東日本銀行、東京都民銀行、八千代銀行の3行は4月2日、CSR(企業の社会的責任)活動の一環として東京都と連携し、都が運営する「緑の東京募金」に協力する第5回「東京緑の定期」預金を発売する。販売期間は9月28日まで。なお、募集金額に達した時点で販売を終了する。同商品は、個人および法人顧客が対象。各行は、同商品を通じて集まった預金残高に応じて、最高100万円を「緑の東京募金」に寄付する。募集金額は、各行100億円の3行合計300億円。契約者には記念品として「花の種」をプレゼントする。初回適用金利は、各行の1年もの「スーパー定期」および「スーパー定期300」の店頭表示利率に年0.10%(税引後年0.08%)の金利上乗せを実施する。預入金額は、1口30万円以上1,000万円以内(1人何口でも可能)。預入期間は1年で、預入時に申し込むと自動継続扱いとなる。「緑の東京募金」は、東京都が創設した募金で、「東京に緑を増やし人々に安らぎと潤いをもたらす都市とするとともに、次世代を生きる子どもたちにかけがえのない緑を引き継ぐ」ことを目的としている。寄せられた募金は、「緑の東京募金基金」に積み立てられ、「海の森の整備」「校庭芝生化」「花粉の少ない森づくり」などの施策に活用される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月26日村上春樹の大ベストセラーを実写化した『ノルウェイの森』の公開を記念し、映画の撮影で実際に使用された高級フランス料理店で、映画と原作小説をイメージした“赤”と“緑”のスペシャルコースメニューが提供されることになった。本作は1987年に刊行された村上さんの代表作の映画化したもので、松山ケンイチ、菊地凛子らが出演。自殺してしまった親友の恋人だった直子と同じ大学に通う天真爛漫な女の子・緑の2人の間で揺れる主人公の青春、喪失と再生が瑞々しく描き出される。原作ファンにとってもおなじみのワンシーンで、主人公のワタナベ(松山さん)が、寮の先輩で親しくしている永沢(玉山鉄二)とその恋人と共に、高級フランス料理店で食事をするという場面がある。映画でこのシーンの撮影が行われたのが、東京・西麻布にあるフレンチレストラン「オーベルジュ・ド・リル トーキョー」。これをきっかけに同店と名古屋にある「オーベルジュ・ド・リル ナゴヤ」にて、映画の公開と同日の12月11日(土)よりスペシャルメニューが展開されることに。原作小説の装丁が赤と緑で刊行当時、その画期的なデザインが大きな話題を呼んだが、これに合わせて“赤”のコース(10,000円)と“緑”のコース(18,000円)の2種類が用意されることになった。映画の余韻に浸り、登場人物になったつもりで料理を楽しんでみるのもいいかも。スペシャルコースはクリスマスの特別期間を除いて、12月11日(土)から1月末日まで提供される。つい先日発表されたノーベル文学賞では、村上さんは有力候補として名が挙がっていながらも、残念ながら受賞はならなかったが、そもそも受賞を逃したことがこれだけ大きく報じられること、毎年のように候補として名が挙がることが、その偉大さを物語っているというもの。そんな村上さんの代表作の映画化作品とあって、今後、12月の公開まで、まだまだ盛り上がりを見せそうだ。『ノルウェイの森』は12月11日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ノルウェイの森 2010年12月11日より全国東宝系にて公開© 2010「ノルウェイの森」村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョン■関連記事:村上春樹ベストセラー小説『ノルウェイの森』劇場鑑賞券を5組10名様プレゼント『ノルウェイの森』キャッチコピーを公募!前売特典は原作の世界観を再現した…今年は村上春樹イヤー?「パン屋再襲撃」がキルステン・ダンスト出演で映画化!金獅子賞はソフィア・コッポラ作品!“元カレ”タランティーノ感激?日本勢は無冠村上春樹原作『神の子どもたちはみな踊る』ポスタービジュアル解禁!
2010年10月16日佐藤江梨子と柳楽優弥主演の『すべては海になる』が1月23日(土)に公開初日を迎えた。佐藤さん、柳楽さん、そして山田あかね監督による舞台挨拶が都内劇場で行われ、先日結婚式を挙げたばかりの柳楽さんへの祝福ムードで大きな盛り上がりを見せた。どこかで寂しさを感じている書店員の夏樹(佐藤さん)と崩壊した家庭を一人、立て直そうとする高校生の光治(柳楽さん)の「本」を介してのつながりを描いた本作。佐藤さんは、公開初日を迎えての気持ちを尋ねられ「昨日、生まれて初めて流れ星を見たんですよ!まあ…ただのコバエだったんですけど(苦笑)。そのときに『願いごとしなきゃ!』と思って、『たくさんの人が来てくれますように』とお願いしました」と語り、満席の客席を見て喜びの表情を浮かべた。そして「うちの姉と弟は2人とも書店で働いた経験があって、私も働いてみたかったので、夢がかないました!」とニッコリ。実際の本屋での撮影について「貸し切り状態で、本が読み放題だったので、雑誌から芸能人本まで読みました」と語ったが、司会者からの「じゃあ、撮影中にそこのあった本は全部読んだんですか?」という珍妙な質問に思わず「そりゃ無理だろ!」と怒気を含んだツッコミを入れ、次の瞬間ハッと正気に返って「それはムリでしょう?」と優しい笑顔を浮かべて言い直し、会場は笑いに包まれた。柳楽さんが挨拶しようとすると、すかさず客席から「結婚おめでとう!」という祝福の声が。柳楽さんは「ありがとうございます」と笑顔で返した。今回の役について「僕は本を読まないし、2年ぶりの演技ということで、監督に『本読みをやりたい』とメールしました。でも、監督と2人で本読みをやると、監督が相手役を演じるので僕の芝居を見れないんです(苦笑)。監督はそれに気づいて『助監督呼んでいいですか?』って。それから佐藤さんや白井晃さんとかいろんな人が入ってきて、結果オーライでした」とふり返った。監督は柳楽さんについて、というか柳楽さんの結婚について「ウブな少年の役になりきっていて、ガールフレンドの気配を全く見せなかった」と証言。佐藤さんもこれにすかさず「(事前に何も言わなかったことを)責めてない。責めてないよ。でもびっくり!触ったら壊れそうな少年を演じてたので、少し距離を置いて接してたら…『あれー?』って感じ」とやっぱり責めてる?さらに、この映画をどんな人に観てほしいか?という質問に柳楽さんが「ヨメに…」と答えると、佐藤さんは「オー!!」と歓声を上げ、「私も(柳楽さんの奥さんと同じ)エリーだよ!」と興奮した様子でよく分からないアピール。会場には拍手と笑いがわき起こった。『すべては海になる』は新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開中。■関連作品:すべては海になる 2010年1月23日より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開©「すべては海になる」パートナーズ■関連記事:サトエリ&柳楽優弥、カンヌで「運命の出会いをした」『すべては海になる』完成披露世界最大のお化け屋敷“戦慄迷宮”が、清水崇監督&柳楽優弥主演で映画化
2010年01月23日