松岡茉優主演、芦田愛菜、加藤清史郎ら共演のドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」第9話が9月16日放送。事件の真相を知った吉田羊演じる鵜久森の母・美雪の言葉に「涙腺崩壊」「息するの忘れる」という声が上がっている。本作は、卒業式の日に生徒と思しき人物に突き落されるも、気がつくと始業式の日の教室に戻っていた教師・九条里奈(松岡さん)を主人公に描く、1年後の死を避けるべく命がけで生徒に向きあう新時代の学園ドラマ。松岡さん演じる九条の夫・蓮役に松下洸平、3年D組の生徒に芦田愛菜、加藤清史郎、山時聡真、詩羽、當真あみ、奥平大兼、窪塚愛流、本田仁美(AKB48)ら旬の若手キャストが集結しているほか、鵜久森の母親役で吉田羊、江波の幼馴染で相楽との繋がりも明らかになった浜岡役で青木柚が出演している。主題歌は菅田将暉の本ドラマの為の書き下ろし楽曲「ユアーズ」で、衝撃的なストーリー展開が話題となっている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。鵜久森(芦田愛菜)の事件の後で雲隠れしていた浜岡(青木柚)を、迫田(橘優輝)たちが発見。「事件の日、なんで学校にいたんだ?」と問い詰める迫田に、浜岡は3年D組のある生徒に頼まれたからだと答える。迫田らの報告を受けた九条(松岡茉優)は、学校に忍び込んだ浜岡が鵜久森にとって“誰にも知られたくない何か”を見つけたのではないかと推察。鵜久森が命を燃やして守ろうとしたのは、一体何だったのかと頭を巡らせる。翌日、九条と3年D組はその「ある生徒」から直接話を聞こうとするが、その人物は登校をしなかった。その時、九条の頭を“最悪”の状況がよぎる。もしもその人物が罪の意識に苦しめられ、絶望していたとしたら。慌てて教室を飛び出し、捜索に走る九条。生徒に“最悪の終わり”を選ばせては、絶対にいけない! 九条と同じ思いのD組全員も教室を飛び出し…というのが9話のストーリー。西野美月(茅島みずき)、野辺桐子(田牧そら)、金澤優芽(田鍋梨々花)は、鵜久森の事件の日に浜岡が学校に来ていたことがクラスメイトに伝わっていること、浜岡をキッカケに自分達が鵜久森の事件に関わっていたことが明らかになることを悟っていた。そして、カラオケやボーリング、自分たちの行きたい所に行きつくしたのち「ケリつけよう」と3人でビルの屋上に立つ。警察に話し、指をさされ、親にも迷惑をかける、そんな未来が怖いという3人の元に月野春香(柿原りんか)らが駆けつけ引き留める。「あなたたちのことを一生なんて気にできない」と告げる一方で「何があっても一生は捨てないで欲しい」と訴える。そこへ東風谷たちも駆けつけ「こんな終わり方にはしないで」と教室に帰る。柿原さん演じる月野の言葉に「その通りだ」「響いた」「今日のMVP」と絶賛する声が上がった。教室に戻り、西野が鵜久森の事件の真相を打ち明ける。浜岡に「最近学校楽しくないんだろ?」と突然声をかけられ「金さえ払えば俺がひっくり返してやる」といわれ、何かにすがるように浜岡にお願いしたこと、浜岡が化学準備室にカメラを仕掛け、鵜久森と東風谷が話していたことを録画していたこと、「これ使ってひっくり返してこいよ」と言われ、鵜久森を呼び出すために手紙を入れたこと、鵜久森が1人であの場所に来たことを打ち明けた。「私のせいで…」という東風谷に対し、キッカケはそうだったが、鵜久森は西野らを変えるためにあの場所に来たことを伝える。そして、録画したSDを取り返そうとした鵜久森ともみ合いになり、鵜久森が落ちてしまったことを話した。しかし「そんなつもりはなかった」と一言も謝罪や反省の言葉がないことに里奈が怒りをあらわにして「そんなつもりじゃなかった。その一言で逃げられる訳がない」と告げる。SNSでは「九条が感情的になった」「私ならもっと感情的になってしまう」という声も…。そこへ一部始終を聞いていた鵜久森の母・美雪(吉田羊)が教室に来て3年D組の生徒たちと向き合う。涙ながらに「ごめんなさい」と謝る西野らに対し、「私はこの出来事を許すことはできない」と伝える一方で、最悪の終わりを選ぶことはしないで欲しいこと、最後まで生き抜いた娘・叶のことを「一生懸命忘れないで欲しい」こと伝える。これに対し「こんな冷静に話せない」「お母さん強すぎる」「涙腺崩壊」という声や、美雪を演じる吉田さんに対し「凄すぎて息するの忘れる」「吉田羊さんさすが」と絶賛する投稿が相次いだ。9話のラストでは、逃げ続けていた浜岡を相楽が見つけ出し「西野が困った状況だってお前に話したの誰だ」と問い詰める。毎話気になる行動をする星崎(奥平大兼)に対し、SNSでは「星崎が静かで怖い」「やっぱり星崎?」という声が上がっている。里奈が「あの人であることは間違いない」「これからの半年間、あの人のことを考え続けることになる」と語る「あの人」とは一体誰なのか。いよいよ迎える最終話への期待が高まる。第10話(最終話)あらすじ1年前、突如与えられた2周目の人生。生徒に突き落とされた自らの死の未来を変えるため、“何でもする”覚悟を決めた九条(松岡茉優)は、ただひたすらに駆け抜けた。この世界を「変えよう」と。その思いに、これまで無自覚に人を傷つけ、無自覚に我慢をし、無自覚に見過ごしてきた3年D組の生徒たちも一人、また一人とその「本気」を解放してきた。そして再び迎える、“あの卒業式の日”。九条は1年前と同じ場所で、“あの人物”と対峙する。果たして九条の前に現れるのは誰なのか。その「運命」の結末は…。「変わらない」と諦める貴方へ、九条が贈る最後の授業 。言葉の1つ1つを貴方に目掛けて懸命に送り出す、魂込めた最終回!「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は、毎週土曜日22時~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年09月17日松岡茉優主演、芦田愛菜、加藤清史郎ら共演のドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」第8話が9月9日放送。加藤清史郎演じる相良の姿に「圧倒的演技力」「涙腺崩壊」という声が上がっている。本作は、卒業式の日に生徒と思しき人物に突き落されるも、気がつくと始業式の日の教室に戻っていた教師・九条里奈(松岡さん)を主人公に描く、1年後の死を避けるべく命がけで生徒に向きあう新時代の学園ドラマ。松岡さん演じる九条の夫・蓮役に松下洸平、3年D組の生徒に芦田愛菜、加藤清史郎、山時聡真、詩羽、當真あみ、奥平大兼、窪塚愛流、本田仁美(AKB48)ら旬の若手キャストが集結しているほか、鵜久森の母親役に吉田羊、江波の幼馴染で相良との繋がりも明らかになった浜岡役に青木柚が出演。主題歌は菅田将暉の本ドラマの為の書き下ろし楽曲「ユアーズ」で、衝撃的なストーリー展開が話題となっている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「我々は、全力でその理由と向き合いたいと思っています」九条里奈(松岡茉優)と3年D組の本気がもたらした学校の記者会見は、鵜久森(芦田愛菜)の母・美雪(吉田羊)の心にしっかりと届き、自分も今以上に向き合わなければ…と顔を上げる。しかし、向き合うべきは娘を追い込んだ“何か”ではなく、あの日、娘が何をするためにあの場所へ行ったのか、最後にどんな顔をしたのかただそれが知りたい。だからこの件で誰かが追い詰められるようなことは望まない…。そんな美雪の思いを九条も力強く受け止める。一方、教室では一つの事実を獲得した生徒達がある人物を追いつめる…というのが8話のストーリー。星崎(奥平大兼)が持っていた映像によって浜岡(青木柚)が鵜久森の事件の日に学校に来ていたことが里奈やクラスメイトに伝わり、浜岡との繋がりがある相楽に疑いの目が向けられる。「あなたのせいなの?」と問われた相良は「あいつは俺のせいで死んだ」とクラス全体を凍り付かせる衝撃の一言を口にした。しかし、東風谷に「言葉の意味を説明して」と言われると「説明できねぇ」と教室から出て行ってしまう。相良とずっと行動を共にしてきた迫田(橘優輝)は、相良の笑顔が5年前に突然母親を亡くした時と同じ笑顔であることを心配し、里奈に「あいつを救ってやってくれないか」と頼む。これに対しSNSでは「都合が良過ぎるのでは?」という声があがる一方で「迫田いい奴」という声も上がった。里奈は相良の家に行き、迫田に相良を救ってくれと頼まれたが断ったことを伝えた上で、弱い自分を隠すのに必死で、無自覚なフリをして人を傷付けたこと、なぜ目先のプライドを優先して弱さを隠すのか、とこれまでの相良の行動を問い詰める。そして「弱さを見せる覚悟はありますか?その覚悟があるならば明日必ず学校に来てください。これがあなたが変わる最後のチャンスです」と伝える。相良の家を訪ねた里奈が心配で近くまで来ていた蓮は、家に向かう車で「里奈の挑戦は応援する。でもやばかったら絶対助ける」と伝える。そんな蓮の姿に「カッコイイ」「蓮さまかっこよすぎる」と絶賛する投稿が相次ぐ一方で、ふと「なんかあったらとか考えちゃってさ、今回特に」と言った蓮の言葉に「今回って言った?」「信じて良いんだよね?」という不安の声も…。翌日、相良が登校し、疑いの目を向けるクラスメイトに文化祭の事件を起こしたのは自分であること、その理由が嫉妬であったこと、お金さえ払えばなんでもやる浜岡に頼んだことを打ち明ける。一方で、鵜久森と話した後に浜岡に何かしてやろうかと言われたが断ったこと、そして鵜久森に何かしたのは自分ではないことを話す。さらに、これまでの自分の言動について「すまなかった」と頭を下げた。また、相良と行動を共にしていた迫田、瓜生(山時聡真)、向坂(浅野竣哉)もこれまで自分たちがしてしまったことを土下座をして謝罪。そして相良に対し、勝手な想像で犯人だと疑ってしまったことを東風谷、阿久津らも謝罪した。それでもなお苦渋の表情を浮かべるクラスメイトに対して、里奈は「許す、許さないはそれぞれあっていい。大事なのは考え続けることだと私は思います」と告げる。相良が涙ながらに訴えるシーンでは「圧倒的演技力」「涙で前が見えない」「鵜久森にも聞いて欲しかった」という投稿が続出。一方で、沈黙を続ける西野(茅島みずき)らの姿に「なんでいじめた女子は謝らないの?」疑問の声が上がった。クラスメイトに謝罪した相良に対し里奈は「本当は、もう1人謝りたい人がいますよね」と言い、2人で鵜久森の家を訪ねる。相良は「娘さんにひどいことをしてしまいました」と母・美雪に打ち明ける。これに対し、美雪は鵜久森が「ずっとすごい同級生だって自慢してた」と相良に伝える。これを聞いた相良は、号泣しながら何度も鵜久森の遺骨に向かって「ごめんなさい」と謝罪する。この姿に「もう遅いんだよ…」という声があがる一方で「涙腺崩壊」「泣ける」「演技力にしびれた」「鵜久森さんに届け…」という投稿が相次ぎ、相良を責めずに見守る母・美雪に対しても「お母さんすごい」「こんな対応できない」という投稿や、「相良と鵜久森が友達の世界線も見たい」という声も上がった。怒涛の展開を迎えた第8話は、迫田らが浜岡の元に行き「なんで学校にいたんだ?」と問うシーンで終わり「結局、犯人は誰?」「1週間も待てない」と次週を待ちわびる声が続出している。第9話あらすじ鵜久森(芦田愛菜)の事件の後で雲隠れしていた浜岡(青木柚)を、迫田(橘優輝)たちが発見。「事件の日…なんで学校にいたんだ?」…問い詰める迫田に、浜岡は人に頼まれたからだと答える。さらにその人物は3年D組のある生徒だと言う。迫田らの報告を受けた九条(松岡茉優)は、学校に忍び込んだ浜岡が鵜久森にとって“誰にも知られたくない何か”を見つけたのではないかと推察。鵜久森が命を燃やして守ろうとしたのは、一体何だったのかと頭を巡らせることに。翌日、九条と3年D組はその「ある生徒」から直接話を聞こうとするが、その人物は登校をしなかった。その時、九条の頭を“最悪”の状況がよぎる。もしもその人物が罪の意識に苦しめられ、絶望していたとしたら。慌てて教室を飛び出し、捜索に走る九条。生徒に“最悪の終わり”を選ばせては、絶対にいけない! 九条と同じ思いのD組全員も教室を飛び出し…。ついに、一つの事件の「真相」へと迫る第9話。人は、その罪をどう背負うべきか。償うべきか。そして命を燃やした生徒は、最後どんな顔をして過ごしたのか。一つの罪の真理に迫る、衝撃の第9話。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は、毎週土曜日22時~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年09月10日菅野美穂主演、10月19日スタートのテレビ朝日木曜ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」に、圧巻の演技力を誇る松岡茉優と期待の新星・白山乃愛の出演が決定した。本作は、今年の「第27回手塚治虫文化賞」で頂点となる「マンガ大賞」に輝いた入江喜和の同名漫画(講談社)が原作。主人公・伊沢ゆりあ(菅野さん)は、突然目の前に現れた夫の“彼氏”、“彼女”、“隠し子”と同居生活を開始。時にぶつかり合い、時に手を取り合い、みんなで意識不明状態となった夫の介護に勤しみながら、これまで想像もしなかった数奇な人生と血の繋がりを越えた“家族”の絆を編み上げていく――。物語の冒頭、夫・伊沢吾良(田中哲司)が突然ホテルで昏倒して意識不明の要介護状態となった上に、“恋人”だと名乗る青年・箭内稟久(鈴鹿央士)が出現し、人生が一変してしまう伊沢ゆりあ。さらに、松岡茉優が演じる“吾良の彼女”・小山田みちるが、ゆりあの前に現れる。しかも、吾良を「パパ」と呼ぶ2人の女の子・まに&みのんも一緒。か弱く柔らかい雰囲気で何とも言えない魅力をまとうみちるは、実は“ある切実な問題”を抱え、“意外な顔や思い”も多々秘めているようで…!?もともと原作を楽しみに読んでいたという松岡さんは、「まさか自分にみちるさんの役でオファーをいただけるとは思ってもいませんでした。今までに演じたことのない人柄だなと感じるみちるさんと、私自身を繋げていくのが楽しみです。彼女を抱きしめるような気持ちで演じながら、ゆりあ先生に本当のみちるさんを見つけてもらう旅ができたらいいなと思っています」と胸を躍らせる様子でコメント。「幅広い世代のキャストが参加する“令和のホームドラマ”を目指していると伺い、温かさはもちろん、一緒に暮らしていくことで生じるつらさや壁も描かれるのかなと想像し、“家族”でのシーンが楽しみになりました」とも期待を込める。ゆりあをはじめ、新たな“家族”との奇妙な交流を通し、次々と見えてくるみちるの意外な顔に注目だ。松岡茉優また、みちるの娘・小山田まにを演じるのは白山乃愛。昨年の「東宝シンデレラ」オーディションにて史上最年少でグランプリを受賞し、今年4月には「Dr.チョコレート」で鮮烈なドラマ・デビュー。ヒロインである10歳の天才闇医者を見事に演じた白山さんが、テレビ朝日のドラマに初出演する。白山さんが今回演じるまには、しっかり者の長女。幼いながらも、女手ひとつで自分と妹を育ててくれる母親を気遣い、自分がやりたいことも我慢している健気な一面も。しかも、彼女の存在はやがて、ゆりあたちの心にも“かつてない変化”をもたらしていくことに!「私自身はちょっと甘えん坊で(笑)、しっかりした子を演じてみたいなと思っていたので、出演が決まった時はすごくうれしかったです」と、笑顔をのぞかせる白山さん。松岡さんについて、「『これから家族だから、よろしくね。頑張ろうね』と話しかけてくれて、うれしかったです。撮影が楽しみです」とコメント。ドラマ出演2作目となる今作では、前回とはまったく違う役どころで瑞々しい感性と確かな演技力が注目を集めそうだ。「ゆりあ先生の赤い糸」は10月19日より毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年09月08日「あなたたちのために、私は、何でもします」。松岡茉優が高校の教師を演じるドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」が、9月2日放送の第7話より第2章に突入した。ドラマ放映中ながら、同日には「東京ガールズコレクション 2023AUTUMN/WINTER」(TGC)のステージに生徒役キャストたちが制服姿で役になりきって登場し、大きな歓声を浴びたばかり。その生徒役の中から7名に注目した。「3年A組ー今から皆さんは、人質ですー」のプロデューサー×監督が再び組んだ本作は、松岡さん演じる教師・九条里奈が何者かに突き落とされ2周目の人生を生きるなかで、3年D組の生徒たちに命がけで向き合っていく“完全オリジナル脚本”による新時代の学園ドラマ。第7話では、鵜久森(芦田愛菜)の非業の死を受け、休校が続く鳳来高校。校内の立ち入り禁止区域で起こった悲劇は世間の注目を集め、教員たちはマスコミの対応に追われるが、真相は不明のまま。九条は鵜久森を「命を失った生徒」ではなく「最後までその命を燃やし生き抜いた生徒」であったことを証明するために「彼女の身に何が起きたのか、それを知るために、私達は何でもしなくてはならない」と訴えかける。九条の「何でもする」という姿勢によって生徒たちの問題の本質に真摯に“向き合う”ことで、3年D組のクラス、そして生徒たちにわずかな変化が現れていた矢先。九条と同様に2周目の人生を毎日戦いながら生きてきた鵜久森が、前回の人生と同じ10月4日に亡くなってしまう。第2章では彼女の死を、クラスとして生徒たちそれぞれがどう受けとめていくのか、引き続き注目を集めている。そんな「鳳来高校3年D組」の生徒役30名は、実力派はもちろん今後ブレイクが期待される若手俳優の宝庫。これまで学園ドラマといえば、菅田将暉が教師を演じた「3年A組」には、生徒役に永野芽郁、上白石萌歌、今田美桜、福原遥、堀田真由、神尾楓珠など、いま大活躍中の顔ぶれが勢ぞろい。同じ日本テレビ系では菅田さんや山崎賢人、高杉真宙、広瀬アリスらが出演し、松岡さんが主人公(米倉涼子)の学生時代を演じた「35歳の高校生」なども。また、小栗旬や窪塚洋介、池内博之らを輩出した「GTO」や、2012年のリメイク版には川口春奈、本田翼、中川大志、山田裕貴、2014年版には松岡さんや伊藤沙莉、小芝風花、竜星涼らが出演してきている。芦田愛菜/鵜久森叶 役「3回目は絶対にない」「3回目(の人生)は絶対にない」と確信的に感じている、と九条に話していた鵜久森叶(うぐもり・かなう)は、第1話で九条の全力の歩み寄りを受けとめ涙ながらに壮絶ないじめを打ち明け、その日から自らを奮い立たせるように登校をし始め、教室に変化をもたらしていくきっかけとなる。東風谷(當真あみ)からの告白にも誠実に応じようとしていた。「絶対に自分で自分の終わりを選ぶべきじゃない」と話し「無自覚に人を傷つける世界を変えてほしい」と九条にも訴えていたのに、まさかの結末を迎えてしまう…。「クラスという社会の中で生きる一人の生徒として」鵜久森役を演じる喜びを語っていた芦田さん。未来を変えるため、いまを必死に生きようとしていた鵜久森役には改めて「すごい女優」「圧倒された」といった声が上がっている。●芦田愛菜ドラマ「Mother」(2010)「マルモのおきて」(2011)、映画『パシフィック・リム』(2013)をはじめ話題作に出演し、本作が7年ぶりの民放連続ドラマ出演。最近は学業を主軸にしながら、新興宗教の信者2世を演じた今村夏子の小説の映画化『星の子』(2020)、ボーイズラブ漫画で繋がる友情物語『メタモルフォーゼの縁側』(2022)などでも唯一無二の演技を見せている。山時聡真/瓜生陽介 役「許さない。一生かけて覆してみろ」山時聡真(さんとき・そうま)演じる瓜生は、第1話でいじめを主導していた集団内の弄られ役として「何でもします」という九条から50万円をだまし取ろうとしたが、第2話ではバイト三昧の日々を送る彼の実状にフォーカスが当てられた。実の母親に激情をぶつける、長回しシーンが印象的。「夢だった学園ドラマにレギュラーで出演できるということが、飛び跳ねるくらい嬉しかった」という山時さん。向坂俊二(浅野竣哉)との友情も感動を呼んだ。●山時聡真2016年、11歳で俳優デビューし、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」や連続テレビ小説「エール」、最近ではドラマ10「大奥」にも出演。さらに「ここは今から倫理です。」「青のSPー学校内警察・嶋田隆平ー」でも生徒役で登場したほか、映画では『約束のネバーランド』『流浪の月』ほか、『CUBE 一度入ったら、最後』では事務所の先輩・菅田さんの弟役に。現在公開中、宮崎駿監督10年ぶりの長編映画最新作『君たちはどう生きるか』の主人公・眞人役に大抜擢された。本田仁美/江波美里 役「私じゃない何かを見てばっかいて」寂しがり屋で常に友人や仲間と行動し、“居場所”を探している江波は第4話がメイン回に。寂しさのあまり幼なじみの浜岡修吾(青木柚)と交際を始めるが、浜岡は自身が運営するマッチングアプリに彼女を送り込もうとしており、九条の1周目の人生では8月31日に、そんな浜岡をカッターナイフで刺すという事件を起こしてしまう。浜岡は相楽とも繋がり、文化祭の“破壊者”であり、鵜久森の死に関わっているかもしれない不穏な人物。居場所のために“気づかない”ふりをしてきた江波が松岡さん演じる九条を前に自らの感情を吐き出すシーンは、本田さんの熱演にも注目が集まった。●本田仁美2014年「AKB48 Team8 全国一斉オーディション」に栃木県代表として合格し「AKB48」に加入し、人気オーディション番組から誕生したグローバルガールズグループ「IZ*ONE」のメンバーとして日韓で活躍。2022年深夜ドラマ「北欧こじらせ日記」でドラマ初主演。8月30日に「AKB48」卒業を発表したばかり。無音なのが残念だが、星崎透役の奥平大兼、不破大成役ののせりんと「LE SSERAFIM」のダンスチャレンジをしたことも。窪塚愛流/栖原竜太郎 役「お前の居場所には俺がいつだって行ってやれる」「人生はとてもイージー」と考えていたバンドマン。江波に好意を寄せながらも行動しない理由を探して、事態を静観していたが、傷ついた江波のために考えて考えまくって答えを見つけ出した栖原。「江波が立ってるその場所こそが、居場所なんだって思えばいい」「お前の居場所には俺がいつだって行ってやれる」といったセリフと、江波役の本田さんとのフレッシュなやりとりは視聴者を惹きつけた。「このような学園ドラマに出演したかった」という窪塚さんは、その制服姿が俳優である父・窪塚洋介の若かりし日を彷彿とさせている。●窪塚愛流2018年に『泣き虫しょったんの奇跡』で松田龍平の中学時代を演じてデビュー。ドラマ「ファイトソング」や「この初恋はフィクションです」、映画『少女は卒業しない』などに出演してきたほか、2024年に蒔田彩珠とのW主演で嶽本野ばら原作の映画『ハピネス』が待機している。當真あみ/東風谷葵 役「鵜久森さんに好きって言っちゃった」阿久津(藤崎ゆみあ)と共に成績トップを争う優等生・東風谷(こちや)葵は、自分で戦うことを決めた鵜久森と友達になり、文化祭の打ち上げの際、「もしかしたら鵜久森さんのこと好きかもしれないんだ」と告白する。第6話、九条の誕生日になされた会話「好きって表に出すことは勇気」に呼応するように、鵜久森に想いを伝えたことを勇敢だと九条に背中を押された東風谷は、改めて鵜久森と向き合い、対話するが…。学園ドラマ初出演の本作で、當真さんの本格的なブレイクは秒読みとなっている。●當真あみ「妻、小学生になる。」(2022)でドラマ初出演して以来、「オールドルーキー」「霊媒探偵・城塚翡翠」、アニメ映画『かがみの孤城』での主演声優と、瞬く間に脚光を浴びた當真さん。今年は日曜劇場「Get Ready!」に続き、NHK「大奥」【8代・徳川吉宗編】の龍(後の田沼意次)役、大河ドラマ「どうする家康」の亀姫役と大役を任され、映画『水は海に向かって流れる』『忌怪島/きかいじま』などに出演。奥平大兼/星崎透役「先生、ヤバいっす。革命起こしてますよ」クラスを変えようとしている九条の姿を見て、これで退屈から脱却できると九条を題材に映画を撮ろうとする謎多き星崎。九条が2周目の人生を生きていることにもいち早く気づいた。だが、何を考えているのか、九条や鵜久森たちに本心から寄り添おうとしているのか読めない部分も。そして、彼が設置したカメラは鵜久森の事件の日、学生服を着た浜岡の姿をとらえていた。本作は出演したZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」のチームでもあり、「演者のやりたいことをとても尊重してくれるチーム」と奥平さんは語る。●奥平大兼初めてのオーディションで長澤まさみの息子役に起用された『MOTHER マザー』(2020)で日本アカデミー賞新人俳優賞など新人賞を総なめ。「恋する母たち」「ネメシス」や『マイスモールランド』『ヴィレッジ』『君は放課後インソムニア』などに立て続けに出演、鈴鹿央士とのW主演する『PLAY!~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』の公開が2024年春に控えている、次世代俳優の1人。加藤清史郎/相楽琉偉 役「全員逃げんじゃねえぞ」西野美月(茅島みずき)らとクラスの“カースト”トップに君臨し、鵜久森へのいじめの首謀者。彼なりの“楽しい”ことに執着するが、九条が持っている動画を奪うためならば「家ごと燃やしてこい」と冗談めきながら脅迫するような、得体の知れない暴力性がある。九条の担任変更や文化祭襲撃が失敗した後、不気味なほどに口数の少なくなった相楽。第6話で鵜久森と「ここ(2人の関係)が普通になれば…」と話した内容も気になるところだ。●加藤清史郎大河ドラマ「天地人」やCMの“こども店長”から10年以上がたち、英国留学から帰国後は主演映画『#ハンド全力』やドラマ「競争の番人」「弁護士ソドム」ほか、ミュージカルにも多数出演。「ドラゴン桜」では“東大専科”の生徒・天野役を演じたが、今作ではクラスを牛耳るヒール役に。映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』(10月13日公開)ではZ世代の新入社員を演じる。このほかにも、文化祭回が「控えめに言って最高だった」瑞奈ニカ役の詩羽(水曜日のカンパネラ)と生田あおい役の莉子、「君の花になる」の「8LOOM」メンバーとして人気を集め、「最高の生徒~余命1年のラストダンス~」にも出演している藤原大志役の山下幸輝などにも注目。「花束とオオカミちゃんには騙されない」やドラマ「silent」の野球部・蓬田健斗役の夏生大湖、地上波連ドラ初レギュラーとなる剣道部・遠山泰次郎役の岩瀬洋志らにもスポットが当たってきている。▼第8話あらすじ九条(松岡茉優)と3年D組の本気がもたらした学校の記者会見は、鵜久森(芦田愛菜)の母・美雪(吉田羊)の心にしっかりと届く。だが、その一方、教室では、鵜久森の死についてクラス全員から疑いの目を向けられた相楽(加藤清史郎)。浜岡(青木柚)が鵜久森の事件の日に学校に来ていたこと、そしてその浜岡と相楽が繋がっていたこと、それが露見した教室内で、相楽はクラス全体を凍り付かせる衝撃のひと言を口にする。「アイツは、俺のせいで死んだ」と。自分の“本当”を曝け出せない貴方へ。過去に、自分に、見て見ぬフリを続けた人物は、全てと向き合う1日を過ごす。彼は本当に…犯人なのか?「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年09月05日松岡茉優主演、芦田愛菜、加藤清史郎ら共演のドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」第7話が9月2日放送。荒川良々演じる教頭・我修院学の姿に「かっこ良すぎて号泣」「一生ついていく」と絶賛する声が上がっている。本作は、卒業式の日に生徒と思しき人物に突き落されるも、気がつくと始業式の日の教室に戻っていた教師・九条里奈(松岡さん)を主人公に描く、1年後の死を避けるべく命がけで生徒に向きあう新時代の学園ドラマ。松岡さん演じる九条の夫・蓮役に松下洸平、3年D組の生徒に芦田愛菜、加藤清史郎、山時聡真、詩羽、當真あみ、奥平大兼、窪塚愛流、本田仁美(AKB48)ら旬の若手キャストが集結しているほか、鵜久森の母親役に吉田羊、江波の幼馴染み・浜岡役に青木柚が出演している。主題歌は菅田将暉の本ドラマの為の書き下ろし楽曲「ユアーズ」で、衝撃的なストーリー展開が話題となっている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。鵜久森(芦田愛菜)が非業の死を遂げて以来、休校が続く鳳来高校。校内の立ち入り禁止区域で起こった悲劇は世間の注目を集め、教員たちはマスコミの対応に追われるが、鵜久森の身に一体何が起きたのか、その真相は依然として分からないままだった。かけがえのない教え子を亡くして失意の九条里奈(松岡茉優)は、運命を変えられなかった自分を責め続けていたが、鵜久森の母・美雪(吉田羊)から鵜久森が「人生を変えてくれた最高の教師だ」と言っていたことを聞かされる。さらに「笑って学校に行ける日々を作ってくださって本当にありがとうございます」と言われ、ふさぎ込んでいた心が突き動かされる。また、夫・蓮(松下洸平)の支えにも胸を打たれ、顔をあげ鵜久森の死を“運命”で片付けないため、彼女を「命を失った生徒」ではなく「最後までその命を燃やし生き抜いた生徒」であったと証明するため、29人の生徒が待つ3年D組の教室へと向かう…というのが第7話のストーリー。鵜久森の死は、警察によって不慮の事故、あるいは鵜久森自身が起こした出来事だという見解がだされ、教員たちはこの結論で片付けようとしていた。しかし、里奈は4月に3年D組の教室で起こっていた映像を教員たちに見せ、鵜久森がこの日から自分の力で戦っていたこと、本人の勇気で変えていったこと、そして、「大人が見ている表面的な世界だけで結論をつけるべきではないこと」「彼女の身になにが起きたのか、それを知るために、私達は何でもしなくてはならないということ」を伝える。さらに里奈は3年D組の教室で警察の見解を伝え、自分はそうは思っていないこと、鵜久森が生きることを誰よりも強く大切に思っていたこと、そして、鵜久森が辛い時に目をそむけた生徒達全員で、鵜久森の生き様と向き合わなければいけないことを伝える。しかし、生徒達の中でも「向き合いたい」「向き合うべき」「それどころではない」という意見に分かれ、里奈は生徒達だけで話合う時間を設ける。鵜久森が二周目の人生であることを聞かされていた東風谷(當真あみ)は、里奈もまた二周目の人生であることを確信し、一周目の自分がどうしていたかを問う。そして、しばらく泣いていたが、冬には他の生徒と同じように鵜久森の席の前で笑っていたことを聞かされ「わかりました。私はそんな私を変えます。私も何も向き合えなかった私を変えてきます」と決意を里奈にぶつける。これに対しSNSでは「東風谷さん頑張れ」「強くてかっこいい」という声が上がった。一方、冒頭で警察の見解で片付けようとしていた教頭・我修院学(荒川良々)にSNSでは「教頭が怪しい」「教頭なんか知ってる?」という声が上がっていた。しかし、里奈の言葉を受け、自分が教員になったきっかけが生徒たちから「先生かっこ良い」と言われたかったことを思い出したと告げ、「なすべきことをしに行きますか」と教員たちと共に3年D組に向かい、生徒がすべきなのは考えること、そして、責任を背負うのは大人であることを伝えた上で頭を下げ「今回の件について学校として向き合わせてください」と生徒に伝える。さらに記者会見では、現状の見解で結論とするのは尚早だということ、そして、全力で今回の出来事の本質と向き合うことを話した上で、「関係のない人が憶測で言葉を投げかけるのはやめてください」とお願いする。学校は未来ある人がたくさんいる場所であること、その未来ある生徒を憶測で判断して欲しくないことを強張し、「何か言葉を投げたい時、我慢できない時があれば私に言ってください」「責任があるのは生徒でも教員でもない、私です。私1人です」と主張する。この姿にSNSでは「一生ついていく」「かっこ良すぎて号泣」「疑ってごめん」という投稿で溢れた。しかし、依然として鵜久森の身に何があったのかは明かされることはなかった。そして、7話のラストシーンで東風谷の家を星崎が訪ね、制服姿の浜岡(青木柚)が来ていたことを伝える。これに対しSNSでは「浜岡ーー!!」「やっぱり」という声があがる一方で「星崎も怪しい…」と考察が続き、「早く次が見たい」と第8話を待ちわびる声も上がっている。第8話あらすじ「我々は、全力でその理由と向き合いたいと思っています」九条(松岡茉優)と3年D組の本気がもたらした学校の記者会見は、鵜久森(芦田愛菜)の母・美雪(吉田羊)の心にしっかりと届く。自分も今以上に向き合わなければ…と顔を上げる美雪。しかし、向き合うべきは娘を追い込んだ“何か”ではない。あの日、娘は何をするためにあの場所へ行ったのか、最後にどんな顔をしたのか、ただそれが知りたい。だからこの件で誰かが追い詰められるようなことは望まない…。そんな美雪の思いを九条も力強く受け止める。だが、教室では一つの事実を獲得した生徒達がある人物を追いつめる。クラス全員から疑いの目を向けられたのは、相楽(加藤清史郎)。浜岡(青木柚)が鵜久森の事件の日に学校に来ていたこと、そしてその浜岡と相楽が繋がっていたこと、それが露見した教室内で、相楽はクラス全体を凍り付かせる衝撃の一言を口にする。「アイツは、俺のせいで死んだ」と。彼のその一言の意味とは何か 。自分の“本当”を曝け出せない貴方へ。過去に、自分に、見て見ぬフリを続けた人物は、全てと向き合う一日を過ごす。彼は本当に…犯人なのか?「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は、毎週土曜日22時~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年09月03日松岡茉優がとある高校の教師を演じるドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」。9月2日(土)今夜放送の第7話で第2章が開幕する。本作は、松岡さん演じる教師・九条里奈が、自身の死を避けるべく、命がけで生徒に向きあう新時代の学園ドラマ。鵜久森(芦田愛菜)の非業の死を受け、休校が続く鳳来高校。校内の立ち入り禁止区域で起こった悲劇は世間の注目を集め、教員たちはマスコミの対応に追われるが、真相は依然として分からないまま。そんな教え子の運命を変えられなかった自分を責めていた九条は、鵜久森の葬儀で出会った鵜久森の母・美雪(吉田羊)から受けた意外な言葉に、心が突き動かされる。そして九条は、彼女を“命を失った生徒”ではなく、“最後までその命を燃やし生き抜いた生徒”であったと証明するため、生徒が待つ3年D組の教室へと向う。九条が生徒たちに伝えた思い、これから一体どのような運命が待ち受けているのか注目だ。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は毎週土曜日22時~日本テレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年09月02日現在放送中の松岡茉優主演ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」のディレクターズカット版が、「TVer」と「hulu」にて配信中だ。本作は、卒業式の日に何者かに突き落とされた教師・九条里奈(松岡さん)が、1年後の死を避けるべく、命がけで生徒に向きあう新時代の学園ドラマ。現在、第4話までディレクターズカット版は配信中。第5&6話は、8月28日(月)0時より配信スタートとなる。8月26日(土)は放送休止のため、次回、第7話(9月2日放送)までの間に見直しや、未公開シーン満載のディレクターズカット版ならではの、より深い考察が可能になる。また、第6話の放送後から、第2章開幕へ向けた新ビジュアルも公開された。ディレクターズカット版配信スケジュール・TVer【第2話、第3話、第4話】8月27日(日)23:59まで期間限定配信中【第5話、第6話】8月28日(月)0:00~9月3日(日)23:59まで期間限定配信・hulu【第2話、第3話、第4話】期間限定無しで全話配信中【第5話、第6話】8月28日(月)0:00~期間限定無しで全話配信「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は毎週土曜日22時~日本テレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年08月21日松岡茉優主演、芦田愛菜、加藤清史郎ら共演のドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」第6話が8月19日放送。芦田さん演じる鵜久森の衝撃のラストに「嘘でしょ…」「涙が止まらない」と悲痛の声が上がっている。本作は、卒業式の日に生徒と思しき人物に突き落されるも、気がつくと始業式の日の教室に戻っていた教師・九条里奈(松岡さん)を主人公に描く、1年後の死を避けるべく命がけで生徒に向きあう新時代の学園ドラマ。松岡さん演じる九条の夫・蓮役に松下洸平、3年D組の生徒に芦田愛菜、加藤清史郎、山時聡真、詩羽、當真あみ、奥平大兼、窪塚愛流、本田仁美(AKB48)ら旬の若手キャストが集結しているほか、鵜久森の母親役に吉田羊、江波の幼馴染・浜岡役に青木柚が出演している。主題歌は菅田将暉の本ドラマの為の書き下ろし楽曲「ユアーズ」で、衝撃的なストーリー展開が話題となっている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。文化祭の打ち上げの際、東風谷(當真あみ)から「私さ、もしかしたら鵜久森さんのこと好きかもしれないんだ」と不意な想いを吐露された鵜久森(芦田愛菜)。その言葉を受け何かを返そうとしたその瞬間、東風谷は漏れ出てしまったその想いに戸惑い、飛び出してしまう。東風谷を見失う鵜久森は、雑踏の中で自身に起きた「二周目」の人生を思い返していた。一方、里奈(松岡茉優)は、鵜久森といつものようにお昼ご飯を共にしていた際、「鵜久森さんも同じですよね?」と、自分自身が「二周目」であることを打ち明ける。そして鵜久森もそうであること、互いに起きた不可思議な現象を確かめ合い、「3回目は絶対にない」と確信的に感じていることも語る…というのが第6話のストーリー。第5話のラストで鵜久森が2周目であることを里奈が確信した際、SNSでは「文化祭のこと知らないはず」「3周目では?」という考察も出ていたが、鵜久森が1周目の人生では10月4日に自分で自分の人生を終えてしまったこと、その瞬間に始業式の日の朝に自分のベッドで目が覚めたことが明かされる。これにはSNSでも「そういうことだったのか」「辻褄があった」と納得する声が上がった。一方、里奈は31歳の誕生日を迎え、蓮、早乙女智美(森田望智)、勝見夏穂(サーヤ/「ラランド」)から、サプライズという形で毎年恒例の誕生祝いをされた際に鵜久森との話の中で出た「3回目は絶対にない」という言葉を思い出し、「好きだよ。みんなのこと。いつもありがとう」と感謝の気持ちを伝える。その後、蓮との会話の中で「嫌いっていう言葉はどんな時でも言えるし、その言葉を言い続けても傷つくこともない」でも「好きって表に出すことは勇気だと思う」と話す。この2人のシーンにSNSは「尊すぎる」「幸せ空間」「ずっと見てられる」と温かいコメントで溢れた。翌日、里奈は急な休学を申し出た東風谷のもとを訪ね、休学の理由を尋ねる。東風谷が体調が理由ではなさそうなことがわかり、2月21日に志望大学から合格の連絡があることを伝え、「本当は友達と卒業するのを望んでいるのでは?」と問う。すると東風谷は「私の問題に鵜久森さんを巻き込んじゃった」「私、鵜久森さんに好きって言っちゃったんだ」と休学した理由を告白。里奈は、この世界には好きという言葉を表に出せない人がいること、それを言えた東風谷はとても勇敢だと伝え、「あなたは本当はどうしたいんですか?」と問う。このシーンにSNSでは「引き込まれる」「勇敢だよ!!」「好きって言えるのは勇敢」と東風谷を応援する声が上がった。10月4日、「続きの言葉が知りたい」という東風谷のため、里奈は鵜久森を化学準備室に誘う。そこで鵜久森は、自分が二周目の人生を生きていること、一周目の人生でも東風谷が自分に想いを伝えてくれたこと、それに答えられないまま自分で人生を終わらせてしまったことを伝える。そして、自分に二周目が与えられた意味が東風谷の顔を見てわかったこと、自分がずっと東風谷を追いかけていたことを伝え、「私はきっと東風谷さんにこの言葉を言うために戻ってきた」「東風谷さん、本当にありがとう」と告げる。このシーンにSNSでは「神回すぎる」「涙腺崩壊」という投稿が上がる一方で、鵜久森が里奈に対し、東風谷に自分の想いを伝えられたこと、そして「大切な人に自信を持って大切だよって言い返せる自分になりたかった」と伝えプレゼントを渡すとSNSでは「大丈夫?」「フラグ立ちまくり」という投稿が続出。そして、6話のラストで鵜久森のロッカーに手紙が入っており、何者かに新校舎に呼び出される。一方、里奈は鵜久森からのプレゼントの中にSDカードが入っている事に気付く。そして、鵜久森が「自分に明日がくる実感がない」と話す姿を見て鵜久森を必死に探すが見つけられず、新校舎で鵜久森の姿を発見する…。衝撃のラストにSNSでは「涙止まらない」「つらすぎる」「嘘でしょ…」「嘘だと言って!」と悲痛の声で溢れた。さらに第7話の放送が9月2日になることに「2週間耐えられない」「2週間も待てない」という声も上がっている。第7話あらすじ※9月2日(土)放送鵜久森(芦田愛菜)が非業の死を遂げて以来、休校が続く鳳来高校。校内の立ち入り禁止区域で起こった悲劇は世間の注目を集め、教員たちはマスコミの対応に追われるが、鵜久森の身に一体何が起きたのか…その真相は依然として分からないまま。かけがえのない教え子を亡くして失意の九条(松岡茉優)は、運命を変えられなかった自分を責めながら鵜久森の葬儀に出かける。そこで出会った鵜久森の母・美雪(吉田羊)から受けた意外な言葉に、ふさぎ込んでいた九条の心は突き動かされることに…。さらに、夫・蓮(松下洸平)の支えにも胸を打たれ、やがて顔を上げる九条。鵜久森の死を“運命”で片付けてはいけない。彼女を「命を失った生徒」ではなく、「最後までその命を燃やし生き抜いた生徒」であったと証明するため、九条は29人の生徒が待つ3年D組の教室へと向かった。誰かと向き合うとは何か。取り返しのつかない出来事に残された者はどうすべきなのか。鵜久森という一人の生徒を通して、一生忘れることの出来ない魂の授業が、今ここに開講する…。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は、毎週土曜日22時~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年08月20日松岡茉優演じる人生2周目の教師が、死を避けるべく、生徒と本気で向き合っていく学園ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」の第6話が、8月19日(土)今夜放送される。前回のラストで、主人公・九条(松岡さん)と同じく、生徒・鵜久森叶(芦田愛菜)も“2周目の人生を生きている”と発覚。さらに東風谷(當真あみ)は、不意に鵜久森への思いを吐露してしまう。一方の九条は、鵜久森とのいつもの昼ご飯の際に、自分自身が2周目であることを打ち明け、そして鵜久森もそうではないかということを聞く。互いに起きた不可思議な現象を確かめ合った2人は、同時にもう一つ共通して感じる感覚を語る。それは「3回目は絶対にない」、そう確信的に感じていること。そんな中、東風谷が急な休学を申し出たため、九条は東風谷の元を訪ねる――。なぜ、鵜久森に2周目の人生が与えられたのか、彼女の中でたどり着いた答えとは。詩羽の熱演や「17」歌唱シーンが大きな話題を呼んだ第5話だったが、第6話は、この物語にとって大きな展開を迎えることに。物語に込められた渾身のメッセージに注目だ。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は毎週土曜日22時~日本テレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年08月19日松岡茉優、窪田正孝W主演の石井裕也監督最新作『愛にイナズマ』より場面写真が解禁された。本作は、“アフターコロナ”の世界を舞台に、社会の理不尽さに打ちのめされた恋人たちが、10年ぶりに再会したどうしようもない家族の力を借りて一念発起する感動作。この度解禁された場面写真は、幼い頃からの夢だった映画監督デビューを目前に控えた26歳の折村花子(松岡茉優)が、自宅で机に向かい、一心不乱に筆を動かし夢に没頭するシーン。実は滞納した家賃は限界で、強制退去寸前。そんな崖っぷちの花子が社会の理不尽に直面しながらも常に前を向く姿が切り取られている。また、彼女の父親である治(佐藤浩市)を熱くハグする正夫(窪田正孝)の純真さが滲み出るシーンや、赤いランプのバーで運命的な出会いを果たした花子と正夫が顔を寄せ合うシーンも。そして正夫のスマホ画像を、花子と家族が取り囲み、覗き込んでいるシーンなど、不器用でも懸命に生きる人たちの一瞬をユーモアたっぷりに映し出している。ほかにも、花子に必死に話しかける兄の誠一(池松壮亮)、ラウンジで取り巻きに囲まれる誠一の上司であるホテルの社長(高良健吾)、雑然とした部屋で横になり思い詰めたように空を見つめる落合(仲野太賀)、花子に業界の常識を押し付けてくる原(MEGUMI)と助監督の荒川(三浦貴大)など、映画界をけん引する演技巧者たちがぶつかり合うシーンの数々に、期待が高まる場面写真となっている。『愛にイナズマ』は10月27日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:愛にイナズマ 2023年10月27日より全国にて公開©2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年08月17日俳優の松岡茉優と窪田正孝がW主演を務める、映画『愛にイナズマ』(10月27日公開)の場面写真が17日に公開された。○■映画『愛にイナズマ』場面写真10点が一挙公開同作は石井裕也監督の最新オリジナル作。映画監督デビューを前に無責任なプロデューサーに騙され、夢を全て奪われた花子(松岡)と、空気を読まない正夫(窪田)が運命的な出会いを果たし、“どうしようもない父(佐藤浩市)と兄たち(池松壮亮・若葉竜也)”の力を借りて、嘘と誤魔化しに満ちた社会に反撃を仕掛ける痛快な物語だ。共演には仲野太賀、高良健吾、趣里、MEGUMI、三浦貴大、鶴見辰吾、中野英雄、北村有起哉、益岡徹といった個性豊かなキャストが顔を揃える。今回公開された場面写真では、幼い頃からの夢だった映画監督デビューを目前に控えた26歳の花子(松岡)が、自宅で机に向かい、一心不乱に筆を動かし夢に没頭するシーンのほか、花子の父・治(佐藤)を熱くハグする正夫(窪田)の純真さがにじみ出る1枚や、赤いランプのバーで運命的な出会いを果たした花子と正夫が顔を寄せ合うカット、そして正夫のスマホ画像を、花子と家族が取り囲み、覗き込んでいるシーンなど、不器用ながらも懸命に生きる人たちの⼀瞬をユーモアたっぷりに切り取っている。さらに、花子に必死に話しかける兄・誠一(池松)、ラウンジで取り巻きに囲まれる誠一の上司であるホテルの社長(高良)、雑然とした部屋でゴロリと横になり思い詰めたように空を見つめる落合(仲野)、花子に業界の常識を押し付けてくる原(MEGUMI)と助監督・荒川(三浦)などのシーンも公開された。(C)2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年08月17日松岡昌宏主演「家政夫のミタゾノ」に、強力な新人家政婦として桜田ひよりが参加することが分かった。本作は、松岡さん演じる女装した大柄な家政夫・ミタゾノさんが、派遣された家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う根深い汚れまでもスッキリと落としていく、痛快覗き見ヒューマンドラマシリーズ。2016年10月クールにスタートし、第5シリーズまで金曜ナイトドラマ枠で放送してきたシリーズが、今回、火曜9時のゴールデン帯で新たな歴史の1ページを刻み始める。今回新たに本作に参加することが発表された桜田さんは、『東京喰種トーキョーグール』シリーズや『脳内ポイズンベリー』などに出演、『おそ松さん』ではあのチビ太役を、社会現象にもなった「silent」では佐倉想(目黒蓮)の妹役を務め話題に。そんな桜田さんが演じるのは、これまでの家政婦史上最年少となる、20歳の新人家政婦・矢口実優。若さのわりにはどこか肝が座っており、繰り出される発言も大人びていて、人生経験の豊富さをうかがわせる実優は、ストレートな物言いで、派遣された家庭の問題も冷静に分析する。男女関係や色恋沙汰については、人生経験に裏打ちされたような意見を述べるが、実は…。出演決定に桜田さんは「『まさか私があのミタゾノの世界に参加できるなんて…!』と驚きもありつつ、素直にうれしい気持ちになりました」とふり返る。撮影現場については「松岡昌宏さん演じるミタゾノさんとの初対面は、テレビで見るよりも迫力満点でした(笑)。伊野尾慧さん演じる光くんが、そのままでした!お2人とも本当に優しく、そして現場のスタッフの方々も温かい方ばかりで、いつも助けていただいています。『家政夫のミタゾノ』のテンポ感や演技は、舞台演技に近い感覚があり、また新たな自分を発見することができています。私が演じる実優ちゃんは身振り手振りが多い、表情豊かな女の子、というのを意識してお芝居に臨んでいます」と明かした。また、桜田さんの加入に、松岡さんと伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)は「桜田ひよりさんは明るい、とにかく明るい。劇中もそうですが、撮影の雰囲気も明るくしてくれています」(松岡さん)、「桜田さん、かわいいです。目がぱっちり。唇もプルプル。同じ家政婦見習いとしてある種ライバル的な立ち位置ではあるので、そういった部分も負けられないなと思っています。今シーズンはいつも以上にリップクリームを塗りたくっています」(伊野尾さん)とコメントしている。「家政夫のミタゾノ」は10月10日より毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年08月15日松岡茉優主演、芦田愛菜、加藤清史郎ら共演のドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」第5話が8月12日放送。詩羽演じる“瑞奈”の歌声に「かっこよすぎる」「控えめに言って最高」の声が続出した。本作は、卒業式の日に生徒と思しき人物に突き落されるも、気がつくと始業式の日の教室に戻っていた教師・九条里奈(松岡さん)を主人公に描く、1年後の死を避けるべく命がけで生徒に向きあう新時代の学園ドラマ。松岡さん演じる九条の夫・蓮役に松下洸平、3年D組の生徒に芦田愛菜、加藤清史郎、山時聡真、詩羽、當真あみ、奥平大兼、窪塚愛流、本田仁美(AKB48)ら旬の若手キャストが集結しているほか、鵜久森の母親役に吉田羊、江波の幼馴染・浜岡役に青木柚が出演している。主題歌は菅田将暉の本ドラマの為の書き下ろし楽曲「ユアーズ」で、衝撃的なストーリー展開が話題となっている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。里奈にとって地獄と称されることになる2学期が始まり、鳳来高校は一か月後に文化祭を控える状況となっていた。そこで九条は突然文化祭でのある催しの責任者に瑞奈(詩羽)を指名。学外でプロとして音楽活動をしている瑞奈は、そもそも文化祭に参加する意識もなくその提案に驚きを示す。クラスの皆と交わることなく日々を過ごし、自分の風貌や行動に対して“変だ”“非常識だ”“調子に乗ってる”と批判されてきた学生生活を送っていたのになぜ自分が…と戸惑う。さらに、その文化祭の催しで引退公演を行う予定であるダンス部の生田(莉子)から「有名人風吹かせて私たちの青春をぶち壊すのだけはやめてね」とにらまれ、ますますやる気をなくしてしまう。担当を断ろうとする瑞奈だったが、里奈に「文化祭前日、ある問題が生じ、今年の文化祭はなくなります。それを止められるのは瑞奈さん、あなただけです」「あなたの生きざまで彼らの常識を変えてください」と告げられる…というのが第5話のストーリー。芸能活動をしている瑞奈の母校が鳳来高校であることが、週刊誌に掲載されることで騒ぎになることを恐れた学校側は、瑞奈に文化祭を欠席させようとする。1周目の人生で学校からの指示に応じてしまった里奈は「悪いのは彼女ではなく、騒ぎ立てようとする外側の人間」「その脅威から生徒を守ることが、我々教師の務め」「もしもこれで他の生徒の大切な瞬間を踏みにじられるようなことがあれば、罰せられるのは彼女ではなく、担任の私です」と言い放つ。これに対し、視聴者からは「かっこよすぎる」という声があがった。そして瑞奈の記事が掲載されると、「調子乗りすぎ」などという誹謗中傷が相次いだ。それを見た瑞奈は里奈に対し「文化祭なんて元々行くつもりなかった」と感情をぶつけるが、そこに里奈の親友・早乙女智美(森田望智)が訪れ「大事なのはあなたに嘘がないかじゃない?」「何も悪いこと1つしてないのに、自分に嘘をつく必要はない」と、誹謗中傷と戦おうとしていた瑞奈を諭す。さらに里奈に「あなた自身は本当はどう思っていますか?」「みんなと同じように最後の青春を経験したいと思うなら、私はなんでもします」と言われた瑞奈は、「ちょっと考えてみる」と言い、去り際に里奈から親友の話はどうだったか問われ「控えめに言って最高かな」と笑顔を見せる。これにはSNSでも「かわいすぎる!」「笑顔が見れた」という投稿が相次いだ。一方、文化祭の準備を進めるクラスを眺める相楽(加藤清史郎)は、何者かに電話をかけ「あれ前倒しできる?」「もう吐き気しかしねえよ」と告げる。これに対しSNSでは「相楽は何がしたいんだろう」「怖いわ」と相良に対する声があがった。里奈の1周目の人生では、文化祭前日に襲撃をされたが、今回は文化祭の8日前に襲撃される。3年D組の生徒達は荒らされた教室に絶望し、文化祭ができないと途方に暮れる。里奈がホームルームを始めると、生田は瑞奈が調子に乗っているせいだと謝罪を求めるが、里奈は「調子に乗ることのなにがいけないんでしょうか」と問う。ただみんなと一緒に文化祭を楽しみたかった瑞奈は涙ながらに謝罪し、「最後の青春がしたかった」と訴えた。これにはSNSで「引き込まれる」「演技うまい」という投稿が続出した。そして、生徒達に「ここにいる皆さんで一度調子にのってみませんか?」と襲撃をなかったことにしようと提案する里奈に対し、鵜久森(芦田愛菜)も「今回はまだ一週間ある」「誰かに壊された傷になるくらいなら、みんなで調子に乗った日としてその日を刻みたい」と訴え、もう一度文化祭に向けて準備を再開する。このシーンでSNSでは「まって、鵜久森“今回は”ってなに?」「“今回は”って言った?」「まさか鵜久森も2周目?」と鵜久森の言葉に疑問を抱く声が。無事に当日を迎えダンス部のステージが終わると、生田が「最後は瑞奈さんに歌ってもらいたいと思います」と瑞奈をステージに促す。歌うつもりのなかった瑞奈だったが、里奈の「あとは常識を覆すだけです」という言葉とクラスメイトに背中を押されステージに立つ。そして、椎名林檎の「17」を披露するとSNSでは「最高すぎる」「鳥肌立った」「涙止まらない」「かっこよすぎる」「控えめに言って最高」「ありがとう」と絶賛する声が相次いだ。無事に文化祭を終えた里奈は、襲撃時の監視カメラの映像に浜岡(青木柚)が映っている理由がわからずにいた。そしてふと鵜久森が「今回はまだ一週間ある」と言ったことを思い出す。2周目の最初から思い返してみると鵜久森の行動には違和感があり、「鵜久森叶は私と同じ2周目を生きてる」と気付く。一方、ラストシーンで東風谷(當真あみ)が鵜久森に「私さ、もしかしたら鵜久森さんのこと好きかもしれないんだ」と打ち明けるシーンが映し出され「まさかの展開!」「1週間待ちきれない」と次週を待ちわびる投稿が続出した。第6話あらすじ文化祭の打ち上げの際、東風谷(當真あみ)から不意な想いを吐露された鵜久森(芦田愛菜)。その言葉を受け何かを返そうとしたその瞬間、東風谷は漏れ出てしまったその想いに戸惑い、飛び出してしまう。東風谷を見失う鵜久森は雑踏の中で自身に起きた「二周目」の人生を思い返していく。一方の九条(松岡茉優)は、鵜久森と共にいつものようにお昼ご飯を一緒にしていた際、「鵜久森さんも……同じですよね?」と、自分自身が「二周目」であることを打ち明ける。そして鵜久森もそうであること、互いに起きた不可思議な現象を確かめ合う。そして2人はもう一つ共通して感じる感覚を語る。それは、「3回目は絶対にない」そう確信的に感じていること。だからこそ、私達は未来を変えるために今を必死に生きているのだと。そんな中、独りで想い悩む東風谷の元を訪ねる九条。急な休学を申し出た東風谷に対し、それはなぜかと尋ねる。そして、想い悩む生徒に向けていつものように覚悟をもって「私にできることは、何でもします」と真っすぐに告げる。そして、鵜久森は自身に問う。「自分はなぜこの二周目の人生」が与えられたのかと。そして一つの答えを出す。その時、彼女の中で「叶えたい」と願っていた自分の「希望」の全てが叶えられたことに気づく。そして鵜久森がそう気づいた時、彼女の中にはもう一つ変えようのないある感覚が襲う…。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は、毎週土曜日22時~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年08月13日松岡茉優主演ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」の第5話が8月12日(土)今夜放送される。前回、江波美里役の本田仁美(AKB48)の迫真の演技が話題を呼んだ本作。今夜からは、九条(松岡さん)にとって“地獄”と称されることになる2学期が始まる。1か月後に控えた文化祭の催しの責任者に、瑞奈(詩羽)を指名した九条。学外でプロとして音楽活動をしている瑞奈は、クラスの皆と交わることなく過ごしてきたため、指名された理由が分からず、断ろうと九条を追いかける。そして、「文化祭前日、ある問題が生じ、今年の文化祭はなくなります。それを止められるのは瑞奈さん、あなただけです」と九条は告げる。さらに最後には、この物語を揺るがすある事実が判明することに。非常識と呼ばれる人、変り者と呼ばれる人、そんな人の中にある、誰にも理解されない大切なモノ――。今回は、調子に乗ってると揶揄される人たちへ送る、応援歌となっている。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は毎週土曜日22時~日本テレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年08月12日松岡茉優主演、芦田愛菜、加藤清史郎ら共演のドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」第4話が8月5日放送。窪塚愛流演じる栖原の言動に「かっこよすぎた」「大優勝!」の声が続出した。本作は、卒業式の日に生徒と思しき人物に突き落されるも、気がつくと始業式の日の教室に戻っていた教師・九条里奈(松岡さん)を主人公に描く、1年後の死を避けるべく命がけで生徒に向きあう新時代の学園ドラマ。松岡さん演じる九条の夫・蓮役に松下洸平、3年D組の生徒に芦田愛菜、加藤清史郎、山時聡真、詩羽、當真あみ、奥平大兼、窪塚愛流、本田仁美(AKB48)ら旬の若手キャストが集結している。さらに第4話からは鵜久森の母親役に吉田羊、本田さん演じる江波の幼馴染・浜岡役に青木柚が出演した。主題歌は菅田将暉の本ドラマの為の書き下ろし楽曲「ユアーズ」であることが初回で解禁されたほか、衝撃的なストーリー展開が話題となっている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「私、今、2周目の人生なんだ」里奈は、離婚の話を撤回してくれた夫・蓮にこれまで自分が体験した2週目の人生を打ち明ける。こんな話を簡単に信じてもらえるわけがないと思っていたが、蓮の口からは「なるほど」「合点が入った」と意外な言葉が飛び出てくる。一方、3年D組には静かな時間が流れており、鵜久森(芦田愛菜)は東風谷(當真あみ)と阿久津(藤崎ゆみあ)と仲を深め、ついに週末に一緒にお出かけをすることになり、鵜久森の周りは緩やかに良い変化を見せ始めていた。その光景にイラ立つ西野(茅島みずき)たちのグループ。九条の担任変更に失敗してからというもの、次の一手を出すこともできず、相楽(加藤清史郎)も不気味な沈黙を続けていた。前回西野からの指示にミスを生んでしまい、友達という居場所を失うことを必要以上に怯え、常に友人の顔色をうかがって過ごす日々を送っていた江波(本田仁美)は、幼馴染の浜岡修吾(青木柚)から想いを告げられ、その返答に迷っていた。そんな中「3年D組の江波さん、化学準備室まで来てください」と九条に呼び出される。なぜ呼ばれたのか全く心当たりのない江波に、九条が「昨晩、浜岡修吾さんという方から交際を申し込まれましたか?」と問う。急に事実を突きつけられ驚く江波に対し、九条は自身の1周目の人生と状況が変わっていないことを確信すると、「その方とは金輪際、関わりを断ってください」「2023年8月31日。江波さんが持っていたカッターナイフで、浜岡さんを刺すことになる日です」と衝撃の未来を告げる…というのが第4話。蓮が里奈に「疑うことは簡単」「簡単な言葉で終わらせたくない」「そんなわけないより、そうかもしれないの方が大事なことが多い」と伝えたシーンでは、「受け止め男子最高」という絶賛するコメントや、2人に対し「笑顔でいて欲しい」「癒し」という投稿が相次いだ。一方、浜岡が江波に告白したのは、マッチングアプリでお金稼ぎに利用するためだった。さらに江波が家にも居場所がないことも明かされると、SNSでは「どこにも居場所ないじゃん」「つらすぎる…」という声があがった。江波が利用されるという予感があったにも関わらず、1度目の人生で見て見ぬふりをしてしまった里奈。里奈と同じく、江波に好意を寄せながらも「人生はとてもイージー」だと動かない理由を探し、事態を静観していた栖原。そんな栖原に対し、里奈は栖原が退院した浜岡を襲うことになることを伝えた上で、「そんなわけがないよりも、そうかもしれないで、動くべきではないでしょうか」「この身、1つくらい差し出して、根拠のない行動にでても良いと思いませんか?」と行動を起こすように促す。これには「蓮の言葉がここで出てきた」「ほんとそう思う」という声も。居場所を求める江波に栖原が気持ちを伝え、「俺はお前の居場所になんてものになれやしないけど、お前の居場所には俺がいつだって行ってやれるよ」と伝えるシーンや背中を向けて「泣けば?」といったシーンでは「大優勝!」「かっこよすぎる」「惚れた」と絶賛する投稿が相次いだ。そしてラストで、第4話で一言も発することのなかった相良が浜岡とつながっていたことが明かされると「怖すぎる」「一言も発してないのに、存在感がすごい」という声が上がった。さらに居酒屋での里奈と栖原の会話を録画していた星崎が鵜久森らに動画を見せ「先生タイムリープしてるんじゃないか」と語るシーンでは「星崎やっぱり怪しい」「何企んでるの?」という投稿が相次ぎ、「2学期何が起こるの?」「来週が楽しみすぎる!」という期待の声もあがっている。第5話あらすじ九条(松岡茉優)にとって「地獄」と称されることになる2学期が始まり、鳳来高校は一か月後に文化祭を控える状況となっていた。と、そこで九条は突然文化祭でのある催しの責任者に瑞奈(詩羽)を指名する。学外でプロとして音楽活動をしている瑞奈はそもそも文化祭に参加する意識もなく、その提案に驚きを示す。そんなことをしている暇はないし、そもそもクラスの皆と交わることなく日々を過ごしてきた。その上、皆からはその風貌や行動に対し、「変だ」「非常識だ」「調子に乗ってる」と批判される学生生活を送っていた。なのになぜ自分が…と戸惑う瑞奈だったが、その文化祭の催しに引退公演を行う予定であるダンス部の生田(莉子)から「有名人風吹かせて私たちの青春をぶち壊すのだけはやめてね」とにらまれ、ますますやる気をなくしてしまう。その担当を断るため九条を追いかけた瑞奈に、九条は「文化祭前日、ある問題が生じ、今年の文化祭はなくなります。それを止められるのは瑞奈さん、あなただけです」と告げる。そして最後にはこの物語を揺るがす「ある事実」が判明することになる。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は、毎週土曜日22時~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年08月06日松岡茉優が、1年後の死を避けるべく生徒と本気で向き合っていく教師を演じるドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」。8月5日(土)よる10時10分から放送の第4話では、衝撃の展開を見せる(※放送時間は変更の可能性あり)。初回、第2話に続き、第3話も放送5日でAVOD再生数が200万回を突破した本作。前回のラストで、離婚の話を撤回してくれた夫・蓮(松下洸平)に、これまで自分が体験した2周目の人生を打ち明けた里奈(松岡さん)。こんな話を簡単に信じてもらえるわけがないと思っていたが、蓮の口からは意外な言葉が飛び出す。一方の鵜久森(芦田愛菜)は、東風谷(當真あみ)と阿久津(藤崎ゆみあ)と仲を深め、緩やかに良い変化を見せ始めていた。そんな中、幼なじみの浜岡(青木柚)から想いを告げられ、その返答に迷っている江波(本田仁美)は、校内放送で里奈に呼び出され、「その方とは金輪際、関りを断ってください」と告げられる。人を愛するとは何か、自分自身が居場所と感じるものは何か――。寂しさが覆いかぶさるこの世の中で、全ての世代に胸の高鳴りを与える。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は毎週土曜日22時~日本テレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年08月05日松岡茉優が教師を演じる学園ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」第4話(8月5日放送)から、吉田羊と青木柚が出演することが明らかになった。吉田さんが演じるのは、鵜久森叶(芦田愛菜)の母親・美雪。「娘を心から愛し寄り添いながら、娘自身の力で立ち、生きる手助けをと願っているお母さん」と役柄について説明した吉田さんは、「外部の目が届かない『学校』という場所で起きている出来事に、家族はどうサポート出来るのかと、美雪さんを通して視聴者の皆様と考えられたら嬉しいです」と語る。『うみべの女の子』『よだかの片想い』などに出演した若手俳優の青木さんが演じるのは、江波美里(本田仁美)の幼なじみ・浜岡修吾。「浜岡という男は、何を目的に、どう物語に関わっていくのか。学校の外側から先生や生徒役のみなさんと対峙するのは、刺激的で高鳴るものがありました。この作品が、誰か自身の言葉となり、そばで光り続けるものであればよいなと思います」とコメントしている。第4話あらすじ九条(松岡茉優)は、離婚の話を撤回してくれた夫・蓮(松下洸平)に、これまで自分が体験した2周目の人生を打ち明ける。それから1か月、D組には静かな時間が流れていた。鵜久森(芦田愛菜)は東風谷(當真あみ)と阿久津(藤崎ゆみあ)と仲を深め、一緒にお出かけをすることに。鵜久森の周りは緩やかに良い変化を見せ始めていた。その光景にイラ立つ西野(茅島みずき)たちのグループは、九条の担任変更に失敗してからというもの、次の一手を出すこともできず、相楽(加藤清史郎)も不気味な沈黙を続けている。そんな中、江波(本田仁美)は、浜岡から想いを告げられ、その返答に迷っている最中だった。すると突然、教室に校内放送が鳴る。「3年D組の江波さん、化学準備室まで来てください」。その声の主は九条であった。なぜ呼ばれたのか全く心当たりのない江波に、九条が問う、「昨晩、浜岡修吾さんという方から交際を申し込まれましたか?」。急に事実を突きつけられ驚く江波。九条は自身の1周目の人生と状況が変わっていないことを確信すると、「その方とは金輪際、関りを断ってください」と告げる。訳が分からずあっけにとられる江波に、「2023年8月31日。江波さんが持っていたカッターナイフで、浜岡さんを刺すことになる日です」と未来を教える――。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は毎週土曜日22時~日本テレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年08月04日「いじめによる不登校、貧困家庭など深刻なテーマを扱ったドラマ『最高の教師1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)が反響を呼んでいます。主演は初めて教師役に挑戦する松岡茉優さん(28)。“難しい役を淡々と演じている松岡茉優がすごい”など、SNSでも高評価です」(テレビ局関係者)生徒役で芦田愛菜(19)も出演しているが、松岡も子役出身で、’07年にドラマ『受験の神様』でデビューしている。右も左もわからない世界で、幼い彼女を支えてくれたのは実母だったという。松岡は週刊誌のインタビューでも母への感謝を語っている。《小さい頃から、セリフを覚えるのを手伝ってくれたり、数多くのオーディションについてきてくれた。お芝居で親孝行したいんです》(『週刊朝日』’17年1月27日号)このインタビューで松岡は、自分の芝居の“リトマス試験紙”にしているのは母親の反応であることも明かしている。出演したドラマをいっしょに見て、母親がのめりこんでくれたときは、「やってよかった」と思えるのだという。二人三脚の16年だったが、順風満帆だったわけではない。問題が生じたのは’15年。当時19歳だった彼女が、写真週刊誌に俳優とのツーショットを撮影されてしまったのだ。芸能プロダクション関係者が、騒動の顛末を語る。「自転車に2人乗りしている写真も掲載されました。タイミングが悪いことに、彼女は当時、ある公共機関のCM出演が決まっていたのです。しかし、写真週刊誌の記事のため、ご破算になってしまいました。そのことに彼女のマネージャーは激怒し、数時間にわたって罵倒し続けたそうです」松岡も自分の軽率な行動を反省していたというが、マネージャーの罵倒はトラウマになってしまったという。「松岡さんの母も、娘の憔悴ぶりを見て驚いたそうです。母親は、いつも付き添っているわけではなかったそうですが、その事件後はしばらくの間、仕事先にも同行していたのです」マネージャーが代わったあとも、パワハラのトラウマが消えることはなかった。「“娘の女優生命も危機に瀕している”、母親はそう考えたようです。その後、松岡さんの環境を変えてもらうために、母子で所属事務所を訪れ、事務所社長に嘆願したそうです。『ほかの事務所に移らせてください。無理なら女優をやめてもかまいません』と――。そのおかげで彼女は所属事務所の関連会社に移籍できることになりました」母といっしょに女優引退危機を乗り越えた松岡。母にはいまも「あなたには女優以外の仕事は無理よ」と言われているというが、演技だけではなく人生の指針も示してくれる母が松岡にとって「最高の教師」なのだろう。
2023年08月03日アクロバティックなポーズでもブレることのない体幹。しなやかさの中にも力強さを感じさせるムーブ。ダンス歴約20年の松岡広大さんが語るダンス論。言葉以上に体の雄弁さを実感して、その面白さや深さに感動したんです。松岡広大さんがダンスに目覚めたのは3歳の頃。「今でも記憶がありますが、テレビで歌って踊るアイドルを見て衝撃を受けたんです。そのとき、漠然とですが自分はいずれこの仕事をするんだって思ったのを覚えています。小学校に入ってサッカーとか野球とか、水泳を習い始める子もいたけれど、僕はそっちにはまったく興味がなくて、家で歌ったり踊ったりしていて。それを見た母がダンススクールを調べてくれ、そこに通うようになったのが小2の頃です」今でこそダンスはメジャーな習い事になっているけれど、当時はそこまで世間に浸透していなかった時代。とくに男子の生徒はごく少数。それでも楽しくて仕方がなかったそう。「基本的にあまりしゃべる方ではなかったのもあって、ダンスが言語に代わる、人と繋がるツールみたいな感覚だったんですよね。しかも、やればやるほど上達していくし、踊っている間は、他人の目を気にせずにいられる。本来の自分でいられる感じがして嬉しかったですし、自分を自由に表現できるのが楽しかったです」この“自由さ”こそ松岡さんがダンスに最も惹かれた理由だ。「みんなと同じレールを歩くっていうことが僕は苦手で、優れることより異なっていることの方が素敵だと思うタイプ。ダンスって、踊り方も振り付けも誰かが考案したものではあるし、レッスンの過程で巧い人の動きを真似して自分のものにしていくことはありますが、ひとりひとりが違う体を持っていて、違う個性を持っているから、まったく同じにはならなくて、そこがすごく楽しかったんですよね」あっという間にダンスの魅力に虜になり、今の事務所に入る中学2年生の頃まで、週6で通っていたそう。「最初やり始めたのはヒップホップだったのですが、突き詰めていくうちに、だんだん他のジャンルにも興味が出てくるんです。その頃、YouTubeにいろんなダンサーがコンテストで踊っている動画が頻繁に上がるようになっていて、それを見て、これを習いたいって調べたりもして。お店のショーウィンドーを鏡代わりにして、いわゆるストリートダンスといわれているものも踊っていました」どうやら、始めたらとことんまでやらないと気が済まないタイプらしい。しかし、そのモチベーションになっているのは、あくまでも好奇心だ。「たぶん知的好奇心でしか生きてないんですよね。つまらないって思ったものはすぐやめるし(笑)。ダンスって、運動能力がすべてだと思われているかもしれないけれど、じつはそうでもないんです。運動神経がいいといわれている人っていうのは、ある動きがあったとして、それを表現するためにはどこにどう力を入れたらいいのか、力加減と緩急のつけ方を何度も訓練して理解している人のこと。じつは意外に頭を使うことも多いんです。それに気づいたのは20歳を過ぎた頃で、そこからスポーツ生態学を少し勉強したのですが、どこで力を抜けばいいのか、しなやかに動かすためにはどこにどれくらい力を入れるのか、理論的にわかってくるとまた面白いんですよね」もうひとつ松岡さんを夢中にさせたものがある。それがお芝居だ。「ダンスに伸び悩んだことがあって、それが小学校4年から5年生くらいの頃です。週6でレッスンに通っているのになんでこんなに上達しないんだろうってちょっと絶望的になって、やめることも考えました。そんなときにテレビを見ていたら、俳優さんがお芝居をしていて、こっちも面白そうだなと思って事務所に履歴書を送りました」ダンスとお芝居という表現方法を手に入れ、映像に舞台にと、活躍の場を広げていくのと並行して、知的好奇心に誘われるまま、さまざまな舞台を観に行くようにも。そんな中で、もう一歩深くお芝居の面白さを実感する作品に出合う。それが、日本を代表する演出家のひとりである栗山民也さんが、漫画の神様・手塚治虫さんの代表作を舞台化した『アドルフに告ぐ』だった。アドルフ・ヒトラーと、同じアドルフの名前を持つふたりの青年を軸に、大きな歴史の渦の中で生きた人々の数奇な運命を描いた作品。そこには、成河さんや松下洸平さん、髙橋洋さんといった、演劇界でも実力派で知られる俳優陣がキャストに名を連ねていた。「そのとき成河さんの存在を知ったのですが、舞台でのお芝居の熱量の高さに圧倒されてしまった。『自分も演劇をやろう』って思ったし、そこから演劇を勉強し始めて、今はもう好きを通り越して“必要”になりました」ひと言で“演劇”といっても、スタイルはさまざま。セリフのみで物語を展開していくストレートプレイと呼ばれる会話劇もあれば、そこに歌やダンスを交えたミュージカルもある。また、セリフがなく、キャストの体の表現だけで物語を紡いでゆくノンバーバルパフォーマンスと呼ばれるものも。ただ、いずれにも共通しているのは、そこに俳優が存在していて、観客は目の前の俳優の体から発せられる表現を観る、ということ。俳優として、自身の体を頭で思い描いた通りに自在に操れるということが、お芝居の上でアドバンテージになることもあるに違いない。「表現という意味では一緒なんです。動きの表現に限らず、体の状態と発声とは繋がっていて、体が硬直した状態だとどんな声色が出るのか、その逆だとどうか…ということにも関わってくるので、それはすごく助かっています。でも、ダンスをやっていてよかったと思ったのは、さらにその先のことが大きいかもしれない。ミュージカルよりもさらにダンスに近い肉体表現で、物語だったり心情だったりを描く演劇もあるんですよね。そういう作品を観たときに、言葉以上に体の雄弁さを実感して、素晴らしいなと思ったし、あらためて体で表現することの面白さや深さに感動したんです」そう言った後、「とくにインバル・ピントとの出会いは大きかった」とも。インバルとは、世界的に活躍するイスラエル出身の振付家であり演出家。松岡さんは’20年にインバルが日本で創作した舞台『ねじまき鳥クロニクル』に出演している。タイトルからもわかる通り、題材となったのは村上春樹さんの同名小説。インバルは、セリフ劇とコンテンポラリーダンスの両方を絡み合わせ、日常とファンタジーが入り混じる不思議な物語世界を立ち上げた。「あの現場自体が、大好きだったんです。インバルだけでなく、成河さんをはじめとした共演者の方がたやダンサーの方がたが、あらゆるアイデアを出していく創造的な稽古場でした。ただ参加した当初の僕は、言われたことをやるのにいっぱいいっぱい。それまでは、自分は言われたことはなんでもできると、傲慢にも思っていました。でも、できないことはできないとはっきり言うインバルと仕事をして、できない自分を認めることも大事だなと思えた。同時に、できないことも武器になると気づいて、もっと正直に生きようと思えたのは大きかったです」一昨年のミュージカル『ニュージーズ』では、主人公の相棒で片脚が不自由なクラッチーを演じている。片脚を引きずりながら新聞を売る姿、同じ新聞売りの少年たちと踊る場面…。自分の体を自在に扱える松岡さんだからこそ、何気ない仕草ひとつも、リアリティを持って見せられたように思う。「片脚を動かせないというハンディキャップを、なんとなくで表現したくなくて、役をいただいたときに、なぜ松葉杖をついているか調べました。栄養失調というか、ビタミン欠乏症によって筋力低下や感覚麻痺が起こり、歩行困難になることもあるそう。そうやって状況や背景を知ると、どういう塩梅で見せていったらいいか、やっぱりわかりやすいんですよね。ただ、動けるからって表現できているかといったら難しいところです。役によっては動けすぎちゃうのも違うと思いますし」まつおか・こうだい1997年8月9日生まれ、東京都出身。放送中のドラマ『around1/4 アラウンドクォーター』(ABCテレビ、テレビ朝日系)に出演するほか、9月7日開幕のミュージカル『スリル・ミー』への出演も控える。1枚目:ベスト¥29,700(クルニ/クルニ フラッグシップ ストアTEL:03・6416・1056)2枚目:ニット¥44,000(ルフォン/シアンPR TEL:03・6662・5525)パンツ¥33,000(メアグラーティア/ティーニーランチTEL:03・6812・9341)※『anan』2023年8月2日号より。写真・RYO SATOスタイリスト・ダヨシヘア&メイク・堤 紗也香取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年08月01日松岡茉優主演、芦田愛菜、加藤清史郎ら共演のドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」第3話が7月29日放送。松下洸平演じる蓮のセリフに「最高の夫」「疑ってごめん」の声が続出した。本作は、卒業式の日に生徒と思しき人物に突き落されるも、気がつくと始業式の日の教室に戻っていた教師・九条里奈(松岡さん)を主人公に描く、1年後の死を避けるべく命がけで生徒に向きあう新時代の学園ドラマ。松岡さん演じる九条の夫・蓮役に松下洸平、1度目の人生で寄り添うことができなかった生徒・鵜久森叶に芦田愛菜、その同級生に加藤清史郎、山時聡真、詩羽、當真あみ、奥平大兼、窪塚愛流ら旬の若手キャストが集結するほか、鳳来高校の教頭役に荒川良々、同僚教師・林結起哉役に犬飼貴丈が共演する。主題歌は菅田将暉の本ドラマの為の書き下ろし楽曲「ユアーズ」であることが初回で解禁されたほか、衝撃的なストーリー展開が話題となっている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「九条里奈を殺害する」3年D組の黒板に九条への殺害予告が書き込まれ、学校は騒然となり、野次馬が現れ教員室も慌てふためき、誰もが「犯人は一体誰なのか」と口にする。D組の面々は相楽(加藤清史郎)たちを疑うが、相楽はそのことを否定。生徒たちもその犯人については誰も分からないまま 。一方、九条はその犯行の様相から自身に殺害予告を行ったと推察したある生徒たちの前へと立ちはだかる。そして、その2人へと真っすぐに告げる。「あなたがこの現状を変えたいのならば、何でもする」と。相楽たちは、この殺害予告が何者かに大々的に行われた形跡から既に教室への監視カメラの起動がストップされていることに気づく。そして、生徒同士の目論見により、「九条里奈担任はく奪」の嘆願書を取りまとめ、九条を教室から追放することに成功する。九条は、学校に居られなくなったことにより、この問題を解決するために鵜久森を信頼する味方として頼ると宣言。その想いを受け取った鵜久森は、勇気を抱きある行動を開始する…というのが第3話のストーリー。予想外の殺害予告の犯人は工学研究会所属の眉村紘一(福崎那由他)、日暮有河(萩原護)だった。その訳には「深い」「考えさせられる」の投稿がSNSに溢れた。九条から「共犯になりに来ました」と言われた眉村、日暮が相楽に、「申し訳ないけど、僕たちは君たちとまったく仲良くもしたくないし、一緒にいたいと思ったこともない」「仕返しがしたいわけじゃない、それすらも思わないくらい関わりたくないだけなんだ。なにか攻撃を受けるなら証拠を集めて君たちを糾弾しなくちゃいけない、そんなことに時間を使ってる暇は僕たちにはないんだ」「だから僕たちをちゃんとハブってほしいんだ」と土下座するシーンでは、「思わず拍手した」「ぐうの音も出ない正論」の声が寄せられた。また、鵜久森が東風谷(當真あみ)と阿久津(藤崎ゆみあ)に「友達になりたい」と自分の気持ちを伝え、その後、一緒にお昼ご飯を食べるシーンでは「泣ける」「良かった」の投稿が続出。一方で、ずっと学校生活が退屈だったが、九条のおかげで最近そんなことはなくなったと友好的に振る舞う星崎(奥平大兼)に対しては、「星崎怖い」「信じて大丈夫?」の声も…。ラストの蓮が里奈に離婚を相談した理由が語られたシーンでは「浮気じゃなかった」「疑ってごめん」の声が続出。さらに「なんでも全部聞くから言って欲しい、てか、言え」と離婚を撤回する際のセリフには「全部持っていかれた」「言われたい」という投稿が溢れた。それに対し、里奈が「私、今、2周目の人生なんだ」と告白したところで3話が終わり「まさかのブラッシュアップライフ!」「突然のブラッシュアップライフ」と、2023年1月期のドラマ「ブラッシュアップライフ」を思い出したという声が続出。「蓮の反応が気になる」「これからどうなるの?」と来週の放送に期待する声も寄せられている。▼第4話あらすじ「私…今、2周目の人生なんだ」 九条(松岡茉優)は、離婚の話を撤回してくれた夫・蓮(松下洸平)にこれまで自分が体験した2週目の人生を打ち明ける。とは言え、こんな話を簡単に信じてもらえるわけがない…そう思っていたが、蓮の口からは意外な言葉が飛び出てくる。それから1か月、3年D組には静かな時間が流れていた。鵜久森(芦田愛菜)は東風谷(當真あみ)と阿久津(藤崎ゆみあ)と仲を深め、ついに週末に一緒にお出かけをすることに。鵜久森の周りは緩やかに良い変化を見せ始めていたが、その光景にイラ立つ西野(茅島みずき)たちのグループ。九条の担任変更に失敗してからというもの、次の一手を出すこともできず、相楽(加藤清史郎)も不気味な沈黙を続けている。そんな中、前回西野からの指示にミスを生んでしまった江波(本田仁美)は、常に友人の顔色をうかがって過ごす日々を送っていた。友達という居場所を失うことを必要以上に怯える江波。さらに、江波は幼馴染の浜岡から想いを告げられその返答に迷っていると突然、教室に校内放送が鳴る。そして、九条は江波に衝撃の未来を告げる。人を愛するとは何か、自分自身が居場所と感じるものは何か。寂しさが覆いかぶさるこの世の中へ、すべての世代に胸の高鳴りを与える。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は、毎週土曜日22時~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年07月30日松岡茉優と窪田正孝がW主演、初共演した石井裕也監督作『愛にイナズマ』より本ビジュアルと本予告編が解禁された。本作は、社会の理不尽さに打ちのめされた恋人たちが、10年ぶりに再会したどうしようもない家族の力を借りて反撃の狼煙を上げる姿を描く、痛快なヒューマンドラマ。この度解禁となった本予告の冒頭では、主人公である花子(松岡茉優)と正夫(窪田正孝)の運命的な出会いから一転、夢を奪われた花子が雷の鳴り響く大雨の夜に、正夫と互いに反撃を誓う姿が描かれる。そんな花子と正夫が頼ったのは、10年以上音信不通だった花子の“どうしようもない家族たち”!やたらと場を仕切りたがる長男・誠一(池松壮亮)と、根は優しいが陰キャ全開の次男・雄二(若葉竜也)が「ほんとキモい」「うるせえクソ童貞!」と揉めだしたかと思えば、やさぐれた花子が「クソ!」と絶叫、絶妙に空気を読まずに仲裁に入る正夫と、我が子たちの争いを前に弱りはてる父・治(佐藤浩市)。監督の熱い要望で実現した「エレファントカシマシ」の名曲「ココロのままに」が軽快に鳴り響く中、カオスな空間はエスカレートしていく…。そして、コミカルな場面から一転。明かされた家族の“ある秘密”に、花子たちの目からは大粒の涙が流れ出す。「はじめて家族というものを知りました」という正夫の言葉とともに、ラストに待ち受ける想像を超えた“感動”を予感させる予告編となっている。併せて解禁となった本ビジュアルは、一瞬の雷光に浮かび上がる松岡さん演じる花子と窪田さん演じる正夫が見つめ合う姿が捉えられており、運命的な絆を感じさせる1枚。また勢ぞろいしたキャスト陣に、ハイレベルな演技合戦を期待したくなる。また、本作の魅力・見どころについて、松岡さんは「(観客にとって)この作品が“しょうがない、前を向くか!”と思えるような映画になっていたら嬉しいです」、窪田さんは「セリフにしろ映像にしろ本質的な意味で“書きなぐられた”作品で、(皆が)普段言えない想いを愛を持って串刺しにしてくる、貫いてくる何かがある作品」とコメントを寄せた。そして、石井監督からはロングコメントが到着。映画を彩る「エレファントカシマシ」の主題歌「ココロのままに」について、熱い思いを綴っている。■石井裕也監督 主題歌「ココロのままに」に寄せて。この映画のアイデアが突然ひらめいた時、若き映画監督であり友人の坂西未郁君が目の前にいました。松岡茉優さん演じる主人公の折村花子も若き映画監督という設定なので、彼の存在が発想のきっかけになったんだと思います。なので、花子が劇中で撮影する映像は全て坂西君に任せることに決めました。彼は今作の助監督でありながら、一部のパートでは監督をやったとも言えると思います。ちなみにその映像は、映画のエンドロールでも流れます。それなら、そこにかかる主題歌はもうエレファントカシマシで決まりだと思いました。他の選択肢はあり得ません。坂西君の父親は坂西伊作という人で、かつて90年代にエレカシのPVをいくつも撮っていた凄腕の監督でした。『愛にイナズマ』は、今は亡き大切な人に思いを馳せる映画でもあります。亡き父親と同じ道を選んだ坂西君が撮った映像にエレファントカシマシの曲が流れるのは必然だと、誠に勝手ながら思いました。それに加えて個人的な話をしてしまうと、まだ20代の頃、若き映画監督として苦悩し、もがいていた僕を奮い立たせていたのは、いつだってエレカシの熱く真っ直ぐな音楽でした。ヘッドホンをして目を閉じ、己の中にある情熱の炎を確かめ、また頑張ろうと気合を漲らせる。何度も救われました。エレファントカシマシ、『ココロのままに』をどうしても主題歌にしたかった理由は無数にありますが、やはり脇目も振らず一心不乱に頑張るこの映画の主人公にピッタリだと思ったんです。同じように苦しみながら頑張る方々にもこのエネルギーが届けばいいなと思っています。僕たちの思いをご存じだったかどうかは分かりませんが、エレファントカシマシの皆さん、宮本浩次さんがこのオファーを受けてくれたことに心より感謝申し上げます。石井裕也『愛にイナズマ』は10月27日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:愛にイナズマ 2023年10月27日より全国にて公開©2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年07月25日俳優の松岡茉優と窪田正孝がW主演を務める、映画『愛にイナズマ』(10月27日公開)のポスタービジュアル、本予告が25日に公開された。同作は石井裕也監督の最新オリジナル作で、完全オリジナル脚本で描かれるのは、映画監督デビューを前に無責任なプロデューサーに騙され、夢を全て奪われた花子(松岡茉優)と、空気を読まない正夫(窪田正孝)が運命的な出会いを果たし、“どうしようもない父(佐藤浩市)と兄たち(池松壮亮・若葉竜也)”の力を借りて、嘘と誤魔化しに満ちた社会に反撃を仕掛ける痛快な物語となる。本予告の冒頭では、主人公である花子(松岡茉優)と正夫(窪田正孝)の運命的な出会いから一転、を奪われた花子が雷の鳴り響く大雨の夜に、正夫と互いに反撃を誓う姿が描かれる。2人が頼ったのは、10年以上音信不通だった花子の“どうしようもない家族たち”。やたらと場を仕切りたがる長男・誠一(池松壮亮)と、根は優しいが陰キャ全開の次男・雄二(若葉竜也)が「ほんとキモい」「うるせえクソ童貞!」と口汚く揉めだしたかと思えば、やさぐれた花子が「クソ!」と絶叫、絶妙に空気を読まずに仲裁に入る正夫と、我が子たちの争いを前に弱りはてる父・治(佐藤浩市)。監督の熱い要望で実現したエレファントカシマシの名曲「ココロのままに」が軽快に鳴り響く中、カオスな空間はエスカレートしていく。しかし、コミカルな場面から一転。明かされた家族の“ある秘密”に、花子たちの目からは大粒の涙が流れ出す。「はじめて家族というものを知りました」という正夫の言葉とともに、“感動”への期待感を煽る予告編となっている。また本ビジュアルでは、一瞬の雷光に浮かび上がる花子と正夫が見つめ合っている。松岡は「(観客にとって)この作品が“しょうがない、前を向くか!”と思えるような映画になっていたら嬉しいです」、窪田は「セリフにしろ映像にしろ本質的な意味で“書きなぐられた”作品で、(皆が)普段言えない想いを愛を持って串刺しにしてくる、貫いてくる何かがある作品」と見どころについてコメントしている。○石井裕也監督 主題歌「ココロのままに」に寄せて。この映画のアイデアが突然ひらめいた時、若き映画監督であり友人の坂西未郁君が目の前にいました。松岡茉優さん演じる主人公の折村花子も若き映画監督という設定なので、彼の存在が発想のきっかけになったんだと思います。なので、花子が劇中で撮影する映像は全て坂西君に任せることに決めました。彼は今作の助監督でありながら、一部のパートでは監督をやったとも言えると思います。ちなみにその映像は、映画のエンドロールでも流れます。それなら、そこにかかる主題歌はもうエレファントカシマシで決まりだと思いました。他の選択肢はあり得ません。坂西君の父親は坂西伊作という人で、かつて90年代にエレカシのPVをいくつも撮っていた凄腕の監督でした。『愛にイナズマ』は、今は亡き大切な人に思いを馳せる映画でもあります。亡き父親と同じ道を選んだ坂西君が撮った映像にエレファントカシマシの曲が流れるのは必然だと、誠に勝手ながら思いました。それに加えて個人的な話をしてしまうと、まだ20代の頃、若き映画監督として苦悩し、もがいていた僕を奮い立たせていたのは、いつだってエレカシの熱く真っ直ぐな音楽でした。ヘッドホンをして目を閉じ、己の中にある情熱の炎を確かめ、また頑張ろうと気合を漲らせる。何度も救われました。エレファントカシマシ、『ココロのままに』をどうしても主題歌にしたかった理由は無数にありますが、やはり脇目も振らず一心不乱に頑張るこの映画の主人公にピッタリだと思ったんです。同じように苦しみながら頑張る方々にもこのエネルギーが届けばいいなと思っています。僕たちの思いをご存じだったかどうかは分かりませんが、エレファントカシマシの皆さん、宮本浩次さんがこのオファーを受けてくれたことに心より感謝申し上げます。(C)2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年07月25日石井裕也監督最新作『愛にイナズマ』の本ビジュアルと本予告映像が公開された。本作では、石井監督史上最もポップ&ハッピーなタッチで、今の社会を予見したかのような“アフターコロナ”の世界が描かれる。社会の理不尽さに打ちのめされた恋人たちが、10年ぶりに再会したどうしようもない家族の力を借りて反撃の狼煙を上げるという、愛と希望とユーモアが盛り込まれた痛快なストーリーとなっている。公開された映像の冒頭では、主人公である花子(松岡茉優)と正夫(窪田正孝)の運命的な出会いから一転、夢を奪われた花子が雷の鳴り響く大雨の夜に、正夫と互いに反撃を誓う姿が描かれる。そんな花子と正夫が頼ったのは、10年以上音信不通だった花子の“どうしようもない家族たち”。やたらと場を仕切りたがる長男・誠一(池松壮亮)と、根は優しいが陰キャ全開の次男・雄二(若葉竜也)が「ほんとキモい」「うるせえクソ童貞!」と口汚く揉めだしたかと思えば、やさぐれた花子が「クソ!」と絶叫、絶妙に空気を読まずに仲裁に入る正夫と、我が子たちの争いを前に弱りはてる父・治(佐藤浩市)。監督の熱い要望で実現したエレファントカシマシの主題歌「ココロのままに」が軽快に鳴り響く中、カオスな空間はエスカレートしていくが、コミカルな場面から一転。明かされた家族の“ある秘密”に、花子たちの目からは大粒の涙が流れ出す――。「はじめて家族というものを知りました」という正夫の言葉とともに、ラストに待ち受ける想像を超えた“感動”への期待感を煽る予告編となっている。また本ビジュアルでは、一瞬の雷光に浮かび上がった見つめ合う花子と正夫の姿で、運命的な絆を感じさせる1枚に仕上がっている。今回が初共演となるダブル主演の松岡と窪田は本作の魅力・見どころについて「(観客にとって)この作品が“しょうがない、前を向くか!”と思えるような映画になっていたら嬉しいです」(松岡)、「セリフにしろ映像にしろ本質的な意味で“書きなぐられた”作品で、(皆が)普段言えない想いを愛を持って串刺しにしてくる、貫いてくる何かがある作品」(窪田)とそれぞれコメント。さらにエレファントカシマシの主題歌「ココロのままに」について、石井監督が熱い思いを綴ったロングコメントが到着した。■石井裕也監督 コメント(主題歌「ココロのままに」に寄せて)この映画のアイデアが突然ひらめいた時、若き映画監督であり友人の坂西未郁君が目の前にいました。松岡茉優さん演じる主人公の折村花子も若き映画監督という設定なので、彼の存在が発想のきっかけになったんだと思います。なので、花子が劇中で撮影する映像は全て坂西君に任せることに決めました。彼は今作の助監督でありながら、一部のパートでは監督をやったとも言えると思います。ちなみにその映像は、映画のエンドロールでも流れます。それなら、そこにかかる主題歌はもうエレファントカシマシで決まりだと思いました。他の選択肢はあり得ません。坂西君の父親は坂西伊作という人で、かつて90年代にエレカシのPVをいくつも撮っていた凄腕の監督でした。『愛にイナズマ』は、今は亡き大切な人に思いを馳せる映画でもあります。亡き父親と同じ道を選んだ坂西君が撮った映像にエレファントカシマシの曲が流れるのは必然だと、誠に勝手ながら思いました。それに加えて個人的な話をしてしまうと、まだ20代の頃、若き映画監督として苦悩し、もがいていた僕を奮い立たせていたのは、いつだってエレカシの熱く真っ直ぐな音楽でした。ヘッドホンをして目を閉じ、己の中にある情熱の炎を確かめ、また頑張ろうと気合を漲らせる。何度も救われました。エレファントカシマシ、『ココロのままに』をどうしても主題歌にしたかった理由は無数にありますが、やはり脇目も振らず一心不乱に頑張るこの映画の主人公にピッタリだと思ったんです。同じように苦しみながら頑張る方々にもこのエネルギーが届けばいいなと思っています。僕たちの思いをご存じだったかどうかは分かりませんが、エレファントカシマシの皆さん、宮本浩次さんがこのオファーを受けてくれたことに心より感謝申し上げます。映画『愛にイナズマ』本予告<作品情報>映画『愛にイナズマ』10月27日(金) 公開公式サイト:「愛にイナズマ」製作委員会
2023年07月25日松岡茉優主演、芦田愛菜、加藤清史郎ら共演のドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」第2話が7月22日放送。山時聡真“瓜生”の涙の訴えに「鳥肌立った」「引き込まれた」の声が続出している。本作は、卒業式の日に生徒と思しき人物に突き落されるも、気がつくと始業式の日の教室に戻っていた教師・九条里奈(松岡さん)を主人公に描く、1年後の死を避けるべく命がけで生徒に向きあう新時代の学園ドラマ。松岡さん演じる九条の夫・蓮役に松下洸平、1度目の人生で寄り添うことができなかった生徒・鵜久森叶に芦田愛菜、その同級生に加藤清史郎、山時聡真、詩羽、當真あみ、奥平大兼、窪塚愛流ら旬の若手キャストが集結するほか、鳳来高校の教頭役に荒川良々、同僚教師・林結起哉役に犬飼貴丈が共演する。主題歌は菅田将暉の本ドラマの為の書き下ろし楽曲「ユアーズ」であることが初回で解禁されたほか、衝撃的なストーリー展開が話題となっている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3年D組全員が心の底から笑って卒業できるように、自分自身が1年後“生徒に殺されないため”に、「この教室を変えなければならない」と強い覚悟を持って2度目の1年に臨む高校教師・九条里奈。前回の人生で寄り添うことができなかった生徒・鵜久森に起きていた仕打ちを文字通り“何でもして”暴きだし、教室に一つの変化の兆しを与えたのも束の間、夫の蓮から離婚届を突き付けられてしまう。理由も分からないまま離婚を受け入れた前回と同じ轍は踏みたくないと思う一方でどうすれば良いのか思い悩む九条を、目出し帽をかぶった男たちが襲う。一方、3年D組の教室は週明けから様子が一変。今まで鵜久森を無視していた生徒たちが、何事もなかったように笑顔で鵜久森に話しかけてくるという奇妙なほど普通の教室…。そんな中、親の借金に苦しめられている瓜生のある瞬間が気になったという鵜久森の話を聞き、九条は家庭訪問と称して瓜生のアパートに乗り込む。そこで九条が見た光景は…。というのが第2話のストーリー。夫・蓮との問題、九条を襲った人物の正体、鵜久森に対するクラスメイトの態度、瓜生が抱える問題と次々繰り広げられるストーリーに「息するの忘れる」「今週もすごい…」の声が続出。さらに瓜生が母親に対して涙ながらにこれまでの想いをぶつけるシーンでは、「迫真の演技」「涙止まらない」との声で溢れた。さらに、九条が夫・蓮に対し「離婚したくない」と伝えたシーンでは「もっと笑顔が見たい」「離婚しないで」の声も投稿されている。第3話あらすじ「九条里奈を殺害する」3年D組の黒板に九条(松岡茉優)への殺害予告が書き込まれ、学校は騒然となる。野次馬が現れ、教員室も慌てふためき、誰もが「犯人は一体誰なのか」と口にした。D組の面々は相楽(加藤清史郎)たちを疑うが、相楽はそのことを否定。生徒たちもその犯人については誰も分からないまま 。一方、九条はその犯行の様相から自身に殺害予告を行ったと推察したある生徒の前へと立ちはだかる。そして、その生徒へと真っすぐに告げる。「あなたがこの現状を変えたいのならば、何でもする」と。相楽たちは、この殺害予告が何者かに大々的に行われた形跡から既に教室への監視カメラの起動がストップされていることに気づく。そして、生徒同士の目論見により、「九条里奈担任はく奪」の嘆願書を取りまとめ、九条を教室から追放することに成功する。九条は、学校に居られなくなったことにより、この問題を解決するために鵜久森(芦田愛菜)を信頼する味方として頼ると宣言。その想いを受け取った鵜久森は、勇気を抱きある行動を開始する。諦めることを、想像することを、やめる覚悟はあるか。教室を追われた九条の魂の授業が始まる。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は、毎週土曜日22時~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年07月23日NHKで放送される特集ドラマ「軍港の子~よこすかクリーニング 1946~」より新たな出演者が発表された。舞台は戦後の神奈川県横須賀。米軍が駐留しアメリカの意向に振り回される大人たちは、保護すべき子どもにかまう余裕はない。自分たちの力だけで生き抜くしかない戦争孤児たちは、米兵の靴磨きやたばこ拾い、時に犯罪に手を染めていた。しかし、あるきっかけで「クリーニング」の仕事に出会う。犯罪ではなく汗を流して働き、人に感謝されてお金を稼ぐ。自分たちが“生きていても良い”と思える経験によって、孤児たちは笑顔を取り戻し始める。自分たちの稼ぎで「家を借りて暮らす」というささやかな夢を抱くようになった子どもたちだったが、さらに過酷な現実に襲われることになり…。この度発表されたのは、子どもたちと深く関わることになる大人たちを演じるキャストたちだ。高木光太郎役/三浦誠己映画、ドラマなど幅広く活躍する三浦誠己が演じるは、高木誠司(高橋來)の父・高木光太郎。商社勤務で海外赴任が多く、一家でフィリピンのダバオで暮らしていた。現地召集され兵役につき、家族と離れ離れになっていた。川合雄造役/岡部たかし「エルピス-希望、あるいは災い-」や放送中の「ハヤブサ消防団」の岡部たかしが演じるのは、横須賀にあるクリーニング店の店主で、小川今日一(小林優仁)の母・良枝の叔父。身寄りのない今日一を引き取るが、川合家の4人の子どもたちを育てるだけで精いっぱいで、いらだちをぶつけてしまう。井上勝利役/仲野太賀「初恋の悪魔」『すばらしき世界』などの仲野太賀は、戦場で左足を失った後に復員した元軍人・井上勝利役。横須賀の闇市にたびたび現れる。部下たちを戦場で失い自分だけが生き残ってしまったことに罪悪感を抱え、価値観が変わってしまった戦後の日本で居場所を見つけることができず、苦しみ続けている。ミサ役/松岡茉優空襲で親兄弟を亡くし、自分を知る者がいない横須賀を選んで米兵相手の娼館で働いているミサ役に、現在放送の話題のドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」に主演している松岡茉優。親を亡くした孤児たちの身の上を案じ、今日一たちの面倒を見るようになる。誠司を娼館の2階に住まわせている。小川良枝役/田中麗奈今日一の母で、横浜で今日一の父とともにテーラー(洋服の仕立て屋)を営んでいた小川良枝を演じるのは、田中麗奈。今日一の父は戦争に行ったまま戻らず、着物をモンペに仕立て直すなど細かい仕事で生計を立てる。横浜大空襲の日、避難の途中で火災に巻き込まれる。戦争孤児たちが自分たちの力だけで生き抜こうとする姿を描く本作。必死に生きる子どもたちに、大人たちはどう接したのか?子どもに対する大人たちの姿は、いまを生きる私たちに何かを問いかけるのか…。大人たちのキャスト解禁と併せ、主演・小林優仁からコメントも到着した。【主演・小林優仁コメント】『軍港の子』の大人の役はどなたが演じるだろうと思っていたので、出演されるキャストのみなさんのことを聞いて気持ちが燃えあがりました。そして、撮影現場でお会いするとお芝居と存在感がリアルで「1946年の時代に生きている!」と感じられました。寄り添ってくれる大人、容赦のない大人、狂った大人、無力な大人…それぞれのシーンは特別で、戦後の時間をともにした戦友のようだとも感じました。視聴者のみなさんにも、自分がこの時代に生きていたらどんな生き方をしたのか。想像しながら、見てもらえたら嬉しいです。特集ドラマ「軍港の子 ~よこすかクリーニング 1946~」は8月10日(木)22時~ NHK総合にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年07月20日松岡茉優主演ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」がついに放送開始。初回から繰り広げられるまるでクライマックスのような展開と、芦田愛菜、加藤清史郎らの演技に「度肝を抜かれた」「圧巻…」の声が続出している。本作は、卒業式の日に生徒と思しき人物に突き落されるも、気がつくと始業式の日の教室に戻っていた教師・九条里奈(松岡さん)を主人公に描く、1年後の死を避けるべく命がけで生徒に向きあう新時代の学園ドラマ。松岡さん演じる九条の夫・蓮役に松下洸平、鳳来高校の教頭役に荒川良々、同僚教師・林結起哉役に犬飼貴丈が出演するほか、生徒役として芦田愛菜、加藤清史郎、詩羽、當真あみ、奥平大兼、窪塚愛流ら旬の若手キャストが集結する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。様々なハラスメントや人間関係に配慮が必要なこの時代、そしてたった一つのミスが人生を180度変えてしまうこの時代に、教師としてただただ適切な距離と適切な判断を選ぶだけの1年を過ごした鳳来高校3年D組の担任教師・九条里奈は、涙一つ流れぬ卒業式を迎えていた。そこには感動や感傷の想いはなく、あるのは無事に1年を終えたことに対しての安堵感だけだった。巣立つ生徒を上階の吹き抜け廊下から見つめる九条が青く澄んだ空を見つめ、心にある葛藤を吐き出すように溜息をもらし、職員室へ戻ろうとしたその時、背中に強烈な衝撃を受ける。上階から落下し慌てふためく中、その視界に入ってきたのは自分の背中を押したであろう何者かの生徒の手だった。そして、その 犯人の手元には“D組 卒業おめでとう”と記された深紅のコサージュが。「私は生徒に殺された」と理解し、まさに地面に着きそうになった瞬間に、ハッ!と目を開けると、なぜかそこは3年D組の教壇の前だった。黒板には「令和5年4月6日」という1年前の始業式の日付が書いてあり、目の前には笑顔でクラスメイトと会話をする30人の生徒たち。1年後に自分を殺す「30人の容疑者」を前にして、3年D組全員が心の底から笑って卒業できるように、そして自分自身が1年後“生徒に殺されないため”に、この教室を変えなければならない。と強い覚悟を持ち「私は、何でもします」と宣言し、2度目の1年に臨もうとする…というのが第1話のストーリー。冒頭で「寄り添うだけで大人が私たちの世界を変えられると思っているなら、私は心底軽蔑します」と九条にぶつかってきた生徒・鵜久森(芦田愛菜)が実はいじめの被害に遭っていたこと、1度目の人生では救うことができなかったことが明かされ、同じことを繰り返さないために鵜久森に起きていた仕打ちを暴き出す…という初回からまるでクライマックスのような展開が繰り広げられた。クラスで何が起こっていたのかを芦田さん演じる鵜久森が告白するシーンでは「涙が止まらない…」という声や、圧倒的な演技力に「すごい女優さん」「息するの忘れてた」と芦田さんの演技力を絶賛する声がSNSに溢れた。さらに、主題歌が菅田将暉の楽曲「ユアーズ」であることがエンディングにて明らかになり、「3年A組!」「3年A組また見たい」と、本作のプロデューサーと監督が手掛け、菅田さんが主演を務めた「3年A組-今から皆さんは、人質です-」のドラマに関する声も続出している。▼第2話あらすじ前回の人生で寄り添うことができなかった生徒・鵜久森(芦田愛菜)に起きていた仕打ちを文字通り“何でもして”暴きだした九条は、教室に一つの変化の兆しを与えたのも束の間、夫・蓮(松下洸平)から離婚届を突き付けられてしまう。理由も分からないまま離婚を受け入れた前回と同じ轍は踏みたくない、でも一体どうすれば…。と思い悩む九条を、突如、目出し帽をかぶった男たちが襲う。彼らの目的とは? 一方、3年D組の教室は週明けから様子が一変。今まで鵜久森を無視していた生徒たちが、何事もなかったように笑顔で鵜久森に話しかけてくるのだ。奇妙なほど普通な教室の空気…。そんな中、親の借金に苦しめられている瓜生(山時聡真)のある瞬間が気になった九条は家庭訪問と称して瓜生のアパートに乗り込む。お金の価値、友情の真意を問う涙の授業が始まる。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は、毎週土曜日22時~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年07月16日2013年、震災で傷ついた人々の心にスッと入り込み、笑いとほろ苦味さのある青春ドラマと人情喜劇で社会現象を巻き起こしたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」。10年の時を経て現在再放送中の本作は、コロナ禍の疲弊感を再び癒してくれるのか、当時見ていなかった若い世代も巻き込んで「やっぱり面白い」とSNSを中心に話題となっている。主人公の天野アキが東京・上野でアイドルを目指す「東京編」に入り、“アメ横女学園”でトレーニングを積む「GMT」のメンバーなど、新キャストも続々と登場中。何と言っても、アキを演じたのんに、橋本愛、福士蒼汰、松岡茉優など、この夏も活躍著しい俳優たちの初々しい姿に出会えるのが楽しみの1つだ。のんあれから10年歩みを止めないアーティストへ「あまちゃん」は脚本家・宮藤官九郎が故郷の東北を舞台に描いたオリジナル作品。物語の始まりは2008年。東京に馴染めず母の故郷、岩手県・北三陸に移り住んだ高校2年生の天野アキが、初めて会った祖母の影響で海女を目指すことに。観光客を呼び込むために地元アイドルになったアキは、やがて東京に出て本格的にアイドルを目指すが、そんな折に東日本大震災が発生する…。海女からアイドルへ、夢を追う天野アキ役で一躍時の人となった後、「女優・創作あーちすと」のん(本名は能年玲奈)として活動を始めて早7年。2016年に劇場アニメ映画『この世界の片隅に』の主人公・北條すずの声を演じて、唯一無二の存在であることを改めて示した。そして今年7月13日、30歳の誕生日を迎えたことを機に、新たな決心として「俳優・アーティスト」と肩書を改定することを毎日新聞全国版の朝刊で発表。「ちょっとハードルを下げて、自分の好きなように自由にやりたかったから、『創作あーちすと』と平仮名でおとぼけていた。そして"のん"になって、色んな人と色んな場所で色んなものを作って、私はどうやったって作りたい人なんだってことが分かった。根拠のない自信が確固たる自信に変わった。だから肩書き変えます」と、新聞上でメッセージを寄せている。2ndアルバム「PURSUE」のビジュアル撮影時のオフショットオフィシャルブログより2020年、大九明子監督による主演映画『私をくいとめて』が第33回東京国際映画祭にて一般観客の投票による観客賞、第30回日本映画批評家大賞にて監督賞・主演女優賞を受賞。「あまちゃん」でユイちゃんを演じた橋本愛と親友役で再共演し、安部ちゃんこと片桐はいりが上司役を演じていた。映画『私をくいとめて』より2022年2月には、YouTubeOriginal映画『おちをつけなんせ』(19)に続いて脚本、監督、主演を務めた長編劇場映画『Ribbon』が公開。上海国際映画祭やトロント日本映画祭、ニューヨーク・アジアン映画祭などでも上映されて評価を得た。『おちをつけなんせ』には「GMT」沖縄出身の喜屋武エレン役、蔵下穂波が出演しており、監督補佐としてもクレジットされている。『Ribbon』はコロナ禍で卒業制作展が中止になった学生たちの悲しみを目の当たりにしたのんさんが、世の中の擦り切れた思いを救い上げたいと企画した作品。ときに絵筆のようにもナイフのようにもなる特撮で表現した“リボンアート”を交え、芸術が軽んじられたコロナ禍でもがく若者の声を代弁。“表現したい”と切望する主人公・いつかの叫びは、のんさん自身が経験してきた不遇の日々をも思い起こさせた。同作には、いつかの親友・平井役で「GMT」徳島出身・宮下アユミ役の山下リオほか、美大の教授役で岩井俊二監督も出演。岩井監督は予告編の制作も担当している。さらに、「あまちゃん」に本人役で登場したさかなクンの自叙伝を沖田修一監督が映画化した『さかなのこ』(22)では第46回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞、第77回毎日映画コンクール女優主演賞にノミネート。“おさかなさん”をこよなく愛し、日々好きなことを突きつめている主人公・ミー坊の瞳の輝きっぷりは、「あまちゃん」で海女やアイドルに興味を示し大好きになってのめり込んでいくアキと、のんさんの姿そのもの。劇中のセリフ同様、“好きに勝るものはなし”だ。『さかなのこ』また、音楽活動では、2017年に自ら代表を務める音楽レーベルを発足。2023年6月に2ndアルバム「PURSUE」をリリースし、シンガーソングライター・ヒグチアイが手がけた楽曲「荒野に立つ」ではMVを自ら監督・編集。ワンマンライブやアートブックの発売など、多方面で“好き”を揺るぎなく貫いている。【更新】7月13日 公式サイトでの発表(のんは、本日より肩書を改定します。)を受けて追記しました。多才な橋本愛、ヒーロー映画の吹替に初挑戦アキよりもアイドル志望だったはずが、不運な出来事が重なり東京へ行くことさえできなかった“ユイちゃん”こと足立ユイを演じた橋本愛。やさぐれてしまったユイを、アキの母・春子(小泉今日子)がナポリタンでなぐさめた屈指の名場面も登場したばかり。再放送でそんなユイちゃんがクローズアップされたころ、パリで開催された「シャネル(CHANEL)」2023/24年秋冬コレクションに参加した橋本さんは、超絶クールな赤髪ヘアの写真をSNSにアップ。日本の「シャネル」フレグランス&ビューティのアンバサダーほか、コラム連載や歌手活動、朗読劇など、その文章力や感性を持ち味にして幅広く活躍中だ。入間しおり役の松岡茉優も“元同期”役で出演していた是枝裕和監督のNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」では、美しい舞を披露したことも。TikTokで話題の小説をアニメ映画化した『僕が愛したすべての君へ』と『君を愛したひとりの僕へ』で声優を務めた後、DCヒーロー映画『ザ・フラッシュ』(公開中)ではオーディションから選ばれ、スーパーガール/カーラ役として実写吹き替えに初挑戦。『ザ・フラッシュ』より「声色だけでなく、私の体の中にもカーラの魂を入れるのは通常のお芝居と変わりませんでしたが、画面からカーラの機微を最大限受け取り、それを声に還元してお返しするような、そんな循環を感じながらお芝居するのは初めてで、とても、とても楽しかったです」とInstagramでコメント、貴重な体験となったことを明かしている。さらに8月14日に放送される、NHKスペシャルドラマ「アナウンサーたちの戦争」は太平洋戦争下でラジオ放送に関わったアナウンサーたちの物語。女性アナウンサーの草分け、和田実枝子アナ役を演じ、語りも担当。その“声”に再び注目が集まりそうだ。福士蒼汰、海外ドラマ初出演で新境地へ「あまちゃん」でアキの初恋の相手であり、ユイと三角関係を繰り広げた“種市先輩”として人気を得た福士蒼汰。だが、7月7日に放送された「アナザースカイ」では「あまちゃん」当時の苦い思いを初めて告白。実は「自分の実力と世間から求められるもの」との「ギャップが大きかった」時期だったと打ち明けていた。26歳のときに長期休暇をとって以降、岡田准一や宮野真守ら共演者との交流もあって「心が豊かになっている」と言い、視聴者から絶賛された今春のNHKドラマ10「大奥」でようやく、自身の表現と求められるものが近づいていると感じられるようになったと語っている。「アナザースカイ」で訪れたスペインでロケを行ったのが、福士さん念願の海外作品となる「THE HEAD」シーズン2(Hulu配信中)。エミー賞受賞プロデューサー、ラン・テレム製作総指揮のもと世界各国から俳優陣が集結、マネージャーや通訳の同行もなく、たった1人で参加した福士さんは、この極限の心理サバイバル・スリラーで冷静沈着なコンピュータ・エンジニアのユウト・ナカムラを演じている。逃げ場のない海上の秘密研究基地で惨劇が繰り返されていくシーズン2で、キーパーソンとなりそうな存在だ。また、4月期のドラマ「弁護士ソドム」では復讐を目指す詐欺師専門弁護士で、非情さの仮面の下に信念と優しさを持った小田切渉役を好演。この秋には、「大奥」Season2の幕末編に再登場し、自身が演じた“お万の方”を彷彿とさせる天璋院/胤篤役に扮する。『湖の女たち』さらに吉田修一のミステリーを大森立嗣監督が映画化する『湖の女たち』(11月公開)も控えており、これからも福士さんの挑戦は続いていくだろう。松岡茉優、学園ドラマで初の教師役に「アメ横女学園」の控えとなる「GMT」でリーダーを務め、埼玉県民愛を炸裂させる情熱家の入間しおりを演じている松岡茉優。初主演映画『勝手にふるえてろ』(17)とカンヌ・パルムドール受賞作『万引き家族』(18)で、それぞれ第42回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、優秀助演女優賞を受賞。『蜜蜂と遠雷』(19)でも同優秀主演女優賞に選ばれ、存在感ある演技派として知られるようになった。『万引き家族』より今年は野木亜紀子オリジナル脚本による渾身作、WOWOW連続ドラマW「フェンス」に主演、東京の雑誌ライター“キー”として宮本エリアナ演じる沖縄で生まれ育った“桜”と性暴行事件の真相を追った。やがて友情を深め共鳴しあった2人は、米軍基地や戦争の爪あとのみならず、目の前に立ちはだかる女性差別やミソジニー、人種差別などにも共闘していく。さらにこの夏は、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」の製作陣のもと、完全オリジナル脚本の学園ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」が7月15日よりスタートする。松岡さんが演じるのは、鳳来高校3年D組の担任・九条里奈。生徒に寄り添うことを諦めた教師で、卒業式の日に生徒の誰かに突き落とされ、1年前の始業式の朝にタイムリープ。1年をやり直す中で自分を殺害するクラスの生徒の誰か、離婚が決まっていた夫、職員室の同僚たちにも再び向い合っていく。「人間の心の奥底の部分まで言及していくドラマ」といい、「夏の3ヵ月の間、全身全霊で生きていくこと、人間関係のこと、正解不正解のことなど色々なことを私たちも現場で考えながら、討論しながらお伝えしていきたい」と熱く意気込みを語っている。また、窪田正孝とW主演する映画『愛にイナズマ』が10月27日(金)より公開。大切な夢を奪われた主人公・花子が、雷鳴のごとく怒りに震えながら社会の理不尽さに反撃を試みる、という役どころ。熱量高めのキャラクターはもちろん、抑えた演技も見応えあるだけに、いずれも期待が高まるところ。『愛にイナズマ』「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」第1話あらすじ鳳来高校3年D組の担任教師・九条里奈(松岡茉優)は、涙一つ流れぬ卒業式を迎えていた。巣立つ生徒を上階の吹き抜け廊下から見つめる九条は、職員室へ戻ろうとしたとき、背中に強烈な衝撃を受け、上階から落下する。慌てふためく中、その視界に入ってきたのは、自分の背中を押したであろう何者かの生徒の手。そして手元には、“D組 卒業おめでとう”と記された深紅のコサージュが…。まさに地面に着きそうになったその瞬間、目を開けると、なぜかそこは3年D組の教壇の前。目の前には30人の生徒。黒板には「令和5年4月6日」という1年前の始業式の日付。自分の死の未来を変えるため、生徒との向き合い方を改めていく九条。しかし、教師の想いを生徒に届けるということがとても難しいこの世の中に、九条はある覚悟を決めることとなる。自分を殺した生徒は誰か。そしてこの1年の中で離婚をすることになっていた夫との関係、友人関係や職場の人間が織りなす空気。九条の人生の中に存在する全てと立ち向かう2度目の1年が、いま始まる――。このほかにも、話題を呼んだ深夜ドラマ「夫婦が壊れるとき」の優希美青が、アキと同じ東北出身で「GMT」宮城代表、「GMT」人気No.1の小野寺薫子を演じていることにも注目。そして、「GMT」のマネージャー・“ミズタク”こと水口琢磨役で人気となったのが松田龍平。「あまちゃん」の脚本・宮藤官九郎の初大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」や初時代劇の「いちげき」にも出演していた。最近では連続ドラマW「0.5の男」での40歳の引きこもり役も記憶に新しい。松田龍平大河ドラマ「どうする家康」で悲しい最期を遂げた徳川家康の正室・瀬名(築山殿)を好演した有村架純は、小泉今日子が演じるアキの母・天野春子の青春時代を“聖子ちゃんカット”で演じたことがブレイクのきっかけ。映画、ドラマ、CMに引っ張りだことなり、2017年放送の「ひよっこ」のヒロイン・みね子役でもお馴染みだ。有村架純さらに、「アメ女」のセンター“マメりん”こと有馬めぐ役は足立梨花、メンバーの高幡アリサ役は吉川愛(当時:吉田里琴)、同じく成田りな役は人気声優の水瀬いのり。アキのドラマ初出演時に奮闘したAD・小池役に仲野太賀(当時:太賀)、1話だけの登場ながら鮮烈すぎる印象を残した“前髪クネ男”ことTOSHIYA役に勝地涼といった顔ぶれも。これから佳境へと向かう「あまちゃん」。それぞれのブレイク前夜も楽しみにしてほしい。(上原礼子)■関連作品:Ribbon 2022年2月25日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C)「Ribbon」フィルムパートナーズさかなのこ 2022年9月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開(C)2022「さかなのこ」製作委員会ザ・フラッシュ 2023年6月16日より全国にて公開© 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved © & TM DC愛にイナズマ 2023年10月27日より全国にて公開©2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年07月13日松岡茉優主演ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」に出演する、“6月生まれ”のキャスト、芦田愛菜、犬飼貴丈、山時聡真の誕生日サプライズが、各撮影現場にて行われた。本作は、卒業式の日、生徒と思しき人物に突き落されるも、気がつけば始業式の日の教室に戻っていた教師・九条里奈(松岡さん)を主人公に描く、1年後の死を避けるべく命がけで生徒に向きあう新時代の学園ドラマ。芦田さんは23日、犬飼さんは13日、山時さんは6日が誕生日で、シーン撮影後、スタッフの声掛けを合図にプレゼントが手渡され、盛大な拍手で祝福された。30人の生徒が、突如30人の容疑者となる本作。真相を突き止めようとする九条に、芦田さんと山時さん演じる生徒・鵜久森叶と瓜生陽介、犬飼さん演じる同僚教師・林結起哉がどんな影響を与えていくのか注目だ。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は7月15日より毎週土曜日22時~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年06月30日松岡茉優と窪田正孝がW主演する映画『愛にイナズマ』に、仲野太賀、趣里、高良健吾、MEGUMI、三浦貴大らの出演が決定した。本作は、騙されて大切な夢を奪われた花子(松岡さん)と、空気が読めない不器用な正夫(窪田さん)が運命的な出会いを果たし、音信不通だった花子のどうしようもない父(佐藤浩市)と、2人の兄の力を借り、夢を奪った社会に反撃を仕掛ける物語。今回新たに発表されたのは、花子と正夫を取り巻く9名の出演者。社会から理不尽で衝撃的な仕打ちを受ける新人俳優役で、「初恋の悪魔」で松岡さんと共演した仲野さん。徹底的にマニュアルを遵守する機械のような携帯ショップの店員役で、次期朝ドラ「ブギウギ」でヒロインを演じる趣里さん。前時代的なパワハラ社長役で、現在公開中の『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』『水は海に向かって流れる』に出演する高良さん。責任逃れをする卑怯な映画プロデューサー役で、「unknown」「あなたがしてくれなくても」に出演したMEGUMIさん、自己中なセクハラ助監督役で、夏ドラマ「CODE-願いの代償-」への出演が決定している三浦さんが決定。さらに、従業員の人生を大切にする運送会社の社長を北村有起哉、社会の不条理を知りながらも懸命に生きる料理屋の店主を益岡徹が演じ、中野英雄、鶴見辰吾(声の出演)の出演も明らかになった。▼追加キャストコメント・仲野太賀俳優という職業の危うさ、俳優のみならず時代の流れに抗いようのない人間の弱さを表現出来ればと思い臨みました。僅かなシーンでも、責任と挑戦を与えてくれた石井監督に感謝します。完成作を拝見したのですが、俳優陣の最高の演技合戦に惚れ惚れしました(実際は大爆笑)。あのシーンもう一回観たいな…是非楽しみにしていてください!!・趣里初の石井組、とても嬉しかったです。少しの参加でしたが、素晴らしいキャストスタッフのみなさんと、心地よい緊張感の中お芝居できたこと、現場を楽しむということを、石井さんが導いてくれて、自分の財産となりました。石井ワールド!ぜひお楽しみください。・高良健吾20歳の頃に石井裕也さんの監督作品『ガールスパークス』を観て衝撃を受け、それから石井裕也さんの作品は注目して追いかけていました。そして、やっと念願の石井組。台本が届いた時は嬉しかったですね。出番は少しですが現場を満喫する事ができました。現場の印象的な記憶といえば 芝居を見つめる石井さんの目、姿勢。怖くて、信頼できる、大きな存在でした。緊張したなあ、笑オリジナル脚本の『愛にイナズマ』が、どんな仕上がりになっているのか僕自身も楽しみです。・MEGUMI石井組に初参加させていただきましたが、こういう役は意外とやったことがなくて難しかったです。悩みながらも皆さんからたくさんの刺激をいただいて、ものすごく楽しくお芝居をさせていただくことができました。・三浦貴大こんなやついてほしくない。でもどこかにはいそう。そんな人物を目指して、荒川を演じました。改めて、演技は自由で、困難で、楽しいものだと、石井監督に教えてもらいました。『愛にイナズマ』楽しんでください。・鶴見辰吾試写を観終わってすぐ、石井さんの最高傑作なんじゃないかと感じた。自分が関わってる作品なのに、構わず大きな拍手を送った。唸らせるのは、友人の中野英雄が太賀と親子共演してたこと。これが親子の初共演?何はともあれ、タイトル通り、愛に溢れた映画だ。観劇後に自分の家族や友人を思い出しながら余韻に浸って欲しい。・北村有起哉まずこの映画を見て、もうコロナ禍を忘れかけてた自分にギクリとした。ついこないだのことなのにヒリヒリと思い出しながら。この家族を眺めてて、まさに突発的にうたれました、いくつもの落雷に。マスクをしたことがある人にぜひ見ていただきたいです。・益岡徹一回だけの人生、なにか苦しいことがあっても、一人で抱え込む事ことはない。家族や友人だけではない、助けてくれる誰かは、味方になってくれる誰かは、きっといる、大丈夫だと、人が人と関わる事を、ぼんやりと忘れてしまってたことを、思い出させてくれました。『愛にイナズマ』は10月27日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:愛にイナズマ 2023年10月27日より全国にて公開©2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年06月28日松岡茉優主演新ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」の“大人キャスト”が発表された。卒業式の日、生徒を見送った教師・九条里奈(松岡さん)は突き落とされてしまう。最後に見た光景は、制服の袖。そして「死にたくない!」そう願った瞬間、彼女は始業式の日の教室に戻っていた――。容疑者は30人の生徒。本作は、1年後の死を避けるべく、文字通り“命がけ“で生徒に向きあう、新時代の学園ドラマだ。今回新たに発表された“大人キャスト”は6名。九条の夫・蓮役には、春ドラマでは「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」に出演している松下洸平が決定。「とても面白く、フィクションなのに現代に生きる教師や生徒たちの会話がすごくリアル」と台本を読んだ印象を話し、「松岡さんとはこの作品が初めての共演になります。映画やTVでずっと拝見していたので、ご一緒させて頂くのが嬉しいですし、楽しみです」と共演に期待。鳳来高校の教頭役の荒川良々は、「一生懸命足掻こうと思います」と意気込み、同僚教師役を務める細田善彦、犬飼貴丈、長井短は、「皆様にとって、色褪せない心に残る学園ドラマになりますように」(細田さん)、「職員室でのやり取りは、唯一ちょっと力の抜けるシーンだと思うので、教室と職員室との対比の面白さが出せたらいいなと思います」(犬飼さん)、「台本を読んで真っ先に感じたのは、あ~これを10代で見たかったのよ~ってことです。そう感じる作品に関われて幸せだなと思います」(長井さん)とコメント。また、九条の同級生役でサーヤ(ラランド)が出演。「私が演じる夏穂は、自由の化身です。言葉遣いは雑だけど芯を食っている。投げ方は滅茶苦茶なのに一番正確に矢が的に当たるような所があります」と役どころを説明し、「監督が私を想定して当て書きしてくださったと聞きました。実際に演じていて何の違和感もありません。ほぼ朝方のハイになっている私です」と話している。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は7月15日より毎週土曜日22時~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年06月25日