恋愛番組「オオカミ」シリーズの最新作「虹とオオカミには騙されない」が8月1日より放送スタート。メンバーたちの健気なアプローチや真っ直ぐな恋愛模様に「応援したくなる」「共感しまくり」「これからが楽しみ」といった今後に期待する視聴者の声が寄せられた。 同番組は、最高の恋を手にするために集まった男女が、デートや共同作業を通して、真実の恋を叶えようと奮闘する姿を映し出す恋愛番組。しかし、メンバーの中には、恋をしない“嘘つきオオカミ”が男女のどちらか一方に1人以上潜んでいる――。 今回の出演メンバーは、モデルのアリアナさくら、安斉星来、女優の和内璃乃、ダンサーのmomoca、TikToker・モデルの加藤乃愛、モデル兼俳優の大平修蔵、俳優の西岡星汰、堀海登、アーティストのYOSHIKI EZAKI、俳優の山下航平。そしてスタジオMCは横澤夏子、飯豊まりえ、滝沢カレン、神尾楓珠、そしてスペシャルゲストにHKT48の矢吹奈子を迎え、夏の恋物語の始まりと、まっすぐ、自由に恋を楽しむメンバーたちの様子を温かく見守る。▽映画みたいなデートに熱心なアプローチ…胸高鳴る必見シーンもメンバー全員の対面のあと、1泊2日のグループデートで距離を縮めることに。ホテルでは、第一印象で最も気になった相手にそれぞれブレスレットを渡す“ファースト・ブレスレット”の時間が始まり、初日には男性メンバーから、2日目には女性メンバーから渡される。 海辺で2ショットになったのは、しゅうぞうとさくら。しゅうぞうは、初対面の時からさくらの無邪気な笑顔に魅了された様子で「さくらと話してて楽しかった。ブレスレットをもらってください」と真剣に想いを伝えた。その後、静かに夜の海を見つめる2人の姿に、「まるで映画みたい…」「ドキドキする…」と視聴者。一方、初めからモモカに惹かれている様子のしょうたは、神社でモモカと2ショットに。神聖な大木の前で「願い事をしながら木を一周まわったら願いが叶うらしい」と言い、それを実践。しょうたは「第一印象がモモカちゃんで、これからもっと仲良くなりたいなって思ってお祈りしました」と真っ直ぐに伝え、ブレスレットを渡した。最年少男性からの、年上女性への熱心なアプローチに「ドキドキする…」「一生懸命で可愛い」と見守っていたスタジオも反応。その後の女性部屋は今日の感想で大盛り上がり。▽“恋愛不器用女子”の健気なアプローチ一夜明け、モモカをテラスに呼び出したセイラ。「第一印象しゅうぞうくんがいいなって…」と伝えていたが、しゅうぞうはさくらにブレスレットを渡したため、悩んでおり、プライベートでしゅうぞうと親交があったモモカを呼び出したのだ。そして、ついに水族館でしゅうぞうと2ショットになったセイラは、目が合うだけで照れてしまう。意を決して「誰が気になっている?」と尋ねるも、「今はさくらちゃん」と回答が。さらに、「どうしたらしゅうぞうくんに見てもらえるかな?」と質問すると、「…ズルくない?それ質問にするの」と心揺さぶられた様子を見せた。▽次回、遅れてきたメンバーの登場で大きく変化が…第2話は、第一印象で気になった相手に渡すファーストブレスレットを、Takiも渡すことに。Takiの登場により、しょうたやしゅうぞうがアピール合戦を繰り広げる。また、しゅうぞうを巡る不器用女子たちの三角関係が展開。新メンバーの登場により、恋模様は大きく動き出すかもしれない。「虹とオオカミには騙されない」第2話は8月8日(日)22時~ABEMAにて配信。(cinemacafe.net)
2021年08月08日一定の条件がそろった時にのみ、見ることができる虹。もしも虹が見れた日は、「いいことがありそう」「幸せな日になるかも」と思えますよね。空に虹が!撮影した1枚が違う意味で話題に柴犬の、ちゃちゃ丸くんと暮らす飼い主(@ChaChamaru_03)さんは散歩中、空に虹がかかっていることに気付き、撮影したそうです。写真をTwitterで公開すると、なぜか「お腹がよじれるほど笑った」「情報量が多すぎ!」などの声が続出。多くの人が笑いをこらえきれなかった理由が分かる写真がこちらです。虹だーーー!!!!! pic.twitter.com/6WsbJCtCl3 — 柴犬ちゃちゃ丸 (@ChaChamaru_03) July 28, 2021 見上げると空には美しい虹が見えます。そして目線を下すと、そこには青々とした芝生…と思いきや!まさかの、ちゃちゃ丸くんはウンチタイム中。今だかつてこんな光景を見たことがある人はいるでしょうか…。ウンチと虹の共演に、こう思った人もいることでしょう。「最高に運(ウン)気が上がりそうな写真だなあ」確かに撮りたくてもなかなか撮れないタイミングと考えれば、かなり珍しい写真といえそうです!投稿は反響を呼び「落ち込んでいたけど、笑いすぎて元気が出てきた」「これぞ解放感…」「強運すぎ!」などの声が寄せられました。中には、「保存して待ち受けにしたらいいことがありそう」といった声も。いろいろな意味で珍しい1枚に、多くの人が笑顔になったようです![文・構成/grape編集部]
2021年07月31日8月より配信スタートとなる「オオカミ」シリーズ10作目「虹とオオカミには騙されない」の挿入歌に、韓国のボーイズグループ「Stray Kids」の楽曲「My Pace -Japanese ver.-」が決定。本編映像を含むトレーラーも初公開された。最高の恋を手にするために集まった男女が、デートや共同作業を通して真実の恋を叶えようと奮闘する、リアルな姿を映し出す同番組。しかし、メンバーの中には嘘つきオオカミが潜んでいたり、今シーズンだけの特別ルールがあったりと、メンバーを惑わせ、恋心に拍車をかける。そんな本作をより盛り上げてくれる挿入歌を担当するのは、韓国の8人組ボーイズグループ「Stray Kids」。先月発表したシングル「Mixtape : OH」は、ビルボードのワールドデジタルソングセールスチャートで1位を獲得。ワールドワイドに活動する彼らは、若年層を中心に幅広い世代から人気を集めている。そして今回決定した挿入歌「My Pace -Japanese ver.-」は、2018年にリリースされ、MVの再生回数1億回を突破した「My Pace」の日本語バージョン。「今は自分だけの道を行けばいい」という歌詞があり、なりふり構わず自分らしく歩むことをテーマにした、明るいメロディーとアップテンポなリズムが特徴の応援ソングだ。挿入歌決定にあたり、リーダーのバンチャンは「たくさんのドラマが生まれるであろう番組をどう彩るのか、僕たち自身も楽しみにしています」とコメントしている。「虹とオオカミには騙されない」は8月1日(日)22時~ABEMAにて配信。(cinemacafe.net)
2021年07月29日ABEMA恋愛番組「虹とオオカミには騙されない」より、「back number」の書下ろし新曲「黄色」を使用した本編映像を含むスペシャルトレーラーが公開された。同番組は、8月から始まる「オオカミ」シリーズの10作目となる最新作。最高の恋を手にするために集まった男女が、デートや共同作業を通して真実の恋を叶えようと奮闘する様子を配信していく。主題歌に「back number」の新曲が決定したことが発表された際には、楽曲の一部を使用したスペシャルムービーがYouTube急上昇にランクインし、視聴者からも「神曲すぎる」「back number×オオカミ、最高」「新曲染みる…放送日が待ちきれない」といった声が寄せられていた。そんな今回の新曲「黄色」は、叶わない相手への溢れそうな思いと葛藤する感情を歌い上げたバラードとなっている。公開されたスペシャルトレーラーでは、「黄色」が流れ、本編映像も観ることができる。また、番組放送開始に先駆け、「虹とオオカミには騙されない」の 番組公式TikTok、Instagramでは「オオカミ捜査」と題して出演者の恋愛観に迫るインタビュー動画を公開。恋に落ちる瞬間や、どんな告白にときめく?、嘘を見抜くのは得意?など、気になる内容が語られるインタビュー動画は、公開3日で映像再生回数が270万再生を突破している。「虹とオオカミには騙されない」は8月1日(日)22時~ABEMAにて配信。(cinemacafe.net)
2021年07月27日宮藤官九郎が作演出を務めるロックオペラシリーズ「大パルコ人」。のん、村上虹郎らフレッシュな面々を迎え、ついにその第4弾が今夏上演される。そこで宮藤に、本作にかける想い、現段階の構想などを訊いた。シリーズ全作の作演出はもちろん、作詞と演奏、出演も兼ねてきた宮藤。本作が自身にとってどういった存在なのかを問うと、意外な答えが返ってきた。「演劇という形態を借りて、公然とバンド活動が出来る場ですね。ただ台本を書くのは、実はどの作品よりも辛くて。4作目にしてその理由がやっとわかったんですけど、それぞれの出番を考えつつ、物語に必然性があるように、流れに沿って、まぁまぁ面白い歌詞を書かなきゃいけない。だからいつもの倍以上時間がかかっちゃって。でも最終的に、舞台上でバンド演奏が出来る。そのご褒美に向かって、ひたすら辛い作業を重ねていく感じです(笑)」舞台は、戦争によって人口が100分の1にまで減った2055年の渋谷。そして“超能力もの”、普遍的な“ボーイ・ミーツ・ガールもの”になると言う。「予知能力があるんだけど、その時にどうしても屁が出ちゃう男の子と、テレパシーが送れるんだけど、その時にすごく顔がブサイクになっておじさんの声になっちゃう女の子の話です。なんか今、世の中が不穏ですからね。明るい話にしたいなと思って。あと今回は、お話がうまく収束しなくてもいいかなと。なんか気持ちいいところ、みんなでワーっと盛り上がって、最後の曲が良ければ、それでいいんじゃないかなと思っているんです」のんとは、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』以来となる念願の顔合わせ。「いつか一緒にやりたいとずっと思っていたんです。すごく特別な女優さん、その理由を言葉にするのは難しいですけど、強いて言うなら、テクニックでなんとなく成立させようとしないところが僕は好きです。みんなが出来るようなことを彼女には要求しないし、やらなくいいと思いますし、彼女の面白い部分だけで見せることが出来たらいいなと思います」最後に宮藤は、少し照れたように笑いつつこんなことを語った。「セリフにもあるので恥ずかしいんですけど、“生きてることはもう特別”っていうのが今回のテーマです。生きてるって、もうそれだけで素晴らしいじゃないかと。とにかくお客さんをいっぱい笑かしたいですし、最終的に生きててよかったってことを実感してくれたら嬉しいなと思います」公演は8月9日(月・祝)から8月31日(火)まで東京・PARCO劇場にて上演。その後、9月4日(土)~12日(日)に大阪・COOLJAPANPARKOSAKAWWホール、9月15日(水)~17日(金)に宮城・電力ホールと各地を巡る。大阪公演は7/22まで抽選先行のエントリー受付中。取材・文:野上瑠美子
2021年07月21日映画『孤狼の血 LEVEL2』(8月20日公開)の完成披露プレミアが20日に都内で行われ、松坂桃李、鈴木亮平、村上虹郎、西野七瀬、早乙女太一、斎藤工、滝藤賢一、中村獅童、吉田鋼太郎、白石和彌監督、柚月裕子(原作者)が登場した。同作は第69回日本推理作家協会賞受賞、『このミステリーがすごい! 2016年版』国内編3位に輝いたベストセラー小説の実写映画化作。数々の映画賞を総なめにした、白石和彌監督の映画『孤狼の血』の続編となる。MCのケンドーコバヤシが「正直引いてる」というくらいの恐ろしさを見せた鈴木は「ずっと攻めの芝居だったので、悪役としての醍醐味があって、こんなに攻めてばかりの役は今までなかったなというのはありました」と振り返る。早乙女は「鈴木さんが撮影なくてもたまに見に来られたりするんですけど、鈴木さんだと気付かずに、ジャージにマスクで広島のやばい奴が来たんじゃないかなって。すごい人が撮影現場に絡みに来たと思って怖かったですね」と苦笑した。鈴木は「正直キツい部分が多かった。人の命をそうする(奪う)以上、削られてく部分もあるので。この役を演じる責任というか、しょうがないところだなと思って演じてました」と影響を受けていた様子。そんな鈴木から蹴られるシーンのあった村上は「しばらく立てなかったです」としみじみし、「相当来ましたよ。他にも顔を掴まれたりするシーンがあるんですけど、力の加減違いますからね。僕の思ってたのと違う。首、いくかと思いました」と明かした。村上の言葉に、鈴木が「自分で思う力と他人が感じる力が結構違うみたいで、自分はすごく(力を)抜いたのに『そんなだったか』 と」と告白すると、ケンドーコバヤシが「悲しいモンスターみたい。自分は愛したいのに……」と応じ、鈴木は「握りつぶしてしまう」と苦悩。一方で、「蹴りで言うと、滝藤さんからの僕への蹴りは、僕が受けた史上1番強かったです」という鈴木に、滝藤は「思い切りいきました」と胸を張る。鈴木は「Jリーガーみたいな。まさかそこまでとは思ってなかったんで、ちょっと息できなかったですね」と語った。
2021年07月20日映画『孤狼の血 LEVEL2』(8月20日公開)の完成披露プレミアが20日に都内で行われ、松坂桃李、鈴木亮平、村上虹郎、西野七瀬、早乙女太一、斎藤工、滝藤賢一、中村獅童、吉田鋼太郎、白石和彌監督、柚月裕子(原作者)が登場した。同作は第69回日本推理作家協会賞受賞、『このミステリーがすごい! 2016年版』国内編3位に輝いたベストセラー小説の実写映画化作。数々の映画賞を総なめにした、白石和彌監督の映画『孤狼の血』の続編となる。イベントでは、OPで本作で俳優デビューを飾ったoguriが所属するs**t kingzが『孤狼の血』テーマソングをバックにオリジナルダンスも披露。登場した松坂は「3年分のたまっていた思いをぶつけたい」と意気込み、前作で役所広司からもらったというライターも「個人的にお守りのようにずっと持っていたんです。そのあたためたものを『LEVEL2』では全部ぶつけたい」と気合いを入れた。斎藤は松坂のライターについて「他の仕事で狼からかわいいくまさんに変身してたんですけど、その時にもライターを片時も離さず持ってらして」と、『パディントン』で声優を務めた際のエピソードも披露。「続編に賭ける意気込み、松坂さんが背負ってるもんをひしひしと感じました」と明かした。また、スナックのママ役を演じた西野は「地毛を全部ブリーチして、自分では見たことないという新鮮さがありました」と振り返る。松坂が後ろから西野に迫っていくシーンもあり、松坂は「監督がノリノリでした」と撮影の雰囲気を語った。イベントでは「たいぎいんじゃあ選手権」を実施。広島弁で「うざったい、かったるい」を表すセリフを鈴木が作中で迫力たっぷりに叫ぶことから、役者陣もそれぞれの地元の言葉で同じ意味を叫ぶことに。松坂・西野・村上・滝藤チームと、鈴木・早乙女・斎藤・獅童・吉田チームにわかれ、MCのケンドーコバヤシが判定する。獅童が「なんや、じゃあくさい」と叫び先陣を切ったが、斎藤が「パディントンだよ」とかわいく決めたために、「大喜利じゃないですよね?」と審議が。最後には西野が「むっちゃめんどいわあ」と大阪弁で吐き捨て、松坂が「言われたくないですが、M気質な感じとしては『ありがとうございます』みたいな」と告白し、ケンドーコバヤシの判定で松坂チームの勝利となった。
2021年07月20日お笑いコンビ・しずるの村上純が12日、YouTubeチャンネル『中田敦彦のトーク - NAKATA TALKS』に出演。動画「天才脚本家コンビ・しずる村上さんと初コラボ!」内で、自身に起こったお笑い観の変化を明かした。「コロナになってからのこの約1年くらいで、人間として芸人として人前に出るとか、ものを作る上で、だいぶマインド的なものが変わって」と話す村上。バッファロー吾郎Aと真面目にトークする配信を経て、自分は「人生における欲求・目的の一番がお笑いじゃないって気づいた」という。これに対し、中田が「えー! それはすごい発見ですね」と驚くと、村上は「人の話聞くのと、自分の話するとか、二人で共有して何かを話すってことが第一目的で、そのコミュニケーションツールとしてお笑いがあるのが自分の理想」と明かす。村上は「1年目なんて、クエスチョンマークが来たら『全部大喜利で返さなきゃいけない』とか」「取材でウソばっかついてたし、誰かと話すんだったら、その話にオチがあるとか、ボケてツッコむとか笑いがないといけない」と“若手芸人病”にかかっていたと言い、つい最近までもそう思っていた。しかし「それを取っ払って(バッファロー吾郎Aと)90分話してみて、それまでお笑いを意識して話してたものとちょっと違う方向に行って、そこで話してるみんなで爆笑になることがある」と発見。意図せずとも、自然な流れで笑いが起こる瞬間があった。さらに「その間の笑いがない時間は何で処理しているかっていうと、面白いが2種類あってっていう風にA先生と帰結したんだけど、いわゆるお笑い芸人の笑いは“ファニー”の笑いで、それまで笑いのない時間で耐えられるのは“インタレスティング”の面白い時間だっていう。興味深いって面白ささえあれば、観ている人は聞けるんだ、観られるんだっていう傾向が見えた」と持論を展開した。続けて村上が「あっちゃんはそれに結構前から気づいてたんじゃないかなって」と問うと、中田は「僕自身はインタレスティングがどちらかと言うと得意なほうだと思うんです。YouTubeでやってるのもインタレスティングをベースにファニーを混ぜていくっていうか。逆に言うと、インタレスティングを求められるタイプでもあるんですよ」と返答。そして「僕の中でちょっとコンプレックスだったのが、インタレスティングをやっていくというよりも、ファニー原理主義の人がいっぱいいるじゃないですか? インタレスティングに逃げるなと」「僕は自分が亜流だなって思ってた」と自己分析しながら、「村上さんは僕のイメージではファニーというものが何かをコントっていう文脈で追求している方だと思っていたので、そっちなんだっていうのは意外であると同時に嬉しいです」と率直な気持ちを伝えていた。
2021年07月14日俳優の松坂桃李が主演を務める映画『孤狼の血 LEVEL2』(8月20日公開)の予告映像が、このほど公開された。同作は第69回日本推理作家協会賞受賞、『このミステリーがすごい! 2016年版』国内編3位に輝いたベストセラー小説の実写映画化作。数々の映画賞を総なめにした、白石和彌監督の映画『孤狼の血』の続編となる。今回公開されたのは、西野七瀬が演じる「スタンド華」のママ・近田真緒と、その弟である村上虹郎が演じる近田幸太(通称・チンタ)のキャラクター動画2本。チンタ編では、「ひーさんのことほんまの兄貴じゃあ思うとる」と無邪気な様子のチンタが、様々な状況に巻き込まれていく様子が描かれている。一方、真緒編では、厳しい言葉をかけつつも弟を常に心配する、面倒見のいい姉御肌の強い女性である真緒の姿が描かれている。
2021年06月29日本日6月24日(木)から全世界同時配信となるNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』から、サプライズ満載な超豪華カメオ出演者が一挙発表された。山田孝之を主演に迎え、“放送禁止のパイオニア”として時代の寵児となった村西とおると仲間たちの狂乱を描いた本作。2019年8月に全世界独占配信されるや否や、キャスト陣の渾身の熱演と痛快なストーリーで、社会現象と言っても過言ではない一大旋風を巻き起こした。シーズン2では「空からエロを降らせる」べく、新たな野望である衛星事業に乗り出す村西の規格外の転落劇が描かれており話題となっている。シーズン1でも麿赤兒、西岡徳馬、矢部太郎、ジャッキーちゃん等、カメオ出演者が発表され話題になった本作だが、シーズン2でも既に予告で登場している永瀬正敏、スピードワゴンの他にも豪華な面々がカメオ出演している。今回発表されたのは、TVレポーターに扮した水川あさみが白いスーツと眼鏡を身にまとい、澄ました表情で相手を見つめているカットや売れっ子アイドルを演じた桜田通。大きなミラーボールを背に、ド派手な衣装で堂々たる笑みを浮かべるストリップダンスのコーチを演じた草刈民代や、カメラを担ぎ必死で何かを撮影しているスタッフを演じた村上虹郎の姿など、バラエティに富んだキャストとなっている。そして、全8話の本編内には、タレント、コメンテーター、MCなどマルチに活躍するラサール石井や、水道橋博士、ガダルカナル・タカ。お茶の間で見ない日は無い友近、カンニング竹山、木村祐一、ゆりやんレトリィバァ、小杉竜一、バッファロー吾郎Aなどの人気お笑い芸人も豪華参戦。また、ヒップホップシーンを牽引する伝説のラッパー般若の姿も。さらには、日本を代表するバイプレイヤー、木下ほうか、田中要次、近藤芳正。それぞれの気になる役どころは、ぜひ本編でチェックしてほしい。Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』6月24日(木)より全世界同時配信
2021年06月24日現在公開中のシリーズ完結作『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』が、2部作合わせて興行収入50億円を突破したことが分かった。合わせて、チーム“るろ剣”のオフショットも公開された。6月4日より『The Beginning』が公開スタートした本シリーズ。SNS上では、「『るろうに剣心最終章 The Beginning』を観ると『るろうに剣心 最終章 The Final』が観たくなる。両方観ると心に沁みる」、「The Beginning見てからのThe Finalは縁と剣心の闘いが違ってみえました。そしてまた、The Beginningが見たくなる…」などと、両方観ることでまた違って見えるという声が多く上がっている。主演の佐藤健は「『るろうに剣心 最終章』は2つで1つ」、大友啓史監督も「コインの裏表のような作品」と語る通り、縁との壮絶な死闘を描く『The Final』、剣心の頬の十字傷の謎が明かされる『The Beginning』、両方を観ることで、シリーズは完結し、そして完成することが分かる。先日公開がスタートした『The Beginning』は、週末動員ランキングで初登場No.1を獲得し、『The Final』も同ランキングで2位となり、日本映画史上初となる1位・2位独占の快挙を達成。6月17日時点で『The Final』の累計動員数は266万人、興行収入は37.5億円を突破、『The Beginning』の累計動員数は89万人、興行収入は12.7億円を突破し、2部作合計で観客動員数は356万人を超え、興行収入も50億円を達成した。そして、これを記念して到着したオフショットは、6月4日開催のグランドフィナーレイベントの舞台裏で、シリーズの撮影に帯同し現場でスチールを撮り続けてきた菊池修が撮影したもの。佐藤さん、武井咲、青木崇高ら神谷道場メンバーに加え、土屋太鳳、江口洋介、大友監督が写る『The Final』のオフショット、和服に装いを変えた佐藤さん、シリーズ初登場となった有村架純、村上虹郎、北村一輝、そして江口さんと大友監督が揃った『The Beginning』のオフショット2枚だ。なお、『The Final』、『The Beginning』それぞれこのグランドフィナーレイベントの模様を、48時間限定でYouTubeで緊急配信することも決定した。『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年06月18日俳優の佐藤健が主演を務める『るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning』が、2部作合わせて興行収入50億円を突破したことが18日、明らかになった。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。17日『The Final』の累計動員数は266万人、興行収入は37.5億円を突破。『The Beginning』の累計動員数は89万人、興行収入は12.7億円を突破し、2部作合計で観客動員数は356万人を超え、興行収入も50億円を突破した。SNS上では両作を鑑賞したファンから、「『るろうに剣心 最終章 The Beginning』を観ると『るろうに剣心 最終章 The Final』が観たくなる。両方観ると心に沁みる」「『The Beginning』見てからの『The Final』は縁と剣心の闘いが違ってみえました。そしてまた、『The Beginning』が見たくなる…」「『The Beginning』観てから『The Final』観るとまた全然見方変わるし気付きもあってまた違って楽しめたから、両方観た方で再度The Final観るか迷っている方には全力でオススメしたい」など、2部作を両方観ることで、両作の感じかたがまた違って見えるという声が多く上がっている。主演の佐藤健は「『るろうに剣心 最終章』は2つで1つ」、そして大友啓史監督が「コインの裏表のような作品」と語っている。また興行収入50億円突破を記念して、キャスト・スタッフのオフショットも公開。4日に開催された、『るろうに剣心 最終章The Final/The Beginning』グランドフィナーレイベントの舞台裏で撮影されたもので、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』より、撮影に帯同し現場でスチールを撮り続けてきた菊池修が撮った。『最終章』の現場でも計50万枚以上のスチールを撮影し、チーム『るろうに剣心』のメンバーの様々な表情を捉え続けてきた菊池が、キャスト、スタッフ陣の自然な表情をフレームに収めている。『The Final』のオフショットには佐藤健、武井咲、青木崇高のお馴染みの神谷道場メンバーに加え、『るろうに剣心 京都大火編』からシリーズに参加した土屋太鳳、シリーズ全作品に出演する江口洋介、そしてシリーズ全作品のメガホンをとった大友啓史監督が、『The Beginning』のオフショットは和服に装いを変えた佐藤健に加え、『The Beginning』で初出演となった和服姿の有村架純、村上虹郎、北村一輝、そして新選組時代を演じた江口洋介、大友啓史監督が、それぞれ写されている。このグランドフィナーレイベントは、リクエストに応え18日22時より『The Final』、19日22時より『The Beginning』を48時間限定で緊急配信することが決定した。配信は佐藤健公式YouTubeチャンネルと、ワーナー・ブラザース映画公式YouTubeチャンネルにて行われる予定だ。(C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心最終章 The Beginning」製作委員会
2021年06月18日俳優の佐藤健が主演を務める『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(公開中)のアクション練習メイキングが15日、公開された。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。今回、日本映画史上初となる週末ランキンング1位&2位独占を記念して、緋村抜刀斎を演じる佐藤健と沖田総司を演じる村上虹郎の『The Beginning』アクション練習メイキング映像が解禁となった。映画オリジナルのシーンとして描かれる、“緋村抜刀斎VS. 沖田総司”の息をのむアクションは、作品を鑑賞したファンからも絶賛の声が上がっている。『The Beginning』でのアクションは、緋村抜刀斎を演じる佐藤にとって、逆刃刀ではない真剣でのアクションとなり、これまでとは全く異なる“命を奪い合う”壮絶なアクションとなっている。また、沖田を演じる村上は『るろうに剣心』シリーズ初参加で、刀での本格的なアクションもほぼ初。クランクイン前にしっかり練習を積んで撮影に臨んだという。今回解禁となったのは、そんな佐藤と村上の2人が本番さながらにアクション練習に励む貴重なシーン。練習にも関わらず圧倒的な迫力とスピード感をみせており、二人の本気度が伝わってくる映像となっている。さらに、この2人のアクションシーンの撮影では、シリーズでも珍しい長回し撮影も実施されており、一瞬でも刀が触れると致命傷となりかねない、真剣でのアクションの緊張感を表現している。また、映像内では、緋村抜刀斎が容赦なく人を斬り殺すアクションシーンの数々の練習の様子も収録されており、練習の段階から、逆刃刀でのアクションとは全く異なる真剣でのアクションを作り上げるべく、緊張感あふれる現場となっていたことを伺い知ることができる。さらに今回、撮影現場での様子を収めた、佐藤健と村上虹郎のオフショットも解禁。過酷なアクションシーンの撮影の疲れを感じさせない2人の表情は、緋村抜刀斎と沖田総司、2人のアクションシーンの撮影が充実したものであることを物語っている。
2021年06月15日佐藤健と大友啓史監督の強力タッグで贈る『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が、週末動員ランキングで初登場No.1を獲得。『The Final』と合わせて、同ランキングで日本映画史上初となる1位・2位独占の快挙を達成している。これを記念して、佐藤さんが演じる“緋村抜刀斎”と村上虹郎演じる沖田総司との『The Beginning』アクション練習メイキング映像が公開された。6月14日(月)までの『The Final』の累計動員数は262万人、興行収入は36.9億円を突破。『The Beginning』の累計動員数は79万人、興行収入は11.3億円を突破し、二部作合計で興行収入50億円が目前となっている。『The Beginning』では、映画オリジナルのシーンとして描かれる、“緋村抜刀斎VS. 沖田総司”の息をのむアクションに絶賛の声が上がっている。『The Beginning』でのアクションは、抜刀斎を演じる佐藤さんにとって逆刃刀ではない真剣でのアクションとなり、これまでの作品の“不殺の誓い”を立てた流浪人・剣心とは全く異なる、“命を奪い合う”壮絶なアクションが求められる。また、沖田を演じる村上さんは『るろうに剣心』シリーズ初参加で、刀での本格的なアクションもほぼ初。クランクイン前にしっかり練習を積んで撮影に臨んだという。今回解禁となったのは、そんな佐藤さんと村上さんの2人が本番さながらにアクション練習に励む貴重なシーン。練習にも関わらず圧倒的な迫力とスピード感に溢れた映像だ。さらに、この2人のアクションシーンの撮影では、シリーズでも珍しい長回し撮影も実施されており、一瞬でも刀が触れると致命傷となりかねない、真剣でのアクションの緊張感を表現している。映像内では、抜刀斎が容赦なく人を斬るアクションシーンの数々の練習の様子も収録されており、練習の段階から、逆刃刀でのアクションとは全く異なる真剣でのアクションを作り上げるべく、熱気と緊張感あふれる現場となっていたことを伺い知ることができる。加えて今回は、撮影現場での様子を収めた、佐藤さんと村上さんのオフショットも解禁。過酷なアクションシーンの撮影の疲れを感じさせない2人の表情は、アクションシーンの撮影が充実したものであることを物語っているようだ。『るろうに剣心 最終章 The Final』、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年06月15日柚月裕子の小説を原作とした松坂桃李主演映画『孤狼の血 LEVEL2』のポスタービジュアル2種が到着した。まず1枚目は、松坂さん演じる一匹狼の刑事・日岡や、鈴木亮平演じる最凶の悪、上林をはじめ、チンタ(村上虹郎)、真緒(西野七瀬)たちが、闘いに向かう覚悟を決めたような表情を浮かべたビジュアル。雨の中、こちらに迫りくるような、強烈な印象の1枚が完成。そして2枚目は、主要キャストの躍動感溢れる場面写真が散りばめられた、大暴れビジュアルだ。「このビジュアルにLEVEL2のすべてが凝縮されていると感じました」と絶賛した松坂さんは、「前作とは違う新しさを感じます」ともコメントしている。また併せて、6月18日(金)より発売される特典付き前売券の特典が、ここでしか見られないスペシャルバージョンの日岡や各キャラクターのビジュアルが描かれたポストカードに決定したことが明らかに。日岡ビジュアル(全2種)+ほかの主要キャラクターのビジュアル(全8種)という、2枚1セットとなっている(※種類は選べない)。『孤狼の血 LEVEL2』は8月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 LEVEL2 2021年8月20日より全国にて公開©2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会
2021年06月10日タニノクロウの新作『虹む街』が、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオにて6月6日(日)に開幕。それに先がけ公開ゲネプロが行われた。本作は、2000年に「庭劇団ペニノ」を旗揚げ以降、全作品の脚本と演出を手掛け、世界的な評価も高いタニノによる書き下ろし。横浜・野毛(飲み屋街)を彷彿とさせる飲食店街を舞台に、さまざまな人生や思いが交錯する街の風景を、個性豊かな俳優陣(安藤玉恵・金子清文・緒方晋・島田桃依・蘭妖子)、そして、神奈川県民を中心とした街の人々が立ち上げる。受付を済ませ、KAATのサッパリとした通路を通り中スタジオに一歩入ると、「あれ?どこ?」と一瞬混乱するほどリアルな街の風景。薄暗い中、横に広がった舞台にタバコ屋や喫茶&スナック、アジア料理屋、中華料理屋、フィリピンパブ、公衆便所などが並び、その真ん中に大きなコインランドリーがある。コインランドリーに並ぶ洗濯機や自販機などはかなり使用感があり、そのうち2台はグルグル回っている。客席と舞台が地続きで、どこを歩いていいものかと若干戸惑いながら席に着く。開演まではまだ少し時間があるなと思いぼんやりと舞台のほうを観ていると、公衆便所から男が出てきて、コインランドリーの丸椅子に座り、彼もまたぼんやりと洗濯機を見つめる。ふと気付くと、喫茶&スナックの中にも人がおり、『虹む街』の世界が動き出した。男は乾燥を終えた大量のタオルを億劫そうに畳み始める。喫茶&スナックの中では店主であろう女性と車椅子の女性がなにやら会話しているようだ。街には雨が降っていて、人通りはほとんどない。雨音くらいしか聞こえない中で、バンと音を立てて、コインランドリーの管理人らしき女性が入ってくる。電気をつけ、洗濯機を傘でガチャガチャと叩き、チェックしている女性。タオルを畳んでいる男性は気にする様子もないので、いつものことなのだろう。女性は、傘でほじくりだしたゴミを手づかみで捨て、その手で自販機で買ったチーズバーガーを食べる。その熱さに驚く声で、やっと人の声が聞けた。そこからは、小学生の女の子と母親らしきふたりが中国語で会話をしながら中華料理店に帰って来たり、別の言語を話す男性たちが洗濯をしに来たり、少しずつ声や音が増えていく。筆者は日本語以外は理解できないのだが、親子の温かな雰囲気の声や、男性たちの笑い声に、自分の心がじわじわと和んでいくのを感じる。普段なら気にも留めないような風景に、自分がどんな感情を呼び起こされているのか意識したのは初めてだった。上演時間は約1時間30分。切り取られたような、この街の約1時間30分をただただ観つめる作品だ。大きな出来事は起きない。でもドラマは時々起きる。例えば、ラジオを聴いている男性が急に怒り出したり、スタッフが店長のために歌を歌ったり、車椅子の女性が客引きの男性にレインコートを差し入れしたり、男が雨漏りに気付いて気を利かせたり、お代の代わりにゲームをしたり。同時多発的にいろんなことが起きながら時間は進んでいく。どれもありふれた、とりとめもない出来事なのだが、それをこうして客席からじっくりと観ていると、心が震えたり、可笑しかったり、愛おしさを感じたりして、もしかすると自分の生活もそういうものなのかもしれないと、あたたかいような切ないような気持ちになった。また、いろいろな言語がまじりあっているのも面白い。その言語がわかる人にはまた違ったふうに見えるのだろうか。通常は舞台で台詞がわからないとストレスを感じるものだが、そういうことは全くなかった。終演後はセットを見学できる時間もある。細部までつくり上げられたセットは見れば見るほどリアルで面白かった。ぜひ劇場で、『虹む街』の時間を過ごしてほしい。取材・文:中川實穗撮影:田中亜紀『虹む街』作・演出:タニノクロウ出演:安藤玉恵金子清文緒方晋島田桃依タニノクロウ蘭妖子神奈川県民を中心とした街の人たち【ポポ・ジャンゴソウラブ・シング馬双喜小澤りかジョセフィン・モリ阿字一郎アリソン・オパオン月醬馬星霏】2021年6月6日(日)~6月20日(日)会場:KAAT 神奈川芸術劇場中スタジオチケット情報
2021年06月08日佐藤健主演『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』のグランドフィナーレイベントが開催され、二部構成のイベント第一部には『The Final』より佐藤さん、武井咲、青木崇高、土屋太鳳、江口洋介、大友啓史監督が登壇。第二部には、装いを着物に変えた佐藤さんとともに、有村架純、村上虹郎、北村一輝、江口さんの『The Beginning』キャスト陣と大友監督が登壇、作品について思いを語った。また、両イベントの模様はライブビューイングで全国の映画館に生配信された。佐藤健「気持ち的には2つで1つの作品」観客動員数1,200万人を超え、日本映画の歴史を変えたエンターテイメントの頂点として君臨するアクション大作『るろうに剣心』シリーズが、ついに完結。第一部、『The Final』を映画館で観ることが全国的に可能になり、“真の初日”を迎えられたことに佐藤さんは「『The Beginning』の初日ではありますが、『The Final』の初日のつもりで立っております。The Finalが先の公開ではありましたが、僕の気持ち的には2つで1つの作品ですので、同時に観て頂き、堪能して頂ければと思います」と挨拶。また、大友監督は「改めて今日は東京、大阪などの皆さんにお披露目できることを凄く嬉しく思います。ここにいたるまで地方の皆さまが、“東京、大阪の皆さまに届けるまで、自分達が『るろうに剣心』を届けるために頑張るんだ!“と何度も『The Final』を観てくれました。今日から『The Beginning』が始まりますが、どちらから観て頂いても大丈夫です。『The Beginning』から『The Final』を観てもらえれば感情がより伝わってくると思いますし、その逆も新たな発見があると思います、表裏のコインのような作品です、可愛がってください!」と観客に呼び掛けた。武井咲、有村架純に聞いてみたい「巴に似せた薫はどうだった?」『The Final』の興行収入が33億円突破と大ヒットしていることについて周囲の反響を聞かれた武井さんは「友人が、1作目からまた観直したくなったと言ってくれて、全部見返してからもう1回観に行ってくれました」とコメント。青木さんは「友人から映画館で観てこの上なくスカッとしたと聞いて嬉しかったです」と答え、さらにその人から左之助が映画の最後で恵に治療されている時のやり取りがウケていたと聞いたとのことで、「実はあそこは台本に無いシーンだったので、これでウケてなかったら10年で最後のシーンなのに恥ずかしいなぁって思っていたので、胸をなでおろしました(笑)」と打ち明けた。土屋さんは「今まで初めましての方から“朝ドラ見てました~”と言って頂くことが多かったのですが、最近は“るろうに剣心”観てます!と言われて、海外の方からも言われたりします」と『るろうに剣心』シリーズが自身に大きな影響を与えていると語った。さらに、第二部『The Beiginning』の舞台挨拶に登壇するキャスト、監督へ質問したいことを聞かれた武井さんは「薫としては巴さんに思い入れがあるので、有村さんにお聞きしたいことがあるんですけど。縁にとって薫は巴がフラッシュバックするトリガーになる存在だというのもあり、撮影中、巴さん寄りの髪形にしてくれって言われていて(笑)有村さんに是非、巴に似せた薫はどうだったか、私合格でしょうか...?って聞きたいです(笑)」と質問していた。『The Final』と『The Beginning』が同時に劇場で公開されているいま、佐藤さんは「結果として『The Final』→『The Beginning』という公開順になりましたが、実は撮影中は順番が確定していなくて、なんなら『The Beginning』を観てもらったという体で『The Final』のラストシーンの撮影をしていたりもするので、観る順番に正解はないんです」とコメント。「ただ間違いなく言えることは、『The Final』を観た後に『The Beginning』を観てもらうとより面白く感じるし、逆も然りです。それだけは間違いない」と2作を続けて観る意義を明かした。佐藤健「『The Beginning』公開と共に“完成する”」続いて第二部。佐藤さんは第一部でのスーツスタイルから一転、着物姿に。『The Beginning』初日を迎えた気持ちを「やっとこの日が来たかと嬉しい気持ちです」と語り始め、『るろうに剣心』シリーズの完結というよりも「シリーズが『The Beginning』公開と共に“完成する”という言い方が正しいのではないかと思っています。今まで1~4までやらせて頂きましたが、それぞれどこか未完成な部分があって、それがこの剣心の過去のエピソードを知っていただくことで、完成するんじゃないかと思います。『The Beginning』公開と共に、シリーズを丸々愛して頂ければと思います」と、万感の想いを込めて挨拶。同様に着物姿で登壇した有村さんは「『るろうに剣心』の取材や舞台挨拶の日はいつも以上に緊張するのですが、一個一個丁寧にお答え出来ればと思います」と話した。本作は、究極のアクション映画であると共に、美しく、儚く、切ない、究極のラブストーリーでもあるということで、その辺りをどう表現したかと聞かれた佐藤さん。「剣心は心を持っていなくて、人間じゃなかったんです。人を斬って目標に突き進むことしか知らなかった剣心が、巴と出会って、幸せを知って初めて人間になっていく過程が悲しく、美しく映ればいいなと思って演じました」と撮影をふり返った。そして、巴という役をどう作り上げていったかを聞かれた有村さんは「準備段階から衣装一つ、メイク一つにしても練りに練って考えてくださった巴のビジュアルがあって、その段階を一緒に過ごしていく中で、監督やプロデューサーの方々から頂いた言葉、漫画原作、アニメーションなどの情報を自分の中で咀嚼して準備していきました。現場に入ってからは監督と確かめ合いながら感情を丁寧に紡いでいきました、あと、一番大きかったのは健さんが演じる剣心が傍にいてくれたことが大きかったです」と、ひと言ひと言真摯に語った。村上虹郎「実写ならではの沖田総司と新撰組を観て」また、新撰組の沖田総司を演じたのが村上さん。『るろうに剣心』初参加したことをふり返り、「原作の方だと(沖田総司が)出てくるシーンはそんなに多くはなくて、原作の髪形とも違うんですよね。その髪型と衣装で江口さんと衣装テストをやった時に、10年間紡がれてきたシリーズがある中でも圧倒的に違う方向性で今回の『The Beginning』を作るんだと思いまして」と語る。「明治という時代がファンタジーという訳では無いんですけど、剣心という架空のキャラクターが生きている世界で、実在した人物を演じるという中、”幕末”という時代が下手なキャラクター感では許してもらえないんだなというのを心に刻んで現場に行きましたね。少しだけ原作と雰囲気は違うかと思うんですが、実写ならではの沖田総司と新撰組ということで観て頂ければと思います」と自身の役柄について語った。その後、第一部で預かった質問について第二部キャストが回答する時間に。武井さんからの「巴に似せた薫は如何でした?」という質問を受けた有村さんは、「とても美しかったです」と回答。「理由がありまして、巴と薫さんの性格は違ったものがあると思うんですけど、巴から見た薫さんはすごく無邪気だったり、素直だったり、巴に無いものをたくさん持ってらっしゃるので、とても眩しい人なのではないかなと思っていました」と語る。また、司会から登壇者に対して感じている“謎”を教えて欲しいという質問が飛ぶと、佐藤さんは北村さんに質問。「北村さんが誰よりも気を遣う人なんです。北村さんの役が食事をしている時に持っているお茶碗が欠けていて、これは美術さんや小道具さんの細かい仕事なんですけど、その細かい仕事を画に映そうという気の遣い方をする人で、めちゃくちゃ欠けている部分が正面に来るようにお茶碗を持っているシーンがあるんです。あれ、見せてやろうと思ってやってませんでした?」と問いかける。すると、「皆さんに一生懸命作ってい頂いているので...ってそこを観てる君がすごいよ(笑)」と、まさかの角度からの質問に笑いながら答える北村さん。有村さんは村上さんに対して、「共演シーンのなかった虹郎くんと江口さんは謎です(笑)でも虹郎くんは10代の頃に共演させて頂いて、カメラを撮っていたのを覚えています。まだカメラ好きですか?」と質問。村上は「やめちゃいました!情熱を注ぎこんで尽きちゃいました」と回答し、有村さんを驚かせていた。最後にマイクを託された佐藤さんは、「この『The Beginning』の公開をもって、いよいよ終わってしまう」と語りながらも、「少し気持ちが変わってきて。今まで終わりに向かって、この作品を皆さんに届けて『るろうに剣心』終わっちゃうなと思っていたんですけど、『The Beginning』を皆さんに観て頂いて、シリーズはやっと始まるんだなと今では思っています。その完成したシリーズを末永く愛して頂きたいですし、作品が映画館で観られるこの時期は僕にとって非常に特別な幸せな時間ですので、嚙みしめながら、出来る事なら皆さまと共有しながら、過ごしていけたらと思っております」と、『るろうに剣心』シリーズとの歩みに思いを馳せながらイベントを締めくくっていた。『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年06月07日映画『るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning』(公開中)のグランドフィナーレイベントが4日に都内で行われ、佐藤健、武井咲、青木崇高、土屋太鳳、有村架純、村上虹郎、北村一輝、江口洋介、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。この日は同じ場所でまず「The Final」大ヒット舞台挨拶が行われ、佐藤、武井、青木、土屋、江口、大友監督が登場。その後「The Beginning」公開初日舞台挨拶に佐藤、有村、村上、北村、江口、大友監督が登場した。続けて舞台挨拶が行われることから、「The Final」メンバーから「The Beginning」メンバーへの質問を求められ、武井は「有村さんに、薫が『The Final』で(有村演じる)巴さん寄りの髪型になっていたことについて、『巴に似せた薫はどうだったか』聞きたい」と語る。撮影中の様子について、佐藤は「大友監督がシーバーで『もっと巴みたいにして!』という指示を出していたのを武井さんが漏れ聞いてた」と明かし、武井も「すごい気になってて、ヘアメイクさんが何度も来るんですよ。剣心(佐藤)にも『前の薫と髪型違くない?』とか言われて」と明かす。「縁(新田真剣佑)にとって(巴の姿が)フラッシュバックするような存在であったり、色んな思いがあるとは存じていたので……」という武井だが、自身の質問について「重たいよねえ」と苦笑も。佐藤が「メンタルがすごいよ。本人によう聞けるな! 絞り出して1番聞きづらいことを聞いてる。『私、合格ですか?』って」とつっこむと、武井は「そういうのじゃない! 『私、合格でしょうか……?』って」と言い方を訂正する。大友監督は「いいんじゃないですか、バチバチやって下さいよ」と面白がり、武井は「先に謝っておきます、すいません!」と頭を下げた。武井からの質問を「The Beginning」公開初日舞台挨拶で受けた有村は、「あの、とても美しかったです」と答え、なぜか佐藤は「ありがとうございます」と感謝する。有村は「『美しい』にも理由があるんですけど、巴と薫さんの性格にはきっと違ったものがあると思うんです。巴からみた薫さんはすごく無邪気だったり素直だったり、巴にないものをたくさんもっていらっしゃるので、とてもまぶしい人なのではないかなと思いました」と推測。佐藤は「うちの薫がすいませんでした」と質問のことを謝罪していた。
2021年06月04日映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(公開中)初日舞台挨拶が4日に都内で行われ、佐藤健、有村架純、村上虹郎、北村一輝、江口洋介、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。同日に「The Final」の大ヒット舞台挨拶も行われ、そこではスーツで登場していた佐藤は間の40分ほどで和装に着替え、有村は着物姿で登場。佐藤は有村の着物姿について「似合いますね。歩き方がマスコットみたいでかわいかった」と笑顔を見せた。有村は『るろ剣』ファン待望の巴を演じたことについて、「準備段階から衣装ひとつにしてもメイクひとつにしてもプロの皆様が練りに練って考えて下さったビジュアルがあって、その時間を共に過ごしていく中で監督やプロデューサーの方からいただいた言葉だったり、漫画原作、アニメなどの情報を咀嚼して、準備をしていきました」と振り返る。「現場に入ってから、一つ一つのシーンを確かめ合いながら感情を紡いでいって。1番大きかったのは、健さんが演じられた剣心がそばにいたこと。十分に自分の中で積み重なっていったという感じです」と語った。一方、佐藤は舞台挨拶で語る有村を見ながら「充電が切れかかったマスコットに見えてしかたない。ちょっとむこう向いて」と指示。有村の帯を指して「これを巻きたくて仕方ないんです。これを巻いたらもうちょっと元気になるんじゃないかという思いが」と主張し、有村は「緊張していて……」と苦笑する。佐藤は「始まる前にもっとキツく(巻いておけば)」と楽しそうにしていた。
2021年06月04日和月伸宏のコミックを実写映画化した人気シリーズ完結編『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の初日舞台挨拶が6月4日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、主人公・緋村剣心を演じる佐藤健をはじめ、共演する有村架純(雪代巴役)、村上虹郎(沖田総司役)、北村一輝(辰巳役)、江口洋介(斎藤一役)、大友啓史監督が出席した。剣心の頬に刻まれた“十字傷の謎”に迫る『るろうに剣心 最終章 The Beginning』。かつての剣心の妻で、剣心が“不殺の誓い”を立てる理由となった女性・雪代巴との秘話が描かれる。先行し封切られた『るろうに剣心 最終章 The Final』(公開中)は現在、興収33億円を突破している。佐藤は「やっとこの日が来た」と無事に初日を迎えた心境を明かし、「完結よりも、今日で“完成”したという言い方が合っている。過去のエピソード(The Beginning)を知ってもらうことで、完成すると思っております。シリーズまるまる愛してもらえれば」と感無量の面持ちだった。さらに「公開が近づくにつれて、気持ちも変わった」と明かし、「今までは作品を届けたら終わってしまうと感じていたが、今は『The Beginning』を見てもらい、やっと始まるんだと思う」とアピール。「皆さんの10年間の支えがあり、ここにたどり着けた。映画館で見られる、特別で幸せな時間を噛みしめ、共有したい」と長年シリーズを応援し続けたファンへの感謝も忘れなかった。剣心の人生を変えるヒロインを演じた有村は、「プロの皆さまが準備してくださった衣装やメイク。原作やアニメの情報を自分の中で咀嚼しながら、準備した」と役作りを振り返り、「健さんが演じる剣心がそばにいたことで、自分の中に感情が積み重なっていった」と佐藤に感謝の意。当の佐藤は「心がなかった剣心が、巴という人と出会って、初めて人間になる過程が、悲しく美しく映っていれば。二人は野菜を育てたり、地味な生活を送っていたんですが、それが温かな日々で幸せを教えてくれた」と有村演じる巴について話していた。取材・文・写真=内田涼『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』公開中
2021年06月04日緋村剣心が、人斬りから流浪人となるきっかけとなった、雪代巴との物語を描いた「追憶編」を実写化した映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』がいよいよ公開を迎える。先に公開された『るろうに剣心 最終章 The Final』がド派手なアクションシーン満載の壮大なエンターテインメントだとすれば、本作は重厚な人間物語。そんななかでも、新選組一番隊長・沖田総司と剣心のバトルシーンは、これまでの逆刃刀との闘いとは一線を画した緊張感が伝わってくる名シーンだ。撮影が行われたのは、2019年2月。極寒の京都・御室八十八ヶ所霊場。新選組が池田屋襲撃を果たすなか、桂小五郎の窮地を救うために剣心が現場に向かう途中に、沖田と遭遇し、剣を交えるシーン。尊王攘夷を唱える志士たちを取り締まる新選組の一番隊長と、そんな幕府の要人を斬りまくる〈人斬り抜刀斎〉。そんな2人の初顔合わせとなる場面。沖田に扮するのは村上虹郎、剣心演じるのはもちろん佐藤健だ。台本のト書きには「沖田との壮絶な戦いが始まる」と書かれているだけだが、アクションシーンだけでも約30カットもあるという。立ち位置から、動きのチェック、さらにはカメラ位置など、入念なチェックだけでも膨大な時間を費やすが、その一つ一つにも、何とも言えぬ緊張感が漂う。本シーンの演出について大友啓史監督は「これまでの逆刃刀は、どちらかというと打撃。叩いて倒すというイメージですが、今回の真剣だと斬った相手からは血が出るわけで、瞬殺の闘い。剣心が刀を抜くと、既に相手は斬られている。アクションというよりは、より時代劇に近い所作や立ち回り」とコンセプトを明かしていたが、まさに佐藤さんと村上さんの対峙する場面では“間”によって観客が引き込まれるような独特の空気が漂う。さらに、本シーンの足場は砂利だったため、勢いがつけばつくほど、思った立ち位置で止まることができない。テストを含め、何度も確認をするが、迫真の殺陣であればあるほど、難易度も上がる。それでも、まったくの妥協がない現場では、佐藤さんも村上さんも何度も動きをモニターでチェック。ときにはアイデアを出し合いながら、シーンを構築していた。沖田を演じた村上さんに対して大友監督は「猫みたいでしなやか」と表現すると「これだけ長くシリーズを続けると、役者同士でも佐藤健に飲まれてしまう部分があるのですが、彼はそういったところが全然ない」と度胸の良さを賞賛。さらに大友監督は、剣心の繰り出す剛の剣に対して、柔らかい村上さんの剣さばきは、「これまでの『るろうに剣心』シリーズでは観たことのないような魅力を放つ、独特のシーンに仕上がっている」と太鼓判を押していた。前述したように『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は、剣心と巴という2人の心の奥に宿る思いを、丁寧にスクリーンに活写した人間物語であり、ラブストーリーという側面が強い。だからこそ、沖田と剣心が剣を交えるこの闘いは、エンターテインメント性を作品に与える非常に貴重なシーンと言える。極寒のなか、ト書き1行のために妥協なく膨大な時間を費やすキャスト、スタッフの姿を見ていると、映画というものは、作り手の作品に対する愛で形作られているのだと痛感させられる。新型コロナウイルス感染拡大による3度目の緊急事態宣言が発出されるなかでの船出となってしまった『るろうに剣心 最終章』だが、“るろ剣愛”に溢れる人々が作り上げた作品は、是非とも大きなスクリーンで堪能してほしいと思えるほど素晴らしい映画になっている。(text:Masakazu Isobe)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年05月29日夏帆、石井杏奈、村上虹郎、安達祐実、蒔田彩珠、光石研、三浦貴大、瀧内公美、そして斎藤工らが出演するHuluオリジナル「息をひそめて」。コロナ禍、多摩川沿いの町で暮らす人々の人生に光を当てた本作の最終話(第8話)から、“河川敷合唱シーン”メイキング映像が解禁となった。いま世界中から注目を集める日本の若手映画監督・中川龍太郎がメガホンをとった本作は、豪華キャストたちが“いま”を生きる市井の人々の姿を時に繊細に、時に力強く演じ、明日への希望と人と接することの温かみを感じさせる作品に仕上がっている。最終話となる第8話では、第7話から1年が経ち、コロナ禍の終息の兆しが見え始めた未来が舞台。いま、自分たちができることは何なのかを考えた斎藤さん演じる高校教師の水谷光生が、合唱部の生徒たちに、自分たちで発表会を開催しようと提案する。曲目は、昨年コロナ禍で中止となった合唱コンクールで歌う予定だった「君のうた」。今回解禁するメイキング映像では、斎藤さんを中心に、発表会のために河川敷にフラッグを装飾しようと、生徒たちが力を合わせて楽しそうに準備をする様子や、演奏メンバーと生徒たちとのコミュニケーションをとり、その場の空気をひとつに合わせようとする姿が映し出されている。実は、合唱メンバーは事前に音楽担当のharuka nakamuraと合唱の練習を重ねたが、演奏メンバーと合わせるのは撮影当日が初めて。ぶっつけ本番さながらに撮影がされており、まさにセッションとなった映像が本編では確認できる。なお、5月9日(日)20時頃より中川監督、斎藤さん、nakamuraさんによるインスタライブの開催が予定されている。応援コメント到着浅野いにお(漫画家)今だからこそ巡ってきた出会いがあり、伝えられた想いがある。世界が変わってしまったことを前向きに見つめ直すことができる、小さな希望のような作品です。佐久間宣行(TVプロデューサー)社会とはそれぞれの生活の集まりで、そこには切実な苦しさや悲しさがある。そのひとつひとつを見つめていくこの作品の眼差しは、決して甘くない。しかしだからこそ、登場人物ひとりひとりの決意や不意の優しさに、胸が熱くなる。見れてよかった。笠井信輔(フリーアナウンサー)登場人物たちは皆マスクをして、コロナの困難、ストレスの中にいる。それを見守る多摩川の流れが温かい。川のそばに住みたくなった。自分の母校が舞台になっているから?それだけじゃない。1話30分の別々の物語が最終回に1つの流れになる奇跡と癒し。これはまさに、今の私たちの物語なのです。ストーリー東京と神奈川の境界線を流れていく水が東京湾に注ぎ込み、大きな空が広がる多摩川。自然豊かな川辺のそばを、スポーツを楽しむ人たちや、肩を寄せる恋人たち、歌の練習をする学生たち、自転車を走らせる人などが、思い思いに行き交っている。そんな川沿いで日々を過ごす人々の2020年コロナ禍の春。勤めていた会社を退職した妃登美(夏帆)は、思い出の味を頼りに亡き祖父が営んでいた食堂を再開させるが、2020年春、客足は激減。店をたたもうかと考えていると、ひとりの男性客・光生(斎藤工)が頻繁に来店し、祖父の代に人気メニューだった「あんかけレバニラ」と瓶ビールを注文するようになる。「実家に帰らず、寮で暮らす大学生」「マッチングアプリで出会った年の離れた男女」「ウーバーイーツでバイトをする娘と父親」「在宅勤務で24時間顔を突き合わせることになる夫婦」「最後の合唱コンクールが中止になった高校生」という多摩川沿いで生きる人々の日常…。2021年、晩秋。高校の教師である光生は、多摩川の河川敷で合唱部のコンサートを開催する。歌声が、川の流れに運ばれていく。その清らかな歌声を聴きながら、光生が見つけたことは――。Huluオリジナル「息をひそめて」はHuluにて独占配信中(全8話)。(text:cinemacafe.net)
2021年05月09日「お芝居への挑み方が、『完璧にやりたい』から『完璧だとつまらない』に変わってきているんです。最初から正解を決めてそう“見せかける”のは絶対嫌で、ごまかしなしで、本気でその感情になりたい」日本中の誰もが知る俳優・安達祐実は、穏やかながらもはっきりと自身の変化を語り、ほほ笑んだ。4月23日からHuluで一挙独占配信されたオリジナルオムニバスドラマ「息をひそめて」での取材時のことだ。『四月の永い夢』(18)や『わたしは光をにぎっている』(19)など、国際的に評価される俊英・中川龍太郎監督が、『そこのみにて光輝く』(14)や『まともじゃないのは君も一緒』(21)の脚本家・高田亮と組んだ本作。2020年の春、多摩川沿いを舞台に、コロナ禍の“いま”を8つの物語で紡いでいく。夏帆、三浦貴大、瀧内公美、光石研、斎藤工といった実力派が集結し、変わりゆく時代の中で、懸命に生きる市井の人々を演じた。その中の1エピソード「君が去って、世界は様変わりした」で安達さんが扮したのは、マッチングアプリで知り合った若者・宮下心平(村上虹郎)とひと時の時間を共有する女性・松崎妃美。お互いにほとんど素性を明かすことなく、ただ孤独を埋め合うふたり。コロナ禍でよりいっそう痛切に響く「ぬくもりの尊さ」を、繊細に描いた美しくも切実な作品だ。日常が一変してしまった世界で、役者としての生きざまを貫き続ける安達さん。そんな彼女に、作品の舞台裏と共に「役者としてのいま」を聞いた。村上虹郎との“心地よいぎこちなさ”初めて台本を読んだ際「すごくいいお話だと思いましたし、説明しすぎないところに演じる余地を感じました。言葉で語られずとも、そこに流れる空気が伝わってくる」と、“物語への愛着”と“役者としてのやりがい”の両面で惹かれたという安達さん。配信作品だから、という意識はなかったというが「配信作品に、自由で上質なものがどんどん増えてきましたよね。俳優が活躍できるフィールドが広がった感覚はあります」と「時代に合っている」表現を歓迎する。彼女が出演した「君が去って、世界は様変わりした」は約30分の作品で、撮影期間は3日間。決して潤沢に時間を使って撮影されたわけではないのだが、作品の中に流れる豊かな空気感は、我々が生きている日常と地続きにつながっている。どのようにして、作り上げていったのだろう?「私は監督とお会いしてお話ししたり、相手役の方と合わせてみたりして決める、くらいのゆるさで臨んでいるんです。ただ今回は、もう少し役の背景を知りたいなとも思っていて、そうしたら中川監督が衣装合わせでお会いした際に『恋愛事情』『どんな仕事をしているか』『いまどんな状態か』をきちんと説明してくださいました。実際の映像では描かれないけど、私たちの間では共有して持っていましたね」そのうえで安達さんは、「作品の空気感は、中川監督の現場の雰囲気から生まれたものかもしれません」と語る。「中川監督は静かに演出してくださる方で、同じ空気感をスタッフの皆さんも持っている感じがしました。ただ、本番中に『いまのテイクがしっくり来たな』と思うと、中川監督も『よかったですね』と言って下さって、同じ感覚を持てていたことが嬉しかったです。しっかりと芝居を観てくれるし、気になったときには『ここではどういう感情を持っていますか?』とまず聞いてくれる。とてもありがたかったです」。また、「(村上)虹郎くんも中川監督と似た空気感があった」とも。「夕方からの撮影の時『今日は何していたんですか?』とぽつぽつ質問してくれて。『子どもの幼稚園の行事に参加した』と伝えたら、中川監督と2人で『そうか、安達さんの中にはそういう世界もあるんですね』と語っていたのが新鮮でした。あと、私はそんなにたくさん映画やドラマを観ていないんですが、彼は『語る以上は中途半端は嫌だから、ちゃんと知っておきたい』とものすごくたくさん観ていて詳しくて、その辺りの話も聞きました。少し距離はあるんだけど、お互いにちょっとずつコミュニケーションをとろうとするぎこちなさと心地よさが、作品にちょうど良かったように思います」自分が抱いた感情を覚えておいて、演技の際に引っ張り出すここまでの話で、ひとつ気になる部分があった。それは、安達さんが役に挑むうえで「ゆるさ」を大切にしているということ。個人的には、俳優・安達祐実といえば生粋の技巧派であり、憑依型の名優であるイメージが強い。いわば、「ゆるさ」とは対極にあるように思う。そうした考え方は、昔から持っていたものなのだろうか?「途中から変わっていきました。最初の頃は、不安もあって『完璧に決めていきたい』と思っていたんですが、そうするとそれしか出来なくなってしまうんです。ある程度余白があるほうが、現場で面白いものが生まれやすいと気づいてから、自分自身もすごく楽に仕事をできるようになりました。人って、一つの人格だけじゃないじゃないですか。色々な感情があって、見えているのはあくまで一面。それもあって、決め込まないようにしたんです。その都度その都度、監督から求められるものにも対応できるようにいたいですしね」なるほど、とはいえ気になるのは、その“表出”の源だ。余白をあえて作った状態で現場に行き、臨機応変に「そこで生まれた感情」を演技として出していく。相手役との化学反応や、監督の演出によって柔軟に変化させていく秘訣とは何だろう?「昔から、自分が実際に抱いた感情を覚えているようにしています。それを引っ張り出して演技をしていますね。たとえば『昔観たあの映画のあのシーンのあのカットの顔をしよう』と思ってやるときもたまにありますが、それはちょっとイタズラ的な感じです(笑)。あとはやっぱり、これまでの現場で共演者の皆さんが演技をされる瞬間を実際に目の前で見てきているので、それが大きいのかもしれません」自らが抱いた感情と、他者の表情。安達さんの“インプット”は、あくまで人由来なのだ。本作においては、第1回目の緊急事態宣言中の「人と会わず、24時間子どもと向き合うことで抱いた孤独感や、『みんなはどうしているんだろう?』という不安」が、役を演じるうえで感情の増幅につながったという。役の感情になれていたら、泣いても泣かなくてもいい安達さんが「君が去って、世界は様変わりした」に惹かれた理由のひとつである「余白」。これは単に「自由度が高いほうが、演じがいがある」という話ではなく、長年役者業を続けている彼女ならではの責任感が起因していた。「細かく指定があると、その通りにやろうとしてしまうんです(苦笑)。例えばト書きで『ここで笑う』『涙を流す』と書いてあると、忠実になぞろうとしてしまって、それ以上のものはなかなか出てこない。もちろんそれが正解なのかもしれませんが、本当の感情からはズレていく感じがしてしまって。その感情にちゃんとなれていたら、泣いても泣かなくてもいいと思うんです。そうしたら、もっともっと“本質”が見いだせる気がするんですよね」この発言が、冒頭に紹介した「いま現在の、俳優・安達祐実」へとつながっていくわけだ。求められるものを忠実にこなすフェーズを過ぎ、「役を生きる」演技の深奥へと突き進んでいこうとする彼女。この先、まだまだ途方もない進化を見せてくれるに違いない。「私は、よく言えば“感覚派”なんだと思います。あまり理論武装しないというか、できない。だから、監督に『どういう気持ちですか?』と聞かれても説明できないときもあるし、全然しっくりこなくて気持ち悪いなと思うことがあっても、『なんでかわからないけど気持ち悪い』としか言えなくて…(苦笑)。ただ、そういった『自分がこう思うから、役もこう思う』をもっともっと突き詰めて、役に近づけていけたらいいなと思っています」。(text:SYO/photo:You Ishii)
2021年05月01日松坂桃李、鈴木亮平、村上虹郎、西野七瀬らが出演する映画『孤狼の血 LEVEL2』より、初公開シーンも含んだWEB限定映像が到着した。前作から3年後を舞台に描く本作。伝説の刑事・大上の亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事・日岡秀一だったが、ある“悪魔”によって事態は急転していく、という原作シリーズでは描かれていない、完全オリジナルストーリー。今回公開された映像は、風貌や態度がすっかり変わった松坂さん演じる日岡が、裏社会に対して圧力をかける、大上を思わせるシーンや、上林組組長・上林(鈴木さん)をはじめ危険な男たちとの激しい覚悟のぶつかり合いが映し出されている。『孤狼の血 LEVEL2』は8月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 LEVEL2 2021年8月20日より全国にて公開©2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会
2021年04月29日佐藤健が主演を務める人気シリーズの最新作で完結編『るろうに剣心 最終章 The Beginning』より、本日公開された特報映像に続き、場面写真9点が一挙に公開された。最終章は2作連続で公開されるが、その2作目『The Beginning』は、動乱の幕末、剣心が桂小五郎のもと暗殺者として暗躍し、血も涙もない最強の人斬り・緋村抜刀斎と恐れられていた時代が舞台となる。“流浪人”剣心の優しいイメージとはまた違う、彼の原点が描かれる。人斬りの現場を見られ、巴を口封じのため側に置くことにした剣心。巴は人斬りとして日々人を殺めることで心をなくしそうになっていた剣心に、“大義は本当に何事にも優先するのか”を問いかけ、次第に剣心にとって大切な存在となっていく。悲劇的な憂いの中に、強い意志と限りない優しさを感じさせる巴の美しくも儚い姿や、剣心が巴に斬りかかろうとする姿も切り取られている。一方、人斬り抜刀斎が誕生するきっかけとなる長州藩志士・桂小五郎(高橋一生)、当時、幕府側の浪士隊・新選組の三番隊組長だった斎藤一(江口洋介)など戦士たちのカットも公開。さらに、剣心が“真剣”を手にする沖田総司(村上虹郎)との対峙シーン、刀を口にくわえた狂気溢れる姿や頬がまだ一本傷の姿も写し出されている。『るろうに剣心 最終章 The Final』は4月23日(金)、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年04月20日6月4日(金)より公開となる『るろうに剣心 最終章 The Beginning』から特報映像と本ポスターが到着した。日本映画の歴史を変え、エンタテインメントの頂点として君臨し続ける、アクション感動超大作『るろうに剣心』シリーズ。2012年8月25日『るろうに剣心』公開、2014年8月1日『るろうに剣心 京都大火編』公開、同年9月13日『るろうに剣心 伝説の最期編』公開。シリーズ累計興行収入120億円、観客動員数980万人を突破し、日本だけではなく世界中を熱狂させた本シリーズがついに10年という年月を経て、4月23日(金)と6月4日(金)より二作連続で公開される『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』で完結を迎える。日本映画の歴史を塗り替えてきた本シリーズの究極のクライマックスを飾る『The Final』は、剣心の過去に深く関わる物語として、〈十字傷の謎〉を知るシリーズ最恐の敵・縁との戦いを描く。常に進化を続ける圧倒的なスケールで描かれるアクションに加え、剣心と縁の感情がぶつかるエモーショナルでドラマチックなラストバトルなど、10年の歴史で積み重ねた『るろうに剣心』の全てが凝縮された一本となっている。そして、物語は時空を超え、明治から幕末へ。これまでのシリーズとは全く異なる雰囲気で描かれる『The Beginning』は、「なぜ、剣心は二度と人を斬らないと誓ったのか?」というシリーズ最大の謎に迫る『るろうに剣心』始まりの物語で「絶対に描きたかったエピソード」と主演の佐藤健をはじめ、大友監督率いるスタッフ陣が並々ならぬ想いで作り上げたシリーズ最高傑作だ。今回、公開となった『The Beginning』特報映像では、黒い着物に身を包んだ<緋村剣心(抜刀斎)>が血しぶきも省みずに容赦なく人を斬り捨てていく衝撃の姿が初お披露目。そして、剣心に近づく巴の存在。のちに妻となる巴をなぜ斬殺することになるのか、十字傷に秘められた真実が描かれる。さらに、剣心を人斬りの任に就ける長州藩の志士・桂小五郎(高橋一生)や高杉晋作(安藤政信)、そして、剣心と敵対する幕府側の浪士隊・新選組の斎藤一(江口洋介)や沖田総司(村上虹郎)の姿などの動乱の幕末を生きた男たちの姿も収められており、『The Beginning』では、これまでの『るろうに剣心』シリーズとは全く違う世界が描かれていることが期待できる。また併せて公開となったポスタービジュアルでは、白い着物の至る所から血が滲んで満身創痍な剣心が、降りしきる雪の中で静かに横たわる妻・巴を抱きよせるという、美しく、儚いビジュアルに仕上がっている。一体彼らに何が起こったのか?『るろうに剣心』始まりの物語であり、10年続くシリーズの完結作となる本作のコピーは「これで終わる。ここから始まる」。異なる時代で描かれる壮大なフィナーレ。伝説の最後、そして伝説の幕開けにぜひ注目してほしい。『るろうに剣心 最終章 The Beginning』特報映像■監督・脚本:大友啓史十字傷の謎、それに触れずして絶対にシリーズは終われない。シリーズ開始当初から、我々の意識の先には常にこの作品がありました。来るべき新時代を肩に背負い、孤独に囚われ、返り血を浴びながら、生涯ただ一度の恋に生命を煌めかせた、ある人斬りの「運命」をめぐる物語。それは僕にとって、「龍馬伝」の岡田以蔵に始まる佐藤健との十年に及び旅のまさに終着点であり、総決算に他なりません。人斬り抜刀斎そのものと化した佐藤健は、蒼白く燃える魂を心の奥底に秘め、巴との邂逅と不殺の誓いに至るプロセスを、美しく、ストイックに演じ切りました。その一瞬一瞬を噛み締め、愛おしみながら、僕たちは彼の姿を瞼に焼き付け続けました。いよいよシリーズ最後の作品、そして我々の集大成をお披露目する時です。「おろ?」っとおどける剣心とは別人格の、京都の夜を震え上がらせた人斬り抜刀斎の全貌が明らかになります。積み重ねてきた十年に渡る私たちの時間の結晶と、剣心と巴との生命の燃焼の物語「The Beginning」を、ぜひ劇場でご覧いただき、楽しんでいただければと思います。■主演:佐藤健『The Beginning』では、剣心を語る上で欠かせないエピソードである、剣心が抱える十字傷の正体が明らかになります。パート1から『The Final』で穏やかに微笑んできた剣心とは違い、闇の中で生きる人斬り時代の剣心の姿が描かれます。剣心のこのエピソードお客さんに知ってもらって初めて『るろうに剣心』が完結します。完成した映画を見ましたが、僕が思い描いたものを遥かに超えたクオリティで大友監督が映画として完成させてくれました。嬉しいですし、悔いはありません。僕自身絶対に演じたいエピソードしたので、早く皆様に届けたいです。ぜひ、『The Final』と合わせてご覧頂けると嬉しいです。『るろうに剣心 最終章』The Final 4月23日(金) / The Beginning 6月4日(金)より公開
2021年04月20日俳優の佐藤健が主演を務める『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(6月4日公開)の特報映像&本ポスターが20日、公開された。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。公開間近の「The Final」から時空を超え、幕末を描いた「The Beginning」。これまでのシリーズとは全く異なる雰囲気で「なぜ、剣心は2度と人を斬らないと誓ったのか」というシリーズ最大の謎に迫る『るろうに剣心』始まりの物語であり、主演の佐藤健をはじめ、大友監督率いるスタッフ陣が「絶対に描きたかったエピソード」と並々ならぬ想いで作り上げた。今回、解禁となった特報映像では、黒い着物に身を包んだ緋村剣心(抜刀斎)が血しぶきも省みず に容赦なく人を斬り捨てていく衝撃の姿が初お披露目。そして、剣心に近づく巴(有村架純)の存在もとらえられ、十字傷に秘められた真実が描かれる。さらに、剣心を人斬りの任に就ける長州藩の志士・桂小五郎 (高橋一生)や高杉晋作(安藤政信)、剣心と敵対する幕府側の浪士隊・新選組の斎藤一(江口洋介)や沖田総司(村上虹郎)と、動乱の幕末を生きた男たちの姿も収められた。また解禁となったポスタービジュアルは、白い着物の至る所から血が滲んで満身創痍な剣心が、降りしきる雪の中で静かに横たわる妻・巴を抱き寄せるという、美しく、儚いビジュアルに仕上がっている。○大友監督 コメント十字傷の謎、それに触れずして絶対にシリーズは終われない。シリーズ開始当初から、我々の意識の先には常にこの作品がありました。来るべき新時代を肩に背負い、孤独に囚われ、返り血を浴びながら、生涯ただ一度の恋に生命を煌めかせた、ある人斬りの「運命」をめぐる物語。それは僕にとって、「龍馬伝」の岡田以蔵に始まる佐藤健との十年に及び旅のまさに終着点であり、総決算に他なりません。人斬り抜刀斎そのものと化した佐藤健は、蒼白く燃える魂を心の奥底に秘め、巴との邂逅と不殺の誓いに至るプロセスを、美しく、ストイックに演じ切りました。その一瞬一瞬を噛み締め、愛おしみながら、僕たちは彼の姿を瞼に焼き付け続けました。いよいよシリーズ最後の作品、そして我々の集大成をお披露目する時です。「おろ?」っとおどける剣心とは別人格の、京都の夜を震え上がらせた人斬り抜刀斎の全貌が明らかになります。積み重ねてきた十年に渡る私たちの時間の結晶と、剣心と巴との生命の燃焼の物語「The Beginning」を、ぜひ劇場でご覧いただき、楽しんでいただければと思います。○佐藤健 コメント「The Beginning」では、剣心を語る上で欠かせないエピソードである、剣心が抱える十字傷の正体が明らかになります。パート1から「The Final」で穏やかに微笑んできた剣心とは違い、闇の中で生きる人斬り時代の剣心の姿が描かれます。剣心のこのエピソードをお客さんに知ってもらって初めて『るろうに剣心』が完結します。完成した映画を見ましたが、僕が思い描いたものを遥かに超えたクオリティで大友監督が映画として完成させてくれました。嬉しいですし、悔いはありません。僕自身絶対に演じたいエピソードでしたので、早く皆様に届けたいです。ぜひ、「The Final」と合わせてご覧頂けると嬉しいです。(C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年04月20日2作連続公開となる『るろうに剣心』完結編の2作目、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』より、特報映像と本ポスタービジュアル、そして主演の佐藤健と監督の大友啓史からコメントが到着した。シリーズ最高峰のアクションで究極のクライマックスを描く『The Final』の一方で、シリーズ始まりの物語を描く『The Beginning』。物語は時空を超え、明治から幕末へ。なぜ剣心は2度と人を斬らないと誓ったのか、十字傷に秘められた真実が明らかになる。大友監督は「十字傷の謎、それに触れずして絶対にシリーズは終われない。シリーズ開始当初から、我々の意識の先には常にこの作品がありました」と今作への思いを明かし、「いよいよシリーズ最後の作品、そして我々の集大成をお披露目する時です。『おろ?』っとおどける剣心とは別人格の、京都の夜を震え上がらせた人斬り抜刀斎の全貌が明らかになります。積み重ねてきた十年に渡る私たちの時間の結晶と、剣心と巴との生命の燃焼の物語『The Beginning』を、ぜひ劇場でご覧いただき、楽しんでいただければと思います」とメッセージ。剣心役の佐藤さんは「『The Beginning』では、剣心を語る上で欠かせないエピソードである、剣心が抱える十字傷の正体が明らかになります。パート1から『The Final』で穏やかに微笑んできた剣心とは違い、闇の中で生きる人斬り時代の剣心の姿が描かれます。剣心のこのエピソードをお客さんに知ってもらって初めて『るろうに剣心』が完結します」と語り、「完成した映画を見ましたが、僕が思い描いたものを遥かに超えたクオリティで大友監督が映画として完成させてくれました。嬉しいですし、悔いはありません。僕自身絶対に演じたいエピソードでしたので、早く皆様に届けたいです。ぜひ、『The Final』と合わせてご覧頂けると嬉しいです」とコメントしている。そして今回到着した特報映像では、黒い着物姿の剣心が、容赦なく人を斬り捨てていく衝撃シーンが初公開。また、のちの妻となる有村架純演じる巴をはじめ、剣心を人斬りの任に就ける長州藩の志士・桂小五郎(高橋一生)や高杉晋作(安藤政信)、剣心と敵対する幕府側の浪士隊・新選組の斎藤一(江口洋介)や沖田総司(村上虹郎)の姿も収められており、これまでのシリーズとは違う雰囲気が感じられるようだ。さらに、白い着物の至る所から血が滲み、満身創痍な剣心が横たわる妻・巴を抱きよせる、美しく、儚いポスタービジュアルも完成した。『るろうに剣心 最終章 The Final』は4月23日(金)、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年04月20日大人計画とパルコが共同プロデュースする、宮藤官九郎作・演出のオリジナルロックオペラのシリーズ「大パルコ人」第4弾の舞台「愛が世界を救います(ただし屁が出ます)」の上演が決定した。2009年上演のメカロックオペラ「R2C2~サイボーグなのでバンド辞めます!~」、バカロックオペラバカ「高校中パニック!小激突!!」(’13)、ステキロックオペラ「サンバイザー兄弟」(’16)。2044年の渋谷、2022年の渋谷、2033年の池袋を舞台に暴れまくった同シリーズ第4弾の舞台は、11年前の戦争(「R2C2」)で一度崩壊した2055年の渋谷。特殊な能力と共通の悩みを持つ浮浪児たちが出会い、双子のDJポリス、浮浪児を利用してのし上ろうと目論むカリスマらと関わりながら成長していき、やがて、世界を救うという壮大なテーマを背負い、能力と羞恥心の狭間で葛藤する。そして本作には、宮藤さんが推すフレッシュなメンバーと、頼もしい面々が出演。連続テレビ小説「あまちゃん」以来の宮藤さんとのタッグとなるのんや、「仰げば尊し」「この世界の片隅に」の村上虹郎、ミュージシャンのYOUNG DAIS、そして藤井隆。シリーズに欠かせないレギュラーメンバー、三宅弘城、少路勇介、よーかいくん。さらに、荒川良々と伊勢志摩が出演。宮藤さんは、ギター演奏でも舞台を盛り上げる。<コメント>●宮藤官九郎超能力ものです2055年の渋谷に超能力者が集まって、世の中をよくするために、喧嘩したり仲直りしたり、演奏したり歌ったりするマジメな集会です。ただし屁が出ます。すいません。マジメな時ほど屁が出ます。感想は「#ただし屁が出ます」で呟いて下さい。屁が出ます。●のん大パルコ人に呼んでいただけて、嬉しい気持ちでいっぱいです。あまちゃんの時に、宮藤さんの脚本でお世話になりました。あの時は朝ドラフィルターがかかっていたんだなあ、と思うくらい、今回の宮藤さんのプロットがぶっ飛んでいてびっくりしました。きっと、タイトルを読んだだけで「一体どんな舞台なんだ?!」と誰もがドキドキワクワクしていると思います。私も心臓バクバクです。無事公演出来ることを楽しみに、稽古に励みます。頑張らなきゃ~~。●村上虹郎うお~、ついに宮藤さん~、大人計画さん~、という感じです。ただただ観てきた側の人間として。不思議な感覚があります。そしてここに来ておそらく村上虹郎初めてのラブコメです。やばいです。こんな話の設定で作品作ろうとしている宮藤さんはやっぱりおかしな方だと思います。大パルコ人というとんでもないエネルギーのシリーズについていけるようまずは体力作り頑張ろうと思います。新生渋谷パルコで皆さん、ぶっ飛んでいきましょう。●三宅弘城お芝居したり演奏したり唄ったり踊ったりという大パルコ人だからこそできること、今回初めて共演させて頂く方が多いこと、新しいパルコ劇場の舞台に立てること、そしてこのご時世に舞台に立てること、大パルコ人もう4回目なんですね、全てが嬉しく思います。今までのようなお客さんも参加して盛り上げていただく(いわゆるお客さんいじり)ようなことはできないかもしれませんが、渋谷を大パルコ人シリーズならではの、バカバカしい街にできたらと思います。楽しみです。劇場でお会いしましょう。●荒川良々大パルコ人初参加の荒川良々です。4回目なんですね。皆様の足を引っ張らないように一生懸命に足掻いていきます。皆様お楽しみに!●伊勢志摩大パルコ人に誘っていただけるとは思ってもみなかったので意外と戸惑っております。しかし、数年前、舞台を観に来てくれたのんさんと楽屋前で「いつか一緒に舞台やりたいですね」と話したことがあります。もちろん社交辞令ではないけれど実際にはなかなか叶わない夢だろうと思ってました。なのにこんなに早く実現するとは!大変楽しみです。●少路勇介5年振りの大パルコ人を、新生PARCO劇場で出来る。大パルコ人は、僕の中でも特別で、決まった時はここ2~3年で1番嬉しかったです。毎度トリッキーな役柄ですので、今から楽しみです。「劇場に観に来て良かった」と心から思って頂ける様な作品を創っていきたいと思いますので是非お越し下さい。●よーかいくんあれからもう5年たちましたか~。またあるなんて!!また参加できるなんて!!出演オファーをもらったとき涙が出て、「生きててよかった!」と興奮しましたよマジで。こんなにシブい仕事はそうそうないから。「メカロックオペラ」「バカロックオペラバカ」「ステキロックオペラ」ときて次は「マジロックオペラ」!!ならおれはマジでやりますよ!!今回はまだあらすじしか読んでないけど、イカれてて、暖かくて、くだらなくて、グッときます。(かんくろさん、ぶっちぎりだぜ!)今、なんだか物足りないこの時代には大パルコ人のロックオペラが必要です。みんなで思いっきり笑って、ロックな生演奏の迫力も楽しんでください!●YOUNG DAISお話を聞いた時は、何より感謝と歓喜が溢れました。昨今は自分と向き合う時間が多く、変化に対するもどかしさを抱えていた時期でもありました。そんなタイミングで初めての舞台出演という未体験ゾーンに飛び込める事、未だ見ぬ新境地に今の自分が挑戦できることは、今後の人生においての自身の宝になると思っています。同じ空間の中で心を通わせて時間を共有できる喜びを、そして感動をお届け出来るよう出演者、スタッフの皆様と楽しみたいと思います。マジロックオペラ『愛が世界を救います(ただし屁が出ます)』ご期待下さい。●藤井隆お声がけいただいてとても嬉しかったです。不安な点や心配事を思い浮かべると色々と湧いてきますが、せっかく「藤井で」と思いついてくだすったわけですし、あまりおどおどせずに。少し自分に下駄をはかせるつもりで。発破をかけて。ベストを尽くせるよう努めます。教えていただいている物語はすでに楽しくて、いただいている役名も早く口にだして言いたいのです。「熱い夏になりそうだ」そんな予感がしています。旅公演も楽しみです。大パルコ人4マジロックオペラ「愛が世界を救います(ただし屁が出ます)」は8月9日(月)~8月31日(火)PARCO劇場にて上演。ほか、地方公演あり。(cinemacafe.net)
2021年04月14日作・演出を宮藤官九郎が務めた、大パルコ人(4)マジロックオペラ『愛が世界を救います(ただし屁が出ます)』の東京公演が8月9日(月)~8月31日(火) 、PARCO劇場(渋谷PARCO 8F)で開催される。日本の後世に残るであろう、パワフルでスリリングな舞台作品を世に送り出してきた“大パルコ人”。この企画は大人計画とパルコが共同プロデュースする宮藤官九郎作・演出のオリジナルロックオペラのシリーズだ。2009年のメカロックオペラ『R2C2(アールツーシーツー)~サイボーグなのでバンド辞めます!~』、2013年のバカロックオペラバカ『高校中パニック!小激突!!』、2016年のステキロックオペラ『サンバイザー兄弟』に続き、2021年はマジロックオペラとなる。第4弾の舞台は、11年前の戦争(『R2C2』)で一度崩壊した2055年の渋谷だ。特殊な能力と共通の悩みを持つ浮浪児たちが出会い、双子のDJポリス、浮浪児を利用してのし上ろうと目論むカリスマ・育メン・ポップシンガーらと関わりながら成長。そして若者たちはやがて「世界を救う」という壮大なテーマを背負い、能力と羞恥心の狭間で葛藤する。怒髪天・上原子友康のオリジナル楽曲にのせて、今回も桁違いのバカバカしさと感動が炸裂。キャストには宮藤が推すフレッシュで頼もしい面々が揃った。まずはドラマ史に残るヒット作となったNHK朝ドラ『あまちゃん』(2013年)以来の宮藤とのタッグとなる、のん。そして様々なクリエーターに愛されNetflix『今際の国のアリス』(2020年)に出演やNHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』(2021年)、映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』『孤狼の血 LEVEL2』(2021年)が控えるなど活躍中の村上虹郎や映画『TOKYO TRIBE』(2014年)の主題歌と出演で鮮烈な印象を残したYOUNG DAISなど、豪華な顔ぶれが並ぶ。宮藤と出演者からのコメントは以下の通り。<作・演出:宮藤官九郎・コメント>超能力ものです。2055年の渋谷に超能力者が集まって、世の中をよくするために、喧嘩したり仲直りしたり、演奏したり歌ったりするマジメな集会です。ただし屁が出ます。すいません。マジメな時ほど屁が出ます。感想は「#ただし屁が出ます」で呟いて下さい。屁が出ます。<のん・コメント>大パルコ人に呼んでいただけて、嬉しい気持ちでいっぱいです。あまちゃんの時に、宮藤さんの脚本でお世話になりました。あの時は朝ドラフィルターがかかっていたんだなあ、と思うくらい、今回の宮藤さんのプロットがぶっ飛んでいてびっくりしました。きっと、タイトルを読んだだけで「一体どんな舞台なんだ?!」と誰もがドキドキワクワクしていると思います。私も心臓バクバクです。無事公演出来ることを楽しみに、稽古に励みます。頑張らなきゃ~~。<村上虹郎・コメント>うお~、ついに宮藤さん~、大人計画さん~、という感じです。ただただ観てきた側の人間として。不思議な感覚があります。そしてここに来ておそらく村上虹郎初めてのラブコメです。やばいです。こんな話の設定で作品作ろうとしている宮藤さんはやっぱりおかしな方だと思います。大パルコ人というとんでもないエネルギーのシリーズについていけるようまずは体力作り頑張ろうと思います。新生渋谷パルコで皆さん、ぶっ飛んでいきましょう。<三宅弘城・コメント>お芝居したり演奏したり唄ったり踊ったりという大パルコ人だからこそできること、今回初めて共演させて頂く方が多いこと、新しいパルコ劇場の舞台に立てること、そしてこのご時世に舞台に立てること、大パルコ人もう4回目なんですね、全てが嬉しく思います。今までのようなお客さんも参加して盛り上げていただく(いわゆるお客さんいじり)ようなことはできないかもしれませんが、渋谷を大パルコ人シリーズならではの、バカバカしい街にできたらと思います。楽しみです。劇場でお会いしましょう。<荒川良々・コメント>大パルコ人初参加の荒川良々です。4回目なんですね。皆様の足を引っ張らないように一生懸命に足掻いていきます。皆様お楽しみに!<伊勢志摩・コメント>大パルコ人に誘っていただけるとは思ってもみなかったので意外と戸惑っております。しかし、数年前、舞台を観に来てくれたのんさんと楽屋前で「いつか一緒に舞台やりたいですね」と話したことがあります。もちろん社交辞令ではないけれど実際にはなかなか叶わない夢だろうと思ってました。なのにこんなに早く実現するとは!大変楽しみです。<少路勇介・コメント>5年振りの大パルコ人を、新生PARCO劇場で出来る。大パルコ人は、僕の中でも特別で、決まった時はここ2~3年で1番嬉しかったです。毎度トリッキーな役柄ですので、今から楽しみです。「劇場に観に来て良かった」と心から思って頂ける様な作品を創っていきたいと思いますので是非お越し下さい。<よーかいくん・コメント>あれからもう5年たちましたか。またあるなんて!!また参加できるなんて!!出演オファーをもらったとき涙が出て、「生きててよかった!」と興奮しましたよマジで。こんなにシブい仕事はそうそうないから。「メカロックオペラ」「バカロックオペラバカ」「ステキロックオペラ」ときて次は「マジロックオペラ」!!ならおれはマジでやりますよ!!今回はまだあらすじしか読んでないけど、イカれてて、暖かくて、くだらなくて、グッときます(かんくろさん、ぶっちぎりだぜ!)。今、なんだか物足りないこの時代には大パルコ人のロックオペラが必要です。みんなで思いっきり笑って、ロックな生演奏の迫力も楽しんでください!<YOUNG DAIS・コメント>お話を聞いた時は、何より感謝と歓喜が溢れました。昨今は自分と向き合う時間が多く、変化に対するもどかしさを抱えていた時期でもありました。そんなタイミングで初めての舞台出演という未体験ゾーンに飛び込める事、未だ見ぬ新境地に今の自分が挑戦できることは、今後の人生においての自身の宝になると思っています。同じ空間の中で心を通わせて時間を共有できる喜びを、そして感動をお届け出来るよう出演者、スタッフの皆様と楽しみたいと思います。マジロックオペラ『愛が世界を救います(ただし屁が出ます)』ご期待下さい。<藤井隆・コメント>お声がけいただいてとても嬉しかったです。不安な点や心配事を思い浮かべると色々と湧いてきますが、せっかく「藤井で」と思いついてくだすったわけですし、あまりおどおどせずに。少し自分に下駄をはかせるつもりで。発破をかけて。ベストを尽くせるよう努めます。教えていただいている物語はすでに楽しくて、いただいている役名も早く口にだして言いたいのです。「熱い夏になりそうだ」そんな予感がしています。旅公演も楽しみです。■公演情報大パルコ人④マジロックオペラ『愛が世界を救います(ただし屁が出ます)』<東京公演>8月9日(月)~8月31日(火)会場:PARCO劇場(渋谷PARCO 8F)前売販売:7月3日(土)10時~チケット料金:11,000円(全席指定・税込)ヤング券(U-25チケット)=6,000円(観劇時25歳以下対象、要身分証明書、当日指定席券引換 /「パルステ!」、チケットぴあにて前売販売のみの取扱い)<大阪公演>9月4日(土)~9月12日(日)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール前売販売:8月1日(日)10時~チケット料金:11,500円(全席指定・税込)ヤング券(U-25チケット)=5,000円(観劇時25歳以下対象、要身分証明書、当日指定席券引換 / チケットぴあにて前売販売のみの取扱い)<仙台公演>9月15日(水)~9月17日(金)会場:電力ホール7月3日(土)10時~チケット料金:11,000円(全席指定・税込)ヤング券(U-25チケット)=6,000円(観劇時25歳以下対象、要身分証明書、当日指定席券引換 / チケットぴあにて前売販売のみの取扱い)【注意事項(各会場共通)】※本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されております。※公演中止の場合を除き、体調不良などお客様の事情によるチケットのキャンセル及び払い戻しは致しません。チケット購入の際には、自身の体調や環境をふまえ判断くださいますようお願いいたします。※チケット購入時に登録の氏名及び緊急連絡先は、必要に応じて保健所などの公的機関へ提供させて頂く場合がございます。予めご了承下さい。※未就学児のご入場はご遠慮下さい。※車イスで来場予定のお客様は、当日スムーズにご案内させて頂くため、購入席番号を公演前日までに各会場のお問合せ番号まで連絡ください。【ヤング券(U-25チケット)】についてご観劇日当日に25歳以下の方を対象とさせて頂いた当日指定席引換券となります。(26歳以上の方はご入場頂けません)当日、劇場受付にて指定席券と引換いたします。その際は必ず生年月日のわかる身分証明書を提示ください。(コピー不可)※2人でご来場の場合は席が離れる可能性あり。
2021年04月14日