バラエティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演していた、プロレスラーの木村花さんが亡くなったことを受け、番組側の対応の是非を問う声が多く上がっています。生前、木村さんのSNSには番組での言動に対する誹謗中傷が数多く寄せられており、亡くなる直前、木村さんは「誹謗中傷に傷付いたのは否定できない」などの投稿もしていました。番組側の対応に問題はなかったのか、ネット上のモラルを問う声が上がる中、バラエティ番組『あいのり』の出演者のブログが注目を集めています。『あいのり』出演者、でっぱりん「私がアンチで病んでる時スタッフさんは…」リアリティ番組とも称される『テラスハウス』は、同じ屋根の下で暮らす若い男女6人の恋愛模様を映し出した番組内容。『恋愛観察バラエティ番組』との名前で呼ばれている『あいのり』もまた、男女の恋愛模様を文字通り視聴者が『観察する』、テラスハウスと似たような番組内容となっています。この『あいのり』に出演していたでっぱりんさんは、自身のブログを通して「"テラハ"じゃなく"あいのり"でよかった」と、その思いをつづりました。あいのりでよかった。なんていったら怒られるかもしれないけど、私は本当にあいのりでよかったと思う。私がアンチで病んでる時スタッフさんは「最近どー?大丈夫??」って常に電話かけてくれて「でっぱりんご飯行こう!」って何回も外に連れ出してくれて「皆でっぱりんの事好きだし応援してるからね」って励ましてくれたり私が「一人でいるのやだ」って伝えるとどうにかしようとしてくれて共同テレビに私の仲良いADさん二人いてでっぱりんと一緒に遊ぶ会を作ってくれたし。たかが出演者にこんな事までしてくれんの?ってくらい沢山色んなことをしてもらった。し、助けられたし感謝してる。でっぱりんオフィシャルブログーより引用『あいのり』出演時には、番組内での言動に非難の声が寄せられ、『炎上』した過去を持つでっぱりんさん。誹謗中傷を受ける側の苦しみや悩みを知っているでっぱりんさんだからこそ、ブログにつづられた言葉の一つひとつに重みがあります。また、最後にはテレビの在り方についても言及していました。これからのTVの在り方を誹謗中傷は絶対だめだということを一人一人が身に染みて考えるべきだと思います。でっぱりんオフィシャルブログーより引用「一人で抱え込む環境は本当によくない」ともつづっていたでっぱりんさん。ブログは反響を呼び、多くのコメントが寄せられています。・番組、見ていました。でっぱりんも相当大変だったと思うので、言葉に重みがありますね。本当に考えさせられます。・でっぱりんは木村花さんとは比べ物にならないくらい叩かれてた。でも、でっぱりんが番組を盛り上げてもいた。あいのりもテラハも色々なキャラがあって成り立ってる。もう少しテレビを楽しく見ようよ。・番組のスタイルは違うけど、出演者への細やかな配慮があったんだね。もちろん、番組側の対応を責めたところで、木村さんが戻ってくるわけではありません。木村さんの死をめぐり、誰か一人の非を探したところで、なんの解決にもならないでしょう。しかし、だからこそ二度と同じことが起こらないようにするためには、制作する番組側も、観ている視聴者側もどうあるべきなのか…今後の対応や意識を改める必要があるのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年05月28日「Netflix」などで配信・放送中の「TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020」が制作を中止すると発表した。配信中の新シリーズは、東京が舞台。台本のない男女6人の生活を映し出し、昨年5月より配信中。番組公式サイト、及びSNSでは、出演メンバーのひとり、プロレスラーの木村花さんの急死に関して「この度、番組に出演されていた、 木村花さんがご逝去された事について、 改めてお悔やみ申し上げます。 またご遺族の方々にも深く哀悼の意を表します。」とコメントを発表。また「尚『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』に関しましては、制作を中止する事を決定致しました。 この度のことを重く受け止め、今後も真摯に対応して参りたいと考えております。」と打ち切りを発表した。すでに、フジテレビで放送予定の39th WEEKは休止、43rd WEEKと44th WEEKに関しても「Netflix」の配信休止が発表されている。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年05月27日2020年5月23日に亡くなった、女子プロレスラーの木村花さん。生前、木村さんはSNS上で不特定多数の人から酷い誹謗中傷を受けていました。所属事務所は「事件性はなく、詳しい死因などについては遺族の意向により公表を差し控えたい」とコメント。木村さんの死は世間に衝撃を与え、多くの著名人が「SNS上での誹謗中傷はやめるべき」といった声を上げています。ROLAND「負けない唯一の方法は…」『現代ホスト界の帝王』の呼び名で親しまれる、実業家のROLANDさんが、同月26日にTwitterを更新。世間で注目を集める誹謗中傷の問題について、ファンからこんな質問があったことを明かしました。今ネットでの誹謗中傷が話題ですが、ローランドさんのように誹謗中傷に負けないようにするにはどうすればいいですか?@roland_0fficialーより引用大胆な発想と自信あふれる発言が魅力のROLANDさんは、多くの人から「誹謗中傷に負けない」というイメージをもたれていることでしょう。質問に対し、ROLANDさんはこう答えました。どんな事でも、負けない唯一の方法は『最初から戦わない事』しかないよ。 #見ない勇気 #知ろうとしない勇気 #向き合わない勇気 #戦わないという戦い方 #SNSのフォローは0で生きていく pic.twitter.com/cXipA8uJIi — ROLAND (@roland_0fficial) 2020年5月26日 ROLANDさんは「どんなことでも負けない唯一の方法は、戦わないことしかない」とキッパリ。さらに、ハッシュタグで『#見ない勇気』『#知ろうとしない勇気』『#向き合わない勇気』『#戦わないという戦い方』とつづり、誹謗中傷に対してスルーし続ける対処方法を提案したのです。有名であればあるほど、妬みを買い、誹謗中傷を受ける可能性があります。ROLANDさんは自身に寄せられる中傷などと一切向き合わないことで、多くの悪意と戦っているのかもしれません。【ネットの声】・かっこいい。・ド正論ですね。戦わずして勝つ。・ROLAND様の言葉はいつも心にスッと入ってくる。参考にしたい。もちろん、匿名であることを利用して、相手を誹謗中傷をする行為は許されることではありません。しかし、ネット社会となった現代で、すべてのそういった行為を取り締まる環境を作るには時間がかかるでしょう。ROLANDさんの「戦わないで勝つ」という精神は、誹謗中傷に悩む人の心を守るキッカケになり得るかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年05月27日2020年5月23日、女子プロレスラーである木村花さんの逝去が報じられました。木村さんがバラエティ番組への出演をきっかけに、不特定多数からSNSで誹謗中傷を受けていたことを受け、ネット上ではそういった行為をやめるよう多くの人が訴えています。そのような訴えかけに怯えたのか、インターネット上の誹謗中傷などの特定を得意とする弁護士の藤吉修崇(@fujiyoshi_ben)さんの元には、多くの相談が寄せられているとのこと。しかし、その相談は呆れてしまうような内容でした。現状事務所にも問合せの電話殺到してるがほぼ書き込んだ側の相談。これは誹謗中傷になるのか判断してくれと。ちなみに当事務所は書き込まれた側の相談は初回無料だけど、書き込んだ側の相談は3万取ります。— 藤吉修崇@ユーチューバー弁護士(登録者2万人突破⚡️) (@fujiyoshi_ben) 2020年5月25日 自分が書き込んだものが誹謗中傷にあたるのか分からないので、判断してください。藤吉さんの事務所には、このような問い合わせの電話が殺到しているというのです。また、書き込んだことを問い合わせをしてくる人は、ほとんどが偽名、匿名、非通知など自らのことを明かさずに相談してくるとのこと。藤吉さんの知人であるTwitterユーザーの謳歌(@performerouka)さんは、藤吉さんからの話を聞いて「誹謗中傷した側が問い合わせるのはおかしい」と投稿しました。弁護士さんが「朝から問い合わせが止まらない」と言っていて、誹謗中傷された人からじゃなくて誹謗中傷"した側"が「これってセーフですよね?」「私の書き込みは大丈夫ですよね?」と問い合わせが殺到してるそうな。人を殴っておいて殴ってない判定をもらいに行くのか…— 謳歌パフォーマー×TikToker (@performerouka) 2020年5月25日 謳歌さんの投稿には、16万件の『いいね』が寄せられるほど大きな反響が上がっています。【ネットの声】・不安になるなら初めからやらなければいいのに。・問い合わせするぐらいなら素直に謝ったほうがいい。・言葉が出ません。酷すぎる。言葉は時に、凶器になります。自分が発信する言葉に責任を持ち、送信する前に一度冷静になって考え直してもらいたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月27日TwitterやインスタグラムといったSNSでキーワード検索として使用される「ハッシュタグ」。リアルタイムで注目されている話題や、共通の関心を持つユーザーを発見できるといったメリットも。そんななか、「#安倍総理お疲れ様です」というハッシュタグがTwitterで物議を醸している。日経新聞によると、安倍晋三首相(65)は5月24日に連続執務日数が120日に達したという。同タグは、新型コロナウイルス対策に連日奔走する安倍首相を労うために使われている。しかし、なかには安倍首相を皮肉った意味合いでも使われているというのだ。タレントのつるの剛士(45)が5月25日、《国民の皆さんで安倍首相にお疲れ様、ご苦労様を言いませんか?》とTwitterで呼びかけた。《震災の時、テレビに出てくる度お疲れ顔になっていた枝野さんに“お疲れ様です!寝てください!”と労った時のように》とし、《政治家の皆様も同じ人間。人です。未曾有で大変な時こそ、皆んなで励まし労い合いませんか?今頑張ってる全ての人に》と綴った。このツイートは大きな反響を呼び、21万件以上の「いいね」を記録。つるの自身はハッシュタグを用いていないが、コメント欄には「#安倍総理お疲れ様です」といった安倍首相を激励するハッシュタグやコメントが相次いだ。その後、同日深夜には「#安倍総理お疲れ様です」が国内トレンドの上位に。いっぽう、「#安倍総理お疲れ様です」を添えた辛辣なツイートが散見されている。《あの仕事ぶりで疲れるわけないじゃん》《ぜひ牢屋でごゆっくり余生を過ごして下さい》《能力が無いのに、高い地位に居るのは不幸ですもんね》本来は安倍首相を労うはずのハッシュタグ。しかし、その意図と相反するようなツイートを疑問視する声が広がっている。《このタグを使ってまで安倍総理を誹謗中傷するその神経が理解できない。ねぎらいのタグにまで難癖つけるのは異常だよ》《すごいな、感謝の気持ちで書いてるありがとうみたいな書き込みすら誹謗中傷に使うやつがこんなにいるんだ…》《今トレンドの安倍総理お疲れ様ですというハッシュタグ。これ見ると、一見「優しい」ハッシュタグなのに、「もう辞めてください、お疲れ様です」みたいな投稿が過半数程あった。これ誹謗中傷では?と思います》高市早苗総務相(59)は26日、SNSで誹謗中傷を受けていたプロレスラーの木村花さん(享年22)が亡くなったことを受けてインターネット上の誹謗中傷を巡る制度改革を表明。各紙によると、「匿名の者が権利侵害情報を投稿した場合、発信者の特定を容易にするための方策を検討する」という。今後どのように法制度がなされるか、世間の関心が高まっている――。
2020年05月27日2020年5月23日、女子プロレスラーの木村花さんが22歳の若さで亡くなりました。木村さんはバラエティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演。番組内での言動をきっかけに、SNSで不特定多数から誹謗中傷を受けていました。そんな中、所属するプロレス団体『スターダム』は、同月26日に改めてコメントを発表。全文は以下の通りです。木村花選手のご逝去につきまして当社所属 木村花選手の5月23日の突然の訃報におきましては、皆様のご心配、深い悲しみ、重ねてお詫び申し上げます。木村花選手のご逝去については、警察による判断の結果、事件性は無いものと伺っております。より詳しい死因等につきましては、ご遺族のご意向により公表を差し控えさせて頂きます。こちらの詳細については、今後も当社の会見、リリース等において、公表を行う予定はございません。マスコミの皆様、ファンの皆様におかれましては、何卒ご容赦、ご配慮くださいますようお願い申し上げます。またご遺族並びに、当社所属選手等への取材は、現状の状態を鑑み、控えて頂きますよう何卒お願い致します。加えて、近隣の住民の方のご迷惑にもなりますので、ご遺族や、選手の自宅、事務所、練習場等への張り込み、訪問はご遠慮下さい。なお、木村花選手のご葬儀につきましては、内々に行いたいというご遺族のご意向により、日時や場所の公開は控えさせて頂きます。マスコミ、ファンの皆様はご配慮頂きますようお願い申し上げます。ご遺族からは木村花選手を応援して頂いたファンの皆様への深い感謝の言葉を頂いており、現在新型コロナ禍のため開催日時は未定ではありますが、木村花選手の追悼興行の開催を検討しております。また興行以外にも映像や写真など、ファンの皆様へお届け出来ればと話し合いを行っていく予定です。詳細は決定し次第お知らせ致します。木村花選手のご冥福を深くお祈り申し上げます。以上。スターダムーより引用所属事務所としては、詳しい死因の公表を控えるとのこと。また、マスコミに対し遺族や選手への張り込みや訪問を遠慮してほしいと『お願い』しています。木村花さんの母、木村響子さんもTwitterでマスコミへの取材に対し苦言を呈していました。木村花の逝去に、母・木村響子が謝罪のコメント「涙が出た」「謝らないで」の声木村さんの早すぎる死に多くの人が衝撃を受けており、連日このニュースはメディアで取り上げられています。しかし、遺族や関係者が少しでも心静かに故人を送り出せるよう、報道のあり方を配慮する必要があるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年05月27日2020年5月23日に、22歳という若さでこの世を去った、女子プロレスラーの木村花さん。同月26日、所属事務所はウェブサイトを通して、警察の調査による結果事件性はなく、詳しい死因については「ご遺族のご意向により公表を差し控えさせる」とつづっています。木村さんは生前、SNS上で1日100通にも及ぶ誹謗中傷を受けていたことがあり、著名人からはネットリテラシーの重要性を問う声が上がっています。武井壮「目の前で声で伝えるより心をむしばむ事実がある」タレントの武井壮さんも、SNSにおける誹謗中傷の危険性について言及。同月25日に、SNSで特定の個人に向けて心ない言葉を投げかける行為に対し、異議を唱えました。誰がなんと言おうと、SNSで特定の個人に向けて直接『死ね』『消えろ』のような言葉を飛ばす事は反対です。自分のアカウントでただ叫ぶのはまだ許される、エゴサしなければいいし、陰口の範囲内、けれど直接リプでそれを送る事は規制が必要だと思う。目の前で声で伝えるより心を蝕む事実があるんだから— 武井壮 (@sosotakei) 2020年5月25日 武井さんは「直接相手を傷付ける言葉を送ることは、目の前で口にして伝えるよりも心をむしばむ事実がある」とつづりました。投稿に対し、ネット上では共感の声が上がっています。・的を射ている。・本当にその通り。ちょっと想像したら、相手を傷付けると分かるはずなのに…。・自分も規制が必要だと思う。これ以上苦しむ人が増えてほしくない。いうまでもなく、相手に対し汚い言葉や心ないメッセージを送ることは許されることではありません。人によっては投げかけられたすべての言葉をうのみにし、深く傷付いた結果、自分自身を追い込んでしまう場合もあるでしょう。誹謗中傷を受けた当人にしか分からないショックや心の痛みはあります。中傷でつらい思いをする人を減らすために、SNSにおけるマナーを今一度見直し、社会全体で改革していくべき時なのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月26日2020年5月23日、バラエティ番組『テラスハウス』(日本テレビ系)に出演していたプロレスラーの木村花さんが、22歳という若さで逝去しました。木村さんは生前、番組を見た視聴者などから誹謗中傷を受けており、また亡くなる前にはInstagramのストーリーズ機能を使用し、「さようなら」と投稿しています。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿櫻井翔「SNSはもっと温かいツールであるべき」同月25日、情報番組『news zero』(日本テレビ系)では、木村さんの訃報を受け、SNSの誹謗中傷における対策について報道。中傷の被害に遭った場合、SNSを運営する企業などに「投稿された内容を削除してほしい」と依頼したり、『プロパイダ責任制限法』にのっとり中傷コメントを投稿したアカウントの情報を開示するよう請求したりできます。しかし、いずれも手続きに時間がかかるため、弁護士や警察を通したほうがいいとのこと。また国によっては、中傷と思われる投稿を削除しなかった場合、SNSの運営企業や投稿した個人に罰金が科せられることがあるのだそうです。SNSの誹謗中傷問題に対し、キャスターであるアイドルグループ『嵐』の櫻井翔さんは次のように発言しました。ネットの掲示板とかに比べて、SNSは本人に直接よりダイレクトに伝えられてしまいますよね。実生活で「こんなこと口にしたことがない」なんてことを書いてしまうことだったり、逆に、「いやそんなこと人にいわれたことない」なんてことを目にしてしまう機会があるかもしれないと思うんです。ですので、書き込む前に相手がどれくらい傷付くのかというのをもう一度立ち止まって考えてもらいたいと思いますし、SNSって本来もっと温かいツールであるべきだと思います。news zeroーより引用「SNSの投稿は相手へダイレクトに伝わる」といい、「何かを書き込む前には、一度立ち止まって考えてもらいたい」と訴えた櫻井さん。また「SNSは本来温かいツールであるべき」と、使い方を見直すようにうながすコメントもありました。櫻井さんのSNSに対する考え方に、多くの人が共感しています。・同感です。嫌いなものを叩くより、好きなものを叫ぶほうがずっと楽しいし、心が豊かになると思いました。・櫻井さんも実際に体験されているからこその言葉なのかな…。心に響きました。・本当にその通りだと思う。私も自分がSNSに書いた言葉を、もう一度見直してみます。インターネットやスマホの普及とともに急成長したSNS。人と人とをつなぐツールは、自分の気持ちを簡単に伝えられる反面、使い方を誤ると相手を不快にさせます。ましてや、故意に人を傷付ける言葉を選んで特定の人物を中傷する行為は言語道断です。櫻井さんの言葉通り、SNSの使い方を一人ひとりが見直す必要があるといえますね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月26日23日に亡くなった女子プロレスラー・木村花さん(享年22)が所属するプロレス団体・スターダムは26日、公式サイトを更新。木村さんの訃報に関して、「事件性は無い」という警察の判断結果を発表した。サイトでは、「木村花選手のご逝去については、警察による判断の結果、事件性は無いものと伺っております」と報告し、「より詳しい死因等につきましては、ご遺族のご意向により公表を差し控えさせて頂きます」と説明。「こちらの詳細については、今後も当社の会見、リリース等において、公表を行う予定はございません。マスコミの皆様、ファンの皆様におかれましては、何卒ご容赦、ご配慮くださいますようお願い申し上げます」と呼びかけた。続けて、「またご遺族並びに、当社所属選手等への取材は、現状の状態を鑑み、控えて頂きますよう何卒お願い致します。加えて、近隣の住民の方のご迷惑にもなりますので、ご遺族や、選手の自宅、事務所、練習場等への張り込み、訪問はご遠慮下さい」と記した。また、「木村花選手のご葬儀につきましては、内々に行いたいというご遺族のご意向により、日時や場所の公開は控えさせて頂きます。マスコミ、ファンの皆様はご配慮頂きますようお願い申し上げます」と説明。「ご遺族からは木村花選手を応援して頂いたファンの皆様への深い感謝の言葉を頂いており、現在新型コロナ禍のため開催日時は未定ではありますが、木村花選手の追悼興行の開催を検討しております。また興行以外にも映像や写真など、ファンの皆様へお届け出来ればと話し合いを行っていく予定です」とし、「詳細は決定し次第お知らせ致します」と伝えた。
2020年05月26日2020年5月23日、女子プロレスラーである木村花さんが亡くなりました。22歳という若さでこの世を去った、木村さん。自宅に遺書が残っていたため、警視庁は自ら命を絶ったと見ています。木村さんはバラエティ番組への出演をきっかけに、SNSで不特定多数から「早く消えてくれ」「テレビに出るな」といった誹謗中傷を受けていました。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿ネットが普及したことによって、著名人への誹謗中傷行為は絶えません。きっと相手の顔が直接見えない点に加え、反撃されにくいため攻撃しやすいのでしょう。今回の騒動を受け、これまで誹謗中傷に耐えてきた多くのタレントが、新時代の『いじめ』に苦言を呈しています。木村花さんの騒動を受け、誹謗中傷の特定が容易になるよう制度改正か産経ニュースによると、同月26日、高市早苗総務相は記者会見で木村さんの件について「匿名で他人を誹謗中傷する行為は、人として卑劣で許しがたい」とコメント。誹謗中傷による被害を減らすため、今後は発信者の特定を容易にするための制度改正をスピード感を持って行うと述べました。インターネットは匿名のように見えますが、誹謗中傷や名誉棄損などの被害を受けた場合、個人情報の開示を求めることができます。しかし弁護士に依頼をして裁判を起こしたり、高額の金銭や時間が必要になったりと、被害者に大きな負担がかかってしまいます。※写真はイメージ制度改正によって、今より手軽に加害者を特定できるようになり、泣き寝入りをする人が減るかもしれません。また、「簡単に個人情報を特定される」という風潮になれば、軽い気持ちで誹謗中傷をする人もいなくなるでしょう。高市総務相のコメントに対し、ネットではいろいろな意見が上がっています。・どこから誹謗中傷になるかの判断基準が難しそうだけど、抑止効果は強そう。・誹謗中傷をなくすのは残念ながら無理でしょう。でも、1人でも被害者を減らすように社会が考えないと。・デメリットもあるだろうけど、心が壊される人が減るならアリ。ネット社会に適応したルールを作らないとね。著名人だけでなく、きっと今も多くの人がネットでの誹謗中傷に悩まされていることでしょう。デジタル社会ならではの問題に社会全体がしっかりと向き合い、加害行為を看過しない、やらないという意識を持っていたいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年05月26日2020年5月23日、女子プロレスラーの木村花さんが22歳という若さで亡くなったことを所属事務所が発表。関係者のみならず、多くの人々の間に悲しみが広がりました。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿生前、木村さんがネット上での誹謗中傷に傷付いていたことから、匿名でのコミュニケーションのあり方について改めて考える人が増えています。誹謗中傷はスルーできなければダメ?コラムニストの犬山紙子さんは、訃報のあった同日にTwitterを更新。誹謗中傷の対処法として「無視するのが正解」といわれていることに触れ、疑問の声を上げました。誹謗中傷に対してはスルーが正解みたいな空気もおかしいと思ってる特に事実誤認は否定していかないとあっという間に間違ったほうが広まる、スキャンダラスなほうが人は好きだから、そっちを信じるスルーした方が良いもの、しない方が良いもの、誹謗中傷も一括りにできない— 犬山紙子夫婦の問題リカバリーのヒント集発売中 (@inuningen) 2020年5月23日 ネット上では、「誹謗中傷を無視できない人がSNSをやるものではない」「スルースキルを身につけないとダメ!」などの発言がよく見られます。反応しないことが事態を収束させることも、場合によってはあるでしょう。しかし、事実誤認や悪質なデマが流布されている時など、声を上げなければ悪化してしまう場合もあります。いつでも無視をするのが最善なわけではありません。何よりも、誹謗中傷の被害を受ける人にばかり対処を求め、加害者側がそのまま許容されている状態であることが問題ではないでしょうか。加害する人が言動を改めれば、ネット上はもっと快適になるはず。ネット上での誹謗中傷の対処について、私たちは今一度、考える必要がありそうです。[文・構成/grape編集部]
2020年05月26日2020年5月23日、バラエティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演していた、プロレスラーの木村花さんが亡くなりました。死因は調査中とのことですが、木村さんはSNS上で番組の視聴者などから誹謗中傷を受けており、また亡くなる前にはInstagramのストーリーズ機能で「さようなら」というメッセージを投稿しています。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿近藤春菜が誹謗中傷に涙の訴え同月25日、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、木村さんの逝去について報道。ネット上で行われる誹謗中傷について、コメンテーターの近藤春菜さんは次のように発言しました。顔が見えない、名前も出ないという状況の中で、自分の都合だけで、人に対して想像力もなく傷付くんじゃないかとか、追い込むんじゃないかとか、そういう想像力がまったくなく、自分の都合だけで発してしまうっていうことが本当に怖くて。例えばスタジオに出てらっしゃるみなさんとかって、顔も名前も出ていて、自分の言葉の責任のもと(コメントを)放って、ちゃんと対面して放ってるわけですよね。でもそれを見ている方の人で勘違いしてらっしゃる方が本当にいると思って、『いじり』と『いじめ』が違うっていうのと同じように、番組を盛り上げてとか愛情を持ってとかそういうことじゃなく、ただただ「ムカつく」とか、番組とか出演者の人に関係ない、自分がなにか腹が立つことがあって、ぶつける先をそこ(誹謗中傷)にやるっていうことがまず考えが違いますし、本当に言葉って何よりも怖くて、救うこともできるし、こんなに傷付けることにもなるんだっていう。自分だったらどうなんだっていうことの想像を1個持ってもらわないと、もちろん私も含めてですけど、言葉を発する時の覚悟みたいなのが、全然ないなって思います。スッキリーより引用近藤さんは「誹謗中傷をする人は想像力なく傷付けるから本当に怖い」といい、「『いじり』と『いじめ』が違うのと同じで、イラ立つ気持ちを著名人にぶつけるのは違う」と、顔と名前を公表して発言する出演者と、匿名で誹謗中傷のコメントを書く視聴者との認識のズレを主張しました。時折言葉を詰まらせて涙ながらに訴えた近藤さんの意見に、視聴者からは共感の声が上がっています。・胸が苦しくなりました。春菜さんの発言で、何も感じない人なんているのかな…。・春菜さんはちゃんと自分の言葉で伝えている。だからこそ、こんなにも心に響くのですね。・春菜さんの涙につられて泣いた。誹謗中傷は本当になくなってほしい。言葉は時に、人の心を傷付ける凶器になり得ます。不特定多数から中傷の言葉を浴び続けた、木村さんの心の傷は計り知れません。SNSでこれ以上誹謗中傷が横行しないよう、一人ひとりが自分の言動がもたらす影響に想像力を働かせ、社会全体で対策を考えていくべきだといえます。[文・構成/grape編集部]
2020年05月26日恋愛リアリティ番組『テラスハウス』に出演していた女子プロレスラー・木村花さん(享年22)が23日に亡くなったことを受け、同番組のスタジオメンバーを務めていたお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が25日、インスタグラムを通じて木村さんを追悼した。木村さんの死因は今のところ不明だが、『テラスハウス』に出演していた木村さんのもとには、SNS上で誹謗中傷のコメントが多数寄せられていた。所得申告漏れが発覚したことによって芸能活動を休止し、今年3月に復帰するも同番組からは離れていた徳井。「プロレスラーの木村花さんが亡くなられました。未来のある若者の命が失われてしまったこと、彼女の身近にいる方々の悲しみを考えると、番組に関わらせていただいている人間としてやり切れない思いでいっぱいです」と心境をつづった。その上で、「僕のように自分自身が引き起こした問題で批判を受けたりお叱りを受けたりするのはもちろん当然のことだと思います」と自身の問題に触れつつ、「でも彼女は違います。常軌を逸した誹謗中傷を受けなければならないようなことはしていません」と断言。「他人に対して軽い気持ちで酷い言葉を投げつけた方々は、コメントを書いたその後、いつものように仕事をしたり学校に行ったり遊びに行ったりご飯を食べたりなさるのかもしれません」と心ない書き込みをした人の日常を思い浮かべながら、「でも、そういう言葉を受けた人は平穏な一日にはなりません。朝起きてSNSを開くと誹謗中傷を目にする。昼にも夜にも、寝る前にもそういうコメントを読んでしまっていたのかもしれません」と追い込まれた木村さんの状況を察した。そして、「そんな日々を彼女が何日も過ごしていたのだとしたら、本当に本当に苦しかっただろうと思います。死ぬことは誰にとっても怖いことです。それでも死ぬことを選んでしまうほど辛かったんだと思うと言葉になりません」と深く心を痛め、「彼女の気持ちに寄り添うためになにか出来ることはなかったのか自問しています」と苦悩する徳井。「もし今現在同じように辛い思いをしている人がいたら、すぐにSNSから距離を置いてください。目にしてしまうのと見ないのとでは気持ちはかなり違うはずです」と悩みを抱える人々に語りかけ、「起こったことをしっかり受け止めて、そして、彼女の素晴らしい才能と明るい笑顔をいつまでも忘れないようにしようと思います」と結んでいる。
2020年05月25日2020年5月23日、リアリティー番組『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演する女子プロレスラーの木村花さんが、22歳の若さで亡くなったことを所属事務所が発表。木村さんは、以前からSNSで不特定多数から誹謗中傷を受けており「誹謗中傷に傷付いたのは否定できない。お母さんや支えてくれたみんな、ありがとう。弱い私でごめんなさい」などの投稿をしていました。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿2019年末まで木村さんと同番組で共演した水越愛華さんは、自身のInstagramを更新。亡くなる直前の木村さんの様子や悲痛な想いを語りました。あの日の夜中、たまたま遅くまで起きていて彼女がストーリーを更新していて何気なくDMを送りました。彼女からの返信はいつもと様子が違くて、途中から返信も来なくなって、気になってTwitterの投稿を見て異変に気づき、すぐに自宅を飛び出し彼女の家に向かいました。家に着いてもそこに姿は無かったので、病院に向かいました。病院に着いたら、変わり果てた彼女が居ました。向かっている最中、私はどこかで生きてるだろうと思い込んでいました。そして、何事もなかったとしても抱きしめようと思っていました。"あなたが、こういう状況になったらいつでも駆けつける仲間がいるんだよ"って、"あなたが自分に傷を付けてもいいのはリングの上だけだよ"って伝えようと思っていました。iamemika21ーより引用木村さんの異変を感じて病院まで駆け付けたものの、悲しみの対面となったことを明かした水越さん。自身も番組での言動についてSNS上で誹謗中傷を受けたことがあり「表に立つ仕事をしている人もみんな人間です。感情があるんです。有名な人には何をいってもいい、そんな風潮を払拭しなければ」とつづりました。 この投稿をInstagramで見る (@iamemika21)がシェアした投稿 - 2020年 5月月23日午後8時06分PDT※画像上の矢印をクリックすると、ほかの写真も見ることができます。Instagram上には木村さんとの思い出の動画や写真が投稿され、「会えないと思うと辛くてたまらない」と友人の死を悼んでいます。花ちゃん。言い合いもしたね。でも、沢山買い物に行ったり映画を見たりお出かけもしたね。楽しかったね。いつもふざけあって、時には励まし合ったよね。プロレスの試合中のあなたは本当にかっこよかった。でも、恋愛をしている姿は本当に可愛かった。もう、あなたに会えないと思うと辛くてたまりません。どうか、どうか安らかに眠ってください。ゆっくり、休んでね。もうあなたを傷付ける人はいないよ。出会ってくれて、ありがとう。助けられなくて、ごめんなさい。心よりご冥福をお祈りいたします。iamemika21ーより引用テレビに出ている有名人だったとしても、不特定多数から中傷を浴びて傷付かない人などいません。まだ22歳の木村さんがどれほど苦悩していたかを想像すると、胸が痛みます。ネット上の誹謗中傷を受けて傷付く人たちがこれ以上増えないよう、社会全体で対策を考えていく必要があるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年05月25日2020年5月23日、女子プロレスラーである木村花さんの逝去が報じられました。事務所によると亡くなった経緯は調査中とのことです。バラエティ番組への出演をきっかけに、SNSで不特定多数から誹謗中傷を受けるようになった木村さん。木村さんは亡くなる前にSNSで「さようなら」というメッセージを残すほか、誹謗中傷に対し「傷付いたのは否定できない。弱い私でごめんなさい」といった投稿をしていました。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿城田優が『SNSでの誹謗中傷』に持論を展開誹謗中傷行為が木村さんの死に関係していたととらえた多くの著名人が、SNSでの誹謗中傷をとがめています。俳優の城田優さんも、今回の件で誹謗中傷について意見を呈した1人。『#SNSのルールに改革を』というハッシュタグとともに、自身の想いをつづりました。ずいぶん前から「表に立つ仕事をしているのだから誹謗中傷があるのは当たり前」いうような風潮がありますが、職業などは関係ありません。誰もが皆同じように心を持ち、その強度は人それぞれです。様々なことにおいて、意見や議論はもちろんあっていいと思います。が、わざわざ当事者の目に入るSNSへ行き、素性も明かさず、無責任な言葉を並べ、無防備な人を一方的に攻撃するようなことが許されていいのでしょうか?もし自分の家族が、恋人が、友達が同じ目に遭っても、気に留めることなく「仕方ないね、我慢しなさい」と言えるでしょうか?行き過ぎた悪口は立派な犯罪行為であり、もっと徹底的に厳しく取り締まるべきです。何度も言いますが、年齢や職業などは関係ありません。これを容認し続ければ、SNS上での言葉は"凶器"となり続け、それを見て育つ子供達も真似をし、永遠にこの陰湿なイジメがなくなることはなく、これからも沢山の人を苦しめ続けるでしょう。もはや生活の一部となった今だからこそ、SNSの使い方を見直すべきだと思います。@U_and_YOUーより引用(原文ママ) #SNSのルールに改革を pic.twitter.com/GfXLk6jD03 — Yu Shirota(城田優) (@U_and_YOU) May 24, 2020 ネットが普及したことによって、誰もが気軽に直接会ったことのない人とコミュニケーションを取れるようになりました。その変化を悪用し、著名人に攻撃的な言葉を投げかける人が増えているのでしょう。画面越しでは相手の顔が見えない上に、匿名で攻撃をすることができるため、誹謗中傷をするハードルが下がっているのかもしれません。城田さんがいうように、芸能人も1人の人間であり、画面の向こう側に存在しています。このまま看過すると、新時代の『いじめ』はより過激になっていくでしょう。投稿は拡散され、多くの人から共感するコメントや『いいね』が寄せられました。・本当にその通りだと思う。今の時代に合わせた対策を練らなくては。・「顔が見えないから何をいってもいい」という考えは間違ってますよね。勇気ある発言をありがとう。・自分は有名人じゃないけど、誹謗中傷を受けて怖かったことがある。有名人でも怖いに決まってる。その後、早速誹謗中傷が寄せられ…その後、拡散された城田さんの投稿に対し「キモいから死ね」という誹謗中傷のコメントが。城田さんは誹謗中傷のコメントを引用した上で、このようにはっきりと宣言しました。こういう発言。今後は提訴していきます。 — Yu Shirota(城田優) (@U_and_YOU) May 24, 2020 この誹謗中傷のコメントは、投稿者によって削除されました。きっと、さらし上げられたうえで「提訴する」といわれ恐ろしくなったのでしょう。ネットは一見匿名のように感じますが、誹謗中傷や名誉棄損にあたる場合は個人情報を特定することもできます。一人ひとりが「誹謗中傷は見過ごせない行為」という意識を持ち、被害者が泣き寝入りする風潮が変わっていけば、安易な考えで中傷をする人が減るかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年05月25日プロレスラーの木村花さんが亡くなった件を受け、芸能人に寄せられるネット上の誹謗中傷が物議をかもしています。木村さんは生前、ネット上で不特定多数から誹謗中傷を受けており、亡くなる直前には「誹謗中傷に傷付いたのは否定できない。弱い私でごめんなさい」などの投稿を残していました。木村さんだけでなく、芸能人はよくも悪くも影響力が大きく、誹謗中傷を受けやすい立場でもあります。中には、芸能人がネット上の誹謗中傷を止めるよう意見すると「誹謗中傷されるのは、有名人税」「嫌であれば、SNSの利用を止めればいい」などと批判する動きも。そうした自分勝手な考えについて物申したのが、ねんまつたろう(@KITASAN1231)さん。Twitterに投稿した漫画が反響を呼んでいます。「有名人だから誹謗中傷してもいい」とか「誹謗中傷されるのが嫌ならSNSやめろ」とか言われた時のパターンとその対策 pic.twitter.com/V9XMwstpHH — ねんまつたろう (@KITASAN1231) May 24, 2020 顔や個人名が隠れるネット上は匿名性が高いといわれてきました。しかし、それは昔のイメージ。誹謗中傷された側がその気になれば、相手の実名も開示され、裁判も起こせます。「どうせバレない」「みんなやっている」と自らの行動を軽んじた結果、取り返しのつかない事態になるでしょう。【ネットの声】・「小さいやつ」とかそんなイメージを持たせて悪事を正当化しようとする人がいる。・誹謗中傷を正当化しようとしているのって、腹立つよね。・暴力はいけないけど、いっていることは間違っていない。SNSは誰もが自分の意見や考えを自由に発信できる場所です。しかし、だからといって相手を傷付けることを目的とした誹謗中傷が許される場所ではありません。誰だって、悪意を向けられたら不安になり恐怖し、傷付きます。それを誹謗中傷する側が「気にしたら負け」「気にするほうが悪い」とひと言で片付けるのは、あまりにも自分本位な意見ではないでしょうか。もしも自分の行いを正当化し、誹謗中傷への批判に意見する人がいれば、今一度考えてほしいものです。「SNSに向いていないのは、どちらなのか」と。ねんまつたろうさんのLINEスタンプが配信中LINEスタンプ『青なんとかさんと赤西さん』が発売中です。LINEスタンプのサンプルは、こちらのツイートから見ることができるので、ぜひご覧ください。この二人のLINEスタンプ配信中です pic.twitter.com/Fjc0MqAkfz — ねんまつたろう (@KITASAN1231) April 16, 2020 [文・構成/grape編集部]
2020年05月25日お笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志さんが、2020年5月24日にTwitterを更新。2015年に投稿した内容を改めてツイートし、反響を呼んでいます。松本人志「匿名で悪口書いてる人…」同月23日に、女子プロレスラーの木村花さんが急逝。死因などの詳細は不明ですが、出演していたバラエティ番組『テラスハウス』での言動に対し、SNS上で数多くの誹謗中傷のコメントが寄せられていました。木村さんの突然の死は世間に衝撃を与え、多くの芸能人が不特定多数の誹謗中傷がもたらす危険性について警鐘を鳴らしています。松本さんは「あらためて」という1文とともに、次のような言葉を投稿しています。あらためて — 松本人志 (@matsu_bouzu) 2020年5月24日 松本さんが引用したのは、2015年に自身が発したメッセージ。匿名というSNSの特性を使って他者を傷付ける言葉を投げかける人に向けて「匿名はよい行いをする時に使うのですよ…」と訴えました。5年の時を経て、再び投稿された内容に、さまざまなコメントが寄せられています。・今こそ心に刺さる…。・本当にこれ!名言だと思う。・こういうかっこいい考えこそ、世の中に広まってほしい。木村さんを始め、見知らぬ相手から心ない言葉を投げかけられた芸能人は数多くいます。テレビ番組で見たままのイメージを元に、軽い気持ちで他者を攻撃する人もいるでしょう。自分の発した何気ない言葉がどれほど他者を傷付け、どんな状況をもたらすのか、改めて考えるべき時なのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年05月25日2020年5月23日、22歳という若さでこの世を去った、女子プロレスラーの木村花さん。木村さんは生前、ネット上で誹謗中傷にさらされていました。また、逝去が報じられる10時間前にはInstagramのストーリーズ機能を使用し、「さようなら」というメッセージを残しています。木村さんの死をきっかけに、SNS上の誹謗中傷に対して多くの芸能人が私見を述べているようです。「今度は別の人が探し出して…」木村花が受けた誹謗中傷、『加害者の今後』を太田光が危惧「覚悟して出ろって…」誹謗中傷される芸能人藤田ニコルが人々の『認識のゆがみ』を指摘ダレノガレ明美「みんながみんな強いわけじゃない」同日、タレントのダレノガレ明美さんはTwitterを更新。木村さんの訃報で問題視されるネット上の誹謗中傷に対し、自身の想いをつづりました。テレビやネット配信などに出演すると少し強気な女の子などは批判されることが多い。私も昔毒舌だったからわかるけど批判の仕方が本当にすごいの。ネットに書き込んでる人からしたら簡単にかいてるけど、受け取った側からしたらすごく精神的にやられてしまう人もいる。強気に見えて本当は心が弱い子はたくさんいるの。悩んじゃう人が多い。死ねとか消えろとか簡単に書く人いるけど自分がもしされたらって一回考えてください。私みたいに1書かれたら100にして返すような強い女の子は本当に一握りだからみんながみんな強いわけじゃないことをちゃんと知っとほしいな。@The_Darenogareーより引用(原文ママ)ダレノガレさんは「強気に見えても心が弱い人はたくさんいる」といい、「自分が中傷されたらどういう気持ちになるかを考えてほしい」と、SNS上の誹謗中傷について言及。また、「ネット上の言葉が人を救う場合もあるけど、人の命を奪うこともある」とつづりました。もちろん男性もですが、私は女性なので女性の気持ちを書きました。みんながみんな強いわけじゃない。見た目や発言で勘違いされるかもしれないけど傷ついてる人が多い。SNSは人を救う場合もあるけど人の命を奪う事もある事を忘れないでほしい。あなたのたった一言で奪われる命があることを。 pic.twitter.com/qj8xfMI6nu — ダレノガレ明美 (@The_Darenogare) May 23, 2020 ダレノガレさんの投稿に対し、人々からは共感の声が寄せられています。・強さであれ強がりであれ、傷付くのは同じ。もっと穏やかな世界になってほしい。・本当にその通りだと思います。否定的な発言ではなく、自分がされたら嬉しいと感じる発言をしていきたいものですね。・同感です!私自身も発言には十分気を付けようと、改めて思いました。言葉は時に、人の心を傷付ける凶器になり得ます。人に向けて発言したり、メッセージツールやSNS上でコメントしたりする時は、自分がいわれたらどういう気持ちになるかを一度立ち止まって考えたいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年05月25日2020年5月23日、バラエティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)への出演などでも知られる、プロレスラーの木村花さんが亡くなりました。22歳でした。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿早すぎる死を悔やむ声が多く上がる中、亡くなる直前に木村さんがとっていた行動が明らかに。木村さんの人柄が分かるその内容に、改めて追悼のコメントが寄せられています。ロッシー小川「この子猫は、花の形見のようだ」木村さんの逝去を伝えるニュースが報じられた翌日、Twitterを更新した、女子プロレス団体『スターダム』の代表・ロッシー小川さん。寄せられているコメントを読み「涙が込み上げてくる」とつづった小川さんは、木村さんが生前飼っていた猫の存在について触れています。花に送られたコメント、写真、映像を見るにつけ涙が込み上げてくる。心は強いと自負する私だが、歳を重ねると涙腺がもろくなってしまったようだ。花は飼っていた子猫をカゴに入れ事務所のドア外にそっと置いて旅立ってしまった。この子猫は花の形見のようだ。だから一層、可愛くも愛おしくも見える。 pic.twitter.com/jBn1EBknSF — ロッシー小川 (@rossystardom) May 24, 2020 亡くなる直前、Instagramで「愛してる、楽しく長生きしてね。ごめんね」というメッセージとともに、愛猫とのツーショット写真を投稿していた木村さん。そんな大切な愛猫を、木村さんは事務所のドアの外に置いていくことで、仲間たちに託したのかもしれません。それはきっと、自分が亡くなった後の猫のことを心配したからこそ。亡くなる直前でさえ、自分以外の存在を気遣う木村さんの優しい性格が感じられます。「こんなに愛のある人が…」と憤りの声猫は、ガールズバンド『SILENT SIREN』のメンバー、ひなんちゅさんから引き取った元保護猫。『からあげ』と名付けた愛猫とのツーショットを、木村さんは自身のSNS上で公開していたこともありました。ひなんちゅさんはブログで、木村さんが風邪をひいていたからあげくんをすぐに病院連れて行っていたこと、心配して連絡もいれていたことを明かしています。そして、木村さんが生前SNS上で不特定多数から誹謗中傷を受けていたことに触れ、複雑な心境もつづっていました。からあげくんは風邪をひいていたんだけどすぐに病院連れて行ってくれて心配してすごく丁寧に連絡もくれてたこんなに愛のある人がなぜ何も知らない人に叩かれなきゃいけないの?ひなんちゅ(SILENT SIREN) 公式ブログーより引用「こんなに愛のある人がなぜ」という憤りは、きっとひなんちゅさん以外にも多くの人が抱いている思いでしょう。ロッシー小川さんや、ひなんちゅさんの投稿により、改めて木村さんの死を偲ぶコメントが多く寄せられています。・猫の話で、優しい人だったんだなと思った。優しい人ほど真面目で繊細で、周囲からの評価や言動に傷付く。・飼っていた猫を事務所まで持っていき、自宅まで帰る…。その道のりがどんなに怖いものだっただろうか。悲しかっただろうか。想像を絶する。・最後の木村さんの少し悲しげなきれいな顔写真は、子猫の将来に願いを込めたものなのかな。事務所の発表では、亡くなった経緯は調査中とのことです。しかし、木村さんが亡くなる直前の投稿を見るに、多くの誹謗中傷により深く傷付いていたことは明らかでしょう。木村さんはいわゆる芸能人という立場であり、誹謗中傷のコメントを送っていた人の多くが、画面の中の木村さんしか知らなかったはずです。例えよく知った相手であっても、故意に傷付ける言葉を発していい理由にはなりませんが、相手のことをよく知らないのであればなおのこと。どんなに悔いても、木村さんは戻ってきません。改めて『言葉』のもつ影響力を考えるとともに、その言葉を発する前に相手の思いを考える想像力を働かせるべきなのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年05月25日2020年5月23日、プロレスラーの木村花さんが22歳で急逝。生前、木村さんが出演していたリアリティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)の中での言動に対し、SNS上で誹謗中傷が寄せられていました。加藤浩次がネット上の誹謗中傷に怒り情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)は、同年25日に木村さんの訃報について報道。ネット上で行われる匿名の誹謗中傷について、番組MCを務める加藤浩次さんが厳しい口調で意見を述べました。完全に(相手を)刺しにいってるんですよ。言葉としては。「死ね」とか「テレビからいなくなれ」とか、相手を傷付けにいってるじゃないですか。相手の自尊心を削りにいってる、そんな言葉は絶対にダメだと思うんですよ。発する言葉でも伝わる部分はあるし、文字になってもその人の気持ちは文字にのっかりますよね。その時に(誹謗中傷を発信した人は)「あ、私そんなつもりじゃなかった」じゃ済みませんよ。相手を傷付けにいってるんだから。なにか物事に対して「それは違う」とか「僕はそう思わない」とか意見交換としていろんな言葉があっていいと思う。でも、相手を傷付けにいく言葉というのは絶対ダメなんですよ。文字になっても(相手を傷付けようとする意図が)相手に伝わるの。それが1日に100件とか、どんどん入ってきたらつらいだろうな。スッキリーより引用木村さんの早すぎる死を悼み「誹謗中傷する人はあえて相手を傷付けるようなことをいっている」と指摘。「自尊心を削る言葉は絶対にダメだ」と怒りの声を上げました。また、そういった誹謗中傷を取り締まる必要性についても言及しています。心を削りにいくような言葉を発する人間は減るんだろうか。そういう人間は少なからずいて、そういう人間に対して、誹謗中傷を発信するのはやめましょうと啓蒙するのは簡単なんだけど、なくなるんだろうか。じゃあやっぱり、そういう人間を取り締まらなければならないんじゃいのって僕はなっていく気がするんですけどね。スッキリーより引用加藤さんの意見に対し、視聴者からは「正論だと思う。取り締まりが必要な段階」「残念ながら、どんなに訴えかけても伝わらない人もいる」など賛同するコメントが寄せられました。SNS上での心ない発言や誹謗中傷に傷付く人がこれ以上出ないようにするためにも、具体的な対策が求められています。[文・構成/grape編集部]
2020年05月25日2020年5月23日に22歳という若さで亡くなった、女子プロレスラーの木村花さん。木村さんは逝去が報じられるおよそ10時間前にInstagramのストーリーズ機能で「さようなら」というメッセージを残していました。また、以前からSNSで不特定多数から誹謗中傷を受けており、「誹謗中傷に傷付いたのは否定できない。お母さんや支えてくれたみんな、ありがとう。弱い私でごめんなさい」などの投稿をしていました。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿事務所によると亡くなった経緯は調査中とのことですが、投稿を見るに多くの誹謗中傷が木村さんの心を深く傷付けたのは明らかでしょう。今回の件を受け、ネットでは世間で多発している中傷行為について非難の声が続出しています。木村花の母・木村響子が娘の逝去にコメント同月24日、木村さんの母親であり、元女子プロレスラーである木村響子さんがTwitterを更新。娘の訃報について、多くの人に向けたコメントを公開しました。木村花 を応援してくれたかた仲良くしてくれたかた愛してくれたかた守ってあげれなくて ごめんなさい辛い想いをさせて ごめんなさいあなたが辛いと 花も辛いからどうか楽しく元気な花を心に置いてあげてください花が伝えたかったことをカタチにするためにもっと 強くなります— 木村響子 (@kimurarock) May 24, 2020 多くの親にとって、我が子に先立たれるのは想像を絶する苦しみでしょう。「守ってあげられなくてごめんなさい。つらい思いをさせてごめんなさい」という投稿からは、響子さんの深い悲しみや苦しみが伝わってきます。続けて、響子さんは一部のマスコミに対しこのように『お願い』をしています。マスコミの皆様へ警察や スターダム事務所に詳細を問い合わせるのは おやめください お仕事に詳細がでてしまいます死者のプライバシーをどうか尊重してあげてくださいギリギリのところで 闘っているひとたちの背中をおさないでくださいもう誰ひとりも傷つけないでください— 木村響子 (@kimurarock) May 24, 2020 訃報に対し、多くの人から「木村さんは間違いなく愛されていた選手だった」「テレビで見てとても好きだった」といったコメントが寄せられた、木村さん。木村さんは生前に「愛されたかった人生でした」と投稿していましたが、実際は多くの人から愛されていたのでしょう。しかし、好意的な言葉よりも一部の否定的な言葉のほうが印象に残りやすいのは、残念ながら事実です。木村さんのように傷付けられる人をこれ以上増やさないため、今一度『言葉』の正しい使い方について多くの人が再認識する必要があります。[文・構成/grape編集部]
2020年05月25日2020年5月23日、女子プロレスラーの木村花さんが亡くなったことを所属事務所が発表。死因は調査中とのことですが、木村さんは出演していたリアリティー番組『テラスハウス』(フジテレビ系)での言動について、SNSで誹謗中傷を受けていました。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿山里亮太がコメント番組のスタジオメンバーとして出演していたお笑いタレントの山里亮太さんは、5月24日に自身のTwitterを更新。木村さんを追悼する投稿をしています。この度は木村花さんの訃報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。突然のことに、どう言葉を発してよいか分からず、時間が過ぎてしまいました。それは木村さんのことを考えると、直ぐに言葉の整理ができませんでした。そのような不安定な状態で、自身の発した言葉がどのように解釈されるのかが分からず、しばらく言葉を発することに躊躇をしてしまいました。今、現実を受け止めて、なぜ画面の中で力強く立ち振る舞っているその姿の裏にある苦悩に気づけなかったのか、何かできることはなかったのかと強く感じています。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。山里亮太@YAMA414ーより引用この度は木村花さんの訃報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。 突然のことに、どう言葉を発してよいか分からず、時間が過ぎてしまいました。それは木村さんのことを考えると、直ぐに言葉の整理ができませんでした。そのような不安定な状態で、自身の発した言葉がどのように解釈されるのかが分から— 山里 亮太 (@YAMA414) 2020年5月24日 番組で山里さんは『テラスハウス』の中で繰り広げられる恋愛模様をユーモアを交えてコメントする役割を担っていました。「木村さんの苦悩に気付き、できることはなかったのか」と苦しい胸の内を語っています。投稿に対しネット上では「どうか自分を責めないで」「山ちゃんに心ない言葉が届きませんように」「言葉にならないですよね…計り知れないつらさだと思います」などの声が寄せられていました。番組を盛り上げるため、時に出演者に対して辛口のコメントをする場合もあり、難しい立場であった山里さん。木村さんの訃報に多くの人が心を痛め、同時に『言葉』が人を傷付ける凶器にもなり得ることを改めて実感させられています。[文・構成/grape編集部]
2020年05月25日恋愛リアリティ番組『テラスハウス』に出演していた女子プロレスラー・木村花さん(享年22)が23日に亡くなったことを受け、同番組のスタジオメンバーを務めるお笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が24日、自身のツイッターで心情をつづった。木村さんの死因は今のところ不明だが、『テラスハウス』に出演していた木村さんのもとには、SNS上で誹謗中傷のコメントが多数寄せられていた。山里は「この度は木村花さんの訃報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。突然のことに、どう言葉を発してよいか分からず、時間が過ぎてしまいました。それは木村さんのことを考えると、直ぐに言葉の整理ができませんでした。そのような不安定な状態で、自身の発した言葉がどのように解釈されるのかが分からず、しばらく言葉を発することに躊躇をしてしまいました」とコメント。「今、現実を受け止めて、なぜ画面の中で力強く立ち振る舞っているその姿の裏にある苦悩に気づけなかったのか、何かできることはなかったのかと強く感じています」と悔やみ、「ご冥福を心よりお祈り申し上げます」と追悼した。
2020年05月25日恋愛リアリティ番組『テラスハウス』に出演していた女子プロレスラー・木村花さん(享年22)が23日に亡くなったことを受け、同番組のスタジオメンバーを務めるお笑いコンビ・アジアンの馬場園梓が24日、ツイッターを通じ、木村さんの死を悼んだ。木村さんの死因は今のところ不明だが、『テラスハウス』に出演していた木村さんのもとには、SNS上で誹謗中傷のコメントが多数寄せられていた。馬場園は心情をつづった文面を画像でアップ。「花ちゃんが女子プロレス界を背負って出てくれたこと、本当に嬉しかったです」と振り返り、「だけどここまで辛い思いをしていたことに気付いてあげられなかった。胸が締め付けられる思いです」と悲痛な思いを記した。また、「仕事としてコメントの依頼を受け、責任を持って、厚かましながらいろんな方の『行動』について意見をさせていただいてきました」とスタジオメンバーとしての役割に触れ、「しかし、正義感を間違えて、匿名で『人格』を否定する人が溢れていたなら、こんなにも心苦しい事はありません」と吐露。「これからさらに活躍される姿を拝見したかったです。生で試合をたくさん観たかったです」と木村さんに思いを馳せ、「本当に悔しくて、悲しいです。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と結んでいる。
2020年05月24日2020年5月23日、女子プロレスラーの木村花さんの訃報によって、多くの人々が悲しみに包まれました。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿翌日に放送された情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)でも取り上げられ、木村さんがネット上で誹謗中傷にさらされていたことに言及。出演者たちがさまざまな意見を述べ、話題になっています。誤りである誹謗中傷プロレスラーとして活躍するほか、リアリティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)などにも出演していた木村さん。番組出演者である壇蜜さんは、「木村さんは人々の希望を受け、役になり切って行動していたこともあった」と推測し、次のように述べました。木村さんは与えられたことを、お仕事のレスラーとしてもそうですしドラマの中の1人としてもそうですし。自分の「こうあってほしい」と思われていることを読み取ってやったということを、そのことを想像できないまま、それがあたかもその人の本来の姿であるようにして、それでしか想像できなくて傷付けて、言葉で人の存在を否定するっていうのは本当に悲しいこと。どんな時だって、何かに徹するとか、何かをやらなくちゃいけないっていうことはあるだろうなっていう想像ができないのは、怖いことだと思います。サンデー・ジャポンーより引用また、番組のMCである、お笑いコンビ『爆笑問題』の太田光さんも思うところがあったのか、今回の出来事についてコメント。木村さんに誹謗中傷した人々に対し、大勢の怒りが向いていることから、次に起こり得る可能性を指摘しました。誹謗中傷した人を今度は別の人が探し出して、「お前なんてことしたんだ」って実名を明かして…っていう状態になっていく。もちろん木村さんに対して酷いことをいったかもしれないけど、同時に今度はこの人が被害者になっていくということも、やっぱり意識しなきゃダメですよね。サンデー・ジャポンーより引用正義を振りかざし、加害者を誹謗中傷することのないよう訴えかけた太田さん。さらに、ネット上にコメントを投稿することについて、このようにも語っています。Twitterっていうのは本当に公なんだっていう意識、本人が見るんだっていう意識と、やっぱりその自分の言葉ってなんでもいっていい場所ってこの世界にないですからね。家族の関係でもないわけだから。サンデー・ジャポンーより引用番組を見た人からは、「テレビ番組でその人が担っている役と、素の本人を混同してはいけない」「『自分が正義だ』と思った人ほど危ないので、暴走しないか心配です」「加害者と同じになってはいけない」など、共感の声が上がっています。ネット上では、すでに加害者に対して怒りの声が噴出しています。その声に、引きずられそうになることもあるかもしれません。しかし、感情に飲まれず、誹謗中傷に加担しないよう気を付けたいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年05月24日人気リアリティ番組『テラスハウス』(Netflix)に出演していた女子プロレスラー・木村花さん(享年22)の死。その予期せぬ訃報は、国内外で広く波紋を呼んでいる。死因は明かされていないが、SNSでの誹謗中傷に悩んでいた木村さん。その死を受けて武井壮(47)や藤田ニコル(22)、JOY(35)、ダルビッシュ有(33)といった数々の著名人が憤りを露わにした。そんななか、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅ(27)も木村さんが亡くなった23日にTwitterを更新。《誹謗中傷を気にするななんて難しいよ。芸能人だって1人の人間だよ忘れないで》と嘆いた。しかしそんなきゃりーのつぶやきに、今度は検察庁法案改正に対して抗議したことを非難するリプライが殺到している。《じゃあ、政治家はなんですか??政治家への誹謗中傷は良くて、芸能人はダメと(笑)おかしな感覚をお持ちですね》《被害者ぶるのは、よろしく無いですよ。政治家の人達も、一人の人間ですよ》きゃりーは今月10日に「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグを添えて、検察庁法改正案の問題点を相関図形式でまとめた画像とともにツイート。その後にコメント欄が大きく荒れたこともあり、《ファンの人同士で私の意見が割れて、コメント欄で激論が繰り広げられていて悲しくなり消去させて頂きました》という理由でツイートを削除していた。“飛び火”ともいえる彼女に対する非難を危惧した映画評論家の町山智浩氏は24日、「#きゃりーぱみゅぱみゅさんへの攻撃をやめてください」「#きゃりーぱみゅぱみゅさんを応援します」とハッシュタグを添えてTwitterで警鐘を鳴らしている。《ネットいじめで犠牲者が出たばかりなのに、今、きゃりーぱみゅぱみゅさんのこのツイートに攻撃者の群れが押し寄せています。いじめを見て「地獄だなあ」と遠くから見物していると、ますます地獄になるだけです。とめないと》Twitterではきゃりーを擁護する声が広がっており、「#きゃりーぱみゅぱみゅさんを応援します」のハッシュタグを添えたツイートは2万件を超えている(24日14時現在)。《彼女が政治の話するのも誹謗中傷を気にしないのは無理って発言するのも何一つ間違ってない》《権力や政治を監視する、批判することと特定個人を誹謗中傷することの違いもわかんない人があまりにも多すぎる》《誹謗中傷してるのはどっちだよ。政治のことに関しては、国民として声を上げただけだし、芸能人も1人の人間だと、ごく当たり前な意見をしただけなのに、何故こんなに酷い言葉が飛び交っているの?》
2020年05月24日女子プロレスラー・木村花さん(享年22)が23日に亡くなったことを受け、俳優の的場浩司が24日、オフィシャルブログに心境をつづった。木村さんの死因は今のところ不明だが、恋愛リアリティ番組『テラスハウス』に出演していた木村さんのもとには、SNS上で誹謗中傷のコメントが多数寄せられていた。的場は「追悼」と題した投稿で、「彼女はスターダムの花形選手…名前の通り…華のある選手で…笑顔がとてもチャーミングでした…」とその魅力を記し、「俺の中で一番記憶に残っているのは…ジュリア選手との場外乱闘…迫力ある姿が今でも目に焼き付いています…」と在りし日の勇姿を思い浮かべた。そして、「そんな彼女がなぜ亡くなってしまったのか…新聞を読んで泣いた…SNSのコメントで精神的に追い詰められ…自ら…これが真実ならば…辛すぎる…人を追い込むのってそんなに楽しいのかな…」とショックを隠しきれない様子。「以前から言ってるけど…『皆が書いてるからいいか』『ネットだからいいか』『有名人だからいいか』じゃすまない…誰だって自分に対しての罵詈雑言を見れば気分が悪くなる…有名人だろうが芸能人だろうが同じだよ…感情があるんだから…『人』なんだから…」と切実な思いを伝え、「彼女はどんどん追い込まれて…『表現の自由』じゃ、すまない…『そんなつもりじゃなかった』じゃ、すまない…もう彼女はこの世からいなくなってしまったんだ…」と肩を落とした。「どうか周りの人に話してください…『ネットでも人を傷つける様な事はよくない』って…どうか読んで下さった方が自分の言葉として発信して下さい…きっと表に出てないだけで…書き込みやコメントで死に追い込まれる人…今、ギリギリの場所に追い込まれてる人って実はたくさんいるんだよ…良くないじゃん…イジメなんて…」と呼び掛ける的場。「彼女はまだ22才だった…可哀想だよ…木村花選手が可哀想だ…」と悼み、「木村花選手…御冥福を心から御祈りします…」と結んでいる。
2020年05月24日2020年5月23日、22歳という若さで亡くなった女子プロレスラーの木村花さん。死因は調査中ということですが、木村さんは以前からSNSで誹謗中傷を受けており、また亡くなる前にInstagramのストーリーズ機能で「さようなら」というメッセージを投稿していました。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿ネットモラルを問う声も多く上がっており、ネット上では2019年放送のドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)での『セリフ』に再び注目が集まっています。「アンチや誹謗中傷をした人に見てほしい」の声注目が集まっているのは、菅田将暉さん演じる教師・柊一颯のセリフ。物語の鍵を握る、生徒・景山澪奈の自殺の原因の1つにSNS上での誹謗中傷があったとし、柊はネット上にいる不特定多数の人たちに向かい、こう語ったのでした。おまえら、景山の何を知ってたんだよ。なんにも知らねえだろ。会ったこともねえだろ、話したこともねえだろ。大して知りもしねえのに、なんであんなに叩けるんだよ。「ウザイ」「キモイ」「死ね」。よくもそんなゲスなワードがポンポン出てくるもんだ、恥ずかしい。それだよそれ。そのおまえの自覚のない悪意が、景山澪奈を殺したんだよ。3年A組 ―今から皆さんは、人質です―ーより引用さらに柊のセリフは続きます。おまえらネットの、何千何万という悪にまみれたナイフで何度も何度も刺されて、景山澪奈の心は殺されたんだよ。3年A組 ―今から皆さんは、人質です―ーより引用ドラマという創作の世界ではあるものの、木村さんもまたSNS上で誹謗中傷を受けていた1人。また、SNSの誹謗中傷や『ネットいじめ』は、いまや社会問題と化しており、誰もが被害者にも加害者にもなりえることです。放送当時も反響を呼んだ菅田さん演じる柊のセリフは、木村さんの死により再び注目を集め、さまざまなコメントが寄せられました。・今回の件で、関係なくてもアンチや誹謗中傷をした人に見てほしい。みんなアンチコメントはやめよう。今回の件で死ねとか送った人は、人殺しだよ。どうやっても償えないよ。後悔しても、遅いよ。・言葉は一番の凶器。・自分も含めて言葉の重さをよく理解しないといけない。たった数文字の言葉であっても、表に出した時点で、それは立派な『凶器』です。また、時には人の命を奪いかねないほどの、負の力も持ち合わせていることを誰もが認識するべきでしょう。そして、木村さんをはじめ、ネット上の誹謗中傷に傷付く人が1人でも減ることを願います。[文・構成/grape編集部]
2020年05月24日2020年5月23日、プロレスラーの木村花さんが逝去したことを事務所が公表。SNS上で誹謗中傷が相次ぎ、追い詰められていたことが話題となりました。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿多くの関係者が胸を痛める中、モデルの藤田ニコルさんが同日にTwitterを更新。芸能人が匿名の誹謗中傷を受けることについて投稿し、注目を集めています。藤田ニコル「芸能人も人間だよ」芸能人に対してSNS上で誹謗中傷することで、『手軽なストレス発散』をしている人たちは一定数いる様子。藤田さんは、そんな人たちが忘れていることを改めて指摘し、芸能人に対する認識のおかしさについて言及しました。芸能人も人間だよ。— 藤田 ニコル(にこるん) (@0220nicole) May 23, 2020 知らない顔も見えない人に心ない事言われ知らない顔も見えない人に殺害予告されたり人間がいっちばん怖い生き物だよストレス発散のため?気にしない見ないそれしか解決策もない。芸能人になるんだったらそれも覚悟してでろって良く言われる。そうゆう考えなるのがもう怖い。— 藤田 ニコル(にこるん) (@0220nicole) 2020年5月23日 「芸能人は誹謗中傷されて当たり前」という認識のゆがみに、疑問を呈した藤田さん。芸能人を『痛みを感じる人間』として扱わず、自分に都合のいい対象だと思い込むことが許容されてしまう社会は、恐ろしいものです。藤田さんの投稿に対して、「本当にそれ。何をいってもいいわけじゃないのに、なんで勘違いをするんだろう」「ネットも現実と地続きだぞ!忘れるな!」「全員が人間だもの。人間同士、仲よくしよう」など、さまざまな反応が寄せられました。誹謗中傷は暴力的で、時に相手を深く傷つけ、追い詰めてしまいます。私たちは言葉が凶器となることを理解し、芸能人に対する認識を新たにする必要があるのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年05月24日女子プロレスラー・木村花さん(享年22)が23日に亡くなったことを受け、タレントの吉木りさが24日、オフィシャルブログを更新し、心境をつづった。木村さんの死因は今のところ不明だが、恋愛リアリティ番組『テラスハウス』に出演していた木村さんのもとには、SNS上で誹謗中傷のコメントが多数寄せられていた。同様の経験をしている著名人が木村さんの死後、続々と警鐘を鳴らしている。「昨日は色々と考えさせられました」と吉木もその一人。「沢山の方が訴えているのを見て私自身も学生時代いじめられた経験があるのとSNSでの誹謗中傷の経験も沢山あるので何か私も思いを吐露したいと思いつつ」「また誹謗中傷がきたらどうしようという恐怖も湧いて何も書けませんでした」と正直な思いを記した。また、「無視すればいい、SNSやめればいい、気にしなければいい」という声には、「その言葉は沢山の人達にリンチ、暴行されて立つこともできない人に『こんなの気にしなければいいんだよ』と肩にポンと手を置いて言っているのと一緒だと思って欲しい」と訴える。「ああいった番組では、どうしてもヒール役が必要で台本がなかったにせよ、番組を盛り上げなければと思って頑張って演じていただろう花さん」と木村さんが置かれた状況を察し、「真面目な人ほどしっかり演じてしっかりファンの方のコメントを受け止める」「スマホを通してでしか物事を見れない人、発言できない人は多分花さんが亡くなられてもなんとも思ってないんだろうな」と落胆。そして、「どんなにモラルのことを話してもわからない人がごまんといるしこれからも増えてしまうと思うので、SNS側の規制をちゃんと作るべきだと思う」と求め、「テラスハウスを全て一気見したファンの1人として感じたのは、時代と共にどんどんSNSの影響力が強くなっていってるのが目に見えて分かりました」「出演者もSNSで誹謗中傷されないように上手く演じている人も増えてきて」「でもそれだと番組が面白くならないから、真面目な人は盛り上げようと頑張ってしまう」「その狭間で苦しい思いをしていたんだろうなと推測します」と同番組ファンとしての見解も示した。「私もまとまりのないことを書いてしまっているけどとにかく誹謗中傷される人が我慢すべきことは何もないです」と結論付ける吉木。「いつもこうやってショックなことが起きてからでないと発言できないのもまた悔しいですが…」と吐露し、「木村花さんのご冥福をお祈り申し上げます」と追悼している。
2020年05月24日