもっていた」としみじみ語り、同様に自由に発想する若い映画人を後押しする賞の設立に、感無量の面持ちだった。会見には矢内廣(一般社団法人PFF 理事長、ぴあ株式会社 代表取締役社長)、荒木啓子(PFFディレクター)が同席した。賞設立の経緯について矢内氏は「小山さんからPFFで大島渚賞を作ってほしいと申し出をいただいた。あまりのビッグネームなので、当初はPFFがふさわしいのかと思ったが、『大島の遺志と受け止めてください』と言っていただいた」と説明。また、PFFの審査にあたる大島監督の姿を「新しい才能を発見できる期待をもって、ワクワクしながら審査してくださった」と振り返った。高い志で世界に挑戦した大島監督のように、新しい道を切り拓こうとしている若い映画監督を顕彰する同賞は、すでに商業デビューを果たした若手監督を対象とする、まったく新しい映画賞。日本在住の映画監督(劇場公開作3本程度)、原則として前年に発表された作品がある監督を選考対象とし、毎年5監督を選出。その中から審査員が受賞者1名を決定する。審査員長を世界的アーティストで大島監督の『戦場のメリークリスマス』(1983年)でヨノイ大尉を演じ、初めての映画音楽も手がけた坂本龍一氏が務めるほか、黒沢清監督と荒木氏が審査にあたる。第1回の受賞者は2020年2月発表を予定しており、荒木氏は「映画が難しい状況のなかで、自主映画からその先を目指し、格闘している監督を対象にしている。勇気をもらえるような賞にしたいし、(賞として)育てていきたい」と抱負を語った。取材・文・写真=内田 涼
2019年12月04日「新しい映画の才能の発見と育成」を目的に、1977年から続く自主映画の祭典「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が12月4日、新たな映画賞「大島渚賞」の設立を発表し、都内で会見を実施。大島監督の妻で女優の小山明子が出席し「ふさわしい人にとって(賞が)活きれば、大島もさぞかし喜んでくれるだろう」と期待を寄せていた。生前の大島監督は1979年からPFFの審査員を務めており、小山は「大島は若い才能が大好きでした。審査する日はたいてい遅く帰ってきて(笑)。若い人たちから刺激をもらっていた」と回想。大島作品について「同じものは作らない信念があり、すごくチャレンジャー。常にワクワクしたいという好奇心、冒険心をもっていた」としみじみ語り、同様に自由に発想する若い映画人を後押しする賞の設立に、感無量の面持ちだった。会見には矢内廣(一般社団法人PFF理事長、ぴあ株式会社代表取締役社長)、荒木啓子(PFFディレクター)が同席した。賞設立の経緯について矢内氏は「小山さんからPFFで大島渚賞を作ってほしいと申し出をいただいた。あまりのビッグネームなので、当初はPFFがふさわしいのかと思ったが、『大島の遺志と受け止めてください』と言っていただいた」と説明。また、PFFの審査にあたる大島監督の姿を「新しい才能を発見できる期待をもって、ワクワクしながら審査してくださった」と振り返った。高い志で世界に挑戦した大島監督のように、新しい道を切り拓こうとしている若い映画監督を顕彰する同賞は、すでに商業デビューを果たした若手監督を対象とする、まったく新しい映画賞。日本在住の映画監督(劇場公開作3本程度)、原則として前年に発表された作品がある監督を選考対象とし、毎年5監督を選出。その中から審査員が受賞者1名を決定する。審査員長を世界的アーティストで大島監督の『戦場のメリークリスマス』(1983年)でヨノイ大尉を演じ、初めての映画音楽も手がけた坂本龍一氏が務めるほか、黒沢清監督と荒木氏が審査にあたる。第1回の受賞者は2020年2月発表を予定しており、荒木氏は「映画が難しい状況のなかで、自主映画からその先を目指し、格闘している監督を対象にしている。勇気をもらえるような賞にしたいし、(賞として)育てていきたい」と抱負を語った。取材・文・写真=内田 涼
2019年12月04日映画『町田くんの世界』(6月7日公開)で、俳優・細田佳央太と共に主演に抜てきされた女優・関水渚の新たな場面写真3点が8日、公開された。同作は、石井裕也監督が安藤ゆき氏の同名コミックを実写化。運動や勉強が苦手で見た目も普通な“人が大好き”町田くん(細田)が、“人が大嫌い”な猪原さん(関水)に出会うことで、初めて「わからない感情」に向き合っていく。1,000人を超えるオーディションを勝ち抜いた2人をW主演に、岩田剛典、高畑充希、前田敦子、太賀、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市、北村有起哉、松嶋菜々子といった豪華キャストが脇を固める。関水が演じるのは、過去のある出来事がきっかけで人嫌いになってしまうが、町田くんと出会うことで少しずつ変わっていく猪原奈々。不安を抱えながら精一杯生きようとする猪原という役に対して、関水自身も「初の映画で初主演」という不安と向き合いながら果敢に挑んでいる。その姿が、今回公開された3点の写真からも浮かび上がる。高校のプールに入った時に見せた弾けるような笑顔、町田くんのある行動を目撃して驚く瞬間、仮病で保健室に引きこもっていたところで偶然町田くんと出会った時の表情をそれぞれ捉えている。藤原竜也主演の人気シリーズ最新作『カイジ ファイナルゲーム』(2020年1月10日公開)のヒロインにも抜てきされた関水。令和のブレイク女優として、期待と注目を集めている。(C)安藤ゆき/集英社(C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
2019年06月08日●『町田くんの世界』オーディションで主演に抜擢『川の底からこんにちは』『舟を編む』『バンクーバーの朝日』などで知られる、石井裕也監督の最新作『町田くんの世界』が6月7日より公開される。安藤ゆきによる同名コミックを映画化した同作は、運動も勉強も苦手で見た目も普通だが、接した人みんなの世界を変えてしまう不思議な力のある”町田くん”を主人公に繰り広げられる物語だ。主演の町田一役には細田佳央太(かなた)、ヒロインの猪原奈々役には関水渚と、オーディションで選ばれた”超新人”の2人が中心となったことでも話題を呼んでいる同作。さらに高校の同級生役に岩田剛典、高畑充希、前田敦子、太賀……と、どこか普通と違った雰囲気を漂わせる。今回は、フレッシュな2人にインタビューし、作品についての思いや今後の野望を聞いた。○■オーディションにはいつも勝ち取る気で――オーディションで選ばれた時は、どんな心境でしたか?細田:選んでいただいた時は本当に嬉しかったです。でも、すごい人数の方の中から主役という立場で選んでいただいたことが、プレッシャーにもなりました。オーディションはいつも勝ち取る気で挑むので、『町田くん』では特別に何が良かったのかはわからないんですけど、石井監督に「細田くんでよかった」と言っていただいたことはすごく嬉しかったです。関水:オーディションを受けた場で、そのまま言われたので、すごくびっくりしました。目の前に監督がいらっしゃって、2人でお芝居をして、その場で「いいんじゃない」と言われたので、まさかそれで決まったとはわかりませんでした。どうしてもやりたかったのですごく嬉しかったのですが、その日の夜からプレッシャーで不安も生まれました。――お二人では、不安な気持ちを分かち合ったりはしなかったんですか?細田:してないです。関水:してないですね(笑)細田:お互い役に対していっぱいいっぱいすぎて、あんまり話すことができなかったんです。――それは仕方ないですね(笑)。関水さんから見た細田さんの町田くんぽいところ、また逆に細田さんから見た関水さんの猪原さんぽいところを教えてください。関水:細田くんはすごくしっかりされているんですが、天然な一面もあって。町田くんも抜けてる部分があるので、ちょっと似てるなと思いました(笑)。細田:素直に嬉しいです(笑)。関水さんは、喜び方や笑い方などがひとつひとつ、猪原さんに近いものを感じます。役が抜けていないのか、もともとそうなのか、わからないですけど。関水:ああ……ふふ(笑)。細田:こういう笑い方とか、似てるなって。関水:監督に「笑うのが下手だね」と言われて(笑)。猪原さんも笑うのが下手な子なので、そこはもともと近かったのかもしれません。――今回、同級生役のみなさんはお二人とは年が離れてもいますが、撮影中はどういう雰囲気だったんですか?細田:僕は役のことが頭から離れなくて、休憩中も常に「どうしようどうしよう」と考えていたので、岩田さんや太賀さんにお話することができなかったんです。でもお二人が支えてくださって、「学校どうなの?」「楽しい?」と話しかけてくださったので、緊張がほぐれました。――太賀さんから抱きしめられたり、岩田さんとぶつかり合ったり、熱いシーンもありました。細田:特に、太賀さん後ろから抱きつかれるのは、どういう風になるのか全然わからなかったので、初めてされたときはびっくりしたけど、嬉しかったです。男の友情、みたいな。●今後は…マツコ・デラックスの番組に?――関水さんは、前田さんとのシーンが多かったですね。関水:私はAKB48さんを見ていて、前田さんが出演されている映画もたくさん観て憧れの存在だったので、会えただけで嬉しかったんですが、それだけでなく、前田さんがすごく気さくにお話ししてくださって……。撮影中は自分のことでいっぱいいっぱいだったので、1人で台本を読んで考えている状態だったんですが、お友達のような空気感を出してくださったんです。――どんな話をされていたんですか?関水:「私、焼けやすいんです」という話をしたら、前田さんが「いい日焼け止め、知ってるよ」と仰って。翌日、私のために日焼け止めを持ってきてくださって、嬉しかったです。高畑充希さんと3人でのシーンでは、もともとお二人が仲が良くて、なんと私も仲間に入れていただいて、すごいどきどきしながらお話にまぜていただきました。話した内容は、緊張しすぎて覚えてないです(笑)。○■「一生懸命」のかっこよさにあふれた作品――この映画を観たときに自分はこんな気持ちになったという感想や、観た方にこんな気持ちになってほしい、という思いをぜひ教えてください。細田:映画を見たときに、すごく素敵だなと思いました。出てくる人物一人ひとりが自分の抱えた問題に正面からぶつかっていく、一生懸命な姿勢がかっこいいなと思って。僕の周りでも、一生懸命や本気ということが、ださいと思われたり、いい風に見られなかったりすることも多いので、「本当は一生懸命な姿勢がかっこいいんだ」ということを改めて感じました。一生懸命やった方が、楽しいなと思います。関水:観終わって、すごく心があたたかくなりますし、映画館を出るときに、明るい気持ちで帰っていけるような作品でした。特に、人間関係に悩んでる人に、観て頂きたいです。細田くんがいったように、必死になることが恥ずかしいと思っている人もいるかもしれません、”一生懸命”のかっこよさに満ち溢れてるので!――『町田くんの世界』はお二人の最初の代表作になると思いますが、ぜひ今後の野望も。細田:僕にとっては、これから役者を続けていく中で大きな基盤になったので、学んだことをどんどん活かしながら、これから新たな作品で学んだことも吸収して成長できたらと思います。関水:私は、やりたいことがたくさんあるんです。今回宝物となったこの作品は、石井監督が愛情のあるご指導をたくさんくださったからこそやりきれたので、もう1回石井監督の作品に呼んで頂きたいです! あとは、ドラマやバラエティにも出たいです。マツコ・デラックスさんが出られているバラエティ番組が好きなので、もしご縁があれば、嬉しいなと思っています。――具体的ですごくいいですね!関水:ひとつひとつ努力をして叶えていけたらと思っています。頑張りたいです!■細田佳央太(かなた)2001年12月12日生まれ、東京都出身。小学2年生の時テレビ出演に興味を持ち、母親が履歴書を送ったことがキッカケで芸能の道へ。今までにCM出演や、登場人物の幼少期役を演じるなどの演技経験はあったものの、本作が初主演映画作品となる。現在WOWOW連続ドラマW「悪党~加害者追跡調査~」に出演中。今後も、未発表だが話題の映画作品への出演が控えている。■関水渚1998年6月5日生まれ。神奈川県出身。2017年4月「アクエリアス」のCMでデビュー、話題を博し、雑誌などで活躍。初めて参加した映画主演のオーディションが本作だった。2020年1月10日に「カイジ ファイナルゲーム」が公開予定。
2019年06月06日映画『町田くんの世界』(6月7日公開)の公開直前ティーチインが都内で行われ、 細田佳央太、関水渚、北島直明プロデューサーが登場した。同作は、『川の底からこんにちは』で第53回ブルーリボン賞監督賞を史上最年少で受賞した石井裕也監督の最新作で、安藤ゆきによる同名コミックを実写化。運動も勉強も苦手で、見た目も普通な町田くん(細田佳央太)だが、困った人の事は絶対に見過ごさず、接した人みんなの世界を変えてしまう不思議な力があった。そんな町田くんに訪れた突然の出来事により、優しさに溢れていた“町田くんの世界”がひっくり返る。ティーチインに訪れた観客に質問を募ると、公開前にも関わらず「ジャパンプレミアでファンになり、3回観ました」「2回目です」「前回のティーチインも参加しました」というファンが続出で、主演の2人も驚く事態に。関水は「覚えてます、前回質問してくれましたよね」とファンに話しかける。「どこがアドリブだったんですか?」という質問には、細田が「ボーリング場で西野くん(太賀)が町田くんをハグするのは、台本に書いてなくて、テストでされたときはびっくりしたんですけど、感情が伝わってきたので、めちゃくちゃ感動してました」と回答。また、北島プロデューサーが「岩田(剛典)くんが、近づいてくるシーンもアドリブで、チューしちゃうのかなと思った」と話を向けると、細田も「そうですね」と照れ笑いを浮かべた。同作は海外でも上映が決まっており、「韓国、台湾、香港、マカオ」と上映国が明かされると、2人は顔を見合わせる。さらに北島プロデューサーから「カナダ ファンタジア国際映画祭のコンペ部門(Cheval Noir)に出品される」と発表されると、「ええ〜〜!」(関水)、「鳥肌たっちゃって」(細田)と感動した様子だった。この「超新人」の2人に、北島プロデューサーは「学園もの、青春ものは人気者や力のある人が主演を張られて、本当の意味での若手が活躍できる場は少なくなっている。テレビドラマで学園ものが減ってきて、なかなか活躍できる場がない」と現状を説明し、「なんとか若い役者たちがこの世界を目指して夢を持てる場にしたいと思って、オーディションをしたので、この映画が成功すればキャスティングの幅が広がる」と熱弁。また北島プロデューサーが「作品の中で、プールという場所が何を表しているのか」「ハンカチというキーアイテムがどう使われているか」と演出意図を明かすと、会場も感心。関水は「私自身も2回観たんですけど、違う視点で楽しめたので、ぜひみなさんも」と勧め、細田は「ポスターに名前の載っていないスタッフさんもいっぱいいて、いろんな方々に支えていただいた。僕らも宣伝がんばりますけど、SNSとかで広めていただけたら」と頭を下げた。ティーチイン終了後には、出口付近にいた主演の2人に観客が集まり、急遽握手会のような様子に。細田と関水は、感想を言う一人一人の目を見てしっかりと話していた。
2019年06月04日静岡・熱海に新しく誕生する複合型リゾート「ATAMI BAY RESORT KORAKUEN」の2Fに、“レトロかわいい”で人気のプリン専門店「熱海プリン」の3号店となるプリンのテイクアウト専門店「渚の熱海プリン」が、2019年3月28日(木)に新オープンします。プリン専門店「熱海プリン」について温泉地として有名な熱海の街角に佇む小さなプリン専門店。2017年7月のオープンから1年4カ月で、Instagramでは“#熱海プリン”の投稿が20,000件を突破し、テレビや雑誌でも取り上げられ話題となりました。オープン1年後の2018年7月に2号店「熱海プリン 2nd」をオープン。平日は1,000本以上、土日祝日には3,000本ものプリンを売り上げる人気店です。3号店はテイクアウト専門!「渚の熱海プリン」「渚の熱海プリン」は、プリンのテイクアウト専門店。2019年3月28日(木)に開業する複合型リゾート「ATAMI BAY RESORT KORAKUEN」の2F、伊豆のおいしい食が集まる市場「IZU-ICHI」内にオープンします。コンセプトは“ハッピーバカンス!”新店舗のコンセプトは“「渚の熱海プリン」がおくる渚のハッピーバカンス!”です。カラフルで個性豊かな港の船やご機嫌なカモメたち、熱海の古き良き街並みと絶景の海を一望する絶好ロケーションのお店から、おいしいプリンをお届けします。「渚の熱海プリン」メニュー店舗限定!レインボー熱海プリン色とりどりのかき氷をイメージしたカラフルなゼリーとなめらかプリンを組み合わせた「渚の熱海プリン」限定メニュー。さやわかな見た目が熱海の海にぴったりのプリンは、インスタ映えもばっちりです。【価格】税込 400円店舗限定!渚のプリンソフトライチが隠し味のブルーハワイのゼリーで青い海を、濃厚な味わいのミルクソフトで白い砂浜のイメージした「渚の熱海プリン」限定メニュー。パラソルを差してバカンス気分を満喫するカバさんがとってもキュートです。【価格】税込 800円期間&数量限定!トコナツ三兄弟(スイカ/ブルーハワイ/バナナ)常夏の熱海をイメージした、スイカ・ブルーハワイ・バナナの味わいが「熱海プリン」に仲間入り。熱海の浜辺で過ごす、バカンスのお供にいかがでしょうか?常夏気分を高めてくれる一品ですよ。【価格】税込 400円※「熱海プリン」と「熱海プリン 2nd」でも販売されます熱海プリン人気ナンバーワンの定番メニュー。シンプルな素材だけで作ったなめらかな口当たりのプリンは、どこか昔懐かしい味わいを楽しめます。特製カラメルシロップ付きとだいだいを使ったシロップ&千年井田塩付きの2種類をご用意しました。【価格】税込 350円風呂(ふろ)まーじゅプリン北海道産のクリーミーなマスカルポーネチーズをふんだんに使用した、白いチーズプリン。濃厚なコクとなめらかな口当たりが特徴です。ソースは、ほろ苦いエスプレッソと甘酸っぱいベリーの2種類。【価格】税込 350円「渚の熱海プリン」概要オープン日2019年3月28日(木)場所「ATAMI BAY RESORT KORAKUEN」2F IZU-ICHI内アクセスJR「熱海駅」よりシャトルバスで約10分スポット情報スポット名:渚の熱海プリン住所:静岡県熱海市和田浜南町10-1「ATAMI BAY RESORT KORAKUEN」2F IZU-ICHI内電話番号:0557-81-0800
2019年03月26日春は入学のシーズン。小学生になる子どもとともに、新しい世界のはじまりにドキドキしているママも多いはず。今まで一緒に行動していた子どもが、自分から、そして家庭から離れ、だんだんとひとりの時間を持つようになります。それはいわば、自立の第一歩。この先の自立を見据えて、小学生になったからこそやってあげるべきことがあるのではないでしょうか?そこで、書籍『小学生になったらどうするんだっけ』(毎日新聞出版)の著者である辰巳 渚さんにお話をうかがいました。“生活哲学家”という肩書も持つ辰巳さんらしい「小学生になったらしてあげたいこと」5項目をご紹介しましょう。辰巳 渚さん プロフィール1965年生まれ。文筆家、生活哲学家。大学在学中から生活心理分析のマーケティングに関わり、卒業後は『月刊アクロス』(パルコ出版)記者、(株)筑摩書房にて書籍編集者を経て、フリーランスのマーケティングプランナー、ライターとして独立。1万人以上の生活者の声を聞きまとめた著書 『「捨てる!」技術』 (宝島社新書)は、130万部のベストセラーに。2008年には“家のことは生きること”をスローガンに「家事塾」を主宰。家事セラピストの養成や子ども家事塾など生活と地域を結びつけ、人材育成や次世代育成に力を入れている。 ●家事塾 子どもの自立のためには、ママとパパの意識改革も必要です。自立は、ひとりでできることが増える、ということ。ずーっと子どもに手をかけてきた生活から卒業し、子どもがひとりでやれるかどうかを見守り、声がけでサポートしてみましょう。■小学生になったらしてあげたいこと1「おはよう〜行ってきます! までを見守る」朝起きて、身支度して、学校に出かけて行く。この一連の行為が園児と小学生の決定的な違いです。今までは、母親と一緒に玄関を出たり入ったりしていた子どもが、ひとりでドアを開け、閉めて出て行く。この単純な行為が、自立への第一歩を象徴する瞬間なのです。「ハンカチ持ってる?」「体操着は持ってる?」など忘れ物がないよう声がけして誘導し、手をかけたい気持ちをぐっとこらえて、すべての行為を子どもに任せて見守ってあげましょう。■小学生になったらしてあげたいこと2「近所におつかいに行かせる」近所にあるコンビニやスーパーマーケット、個人商店におつかいに行かせてみるのも、自立をうながす良いきっかけになります。「夕飯に使う卵を買ってきて」「明日の朝飲む牛乳を買ってきて」と商品をひとつ頼み、数百円を持たせるのがおすすめ。知らない店ではなく、通学路にあり見慣れている店や、昔から親子で通っていて馴染みのある店など店選びも肝心です。ママや家族にとって必要なことをやってもらうことに意味があります。ただし、夕方や夜に、あまり遠くの店にひとりでおつかいに行かせないようご注意ください。■小学生になったらしてあげたいこと3「お手伝いの種類を変える」園児のときのお手伝いは、子どもがやりたいことをやらせて「よくできたね〜」とほめていたママもいるでしょう。小学生になったら、子どもがやりたいことをやらせるのではなく、ママが必要なことや家族が必要なことをやってもらうお手伝いにシフトしましょう。例えば、夕飯の支度をしている時に、「冷蔵庫から麦茶を取ってもらえる?」「夜になるからカーテン閉めてもらえるかな?」という具合に、声がけしていきます。自立することは、社会で役割を持つということ。家族という集団のなかでも、みんなのために役に立つこと、それが重要な行為であることを日々のお手伝いを通して理解してもらうことが大切です。 ■小学生になったらしてあげたいこと4「片付けが自分でできる子に」ママが抱える子どもに対する悩みごとで、上位にランクインするのが、「うちの子は片付けをしない…」ということ。片付ける子になるかならないかは、根気強く習慣づけできたかどうかの違いです。「小学生になったんだからできるよね〜」と、子どものやる気をうまく誘導して、“出したらしまう”クセをつけましょう。そのためにも、おもちゃ入れ、文具入れなどモノには置き場を作ってあげることが大切です。ランドセルをリビングに投げっぱなしにしてしまうなら、リビングの片隅にランドセル置き場を作ってみるなど、ママだからできる工夫もたくさんあるはず。子どもを叱る前に、なにか工夫できないか? を考えてみましょう。■小学生になったらしてあげたいこと5「衛生習慣を改めて教え直す」歯磨き、うがい、手洗い、顔を洗う、髪を洗うなどのやり方は、園児の頃に徹底的に教え込んだ! というママは多いはず。でも、その思いがあるからこそ、小学校になったんだからひとりでも大丈夫でしょ? と目を離しがち。そして、子どもも手をかけられなくなったから手を抜きがち…。虫歯や風邪などを予防できるよう、小学校低学年のうちにもう一度手をかけて一緒になって教えることが大切です。衛生面のケアは、生活習慣の基礎中の基礎。低学年のうちに正しいやり方を身につけましょう。■最後に…「低学年というタイミングを逃さないで!」ご紹介した5項目はいかがでしたか? どれもシンプルで今すぐ始められることばかり。小学校入学という晴れやかな出来事は、子どものモチベーションを上げ、前向きな気持ちにさせます。特に低学年の頃は、まだ生活の中心が家庭にあり、ママとパパのことが大好きで一緒にいられるお年頃。ほめられればうれしいし、注意されれば素直に反省する年齢です。この好条件を利用して、生活の基礎を固め、自立への第一歩を歩ませるのにちょうどいいタイミングなのです。子どもはあっという間に成長して、親より友だちや恋人、家より学校や社会へと目を向けていきます。中学生や高校生になってから、これらの基本を叩き込もうとしても子どもは家にいないし、もっともっと教えなければいけない事柄が増えていきます。だからこそ、低学年の“今”を使って、自立できる子どもへと育ててあげましょう。参考図書: 「小学生になったらどうするんだっけ」 (毎日新聞出版)著者:辰巳 渚 まんが:朝倉世界一小学校入学は、自立のスタート。あいさつができる、親友ができる、学校を楽しめる小学生になるための方法を辰巳さんが教えてくれる。『毎日小学生新聞』の人気連載をまとめた本書は、まんがで楽しく学べる新しい“自立の教科書”。親子で一緒に読んでみよう。※取材協力をいただきました辰巳渚さんが2018年6月26日、不慮の事故により亡くなられました。ウーマンエキサイト編集部一同、心よりお悔みを申し上げます。取材・文/山田裕子
2018年04月19日SKE48の惣田紗莉渚が9日、都内でファースト写真集『うらばなし』(発売中 1,800円税抜 発売元:サイゾー)の出版記念イベントを行った。写真集『うらばなし』の出版記念イベントを行った惣田紗莉渚2017年に実施された第9回AKB48選抜総選挙にて5万2475票を獲得して8位にランクインした惣田。SNSを通して「10位以内にランクインで写真集を出す」と"非公式"に公約していた写真集がついに発売した。そんな写真集を手にした惣田は「写真集を出すのはSKEで私が6人目なんですけど、(写真集を発売することは)すごく難しいと聞いていたので、ソロで出すことができて夢みたいで、私なんかが出していいのかなって信じられません」と吐露。写真集のコンセプトについて惣田は「普段ファンの皆さんに見せられていない素の自分だったり、バレエや(西武)ライオンズなど、今まで私を作ってきたいろんなものが詰まっています」と紹介し、具体的にどんなカットが収録されているのか尋ねられると「名古屋の自宅のベッドとか、キッチンで料理をしている姿。あとはビールを飲んでいるところも写っていて、お酒を飲むところをファンの方に見せたことがなくて、お酒の話も1度もしたことがないですけど、それをここで披露しています」と説明した。また、撮影は昨年11月ころに名古屋と関東で行われたそうで「自分が今まで育ってきた場所と、SKEで活動してきた名古屋という、故郷と第2の故郷という大事な場所2ヶ所で撮影しました」と明かし、撮影時のエピソードを聞かれると「実際に通っていた高校で撮影したんですけど、当時、本当に着ていたセーラー服を着て、通っていた高校の教室で撮影したりしました。それはレアなんじゃないかなって思います」とニッコリ。お気に入りには、ホテルのソファーで撮影したという白いビキニ姿のカットを挙げ「すごいセクシーじゃないですか!?」と自画自賛し、さらに「泡風呂で泡ブラをしている写真もあります(笑)」とアピールした。タイトルにちなみ、SKE48メンバーの裏話をお願いされると「この間、大場美奈さんと松村香織さんと3人で初めてお酒を飲んだんですけど、大場美奈さんはたまにオラオラなのに、ちょっと飲んだだけで顔が真っ赤になって眠くなっちゃうんです。それが可愛いなあって思いました」と告白した。なお、平昌五輪が開幕したが、エールを送りたい選手を尋ねられた惣田は、男子フィギュアスケートの羽生結弦選手の名前を挙げ「スケートはいつも家族とお家で見ているんですけど、羽生選手の演技を見ると涙が出るんですよね。今回はケガから復帰されて出場されるということで、楽しみにしています」と目を輝かせた。
2018年02月10日ぶりっ子妄想キャラの誠子さんと、元ヤンキーで男前キャラの渚さん。両極端の個性でブレイク中の尼神インター。全国区の人気を獲得した売れっ子の胸中とは、いかに?「テレビに出続ければ、いつかは飽きられる」(渚)、「大胆な変化は必要だなって」(誠子)関西での実績と人気を引っ提げて上京しても、東京進出した途端、足踏みしてしまう。そんな芸人も少なくない中、芸歴10年目の節目で東京に進出し、見事、ブレイクを果たした尼神インター。劇場での出番直後に行われたインタビューでは、さっきまで舞台で大きな笑いを起こしていた張本人たちとは思えないほど、淡々としていておだやか。今の人気に舞い上がることもなく、自分たちの立ち位置を冷静に見ていました。――突然ですけど、おふたりの肌がすごくキレイ。スキンケアやメイクのこだわりは?誠子:ありがとうございます♪化粧はほとんどしないんですけど、スキンケアはこだわってるんですよ。最近は、リッチな化粧水を惜しみなく使えるようになりました(笑)。美容院は、“あゆ”と同じ表参道のお店に通ってます。――そのスウェット、たしか女優の吉岡里帆さんも着ているブランドですね。誠子:本当に!?うわ~、めっちゃ嬉しい。SNSにあげなきゃ。渚:(興味なさげに)メイクは自分でやってます。メイクさんにしてもらうと気を遣っちゃうんで、ならセルフでいいやと。――美容院で話しかけられるのも苦手ですか?渚:すぐ寝ます。なのにすごい話しかけてくるんですよ。美容師さんも仕事なんでしょうけど、プライベートを話したり、裏話みたいなことを期待されるのがイヤなんです。聞かれると、ホンマのことしか答えられないから。正直に話してるのに「意外ですね」とか返されると、「じゃ、何て答えてほしかったんやろ?」とも思う。だったら、目つぶっとこうと。――ちょっとお話を聞いただけでも、おふたりのキャラの違いが鮮明です。渚:お互いの中にある要素が、わかりやすく出てるってことだと思います。作ったキャラクターは続かないから。普段から、例えば腹が立ったら、全部素直に出します。誠子:渚は、常に感情表現がガチなんです。怒った時は100レベルで怒って、ちゃんと引く。100か0かみたいなところがあって、バランスがとれてます。私には、「オラァ~!」って感情は全然ないんですけど。――今、お笑い界もコンプライアンスとは無縁でいられないですよね。やりにくくないですか?渚:たしかに制限は多いけど、昔のテレビの現場を知っているわけじゃないし、とくに窮屈ではないです。まあ、見てる人が楽しいんかなと思うことはありますね。――渚さんがダウンタウンの浜田雅功さんなど、大物をも果敢にどつくのはすごく面白いです。でも「さすがにこの人はヤバいな」と躊躇することは?渚:ないです。イラッとしたその瞬間に、そのまま手が出てます。手加減もしないです。確信を持ってどつくことはありますけどね。たぶん私が女やから、先輩に噛みついても許されるんですよ。背も小さいし。見てる人たちも「こいつがどんだけ暴れても怖くない」って、無意識のうちに脳で安心してるんじゃないですかね。――女芸人でよかったと?渚:そうですね。誠子:私も女芸人として、得したことしか思いつかないです。絶対的に男の芸人の方が面白い人が多いのに、どの番組でも「1枠は女芸人が欲しい」「女の子がカラダを張ってるのが面白い」と呼んでもらえるんで。女の子であることにだいぶ助けられてます。渚:でも、恋愛のことを聞かれるのは困る。「女は常に恋してる」と思われてんのかな。――申し訳ないんですけど、やっぱり恋愛事情は気になります。渚:私、そこに対して興味がないから、聞かれたとしても、求められてる答えを言えないんです。一生懸命好きな人を探す意味もわからんし、人見知りだから合コンも苦手。好きな人ができたら、ふつうに「います」って言うけど、今は「いてないです」としか答えられないし、答えた後の「そうですか…」って、残念がられるあの感じも息苦しい。誠子:私はKinKi Kidsと堤真一さんが好きなので、ぜひ、共演したいです♪渚:こうやって答えてくれる相方がいるのはありがたいですね。コンビじゃなかったら、間違いなくこの仕事、続けられてないです。――渚さんは、女性にモテそうですよね。渚:女の人からファンレターやSNSにメッセージをもらうことはあります。「返しません」と言ってるんですけどね。「腕組んで写真撮ってください」って言われることもあるなあ。頼まれれば撮りますけど、愛想はよくないですよ。――こうして大量の露出が続く現状をどう考えてますか?誠子:「ブレイクしましたね」と言われても、「いえいえ、とんでもない」って感じで。運よく流れにのって、東京でもお仕事させてもらえてるのは、ただただラッキーだから。ただ、ある程度、テレビに出してもらえるようになってはいるので、ガラッと違うこともしないといけないと思ってます。最近、「それはせえへん」って自分たちで決めつけないようにしてるんです。例えば、ボケとツッコミを交代するくらい大胆なことをしてもいいのかも。渚:テレビって、出ればいいというわけでもないんかなと思いますね。いつかは飽きられるだろうし、私たちはずっと出続けられる枠じゃない。でも、たいして深く考えてないです。どういう時代になるかもわからないのに、考えても答えは出ないですし。だから、来たお仕事を楽しくさせてもらって、あとは、給与明細を見てマネージャーさんとはしゃぐ!――お給料が増えて、贅沢したことは?誠子:中目黒に家賃12万円の部屋を借りたこと。中目は、私のバイブル『ロンバケ』のロケ地なんですよ。ほんとうにどこを歩いても素敵!だって、フレッシュネスバーガーが2つもあるんですよ。ドラマティックな恋が生まれる予感がします!渚:私はひとり暮らしで寂しくなるのがわかってたので、知ってる人が多い幡ヶ谷にしました。ひたすら近所で飲んでます。――NSC出身ですが、通いはじめる前に、イメージする芸人像はあったんですか?誠子:当時はまだ、自分がそれほどブスやという認識がなくて、ツッコミをやろうと思ってました。千鳥のノブさんみたいに、言葉巧みにツッコミをやるぞと。渚:誠子はコンビを解散しては組み直してたんですけど、どのコンビでも面白かった。――同期の星みたいな?渚:うーん…そうなのかな。ですね、はい(苦笑)。――(笑)。互いに相方を変え続けてたのに、尼神インターが続いたのは、手応えがあったから?誠子:NSCは面白い順に、A、B、Cにクラス分けされるんです。私たちはAにはいけなかったけど、すぐBに上がれて、先生の評価も同期の反応もよかったし、いけるかなという感触はありました。――真面目に通ってました?誠子:ちゃんと通ってました。渚:私は、体操とか発声練習の授業はあんまり。滑舌悪いし、どうせ早口言葉も言われへんし、行かんとこうと。――今、ネタを作っているのは誠子さんですよね。誠子さんが意識していることや、渚さんからリクエストすることは?誠子:渚は台詞覚えが苦手なんで、削ぎ落とせるだけ落としてます。渚:私からは何もないです。面白いと思ってやるだけです。たった3分のネタの中で、ものすごく計算して、ネタを作る人は大変やなと思いますよ。初めてネタを出す時はドキドキもするだろうし、そのプレッシャーに、私は勝てない。――では、ネタを作る人・誠子さんをねぎらうことも?渚:…1回もないです(笑)。誠子:ネタで揉めないのは、私の作ったものを面白いと思ってくれてるから。それは伝わってます。あまこういんたーNSCの同期生で、2007年コンビ結成。‘15年、オールザッツ漫才優勝。右・渚、1984年8月6日生まれ、兵庫県尼崎市出身。ツッコミ。NSCの入学金を貯めるため、約5年間、大工をしていた。左・誠子、1988年12月4日生まれ、兵庫県神戸市出身。ボケ。「M-1」のチュートリアルを見て漫才のカッコよさに目覚め、芸人を志す。‘18年の抱負は「念願の女優業。芸人にありがちなヒロインのブスな友達役ではなく、桐谷美玲さんとかが演じるような本当のキレイどころをやりたい。相手役は高橋一生さんで」(誠子)。「ショベルカーとフォークリフトの運転資格取得。軽鉄材を切る工具の資格はあるけど、知名度が低いんで、次はメジャーなやつを取りたい」(渚)※『anan』2018年2月7日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2018年01月31日テンポのいい会話が、まるで漫才コンビの掛け合いのようなイヴルルド遙華さんと木原誠太郎さん。『占いを科学する!!! 完全版 最強のエレメント占い』刊行を記念した対談の後編をお届けします。前編では、コラボすることになった経緯や好みのエレメントと相性のこと、来年訪れる転機についてお話してくださいました。さてさて後半は?お二人の会話の中に、よりよく生きるためのヒントが隠されているので、見逃さないようにしてくださいね!■ノッてる人こそ、エレメントどおりの生き方をしている!?イヴルルド:(本書の)恋愛性格を分析をした「エレメント別ランキング」も、思ったとおりのランキングになって、しめしめ、みたいな(笑)。この本を読んで、もし当てはまっていない人がいたら、そうなれるように意識を変えたほうがいいと思いますね。いろんな人を鑑定させていただいた中で、運にノっている方ほど、無意識のうちにそのエレメントらしい流れを過ごされている場合が多いんですよ。今日の木原さんのファッションも「やっぱり!」といった感じ。雨星人の木原さんは、チェック、黒、ネイビーがラッキーなんです。海外がキーワードというのも、木原さんは海外暮らしのご経験もあるし。情報を扱うのが得意なのも、全部当てはまりすぎて「ノッてるな!」っていうのがわかります。イヴルルド:逆に「運が悪いな」「イケてないな」という人は、もしかしたらエレメントどおりの生き方をしていないんじゃないかな?だからこの本は自分を確認するためにもいいし、人って一人で生きているわけではないから、相手のことを知るためにもいいと思うんです。昔の戦国武将も必ず占い師がついていて、「あいつら(敵)こうですよ!」「転機はこうですよ!」と占ってもらって戦ってきたわけですから。木原:確かに。僕らがやっているディグラム診断も、もともと企業の戦略をお助けする仕事なんですよ。それって、個人にも適用できるなと思ったのがディグラムが始まったきっかけのひとつ。いろいろと汎用性が高いんですね。例えば、恋愛でうまくいく人の性格のアルゴリズム、つまり法則性があったり、お金が貯まる人の法則性があったり。男女によっても違うんですけど。そういうのを“見える化”していって、どんどんデータを出していく。自分のことをセルフプロデュースする中で、データがものすごく大事。もちろん今までの知見も大事。どんどん融合していくべきだなと思っていて。今回イヴルルドさんとコラボさせてもらって、ものすごく幸せな時間を過ごせました。イヴルルド:本当に毎回楽しくて、結果をいただくたびに「やっぱりそうか。この波形ってこうですよねー!」っていうのがわかっていったんですよ。だから、みなさんも自分のリズムを知れば、「今、私落ちているな」というときに間違った選択するに違いないとか、逆に「今の私イケてる!」というのを把握できてラクになると思います。自分探し中の人や、人間関係をどうしたらいいかわからない人には、とにかくこの本を読んでほしいです!――いろいろうまくいかない…と感じたら、まずはエレメントに適した生き方をしているかをチェック。そうすれば、自分が進むべき道がおのずと見えてくるかも!と思うと、なんだか勇気が湧いてきますね。■つくっているときに感じたイヴさんのデータセンス木原:この本に収録している調査は「ウエイトバック集計」と言って、日本の縮図をつくっているんです。内閣支持率と同じで、日本の小さい県をつくって、人口分布・人口構成に合わせて切っているので、日本人の性格に合ったかたちの本音が出てきます。しかも、イヴさんの占いのロジックをベースに、パーセントで性格の分布を出しているから、基本的には日本人の性格と今回のアルゴリズムを一緒に近似させているんですね。制作の過程で思ったのは、イヴさんのデータのセンスがものすごくいいということ。なんでかというと、データをドカッと渡したら、その際の見方と読み方が素晴らしくて!「次に会いましょう」といったときにイヴさん、完璧に頭に入れてきてるんですよ。イヴルルド:本当におもしろくて、止まらなかったんです。木原:僕らは専門家なので、だいたい2~3回、目を通すと頭に入るんですね。イヴさんはそれに加えて「いや、これは太陽星人が…」とか、1個1個のエレメントの話とデータをひもづけてきたんです。木原:なので、リサーチャーとしてのスキルセンスがあるんだなって。もちろん統計もされている方だからだと思うんですけど。どちらかというとデータって職人の世界なので、言い方や見え方でセンスがあるかどうかわかるんですよね。うちのデータマンと「イヴさん、データセンスめっちゃあるね」って話していたんですよ。こっちの業界にきても全然OKです!イヴルルド:(笑)本に収録できたデータはごく一部なんですよ。エレメントごとにわかりやすいデータが出ているので、希望としては、「大人シリーズ」や「職場シリーズ」「子どもバージョン」など、いろいろなシーンに活用できるようにシリーズ化していきたいですね。木原:ぜひ、やりたいです!いろいろ展開できそうだから。子育てもそうだし、結婚する前も需要があるだろうし、男を落とす方法なんかも知りたい人、たくさんいるでしょ。知ることで、人生における重要な決断をできるケースって多いと思うんですよね。イヴルルド:そう。だから、取扱説明書だと思って使ってくれるといいですね。――「占い×ディグラム」の本のシリーズ化!恋愛や結婚に特化した本が出たら、ぜひ読んでみたいです。ご本人たちが楽しんでつくっているのだから、おもしろくならないわけがないし、何より本当に効果を期待できそう!■2018年の運勢がわかる「公式アプリ」も!木原:僕は運勢は観られないんですよ。データというのは予測はできるし、過去を立証することもできますが、その人の運勢の流れというのはわからないんですね。今回この本をつくって、イヴさんの『願いが叶う!フォーチュンサイクル占い』(主婦の友社)を熟読したんですけど。その流れというのは僕らのほうでも活かせるかな、って思っています。よく、年末年始になると今年の運勢が発表されますよね。僕、すごく興味があって。データ屋さんとして、運勢ってどうやってわかるのかな?って思っていたんですよ。イヴさんの話を聞いていると、やっぱり流れってあるよね、って。それでイヴさんにお願いして、2018年のエレメント別の運勢の「公式アプリ」をつくったんです。木原:このアプリは、本を読んだ人でも楽しめるようになっています。なんでかというと、本はイヴさんのエレメントのベースの話、アプリは2018年の運勢がわかるようにつくったから、内容がかぶっていないんです。つまり、マクロとミクロがわかる!しかもアプリには、ディグラム性格診断もついています。次にまた本をつくれるなら、それもやりたいね、って話をイヴさんとしています。1回やると、もっとデータが欲しいってなって。データを見ていたらやりたいことがいっぱい出てきて。僕らの「ディグラムラボ」って研究所なんですよ。あ、イヴさんもそうですよね。イヴルルド:はい。「イヴルルド研究所」は人の動きを研究している研究所です。木原:だからこれは研究所同士の研究なんです。ヒューマン研究です。研究は同じ観点で続けないといけません。僕らの業界で、占いの人たちと組んだのは初めてだから、びっくりされると思います。イヴルルド:占い師業界としてもないと思います。木原:自分たちのアルゴリズムをパーセントで出しちゃっているわけですからね。――「公式アプリ」はページ下からダウンロードできます。ご興味のある方は、ぜひチェックしてみましょう。■みんな、ミランダ・カーに生まれてない!イヴルルド:人って、ミランダ・カーにでも生まれない限り、基本は誰にも興味をもってもらえないと思うんです。木原:ミランダ・カー(笑)!イヴルルド:だから、まずは自分が一番自分に興味をもってあげないと。家族は別ですが、それ以外の人からは、たぶん誰にも興味をもたれません。そして、モテない女ほど引き出しが少ないんです!例えばアラサーなのに高校や大学の頃だとか、10年前のデートの話をする人がいるんですよ。アップデートできてないんですよね。木原:なるほどね。イヴルルド:やっぱり、容姿に関係なくモテる人は話題が豊富でいろんなことをネタにできる!経験値があるんです!木原:アップデートでいうと、先日、母校の大学で先生をしたんです。「18歳のときに何をやっていましたか」という話をしたんですけど。僕は当時、自分の企画書を書いていたんですよ。イヴルルド:そういうの大事!木原:それってバックデート、つまり後で見返すこともあるけど、先を読むことがものすごく大事で。学生に「35歳になったときに、なにをやっているかを明確に言える人が確実に成功する時代だ」って言ったんですよ。僕の企画書には、35歳に社長になってメディアに出るって書いてある。「人生はマーケティングだ」、コンセプトは「ライフ・イズ・マーケティング」だって。リサーチをもってして世に出ているって書いてあるんです。イヴルルド:すごーい!木原:書かないと何も始まらないんです。糸口は絶対あるはずだから当て込んで、ここの時点で自分は何をしているのか、または何をしたいのかを書く。経営学でいうと、理念・戦略・戦術の三段階でわかれてて、この占いやデータは、理念・戦略の部分で上位概念なんですよ。だからその先の戦術までちゃんと落とし込める人、つまり具体的なアクションプランというものが大事なんです。僕は「そのためにはきちんと調査の勉強をしよう」「いろいろな人と話して経験を積もう」「海外で勉強しよう」など、いろんなことを予測して書いていました。しかも、ほぼほぼ合うんです。18歳の自分が答えを出しているんですね。貯蓄が10億になっているというのはウソでしたが(笑)。イヴルルド:(笑)木原:7〜8割は自分の企画書どおりになっていますね。僕らの業界では70%合えば正解と言われているので。この『占いを科学する!!! 完全版 最強のエレメント占い』のデータも正答率70%を超えています。そういう意味でいうと、自分の人生をマーケティングする、科学するって、ものすごく大事なこと。それができている人とできていない人とでは如実に差が出ます。イヴルルド:本当に。しかも、それに気づかないまま一生を終えられればまだいいけど、うっかり中途半端な年齢で気づいたら、最悪じゃないですか。そのときに人を妬んだり、人と比べて落ち込んだり、といったことをしてしまう。死ぬまで楽しい人生を送るにはコミュニケーション能力も必要だし、人間関係の付き合い方を学ばないと。人っていい人ばっかりじゃないし。楽しいからといって、その人とべったりしてもいいわけじゃありません。加減というのも大事だから。そのバランスを取れているか、取れていないかを知るためにも、この本を手にとってもらえたら、いろいろ見直しができていいんじゃないかな、って思います。これから年末に向けて、2017年の厄介ごと、嫌なことは全部そこで整理していただいて、2018年に向けて予測を立てるのに使ってもらえればいいですね。――18歳の頃に書いた企画書どおりの生き方ができているって、木原さん、すごすぎます!でもビッグになっている人って、10代の頃に将来のビジョンがはっきり見えている場合が多いんですよね。例えばサッカーの本田圭佑さんや野球のイチローさんは卒業論文に、どのように活躍するかを具体的に書いていたそうです。今からでも書かなければ…!イヴルルドさんから2018年のハッピーメッセージ――最後にイヴルルドさんに、2018年をよりよく過ごすためのヒントを教えていただきました。イヴルルド:2018年は奇跡が起こる年。9年に一度の周期なんです。ヘンリー王子もアメリカ人の年上のバツイチ女性と婚約したし、9年前にはキャサリン妃が復縁して結婚、カミラさんも結婚して。みんなにダメって言われそうなことがOKになるような一発逆転や、シンデレラストーリーが起こるときだと思ってください。女子としては、自分の見せ方、セルフプロデュースをしっかりしたほうがいいですね。シンデレラだってボロボロの服装のまま舞踏会に行ったんじゃなくて、ドレスを着て、王子様のところに行ったというのがポイント!イヴルルド:今の女子は「忙しい」と言って、ルーティーンなライフスタイル、ワークスタイルを維持している人が多いから、ちょっとおめかしして王子様に会いに行くとか、ひさしぶりに甘えてみるとかしてみるといいのかなと。そのためには、男性のことをよく知るのも大事です。私は、シンデレラは絶対に、わざとガラスの靴を置いていったと考えています。現代の日本の女子だったら、見つからないような土手に落とすか、しっかり者だったら落としたのに気づいて拾いに行くかの二択だと思うんですね。だけど、来年こそは、王子様が来る5秒前にガラスの靴を落とすような女になってほしいと思います。木原:5秒前(笑)!来年はシンデレラストーリーが起こるときなのか~。そのチャンスを最大限に活かすためにも、この本を活用してもらえたらうれしいですね。イヴルルド:本当にね。女子は2018年をシンデレライヤーにして、自分の価値を上げて笑顔で過ごしましょう。まずは自分を知るところから始めてくださいね!――せっかくの奇跡が起こる年に、指をくわえて王子様が通り過ぎるのを見ているのではもったいなさすぎ。自分らしく楽しみながら王子様に会いに行き、シンデレラストーリーを起こすべく、『占いを科学する!!! 完全版 最強のエレメント占い』を手にとることを全力でオススメします!■アプリディグラム・ラボと人気占い師イヴルルド遙華の共同アプリあなたの性格と2018年度の運勢が同時に分かるアプリです。プロフィールイヴルルド遙華イヴルルド研究所主宰。海外で魔女修行の経験をもち、タロット、占星術、姓名 判断、血液型占い、九星気学、数秘術、と幅広いジャンルの占いを駆使。人生の流れを24の節目で区切るオリジナルの「フォーチュンサイクル」占いにも注目が集まり、「よく当たる」と評判で、モデルや女優、経営者なども足繁く通う。プロフィール木原誠太郎「ディグラム・ラボ」代表。電通やミクシィでマーケティング部門を担当したのちに2013年に独立。心理学と統計学をもとにした性格診断ツール「ディグラム」は、1400万人のデータなどをもとに独自に開発されたプログラムで、これを用いたカウンセリングには、専門家からの評価も高い。最近では、テレビ出演や書籍の出版、企業とのコラボレーションなど幅広く活動を行っている。■著書・『1400万人の新ディグラム性格診断』(ポプラ社)・『ディグラム性格診断〜本当の自分と相性をズバリ解明!』(ポプラ社)・『焼き肉屋で最初にタンを注文する女は合コンでモテる!―ディグラム分析でわかる恋愛・結婚の法則』(朝日新聞出版)■メディア出演・『性格ミエル研究所』(フジテレビ系)・『スッキリ!!』『有吉ゼミ』(日本テレビ系)など■新刊情報『47都道府県格差』(幻冬舎新書)ライタープロフィールさいとうりょうこライター/編集者いろいろな会社をわたり歩き、現在はなにかを書いたり編集したり。占いサイトのパトロールが日課。目下の目標は「モテるおばさん」。好きなものは、米、『美味しんぼ』、TBSラジオ。
2017年12月12日予約のとれない占い師といわれるフォーチュンアドバイザーのイヴルルド遙華さんと、各メディアにひっぱりだこのディグラム診断の木原誠太郎さん。人気のお二人がコラボした書籍が12月2日に発売されました。その名も『占いを科学する!!! 完全版 最強のエレメント占い』。刊行を記念して行った、スペシャル対談の模様を、前後編にわけてお届けします。■コラボ本を出したきっかけは?イヴルルド:今年、福岡の番組で木原さんとご一緒させていただいたんです。二人で相談役となって、芸能人のお悩みを解決するという番組だったんですけど、いろんなタレントさんたちが相談にくる中で、木原さんのアドバイスが、「わかる~!」というポイントが多くて。木原さんのディグラム診断と私の占い、ジャンルは全然違っても、だいたい同じ結果だったんですよ。それがすごくおもしろいと思って。木原さんのデータを活用して自分の占いが強化できたらいいな、と。それで、みんなが開運できる最強の1冊をつくりたい!と考えて、木原さんにお願いしました。木原:お願いされました(笑)!僕もイヴさんとご一緒して、話す波長が似ているな、と感じていました。ただ、僕はデータの人間なので、占いって全然わからなかったんですよ。でも、イヴさんの言っていることがすごく納得できるのと、占いも統計学と言われているので、僕らもそれをいつか分析したいな、と思っていたんです。ちょうど、イヴさんのエレメント占いというのがあって、それを分析してみましょう、ということになったのがきっかけですね。――イヴルルドさんの「エレメント占い」は、生年月日から10個の「エレメント」と呼ばれる星にわけて判断する占い。木原さんの「ディグラム診断」は、もともと心理学の「エゴグラム」という性格診断のための心理テストに、独自に集めたデータをかけ合わせて、31タイプ(波形)にわける診断方法。実際には、20の問いに答えるだけで診断できます。今回刊行された『占いを科学する!!! 完全版 最強のエレメント占い』は、イヴルルドさんの「エレメント占い」をベースに、各エレメントの本質や恋愛、仕事などを、木原さんのもつ膨大な統計データで分析した一冊です。イヴルルド:私自身、エレメントを使って占いをずっとしてきたんですけど、一人で占える人数って限られているんですね。私が今まで鑑定してきたデータと、もっとそのパイを広げたときの結果は、どうなるんだろう?と思って。それを木原さんにマーケティングしていただいて、調査した結果、私の中で「やっぱり~」という、同じような結果が出てきたんですよ!木原:イヴさんとはお互い、山の登り方は違えど、登る先は一緒で。例えば、悩みを解決したりとか、これからの人生をどうしようか、それを解決するのが僕らの仕事。イヴさんは占いでそれをやっていて、僕らはデータでやっているんです。イヴさんのいる占いの業界と、僕のいるデータでセルフカウンセリングするという業界は、「お隣の業界」だと思っていて。あ、データでセルフカウンセリングする業界って、僕だけなんですけどね(笑)。イヴルルド:(笑)木原さんのデータで、男の人ってこういうことを考えているんだ!というのがわかるので、悩める女子が傷つく前にちょっと予防できたり、確認できたりするような本になったらいいな、というのがあって。木原:女性の悩みって結構あるじゃないですか。それを「男性はこうなんだぜ!」というのは、もちろんイヴさんの占いのデータも、ものすごくたまっていると思うんですけど、ランキングやパーセンテージなどの客観的なデータを補うと、より説得力が増しますよね。今までにない、革命的な本になったと思っています。――二人がお話しする通り、これは本当に革命的な一冊です。女性はもちろんですが、占いに懐疑的な男性にすすめても「おもしろい!」と言ってくれそう。■好みのエレメントと相性のよいエレメントは別!?イヴルルド:おもしろいことに、人にはそれぞれ、自分の好みのエレメントがあるんですよ。木原:相性もあるんですよね。編集部:私、お付き合いした人がみんな鉄星人でした。イヴルルド:そうでしょ。だって、グレーのニットを着てますもんね。だいたい女の人は、好きな男の人のカラーを着るんですよ。鉄星人だと、グレーとか、メタリック、シルバーとかね。別れたり、違う人に興味を持ったり、ケンカしたりすると、その色を着なくなりますよ。これ、決まってるんです。私の場合だと、男女ともに海星人、雨星人が好き。だから、油断すると海、雨星人に目がいっちゃう。木原さんもそうで。木原:海、雨な僕(笑)。イヴルルド:だけど、自分の好みのエレメントと相性のよいエレメントは別なんです。木原:それ、ありますね。イヴルルド:私自身は太陽星人で、海星人、雨星人が好きなんだけど、相性でいうと激しさを持っている二人なんです。10個のエレメントの中で、いろいろなものを壊したり、飲み込んだりできるのが太陽星人と海星人と雨星人ですから。だからマッチするときはすごくいいけど、ケンカは激しい(笑)。でも、自分自身付き合った人は全員水関係の星人。旦那も!だから、あきらめたんですよ。「私は、水が好きだー!」って。木原:(爆笑)イヴルルド:万が一離婚しても、また水関係の星人に行くんだ、と。何度も繰り返すだけだから、惚れた弱みとして面倒を見るか、あんまり興味のない人と結婚するか、しかないんですよ、人生って。木原:まったくその通り!僕の会社で「ディグラム婚活」という婚活イベントをやってるんですけど、好きな人と、付き合って結婚する人って違うんですよね。イヴルルド:違いますよね!木原:実は、好みじゃないけど結婚している人のほうが結婚満足度が高いんですよ。好きだと、どこかでプスプス燃えたり、ケンカしたり、何かが起きやすいのは確かですね。イヴルルド:だから「好き」を優先するか、あんまり好きじゃないかもしれないけど、幸せにしてくれる男と結婚するか。木原:でも、それも選択なんですよね。どっちがいいとか悪いとかなく。イヴルルド:そう。だから、この本で自分がどういう人なのか、また、相手がどんな人なのかを確認してほしいんです。木原:自分を“見える化”するのがものすごく大事ですね。この本はいい教科書だと思いますよ。――「自分がどういう人か」もわかるし、反対に、「自分はこうすべきなんだ」という変な思い込みにも気づかせてくれる…自分を客観視するのが苦手な人にとっては、ありがたいの一言に尽きる一冊と言えそうです。■2018年5月からは自分の価値を上げるときイヴルルド:2018年の5月に天王星という星が、7年ぶりに動くんですよ。その前に動いたのは2011年の3月12日だったんです。木原:わ!転機なんですね。イヴルルド:そうなんです。だから、どの生き方が幸せなのか、結婚することが幸せなのか、一人でいるのがラクで楽しいのか、この7年半で考えないといけなかったんですよ。女子で言うと、ナチュラルメイクやヨガが流行ったりしたのも、ありのままの自分になって、自分を知ろう!というのがあったから。次は第2のハウスに移動するから、自分の価値を上げよう!というところにいきます。木原:なるほどね。僕、2011年の3月をきっかけにディグラム・ラボという会社をつくろうと考えたんですよ。当時、大手の広告代理店にいて、とある食品会社のプレゼンの準備をしてたんです。余震が続く中、「家族の幸せ」というテーマでプレゼン資料をつくっていて、ふと、こんなことをしていていいのかなって思って。僕がもっている、しゃべって盛り上げたり、相談にのったり、そういうスキルを直接活かせないか、と思ったのが2011年の5月くらい。その2ヵ月後には会社を辞めました。奥さんにも顔が死んでいるから辞めて好きなことやりなさいって言われて。それがちょうど前に天王星が動いたときだったんですね。イヴルルド:はい。運がいい人は流れに沿って行動しているんですよ。だから運がいい人の鑑定だと、答え合わせって感じでラク~。流れに沿っていない人はちょっと厄介です。木原:占いって、自分の人生を振り返るきっかけになるじゃないですか。僕もデータを見ていて、「あなたの過去・現在・未来で、性格はどう変わりましたか?」って聞くと、わからないという人とわかっている人にはすごく差があります。イヴルルド:結構、差が出ますよね。占いは過去のことも観られるし、未来のことも予測して、自分はこういう性格だから、こうなりやすいってわかるわけだから、それはやっぱり定期的にチェックするのがすごく大事だと思います。先ほども言ったように2018年5月に星が動いて、自分の価値を上げる7年間になるんですよ。このときに自分の価値が上げられなかったら、次に価値が上げられるのは、なんと84年後なんです。木原:僕たち、もういないよ(笑)!イヴルルド:私たちの年齢だと、来世にかかってくる(笑)!だから、来年の5月の星が動くときに、得られるものは、絶対見つけたほうがいいと思うんですよ、自分のことだから。自分に興味をもつようにするべきです。木原:それってベースですよね。いろいろうまくいかない人は、ディグラムの診断で自分のことを書くのさえ、面倒だと思うみたいですから。■言葉の画数と顔の科学イヴルルド:言葉の画数を調べるとおもしろくって。例えば「恋」。これは空まわり、孤独って意味の画数なんです。で、「愛」は人気、愛されるという画数なんですよ。すごくないですか?木原:すごい、おもしろい!イヴルルド:「恋人」は、遠回りする、という画数になるんです。言葉ってめっちゃおもしろい!「結婚」は一代で財を成すという画数だから、二人で協力して一代で何かを成し遂げて形にしていくという意味で、「離婚」は一か八かの運勢なんですよ。のるかそるか!みたいな。だから、離婚して「実はいい旦那だったんだな」「離婚するとシングルって大変!」とか、逆にもっといい人と再婚できるかもしれないし。一か八かの運勢の確率を上げてほしいと思ったんです。木原:確率は大事ですね。確かに、再婚に向いている人、向いていない人の性格もあると思います。やっぱり、協調性だったり、ディグラム診断でいえばNPの数値が高い、これは優しさが強い人なんだけど、そういう人だと再婚がうまくいく可能性が高いです。反対に、劣等感をもっていてこだわりが強い人は、離婚した後に自分を責める傾向があります。なので、結果的にネガティブな状態。たぶん、悪いことの上に悪いことが起きるような言動、行動をしがちなのではないかな、と思いますね。イヴルルド:それ、わかります。木原:ちょっと専門的な話になりますけど、調査の仕方には2種類あって、パーセントなどの数量や割合で分析する定量調査と、発言や行動など、数では表せない質的なもので分析する定性調査があるんです。僕らが大事にしているのは定性調査のほう。その中でも大事なのは、僕は顔だと思っていて。「face to face」でしゃべっているときの顔にだいたい出てくるんです。目や顔の輪郭、雰囲気が特にそうなんですけど。木原:イヴさんって、どう考えてもいい顔じゃないですか!イヴさんも毎日いろんな人を鑑定しているし、僕もいろんな人を診断しているんですけど、いろんな人の顔を見るようになって、だいたい顔でわかるようになってきましたね。イヴルルド:顔相ってありますしね。だから、悲壮感漂う人には話しかけようとは思わないし、小学校の同窓会に行ったら、イケメンだったのにブサイクになっていたり。あれって、人生の糧で顔って変わるから。いい仕事をしたり、自分に自信がついたりすると、誰でもイケてる顔になりますよね。木原:そうそう。だから「顔を科学」したい、って思いますね。流れがある中で、自分のやるべきことの戦略、戦術をしっかり立てて、流れに合わせてちゃんと行動した人って、すごくいい顔していると思うんです。僕がやっているディグラム診断は波形のデータで診断します。その波形で、自分のことが嫌だなと思っている性格なのか、すごいポジティブな性格なのか、というのを31種に分けているんです。68%は自分のことをアンハッピーだと思っていて、32%がハッピー、幸せと言われている。そういう人たちってだいたいわかります。イヴさんの波形タイプはハッピーなほうのACボトム型ってわかりますもの。イヴルルド:診断してもそうでした(笑)。木原:この前、大学生と話していて、就職活動の面接のときも、何も言わなくても雰囲気でわかるよ、ってアドバイスしたんです。こいつ、すごくいいな!っていうのがわかるんで、そのためにはよく笑いなさい。自分の性格、生きてきたものを否定せずにちゃんと理解した上で、自信をもって生きなさい。奇をてらう必要はまったくないよ、と言っているんですよ。――「言葉の画数」に「顔の科学」、あまりにも興味深いキーワードにわくわくしっぱなしです。それにしても「顔を見ればわかる」って怖いですね。少しでも「いい顔」に近づけるよう、人生を豊かにしていかなければ!後編も、本の制作秘話はもちろん、次なるコラボ本への野望、イヴルルドさんの2018年のメッセージなどなど盛りだくさんでお届けします!プロフィールイヴルルド遙華イヴルルド研究所主宰。海外で魔女修行の経験をもち、タロット、占星術、姓名 判断、血液型占い、九星気学、数秘術、と幅広いジャンルの占いを駆使。人生の流れを24の節目で区切るオリジナルの「フォーチュンサイクル」占いにも注目が集まり、「よく当たる」と評判で、モデルや女優、経営者なども足繁く通う。プロフィール木原誠太郎「ディグラム・ラボ」代表。電通やミクシィでマーケティング部門を担当したのちに2013年に独立。心理学と統計学をもとにした性格診断ツール「ディグラム」は、1400万人のデータなどをもとに独自に開発されたプログラムで、これを用いたカウンセリングには、専門家からの評価も高い。最近では、テレビ出演や書籍の出版、企業とのコラボレーションなど幅広く活動を行っている。■著書・『1400万人の新ディグラム性格診断』(ポプラ社)・『ディグラム性格診断〜本当の自分と相性をズバリ解明!』(ポプラ社)・『焼き肉屋で最初にタンを注文する女は合コンでモテる!―ディグラム分析でわかる恋愛・結婚の法則』(朝日新聞出版)■メディア出演・『性格ミエル研究所』(フジテレビ系)・『スッキリ!!』『有吉ゼミ』(日本テレビ系)など■新刊情報『47都道府県格差』(幻冬舎新書)ライタープロフィールさいとうりょうこライター/編集者いろいろな会社をわたり歩き、現在はなにかを書いたり編集したり。占いサイトのパトロールが日課。目下の目標は「モテるおばさん」。好きなものは、米、『美味しんぼ』、TBSラジオ。
2017年12月11日SKE48の惣田紗莉渚(24)が17日、沖縄県内で行われた「第9回AKB48選抜総選挙」開票イベントで5万2,475票を獲得し、8位にランクイン。一昨年の55位、昨年の30位から大きく順位を伸ばした。マイクの前に立った惣田は、「みなさん、応援してくださり、ありがとうございました」というあいさつから、「私は20歳の時にアイドルになりました。ドラフト会議というオーディションで最後の最後に指名されて、SKE48のメンバーのみなさんに指名していただいて、ずっとなりたかったアイドルになることができました」とこれまでの歩みを振り返りはじめた。アイドルになることに憧れ、初めてオーディションを受けたのは14歳の時。AKB48三期生のオーディションだったという。最終選考で落選。「何度も何度もオーディションを受け続け、20歳でSKE48に入ることができました」とようやく苦労が報われるが、ある人物からショックな言葉を掛けられる。「大好きな握手会をがんばってたくさんの方が来てくれるようになり、選抜に入ることができました。その時、ある人に言われました。『お前の上り詰め方は邪道だ』と。その時私は思いました。誰もが王道を行かないといけないのですか?と。泥臭くちゃダメですか? かっこ悪くちゃダメですか? みんなから引かれたっていいじゃないですか? 私のやり方に文句がある方にはこう言いたいです。同じことをやってみてください。もし真似をできるのなら、真似をしてみてください」「私は私にしか歩めない道を切り開いてきました」と胸を張る惣田。「いつもそばには熱いファンのみなさんがいました。私は20歳でアイドルになったというコンプレックスがあったから、誰よりも頑張らなきゃと思ってやってきました」と語り、「私の夢は帝国劇場に立って、ミュージカルでヒロインをすることです。8位という順位を胸に、夢を叶えることを目標に、そしていろいろなお仕事に挑戦し、たくさんの人に"惣田紗莉渚"を知ってもらいたいと思います」と今後の抱負でスピーチを結んだ。
2017年06月17日元宝塚のトップ娘役で女優の渚あき(47)が、57歳の一般男性と結婚したことが18日、わかった。所属事務所がFAXで発表した。2人は2012年末に知人の紹介で知り合い、交際に発展。2015年末に結婚を決めたという。今月初旬、都内区役所に2人で婚姻届を提出し、新生活をスタート。式・披露宴は未定で、妊娠はしていない。交際中は、ドライブや山歩き、おいしいものを食べに行ったりといったデートを重ねたという2人。相手の男性は、真っすぐすぎるくらいの真面目な性格で、料理や洋服のリメイクなど多趣味だそうで、人として信頼できる人柄に渚は惹かれたという。渚はブログでも結婚を報告し、「お相手の方とは、知り合ってから気がつけば二人で過ごす日々が増え、いつの間にか隣にいることが当たり前のようになっていました」とコメント。「お互いに思いやりを忘れることなく、これからも共に歩んでいけたらと思っております」とつづっている。渚は、1969年1月28日、兵庫県生まれ。1988年に宝塚歌劇団に入団し、2001年に星組トップ娘役に就任。ファンの間では"伝説の娘役"と呼ばれている。宝塚時代の代表作に『プラハの春』『ガラスの風景』など。2003年に退団したのちは、舞台を中心に女優として活動し、『レ・ミゼラブル』や『ピーターパン』などに出演。今年の8月には『芝桜』が控えている。
2016年05月18日