有限会社エルステュディオインターナショナル(代表:さかより のりこ)がメディアプロデュースをする台北楊三郎美術館館長・ノリコマナーズ代表 村越のりこ氏。日本の文化とマナーを学ぶ『Hawaii セミナー』を2024年4月6日に開催します。楊三郎美術館にてお点前 村越のりこ氏舞台は台湾。台北・楊三郎美術館の館長も務める村越のりこ氏は同館内以外にも、領事館でのイベントや2,000人以上が集まる国際ロータリークラブ総会などで「日本の伝統文化である茶道・礼法」を広めてきた。一か国一度だけではなく、定着するように静かにひたむきに長い時間をかけて伝える和の心の実践。コロナ禍を経て、今春、満を持してハワイへ進出を決める。外国の地で、敢えてその場その場に合った「日本文化」の楽しみ方を模索し、世界に通用する「心意気・マナー」を伝えてきた彼女の次なる目標とは? 情熱の源と縁を尋ねる。〇マナーから「日本」を知る村越のりこ氏が「マナー」と「日本文化」を意識するようになったのは20数年前にハーバード大学との仕事をしていた頃のことだったという。当時、親の仕事の関係もあり、昔から海外に縁の深いのりこ氏は、「株式会社のりこインターナショナル」を設立し、海外での仕事のコーディネートに奔走する日々だった。帰国の際、ラウンジで、使った椅子をきちんと戻す――そんな当たり前の仕草を、「日本人は素晴らしい」と通りすがりの英国紳士に誉められた。自分では当然の行動への感想に驚くと同時に、「海外に居れば、自分は個人としてではなく【日本人】として見られるのだ」という発見を得た。海外で活躍する日本人が多くはなかった時分であるから、余計に「日本人の代表」になりやすい状況だったと言える。「礼儀をしっかりして、日本人の印象をよくしたい。もっと礼儀やマナーを知りたい」帰国後すぐ、礼儀作法の教師をしている友人の母(日本礼儀作法協会所属)から教えを乞うことにした村越のりこ氏。基礎知識を増やしていくうちに、やがて興味は、日本食や歌舞伎など日本文化そのものの継承へも広がっていく。日本文化の鑑賞の仕方、楽しみ方も一つそこに「作法」があると気づいたのだ。一つ一つの作法・文化に「理由」がある。日本ならではの文化・背景(季節)も含めて、考えを深め、交流していけば、「世界中どこでも通用する」と村越のりこ氏は言う。「堅苦しいだけのものではなくて、日本の礼儀作法(マナー)の基本は思いやりであり、おもてなしの心です。例えば、気持ちは思っているだけでは伝わりません。空港での件も、結局椅子を片付けることで、来た時どおりに綺麗にして去る――次の人のために『行動』が伴い、真意が伝わることで、相手も幸せな気持ちになります」言葉が通じなくても優しい笑顔と心配りで世界でも人と人の和を深く広げていくことができる――その信条は、彼女のこれまでの「出逢いと縁」に裏付けられていた。〇二つの出会い ~楊三郎美術館と裏千家茶道~村越のりこ氏にとって、大きな出会いが二つある。一つは台湾・台北の「楊三郎美術館」に関するもの。もう一つは、マナーを学ぶ中で、自然と導かれた「裏千家茶道」との出会いである。楊三郎美術館は、台湾の西洋美術振興や日台美術交流に尽力した台湾人画家・楊三郎氏の美術館である。村越のりこ氏はこの美術館の管理を任された。画家・楊三郎とは、日本統治時代に台北画材店で観た日本人画家・塩月桃甫の作品に感動し、画家を志し、京都へ留学した後デビューした「画壇の麒麟児」だ。その作品は社会情勢や政治の混沌に消えたものもあるが、残りの多くはその美術館に収蔵されている。しかし、台湾で一番大きい個人美術館にも関わらず、身内の他に管理者がおらず、「週に一回ほど」しか開いていない状態だった。「人生は全てが本当に出逢いだ」と語るのりこ氏。美術館を託されたのは、両親が知り合った不動産のディベロッパー、楊三郎氏の長男・楊星朗氏との縁だ。両親がアメリカで物件を探していた関係もあり、家族ぐるみでお付き合いする中で、のりこ氏は御存命だった楊三郎夫人に出会い、意気投合する。百四歳の高齢ながらパワフルで、日本を愛する夫人から、美術館の本格的なお手伝いを依頼されることになる。それが館長業務だ。元々、絵画は台湾を代表する素晴らしい作品で美術館自体の建物や庭も素晴らしく、週に一度しか開けていないのがもったいないと思っていたこともあり、引き受けたのりこ氏。「日本と世界を、文化で繋ぐという心意気は同じ」と考え、夫人・御子息が亡くなった今も志を継いで、作品も含めた場そのものを「文化の交流場」として整えた。現在、休館日は月曜火曜のみ。600坪ある庭ではカフェや松花堂弁当を楽しめるようにした。茶道裏千家のお稽古など「日本の文化や作法などに触れる講座」も開き、一方で、児童の写生大会やコンサートなど、地域の教育にも貢献する。では、茶道との出会いはどうか?一般的に「本格的にお茶の先生」というと幼い頃から親しんできたイメージがあるが、のりこ氏は大人になってから誘われた茶席が最初だという。もちろん興味は元々あったとのことだが、最初についた先生が亡くなり、ブランクが空いていた。再開することを決めたのは台北行きが決まっていた8年前、ご近所の茶道裏千家東京支部近くの茶道具店を散歩ついでに覗いた店で、店主と台湾での茶道の話をしたところ紹介されたのが今の恩師だ。これが第二の出会い。一生懸命学び真摯に茶道と向き合い、茶道裏千家正教授となる。今や自ら教室を開くに至る。どちらも不思議な「縁」で運ばれたものだが、「気づけば自分の使命だと感じるまでになった」とのりこ氏は語る。運ばれた縁を元に、美術館の館長として、2021年には泰明画廊(銀座)で念願の展示会を開催に尽力した。また茶の席も更に広がりを見せ、世界……少なくとも台湾という場所と日本を繋ぐ架け橋になる。どちらも「自分自身の希望」の姿であるのは言うまでもない。〇そしてハワイへ どこでも誰でも通じる日本の文化とマナー天から降ってきたようなタイミングで役割を打診される村越のりこ氏だが、自ら決意を新たに取り組んだ役目もある。2022年ロータリークラブの台湾支部の会長業だ。迷いはあったが「ロータリークラブは世界規模。日本と台湾の架け橋に微力であるが役に立ちたいという思いと少しでも茶道を広げたい」という一心で引き受けた。1年の任期を終えた2023年10月20日、総会がマリオットホテルにて行われ、2,000人が集結。茶道部設立が承認され、日本人4人と台湾人20人のメンバーのお披露目となった。実は京都のロータリークラブの元理事は茶道裏千家の15代家元・大宗匠。そのような経緯もあり台湾支部にも丁寧な手紙が届き、日台交流の場としてますますの盛り上がりを見せる。領事館でもイベントを行い、「台日交流会」の際には領事館広報代表からスピーチも頂き、本格的な「お茶」に触れる機会を作ることが出来た。「台湾には日本文化に興味ある人が多くいたこともあり、茶道とマナーから交流をするお互いにとって有意義な時間が過ごせています。こういうイベントはその場だけになりがちですが、拠点もあるためじっくりとお互いの文化を理解したうえで『マナー=心配り』を知って、それを広げていくことが出来る……よい蓄積が出来ました」お茶の作法は、日本では四季……季節を取り入れることで感性を豊かにすることが重要だ。それはマナーも同じ。台湾でも、土地の風習や季節にあったものを研究し、その上で例えば手紙を書いてみたり、浴衣でのお点前の機会を作ったり……文化・礼法のどちらもが楽しく取り組めるように工夫を凝らして行われている。「マナーは人々の生活を密着しているもの人と人との潤滑油。時間のない現代人こそ、『無理をしないで』学び続けることが大切だと思います。私自身日々勉強……気づくことは無限にあります」ロータリークラブの総会では、初めて中国語のスピーチも披露した村越のりこ氏。「一生懸命な生徒から、逆に自分が教わることが多い」と語る。台北の活動を経て、日本の文化やマナーは世界で通用する実感を得た今、親和性の高い「ある場所」を思い出した。それがハワイだ。「昔から好きで友人も住んでいます。日本文化やマナーへの潜在的なニーズも……。動機がただしければ、良いことで進んでいけば、必ずおもてなし・思いやりの心は広がっていく」ハワイ大学に裏千家が寄贈した茶室がある他、交歓茶会なども盛んなハワイで、世界からも注目される【日本人のマナーの良さ・礼儀作法】を、楽しく、自分が伝えられる限りを伝えていく。のり子氏の次の挑戦が始まる。村越のりこ氏 ホテルニューオータニ庭園にて (C)Benjamin Lee〇日本の文化とマナーを学ぶ『Hawaii セミナー』日時 : 2024年4月6日 13:00pm~15:00pm会費 : お一人様 $25 抹茶 和菓子付き主催 : Hawaii & Noriko. Inc ノリコマナーズKa-Lai Waikiki Beach 7F ボードルーム223 Saratoga Road Honolulu, HI 96815連絡先: (808)442-2341 現地E-mail: noriko@noriko-international.co.jp 【村越のりこ プロフィール】台北楊三郎美術館 館長株式会社のりこインターナショナル 代表取締役/ノリコマナーズ 代表茶道裏千家 正教授東京四谷生まれ。現在、東京、台北、ハワイ(ワイキキ)の3拠点にて活動中。海外での日本人のマナーの良さに自信と誇りを持ったことをきっかけに、この素晴らしい文化の継承をすべきと決心する。日本の伝統文化である礼法を通じマナーを教示。自信と余裕が持て、言葉が通じなくても優しい笑顔と心配りで世界でも人と人の和を深く広げる人財の育成に日本のみならず海外でも活動。多くの方々より称賛を得ている。<台北>■財団法人 新北市楊三郎美術基金会 董事長■台北牡丹ロータリークラブ 2022-2023年度 会長・2023年10月20日、同クラブ内に茶道部創設<ハワイ>■ワイキキにオフィス設立■2024年春、「ノリコマナーズ」本格始動。現在準備中【ノリコマナーズ及び楊三郎美術館に関するお問い合わせ先】メール : noriko@noriko-international.co.jp ノリコマナーズHP: 楊三郎美術館HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月16日田辺誠一主演ドラマ「ハコビヤ」の放送が決定。「撮影スケジュールがびっしり詰まっているんですが(笑)、ワンシーン・ワンカット悔いの無いように、スタッフの方達と力を合わせて作りあげていきたいと思います」と意気込みのコメントも到着した。とある街で洋食屋を営む白鳥剣。彼にはもう一つ、「運び屋」としての顔がある。運び屋といっても、ハリウッド映画に出てくるようなものではなく、犯罪行為にならなければ、ものでもひとでも何でも正確に運ぶ。届け先が分からないモノや、宅配便では決して届けられない場所への運搬など、“どうしても自分では届けられないもの”を運ぶ。その依頼の裏には、この運び屋に頼まなければならない、それぞれの事情が。全ての運びが終わったとき、依頼人、届け先、そしてそこにかかわる人の心に少し笑顔ができる――。田辺さん演じる本作の主人公は、洋食屋と運び屋のふたつの顔を持つ白鳥剣。通常の宅配便では不可能な分単位の正確性が要求される運びや、一風変わった依頼物、さらには人間まで運ぶため、男の元には様々な依頼が飛んでくる。今回、テレビ東京連続ドラマ初主演となる田辺さんは、「今まであまり観たことのないタイプのドラマですし、すごく良いお話なので大変嬉しかったです」と出演を喜び、「心がほっこりと温かくなるストーリーだと思いますので、新年この『ハコビヤ』を観ながらホッとしていただけたら嬉しいです」とメッセージを寄せている。また、剣の洋食屋にアルバイトとして働きたいと言ってくるヒロイン・天野杏奈役で影山優佳も出演。好奇心旺盛で、運び屋の仕事にも首を突っ込んでくる杏奈。彼女が運び屋に関わるのには、実は剣との過去が大きく関わっているという。『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル』「Re:Mind」に出演した元「日向坂46」の影山さん。グループ卒業後のドラマ出演は本作が初めてとなり「まさか新しいスタートを切ったこのタイミングで、こんなにありがたく光栄なお話をいただけるとは思っていなかったので、ただただ嬉しい気持ちでした」とコメント。役どころについては「杏奈はすごく感情が表に出やすくて分かりやすい子で、それが愛おしさだったり、逆にちょっと鬱陶しいなと思ったり。観る人の心を動かせるような役にしていけたらいいなと思っています」と印象を語っている。ドラマ25「ハコビヤ」は2024年1月12日より毎週金曜日深夜24時52分~テレビ東京ほかにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年11月25日展覧会「堀内誠一 絵の世界」が、群馬県立館林美術館にて、2023年10月7日(土)から12月17日(日)まで開催される。堀内誠一の画業の全貌を紐解く『ぐるんぱのようちえん』や『たろうのおでかけ』など、いくつもの人気絵本で知られる堀内誠一。1958年に初の絵本『くろうまブランキー』の絵を手掛けて以降、様々な画風、画材を用いて、子どもたちが物語を楽しめるよう構成や構図にこだわった多彩な絵本を生み出していく。絵本作家としてだけでなく、デザイナーとして研鑽を積んだ堀内は、アートディレクターとして雑誌『anan』や『BRUTUS』などの雑誌ロゴや本の装丁、ポスターデザインなど、多様なアート活動を展開した。絵本原画や貴重な資料など約250点「堀内誠一 絵の世界」は、アートディレクターとして、はたまた絵本作家として活躍した堀内の“絵の世界”に着目した展覧会。初公開となる若き日の油彩画、絵本原画や下絵、貴重な資料など約250点を展示し、堀内の創作の軌跡を辿る。旅人としての一面にも注目また、デザイナーであり旅人でもあった側面にも注目。ロゴデザインや雑誌レイアウトの仕事、取材で訪れた様々な場所、フランス在住時などに描いたイラストや絵地図も紹介する。さらには実際に使用していた画材や旅にまつわる資料も併せて展示し、画業の全貌を紐解いていく。なお、館林会場独自の展示として、世田谷美術館を代表する作家フランソワ・ポンポンの故郷、ディジョンの町を描いたイラストや絵地図も目にすることができる。展覧会概要「堀内誠一 絵の世界」会期:2023年10月7日(土)~12月17日(日)会場:群馬県立館林美術館 展示室2~4住所:群馬県館林市日向町2003開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)休館日:10月9日(月・祝)を除く月曜日、10月10日(火)観覧料:一般 830円(660円)、大高生 410円(320円)※( )内は20名以上の団体割引料金※中学生以下、障がい者手帳所持者およびその介護者1名は無料※群馬在住の65歳以上は平日のみ2割引き※10月28日(土)群馬県民の日は無料【問い合わせ先】群馬県立館林美術館TEL:0276-72-8188
2023年09月09日デザイナー、アートディレクター、絵本作家として活躍した堀内誠一さん(1932-87)。2022年に生誕90年を迎えることを記念し、彼の画業を振り返る展覧会が開かれます。『堀内誠一絵の世界』展、開催!【女子的アートナビ】vol. 2322022年1月4日から京都の大丸ミュージアムではじまる本展では、昭和時代に多方面で活躍した“レジェンド”デザイナー、堀内誠一さんの「絵の世界」にフォーカス。今なお愛される名作絵本『ぐるんぱのようちえん』をはじめとした多彩な絵本原画を中心に、雑誌の表紙やデザインの仕事、絵手紙など約150点の作品や資料が紹介されます。堀内さんは、『anan』にとっても“レジェンド”。1970年の雑誌『anan』創刊時に、タイトルロゴや表紙、ページネーションを手がけられました。『BRUTUS』や『POPEYE』など多くのロゴも堀内さん作。それらのロゴは今でも愛され、使われ続けています。20世紀の雑誌や絵本などのカルチャー界で多くの偉業を残した堀内さんとは、どんな方だったのでしょう?その画業をざっくりとご紹介します。14歳で伊勢丹宣伝課に入社!1932年、東京に生まれた堀内さんは、図案家だった父親の影響を受け、幼少期から絵を描きはじめます。少年期に第二次世界大戦が勃発。疎開先の石川県で終戦を迎え、東京に戻ります。1947年、14歳という若さで伊勢丹宣伝課に入社。ディスプレイデザインやPR誌の編集作業に取り組みながら、美術研究所に通って絵画も制作。1949年には現代美術会展に出品し、奨励賞を受賞します。堀内さんは、著書『父の時代・私の時代わがエディトリアルデザイン史』(日本エディタースクール出版部)で「私がエディトリアルデザインに興味を持ったのは6、7歳の頃でした」と述べています。幼少期に自分でつくった詩に絵をつけたり、図案を描いたり、さらには雑誌風に編集もされていたとのこと。それらの記録の一部も、本展で展示されます。絵本画家デビュー!その後堀内さんは、クリエイティブ集団アドセンター株式会社でデザイナーとして活躍。雑誌のエディトリアルデザインや化粧品の広告、パッケージデザインなどを手がけます。1958年には、はじめての絵本『くろうまブランキー』を出版し、絵本画家としてデビュー。さらに『ぐるんぱのようちえん』や『たろうのおでかけ』など人気絵本を次々と生み出していきます。驚くのは、これらの本が今でも書店で購入することができ、正真正銘のロングセラーになっていること。1965年に出された『ぐるんぱのようちえん』は、2021年に大江戸線の「子育て応援車両デザイン」にも採用されています。パリに移住!1960年から61年にかけて、堀内さんはヨーロッパを視察。はじめての海外旅行で、フランス・パリを拠点にイタリア、スペイン、ドイツなどの美術館や教会を巡り、コンサートや芝居にも出かけます。帰国後は再びデザイナー、アートディレクターとして雑誌や広告の仕事を手がけ、当時のカルチャー界をけん引。トップランナーとして最先端のトレンドを生みだし、『anan』の創刊プロジェクトにも携わります。1974年、堀内さんは家族とともにパリ郊外へ移住。約7年滞在し、絵本の仕事に専念します。人気絵本『こすずめのぼうけん』が生まれたのもパリ時代。古今東西、さまざまな文化を吸収していた堀内さんの作風は多彩で、物語にあわせた絵柄で数々の絵本を制作していきます。堀内さんの絵本への情熱は格別だったようです。著書『ぼくの絵本美術館』(マガジンハウス)では、「幼児にとって絵本とは何と素晴らしい人間の発明品か」と述べ、同書で絵本の歴史と絵本愛を余すところなく語っています。また、ヨーロッパだけでなく世界中を旅した堀内さんは、風景画や絵手紙、シチリアやパリの地図なども描き残しました。それらの作品も、今回の展覧会で見ることができます。1981年にフランスから帰国。その後も創作活動を続けていた堀内さんは、1987年、下咽頭癌により急逝。享年54歳でした。ぜひ生の作品を!本記事でご紹介したのは、堀内さんの仕事のほんの一部です。展覧会では、子どものころに描いたスケッチや青年期の油絵、絵本原画、デザインの仕事など、生の作品を通して“レジェンド”の偉業に触れることができます。令和の時代まで色あせずに愛され続けている堀内さんの作品たちを、ぜひ会場でご覧になってみてください。展覧会は、大丸ミュージアム京都のあと、クレマチスの丘 ビュフェ美術館、県立神奈川近代文学館、ひろしま美術館などに巡回予定です。参考文献・参考サイト:堀内誠一『父の時代・私の時代わがエディトリアルデザイン史』(日本エディタースクール出版部)堀内誠一『ぼくの絵本美術館』(マガジンハウス)コロナ・ブックス編集部編『堀内誠一旅と絵本とデザインと』(平凡社)Information会期:2022年1月4日(火)~24日(月)※会期中無休会場:大丸ミュージアム〈京都〉[大丸京都店6階]開館時間:午前10時~午後7時30分まで(午後8時閉場)※最終日は午後4時30分まで(午後5時閉場)観覧料:一般・大学生¥1,000、中高生¥800、小学生以下無料※最新情報などの詳細は公式サイトをご覧ください。
2021年12月27日俳優の田辺誠一、女優の小芝風花が出演する、総務省「第49回衆議院議員総選挙」WEBムービー「だから、私は投票する。」投票日周知編、「だから、私は投票する。」期日前投票周知編、「だから、 私は投票する。」感染症対策周知編、「新型コロナウイルス感染症対策について」編が、19日(9:00〜)より特設サイトにて公開される。WEBムービーでは「だから、私は投票する。」というキャッチコピーの下、自分のことや大切な人のこと、これからのこと、そして、この国のことなどに思いを巡らせる、さまざまな年代・職種の人たちが登場。そうした一人ひとりの思いに寄り添うドキュメンタリータッチのストーリーを通じて、それぞれの思いを託す衆議院議員総選挙への投票が、自分たちの明日からの原動力につながっていくというメッセージを表現している。小芝、田辺は今回、メッセンジャーという立ち場ではなく、赤ちゃんをあやす母子や縁側でくつろぐ老夫婦、飲食店の店主といった他のキャストと同じ、一人の国民として出演。気分転換をしている休日の自宅屋上や休憩中の撮影現場で、心の奥底にある大切な思いを吐露するシーンが印象的に描かれる。また、「新型コロナウイルス感染症対策について」編では、「出入口への消毒液の設置」「記載台、鉛筆の消毒」「定期的に換気」といった投票所での新型コロナウイルス感染症対策について、 ナレーションとタイトルに合わせたアニメーションを使って紹介。さらに、筆記用具の持ち込みが可能なこと、投票日当日に行けない場合、「期日前投票」ができることなどを、小芝と田辺の表情やアクションを通して周知する。
2021年10月19日「撮影の前に、村松先生の事務所に行ってお話を聞きました。村松先生は、誰に対しても開放的に話をされる方。それが依頼人を安心させ、心を開かせるのだろうと思いました。ドラマでは依頼人の隣に寄り添うような演技を心がけています」そう語る反町隆史(45)は、今年7月に俳優デビュー25周年を迎えた。『GTO』の鬼塚英吉先生、『相棒』シリーズの冠城亘刑事と、国民的人気を誇る役を演じてきた彼が、22日スタートの『リーガル・ハート~いのちの再建弁護士~』(テレビ東京系・毎週月曜22時~。初回7月22日は21時~)で、初の弁護士役に臨んでいる。本作は、実在の企業再建弁護士、村松謙一さんが自らの経験をつづった本を原作に、倒産危機に陥った企業とそこで働く人々を救う弁護士を描いた人間ドラマ。債権者とは粘り強く対峙する村松弁護士だが、「先生の趣味は草むしりや釣りで、僕と似ているところも多い」と反町。「僕が演じる村越誠一は、劇中で娘を亡くします。亡くなった娘の手紙を読むシーンがあるんですが、僕も娘2人を持つ父親ですから、グッと胸にきました。そんな痛みを知っているからこそ、村越はこんなにも優しくなれるんでしょうね」ドラマ外でも、娘を思う気持ちは変わらないようだ。「男親って女の子に弱いよね(笑)。男の子なら、自分の経験からわかることも多い。でも女の子はね……。いろいろ心配しちゃう。どんどん父としての自分が弱く涙もろくなっていくんです」劇中で反町を支える妻を演じるのが和久井映見(48)。’97年の『バージンロード』以来、22年ぶりの共演を喜んでいる。「和久井さんが“妻”と決まったとき、ホッとしました。当時から控えめな方で、今回の現場でもそんなに話すわけではありません。でも、若いころを互いに知っているという信頼感もあって、会話しなくても“しっくりくる夫婦”になっています。僕だけ、そう思っているのかもしれないけどね(笑)」
2019年07月22日「この作品のロケで千葉に行ったんですが、現場近くに『ビーチボーイズ』の舞台になった民宿を、そのまま再現したカフェがあって。空き時間に顔を出してきたんです。本当に懐かしかったな~」爽やかな笑顔とともに、そう語る反町隆史(45)は、今年7月に俳優デビュー25周年を迎えた。『GTO』の鬼塚英吉先生、『相棒』シリーズの冠城亘刑事と、国民的人気を誇る役を演じてきた彼が、22日スタートの『リーガル・ハート~いのちの再建弁護士~』(テレビ東京系・毎週月曜22時~。初回7月22日は21時~)で、初の弁護士役に臨んでいる。本作は、実在の企業再建弁護士、村松謙一さんが自らの経験をつづった本を原作に、倒産危機に陥った企業とそこで働く人々を救う弁護士を描いた人間ドラマ。「撮影の前に、事務所に行ってお話を聞きました。村松先生は、誰に対しても開放的に話をされる方。それが依頼人を安心させ、心を開かせるのだろうと思いました。ドラマでは依頼人の隣に寄り添うような演技を心がけています」債権者とは粘り強く対峙する村松弁護士だが、「先生の趣味は草むしりや釣りで、僕と似ているところも多い」と反町。「僕が演じる村越誠一は、劇中で娘を亡くします。亡くなった娘の手紙を読むシーンがあるんですが、僕も娘2人を持つ父親ですから、グッと胸にきました。そんな痛みを知っているからこそ、村越はこんなにも優しくなれるんでしょうね」人や作品との出会い。そして年齢……25年のキャリアが、この役に説得力をくれた――。そう語る反町。笑顔は20代と変わらず、若々しいままだった。
2019年07月22日俳優の反町隆史(45)が7月スタートのテレビ東京系ドラマ「リーガル・ハート~いのちの再建弁護士~」に主演することを、一部スポーツ紙が報じた。反町が連ドラで主演を務めるのは、2015年1月期のNHK「限界集落株式会社」以来約4年半ぶり。テレ東では今回が初となる。記事によると同ドラマは、企業再生が専門の弁護士・村松謙一氏のノンフィクション「いのちの再建弁護士会社と家族を生き返らせる」が原作。反町演じる企業再生弁護士・村越誠一が倒産危機にある中小企業を救うために奮闘するストーリーで、反町は初の弁護士役に挑むという。反町といえば、15年10月期からテレビ朝日の人気ドラマシリーズ「相棒」で水谷豊(66)演じる主人公・杉下右京の相棒・冠城亘役を熱演中。他局のドラマに出演したのは18年4月期の「花のち晴れ~花男 Next Season~」(TBS系)のみだったが、ここに来てテレビ朝日以外の連ドラ出演を本格的に“解禁”したかたちだ。「水谷さんは『相棒』に並々ならぬ熱意を持っており、共演者も相応の姿勢が求められてきました。しかし反町さんはすでに、水谷さんから絶大な信頼を得ております。そうした関係性ができていることもあり、今回の挑戦となったのでしょう」(テレビ局関係者)今月9日には、都内の路上で体調不良で動けなくなった女性を救護していたことが報じられていた反町。そんななかでの弁護士役出演とあって、早くも話題となっている。「いま、流れがきている俳優といえるでしょう。放送される月曜午後10時枠は、重厚な人間ドラマを高いクオリティで描く作品が多い枠。経済的な苦境に立たされた人々を救う弁護士役で、反町さんとしても新境地を開拓しています。女性を救護した報道もあっただけに、ドラマへの注目度は高い。ここでも好調な視聴率をたたき出せば、他局からのオファーが殺到しそうです」(テレビ局関係者)今後、さらに俳優としてステップアップする可能性もありそうだ。
2019年05月16日7月期のテレビ東京系ドラマBiz枠では、反町隆史主演の「リーガル・ハート~いのちの再建弁護士~」を放送。今回、テレビ東京連続ドラマ単独初主演となる反町さんが、初の弁護士役に挑戦する。日本の企業のうち、実に99.7%が中小企業と言われている。本作では、そんな中小企業を年間8,000件以上に及ぶ倒産から救うことに心血を注ぐ弁護士の姿を描く。原作は、現役の弁護士・村松謙一が書いた「いのちの再建弁護士 会社と家族を生き返らせる」(角川文庫/KADOKAWA)。「ザ・プロフェッショナル」でも取り上げられた村松氏をモデルに、実話からインスパイアされた熱いドラマが展開する。倒産の淵にある会社の再建現場には、経営者をはじめ多くの人が関わり、それぞれの人生のドラマがある。再建弁護士は、そんな危機にある人々に暮らしを守る知恵と勇気と希望を授け、自ら再生へと踏み出す力を導き出そうとするが、傾いた会社を早く潰してしまおうとする債権者たちの力が立ちはだかる。再建弁護士は、人々を倒産から救うため、債権者と対峙する…。今作へ村越誠一役で出演する反町さんは「実在する再建弁護士・村松謙一さんを演じるということで、先生の名に恥じないよう、骨太な人間ドラマを作りたいと思っています」と気合いを入れる。また「撮影に入る前、村松先生にお会いし話を伺う機会がありました。初対面にもかかわらず、ふっと先生に気持ちを預けて、何でも話したくなるような優しさに包まれたのが印象的でした」と対面した印象を明かし、「言葉や表情はもちろんですが、相手を安心させたり、勇気付けるような、鋭く、時にあたたかなまなざしを心がけて撮影に臨んでいます」とコメントしている。「リーガル・ハート~いのちの再建弁護士~」は7月、毎週月曜日22時~テレビ東京系にて放送予定。※地上波放送終了後BSテレ東で放送、Paraviでも配信(cinemacafe.net)
2019年05月16日これまでに30か国以上を訪れた田辺誠一さんが手がける、初の旅エッセイ集『欧州旅日記』が発売された。でも、旅行をしたときの記録は、ほとんど残していないのだそう。読んだ後に“旅をしたい”と思ってもらえたら嬉しいです。「全部、頭の中で思い返しながら書きました。どうやら記憶力がいいようで、幼稚園くらいからのほとんどのことを覚えています。芝居のロケ地を通ったときには“あの役者さんとこんな話をした”とか、そのときの気持ちが蘇ってくるんです。写真もあまり撮らないのが理想。それよりも記憶に残したり、状況を堪能することに集中したいですね。でも、エッセイにも書いている、デンマークの『ノーマ』とスペインの『カン・ロカ』という2つのガストロノミーを訪れる旅では、料理を記録に収めるために、いいカメラを持っていきました。人のブログを見たり、“このアングルで、光は横か後ろから入れるようにして…”などと、撮り方の研究もしましたね」そんなふうに、最近では、食が旅のきっかけになることが多いそう。「昔は観光地に行きたいとか、ショッピングを楽しみたいという気持ちが強かったんですが、スペインにある『ムガリッツ』というガストロノミーで食事をしてから変わりました。マリモみたいな見た目のものや、自分でゴマをすって食べるもの、液体をかけると泡になるような料理をいただき、これはアートだと思いました。素晴らしい空間のなかで、信じられないようなアイデアと美しさとシンプルさがある料理をいただく。ほかの芸術は観るというアプローチが多いなかで、体の中に入れて体感することができる。そんな芸術として素晴らしいジャンルがあったことを気づかされ、いろいろなところに行ってみたいという気持ちが芽生えました。今、気になっているのは、ベストレストラン50の上位が集まっているといわれるペルー。日本食とペルーの郷土料理をマッチングさせた『MAIDO』というお店の料理が食べたいです」デンマークにある『ノーマ』へ行くことを決めたのは、出発の10日前だったという田辺さん。「ホームページを見ていて、10日後に空きが出たことを知り決意しました。フットワークは子供の頃から軽いです。軽さしかないです(笑)。小学生のとき、杉並区にある学校の窓から新宿のビルが見えて、行きたくなって。行ってみたら『藤子スタジオ』と書いてあったので、トントンと扉を叩いて『藤子先生はいますか?何か描いてください!』と。すべてがそういう感じです。やってダメでも地球がひっくり返るわけじゃないし、後悔するほうが嫌なんです。それに、自分が知らない場所に行ったり、新しいことをする経験って楽しいじゃないですか。旅も予定どおりにいかないことが多いですけど、そこが醍醐味のひとつだと思っています。そう、最近、伊丹十三さんの『ヨーロッパ退屈日記』という本を読んで、何十年も前の作品なんですが、すごく面白いと感じました。欲を言えば、僕のこの本も、何十年も後に読んだ人にも楽しんでもらえるとありがたいですよね。そして、“旅がしたいな”“新しい体験をしてみたいな”と思っていただけたら、そんな嬉しいことはないです」『欧州旅日記』一流レストランを目指してヨーロッパを訪れたときの記録や旅先でのハプニング、荷物や文化にまつわる役立つ小技などが綴られたエッセイ集。田辺さんが描いた、かわいいイラストも満載です。産業編集センター1300円たなべ・せいいち1969年4月3日生まれ。俳優、映画監督として活躍する一方、「かっこいい犬」のイラストで画伯としても人気。『にっぽん!歴史鑑定』(BS-TBS)ではMCを担当中。※『anan』2018年5月16日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2018年05月13日11月10日に舞台『誰か席に着いて』のプレビュー公演が開幕。それに先がけて公開稽古(一部シーン)と囲み取材が行われ、取材には田辺誠一、木村佳乃、片桐仁、倉科カナが登壇した。舞台『誰か席に着いて』チケット情報本作は、舞台『家族の基礎~大道寺家の人々』(作・演出)やNHK「LIFE!~人生に捧げるコント~」(脚本)などさまざまな作品を手掛ける倉持裕(劇団「ペンギンプルペイルパイルズ」)の作・演出による新作コメディ。2組の夫婦を中心としたストーリーで、映画プロデューサー・有園哲朗を田辺、その妻で売れっ子脚本家・織江を木村、売れないギタリストで作曲家・染田奏平を片桐、その妻で元プロダンサー・珠子を倉科が演じ、そこに福田転球と富山えり子が加わる6人芝居となっている。囲み取材では、まず田辺が「みっちり1カ月稽古したので、お客さんがどう楽しんでくれるか楽しみです」とコメント。木村は「久しぶりの舞台なので緊張しています!」と笑顔を見せ、「浮気があったり、借金があったり、盗作があったり、横領もあるけど、それでもコメディなんです」と作品を紹介するも勢いよくネタバレをしてしまい、片桐からツッコミをうける和やかな場面も。片桐は「和気あいあいと稽古してきたので、本当に(役柄同様)“家族”って感じになってきてる」と振り返り、「お客さんに観てもらって、笑ってもらって、はじめて答えが出る作品です。緊張はしますが、早くお客さんの前でやりたい」と本番が待ちきれない様子。それに対して倉科は「本当に稽古場が穏やかで。その延長線で進んでしまって今、緊張感がない(笑)」と笑いつつも、「これから“稽古がこういうところに生きてる”と実感していくんだろうなと思います」と語った。また取材には、愛嬌のある画風で人気の“田辺画伯”による描き下ろしイラストがプリントされた、“誰も席に着けない”グッズ(トートバッグ・Tシャツ)も登場。田辺はイラストについて「それぞれに秘密があって“席に着けない”お話なので。その心のぽっかりした穴を椅子で表現しました」と解説した。崇高な芸術とその未来について大いに語り合うはずが、実際は目の前の現実で精一杯な2組の夫婦の姿が描かれる本作。膨大な台詞の応酬からじわじわと浮かび上がる現実は意外に重いが、登場人物の魅力によってつい笑わされてしまった。どんどん露になる問題のその先に描かれるものはなにか――ぜひ劇場で確認して!『誰か席に着いて』は、プレビュー公演後、石川、大阪、静岡、福岡、広島を巡演し、11月28日(火)から12月11日(月)まで東京・シアタークリエにて上演。その後も、新潟、山形、福島にて上演される。撮影・取材・文:中川實穂
2017年11月14日全国公開中の『斉木楠雄のΨ難』に出演している俳優の田辺誠一、賀来賢人、同作でメガホンを取った福田雄一監督。同作でタッグを組んだ3人が10月22日(日)朝に放送される「ボクらの時代」に出演。“映画”“家族”…この3人ならではのトークを繰り広げる。「ボクらの時代」は俳優、ミュージシャン、アーティスト、映画監督、学者、ビジネスマン、デザイナー、教師…そして政治家まで、ひとつのジャンルにとらわれることなく、多方面で活躍する3人のゲストがそれぞれの立場から自由気ままに語り合うトークドキュメンタリー。今回は“1つの作品”でつながった3人がゲストとして登場。雑誌「メンズノンノ」のモデルから俳優へと進出。80年代後半から90年代の“トレンディ”時代を駆け抜け『ハッシュ!』『害虫』では報知映画賞など各賞を受賞。最近では「ボク、運命の人です。」で亀梨和也演じる主人公の上司役を演じるなど、名脇役として数多くの作品に出演している田辺さん。連続テレビ小説「花子とアン」のヒロインの兄役、大河ドラマ「花燃ゆ」での沖田総司役などで注目され、その後映画『森山中教習所』で主演。「勇者ヨシヒコ」シリーズや「スーパーサラリーマン左江内氏」など数々の福田監督作品をはじめ、「Nのために」で共演した女優の榮倉奈々との結婚も話題を呼んだ賀来さん。放送作家としてバラエティ畑で活躍。そこから「33分探偵」「コドモ警察」などの個性派ドラマで注目され、「勇者ヨシヒコ」『HK 変態仮面』シリーズなどの人気作を続々に世に送り出し、この夏には『斉木楠雄のΨ難』と同じく「週刊少年ジャンプ」連載の人気コミックを映画化した『銀魂』を大ヒットさせた福田監督。田辺さんは、高校時代にコントを制作したり、映画制作に夢中だったと語り、なぜ撮る側から演じる側に進んだのか?23歳で役者の道に進んだ理由を明らかにする。賀来さんは、若い頃の貧乏生活をふり返り、水道を止められたこともあるエピソードを披露。また、次々と出てくる同世代の若手俳優に焦りを感じているといい、彼が意識する若手俳優を激白。福田監督は、結婚を機に、無職から放送作家に。“笑い”についての難しさと、三谷幸喜や宮藤官九郎のすごさを熱弁する。また、家庭を持つ3人が、それぞれの結婚がもたらした変化についても言及。田辺さん&賀来さんは、俳優同士の結婚とその日常についてなど、プライベートトークも展開!結婚&子どもの誕生でどのような変化があったのか?ここでしか繰り広げられない貴重な30分をお見逃しなく。『斉木楠雄のΨ難』は生まれながらに与えられたとんでもない超能力を隠して高校生活を送る斉木楠雄と、普通の生活に憧れる楠雄の周囲のトラブルメイカーなクライメイトたちが織りなすギャグコメディ。主人公・斉木楠雄役には数々のコミック原作映画で主演を務めてきた山崎賢人。斉木に想いを寄せるヒロイン・照橋心美役に橋本環奈。そして転校を機に優等生キャラへとイメチェンを図ろうとしている元暴走族総長・窪谷須役に賀来さん、田辺さんは楠雄の父親役で出演している。『斉木楠雄のΨ難』は全国にて公開中。「ボクらの時代」は10月22日(日)7時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年10月21日俳優の田辺誠一が6日、主演舞台『誰か席に着いて』の製作発表に、木村佳乃、片桐仁、倉科カナ、作・演出の倉持裕とともに登場した。同作は倉持によるオリジナルコメディ。芸術家の活動を支援する文化財団創設者の孫娘・織江(木村)と夫の哲朗(田辺)、織江の妹の珠子(倉科)と夫の奏平(片桐)が助成対象者を決める選考会に集まるが、それぞれが秘密の問題を抱えていた。田辺は「やはり今この時代、この空気の中で倉持さんが何を感じているのか、笑いの奥に何かしら時代を切り取ものがあるんだろうなという予感で、とても楽しみにしています」と作品に期待を寄せた。それぞれのキャラクターに頭をいっぱいにしている事柄があるため、メインキャストの4人が1分間の制限時間の中で、”頭の中を占めること”をイラストに描くことに。美大出身の片桐は犬のイラストを見せながら「ももちゃん。18歳の雌の犬なんですけど、家で点滴を打っていまして」と、心配そうな様子を見せた。さらに「瞳の潤んだ感じを出そうと思ったんですけど、思ったより顔が長くなってしまって」と反省した。また、木村は「ホラーが大好きなんです」とゾンビの絵を披露。「最近ホラーのヒットがなくて、前に見たホラーをこっそり見ている」と明かし、「ダーレン・アロノフスキーの『マザー!』を楽しみにしてる」と語った。イラストについては、制限時間に焦ってしまったため「ボディがちょっと」と悔しさをにじませたが、倉持は「口元が楽しそうですよね。割とエンジョイしている感じ」と評していた。かわいらしいイラストで場を沸かせた倉科は「猫を飼ってまして、キッチンの扉を開けてすごい入るんですよ。ガムテープを貼ってて」と解説。「こないだ料理をしていたら火に飛び込んできて、『あぶなっ』と思って、鍵をつけようかと悩んでいます」と説明した。倉持は「ガムテープの塗り方にも、開けさせまいという意思が感じられます。早く鍵をつけられたらいいなと思います」と感想を述べた。ゆるいイラストが話題を呼び、グッズにもなっている田辺は「お腹のお肉が落ちなくなってしまいまして」と自身のイラストを見せる。「ドラマの衣装合わせとか行ってもズボンがなかなか合わなくて……」と苦笑しつつ、「原因はわかるんですけど、横に描いていあるロースライス」と明かす。倉科が「見ても聞いてもわからないですね」と的確につっこむと、田辺は、ある店にあり昔週1回食べていたという、揚げた豚肉をごはんにのせた”ロースライス”というメニューを紹介。「作ってる人が90歳になっていて、30年ぶりに食べたらおいしくて、いつまで食べられるのかなと思ったら毎日食べちゃいまして」と説明した。倉持は田辺のイラストに、「内容はどうでもいい」と評価を放棄。「間ですかね? 空白がやっぱり面白いのかなあ」と魅力の理由を探っていた。
2017年09月08日日本を代表するミステリー作家・森村誠一を代表する作品の1つでこれまで何度も映画化、ドラマ化されてきたベストセラー小説を、藤原竜也と鈴木京香の共演でドラマ化するドラマスペシャル「人間の証明」が、4月2日(日)今夜テレビ朝日系で放送される。原作は1976年に発表された同名小説で、同作は「棟居刑事シリーズ」の主人公である棟居弘一良が初登場する作品としても知られる。現在までに単行本・文庫本含め累計770万冊以上を売り上げるベストセラーとなった原作は、1977年に岡田茉莉子×松田優作主演で映画化され大ヒットを記録した後も、1978年に連続ドラマ化、1993年には石黒賢主演で、2001年には渡辺謙主演でスペシャルドラマ化、2004年には竹野内豊主演で再度連続ドラマ化されるなど、幾度となく映像化されてきた。設定などがアレンジされてきた過去のドラマ版と違い、今回は「終戦直後から1970年代の昭和」をバックグラウンドに、原作に忠実な映像化に挑戦。その普遍的な訴求力に富むストーリーを現代によみがえらせる。昭和49年、東京。ホテルの最上階に向かうエレベーターの中で、一人のみすぼらしい身なりの黒人青年が息絶える。胸には深々と突き刺さるナイフ。頬には一筋の涙が伝っていた。現場に駆け付けた麹町東署の棟居弘一良(藤原さん)は、本庁捜査一課の横渡伸介(緒形直人)とともに捜査を開始。青年が向かおうとしていた最上階で聞き込みを始める。その日、最上階では高名な美容家の八杉恭子(鈴木さん)による盛大なレセプションパーティーが開かれていた。大勢のマスコミや招待客がひしめき、大物議員の夫(中原丈雄)と一人息子(堀井新太)とともにスポットライトを浴びる恭子は、理想の妻、理想の母として日本中の憧れを集めていた。殺された青年の名前はパスポートからジョニー・ヘイワードと判明する。しかし、恭子のパーティー客に該当する人物はいなかった。その後の捜査で、ジョニーはニューヨークのスラム街育ちであること、片言ながら日本語が話せたこと、そして死の間際「ストウハ」という謎の言葉を残していたことが分かるが…。今回、棟居弘一良を演じる藤原さんは、舞台から映画・ドラマと幅広く活躍し、昨年公開の『僕だけがいない街』や『デスノート Light up the NEW world』も大ヒット。これまで数々の名優たちが演じてきた棟居を藤原さんがどう演じるのかも本作の見どころ。また八杉恭子を演じるのは映画『清須会議』や昨年の大河ドラマ「真田丸」などで知られる鈴木さん。鈴木さんと藤原さんは今作が13年ぶりの共演となる。そのほか棟居と行動を共にするベテラン刑事役で緒形さんが、昔の恭子を知る老女役で草笛光子、捜査の全権を握る捜査一課キャップ役には宅麻伸など実力派俳優がキャストに揃った。さらに主題歌をEXILE ATSUSHIとギタリスト・Charがコラボして「EXILE ATSUSHI & Char」として担当する。ジョー山中氏の名曲へのリスペクトの想いがこもった新たな「人間の証明のテーマ」にも注目だ。ドラマスペシャル「人間の証明」は4月2日(日)21時~テレビ朝日にて放送。(笠緒)
2017年04月02日俳優・船越英一郎主演のテレビ東京系ドラマシリーズの完結編『刑事吉永誠一ファイナル』(12月28日 21:00~22:50)が放送されることが9日、わかった。同作は2004年にスタートして以来12年続く人気シリーズで、これまでに『水曜ミステリー9』枠で全13作(最高視聴率14.9%)を放送、2013年と2014年には連続ドラマとしても放送された。船越演じる神奈川県警本部の刑事・吉永誠一が、様々な事件に挑んでいく。ファイナルでは、小泉孝太郎演じる吉永班刑事・鑑貴一はもちろん、里見浩太朗演じる吉永の恩師・津村健三といった物語のキーパーソンとなる人物が出演。かつて自分を刑事に導いてくれた恩師が容疑者として浮かび上がってきた吉永は、刑事人生の全てをかけ、事件の真相解明に取り組んでいく。同局編成局 ドラマ制作部浅野太プロデューサーは、「テレビ東京のミステリードラマを12年間最前線で引っ張り続けた"看板"が、ついに完結します」と、しみじみとコメント。「刑事ドラマの醍醐味を全て凝縮した"12年間の集大成"を、ぜひお楽しみいただければと思います」とアピールした。
2016年12月09日クールなのに、どこかふわふわした癒しの雰囲気を持つ田辺誠一さん。今回はフィルムカメラで撮影をしたのですが、そのシャッター音を愛おしそうに聞いていた横顔が、印象的でした。――18歳でこの世界にお入りになり、来年で30年と伺いました。田辺:でもまだ、大人になった実感がまったくないんですよ…(苦笑)。とはいえ、今思うと、確かに30歳を越えたあたりから、昔は体が泳いじゃって似合わなかったスーツが好きになったり、ホテルやレストランで「浮いてる?」と違和感を覚えていたのが、いつの間にかなくなったりはしたような…。――今日の取材もホテルでした。田辺:はい、もうしっくり(笑)。――お若い頃は、早く大人になりたいと思ってらっしゃいました?田辺:というより、“俺だって大人なんだ!”と、必要以上に主張をしていたのかも。なのに、世間からは未熟者扱いされるという状況に、ストレスを感じていた気がします。でも年が上がるにつれ、例えば後輩ができたり、撮影現場で自分が最も年長者ということが増え、状況的に周りから“大人扱い”されるようにはなりますよね。結果、自然に振る舞いが大人的になってきて…の、47歳の僕なんでしょう。――田辺さんが考える“大人の男”とは、どういう人ですか?田辺:落ち着いていて、余裕がある人。それってきっと、さっき言ったように必要以上に主張をしないから、若い頃にしていたような無駄な争いが減るんだと思うんです。だから日々に余裕が出るのでは。でも、年をとるっていいことですよ。なんか、喜びが増える。小さいことが嬉しくなりますよ。若いときって突っ走ってるから、周りのことなんて全然見てないんです。だって、特に若い俳優の世界では、そうしていないと世の中に呑み込まれてしまいますし。でも大人になるにつれてスピードを落とせるようになり、「あ、こんなところに花が咲いてるぞ」って、寄り道ができるようになる。僕だったら、「あ、絵、描こう~」とか、「あ、お菓子食べよう~」って。それが楽しい。――かっこいい系の田辺さんが、実はかわいいイラストを描く人だったことには、本当に驚かされました。しかも、絵がなんとも…。意外とユルい方だったんですね…。田辺:はい。今じゃ街で中学生から、「あ、画伯じゃん」とか言われますよ(笑)。実は僕は20歳くらいから絵はずっと描いていましたし、たまに取材で話したりもしてたんですが、当時はSNSなんてなかったから、話題にもならず。まさかLINEでスタンプを売ったり、NHK紅白歌合戦のロゴマークを描くようになるとは…。しかも、45歳を越えてからですよ。タイムマシンがあったら今すぐ中学時代の僕のところに行って、「お前45歳から絵をやるんだぜ!」って伝えてあげたい(笑)。絶対信じないでしょうけどね。「ていうか、45歳で何があったの?」って、ポカーンとされると思います。◇たなべ・せいいち俳優。1969年生まれ、東京都出身。主演ドラマ『とげ 小市民 倉永晴之の逆襲』がフジテレビ系毎週土曜23:40~放送中。自作のLINEクリエイターズスタンプも好評。※『anan』2016年11月16日号より。写真・阿部裕介スタイリスト・中川原 寛ヘア&メイク・松岡 彰
2016年11月11日現在放送中のオトナの土ドラ「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」に出演している田辺誠一、西田尚美、西村和彦、遊井亮子が、10月17日(月)放送の「ネプリーグ」に登場。「ネプチューンチーム」と対決を繰り広げるようだ。「ネプチューン」の名倉潤、原田泰造、堀内健が司会を担当する人気番組「ネプリーグ」。今回のゲスト「オトナの土ドラ『とげ』チーム」に対し、「ネプチューンチーム」には、東京外国語大学外国語学部卒業、高学歴で知性派タレントとして知られる、「オアシズ」の光浦靖子と、「仮面ライダーウィザード」に出演し、いま人気急上昇中の俳優・永瀬匡が加わる。番組では、あらゆる分野から出題される5文字のクイズに解答するゲーム「ハイパーファイブリーグ」から始まり、「林先生の漢字テストツアーズ」、「ハイパーボンバー」と様々なステージで両者が対戦。最初のステージ、ハイパーファイブリーグでは、Twitterで公開したユニークな犬の絵が話題を呼び、昨年、紅白歌合戦のシンボルマークを描き下ろした画伯・田辺さんが、その溢れる才能を抑え切れないのか、クイズ挑戦中に絵を披露する場面も。続いて番組お馴染みの漢字テストツアーズでは、光浦さんと永瀬さんが参戦するネプチューンチームは四苦八苦(?)一方、「得意科目は漢字!!」と自らハードルを上げてしまった西田さんは一体何問正解できるのか…?10個以上解答がある常識問題を制限時間内に答えるハイパーボンバーでは、笑顔でガッツポーズを披露する田辺さんの姿が!見事、「オトナの土ドラ『とげ』チーム」は勝利を勝ち取り、トロッコに乗ることができるのか。また、月9「カインとアベル」主演・山田涼介からのスペシャルQも見逃せない。田辺さん主演する「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」は、山本甲士の「とげ」を原作にドラマ化。日常生活の中で誰にでも起こる緊急非常事態をユーモアとペーソスを絡めながら、アイロニーたっぷりに描き、会社・家族・仕事を通して濃密で共感度の高いアップテンポストーリーが、最後は胸のすく結末へと導く…トラブルに奮闘する働くオトナの応援歌だ。「ネプリーグ」は10月17日(月)19時~フジテレビにて放送。「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」は毎週土曜日23時40分~東海テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送(全8回予定)。(cinemacafe.net)
2016年10月17日俳優の田辺誠一が6日、都内で行われた東海テレビ・フジテレビ系主演ドラマ『とげ 小市民 倉永晴之の逆襲』(8日スタート、毎週土曜23:40~24:35/全8回)の制作発表会見に登場。"ヘタウマ"と評される自身の画力を向上させたいと意欲を見せ、「"ウマウマ"になりたい」と語った。このドラマは、このドラマは山本甲士の『とげ』が原作。田辺が演じるのは、市民相談室で働く倉永晴之で、勤務先の人間関係やモンスター市民からの相談、妻の謎めいた行動などで、毎日"とげ"のようにストレスを感じている小市民の彼がついにブチ切れ、次から次へと巻き込まれる事件と戦っていく姿を描いていく。昨今、Twitterに投稿した独特なイラストが好評で、"画伯"と呼ばれるほどの田辺。会見ではそんな彼が、自身が演じる倉永の初回から最終回への変化を、イラストで表現することになった。フリップとマジックを渡され、迷うことなく筆を進める田辺の姿を、真横で見る市長役の鹿賀丈史が「直にこうやって見るのは面白い」とニンマリしながら見守る中、わずか2分半でビフォーとアフターの2つの作品が完成。初回の方は、小市民を豆つぶ程度の大きさで表現する一方で、最終回では大きく成長し、「枠から飛び出すくらいの感じ」と説明した。これには晴之の妻役を演じる西田尚美も爆笑で、「これだったら、(夫に)ついていっていいかもしれないですね」と信頼が生まれた様子。制作過程を見た鹿賀は「決してうまいということではなくて、対象物の持っているキャラクターをキャッチする能力はすごい高い」と評価した。このように、味のある"ヘタウマ"なタッチが人気の田辺だが、自身は「積極的に画力を向上させていきたいんです。"ヘタウマ"みたいに言われるのはうれしいんですけど、"ウマウマ"になりたい」と意欲。司会のアナウンサーから「絵の方は成長しなくてもいいんじゃないかという気がするんですが…」と言われると、「そうですか? 今ちょっと"とげ"がありましたね」と、少々心が傷ついてしまったようだ。なお、今作で晴之は、熱帯魚のアロワナに愚痴りながら飲む発泡酒が、唯一の楽しみという設定。そこでスタッフが、実物を見せる前に、田辺にアロワナの絵を書いてもらったそうで、この作品は後日、東海テレビのホームページに掲載される予定だ。会見後に取材に応じた田辺は、作品の出来栄えを「ほぼ近かったんじゃないかなと思います。魚でなんとなく長いんだろうなっていう印象があったので、ニョロっとした感じで描いたんです」と手応えを語ったが、得点は「65点くらい」と控えめにつけていた。
2016年10月06日俳優・田辺誠一が、フジテレビ系列連ドラ初主演を務める土ドラ「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」が10月8日(土)23時40分より放送決定!共演には西田尚美、木の実ナナ、西村和彦、鹿賀丈史を迎え、小市民な主人公が次から次へと事件に巻き込まれ、不条理に立ち向かう“ストレスフルジェットコースタードラマ”を描く。主人公・倉永晴之は、どこにでもいるイチ小市民。妻と小3の息子と共に穏やかに暮らしてきた。過度な贅沢はせず、もちろん犯罪にも手を染めず。風で倒れた自転車を起こすことはなくても、シルバーシートに座ることを我慢する程度の良識は持っている。市民生活部市民相談室の主査(係長)に異動してからの3年間は、市民からひっきりなしに寄せられる苦情や要望に追われ、胃痛と戦う日々。共に働く主なメンバーは、見栄っ張りで小心者の上司、気持ちの浮き沈みの激しいアラフォー女子、コミュニケーションを一切取ろうとしないミニスカ厚化粧女子…。唯一の楽しみは、飼っている熱帯魚・アロワナに愚痴りながら飲む発泡酒だけ。倉永晴之に市民から寄せられるのは「間違えてゴミとして出した給料を取り戻してくれ」「隣のベランダから匂う洗濯物の洗剤の残り香がキツすぎて気分が悪い」「義務教育なんだからランドセルは市が購入すべきだ」…市民相談室は、まさに“モンスター市民”と市役所の間で板挟みの部署。ある日、怒鳴る男の電話をとる晴之。「運動公園の金網が破れていたせいで子どもが怪我をしたから治療費を払え!」またもや晴之は様々なトラブルに巻き込まれていく…さらに追い打ちをかけるように、週1度のペースで苦情を持ち込む名物おばさん、妻の怪しい行動、息子のいじめ首謀者問題、自宅への嫌がらせなどなど…晴之のイライラは募るばかり、ストレスは爆発寸前!そして倉永晴之は、ついにキレてしまう!「もう、トラブル巻き込まれ人生なんて真っ平だ!」気弱で静かな小市民・倉永晴之が、ついに切れた!日常にためていた心配、不安、恐怖、ストレスという「人生のトゲ」をぶちまける!“ストレスフルジェットコースタードラマ”が観る者の“とげ”を抜きまくる!オトナの土ドラ第4弾となる本作は、山本甲士の「とげ」を原作に、田辺さんら実力派俳優でドラマ化。日常生活の中で誰にでも起こる緊急非常事態をユーモアとペーソスを絡めながら、アイロニーたっぷりに描き、会社・家族・仕事を通して、濃密で共感度の高いアップテンポストーリーが、最後は、胸のすく結末へと導く…トラブルに奮闘する働くオトナの応援歌となっている。田辺さんは原作を読んでおり、今回のドラマ出演を喜び、「原作は関西弁なので、会話のバランスやリズムが本当におもしろくて、あっという間に本を読み終わりました。ドラマでの僕の役は標準語なので、また違った角度から役作りをしていければと思います」と意気込みをコメント。「之とは共感できる部分があり、僕もなるべく波風を立てずに生きてきた方なので、そういうところは似ていると思います(笑)。そんな晴之が反撃して、はっきり物を言っていくところがとても気持ちいい部分なのかなと思いました。僕も見習いたいです」と役への思いを明かした。最後に「晴之にありとあらゆる難題がふりかかってくるなか、どう立ち向かっていくのか!? 数々の不条理を打ち返し、予想もしない展開になる大逆転劇、週末の夜に楽しんでいただけるドラマになれたら嬉しいと思います」と見どころを語った。「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」は、10月8日(土)23時40分より東海テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送(全8回予定)。(text:cinemacafe.net)
2016年08月29日俳優の田辺誠一が、10月8日スタートの東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『とげ 小市民 倉永晴之の逆襲』(毎週土曜23:40~24:35/全8回)で主演を務めることが29日、明らかになった。このドラマは山本甲士の『とげ』が原作。田辺が演じるのは、市民相談室で働く倉永晴之で、勤務先の人間関係やモンスター市民からの相談、妻の謎めいた行動などで、毎日"とげ"のようにストレスを感じている小市民の彼がついにブチ切れ、次から次へと巻き込まれる事件と戦っていく姿を描いていく。原作を読んだ田辺は「とても面白かったので、このドラマに出演することをとてもうれしく思います」と喜びのコメント。演じる役について、「僕もなるべく波風を立てずに生きてきた方なので、そういうところは似ていると思います(笑)」と共感しながら、そこから反撃していく部分を「僕も見習いたいです」と語っている。共演は、晴之の妻役で西田尚美、モンスタークレーマー役で木の実ナナ、晴之が唯一役所で尊敬する環境課長役で西村和彦、市長役で鹿賀丈史。さらに、遊井亮子、山口良一、内田滋、原扶貴子、日野陽仁、瀧内公美らが脇を固める。東海テレビの西本淳一プロデューサーは「このドラマは、"働くオトナの応援歌"です」と紹介。「今を生きる人たちに共感を得られるリアルな現実を映し出すドラマになると確信し、制作に至りました」と自信を語っている。
2016年08月29日俳優の田辺誠一が、9月7日にTBSで放送されるバラエティ特番『いってらっしゃい!~芸能人が我が子に旅をさせたら~2016夏』(19:56~)でMCを務めることが26日、わかった。また、妻で女優の大塚寧々とのバラエティ番組初となる夫婦コラボも実現する。同番組は、"カワイイ子には旅をさせよ!"をテーマに、芸能人が我が子を旅に出すドキュメントバラエティ。話題の芸能人の子供たちが親元を離れ、ひと夏の大冒険を繰り広げる。スタジオでは、我が子の旅の様子をおさめたVTRを親芸能人たちが鑑賞し、子供たちの奮闘を見届ける。MCを務めるのは、2012年に「ベストファーザー賞」を受賞した田辺誠一。田辺がゴールデンタイムの番組でMCを務めるのは初めて。昨年には個展を開催するなど"画伯"としても人気の田辺は今回、番組のタイトルロゴも手がけた。さらに、そのイラストをアニメーション化することも決定。それに合わせたナレーションを田辺の妻・大塚寧々が務めることとなり、イラストとナレーションで夫婦コラボが実現する。バラエティ番組での夫婦コラボは今回が初となる。
2016年08月26日WOWOWの連続ドラマW『撃てない警官』の完成披露試写会が8日、都内で行われ、キャストの田辺誠一、石黒賢、中越典子、嶋田久作、山本學と長崎俊一監督が出席した。10日(毎週日曜 22:00~ 第1話は無料放送)にスタートする本作は、安東能明の同名小説を実写化した警察ドラマ。出世欲旺盛な本庁所属のエリート警官・柴崎令司(田辺)は、ある不可解な事件によって左遷される。納得がいかない柴崎は、出世コース復帰に向けてある行動に出る――というストーリーとなっている。主演の田辺は、「ジワジワくるドラマになった。それぞれの人間が何を選択して、どこに向かっているのかを楽しんでほしい」とアピール。正義よりも組織での出世を最優先する“アンチヒーロー”という役どころだが、「1人の男として見た時に共感できる部分があった」と言い、「天使のような奥さんと可愛い子どもがいて、幸せになるために何を選択して何を許せないのか。そのパズルの組み立て方がこのドラマの醍醐味」と本作の魅力を語った。また、田辺の妻・雪乃を演じた中越は、「物語の中では、家族関係が上手くいってないけど、田辺さん本人はとても穏やか」と印象を明かし、「不良がケンカをしているシーンで、イチョウの木に感動していらして。『あの木に鳥が8匹とまってるね』と(笑)。ほのぼのしていて素敵だなと思いました」とにっこり。印象的なタッチの絵で“画伯”と称される田辺だが、本作にちなんだ"許せない"エピソードを聞かれると、「大空を羽ばたくタカの絵を描いたら、みんなに『スズメだ』って言われた」と話して笑わせていた。
2016年01月09日俳優の田辺誠一が8日(金)、都内で行われたWOWOW「連続ドラマW撃てない警官」の第1話完成試写会に、共演の石黒賢、中越典子、嶋田久作、山本學、長崎俊一監督と出席。独特な絵のセンスから“画伯”との異名を持つ田辺さんは、中越さんから撮影現場でのロマンチックな一面を明かされると「絵心が刺激されました」と回想した。数々の上質な警察小説を世に放ち続けている作家・安東能明による、傑作小説を連続ドラマ化。出世欲むき出しで警察組織を渡り歩こうとしていた本庁所属のエリート警官の柴崎(田辺さん)が、不可解な事件を機に所轄へ左遷の憂き目にあう。一体彼に罠を仕掛けたのは誰なのか?黒幕を突き止めるべく、警察という巨大組織に挑んでいく。不良が川辺で喧嘩しているシーンの際に田辺さんは「うわっ!」と叫んだそうで、中越さんは「芝居に関係する事で驚いたのかな?と思ったら、“イチョウの木が綺麗だね”“枝に8匹の鳥が止まっているよ”と教えてくれました」と田辺さんのロマンチックな一面を紹介。田辺さんは中越さんから「おかげで穏やかにほのぼのとできた」と言われると、涼しい顔で「絵心が刺激されました」と振り返っていた。また田辺さんは、ドラマの内容にちなみ「許せない人は?」と聞かれると「この間、大空を羽ばたく鷹の絵を描いたら、周りから“スズメ”と言われた。どうしてか僕にもわからないし、しかも“スズメって飛ぶんだ”とか言われて…。そこ論点じゃないよね、と」と不本意な評価に不満げで「許せないというか、寂しい」とつぶやいていた。ドラマについては「ジワジワと来る内容で、役を一人の男として見た時に、とても共感できた。くっきりとわかりやすいストーリーではなく、色々なものがちりばめられている。長崎監督の指揮のもと、その見えないパズルのピースを組み立てている状態です」と報告した。WOWOW「連続ドラマW 撃てない警官」は、1月10日(日)22:00~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年01月08日最近は“画伯”としても活動する俳優の田辺誠一が、一転、“アンチヒーロー”の警官を演じるWOWOWの連続ドラマW「撃てない警官」。このほど、田辺さんが不敵に微笑むポスタービジュアルと60秒の予告編、さらに追加キャストが明らかとなり、田辺さんからコメントが到着した。「褐色の標的」など数々の上質な警察小説を世に放ち続ける作家・安藤能明の人気シリーズを映像化した本作。巨大な警察組織の中でも一握りのエリート候補だった警視庁総務部企画課企画係・係長で警部の柴崎令司が、直属の部下の拳銃自殺がきっかけとなり、本庁から左遷されることから物語は始まる。それは、警察組織を舞台にしたエリート抗争。柴崎は本庁復帰のため、正義の追求よりも組織での出世を最優先させていく。到着したポスタービジュアルでは、警察の【特秘】封筒を脇に抱え、「アンチヒーロー」然とした柴崎を演じる田辺さんの不敵な笑みが印象的。キャッチコピーの「犯人より、許せない奴がいる。」は、自分を左遷に陥れた相手への復讐、そして本庁復帰への並々ならぬ決意を表現するものとなっている。また、白黒で分割した背景のバックカラーは、白で警察組織と柴崎自身の【正義】を、黒で組織の【闇】と柴崎の【出世欲】という、相対する本作のテーマをそれぞれ表現する。また、石黒賢、中越典子、嶋田久作、山本學らすでに発表されているキャストに加え、高橋和也、加部亜門、陽月華、菅田俊、ともさかりえなど、実力派キャストの出演が決定。かつてない警察ドラマをさらに重厚に盛り上げる。田辺さんは、「『撃てない警官』のタイトルと写真を見たときに、どういう物語か想像したり、見たいと思ってもらえるのかの大切な入口なので、そういったところを上手く喚起して導入口に、何か面白そうだな、見てみたいなって思えるようになれば嬉しいです」と、期待を込めてコメントを寄せている。連続ドラマW「撃てない警官」は2016年1月10日(日)22時~WOWOWにて放送(※第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年12月12日「褐色の標的」など数々の上質な警察小説を世に放ち続ける作家・安藤能明の人気シリーズを映像化した「撃てない警官」。俳優・田辺誠一が主演を務める本作からこの度、予告編が解禁された。警視庁総務部企画課企画係・係長の柴崎令司(田辺さん)は、警察組織の中でも一握りのエリート候補。現場での逮捕経験はなく、ただ昇進のみを考え出世街道をひた走ってきた。だがある日、直属の部下・木戸和彦が拳銃自殺したことにより運命は暗転。うつ病を患っていた木戸だが、柴崎は上司である課長の中田(石黒賢)から電話で、木戸が快癒したため射撃訓練に参加させるよう告げられる。既に中田が押印した指示書も出ていた。柴崎はなんの疑問も感じず、所属長預かりになっていた拳銃を木戸に返還し訓練の参加を命じる。その直後の事件だった――。本作の主人公柴崎役には、連続ドラマW「空飛ぶタイヤ」のほか、『紙の月』や『おかあさんの木』など話題作に出演多数の田辺さん。元警察官の義父を慕い、妻子へ愛情を注ぐ一方、エリート街道のためならば同じ警察官をも平気で脅迫し利用するエリート警官を演じている。監督は『8月のクリスマス』、『少女たちの羅針盤』などを手掛けた俊英・長崎俊一が務める。そして今回解禁された予告編は、「警察内部で起こるエリートたちの出世闘争」のテロップとともに、警視庁本庁から所轄へ左遷されてしまう田辺さん演じる主人公・柴崎が無念を漂わせながら荷物を抱えている場面から始まる。そして「あんな奴のために、何で私が…」と呟く柴崎のセリフに“アンチヒーロー”として、エリート街道に返り咲くための緻密で大胆に実行される、壮絶な復讐劇が予感されるものになっている。『岸辺の旅』や連続テレビ小説「あまちゃん」の音楽を手掛けた大友良英が担当する劇中音楽が、一筋縄ではいかないストーリー展開を、より一層際立たせていて、第1話への期待感が高まる映像となっている。誰が味方で誰が敵なのか?警察組織内部でうごめく出世争いや復讐劇をスリリングに描いたリアル警察ドラマ。新たな「アンチヒーロー」の出現といえる本作をまずはここから覗いてみて。連続ドラマW「撃てない警官」は2016年1月10日(日)22時~WOWOWにて放送。(cinemacafe.net)
2015年12月05日上質な警察小説を世に放ち続ける作家・安東能明の人気シリーズ「撃てない警官」がこの度、田辺誠一を主演に迎え、WOWOWにて放送されることが決定した。警視庁総務部企画課企画係・係長で警部の柴崎令司(田辺さん)は、巨大な警察組織の中でも一握りのエリート候補。現場での逮捕経験はなく、正義感など無用とばかりにただ昇進のみを考え出世街道をひた走ってきた。だがある日、直属の部下・木戸和彦が拳銃自殺したことにより運命は暗転。うつ病を患っていた木戸だが、柴崎は上司である課長の中田(石黒賢)から電話で、木戸が快癒したため射撃訓練に参加させるよう告げられる。すでに中田が押印した指示書も出ていた。なんの疑問も感じなかった柴崎は所属長預かりになっていた拳銃を木戸に返還し訓練の参加を命じる。その直後の事件だったのだ。責任を問われた柴崎は納得がいかず、中田からの指示の電話があった旨を訴えるが、その時間の中田にはアリバイがあった。そして指示書もすでに処分されていた。結局柴崎は中田から所轄への左遷という辞令を言い渡される。一体電話の主は誰だったのか。執念の捜査を続ける柴崎は、単なる事件の真相解明ではなく、出世コース復帰へ向けてある計画を画策する――。原作は、デビュー作「褐色の標的」で「第7回日本推理サスペンス大賞」優秀賞を受賞後、数々の警察小説を手掛けてきた安東さんの人気が高い同名シリーズ。本作の主人公・柴崎には連続ドラマW「空飛ぶタイヤ」や『ハッピーフライト』など幅広い役を演じ、最近では“画伯”とも称されその奇才ぶりを発揮する田辺さんが演じる。そんな田辺さんは「今回『ドラマW』の主演が初めてですが、やりたかったですし、非常にうれしいです」と喜びを語り、「毎回先が読めない展開でした。最終的にどこにたどり着くのか分からない、一本筋じゃいかない話なので面白いと思います」と脚本についてコメント。また、柴崎との共通点を聞かれると「柴崎は、熱血漢なキャラクターではないのですが、ある種の人間として不正などを許せない、気持ち悪いという想いは誰でもあると思うので、一つ一つ向き合っていくのは面白いなと思います。自分としてもなるべくそういう風にありたいなと思うので、そこら辺は共感します」と役の印象も語っていた。主演の田辺さんのほかに石黒賢、中越典子、嶋田久作、山本學らも出演する本作。『8月のクリスマス』や『少女たちの羅針盤』を手掛けた俊英・長崎俊一が務め、警察ドラマとしては斬新な主人公にして正義よりも組織での出世を最優先するキャラクターを描いている。新たな“アンチヒーロー”の出現を目撃してみて。連続ドラマW「撃てない警官」は2016年1月10日(日)22時より放送開始(全5話/1話放送無料)。(cinemacafe.net)
2015年11月18日『ぐるんぱのようちえん』誕生50周年を記念して、堀内誠一さんの絵本展が開催されます。かつてアンアンのアートディレクターを務め、現在も使われているロゴのデザインも彼の手によるもの。『ポパイ』『ブルータス』『オリーブ』など、雑誌のデザインで一時代を築いた同氏の、絵本の分野での活躍が堪能できます。生涯で300都市以上を旅した旅行家という一面もあり、旅先で描いたという遊び心溢れるイラストの数々も、同展の見どころです。温かい気持ちになること、間違いなし。■八ヶ岳 小さな絵本美術館長野県諏訪郡原村原山開催中~11月30日(月)10:00~17:00(入館は16:30まで)10月6・13・20~23・27日、11月4・20・17・24日休館TEL:0266・75・3450※会期中、展示替えを行います。前期は10月19日(月)まで、後期は10月24日(土)から。◇『ぐるんぱのようちえん』 何をやっても失敗ばかりだったぐるんぱが、自分にぴったりの仕事を見つけるストーリーにほっこり。カラフルな絵の具でぐいぐい描かれた力強い絵はデザインとしても魅力的!『ぐるんぱのようちえん』(福音館書店) 1966年 (C)Seiichi Horiuchi◇『かっきくけっこ』 詩人の谷川俊太郎さんが文を、堀内さんがイラストを担当とは豪華!あいうえお、かきくけこ…。日本語独特の音を、イラストで表現しています。『かっきくけっこ』(くもん出版) 2009年◇『でてきておひさま』 翻訳家の妻・路子さんが訳したスロバキアの民話に絵を付けた、夫婦唯一の合作です。おひさまが光を取り戻す場面は、まるでページが輝きだすよう。『でてきておひさま』(福音館書店) 2009年◇『こすずめのぼうけん』ポップな作品のイメージのある堀内さんの引き出しには、こんなタッチの絵柄も。美しい自然の風景と一緒に語られるのは、どこにでもいる親子の物語です。(福音館書店)1977年(C)Seiichi Horiuchi※『anan』2015年10月7日号より。
2015年10月06日奇譚クラブはこのほど、「かっこいい犬。フィギュアセット」を、渋谷パルコ「PARCO GALLERY X」で開催中の「田辺誠一画伯・展 かっこいい犬。わんダーランド」にて先行発売した。「かっこいい犬。」は、俳優・田辺誠一さんが描く脱力感あふれるシュールな犬のイラスト。このほど同社が初めて「かっこいい犬。」の"もっちー"をフィギュア化して発売した。置き型フィギュアと、コップのフチにひっかけるタイプの2種セットで、価格は1,000円(税込)。同商品は、4月11日~29日まで開催している渋谷パルコ「PARCO GALLERY X」の「田辺誠一画伯・展 かっこいい犬。わんダーランド」で先行発売されている。一般発売日は未定とのこと。(C)tanave.com
2015年04月16日渋谷パルコ(東京都渋谷区)PART1・B1FのPARCO GALLERY Xでは、4月11日~29日に俳優・田辺誠一氏の初個展「田辺誠一画伯・展 かっこいい犬。わんダーランド」が開催される。そもそもの始まりは、田辺氏が2011年に自身のTwitterでつぶやいた犬のイラスト「かっこいい犬。もっちー」から。田辺氏が街で見かけた「かっこいい犬」の犬種が知りたくてイラストを記したところ、その姿にネットユーザーがざわつき、フォロワーは一気に55万人となったという。ちなみに、街で見かけた犬の犬種は結局分からなかったそうだ。そのかっこいい犬は「もっちー」と命名。2014年11月には描き下ろしのLINEスタンプが、この3月28日には書籍『かっこいい犬。パーフェクトBOOK!』が発売となった。同展覧会は田辺氏の初個展で、今回のために描かれた直筆の巨大キャンパス画も展示される。会場にはもっちーと一緒に写真が撮れるフォトコーナーや、無料で押せる特製もっちースタンプも週替わりで登場する。さらに、ここだけでしか見られない貴重な資料やもっちーと飼い主の往復書簡、もっちーの季節の抜け毛なども公開。そのほか、ネームシール(300円)や、ICカードケース(864円)、マグカップ(1,296円)など、会場だけでしか手に入らないパルコとの限定コラボ商品も販売する。同展覧会に対して田辺氏は、「びっくりです。まだデビューしたばかりの"かっこいい犬。"なのに、こんなに早く展覧会開催を決めたパルコさん、びっくりです。そしてとてつもなくうれしいです。生まれて初めてキャンバスに絵を描きました、5枚描きます。色々描いてデザインした限定コラボグッズもたくさんです、もう、この春はみなさんとご一緒に、"かっこいい犬。"ワールドを楽しみたいと思います! 」とコメント。さらに、"かっこいい犬。"もっちーも、「渋谷は行ったことないけど、ご主人さんに付いていけば行けるもっちな。道に迷ったら犬のおまわりさんに聞くもっちー! 」とコメントしている。開催期間は4月11日~29日の10:00~21:00(最終日は~18:00)。入場料は無料。なお、4月18日、26日14:00からは、「田辺誠一サイン会&もっちーハイタッチ会」を開催する。会場内で2,000円以上購入した人に、各回先着150人限定で参加整理券が配布される。整理券はひとり1枚までで、なくなり次第配布を終了する。※価格は税込
2015年04月10日『かっこいい犬。』など独特な画風の作品が話題を呼び、最近では"画伯"とも称される俳優の田辺誠一が、4月18日に公開されるアニメーション映画『名探偵コナン 業火の向日葵』とコラボレーションし、制作に1カ月を要したという力作のメインビジュアルが公開された。今回のコラボは、映画のテーマである"アート"にちなみ、映画スタッフから「メインビジュアルを田辺さん流に描き上げてほしい」という熱烈オファーに、田辺が応える形で実現。制作サイドは「フィンセント=ファン=ゴッホも仰天の、独特な色使いとキャラクター表現が際立つ渾身のアート作品が完成し、まさに国民的作品である『名探偵コナン』と人気絶頂の田辺誠一画伯という奇跡の組み合わせにしか成し得ない"アートプロモーション""がここに実現しました!」と自信をのぞかせている。もともと『名探偵コナン』シリーズのファンだったという田辺。「大好きなコナンの絵を描かせていただけるのはとても光栄でした」と企画を喜びながらも、ファンが多くいる超人気作品とのコラボなだけに、相当なプレッシャーがあったという。「いつもは実在の人物などを描いているので、すでに絵になっている物を絵で描くのは大変でしたが、コナンの世界観を大切にしながら、多くのファンの方のイメージを壊さないように気をつけました」と制作を振り返る。できあがった作品については、「今回はオリジナルのポスターを見ながら描いたので、ほぼ忠実に再現できたのではと自負しています」とコメントを寄せた。田辺による作品は実際に映画ポスター化され、順次全国各地にて展示される予定。シリーズ19作目となる『名探偵コナン 業火の向日葵』は、巨匠ゴッホの歴史的名画『ひまわり』をめぐるアート・ミステリーが描かれ、名画をかけてコナンと怪盗キッドの対決が描かれる。ゲスト声優に榮倉奈々、主題歌にポルノグラフィティを迎え、2015年4月18日より全国公開。(C)2015 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会(C)tanave.com
2015年04月08日