世界に名だたる大都市として独自の文化を育んできたパリ、東京、大阪の3都市で、優れた近代美術のコレクションを築いてきた3つの美術館、パリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、大阪中之島美術館。この3館のコレクションから共通点のある作品を選び、「トリオ」を組んで構成するユニークな展覧会が、5月21日(火)から8月25日(日)まで、竹橋の東京国立近代美術館で開催される。セーヌ川のほとりに建つ1930年代の壮麗な建築を拠点とするパリ市立近代美術館は、15,000 点以上の近現代作品を収蔵するパリの重要な文化施設のひとつ。東京の中心・皇居のお濠を前に建つモダン建築の東京国立近代美術館は、19世紀末から現代までの幅広いジャンルの日本美術の名作と海外作品を合わせ、13,000点以上の所蔵品からなる国内最大級のコレクションを誇る。一方、2022年に水の都・大阪市の中心部に開館した大阪中之島美術館は、19世紀後半から今日に至る日本と海外の代表的な美術とデザイン作品を核としながら、地元大阪の芸術活動にも目を向け、多岐の領域に及ぶ6,000点以上の作品を所蔵。斬新な建築が、大阪の新たなランドマークともなっている。アンリ・マティス《椅子にもたれるオダリスク》1928年、パリ市立近代美術館photo: Paris Musées/Musée d’Art Moderne de Paris(トリオ、テーマ<モデルたちのパワー>より)同展は、各々の個性と共通点をもつ3館が、主題やモチーフ、色や形、素材、作品誕生の背景など様々な視点から34のテーマを抽出し、時代や流派、あるいは洋の東西を越えて、そのテーマに最も合った作品を1点選んでトリオを構成・展観する試みだ。「川の流れる都市風景」「空想の庭」「モデルたちのパワー」「日常生活とアート」などのテーマで選ばれた34組のトリオのために、20 世紀初頭から現代まで、西洋と日本で活躍してきた 110 名のアーティストが集結。約150点の出品作のうち、初来日作が32点に及ぶ。各館を代表する作品はそれぞれに見応えがあるが、とりわけ同展で興味深いのは、並んだ3点を見比べ、共通点や相違点を探すといった楽しみがあること。同テーマで東西の巨匠が描いた絵からは、どんなことが見えてくるのか?マティスとモディリアーニと萬鉄五郎のモデルたちの競演、佐伯祐三とバスキアのストリートアート対決など、実際に並んだ作品を見ることで新たな気づきが得られる同展は、自身が見て感じたことを誰かに話したくなるような楽しみをはらんでいる。この機会に、モダンアートの新たな見方を堪能したい。萬鉄五郎《裸体美人》(重要文化財)1912年、東京国立近代美術館(トリオ、テーマ<モデルたちのパワー>より)展示期間:5月21日~7月21日/8月9日~8月25日)<開催概要>『TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション』会期:2024年5月21日(火)~8月25日(日)会場:東京国立近代美術館時間:10:00~17:00、金土は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜(7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)料金:一般2,200円、大学1,200円、高校700円公式サイト:※9月14日(土)より大阪中之島美術館に巡回
2024年05月16日東京都現代美術館で『翻訳できない わたしの言葉』が7月7日(日)まで開催中だ。参加作家は、ユニ・ホン・シャープ、マユンキキ、南雲麻衣、新井英夫、金仁淑(キム・インスク)。この5人の作品を通じて、個人の中に蓄積されてきた経験の総体から生まれる「わたしの言葉」に耳を澄まし、その言葉や思いをそのまま受けとってみようと提案している。同展ではブラジルポルトガル語、アイヌ語、手話などが登場するが、たとえ同じ日本語を使っていても、ひとりひとりの言葉の使い方、語彙の選び方、発音の仕方などに個性があり、ひとりひとり違う言葉を喋っているとも言える。また、誰でも話す相手や場に応じて言葉を使い分けてもいる。相手の言葉も自分の言葉もそんなひとりひとりの言葉として大切にしようという展覧会だ。具体的にはどういうことなのか、作品を見ながら考えていこう。現在フランス国籍を持つ東京出身のユニ・ホン・シャープの映像作品《RÉPÈTE | リピート》は、外国語の発音に悩む日本人の多くが思い当たるような作品だ。もうひとつ、2022年に沖縄で「方言札」をテーマとして制作し、今回再制作した作品もある。1900年代前半〜1970年前後まで、戦前は本土からの国語統一、戦後は本土復帰運動の中で方言が禁止され、「方言札」と呼ばれる木札を首に掛けるという罰則があった。フランスにも、ブルトン語を話すブルターニュ地方で、フランス語で統一するために「symbole(サンボル)」という罰札を首にかける制度があった。この制度が沖縄に伝わって方言札ができたという説もある。「言葉を奪われる」ことはアイデンティティを失うに等しい。彼女は札の形をしたクッキー「gwispid(グウィスピッツ)」(ブルトン語でクッキーの意味)と沖縄の言葉(うちなーぐち)で書かれたレシピを制作。そこには「つくって食べてしまって自分の糧にしてしまおう」というユーモアで凌駕する強さがある。ユニ・ホン・シャープ《RÉPÈTE | リピート》2019年ユニ・ホン・シャープ《旧題Still on our tongues》(部分)2022/2024年マユンキキは、2つの映像作品と自身のセーフスペースとしての部屋を再現したインスタレーションからなる《Itak=asイタカㇱ》という作品を展開。「イタカㇱ」はアイヌ語で「私たち(聞き手は含まない)が話す」という意味。観客はパスポートに目を通してからインスタレーションに入る、あるいは入らずに通路を抜けることもできる。通行証というよりも、アイヌに関して何を知らないか、自身でチェックできるようなものだ。セーフスペースを設けるというアイディアは、2020年「第22回シドニービエンナーレ」に彼女が参加した際に、ディレクターのブルック・アンドリューが先住民のアーティストやキュレーターと安心して話す場を設けたことがヒントになった。現在、彼女はSNSで心ない言葉を浴びたり、ステレオタイプなアイヌのイメージを押し付けられたりすることがあり、安心して表現できるセーフスペースが必要だったという。マユンキキ《Itak=asイタカㇱ》のセーフスペース(部分)2024年薄暗い部屋にはアイヌ文化に関する品々や本、グレイトフルデッドベア(米国のロックバンドのキャラクター)をはじめとするぬいぐるみなどが展示されており、ライトで照らせばキャプションが読める。博物館展示を想起させるものでもあり、「展示品もかつて誰かが使っていたものだということを思いながら見てほしい」と話す。アイヌの代表としてではなく、現代に生きる個人としての言葉に耳を傾けたい。マユンキキ《Itak=asイタカㇱ》のセーフスペース(部分)2024年《Itak=asイタカㇱ》より、写真家の金サジとマユンキキが語り合う映像作品ダンサーの南雲麻衣は3歳半で失聴し、7歳で人工内耳の手術を受け、大学生になって手話と出会う。母語とは「幼児期に最初に習得する言語」という定義に当てはめると音声日本語になるが、南雲は日本手話を第一言語とする。3つの映像作品では、聴者の母とは音声日本語でかつての気持ちを、ろう者の友人とは手話で家族について、聴者のパートナーとは声と手話を使い分けて話している。「3つのコミュニケーションのどれが正しいというのではなく、それぞれの世界があることを伝えたい。私にとって言葉とは、相手との関係にあるもの。日本語、日本手話などというラベルではなく、その相手がわかる方法で、相手の世界を知りたいという思いでコミュニケーションをとっているということを撮影した作品です」。言葉=アイデンティティはひとつではなく、相手との関係性などによって複数あるものと考える方がしっくりくるともいえる。南雲麻衣《母語の外で旅をする》2024年「体奏家」と名乗る新井英夫は、身体や心に障害のある人、生きづらさを抱えた人などと身体表現のワークショップを通じて、人は内面に豊かな「からだの声」を持つことを実感していた。自身が進行性難病ALSに罹患して2年が過ぎたが「そのワークショップでの経験が生き続ける希望に繋がっている」という。そして来場者にも「はっきりとした言語になる前の感覚や感情に気づいてほしい」と、さまざまな体験ができるワークを用意した。例えば水袋をおなかに載せて寝転がったり、紙をちぎる音を聴いたり。罹患前後に日記のようにスマートフォンに撮りためていたパフォーマンス映像も展示。天気や風景と一体化するようなダンスが見られる。誰もがいつしか体や言葉を自由に扱えなくなり、死を迎える。だからこそ、からだの声に耳を澄ませたい。新井英夫《からだの声に耳をすます》2024年《からだの声に耳をすます》より、身体の振動を感じる「鈴のつぶやき」と「鈴ジャケット」金仁淑(キム・インスク)は、「恵比寿映像祭2023」(東京都写真美術館)で上映した、滋賀県のサンタナ学園で撮影した映像作品に新たな撮影も加えてインスタレーションした。ブラジルから日本に移住した子どもたちが通う学校。「Side:A」は子どもからの視点で見た学校風景、「Side:B」は大家族のように子どもたちを世話している校長先生の1日の記録だ。中央には子どもたちのビデオポートレートが屹立する。金仁淑と向かいあって見つめあい、目を逸らすまでを映した映像作品。人やものごとは多面的であり、正面からその裏側は見えないものだ。歩き回り、さまざまな角度から出会えるように配置されている。子どもたちの眼差しが優しいのは、時間をかけて関係性をつくったうえで撮影しているからだ。金仁淑《Eye to Eye, 東京都現代美術館 Ver.》2024年「翻訳できない わたしの言葉」展示風景、東京都現代美術館また、日本語をほとんど喋れない子どもたちに日本との接点をつくるためのアートプロジェクトを実施。滋賀県のアートスポットなどに出かけ、通訳の助けを借りながら子どもたちがインタビューし、手に取れるアートブックを作成した。ブラジルに帰国した少女にアートブックを届けに行く映像もある。「ひとり一人が違う人生を送っているので一括りにはできない。わたし自身、まず個人があってその背景に在日コリアンという属性があります。人と人とが出会うには、個人と個人として向き合うことが大切です」。展覧会の最後には、このアートブックほか、参考文献などが置かれたスペースもある。休息しながら思い返してみたい。同展のキュレーター八巻香澄は「言葉の違いというのはステレオタイプや分断を生むことがあります。それは“正しい”言葉があってそれを使わなければならないというイデオロギーが強いから。でも、方言やひとりひとり違う“わたしの言葉”を話していると思えば世の中の見え方が変わると思います。展覧会を見て、わたしの言葉ってこういうことなんだなと気がついたら、言葉記念日としてお祝いするようなハッピーな気持ちで帰っていただきたいです。社会的なトピックを扱う作品も多いですが、皆さんが安心して自分のことを大切にできる展覧会になればと願っています」。この展覧会を見た人は何か話したくなるようだ。そのとき相手の気持ちを聞き合うことから開けることがあるのではないだろうか。取材・文・撮影:白坂由里<開催概要>『翻訳できない わたしの言葉』2024年4月18日(木)~7月7日(日)、東京都現代美術館にて開催公式サイト:
2024年05月14日東京都庭園美術館では、2024年6月1日(土)より『生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界』を開催する。大正ロマンを象徴する画家・竹久夢二(1884-1934)の生誕140年と没後90年を記念して、その生涯をたどり、新発見の作品や最新の研究成果をもとに紹介する展覧会だ。1884年(明治17)、岡山県に生まれた竹久夢二は、正規の美術教育を受けることなく独学で自身の画風を確立し、「夢二式」と言われる情緒的な美人画で一世を風靡した。さらにデザイナーの草分けとしても活躍。本や雑誌の装丁はもとより、彼が企画・デザインした衣服や雑貨などは若い女性を中心に人気を博し、人々の生活を彩った。《憩い(女)》昭和初期 夢二郷土美術館蔵旧朝香宮邸という邸宅空間で夢二の世界を堪能できる同展でまず注目したいのは、今まであまり紹介されてこなかった彼の油彩画が多数紹介されることだ。なかでもかつて東京・本郷の「菊富士ホテル」の応接間を飾っていた名画《アマリリス》は必見。同作はホテルの閉館後長らく行方不明になり、近年の調査で発見された幻の作品で、鉢植えのアマリリスとともに、後に夢二の恋人となったお葉を描いたとされている。ホテルの常連であった文豪・谷崎潤一郎や坂口安吾も目にしていたことだろう。その他、彼が晩年の1931年(昭和6)から2年に渡って欧米を巡った時のスケッチブックの初公開や、夢二プロデュースの元祖ファンシーショップ「港屋絵草子店」のおしゃれでかわいいプロダクトも紹介する。港屋では封筒や千代紙など、夢二がデザインした様々な小間物の他、帯や半襟、浴衣など身につけるものも扱った。その独得なデザインは、彼の没後90年たってなお、新鮮な感動を私たちに与えてくれるはずだ。《セノオ楽譜〈恨まじ君をば〉》1924(大正13)年 夢二郷土美術館蔵講演会やギャラリートーク、また障害がある人や赤ちゃん連れの人が楽しめる「フラットデー」などの情報は、美術館ウェブサイトで確認を。<開催概要>『生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界』会期:2024年6月1日(土)~8月25日(日)会場:東京都庭園美術館(本館+新館)時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)休館日:月曜(7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)料金:一般1,400円、大学1,120円、高中・65歳以上700円※第3水曜日は65歳以上の方は無料公式サイト:
2024年05月14日皆さんは、迷惑客の対応に悩んだ経験はありますか? 今回は「転売目的でおもちゃを買い占める迷惑客」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言おもちゃ屋の店長おもちゃ屋で雇われ店長をしている主人公。主人公には、子どものころに大好きだったカードゲームがありました。しかし最近、そのカードを転売目的で買い占める客が現れるようになり…。そのせいでカードを欲しがっている子どもたちが買えないことに、主人公は心を痛めていました。そんなある日、主人公は転売客を撃退する方法を思いつき…。クビを覚悟で作戦を決行出典:モナ・リザの戯言子どもたちのために、クビを覚悟で作戦を決行することにした主人公。1ヶ月後、新作パックの入荷日に現れた転売客は、カードを箱ごと購入しようとしました。すると主人公は転売客に「1箱30万円です」と告げたのです。定価1万円のパックを30万円で売ろうとする主人公に「おかしいだろ!」と文句を言う転売客。ところが主人公は、あとから来た子どもたちには定価でカードを売りはじめました。主人公の考えた作戦は、転売目的の客にだけ販売価格を高くすることだったのです。納得できない転売客は「法律違反だ!」と抗議しますが…。主人公に「売る相手によって価格を変えるのは違法ではない」と説明され、唖然とするのでした。読者の感想転売客に買い占められ、本当に欲しいと思っている人の手に行き渡らないことのは悲しいですよね。子どもたちのために、クビを覚悟で作戦を決行した主人公に感動しました。(30代/女性)転売目的でカードを購入することは、カードゲーム好きの主人公としても許せないでしょう…。純粋にカードを欲しがる子どもたちが、カードゲームを楽しめたらいいなと思います。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年05月10日現在、東京駅エリアで開催中の展覧会を2つピックアップします。静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)の特別展「画鬼河鍋暁斎×鬼才松浦武四郎」と、アーティゾン美術館の「ブランクーシ本質を象る」です。それぞれのミュージアムショップで買えるユニークなグッズもご紹介!特別展「画鬼河鍋暁斎×鬼才松浦武四郎」展示室入り口※本記事の写真は、主催者の許可を得て撮影しています。【女子的アートナビ】vol. 332静嘉堂@丸の内で開かれている本展では、幕末明治期を生きた天才絵師・河鍋暁斎(1831~89)と、探検家や著述家など多彩な才能を持つ松浦武四郎(1818~88)の二人にフォーカス。暁斎の絵画を中心に、武四郎が集めた古物などの文化財や資料も展示しています。河鍋暁斎は、7歳のとき絵師の歌川国芳に入門。さらに10歳で狩野派の絵師に師事し、40歳前後で絵師としての地位を確立。「画鬼」と呼ばれた絵師で、あらゆるものを描くことができ、出版物の挿絵から写実的な作品まで幅広く手がけ活躍しました。松浦武四郎は、蝦夷地(北海道)の調査を6回行った探検家で、北海道の名付け親としても知られています。明治新政府から開拓判官に任命されていましたが、政府の政策に反対して職を辞したあと、いっそう古物蒐集に情熱を注ぎました。武四郎は暁斎の画力を気に入り、自分の出版物に挿絵を依頼。さらに、本展の必見作で今では重要文化財になっている《武四郎涅槃図》も、武四郎が暁斎に注文して描いてもらったものです。中央:重要文化財 河鍋暁斎《武四郎涅槃図》明治19年(1886) 松浦武四郎記念館蔵プレス内覧会では、本展の企画を担当した静嘉堂文庫美術館学芸員の吉田恵理さんが、《武四郎涅槃図》について次のように解説しています。吉田さん本作品は、武四郎が存命中に自分自身をお釈迦様に見立てて河鍋暁斎に描かせた大胆不敵でユニークな絵画です。作品のなかでは、トレードマークの大首飾りをかけ、幸せそうな顔をして寝ている武四郎の姿が描かれています。武四郎の周りには、彼が集めた観音様のお像やさまざまな彫刻、人形なども描かれています。さらに、本作品のなかに登場する大首飾りや古物の一部も、今回一緒に展示しています。武四郎の理想の世界を存分にお楽しみください。欲しい…!《地獄極楽めぐり図》ステッカー河鍋暁斎《地獄極楽めぐり図》 明治2~5年(1869~72) 静嘉堂蔵 ※会期中場面替えあり本展では、河鍋暁斎の《地獄極楽めぐり図》も展示されています。本作は、日本橋の小間物問屋・勝田五兵衛の愛娘である田鶴(たつ)の追善供養のために描かれたもの。14歳で亡くなった少女が、地獄を見物したり、閻魔大王と宴会したりしながら極楽にたどり着く奇抜な物語です。現世と同じようにあの世でも楽しく過ごす少女の姿が生き生きと描かれた本作品は、暁斎の代表作のひとつです。《地獄極楽めぐり図》ステッカー 2種 各¥700静嘉堂のミュージアムショップでは、この《地獄極楽めぐり図》をモチーフにしたステッカーも販売中。「旅立ち~再会編」と「冥界見物~極楽往生編」の二種類あり、仏様に見守られながら極楽に向かう田鶴のさまざまな姿がステッカーになっています。小さなグッズですが、暁斎の鮮やかな色も再現され、画力の高さが感じ取れます。「ブランクーシ本質を象る」コンスタンティン・ブランクーシ《接吻》1907-10年、石膏、石橋財団アーティゾン美術館蔵JR東京駅の八重洲中央口から徒歩5分で行けるアーティゾン美術館では、現在「ブランクーシ本質を象る」が開かれています。本展では、ルーマニア出身の彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシ(1876~1957)の彫刻作品を中心に、絵画や写真作品も展示。ブランクーシ・エステートをはじめ、国内外から集められた作品約90点が紹介されています。20世紀彫刻を代表する作家のひとりであるブランクーシは、ブカレスト国立美術学校に学んだあとフランスに渡り、ロダンのアトリエで助手を務めます。しかし約一か月でロダンのもとを離れ、独自の造形を追求して前衛的な作品を生み出し、アメリカなどで高く評価されました。アーティゾン美術館学芸員の島本英明さんは、本展について次のように解説。島本さんブランクーシは、まとまった数の作品を集めるのが簡単ではないアーティストです。今回は国内外の美術館や機関、個人コレクターなどからお借りし、彫刻作品を23点揃えることができました。特に、早い時期の作品が充実しています。また、ブランクーシにとっては写真も大切な要素のひとつでした。彼は自分の作品を写真に撮り、創作を再解釈していました。会場では、彫刻を中心に、関連する写真や絵画をあわせて展示しています。かわいい…!モフモフ系ワンコのぬいぐるみアーティゾン美術館ミュージアムショップ美術館のミュージアムショップでは、本展のオリジナルグッズが充実。アーティゾン美術館が所蔵するブランクーシの傑作《接吻》のグラスやTシャツ、キーホルダーなどもあります。ぬいぐるみ¥1,650ちょっと変わり種のグッズは、モフモフ系ワンコのぬいぐるみです。これはブランクーシの愛犬をモチーフに製作されたもので、お顔もキュート。ブランクーシは「白」にこだわりがあったそうで、アトリエの床も壁も白く、自分の服装も愛犬も白でした。本展の会場では、彼のアトリエをイメージした展示室もあるので、ぜひそちらで「白」へのこだわりも体感してみてください。Information特別展「画鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎『地獄極楽めぐり図』からリアル武四郎涅槃図まで」会期:2024年4月13日(土)~6月9日(日)場所:静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)開館時間:10:00~17:00※土曜日は 18:00、第4水曜日は20:00 閉館※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日、5月7日(火)※ただし4月29日(月・祝)、5月6日(月・祝)は開館入館料:一般 ¥ 1,500、大高生 ¥ 1,000、中学生以下無料「ブランクーシ本質を象る」会期:2024年3月30日(土)~7月7日(日)場所:アーティゾン美術館(6階展示室)開館時間:10:00~18:00(5月3日を除く金曜日は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日(4月29日、5月6日は開館)、4月30日、5月7日入館料:ウェブ予約チケット¥1,800円、窓口販売チケット¥2,000(予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットをご購入いただけます)学生無料(高校生以上要ウェブ予約)同時開催:石橋財団コレクション選(5・4階 展示室)特集コーナー展示清水多嘉示(4階 展示室)
2024年05月05日展覧会「佐倉市市制施行70周年記念 エドワード・ゴーリーを巡る旅」が、千葉の佐倉市立美術館にて、2024年6月23日(日)まで開催される。東京の渋谷区立松濤美術館でも開催された巡回展だ。エドワード・ゴーリーの幅広い作品を紹介エドワード・ゴーリーは、20世紀後半に活躍したアメリカの絵本作家だ。『うろんな客』や『不幸な子供』など、不思議な世界観とモノトーンの緻密な線描による絵本で知られるほか、挿絵、舞台や衣装のデザイン、演劇やバレエのポスターなど、幅広い分野でその才能を発揮している。展覧会「佐倉市市制施行70周年記念 エドワード・ゴーリーを巡る旅」では、ゴーリーの作品を、「子ども」や「不思議な生き物」、「舞台芸術」といったテーマを軸に紹介。『うろんな客』や『不幸な子供』、『狂瀾怒濤』、『蒼い時』をはじめ、ゴーリーが手がけた絵本の挿絵原画など、約250点の作品や資料を公開する。また、絵本に加えて、『ドラキュラ・トイシアター』表紙の原画など、舞台にまつわる作品も紹介するなど、ゴーリーの幅広い仕事にふれることができる機会となっている。展覧会概要展覧会「佐倉市市制施行70周年記念 エドワード・ゴーリーを巡る旅」会期:2024年4月20日(土)~6月23日(日) 会期中に展示替えあり[前期 4月20日(土)〜5月19日(日) / 後期 5月21日(火)〜6月23日(日)]会場:佐倉市立美術館 2階展示室住所:千葉県佐倉市新町210開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)休館日:月曜日(4月29日(月・祝)、5月6日(月・振)は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)観覧料:一般 800円(640円)、大学生 600円(480円)、高校生以下 無料※( )内は20名以上の団体料金※障害者手帳の所持者本人および介助者1名は無料※リピーター割引:前回観覧時の半券の所持者は2割引【問い合わせ先】佐倉市立美術館TEL:043-485-7851This Exhibition has been planned and originally curated by the Edward Gorey House with the official permission of the Edward Gorey Charitable Trust
2024年05月03日大人気マンガシリーズ、エトラちゃんは見た!さんの『怪しいおもちゃ屋の真意』第6話を紹介します。小さなおもちゃ屋に入った主人公。そこにあるお目当てのシリーズのコーナーを見た主人公は、興奮を抑えられなくなります。そんな主人公の様子を見た店長は…。≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:エトラちゃんは見た!#6怪しいおもちゃ屋の真意出典:エトラちゃんは見た!値札は…出典:エトラちゃんは見た!所持金を聞かれた主人公出典:エトラちゃんは見た!1980円です出典:エトラちゃんは見た!買えますかね?出典:エトラちゃんは見た!店長の答えは…出典:エトラちゃんは見た!1500円ぐらいの商品出典:エトラちゃんは見た!価値のあるフィギュア出典:エトラちゃんは見た!もちろん!出典:エトラちゃんは見た!怪しい笑みで…出典:エトラちゃんは見た!次回予告出典:エトラちゃんは見た!かっこいいフィギュアを見つけた主人公に、店長は所持金を聞きます。所持金を伝え買えるか尋ねる主人公に、店長は買える値段だと言ってくれました。大切にすると喜んだ主人公に、店長は不敵な笑みを浮かべます。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2024年05月01日2024年5月19日(日)より、練馬区立美術館では、『三島喜美代―未来への記憶』を開催する。70年にわたるキャリアを誇る彼女の、意外にも東京の美術館では初の個展である。印刷物を陶に転写した作品が知られる三島喜美代(1932-)は、近年、国内外で急速に評価が高まっているアーティストである。1950年代に、絵画を出発点に現代美術家としての活動を開始した彼女は、60年代には新聞や雑誌などの印刷物をコラージュした作品や、シルクスクリーンを用いた平面作品を制作するようになり、70年代に入ると、印刷物を陶に転写して焼成する「割れる印刷物」を手掛けて注目を集めた。三島喜美代 《覇》 1960年 個人蔵日々発行され、膨大な情報をあふれさせる印刷物と、硬くて安定しているかに見えながら割れやすく脆い陶。その組み合わせは、当初、氾濫する情報に埋没していく恐怖や不安の象徴だったが、三島の意識は次第に、情報発信源である新聞や雑誌がすぐにゴミになっていくことへと移り、以後は、空き缶など身近なゴミを陶で再現したり、鉄くずなどの廃材を作品に取り込むなど、一貫して情報とゴミをテーマに制作を続けている。三島喜美代 《Work 17-C》 2017年ポーラ美術館 写真撮影:中川忠明写真提供:艸居そんな彼女の創作の軌跡を紹介する同展の見どころは、三島の最大規模のインスタレーション《20世紀の記憶》である。20世紀の100年間から抜き出した新聞記事を転写した耐火レンガが、約1万個も床に敷き詰められた、情報の廃墟のような光景は、言葉を失うほどに衝撃的だ。また一般的に陶の作家として知られる三島の、初期の絵画作品が一堂にそろうのも興味深い。1950年代の油彩画に、60年代以降の新聞や雑誌などをコラージュしたり、シルクスクリーンを取り入れたりした平面作品は、70年代以降の立体作品にどうリンクしていくのか? 三島喜美代の世界をより深く知ることができる、大変貴重な機会である。<開催概要>『三島喜美代―未来への記憶』会期:2024年5月19日(日)~7月7日(日)会場:練馬区立美術館休館日:月曜時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)料金:一般1,000円 、大高・65~74歳800円公式サイト:
2024年04月25日見て、触れて、体験できる「おもちゃ」のテーマパーク軽井沢おもちゃ王国(所在地:群馬県嬬恋村、支配人:小池 幸男)は、2024年4月に開園25周年を迎えます。4月19日(金)には、関東唯一となる「メルちゃんのおうち」がオープン!オープンを記念したセレモニーや特別イベントを開催します。4/19(金)オープン!関東唯一となる「メルちゃんのおうち」【「メルちゃんのおうち」概要】オープン:2024年4月19日(金)施設詳細: 2世代にわたって愛され続けているメルちゃんのお世話遊びを存分に楽しめるパビリオン。メルちゃんドレスを着たり、等身大メルちゃんと写真撮影ができるスポットも。場所 :軽井沢おもちゃ王国 おもちゃのお部屋エリア料金 : 入園 大人1,300円(税込) 小人1,000円(税込)※入園券のみでご利用可能です。※状況により入館制限を設けさせて頂きます。パビリオン内の様子等身大メルちゃん写真スポットメルちゃんドレスを着て写真撮影※画像・イラストは全てイメージ◆メルちゃんとは「メルちゃん」は、1992年に株式会社パイロットコーポレーションから「おふろすきすきメルちゃん」として誕生しました。36℃以上のお湯につけると髪の毛の色がピンクに変わるという特徴を持ち、「お部屋でもお風呂でも、いつでも一緒」というコンセプトのもと、お子さまはもちろん、2世代にわたりに愛され続けています。また、「お世話する」ことを通して、自然に思いやりのあるやさしい心を育むことができるお人形です。☆「メルちゃんのおうち」オープン記念特別企画☆1、セレモニー開催オープンを記念してセレモニーを開催!メルちゃんたちとテープカットでお祝いしよう!開催日:2024年4月20日(土) 10:15~<式次第>1.来賓挨拶 株式会社パイロットコーポレーション 玩具事業部部長 清水 康宏様2.主催者挨拶 株式会社日本商事軽井沢おもちゃ王国 支配人 小池幸男3.テープカット株式会社パイロットコーポレーション 玩具事業部部長 清水 康宏様株式会社おもちゃ王国 取締役統括マネージャー 竹内 大器様株式会社日本商事軽井沢おもちゃ王国 支配人 小池幸男参加してくれたお友だちに、先着でネネちゃんまたはリリィちゃんデザインの靴下とオリジナルシールをセットでプレゼント♪対象:小学生以下のお子様先着100名※開園時より総合案内所にて整理券を配布セレモニー参加者にプレゼント♪(数量限定)2、メルちゃんたちが大集合!メルちゃんたちが大集合!2日間限定で、メルちゃん、ネネちゃん、リリィちゃん、あおくんが大集合!写真撮影もできるよ!開催日:2024年4月20日(土)写真撮影時間:①セレモニー終了後 ②11:30~ ③14:00~開催日:2024年4月21日(日)写真撮影時間:①11:00~ ②14:00~※セレモニー終了後は全員集合、その他の時間は4人の中から誰が登場するかお楽しみ♪更に、メルちゃんは2024年4月22日(月)~6月2日(日)の期間で毎日登場♪3、オリジナルバッグがもらえる『メルちゃん なかよしスタンプラリー』メルちゃん なかよしスタンプラリーおもちゃ王国の園内を巡りスタンプを集めよう!スタンプを集めてゴールしてくれたお友達にはオリジナルデザインのバッグをプレゼント♪開催日:2024年4月19日(金)~※数量限定の為無くなり次第終了料金:700円4、マイメルちゃん持参でオリジナルシールプレゼントおうちにいるメルちゃんと一緒にあそびにきてくれたおともだちに、メルちゃんたちとおもちゃ王国の仲間たちが入ったオリジナルシールをプレゼント!!開催日:2024年4月19日(金)~ ※数量限定の為無くなり次第終了軽井沢おもちゃ王国「おもちゃのお部屋」詳細 : 軽井沢おもちゃ王国最新のものから昔懐かしいものまで、おもちゃが多彩に揃う12館のおもちゃのお部屋と0歳から楽しめるアトラクション、北関東最大級規模、約120のアスレチックエレメントを有する自然・アスレチックエリアからなる「おもちゃ」のテーマパークです。木工クラフト教室やニジマスのつかみどりなど自然体験イベントも開催しており、魅力満載です。浅間山の麓、標高1,100mの自然豊かな浅間高原に位置しており、ホテルグリーンプラザ軽井沢(450室1,880名収容)、プリンスランドゴルフクラブ(18H)と隣接した、総合リゾート施設です。施設概要所在地 : 群馬県吾妻郡嬬恋村営業期間: 2024年4月19日(金)~11月24日(日)※予定休園日 : 2024年5月8日(水)~7月10日(水)の毎週水曜日と7月2日(火)営業時間: 10:00~17:00(11月は16:30まで)、GW(4/27~5/6)は9:30~、季節変動あり※状況により、臨時休園や営業時間を変更する場合がございます。料金 : 入園 大人1,300円(税込) 小人1,000円(税込)フリーパス 大人3,300円(税込) 小人3,100円(税込)※大人 中学生以上/小人 2歳~小学生まで(0歳・1歳は無料)※おもちゃのお部屋は入園券でご利用いただけます。(こどもスタジオを除く)※フリーパスは、こどもスタジオ・渓流釣り・ニジマスのつかみどり・体験イベントにはご利用できません。交通 : お車 上信越自動車道 碓氷軽井沢ICより30km 約60分電車 北陸新幹線軽井沢駅より西武観光バス 約60分TEL : 0279-86-3515軽井沢おもちゃ王国公式HPはコチラ : 地図 : 会社概要名称:株式会社日本商事代表者:代表取締役安達 暁子設立日:2018年3月30日事業内容:ホテル、遊園地及びゴルフ場の経営並びに管理の請負 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月17日展覧会「マツオヒロミ展 ~レトロモダンファンタジア~」が東京・弥生美術館にて、2024年6月30日(日)まで開催される。レトロモダンな世界を描くイラストレーター・マツオヒロミマツオヒロミは、レトロモダンな世界を美麗に描いた作品で人気のイラストレーター。色香を湛えた女性像をはじめ、衣装・装飾品・建物・ロゴなど、画面の隅々にまでレトロで和モダンな世界観を詰め込んでいる。マツオヒロミは、明治・大正・昭和初期を主に作品の舞台に取り上げており、作画の際には徹底的な資料研究を重ねた上、独自のアレンジを加えているのが特徴だ。マツオヒロミ初の東京での個展展覧会「マツオヒロミ展 ~レトロモダンファンタジア~」は、そんなマツオヒロミの東京初個展となる。会場では、8ページ程度のショート漫画を描くマツオヒロミならではのイラストレーションに漫画を添えたコミック&イラストの作品や、最新作を展示する。たとえば、創刊100周年を迎える女性誌『ロンド』という設定で、記事や広告、関わった人々のエピソードを描いた近著『マガジンロンド』の中から、1922年の創刊号から2022年の最新刊まで『ロンド』の“実物”がずらりと並ぶ。マツオヒロミと弥生美術館がタッグを組み、実物の制作を行っているそう。作中の百貨店や古書店を再現また、代表作の『百貨店ワルツ』で描かれた三紅百貨店を展示室内に再現。1階服飾雑貨部、2階美粧部、3階呉服部といったエリアが再現され、作品世界への没入体験が可能だ。加えて、『マガジンロンド』のヒロイン・ジンノがオーナーをつとめる古書店「ル・ソレイユ」の再現も。創作のヒントとなった弥生美術館収蔵資料も併せて展示される。【詳細】「マツオヒロミ展 ~レトロモダンファンタジア~」会期:2024年4月6日(土)~6月30日(日)会場:弥生美術館 1階~2階住所:東京都文京区弥生2-4-3休館日:月曜日、5月7日(火)※ただし4月29日(月・祝)、5月6日(月・振)は開館開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)料金:一般 1,000円、大高生 900円、中小生 500円※竹久夢二美術館にて同時開催される「夢二がえがく動物ワンダーランド ~大正ロマンのイラスト&デザインを中心に~」と2館あわせて鑑賞可能。【問い合わせ先】弥生美術館TEL:03-3812-0012
2024年04月15日ある日、2歳の娘がいつもお風呂に持ち込んで遊んでいるおもちゃの内側を見ると、なんとそこには黒いカビが! 娘はおもちゃを口に入れて遊ぶこともあったので、私はぞっとしました。おもちゃにカビが生えたまま遊ばせていたことに対し、娘に申し訳ない気持ちでいっぱいに。反省した私はあるカビ対策を試みました。 お風呂用のおもちゃにカビが!2歳の娘は、お風呂に入りながらおもちゃで遊ぶのが大好き。いつものように私と娘が一緒にお風呂に入り、プラスチックのじょうろやソフビ人形で遊んでいたときのことです。何気なくじょうろの内側を見ると、底のほうに黒いカビが! 恐る恐るソフビ人形の下側を触ってみるとヌルヌルしており、よく見ると細かい溝や内側にもカビが生えていました。娘はじょうろに入れた水を口に含んだり、ソフビ人形を口に入れたりすることも。お風呂から出ると必ず浴室乾燥機をまわしていたのでカビが生えることはないだろうと思っていましたが、私の考えが甘かったようです。 まずはカビの除去! しかし…カビだらけになってしまったお風呂用のおもちゃ。まずはカビ取り剤を使い、おもちゃに生えたカビを除去しました。念のため、さらに食器用洗剤できれいに洗ってから、晴れた日にベランダでよく乾かすことに。 これでじょうろはきれいになりました。しかし、ソフビ人形の内側に生えたカビはなかなか取り除くことができません。衛生面を考え、ソフビ人形は仕方なく捨てることに。 うまくいった2つのカビ対策それからはお風呂用のおもちゃにカビが生えるのを防ぐため、私は2つのことを心掛けています。1つ目は、おもちゃをお風呂場に置きっぱなしにしないこと。お風呂用のおもちゃで遊んだあとは、洗濯ネットに入れ、風通しの良い窓際に吊るして干すようにしています。おもちゃ同士がくっつかないよう、できるだけ小分けにして洗濯ネットに入れることもポイント。 2つ目は、お風呂ではボールなど表面がつるつるしたおもちゃで遊ばせること。表面に細かい溝がある複雑な形や、内側に水分が溜まりやすいおもちゃはカビが生える可能性が。この2点を気を付けるようにしてからは、お風呂用のおもちゃにカビが生えることはなくなりました。 おもちゃなど、食べ物以外の物を口に入れてしまうこともまだまだ多い2歳児。カビの生えたおもちゃを平気で口に入れて遊ぶ娘を見て、子どもが使う物は特に、保護者が衛生面に気を付けなければならないと深く反省しました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラストレーター/まっふ著者:武田 ゆうか2歳女児の母。1987年生まれのミレニアル世代。小さいころから本と歌が好き。就職活動に失敗し、それまで無縁だったIT業界で社会人生活をスタート。20代で結婚し、子どもを授かるも、夫のモラハラに苦しんでいる。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月09日東京・上野にある国立西洋美術館で「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?——国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」が開催されています。かなり長いタイトルがつけられたユニークな本展について、研究員さんのお話や展示風景などをレポートします!“死者の作品しかない美術館”に現代アートが集結!国立西洋美術館入り口付近※本記事の写真は、主催者の許可を得て撮影しています。【女子的アートナビ】vol. 328本展では、国立西洋美術館で史上初となる「現代アーティストたちが制作した作品」を展示。同美術館が所蔵するコレクションにインスパイアされて新たに制作された作品など、20組以上のさまざまな世代のアーティストたちによる多彩なジャンルのアート作品が紹介されています。本展を担当された国立西洋美術館主任研究員の新藤淳さんは、開催の経緯について次のように述べています。新藤さんこの展覧会は、ひとつの問いからはじまりました。国立西洋美術館は、生きている作家の作品は収められていない状態が続いている、つまり“死者の作品しか存在しない美術館”なのですが、生きているアーティストたちも招いたほうがいいのではないか、という問いです。なぜなら、この美術館には生きたアーティストたちの糧となるために建てられた歴史があるからです。美術館の母体となった「松方コレクション」を築いた松方幸次郎は、当時日本にいた多くの絵描きたちに本物の油絵を見せてあげたいという思いから、コレクションを集めていきました。未来の芸術をつくるアーティストたちの刺激になってほしいという願いが込められていたと考えられるこの美術館に、今生きているアーティストたちの方々を招き、問いを投げかける形で展覧会を構成しました。章タイトルがユニーク!左:ポール・セザンヌ《葉を落としたジャ・ド・ブッファンの木々》(1885-86)、右:内藤礼《color beginning》(2022-23)では、展示作品のなかから、特に印象に残った作品をいくつかご紹介していきます。まず、全体を通してユニークだと思ったのは、各章のタイトル。問いかけるスタイルで、末尾にクエスチョンマークがついています。例えば最初の0章は、「アーティストのために建った美術館?」。この章では、「国立西洋美術館はアーティストのために建ったのではなかったか?」という問いかけを象徴する作品や資料が紹介され、コレクションを築いた松方幸次郎の肖像画や、美術館の基本設計を担当したフランスの建築家、ル・コルビュジエのスケッチなどが並んでいます。続く1章のタイトルは、「ここはいかなる記憶の磁場となってきたか?」。1章で目を引いたのは、内藤礼のアクリル絵画《color beginning》。本作品の隣には、国立西洋美術館の所蔵作品であるポール・セザンヌの油彩画《葉を落としたジャ・ド・ブッファンの木々》が並び、この二作品だけ、ほかのアーティストたちの作品とは離れ、大きな壁で仕切られた端っこにある静かな空間に展示されています。解説によると、セザンヌの『葉を落としたジャ・ド・ブッファンの木々』の隣に、自身の絵画を距離をあけて展示する、というプランを内藤が提案。この展示室を見た感想としては、シンプルに、居心地のいい空間だと思いました。イケアの家具が展示室に!?展示風景より、小田原のどかの作品など続く2章「日本に『西洋美術館』があることをどう考えるか?」では、靴を脱いだ空間で鑑賞する小田原のどかの作品群がユニークです。彫刻家の小田原は、国立西洋美術館の彫刻が免震用台座のうえに展示されていることに興味を示し、彫刻を「転倒」させたインスタレーションを制作。まっすぐ立っているのが当たり前、というイメージがある彫刻が倒れている光景は、なかなかインパクトがあります。彫刻の「転倒」と、人間が思想的に「転向」することを重ね合わせているそうで、深いテーマが含まれた作品です。展示風景より、鷹野隆大の写真など4章「ここは多種の生/性の場となりうるか?」では、ショールームのような、あるいは友人の部屋のような不思議な展示室が出現。写真家の鷹野隆大によるプロジェクトで、彼の写真とイケアの家具、国立西洋美術館の所蔵作品などが並び、かなり異質な光景を見ることができます。解説によると、鷹野は手ごろに買えるイケアの家具が並ぶ日常空間に、個人ではけっして買えない国立西洋美術館の芸術作品を飾ることで生まれる違和感がおもしろいと感じた、とのこと。実際、この部屋に入るとすごくミスマッチな感じがして、なんとも落ち着かない気分になりました。展示風景より、弓指寛治の作品など反─幕間劇─のセクションでは、弓指寛治によるカラフルで強烈な作品群を展示。美術館とは思えない空間で、どこかの学園祭やイベントに迷い込んだ気分になります。国立西洋美術館のある上野公園は、文化エリアといわれていますが、路上生活者の方々も暮らしていました。弓指は、それらの人々にフォーカスし、路上生活者の多い近隣エリアに約1年通った経験をもとに絵画などを制作しました。手前:竹村京《修復されたC.M.の1916年の睡蓮》(2023-24)釡糸、絹オーガンジー作家蔵、奥:クロード・モネ《睡蓮、柳の反映》(1916)5章「ここは作品たちが生きる場か?」では、竹村京の《修復されたC.M.の1916年の睡蓮》と、クロード・モネの《睡蓮、柳の反映》の組み合わせに目を引かれます。国立西洋美術館が所蔵するモネの本作品は、一部が破損した状態のままで保存されていますが、絹糸などを使った竹村の作品と重ねて見ると、まったく新しいタイプの非常に美しいアートに見えます。照明の効果もあると思いますが、布を通して見るとモネの絵が光を放ち、睡蓮の浮かぶ水面が揺れているように感じました。桜と一緒に…!本展ではほかにも映像作品や陶芸、詩なども含めたバラエティー豊かな展示作品が揃っています。性的な表現を含む映像などもあり、テーマやメッセージが含まれているものも多く、見ごたえ抜群です。国立西洋美術館で、これほど多くの現代アーティストたちによる刺激的な作品を見られる機会は、今後あるかどうかわかりません。ちょうど上野ではお花見シーズンに入っていますので、ぜひ桜と一緒に、このユニークな展覧会をご覧になってみてください。Information会期:2024年3月12日(火)~5月12日(日)開館時間:9:30~17:30(金・土曜日、4月28日(日)、4月29日(月・祝)、5月5日(日・祝)、5月6日(月・休)は9:30~20:00)※入館は閉館の30分前まで会場:国立西洋美術館企画展示室休館日:月曜日、5月7日(火)(ただし、3月25日(月)、4月29日(月・祝) 、4月30日(火)、5月6日(月・休)は開館)観覧料:一般 ¥2,000、大学生 ¥1,300、高校生 ¥1,000、中学生以下無料
2024年04月07日企画展「大地に耳をすます気配と手ざわり」が、東京都美術館にて、2024年7月20日(土)から10月9日(水)まで開催される。自然と関わりつつ制作を行う現代作家に着目企画展「大地に耳をすます気配と手ざわり」は、自然に深く関わりつつ制作を行う5人の現代作家、榎本裕一、川村喜一、倉科光子、ふるさかはるか、ミロコマチコを紹介する展覧会だ。写真、木版画、油彩画、水彩画、インスタレーションなど、さまざまな作品を通して、自然と人の関係性に光をあててゆく。たとえは、榎本裕一は、2018年より北海道の根室にもアトリエを構え、冬の景色をモチーフに制作を行ってきた。近年取り組んでいるのが、アトリエ近くの自然の光景が偶然に織りなす形に着想した作品。一見すると抽象画のように思える油彩画は、よく見れば風景が浮かび上がるものとなっている。本展では、雪の湖面を表す新作などを展示する。また、ふるさかはるかは、青森で自然とともに生きる人々に取材を重ねつつ活動。自身が採取した土や、自ら育てた藍から絵具を作り、木の形や木目を活かして版木を手がけるなど、自然と関わる手仕事としての木版画に取り組んでいる。本展では、取材地の漆を使った大きな木版画を制作し、会場の空間に合わせた展示を展開する。本展の作品は、未開の大自然ではなく、自然と人の暮らしが重なる場で育まれたものだ。そこには、生命の輝きや自然の驚異ばかりでなく、都市生活では希薄になりやすい、人の力の及ばない自然への畏怖と敬意をも感じることができるだろう。展覧会概要企画展「大地に耳をすます気配と手ざわり」会期:2024年7月20日(土)~10月9日(水)会場:東京都美術館 ギャラリーA・B・C住所:東京都台東区上野公園8-36開室時間:9:30~17:30(金曜日は20:00まで)※入室はいずれも閉室30分前まで休室日:月曜日(8月12日(月・振)、9月16日(月・祝)・23日(月・振)は開室)、9月17日(火)・24日(火)観覧料:一般 1,100円、大学生・専門学校生 700円、65歳以上 800円、高校生以下 無料※身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳の所持者および付添者(1名まで)は無料(証明できるものを要提示)※同時期開催の特別展「デ・キリコ展」「田中一村展奄美の光 魂の絵画」のチケットを提示することで、各料金より300円引き■出品作家榎本裕一、川村喜一、倉科光子、ふるさかはるか、ミロコマチコ【問い合わせ先】東京都美術館TEL:03-3823-6921
2024年04月02日東京都現代美術館では、2024年4月6日(土)より『ホー・ツーニェンエージェントのA』展を開催する。シンガポールを拠点に活動するアーティスト、ホー・ツーニェン(1976-)の個展である。映像やヴィデオ・インスタレーション、パフォーマンスの分野で高い評価を得ているホー・ツーニェンは、幅広い資料や言説を参照し、再編成することで、東南アジアの歴史的な出来事や、思想、個人または集団的な主体性や文化的アイデンティティなどを描き出してきた。同展では、彼の最初期の作品を含む6点の映像インスタレーションと国内初公開の最新作で、彼の歴史的探求の軌跡を探る。まず2003年に制作された《ウタマ—歴史に現れたる名はすべて我なり》は、ホーが監督と脚本を務めたデビュー作。シンガポールという国名を命名したとされるサン・ニラ・ウタマに関する諸説をめぐりながら、イギリス人植民地行政官による近代の建国物語を解体する。《ウタマ―歴史に現れたる名はすべて我なり》 2003年《一頭あるいは数頭のトラ》(2017年)は、トラを人間の祖先とする信仰や、第二次世界大戦中、「マレーのトラ」といわれた陸軍軍人・山下奉文など、トラにまつわるエピソードで構成された3Dアニメーションによる作品だ。姿を変え続けるトラと人間を介して、シンガポールの支配と被支配の歴史を物語る。こうした作品の基盤となるプロジェクトが「東南アジアの批評辞典」だ。同展では、東南アジアに関連するAからZのキーワードとイメージが、アルゴリズムで都度組み合わされる映像作品《CDOSEA》(2017年-)を展示する。《ヴォイス・オブ・ヴォイド―虚無の声》2021年、展示風景 撮影:三嶋一路写真提供:山口情報芸術センター[YCAM]ホーの新たな展開ともいえる最新作が《時間(タイム)のT》。ホーが引用し、アニメーション化した映像の断片が、アルゴリズムによって時間の様々な側面とスケールを描き出すシークエンスに編成される。会期中は、ギャラリートークや読書会など関連プログラムの開催も。参加方法や詳細は、美術館のウェブサイトで確認を。<開催概要>『ホー・ツーニェンエージェントのA』会期:2024年4月6日(土)~7月7日(日)会場:東京都現代美術館 企画展示室 B2F時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(4月29日、5月6日は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)料金:一般1,500円、大学・65歳以上1,100円、高中600円展覧会ページ:
2024年03月28日おもちゃ屋さんの誘惑と葛藤する女の子の様子をご紹介!!ママに「お友だちが来るから、おもちゃ屋はまたあとでね」と言われた、1歳3カ月の女の子。爆笑の結末に!ママに怒られるvsおもちゃ屋に入りたいあー!足が勝手にぃぃ!「お友だちが来るから、おもちゃ屋はまたあとでね」とママに言われた1歳3カ月の女の子。 ママに怒られるのはわかっているけれど、どうしてもおもちゃ屋に入りたい様子。 お店をじっと見つめています……。 右手をもじもじ動かしながら、「おもちゃ屋入りたいんだよなぁ」と考えているようです♡ママに言われている「今はダメ」という内容も、きちんと理解しているのでしょうね。 必死に欲望と闘っています! けれど…… 少し動いた!!そしてチラッとママの表情を確認しています! ドキドキした表情でちょっとずつ進んでいますが、もうバレバレ!そして…… 「足が勝手にぃぃ!」と言わんばかりに、徐々にスピードを上げて店内へ突入!おもちゃ屋さんの誘惑に負けてしまったのでした♡ お母さんは、「最後は完全に怖いものなんてない、『私は最強』ぐらいの気持ちで入って行ったと思う。子どもっておもしろい! 大好き♡」と振り返ります。 動画のコメント欄には、「ギリギリまで我慢して負けちゃった、って感じがかわい過ぎる!」 「最後、振り切ってスピードアップするのいいわー(笑)」 「小さいながらに、いろいろ考えているんだろうな〜」 「最後、吸い込まれるように走っていくのかわいすぎる! よくここまで我慢した! うちの子ならソッコー走って行ってる(笑)」など、自分の気持ちに素直に動き出してしまう女の子のかわいさに魅了された人や、小さいながらに葛藤している姿に感心する人がたくさん! 子どもたちにとっては、きっと毎日が好奇心と冒険であふれているのでしょうね。女の子の純粋な好奇心と探求心、そして困惑しながらも見守るお母さんのやさしさが、動画から伝わってきます。これからも楽しい冒険であふれた毎日になりますように! 画像提供・協力/@oyabaka2021.7さん
2024年03月28日植島美術館(UESHIMA MUSEUM)が、2024年6月1日(土)、東京・渋谷にオープン。12月末まで、オープニング展を開催する。“同時代性”をテーマにした現代アートを展示“同時代性”をテーマに、国内外の幅広い現代アーティストの作品を擁する個人コレクション「植島コレクション(UESHIMA COLLECTION)」。ゲルハルト・リヒターやアンディ・ウォーホル、オラファー・エリアソン、塩田千春、宮永愛子、名和晃平、奈良美智といったアーティストたちの作品を所蔵している。今回オープンする植島美術館では、「植島コレクション」から選りすぐった作品を一般公開する。植島美術館のオープニング展植島美術館のオープニング展では、地下1階から5階までの各フロアにテーマを設定。「絵画における抽象ーその開拓精神」や「女性画家のまなざし」など、それぞれのテーマ沿って、多彩なアーティストの作品を紹介していく。地下1階「絵画における抽象ーその開拓精神」地下1階のテーマは「絵画における抽象ーその開拓精神」。絵画が時代遅れとされつつあった1970年代に、絵画の新たな世界を提示したベルナール・フリズをはじめ、前衛芸術を牽引したカタリーナ・グロッセ、スペインやドイツで東洋と西洋の異なる精神性を横断しながら創作を行ったイケムラ・レイコなどの作品が展示される。1階・2階「同時代の表現、個の表現世界」1階・2階では、「同時代の表現、個の表現世界」というテーマのもと、様々なメディア・手法・国・地域の作品を、個々のアーティストにフォーカスしながら紹介。アイロニカルな視点で日常世界を表現するライアン・ガンダーや、ミニマルアートを代表するダン・フレヴィンのほか、池田亮司にオラファー・エリアソン、塩田千春、タジマミカ、チームラボ、村上隆などの世界を味わうことができる。3階「女性画家のまなざし」3階では、「女性画家のまなざし」と題し、世代の近い日本人女性作家たちそれぞれが捉える風景や、そこから描き出す心象に着目。訪れた土地での出来事や経験を作品に落とし込む津上みゆき、デジタル環境に囲まれた現代社会と自身の日常を織り交ぜた作品を展開する今津景などがピックアップされる。4階「変わるもの、消えゆくもの」4階は「変わるもの、消えゆくもの」がテーマ。小さな部屋から世界の広がりを思う憧憬のまなざしとその夢の儚さを表現した、さわひらきの《/home, /home (absence)》からスタートし、ナフタレンの“変化”に着目した宮永愛子の作品や、高温で流体となったガラスが印象的な三嶋りつ恵の作品などが並べられる。5階「松本陽子の絵画」5階では、油画が中心となっていた日本の抽象表現において、アクリル絵具を用いた絵画を探究してきた松本陽子の大型作品を展示。激しいエネルギーと自由な身体性から描き出すユニークな表現に注目だ。【詳細】植島美術館 オープンオープン日:2024年6月1日(土)住所:東京都渋谷区渋谷1-21-18 渋谷教育学園 植島タワー入館料:一般 1,500円/中高生 1,000円/小学生以下 無料休館日:月曜、日曜、祝日■オープニング展開催期間:2024年6月1日(土)〜12月末時間:11:00〜17:00(最終入場 16:00)※来館予約が必要。※4階および5階は土曜日のみ公開。
2024年03月14日マクドナルドのハッピーセットでは3月15日(金)から、「ドラえもん」のおもちゃが登場します。今回は『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』に関連する楽器をイメージした「ドラえもん」おもちゃが全8種類!さっそく、第1弾の新作おもちゃ4種類をチェックしてみましょう! 第1弾:新作おもちゃは全4種類! ・うたごえマイク・ドラえもんのカスタネット・ドラえもんとチューバのふえ・ボンゴめいろ 3 月22日(金)発売の第2弾も全4種類。第3弾(3月29日(金)~)では、第1弾と第2弾で登場した全8種類のおもちゃからどれか1つもらえますよ!※在庫の状況に応じて、過去販売したおもちゃ等をお渡しする場合がございます。 第1弾の4種類を詳しく紹介します。 うたごえマイク映画に登場するキャラクターたちが描かれた、マイク型のおもちゃです♪マイクに向かって声を出すと、あら不思議……!中の金属パーツが響いて、まるでエコーがかかったような声になります。勢いよく「あーっ!」と声を出すと、より響きを感じられて面白いです。 ドラえもんのカスタネットドラえもんの顔が描かれた、キュートなカスタネット!逆側には、映画に登場するキャラクター・ミッカのイラストが♪ 子どもの手にもちょうどいい大きさです。タンタンと音を鳴らして遊んでみてくださいね。 ドラえもんとチューバのふえ息を吹きかけると、本当にプーっと音が鳴るふえのおもちゃ。チューバのふえについている穴を、指で軽く押さえてみると、音の高さが変わるんです♪ どこを押さえるとどんな音が出るのか、いろいろと試してみてくださいね。 ボンゴめいろ最後に紹介するのが、ボンゴめいろ♪ 裏側にはバチが収納されていて、音を鳴らして遊べます。 ボンゴの中はめいろになっているので、ゲームとしても楽器としても楽しめますよ♪ おもちゃで遊びながら、楽器としても楽しめる今回のおもちゃ。チューバやボンゴなど、普段目にすることのない楽器を知る機会にもなりますね♪ いくつも集めて、親子で楽器を演奏するのも楽しそう!いろいろな音に触れながら、遊んでみてくださいね。 ※おもちゃで遊ぶ際は誤飲等にご注意ください。お子さまが遊んでいる間はそばで見守るようにしましょう。※各おもちゃは、数量に限りがございますので、なくなり次第終了いたします。 ※どのおもちゃがもらえるかは、お楽しみです。©Fujiko-Pro, Shogakukan, TV-Asahi, Shin-ei, and ADK 2024著者:ライター 福島絵梨子
2024年03月08日犬は好きなおもちゃがあると、いつでもどこでもそれをくわえることがありますよね。タイソンくんという犬は、大きなキュウリのピクルスのぬいぐるみがお気に入りなのだそう。ある日、飼い主さんは自宅の2階から、「おいで!」とタイソンくんを呼びました。タイソンくんはピクルスのぬいぐるみをくわえたまま2階に行きたいのですが、ぬいぐるみが大きすぎて階段を上れません。しかし、そこであっさりと諦めるタイソンくんではありませんでした。タイソンくんがすぐさま編み出した秘策とは…!こちらをご覧ください。後ろ向きになってお尻から上がるスタイル…!タイソンくんはくるりと体の向きを変えて、後ろ向きのままぬいぐるみをくわえて上っていったのです。なんという賢い犬なのでしょうか!「この犬には問題解決能力がある」とつづられた動画には、驚きの声が寄せられました。・意志あるところに道は開ける。・この犬は多くの人間より賢いな。・かわいくて笑わずにいられない!・うちの犬は私に「運べ」と吠えてくるよ。自分のほうが偉いと思っているからね。自分の体と同じくらいの大きさのぬいぐるみをしっかりとくわえて、階段を上りきったタイソンくん。「よいしょ、よいしょ」という感じで、上手にバランスをとりながら上る後ろ姿がコミカルですね。動画の最後でタイソンくんの顔は見えませんが、きっと誇らしげな表情をしていたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年02月26日お菓子もおもちゃもあまり欲しがらない息子が2歳のときに起こったエピソードです。本当に欲しいの!?たった1回だけお店で大泣きしたことがありました。スーパーのお魚コーナーでサケの切り身の前で。これといって魚好きということでも、サケが大好物というわけでもないのに「さぁぁちぇえぇ」と泣く息子。79円均一で渋ることでもないですが、「本当に食べたいの?」と何度も聞いてしまいました。袋にいれてあげるとしっかり自分で持ち、カラスの視覚からも上手に隠し大事そうに持ち帰っていました。サケで泣かれたのはこの1回きりでした。 ◇◇◇ 大泣きしている中でも「本当に食べたいの?」と聞き、すぐに購入せず息子さんと向き合うママの姿勢は素晴らしいですよね。きっと息子さんはどうしても欲しかったのでしょうね。ママは大変だったと思いますが、息子さんの姿を想像するとほっこりします。何かが欲しいと泣くことがあると思いますが、これからも息子さんの気持ちを汲み取り優しく向き合って欲しいですね。 作画/いずのすずみ著者:内田あや
2024年02月18日ジョルダン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤 俊和、以下、ジョルダン)は、SOMPO美術館(所在地:東京都新宿区、館長:梅本 武文)と連携し、2024年2月16日より、「SOMPO美術館 年間パスポート」をモバイルチケットで販売します。「SOMPO美術館 年間パスポート」は、SOMPO美術館で開催される展覧会に入場できるモバイルチケットです。年間5回開催される展覧会の全てに、回数制限なしで入場できます。また、同行者1名の観覧料が半額になる特典がついています。ジョルダンは、乗換案内アプリを中心にMaaSサービスを推進しており、今回提供を開始する「美術館起点による年間パスポートのデジタルチケット化」などを通じて、地域周遊に資する取り組みに積極的に関わります。公共交通やシェアサイクルなどのマイクロモビリティとの連携拡大に加え、地域コンテンツとの連携強化で、より有効な地域周遊サービスの提供を目指します。モバイルチケットの詳細は、以下の通りです。■チケット概要・名称 :SOMPO美術館 年間パスポート・価格(税込):5,000円・販売期間 :2024年2月16日(金)~6月30日(日)・利用期間 :2024年3月23日(土)10:00~2025年3月23日(日)17:30・購入方法 :ジョルダンが運営するアプリ「乗換案内」にて販売※Google PlayまたはApp Storeで「乗換案内」と検索■ご案内モバイルチケットイメージ/モバイルチケット紹介ページ■ジョルダンについて1979年12月に設立したジョルダンは、乗換案内を中心とするソフトウェア開発や携帯コンテンツ事業を軸に、旅行業などのビジネスを展開し組み合わせることで、「移動に関するNo.1 ICTカンパニー」としての地位を確立することを経営戦略として掲げています。ジョルダンの主要サービスである「乗換案内」のスマートフォンアプリは累計4,200万ダウンロードを越え、多くのユーザーの「移動」をサポートしています。また、2018年7月、JMaaS株式会社を設立し、交通サービスのプラットフォームへの参画企業を募るなど、MaaSビジネスを積極的に展開しています。■SOMPO美術館についてSOMPO美術館は、フィンセント・ファン・ゴッホの代表作《ひまわり》に出会えるアジアで唯一の美術館です。展示室では四季折々に国内外の作品の企画展や新進作家の公募コンクール展を開催。世界一の乗車数をほこる新宿駅から文化・芸術を発信し、新たな賑わいを創出するとともに、国内外の交流を促し、多様な価値観に満ちた魅力溢れる美術館を創造しています。<本件に関するお問合せ先>■法人の方からのお問合せ先MaaSデザイン部 岡田/千葉TEL : 03-5369-4051FAX : 03-5369-4057E-mail: m-okada@jorudan.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月16日戦後日本の写真史で最も重要な写真家の一人である中平卓馬。その初期から晩年までの活動を振り返る『中平卓馬火―氾濫』が東京国立近代美術館で2月6日(火) に開幕、4月7日(日) まで開催中だ。2003年に横浜美術館で開催された個展『中平卓馬:原点復帰―横浜』からは21年ぶり、本格的な回顧展は2015年に逝去してからは初となる。中平卓馬《無題 #437》2005年 東京国立近代美術館蔵 (C)Gen Nakahira ★これまで中平卓馬の展覧会の開催が難しかった理由の一つは、現存する初期作品があまりないことにある。制作の転換期に中平自らネガフィルムやプリントの大半を焼却してしまったのだ。今回の展覧会ではその空白を埋めるべく、中平がカメラマンおよび批評家として寄稿した雑誌などを展示し、初期の仕事からつぶさに紐解かれている。展覧会入口を飾る中平卓馬のポートレート1968年頃撮影:森山大道東京国立博物館蔵(C)Daido Moriyama Photo Foundation中平卓馬は1938年東京・原宿生まれ。60年代半ば、総合月刊誌『現代の眼』の編集者としてスタートし、写真家・東松照明との出会いを機に写真家に転身。2010年代初頭まで約50年にわたり活動を続けた。今展は「来たるべき言葉のために」(1964〜69年)、「風景・都市・サーキュレーション」(1970〜71年)、「植物図鑑・氾濫」(1972〜74年)、「島々・街路」(1975〜77年)、「写真原点」(1978〜2011年)の5章で構成。1〜4章は1977年に病により活動を中断するまでに当たり、最後の5章で再起から晩年までをたどる。それぞれの章の主な見どころを紹介しよう。まず1章「来たるべき言葉のために」では、主に1968年に美術評論家・多木浩二、詩人・岡田隆彦、写真家・高梨豊と刊行した写真同人誌『Provoke(プロヴォーク)』を紹介。「挑発する」という意味の誌名の通り、既存の写真表現になかった「アレ、ブレ、ボケ」、すなわち荒れた粒子、ノーファインダーの構図、ピントの合っていない不鮮明な写真で賛否両論を呼ぶ。2号から森山大道が加わり、3号で終刊した。なお、「プロヴォーク」以前に『現代の眼』『アサヒグラフ』など雑誌を主戦場に撮影・執筆した記事も紹介。高度経済成長に沸く社会に鋭い批評の眼を向けていたことが伝わる。写真同人誌『Provoke』1968-69年東京国立近代美術館蔵[無題]『Provoke』3号 1969年8月プロヴォーク社1969年東京国立近代美術館蔵寺山修司の連載「街に戦場あり」で撮影を担当した『アサヒグラフ』 1966年個人蔵2章「風景・都市・サーキュレーション」では、地下鉄、自動車、コンビナートなどを撮影した「風景」「都市」と題する作品が並ぶ。高度経済成長下で均質化する日本の風景。その背後に潜む国家や資本による権力構造について「風景論」と呼ばれた議論が起こる一方で、写真自体が消費的なイメージに加担してもいた。中平はそうしたジレンマを打ち破るべく、1971年「第7回パリ青年ビエンナーレ」で《サーキュレーション―日付、場所、行為》を発表。その日に出会うものすべてを写し、その日のうちに現像して焼き付け、その日のうちに展示することに奔走した。《サーキュレーション―日付、場所、行為》(シカゴ美術館での再現展示〈2017年〉の際のプリント)1971年(2016年にプリント)中平元氏蔵ところがさらに作風を一変する転換期が訪れる。3章「植物図鑑・氾濫」では、1973年に評論集『なぜ、植物図鑑か』で過去の自作を批判し、自らのイメージを世界に投影するのではなく、「植物図鑑」のように“あるがままを撮る”ことを目指した時期に焦点を当てる。1974年、東京国立近代美術館で開催されたグループ展「15人の写真家」に出品された《氾濫》も展示。樹脂ボードに直貼りされた48点のカラー写真からなる作品で、併せて2018年にプリントされた同作も展示されている。《氾濫》「15人の写真家」(1974年 東京国立近代美術館)出品作1974年東京国立近代美術館蔵さらに4章「島々・街路」では、沖縄や奄美諸島への渡航をきっかけに、「都市」から「島々」へと関心が広がる様子を紹介。沖縄でのデモで起訴された青年を支援するために1973年に初めて沖縄を訪れて以来、日本という国の枠組みを問い直すために、沖縄から奄美、吐噶喇(トカラ)列島へと足を延ばしていく。同じ頃、小説家・中上健次と香港やシンガポール、スペイン、モロッコなど海外にも出かけた。1976年にはフランス・マルセイユの画廊でグループ展に参加し、現地制作した《デカラージュ》を発表。《サーキュレーション―日付、場所、行為》《氾濫》と同様、美術館というシステムを撹乱し、乗り越えることを試みた。奄美、吐噶喇の写真1975-76年(2023年に本展のためにプリント)《デカラージュ》1976年、ADDA画廊(フランス・マルセイユ)での展覧会出品作中平元氏蔵ところが1977年、作家活動が突如中断に追い込まれる。急性アルコール中毒に襲われた中平は、倒れる前数年分の記憶を喪失。言語への障害も残ったのだった。最後の5章「写真原点」では、写真家としての再起を沖縄から始めた中平を追う。なかでもモノクロームからカラーへと移行し、タテ構図で世界の断片を切り取った写真群は圧巻だ。被写体に対して、初めて出会うもののように接近し、その事物の存在を切り取る。また、青森県八戸市での撮影風景を記録したドキュメント映像では、いつもの赤いキャップの生前の姿に出会える。「キリカエ」展(2011年)出品作の展示風景2011年東京国立近代美術館蔵(株式会社コム・デ・ギャルソン寄贈)「キリカエ」展(2011年)出品作の展示風景2011年東京国立近代美術館蔵(株式会社コム・デ・ギャルソン寄贈)病の前後で、それまでの思考や作風が連続しているとみるか、断絶しているとみるか。全体を通じて、ジャーナリスティックな視点も詩的な感性も持つ中平が、無意識の世界に飛び込み、ものや人や風景に出会い直していったようにも思われた。遺された実作と理論から、情報やイメージがますます氾濫する現代にも通じる問いかけを感じてほしい。取材・文・撮影(★をのぞく):白坂由里<開催概要>『中平卓馬火―氾濫』2024年2月6日(火)~4月7日(日)、東京国立近代美術館にて開催公式サイト:
2024年02月14日マクドナルドのハッピーセットでは2月9日(金)から、「ポケピース」のおもちゃが登場しました。今回のハッピーセットおもちゃは、ポケモンたちの、のんびりきままで「ピースなくらし」がテーマの「ポケピース」との初コラボ♡ 新作「ポケピース」は全6種類! 「ピカチュウ」「ポッチャマ」「ヒバニー」「モクロー」「ニャスパー」「ピチュー」の全6種類のぬりえとシールに、「迷路」「点つなぎ」「あみだくじ」などのミニゲームがセットになった、オリジナルブックです。 今回は全6種類の中から、3種類をゲット! さっそく中身を見ていきましょう。 オリジナルブックの内容は……「ポケピース」のオリジナルブック3種類を紹介いたします。 まずはオリジナルブックの縁を折り曲げて、切っていきます。そして中身を見てみると…… ピチューかわいらしいピチューのぬりえが出てきました! 右側にはオリジナルの迷路が♪ 次のページには、お部屋のページとシールが出てきましたよ!好きな場所にポケモンたちのシールを貼って、自分だけの1冊を作ってみてくださいね。 ニャスパー ニャスパーのぬりえの右側は、あみだくじになっていました。お子さんがあみだくじのルールを知らないときは、一緒に遊びながら教えてあげるといいですね。 シールを貼って、おしゃれなニャスパーのお部屋を完成させましょう♪モクローモクローのぬりえの右側は、てんつなぎが載っています。遊びながら数字の順番について学べますね。 おうちが大好きなモクローらしい、ほっこりとしたお部屋を完成させるシール。眠っている顔も愛らしいですね♡ たくさん集めて、まるでポケモンたちのシャアハウスのようにして遊んでも楽しそう! SNSでは「ポケピースがかわいすぎて、ハッピーセットを久しぶりに買いました!」「ポケピースがほしくて、朝マックでハッピーセットGET!」「ハッピーセットがポケピースだから、娘とマック行ってきた!」と、子どもだけでなく大人の方も夢中になっている声が目立ちました。 今回のハッピーセットは通常より期間が短く、2月9日(金)から約2週間の予定とのこと。気になる方はお早めに♪ 豪華なおまけつき!今回はなんと、おまけつき! 「なぞなぞノート」または「あそべるじゆうちょう」のどちらかが、おまけでついてくるんです! おまけとは思えないほどのクオリティの高さ! 「なぞなぞノート」「なぞなぞノート」には、マクドナルドに関するなぞなぞが載っています。 「あそべるじゆうちょう」 「あそべるじゆうちょう」には、めいろやてんつなぎなどがたくさん♪ どちらもボリュームのある冊子で、内容ももりだくさんです! 「ポケピース」も、おまけの冊子も、持ち運ぶのにちょうどいい大きさなので、お出かけの際に持っておくと重宝しそう♡ 今回のおもちゃは約2週間の期間限定ですので、気になる方は早めに集めてくださいね。 ※おまけは「ポケピース」ではありません。※おまけは選べません。※おまけは「なぞなぞノート」または、「あそべるじゆうちょう」のいずれかになります。※「ポケピース」は数に限りがあるため、なくなり次第終了となります。「ポケピース」が販売終了した場合、おまけのノートのみのお渡しとなります。「ポケピース」の種類は選べません。また、「ポケピース」のデザインは変更になる可能性があります。©Pokémon. ©Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.著者:ライター 福島絵梨子
2024年02月14日乳幼児向け玩具の製造・販売を手がける老舗おもちゃメーカーのローヤル株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:木野 高志)は、初孫がいる祖父母、子供が1人以上いる母親を対象に、「初孫に送りたいプレゼント調査」と「祖父母から貰う初めてのお子様に貰いたいプレゼント調査」を実施しました。調査をして分かったこと【調査を通して分かったこと】・祖父母・ママともにあげたい・貰いたいプレゼントの1位は「おもちゃ」・おもちゃカテゴリーでも「知育系」が祖父母・母親ともに人気・祖父母がもっとも送りたくないプレゼントは「カタログギフト」・母親がもっとも貰いたくないのは「記念品」【調査概要】調査日 :2023年12月20日(水)調査方法:インターネットでのアンケート調査調査対象:初孫がいる祖父母、お子様が1以上いるママ調査人数:祖父母 n数=240、ママ n数=363※本調査の情報をご利用いただく際には、出典元として必ず「ローヤル調べ」とご記載ください。■祖父母、母親ともにあげたい・貰いたいプレゼントは1位おもちゃ、2位現金、3位衣料品で同じ結果に祖父母の贈りたいもの、ママの貰いたいもの1位は知育玩具両者ともに1位となった「おもちゃ」は選んだポイントとして「孫or子供が直接遊んだり、喜ぶ姿が見られるから」という意見が圧倒的でした。また、寄せられたコメントの中には実際に母親から「おもちゃが欲しい」と希望されて実際にプレゼントをしたという祖父母は多くいました。■おもちゃのカテゴリーで人気だったのは両者ともに「知育系」おもちゃのカテゴリーで人気なのは知育玩具贈りたい・貰いたいおもちゃのカテゴリーについては両者共に「知育系」が1位となりました。祖父母は64%、母親は78.7%が知育系を選びました。選ばれた中のコメントとして、遊びながら勉強できる点や、長く遊べる点が高評価でした。■贈りたくないプレゼント1位:カタログギフト、貰いたくないプレゼント1位:記念品と違いが発生貰いたくないプレゼントランキングこの質問では、両者で若干の違いが出てきました。祖父母が贈りたくないもの1位カタログギフトを選んだ理由は「自分では選ぶことができずに味気ない気がする」という意見や、「よそよそしく感じてしまう」という意見が多数ありました。母親の貰いたくないプレゼントの1位記念品は、「実用性がないから」という意見が圧倒的多数でした。■現金を贈る・貰うとした際の金額にも若干の違いが現金を贈る・貰うとした際の金額にも差が現金をプレゼントとして送る場合には、祖父母の回答で一番多かったのが「50,000円以上」が41.7%となりました。対して母親は最多回答が祖父母と同じく「50,000円以上」と「10,000~15,000円未満」の回答が23.6%と同数でした。本調査では、祖父母が孫に贈るプレゼントで何が最適か悩むというお声をいただいたことが調査のきっかけでした。特におもちゃは様々な種類があるためどのようなものを選べばよいか悩むとのお声も多数あります。長年おもちゃの製造をしてきた当社こそ、その悩みにお答えすべきだと考え調査を実施しました。当社では、今後もおもちゃを使うお子様、選ぶパパ・ママ・祖父母の皆様に寄り添った調査や製品開発をして参ります。■ローヤルの知育玩具シリーズリンク ローヤルでは、対象月齢が10ヶ月~5才以上のお子様まで楽しめる知育玩具を多数製造しています。プレゼントだけでなく、親自身が購入する場合の人気のロングセラー玩具も多数展開しております。<会社概要>商号 : ローヤル株式会社代表者 : 代表取締役社長 木野 高志所在地 : 東京都台東区寿2-9-5設立 : 1956年9月15日(創業1926年7月1日)URL : 事業内容: 乳幼児向け玩具の製造・販売 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月06日東京都庭園美術館では、2024年2月17日(土)より、『旧朝香宮邸を読み解く A to Z』が開催される。「アール・デコの館」として親しまれてきた同館の、開館40周年を記念した展覧会だ。1933年(昭和8)年に竣工した旧朝香宮邸は、長期のフランス滞在から帰国した朝香宮夫妻が、ルネ・ラリックやアンリ・ラパンといった本場でも一流のアール・デコの装飾美術家に内装を依頼し、宮内省内匠寮が手掛けた瀟洒な邸宅だ。第二次世界大戦後は、外務大臣・首相の公邸や迎賓館と役割を変え、現在は美術館として多くの来館者を迎え入れている。この旧皇族のモダンで華やかな生活を今に伝える建築空間をじっくりと読み解く同展では、これまでつちかった調査や研究をもとに、各部屋に散りばめられたキーワードをピックアップ。「Art-Deco」「BathRoom」とアルファベットの頭文字順に解説する。普段は美術館のスタッフ職員でさえ見られない、ありのままの旧朝香宮邸を目撃できるのも、同展ならではの見どころだ。また、旧朝香宮邸をさらに深く読み解く手がかりとして、本館内や庭園には、伊藤公象(1932-)と須田悦弘(1969-)のインスタレーションが展開。90年の歴史を持つ建築と、現代アートとの邂逅は、新たな見方や考え方を私たちにもたらしてくれるに違いない。会期中は、障害のある人や赤ちゃん連れの人が気兼ねなく展覧会を楽しめる「フラットデー」や、2005年4月2日以降に生まれた18才以下の人が入無料で入館できる「ウェルカムユース」(2024年3月1日~4月7日)などのプログラムがもうけられている。情報は随時追加されるので、興味のある人は同館ホームページで確認を。なお初日から「東京都庭園美術館オリジナル 倉敷帆布トートバッグ」の販売も予定されている。<開催概要>『開館40周年記念 旧朝香宮邸を読み解く A to Z』会期:2024年2月17日(土)~5月12日(日)会場:東京都庭園美術館 本館+新館時間:10:00~18:00、3月22日(金)、23日(土)、29日(金)、30日(土)は20:00まで(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜料金:一般1,400円、大学1,120円、高中・65歳以上700円※第3水曜日は65歳以上無料公式サイト:画像提供:東京都庭園美術館
2024年02月02日娘が1歳になって、私的に奮発して娘の大好きなおもちゃを買ったときのエピソードです。 やんわり注意すると…おもちゃを買った後、ママ友である友人が子どもを連れて遊びにきました。娘は保育園に預けていたので居なかったのですが、友人の子どもが娘のおもちゃで遊び始めました。 帰り際「お片付けしないとだよ」と友人が言うまでは良かったのですが、友人の子どもは娘に買ってあげたおもちゃを持ち上げおもちゃ箱に投げ入れました。友人は怒らない叱らないのが教育方針らしいのですが、それを見ても少し笑いながら「そんなことしないよー」と言うだけ。我慢がならず「私がそれ娘の大事だから、やさしくやさしくだよ〜」と言うと、「叱らないで!」「我が家では強制的になにかを止めないの!」と友人から怒られました。 私はこの友人とうまくやっていける自信が無くなったので、徐々にフェードアウト。私は、その子どもの将来が不安だなあと感じるとともに反面教師として私は絶対こう言う人にはならないぞとかたく決心しました。 作画/市田スナオ著者:奥平瑠璃子1児の母。現在は工場で働くかたわら、記事執筆をおこなう。
2024年01月31日東京国立近代美術館では、「美術館の春まつり」を2024年3月15日(金)から4月7日(日)まで開催する。桜など春にちなんだ作品が集結桜の開花時期に合わせて、東京国立近代美術館で開催される毎年恒例の「美術館の春まつり」。期間中は、所蔵品ギャラリーの所蔵作品展「MOMATコレクション」にて、桜をはじめとする花を描いた作品などを含めた作品約200点を、12の展示室ごとにテーマを設けて様々な切り口から紹介する。会場では、春の時期のみ公開する東京国立近代美術館の代表作のひとつ、川合玉堂による重要文化財《行く春》、雨に濡れる吉野の桜を描いた菊池芳文《小雨ふる吉野》などを展示。また、木の枝や桜など自然を対象とした絵を多く描いた現代作家・児玉靖枝の《ambient light - sakura》のほか、“樹”をモチーフにし続けてきた日高理恵子、20世紀に活躍したスイスの画家、パウル・クレーらによる春にちなんだ作品も鑑賞することができる。開催概要「美術館の春まつり」会期:2024年3月15日(金)~4月7日(日)会場:東京国立近代美術館住所:東京都千代田区北の丸公園3-1開館時間:10:00〜17:00(金・土曜は20:00まで)※入館はいずれも閉館30分前まで※同時開催の企画展「中平卓馬火―氾濫」■所蔵作品展 「MOMATコレクション」会期:2024年1月23日(火)~4月7日(日)会場:4-2階 所蔵品ギャラリー観覧料:一般 500円、大学生 250円※金・土曜日の17:00以降は一般 300円、大学生 150円※高校生以下および18歳未満、65歳以上、障害者手帳の所持者と付添者は無料※所蔵作品展入館当日にかぎり、コレクションによる小企画「新収蔵&特別公開|ジェルメーヌ・リシエ《蟻》」も観覧可■同時開催・企画展「中平卓馬火―氾濫」会期:2024年2月6日(火)~4月7日(日)会場:1階 企画展ギャラリー観覧料:一般 1,500円、大学生 1,000円※高校生以上および18歳未満、障害者手帳の所持者と付添者は無料※企画展入館当日にかぎり、所蔵作品展「MOMATコレクション」、コレクションによる小企画「新収蔵&特別公開|ジェルメーヌ・リシエ《蟻》」も観覧可・コレクションによる小企画「新収蔵&特別公開|ジェルメーヌ・リシエ《蟻》」会期:2024年1月23日(火)~4月7日(日)会場:2階 ギャラリー 4※所蔵作品展「MOMATコレクション」の観覧料で鑑賞可【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)
2024年01月26日マクドナルドのハッピーセットでは1月12日(金)から、「おさるのジョージ」のおもちゃが登場します。さっそく、新作おもちゃをチェックしてみましょう! 新作おもちゃは全6種類!今回のハッピーセットの「おさるのジョージ」おもちゃは全6種類です。 第1弾:2024年1月12日(金)から1月18日(木)まで・ジョージのドキドキドライブ・ジョージのグラスボートたんけん・ジョージのおもしろミラー 第2弾:2024年1月19日(金)から1月25日(木)まで・ジョージのふしぎスコープ・ジョージの水でびっくり虫めがね・ジョージのはさんでキャッチ そして第3弾(1月26日(金)~)では、上記全6種類のおもちゃからどれか1つもらえますよ! 【第1弾】新作おもちゃ3つまず、第1弾「おさるのジョージ」のおもちゃを3つ紹介いたします。 ジョージのドキドキドライブ袋を開けると、真っ赤なカートにのったジョージが♪ シールを貼ってカートを完成させ、ゼンマイを巻くとカートが前進! でも、しばらく見ていると、クルッと自動的に方向転換するんです! 予測不可能な動きに、子どもたちも釘付けです。 ジョージのグラスボートたんけん底が透けて見えるボートとジョージ、海のシートのセットです。 ボートにジョージを乗せて、海のシートをのぞくと…… シートの中に生き物が現れた! シートにはクイズがのっているので、どんな生き物がいるのか探しながら遊んでみてくださいね♪ また、ボートは実際に水の上に浮かべることもできますよ! お風呂の時間にお子さんと楽しむのも良さそうです。 ジョージのおもしろミラーおもしろミラーとジョージのフィギュアのセットが出てきました。 ミラーに映ったジョージを見てみると、おもしろい形に! 鏡の角度を変えたり、横向きにしたり、逆さまにしたりして、どんな映り方をするのかいろいろ試してみてくださいね。 自分の顔を見て、おもわず笑ってしまうかも♪ 【第2弾】新作おもちゃ3つ続いて第2弾のおもちゃを紹介します! ジョージのふしぎスコープとんぼの目のような特殊なレンズのスコープです。虫が見ている世界を体験できるのだそう。 中を覗くと、同じ模様がたくさん♪ いろいろな物を観察して、虫たちの見え方を楽しんでみてくださいね。 ジョージの水でびっくり虫めがね袋の中からかわいらしいビーカーとカードが出てきましたよ。 ビーカーに水を入れて、カードの生き物を見てみると…… 生き物が大きく見える!! 水を入れる前とあとでどのように変わったのか、変化も楽しんでみてくださいね。 ジョージのはさんでキャッチジョージのフィギュアと農場のシート、動物カードが入っていましたよ。 ジョージの足を閉じると、連動して手も閉じます。ジョージの手足をうまく動かして、動物たちをつかみ、シート上に移動させてみましょう♪ お話を作って、ごっこ遊びをしても楽しいですよ! そして第3弾(1月26日(金)~)では、上記全6種類のおもちゃからどれか1つもらえます。どのおもちゃがもらえるかは、お楽しみ♪ ふしぎな仕組みがいっぱいの「おさるのジョージ」のおもちゃ。「どうしてこんな風に見えるのかな?」「こうしてみたら、どうだろう?」と子どもたちの好奇心がくすぐられるはず♪ 仕組みを考えたり、次を予想したりしながら遊ぶことで、科学的な思考が育まれますよ。いろいろなおもちゃを集めて、楽しんでくださいね。 ※各おもちゃは、数量に限りがございますので、なくなり次第終了いたします。 ※どのおもちゃがもらえるかは、お楽しみです。© & ® UCS LLC and HC LLC著者:ライター 福島絵梨子
2024年01月12日2024年1月27日(土)より、上野の東京都美術館では『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』が開催される。アメリカのウスター美術館が所蔵する欧米の印象派のコレクションを紹介する展覧会だ。ウスター美術館とは、アメリカ、マサチューセッツ州第二の都市ウスターにある美術館。ヨーロッパやアメリカの絵画・彫刻はもちろんのこと、古代エジプトから世界各国の現代美術まで、およそ4,000点ものコレクションを誇る同館は、1898年に設立された。実に125年の歴史を持つミュージアムだが、開館当初から同時代美術として印象派の作品を収集しており、1910年には、印象派の巨匠モネの《睡蓮》を美術館として世界で初めて購入した。同展では、この記念すべき作品を、購入にあたって美術館と画商の間で交わされた書簡(複製)などと合せて紹介する。モネを筆頭に、ルノワール、シスレー、ピサロ、そしてアメリカ人で唯一印象派展 に参加していた女性画家メアリー・カサットと、名だたる画家たちの作品が展示される展覧会だが、「アメリカ印象派」の知られざる魅力を堪能できるのも、みどころのひとつ。「アメリカ印象派」とは、フランスで生まれた印象派がアメリカに伝わり、独自の進化をとげたアメリカならではの印象派のことをいう。ボストンで画家として成功した後にパリに留学し、印象派の技法を学んで祖国に伝えたウィリアム・メリット・チェイスやチャイルド・ハッサムなどはその代表的な画家で、彼らのなかにはフランス印象派に忠実であろうとする者もいれば、独自の解釈を加えて、アメリカらしい田園風景や家庭内の情景を描こうとする者も現われた。150年前、フランスで生まれた印象派は、アメリカの地でのどように花開いたのか?アメリカの美術館ならではのラインアップが興味深い。<開催概要>『印象派モネからアメリカへウスター美術館所蔵』会期:2024年1月27日(土)~4月7日(日)会場:東京都美術館時間:9:30〜17:30、金曜は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)休室日:月曜(2/12、3/11、3/25は開室)、2月13日(火)料金:一般2,200円、大学1,300円、65歳以上1,500円※土日・祝日及び、4月2日(火)以降は日時指定予約制(当日空きがあれば入場可)公式サイト: exhibition was organized by the Worcester Art Museum
2024年01月05日展覧会「日本の山海」が、東京・白金台の松岡美術館にて、2024年2月27日(火)から6月2日(日)まで開催される。日本画家がとらえた「日本の山海」四方を海に囲まれ、豊かな山林を有する日本。人々の暮らしに恵をもたらす一方で、時に猛威を振るう自然は、古くから信仰の対象とされてきた。しかし近代化が進むと、信仰や生活のためではなく、調査研究やレジャーとして山に登る人が増加。1894年には志賀重昂(しが しげたか)のベストセラー『日本風景論』が出版され、芸術家を含む日本人の景観意識に大きな影響を与えた。日本風景画&志賀重昂の文章を並べて紹介展覧会「日本の山海」では、「松岡美術館の創設者である松岡清次郎が自然に見出した美しさにも、志賀重昂の影響があるのではないか」という仮説のもと、日本風景画を志賀重昂の流麗な文章とともに紹介。近世以降の日本画家が描いた山や海から、日本の自然美を堪能することができる。9点の“富士の絵”注目は、日本最高峰の名山である“富士山”を捉えた作品たち。志賀重昴は『日本風景論』で「『名山』中の最『名山』を富士山となす」と記している。富士山は明治時代以前にも崇敬をあつめ、名山として認識されており、絵画にあらわされてきたが、「富士山が日本一の名山である」というイメージは明治時代以前にはなかったものだ。展覧会には、狩野常信の《富士三穂図》をはじめ、橋本雅邦の《春景富岳図》や下村観山の《富士》など、江戸時代から昭和時代にかけて描かれた9点の富士の絵が登場。それぞれの時代の日本画家が捉えた富士山を概観できる。竹内栖鳳や寺崎廣業“西の栖鳳、東の廣業”と並び称される、竹内栖鳳(たけうち せいほう)と寺崎廣業(てらさき こうぎょう)の作品も展示。モチーフを切りつめ群青の海を抽象的にとらえた竹内栖鳳の海景画《晴海》や、写生と装飾性が調和した寺崎廣業の風景画《春海雪中松図》などを間近で観ることができる。横山大観《黎明》&山下新太郎の油彩画もさらに、横山大観の手による《黎明》や、山下新太郎の油彩画《黒部峡谷鐘釣附近》、池上秀畝の《巨浪群鵜図》など、日本の山海を描いた多種多様な作品がラインナップする。【展覧会概要】展覧会「日本の山海」会期:2024年2月27日(火)~6月2日(日)[前期]2月27日(火)~4月14日(日) [後期]4月16日(火)~6月2日(日)※絵画作品の一部入れ替えがある。会場:松岡美術館住所:東京都港区白金台5-12-6開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)※毎月第1金曜日は10:00~19:00(入館は18:30まで)休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)入館料:一般 1,200円、25歳以下 500円、高校生以下・障がい者手帳の所持者 無料※会期や開館情報は変更となる場合あり(最新情報については、美術館ホームページなどを要確認)■同時開催「アジアのうつわ」■通年企画「古代エジプトの美術平穏と幸せへの願い」【問い合わせ先】松岡美術館TEL:03-5449-0251
2023年12月30日皆さんは怖い体験をしたことはありますか?今回は、突然鳴り出すピアノのおもちゃのエピソードを紹介します。イラスト:たなご。夜中に鳴るピアノのおもちゃ夫と娘と暮らす主人公。ある日の真夜中、娘が大切にしているピアノのおもちゃが鳴りだしたのです。音を聞いて「また鳴ってる…」と思った主人公は…。電源が入っていないのに出典:愛カツ夫を起こすことにしました。主人公がおもちゃが鳴っていると伝えると、夫は「また…?…2時か…去年もそうだったな…」と言います。実は去年も同じことがありました。しかし頻繁に鳴るわけではなく、去年も今年もお墓参りの時期にだけ鳴るのです。主人公が「一度誰かに相談した方がいいかしら…?」と言うと、夫も「そうだな」と言いました。結局、いまだに原因はわからないままなのでした。誰かに相談することにお墓参りの時期になると勝手に鳴り始めるおもちゃのピアノ。故障ではない鳴り方のため、誰かに相談することに決めた主人公のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年12月26日