吉沢亮が近代日本の礎を築いた渋沢栄一を演じている大河ドラマ「青天を衝け」から、いま話題の板垣李光人演じる徳川昭武のキャストビジュアルが公開された。「プリンス・トクガワ」の名で知られる徳川昭武は、第9代水戸藩主・徳川斉昭(竹中直人)の十八男。慶喜(草彅剛)の異母弟にあたり、幼名は松平昭徳(あきのり)。将軍となった慶喜の名代としてパリ万国博覧会へ出向くことになり、随行した栄一(吉沢亮)と特別な絆を結んだ。パリで幕府の終焉を知り、大政奉還によって帰国を余儀なくされた昭武は、最後の水戸藩主となる。板垣さんは2015年の「花燃ゆ」以来2度目の大河ドラマへの出演。「仮面ライダージオウ」で一躍注目を集め、映画『約束のネバーランド』にてメインキャストのノーマン役に抜擢、映画『ゾッキ』やドラマ「ここは今から倫理です。」ほか、現在放送中の「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」ではドラマ初主演(吉川愛とW主演)を務めており、いま飛ぶ鳥を落とす勢いだ。今回の昭武役に、板垣さんは「日本を背負いパリに立ち、何を目にして何を感じるのか。そして、日本に戻った栄一と昭武は祖国といかに向き合っていくのか。自分自身もどう描かれていくのかを楽しみにしています。皆さまも、ぜひご期待ください」とコメント。6月13日放送の第18回から出演する。大河ドラマ「青天を衝け」は毎週日曜20時~NHK総合ほかにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2021年05月02日【音楽通信】第72回目に登場するのは、アニメ「名探偵コナン」のエンディングテーマでも知られる次世代アーティスト、宮川愛李さん!【音楽通信】vol. 72賑やかな場所で音楽に触れて育つ東京の伊豆諸島にある、住民が600人ほどの式根島に生まれた、宮川愛李さん。現在アーティスト活動をしている兄の「宮川大聖(みやかわくん)」とともに、学生時代は「妹子(いもこ)」名義でSNSでも活動し、いまも注目を集め続けています。2019年1月、本名の「宮川愛李」でソローアティストとしての活動をスタートし、6月にミニアルバム『スマホ映えの向こうの世界』でメジャーデビュー。11月リリースの1stシングル「Sissy Sky」のミュージックビデオの再生回数は、現在180万回超えとなるなど、10代から20代の女性を中心に支持されています。そんな宮川さんが、2021年3月3日に1stフルアルバム『Reboot』をリリースされたということで、音楽的なルーツなども含めて、お話をうかがいました。ーー幼少時はどんな音楽を聴いていましたか。もともと音楽の道にいこうと思っていなかったこともあって、小さい頃は、なんとなく耳に入ってくる音楽を聴いていたような環境でした。いまは閉店していますが、私が中学生になる前ぐらいまで両親が式根島でビアガーデンを経営していて、お店で流れる音楽に触れる機会が多かったですね。夏だと、夏の歌がいっぱい流れていて、サザンオールスターズさんの曲がかかっていたのも覚えています。そういうかたちで、私も兄弟もみんな音楽には親しんできていて、父と母は音楽好きですし、お店はけっこう観光客の方もたくさんいらしていた賑やかな場所でした。いろいろな方にたくさんかわいがられて育ったので、音楽の思い出というと、ビアガーデンになりますね。ーー「宮川大聖」としていまシンガーソングライターとして活動されている、お兄さんの影響はやはり大きかったのでしょうか。影響はあったと思います。もうひとり兄がいて3人兄弟なのですが、私が一番下なので、なんでも兄たちのまねから入っていくようなところもあって。「妹子」としてSNSを始めたのも、兄の影響です。島には高校がなかったので、都心の高校に通うために島から離れたのですが、そのときすでに兄がふたりとも都心に住んでいたので、心強かったですね。高校時代は、祖父と兄と一緒に暮らしていましたが、兄を尊敬しながら仲良く過ごしてきました。ーー2018年に、みやかわくんのバースデーライブにゲスト出演された際、声をかけられてデビューが決まりましたが、それまでは将来なりたい職業は違ったのですか。中学生のときは、国語の先生になりたくて、式根島に帰って生徒たちに教えたいと思っていたんです。島の教職の方は任期が3年間で、3年経つと入れ替わるのですが、その3年で先生方との心に残る思い出がたくさんできたことが大きかったので、先生に憧れがありました。でも、高校ではあまり成績がよくなくて、夢を半分あきらめていたのですが、そうなると将来何を目指していいのかわからなくなって。高校を卒業すると、SNSでの活動も中途半端になるのがいやでした。卒業したらもっとSNSを活発にやるのか、仕事も始めなきゃいけないし、では何をするのかと進路で悩んでいたときにデビューのお話をいただいたので、そこで大きな決断をしました。私の力で作り上げていけるものがあるのかと考えたときに、いままで自分が主体になってSNSをやっていたわけではなく、兄の後にくっついてやっていただけで。私のフォロワーの方も、兄のついでに応援してくださっていた方も多いと思うんです。でも、デビューすると自立できますし、自分が主になって活動できるという思いも強かったので、この道を選びました。ーーTwitterでは、約18万人ものフォロワーの方がいらっしゃいますが、ご自身の影響力についてどう感じていますか。正直なところ、影響力があるとは感じていないんです。最近は、同年代の方ですごくクリエイティブな創作をしている方も多いと思うので、そういう人たちのなかの端に自分がいるような感覚。もともと私は、攻略的にツイートをしようと思っているわけではなく、活動報告をツイートするだけなので、インフルエンサーのように言ってもらうことも多いのですが、少し不思議な気持ちになります。最近は動画投稿やTikTokなど、若い人たちが活用できるSNSが増えてきていて、そういうものは必ず誰かが一番初めに動画を上げて、人気になりますよね。自分からそういったものを発信していける方の勇気を尊敬しています。20歳になり再起動する意味の1stアルバムーー2021年3月3日に1stフルアルバム『Reboot(リブート)』をリリースされましたね。収録曲の「Reboot」をアルバムタイトルにしていて、「再起動」という意味があります。2020年は思うように活動できないもどかしさであったり、ファンの方々と接することができなかったり、その寂しさやいろいろな感情が混ざった1年でした。そういうモヤモヤしたところをリセットすること、そして私が昨年の12月の誕生日で20歳を迎えまして「成人する」という良い切り替えの時期ということ、新たな自分を一から始めるという気持ちで作り上げるといった、複合的な意味をこめたタイトルであり、作品になっています。ーータイトル曲でもある2曲目「Reboot」は、すでに1月からアニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系 毎週土曜 午後6:00)のエンディングテーマとして流れていますね。同アニメのエンディングテーマ抜擢は、2019年以来2度目ですが、今回はどのように曲を作っていきましたか。今回は、ロックバンドのandrop(アンドロップ)の内澤崇仁さんに曲を作っていただきまして、私が作詞を担当させていただきました。前回、コナンくんの曲を担当させていただいたときに感じた、歌の力の大きさみたいなものや、いまの私の成長した姿を見せたいと思い制作して。内澤さんやスタッフさんと一丸となって、作り上げられた曲なんです。ーーコナンくんサイドからは、曲についてのリクエストはあったのでしょうか。コナンくんからは「がんばれ!」って応援してもらいました……ってそういうことじゃないですよね(笑)。コナンくんのスタッフさんからは「ロックな感じで」というお話はあったので、エンディングテーマとしては新鮮な楽曲テイストで、私の歌を届けられたと思います。ーー全曲の歌詞は宮川さんが書かれているとのことですが、「aireen」名義となっていますね。作詞をするときは名前を変えたいと思っていたのと、制作に関わってくださる愛李スタッフの総称という意味もあって、作詞するときのクレジットは「aireen」にしています。ーー3曲目「Stampede(スタンピード)」は、軽快で小気味の良いナンバーですが、これら含め新曲を作るときはどのように制作されましたか。私からの希望を伝えて、スタッフさんと一緒に相談して決める場合もありますし、今回は「いろんなテイストの私の顔を見せたい」という思いもあったので、さまざまなジャンルを取り入れていろいろな歌声も出せました。内澤さんとコラボするアルバムでもあったので、よりいっそう気合をいれて、1曲ごとにシーンが浮かんでくるように制作していきました。ーー新曲の7曲目「凪(な)ぐ」は、スケール感のあるバラードです。アッパーな曲と違い、バラードで何か歌唱において意識したことは。バラードは、めったに歌うことがなかったんです。今回、内澤さんが制作してくださった楽曲ということもあり、内澤さんの歌い方はもちろん、作詞だと「内澤さんだったらどう書くかな」と研究して、しっかり考えて歌いました。なかなか簡単にはいかなかったのですが、試行錯誤した分、濃い思いが声にのっていればいいなと思います。ーー歌詞はいつもどのようなシチュエーションから生まれるのですか。直接的な思い入れがそのまま歌詞になっているわけじゃないのですが、創作とはいえ、頭に出てきたことはいままで私が経験してきたことや聴いてきた音楽が、少なからず影響していると思います。でも、自分の思いを曲にこめたいというよりも、聴いてくださる方それぞれで解釈をしていただいて、曲を自分のものにしていただければと。自由に聴き手の方々が楽しんでくださるように歌詞を作っていますし、生まれ変わる私の新たな進化を遂げた、デビューから1年と少し経って得てきた経験や成長を感じ取ってほしいという思いもありますね。ーー今後、ライブのご予定もあるんですよね。オンラインでのミニライブなどを企画しています。ファンの方と同じ空間で作り上げる対面でのライブも好きなので、オンラインだと少し寂しい気持ちもあるのですが、この機会をいただけたので、ファンのみなさんとオンラインで会えることが楽しみです。未来のアーティストとしての自分自身が目標ーーおうちではどのように過ごしていますか。趣味などありますか。とくにこれといってハマっているものもなく、むしろ逆に、趣味の作り方を探しています(笑)。すごく熱しやすくて冷めやすいんですよ。読書はもともと好きなんですが、一気に読み漁りたいときと、まったく読まなくなるときと、波があって。もうすぐ結末が読めるというところでも、飽きちゃうと本を読まなくなるというのを繰り返していて、読書以外でもいろいろなことに手を出しながら同じように波があるので、それを季節によって繰り返していますね。ーー読書だと、好きな作家がいるのですか。とくに誰というのもないんですよ。ただ、「読んだ!」という感じがするので、ハードカバーが好きで(笑)。書店に行って、背表紙で気に入ったものやタイトルに惹かれたもの、運命を感じたもの、手になじむような本を探す時間が好きなんです。ーー現在20歳の宮川さんですが、10代の頃と20代の現在とでは、何か違いを感じることはありましたか。ないです(笑)! 20歳になったからといってお酒を飲むわけでもなく、もともとお酒にも興味がなく。もともと味のついた飲み物が得意じゃなくて、普段はお茶か水を飲んでいます。まだ20歳になったばかりなので、気持ちはまだ10代なんですよね。いまのところ、あまり大人らしい大人になれている自信はないですね(笑)。時が経つにつれて、今後は大人っぽさを身につけていきたいと思います。ーーメイクなどにも興味が高まる時期では?何もこだわりがないんです(笑)。日頃のケアにしても、乾燥しやすくて肌が弱いので、薬局で買った化粧水を使うような感じで肌を守る以外、あまり気を遣っていないんですよね。ーー今日は髪をまとめていますが、伸ばしているんですか。いま一応、髪を伸ばしてはいるんですが、それは長い髪をバッサリ切ったときが気持ちいいかなという意味で伸ばしていまして(笑)。あとは不器用なので、ヘアアレンジを研究したくて、三つ編みの練習用に伸ばしているかな。ーー20代はどんなふうになりそうでしょうか。20代になったら、25歳ぐらいまでで、区切りがつきそうだなと感じていて。区切りというのは、自分の感情だったり、精神的なものだったり、いつか考え方の大きな変化がくるタイミングがきそうな気がしています。そのときのために、たとえばすごくすてきなスタッフさんや素晴らしい演奏家の方々とご一緒することや、今回のように内澤さんと共作させていただくという、貴重な機会をどんどん吸収していきたい。音楽以外でも、自分の感性を高めていきたいと思っていますし、「これだ!」と思ったものを突き詰めていきたいですね。ーーでは今後の目標を教えてください。音楽の経験が浅いまま、この活動をさせていただいているので、いまはとにかくいろいろな方から刺激を受けています。素晴らしいアーティストの方たちをまっすぐ見て、勉強していきたい。自分の声もうまく使えているか見直したいですし、声の使い方や音楽性を磨いて、どんどんアーティストとしての自分を作っていきたいので、その先にある自分自身が、目標ですね。取材後記音楽が好きなご両親やご兄弟とともに育ってきた、宮川愛李さん。SNSを中心に支持を増やしてきた次世代アーティストとして、これからも着実に歩みを進めていくことでしょう。20代の飛躍も楽しみですよね。そんな宮川さんの1stフルアルバムをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。写真・大内香織取材、文・かわむらあみり宮川愛李PROFILE2000年12月28日、東京都式根島生まれ。兄の宮川大聖(みやかわくん)の影響で、学生時代より「妹子」名義にてSNSで活動し、話題に。2018年、高校2年生のとき、みやかわくんのワンマンライブへゲスト出演したことがデビューのきっかけとなる。2019年6月、ミニアルバム『スマホ映えの向こうの世界』でメジャーデビュー。11月にリリースした1stシングル「Sissy Sky」が、アニメ『名探偵コナン』のエンディングテーマに抜擢。12月、初の東名阪ワンマンツアー「あったまっていきなよ〜!!!」を成功に収めた。2020年1 月から、ラジオレギュラー番組 AuDee「宮川愛李のチャレモン!」(毎週金曜日21時より配信)を担当。6月、ファンコミュニティ「IRIS」を設立。9月、初の有料オンラインライブ「Re:rave」を開催。2021年3月3日、1stフルアルバム『Reboot』をリリース。表題曲「Reboot」が2度目となるアニメ『名探偵コナン』のエンディングテーマに抜擢された。InformationNew Release『Reboot』(収録曲)01.スフィア02.Reboot03.Stampede04.プリムラ05.lyrical06.思案ブルー07.凪ぐ08.魅惑のカレイド09.Sissy Sky10.わすれもの11.メランコリック(Authentic)※ボーナストラック2021年3月3日発売*10曲目までの収録曲は全形態共通。*「メランコリック」は【通常盤】のみ収録。*【名探偵コナン盤】には、さらに「Sissy Sky(TV_Edit)」「Reboot(TV_Edit)」の2曲が収録。(通常盤)JBCN-9004(CD)¥2,750(税込)(初回限定盤)JBCN-9003(CD)特典DVD品番:JBBN-9003(DVD)¥3,630(税込)<DVD収録内容 >宮川愛李ワンマンツアー「あったまっていきなよ〜!!!」:スマホ映えの向こうの世界/メランコリック/Sissy Sky宮川愛李 ミュージックビデオ:欠落カレンドラ/Sissy Sky/プリムラ/スフィア/Reboot(名探偵コナン盤)JBCN-9005(CD+GOODS)¥3,300(税込)<GOODS>描き下ろしアクリルスタンド(ランダム封入/全2種):江戸川コナン/毛利蘭写真・大内香織 取材、文・かわむらあみり
2021年03月04日俳優・板垣李光人の初のカレンダー『板垣李光人 カレンダー2021.4-2022.3』(3月28日発売 SDP 2,200円)より、アザーカットが公開された。一昨年、特撮ドラマ『仮面ライダージオウ』のウール役で「美少年すぎる」と話題を呼んだ板垣は、『約束のネバーランド』の実写映画でノーマン役に抜擢され、次世代を担う実力派俳優として着実にステップアップ。昨年末にはファッション雑誌『SPUR』で表紙を飾り、ジェンダーレスな美貌でも注目を集める存在だ。本作では、飾りすぎないスタイリングで等身大の魅力を引き出している。今回公開されたのは、カレンダーに収録することができなかったアザーカットで、全4種の生写真セットとして発売されるビジュアル。ジェンダーレスな魅力と評される板垣のイメージとは一転、スーツ風の衣装で色気を感じさせるクールな表情や、幻想的な光の中で見せるアンニュイで儚げな眼差し、ラフにジャケットを着こなすカット、キュートなウインクなど、多彩な魅力を切り取った。(C)SDP
2021年02月03日俳優・板垣李光人が19歳の誕生日を迎えた28日、自身初となるカレンダー『板垣李光人 カレンダー2021.4-2022.3』(SDP 2,200円)を3月28日に発売すると発表。合わせて、表紙と特典カットが公開された。一昨年、特撮ドラマ『仮面ライダージオウ』のウール役で「美少年すぎる」と話題を呼んだ板垣は、昨年公開された人気コミック『約束のネバーランド』の実写映画でメインキャラクターの1人・ノーマン役に抜擢され、次世代を担う実力派俳優として着実にステップアップ。今年も、現在放送中のNHKドラマ『ここは今から倫理です。』、NHK大河ドラマ『青天を衝け』への出演のほか、映画『ツナガレラジオ~僕らの雨降Days~』(2月11日公開予定)、『ゾッキ』(2021年春公開予定)への出演を控えている。俳優としてだけではなく、昨年6月に発売した1st写真集『Rihito 18』では妖艶で個性的な魅力を披露し、昨年末にはファッション雑誌『SPUR』で男性俳優としては異例となる表紙へ大抜擢されるなど、そのジェンダーレスな美貌でも注目を集める存在だ。本作では、これまでの写真集やファッション誌とは異なる、飾りすぎないスタイリングで等身大の魅力を引き出した。公開された表紙・特典カットは、男らしさを感じさせる表情や、優しく微笑む爽やかな笑顔、鋭い眼差し、そして都会の高層ビルをバックに見せるクールでアンニュイな雰囲気など、板垣のさまざまな姿が収められている。自身初のカレンダー発売にあたって板垣は「カレンダーということで、普段させていただくファッション誌の撮影ともまた違う印象でした。素敵な服をどう魅せるか、というのに加えて衣装や場の空気から感じる四季といかに溶け合うか、今回は役者としての板垣にクローズアップできたのではないでしょうか」と振り返り、「最高のクリエイターの方々と作り上げた板垣李光人が、皆さんの1年間を彩ることができれば嬉しいです」とコメントを寄せた。(C)SDP
2021年01月28日『仮面ライダージオウ』(テレビ朝日系)で注目を集めた俳優・板垣李光人(18)が、ファースト写真集『Rihito 18』(6月17日より発売)の発売記念会見を開催した。収録された写真の一部が先行公開されるや、“美しすぎる少年”と話題を呼んだ今作。板垣を被写体に安藤政信(45)、市原隼人(33)、三浦貴大(34)の3人の俳優がそれぞれカメラマンとして撮影したことでも注目された。「すごくぜいたくなお三方に撮っていただきました。発売になってもちろん喜びはあるんですけど、90ページ以上にわたって自分の顔が世に出るなんて正直実感がないです」と心境を語る板垣。オンラインで行われた会見では、カメラマンを務めた3人からサプライズコメントが寄せられた。共演がきっかけでカメラマンを引き受けた安藤は、「彼の美しさ、時の儚さを残しておきたかった」とコメント。板垣はそんな安藤の印象について「少年のような心を持っていて、友達のようでもあって。大先輩ですけど、すごく近くにいる感じで愛にあふれていました。(屋久島の大自然のなかで行われた撮影は、)1本の映画を撮るようなイメージで、ロケーションや衣装に合わせて演じるような感じでした」と振り返る。板垣は事務所の先輩で今回初めて一緒に仕事をした市原に対し、映画の撮影現場まで足を運んでくれたと感激。「とても優しい方ですし、写真に対してすごく真摯に向き合う方。先輩として目標にしたいです」。そんな彼の日常の姿を写真で捉えた市原は、「飾らない、素顔の李光人に魅せられます。二度と戻らない17歳の自然体の姿を切り取った写真は生涯の財産になると思います」と手応えを語った。屋久島ロケに同行した三浦は、「李光人くんは人間として、俳優として、僕が今まで出会ったことのない感性を持っていて、それを写真で表現したいと思っていました」と写真集に参加した理由をコメント。板垣は、自身のお気に入りの写真に安藤に撮られているときの自然体ショットを挙げている。「撮り方がとても面白い。僕が意識していないときの表情を切り取ってくださって、すごく新鮮でした」最後に、17歳の1年間が詰まった初の写真集の見どころをアピールした。「昨年5月から11月まで約半年かけて撮影しました。髪形や表情の違いもわかります。家族アルバムでもお母さんとお父さんに撮ってもらうのではそれぞれ違うように、3人の写真家に撮っていただいた写真は表情が少しずつ違っています。楽しんでいいただけたらうれしいです」高校を卒業し、芸能活動一本となった板垣。家ではお菓子づくりにハマっているそうで。「母に教えてもらってチーズケーキとか作っています」と笑う。今年は、人気漫画の実写化で注目される映画『約束のネバーランド』(12月18日)に出演。美しすぎる少年から大人へと駆け上がる若手俳優から目が離せない!
2020年06月23日数々のエンタテインメント作品を世に送り出し、大ヒットを打ってきた矢口史靖監督初のミュージカルコメディ『ダンスウィズミー』が本日より公開。“音楽が流れると、歌わずに、踊らずにいられない”という、“ミュージカルスターの催眠術”をかけられてしまった女性の奮闘をコミカルに描いた作品だ。『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』でみずみずしい青春を、そして『ハッピーフライト』では航空会社で働く人々をコミカルに描いてきた矢口監督。そんな監督が今作に選んだのは、なんと初挑戦となるミュージカル。これまで監督は、どちらかというとミュージカルに抵抗感があったというが、アカデミー賞監督賞をはじめ、6部門での受賞を果たした『ラ・ラ・ランド』を観て触発され、自身も作ってみたいという気持ちになったようだ。近年洋画では、『ラ・ラ・ランド』だけでなく、『グレイテスト・ショーマン』など大ヒットを記録するミュージカル映画がたびたび公開されているが、矢口監督自らが脚本を手がけた本作は、毎年500本以上も公開される邦画の中でも珍しい“邦画のミュージカルコメディ”となっている。矢口監督は“映画が面白くなること”を第一に考え、有名無名にこだわらず基本的にオ ーディションで主演俳優を決めるスタイルを取っている。これは、その作品ごとにベストな人材を探すためだ。『ウォーターボーイズ』では妻夫木聡、『スウィングガールズ』では上野樹里、『ハッピーフライト』では綾瀬はるかがそれぞれオーディションを勝ち抜き主役の座を獲得してきた。そして今作で主役に抜擢されたのは、三吉彩花。Seventeen誌のトップモデルとして絶大な人気を誇り、“女子高生のカリスマ”とも呼ばれた存在だ。すでに同誌を卒業し、映画『いぬやしき』への出演など、このところ女優としてアクティブな活躍をみせている。三吉は特技のダンスを生かし、“歌って踊れる”約500人の応募者の中からオーディションを勝ち抜き、主役の座を獲得。一流商社で働きながら、ある日“ミュージカルスターの催眠術”をかけられてしまった主人公・鈴木静香に扮する。矢口監督は、シンクロナイズドスイミングやジャズバンドなど、役者自身に厳しい特訓を課すスタイルを取ってきた。今作でも同様に、三吉はミュージカルシーンすべての歌とダンスを長い手足を武器に、吹替えなしで挑んでいるのだ。そんな三吉を支えるのは、やしろ優、chay、三浦貴大、ムロツヨシ、宝田明といった、多彩にして多才な面々。彼らが彩る、一大ミュージカルショーを、ぜひとも劇場で体験していただきたい。そこには夏の暑さを吹き飛ばす、気分爽快な時間が待っているはずだ。『ダンスウィズミー』本日より公開
2019年08月16日女優の川栄李奈と俳優の廣瀬智紀が結婚を発表。所属事務所を通じて連名での報告の文章を発表した。文書には、「私共、廣瀬 智紀と川栄 李奈は、入籍致しますことをご報告させて頂きます」と報告。「また、同時に新しい命を授かることができました。出産は年内を予定しております」と続けて妊娠も発表。今後については、体調を考慮しながら仕事していくとしている。また、川栄さんのブログでは、“ご報告です。”と題し「今回は、突然の発表で本当に申し訳なく思っています。今は、産まれてくる子供が待ち遠しく、授かったことを本当に嬉しく思います」と心境を綴る。昨年上演された鈴木おさむ作・演出の舞台「カレフォン」でW主演を務めた2人。書面では「舞台で共演させていただきお互いに惹かれ、お付き合いしていく中で、結婚を意識するようになりました」と馴れ初めも明かし、「これからも感謝の気持ちを忘れずにお互い支え合いながら、成長できるよう、より一層精進してまいります」と書かれている。今回の発表を受けて、川栄さんのTwitterには「おめでとうございます!!!!!!!」「大事な身体。無理しないでね」「末永くお幸せに」「元気な赤ちゃんが産まれて来ますように」「めっちゃビックリ おめでとうございます」「とてもお似合いのお二人」とファンから祝福のメッセージが続々。元・現48グループメンバーからも「きゃ~~~!!!川栄結婚おめでとう!!! しかも廣瀬智紀さんと!絶対お二人の夫婦像かわいいよ!!!!」(北原里英)、「すご、激アツ、おめでたいすぎ」(大家志津香)、「えぇぇぇびっくりぃぃぃ おめでとう」(加藤玲奈)、「りっちゃん、おめでとう 高校1年生からずっと仲良くしてたりっちゃんがままに…」(小嶋菜月)などとお祝いのコメントが寄せられている。川栄さんは現在24歳。元「AKB48」のメンバーとして活躍し、2015年にグループを卒業。女優業に本格進出し、朝ドラ「とと姉ちゃん」や「僕たちがやりました」、「崖っぷちホテル!」『センセイ君主』『恋のしずく』などに出演。最近では『亜人』でアクションに挑戦、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」の生徒役も話題に。また、声優を務めたアニメーション映画『きみと、波にのれたら』の公開を控えている。また、廣瀬さんは現在32歳。スターダストプロモーション所属メンバーで構成された「EBiDAN」の元メンバーで、『探偵は、今夜も憂鬱な夢を見る。』『HiGH&LOW』シリーズ、舞台「弱虫ペダル」「ダイヤのA」などに出演していた。(cinemacafe.net)
2019年05月17日女優の川栄李奈が、「スニーカーベストドレッサー賞 2019」の女優部門を受賞し21日、都内で行われた授賞式・記者発表会に出席した。2月22日(スニーカーの日)にちなんで、「スニーカーが似合う」「今後スニーカーを履いて欲しい」「スニーカーの需要喚起に貢献してくれた」人を部門ごとに選出し、表彰する同賞。川栄は「スニーカーがすごく好きで履く機会が多いので、このような賞をいただけて本当にありがたく思います」と喜び、「今は、履きやすいスニーカーやおしゃれなスニーカーがたくさん出ているので、これからもたくさん履いていけたらなと思います」とうれしそうに語った。どういうときにスニーカーを履くのか聞かれると「走るのも好きなんですけど、散歩がすごく好きなので散歩をするときはだいたいスニーカーを履いています」と答え、「色がシンプルな靴だったら洋服や靴下を派手にしたり、靴ひもがかわいいスニーカーがたくさんあるので靴ひもを自分で変えたりもします」とこだわりも告白。その好み通り、この日は、白のスニーカーにカラフルなセットアップという“シンプル×派手”な組み合わせで登場した。2回目となる今回、川栄のほか、クリエイター部門はユーチューバーのkemio、モデル部門は近藤千尋、俳優部門は佐野勇斗(M!LK)、スポーツ部門はクライミング選手の野中生萌、芸能部門は2年連続受賞となるレイザーラモンRGが選出された。
2019年02月21日女優の川栄李奈が、ヘアスタイルが素敵な著名人に贈られる「HAIR OF THE YEAR3<タレント部門>」の女性タレント部門に選出され22日、都内で行われた授賞式に登壇。自身の髪の毛のこだわりを明かした。全国のヘアサロンの女性顧客が選ぶ「自分でしてみたい憧れのヘアスタイル」ランキングによって選出された川栄は「光栄に思います。私もヘアアレンジが好きなのでうれしいで」と喜んだ。そして、自身の髪について「けっこうこだわりがあって、前髪はドラマとか映画でも常に自分でやるようにしています。AKBのときから自分でやることが多かったのでそれが癖になってずっと自分でやっています」とこだわりを告白。「100点満点かはわからないけど、自己満足で」と笑った。また、中学生のときに自分で髪の毛を切っていて、一部分を切りすぎて失敗したエピソードを披露。「今も前髪は自分で切っています。伸びるのが早いので、3日に1回くらい、ちょっとずつ変わらないように切っています」と話した。さらに、ヘアケアの悩みを聞かれると「肌もそうなんですけど乾燥がすごくて、頻繁に美容院に行ってトリートメントをしてもらいます」と返答。自宅でのケアについては「前までは乾かさずに寝ていたんですけど、最近は毛先がやばいなと思って、今はちゃんとオイルをしてから乾かして寝るようにしています」と語った。なお、男性タレント部門は俳優の千葉雄大が受賞した。川栄李奈と千葉雄大
2019年01月22日映画『恋のしずく』の公開記念舞台あいさつが21日、都内で行われ、主演の川栄李奈が瀬木直貴監督とともに登場した。前日に公開初日を迎えた川栄は「本当に公開できてすごくうれしいです。皆さんに見てもらえるのが楽しみだなという思いで昨日を迎えました」と初主演作の公開に満面の笑みを浮かべて、「日本酒のお話だとマネージャーさんに言われたんですが、私は日本酒を普段も飲まないし詳しくもないので大丈夫ですか? と聞いたら、まさにそういう役だからと言われました。(川栄が演じた)詩織も私自身もお酒作りを学ばせてもらいました」と振り返った。初の主演については「すごく不思議な感じでしたね。本当に周囲の方に助けられたと実感しています」と周囲に感謝しつつ、「(座長として)何も意識しなかったので申し訳ないなと思いました(笑)。張り切ってやるぞ、ということもなかったです。でもキャストの皆さんは親戚が集まった感じだったので気負うことなくできました」と自然体で撮影に臨めたという。そんな川栄について瀬木監督は「お芝居になると声のトーンや目の開き方一つとっても想定外の動きをされるんです。全く違う角度からアプローチしてくるので新鮮でしたね。アドリブも結構あって、カットをかけたくありませんでした。いつまでもお芝居を見たくなる素敵な女優さんでした」と絶賛していた。本作は、今年2月21日に急死した大杉漣さんの遺作でもある。瀬木監督が「ここに大杉漣さんがいるような気がします。多くの方に見ていただけることが弔いになると思いますので、少しでも多くの方に見ていただき、漣さんの演技を目に焼き付けて欲しいです」と観客に訴え、川栄も「キャストや監督をはじめとするスタッフさん皆の思いが込められています。もちろん大杉さんの思いも込めて作りましたので、皆さんの心に残っていただけたら嬉しいです」とアピールしていた。川栄李奈の映画初主演作となる本作は、東広島市・西条を舞台に、日本酒嫌いのリケジョ女子大生・詩織が、日本酒の酒蔵へ研修に行くこととなり、酒作りを通じて人生の喜びや出会いと別れを経験しながら成長していくヒューマンドラマ。
2018年10月22日春夏に引き続き、フルレングスのワンピースが流行の兆し。花柄、刺繍、ペイズリー柄など、レトロ感溢れるフォークロア調のデザインを、川栄李奈が着こなします。クラシカルなドレスに、ニットアイテムを重ねて。イエローの花柄が目を引く薄手のワンピースを、秋らしいニットにレイヤード。ブラックの太ベルトが引き締め役に。ワンピース¥38,800(カルバン・クライン ジーンズ/カルバン・クライン カスタマーサービスTEL:0120・657・889)ニットトップス¥20,000(アール ジュビリー/ショールーム セッションTEL:03・5464・9975)ベルト¥7,900(デシグアル/デシグアル ストア ハラジュクTEL:03・5467・2680)イヤリング¥16,000(クロディーヌ・ヴィトリー/アッシュ・ぺー・フランスTEL:03・5778・2022)ストール¥49,000(ジェーン・カー/ゴールディ アッシュ・ぺー・フランスTEL:03・5778・2022)トレンドの透け感素材に、小花の刺繍をオン。メッシュのレース素材とエンブロイダリーのデザインも、黒を選べばシックに。ライダースジャケットでロックなスパイスも投入。ワンピース¥72,000ブーツ¥37,000(共にケイト・スペード ニューヨーク/ケイト・スペード ジャパンTEL:050・5578・9152)ライダース¥98,000(シシ/シジェーム ギンザTEL:03・6263・9866)バングル(3本セット)¥3,900(デシグアル/デシグアル ストア ハラジュク)ペールトーンの柔らかな色合いで魅了。発色の美しいワントーンドレスは、センターに連なるボタンがアクセント。ふかふかのボリュームマフラーやファーバッグをプラスして、さらにフェミニンさを後押し。ワンピース¥39,000(アール ジュビリー)バッグ¥24,000(アシーナ ニューヨーク)共にショールーム セッションマフラー¥29,000(ドメニコアンドサビオTEL:03・6452・3135)ブーツ¥8,900(チャールズ&キース/チャールズ&キース ジャパンTEL:03・4405・4420)エキゾティックな柄×チェックの組み合わせが秀逸!大胆にプリントされたペイズリー柄が印象的なワンピースを主役に。トライバルな空気を感じるタッセルつきのニットワンピースを袖や裾から覗かせて、縦のシルエットを強調。ワンピース¥49,000中に着たニットワンピース¥89,000(共にミュラー オブ ヨシオクボ TEL:03・3794・4037)ピアス(両耳セット)¥32,000(イオッセリアーニ/アッシュ・ぺー・フランス)ブーツ¥8,500(チャールズ&キース/チャールズ&キース ジャパン)かわえい・りな1995年2月12日生まれ。神奈川県出身。女優。10月4日より、鈴木おさむ書き下ろしの舞台『カレフォン』に主演。また、10月20日より、初主演映画『恋のしずく』が公開予定。※『anan』2018年9月12日号より。写真・三保谷洋平スタイリスト・坂井麻衣ヘア&メイク・遠藤真稀子(UM)(by anan編集部)
2018年09月05日モデル・女優の三吉彩花が、矢口史靖監督の最新作『ダンスウィズミー』(2019年公開)に主演することが25日、わかった。同作は『ウォーターボーイズ』(01)、『スウィングガールズ』(04)、『ハッピーフライト』(08)とヒット作を生み出してきた矢口監督のオリジナル新作。一流商社で働く鈴木静香(三吉)は、ある日催眠術師に「曲が流れると、歌わずに、踊らずにいられない」という“ミュージカルスターの催眠術”を掛けられてしまう。街中で流れるどんな音楽でも歌って踊ってしまう体になってしまった静香は元の体に戻る方法を探す。『ウォーターボーイズ』では妻夫木聡、『スウィングガールズ』では上野樹里、『ハッピーフライト』では綾瀬はるかがオーディションで主役の座を獲得したため、矢口作品は“若手俳優の登竜門”とも言われている。今回主役に抜擢された三吉は、Seventeen誌のトップモデルとして絶大な人気を誇り、“女子高生のカリスマ”とも呼ばれていた。昨年同誌を卒業し、『25ans』『ELLE Japon』誌でモデルを務めるほか、女優として数々のテレビドラマ、映画へ出演。また「マイナビ2019」などTVCMにも数多く出演している。特技のダンスを生かし、歌って踊れる約500人の応募者の中からオーディションを勝ち抜き、主役の座を獲得した。矢口監督は「歌ってよし、踊ってよし、演技もできる。そして主人公のキャラクターにピタリとはまる女優。そんな人を探して果てしないオーディションを繰り返しました。『もしかしたら日本にはいないんじゃないか』と諦めかけた時、三吉さんに会えた。宝物を発見したような感覚でした」と振り返る。そして同作について「ミュージカルが好きな人はもちろんですが、苦手な人にこそ観てもらいたい映画です。観終わって映画館を出る時、リズムに体が揺れ、自然と鼻歌を歌ってしまう。そんなスーパー・エンタテインメント作品にしたいと思っています」と意気込んだ。○三吉彩花コメント矢口監督の作品に参加させていただけると決まった時は正直信じられない気持ちでした。オーディションで出し切った自分の力に自信が無かったので、私を選んでいただいたと聞いてすごく不思議な気持ちでした。脚本を読ませていただき、歌って踊りながら進んでいくストーリーを頭の中で想像しながら読むのがとても楽しかったです。静香の性格や仕草がどこか自分自身に似ているところもあり、物語にどんどん引き込まれました。今はこの作品に向けて毎日沢山の準備をしています。色々な不安はありますが、まずは自分が楽しむ! そして周りを巻き込む! というのを心掛けてスタッフの皆様、キャストの皆様と最高にハッピーな作品になるように頑張っていきますので楽しみにしていただけたら嬉しいです。
2018年07月25日女優の川栄李奈が12日、東京・表参道のMAISON ABLE Cafe Ron Ron (メゾンエイブル カフェ ロンロン)で行われた同店のオープニングイベントに登場した。不動産賃貸仲介サービスを展開するエイブルは、日本で初めてとなる回転スイーツカフェ「MAISON ABLE Cafe Ron Ron (メゾンエイブル カフェ ロンロン)」を7月16日よりオープン。それを記念したオープニングイベントに川栄李奈がスペシャルゲストとして登場し、同店舗の特徴でもある全長38mの回転レーン前でテープカットを報道陣の前で披露したほか、トークショーを行った。同店舗について川栄は「本当に新感覚ですよね。スイーツが流れてくるのは楽しみですよ。初めて見ましたが、回転寿司もお寿司を結構取っちゃうじゃないですか。私はスイーツが好きなので、来たらすごく取っちゃうだろうなと思いました」と好印象。テープカットが終わった後には、実際に店舗で自分が食べたいケーキを5つ手にし、イベント中にショートケーキを口にして「あまり甘すぎないので何皿でも食べちゃいそうですよ。美味しい!」と舌鼓を打ち、1,800円で40分間食べ放題という同店舗のスタイルに「私はよく食べるので、10皿ぐらいはいけそうですよ。何回でも来たいと思います」とすっかり気に入った様子だった。その川栄は、現在、CMやドラマ、映画に出演と大忙しの日々だが、気になる休日の過ごし方を問われて「何もしないですね。寝てます(笑)。(夏休みの予定も)ないです(笑)」と苦笑いを浮かべて、「(仕事としてやりたいことは)特にないです(笑)。皆さんからのお仕事を受けたらありがたくやるだけですね。いただいたお仕事を全力でやるだけです」と自然体を強調。また、元AKB48グループで一緒だった元NMB48の渡辺美優紀が芸能界復帰を果たしたが、それについては「今知りました。そうなんですね。自分がやりたいことだったら良いと思いますよ」と話していた。
2018年07月13日Hey! Say! JUMPの知念侑李(24)が、10月よりテレビ朝日系で独占中継される「世界体操」のプレゼンターを2年連続で務めるとわかった。 知念同様、昨年に引き続き同プレゼンターを務める松岡修造(50)は「体が体操を知っている方なので、本当に詳しいですよね」と知念を評価。さらに「僕は、視聴者の方々に近い立場で一般的な話をしますが、彼はもっと競技の奥深くに入って専門的な話ができる人なんですよね」とし、その仕事ぶりを絶賛している。 体操競技のオリンピックメダリストを父に持つ知念。両親は体操教室を運営しており、姉であるダンサーの紗耶(26)も幼少期から体操に打ち込んでいたという。 知念自身は3歳からダンスに励んでおり、体操に関わった機会は少ない。しかし小学1年時ら「夏休みだけ練習をしてちょっと出て」と母に言われて出場した体操大会で優勝。さらに翌年も優勝を果たしたという“2連覇”の経歴をもつ。 またジャニーズに入るのも、体操がキッカケだったようだ。テレビ番組で田中光(45)選手がバク転をジャニーズJr.に教えるコーナーを見、櫻井翔(36)や大野智(37)を知る。その際「ジャニーズって素敵だな」と思い、憧れからジャニーズ入りを決心したという。 昨年の「世界体操」では田中選手と共演。「“この人のおかげで今の僕がいる”って感じながら一緒にお仕事をできたのは感慨深かったですね」と今年2月のインタビューで明かしている。 知念は今回の起用にあたり、昨年の“初仕事”を回想。「不安でいっぱいでしたが、修造さんの熱いパワーと楽しい雰囲気で安心して体操を伝えることができました」とコメントし、さらにこう意気込んだ。 「僕は選手経験はありませんが、体操を自ら体験して少しでも選手の皆さんの気持ちを理解して伝えて行けたらと思います」
2018年06月03日「au発表会2018 Summer」が5月29日(火)、都内にて行われ、「三太郎」シリーズCMでおなじみの有村架純、菜々緒、川栄李奈がそろって登場した。川栄李奈「こんなにキレイでかわいいお姉ちゃんがふたりもいる」好評を博しているauによる「三太郎」シリーズのCMには、かぐや姫役で有村さん、乙姫役で菜々緒さんが2015年から出演し、川栄さんは2017年より織姫役で加わり、通称「ドS姫姉妹」とも呼ばれている。三姉妹が揃うのは「初」とのことで、「すごくうれしいです。楽しみにしていました」(有村さん)、「(一緒の)CMの撮影があまりないので、今後、三太郎みたいな感じで三姉妹でストーリーがあったらいいな」(菜々緒さん)、「こんなにキレイでかわいいお姉ちゃんがふたりもいるので、すごくありがたいです」(川栄さん)と、口々に喜びを語り合っていた。この日は、三姉妹のCMではなく三太郎による新たなCMがお披露目された。浦ちゃん(桐谷健太)の家を、桃ちゃん(松田翔太)、金ちゃん(濱田岳)が作ろうと画策するという内容に仕上がっている。菜々緒、乙姫になりきり浦ちゃんにコメントCMを見ていた有村さんは、「浦ちゃんの家を初めて見たので、ここにあったんだ、みたいな(笑)。すごく3人で仲良さそう。見ていてほっこりしました」と笑顔を見せた。菜々緒さんは“乙姫”役になり切り、「大体、竜宮城に来てもらうことが多かった(笑)。初めて見たんですけど、作ってあげたくなりますね」と姉御肌の一面をのぞかせ、川栄さんは「3人ともはしゃいでらして、夏を感じますね」と三種三様のリアクション。ストーリー上では、浦ちゃんに乙ちゃんが片思いされている様子が展開され、今後どうなるのか、期待も募る。菜々緒さんは「楽しみですね。自分が出ていないときのCMもすごく楽しみにしているんです」と明かし、「セットもかなり忠実に作っていただけるので、どんな家ができるのか楽しみです」と浦ちゃんの新しい家に想いを馳せていた。au「三太郎」新CM「つくろう」篇は6月1日(金)よりオンエア開始。(cinamacafe.net)
2018年05月29日女優の川栄李奈さんが旬のメイクにチャレンジ。ハッピーなモテフェイスを作って、自分の魅力を開花させましょう!23歳になり、オトナのピンク使いを研究してます。カレから“ちょっと拝借”したようなスカイブルーのオーバーシャツに身を包んだ、川栄李奈さん。目元から唇まで、淡いピンクで揃えたほんのり甘くて春らしいメイクも、シャツの爽やかさと相まって川栄さんの肌の透明感やピュアな魅力を引き立てる。「ピンクは以前から大好きな色。今でもプライベートでのメイクによく使います。最近、気になっているのは今回も使ったような、薄いピンク。周囲から『ピンクつけてる?』と思われるくらいさりげない発色で、甘くなりすぎないところがいいなと思ってます」物心がついた頃から、メイクに興味津々。高校生からAKB48時代、女優となった今ではドラマ撮影のメイクも自身で行っているそう。そんな筋金入りのメイクラバー・川栄さんだけど、年齢や仕事が変わっても変わらないメイクのこだわりが“アイライン”にある。「私、すっぴんの顔がとにかく薄いんです!結構しっかりメイクしても、良くも悪くもナチュラルにしか見られない……(笑)。だから、アイラインは絶対引きます。でも、昔よりは目立たせない。仕込むように引いて、ナチュラルに落とし込みます」上まつげの生え際を埋めるように黒のペンシルアイライナーを使って目頭〜中央に極細ラインを引いたら、黒のリキッドアイライナーにチェンジし、目尻よりも長めにアイラインを延長させるのが、川栄流。あえてラインを太くしないことで二重の幅が強調され、目ヂカラが自然に高まるという。「メイク情報はインスタでチェックすることが多いかな。#メイク、#グロスとかで検索していますよ。百貨店のコスメカウンターに行って、いろいろ試すのも大好き」春は始まりの季節。自分の顔や生活、カレとの仲…etc、少しでもマンネリを感じたら、川栄さんのようにメイクを柔軟に更新すると、いいことあるかも!かわえい・りな女性アイドルグループ「AKB48」を2015年に卒業後、女優へ転身。さまざまな役を演じきる表現力が評価され、女優歴3年ながらドラマや映画、舞台、CMに至るまで、多くの話題作に出演している。シャツ¥40,000(ダブリューエムダブリューエム/ビームス ウィメン 渋谷TEL:03・3780・5501)その他はスタイリスト私物※『anan』2018年3月28日号より。写真・土屋文護(TRON)スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・犬木 愛インタビュー、文・北川真澄(by anan編集部)
2018年03月21日女優の川栄李奈が5日、都内で行われた楽天フリマアプリ『新ラクマ』新CM記者発表会に出席した。楽天フリマアプリ『新ラクマ』新CM記者発表会に出席した川栄李奈楽天は、フリマアプリのラクマとフリルを統合した「新ラクマ」を2月26日よりサービス開始。それに伴い、川栄李奈をイメージキャラクターに起用した新CM「ラクマ ゼロ円ダンス篇」を3月9日から全国で放映される。新CMは、新ラクマの出品画面にラクマのロゴをイメージしたカラフルなワンピース姿の川栄が登場し、キレキレのダンスを披露するというものだ。新CMについて川栄は「今回はダンスを踊らせていただきました。すごく細かくてちょっと難しいかなと思ったんですけど、楽しく撮影することができました」と振り返り、CMで披露したキレキレダンスは「『テキパキダンスをしてください』と言われたので頑張りましたね。練習もそれほど長くなく、もらった映像を見ながら練習しました」とさすがに元AKB48とあってダンスは手慣れたもの。その川栄は、自身が作ったというクラッチバックを3月7日より同アプリで初めて出品することになり、「買っていただけたらいいなと思いますね。多ければ多いほどうれしいですね」と期待を寄せた。また、同社のCMで8社目となる川栄は「本当にたくさん出させていただいてありがたいです。感謝という感じです。頑張って売れたいと思います(笑)」とCM女王に向けて意欲を語り、「本当に友だちから『CM見たよ!』とか『ポスターがあったよ!』など、色々言ってくれるので、すごくうれしいです」と周囲の反応も上々だという。その川栄は、2月12日の誕生日で23歳を迎えたばかり。「撮影現場でもたくさん祝っていただきましたし、事務所の方にも祝っていただきました。生きてきた中で一番人から『おめでとう』と言われた年でした」と明かしつつ、「事務所の方が開いてくれた誕生会に、浜野謙太さんがサプライズで来てくれて、靴をいただきました。小さめの花柄の靴で、サイズもピッタリでしたよ」と笑顔。浜野からのプレゼント以外にも、たくさんのプレゼントをもらったようだが、それらを「フリマで出品する?」と聞かれると「それは最低ですよね(笑)」と苦笑いだった。
2018年03月05日元AKB48で女優の川栄李奈が7日、エイベックスビルのクリスマスツリーイルミネーション点灯式にサンタをイメージした赤い衣装で登場。そのサンタ姿に「可愛すぎる」とファンから絶賛の声が上がっている。川栄李奈川栄は、トナカイに扮したピコ太郎と共に「メリークリスマス!」と陽気に登場し、サンタ衣装について「衣装さんが手作りで作ってくださいました」と説明。ピコ太郎と一緒に点灯スイッチを押し、高さ12メートルのクリスマスツリーがエイベックスカラーのブルーをはじめ、カラフルに輝くと「可愛い! 素敵!」と見入っていた。クリスマスの予定を聞かれると、「クリスマスはお仕事なので、時間があったらケーキを食べたいです」と返答。ピコ太郎が「川栄ちゃんをテレビで見ない日はない。環七を歩いても川栄ちゃんばっかり。川栄ちゃん、タクシー、バス、川栄ちゃん、バス、バイク、川栄ちゃん」とふざけると、川栄は「言い過ぎです」と爆笑した。イベント後に川栄は、自身のツイッターでサンタ姿でピースサインをしている写真を公開。「かわええー」「可愛すぎる」「似合ってる!」「えーーーーかわいすぎ!!!」「可愛すぎるよりなサンタ~」などと絶賛の声が寄せられている。
2017年12月08日元AKB48で女優の川栄李奈が7日、エイベックスビルのクリスマスツリーイルミネーション点灯式に、シンガーソングライターのピコ太郎と共に登場した。ピコ太郎(左)と川栄李奈2015年8月にAKB48を卒業した後、女優として舞台、ドラマ、映画などで大活躍の川栄。サンタをイメージした赤い衣装で登場し、「たくさんお仕事をやらせていただいたので本当に素敵な年になりました」と今年を振り返った。来年どんな年にしたいかという質問には「今年いろんなことに挑戦させていただいたので、来年はみなさんに感謝する年にしたいと思っています」と返答。また、今年印象に残った仕事を聞かれると「たくさんドラマに出させていただき、そこで出会った監督さん、共演者の方々との出会いがすごく大きかった」と話した。川栄の受け答えにピコ太郎は「しっかりしてる」と感心していたが、報道陣から「ちょっと前までおバカキャラでやっていましたよね?」という質問が飛ぶと、ピコ太郎も「根はバカなんでしょ?」と質問。川栄は「頭はいいんです。勉強ができないだけ」と言い、「それをバカって言うんです」とツッコまれるも、「頭はすごくいいんです」と主張し、2人のやりとりに笑いが起こった。そして、来年の抱負について「まだやったことないこともたくさんあるのでやってみたい。いろんな役をやりたい」「ホラーも好きなのでお化け役とかやりたい」と川栄。「お芝居が好き。好きなものってすごく楽しいですし、追求したいという思いが出てくる」と芝居への思いも語った。
2017年12月07日『「ポセイドンの牙」Version蛤』が10月13日(金)に開幕する。本作に出演する岡田達也と愛原実花、脚本・演出を手掛ける伊藤靖朗に話を聞いた。舞台『「ポセイドンの牙」Version蛤』チケット情報本作は、昨年6月に初演された「ポセイドンの牙」の2017年版。海と魚介類と女子が大好きな男子高校生5人組・スイサンズが、財政難に陥った高校を男子校にしないために伝説の“黄金の釣り針”を探しに海に行き……という物語で、エンターテインメント作品でありながら現代社会への痛烈な寓話劇となっている。初参加の岡田は本作について「表面的には笑いが散りばめられてるのですが、根底には、人間が生んだ文明に対する人間の冒涜だったり、人は生まれる時代も選べないし場所も選べないというテーマを僕は感じて。それを決して重くなく、楽しいシーンを交えながらも、じっと考えさせられる脚本です」と語る。少年たちの冒険譚と共に今の社会問題を深く描く本作。1年4か月ぶりという短めのスパンでの再演となるが、2017年版での変化について伊藤は「戦争と人間の業みたいなものを、2016年から2017年、そしてこの夏は殊更に強く感じるようになって。それに僕自身も打ちのめされるのですが、その一方で、負けてる場合じゃないよとも思うわけで。そういったことを男子たちの駆け抜ける姿に乗せたいですし、この作品をこのキャストでつくるというこの行為そのものにも気合いを込めたいです。より一層物事が迫ってきていることを体感できる作品になればと思っています」。そんな今作の稽古を愛原は「再演ってどうしても『初演のときは……』となると思うんですけど、伊藤さんはそうならず、全く新しい作品をつくろうとされているのを感じます。だからなのか、続投キャストと新キャストが両方いる稽古場でも最初から溶け込みやすかった。稽古がすごく楽しいです」。ポセイドン役の岡田と、英語教師役の愛原。岡田は「(ポセイドンは)トリックスター的な存在ですし破天荒な役なので、スイサンズに多大な迷惑と影響を与えられるといいなと今は思っています」、愛原も「スイサンズの子たちの成長に自分がどういう風に関われるか。役柄としても、彼らを俯瞰で見る立ち位置なので。そこを大事に、冷静にやっていきたいです」と、若手とは違う視点で本作に臨んでおり、伊藤も「立ちはだかるおふたりに若者たちがぶつかる、そのダイナミズムをお客様に味わっていただきたい」と語る。「この先を生きていく元気と活力を味わって持って帰っていただけたら」(伊藤)という本作は10月13日(金)から21日(土)まで、東京・紀伊國屋ホールにて。取材・文:中川實穗
2017年10月10日舞台芸術集団 地下空港を主宰する伊藤靖朗の脚本・演出で、2016年6月に発表された『ポセイドンの牙』。今秋、タイトル末尾に「Version蛤」と冠された新バージョンが上演されるにあたり、キャストの小早川俊輔、小松準弥、森田桐矢、および伊藤の4人が作品について語った。【チケット情報はこちら】本作は、中津県乙亀市の水産高校に通う男子高校生グループ・スイサンズの面々が、海底に眠る“黄金の釣針”をめぐって海の神々や深海の生物と戦う冒険譚。スイサンズのリーダー格・須永宇宙期(前田航基)、信仰とエロの間で煩悶するクリスチャン・道井磨多井(原嶋元久)、貝殻オタクの葛先賢人(小早川)、エロで頭がいっぱいの生方英(小松)、母親が外国人で視点がユニークな萩原安打尊(森田)の5人は、通学する高校が防衛人材育成の男子校に変わるのを全力で阻止しようとするが……。衣装の制服姿で撮影に臨んだ3人は、いずれも再演からの参加。自身の演じるキャラクターについて紹介を求めると、貝殻オタクを演じる小早川は「とにかく貝と触れ合って役をつかみます!」と抱負を述べた。小松もエロで頭がいっぱいな役どころを目の当たりにして「思春期の自分に戻って、とにかく“エロ”に生きます!」と勢いよく続き、森田は「“おバカ筆頭”キャラということで、現場を盛り上げられるようなムードメーカー的な存在になれたら」とほほ笑んだ。初演では男子高校生の軽妙な会話をバックに、戦争や環境問題に対する痛烈なメッセージが浮き彫りになった。再演の狙いを尋ねると、伊藤は「2016年の内容を、より鮮烈に世間にぶつける必要性があると感じた」とひと言。根底にあるのは、戦争へのステップを踏み、先鋭化する日本や世界情勢を嘆く思い。「劇中では、戦争をもう一度やり直そうとする者たちにスイサンズの少年たちが立ち向かう。打ち勝つためには彼らの若いパワー、止められない勢いが必要なんです」とキャラクターに込めた思いを打ち明け、3人に期待を寄せた。伊藤の話を聞いていた3人は、揃って「気が引き締まりました!」と背筋を伸ばす。貝オタクの役を担う小早川は「貝について、『美味しい』以外の特別な感情を持ったことがないのですが、貝を愛していきつつ、殻に閉じこもることなく、皆さんとたくさんコミュニケーションをとっていきたい」、小松は「スイサンズの5人はさまざまな葛藤を抱えながらも、とにかくエネルギッシュ。男子高校生ならではのエネルギーや仲間を思う気持ちを、みんなで心をひとつにして演じていきたい」とそれぞれ意気込み、森田は「作品の背景となる部分をもっと考えていきたいと思いました。何も知らないで演じるより深い演技ができそうです」と頼もしい一面を覗かせた。公演は、10月13日(金)から21日(土)まで、東京・紀伊國屋ホールにて。チケット発売中。取材・文:岡山朋代
2017年09月13日人気漫画を原作に窪田正孝主演でドラマ化した「僕たちがやりました」。この度、8月1日(火)放送の第3話にお笑いコンビ「とろサーモン」のボケ担当・久保田和靖が出演することが決定した。本ドラマは、人生“そこそこ”で生きていければいいと思っている主人公・トビオ(窪田正孝)たちが、向かいにある高校の不良に仲間をボコボコにされ、ちょっとしたイタズラ心で仕掛けた不良たちへの復讐が、謎の爆発事件に発展!イマドキの若者たちが、事件をきっかけに初めて生きることに必死になり、右往左往しながらも成長していく様を、ハラハラドキドキの展開で描いた青春逃亡サスペンス。今回久保田さんが演じるのは、逃亡生活を始めた窪田さん演じるトビオと葉山奨之演じるマルが、「死ぬまでにやりたいこと」を実現させるために出かけたキャバクラに勤めているボーイ。女の子の体を執拗に触るマルを、店から追い出し「二度と来るなよ!」と威嚇する役だ。下積み時代にセクシーキャバクラで働き、その圧倒的なマイクパフォーマンスで店長まで上り詰めたという経験を持つ久保田さん。ドラマの中ではその腕前も披露しているという。また久保田さんが参加したシーンは、元々原作マンガでも描かれており、そこに登場する男性店員のモデルは久保田さん本人だと言われている。久保田さんは、「以前ポルノ映画に出たことがあり、ドラマもエロイ役なのかと思いましたが、芸人の中でも“原作がおもろい”と評判のドラマに出れると聞いたので嬉しかったですね」と喜び、共演した窪田さんについては、「同じ“くぼた”なのに、こうも顔や目の色肌の色が違うかと思いました。同じく“くぼた”として繁栄していきたいなと思いました」とコメントしている。第3話では、罪の発覚を恐れてパイセン(今野浩喜)とマルと共に海外逃亡を図ろうとするも、目の前でパイセンが警察に逮捕され、空港から逃げ出したトビオだが、自分も捕まるのではないかとおびえ、学校にも行けず家にも帰れないでいた。しばらくして空港に現れなかったマルからトビオに電話が。最初から2人との約束をすっぽかすつもりだったと、許しを請うマルを呼び出したトビオは、一緒に逃げようと提案。さらに、どうせ捕まるのなら、“死ぬまでにやりたいこと”をすべて書き出し、パイセンにもらった金で実現しようと持ちかける。同じ頃、パイセンは警察で取り調べを受け、病院では爆発で重傷を負った市橋(新田真剣佑)がリハビリに励んでいた。犯人とにらむトビオらへの復讐を誓う市橋は「あいつらを、早く見つけてこい」と仲間に命じて…。一方、「やりたいこと」の一つ目を実行するため、夜の歓楽街に繰り出すトビオとマル。2人は、初めての世界に大興奮!しかし翌朝、トビオをがく然とさせるまさかの事態が起こり…。その夜、トビオはある目的で凡下高に忍び込むが、担任の菜摘(水川あさみ)に見つかってしまう。蓮子(永野芽郁)がトビオのことを心配している、と聞かされて動揺するトビオ。そんな中、菜摘が「爆破事件と関係しているのかも…」と、事件前夜の熊野の不審な行動を話し始め――。さらに追い詰められていくトビオの逃亡生活を描いていく第3話。逮捕されることへの恐怖心から自暴自棄になり、欲求を爆発させていくトビオたちが、転落していくきっかけとなるキャバクラシーンは必見。今回も見逃せない展開となりそう。「僕たちがやりました」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年07月31日女優の川栄李奈が18日、東京・すみだ水族館で行われた「オリックスグループ」新CM発表会に出席した。今月19日から全国で放送される新CMでは、川栄は彼氏と水族館デート中のOLを演じている。撮影は同水族館にて早朝から敢行されたが、動物好きの川栄は「早い時間から生き物を見られて癒やされました。動物や生き物は好きなので、見ているだけで癒やされます」と回想。飼育員の仕事も体験しており、ペンギンやクラゲ、チンアナゴなどの世話を行った。中でも苦戦したのはペンギンの名前を覚えることで「すごく難しかったですね。腕に腕輪が付いていたり、ずっと見ていると色も違うので、それで(認識した)…」。飼育員の仕事は想像以上に重労働だったようで「暑くて汗だくになりました。飼育員の方の愛が伝わってきた」としみじみ語った。CMの内容になぞらえ水族館デートについて聞かれると「この季節とてもいい」と笑顔を浮かべたが、一緒に来たい人はいないのかと追及を受けると「どうなんですかね? わからないですけど…」と困惑の表情。「プライベートでデートはしないのか?」と続くと「しないですね…」と苦笑し、「(水族館には)家族と来られたらいいな。友達や家族と来ても子本当に楽しいと思う」とはぐらかした。イベントではマゼランペンギンの赤ちゃんの命名式も実施された。今年6月に誕生したばかりのマゼランペンギンで、川栄は飼育員の仕事体験時に1度世話をしている。久々の再会となったが「えっ! めっちゃ大きくなっている。片手サイズだったのに…」と成長に驚き。4つほどの候補から最終的に選ばれた名前は「あんこ」で、名付け親の川栄は「あんこは自分がすごく好き。あとたい焼きだったり、東京の下町っぽいなと思ったので」と命名の理由を明かした。
2017年07月18日現在公開中の『サバイバルファミリー』や『ウォーターボーイズ』『スイングガールズ』などを手掛ける矢口史靖監督と、『私は猫ストーカー』『ゲゲゲの女房』の鈴木卓爾監督が1994年からライフワークとして撮影している超低予算・超省力映画制作技術「ONE PIECE」。今回、そのDVD発売を記念して、渋谷ロフトプラス9にて監督2人によるトークショーが行われた。「ONE PIECE」は、ビデオカメラ固定で、編集もアフレコも行わない置いたままのカメラが撮えた一片“ワンピース”の四角い世界をワンシーンワンカット、1話完結ドラマとして描いた超短編映画集。そんな22年間で撮影されたDVD全63作品が現在発売中となっている。この日のトークショーでは、矢口監督はどのようにしてこの撮影方法を思いついたかについて「『裸足のピクニック』を撮影した後に時間はあるけどお金が無くて映画を撮影できない時期があって、そんなときたまたまニュースで下着泥棒を捕まえるためにベランダにカメラを仕掛けて犯人を捕まえたっていう映像を見て、固定カメラの中にリアリティーがあってこれだと思って、録画していたVHSを鈴木さんに見せたのが最初です」と説明。鈴木監督は「ワンシーンなんだけど、結構打ち合わせやセッティングに時間がかかってしまい、朝集まっても撮影するのが夜になっちゃって、僕の作品は夜が多いのはそのためです」と明かした。そして、「ONE PIECE」に20本以上出演している田中要次と唯野未歩子がゲストとして登場。唯野さんは「『女友達』が人生初めての演技で、現場に行ったら台本も無くて、しかも悪口ばっかり言う役だったから本当にトラウマです」と告白し、田中さんは「鈴木監督にナンパされてワンピースに出演するようになりました。僕はどこの劇団出身なんですかって聞かれたりするときに、どこの劇団にも所属していないので困るんですけど、よく考えたらワンピース出身なんだよね」とコメント。矢口監督は「BOBA(田中要次)さんはワンピースの常連になったんですけど、実は機材オタクで、その機材を貸して欲しくて呼んでいた部分もありました(笑)」と告白!その後、鈴木監督が選ぶ唯野未歩子出演作品と矢口監督が選ぶ田中要次出演作品を上映し、「ケーキを食べたのは誰?」と「遺言」を見た田中さん、そして唯野さんは大号泣。さらに、ワンピースの1編『五郎丸』から派生してオムニバス映画集「歌謡曲だよ人生は」に収録されている矢口監督作品『逢いたくて逢いたくて』を作った話などで盛り上がり、最後に両監督から今年はワンピースを2本ぐらい撮影しますという宣言をしてイベントは幕を閉じた。「超短編映画集ONE PIECE矢口史靖×鈴木卓爾監督作品」は発売中。(cinemacafe.net)
2017年02月20日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの知念侑李が8日、都内で行われた映画『金メダル男』の大ヒット舞台挨拶に、内村光良とともに登場した。同作は、内村が原作・脚本・監督を手掛けたオリジナル作品。2011年に内村が行った1人舞台『東京オリンピック生まれの男』をもとに、あらゆるジャンルで一等賞になることを目指す男・秋田泉一の波乱万丈な人生を描く。内村は主人公・泉一を、知念は若き日の泉一を演じる。「諦めずに立ち向かって1位を目指す」という同作の内容を振り返り、知念は「最近1位になりたいという気持ちが薄れてたな。山田(涼介)がいると、1番は山田だなと」とメンバーの名前を出してポツリ。「もう、これからは私が1番になりますので!」と力強く宣言すると、会場に集まったファンからは拍手が巻き起こり、内村は「この子、ファンの前だと調子良いんです! 取材の場だと、借りてきた猫みたいになる」とフォローしていた。監督・W主演を務めた内村は、映画の感想もチェックしていたことを明かし「だいたいが知念かわいい、知念かわいい、監督お疲れ様でした。知念かわいい、知念かわいい、監督ありがとう」と、知念の感想ばかりだったとクレーム。「”知念きゅん”というのがありましたが、それはスルーしました」と複雑な心境を吐露した。しかし、内村はその後「知念の演技が褒められているのを見ると嬉しくてね」と笑顔に。「ダンスに長けてる部分があって、大画面に映える人じゃないかなと思います」と語り、”親心”を見せていた。知念は「めったに観に行ってくれないような、メンバーの高木(雄也)が観に行ってくれて」とメンバーの反応を嬉しそうに語る。「ずっと僕が映画の中でやる詩を真似してました」と話すと、会場も驚いた様子だった。また、舞台挨拶にはサプライズゲストとして出川哲朗も登場した。
2016年11月08日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの知念侑李が、きょう24日(19:00~20:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『痛快TVスカッとジャパン』の2時間スペシャルに出演。名物キャラクター・イヤミ課長(木下ほうか)を見て「うちの会社(ジャニーズ事務所)にはいません!」と断言する。今回、イヤミ課長が登場するのは「後輩に1円もおごらない世界一器の小さい上司」。スタジオにゲスト出演する知念は「あんな上司(イヤミな上司)は、うちの会社にはいません!」と力説し、「笹原さん(穏やかな上司)のような人しかいませんよ」と主張する。このほか、菜々緒演じる「ドS鬼CAエリカ様」には、高橋メアリージュンが冷酷美人CAとして新たに登場。加藤諒は、迷惑ユーチューバー、片瀬那奈は合コンで役割分担を強要する迷惑な先輩として出演する。スタジオゲストの小林幸子は、女性たちの合コンチームプレイの存在を初めて知って「私、行ったことないから行ってみたい!」と参戦希望を表明。青春ショートドラマ「思い出スカッと」では、感動のあまりに涙を流してしまう。
2016年10月24日元AKB48のメンバーで女優の川栄李奈が20日、都内で行われた映画『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)のジャパンプレミアイベントに、共演の東出昌大、池松壮亮、菅田将暉、戸田恵梨香、船越英一郎、佐藤信介監督とともに登場した。同作は作・大場つぐみ、画・小畑健の大ヒット同名漫画の実写化シリーズ最新作。夜神月/キラ(藤原竜也)とL(松山ケンイチ)が、「名前を書かれた人間は死ぬ」という"デスノート"を巡って行った戦いから10年後を描く。川栄はデスノートの持ち主・青井さくらを演じる。藤原主演の映画前作を小学生の時に観ていたという川栄は「『デスノート』を観て、家にあるノートでも書けるんじゃないか的な。名前書いてみよっかな的な」と考えたことを振り返り、「文房具屋さんで黒めのノートを探して、名前を書きました」と告白した。作中では、名前を書かれた者は死に至るという設定のため、菅田が「誰かを殺そうとしたってこと……?」とツッコミ。川栄はしどろもどろになり弁解するも、再度菅田から「要は人を殺そうとしたってこと」とまとめられていた。また、作中での役については「好奇心でデスノートを試していた自分が、本当にデスノートに名前を書けているという。興奮しました」と喜びを表した川栄。佐藤監督からもその狂気の演技を「怖かったですね本当に」と評価されていた。
2016年10月20日内村光良と知念侑李(Hey! Say! JUMP)が9月13日、都内で行われたダブル主演作『金メダル男』の完成披露試写会に出席。「初主演でプレッシャーや不安もありましたが、すてきな作品ができたので、映画界の金メダルをとりたいと思います」(知念)、「はい、この映画で金メダルをとりたいと思います(笑)」(内村)と宣言した。『金メダル男』/その他の画像内村にとって、『ピーナッツ』『ボクたちの交換日記』に続く監督3作目となる本作。2011年に上演された内村のひとり舞台「東京オリンピック生まれの男」を下敷きに、内村自身が監督、原作、脚本、主演の1人4役をこなし、世の中のありとあらゆる“一等賞”に挑み続ける不屈の主人公・秋田泉一の奮闘をおかしくも切なく描く。知念は泉一の青年時代を演じる。以前から映画化を熱望していた内村は「今日は壇上に立ち、感無量です」と胸を高鳴らせ、黄色い声援を浴びる“2人1役”の相棒・知念に対しては、「人気の高さに驚いております。こんなに成長して、今では立派な主演になりました」と目を細めた。劇中でアクションやダンス、さらには“変顔”も披露する知念は、「内村監督が直接、『こうやるんだよ』と面白い顔や動きを見せてくださった」と舞台裏を告白。これに対し、内村監督は「最初は抵抗感もあったみたいですが、いつしか自ら変顔をするようになった。こんな知念は見たことがない」と太鼓判を押し、「とても整った顔をしているので、崩すのが大変だった」(知念)、「自分で言うな!」(内村)と丁々発止のやりとりも披露していた。完成披露試写会には内村と知念に加えて、木村多江、土屋太鳳、平泉成、宮崎美子が出席した。『金メダル男』10月22日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年09月13日“家族写真”といえば、記念日に写真スタジオでかしこまった写真を撮るイメージ。しかし依頼者とフォトグラファーをつなぐマッチングサービス「fotowa(フォトワ)」は違います。 “自然でおしゃれな家族写真”の撮影のためプロのカメラマンが出張してきてくれ、好きな場所がそのまま写真スタジオになるユニークなサービスです。今回はfotowaが開催した“親子の日フォトセッション”にお邪魔し、フォトセッションでの撮影風景からfotowaの実態(!?)、フォトグラファーの思いまで、出張写真撮影マッチングサービスの生の声を拾いました。撮影:中村レオさんfotowaの“親子の日フォトセッション”とは?fotowaは、ストックフォトサイトPIXTAを運営するピクスタ株式会社が2016年2月に始めた新事業。インターネットでプロのフォトグラファーに写真の出張撮影が頼めるサービスです。なんと、フォトグラファーとの予定が合わせられれば前日までも予約可能というから驚き。そんなfotowaが7月にプロのフォトグラファーによる撮影体験会を実施。7月第四日曜日の「親子の日」にちなんで、親子に豊洲で親子写真を撮影していました。現場では、終始自然な笑顔を見せるご両親、カメラに構えることなくリラックスする子どもというなんとも微笑ましい光景があり、ただ見ているだけの筆者もいっしょに楽しくなってしまいました。「楽しかった!」参加ご夫妻気になるのはやはりご家族の感想。実際に撮ってみてどうだったのでしょうか?撮影が終了したばかりのご夫妻にお話を伺いました。フォトセッションのメイン、親子丼フォト。お父さんが迫り来るお箸と戦っています!撮影:中村レオさんママ編--今回このイベントに参加されたきっかけはなんですか?普段3人で遊んでいても私が夫と子どもを撮ることが多くて、家族の写真は旅行やお宮参りなど“記念”写真しかないんです。写真もスマホで撮ったものばかりなので、家族3人の日常をきちんと残した写真がもっと欲しいと思っていました。夫に「こういうイベントあるけどどう?」と聞いたときに二つ返事で「いいよ」と言ってもらえたこともあり、応募しました。--実際に撮影されてみてどうでしたか?楽しかったです!カメラマンさんが子どもの撮影に慣れていたので、息子もすぐに打ち解けてくれました。男の人って普段そんなに写真を撮らないので、夫にとっても珍しい機会で良かったです。撮影風景は体当たり!どんぶりを持つスタッフさんの腕はぷるぷると震えていましたパパ編--今回奥様からフォトセッションの話を受けた際、二つ返事でOKだったそうですが、内心はどうでしたか?内心は「写真かあ…あんまり得意じゃないな」って思っていたのですが、記念に残るからいいか、という感じでしたね。僕はあんまり写真を撮るのがうまくないので、いつも写真を撮るのが妻になっていまい、僕と息子の2人だけの写真が多かったというのもあります。--実際に撮影されてみてどうでしたか?やっぱり緊張しましたし、慣れないなと思いました。でも2人が楽しそうで良かったなと思っています。僕自身もやっぱり慣れなかったですけど、まあまあ楽しかったです(笑)。「父と一緒に写っている写真が欲しかった」 / 事業責任者:李婧(セイ)さんどういった思いを持って“家族写真”を出張撮影するマッチングサービスを始めたのか。事業責任者の李婧さんにもお話を伺いました。ピクスタ株式会社李靖さん--どうしてこのfotowaというサービスを始めたんですか?PIXTAはフォトグラファーに“インターネットを通じて活躍できる場”としてストックフォトサービスを提供してきました。でも、ストックフォトだけでなくフォトグラファーがもっと活躍できる場があるんじゃないか?と考えたときに出てきたのがfotowaだったんです。スマホの撮影写真、写真加工やインスタグラムなどが流行っている今、「写真はデータで」「自然でおしゃれな写真を」という需要があります。かしこまった写真館での撮影とは違った写真の価値をユーザーに提供できると考えてfotowaというサービスを始めました。--フォトグラファーさんはどうやって選んでいるんですか?作品や実技、面談の審査があります。“家族写真”を撮るときに大切なのは、写真を撮る側が「自分が取りたい写真ではなく、依頼者が撮って欲しい写真を撮る」こと。どんなに綺麗な写真でも、それを依頼者家族が“自分たちの写真”として欲しいかどうかは別問題ですから。そういったことを面談で確認します。フォトグラファー向けのセミナーを実施して、フォトグラファーのクオリティ向上も図っています。--fotowaを利用するかたにメッセージをお願いします。私個人の話になるんですが、父が写真好きで、子どものときの写真もだいたい父に撮ってもらったんです。fotowaを始めてから、「自分が子どものころはどうだったっけ?」と思って写真を見返したら、自分が写っている写真しかなかったんですよ。子どものときはなんとも思わなかったのですが、いまこの歳になってみると、それがすごく寂しい。私が小さかったころ、その頃の若かった父といっしょに写りたかったと感じました。fotowaに撮影を依頼していただくときに、「自分は写らなくていいから子どもをかわいく撮って」というご両親も多いんですが、私自身の経験から、お子さんが大きくなって見返したときのために、みんなでいっしょに写ってもらいたいと考えています。また、とにかく気軽に使って欲しいと思っています。宅配ピザみたいな感覚で、気軽にフォトグラファーを呼んで欲しいです。「ここに行ったという思い出を写真に残して欲しい」 中村レオさん / フォトグラファー走ったり、膝をついたり、体を捻じ曲げたり…“最高の一瞬”を捉えるためにとにかく体当たりで撮影に挑む中村さん。撮影後、息も切れ気味な中村さんにどういった思いで撮影しているのかお聞きしました。フォトグラファー中村レオさん--どうして家族写真を撮り始めたんですか?僕はもともと車や時計、楽器といった“愛用品”を専門で撮っていたのですが、そのなかで“愛用品”というのは物だけでなく、場所や時間も含まれるのだと考えるようになりました。写真スタジオでなく外で撮影し、「ここに行った」という“思い出”を写真に残してもらいたくて、出張で人や家族の写真を撮っています。--子どもの写真撮影は大変じゃないですか?子どもは「こっち歩いてきてください~」なんて大人のようにはいかないですね。自分が追いかけて、子どもの目線で撮るので、すごく大変です(笑)。--子どもを撮るときにコツはありますか?ひたすらシャッターを切ることがコツです。タイミングを待って、「きた!」とシャッターを押しても、その一瞬は過ぎてしまっている。なので、とにかくためらわずにシャッターを切ってそこからいいショットを選ぶんです。今日も、親子1組あたり8000枚くらい撮っていますよ。撮る側が狙っていると、子どもも構えちゃいますしね。ひたすら撮るのがとても大事です。全力で撮影に挑む中村さん--どういう気持ちで家族の写真を撮っていますか?子どもといっしょに楽しんでいます。「撮らせてあげる」「撮ってあげる」ではなく、撮る側と撮られる側が対等になり、お互いに楽しむことでいい写真が撮れると考えています。写真を受け取ったご家族の感想実際に写真を受け取ったご家族からはかなり喜んでいただいている様子。そのメッセージを一部ご紹介します。写真、とっても素敵でビックリしました。さすがプロの写真は違いますね~普段私たちが撮る時は(子どもに)笑って笑って~と声をかけて撮るんですが、自然な笑顔との違いに驚きです。普段両親と一緒の時にこんな良い顔してるのね、とちょっと照れました笑子どもが「途中で眠くなってグズって残念~」と思いましたが、写真になってみるとそんなアクシデントもまた赤ちゃんらしい思い出となりました。「私、こんな表情してるんだ…」と、母になった自分の姿を見ることができたのも、嬉し恥ずかし喜びです。笑あまり天気が良くなかったのに、きれいに明るく撮っていただけてめちゃめちゃうれしいです!!時間や撮影枚数にとらわれずいいと思ったシーンや表情を、自由にカメラマンさんが抑えていただいたのがとっても好印象でした。 /山田さまどれも日頃撮れないようなお写真ばかりで本当に良い機会をいただけたことに感謝しております。fotowa様、とても親しみやすく今後もぜひ利用してみたいと思いました。 / 高橋さまとっても自然体の親子!!撮影:中村レオさん依頼者とフォトグラファーが一丸となって自然な“最高の一瞬”を写真に残すfotowaのサービス。現在は一都三県のみのサービス提供ですが、実は近年中に全国展開の予定も立てているそうで、地方でもフォトグラファーが気軽に呼べる日も近い様子。家族の写真だけでなく、女子会や記念日など幅広いシーンで利用できるので、“素敵な思い出”を思い出だけで終わらせないために、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか?> fotowa公式サイトはこちらライター:山口聖子
2016年09月02日ドラマや映画で、眼光鋭く主人公を見つめたり、画面に登場するだけでほっこりさせたり、脇役ながらも気になる存在感を放つ中村靖日さん。「普段の僕は、どちらかというと周りから半歩か1/3歩くらい下がっているのが居心地いいっていう性質なんです。この仕事に関しても、自分ではずっと小石を積み上げている感覚。でも、気づいたら小さな山ができていたってところなのかなと」その中村さんが舞台『8月の家族たち』に出演する。メリル・ストリープ主演の映画でも知られる今作は、ピュリツァー賞やトニー賞を受賞した舞台で、現代アメリカ演劇の金字塔ともいわれている。「ブラックコメディと伺っていたのに、映画を観たらシリアスで重たいんですよね。でも、演出のKERA(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)さんがブロードウェイの舞台を映像で観たら、現地では観客がどっかんどっかん大笑いしていたそうで。同じ脚本なのにそれだけ違う印象になるんですから、今回は今回でまた別モノになるんじゃないでしょうか」役柄は、物語の中核を担うウェストン家の親戚リトル・チャールズ。常盤貴子さん演じる次女・アイビーとは、従兄弟同士ながら愛を育む。「エキセントリックな人々とニュートラルな人たちの間で、気は優しいけれど少し抜けているっていう、ちょっと違うベクトルの役なんです」家族の物語ながら、薬物依存にアルコール依存、不倫あり。悪口雑言が飛び交い、衝撃の展開へ。「人間って生きていると、まさか自分に降りかかるなんて、というような経験があると思うんです。それを増幅させたのがこの物語。誰しも自分を重ねられるシーンがきっとあるはずです。毒だらけのセリフにも共感する部分があったり。だから、ある種のデトックスみたいな気持ちで、“わかる~”って思いながら観ていただければと思います」◇5月7日(土)~29日(日)渋谷・Bunkamura シアターコクーン作/トレイシー・レッツ上演台本・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ出演/麻実れい、秋山菜津子、常盤貴子、音月桂、生瀬勝久ほかS 席1万円A 席8000 円コクーンシート5000円BunkamuraチケットセンターTEL:03・3477・9999(10:00~17:30)大阪公演あり。◇なかむら・やすひ武蔵野美術大学在学中に自主映画の制作に関わり俳優の道へ。近作にドラマ『ATARU 』『悪党たちは千里を走る』など。KERA作品は舞台『世田谷カフカ』以来2作目。◇父(村井國夫)が失踪し、家族が久々に集まる。だが薬物の過剰摂取で錯乱状態の母(麻実)と三姉妹(秋山、常盤、音月)との関係はギクシャク。そこに新たな火種が投下され…。※『anan』2016年5月4日‐11日合併号より。写真・中島慶子インタビュー、文・望月リサ
2016年05月03日