公開中の映画『燃えよ剣』より、新たな場面写真が公開された。監督・脚本:原田眞人×主演:岡田准一のタッグに加え、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明ら豪華俳優陣が集結。歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が土方歳三を主人公に、新選組の志士たちの知られざる人生と激動の時代・幕末を描いた国民的ベストセラー『燃えよ剣』がついに映画化された。鬼の副長と呼ばれた土方と新選組は、いかにして歴史に名を刻む伝説となったかを描き出す。週末興行収入ランキングでは堂々の1位スタートを記録しており、原作ファンをはじめ、各界著名人からの熱いコメントも多数寄せられている。公開された場面写真には、土方(岡田准一)と沖田(山田涼介)のふたりが、それぞれの想い人であるお雪(柴咲コウ)、糸里(阿部純子)とともに静かに身を寄せ合い、心通わせる姿が美しく写し出されている。「新選組」としての誇りと信念を胸に、命を懸けた危険な戦いに身を投じる土方と沖田。彼らが決して戦場では見せることのない表情からは、お雪と糸里に対する深い愛の絆を感じることができる。一方で、血に染まる沖田と彼を抱き寄せ涙を流す糸里の姿からは、激動の時代によって引き裂かれていく彼らの切ない運命の結末も予感させるだろう。フィクションでありながら「司馬遼太郎先生にとって特別思い入れのあるキャラクター」と原田監督が明かす“お雪”。彼女を演じた柴咲コウは、運命の出会いを果たした土方とお雪について「人間の輝く部分とその裏側にある影の部分の両面で惹かれ合うものがあったと思う」とコメントしている。土方を演じた岡田とは、あまり多くの言葉を交わすことはなかったものの、「(土方とお雪の)見えない絆というものがどんどん深まるようなお芝居だった」と充実した撮影当時を振り返った。そんな柴咲に対し、原田監督と岡田は「表情のニュアンスから繊細さと美しさを醸し出していて、すべての瞬間をお雪として生きていた」(監督)「立ち姿もきれいで、現場ではいつも美しいと思っていた」(岡田)とそれぞれ絶賛。劇中で描かれる土方とお雪、沖田と糸里の愛の物語にも注目してほしい。『燃えよ剣』現在公開中
2021年10月19日映画『燃えよ剣』(10月15日公開)の公開初日舞台挨拶が15日に都内で行われ、岡田准一、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、尾上右近、伊藤英明、原田眞人監督が登場した。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。「子供の頃からの夢」というテーマでトークをしていたキャスト陣。柴咲は「過去の夢とか未来の夢とかを見るんですよ。昔、家で寝てるときに隙間から覗かれたことがあって。誰かわからなかったんですが、10年以上経って、そのシーンが夢に毎回出てきて、覗いてたのは私だったんですよ」と驚きの発言をする。「時間を超えて自分に会いに行ってる、タイムリープみたいな。まだ実体験はないから、これからの未来にあるのかなって待ち遠しく思っています」と語り、岡田は「あるかもしれないですね。何十年か後に」と同意していた。また、鈴木は「バナナをおなかいっぱい食べたいという夢は……」と明かし、岡田から「食べれるよ。今でも食べれるよ」とつっこまれる。しかし鈴木は「子供の頃に夢に思ったのを覚えてるんだけど、大人になるとなぜかバナナだけでおなかいっぱいにしなくてもいいんじゃないかと思ってしまって、まだ実現できてないんですよ」と訴え。岡田は「夢は残しといた方がいいですからね」とまとめていた。
2021年10月15日映画『燃えよ剣』(10月15日公開)の公開初日舞台挨拶が15日に都内で行われ、岡田准一、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、尾上右近、伊藤英明、原田眞人監督が登場した。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。お気に入りのシーンについて聞かれると、山田は「撮影時のエピソードも含めて印象に残ってルンホア、沖田がどんどん弱っていく中、土方さんが看病してくれるシーン。僕の刀を『目の前に持って来てください』と土方さんにお願いするシーンがあるんですけど、その時に使われてた件が真剣といって、本物の剣なんです」と明かす。山田はさらに「台本にも『目の前に持ってくる』と書いてあったんですけど、目の前って大体これぐらいの距離かなと思ってたら、この距離に持ってきまして、岡田さんが」と手で近さを再現。「それで震え上がる僕を見て、岡田さんだけでなく、監督も爆笑していて、僕はとても印象に残っています」と振り返った。「怖がってたよね」と言う岡田に、山田は「そりゃ怖いですよ。すごく名刀だったじゃないですか。岡田くんからも撮影する前に『これは良い刀だ。少しでも当たったら切れるから気を付けてね』という脅しもいただいていたんです」と苦笑する。山田が「岡田さんだから許された撮影だと思います」とフォローすると、岡田は「信頼されてるから持たせてもらったんだと思います。スッとしゃがんだ時に、(刀を置いた位置が)そこだったんです。自分の体がブレずに置ける位置で、撮った時に離れすぎず1番ピントが合いやすい位置」と詳しく説明。また「まばたき多いなあ」と山田のことを笑っていたという原田監督は、「万が一のことがあったらどうしようと思って、笑うしかなかった」と撮影の様子を語った。
2021年10月15日映画『燃えよ剣』(10月15日公開)の公開初日舞台挨拶が15日に都内で行われ、岡田准一、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、尾上右近、伊藤英明、原田眞人監督が登場した。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。初日を迎えた岡田は「新選組LINEがあるんですけど、今日は山南さん(安井順平)が朝1番に『舞台挨拶頑張ってください。思いはひとつです』みたいなことも書いてくれて。それに役者さんみんなでメッセージを入れてくるという朝から始まり、幸せな一日になりそうです」と明かす。そんなLINEグループについて、鈴木は「さすが山南くん、わかってるなと思ったのがですね、主役の土方さんより前に『局長』なんですよ。『局長、土方さん、沖田くん』と書かれていて、感無量でした」と嬉しそうな様子を見せた。同じく新選組のメンバーである山田が挨拶する番になると、岡田は「山田くんはかわいいですよ。今日なんか持ってきたんだよね?」と話を振り、山田は「この前の上野東照宮(公開直前イベント)で、岡田さんと右近くんとかと祈願した時にもらったお守りを持ってきました」とポケットから出して見せる。岡田は「それを僕に1番に見せに来て。『持って来ちゃいました』って。素晴らしい後輩ですね」と喜んだ。和気藹々とした様子を見せる新選組メンバーだが、芹沢鴨役の伊藤は「新選組のLINE、僕は呼ばれてなかった」とぼやく。「まあ、芹沢さんは呼べないですよ」という鈴木、「敵対する立場ですから」という岡田に、「ちょっと傷ついたかな」という伊藤だが、「少しでも客足が伸びて、皆さんの力でこの映画がヒットして、また2でお会いできたら」とボケを入れ、「2はない」とつっこまれる。さらに右近から「この間、おめでとうLINEを送ったのに無視されたんですよね、僕」と告発されると、伊藤は「それを言うと……0になる」と苦笑。一方で、原田監督は「2の話、あると思うんです。この先じゃなくて『新選組血風録』を司馬先生が書いてますから。この作品が40億、50億超えてヒットすると、もう1回みんなを生き返らせようということも。そのためにぜひ応援してください」と観客に語りかけた。またトークテーマとして「小さい時からの夢」を聞かれた岡田は「日本から世界に売れるものを作りたいという夢はずっと持ってます。日本産というか、16歳の時から『MADE IN JAPAN』という歌も歌ってますから」と、V6のヒット曲にかける。「日本製を作って世界に出たいという思いはずっと強く持ってます。あの時から。ただすらっと聞いてたと思いますけど、あれ野望の歌ですから」とアピールしていた。
2021年10月15日犬を飼ったことがある人なら、しつけの1つである『待て』を覚えさせますよね。るびんとふうか(@serendipity_204)さんが飼っている、柴犬の1種である豆柴は、『待て』ができるようになったといいます。その様子が…。まてが出来るようになった日 pic.twitter.com/VuoraQOJwt — るびんとふうか (@serendipity_204) September 26, 2021 後ろから抱きしめたくなる…!そう思ってしまうほど、かわいすぎる姿ですね。「えらいね~、よくできたね!」とべた褒めしたくなることでしょう。豆柴の様子に、「キュンとした」といった声が上がっています。・なでまわしたいくらい、愛くるしい後ろ姿ですね。・かわいすぎて有罪!でも猫の背中にも見えました。・ほかでは見られないですね。キュートすぎてたまりません…!『待て』ができるようになった豆柴は、今後もいろいろなことを学んで、すくすく成長していくことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年09月29日BS朝日は9月26日(日)よる9時から「地球クライシス2021~気候変動 壊れゆく世界~第2弾」を放送します。番組ナビゲーターは女優・柴咲コウが務めます。環境に強い関心を持っている柴咲が、環境問題をテーマにした番組をナビゲートするのは初めてといいます。同番組は今年3月に放送したスペシャル番組の第2弾。柴咲は自然環境との調和を目的にした製品や事業を展開する会社を立ち上げ、2018年には環境省の環境特別広報大使に就任。番組では、気候変動の世界の現状を描いた英国BBCのドキュメンタリーと、番組独自の取材映像を見ながら、地球の今と未来を、気象予報士・依田司、気候科学者・江守正多とともに考えていきます。番組ナビゲーターを務める柴咲コウ昨年から北海道へ移住を進め、有機栽培農業などにも取り組んでいる柴咲は、VTRを見ながら熱心にメモ。「幼い頃から自然への尊敬の思いがあって、自然と消費のバランスが取れているのかという疑問がありました。北海道の自然の中で暮らしていると、地球温暖化の影響を都会よりもダイレクトに感じることがあります。気候変動はこれまで地球の歴史の中でも何度もあったことと言われてきましたが、今は、気候変動は自分たちのせいだったと突きつけられている、これからは本気で考えていかないといけないと思います」と力を込めて話します。柴咲は、ソロモン諸島での海面上昇の実態について、「島の人たちが直接の原因を作ったわけではないのに、被害者になってしまう。その事実を私たちはどう受け止めるのか。数センチの海面上昇は小さいと感じるかもしれないけれど、その積み重ねで、島が消えてしまう。自分たちの経済で自分たちの首を絞めてしまう。それが、いつ自分たちに降りかかるか分からない」と語りました。温暖化の影響は日本の食卓にも。2100年には「コシヒカリがなくなる」という衝撃の独自取材もあり、「今夏は北海道でも、気温36度を超し、全く雨が降らない。ジャガイモ、タマネギが不作で、地元の方も『こんなことは初めてだ』と言っていました」と、実体験も交えて語りました。番組の中で一番衝撃だったというのは、日本の森林での異変。「初めて知る事実がありました。私たちの食卓に並ぶご飯にも影響があって、それが目の前に迫っていることも感じ取ることができました。根本的な解決は一筋縄ではいきませんが、どんどん議題にあげる、話し合っていくことが大事だと実感しました」。気候変動について「本気で考えないといけない」と語る柴咲コウ現在、都内と北海道の2拠点生活を続ける柴咲。「その比重は仕事に左右されるのですが、いずれは向こうが拠点になればいいなと考えています。自給自足で体感したものを財産にしたい。もっともっと自分も知識を蓄えていかなければならないと思います。今回の、この番組で初めて知ったこともあるので、もう一度見て、保存版にしたいですね。気候変動問題はデータに基づいて、話さないといけないと思うので、(出演者の)みなさんと勉強会みたいなものができたら。」と話していました。■収録を終えて柴咲「私は環境に関して発信している方だとは思うのですが、どうしたらもっと受け取る側の方々にも自分事として受け取ってもらえるか、という思いがあリました。今回の特集は、我々人間一人ひとりが自分事として向き合うべき問題を取り上げています。自分たちの食卓も変わってしまうし、自分たちの生活も変えていかないといけないと感じることができました」(左から)八木早希、柴咲コウ、依田司、江守正多依田「柴咲さんが北海道で暮らしていらっしゃるということで、非常に知識が豊富でした。日本に住んでいると、自分の目の前のことしか気がつかないのですが、この番組は海外でどんな異常気象が起きているのか、どんな影響が出ているのか、目で見て、すぐに分かる、非常にいい番組です。最新のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書が出たばかりで、江守先生の貴重なお話が大変勉強になりました」江守「海面上昇で島が沈むのは、その人のせいではなく、先進国や我々のCO2のせいだという話に、柴咲さんがものすごく反応してくださったことが非常に良かったです。これは「気候正義」と言いまして、世界的に問題になっているいわば人権侵害なんです。日本では話題になることが非常に限られているので、このことが皆さんに伝わるといいと思いました」八木「海面上昇についても遠い国で行われていることと想像できなかったですが、誰かの故郷がなくなるんだ、という実感が湧きました。これは、遠い島の話ではなく、日本にも迫っている。自分自身の問題として捉えられるいい機会になりました」――視聴者へのメッセージをお願いします。柴咲「今まで他人事だと思っていたことがそうではない、という番組になっていると思いますので、自分事として捉えて、どう感じたか、ご意見もいただきたいと思います」■番組概要地球クライシス2021~気候変動 壊れゆく世界~ 第2弾2021年9月26日(日)よる9:00~11:00 <二か国語放送>番組HP: 大洪水、強大な台風、山火事、熱波、氷の融解、海面の上昇…。今、地球は転換期に立たされています。これら地球全体を襲うさまざまな異常事態に関係しているのが「地球温暖化」です。その温暖化から引き起こされる「気候変動」によって、自然環境や私たちの暮らしには、大きな影響が出始めています。世界では今、一体何が起きているのか?私たちにできることとは?2021年3月に放送した、英国BBC制作・世界各地で起きている気候変動による影響を描いた最新ドキュメンタリーと、国内の独自取材を交えながら地球の今と未来を考える大型ドキュメンタリー「地球クライシス2021~気候変動 壊れゆく世界~第2弾」の放送が決定!11月に開催されるCOPを目前に、改めて脱炭素社会を宣言した日本の対策をはじめ、全世界の「気候変動対策」に注目します。■番組内容(1) BBC制作の気候変動シリーズ「Climate Change:Ade on the Frontline」車いすバスケ選手・Adeさんが世界各地へ赴き、気候変動の現状を取材する、BBCで2021年4月に放送された最新ドキュメンタリー。今回は、「オセアニア編 海面上昇、生態系への影響、風力発電」を放送。「海面上昇により沈みゆく島」、「温度上昇によって生まれてくるウミガメの赤ちゃんの99%がメスに」、「毎年のように犠牲者を出す山火事の現場」、そして未来への取り組み…。オセアニアの気候変動最前線の現場をお届けします。世界各地へ赴き、気候変動の現状を取材する 車いすバスケ選手・Adeさん(2) 日本での独自取材国内の独自取材では、日本の温暖化事情の最前線にも迫ります。「今、日本のお米にある異変が!」。さらに、今まで経験したことがないような災害をもたらす、その名も「スーパー台風」が日本に上陸する可能性。そして近年、大きな被害を及ぼす「土砂災害」。森に潜む意外な原因が、今後、土砂災害を増加させる可能性について取材します。秋田県におけるナラ枯れ被害 大きな被害を及ぼす「土砂災害」の一因に…スタジオには気象予報士の依田司さん、国立環境研究所地球環境研究センター 副センター長の江守正多さんなど、地球温暖化に詳しい専門家もゲストに迎え、今地球を襲う危機についてわかりやすく解説。今、私たちはどうすればいいのか?徹底討論します。■CASTナビゲーター:柴咲コウ出演 :依田司(気象予報士)江守正多(気候科学者)進行 :八木早希 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月22日愛媛県に住む5歳の白い柴犬、ごん太くん。お腹を出して寝転がるのが大好きだという、ごん太くんの毎日を投稿している、白柴ごん太さんのInstagramが人気です。今回は、投稿者さんが先日公開していた、癒し系すぎる動画を紹介します。 この投稿をInstagramで見る 白柴ごん太(@gonta.h)がシェアした投稿 最初はカメラ目線で、足を動かしているのに…次の瞬間、ピタッと動かなくなり、そこからはまるで静止画のような風景が流れます。実は、これ、ごん太くんのInstagramでは定番の寝姿動画なんです。今回の動画は、仰向け状態の寝落ち編。安心しきった表情で、無防備にお腹を丸出しにしながら寝ているごん太くんの姿に、癒された人も多かったようで、こんなコメントがあふれていました。「一緒にごろごろしたい」「ゴロゴロ気持ち良さそう~」「こちらまで幸せな気持ちになるわ」寝ているだけなのに、見ている人を和ませ、幸せな気持ちにしてくれる、ごん太くん。『平和』って、こういうことをいうのかもしれません。なにかとストレスフルな今の世の中、気づけば肩に力が入っていたりしませんか。そんな時は、ぜひ、ごん太くんの寝姿を眺めながら、ほっと一息ついてみてくださいね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年09月21日映画『燃えよ剣』(10月15日公開)の完成披露イベントが9日に都内で行われ、岡田准一、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、尾上右近、山田裕貴、伊藤英明、原田眞人監督が登場した。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。山田涼介は「本格的な時代劇に挑戦するのが初めてでしたし、殺陣の経験も全くないに等しい状況の中で、座長の岡田さんが教えて下さった。作品に入る前にも優しく教わりましたし、常に誰かに助けていただいていた」と感謝する。「役柄的に痩せなきゃいけないという時には、岡田さんと亮平さんがお医者さんのように教えて下さったし、刀の練習の時に僕の使っている私物の刀があまり良くなかったら、伊藤さんが『沖田くん、これを使ってくれ』と私物をプレゼントしてくれたり、本当にたくさんの方々に教えていただいた」と明かした。山田涼介の減量について、岡田は「本当に頑張ってた。あれはキツいですよね。1番キツいのを教えたんですよ。僕は2度とやりたくない」と明かし、鈴木が「僕もですね」と同意すると、山田涼介は「その時は本当にキツいって言ってなかったですもん!」と苦笑する。また鈴木は「この期間は病弱で、この期間は元気になって、また病弱なシーンが来て……とやってたので、体調や見た目のコントロールは想像を絶する大変さだったんじゃないかな」と同情し、原田監督は「元々、衰弱しているシーンは最後に持ってく予定でスケジュール組んでたのが、まあ映画の現場ではいろいろ起きますから。本当にかわいそうだったなあと思って」と労う。そんな山田涼介の様子について、鈴木は「ちょっと、声かけられなかったですもんね」としみじみとし、岡田は「入り込みというか、作品に対する思いをすごく感じました」と太鼓判を押した。
2021年09月09日映画『燃えよ剣』(10月15日公開)の完成披露イベントが9日に都内で行われ、岡田准一、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、尾上右近、山田裕貴、伊藤英明、原田眞人監督が登場した。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。新撰組を演じての苦労を聞かれると、岡田は「メンバーが本当の隊士のようにチームワークが良くて、誰かが悩んでたら鈴木くんが食事に連れてくとか」と振り返り、鈴木は「局長ですから」とニヤリ。岡田は「新撰組が成り上がっていく中で、山田(涼介)くん演じる沖田はフラットでずっと変わらないということも心がけて距離を取ってくれたんだろうし、本当にその場にいる人たちのような空気感が現場でも作れていた。原田監督の"場作り"というのがすごくある現場で、助けられて演じることができました」と感謝した。原田監督が岡田について「弱く見せなきゃいけないところを苦労してた」と指摘すると、岡田は「最近すごい強いみたいなこと言ってるけど、そんなことないですよ」と苦笑し、鈴木は「強いですよ、岡田さん。我々みんな知ってますよ!」とツッコむ。岡田はアクションも付けていたが、山田涼介は「急遽決まった3人で手合わせをするというシーンがあって、岡田さんとたまたまサウナで一緒になったら、サウナで一生懸命考えられてたので、大変なんだなと思いました」と明かした。サウナでは裸で山田に「ちょっと手を貸して!」と言いながら動きを考えていたというが、岡田は「それも鈴木くんが悪いんですよ」と、鈴木が岡田&山田涼介のシーンを見て「俺もやりたい」と言ったことから生まれたシーンであることを説明。鈴木は「うらやましかったんですよ。土方と沖田がずっと仲良しそうで、じゃれ合うような組み手してるのを見て。結果、裸で考えることになったんですね」と苦笑する。そのシーンは予告映像にも採用されており、原田監督は「近藤局長からのそういう意見が出たら、採用しないわけにはいかない。3人の関係性があれで生きるなと思ったので好きなシーンです」と喜んでいた。最後に「最近一番熱く燃え上がったこと」を聞かれた岡田は、「今日ですね。W山田がそろった……」と答え、山田涼介&山田裕貴から「そこですか!?」と驚かれる。岡田は「2人はどういう感じで話してるの? 個人的には燃えてる」と発言し、山田裕貴が「ゲームの話とか……」、山田涼介が「裕貴くんとは呼んでます」と説明し、連絡先も交換していることがわかると、岡田は「聞けて良かったです」と満足そうにしていた。
2021年09月09日柴犬の1種である、豆柴のうにちゃんと暮らしている飼い主(@uni_okara0725)さん。ある日、ペットがトイレ時に利用する『トイレトレー』の上で、うにちゃんがトイレタイムに入っているのを目撃しました。うにちゃんのかわいすぎる姿の写真を、飼い主さんは思わずTwitterに投稿。その様子が、こちらです。踏ん張るうにちゃん #豆柴 #豆柴 #柴犬 #豆柴子犬 pic.twitter.com/seDa62Py3q — 豆柴うに&ゴールデンレトリバーおから (@uni_okara0725) September 1, 2021 4本の脚で立って、踏ん張っているように見えますね!ぬいぐるみのようなかわいさに、思わずキュンとした人もいるのではないでしょうか。うにちゃんの姿に、多くの人が癒されたようです。・このかわいすぎるサイズ感に、胸がときめきました。・破壊力がやばい…。隅っこでトイレタイムに集中してる姿に癒されます。・もはやぬいぐるみですね。一緒に暮らしたい…!うにちゃん、ちゃんとトイレできてえらいね![文・構成/grape編集部]
2021年09月03日蒔田彩珠が主人公の声を担当する劇場オリジナルアニメーション『神在月のこども』。この度、その主人公・カンナの両親役として、柴咲コウと井浦新が参加することが分かった。日本各地では“神無月”と呼ぶ10月を、出雲では“神在月”と呼ぶ。本作は、全国の神々が出雲に集い、翌年の縁を結ぶ会議を行うという云われを題材に、人々と神々、各地と出雲、そして、この島国の根にある“ご縁”という価値観を描く。坂本真綾、入野自由、高木渉、茶風林、神谷明と超豪華声優が参加することで話題の本作だが、そんな中、新たに出演が明らかになった柴咲コウが演じるのは、“走ること”の楽しさを教えてくれたカンナの亡き母・葉山弥生。「日本人は人間がコントロールできない“大切なもの”を無意識のうちに知っているのではないかと思っていてそれを思い出させてくれる力強さを持った作品です」と本作について語り、「大人も子供も前を向いていけるようなそんな『神在月のこども』、ぜひともご覧ください」とメッセージ。また、カンナを男手一つで支える父・葉山典正の声を担当した井浦新は「典正は本当に不器用な父親だと思います。妻でありカンナの母でもある弥生を失った後、カンナを一番に思うけれども娘とうまく向き合うことができない典正は世の中の父親代表だと思って演じました」とキャラクターの印象を明かし、「家族の物語であると同時に出雲の神話を通して日本の源流を巡る旅でもあります。ぜひ劇場でご覧ください」とコメントしている。2人の追加キャスト発表と同時に、miwa書き下ろし主題歌「神無-KANNA-」が流れる予告映像も到着。母を亡くした喪失感を拭えないカンナの前に、鬼の少年・夜叉が現れるシーンから始まる本映像。形見のブレスレットを狙う夜叉ともみ合う中、さらに現れたのは、神使の兎・シロ。そしてシロの「お母さんがどんな思いで走っていたか、知りたくはないの?」という問いかけから、カンナは時が止まった東京から出雲への旅に出発。大好きだった走ることと向き合いながら、出雲を目指すカンナの成長をとらえた映像だ。さらに、 出雲を背景にシロ、夜叉、弥生、典正、龍神の主要キャラクターと共に、力強い目が印象的なカンナが描かれた本ビジュアルも公開された。『神在月のこども』は10月8日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:神在月のこども 2021年10月8日より全国にて公開©2021 映画「神在月のこども」製作御縁会
2021年08月13日2歳になる黒柴のおはぎくんと暮らしている、飼い主(@kuromame_ohagi)さん。おはぎくんには、時々会うことができる『大好きな人』がいるようです。チャイムの音とともに顔を出しに来てくれる『大好きな人』とは、一体誰なのかというと…。大好きなクロネコさんが来て、喜びを隠しきれないクロシバさんいつも配達ありがとうございますワン✨ pic.twitter.com/i1fz4stLCQ — おはぎ (@kuromame_ohagi) July 4, 2021 おはぎくんが大歓迎しているのは、ヤマト運輸株式会社(通称:クロネコヤマト)の配達員!よほど嬉しいのでしょう、おはぎくんは喜びを隠しきれない様子で、配達員とスキンシップをしています。また、おはぎくんに応える配達員も犬を好きなのが伝わってきますね。マスクの下には、笑みが浮かんでいるのではないでしょうか。見ているだけで幸せな気持ちになる素敵な写真に、多くの人から「これは最高の3枚!」「なんて癒される光景なんだ」といった声が相次いでいます。『黒猫』と黒柴の友情は、ネットを通してたくさんの人を笑顔にしてくれました![文・構成/grape編集部]
2021年07月30日福山雅治主演「ガリレオ」シリーズの映画第3弾、『沈黙のパレード』が2022年9月16日(金)に公開。福山雅治主演「ガリレオ」シリーズとは?ベストセラー作家・東野圭吾の小説を原作とする「ガリレオ」は、2007年、フジテレビ月9枠の連続ドラマからスタートした人気シリーズ。変人でありながら天才的な頭脳を持つ物理学者・湯川学を福山雅治が演じ、不可解な未解決事件を科学的検証と推理で見事に解決していく痛快ミステリーとして平均視聴率21.9%という高視聴率を獲得した。翌年2008年には映画『容疑者 x の献身』が劇場公開。その後、連続ドラマ「ガリレオ」第2シーズン、映画化第2弾『真夏の方程式』も人気を集めた。最新作は『沈黙のパレード』映画化第3弾となる『沈黙のパレード』は、約9年ぶりとなるシリーズ最新作。東野圭吾の累計1400万部を超えるガリレオシリーズから「沈黙のパレード」を実写映画化する。極上のミステリーでありながら、すべての登場人物に温かな眼差しを向け、繊細な人間模様を描いた小説「沈黙のパレード」を、どのように映像化するのか注目したい。<映画『沈黙のパレード』ストーリー>アメリカ帰りの物理学者・湯川学のもとに、警視庁捜査一課の刑事・内海薫が相談にやってきた。突然行方不明になった定食屋「なみきや」の娘で町の人気者が、数年後に遺体となって発見された。容疑者は、内海の先輩刑事・草薙俊平がかつて担当した少女殺害事件で完全黙秘を貫き、無罪となった男・蓮沼寛一だった。だが今回も完全黙秘を遂行し、証拠不十分で釈放されてしまう。蓮沼が娘の住んでいた町に戻り、堂々と遺族たちの前に現れ、彼らを挑発したことで、町全体を憎悪の空気が覆う。そして、秋祭りのパレード当日、蓮沼が殺された。蓮沼を殺害する動機のある、女子学生を愛していた、家族、仲間、恋人には全員アリバイがあり、死因も不明。この超難問に、湯川、内海、草薙の三人が挑む…!福山雅治・柴咲コウ・北村一輝が再び難問に挑む!『沈黙のパレード』にも、福山雅治・柴咲コウ・北村一輝といったおなじみのキャストが集結。強力タッグで新たなる難事件に挑んでいく。『沈黙のパレード』にも、福山雅治・柴咲コウ・北村一輝といったおなじみのキャストが集結。強力タッグで新たなる難事件に挑んでいく。■主人公・湯川学…福山雅治主人公・湯川学。湯川は変人でありながら天才的な頭脳を持つ物理学者であり、不可思議な事件を科学的な検証と推理で見事解決していく。アメリカから帰国し、教授となった。そんな湯川のもとに、刑事・内海薫(柴咲コウ)が、証拠不十分で容疑者が釈放された少女殺人事件の相談にやってくる。演じる福山雅治は、デビュー30周年を記念したオリジナルアルバム「AKIRA」を発表しシンガーソングライターとしてのキャリアを築きながら、是枝裕和監督の映画『そして父になる』『三度目の殺人』、岩井俊二監督の『ラストレター』などで俳優としても活躍。映画主演は『マチネの終わりに』以来、3年ぶりだ。■内海薫…柴咲コウ警視庁捜査一課の刑事の内海薫。理論よりも自らの直感や感情を信じて行動する、正義感あふれる熱血タイプの内海と、性格の全く異なる湯川とのコミカルなやりとりに注目だ。今回も湯川を頼り、不可解な事件の相談をしにいく。■草薙俊平…北村一輝北村一輝演じる草薙俊平は、湯川の大学時代の同期で、内海の上司にあたる存在。湯川と草薙のさりげない友情が、映画『沈黙のパレード』でも描かれる。定食屋「なみきや」の娘の殺害事件の容疑で無罪となった男・蓮沼。草薙はかつでかつて別の少女殺害事件で蓮沼を追っていた。『沈黙のパレード』新新キャスト - 豪華俳優陣また、「ガリレオ」シリーズを新たに彩る新キャストにも注目だ。豪華俳優陣からフレッシュなキャストまで、多彩な面々が集結し、物語を彩る。・並木祐太郎…飯尾和樹殺害された女子高生の父で、菊野商店街の定食屋「なみきや」を営む。ここが映画『沈黙のパレード』の舞台となる。・並木真智子…戸田菜穂並木祐太郎の妻。・並木佐織…川床明日香菊野商店街の定食屋「なみきや」を営む並木祐太郎・真智子の娘で夏美の姉。幼いころから商店街の人々に我が子のようにかわいがられる。自分の可能性を試してみたいと夢見ている。・並木夏美…出口夏希「なみきや」の娘で、佐織の妹。明るく人懐っこい、活発な性格の持ち主。・蓮沼寛一…村上淳かつて少女殺害事件で無罪となり、再び女子高生を殺害した容疑者として浮上する。・戸島修作…田口浩正祐太郎の幼馴染であり冷凍食品会社「トジマ屋フーズ」を営む。・高垣智也…岡山天音菊野市にある印刷会社デザイン部に勤めている。・増村栄治…酒向芳蓮沼寛一の元同僚。・宮沢麻耶…吉田羊菊野商店街にある老舗の本屋「宮沢書店」の店主。・新倉直紀…椎名桔平菊野市に住む音楽プロデューサー。・新倉留美…檀れい新倉直紀の妻。KOH+が復活!福山雅治&柴咲コウのユニットが主題歌を担当「ガリレオ」連続ドラマの主題歌を制作するために結成された福山雅治&柴咲コウによるユニットKOH+も、約9年ぶりに復活。福山雅治がプロデュースと作詞作曲、柴咲コウがボーカルを担当する新曲「ヒトツボシ」が、映画『沈黙のパレード』の主題歌となる。シンプルなサウンドの中で、柴咲コウの切なくも優しい歌声が際立つ、渾身のバラードに仕上がっている。監督は『容疑者 x の献身』『真夏の方程式』の西谷弘監督は、西谷弘。『容疑者 x の献身』『アマルフィ 女神の報酬』『真夏の方程式』『昼顔』『マチネの終わりに』など、数々のヒット作を世に送り出し、『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』も手掛ける。【詳細】映画『沈黙のパレード』公開日:2022年9月16日(金)原作:東野圭吾「沈黙のパレード」(文藝春秋刊)脚本:福田靖監督:西谷弘音楽:福山雅治、菅野祐悟出演:福山雅治、柴咲コウ、北村一輝、飯尾和樹、戸田菜穂、田口浩正、酒向芳、岡山天音、川床明日香、出口夏希、村上淳、吉田羊、檀れい、椎名桔平製作:フジテレビジョン、アミューズ、文藝春秋配給:東宝
2021年07月18日2007年に第1シーズンが放送されたテレビドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系)。俳優の福山雅治さんが、変人でありながら天才的な頭脳を持つ物理学者・湯川学を演じ、平均視聴率21.9%という異例の高視聴率を獲得しました。二度の映画化や、ドラマ第2シーズンも放送され、長く愛されてきた『ガリレオ』シリーズ。ついに、『ガリレオ』映画化第3弾となる『沈黙のパレード』の製作が決定しました!©2022「沈黙のパレード」製作委員会2008年に公開された映画『容疑者xの献身』。そして、2013年には映画化第2弾となる『真夏の方程式』が公開され、いずれも大ヒットを記録しました。©2008フジテレビジョンアミューズS・D・PFNS27社©2013フジテレビジョンアミューズ文藝春秋FNS27社『沈黙のパレード』の主演は、もちろん福山雅治さん。再び、天才物理学者・湯川学を演じます。また、共演は柴咲コウさんと、北村一輝さん。湯川と柴咲コウさん演じる内海の、性格がまったく違うことで際立つコミカルなやりとりも再び見ることができます。原作は2018年に発刊された東野圭吾さんの『沈黙のパレード』。極上ミステリーでありながら、すべての登場人物に温かな眼差しを向け描かれた繊細な人間模様は、感動的な人間ドラマへと昇華していく作品です。福山雅治さん、柴咲コウさん、北村一輝さんからコメントが届いています。福山雅治(湯川学)福山個人としては、草薙と薫に会えるのをずっと心待ちにしていました。しかし湯川としては…またやっかいな2人と再会したな…、と思っているかと(笑)。小さな街で起こった悲し過ぎる事件。関わった人たちすべてが被害者であり、加害者でもある。「沈黙のパレード」という東野先生が世に送り出した極上のミステリーの実写化。この高いハードルかつ挑みがいのある難問に、我々はどういう最適解を導き出すのか。僕も湯川と共に今作の映画化における極上のエンターテイメントを探究したいと思います。柴咲コウ(内海薫)湯川先生、草薙さん、薫。時は流れ、それぞれの道を歩んでいたであろう登場人物たち。しかしきっと、昔と変わらないそこはかとない安心感と絆を味わえるのだろうと。彼らとまた再会できること、チーム・ガリレオでまた撮影ができることを楽しみにしています。北村一輝(草薙俊平)早いもので、「シーズン1」から14年も経つのですね。今までの集大成となるような今作には懐かしいレギュラー陣に加え、豪華キャストが揃います。湯川と草薙の友情があってこその今回の物語、全力で取り組みたいと思います。監督は、前作に続いて西谷弘さんです。西谷さんは「実に8年ぶりの再会だな。3人とも元気にしているか?」とそれぞれの登場人物にメッセージを送りました。湯川よ、NY帰りと聞いたが奇人変人ぶりは健在か?草薙よ、加熱式タバコに変えたようだが息切れしているのではないだろうな。内海よ、捜査一課復帰おめでとう。強気の眼光に衰えはないか?久しぶりの再会を懐かしんでる暇はないぞ。戦いの火蓋は切られた。『沈黙のパレード』は2022年公開予定です。今から公開待ち遠しいですね!【あらすじ】アメリカ帰りの物理学者・湯川学(福山雅治)のもとに、警視庁捜査一課の刑事・内海薫(柴咲コウ)が相談にやってきた。突然行方不明になった町の人気娘が、数年後に遺体となって発見され、容疑者は、湯川と大学時代の同期で内海の先輩刑事・草薙俊平(北村一輝)がかつて担当した少女殺害事件で無罪となった男だった。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。その男が娘の住んでいた町に戻り、堂々と遺族たちの前に現れ、彼らを挑発したことで、町全体を憎悪の空気が覆う。そして、秋祭りのパレード当日、その男が死んだ…。男を殺害する動機のある者には全員アリバイがあり、死因も不明。この超難問に、湯川、内海、草薙の三人が挑む…![文・構成/grape編集部]
2021年07月15日俳優の福山雅治が主演を務める映画『沈黙のパレード』(2022年公開)が公開されることが15日、明らかになった。同作は東野圭吾による人気シリーズの実写映画第3弾。変人でありながら天才的な頭脳を持つ物理学者・湯川学(福山)の活躍を描き、2007年より連続ドラマ『ガリレオ』(第1シーズン・第2シーズン)、映画『容疑者xの献身』(興行収入49.2億円)、『真夏の方程式』(興行収入33.1億円)とヒットを続けている。映画主演は『マチネの終わりに』(2019年)以来、3年ぶりとなる福山が再び湯川に。ガリレオファンの中でも人気を放つ、警視庁捜査一課の刑事・内海薫として柴咲コウが続投し、理論よりも自らの直感や感情を信じて行動する、正義感あふれる熱血刑事がスクリーンに戻ってくる。性格が全く違うことで際立つ湯川と内海のコミカルなやりとりは本作の見どころのひとつになっている、湯川の大学時代の同期で、ガリレオシリーズを支えてきた北村一輝演じる草薙俊平も登場。今作では、かつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男が、新たな事件で容疑者として浮かび上がってくることから物語が始まる。アメリカから帰国し、教授となった湯川と草薙のさりげない友情、絆が強く描かれる。原作は、ベストセラー作家・東野圭吾の累計1,400万部を超えるガリレオシリーズ『沈黙のパレード』。2018年に発刊され、シリーズとしては6年ぶりとなるファン待望の最新刊で、極上ミステリーでありながら、すべての登場人物に温かな眼差しを向け描かれた繊細な人間模様は、感動的な人間ドラマへと昇華していく監督は『容疑者xの献身』(2008年)、『アマルフィ 女神の報酬』(2011年)、『真夏の方程式』(2013年)、『昼顔』(2017年)、『マチネの終わりに』(2019年)と数々のヒット作品を世に送り出し、骨太かつダイナミックなディレクションに定評がある、人間ドラマの名手・西谷弘が務める。撮影は、今月7月上旬からクランクインし9月頭にクランクアップ予定。公開は来年2022年を予定している。○福山雅治 コメント福山個人としては、草薙と薫に会えるのをずっと心待ちにしていました。しかし湯川としては…またやっかいな2人と再会したな…、と思っているかと(笑)。小さな街で起こった悲し過ぎる事件。関わった人たちすべてが被害者であり、加害者でもある。『沈黙のパレード』という東野先生が世に送り出した極上のミステリーの実写化。この高いハードルかつ挑みがいのある難問に、我々はどういう最適解を導き出すのか。僕も湯川と共に今作の映画化における極上のエンターテイメントを探究したいと思います。○柴咲コウ コメント湯川先生、草薙さん、薫。時は流れ、それぞれの道を歩んでいたであろう登場人物たち。しかしきっと、昔と変わらないそこはかとない安心感と絆を味わえるのだろうと。彼らとまた再会できること、チーム・ガリレオでまた撮影ができることを楽しみにしています。○北村一輝 コメント早いもので、「シーズン1」から14年も経つのですね。今までの集大成となるような今作には懐かしいレギュラー陣に加え、豪華キャストが揃います。湯川と草薙の友情があってこその今回の物語、全力で取り組みたいと思います。○西谷弘監督 コメント実に8年ぶりの再会だな。3人とも元気にしているか?湯川よ、NY帰りと聞いたが奇人変人ぶりは健在か?草薙よ、加熱式タバコに変えたようだが息切れしているのではないだろうな。内海よ、捜査一課復帰おめでとう。強気の眼光に衰えはないか?久しぶりの再会を懐かしんでる暇はないぞ。戦いの火蓋は切られた。○東野圭吾(原作) コメント『沈黙のパレード』の映画化が決まり、とても喜んでおります。福山さんの湯川はもちろんのこと、北村さんの草薙、そして柴咲さんの内海薫に再会できると思うと、それだけでワクワクします。コロナ禍で大変だと思いますが、無事に撮影を終えられることを心から祈っております。(C)2022「沈黙のパレード」製作委員会
2021年07月15日「ガリレオ」映画化第3弾『沈黙のパレード』の製作がこのほど決定。福山雅治、柴咲コウ、北村一輝の出演も明らかになった。福山さんが、変人でありながら天才的な頭脳を持つ物理学者・湯川学を演じる同シリーズは、2007年、フジテレビ月9枠で連続ドラマ第1シーズン放送され、平均視聴率21.9%の高視聴率を獲得。翌年には映画『容疑者xの献身』が公開、5年後には連続ドラマ第2シーズンが放送。2013年には映画第2弾『真夏の方程式』が公開された。そして今回、映画第3弾として、東野圭吾の累計1400万部を超えるガリレオシリーズ「沈黙のパレード」を映像化する。キャストには、再び不可思議な事件を科学的な検証と推理で見事解決していく天才物理学者・湯川学を福山さん。警視庁捜査一課の刑事・内海薫を柴咲さん。湯川の大学時代の同期・草薙俊平を北村さんが演じ、スクリーンに戻ってくる。本作では、かつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男が、新たな事件で容疑者として浮かび上がってくることから物語がスタート。アメリカから帰国し、教授となった湯川と草薙のさりげない友情と絆、湯川と内海の性格が全く違うことで際立つコミカルなやりとりも見どころのひとつとなっている。映画化決定に福山さんは「福山個人としては、草薙と薫に会えるのをずっと心待ちにしていました。しかし湯川としては…またやっかいな2人と再会したな…、と思っているかと(笑)」と自身と湯川の心境を語り、「僕も湯川と共に今作の映画化における極上のエンターテイメントを探究したいと思います」とコメント。柴咲さんは「彼らとまた再会できること、チーム・ガリレオでまた撮影ができることを楽しみにしています」と期待し、北村さんは「今までの集大成となるような今作には懐かしいレギュラー陣に加え、豪華キャストが揃います。湯川と草薙の友情があってこその今回の物語、全力で取り組みたいと思います」と意気込みを語っている。監督は、引き続き西谷弘が手掛けるほか、音楽には福山さんもクレジットされている。『沈黙のパレード』ストーリーアメリカ帰りの物理学者・湯川学(福山雅治)のもとに、警視庁捜査一課の刑事・内海薫(柴咲コウ)が相談にやってきた。突然、行方不明になった町の人気娘が、数年後に遺体となって発見され、容疑者は湯川と大学時代の同期で内海の先輩刑事・草薙俊平(北村一輝)がかつて担当した、少女殺害事件で無罪となった男だった。だが、今回も証拠不十分で釈放されてしまう。その男が娘の住んでいた町に戻り、堂々と遺族たちの前に現れ、彼らを挑発したことで、町全体を憎悪の空気が覆う。そして、秋祭りのパレード当日、その男が死んだ…。男を殺害する動機のある者には全員アリバイがあり、死因も不明――。『沈黙のパレード』は2022年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:沈黙のパレード 2022年全国にて公開予定©2022「沈黙のパレード」製作委員会
2021年07月15日アイドルグループ・豆柴の大群のハナエモンスター、ミユキエンジェル、女優の阿部純子が、6日17時より無料生配信されるdTVオリジナル番組『dTV Presents KPPとBose みんなの放課後』(毎月第1・3火曜17:00~18:30)にゲスト出演する。同番組は、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅとヒップホップグループ・スチャダラパーのBoseがMCを務め、ゲストの最新楽曲紹介やライブ・映画・ドラマの出演情報に加え、近況やプライベートの素顔にも迫るトークバラエティー。Kis-My-Ft2の横尾渉・藤ヶ谷太輔・千賀健永がメインキャストを務めるdTVオリジナルドラマ『ConneXion』に出演中の阿部純子。一方のハナエモンスターは、「芸能界の友達が欲しいのですが、どうやって作れば良いのかわからず結果ゼロ人なので、仲良くなる術をMCのお二人に聞きたいです!」と意気込み、ミユキエンジェルは「アーティストとしての魅せ方を学びたいです!」とコメントしている。
2021年07月06日繰り返される緊急事態宣言、コロナ禍終息の兆しが見えないなか開催に突き進む東京オリンピックなど、未だ混迷を極める2021年上半期。並行して芸能界でも数々の“事件”が――。本誌が目撃した“スクープ”から特に反響の大きかったものを今一度お届けしたい。昨年、長年所属していた事務所を退所し、女優と実業家の二足のわらじを履く柴崎。牧場経営など新たな夢に向かって奮闘する彼女だが、その陰にはあるセレブの存在が。イギリス貴族とも交友のある中華系セレブが柴咲に与えた影響とは――(以下、2021年6月15日号掲載記事)※年齢は掲載当時のママ「土掘ったり、レクチャーしてもらいながら、少しずつ(農場の生活に)慣れていくっていう(状態です)。いろいろ植えてきました。ベリーだったりとか……」5月22日放送のトーク番組『人生最高レストラン』(TBS系)で北海道での充実した生活について語ったのは柴咲コウ(39)。北海道に新しく家を建て、牧場を経営し、現在は東京と行ったり来たりしているという。「柴咲さんは’20年3月に長い間所属していた事務所から独立しています。’16年に設立したレトロワグラース株式会社の社長と女優という二足の草鞋を履くなかで、さらに新しい挑戦を始めたことが話題を集めました」(芸能関係者)本誌が取材を進めると、柴咲の牧場は新千歳空港の近くにあることがわかった。その広さは東京ドーム6個分ほど。登記によると、農畜産物の生産、加工および販売をしており、さらに馬に乗って行う団体球技の一つである「ポロ」の競技馬の生産や調教なども行っているという。5月25日に登壇したイベントでも柴咲は、この牧場について明かしている。夢について尋ねられた柴咲は、「コミューンを作る」と答え、さらに、「北海道で共同ファームを持っていますが、意識、思いが共通する人たちを集めてユートピアみたいなものを作りたい。馬に乗って、畑を耕してみたいな」と熱く思いを語った。そんな目標に向けて走りだした彼女には、新たなパートナーがいる。ファームを共同で経営する中華系英国人実業家のフウ・フェイフェイ氏(39)だ。■イギリス貴族と交友で高級寿司店も経営…中華系セレブの素顔柴咲の知人によれば、「柴咲さんはフウさんに心酔していて、最近は彼の影響でユートピアやコミューンといった言葉を使うようになったのです」実はフウ氏は柴咲のプロデュースするYouTubeチャンネル(レトロワグラースch.)に、彼女と一緒に出演している。’20年9月に公開された動画のなかで、共同ファームの理想像について問われて、「ちょっとユートピアのような、桃源郷的な思い出の場所になってほしい。みんなにとっての心のホームである場所にしたい」と答えているのだ。このとき柴咲は終始笑顔で、彼を見ながらうなずいていた。さらに動画の終盤には、「完結型の小さいコミューンを作りたい(という本能が人間には)あるんだろうね」と牧場を作ろうと考えたきっかけを分析している。柴咲を心酔させた彼はどんな人物なのか。’13年から’16年までフウ氏が『クーリエ・ジャポン』で連載していたエッセイのプロフィール欄には、《’81年上海生まれ。日本、南アフリカ育ち。早稲田大学とオックスフォード大学で哲学専攻。’06年に英国王室に招聘され、チャールズ皇太子の秘書官に就任》と記載されている。柴咲の知人は彼をセレブな実業家だと語る。「イギリスの貴族たちと交友関係があるそうです。柴咲さんとの共同ファームだけでなく、英国王室ゆかりの教育を取り入れたというプリスクールや、六本木にある高級すし店も経営。結婚していて、都内の一等地に自宅があります」’15年に柴咲はテレビ番組で、ポロを体験。その撮影に協力したポロの団体に所属していたのが、フウ氏だった。その翌年、’16年に彼は『クーリエ・ジャポン』のエッセイで《じつは、僕は日本で有機農業と軽種馬(ポロ馬)の育成・調教牧場をやりたいと思っている。それには北海道が理想的である》とつづり、英国王室の仕事を辞めて牧場を建設することを宣言した。冒頭の『人生最高レストラン』で、「自分が型にはまらずに、新しいことを常にできる人間であればいいなと思っている」と語っていた柴咲。半移住先である北海道での新パートナーとのユートピア設立を目指した挑戦はまだまだ始まったばかりだ――。
2021年06月27日妹や弟が生まれると、お兄ちゃんやお姉ちゃんは「お世話をしてあげたい」と思うことでしょう。どうやら、その感情は犬も同じようです。豆柴のおはぎくんには、最近『小さな妹』ができました。それは、飼い主(@kuromame_ohagi)さんの娘さんです。まだ小さな妹が気になる、おはぎくん。少しでも妹の声が聞こえると、飼い主さんを呼びに来るようです。しかし、おはぎくんはまだ新米兄。そのため、妹が心配な気持ちが勝ってしまい…。なかなか見事な4コマでしたお兄ワンは妹が気になって仕方ないようで、少しでも声が聞こえると呼んできます兄ワン業張り切ってます。 pic.twitter.com/Y91P7A7o5b — おはぎ (@kuromame_ohagi) June 19, 2021 妹を心配しすぎて、自分の足元にまで意識がいっていなかったようです!お腹を打ったものの、おはぎくんにケガはなく無事とのこと。よっぽど妹さんのほうが気がかりだったのかもしれませんね!投稿には「気になっちゃうよね」「頼もしいお兄わんこ」「いいお兄ちゃん」などの声が寄せられていました。きっと、娘さんが成長したら兄妹のように楽しい遊び仲間になるでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年06月20日・なんでそこ…!?・想像の6倍、食パンだった。かわいすぎる!・10回以上は見た。ジワジワくる。そんな声が相次ぎ、ネット上で話題になった動画をご紹介します。飼い主(tazu29)さんの愛犬で、豆柴のフクちゃんには『お気に入りの場所』があるのだとか。車の中にあるそうで、ドライブに行くと決まってそこにいるようです。どこかというと…! この投稿をInstagramで見る 豆柴フク(@tazu29)がシェアした投稿 「ここが最高なんよ…」なんと、フクちゃんは座席と座席の隙間に顔を入れて、ウトウト。ものすごい場所でリラックスするフクちゃん。顔が四角くなっており、「食パンみたい」といわれるのにも納得です…!飼い主さんによると、後部座席にいたフクちゃんは、自ら顔をはめるようになったのだとか。ちなみに、危なくないようフクちゃんは後部座席にしっかりと固定してあるそうです。フクちゃんの中で、居心地がいいポイントがあるのでしょう…。こんな同乗者がいたら、ドライブがいっそう楽しくなりそうですね![文・構成/grape編集部]
2021年06月20日●理想と現実とのギャップにもがいた過去映画『バトル・ロワイアル』(2000)で注目を集め、『GO』(2001)で映画賞を総なめにしてから約20年、女優として第一線で輝き続けている柴咲コウ(39)。歌手としても活躍し、近年は実業家の顔も持つ。東京と北海道との2拠点生活をスタートさせるなど私生活も含めて進化を続けている柴咲だが、ディズニーの実写映画最新作『クルエラ』で主人公・クルエラの日本版声優を務め、デビュー当時の自分を掘り起こすような感覚があったという。過去の自分を振り返って何を感じたのか。本人にインタビューし、20年以上のキャリアを振り返りつつ、柴咲の生き方に迫った。名作アニメーション『101匹わんちゃん』に登場するディズニー・ヴィラン(悪役)、クルエラの誕生秘話を描く本作。ファッション・デザイナーを夢見るエステラは、伝説的なカリスマ・デザイナーのバロネスとの出会いによって運命が大きく変わり、次第に狂気に満ちあふれたクルエラの姿へと染まっていく。エマ・ストーン演じる主人公・エステラ、のちのクルエラ役で実写映画の日本版声優に初挑戦した柴咲は「声という自分の一部で表現しなければいけない。しかも、すでにキャラクターや俳優さんたちの味が映し出されている完成した作品に、声だけでマッチさせるのは難しかったですが、やりがいがありました。完成した作品を見て自分が感じられるのは嫌なので、キャラクターの声として楽しんでもらえることが目標でした」と振り返る。そして、ファッション・デザイナーを夢見ながら、理想と現実の違いに苦しむエステラの姿を見て、自身のデビュー当時を思い出したという。「デビューしたのが16歳で、わけもわからず広告の仕事が決まり、映画に出演し、自分ができることと求められることのギャップを感じたり、自分が思い描いている理想になぜならないのだろうと過信している部分もあったり、いろんなギャップを抱えていた当時を思い出しました」。さらに、「現場で監督から『こういう風にやって』と言われることに納得できず、反論することもあったのですが、『言われたことができないのにえらそうな顔するな』と言われたり」と振り返り、「未熟だから自分が未熟であることに気づかず、自分は完成されていると思っていて、子供だったなと。今は足りないことだらけだと思いますが、あの頃は『自分は強い』と思っていないと生きていけなかったのかもしれません」と分析する。次第に自分の未熟さを認めていった柴咲。「結局、監督がOKを出さないとOKではない。提示されたことに応えられていないという中で、どうやら力がないらしいと思い知っていく。完全に自分の力不足だと思い、もっとうまくなりたいと火がつきました。『やる気ないなら辞めれば』『へたくそ』と言われると燃えました」と打ち明け、「人から習うことが苦手でしたが、そういうことも必要だと思うようになりました」と加えた。クルエラは反骨精神が原動力となっているが、柴咲の原動力とは。「私は昔から“不屈の精神”と言っているので、似たようなものはあると思います。逆境というか、持って生まれたものはそれぞれ違うし、誰かが持っていて自分は持ち合わせていない場合にどう生きればいいのかというのは、常々感じていたことです」と明かす。●「無難なほうを選ぶのではなく、自分の気持ちに正直に」不屈の精神で芸能界を生き抜いてきた柴咲。女優業において大切にしていることを尋ねると、「仕事に限らずプライベートでも大切なことですが、真実を知りたい、本質を見極めたいという好奇心は持ち続けています」と答えた。「真実・本質を見極める力」は、演じる役をつかむ上で重要だという。「この作品で言いたいことは何か、本質を見極められなかったら役を全うできない。監督やプロデューサーの指示に従って、ただ与えられたセリフを言えばいいという話ではなく、それをキャラクターにどう落とし込めばいいのだろうと、本質をつかむ必要があるので」。また、「正直に生きる」ことも大切にしていると言い、その思いは「特に今、加速しているかもしれません」と告白。『クルエラ』に参加したことで、改めてその大切さを感じたという。「私は新たなフィールドを増やしていくタイプなので、ずっと同じことをやっているという自覚はありませんが、とはいえ女優業として考えると20年以上続けている。長く続けていると無難になりがちで、冒険したくない、今のポジションを崩したくないという人もいると思いますが、私は無難なほうを選ぶのではなく、自分の気持ちに正直に生きたいと思っています」。続けて、「『あなたってこういう人なんだ』と言われるとその反対を向きたくなったり、以前は『キツそう』『怖そう』と言われていたのに最近はあまり言われなくなって、それもつまらないなと感じたので、また怖いほうを目指していこうかなと思ったり。ずっと同じイメージを持たれるのは新鮮味がなくて嫌なので(笑)」と、あまのじゃくな性格も明かす。「あなたって〇〇だよね」と言われるのは嫌だけど、その周囲からのイメージの逆を進む形で、結果的にその言葉によって導かれてきた柴咲。「そういう意味ではコントロールしやすいと思います。こう言ったらこっちに行くだろうと、実は誘導しやすい」と笑った。●年齢にとらわれず「今を生きている」そして、「性格は昔から全然変わってない」ときっぱり。「人に合わせるのは苦手だし、それを変えてまで生きたいとは思わないし、楽しいとも思わない」と言い、「ただ、人からの助言やアドバイスで変わったり、学ぶところもあるというのは、昔よりは大いに感じられるようになりました」と、根本は変わらないものの変化した部分もある。また、「正直に生きる」という生き方について、「正直に思ったことを言ってしまうデリカシーのない時期がありました」と反省も。「自分に正直に生きることは大切だけど、それが人を傷つけることになってはならない。人のことはとやかく言わず、でも、自分には正直に、というのが一番です」と語った。クルエラを演じたことで、自分が大切にしていることを再確認できたという柴咲。「これからも自分の気持ちに正直に、信念を持って力強く生きたい。そういう気持ちを忘れずに生きていくことが大切なのだと改めて感じることができました」。今年の8月5日で40歳を迎えるが、30代から40代に変わることについてはあまり意識していないという。「みんな年齢にとらわれすぎなのではないかな。必ず平等に年を取るわけですから」と笑いながら指摘。そして、「今を生きています」と言い、「今を生きましょう、みなさん」と呼びかけも。最後に「ファンの方は私の挑戦をいつも温かく見守ってくださっていますが、この作品は、期待を裏切らない、期待以上のものになっています。歌も歌わせていただき、自分の活動を集約できるような参加の仕方ができていますし、作品自体がとても楽しめるものになっているので、見ていただけたらと思います」とファンにメッセージを送った。『クルエラ』は映画館およびディズニープラス プレミアアクセスにて公開中(プレミア アクセスは追加支払いが必要)。■柴咲コウ1998年に放送されたTBSのテレビ番組『倶楽部6』でデビュー。1999年に出演したCMで注目を集め、女優としては映画『バトル・ロワイアル』(2000)や『GO』(2001)での演技が高く評価され、数々の映画やドラマに出演。2017年にはNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で主演を務めた。歌手としては2002年に「Trust my feelings」でデビュー。2016年にエンタメ・コマース事業を行うレトロワグラースを設立し、持続可能な社会を目指した活動も行っている。柴咲コウ衣装=Shiatzy Chenスタイリスト=stylist Kei Shibata (tsujimanagement)
2021年06月12日最近、女優の柴咲コウさん(39)が何かと話題です。彼女はもともと、2016年にレトロワグラース株式会社を設立。昨年には長年所属していた事務所を退職し、自身の設立した会社所属に。女優や歌手活動だけでなく、環境問題に配慮した衣食商品をプロデュースする事業も積極的におこなっています。現在は東京と北海道の二拠点生活をおくっており、形にとらわれないライフスタイルに魅了されるファンも多いといいます。しかしここへ来て、陰りも見え始めています。彼女の運営する会社が四期連続の赤字で、厳しい経営状況にあるのではと言われているのです。さらに北海道で行う牧場の共同経営者である中華系英国人実業家、フウ・フェイフェイ氏との関係にも注目が集まっています。もともとはテレビ番組の企画で知り合ったというお二人ですが、柴咲さんが彼の考えに心酔しているのでは……と囁かれています。2人が現在、どういった関係性にあるのかはわかりません。また牧場の共同経営がどうなっているか、細かい経営状況も明らかにされていません。ただ強い思いを抱いた男女が経営をするという状況のなかで、不安に思うことがあります。それは一般的に“恋愛とビジネスをいっしょにすると、破局する可能性が通常よりもぐっと高まる”ということです。いったい、なぜなのでしょうか。■恋人同士の共同経営はなぜ上手くいかないのかそもそもビジネスで共同経営という形を取ると、メンバー間でトラブルが起きた際に収集がつかなくなりがち。その結果、元々の友情が壊れてしまうことも多いといわれています。最終決定権や各々の役割がどちらに、どの程度あるのか。こういった部分が「揉めたらしっかり話し合おう」といった口約束で済まされていると、いざビジネスが傾いたり上手くいったりした際にトラブルを引き起こすというわけです。もちろんビジネスの規模や経験、経営形態で一概にくくれるわけではありません。しかしどんなにビジネス上の役割や権利を線引きしていたとしても、恋人同士という関係性で起きたトラブルが割り込んでくる可能性はあります。恋人同士の波とビジネスの波。恋人同士の事業経営は、常にこの2つの波を乗り越える必要が出てきます。そのため通常の経営よりも、人間関係のトラブルが起きやすい側面があるのではないでしょうか。でも現実社会には夫婦経営をしている方々も、かなり多くいらっしゃいます。こうした場合はどうかというと、恋人同士の経営とは話がまた異なります。夫婦経営も、プライベートとビジネスが混在しているという点で難しさはあるでしょう。ただトラブルが起きた際に「それでも結婚しているし、何とかしなきゃ」という修復へのモチベーションが、恋人関係よりもかなり高くなる傾向があります。実際、夫婦関係もビジネス関係も解消するのはかなり困難です。そうした困難に直面するよりも今の関係を何とか修復した方がいいと思うのは、自然なことではないでしょうか。■「妻の家業をいっしょに継ぐ!」と決意した男性の話筆者は過去、「結婚と同時に妻の家業をいっしょに継ぐ!」と決意した男性に話を聞いたことがあります。彼は結婚して数年後に奥さま一族がおこなっている家業を手伝い始め、小さいながらも最終的に会社の副社長のポジションに上りつめます。しかし立場上はどんなに偉くなったとしても妻の実家に仕事も住居も”間借り“している感が拭えず、だんだんと夫婦の溝が深まっていったといいます。こうして夫婦関係はゆるやかに破綻の道をたどることに。ただいざ離婚などを考えた際もビジネス的なつながりが大きすぎるため、なかなか別居や退職といった“始めの一歩”を踏み出せなかったといいます。最終的には夫婦のこと、子どものこと、そしてビジネスのこと、3つを同時に話し合っていくことで少しずつ先に進んでいるそうです。ただ、かなりの面倒なのはハタから見ても明らかでした。こうした面倒くささが、良くも悪くも絆としての吸着力を発揮する。それが夫婦経営です。柴咲さんの活動は一人の女優や女性という枠を大きく変えるものであり、勇気や個性を感じます。ただそこに男性の影や「コミューン※」といった聞き慣れない言葉が混ざってくると若干、理解が追いつかない部分もあります。牧場経営がどういった形で行われているかは明らかではありませんが、より彼女らしい活動ができるような場であることを願いたいものです。※コミューンとは、フランスにおける、最小の地方行政区画の称。日本の市、町、ムラに相当する。西洋史においては、誓約をした市民たちによって構成され、封建領主の支配から脱却した、中性の自治都市。(新明解国語辞典より)(文:おおしまりえ)
2021年06月11日アイコニックな白黒ファッションでも有名な“ディズニーヴィラン”の誕生秘話が明かされる『クルエラ』。公開直後から、「エマ・ストーンの変貌ぶりに心奪われた」「ストーリー、ファッション、音楽、映像、全てが本当に最高」「エマ・ストーンとエマ・トンプソンの演技対決が圧巻」「ディズニー映画史上最高傑作」など絶賛の声が相次ぎ、字幕、吹替ともに高評価でいま注目を集めている。そんな本作の公開を記念し、主人公クルエラ役の日本版声優を務めた柴咲コウと、バロネス役を務めた塩田朋子が大ヒット記念舞台挨拶イベントに華々しく登場。世の注目を一身に受けている本作への熱い想いを語った。柴咲さんが声を担当したのは、親を亡くした少女エステラ。ファッション・デザイナーを目指し、一見華やかなファッションの世界へ足を踏み入れた彼女だが、ある出来事をキッカケに、ディズニー史上最も悪名高き“ヴィラン”クルエラへと変貌を遂げていく――。そして、そんな彼女を大きく変える重大人物が、塩田さんが演じたバロネス。バロネスは、世界を代表するブランドのカリスマ的ファッション・デザイナー。デザイナーを目指すエステラにとって憧れの存在だが、彼女はエレガントに洋服を着飾る一方で、ヒステリックな一面を持ち、目的のためには手段を選ばない。彼女に斬新な発想力と才気あふれる想像力を認められたエステラは、その下で働くことになるが、次第にこの2人の関係が大きく変わり始める。塩田朋子、バロネス役に「周りから『やっぱりね』と言われた」公開直後から「かっこよくて、引き込まれた」「ハマり役」と絶賛の声が相次いでいる2人が声を担当した吹替版。白のワンピースに黒のベルトでアクセントを利かせた爽やかな装いで登場した柴咲さんは、この反響について「友人たちが『すごく合っていたよ』と感想を送ってくれました。私自身は柴咲コウが全面に出る吹替にはしたくないなと思っているんですけど、友人の中には『私の生き方や生き様とリンクするところがあったよ』というような感想もいただいて、それは嬉しかったですね」と満面の笑み。塩田さんもまた、「これまでも、エマ・トンプソンの吹替を何度も担当していることもあり、周りから『やっぱりね』と言われたりとか、母からはやる前から『これあんたでしょ』とか、いろんな反響をもらいました(笑)最近のエマ・トンプソンは、一癖も二癖もある役がどんどん増えているので、またその役をできて本当に幸せです」と話し、本作の大ヒットを喜んだ。今回、US本社の審査をクリアし、見事クルエラの日本版声優の座を射止めた柴咲さんは、実写映画の日本版声優は初挑戦。俳優として身体を使った演技と声での演技には大きな違いがあるのだと話す彼女だが、本作では「声でとにかく全てを表現しなければいけないし、既に演じられている役者さんに全てにあわせなければいけない。声に違和感があったら台無しになってしまうので、そこはかなり注意して取り組みました」と、実写版の吹き替えならではの難しさを乗り越え、丁寧に演じ上げたことを明かした。一方、クルエラの人生に大きな影響を与えていくバロネスを演じた塩田さんは、『101』でグレン・クローズ演じるクルエラを担当。そのほかにも、実写映画、アニメ、ドラマまで幅広く活躍してきた実力派だ。バロネス役決定時の気持ちについて「『101』ではグレン・クローズがクルエラ役をやったのは20年以上前のこと。彼女は叫んでばっかりいるという印象があって、この映画が制作されることをニュースで最初に知ったときは、あのクルエラの前日譚が映画になったんだ。絶対見に行こう!と思っていたので、そのきっかけとなった役が私の元に来るなんて、夢のようなご縁だと思いました」と喜びを力説。そんな彼女だが、自身が日本版声優を務めた吹替版の魅力について、「画面をずっと見ていられることが魅力。吹替だと、ずっとスクリーンをみたまま耳からセリフが入ってくるので、素敵な表情を見逃してしまうことがない。いかに日本語のセリフを芝居にのっけていけるか、中の役者さんに上手く乗っかるかという感覚でやっています」と、数々のキャラクターに命を吹き込んできた彼女だからこそ、今回の役柄にもただならぬこだわりを持って臨んだことを吐露した。柴咲コウ「誰かの作品を観て影響を受ける」ことは大事塩田さんによって、圧倒的存在感を放つ主人公の宿敵・バロネスが誕生したが、「バロネスのように厳しい師匠がいたら?」と問われた柴咲さんは、「師弟関係を結んだことはないので分からないんですけど、もし師匠がバロネスみたいだったとしたら、飛び出てどっかいっちゃうかもしれない(笑)」と会場の笑いを誘った一方で、「でも教師のように、時には反面教師のようにいろいろ盗んでいくんだと思います。お芝居もそうだと思うんですけど、自己流で来てしまったんですが、誰かの作品を観て影響を受けるっていうのも大事だと思う。だから習える人が近くにいるのも素敵」とコメント。柴咲さんの目にも、バロネスは抜群に魅力的な存在として映ったようだ。一方、柴咲さんが声を担当したのは、創意に富んだ少女で、ファッション業界のトップに君臨するバロネスをも脅かす存在。そんな主人公のように「自分の地位を脅かす才能あふれる後輩がいたら?」と問われた塩田さんは、「そもそもおびやかされるような地位にはおりませんので(笑)」と謙遜しながらも、「才能がある若い人をみると、嫉妬というよりは本当に頼もしくて。新しい世代に向かってこの子たちはどうやってくれるんだろう? とワクワクの方が強いです。ちなみに私は、若手に厳しいつもりはないけど、ものすごく怖いと言われる。バロネスみたいに」とユーモアたっぷりに回答した。最後に、「どのように感じるかは皆さんそれぞれなんですけれども、絶対面白い作品です。是非本作を観た後に『101』を観てみてください。伏線がたくさんあって本当に面白いし、それを観たらまた劇場に来たくなる作品です」と塩田さん。そして、柴咲さんは「心の声に従うというのがキーワード。エステラは、悪名高いヴィランだって言われる人物になっていくんですけど、それは『自分が何をしたいかが明確にある』ということ。そんな彼女の強さをくみ取っていただけたら嬉しい」と語り、それぞれ熱のこもったメッセージをおくった2人に、観客たちからは拍手喝采が贈られていた。『クルエラ』は映画館 & ディズニープラス プレミア アクセスにて公開中。※プレミアアクセスは追加支払いが必要(text:cinemacafe.net)■関連作品:クルエラ 2021年5月27日より劇場にて公開、2021年5月28日よりディズニープラスプレミア アクセスにて配信© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年06月11日女優の柴咲コウが10日、都内で行われた映画『クルエラ』公開記念舞台あいさつに塩田朋子とともに出席した。ディズニーアニメーション『101匹わんちゃん』に登場するヴィラン(悪役)・クルエラを主人公とした本作。1970年代の英国ロンドンを舞台に、いかにして彼女はヴィランへ変貌したのか、その誕生秘話を描く。主演は『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞の主演女優賞を受賞したエマ・ストーンが務めており、柴咲はクルエラの日本語吹き替えを担当した。公開からしばらく経ち、周囲から反響も寄せられているという。柴咲は「友人が感想を送って、『声があっていたよ』と言ってくれた。柴咲コウが全面に出る吹き替えはしたくなくて、クルエラに入り込んで吹き替えをしたけど、『私の生き様とリンクするようなところもあったよ』と言っていただいてうれしかった」とにっこり。本作で実写吹き替え初挑戦となったが、「自分の中で合格点だったのかな。自分が出ている作品はどうしても粗探ししてしまうけど、今回は客観的に見られた」と胸を張った。塩田が演じたバロネスは、クルエラの運命を変えるカリスマデザイナー。役柄にあわせ「厳しい師匠がいたら?」という質問が出ると、柴咲は「師弟関係を結んだことないのでわからないけど、師匠がバロネスみたいだったら飛び出てどこか行っちゃうかも(笑)」といい、「私はお芝居を自己流できてしまった。師匠とか、誰かから影響を受けることも大切なのかなと思うので、そういう生き方をしてみたい。習う人が近くにいるのは幸せなのかな」と語った。前回のイベントでは目が覚めるような真紅のドレス姿だったが、この日は真っ白なスタイル。「今回は爽やかに白!東京はまだ梅雨じゃないけど湿気が多いので、さっぱりしたくて白にしました。黒で締めています」とファッションポイントを紹介した。本作が劇場公開中だが、ディズニープラス プレミアアクセスでも視聴可能。
2021年06月10日ディズニー実写映画最新作『クルエラ』が2021年5月27日(木)劇場公開、28日(金)ディズニープラス プレミア アクセスにて公開となりました。主人公クルエラの日本版声優を務めた柴咲コウさんにインタビュー。クルエラを演じた想いや柴咲さんとディズニー映画との関わり、ファッションへの考えについて伺いました。ディズニー映画の魅力 『クルエラ』は「本当にいろんな世代の人に見られる仕上がり」© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.―—今回の映画で好きなシーンはどこですか。犬のウィンクがネズミのフリしているところがもう「ずるい! 」って。プリプリプリって歩いているところですね。あと、エステラに昼ご飯忘れたから届けに来たよっていうところで、おいでって言われたウィンクがぴょんって飛び乗るところ「ずるい! 」って。―—クルエラのシーンではありますか。ゴミ収集車で来て、バロネスの昔の衣装をつぎはぎして、一個のコレクションにしちゃうってという、もう終わったものを再構築して新たなものに仕立てたっていうのはカッコいいと思いました。―—クルエラは“悪役”ですが、彼女に共感する点はありましたか。善悪は決めやすいんだけれど、今までのキャラクターものとかアメリカの映画とかでも“善”“悪”みたいな、「悪いものやっつけろ! わー! 」みたいなのがあるけれど、やっぱり私はなんでそうなったのか裏側を知るというのがすごく大事だと思っていて。しかも今回はすごい回収の仕方だったと思うんですけれど。もちろん法を犯してはいけないよっていう大前提はありながら、でも生きていくために仕方ないじゃんとか、自分自身は素直に生きているだけなのに、親とか周りの大人たちに裏切られるとか、そもそも元々の環境が最悪だったとか、そういうこともあるわけで。自分自身がそうじゃないから、それでも真面目に生きていたら良いことあるって言うかもしれないけれど、当事者はそうじゃない、ものすごい深い傷を負ったり闇を抱えたりするわけで。そこに対してある種の共感力というのは社会全体で必要なことなんじゃないかなと。もしそうやって共感してくれる人がもっと早くに現れていたら、今回の仲間たちのように、いたらもしかしたらその人は悪に手を染めなかったかもしれないし、悪とは言っているけど演出かもしれないとか、そういうことでできるのになっていうのは思います。そういうことを考えさせられるから、こういうダークサイドというかヒール側の背景っていうのを見るのはすごく好きです。―—柴咲さん自身のディズニーとの関わりやディズニー映画の印象について教えてください。ディズニーもね、たくさんありますからね。(インタビュー側のプーさんの服を見て)私もプーさん大好きなんですけども。プーさん可愛くて、プーさんの哲学の本っていうのがあるんですけど、そういうの読んだりとかして。ディズニー映画はアニメーションとしての魅力というか、そこに人生のいろいろが詰まっていたりしますよね。そういうのを学ぼうと思ってというよりかは、楽しくワクワクしながら見られるっていうのは、特に今回そうかなと思っていて。今回は本当にいろんな年代の人に見られるような仕上がりになっていると思うんですけれど、わんちゃんもいっぱい出てくるし『101匹わんちゃん』もあるからお子さんにも見てもらいたいし、わんちゃんすごく可愛すぎて、どこがCGなのかしらって思うんだけど。という部分と、やっぱり人間として、1人の人としてどう生きますかみたいなのが、いろいろヒントとか勇気をもらえるなというのをすごく実感しました。―—クルエラ以外に演じてみたいディズニーキャラクターはいますか。マリー(『おしゃれキャット』)とか動物系が好きだから。マリーちゃんとかあったらいいな。魅力的なキャラクターが多すぎて。今回は犬なんで猫もぜひと思います。実写吹替に初挑戦!アクションの難しさ撮影:つるたま 衣装:『Shiatzy Chen』スタイリング:stylist Kei Shibata (tsujimanagement)―—実写の声優は初めてということで、演技されてみていかがでしたか。まだそんなに慣れていない中での実写の吹替ということで、コツも色々と指導してもらいながらだったんですけれど、自分の幼少期から吹替で映画を見ていた感覚もあるので、それを頼りにしながら、自分が思っている倍くらいのエネルギーと抑揚をつけないとマッチしないんだなというのをすごく感じながらやりました。―—息遣いも上手かったです。息遣いとかはあまり意識せずに自然に、やっぱりビジュアルはもう演技されていて完成されているので、それに合わせていくという形で、逆に呼吸とかが聞こえない方が不自然だなというのはやりながら感じていたところだったので、話している中で息を吸ったり吐いたりするのは自然と出てきた感じはありました。シーンごとにかなり綿密に指導してくださったんですけれど、一回通して私はこれぐらいだろうと思ったら、「もうちょっと深い感情」とか言われて、なんだろうそれと思って、一回自分の声を聞くと、なるほど全然足りてないというのが納得できちゃうという繰り返しで。ちょっと抑揚を増してみようとか、吸う量を多くしてみようそうすると吐く量が増えるからとか、バランスをいろいろさじ加減でやりながらでした。―—特に難しかったシーンはありますか。一番はアクションがあるところの中で話しているのが、こっちはアクションをしないでマイクの前で表現しなきゃいけないので、活動量が多い所の声が難しいなとは感じましたね。ソファーに座ってとつとつと喋っているのは表現しやすいんだけれど、動きながら何かしながら、ちょっとお遊びを入れながらとかだと難しいと思って。心の中では暴れまくってマイクの前では立ってなきゃいけないっていうのがバランスが難しかったですね。―—今回エンドソング「コール・ミー・クルエラ」も歌われていますが、どういった思いを込めましたか。自分の思いというより、本編の吹替もそうだし、エンドソングもそうだし、本国でもあるものなので、そこから逸脱しないようにというのはありつつ。日本語にするとまた全然印象が変わっちゃうんですよ。特に歌というのは、英語だったら滑らかに本当に音楽に調和するところが、日本語だとすごく目立っちゃったりとか。そことのバランスはかなり考えて、抑揚つけて。抑揚といっても音程として決まっている中でそれを出すっていうのはこれまたいい勉強になりました。なので素の自分ではないですよね。やっぱりキャラクターを引きずって、ちょっと俯瞰で見ている自分が歌っている、みたいな。私がというよりかは、そのキャラクターの一部が、なのか、客観性が、なのかという感じで歌っていました。“若い”クルエラを演じる思い© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.―—演じる際に過去作品のクルエラは意識されましたか。若いときの方が一生懸命じゃないですか。何かに対して必死だし、完成されたクルエラ像っていうのは既にあるんだけど、それはそれとして、ここからまた20年ぐらいたったらああいう風になるんだろうなというのは、自分の人生においてもやっぱり20年前と今とでは全然違うし、20年前だったら真面目すぎて、それはそうじゃないんですって必死になっちゃうところがあるんだけど、何十年も経つとまあそれでいっかみたいなのができて、ああいうキャラクターができていて。あとクルエラは自己演出がすごく上手な人ってことだと思うんですけど、そこに至るまでのキャラクター、今回はその年代なので、そこのギャップがあってもいいのかなと思いながら。だから正解があるからそこに近づけようという意識はあるわけじゃなかったです。―—柴咲さんの若い頃はどうでしたか。やりたいこととできることのギャップもまだある中で、やっぱりそういう目指す思いや力って必要じゃないですか。そういうアンバランスさってあったんだなと思いつつ、やっぱり自分が好きなものに対しては没頭できるんだけれども、そうじゃない付いてくるものとかってあると思うんですよね。もしかしたらこういう取材もそうかもしれないけれど、お芝居をやっている人がそれを語らなきゃいけないのは難しいことでもあるなと。自己評価もしながらそれを共有しなきゃいけないし、拡散していかなきゃいけないしみたいな。だからその中で全然関係ないバラエティに出ますとかってなると、いよいよ何やるんだっけみたいなときがあったり、ちょっと本職というかやりたいことと離れていっちゃう、けれど見てもらわなきゃっていう葛藤があったり、そういう居心地の悪さが顔に現れるみたいなのは若い時は結構あったかなと。―—そこから変えてくれたものは何ですか。結局巡り巡っているし、みんなで作っていて、例えば映画制作とかドラマの制作でも、いろいろな人が携わってないと出来得ないことだなというのは昔よりは知ってくるし、自分自身が作る側に回ると大変だと思うし、お金ってこうやって集めるのかとか、全然欲しいところに人が来ないとか、そっちの側の裏方の苦労がわかると理解がものすごくできることとか。あとは想像力というか、20年いろんな人と付き合いしてきて見えてくるものがあったりというのも作用していると思います。「黒いカッコいいエッジの効いた服も、たまに着たいという想いが再燃」© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.―—柴咲さんのファッションに対する考えを教えてください。似合うとかどうかは別として、何が着たいかという方が大事で。気分とか、世の中の流れとかもあると思うんですけれど、私はやっぱりビビットな色が着たいとか、今回の映画が影響して黒いカッコいいエッジの効いた服もたまに着たいなというのも再燃していたりするし、その気分を表現するのもファッションだなと私は思っているので、似合うとかどう見られるとかあんまり考えないかも。ただ私の場合、似合わない色味とかっていうのは好きじゃない色に繋がることもあります。―—ご自身のファッションブランドも展開されていますね。環境課題の提示としてというところが大きいので、どちらかというとファッショナブルでとかエッジの効いたとはまた違う役割かなとは思っていますし、あとはどういった背景で作られているものかを納得できないと本当に気持ちよくは着られないと私自身は思っているので、そういった環境配慮しているものというのはテーマになっています。―—ブランドを立ち上げて3年たって難しいところはありましたか。人ですよね。人を集めるというのが難しくて、私自身は事業の柱を作る側なので、そこで細かいものをするとかいう側ではないんですけども、人がいないと結局自分がやらなきゃいけないという中でやっと少しずつ人が集まってきて、また新たな体制で今年の秋冬からできたりするので、ぜひ注目してくださいというところなんですけれども、そこは本当に難しいですね。やりながら学びながらというところですね。今後はカラーを楽しみたいかなと思っていて。環境負荷のことはきちっと第一優先で考えながら、その中でもうちょっと遊び心というのは今期足していけたらなと思っています。『クルエラ』映画館&ディズニープラス プレミア アクセスにて公開中※プレミア アクセスは追加支払いが必要です。
2021年06月02日「北海道で共同ファームを持っていますが、意識、思いが共通する人たちを集めてユートピアみたいなものを作りたい。馬に乗って、畑を耕してみたいな」真っ赤なパンク風ドレスをまとい、上機嫌でこう夢を語ったのは柴咲コウ(39)。これは5月25日に登壇した映画のイベントで語ったものだ。昨年3月に長年所属した事務所から独立した柴咲。16年にはレトロワグラース株式会社も設立し、女優と並行して社長業にも精を出している。「5月22日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)で、柴咲さんは北海道に家を建て、ファームを経営していると明かしました。そのファームの共同経営者はフウ・フェイフェイさん(39)という中華系の実業家だと聞いています。イギリスの貴族とも交流があり、都内で高級寿司店を経営するセレブです」(柴咲の知人)“新天地”での活動に夢を膨らませる裏で、柴咲は悩みも抱えている。「柴咲さんが社長を務めるレトロワグラース株式会社の経営が悪化しています。柴咲さんがTシャツひとつひとつにもこだわっているアパレル事業の赤字が大きいようです。柴咲さんの芸能活動の収入でこの穴埋めをしている状況です」(前出・柴咲の知人)本誌がレトロワグラース株式会社の登記を確認すると、’20年5月に資本金が約1億6,000万円から8,500万円へ減額されていた。’21年5月に発表された決算公告によれば、約6,800万円の赤字。税理士法人・響の佐々木丈彦税理士は、「会社の経営状況があまりよくないのではないでしょうか」と推測する。「資本金を大幅に減らすことは、損失を補填して、財務諸表上 の“見た目”をよくするために行うことがあります。4期連続で赤字決算となっています。『柴咲コウ』のブランド力を活かしきれておらず、厳しい状況であるのは確かでしょう」柴咲の胸中を前出の知人が語る。「柴咲さんの共同ファームはまだ完成したばかりですし、その収益はすぐには当てにできないでしょう。苦しい経営状況のなか牧場に資金を注いでいるわけですが、彼女はファーム活動で充実感を味わい、心のよりどころにしているのだと思います」
2021年06月01日「土掘ったり、レクチャーしてもらいながら、少しずつ(農場の生活に)慣れていくっていう(状態です)。いろいろ植えてきました。ベリーだったりとか……」5月22日放送のトーク番組『人生最高レストラン』(TBS系)で北海道での充実した生活について語ったのは柴咲コウ(39)。北海道に新しく家を建て、牧場を経営し、現在は東京と行ったり来たりしているという。「柴咲さんは’20年3月に長い間所属していた事務所から独立しています。’16年に設立したレトロワグラース株式会社の社長と女優という二足の草鞋を履くなかで、さらに新しい挑戦を始めたことが話題を集めました」(芸能関係者)本誌が取材を進めると、柴咲の牧場は新千歳空港の近くにあることがわかった。その広さは東京ドーム6個分ほど。登記によると、農畜産物の生産、加工および販売をしており、さらに馬に乗って行う団体球技の一つである「ポロ」の競技馬の生産や調教なども行っているという。5月25日に登壇したイベントでも柴咲は、この牧場について明かしている。夢について尋ねられた柴咲は、「コミューンを作る」と答え、さらに、「北海道で共同ファームを持っていますが、意識、思いが共通する人たちを集めてユートピアみたいなものを作りたい。馬に乗って、畑を耕してみたいな」と熱く思いを語った。そんな目標に向けて走りだした彼女には、新たなパートナーがいる。ファームを共同で経営する中華系英国人実業家のフウ・フェイフェイ氏(39)だ。■イギリス貴族と交友で高級寿司店も経営…中華系セレブの素顔柴咲の知人によれば、「柴咲さんはフウさんに心酔していて、最近は彼の影響でユートピアやコミューンといった言葉を使うようになったのです」実はフウ氏は柴咲のプロデュースするYouTubeチャンネル(レトロワグラースch.)に、彼女と一緒に出演している。’20年9月に公開された動画のなかで、共同ファームの理想像について問われて、「ちょっとユートピアのような、桃源郷的な思い出の場所になってほしい。みんなにとっての心のホームである場所にしたい」と答えているのだ。このとき柴咲は終始笑顔で、彼を見ながらうなずいていた。さらに動画の終盤には、「完結型の小さいコミューンを作りたい(という本能が人間には)あるんだろうね」と牧場を作ろうと考えたきっかけを分析している。柴咲を心酔させた彼はどんな人物なのか。’13年から’16年までフウ氏が『クーリエ・ジャポン』で連載していたエッセイのプロフィール欄には、《’81年上海生まれ。日本、南アフリカ育ち。早稲田大学とオックスフォード大学で哲学専攻。’06年に英国王室に招聘され、チャールズ皇太子の秘書官に就任》と記載されている。柴咲の知人は彼をセレブな実業家だと語る。「イギリスの貴族たちと交友関係があるそうです。柴咲さんとの共同ファームだけでなく、英国王室ゆかりの教育を取り入れたというプリスクールや、六本木にある高級すし店も経営。結婚していて、都内の一等地に自宅があります」’15年に柴咲はテレビ番組で、ポロを体験。その撮影に協力したポロの団体に所属していたのが、フウ氏だった。その翌年、’16年に彼は『クーリエ・ジャポン』のエッセイで《じつは、僕は日本で有機農業と軽種馬(ポロ馬)の育成・調教牧場をやりたいと思っている。それには北海道が理想的である》とつづり、英国王室の仕事を辞めて牧場を建設することを宣言した。冒頭の『人生最高レストラン』で、「自分が型にはまらずに、新しいことを常にできる人間であればいいなと思っている」と語っていた柴咲。半移住先である北海道での新パートナーとのユートピア設立を目指した挑戦はまだまだ始まったばかりだ――。
2021年06月01日ディズニー史上最も悪名高きヴィランであり、映画史上最もアイコニックな白黒ファッションでも有名なクルエラの誕生秘話を描く実写映画『クルエラ』が明日5月27日(木)公開。この度、人気アーティストの清川あさみが手掛けたオリジナルポスターアートが公開された。映画公開を記念して、世界各国で様々な女性アーティストとコラボレーションし、クルエラのオリジナルポスターアートを制作する“『クルエラ』グローバル・コラボアート企画”が展開中。その日本代表が、糸と異素材を組み合わせたミクストメディアによる多様なビジュアル表現を展開する日本のトップアーティストの清川さんだ。表参道ヒルズで開催された「美女採集展」では、10日で5万人を動員し、本作の吹き替えを務めた柴咲コウをはじめ女優、アーティストとコラボレーションした作品は数知れず。今年アーティスト活動20周年を迎え、絵本作家、アートディレクター、プロデューサーとしてもマルチに活躍中。大のディズニーファンだと話す清川さんは、クルエラについて「真逆に感じられる白と黒は、本来絵の中で同じ存在感を示します。白があるから黒が存在する。クルエラは美しい未来を見てるだけ。少しカオスで最先端なだけ。揺れながら姿を変え生き続けているその根の部分は、ある意味とても恐ろしい程ピュアであり、芸術的なモンスターなんです」と分析。「クルエラのように心に何かを抱える人達はなぜ自分を飾るのか、ファッションとは個々の夢の境界線を作る大きなエネルギーを持つのではないか?どの時代でも揺れながら姿を変え生き続けているその核のような部分は、ある意味とても怖いくらいピュアで美しいものだと思います」と魅力を語る。オリジナルポスターアートでは、クルエラの意志表示であるスタイリッシュなビジュアルを、糸を巧みに操る清川さんならではの独創的な手法で新たに創り出されている。『クルエラ』は5月27日(木)より映画館、28日(金)ディズニープラス プレミアアクセスにて公開。※プレミアアクセスは追加支払いが必要(cinemacafe.net)■関連作品:クルエラ 2021年5月27日より劇場にて公開、2021年5月28日よりディズニープラスプレミア アクセスにて配信© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年05月26日今週5月27日(木)から公開される実写映画『クルエラ』の公開直前イベントが本日25日(火)に行われ、本作の日本語吹き替えに参加した柴咲コウが、クルエラ風のパンクファッションで登場した。真っ暗なステージに本作の日本版エンドソング「コール・ミー・クルエラ」が流れ、そして燃え上がる炎に包まれクルエラの吹き替えを務めた柴咲さんが華麗に登場。舞台となるパンク・ムーブメント吹き荒れる70年代ロンドンをモチーフに、赤と黒のパンクファッションで登場した柴咲さんは「映画の中の印象的なシーンでクルエラが赤いドレスを身に纏っているので、私も赤で合わせてきました」と衣装をアピール。また「アニメーションの声優はやらせていただいたことがあったのですが、映画として完成されていて役者さん達が120%の力で演じていて、さらに効果音もあったりと、全部出来上がっている中に声を後から入れるというのはすごく難しいし、口もあわせないといけないとかそういう技術的なところの難しさがありましたね」と実写映画ならではの難しさを語り、「自分自身が吹き込んだ声を聴いたときに自分を感じたくないと思って、本番を重ねました」と並ならぬ情熱を持って本作へ挑んだ様子。本作は、名作アニメーション『101匹わんちゃん』に登場するディズニー史上最も悪名高きヴィラン、クルエラの誕生秘話が、衝撃のパンクロック・エンターテインメントとして過激かつスタイリッシュに明かされるが、柴咲さんは「クルエラのバックグラウンドが描かれているわけですけど、葛藤ばかりなんですよ。正直に生きたくても生きられないって私たちも日々感じてると思うんですけど、正直に生きられたら一番いいけど、そうはいかないじゃないという矛盾に対峙したり、そういう社会に向き合わないといけないというときがありますよね。クルエラの葛藤を抱えていてこそ正直に生きる、自分の声に従うというのがすごく説得力もありましたし、私も見習いたいと思いました」と熱弁。クルエラのキャラクターに関しては「悪役というところでフィーチャーされるけれど、今回はどうしてそうなったのかという理由に共感してくださる人がたくさんいらっしゃるんじゃないかと思います」とアピールした。今回吹き替えのみならず、日本版エンドソング、これまで抑え込んでいた本当の自分を解き放とうとするクルエラの葛藤と、その後に待ち受けるクルエラの切ない運命を描いた「コール・ミー・クルエラ」も担当した柴咲さん。レコーディングをふりかえり、「歌詞が本当にグッとくるというか、クルエラとして私を生きていくんだという覚悟や決意がすべてそこに閉じ込められているなと思ったので、私も覚悟をもって臨みました」と明かす。そして最後に「本当にファッションも素晴らしくてなにより音楽がかっこよくて、たくさん名曲が散りばめられているので、ぜひ映画館で楽しんでほしいなと思いますが、こういった状況があるので…今回はディズニープラスの方でも公開されるので、そちらでも楽しんでいただけたらなと思います。でもやっぱり映画館で見てほしいです。字幕と吹替で2度と言わず、3度、4度と楽しんでいただけたら嬉しいです」と日本公開に向けてコメントを寄せた。『クルエラ』は5月27日(木)より映画館、28日(金)ディズニープラス プレミアアクセスにて公開。※プレミアアクセスは追加支払いが必要(cinemacafe.net)■関連作品:クルエラ 2021年5月27日より劇場にて公開、2021年5月28日よりディズニープラスプレミア アクセスにて配信© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年05月25日女優の柴咲コウが25日、都内で行われた映画『クルエラ』の公開直前イベントに出席。作品の主人公であるクルエラをイメージした、パンク風のドレスを披露した柴咲。赤色の服は「10年くらい着ていない」といい、「その反動で最近は情熱を感じる色を身にまといたくなった。今日の気持ちとぴったり。色があると元気になる」とご満悦だった。本作は、ディズニーアニメーション『101匹わんちゃん』に登場するヴィラン(悪役)・クルエラが主人公。1970年代の英国ロンドンを舞台に、いかにして彼女はヴィランへ変貌したのか、その誕生秘話を描く。主演は『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞の主演女優賞を受賞したエマ・ストーンが務めている。柴咲はクルエラの日本語版声優を担当。アニメ声優は経験あるが、吹き替えは本作で初挑戦となった。「映画として完成されている作品声を入れるのは難しかった。口も合わせないといけないので。俳優さんが声優をやるとよくなりがちなのですが、120%出し切ってもその声を聞くと全然出せていないっていう。その現象が起こりましたね。役者は無言の芝居ができるけど、声優では声にすべてを吹き込まなければならず、そこが苦労しました」とアフレコを回想した。吹き替えのほか、エンドソングも歌唱している。「歌詞がぐっとくる。クルエラとして生きていくんだという決意がすべて閉じ込められている。“心の声に従う”というキーワードは大切だと思っていて、共感した」と魅力を力説。レコーディングは「覚悟を持って臨んだ」といい、収録後のミックスチェックも立ち会ったという。「もともと英語で歌われている曲。英語と日本語では響きが違うので、息を吸う加減とか色々細かく検証しました」と熱を込めた。本作ではクルエラが「心の声」に従って生きる様が映し出されているが、柴咲自身も「心の声に従って生きてきていると思う」と自己分析する。「協調性も大切だと思うけど、自分自身が一番の味方であり、応援者であり、支持者でありたい。これからも正直に生きていきたいですね」と語った。また、現在の夢について話題がおよぶと「夢というからには小さいことを言ってはいけない。大きいこと言う」とし、「コミューンを作ること!」と宣言。北海道と東京の2拠点生活を送っているが、「北海道で共同ファームを持っていますが、自分の思いに共感する人を集めてユートピアみたいなことができたらいい。馬に乗って、畑を耕して、みたいな」と願望を明かした。『クルエラ』は、5月27日より映画館で、5月28日よりディズニープラス プレミアアクセスで公開。
2021年05月25日