アイドルグループ・Sexy Zoneの中島健人が、Netflix映画『桜のような僕の恋人』(2022年配信)で主演を務めることが8日、分かった。相手役は、女優の松本穂香が務める。原作は、2017年に発売された宇山佳佑氏作の同名小説。泣ける恋愛小説として瞬く間にベストセラーとなった本作だが、昨年TikTokで人気に火が着き、発行部数50万部を突破した。目標に向かって頑張る美容師・美咲(松本)に恋をした晴人(中島)。美咲にふさわしい人間になるべく、諦めかけていたカメラマンへの夢を再び追いかける。しかし美咲は「人の何十倍も早く老いていく」という難病を発症。好きな人と同じ速度で歳月を重ねることができない、という現実を前に2人は……。本作でメガホンをとる深川栄洋監督は、「この物語は、多くの人々の心に伝播する力を持っています。ただの純愛作品ではない、運命に立ち向かうスピリットを持った映画にしたいと思います」と強い意欲を示し、春名慶プロデューサーは、 「中島健人さんには『愛すべき未完成』な等身大の懊悩を、松本穂香さんには『不条理に抗う』王道ヒロインの輝きを、存分に演じてもらえることを期待しています」とコメントを寄せた。中島、松本、宇山氏のコメントは以下の通り。■中島健人小説の中で大恋愛ができないかなと思って書店巡りをしていた時、運命的に出会った1冊の本。美しい表紙とタイトルの引力に引き寄せられて手に取ったのが、『桜のような僕の恋人』でした。美しくも儚い晴人と美咲の恋が、桜というやはり刹那的な美しさをもった花に象徴されている。大号泣したこの小説の映画化のお話をいただいた時は、震えるような感動と同時にずっしりと重い責任を感じました。渡された映画の脚本は、僕の役者人生の中でもっとも泣いた宝物のような脚本です。一文字一文字が桜の花びらのように、とても綺麗で……。「ひたすらに努力を惜しまないで下さい」という深い言葉をくださった深川栄洋監督、清廉な美しさをもった松本穂香さんと共に、僕の26年の人生の最高傑作にしたいと強く思っています。■松本穂香読む度に、脚本全体に溢れている温かさを感じ、胸がいっぱいになりました。この物語は他人事ではなく、生きている私たちひとりひとりの物語だと感じています。どうかその温かさを観て頂ける方々にも伝えられるよう、深川監督、中島健人さん始め素敵なキャストの皆さんと一緒に、最後まで大切に描いていきたいと思っています。■宇山佳佑氏物語の着想は20歳の頃。まだ何者でもない若造だった僕は「いつかこれを映画にできたら……」という途方もない夢を抱き、その夢の開花を願ってきました。この上なく素晴らしい脚本、監督・製作チーム。そして、拙著を心より愛してくださっている中島健人さんが晴人を、凛とした強さと桜のような儚さを感じさせる松本穂香さんが美咲を演じてくださること、そのすべてが望外の喜びです。お二人が咲かせてくれる桜が今から楽しみでなりません。
2021年03月08日発行部数50万部を超える大ヒット恋愛小説を、Netflixが企画・製作して映画化する『桜のような僕の恋人』が2022年に配信。主演を中島健人が務め、松本穂香が共演する。美容師の美咲に恋をした晴人は、勇気を出して彼女をデートに誘う。目標に向かって頑張る美咲にふさわしい人間になるべく、諦めかけていたカメラマンへの夢を叶えるため、再びカメラと向き合うことを決意する。しかし、美咲は「人の何十倍も早く老いていく」という難病を発症。好きな人と同じ速度で歳月を重ねることができない、という現実を前に晴人と美咲が出した“2人の歩み方”とは…。原作は、宇山佳佑による同名小説(集英社文庫刊)。2017年に発売され、泣ける恋愛小説として瞬く間にベストセラーに。昨年、TikTokからさらに人気に火が着き、発行部数50万部を突破。以降も注目を集め続けている。そんな大人気原作の主演に挑むのは、かねてより原作ファンを公言していた中島健人。主人公・朝倉晴人役を演じる。また、有明美咲役を松本穂香が務める。「小説の中で大恋愛がしたい」と巡った書店で本原作と偶然出会い、「美しくも儚い晴人と美咲の恋が、桜というやはり刹那的な美しさをもった花に象徴されている」と大号泣したという中島さん。兼ねてから映像化を熱望していたほどで、本作の主演のオファーに「震えるような感動と同時にずっしりと重い責任を感じました」と喜びを噛み締めた。そして脚本については「僕の役者人生の中でもっとも泣いた宝物のような脚本です。一文字一文字が桜の花びらのように、とても綺麗で…。僕の26年の人生の最高傑作にしたいと強く思っています」と決意のコメントを寄せる。また、明るい未来を信じて疑わない日々から一転、残酷な運命に翻弄される美咲を演じる松本さんは「読む度に、脚本全体に溢れている温かさを感じ、胸がいっぱいになりました。この物語は他人事ではなく、生きている私たちひとりひとりの物語だと感じています」とやはり脚本の素晴らしさについて触れ、「中島健人さん始め素敵なキャストの皆さんと一緒に、最後まで大切に描いていきたい」と語る。本作でメガホンをとる深川栄洋監督は、2011年に公開した映画『神様のカルテ』と同じプロデューサーとのタッグということで「映画やドラマは直接、人の命を助けることはできません。しかし、傷ついた人々や疲れた心を癒すことが出来るのではないか?と、あの年(2011年)に学びました。この物語は、多くの人々の心に伝播する力を持っています。ただの純愛作品ではない、運命に立ち向かうスピリットを持った映画にしたいと思います」と力強くコメント。原作者の宇山氏は、「この上なく素晴らしい脚本、監督・製作チーム。そして、拙著を心より愛してくださっている中島健人さんが晴人を、凛とした強さと桜のような儚さを感じさせる松本穂香さんが美咲を演じてくださること、そのすべてが望外の喜び」とコメント。脚本は、映画『君の膵臓をたべたい』や連続テレビ小説「わろてんか」などの吉田智子が担当する。Netflix映画『桜のような僕の恋人』は2022年、Netflixにて全世界独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年03月08日中井貴一主演、WOWOW開局30周年記念の連続ドラマW「華麗なる一族」から豪華キャストが登場する劇中カットが解禁。万俵家や阪神銀行の重厚感に溢れたセットも明らかになった。大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期、富と権力獲得の手段として、関西の政財界で閨閥を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介(中井さん)を中心に、一族の繁栄と崩壊が描かれる本作。脚本には、連続ドラマW「沈まぬ太陽」など人物描写を丁寧に重ねていく幹の太いシナリオに定評のある前川洋一。監督は、映画『劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』や数々の名作ドラマを手掛けた西浦正記。この度解禁された劇中カットには、主役・阪神銀行頭取の万俵大介(中井貴一)、その長男・鉄平(向井理)、次男・銀平(藤ヶ谷太輔)、大介の愛人・高須相子(内田有紀)、大介の妻・寧子(麻生祐未)、大介の娘・二子(松本穂香)、三子(福本莉子)をはじめ、超豪華な出演者陣が登場。銀行の生き残りをかけた戦いに挑む大介、情熱的な兄・鉄平と冷静な弟・銀平の対照的な兄弟、寧子&相子の妻妾の歪な関係など、貴重な写真ばかり。今回解禁された写真の万俵家のダイニング、リビング、書斎などや、阪神銀行の頭取室は、なんと全てがセット。美術は連続ドラマW「沈まぬ太陽」、連続ドラマW「監査役 野崎修平」の江口亮太が担当。山崎豊子の原作小説にある重厚感、時代考証を第一に考えて制作された豪華な美術も見どころとなっている。連続ドラマW「華麗なる一族」は4月18日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送・WOWOWオンデマンドにて配信(全12話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2021年03月05日松本穂香が、現在放送中の草刈正雄主演「おじさまと猫」にて新たな猫の声を担当することが分かった。愛されることを諦めていた猫と、孤独だったおじさまの心温まる日々を描き、癒される、泣ける、と話題沸騰中の本作。松本さんが今回演じるのは、日比野(平山浩行)が母親(朝加真由美)から引き取ることになった、ふくまる(声:神木隆之介)とそっくりなエキゾチックショートヘアのマリンの声。アニメーション映画『君は彼方』では、声の出演で主演を務めた松本さんは、「アニメの中で声優さんのお仕事をさせてもらった事はあったのですが、今回はドラマの中で声優さんをやらせてもらうということで、すごくびっくりしました!」と出演決定時をふり返る。また「私が声を演じさせて頂くマリンは悲しい過去がありながらも信じることを諦めず、とても素直で、心が逞しい猫ちゃんです」と声をあてる猫のマリンについて説明し、「猫が甘えた時に出すぐるぐるという音だったり、ご飯を食べる時のガツガツとした感じだったり、声のみでの出演は分からないことだらけだったので少し難しかったですが、楽しくやらせて頂きました」と収録についてコメント。そして「日本ではお金を出すことで簡単にペットを飼えてしまうので、その分簡単に捨ててしまう方が多いように思います。今回のお話の中でもそういった悲しい現実が描かれていました。そもそも、ペットを飼うという考え方ではなく、新しい家族として迎えるべき存在だと思っているので、今回のこのドラマでより多くの方にそういったことを知ってもらえる機会になればいいなと思います」と語っている。なおマリンは、2月17日(水)放送の第7話から登場する。ドラマ Paravi「おじさまと猫」は毎週水曜深夜0時58分~テレビ東京、テレビ大阪ほかにて放送中。(cinemacafe.net)
2021年02月03日元乃木坂46で女優の西野七瀬が、auのテレビCM「意識高すぎ!高杉くん」シリーズ最新作「貯杉先生、登場」篇(18日より放送)に、新キャラクター・貯杉先生役で初登場する。西野が演じる貯杉先生は、かわいすぎる、若すぎる物理の新任先生。そんな貯杉先生についてうわさ話をする松本さん(松本穂香)や高杉くん(神木隆之介)たちが、買い物終わりの貯杉先生に偶然出くわすストーリーとなっている。「趣味はPontaポイントをためることです。au PAYで」と色気たっぷりに自己紹介をし、男子をどよめかせた貯杉先生。しかし、先生のスマホはauじゃないことを聞き高杉くんが疑問を抱いていると、偶然にも貯杉先生が現れau PAYをなぜ使うのか説明をし始める。「それはPontaポイントがめちゃめちゃたまるから」「あちこちのお店でめ・ちゃ・め・・・」と、またもや色気たっぷりに話し始める。高杉くんたち男子一同はそんな先生にデレデレ。なかなか話の続きを言いださない貯杉先生にしびれを切らした松本さんが「ためすぎです!」と思わずツッコむ。初登場の西野は、最初はかなり緊張していたが、共演者の神木、松本と年が近いこともあり、商店街での撮影中には緊張もほぐれ3人で仲良く談笑。また、早めに現場入りし、役づくりをしっかりと行い、本番では持ち前のかわいらしさと演技力で神木くん扮する高杉くんやほかの男子生徒を翻弄した。最後の貯杉先生のキメ顔は必見だ。そして今回も神木のアドリブリアクションがさく裂。あざとい貯杉先生の前に崩れ落ちる姿にみんな笑いをこらえていた。また、いつもはおとなしい設定の松本さんが今シリーズで初めて叫ぶシーンも見どころとなっている。
2021年01月18日子供に何を与え、何を我慢させるかはそれぞれの家庭によって異なるもの。しかし「友達はこれを持っているのに、なぜ買ってくれないの」と子供からいわれてしまうこともありますよね。松本人志「その不満や悲しみを…」2021年1月14日、お笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志さんがTwitterを更新。娘さんとのエピソードを投稿し、「分かる」「考えさせられた」と話題になっています。ある日、娘さんは松本さんへ「友達の中で、ペットを飼っていないのは私だけだよ」と不満を口にします。きっと、ペットと楽しそうに遊ぶ友達と飼わせてもらえない自分を比べてしまったのでしょう。不満をもらす娘さんに対し、松本さんはこう感じたといいます。友達の中でペットを飼っていないの私だけ!ってうちの娘。その不満や悲しみを笑いに変えてみな— 松本人志 (@matsu_bouzu) January 14, 2021 不満をもらす娘さんに対して「その気持ちを、笑いに変えてみな」とメッセージをおくった松本さん。内容からは、思い通りにならない悔しさをバネにしてほしいという、娘さんへの気持ちが伝わってきます。怒りや悲しみなどの負の感情こそ、笑いに変えることで、周囲の人だけでなく自分の心も癒すことができるのかもしれませんね。ネット上では、松本さんの言葉にこのようなコメントが寄せられています。・素敵な考え方ですね。私も「うちはうち、人は人」といわれましたが、それ以上の意味を子供に伝えてあげるといいのかもしれません。・松本さんの言葉に、元気がでてきました。苦しい気持ちは笑いに変えて、乗り越えたいと思います!・欲しい物を買ってもらえず最初は不満でしたが、そのおかげで「今できる中で、どんな楽しみ方があるか」を考えられるようになりました。子供へ何を与えるかはそれぞれの家庭で異なり、そこに正解や不正解はないでしょう。欲しい物が手に入らない状況の中で、『自分らしい楽しみ方』を見出すことも大切なのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月15日4月スタートの連続ドラマW「華麗なる一族」より、また新たなキャストが発表された。これで万俵家全キャストが明らかになった。主人公・万俵大介を中井貴一が演じるほか、長男・鉄平を向井理、次男・銀平を藤ヶ谷太輔、大介の愛人・高須相子を内田有紀、大介の妻・寧子を麻生祐未が演じることは既報通り。加えて大介の3人娘、清楚で控えめな性格の長女・美馬一子役を美村里江。縁談において次第に大介や相子と対立していく次女・万俵二子役を松本穂香。好奇心旺盛な三女・万俵三子役を、『思い、思われ、ふり、ふられ』の福本莉子が演じることがこのほど明らかに。美村さんは「共演者の方々との各場面が楽しみです。あの時代ならではの衣装・メイク、また男女観も含め、立体化を目指したいと思います」と意気込み、松本さんは「身に余る思いではありますが、素晴らしい役者さん方から色んなものを吸収し、私らしい二子を演じられたらなと思っています」出演にあたって思いを明かし、「人間の底にある感情が包み隠さず描かれています。時に苦しい場面もあると思いますが、ぜひ『華麗なる一族』を、最後まで見届けて頂けたら」と視聴者へメッセージ。福本さんも「三子は万俵家の三女で、作中で唯一と言えるぐらい自由で何にも囚われていない純粋な女の子です。重厚な人間ドラマの中で、ポジティブな存在として明るく、そして何よりも楽しく華麗なる一族の一員としてこの時代を生きられたらなと思います」とコメントしている。さらに、関西財界の重鎮の令嬢で銀平との縁談を受ける・安田万樹子役を吉岡里帆、元通産大臣の娘で鉄平の妻・早苗役を、主にミュージカルのフィールドで活動する笹本玲奈、そして大蔵省に勤める一子の夫の美馬中役を要潤が演じる。吉岡さんは「手汗握る緊張感もありますが、脚本を読み進めていく手は素直で『早く続きを、どうして?それから?』と高揚感の方がうんと強く胸の高鳴りを感じました」そのストーリーに触れた印象を明かし、笹本さんは「時代背景や山崎豊子さんの原作の世界観にしっかりと馴染めるよう、早苗役を大切に深めて参ります」と意気込む。いつかは山崎作品のドラマに参加してみたいと思っていたという要さんは、今回念願が叶い「このような身に余る大役を頂けることに大変身が引き締まる思いと共に、これまでの自分の芝居をようやく褒めてあげられるのかな、と思います」と喜んだ。この6人もまた、阪神銀行を守るため、阪神銀行の更なる発展を遂げるために、大介が企てた大胆な計画により、大介の野望の歯車となり、大きく運命を狂わせていき、不気味で巨大な権力機構〈銀行〉の波に飲まれていくのだ。連続ドラマW「華麗なる一族」は2021年4月18日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全12話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年12月21日俳優の濱田岳と水川あさみが29日、東京・府中の森芸術劇場 どりーむホールで行われた第12回TAMA映画賞 授賞式に登場した。同映画賞は、多摩市及び、近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる"いきのいい"作品・監督・俳優を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰」するもの。『喜劇 愛妻物語』でW主演を務めた濱田と水川がそれぞれ最優秀男優賞、最優秀女優賞に輝き、予告編が流れると水川のキレのいい罵倒と濱田ののらりくらりっぷりに会場も爆笑。水川は受賞について「飛び上がるほど嬉しかったです」と喜び、役柄については「運命的なものを感じました。絶対にこの役を私がやりたいと心から強く思って、そんな役でこの賞をいただけたというのがとても嬉しいです」と明かした。役作りについて、水川は「濱田岳くんの横にはモデルとなる監督がいつもいたので、2人が並んだ顔を見てると、自然と怒りがこみ上げるというか、自然とイライラするという状態でした」と入り込めた様子。一方、濱田は水川の迫力について「撮影に入るまではイメージで、台本と向き合ってもあくまで机上の空論だなって、水川さんに教えていただきましたね。『あれ、そんな言う!? 撮影持つかな!?』みたいな」と苦笑しつつ、「奇跡的にあの男と僕の図太さがシンクロしていたみたいで、日に日に慣れていった感じでしたね」と説明した。「台本以上のだらしなさ」と評する水川に、濱田は「これといった台詞がないんですよ。ひたすら彼女の罵声にどう耐えるか、ボクシングのスリッピング・アウェーのような、当たってるように見せて当たってない、ギリギリの戦でかわして生きていく毎日でした」と振り返る。水川は「図太さがはんぱじゃなかった」と称賛した。授賞式にはモデルとなった足立紳監督、足立晃子氏の夫婦も登場し、2人に花束を渡す。足立監督は「素晴らしいと思いましたけ。横で撮影風景を見てて、素敵な夫婦だなと思いながら、たまに水川さんの罵声がフラッシュバックして頭痛がすることはありました」と撮影の日々を語った。■最優秀作品賞『海辺の映画館-キネマの玉手箱』(大林宣彦監督、及びスタッフ・キャスト一同)『ラストレター』(岩井俊二監督、及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞城定秀夫監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『アルプススタンドのはしの方』)岩井澤健治監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『音楽』)■最優秀男優賞福山雅治 (『ラストレター』『マチネの終わりに』)濱田岳 (『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『コンフィデンスマンJPプリンセス編』ほか)■最優秀女優賞水川あさみ (『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『ミッドナイトスワン』)長澤まさみ (『MOTHER マザー』『コンフィデンスマンJPプリンセス編』)■最優秀新進監督賞HIKARI監督 (『37セカンズ』)ふくだももこ監督 (『君が世界のはじまり』)■最優秀新進男優賞宮沢氷魚 (『his』)北村匠海 (『サヨナラまでの30分』『思い、思われ、ふり、ふられ』『影踏み』ほか)■最優秀新進女優賞松本穂香 (『君が世界のはじまり』『わたしは光をにぎっている』『酔うと化け物になる父がつらい』『his』ほか)森七菜 (『ラストレター』『青くて痛くて脆い』『地獄少女』『最初の晩餐』)
2020年11月29日俳優の福山雅治が29日、東京・府中の森芸術劇場 どりーむホールで行われた第12回TAMA映画賞 授賞式に登場した。同映画賞は、多摩市及び、近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる"いきのいい"作品・監督・俳優を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰」するもの。岩井俊二監督『ラストレター』の演技が評価され、最優秀男優賞に輝いた福山。「こういった賞をいただくのはずいぶん久しぶりになりまして、本当に嬉しいです。実際手渡されるとこんあんに重いんだと思って、重みを感じながら早速今夜晩酌するのを楽しみにしています」と喜んだ。『ラストレター』では神木隆之介が福山の学生時代を演じたため、「神木くんと僕とで作り上げた役柄だと思うので、神木くんにも何か奢ります。ありがとう神木くん」と感謝。「彼は技術力が高く緻密な俳優なので、彼の方から『こういうアプローチどうですか』というプレゼンテーションを受けた」と撮影の様子を明かす。福山は「僕が目の下にほくろがありまして、『ほくろを足してもいいですか』と相談されたり。神木くんの方が緻密な役作りをしてくれて、僕はそれに乗っかって焼くづくりをさせていただきました」と振り返った。今後の活動については「お呼びいたける作品をずっと待っています。監督さん、プロデューサーさん」と呼びかける。「映画スタッフの方のファンが多いTAMA映画賞ですから、これからもどんな役でも頑張って演じていきたいと思いますので、お仕事の方、事務所に問い合わせてスケジュールの確認をしていただければ……」とその場でオファーを募る一幕も。改めて福山は「50歳になり、30周年を迎えると、もう少し楽な感じで仕事に取り組めたり余裕の気持ちでオファーを待ったりするものかなと思ってたんですが、そうはなってなくて。今後も貪欲に仕事をしていきたいと思いますので、映画関係者の皆様も頭の片隅に『これ、福山いいかな』と思ったら事務所の方にお問い合わせください。よろしくお願いいたします」と頭を下げた。■最優秀作品賞『海辺の映画館-キネマの玉手箱』(大林宣彦監督、及びスタッフ・キャスト一同)『ラストレター』(岩井俊二監督、及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞城定秀夫監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『アルプススタンドのはしの方』)岩井澤健治監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『音楽』)■最優秀男優賞福山雅治 (『ラストレター』『マチネの終わりに』)濱田岳 (『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『コンフィデンスマンJPプリンセス編』ほか)■最優秀女優賞水川あさみ (『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『ミッドナイトスワン』)長澤まさみ (『MOTHER マザー』『コンフィデンスマンJPプリンセス編』)■最優秀新進監督賞HIKARI監督 (『37セカンズ』)ふくだももこ監督 (『君が世界のはじまり』)■最優秀新進男優賞宮沢氷魚 (『his』)北村匠海 (『サヨナラまでの30分』『思い、思われ、ふり、ふられ』『影踏み』ほか)■最優秀新進女優賞松本穂香 (『君が世界のはじまり』『わたしは光をにぎっている』『酔うと化け物になる父がつらい』『his』ほか)森七菜 (『ラストレター』『青くて痛くて脆い』『地獄少女』『最初の晩餐』)
2020年11月29日映画ファンの祭典「第30回映画祭TAMA CINEMA FORUM」内にて「第12回TAMA映画賞授賞式」が11月29日(土)、府中の森芸術劇場 どりーむホールにて行われ、宮沢氷魚が「本年度最も飛躍した男優、もしくは顕著な活躍をした新人男優を表彰」する最優秀新進男優賞を受賞した。「TAMA映画賞」は2009年にスタートし、前年10月から当年9月に一般劇場で公開される作品及び監督・キャスト・スタッフを対象に、市民ボランティアの実行委員が選考。「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰する映画賞。宮沢さんは、今泉力哉監督による映画『his』にて同賞を受賞。作品を振り返って、宮沢さんは「初主演映画ということで、プレッシャーはあったんですけど(共演の)藤原季節くんにすごく助けられました。公開されて、たくさんの方に観てもらい、意見をいただいて本当に幸せに思っています」と、うれしそうに心境を伝えた。藤原さんとは撮影中、地方での共同生活も一緒にしていたと話し、「(藤原さんは)自分を開いて僕を受け入れてくれた。そのことに感謝してますし、季節くんじゃないとこの作品は成立していなかったです。今泉監督とは、このタイミングで出会えたこと、僕の役者人生で宝物ですし成長してまた監督の作品に出たいと思います」と決意を新たにしていた。ちなみに、宮沢さんがいつか演じてみたいのは「サイコパス」だそうで、「ちょっと、とんでる役をやってみたいなって(笑)。僕たちは、どこかで自分を爆発させたいような気持ちを持っていると思うけど理性で制御している。こういう仕事だからこそ、そんな自分を一度見てみたくて、サイコパスを一度演じてみたいです」と、チャーミングな笑顔全開に語っていた。一方、最優秀新進女優賞の松本穂香は、『君が世界のはじまり』『わたしは光をにぎっている』『酔うと化け物になる父がつらい』『his』などでの演技を受けての受賞となった。『君が世界のはじまり』でふくだももこ監督とは『おいしい家族』に次いで2度目のタッグとなり、ふくだ監督も最優秀新進監督賞を受賞した。松本さんは「ふくださんと受賞できたことが本当にうれしくて、たまりません!また違う作品で、監督とこの場に立てるよう、この先も頑張ります」と飛躍を誓う。ふくだ監督も一緒に登壇し、「単純に松本穂香ちゃんのことが好きなんです。最近すごい大人の顔になってきて、めっちゃキレイになっている。すごく芯が強くて、声もよくて、度胸もあるけど、うわっと見せない。けど芝居をしたらわかるという最高の俳優です」と、松本さんにこれ以上ない讃辞を寄せた。褒められまくり、恐縮そうにお辞儀をした松本さんは、「今初めて言ってくれたわけじゃなくて、とにかく好きだって、いつも言ってくれるんです。こんなに愛情を持って撮ってくださる監督はなかなかいないんじゃないかなって思います。これからも頑張りますので、よろしくお願いいたします」とまたペコリとすると、ふくだ監督も「ずっとやっていきたいです!昔の映画監督と女優さんってそういう関係じゃないですか!」と、さらなるアピールをしていた。そのほか、同賞には北村匠海、森七菜も受賞した。(cinamacafe.net)
2020年11月29日女優の森七菜が29日、東京・府中の森芸術劇場 どりーむホールで行われた第12回TAMA映画賞 授賞式に登場した。同映画賞は、多摩市及び、近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる"いきのいい"作品・監督・俳優を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰」するもの。岩井俊二監督『ラストレター』の演技が評価されて最優秀新進女優賞に輝いた森だが、撮影ではよくアドリブも入れていたという。「最初にちょこっとだけやってみたら意外と怒られなかったので、だったらもっと楽しいことを、自分からでも何か提案できたらいいなと思って」と大物っぷりを見せる。外出自粛期間中の過ごし方として「夜中に食べるカップ麺、至福でした」とコメントを寄せた森。コロナ太りについて聞かれると「大丈夫じゃないです」と苦笑しつつ、「お芝居したい気持ちはありましたし、いくつかできなかったお仕事もあって悔しかった部分もあるんですが、マイナスな気持ちに引っ張られてばっかりでは良くないと思ったので。普段だったらカップラーメンも気をつけて食べられないんですけど、こういうお仕事をしてないような子だったら食べてたなと思って、違う人の人生を行き来したような気分がありました」と、自粛期間すらも楽しんでいた様子だった。改めてこの1年について「今年は皆さんに驚いてもらうことが多かった1年だと思っていて、賞をいただけたこともそうですし、初めてドラマや映画の主演をやらせていただいたり、それで私を初めて知ってくださったかたもいらっしゃって」と振り返る。「『?』(ハテナ)と思った人もいたんだと思うんです。『なんだ、この小娘は』と思った方もいらっしゃったと思うんですけど、来年は『?』を『!』(びっくりマーク)に。『なるほど、だから!』と思ってもらえるような1年に努めたいと思います」と意気込んだ。授賞式には同作で最優秀男優賞を受賞した福山雅治、最優秀作品賞となった岩井監督も登場し、2人とともに再度現れた森は「プレッシャーかかるところもありました」と率直な意見で会場を笑わせる。岩井監督は森について「もう本当に小リスのような。籠から出すとピュッとどこ行くかわかんない感じ、カメラのどの辺に立つのかもわからないスリリングな演技が素敵でしたね」と称えた。■最優秀作品賞『海辺の映画館-キネマの玉手箱』(大林宣彦監督、及びスタッフ・キャスト一同)『ラストレター』(岩井俊二監督、及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞城定秀夫監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『アルプススタンドのはしの方』)岩井澤健治監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『音楽』)■最優秀男優賞福山雅治 (『ラストレター』『マチネの終わりに』)濱田岳 (『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『コンフィデンスマンJPプリンセス編』ほか)■最優秀女優賞水川あさみ (『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『ミッドナイトスワン』)長澤まさみ (『MOTHER マザー』『コンフィデンスマンJPプリンセス編』)■最優秀新進監督賞HIKARI監督 (『37セカンズ』)ふくだももこ監督 (『君が世界のはじまり』)■最優秀新進男優賞宮沢氷魚 (『his』)北村匠海 (『サヨナラまでの30分』『思い、思われ、ふり、ふられ』『影踏み』ほか)■最優秀新進女優賞松本穂香 (『君が世界のはじまり』『わたしは光をにぎっている』『酔うと化け物になる父がつらい』『his』ほか)森七菜 (『ラストレター』『青くて痛くて脆い』『地獄少女』『最初の晩餐』)
2020年11月29日俳優の宮沢氷魚が29日、東京・府中の森芸術劇場 どりーむホールで行われた第12回TAMA映画賞 授賞式に登場した。同映画賞は、多摩市及び、近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる"いきのいい"作品・監督・俳優を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰」するもの。初主演作『his』で最優秀新進男優賞に選ばれた宮沢は「役者を3年やっていますが、賞をいただくのは初めてなので、一生忘れないものになると思います」と喜ぶ。『his』について「初主演映画ということでプレッシャーはあったんですけど、相手役の藤原季節くんに助けられて、すごく楽しい作品にもなった」と振り返る。「LGBTQをテーマに作ったので、どういう意見が飛び交うのかなと思っていたんですけど、実際公開されて、たくさんの方に見ていただいて、たくさんの意見をいただいて、本当に幸せに思っています」と感謝の気持ちを表した。藤原については「白川で10日間共同生活を送ったんですけど、本当に変わってる子で」と笑顔に。「Tシャツ1枚と下着1枚くらいしか持ってこなくて、『ごめん氷魚、タオル貸して!』というところから始まったので、季節くんが自分を開いて受け入れてくれたことに感謝しているし、季節くんじゃなければ成立しなかったと思います」と語る。今泉力哉監督についても「このタイミングで今泉さんに出会えたことは、役者人生の中では宝物ですし、また成長して今泉さんの作品に出られるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。同賞には俳優の北村匠海も選出され、ビデオメッセージで登場。「とにかく前に進んで色んな作品を打ち出したいと思っています。"新進"という言葉がさらに似合う俳優として、2021年も頑張っていきたいと思います」とメッセージを寄せた。■最優秀作品賞『海辺の映画館-キネマの玉手箱』(大林宣彦監督、及びスタッフ・キャスト一同)『ラストレター』(岩井俊二監督、及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞城定秀夫監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『アルプススタンドのはしの方』)岩井澤健治監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『音楽』)■最優秀男優賞福山雅治 (『ラストレター』『マチネの終わりに』)濱田岳 (『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『コンフィデンスマンJPプリンセス編』ほか)■最優秀女優賞水川あさみ (『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『ミッドナイトスワン』)長澤まさみ (『MOTHER マザー』『コンフィデンスマンJPプリンセス編』)■最優秀新進監督賞HIKARI監督 (『37セカンズ』)ふくだももこ監督 (『君が世界のはじまり』)■最優秀新進男優賞宮沢氷魚 (『his』)北村匠海 (『サヨナラまでの30分』『思い、思われ、ふり、ふられ』『影踏み』ほか)■最優秀新進女優賞松本穂香 (『君が世界のはじまり』『わたしは光をにぎっている』『酔うと化け物になる父がつらい』『his』ほか)森七菜 (『ラストレター』『青くて痛くて脆い』『地獄少女』『最初の晩餐』)
2020年11月29日東京・池袋を舞台に女子高生・澪(松本穂香)の恋と成長を描く青春ファンタジーアニメ映画『君は彼方』が、11月27日より公開となる。高校2年生の澪は、本気で努力することが苦手な性格だが、幼馴染の新(瀬戸利樹)と親友の円佳と、放課後は池袋で遊んで、それなりに楽しく生きていた。そんなある日、円佳に新のことが好きだと告げられたことで、自分も新の事が好きだったことに気づく。3人の関係が崩れることが怖く、自分の気持ちが言い出せないでいた澪だったが、ようやく思いを伝えようと決心し、新の元へ。だがその途中に交通事故に遭ってしまう。そして、気が付くと、目の前にはいつもとは違う不思議な世界が広がっていた――。瀬戸利樹は本作で声優に初挑戦。主人公・澪の幼馴染で、恋の相手でもある新(あらた)を演じた。澪に対して自分が好きだという想いを伝え、その想いをはぐらかされても澪のために奔走する新の姿は、瀬戸自身の真っ直ぐなイメージとも重なるが、本人は「似ているようで、似てない部分も多い」と言う。瀬戸はどのようにして本作と向き合っていったのか。そして、そこから受け取ったものは?一つひとつ思い返しながら、丁寧に語ってくれた。声優に初挑戦!――脚本を読んだときの感想を教えてください。初めて読んだときはシンプルで王道のストーリーなのですが、その中で二転、三転する出来事があって、そこが面白いな、という感想を持ちました。それでいて登場するキャラクターもすごく魅力的で。その時点ではどのキャラクターをどなたがやるかは決まっていない部分もあったので、これは誰がやるんだろう?って、想像をしたことを覚えています。――今回、声優は初挑戦でしたが、事前にどんな準備をしましたか?とにかく初めてで何をどうしたらいいかさえわからなかったので、出演が決まったときに、瀬名(快伸)監督に個人レッスンをしてください、とお願いしました。瀬名さんはご自身で声優もやられているので、そこで声優としての基礎を教えていただきました。(c)「君は彼方」製作委員会――レッスンでは具体的にどんなことをしたのですか?普段、僕は俳優をやっているので、演技をするときは自分で実際に動きながら声を出しているんですよね。なので、まずはそれと同じように、『君は彼方』の台本を、動きをつけてやってみる、というのをしました。そこから今度は動きを無くして声だけにすると、何が足りなくなるのか、というところで、声量や声域を意識するようにして。思っていた以上に、アニメだと声を出さないといけないんですよね。あと、実写とは違って、アニメでは声域が変わってしまうと、違うキャラになったように感じてしまう可能性が高くなるらしくて。なのでその部分は大事に、気を付けながら取り組みました。――最初に新の声を聴いたとき、瀬戸さんの声とはすぐには感じられませんでした。新には大人っぽい部分があるので、僕の地声よりは少し低いところをベースに作っていきました。なので収録では感情が入り過ぎると、新の声から外れてしまうこともあって。そうすると、自分でも、これは違ったな、と思うのですが、監督からも「もう1回」って言われて(苦笑)。でもそういう基準が自分でもわかってできていたことは良かったな、と思います。新は僕とは似ているようで、似てない部分も多い――新はどんな人だと思っていましたか?すごく真っ直ぐで素直な青年だなと思いました。僕とは似ているようで、似てない部分も多くて。僕は結構、奥手なところがあるんですけど(苦笑)、新は自分の伝えたいことはちゃんと言葉にするし、行動もするので、憧れる要素がたくさんありました。――瀬名監督からは新のキャラクターについて説明はありましたか?澪の幼馴染として真っ直ぐに愛おしいという気持ちを持っている、ということと、その新の素直さや、真っ直ぐさに、僕自身が持っているものを上手く使ってほしい、と。僕自身を吹き込ませてほしい、と言っていただきました。――瀬名監督から新役に瀬戸さんを起用した理由は聞きましたか?もともと瀬名監督の中に何人か新役の候補がいらっしゃったようなんですけど、その中の一人目として僕と食事をする機会を作ってくださって。そのときは本当に他愛のない世間話をしたんですけど、その食事会の最中に「君と一緒にやりたい」と言ってくださいました。それで後日、なぜ僕に決めてくださったんですか?って聞いたら、「新のように素直で真っ直ぐな人柄を感じて決めました」とおっしゃってました(照笑)。――瀬名監督は一緒に仕事をしてみて、どんな方だと思いましたか?第一に、愛のある素敵な方だな、という印象があります。作品やキャラクターに対してはもちろんなんですけど、それを演じる僕らに対しても愛をくださる方です。ラストシーンのアフレコのとき、最初、監督はベースの方にいたんですけど、いよいよラストシーンを録る、ってなったときに、僕と松本さんがいる録音ブースの方へ来てくださって。それで、ベースとブースをつなぐ音を切って、3人だけで話す時間を作ってくださいました。そこで改めてこの作品に対する想いや、僕らへの想いを話してくださって、瀬名さんのこの作品へ懸ける想いをひしひしと感じて。絶対に瀬名さんの期待に応えたい、という、その一心で挑みました。(c)「君は彼方」製作委員会――主人公・澪はどんな人だと感じましたか?めちゃめちゃ共感できました(笑)。澪は誰もが感じることを体現しているキャラクターだと思います。言葉にしないといけないことを、面倒くさいとか、恥ずかしいと思って避けてしまうところとか。――演じた松本さんはわりと思ったことをはっきりと伝えるタイプみたいですが。そうらしいですね(笑)。なので、そこは新と澪とは逆で、僕の方が澪に似ていて、松本さんの方が新に似ているのかなと思います。でも、自分の気持ちを伝えるのが恥ずかしい、と感じてしまう人の方が多数だと思うので、観る方は澪に共感してもらえると思います。――松本さんの印象も教えてください。僕の中でイメージをしていた澪の声が、松本さんの声そのものだったで、一緒にアフレコをして、その第一声を聞いた瞬間に「うわっ!澪だ!」って思いました。僕は声優のお仕事が初めてでしたが、松本さんは経験者ということもあって、さすがだな、と思う部分がありました。僕はしがみついていくだけで精一杯でした(苦笑)。2人のシーンを録る前に、瀬名監督が「エチュードをしよう」と言ってくださって。それでデートシーンを声だけじゃなくて、動きもつけてやるという時間があったので、そこでコミュニケーションも取れて緊張も解れました。監督には本当に感謝です。それをやれたか、やれなかったかで、たぶん劇中のデートシーンも変わってきたと思うので、良かったな、と思いました。大切な人に想いを伝えることは大事――本作は池袋の風景をリアルに再現しているところも見どころですが、瀬戸さんは実際にアニメを観て、どのように感じましたか?実際にある建物なども登場するので、それを知っている人は不思議な感覚になると思います。知らない方にも、この作品を通して“アニメの聖地”でもある池袋を知る機会となってくれたらと思います。僕自身、以前、池袋の周辺に住んでいたこともあって、思い出もある場所なので、そこが舞台になるのは嬉しかったです。――瀬戸さんにとっての思い出が詰まった場所はどこになりますか?地元の公園かな。すごく広いんですけど、遊具とかはあまりなくて、ただの敷地みたいな感じのところで。中学生の頃とか、僕自身は反抗期がなかったんですけど、友達の家出に付き合ってそこに泊まったり。僕は親ともケンカしていないし、悪いこともしていなんだけど、放っておけなくて(笑)。最近はなかなか帰れていないんですけど、地元の友達と遊びに行くときは、今でもその公園に集合したりもするので、すごく思い出深いです。――澪や新と同じ、高校時代での印象的な出来事はありますか?文化祭です。それも自分の学校のではなくて、友達の学校の文化祭に行くのが好きだった、というか、それを楽しみに高校生活を頑張っていました。僕、同じ高校の友達より、中学の頃からの友達とずっと遊んでいたので、高校は放課後にその友達たちと会うのが楽しみという感じで。ただそれに関しては後悔もあって、やり直せるならやり直したい、と思うくらい。なので、今、現役の学生の人たちには、本当に学生生活を楽しんでほしいな、と強く思います。後悔のない時間を送ってほしいです。大人になってしまうと、あの頃のようには遊べなくなってしまいますからね。――本作への出演が決まった際、“誰もが本来の自分を探すヒント、向き合える作品だと感じました”とコメントされていましたが、瀬戸さん自身がこの作品を通して、改めて自分と向き合ったところはありましたか?大切な人にしっかりと気持ちを伝える、ということは、改めて大事だと思いました。僕自身、仲がいい人ほど、照れくさくてなかなかそういう言葉を言えなかったりするので。なので、そういう人たちに感謝の気持ちを伝えたいな、と思いました。――実際に誰かに伝えましたか?親にはすぐに伝えました。ただ友達にはまだできていないです(苦笑)。でも映画が公開したら友達にも観てもらって、それで気持ちを伝えようかな、と思います。――本作はコロナ禍を経て、より作品に込められたメッセージが強くなった気がします。そう思います。このご時世になって、直接会うということが、そんなに簡単にできることではなくなってしまいました。だからこそ、会える時間を大事にして、気持ちを伝えてほしいな、と思います。――最後に改めて本作の見どころを教えてください。映像美はもちろんなのですが、やっぱり大切な人に想いを伝えることは大事なんだ、ということが一番に伝われば、と思っています。個人的には観ていただくのは楽しみでもあり、不安な気持ちもあるのですが、観たあとに、自分も大切な人に気持ちを伝えたい、と思ってもらえたら嬉しいです。――ちなみにアニメ好きの瀬戸さんとしての見どころは?殯(もがり/竹中直人)と澪のシーンです。アニメーションならではの画でもあると思いますし、ハラハラドキドキします。詳しくは言えないのですが、あのシーンはぜひ観てほしいシーンの一つです。「この声が瀬戸さん?」と一瞬、疑ってしまうほど、声優初挑戦にも関わらず、新というキャラクターになりきっていた瀬戸さん。“大切な人には、会えるときにその想いを伝えておく”という作品に込められたメッセージとともに、瀬戸さんが命を吹き込んだ新を劇場で感じてほしいです。取材・文:瀧本 幸恵映画『君は彼方』11月27日(金)全国ロードショー
2020年11月27日岩井秀人率いる「ハイバイ」の代表作『投げられやすい石』が11月18日(水)に開幕する。自らのひきこもり時代を、笑いも交えながら掘り進めた『ヒッキー・カンクーントルネード』や、自らの家族が抱えていた痛みや悲しみを、幾重にも重ねて舞台に乗せた『て』など、自分史をさまざまな手法で舞台化してきた岩井。最近では何らかの台本を俳優陣に渡し、その場で本読み稽古を始めてしまう企画「いきなり本読み!」が注目を浴びている。これまで黒木華や神木隆之介、松本穂香やユースケ・サンタマリアなど、個性豊かな顔ぶれが参戦して話題となった。そんな中、今回再演される『投げられやすい石』は、岩井自身の自分史ではない。だが、初演された2008年時点での彼の実感や葛藤が、実に色濃く練り込まれた異色作である。今回は4人の若手俳優が、本作品に体当たりで臨む。美大生の頃、周囲から天才としてもてはやされていた「佐藤」という男が姿を消した。あまりの天才ぶりから「海外へ修行に行った」説や、「あまりの芸術性の高さに発狂した」説が大いに飛び交い、人々は佐藤の失踪を納得する。しかし2年後のある日、ごくごく凡人の友人「山田」のもとに、佐藤から突然連絡が入る。再会した佐藤は憔悴しきっていて、かつての自信満々な姿はどこにもなかった——。『投げられやすい石』2011年公演より(C)曳野若菜劇中、佐藤はひどい目に遭いまくる。秀逸なのは物語序盤の、コンビニ店員との攻防だ。きわめて高圧的な店員と、徹頭徹尾挙動不審の佐藤。かつて自らの才能で輝いていた男の末路として、まずガツンと観客の胸を刺す。果たして、彼を輝かせ、彼を貶めたものは何なのか。あの頃自分たちが信じ切っていた「才能」とは何だったのか。山田と佐藤とともに、観客もそれを問い直す。コロナ禍でいくつかの公演中止を余儀なくされた岩井が、今回は客席側にも工夫を凝らす。ハイバイ初の試みとして「通常席」と、両隣1席空けの「ゆったり席」の2種類のチケットを用意したのだ。また、22日(日)には劇作家の加藤拓也、俳優の藤原季節と松本穂香を迎えてのアフタートークが企画されている。公演は11月24日(火)まで、東京芸術劇場シアターイーストにて。長野・三重公演あり。文:小川志津子ハイバイ『投げられやすい石』作・演出:岩井秀人出演:井上向日葵 / 岩男海史 / 町田悠宇 / 山脇辰哉【東京公演】2020年11月18日(水)~2020年11月24日(火)会場:東京芸術劇場 シアターイースト※11月21日(土)公演は映像収録あり、後日有料配信予定【長野公演】2020年11月28日(土)・29日(日)会場:サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター 小ホール【三重公演】2020年12月5日(土)・6日(日)会場:三重県文化会館 小ホール
2020年11月18日お笑い特番「コントの日」3回目となる今年は、「コントの日 2020 新しい生活」として11月23日(月・祝)に放送。この度、松本穂香が同番組にゲスト出演することが明らかになった。日本コント協会会長・ビートたけしをはじめ、秋山竜次(ロバート)、劇団ひとり、斉藤慎二(ジャングルポケット)、新川優愛、「チョコレートプラネット」、「東京03」、「ハナコ」、「ロッチ」といった会員の出演が決定している今回。新たにゲスト出演者として参加が決定した女優・松本さんは「昔からコントに出ることが夢だったので、『コントの日』で初めてのコントに挑戦させて頂き、幸せな気持ちでいっぱいでした」と念願が叶ったそう。「今回、劇団ひとりさん、ロバート秋山さんとご一緒させて頂いたのですが、お二人共、立っているだけで何故か面白く、笑いをこらえるのに必死でした」とメンバーについても明かしている。ほかにも、飯尾和樹(ずん)、上田航平(ゾフィー)、「空気階段」、林田洋平(ザ・マミィ)、森本晋太郎(トンツカタン)といった芸人ゲストも出演。飯尾さんは「面白い人達とコントが出来る。贅沢すぎて…頸動脈ドックン死にそうでした」と参加をふり返り、「空気階段」の2人も「最前線コント師、豪華セットの中に混ぜていただいて今いるのが現実世界なのかコントの世界なのかわからなくなりました」(水川かたまり)、「コントはとんでもなく楽しかったです!!!」(鈴木もぐら)とコメントしている。「コントの日 2020 新しい生活」は11月23日(月・祝)21時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2020年11月12日「これだけ時代劇がなくなっていくなかで、料理や衣装にこだわり抜いた大作ができたことが、歌舞伎という時代劇の世界で生きる役者として純粋にうれしいんです」歌舞伎界のみならず、俳優としても活躍する中村獅童(48)。最新作はシリーズ累計発行部数400万部を超える時代小説が原作の映画『みをつくし料理帖』(10月16日公開)だ。女料理人・澪と幼なじみの野江の数奇な運命を、まごころあふれる料理を通して描く本作で、獅童が演じるのは遊郭の料理番・又次。原作でも人気の高いキャラクターだ。「又次は寡黙だけど、誠実で優しくて強さもある。いわゆる昔の日本のいい男。台本に書かれていない行間を埋めるのが大事ではないかと、立ち姿や言動から生きざまが匂い立つような男を意識しました。歌舞伎もそうですが、形だけやっても嘘になる。気持ちがあって初めて美しいものになるんです」澪と野江を演じた、松本穂香(23)と奈緒(25)と共演した印象を聞くと……。「撮影中に私語を交わした記憶がなくて。それぐらい、2人ともその役にしか見えなかったし、一緒にやっていると自然とその世界観に入れるんです。この前、テレビで着物姿じゃない奈緒ちゃんを見て、『あー、こういう人なんだ』と初めて知りました(笑)」最後の監督作品だという角川春樹には、同氏のプロデュースの『男たちの大和/YAMATO』に駆け出しのころ抜擢された大恩がある。「角川さんとは母が俳句友達だった関係で、まだ芽が出てないころから『いつか獅童の時代がくるよ』と勇気付けられました。今回も『又次は獅童以外に考えられない』とおっしゃっていただいて、プレッシャーもありましたが、子どものころから角川映画を見て育った世代なので、役者冥利に尽きます」いまや唯一無二の存在感を放つ獅童だが、古典芸能の未来にも危機感を覚え、若い世代にも見てもらおうと、初音ミクとのコラボ歌舞伎など、新しい挑戦を続けている。一方で、YouTubeの『中村獅童一家チャンネル』では、家族と過ごす素顔ものぞかせる。「SNSの普及で、芸能に夢を求める時代は終わりました。だけど、僕が肺腺がんを克服したとき、同じ病気の方から『あなたの元気な姿が僕らの勇気につながる』と言っていただいて。現実でもみんなを笑顔にできるなら、本名の小川幹弘の姿も見ていただこうと決めました」獅童の決断は、これからの時代の芸能のあり方なのかもしれない。「女性自身」2020年10月27日号 掲載
2020年10月19日撮影前、顔を合わせた瞬間からお喋りが止まらない松本穂香さんと奈緒さん。二人が仲を深めるきっかけになったのは、楽屋を共にして撮影に挑んだ角川春樹監督最後の監督作、映画『みをつくし料理帖』。松本:ベテランのキャストが揃う中、私が主演でいいの?と真っ先に思いました。でも監督は、これまでの私のお芝居を見た上でお声がけくださったそうなので、不安を拭ってやり抜こうと決めたんです。奈緒:角川監督は怖い方かと思っていましたが(笑)、初めてお会いした日、笑顔でいろんなお話をしてくださって。とても優しい方でした。松本さんは江戸で料理人をする澪を、奈緒さんは遊郭で花魁(おいらん)・あさひ太夫と名乗る野江を演じている。二人はかつて生き別れた幼馴染みだ。松本:澪は、自分の大切にしていることや仕事に対する志をしっかり持っていて、そういう思いを表に出すのではなく内に秘めている女性。役作りにおいてその意志の強さは、「何があってもずっと一緒や」と約束した野江ちゃんのことを思いながら演じることで、おのずと表現となってにじみ出てくると信じて撮影に臨みました。普段の役作りでも、何か一つブレない軸を心に留めておくことを意識しているんです。奈緒:野江はすごく大きな孤独と寂しさを抱えた女性ですが、でも、生きることを絶対に諦めない人。生活が困難な時代で美しく生き抜く花魁は憧れの役でしたが、悩むことも多くて、撮影中は楽しい思い出もあるけど不甲斐ない思いもたくさん。同世代の松本さんにずいぶん助けられたと思う。完成作を見た時はクランクアップからまだ日が浅く、生傷が残ったまま見たので、顔を覆って指の隙間から見たいぐらいでした(笑)。松本:自分の足りない部分とかが目についちゃって客観的には見られないよね。でも、現場で撮影を見ていた時、あさひ太夫さんの目線の動かし方は素晴らしかったです!奈緒:言えないことが多い女性なので、目線の演技は意識していたの。だからそう言われると照れるけど嬉しいです。習っていた日本舞踊の動きが役に立ったところもあると思います。松本さんは、見ている人に“澪は本当にいるかも”と信じさせる力のある人。生まれ持ったものに加え、お芝居の力と人柄から生まれた美しい目がとても魅力的でした。松本:泣いちゃいそう…。本編には澪が作る美しい料理が次々と登場するが、ところで二人にとっての思い出の料理とは?奈緒:初めてお母さんに教えてもらった九州のちょっと甘い筑前煮かな。この先も私はずっと、母の味を引き継いで作り続けるんだと思います。松本:私は…カレーかな。奈緒:私が一番好きな食べ物!松本:実は二人でいつかキャンプに行こうと話しているんです。奈緒:そこでカレーを振る舞ってくれる約束だもんね。これは思い出の料理になる!え…期待、重い?松本:頑張って作るね!(笑)映画『みをつくし料理帖』製作・監督/角川春樹原作/高田郁『みをつくし料理帖』出演/松本穂香、奈緒ほか10月16日より全国公開。幼い頃に生き別れた澪と野江。10年後、澪は料理人に、野江は幻の花魁として名を知らしめていた。松本さん・シューズ¥86,000(ジミー チュウ TEL:0120・013・700)イヤリング¥54,000リング、左手人差し指¥80,000右手中指、ゴールド¥50,000右手中指¥48,000(以上ボロロ)まつもと・ほのか1997年2月5日生まれ、大阪府出身。公開中の映画『青くて痛くて脆い』や『君が世界のはじまり』など今年は5本の映画と、『竜の道 二つの顔の復讐者』など2本のテレビドラマに出演。なお1995年2月10日生まれ、福岡県出身。10月27日から放送開始のドラマ『姉ちゃんの恋人』(カンテレ・CX系)に出演。また、出演映画『君は永遠にそいつらより若い』が2021年公開予定。※『anan』2020年10月21日号より。写真・土佐麻理子ヘア&メイク・橘 房図取材、文・北條尚子(by anan編集部)
2020年10月18日松本穂香と瀬戸利樹が参加する池袋を舞台にしたオリジナル長編アニメ映画『君は彼方』の新たなキャストが発表。予告編と本ポスタービジュアルも公開された。アニメーション初の主役を務める松本さんが主人公・澪を、その幼なじみの新を瀬戸さんが演じるほか、早見沙織、小倉唯、山寺宏一、大谷育江と豪華声優が出演することが決定している本作。今回新たに明らかになったキャストは、澪を支える優しい駄菓子屋の森おばあちゃん役の夏木マリ、<世の境>の番人・殯役の竹中直人、怪しい占い師・織夏役の土屋アンナ、澪の母・宮益沙智役の仙道敦子、忘れ物口の係員役の「TKO」の木本武宏。「池袋という街は、私の故郷」そう語る夏木さんは「主人公、澪ちゃんにとって神様のような存在でしょうか、、駄菓子屋の森おばあちゃん、澪ちゃんが強い思いを持って望む世界にいける様に後押ししますが、おばぁちゃんは何者なのでしょう、、、私自身、青春を過ごした池袋あの場所で楽しみながら演らせていただきました」と収録をふり返る。竹中さんも「私の演じる【殯】があまりにも恐ろしい化け物で驚きました。そのキャラクターデザインに負けないようにと瀬名監督がぼくに『もっとテンション上げて!もっと!もっと!全然足りない!もっと上げて!もっと!もっと!もっと!』と叫び続け、そのまま意識を失ってしまった事をなつかしく思い出します。想像を超える楽しいアフレコ現場でした」と収録について語った。土屋さんは「台本を読み終えた瞬間にこの作品のメッセージに心を奪われました」と言い、「人生、時間をかけがえのないものだと重じて生きようと背中を押してくれる作品だと思います」とコメント。仙道さんは「当日は以前親子役でご一緒した大好きな松本穂香ちゃんとの再会も出来て、本当に嬉しい時間を過ごしました」とふり返り、木本さんは、監督から木本さんだと分からないようにして欲しいと言われたそうで「現場では『いいです!木本さんじゃない!』という声を頂くまで必死でやりました。いい経験でめちゃくちゃ楽しかったです」と感想を述べた。到着した予告編では、澪と新、そして親友の円佳との複雑な思いから物語が始まる本映像。3人の微妙な関係から逃げるように過ごしていた澪はある日、突然事故に遭ってしまい、意識を取り戻すとそこは、いつもと違う池袋の街並が――。不思議な世界<世の境>に迷い込んでしまった澪は、元の世界に戻るために必要な“大切な思い出”を探すことに。番人が立ちはだかったり、ヘンテコなガイド・ギーモンが登場したり。今回発表されたキャストたちが演じるキャラクターにも注目だ。さらに、青空と夕景の間から飛び出す澪と新が描かれた本ポスタービジュアルも到着した。『君は彼方』は11月27日(金)よりTOHOシネマズ池袋ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:君は彼方 2020年11月27日よりTOHOシネマズ池袋ほか全国にて公開©「君は彼方」製作委員会
2020年10月12日小学館より発行され人気シリーズとなっている、被写体と写真家がタッグを組み制作する写真集「アートブックコレクション」より、新シリーズ「アートブックコレクション・アクトレス」の刊行が決定。その名の通り被写体を女優に絞ったこのシリーズの第一弾として、女優・松本穂香さんと写真家・川島小鳥さんのコラボレーションが実現。そして、今回、11月9日の写真集の発売に先駆け、刊行記念写真展「ジェラートってなに? 展」が10月9日より、渋谷パルコ(PARCO)1階の「COMINGSOON」にて開催される。今回の写真集のタイトルは、撮影中に温泉街でジェラートを食べた松本穂香がふと書いた「ジェラートってなに? 」という疑問が採用されたそう。かわいい!本展では、ロケ地となった長野県松本市の温泉街や上田市市街地、高原の広大な自然の中で川島小鳥が撮り下ろした写真50点以上を展示。写真集に掲載していないショットも並ぶ。また、会場とオンラインショップ限定で、写真集付きA3サイズアクリルフォト(松本穂香・川島小鳥サイン付き / 3万円)を受注販売するほか、本展限定のTシャツ、キーホルダー、グラス、サコッシュ、ステッカーなど、ここでしか買うことのできないグッズも登場。ラインアップには、レトロな温泉地を連想させる“オリジナルの牛乳瓶入りプリン”もあり、こちらも必見だ。松本穂香、川島小鳥のふたりのタッグから生まれた、ゆるく、ゆったりとした空気感の漂う展覧会。ぜひ、会場で楽しんでみて。【開催概要】アートブックコレクション・アクトレス松本穂香×川島小鳥「ジェラートってなに? 展」会期:10月9日~10月14日(会期中無休)会場:COMINGSOON住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ1F時間:11:00~21:00(※最終日10/14は、~18:00)TEL:03-6809-0964URL:入場無料※店内の混雑状況により入場制限をする場合がある。【書籍情報】アートブックコレクション・アクトレス 松本穂香× 川島小鳥『ジェラートってなに? 』11月9日発売撮影:川島小鳥発行:小学館価格:定価1,200円>>その他の渋谷パルコの記事はこちらから
2020年10月08日第12回TAMA映画賞 受賞作品・受賞者が8日、明らかになった。最優秀作品賞には『海辺の映画館-キネマの玉手箱』『ラストレター』が選出された。同映画賞は、多摩市及び、近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる"いきのいい"作品・監督・俳優を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰」するもの。最優秀作品賞には、「戦争とは何かを明示しつつ、映画の未来は明るいと観客に希望を託した」として、大林宣彦監督の『海辺の映画館-キネマの玉手箱』、及び「初恋の記憶が手紙に呼び起こされ、人生を歩みつづける希望として現在に差し込んでいくさまを、瑞々しい映像で描きあげた」と、岩井俊二監督の『ラストレター』が選ばれた。『ラストレター』主演の福山雅治は最優秀男優賞、出演の森七菜は最優秀新進女優賞に。また、『喜劇 愛妻物語』の濱田岳、水川あさみがそれぞれ最優秀男優・女優賞に選ばれ、『MOTHER マザー』『コンフィデンスマンJPプリンセス編』の長澤まさみも最優秀女優賞に輝いた。最優秀新進男優賞には、宮沢氷魚と北村匠海、最優秀新進女優賞には森に加え松本穂香が選出された。■最優秀作品賞『海辺の映画館-キネマの玉手箱』(大林宣彦監督、及びスタッフ・キャスト一同)『ラストレター』(岩井俊二監督、及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞城定秀夫監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『アルプススタンドのはしの方』)岩井澤健治監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『音楽』)■最優秀男優賞福山雅治 (『ラストレター』『マチネの終わりに』)濱田岳 (『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『コンフィデンスマンJPプリンセス編』ほか)■最優秀女優賞水川あさみ (『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『ミッドナイトスワン』)長澤まさみ (『MOTHER マザー』『コンフィデンスマンJPプリンセス編』)■最優秀新進監督賞HIKARI監督 (『37セカンズ』)ふくだももこ監督 (『君が世界のはじまり』)■最優秀新進男優賞宮沢氷魚 (『his』)北村匠海 (『サヨナラまでの30分』『思い、思われ、ふり、ふられ』『影踏み』ほか)■最優秀新進女優賞松本穂香 (『君が世界のはじまり』『わたしは光をにぎっている』『酔うと化け物になる父がつらい』『his』ほか)森七菜 (『ラストレター』『青くて痛くて脆い』『地獄少女』『最初の晩餐』)
2020年10月08日市民がつくる映画ファンの祭典「第30回映画祭 TAMA CINEMA FORUM」が11月に開催。これに先駆け、「第12回TAMA映画賞」の受賞作品・受賞者が発表された。「TAMA映画賞」は2009年にスタートし、前年10月から当年9月に一般劇場で公開される作品及び監督・キャスト・スタッフを対象に、市民ボランティアの実行委員が選考。「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰する。本年度最も活力溢れる作品の監督及びスタッフ・キャストに対し表彰される、「最優秀作品賞」に選ばれたのは、大林宣彦監督が20年振りに尾道を舞台に贈る映画『海辺の映画館-キネマの玉手箱』と、豪華俳優が出演する岩井俊二監督によるオリジナルラブストーリー『ラストレター』。受賞理由については「大林監督の壮大かつ鮮烈なイマジネーションが炸裂し、戦争とは何かを明示しつつ、映画の未来は明るいと観客に希望を託した」(『海辺の映画館-キネマの玉手箱』)、「初恋の記憶が『手紙』に呼び起こされ、人生を歩みつづける希望として現在に差し込んでいくさまを、瑞々しい映像で描きあげた」(『ラストレター』)と説明。また、本年度最も心に残った男優・女優を表彰する「最優秀男優賞」と「最優秀女優賞」には、福山雅治と濱田岳、水川あさみと長澤まさみ。さらに、本年度最も飛躍した男優・女優、もしくは顕著な活躍をした新人男優・新人女優を表彰する「最優秀新進男優賞」と「最優秀新進女優賞」には、宮沢氷魚、北村匠海、松本穂香、森七菜が決定した。第12回TAMA映画賞受賞作品・受賞者一覧●最優秀作品賞『海辺の映画館-キネマの玉手箱』(大林宣彦監督、及びスタッフ・キャスト一同)『ラストレター』(岩井俊二監督、及びスタッフ・キャスト一同)●特別賞城定秀夫監督、及びスタッフ・キャスト一同(『アルプススタンドのはしの方』)岩井澤健治監督、及びスタッフ・キャスト一同(『音楽』)●最優秀男優賞福山雅治(『ラストレター』『マチネの終わりに』)濱田岳(『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『コンフィデンスマン JP プリンセス編』ほか)●最優秀女優賞水川あさみ(『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『ミッドナイトスワン』)長澤まさみ(『MOTHER マザー』『コンフィデンスマン JP プリンセス編』)●最優秀新進監督賞HIKARI監督(『37 セカンズ』)ふくだももこ監督(『君が世界のはじまり』)●最優秀新進男優賞宮沢氷魚(『his』)北村匠海(『サヨナラまでの30分』『思い、思われ、ふり、ふられ』『影踏み』ほか)●最優秀新進女優賞松本穂香(『君が世界のはじまり』『わたしは光をにぎっている』『酔うと化け物になる父がつらい』『his』ほか)森七菜(『ラストレター』『青くて痛くて脆い』『地獄少女』『最初の晩餐』)「第30回映画祭 TAMA CINEMA FORUM」各種上映プログラムは11月21日(土)~26日(木)東京都多摩市内2会場にて、TAMA 映画賞授賞式は11月29日(日)府中の森芸術劇場 どりーむホールにて開催。(cinemacafe.net)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会
2020年10月08日玉木宏と高橋一生が、親の復讐を果たそうとする兄弟を演じる「竜の道 二つの顔の復讐者」の6話が9月1日放送。少しずつ距離が生まれ始めた竜一と竜二の関係性を不安視する声や、まゆみと美佐の静かな“対決”に視聴者の注目が集まっている。白川道による未完の同名小説をオリジナル展開で結末まで描く本作。キャストは養父母を自殺に追いやった運送会社社長に復讐を誓う双子の兄・竜一に玉木さん、弟・竜二に高橋さん。2人とは血のつながりのない妹・吉江美佐に松本穂香、竜一と竜二が復讐を誓う運送会社・キリシマ急便の社長・霧島源平に遠藤憲一、その娘で竜二に惹かれていくまゆみに松本まりか、父に反旗を翻す源平の息子・晃に細田善彦、竜一がブラジルから連れてきた遠山凛子に奈緒、源平の妻・芙有子に斉藤由貴、巨大ヤクザ組織会長・曽根村始に西郷輝彦といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。晃を利用して竜一がクーデター計画を進めるなか、芙有子が心筋梗塞で倒れ源平は激しく動揺。竜一はそれを利用しようと取締役会を早めるが、芙有子の本心を知った晃が翻意したことでクーデターは失敗に終わる。一方、竜二と本気で付き合うことにしたまゆみは美佐の学校を訪れるというストーリーが展開。何やら言いたげなまゆみに「謝りたいんなら…ゆっくり聞きますよ」と食事に誘う美佐。その姿に「ほんっっっと心臓強いな妹」「松本vs松本静かな対決」「妹ちゃん、対応が「先生」て感じだね~」などの声が。その後、食事に向かった2人だがそこに芙有子が倒れたという報が。その夜、霧島家に竜一、竜二、美佐、まゆみ、晃の5人が揃う。主人の源平と芙有子不在の霧島家で食卓を囲む5人。そこで竜一は竜二の過去をまゆみと晃に話すよう勧める。その後芙有子が亡くなったと連絡が入る…という展開に。強引に源平潰しを進める竜一に対し、微妙な表情を浮かべ始める竜二。さらに竜一にもう人殺しをさせないだと言いながら、晃を裏切ろうとした役員の事を隠すなど、2人の仲に亀裂が入る気配も。「竜二くんもお兄ちゃんの悪党発言に無理を感じている顔をしてる」「霧島に情が湧いたと、ミサのことでの嫉妬か?」「竜二と竜一の間にズレが生じてきたぞ…」といった反応も多数寄せられており、今後の展開を「誰も幸せにならない結末」と心配する視聴者も現れている。(笠緒)
2020年09月01日映画『青くて痛くて脆い』(8月28日公開)の初日舞台挨拶が28日に都内で行われ、吉沢亮、杉咲花、岡山天音、松本穂香、森七菜、狩山俊輔監督が登場した。作はデビュー作『君の膵臓をたべたい』が大ヒットした小説家・住野よるの同名小説の実写化作。人付き合いが苦手な大学生・田端楓(吉沢)と、空気の読めない発言ばかりで周囲から浮きまくっている秋好寿乃(杉咲)は、「世界を変える」という大それた目標を掲げる秘密結社サークル「モアイ」を作るが、秋好は“この世界”からいなくなってしまう。社会人とのコネ作りや企業への媚売りを目的とした意識高い系就活サークルに成り下がったモアイで、楓は秋好が叶えたかった夢を取り戻すために親友や後輩と手を組み「モアイ奪還計画」を企む。作品の内容にからめた「人生最大の嘘」というトークテーマでは、森が「私はこれが嘘なのかどうなのか判定していただきたい」と言いながら、「去年撮影中に(声優を務めた)『天気の子』という映画が公開されていまして、自分でも本気で晴れ女だと思ってるんです。でも、周りの人から『晴れ女って、嘘ついてるんじゃない?』と言われて。晴れ女として働いて、この現場も晴れにしたつもりでいた」と熱弁する。「どういうこと!?」と戸惑うキャスト陣に、改めて森は「外の撮影が多かったじゃないですか。それが晴れになったのも、私のおかげだと思ってるんです。それは、私のおかげだと思いますか? おかげじゃないとしたら、私は嘘をついていたことになる」と問いかける。杉咲が「本当に、雨が降ってた日もあったけど、森七菜ちゃんが現場に来た時は本当に晴れたんです。スタッフさんたちと一緒に『天気の子が来たからだ』という話をしてたんです。だから、嘘じゃないです!」と力強く断言。森は「じゃあ、私は人生で嘘をついたことがないです!」と安心し、吉沢は「つえ~な~」と感心していた。また、杉咲は親についた嘘のエピソードを披露。「小さい頃に、ポテトがすごい好きで母と一緒によく食べてたんですけど、カリカリのポテトとふにゃっとしてるポテトがあるじゃないですか。母がふにゃっとしたポテトがすごく好きで、ふにゃふにゃのを見つけ出すと喜んでくれるのが嬉しくて、見えないところで指でつぶして『あったよ~!』と渡してたの、嘘ついてました」と語り、周囲はほっこりした雰囲気に。森は爆笑して「私、大好きです! もう1回してほしい!」とツボにはまった様子だった。
2020年08月28日映画『青くて痛くて脆い』(8月28日公開)の初日舞台挨拶が28日に都内で行われ、吉沢亮、杉咲花、岡山天音、松本穂香、森七菜、狩山俊輔監督が登場した。作はデビュー作『君の膵臓をたべたい』が大ヒットした小説家・住野よるの同名小説の実写化作。人付き合いが苦手な大学生・田端楓(吉沢)と、空気の読めない発言ばかりで周囲から浮きまくっている秋好寿乃(杉咲)は、「世界を変える」という大それた目標を掲げる秘密結社サークル「モアイ」を作るが、秋好は“この世界”からいなくなってしまう。社会人とのコネ作りや企業への媚売りを目的とした意識高い系就活サークルに成り下がったモアイで、楓は秋好が叶えたかった夢を取り戻すために親友や後輩と手を組み「モアイ奪還計画」を企む。吉沢と杉咲が笑い合うシーンではなかなか自然に笑うことが難しかったというが、杉咲はデビュー時の吉沢のエピソードにより笑えたと感謝。吉沢は「デビューした時も爆笑しなきゃいけないシーンがあって、お芝居で笑うという感覚がわからなかったので、目もガン開きで口もガッと開いてたら、1人だけホラー映画みたいになってましたね」とその様子を再現し、「気持ち悪~って思った瞬間でしたね」と苦笑した。また、「人生でついた最大の嘘」というトークテーマでは、「今日も朝から番組に出させてもらって話題になったんですけど、いたるところで『バッタが苦手だ』という話をしてて。『人生でバッタに4回泣かされた』とか、『撮影中もバッタが出て叫びまわった』とか……」と話し始める。「それは本当なんですけど、最近、ど田舎の緑しか見えないロケの撮影をずっとしてて、もう、そんなのしかいないんですよ。当たり前の空間で生活してて、そうなってくると慣れるんですよね」とまさかの展開。以前はバッタを見て叫んでいたという吉沢だが、最近は「うわ、だる。くらい」と明かし、「今朝も、僕はバッタの話題で『バッタ大っ嫌い』と言いながら、でもちょっと克服してんだよな、という申し訳なさ」と心境を吐露。これまでにもバッタ嫌いの話をたくさんしてきているために「ファンの方の中では、吉沢亮イコールバッタ、くらいになってるかもしれない。そんな中で乗り越えちゃった悲しさ……」と話術を駆使し、最後には「よくしゃべり切りましたね、僕。このテンションで。いいですか? こんなので」と確認していた。
2020年08月28日玉木宏と高橋一生が親の仇に復讐を誓った双子を演じ、松本まりか、松本穂香らも共演する「竜の道 二つの顔の復讐者」の5話が8月25日放送。松本さん演じるまゆみの変化と“笑顔”。そしてラストの兄弟の“涙の抱擁”にも多くの反応が集まっている。本作は白川道による未完の同名小説をオリジナル展開と共に結末まで描いていくもので、養父母を自殺に追いやった運送会社社長に復讐を誓う双子の兄弟の復讐劇が展開。復讐のために裏社会の力を借り、顔も名前も変えコンサルタント社長として生きる主人公・矢端竜一に玉木さん、竜一の双子の弟で運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚となった竜二に高橋さん。2人と血のつながりがない妹の吉江美佐に松本穂香。竜一と竜二が復讐を誓うキリシマ急便社長・霧島源平には遠藤憲一。源平の息子の晃に細田善彦。源平の娘でフードコーディネーターのまゆみに松本まりか。竜一とも源平ともつながる巨大ヤクザ組織会長・曽根村始に西郷輝彦といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。両親の自殺の原因を知ってしまった美佐から、まゆみに近づいたのはキリシマ急便への復讐が目的なのではないかと問い詰められた竜二。その場は何とかやり過ごすも、美佐が密かに竜一を頼りにしていることに気づく。その後、竜二は視察という名目でキリシマ急便へ。国交省での自分の立場を示すことで源平にプレッシャーをかけようとする竜二だが、源平から思わぬ反撃を受けることに。一方、竜一は晃を使って源平を追い出すクーデター計画を進めていくが、自分の復讐計画が美佐や周りの人間を巻き込んでいくことに内心で苦しむ。さらに憎しみに耐えながら源平と良好な関係を築こうとする竜二を気の毒に思い、竜二に対して「ある提案」を持ちかける…というストーリーが展開。竜二と出会ったことで変わっていくまゆみ。竜二が幼い頃に親に捨てられたことを聞き、これまでになかった表情を浮かべると、店のワインをまずいと言って「ワインのおいしい店知ってるけど…今度行くなら」と次のデートに誘う。竜二が「次、一緒に行こう」と快諾すると一瞬笑顔を見せる…。このシーンに「最初はホンマに憎たらしかったけど、柔らかくなったなー」「まゆみ、本当にキャラ変わってきたな」などSNSにはまゆみの変化に触れる声が。また「まゆみは幸せにしてあげて」「まゆみお嬢様には、どうか幸せになって欲しい」「ちょっとはにかんで嬉しそうに笑うまゆみ見てると気の毒に思ってしまう」など、今後復讐に巻き込まれていくまゆみを心配する声も多数。一方、竜二が復讐を企てているのでは?と疑いはじめた美佐には「一番手ごわいのは美佐ちゃん」「美佐の追求が二人を追い詰める」といった反応も。計画が狂い出し、窮地に追い込まれ始める竜一と竜二は、美佐への想いもあってぶつかり合うものの、ラストでは竜二が「お前と俺は2人で1つ」と共に歩むことを誓い合い、涙の抱擁。この2人の姿に「最後の兄弟の抱擁シーンにグッときました」「竜一と竜二の最後の抱擁シーン泣けました」など感動の声が続々集まっている。(笠緒)
2020年08月25日玉木宏と高橋一生が、親の復讐を果たそうとする兄弟を演じる「竜の道 二つの顔の復讐者」の4話が8月18日放送。今回は松本まりか演じるまゆみと松本穂香演じる美佐、2人の“対決”と、美佐を巡る竜一と竜二の想いに多くの視聴者が想いを馳せている。養父母を自殺に追いやった運送会社社長に復讐を誓う双子の兄弟の姿を描いた、作家・白川道による未完の同名原作をオリジナル展開で結末までドラマ化する本作。整形し顔も名前も変え、さらに海外逃亡を経てコンサル会社社長として帰国、復讐を誓う運送会社・キリシマ急便に食い込もうとする竜一を玉木宏が、竜一の双子の弟で運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚となり、キリシマ急便の社長の娘に近づいていく竜二を高橋一生がそれぞれ演じる。また2人とは血のつながりのない妹で、小学校教師の道に進んだ吉江美佐を松本穂香が、竜一と竜二が復讐を誓う運送会社・キリシマ急便の社長・霧島源平には遠藤憲一、源平の跡取り息子の晃に細田善彦、娘で竜二と接近していくまゆみに松本まりか、竜一がブラジルから日本に連れてきた遠山凛子に奈緒、竜一に心酔し復讐のことを知りながらついていく砂川に今野浩喜。竜一と源平両方とつながるヤクザの会長・曽根村始に西郷輝彦といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美佐はまゆみからホームパーティーに招待される。そこで竜二がまゆみとの結婚を望んでいることを知った美佐は、自分が血のつながりのない妹だと明かす。するとまゆみの表情がこわばり、それから美佐の周囲にホストが現れ嫌がらせを始めるように。美佐がホストたちの店に行くとそこにはまゆみの姿が。まゆみから竜二が金目当てで自分に近づいたと言われた美佐は、自らの過去を調べ始め両親の死の真実を知る…というのが今回のストーリー。美佐を拉致し「誰からも愛されて、まっすぐ育ってきましたみたいな顔して、私の前をうろつかないでくれる」と言い放つまゆみに、「それは誰からも愛されないからまっすぐ育たなかったと言ってるの?」と切り返す美佐。「美佐はおしとやかで弱そうにみえて本当は芯の強い人」「まゆみお嬢様、悪女なの分かるんだけど、実は愛されるのを求めてるんじゃないか?と思わせる感じ」「美佐VSまゆみが激熱」と対照的な2人の姿に視聴者から様々な反応が。その後、美佐は竜一が差し向けた曽根村の手下によって助けられるが、竜一の正体を知らない美佐は彼のことが気になっていく。そんな美佐の様子を複雑な様子で見守る竜二…。「美佐ちゃん、竜一のこと気になっちゃってる??よね!」「美佐を巡って双子と三角関係になったらやだなぁ……辛すぎる」「竜一、竜二、美佐それぞれの思いが切なく、辛い」など、美佐を巡る竜一と竜二の関係性にも多くの視聴者が想いを巡らせている。(笠緒)
2020年08月18日吉沢亮と杉咲花がW主演し、岡山天音、松本穂香、清水尋也、森七菜ら若手キャストが出演する、毒々しさを孕んだ誰も見たことがない驚愕の青春サスペンス『青くて痛くて脆い』。先日、本作の主題歌「ユメミグサ」と映画の映像がコラボしたMVが公開された。本作は、デビュー作「君の膵臓をたべたい」が話題となった住野よるの第5作目となる同名小説の実写映画化。大切な仲間と居場所を奪われた大学生が、嘘と悪意にまみれながら復讐していく青春サスペンス。原作小説のテーマソングに続き、原作者たっての希望で、映画でも主題歌を担当したのが「BLUE ENCOUNT」。公開中のコラボMVでは、予告編にはないシーンも盛り込まれており、楽曲と本作の世界観が融合し、見どころ満載となっている。なお、この「BLUE ENCOUNT」が歌う「ユメミグサ」は、現在各配信サイトにて先行配信中。9月リリースのCDとは異なる配信用のアートワークも用意されている。『青くて痛くて脆い』は8月28日(金)より全国東宝系にて公開。「ユメミグサ」は9月2日(水)リリース。先行配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:青くて痛くて脆い 2020年8月28日より全国東宝系にて公開©2020「青くて痛くて脆い」製作委員会
2020年08月17日フリーアナウンサーの田中みな実が14日、芸能事務所・フラームに移籍したことを、同事務所の公式サイトを通じて発表した。フラームは、「この度、田中みな実が、8月15日よりフラームに所属することになりましたので、ご報告させていただきます」。続けて田中もコメントを載せ、「このたび、私、田中みな実は、お世話になりました『テイクオフ』を離れ、『フラーム』に所属することとなりましたので、ここにご報告いたします。放送局を退社して6年、仕事に対する考えや、やりたいことを尊重し、のびのびとやらせてくれた前事務所には、感謝の想いでいっぱいです」とTBS退社後を支えた前事務所・テイクオフへの思いをつづった。また、「あらゆるジャンルで仕事をするうちに、新たな分野に挑戦したいという意欲に駆られました」と移籍の経緯に触れ、「新しい環境に身を置き、より一層、自身を追求し邁進していく所存です」と決意を新たに。「今の自分を形成してくれたすべてをこれからも大切にしながら、今後の生き方を模索していければと思います」と意気込み、「今後とも変わらぬ応援のほど、よろしくお願い致します」と呼び掛けた。フラームは、広末涼子、山口紗弥加、戸田恵梨香、吉瀬美智子、有村架純、松本穂香といった人気女優を多数抱える芸能事務所。公式サイトには、すでに田中のプロフィールがアップされている。
2020年08月15日玉木宏と高橋一生が、親の復讐を果たそうとする兄弟を演じる「竜の道 二つの顔の復讐者」の2話が8月4日放送。松本まりか演じる源平の娘・まゆみと、奈緒演じる天才ハッカーの凛子。2人の演技と今後の動向に大きな注目が集まっている。養父母を自殺に追いやった運送会社社長に復讐を誓う双子の兄弟の姿を描いた白川道による未完の同名小説「竜の道」を、オリジナル展開と共に、波乱に満ちた竜一と竜二による復讐劇を結末まで描いていく本作。玉木さんが復讐のために心を捨て、顔も名前も変えて生きる竜一を、高橋さんが竜一の双子の弟で、運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚として権力を掌握していく竜二をそれぞれ演じる。また、松本穂香が2人とは血のつながりのない妹で、小学校教師の道に進んだ吉江美佐に、遠藤憲一が竜一と竜二が復讐を誓う運送会社・キリシマ急便の社長・霧島源平に、西郷輝彦が竜一の復讐の想いを知りつつ源平ともつながる巨大ヤクザ組織会長・曽根村始に、源平の跡取り息子の晃に細田善彦、娘でフードコーディネーターをしているまゆみに松本さん、竜一がブラジルで知り合った天才ハッカー、遠山凛子に奈緒さん、また斉藤由貴、細田善彦らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2話では竜一が再び名前を変え、ブラジル帰りのITコンサル社長として源平に近づこうとする。キリシマの得意先であるトッキービーンズの窮地を救ったが、竜二との会話をトッキービーンズの砂川(今野浩喜)に聞かれてしまう。砂川が口を割ればすべての計画が台無しに…一刻の猶予もないと悟った2人は、源平のやり方に反発する跡取り息子の晃(細田善彦)を利用、キリシマ急便のパーティーに参加する。パーティー会場で晃に接触する竜一、そこに現れたのが源平の娘で晃の妹のまゆみ。竜一を「コンサルは口先だけ」と冷たくあしらい、国交省のエリートである竜二には熱いまなざしを送るまゆみと、まゆみを演じる松本さんに「まりかさんの声 セリフ回し好きだあ!」「妖艶でミステリアス」「ほんまにやばそうな匂いしかせん」といった声が。そして今回、和田と名を変えた竜一をサポートする天才ハッカー、凛子にも視聴者が注目。竜一から「笑え」と言われても決して笑顔を見せないその謎めいた様子に、「奈緒ちゃん、いつか裏切りそう」「すでに兄弟の事知ってるか、これからすぐ知りそう」などの反応が。松本さんと奈緒さん、2人が演じる役柄の今後の動向にも多くの視聴者が注目が集まっている。(笠緒)
2020年08月04日8月28日(金)に公開される映画『青くて痛くて脆い』の場面写真20枚が公開された。本作は、累計300万部を突破した『君の膵臓をたべたい』でベストセラー作家となった住野よるの第5作目となる同名小説を実写化した青春サスペンス。住野自身は発売当時のインタビューにて、「今まで出した本の中で一番自信がある最高傑作」と述べている。主人公・田端楓(たばたかえで)を演じるのは、映画『キングダム』で、第62回ブルーリボン賞・助演男優賞、第43回日本アカデミー賞・最優秀助演男優賞を受賞した吉沢亮。吉沢とのW主演で、『湯を沸かすほどの熱い愛』で第41回報知映画賞・助演女優賞、第59回ブルーリボン賞・助演女優賞、そして第40回日本アカデミー賞・最優秀助演女優賞を受賞した杉咲花がヒロイン・秋好寿乃(あきよしひさの)を務める。人付き合いが苦手な大学生・田端楓と空気の読めない発言ばかりで周囲から浮きまくっている秋好寿乃は、「世界を変える」という大それた目標を掲げる秘密結社サークル【モアイ】をつくるが、ある時秋好が“この世界”からいなくなってしまう。秋好の存在亡き後、【モアイ】は社会人とのコネ作りや企業への媚売りを目的とした意識高い系就活サークルに。取り残されてしまった楓の怒りや憎しみ、すべての歪んだ感情が暴走していく。今回公開された場面写真では、楓と秋好の自撮りシーンや、お揃いのモアイTシャツを着て寄り添う和やかなカットが並んでいる。反対に、神妙な面持ちで向かい合う楓と秋好や、無表情でパソコンに向かう姿や頬に傷を作りどこか切ない面持ちで佇む楓のシーンも。吉沢亮と杉咲花の他には、松本穂香や森七菜、岡山天音など、今注目の若手俳優も出演。彼らは秋好の存在を失った楓にどう関係してくるのか。すべては8月28日(金)に公開される『青くて痛くて脆い』の中で明らかとなる。『青くて痛くて脆い』8月28日(金)全国東宝系にて公開
2020年07月29日