モデルの栗原ジャスティーンが23日に自身のアメブロを更新。出産した第2子と長女の違いを明かした。22日のブログで前日に第2子となる次女を出産したことを報告していた栗原はこの日、長女と次女の比較ショットを公開。「入院をして一晩過ごしましたが、、」と述べ、長女を出産した際について「初日から大声で一晩中泣いていて、授乳も毎時間して全く寝れなかった」と振り返りつつ、次女については「すんごく寝る」と違いを明かした。続けて、自身についても「初日から授乳の合間の3時間ぐっすり寝れて」と説明し「合間の時間も時間を持て余すほどゆっくりできています」と報告。「まだDay1だからたまたまの可能性もありますが」と述べつつ「長女の時は本当に声も大きく」「6人相部屋で隣の方が部屋移動したいと言って移動していたほどなので」と長女の出産後の出来事を振り返った。また「看護師にはここには赤ちゃん苦手な人がいないから大丈夫 とフォローしてもらってて、、」と明かし「どう成長するのか楽しみだな」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年04月25日モデルの栗原ジャスティーンが21日と22日に自身のアメブロを更新。予定日を過ぎて出産した第2子の名前を公表した。21日に、栗原は出産の予定日から2日過ぎていることを明かし「1人目の時は3日目オーバーした頃に陣痛が始まったので、、同じ感じになるのかな??」とコメント。「長女の立ち会いNGなので時間によっては夫が立ち会えなくなるけどそれはもう仕方がないな」と述べつつ「でもやはり出来たら立ち会ってほしい」とつづった。続けて、22日に更新したブログでは前日に第2子となる次女を出産していたことを報告し、第2子を抱えた自身と夫でアメリカンフットボールとボブスレーの日本代表として活躍した栗原嵩との3ショットを公開。「栗原リヴィー希波が加わったLivvy Kina」と第2子の名前を公表し「栗原家を今後ともよろしくお願いします」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「素敵なお名前」「おめでとうございます」「赤ちゃんも、元気そうでなによりです」などのコメントが寄せられている。
2024年04月23日モデルの栗原ジャスティーン(35)が22日、自身のインスタグラムを更新し、第2子出産を報告した。栗原は「2024/4/21 日曜のお昼に第二子が誕生しました」と伝え「栗原リヴィー希波(Livvy Kina)です」と紹介。「希望の波と書きます想像した時に元気いっぱいな人になるのが浮かんで早い段階で決定しました」と明かした。続けて「家族4人になった栗原家を今後ともよろしくお願いします」と呼びかけ「#誕生#家族#第二子#第二子出産#ハワイ#newborn」とハッシュタグを添えた。栗原はアメリカで話題のファッションだけでなく、生活もインスタグラムなどのSNSで発信する「ライフスタイルモデル」として活躍。2014年3月にアメリカンフットボールの栗原嵩選手と結婚。2020年7月に第1子女児出産を発表した。
2024年04月22日●さまざまな問題で大きく揺れたエンタメ業界に危機感エンターテインメントや政治・社会問題などについて自身の考えを述べ、その発言がたびたび注目を集めている音楽プロデューサー・松尾潔氏。2023年、旧ジャニーズ事務所や宝塚歌劇団の問題などで大きく揺れたエンタメ業界に危機感を抱き、クリーンな世界に変えていくために今、膿を全部出しきるべきだと考えている。「大好きな音楽の仕事を続けていくためにも、クリーンな世界にしていきたい」。松尾氏に今の思いを聞いた。昨年、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の創業者・故ジャニー喜多川氏による性加害問題について、疑惑を放置するべきではないと、いち早く声を上げた松尾氏。今年1月には、日刊ゲンダイでの連載「メロウな木曜日」、RKBラジオ『田畑竜介Grooooow Up』での発言に加え、今の自身の思いを書き下ろした著書『おれの歌を止めるなジャニーズ問題とエンターテインメントの未来』を出版。「1冊の本にして世の中に対して提言とか問題提起ができたら」と思いを明かす。昨年はエンタメ業界のさまざまな問題が明るみに。松尾氏は「エンターテインメントの未来を考えるにあたって、2023年はのちのち大きな節目と言われるんじゃないかという実感がありました」と語る。「ジャニーズ、宝塚、歌舞伎など、エンターテインメントの老舗が抱えていた非常に根の深い問題……セクシャルハラスメントやパワーハラスメントといったハラスメントが顕在化し、表に出たときにはかなり根腐れを起こしていた。似たようなことがいろんなところで起こっているのではないかと想像するのは自然なことですよね」そして、「ジャニーズも宝塚も歌舞伎も別の話なのでそれぞれ検証しなきゃいけない」とするも、「問題の構図はどこか似ているところがある」と感じているという。「エンターテインメントは文化ですがビジネスでもある。利潤追求を優先するあまり、モラルやマナーをないがしろにしたのではないかなというのが、すべての問題に共通しているように思います。さらにもっと言うと、その根本にあるこの国の在り方……政治や経済にも目を向けて正すべきところは正していかないといけないと思います」○誰もが自由に意見を言える社会に変わらなければいけないまた、何か疑問を感じたときに誰もが意見を言える社会に変わらなければいけないと、その必要性を強調する。「おかしいと思っても口に出せない空気があるからこそ、何か問題があっても表に出なかったり、なかなか問題が解決できないのではないかなと。我々は今、そういう反省をしなければいけないと思っています」自身も、ゆるくではあるが同調圧力のようなものを感じることがあったという。「『いいエンタメとは、いいショービジネスとはこういうものである』『こういうときはこうするべき。空気を読めよ』というような同調圧力が、ギュッと締め付けるのではなくふわっとした感じで、そういった空気が蔓延している気がします」日本を代表するアーティストの楽曲を手掛けてきた松尾氏だからこそ、関わってきたアーティストへの影響も考えざるを得ない。「2015年の安保法制のときに、デモに参加したミュージシャンの方もいました。僕は日本のエンタメのど真ん中にいる人たちと仕事をしているので、例えば僕がそういったデモに参加したり、業界や社会に関して何かアクションを起こすと、その人たちに迷惑がかかるのではないかと。そういう思いをずっと抱えていました」だが、ジャニー喜多川氏の性加害問題が明るみに出て、「これは声を上げなければいけない」という思いに。「この問題の本質は人権蹂躙であり、被害を受けているのが子供、もしくは、かつて子供だった大人たち。僕は特別正義感が強いわけでもないですが、これはあり得ないと思ったんです」そして、音楽を愛しているからこそ、クリーンな業界にしていきたいという思いがある。「おかしいと思うことを放置し、視界が曇ってしまうのが嫌なので、最初は手動のワイパーかもしれませんが、一生懸命、視界をクリアにしていきたいなと。ハラスメントのない労働環境であるべきだし、人権が尊重されるべき。せっかく楽しいと思える音楽の仕事ができているので、長く続けるためにも健全化させていきたいという思いです」だが一連の発言がきっかけとなって、スマイルカンパニーとの業務委託契約が終了となり、昨年7月に公式Xで「私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由です」と報告した松尾氏。契約終了は全くの想定外だったと振り返る。「ジャニーズ事務所とスマイルカンパニーの関係が近いとはいえ、まさかこの件で契約終了になるとは思ってなかったので本当にびっくりしました。むしろ賛同してくれると思っていて、山下達郎さん(スマイルカンパニー所属)も『よく言った』と言ってくれるかなと。おめでたいんでしょうね、僕は……」●僕の声の上げ方が間違っていたのかなと自問自答することも2023年をきっかけに声を上げやすい社会に変わっていくことに期待を寄せる松尾氏だが、そう簡単には変わらないということも痛感。「ジャニーズ問題に関して僕は、ジャーナリストという立場ではなく、エンタメ業界の内部から最初に声を上げた人になると思っていました。でも続けて発言される方があまりいなくて」と語る。続けて、「僕の声の上げ方が間違っていたのかなと自問自答するときもあります」と吐露する松尾氏。「松尾みたいに声を上げるといろんな不利益を被ると感じてしまって、僕が声を上げたばかりに逆にみんなの警戒心を高めることになってしまったのだとしたら、それは全く僕の意図するところではないので。みんなで声を上げようよと言いたいですが、なかなか……。この本を『読みましたよ』と言ってくれる方は業界の内外問わず多いのですが、『僕もSNSで発言します』とおっしゃる方は少なくとも業界内からは出てこないですね。僕のペンの力が弱いのかな」さらに、「皆さん『生活もあるし』と言いますが、本質的な意味での豊かな生活を考えたら発言したほうがいいと思うんです。僕はこの数年、特にこの1年、すごく心豊かに過ごせているので」と力説。想定外の展開にはなったものの、言うべきことを言ったことで「心の豊かさを失わずに済んでいる」と語る。「僕はもともとメロウなR&Bが好きで、柔らかなラブソングをたくさん作ってきました。その柔らかさを守るためにも、言うべきところではハードエッジなことも言わなきゃいけないんだなと感じています」目指すは、純粋に音楽が好きな人たちが、権力などによって嫌な思いをすることなく、好きな音楽を届けられる世界。そして、音楽を生み出す人自身の人権意識も十分でなければ、その音楽も台無しになってしまうと松尾氏は言う。「もちろん、聖人君子であれとまで求めるつもりはありません。ただ、せっかく弱者への眼差しを音楽などで表現しても、その人自身がそういうことを大切にしていなかったら、表現は著しく説得力を欠いてしまう。どんなに生み出しているものが素晴らしくても、その人がそうでなければ響かないというシビアさはあると思います」○「ラブソングを作り続けたい」 音楽プロデューサーのやりがいも語る音楽業界、そしてエンタメの未来を思って行動を起こした松尾氏。「この半年ぐらい『松尾さん出馬するんですか?』とよく聞かれますが、全くそんなこと考えていませんよ」と笑う。「政治や社会について話すと、すぐそういう風に思う方がいますが、皆さん政治や社会というものを神棚に置きすぎだと思います。全部地続きの発言ですよ。エンタメのことも政治のことも同じ口で言っていいじゃないですか」ちなみに、子供の頃から好奇心旺盛だったそうで、「何でも分解したい子供で、父親の腕時計をバラバラにして大目玉を食らったことも(笑)。好奇心や探求心はあるほうだと思うので、いろんなことが気になるというのが根底にあるのかもしれません」と自己分析する。今後について尋ねると「ラブソングを作り続けたい」と願う。「ポップミュージックを大きく2つに分けるならば、ラブソングかライフミュージックだと思っていて、人生の素晴らしさや人の優しさを歌ったものがライフミュージックだとすると、さまざまな恋愛について歌ったものがラブソング。ですが、恋愛はポップミュージックの尺だと2人ないしは3人ぐらいの中での人間関係を濃密に描いたものであり、優れたラブソングはそれ自体がライフミュージックにもなると思っているので、僕はラブソングという多機能性を備えた形態を好んでいるのだと思います」そして、「自分で歌うことに強い興味はなく、優れた歌唱力を持っている歌手、魅力的な声の持ち主に、僕がデッサンした絵を色付けしてもらうという作業が大好きなんです。作ったものがいろんな人の手に渡って価値が高まっていくのもうれしいですし、物語の起点に立って展開を見守ることを楽しんできました」と音楽プロデューサーのやりがいを語る。さらに、「僕には子供がいますが、父親が変な仕事をしていると思われたくないという気持ちもあるんです」と思いを告白。「子供がエンターテインメントの世界を目指したいと言ったときに、『それだけはやめておけ』とは言いたくない。素晴らしいことを仕事に選んでいるのだと、胸を張っていられる世界にしたいと思っているので、そのためにできることをやっていきたいと思います」と力を込めた。■松尾潔1968年1月4日生まれ、福岡県福岡市出身の音楽プロデューサー、作詞家、作曲家。早稲田大学卒業。SPEED、MISIA、宇多田ヒカルのデビューにブレーンとして参加。その後、プロデューサー、ソングライターとして、平井堅、CHEMISTRY、東方神起、三代目J SOUL BROTHERS、JUJU等を成功に導く。これまで提供した楽曲の累計セールス枚数は3000万枚を超す。日本レコード大賞「大賞」(EXILE「Ti Amo」)など受賞歴多数。
2024年03月31日株式会社オレンジページ(東京都港区)は、テレビ・雑誌で活躍する人気料理家・栗原心平さんの最新刊『栗原心平流 野菜ひとつのだけつまみ』を2月19日(月)に発売します。雑誌『オレンジページ』の人気連載をまとめさらにメンチカツなど栗原家の定番おかずも収録した充実の一冊です。『栗原心平流 野菜ひとつのだけつまみ』「毎日の晩酌が楽しみの〈のんべえ〉にとって、 体によさそうな野菜のつまみは、いわば心の免罪符(笑)。うちにある野菜ひとつで気軽に作って、今日もカンパーーーイ!」栗原心平■栗原心平料理家。会社の経営に携わる一方、幼いころから得意だった料理の腕を生かし、料理家としてテレビや雑誌などを中心に活躍。仕事で訪れる全国各地のおいしい料理やお酒をヒントに、ご飯のおかずやおつまみにもなるレシピを提案しつづけている。「男子ごはん」(テレビ東京系列)レギュラー出演中。公式YouTubeチャンネル「ごちそうさまチャンネル」も好評。『栗原家のごはん』(大和書房)、『栗原心平の とっておき「パパごはん」』(講談社)など、著書多数。野菜ひとつで充分おいしい! 大胆かつ繊細な心平流おつまみ野菜ひとつでもおいしく仕上がる心平さん流のコツが満載の本書。たとえば、連載時に反響の大きかった「ピーマンまるごと焼き」は、ごま油を回しかけてから火にかけ、じっくり蒸し焼きにすることで、驚くほど甘みが際立ち、ジューシーに仕上がる一品です。本書では、おなじみの野菜から、芽キャベツ、ラディッシュなどふだんの食卓にはあまり登場しないものまで35種類の野菜のメニューを紹介。野菜でヘルシーに飲みたい〈のんべえ〉はもちろん、野菜の新たな味わい方に出会いたい人にもおすすめの一冊です。「ピーマンまるごと焼き」【そのほかのレシピ例】パセリの香りがさわやか♪「トマトのトマトあえ」サラダ感覚の食べるスープ!「刻みカリフラワーとベーコンのクリーム煮」刻んだブロッコリーの食感が新鮮、お弁当にも◎「ブロッコリーだし巻き」【目次】心平流・居酒屋人気つまみBEST3(フライドポテト、枝豆、オニオンスライス)その1切らずにそのまま「まるごと」おいしく。その2ささっと、パパッと「とりあえず」これで。その3やっぱり「甘辛味」と「チーズ味」は最高。その4地味は、滋味「まとめて」揚げる、焼く。その5仕込んであとラク「作りおき」漬け、たれ。その6汁だく、とろとろあつあつ「煮ものとあんかけ」。その7やめられない、止まらない「スナック」つまんで。番外編栗原家の定番(肉おかず、ポテトサラダ、濃厚甘辛炒め、メンチカツ、ゆで豚ストック、カリカリお揚げ)他「フライド新じゃが のりしお味」「豚の自家製六味焼き」『のんべえの免罪符栗原心平流 野菜ひとつのだけつまみ』2024年2月19日(月)発売1760円(税込)AB版、アジロ綴じ、132ページ ※本書は『オレンジページ』2020年9月2日号~2024年2月17日号に掲載した記事を再構成し、加筆、改稿したものです。<このリリースに関するお問い合わせ先>〒108-0073東京都港区三田1-4-28三田国際ビル16F株式会社オレンジページ総務部 広報担当:遠藤 press@orangepage.co.jp 20240209栗原心平流 野菜ひとつのだけつまみ.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月09日ROCK’A’TRENCHの山森大輔、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの伊地知潔らによる新バンドName the Nightが始動することが発表された。Name the Nightは、8月の満月に突如ネット上で新曲を発表し、その後も毎月満月の日に新曲を発表し話題を集めていた謎のバンド。11月12日、『麦ノ秋音楽祭 #Seeds』に出演し、その正体が明らかに。メンバーは、SKA SKA CLUB/ROCK’A’TRENCHの山森大輔(Vo&Gt)、畠山拓也(Tb&Sampler)、ASIAN KUNG-FU GENERATION/PHONO TONESの伊地知潔(Ds)、ベーシストMIYA(Ba)の4人だ。本日11月13日には、ファーストシングル「COASTLINE ~bedroom ver.~」を配信リリースし、併せてMUSIC VIDEOも公開。MVは、活動拠点の鎌倉でメンバー自らが撮影した映像で構成されている。また、2024年1月26日(金) には横浜THUMBS UPにて、Keishi Tanakaとのツーマンライブ『THUMBS UP presents “FULL MOON SESSION”』が決定している。<メンバーコメント>■Vocal & Guitar 山森大輔素晴らしい音楽人である3人とバンドができて、この楽曲たちを一緒に奏でることができて、本当に幸運なことだと思ってます。今まで色んな景色を見させてもらって来たけど、この4人でしか見られない景色があることを強く感じています。湧き出始めたメロディや言葉は抑えられないほど。きっとあなたの眠れぬ夜に寄り添う事ができる一節もあると思います。Name the Nightをどうぞよろしくお願いします。■Trombone & Sampler 畠山拓也SKA SKA CLUB、ROCK’A’TRENCHと、ずっと一緒に音楽をやってきた山森と、また新しいバンドを立ち上げました。今までは、太陽が似合う音を鳴らしてきたけど、今度は、みんなの夜を彩る音を、いつも通りの大好きなバンドスタイルで。潔くん、MIYAくんという新しい最高の仲間と共に、どこまでも自由に楽しく音楽できたら本当に最高です。音楽で繋がる青春は、いつまでも続く。また一緒に遊ぼうね。■Drums 伊地知潔これが我が人生最後のバンドになるであろうName the Nightを結成しました。ここにきて、こんなに本気で新しいバンドをやることになるとは思ってもみませんでした。自分が最も影響受け、詰め込んだ90年代後半から2000年代の引き出しが久しぶりに全開です。結果がどうであれ、ずっと続けていきたいと思えるバンドです。是非音源聴いてみてください。■Bass MIYA20代中程でバンドを辞めてから今まで、ベーシストとして色んな方々と音楽を鳴らしてきました。それもとても刺激的な日々なのですが、バンドという運命共同体の中でもう一度喜怒哀楽を表現したい。そう思っていたタイミングで、夜を彩る音を奏でる最高の仲間と素敵な出会いが。この4人でならどこまでも行けそうです。僕達が奏でるグルーヴで、一人でも多くの人の身体と心を揺らし日常を彩る事が出来れば、それ以上幸せなことはありません。■山森大輔 COASTLINE ライナーノーツ導かれるように移り住んだ海沿いの街。僕はこの街で毎日、自宅ベッドルームを改装したスタジオで音楽を作っている。たまに都内のスタジオにレコーディングで出かけることもある。とっぷり日の暮れた帰り道、都内の環状線や高速道路を経て、134号線にたどり着くと必ず車の窓を全開にして、胸いっぱい吸い込む。たくさんの人が訪れる海岸線、たくさんの想いの混じったため息を受け止めた潮風が、都会でちょっぴり頑張って来た自分を労ってくれるように感じるのだ。いつか絶対にこの景色を歌にしようと思っていたのだけど、思ったより早くそのときが来たように思う。ニューウェーブ調の8ビート、Maj7の浮遊感をテーマにしたこの曲の歌い始めの一言目に、すとんと「134号線」という言葉がハマったときに、このName the Nightというバンドの描く軌跡の方向性のひとつが定まったと感じた。(この街に僕よりずっと前から住んでいる潔くんに聞かせたら、即座に「歌いだしから最高!」と言ってもらえたときの嬉しさも忘れないだろう。)“絡まる物語をくぐりぬけたらきっと会えるずっと続いてくこの海岸線”<配信情報>「COASTLINE ~bedroom ver.~」「COASTLINE ~bedroom ver.~」配信ジャケット配信リンク:「COASTLINE ~bedroom ver.~」 Official Music Video<ライブ情報>『THUMBS UP presents “FULL MOON SESSION”』2024年1月26日(金) 横浜THUMBS UPOpen 18:00 / Start 19:00出演:Name the Night、Keishi Tanakaチケット料金:3,800円チケット予約:11月14日(火) 18:00からスタート ※先着順Name the Night Official HP:
2023年11月13日女子バレーボール元日本代表の栗原恵が、“素敵なヘアスタイルをしている著名人”を選出する「ベストヘア2023」を受賞し、23日に広島市内のホテルで行われた表彰式に登場した。○■笑顔を忘れていた少女時代今回の受賞に「30代の部でたくさんの女性のアスリートの方がいらっしゃる中で、自分を選んでいただけたということで非常に光栄ですし、今日お邪魔してる広島は私の地元でもありますので、このような形で広島に帰ってこれたことを非常にうれしく思います」と喜びをコメント。この日も笑顔を振りまいていた栗原だが、中学時代に最初に行ったのは笑顔の練習だったそう。「あまりにも練習がハードっていうことと、非常に厳しい指導だったので、いつの間にか笑顔を忘れた子どもになってしまっていたんですけど、高校で担当してくださった先生が、感情を出すことによってチームの流れを作るということを教えてくれて、中心選手としてムードを作れる選手になってほしいということで、まず最初に本当に基礎の基礎なんですけど、笑顔を作ってチームを盛り上げるっていう練習から始まりました」と振り返る。現役時代からショートカットを続けている理由は「ただ単にショートが好きなんです(笑)」とのこと。「コロナ禍のときはなかなか美容院に行けない生活が続いたので、2年ぐらいはロングヘアを経験したんですけど、やはり自分らしい髪型ということで、ショートカットに戻って、今また続けております」と明かした。○■受賞者には上村愛子、山崎浩子らも全日本美容業生活衛生同業組合連合会(全美連)が主催するこの賞は、全国5万軒以上の加盟店と一般から募集し、その結果を元に選考委員会が受賞者を決定。今年は、多くのスポーツ大会が世界各地で行われ、スポーツ選手への投票が多く寄せられたことから、受賞者はパリ五輪の内定者やコーチ、各競技のレジェンドたちが選出された。30代は栗原(39)、10代は森秋彩(20 ※交渉時19歳、スポーツクライミング)、20代は江村美咲(24、フェンシング)、40代は上村愛子(43、フリースタイルスキー・モーグル)、50代は山口香(58、柔道)、60代は山崎浩子(63、新体操)、70代は井村雅代(73、アーティスティックスイミング)が受賞している。
2023年10月23日この度、元女子バレーボール日本代表でタレントの栗原恵さんが、香料・保存料等無添加の美容と健康に特化したプロテイン「ラグレス」の公式アンバサダーに就任いたしました。この就任に合わせ、「ラグレス」は健康美容食育士としても活躍される栗原恵さんへのインタビューをまとめたスペシャルムービーを公開。長年バレーボールで活躍されてきた栗原恵さんが、健康・美容面で気を付けていること、引退後の想いなどを語っています。ラグレスプロテインの公式アンバサダーに就任した、元日本代表の栗原恵さん■栗原恵さん「ラグレスプロテイン」公式アンバサダー就任までの経緯香料、保存料等、無添加で、美容と健康に特化したからだにやさしいプロテイン「ラグレス」を展開する株式会社ホットスリムは、従来の「プロテイン=筋肉隆々のアスリートが飲むもの」というイメージを刷新し、美容と健康のために、ふだんから安心して毎日飲んでもらいたいという想いがありました。栗原恵さんは、現役引退後、スポーツへの恩返しをしたいと考え、スポーツや体をうごかす楽しさ・魅力を伝える活動をされています。さらに、現役中から興味のあったファスティング、健康美容食育士の資格も取得し、元プロアスリートとして「体づくりに対する栄養の重要性」もこれから伝えていきたいという想いも持たれていました。健康・美容に必要な栄養素として、たんぱく質だけでなく「グルタミン」も重要な栄養素だと考えていること、「美容・健康のために栄養の重要性を伝えたい」という想いも共通することなどがきっかけとなり、今回の公式アンバサダー就任が実現いたしました。■スペシャルムービースペシャルムービースペシャルムービー▼ インタビューでは、「引退後の活動は?」「健康、美容、食事面で気を付けていることは?必要な栄養素は?」などについて語っていただき、実際にラグレスプロテインを飲んだ感想も聞いてみました。ほかにも、栗原恵さんがラグレスプロテインのおいしい飲み方をレクチャーする「レシピ編」も公開中。レシピ編動画▼ レシピ編動画■栗原恵さんが「ラグレスプロテイン」に寄せたコメント普段の食事から添加物が入っているものはできるだけ避けるようにしている栗原恵さん。健康美容食育士の観点からみても「子どもも大人も関係なく安心して飲めますね」、「筋力アップにはもちろんですけど、美容にもとっても良いんじゃないかと思います」と、ラグレスプロテインに太鼓判を押してくださいました。実際にドライストロベリー味を飲んでみた栗原恵さんは、「おいしい!すごい自然ないちごの風味ですね」と、ラグレスプロテインのおいしさにも感動していただけました。栗原恵さんのInstagramInstagramに投稿されたコメントまた、栗原恵さんの公式Instagramに投稿された「私の理想のプロテインに出会えました!」というコメントにも、さっそく多数のいいね!やコメントが寄せられています。投稿で栗原さんは、「体作りに必要なタンパク質。プロテインはアスリートや運動している人に必要な物だと思われがちですが、実はお肌や髪の毛、そして爪のコンディションなど…美容にも大きく関連する栄養素なのです」、「腸活を続けている私にとって「グルタミン」が含まれていることは嬉しいポイント!」などと語り、アスリートだけでなく、美容と健康に気を配るすべての人にプロテインを身近に感じてもらいたいという想いを発信されています。■栗原恵さんプロフィール小学4年からバレーボールを始め、中学2年で強豪・兵庫県姫路市立大津中学校に単身バレー留学。中学3年に出場したアクエリアス杯にてオリンピック有望選手賞を受賞。高校は名門・三田尻女子高校(現・誠英高校)に進学し、1年時のインターハイ・国体・春高バレー、2年時のインターハイ優勝の高校4冠のメンバーとして活躍するなど頭角を現す。2001年に全日本女子に初選出され、翌年2002年、日米対抗で代表デビュー。2003年11月のFIVBワールドカップバレーボール2003では、全日本女子のヤングエースとして活躍し、「プリンセス・メグ」として親しまれ、バレーボール人気に火をつける。2004年には、2大会ぶりの出場を決めたアテネオリンピックに出場し5位入賞。その後2007年に全日本女子に復帰し、9月の第14回アジア女子選手権大会で5年ぶりに中国を破るなどして、24年ぶりの優勝に大きく貢献。同年秋のFIVBワールドカップバレーボール2007では全日本女子のエースとして活躍した。2008年のワールドグランプリでは、決勝ラウンドでベストスコアラー賞とベストサーバー賞をW受賞し、夏に行われた北京オリンピックにも出場を果たす。2010年10月に日本で開催されたFIVB2010女子バレーボール世界選手権に出場し、32年ぶりに銅メダルを獲得した。2011年9月、ロシアのスーパーリーグ「ディナモ・カザン」に入団し、海外でプレー。その後は国内に拠点を移し、岡山シーガルズ、日立リヴァーレに所属。2016年1月23日のデンソー戦に出場し、通算出場試合数が230試合となりVリーグ栄誉賞を受賞。2018年2月、一度は引退を考えたが「必要としてくれる場所がある。まだ、やれることがある。」と現役続行を決意し、同年5月にJTマーヴェラスに入部。V.LEAGUE DIVISION 2018-19に出場し3位となる。「2018-19 V.LEAGUE ALL STAR GAME」に出場。2019年5月末、JTマーヴェラスを退部。同年6月4日、現役引退を発表。17年間のプロバレーボール選手生活に終止符を打つ。元日本代表の栗原恵さん■美容と健康に特化したプロテイン「ラグレス」とはラグレスプロテインは、保存料・香料・着色料・人工甘味料すべて無添加で、国内で製造された安心・安全の高品質プロテイン。特徴(1)フルーツ系のプロテインでは珍しい香料無添加。特徴(2)グルタミン(1杯約5,000mg※)を配合することでリバウンド防止や腸活サポートなど身体に嬉しい栄養素も摂取可能。※専用サジ3杯使用味は3種。乾燥させた本物のイチゴ粉末を、ふんだんに使用したドライストロベリー味。甘さ控えめの愛知県西尾の抹茶を使用したグリーンティー味。少しビターで味わい深いリッチチョコ味。美容、健康に気を配る方やジュニアアスリートの皆さんにご愛飲いただいております。また、「コドモへ繋ぐココロを磨く」活動として、売上の一部を子どもたちやアスリート、病院、中高齢者などに寄付(寄贈)する支援活動も行っています。・新体操、宝塚受験、ダンス、武道、スポーツ、子ども・学生体育支援・プロ(社会人)スポーツ、パフォーマー支援・病院、小児医療、ホスピス、子ども支援・中高齢者、生涯運動、健康支援・学校、外国人支援、海外支援定期購入キャンペーンも行っています。詳細は下記をご確認ください。ラグレスプロテインの商品紹介ページ▼ 乾燥させた本物のいちご粉末をふんだんに使用した、ドライストロベリー味甘さ控えめの愛知県西尾の抹茶を使用したグリーンティー味少しビターで味わい深いリッチチョコ味■会社概要商号 : 株式会社ホットスリム代表者 : 代表取締役 高橋系太所在地 : 〒190-0012 東京都立川市曙町2-14-19 シュールビル3F設立 : 2013年2月事業内容: サービス業(フィットネス+痩身エステ)、商品開発・販売資本金 : 3,000,000円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月01日バンダイナムコグループ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」( )では、TVアニメ「ブルーロック」に登場する潔世一(いさぎよいち)、凪誠士郎(なぎせいしろう)、糸師凛(いとしりん)の3名をイメージした『ブルーロック PERFUME COLLECTION』(各3,300円 税込/送料・手数料別途)の予約受付を2022年10月28日(金)13時に開始いたします。(発売元:株式会社バンダイ)※商品購入ページ: ブルーロック PERFUME COLLECTION■商品特長本商品は、TVアニメ「ブルーロック」に登場する潔世一、凪誠士郎、糸師凛の3名をイメージしたスプレー型香水です。ひとつひとつ丁寧につくられたガラス製の香水瓶で、光にあたるとキャラクターカラーを採用した透明感のあるパフュームがきらめきます。香りは、潔世一、凪誠士郎、糸師凛の3名をそれぞれイメージして調香。潔世一は、ラベンダーなどのハーバルノートが爽やかに香るフレグランス。徐々に現れるウッディノートが芯の強さを感じさせます。潔の存在によって、チームが一つにまとまっていく様をイメージして調香しました。凪誠士郎は、ヴァーベナ、ユーカリのハーバルノートにローズマリー、りんごが軽やかさと複雑さを感じさせる香り。想定できないような行動を取る器用でトリッキーな凪をイメージして調香しました。糸師凛は、ベルガモット、ライムが香るクールな印象から、カルダモン、ジンジャーのスパイシーな香りが広がる、どこかミステリアスな雰囲気の香り。冷たい印象の中にも勝負への苛烈さを秘めた様子をイメージして調香しました。■商品概要・商品名 :ブルーロック PERFUME COLLECTION( )・価格 :各3,300円(税込)(送料・手数料別途)・対象年齢 :15才以上・セット内容:香水1点・商品サイズ:約W45×H80×D25(mm)・商品素材 :香水…化粧品・生産エリア:日本・販売ルート:バンダイナムコグループ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」( )、他・予約期間 :2022年10月28日(金)13時~2022年11月30日(水)23時予定・商品お届け:2023年2月予定・発売元 :株式会社バンダイ(C)金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会※最新の情報・詳細は商品販売ページをご確認ください。※準備数に達した場合、販売を終了させていただくことがあります。※ページにアクセスした時点で販売が終了している場合があります。※商品仕様等は予告なく変更になる場合があります。※掲載している写真は開発中のため、実際の商品とは多少異なる場合があります。※日本国外で販売する可能性があります。■「ブルーロック」について累計発行部数1,000万部を突破し、第45回講談社漫画賞少年部門も受賞した、講談社「週刊少年マガジン」連載中の原作・金城宗幸、漫画・ノ村優介による大人気サッカー作品。2022年10月8日(土)深夜1:30からテレビ朝日系全国ネット“NUMAnimation枠”にてアニメ放送が開始。■バンダイナムコグループ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」とは「プレミアムバンダイ」は今ここでしか買えないメーカー公式の限定商品、アニメ・コミックなどに登場する人気キャラクターのグッズを多数取り扱っています。ガンプラなどのプラモデルやフィギュア、ガシャポン、食玩からファッションまで豊富な品揃えです。バンダイナムコグループ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月28日女優の南沙良とモデルの栗原類が出演する、ポケモンカードゲームの新CM「Hop Step Pokeca Mission 3 ポケカ仲間と強敵に勝つぞ!」編が26日、放送開始した。シリーズ第3弾となる新CMでは、南が仲良しのスタイリストやヘアメイクとチームを結成。前回までの経験を活かして、ポケモンカード好きとして知られる栗原率いるポケモンカード世界チャンピオンチームに挑戦する。撮影現場では、栗原と仲間役2人、世界チャンピオン2人とポケカ好きが集まったことで、空き時間に自然と対戦が始まる場面も。また、南が世界チャンピオンのイトウシンタロウさんに綺麗なコイントスのコツを教えてもらう場面や、栗原が世界チャンピオンに会えて喜ぶ一幕も見られた。■南沙良インタビュー――CM撮影を終えていかがでしたか?今までは楽しくポケカを学んでいくみたいな雰囲気だったんですけど、今回は少し違って、今まで学んできたことの集大成みたいな感じがして楽しかったです。――栗原類さんとの共演はいかがでしたか?ポケモンカードが好きな知人がいるんですけど、その方が以前栗原類さんにポケモンカードを買いに行った時にお会いしたっていう話を聞いたことがあったので、すごく今日お会いできるのを楽しみにしていましたし、お話ししてみたいなと思っていたので嬉しかったですね。――世界チャンピオン2人との共演はいかがでしたか?オオハシさんがもう5年くらいポケカを続けてるっておっしゃていて、今小学6年生なんですよね? 低学年の時から始めていたと聞いて驚きました。イトウさんがキレイなコイントスの仕方を教えてくださいました。腕の振りを利用して、親指で飛ばすっておっしゃってました。――ちょっとやってみてください。(チャレンジするがコインは手元に戻ってこず……)――それは成功ですか?多分違います……――“これなら世界チャンピオンになれる!”という得意なことはありますか?得意なことというか、「休日家から出ない選手権」とかがあったらたぶんぶっちぎりで優勝できるんじゃないかなと思います。――今回は緊張感があり、真剣な表情で撮影しましたが、普段緊張すること、真剣にやっていることはありますか?突然電話がかかってくるのがすごく……緊張してしまうというか、びっくりしてしまうんですけど、「今から電話します」とか「この事について話します」とか言ってくれたらすごく嬉しいです。――刺繍もハマっているとお聞きしました。刺繍もハマっているというか、昔から好きですね。これはハンカチに私が刺繍したものです。――製作期間は?全部で4日とか、刺繍自体は3日くらいで終わりましたね。――最後に視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。今回のCMでは仲間と一緒に、栗原類さんやポケモンカードチャンピオンのおふたりに挑むというテーマで撮影させていただきました。ポケモンカードは普段の友達同士で遊んでいてもとても楽しいですし、知らない人とも一度対戦すれば仲良くなれる、そんなポケモンカードを通じてつながりが広がっていく様子を描いたCMとなっていると思います。みなさんにも是非、いろんな人とポケモンカードで遊ぶ楽しさを感じてもらえたら嬉しいなと思います。
2022年09月26日町田市立国際版画美術館で、展覧会『長谷川潔 1891-1980展 ― 日常にひそむ神秘 ―』が開催中です。本展では、フランスで創作活動を続けて高い評価を得た銅版画家、長谷川潔(1891-1980)の作品を展示。今回、展覧会を担当された学芸員さんにお話を聞いてきましたので、展示の様子とあわせてご紹介します!フランスで高評価!長谷川潔のスゴすぎる経歴『長谷川潔 1891-1980展』展示風景【女子的アートナビ】vol. 255『長谷川潔 1891-1980展 ― 日常にひそむ神秘 ―』では、パリを拠点に活躍した銅版画家、長谷川潔の最初期の作品から1970年代の銅版画までを年代順に展示。さらに、彼が影響を受けたルドンをはじめ、関連画家の作品もあわせた約165点を見ることができます。長谷川潔画伯、日本ではあまり知られていないかもしれませんが、実はかなりスゴい方なのです。まずは、輝かしい受賞歴からご紹介します。1918年に日本を離れ、パリを拠点に活動を続けていた長谷川は、1935年、44歳でフランスのレジオン・ドヌール勲章を受章。さらに1966年にはフランスの文化勲章、1967年にはパリ市金賞牌を受賞し、日本からも勲章をもらっています。極めつきは、1972年にフランス国立貨幣賞牌鋳造局が長谷川潔の肖像メダルを発行したこと。日本人画家としては、葛飾北斎と藤田嗣治に続いて3人目という快挙です。そんな長谷川の創作活動や展覧会の見どころについて、本展を企画担当された町田市立国際版画美術館 学芸員の滝沢恭司さんにお話をうかがってきました。学芸員さんにインタビュー!『長谷川潔 1891-1980展』展示風景より『竹取物語』の挿絵本など――まずは、なぜこの展覧会を開催されることになったのか、教えていただけますか。滝沢さん版画美術館には、まとまった長谷川潔のコレクションがあり、120点以上所蔵しています。2019年に開催した長谷川の展覧会でも多くの方にご来場いただき、彼の作品に関心のある方が多くいらっしゃることがわかりました。前回は会期が短めでしたが、今回は9月まで開催しています。長い会期のなかで、長谷川作品にある深遠な世界観をじっくり自分の目で見ていただきたいと思っています。――本展の見どころについて、教えてください。滝沢さん長谷川が手がけた挿絵本『竹取物語』は見どころのひとつです。この美術館では挿絵本を2冊収蔵し、1冊は普通版、もう1冊は特別版になっています。その2冊を使ったボリューム感のある展示になっているので、刷りを比較しながら文字と挿絵の関係などご覧になっていただける機会になっています。『長谷川潔 1891-1980展』展示風景滝沢さんさらに、長谷川が影響を受けた画家や、パリで交友していた画家たちの作品も展示しています。関連作家の版画を並べることにより、長谷川の仕事の周辺から制作の背景を理解しながら鑑賞できます。また、代表的な版画制作の技法である「メゾチント」と「エングレーヴィング」について理解していただけるようコラムで解説し、道具もあわせて展示しました。なぜフランスで高評価?長谷川潔《コップに挿した枯れた野花》1950年、エングレーヴィング、282×228㎜ 町田市立国際版画美術館――長谷川はフランスで勲章をもらうなど、高く評価されています。どんな点が評価されたのですか?滝沢さんとにかく良い作品をつくっていましたし、技法的な観点からも評価されていました。パリで活動するなかで、長谷川は日本人として東洋と西洋を融合させた独自の作品をつくりました。まずは、その点が評価されたのだと思います。もうひとつは、メゾチントやエングレーヴィングという西洋の古典技法を現代の版画表現として復活させたことです。特に、メゾチントは古典的な作品を研究し、道具を手に入れて試行錯誤しながら長谷川独自の作風にすることができました。彼のメゾチントは、現代版画の新しい表現として評価されたのです。長谷川潔《アレキサンドル三世橋とフランスの飛行船》1930年、メゾチント、137×307㎜ 町田市立国際版画美術館――長谷川独自の画風というのは、例えばどんな特徴があるのですか。滝沢さんメゾチントの作品をつくるとき、長谷川は斜めの線できずを入れて下地をつくり、それらの線のマチエール(絵肌の質感)をあえて見せているのです。その点が、西洋の古典的な作品とは違います。そこから、だんだん漆黒の世界に近づき、1960年代の「マニエール・ノワール(黒の技法)」と呼べる表現にたどりつきます。マニエール・ノワールはメゾチントのフランス語の呼び名ですが、長谷川はその呼び名にこだわり、細かな点で下地をつくり、漆黒のなかからモチーフを浮かび上がらせることに成功しました。長谷川潔《時 静物画》1969年、メゾチント、269×360㎜ 町田市立国際版画美術館――マニエール・ノワール作品、すごく深い黒色に魅了されます。滝沢さん長谷川は、深い精神性をもった自分独自の表現を目指していました。自分の欲する表現ができるよう多様な技法を駆使し、彼独自のメゾチントを確立していったのです。黒を際立たせるには、白との関係も大事で、白い部分をどうやって浮き上がらせるかもポイントになります。描画はもちろん、表現も技術も含めてすべての能力が高い方でした。――シンプルな風景画もありますが、神秘的な雰囲気の静物画もあります。作品のテーマも深いのですか。滝沢さんかなり深いです。長谷川は、自然の成り立ちの法則を考え、物理や数学にも興味をもち、さまざまな文献を読み、哲学的な思想のなかで作品を制作していました。黒を使っていますが夜の絵ではなく、白昼のなかにモチーフを置き、その日常のなかに神秘を感じて独特な作風をつくり出していました。また、構図も数学的・物理的な視点で考え、安定感のあるものになっています。長谷川は、まじめで几帳面で、完全主義的なところもあります。すべての作品は、考え抜かれた構図で仕上げられているのです。戦争中は収容所に…長谷川潔《アカリョムの前の草花》1969年、メゾチント 269×360mm 町田市立国際版画美術館――長谷川は、戦前からフランスで評価されていましたが、戦争中は敵国となりました。なぜ、フランスに残り続けたのでしょうか。滝沢さん彼はもともと裕福な家に生まれ、パリ滞在中も仕送りがあったので、戦前までは自分で稼ぐ必要はありませんでした。でも、戦争で仕送りが途絶えたこともあり、帰国したかったようです。ただ、日本に家族を連れて帰るとフランス人の奥さまが敵国人になってしまいます。また、信頼できる専属の刷り師がパリにはいました。そういった事情があってフランスに残り、結局長谷川は在留邦人としてフランスの収容所に収監されました。精神的につらい毎日を送るなかで実感したのが、万物はみな同じだということです。そうした考え方が深まって、60年代のマニエール・ノワール作品にたどりついたのです。それらの作品は、彼自身の人生、生き方、モノの見方を描いている感じがします。――フランスで高く評価されていますが、日本ではまだあまり知られていないような気がします。滝沢さん特に戦後の日本には、ポップアートやコンセプチュアル・アートなど、アメリカを中心とした斬新な美術がどんどん入り、それらが注目されていました。そんな時代のなかで、残念ながら長谷川の版画作品は大きく取り上げられる機会が少なかったのです。また、美術ジャンルのヒエラルキーにおいて、版画は低く見られる傾向にあります。絵画や彫刻、建築が上で、版画は複製もできるし間接的なものなので、評価がされにくいところがあります。でも、ジャンルを超えて良い作品は讃えられ、記憶に残り、作家の没後でも今回のように展覧会が開かれていきます。今のような不安定な時代、深い精神性が感じられる長谷川の作品を見ると、自分や社会を見直す気づきのようなものが得られるのではないかと思います。ぜひ、じっくりご覧いただきたいです。――詳しく教えていただき、ありがとうございました。ゾクゾクします!滝沢さんのお話、いかがでしたか。これまで長谷川画伯について詳しく知らなかった方も、彼の作品について興味が持てるようになったのではないかと思います。筆者は、20年以上前に京都の美術館ではじめて長谷川のマニエール・ノワール作品を見て、深い宇宙のような黒の世界に吸い込まれそうになり、ゾクゾクしました。あのときの衝撃が、今でもずっと残り続けています。今回の展覧会では、かなり多くの長谷川作品を見ることができます。黒と白の版画世界は、地味に見えるかもしれませんが、一つひとつの作品は本当に美しく見ごたえがあります。ぜひ一度、リアルな作品をご覧になってみてください。Information会期:~9月25日(日)※休館日は月曜日*9月19日(月)の祝日は開館、9月20日(火)は休館会場:町田市立国際版画美術館開館時間:10:00~17:30※入館は閉館の30分前まで※最新情報などの詳細は展覧会HPをご覧ください入館料:一般 ¥800、大学・高校生 ¥400、中学生以下無料
2022年08月20日大正から昭和にかけてフランスで活躍した銅版画家・長谷川潔の足跡をたどる『長谷川潔 1891-1980展 ―日常にひそむ神秘―』が、7月16日(土)より町田市立国際版画美術館にて開催される。画家を志し、1910年代半ばに文芸同人誌『仮面』の版画家として創作活動を始めた長谷川は、1918年に渡仏。さまざまな版画表現を模索しながらサロン・ドートンヌなどに出品していくなかで、メゾチント(マニエール・ノワール)と呼ばれる版画の古典技法を研究し、現代の技法として確立。その作品は高く評価されるようになり、サロン・ドートンヌやフランス画家・版画家協会に所属するなど、パリの画壇でも確固たる地位を築いていく。第二次世界大戦中もフランスに残り、一時は収監されるなどの困難に見舞われるが、終戦後に創作を再開。フランスでは文化勲章、日本では勲三等瑞宝章を授与され、芸術家としてその功績がたたえられている。同展では、2019年に町田市立国際版画美術館で開催した『パリに生きた銅版画家長谷川潔展』をベースに、最初期の作品から1970年代の銅版画までを年代順に紹介。同人誌『仮面』の版画家として活動した時期の作品から、フランスに渡り独自の表現を確立するまでの作品、そして戦後、身の回りの深遠な世界のひろがりを描きだそうとした静物画や風景画などのほか、関連作家の作品も公開。さらに、本野盛一(パリの日本大使館勤務の外交官)がフランス語訳し、長谷川がエングレーヴィングとよばれる技法で挿絵を制作した『竹取物語』の挿絵ページについても可能な限り展示されるという。第二次世界大戦中に、見慣れた一本の樹が不意に人間と同等に見えるようになり、万物は同じだと気づいて以来、自分の絵は変わった、と書き残している長谷川。深い精神性が反映された長谷川潔の深遠な表現世界に向き合ってみたい。長谷川潔《アレクサンドル三世橋とフランスの飛行船》1930年、町田市立国際版画美術館蔵長谷川潔仏訳『竹取物語』1934(1933)より町田市立国際版画美術館蔵長谷川潔《開かれた窓》1951年町田市立国際版画美術館蔵長谷川潔《時 静物画》1969年町田市立国際版画美術館蔵【開催概要】『長谷川潔 1891-1980展 ―日常にひそむ神秘―』会期:2022年7月16日(土)〜9月25日(日)会場:町田市立国際版画美術館時間:10:00~17:00、土日祝は17:30まで(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜日(7月18日、9月19日は開館)、7月19日(火)、9月20日(火)料金:一般800円、大高400円* 7月16日 (展覧会初日) は無料、 7月27日、8月24日はシルバーデーのため満65歳以上無料※ミニ企画『文明開化の子どもたち―浮世絵に描かれた遊びと学び』も同時開催美術館公式サイト:
2022年06月15日園子温監督のハリウッドデビュー作でニコラス・ケイジ主演の映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』の公開記念舞台あいさつが9日、都内の劇場で行われ、園監督、栗原類、坂口拓(TAK∴)、中屋柚香が登壇した。『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『ヒミズ』『新宿スワン』などを世に送り出してきた鬼才・園子温。2019年に心筋梗塞で倒れるも復活し、ハリウッドデビューを果たした。本作はサムライタウンを舞台に、ニコラス演じる悪名高き銀行強盗ヒーローが、世界を牛耳る悪徳ガバナー(ビル・モースリー)の魔の手から逃れたバーニス(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すために奮闘するストーリーが展開される。「15年以上前からハリウッドで映画を撮りたくて何度もオーディションに行っていた」という園監督は、念願のハリウッドデビューに「感無量。すごいうれしいです」と喜び。「2年前に心筋梗塞で倒れる前、この映画がメキシコ舞台の西部劇になるはずだった。倒れてからニコラスが心配してくれて『日本で撮影をしよう』と提案されて、こうなった。そこから180度、映画が変わった。心筋梗塞のせいでというよりは、心筋梗塞のおかげでこんな奇妙な映画が作られた。いまは自分の心筋梗塞にありがとうと言いたい」と思いを吐露した。園監督と同じくハリウッドデビューとなった栗原は、本作で不思議な街ゴーストランドの住人で、人間をマネキンに閉じ込めるキュリを演じた。奇妙なキャラクターだが、「文字にするとシュールな役柄ですけど、僕はこういう色物系の役をやることが多い。監督の『みんな!エスパーだよ!』でもエスパー役だったし、地球外生命体を演じることが多い。だからこの役のアプローチは割とスムーズだった」と役作りを振り返った。共演したニコラスとは「かなり話す機会があった」といい、「ハリウッドスターだけどそれを全然出すことなく、気さくで話しやすいお兄さん。第一線で活躍されている所以の一つだと思った」と明かす。また「本番には入ったときの集中力が日本人俳優に出せないようなもので、圧倒されて勉強になりました」とハリウッド流の仕事の姿勢を学んだという。ニコラスについて、園監督も「ニコラスとは撮影前に一緒に安い居酒屋に行った。新宿のゴールデン街で飲んで、カラオケに行った。ボディガードが1人もいない状態で」とスターらしからぬフレンドリーな交流を告白。撮影中「ニコラス・ケイジだと忘れる」ほど気さくで、「すごく謙虚で、いい意味でスター性の微塵も感じない。何も考えずに演出していました」と人柄を語った。ニコラスと「LINEともだち」の園監督は、出来上がった本作をLINEで送ったところ「すばらしい。ファンタスティック!」と褒めてくれたと報告。また、ニコラスは本作に出演していた日本人女優と出会い、5度目の結婚を果たす。園監督はまさに「キューピット」で、「ニコラスは日本でもう一度式を挙げたいと言っていたので、そのときは仲人をしたい」と笑顔だった。
2021年10月09日深田恭子が泥棒一家である “Lの一族”の娘を演じる『劇場版 ルパンの娘』より、名探偵一家の娘・北条美雲(橋本環奈)と“Lの一族”の長男・三雲渉(栗原類)による新場面写真が解禁された。渉は“Lの一族”の長男であり正式な後継者だが、筋金入りの引きこもり。初めは両親にも呆れられていたが、妹の結婚をきっかけに“Lの一族”を継ぐことを決意する。そんな中、渉は偶然出会った美雲に一目惚れ。しかし数々のアピールも虚しく、彼女が振り向くことはなかった。そんな渉を気にも留めていなかった美雲だが、今回解禁された新場面写真では、積極的に渉に接近している様子が窺える。目をトロンとさせ、頬を赤らめて渉を誘惑する姿は、これまで見たことのない美雲の一面であり、2人の恋の進展を予感させる。ちなみにこのシーンは、今回の劇場版でキーとなる“もう一人のLの一族”の存在について美雲から聞き出そうとした渉が、彼女の住むアパートを訪れるワンシーン。そこで渉は美雲から情報を得ようとするのだが、美雲は突如「一緒にお風呂入りまひょか。ほな、うちとちゃぷちゃぷしまひょ」と渉を誘惑する。美雲の誘惑に対し内心嬉しいはずだが、“もう一人のLの一族”の情報を聞き出さなくてはならない渉の心の葛藤が垣間見れる場面となっている。本シーンの撮影について橋本さんは「今回の美雲ちゃんの見どころのひとつですが、撮影では一番難しかったです」とふり返り、狙いすぎると面白くならないコメディ特有の塩梅に苦労し、監督と幾度も相談をして挑んだことを明かす。また栗原さんは、橋本さんと共演経験があったことから、「何の心配もなく、安心して演じることができました」とコメントを寄せている。『劇場版 ルパンの娘』は10月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 ルパンの娘 2021年10月15日より公開©横関大/講談社 ©2021「劇場版 ルパンの娘」製作委員会
2021年08月25日女子バレーボール元日本代表の“プリンスセス・メグ”こと栗原恵が、1stデジタル写真集『栗原恵 Princess,Again』を21日にリリースする。栗原が本格グラビアに挑戦するのは今回が初めて。ワイシャツや部屋着風のラフなカットから、黒いドレスをまとった大人っぽい姿まで、現役時代には見せたことがない様々な表情を披露している。さらに今回、DMMブックスでは、直筆サイン入りポストカード付きの限定版も同日に発売される。同作のリリースについて、栗原は「自分の写真集が出せるなんて夢のようで未だに不思議な感じがしています」とコメント。「モデルという職業に憧れがあったのでこのような機会をいただけてとても嬉しいです」と喜んだ。撮影に関しては、「グラビア撮影の現場のイメージを勝手に怖い雰囲気なのかな……? と思っていたのですが(笑)、実際には皆さんがとても温かくて、現場には常に笑顔が溢れており、すごく楽しく幸せな空間でした」と回顧。また、撮影の際に印象深かったカットとして「メガネカット」を挙げ、「カメラマンさんの私物を急遽使わせてもらうことになり、私の中でも自分にメガネというイメージがなかったので新鮮でお気に入りです」と、その理由を説明した。そして最後に、「次回グラビアでやってみたいこと」を聞かれると、「窓のシーンで撮ったお写真の自然光の感じがとても綺麗だったので、もし次チャンスがあれば今度は外で自然の中での撮影をしてみたいです。衣装は普段の自分とはイメージの違うギャップがあるものを撮影で着て、新たな一面を自分でも見てみたいです」と話した。
2021年05月20日銀座三越 本館7階 ギャラリーでは、2021年2月17日より『~新しい風~ 中島 潔 絵画展 』を初めて開催します。本絵画展では、新作を含む直筆絵画と越前和紙を使用したレフグラフファイン版画を約30点の展示販売、直筆絵画・版画をお買い上げのお客さまに限り「直筆サイン色紙(落款入り)」のプレゼントを行います。どこか懐かしく、日本人の心の中にある「ふるさと」の心象風景であり、世代を超えてみる方をその世界観に引き込む魅力を持つ、中島潔氏の作品をぜひお楽しみください。■会期:2月17日(水)から2月23日(火)※最終日午後6時まで■会場:本館7階 ギャラリー郷愁を誘う童©中島 潔「春の風」レフグラフファイン版画(画寸30.2×43cm)16万5,000円(税込)©中島 潔「新しい風」レフグラフファイン版画(画寸40.5×59.2cm)30万8,000円(税込)©中島 潔「早春の陽だまり」ケント紙に水彩(49×71.5cm)352万円(税込)©中島 潔「ふるさとの小道」ケント紙に水彩(24.5×33.5cm)99万円(税込)©中島 潔「花の音色」レフグラフファイン版画(画寸46.3×32.8cm)19万8,000円(税込)儚げな女性©中島 潔「モンサンミッシェル」レフグラフファイン版画(画寸24.3×36.9cm)11万円(税込)カレンダー・画集©中島 潔<カレンダー 表紙>©中島 潔<カレンダー 中>2021年カレンダー「新しい風」 1,320円(税込)©中島 潔画集「“今”を生きるーそして伝えたいこと」 2,860円(税込)中島 潔氏 プロフィール1943年、佐賀県生まれ。高校卒業後上京し独学で絵の勉強を続ける。広告会社に就職し、アートディレクターとして数々の賞を受賞。その後、フランス・パリの美術学校で絵を学んだ後独立しフリーになる。1982年、NHK「みんなのうた」のイメージ画を手掛け、1987年、ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞を『木霊みょうと』で受賞。2010年には、京都 清水寺成就院に46枚の襖絵を奉納図る。現在も全国各地で個展を開催。作品を発表し続けている。会場概要中島 潔 絵画展会期:2021年2月17日(水)~2月23日(火) ※最終日午後6時まで会場:銀座三越 本館7階 ギャラリー住所:東京都中央区銀座4-6-16TEL:03-3562-1111(大代表)営業時間:午前10時~午後7時(会期中)■※コロナウイルス感染拡大予防の観点から、ご入場を制限させていただく場合がございます。※諸般の事情により、営業日・営業時間などが変更となる場合がございます。詳しくは、銀座三越ホームページをご確認ください。※本イベントの内容は、都合により変更または中止となる場合がございます。予めご了承ください。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年02月12日株式会社ゆとりの空間(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:栗原心平)が展開する生活雑貨ブランド「sharewithKuriharaharumi」は、2020年9月1日(火)より全国主要百貨店内ショップ及びオンラインショップにて、ごはんがおいしい新米の季節におすすめの三重県四日市を代表する伝統工芸「萬古焼(ばんこやき)」のごはん炊き土鍋「ごはん鍋」を発売します。また、ゆとりの空間オンラインショップでは、2020年9月16日(水)の「ごはん鍋」特集コンテンツの公開に合わせ、ごはん鍋特別セットを数量限定で発売します。特集ページでは、ごはん鍋のデザインやこだわりをはじめ、ごはん鍋を使ったおすすめレシピ、おいしいごはんの炊き方動画などをご紹介します。ゆとりの空間オンラインショップ「萬古焼(ばんこやき)」のごはん炊き土鍋土鍋の国内シェア80%、江戸時代に発祥した四日市を代表する伝統工芸「萬古焼(ばんこやき)」料理家栗原はるみがプロデュースした、ごはんがふっくらおいしく炊ける「ごはん鍋」は、2014年に初代モデルを発売して以来、大変ご好評いただいている、四日市を代表する伝統工芸「萬古焼(ばんこやき)」で作られたごはん炊き土鍋です。「萬古焼」は、三重県四日市市で江戸時代に発祥し、耐久性、保温性に優れ、割れない土鍋として国内で8割のシェアを誇ります。炊きたてを囲んで炊きたてごはんが秋いちばんのごちそうとなる新米の季節。収穫の秋に感謝しながら、家族でゆっくり食卓を囲んで、ていねいに炊いたふっくらつやつやの新米ごはんを楽しみましょう。炊きたてごはんは、私の元気のもとです©ゆとりの空間『白いごはんが大好きな私にとって、一番の楽しみはなんといっても新米!特に土鍋で炊いた新米ごはんのおいしさは格別です。』-栗原はるみごはん鍋 3合炊きごはんがおいしく炊ける、定番の萬古焼「ごはん鍋」コロンとした丸い形がお米の対流を促し、お米の芯までむらなく熱を伝え、ゆっくりと蒸されるので、ごはんがふっくらとおいしく炊けます。3合は中火で約15分、その後、火を消して20分蒸らせば炊き上がり。これからの季節は、炊き込みごはんもおすすめです。鍋の内側には、2合・3合炊きの水分量の目安のライン付き。コロンとしたかわいらしい佇まいやさしい色合いで、コロンとした形がかわいらしいごはん鍋は、炊きたてをそのまま食卓に出しても、すっとなじんでくれるシンプルなデザインです。ごはん鍋 3合炊き(ホワイト)4,500 円+税一年中使える土鍋は、しまいこまずキッチンへ取っ手も丸く、見た目も愛らしい小ぶりな鍋は、眺めているだけでなんだか楽しい気分に。厚手で保温性も高く、シチューやポトフといった煮込み料理など、いろいろな料理に幅広く活躍するので、しまいこまずに一年中キッチンの見えるところに置いて、季節を気にせず、ふだんから気軽に使って楽しんでいただきたい鍋です。ごはん鍋 3合炊き(ホワイト・ブルー)各4,500 円+税■ごはん鍋3合炊き(ホワイト・ブルー)各4,500円+税ごはん鍋 3合炊き ホワイトごはん鍋 3合炊き ブルー商品スペックブランド:sharewithKuriharaharumiサイズ:(約)21×14×高17cm重量:約1,680g容量:2,000ml素材:耐火陶器(萬古焼)原産国:日本加熱機器使用可否:レンジ、オーブン、直火、食洗機は使用可。※電子レンジは1000W以下、オーブンは250℃以下での使用可否表示※IH不可<数量限定 ごはん鍋と鍋敷き&しゃもじのセット>販売期間:2020年9月16日(水)~販売店舗:ゆとりの空間オンラインショップ(本店のみ)※数量限定のため、なくなり次第終了ゆとりの空間オンラインショップ<数量限定>ごはん鍋(ホワイト)と鍋敷き&しゃもじのセット7,200円+税■<数量限定>ごはん鍋(ホワイト)と鍋敷き&しゃもじのセット7,200円+税■<数量限定>ごはん鍋(ブルー)と鍋敷き&しゃもじのセット7,200円+税ごはん鍋と、深型しゃもじ(2サイズ)、木製の鍋敷きをセットにしました。※ごはん鍋(ホワイト)のセットは、ネイビーのしゃもじ、ごはん鍋(ブルー)のセットは、ホワイトのしゃもじの組み合わせとなります。しゃもじは、Wエンボス加工でお米がつきにくく、テーブルに置いても、先端が直接触れない形状に。鍋料理に便利な木製の鍋敷きは、中央が取り外しのできるお玉置きになっているので、使い終わったら、コンパクトに収納できます。<sharewithKuriharaharumi(シェアウィズクリハラハルミ)について>©ゆとりの空間<栗原はるみプロフィール>『ごちそうさまが、ききたくて。』(文化出版局)ほか、著書発行部数3,000万部を超える人気料理家。パーソナルマガジン『haru_mi』(扶桑社)、レギュラーTV番組『きょうの料理』(NHKEテレ)、『YourJapaneseKitchen』(NHKWORLDTV)などで活躍中。近著に、日本の家庭料理をつくる方に覚えてほしい料理を厳選した、英訳付きの料理本『Harumi』(NHK出版)など。栗原はるみ 公式インスタグラム「ハルミグラム」企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年09月07日栗原心愛さん(享年10)を虐待し死亡させたとして傷害致死罪などに問われた父・勇一郎被告(42)に3月19日、懲役16年の判決が言い渡された。昨年1月、千葉県野田市にあるアパートの浴室で死亡した心愛さん。各メディアによると発見されたとき体に複数のアザがあり、胃にはほとんど内容物がなかったという。また公判では勇一郎被告の携帯電話に残された、心愛さんの苦しむ様子が撮影された動画も公開。裁判長は「尋常では考えられないほど陰湿で凄惨な虐待だ」と非難したという。「勇一郎被告は後悔を口にしてはいるものの、虐待については大半を否認していました。しかし、裁判長は『客観的な状況と整合しない』と一蹴したのです。また有罪判決ではありますが、懲役刑だと勇一郎被告がいずれ出所するということ。更生プログラムも含めて、今後の課題は山積みといえるでしょう」(NPO関係者)19年6月、勇一郎被告の妻であるなぎさ被告も傷害幇助の罪で懲役2年6カ月・保護観察付き執行猶予5年が言い渡されている。各メディアによると心愛さんに食事を与えず、勇一郎被告の虐待を認識しながらも静止しなかったとされるなぎさ被告。「夫に怒られると思った」などと証言したという。「勇一郎被告の暴力を見続けたため、なぎさ被告はストレスで正常な判断ができなかったといわれています。彼女は『娘が暴力を受けることで、自分が暴力を受けなくても済むと思った』とも明かしていました。彼女にはもう1人、子どもがいます。母としての責務を全うするためにも、トラウマ回復のプログラムを受ける必要があります」(前出・NPO関係者)また児童相談所には、その判断の適性を問う声が上がっている。各メディアによると心愛さんが「お父さんにぼう力を受けています」とアンケート用紙に書いたところ、柏児童相談所は彼女を一時保護。しかし勇一郎被告が「お父さんに叩かれたというのは嘘」などと書かれた心愛さんの手紙を持って現れたため、児童相談所は心愛さんを自宅に戻す判断をしたという。「相談所側は手紙について『父親に書かされている可能性が高いと認識していた』と明かしました。しかし相談所はその名の通り、あくまで相談がメイン。強い権限はなく、児童福祉司が虐待に関する専門的な知識を持っていないケースもあります。人手不足も深刻ななか、虐待の通報が年々増加。そのため、現場は疲弊しています。専門性を高めるような方針を打ち出すなど、そのあり方を検討すべきかもしれません」(全国紙記者)
2020年03月20日女優の川村ゆきえ(33)が23日、自身のツイッターを更新。ロックバンド・back numberのドラム・栗原寿と22日に結婚したことを発表した。川村は直筆メッセージで「この度、私川村ゆきえは、back numberのドラム栗原寿さんと昨日結婚致しました事をご報告させて頂きます」と報告。「共通の友人を通して知り合い昨年末からお付き合いを始めました」と説明し、「誠実で誰に対しても優しく思いやりがあり、周りを笑顔にさせる持ち前の明るさ、そしてストイックに仕事に打ち込む姿勢に惹かれ、尊敬と同時に今まで感じた事のない安心感を与えてくれる存在です」とつづった。そして、「これからも感謝の気持ちを忘れず、お互い助け合いながら明るい家庭を築いていけたらと思います」と決意を記し、「まだまだ未熟な二人ですが、今後とも温かく見守って頂けたら幸いです」と呼びかけた。
2019年11月23日横関大の同名小説を連続ドラマ化した、7月スタートの木曜劇場「ルパンの娘」に渡部篤郎、小沢真珠、栗原類らが出演することが決定。深田恭子演じる主人公の家族で、泥棒一家“Lの一族”を演じる。■泥棒一家“Lの一族”に個性派キャスト集結!横関大の同名小説を原作にした本ドラマは、深田恭子さん演じる代々泥棒一家の娘・三雲華と瀬戸康史さん演じる代々警察一家の息子・桜庭和馬との決して許されない恋愛を描くラブコメディー。この度、華の家族で泥棒一家“Lの一族”のキャスト陣が決定した。華の父・三雲尊を演じるのは、渡部篤郎。尊は、美術品専門の泥棒で品のあるダンディーな男。美術品のみならず、三雲家が住んでいる高級タワーマンションのほかの住人からキャビアや高級ワインなども調達してくる。三雲家の指示系統の主軸的存在で、華が家業を継がないことをよく思っておらず、長男も引きこもりという現状に、“Lの一族”が自分たちの代で終わってしまうかもと危惧している。数々の刑事役や警察官役に定評のある渡部さんは、過去にも「白夜行」などで悪役を演じてはいるが、泥棒役は彼の長い俳優キャリアの中で本作が初。主演の深田さんとの共演は「まっすぐな男」で元恋人役を演じた以来、およそ9年ぶり。元教師と教え子との禁断の愛を描いた渡部さん主演の「First Love」では、相手役を深田さんが演じていたが、親子役は今回が初となる。なお、瀬戸さんとは「冬芽の人」で、瀬戸さんの演じた役の父親役として出演しており、およそ2年ぶりの共演にはなるが、「冬芽の人」ではすでに亡くなっている父親という設定だったため、本格的な共演は今回が初となる。華の母・三雲悦子には小沢真珠が抜擢。55歳という年齢を全く感じさせない妖艶な雰囲気を持つ宝飾品専門の泥棒を演じる。夫役の渡部さんとの共演は「バカラ 疑惑の IT 株長者に賭けた女」以来およそ13年ぶり、深田さん、瀬戸さんとは初共演となる。映画『翔んで埼玉』に引き続き、武内監督作品への参加となる。華の兄・三雲渉には、ファッションモデルとしてだけでなくタレント・俳優と活躍の場を年々広げている栗原類。三雲家の中で、唯一物を盗むわけではなく情報を巧みに盗み出す引きこもりのハッカーを演じる。深田さん、渡部さんとは初共演で、瀬戸さんとは映画『僕は友達が少ない』以来およそ5年ぶりの共演となる。華の祖母・三雲マツには、映画『カメラを止めるな!』でテレビ局のプロデューサー役を演じ、見る者に強烈な印象を残した個性派女優どんぐりが決定。どんな鍵でもいとも簡単に開けてしまう敏腕鍵師役を演じる。連続ドラマへのレギュラー出演は本作が初となる。華の祖父・三雲巌には名バイプレイヤー麿赤兒。幼い華にスリの技術を直伝した伝説のスリ師を演じる。深田さんが出演していた「山おんな壁おんな」第4話にゲスト出演していたが、深田さんとの本格的な共演は本作が初。瀬戸さんとは連続ドラマ小説「まんぷく」で同作品には出演しているが、共演自体は本作が初で、渡部さんとの共演も初となる。小沢さんと同様に映画『翔んで埼玉』に引き続き、武内監督作品への参加になる。■キャストコメント渡部篤郎(華の父・三雲尊役)本作で自身初の泥棒役に挑戦することになる渡部さんは、「泥棒がメーンになるようなドラマもなかなかないので、とてもいい試みだなと思います。『ルパンの娘』というタイトルもとてもステキですね。僕ら世代は、“ルパン”という響きだけでワクワクしますので、今から楽しみです」とコメント。9年ぶりとなる深田さんとの共演については、「お互いが、今でもしっかり仕事を続けられているのはいいことだと思いますし、すごくうれしいです。17年前の『First Love』という作品では僕が主演で彼女がヒロインだったのですが、今回、恋人役から親子役に関係性が変わったのは、お互いに頑張ってキャリアを積んできて、いい意味で年を重ねたからかもしれません。今回は彼女が主演という立ち位置なので、少しでもサポートできればうれしいです」と語っている。小沢真珠(華の母・三雲悦子役)原作、脚本を読んだ際の印象について小沢さんは、「読んですぐに“面白い!”と感じました。笑ってしまうところがたくさんあって、最初は普通に自分が出ることを忘れて楽しんで読んでいました。この面白さについていけるように頑張ります。」とコメント。また、「前回、映画『翔んで埼玉』で武内監督とご一緒させて頂いて、その時の役も結構、強烈なキャラクターでした。今回は違う役ではありますが、そのはじけかたも要素として大切に入れ込んでいきたいなと思っております」と本作への意気込みを語った。栗原類(華の兄・三雲渉役)深田さんとの初共演について栗原さんは、「今回、深田さんの兄という役柄なのではじめましてと同時に“お兄ちゃん”と呼ばれるのはなんだかドキドキしますが、良き兄になれるよう頑張ります。」とコメント。また、瀬戸さんとのおよそ5年ぶりの共演については、「本当に久しぶりの共演で、前回は敵対関係でボコボコに殴り合う役だったのですが、今回も互いに仲良くできなさそうですね(笑)。ですが、実際は仲良くさせて頂いているので、また共演できるのはうれしいです」と語っている。どんぐり(華の祖母・三雲マツ役)原作、脚本を読んだ際の印象について、「原作は、面白くて、まさかの展開があり、気持ちを揺さぶられるところもあって、気がついたら泣きながら読んでいました。脚本では、主人公の華さんと和馬さんの心の声が聞こえてきて、(原作と)同じ出来事でも、場所や展開も違っていたりするのでドキドキしました」とコメント。本作で連続ドラマレギュラー初出演が決まったことについて、「はい。本当にびっくりしています。ドッキリカメラではないかと思った時がありました(笑)。自分のキャラクターをいかせるよう、成長できるよう、精いっぱい頑張ります」と意気込みを語った。麿赤兒(華の祖父・三雲巌役)「優しい時間」以来およそ14年ぶりとなる木曜劇場への出演について、「とても感慨深いです。当時共演していたキャストさんたちをテレビでみると大きくなったなと感じます。オジサンの立場だとそんなことばかり考えますが、この作品は初めての方が多いので、新しい出会いがとてもうれしいです」とコメント。また、ドラマを楽しみにしているファンに向けて「今までに無いようなドラマだと思いますし、奇想天外で“どうなるんだろう”と楽しみにして頂けるかなと思います。ハラハラドキドキで、ありえないようでありえるリアルが出せたら面白いと思うので、監督の頭の中にある構成を、ぜひ楽しんで頂けたらと思います」とメッセージを送った。悪党しか狙わないことがモットーの“Lの一族”。果たして警察に捕まらずに、悪を持って、悪を成敗できるのか。そして華と和馬の恋愛の行方は一体…!?35年も続く木曜劇場史上、最も異質なドラマがどのように展開にしていくのか期待したい。木曜劇場「ルパンの娘」は7月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2019年06月01日料理家としてご活躍の「栗原はるみ」さんがプロデュースした新しいシステムキッチン《harumi’skitchen》が販売開始!栗原はるみさんの長年の経験や、料理を楽しく自由にという素敵な思いが詰まったキッチンは目から鱗のアイデアたっぷり。料理や家事に対する固定概念を取り払ってくれるキッチンをLIMIA編集部が体感しに行ってきたので、ご紹介します♪料理家&主婦として毎日使うからこそ。栗原さんのキッチンへの想い《harumi’s kitchen》の前でキッチンについての想いを語ってくれた栗原はるみさん●長い時間を過ごすキッチン、どうしたら自分が楽しくなるだろうと考える●使い勝手をまず考えない。思い切った発想でいろいろ試してみるというキッチンへの思いをもつ栗原はるみさんは、キッチンが大好きで、普段から自分が使いやすいように楽しめるようにカスタマイズしているそう!そんな栗原はるみさんと東邦ガス、トクラスで共同開発したオリジナルキッチン《harumi’skitchen》は、料理家であり、キッチンに立ついち主婦である栗原はるみさんの長年の経験や工夫、キッチンに対する考え方がふんだんに織り込まれているんです!機能性だけが正解じゃない!居心地のいいマイスペースとしてカスタマイズまずはカウンターの上部から。「料理ばかりの空間にならないように」と栗原さんの好きな、白と紺を基調にしたキッチンのカウンター壁面にはトクラス自慢の人造大理石が使われた棚があります。この棚のポイントは奥行が12cmしかなく、狭いところ!この狭さの理由は、これ以上奥行きがあるとお鍋やボールが置けてしまうからなんです。栗原さんは音楽を聴きながらキッチンに立つので棚に音楽プレイヤーや、料理をしながら飲むお茶を置いたり、レシピに使うハーブを小瓶にいれて飾ったり、自分の好きなものをおいて楽しんでいるそうです。料理を作るためだけの機能性は考えず、キッチン道具を置けないようにすることで居心地のいいおしゃれな空間を作れるよう、使う人の意識から変えるアイデアに驚きです!さらに棚の上、木材の質感が温かみをかんじる框扉(かまちとびら)も注目してほしいところ!材質はもちろんのこと、観音開きではなく跳ね上げ式で開け放しておくことができるのが◎。栗原さんは調理道具などのほかに、自分用のおやつをいれておくんだとか。固定概念とさようなら!料理は自由に好きなところで今回のシステムキッチンの目玉であり、栗原さんがご自宅のキッチンに何年も前から取り入れているアイデアが、この可動式のワークトップワゴンです!料理をするときの作業スペースが広がるうえに、可動式なので料理をのせてそのまま食卓まで運びサブテーブルとして使用したりと、キッチンを離れて使うことができちゃいます。収納スペースは3段で、一番上の網棚ははずすこともでき、熱いお菓子を冷ますための網として使うこともできます!ワゴン側面の上部にはポールがあり、このように調理器具をかけたり、S字フックを活用して吊り下げ収納ができます。エプロンやふきんをかけておくのもいいですよね。ワゴンの脚はステンレス製なので、キッチンタイマーをつけておくと便利ですね!また《harumi’skitchen》のワークトップワゴンは、メインキッチンのカウンター下に収まるように作られており、4面のどの面からも出し入れができるようになっています♪「harumi’s kitchen」は4/22から販売スタート♪ほかにも、キッチンキャビネットの中にもう一段引き出しがついていたり、カウンターのサイドに椅子をかけられるフックがあったりと、紹介しきれなかったこだわりのアイデアが満載!栗原はるみさんの目から鱗のアイデアに驚き、なにをどこに置くか、どうやってワゴンを使おうかわくわくが止まりませんでした。ショールームでぜひ栗原はるみさんのアイデアが詰まったキッチンを体感してみてほしいです♪《harumi’s kitchen》をさらに知りたい方はこちらをチェック♪〈ショールームを探してみる!〉
2019年04月24日料理研究家・栗原友さんが雑誌『nina’s』で連載している『栗原友の寝ている間においしくなぁれ』が1冊の本になって発売されました。その名も、『寝ている間においしくなる』。タイトル通り、一晩寝かせることでグッと美味しくなる魔法のレシピが揃っているので、ご紹介します!前日に仕込む“ひと手間”が、翌日の料理を美味しくする秘訣!2018年7月に発売された料理研究家・栗原友さんの『寝ている間においしくなる』(祥伝社刊/1,400円【税抜き】は、子育てをしながらバリバリ働き、プライベートも力一杯遊びたい、そんなママたちの助けになるレシピを作りたいという彼女の思いから生まれた1冊です。食材を前日に仕込んで、当日は焼くだけ、もしくは、そのまま食べることができるという超時短な50レシピが掲載されています。一晩寝かせておくことで、素材に味がしみ込み、びっくりするほど美味しい料理が完成します。レシピは、生姜焼きや味付けたまご、フレンチトーストといった、子どもが好きな定番メニューから、カジキのコリアンダー焼きや牡蠣のヤンニョムなどの大人向けメニューまで、たっぷり載っています。ズボラ料理ではなく、前日に“ひと手間”かけた料理だから、味にうるさいパパも納得すると思いますよ。また、ローズマリーやタイムといったハーブを使ったレシピも多数あるので、ホームパーティなど人が集まるときに出すと、お洒落なメニューが作れるママとして一目置かれること間違いナシです。手順がシンプルだから、料理が苦手なママにもおすすめ本に載っているレシピをすべて作ったわけではないのですが、いまのところ作った料理はどれも美味しく、気に入ったレシピは何度もリピートしています。中でも、セミドライトマトのオイル漬けは、バーベキューやキャンプに行くときには必ず作っていくもののひとつです。チーズとともにバゲットにのせて朝ごはんに食べたり、チキンのソテーに加えたり、オイルベースのパスタにしたり、いろんなアレンジが楽しめる万能メニューです。また、サルシッチャとブロッコリーのショートパスタ(トップ画像)もよく作ります。レストランで出てくるパスタのような仕上がりになりますし、少し濃い目の味付けなのでお酒にも合うと思います。どのメニューも、作る手順はシンプル。食材を混ぜて寝かして焼く(or食べる)だけという、2~3工程で作ることができ、誌面もすっきりとしたデザインで見やすいです。料理があまり得意でないママでも簡単に美味しい料理が作れます。日々の献立に加えるのはもちろん、ホームパーティやバーベキュー、ママ友宅にお呼ばれしたときのおもたせにも◎。忙しいママの心強い味方になってくれる1冊です。寝ている間においしくなる
2018年08月27日モデル・俳優の栗原類さんの母が、自身の子育てについて語る手記を出版!Upload By K2U関川香織モデル・俳優の栗原類さんの母、栗原泉さんは6月12日に『ブレない子育て』(KADOKAWA)を出版。ADD(注意欠陥障害)という発達障害のある類さんを、どんな信念のもとに育ててきたのか。本の刊行に先立って、泉さんの子育て論のエッセンスをLITALICO発達ナビ編集長の鈴木悠平が伺いました。栗原泉さん通訳・音楽ジャーナリスト。モデル・俳優の栗原類の母。24歳で留学先のロンドンで息子・類さんの父親と知り合う。離別後、妊娠が分かり、シングルマザーに。生活のために音楽関連の通訳、翻訳をフリーランスで始める。息子が8歳の時に発達障害・ADDと診断され、自身もADHDと分かる。言葉にしてみることで、自分自身がほんとうに考えていることを再確認できるUpload By K2U関川香織――今回、ご自身の子育てを8つのルールに整理して、子育ての本をまとめることになったきっかけはどんなことでしたか?泉さん 息子、類の本(自叙伝『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』KADOKAWA刊)に寄稿したことで、もっと子育ての話を聞きたいという声が多く届いたことがきっかけではありました。私自身、書き足りないと感じた部分もあって。ただ、自分がしてきたことを本に書いて、それがほかの人の役に立つのかどうか、はじめはよく分からなかったんです。私がやってることは当たり前のことだと思っていたので。たしかに、発達障害がある子の子育ては大変です。でも、核になる部分は、どんな子どもにも共通しているはず。だからこの本では、発達障害がある子の子育てだけではなく、広い視野で子育て全般に役立つことを書く、ということを、はじめからの方針としていました。発達障害がある子の子育てだけに言及しても、すでに育てている人には知っている内容も多いでしょう。今の世の中、いくらでも調べる方法はありますから。私が読者だったら、他のメディアなどで得られる情報以外のことを読みたいはずと思ったんです。――類さんを育ててきた23年の間に、たくさんの経験があったと思いますが、ご自分なりの信念を、どうやって言語化されてきたのでしょうか?泉さん 私自身が、明確に言語化されて説明されないと動けない人なので、子どもには、きちんと言葉で説明できないといけないと思ったんです。説明すればできるのに、「察しろ」「慮れ(おもんぱかれ)」というだけでは、できない子どもがいるんです。「いいから宿題やりなさい」「ちゃんとしてちょうだい」と言ったって、具体的に言ってもらえないと何をどうしていいか分からないし、できない。説明されたらできるのに、説明もしないでただやってみろと言い、できないと叱るというのはおかしいと、私自身が子どものころから思っていました。自分の説明不足を棚に上げて、子どもに責任転嫁するようなことはしたくないんです。子どもには明確に説明するのが親の務めだと思います。自分の子どもにも言葉にして伝えたいと思って、その都度、そうしてきたということです。――でも、なかなか具体的にこの方向が正しい、と思い切ることができないことも多いのではないでしょうか。泉さん たしかに、子どもが小さいうちは、自分自身も、いまやっていることが正しいかどうかなんて、確信が持てないかもしれません。でも、その時々で「これが正しいはず」と思って積み上げていくんですよね。進行形の育児の中で、「これが理にかなっている」と思う部分を説明していくことが大事だと思っています。そうすると、自分がうまく説明できないことって、実は自分で納得してないことだった、って気づくことがあります。私は賛成していないけど、先生がそう言っているからと、タテマエだけで言ってしまうことって、子どもに対しても実はうまく説明ができないんですよね。いいと思ってもないことを、納得したふりして喋るうちに、「これ、違うんじゃない?」と分かってくることがあるんです。だから、言語化するのは、自分自身の再確認ですね。――僕自身も、言葉で納得しないと動けないタイプです。泉さん 納得できれば、ススっと動けるでしょう?――はい。職場でもそうですね、自分の方針を理由まで説明できるとうまく進みますね。一方で、類さんの場合、伝えることを大切にしても、すぐ忘れてしまうこともあるのでは?泉さん 記憶に残っていないということもあるけど、類の場合は、ハングリー精神がないんです。それが私のイライラの根源ですね。私自身は、納得できたらあとは一気に進める方だし、そこからは主体的に動くタイプ。エンジンがかかったら自力で走れるというか。類の場合、主体的に取り組むという感性が鈍感なんです。これをする必要があると納得することと、やるという行動が一致しないですね。それが私にはありえないから、「分かったならやりなさいよ!」となってイライラする。説明するために労力をかけて、そのあとも、自転車を後ろからいつまでも押し続けなきゃならないというか。私とは違う人だということは、小さいころから分かっていたけど、それでも何度も再確認しては徒労を感じるわけなんですよね。でも、それを徒労と言ってもいられないというか…徒労にしてはいけないんですよ、親としては。短期記憶で抜けていくことも問題はあったけど、それよりも主体的に動かないところの方が、今でも気にはなります。中学生になったころから、親子とはいえ違う人間としての距離感を考え始めたUpload By K2U関川香織――親子だけど、真逆の人間ということですよね。そんな類さんを育てる中で、類さんが成長するにつれて、泉さんの親としての関わり方は、どう変わっていったんでしょうか。どこまで介入してどこから見守るのかといったことは、成長とともに変化すると思いますが。泉さん そのあたりのことを考え始めたのは、中学校時代、類がメンズ雑誌のモデルを始めたころからですね。少し早いけど、類は仕事をすることで一社会人として生活する時間ができたわけでしょう。親と子、先生と生徒、友だち同士といった関係ではない、社会人対社会人の関係をもつことが始まったわけです。その中で、子どもはいくつになっても子どもと思っていたのでは、彼の成長を阻害すると思ったんですよね。距離感をとらないと、と。試行錯誤の中で、私自身は、子どもの個としての権利を意識していたはずなのに、できていなかった部分に気づいたということもあります。一社会人に対して、こういう物言いをしたのではダメじゃない?と気づくことがありました。――社会人として。泉さん たとえばダメ出しするときに、私がすごく雑な言い方しているなと思ったんです。仕事のチームの中で、うまくできない若手に対してそんな言い方は通らないよね、というような、ダメな上司の典型みたいな言い方です。それは、親子だから分かるよね、という甘えがあったからなんですよね。そこで、「この子の人権、私は無視していないか?」ということを、3年、5年と時間をかけて考えてきました。一社会人として、ということを意識して、どの距離感がいいの?と手探りで進んできました。今みたいな関係になるまで、時間はかかりましたよ。それまで十数年、子どもとして接してきたのですから。やっと、ですね。――なるほど…。泉さん それでも、本人の特性として、できることとできないことがありますから、助けないことが職業人として大きなマイナスにならないかということも、考え合わせる必要はありました。一周回ったところで、今はあまり距離感など考えなくなりましたね。手伝って、と言われればしょうがないから手伝いますし。ふつうの23才よりも、親として何でもやらされるというか、関係性としては近いのだと思います。自分の時間を大切にすることが、子どものためになっていくUpload By K2U関川香織――ところで、ここ数年、泉さんから見て類さんが変わってきた点はどんなところですか?泉さん 自立したいという気持ちは強くなってきたと思います。最近、友だちと遊びに行くのも、深夜までお酒飲んだりする機会も増えています。友だちとの関係が密接になると、親が知らない世界が居心地よくなるじゃないですか。でも、親がいないと生活が成り立たない。それは不便と思っているようで、それでも自分の世界を確立するために、自立したいと思っているのかなって。――発達障害があるお子さんの保護者さんは、お子さんの困り感の強さもあいまって、「わが子のために」と、ものすごく頑張られている方が多いように感じます。そうなると、子離れのためのギアチェンジってすごく難しいんじゃないかと思うのですが。泉さん 難しいと思いますよ。社会の中でも、子どものことを最優先することこそ、いい親の条件という固定観念がありますよね。仕事をしていてもしていなくても、子どもとの生活が100%でいる親がいい親というイメージ。保育園に預けていても、仕事の休憩時間には「今ごろ、お昼寝しているのよね」と考えたりするような。でも、子どもの方は親との生活が、だんだん100%じゃなくなっていきます。それなのに親の方はいつまでも”子ども100%”でいたのでは…そこの切り離し作業は、遅くなるほど年齢が上がるほど、大変になっていきます。ほんとうは、保育園・幼稚園で集団生活に入った時点から、親が子離れを考えた方がいいと思います。仕事などをして離れている間、親は「あ、私、子どもいたんだっけ!」と時々思い出すくらいが健全なのではないでしょうか。子どもとの生活は別にあって、それと自分の時間を合わせて100%にしていかないと。――ケアやサポートの必要性は別として、気持ちの面で手放すことは大事ですよね。泉さん 自分がリフレッシュする時間は死守してほしい。自分の人生を大切にしてこそ、子どもを育てられます。子どもとの距離感を大切に考える、ってそういうことだと思います。長い目で見たら、「子どものためにも、私は遊びに行きます」というくらいの感覚で育てていい。だって、自分の子どもに、自分自身以外の人のためだけに人生をささげる人になってほしいと思います?頭で分かっていても、実行するのはこわくてできないということがありますよね。経済的な問題や物理的な時間の問題から、なかなかできないことも多いかもしれない。それでも、自分の時間を守ることが大切だと思うんです。自分の人生は森を育てるように育てたい。それは結果として、子どものためになるものです。そして、早い段階から子離れを始めないと、健全な子離れはできないと思います。よその人の悪口は、聞き流すのが重要なポイントです。子どもに「自立したい」と言われてから子離れを考えたのでは、やっぱり遅いです。自分自身の生活を、小さいうちから大事にしてこそ健全な子離れができるはず。子どもが20歳になって突然できるものではないですよ。将来の夢を見させるだけじゃない、具体的にどう積み上げるかも見せるということUpload By K2U関川香織――『ブレない子育て』の中で、本編はもちろんですが、巻末の類さんとの対談が面白かったです。夫婦漫才みたいというか、掛け合いが自然で楽しそうで。その中で、モデルをやりながら、ユーチューバーになりたいと言ったのを、全面反対していましたよね(笑)泉さん もうね、それは絶対にやめさせたい!類に限らずどんな子どもにも!1から10まで理由をしっかり挙げて反対します。だって、時間がもったいないじゃないですか。類の場合だったら、そんなことしている時間があったら、俳優としてもっと勉強しなくちゃということになるし、なぜもっと大きいオーディエンスを目指さないのかと思うわけです。ユーチューバーって、ロイヤリティーの率は低くてなかなかお金にならないから、企画から演出まで演者が1人でやることになる。大きいメディアでちゃんとそれぞれの役割のプロが作っているものとは、クオリティが比較になりません。Upload By K2U関川香織――(す、すごい迫力だ…笑)ユーチューバーでもトップランナーとなると、それ一本で仕事になるような方もおられますし、子どもも憧れを持ちやすいと思いますが…。泉さん そういうごく一部のトップランナーもいますけど、ビジネスモデルとしては未来への発展性がなかなか見えないじゃないですか。表現や発信をする仕事は色々あるのに、子どもが夢を見る先が、ユーチューバーしかないというのではダメです。それを教えるのは大人の務めでしょう。夢を見るならもっといい方法があるよって、教えてあげたいだけです。――なるほど。なんというか、整然と”理”が立っていて、ほんと泉さんブレないですね…(笑)泉さん もう今日はね、この話は絶対原稿に入れておいてください。――はい、分かりました(笑)泉さんは、子どもと向き合う時に、ただ夢だけを見させるんじゃなくて、将来のビジョンに向けてどう積み上げていくのかを、しっかりと見せていかれているんだなと感じました。今日はありがとうございました。(インタビュー終わり)これまでの23年間にたくさんの試行錯誤があった泉さん。それでも、将来へのビジョンを具体的に見せていくことを含めて、ブレずに子育てしてきたということが、言葉の端々に溢れていました。育児の本質をつづった『ブレない子育て』は、まさに栗原類を伸ばした母の信条が詰まっています。撮影:田島寛久構成・執筆:関川香織田島寛久「まなざすひと」栗原泉 著。2018年6月14日発売。発達障害を公表した、モデルで俳優の「栗原類」氏(23)の母が、わが子をどのように育て、導いてきたかを綴った手記。KADOKAWA刊。
2018年06月08日NHK「みんなのうた」のイメージ画などで知られ、“風の画家”と呼ばれる中島潔の展覧会「“今”を生きる-そして伝えたいこと京都六道珍皇寺“心音図”奉納記念」が3月17日(土)より5月20日(日)まで、大阪文化館・天保山にて開催される。それに先立ち、3月16日(金)に開会式が行われ、中島潔が来場した。「中島潔展 “今”を生きる -そして伝えたいこと 京都六道珍皇寺“心音図”奉納記念」チケット情報開会式で挨拶に立った中島は、「大阪に来るのも久しぶりですし、大阪の皆さまに見てもらう機会をいただけて興奮しています。この展覧会のメインは「心音図」です。今まで、故郷や女性の絵を描いてまいりましたが、70歳になりまして、東日本大震災が起こって、色々なニュースを見聞きするうちにふと思ったんです。どうして悪いことをするんだろうか、と。そこで、私もそんなに残された人生が長くもないですから、最後に私が唯一描かなかった世界、地獄を描いてみようと思いました。地獄絵は決して怖いだけの絵ではなくて、実は、天国も地獄もどちらも大切なんです。両方の心を私たち人間は持っているんです。その証拠にどちらも作ったのは仏様なんです。だから地獄にも優しさや親しみを感じるんです。皆さん、地獄に行きたいとは思わないと思いますが、地獄の絵を見つめることで、今自分がどういう状況にあるのか理解できるんです。ですから、一緒にご覧になる方と絵を見た後で色々な話をして、楽しんでください」と語った。内覧会では3年の歳月をかけて完成させた、平成の地獄絵とも言うべき5点の「地獄心音図」の前でギャラリートークが行われた。中島は、「東日本大震災が起こった後、苦しんでいる人をさらに苦しめる人がいることに腹が立ったんです。そこで「悪いことをすればお天道様が見ていますよ」という母親の言葉がよみがえってきたんです。悪いことをすれば、ただじゃすまない、それが地獄絵を描くきっかけでした」と話していた。その後5点の絵に描かれている8つの地獄について「これは右の絵からどんどんひどくなって、最後は蟻地獄、無限地獄です。でもそこには菩薩が描かれているんです。悪いことをしても反省して心を入れ替えれば救われるんです。地獄の絵を見てぜひ自分自身を見つめ直していただきたいです」と語った。本展覧会では、「地獄心音図」を含む連作「心音図」以外にも、初期の作品や「新しい風」と題した四季折々の風景を描いた連作、そして大阪をテーマにした最新作「こいさん」なども展示されている。『中島潔展“今”を生きる-そして伝えたいこと京都六道珍皇寺“心音図”奉納記念』は5月20日(日)まで開催中。取材・文:華崎陽子
2018年03月22日“風の画家”と呼ばれる中島潔が、3月17日(土)より、大阪文化館・天保山にて展覧会『中島潔展 “今”を生きる -そして伝えたいこと 京都六道珍皇寺“心音図”奉納記念』を開催する。「中島潔展 “今”を生きる -そして伝えたいこと 京都六道珍皇寺“心音図”奉納記念」チケット情報ふるさとの佐賀や日本各地の豊かな自然を、優しいまなざしと温かなタッチで描き、幅広いファンに支持されている中島。2010年に大病を患ってからは、生きることを改めて見つめ直したという。そして、「生きているうちに地獄を見て、感じてほしい。そのことで生きること、命の大切さを伝えたい」という思いから、「平成の地獄絵図」という新境地にも挑み、74歳とは思えない精力的な活動を続けている。本展では、故郷の情景を描いた初期作品から、一躍売れっ子となったNHK「みんなのうた」のイメージ画、清水寺に奉納された襖絵の試作を作品にしたもの、話題の地獄絵、さらに大阪をテーマにした最新作までを展示している。<大阪展に向けて描いた新作「こいさん」へのコメントが到着>「こいさん」すごくきれいな言葉だと思っていた。意味を知って、損得の計算のない、浪速の人情のあるそういう女性を描きたかった。今回あまり使わない華やかな色も使った。それはこの「こいさん」への僕の思い入れ。見る人に、ふと感じてもらえたらと思う。『中島潔展 “今”を生きる -そして伝えたいこと 京都六道珍皇寺“心音図”奉納記念』は、3月17日(土)から5月20日(日)まで、大阪文化館・天保山にて開催。チケットは発売中。
2018年03月15日アスリートのカラダを『anan』が撮影。その筋肉美の裏に隠された思いも語っていただきました。今回はアメリカンフットボールの栗原嵩選手です。僕のカラダがアメフトを知るきっかけになれば。見る者を釘付けにする、鍛え抜かれた逞しいカラダ。撮影でシャツを脱いでほしいとお願いすると、筋肉が美しく写るよう腕立て伏せを開始。そのスピードの速さにスタッフ一同驚愕!「カラダはかなり鍛えていますね。僕のアスリートとしての理想は、デカくて速く動けるカラダ。ただ、本場アメリカのアメフト界では、僕は背が低い方なんです。だからこそ、このカラダを活かして大きい人にはできないプレーを武器にしたい」垂直跳びで90cmも跳べる、という高い身体能力は幼い頃からのもので、小学生ですでにアスリートの夢を抱いていた。「アメフトにハマったのは高校時代。小学5年生くらいからアメリカのカルチャーがめちゃくちゃ好きで、ラップなどの音楽を聴いていた。そんなアメリカを代表するスポーツだったことも、理由のひとつだと思います。持論ですが、音楽をはじめとするカルチャーはスポーツにすごく影響を与えている。ラップやブラックミュージックが染み付いているアメリカ人は抜群のリズム感があり、それがプレーにつながっていると思います」そんな憧れのアメリカで、最上位に位置するプロアメリカンフットボールリーグがNFL。栗原選手は2013年に、ルーキーキャンプに招待された。「アメフト人生のすべてをかけて行きました。結果的にNFLの契約はできなかったのですが、アメリカ人ばかりの環境で競い合い、評価されたのは嬉しかったし、競技人生で一番印象に残ってます。選手は超人ばかりでしたが、自信があったし絶対に負けない気持ちでやってました。とてもハードなキャンプだったけど楽しかった。また機会があるならもちろん挑戦したい」と、日本人選手として道を切り開いてきた栗原選手。「僕自身は、信念の塊だと思います。今まで前例のないプロという道を自分で作っていったし、 NFLのキャンプもゼロからのスタートで招待された。道なき道をブレることなく歩んできたことが、今につながっているのかなと。今後は、アメフトの認知度を上げることが使命だと感じています。アメフトはエンタメ性が高く、会場で観ると絶対に楽しめるスポーツ。僕を入り口に知ってもらえたら嬉しいし、そのためにカラダを鍛えているという部分も。マッチョだと印象に残るでしょ?(笑)アメフトを通じて多くの人に出会い、さまざまな経験ができたので、恩返しじゃないですけど、盛り上げていきたいですね」くりはら・たかし1987年11月7日生まれ、東京都出身。ポジションはワイドレシーバーで、スピードやジャンプ、キャッチ力が要求される。現在はIBMビッグブルーに所属し、国内Xリーグで活躍。コーチングにも力を注いでいる。日本テレビが毎年11月に実施している「カラダWEEK」キャンペーン。その企画の一つとして、昨年に引き続きトップアスリートたちの「カラダ写真展」を開催。今年はananが撮影した、「筋肉美」がテーマの“アスリートのカラダ”が、大きな写真で鑑賞できます。「なりたいカラダ」「理想のカラダ」「憧れのカラダ」に触れれば、カラダのために何かしたくなるかも!日程/2017年11月6日(月)~11月17日(金)時間/10:00~18:00※月~金曜のみ開催場所/汐留・日本テレビタワー2階ロビー料金/入場無料※『anan』2017年11月1日号より。写真・伊藤彰紀(aosora)スタイリスト・壽村太一インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2017年10月31日モデル・栗原類さん15万部突破の自叙伝が、コミック版となって12月8日(金)発売決定!テレビの情報番組で、ご自身が発達障害のADD(注意欠如障害)であることを公表したモデル・俳優の栗原類さん。生い立ちから現在まで「発達障害」に向き合って来た道のりを語った自叙伝『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』は反響を呼び、「発達障害」が広く世間に知られるきっかけとなりました。書籍は、当事者や発達障害の子を持つ親御さんを中心に多くの方に支持され15万部を突破。このたび、子どもたちや活字が苦手という方にも手に取りやすいコミック版としての発売が決定しました!『マンガでわかる発達障害の僕が羽ばたけた理由』概要2016年10月に出版し、15万部突破となったエッセイ「発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由」(KADOKAWA)をコミック化。8歳のときNYで発達障害と診断され、生い立ちから現在までどう歩んできたか、ストーリーマンガ形式で、当時どのような気持ちで、どう壁を乗り越えたのかがよくわかり、ポイント解説で、羽ばたくことのできた理由を、わかりやすく知ることができる。文字だけの本が苦手な方やお子様にも。母、主治医のコメントも収録。スマホの活用方法や、現在の発達障害の支援環境についてなど、参考になる情報も加筆。『マンガでわかる発達障害の僕が羽ばたけた理由』著:栗原類画:酒井だんごむしKADOKAWA /2017/12/8発売予定/1200円(税別)著者: 栗原類(くりはらるい)1994年東京生まれ。イギリス人の父と日本人の母を持つ。8歳のときニューヨークで発達障害と診断される。11歳のときコメディ俳優になりたいという夢が芽生える。同年日本に帰国。中学時代にメンズノンノなどのファッション誌のモデルを経て、17歳の時にバラエティ番組で「ネガティブタレント」としてブレイクする。19歳でパリコレのモデルデビュー。22歳の現在は、モデル・タレント・役者としてテレビ・ラジオ・舞台・映画などで活躍中。楽天ブックス: 『マンガでわかる 発達障害の僕が 羽ばたけた理由』 著: 栗原類昨年、『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』を栗原さんが出版された際も、LITAICO発達ナビでは、編集長によるインタビューや、発達ナビライターによる感想コラムなどを通して書籍の見どころや栗原さんのお人柄を紹介してきました。以下は、栗原類さんを特集した発達ナビコラムのリンクになります。コミック版の新著発売を待つ間、これまでのコラムをお楽しみいただければ幸いです。
2017年09月26日栗原はるみプロデュースの生活雑貨ブランド、「sharewithKuriharaharumi」から、“NEWLUNCHBOX”をテーマに春の新作おべんとう箱が発売されました。毎日のお弁当作りが楽しくなりそうです♪デザインも作りもしっかりしたお弁当箱なんです♪いろいろなタイプのおべんとう箱を持っていると、今日はどんなおべんとうレシピにしようかと考えるのも楽しみになりますよね。お気に入りのおべんとう箱を見つけて、毎日のランチタイムを楽しくしちゃいましょう。こちらは、4点止めでしっかりフタができ、汁漏れしにくいランチボックス。星柄がランチを楽しく演出してくれそう。4点ロックランチボックスお父さんや学生さんにおすすめのこのお弁当箱4点止めでしっかりとフタができ、汁漏れしにくいおべんとう箱。お父さんや学生さんにおすすめの大容量サイズです。4点ロック メンズランチボックスギンガムチェックが可愛い♡毎日のお昼が楽しくなるギンガムチェックのおべんとう箱。中蓋つきで便利です。布貼小判一段弁当箱点ロック式ランチボックス2点ロック式で、しっかりフタができるランチボックス。サンドイッチにも。同じデザインのミニケースは、デザート入れに便利です。ちょっとしたおかずやお菓子ケースとしても◎2点ロックランチボックススタンダードな二段タイプ定番のカトラリーをプリントしたスタンダードな二段べんとう箱です。食べ終わったらコンパクトに収納でき、持ち歩きに便利。アルミ蓋二段小判弁当箱 小どんぶりタイプどんぶり弁当が楽しめる、2つのカップ容器を重ねたランチボックス。下にはご飯、上におかずを詰めて。同シリーズ・別売りのスプーン・フォークセットと揃えても。※ブルー、マスタードのみ新商品カップランチ カトラリー ブルーおべんとうの小さな包みは、家族の絆。身近な材料と限られた時間、冷めてもおいしい味付けなど、アイデアが詰まっています。そして食べる家族のことを思いやる気持ちが大切。毎日のことだから、おべんとうならではの苦労や悩みは色々あると思いますが、ちょっとした工夫やレシピのレパートリーがあれば、おべんとう作りの楽しさも増していくのかもしれません。■販売期間2017年3月1日(水)~■販売店舗(2017年3月1日現在)・全国主要百貨店内ショップ「sharewithKuriharaharumi」59店舗・レストラン併設型ショップ「ゆとりの空間」5店舗・オンラインショップ4店舗ショップリスト
2017年03月03日●なぜ最近のドラマに舞台役者が求められるのか?2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』で、堺雅人演じる主人公・真田幸村の叔父・真田信尹を演じ注目された俳優・栗原英雄。1984年に劇団四季に入団し、ミュージカル『ライオン・キング』など名だたる作品で活躍を続け、2009年に退団してからも様々な作品に出続けている。舞台・映画で幅広く活躍していたなかで、脚本家・三谷幸喜から指名を受けて大河ドラマに出演すると、視聴者から一躍注目を浴びた。2017年3月に、ふたたびの指名を受け、新作舞台『不信』で三谷舞台初参加となる。今回は大河ドラマに出ての変化、役者として指名を受ける魅力の源など、話を伺った。○『真田丸』と同じことが起こった――今回はまた三谷さんのご指名だということですが、どういった経緯があったんですか?三谷さん演出の『ショーガール』という舞台作品に女優のシルビア・グラブさんが出ていたので、観に行ったんです。久しぶりにお会いしたので、三谷さんにご挨拶をして「お久しぶりです。『真田丸』、評判いいじゃないですか」といった話をして、「気をつけて、またいつか」とお別れして3日くらいに「新作舞台に出ませんか」と連絡がありました(笑)。『真田丸』のときも、シルビアさんと夫婦役をしていた舞台『タイタニック』を三谷さんがご覧になって、シルビアさんつてに「栗原さん、TV興味ないかな」と聞かれて、正式にオファーが来たんですよね。本当に、丸1年後くらいに同じようなことがあったので「うわあ、すごいな」と思いました(笑)。――もともと映像で活躍されている役者さんも、大河ドラマ出演はかなり大きいと思うのですが、舞台を中心に活躍されていた栗原さんは、『真田丸』に出たことで何か環境が変わったことはありましたか?Twitterのフォロワーが急激に増えました(笑)。今まであまり表に出てこなかった真田信尹公がクローズアップされて、さらに「信尹を演じている栗原という人間がいるんだ。誰なんだろう?」と、視聴者の方が敏感に感じてくれるんだと思いました。ただ出演しているときは基本的に、メイクとかつらでしたので、街で気付かれたりしないのは少し寂しいところですね(笑)。――『真田丸』撮影の中で、苦労したこと、また楽しかったことを教えてください。苦労したこと、ないですよ! すべて楽しかったです(笑)。こんな機会なんてなかなかないですから、みんなができない経験をさせてもらいました。楽しかったのは、このスタッフ・キャストで1年間できたことですね。今でも会合をやってまして、みなさん口々に「こんなに仲の良い座組はない」と言われるくらい。真田家がそういう自由な家柄なんでしょうね。○芝居の”言語”が一緒の役者たち――『真田丸』には新納慎也さんと舞台、それもミュージカル方面で活躍される俳優さんが多く、最近では月9に山崎育三郎さんも出演されます。栗原さんご自身も四季出身ですが、そういった流れはどう感じられていますか?嬉しいことですよね。なにか、真新しい印象を持ってもらえているんじゃないでしょうか? あとは今、制作をされる側も重厚なドラマを作りたいというのはあるかもしれないですよね。例えば細かくカット割りするのではなくて、長回しに撮りたいという監督さんも増えているのかな。舞台役者はそれが苦手ではないかも。何しろ、ふだんから2時間ずっと長回しで芝居をしているんですから(笑)。メインではなくても、そういう人を入れてやりたいことをやる、というのはあるんでしょうね。役者にとってはチャンスですし、どんどん増えてほしいです。――堺雅人さん、大泉洋さんなど、舞台も積極的にされている方が『真田丸』には多かったのかなという印象もありましたが、何かやりやすい空気などはありましたか?舞台の方法が体に染みついている役者さんたちがそろっていると、良い意味で楽です。自分発信だけで作っていかない、相手役と呼吸を合わせる空気があるというか。現場に入って、いざお手合わせとなった時に、相手の芝居の中で自分も変わっていける、あ・うんの呼吸はあると思います。きっと、芝居に対する言語が一緒なんでしょうね。堺さんからは「叔父上、四季には独特の台詞訓練がありますよね?僕も母音で練習をやっているんですよ」と聞かれたことがあって、そのときはどうしたら自然にできるかとか、練習方法についての技術的な話をしましたね。堺さんとは自分自身の相談もしました。疲れていて”出かける”芝居をしてしまったかもしれないときに確認したりとか。これは、本当はやってはいけない”プッシュ芝居”というもので、自分の演技がお客さんにわからないと思って、動きなどの”説明”を多くしてしまうことなんです。そんなとき堺さんに「今、俺、出かけてなかったかな?」と聞いていたりしました。●三谷幸喜とのメールは思春期のカップルみたいなやりとり○固定観念は持たずに人と接する――今度の舞台『不信』では、キャストの中で唯一、舞台の三谷作品初登場ということですが、三谷さんとはいろいろお話はされたんですか?実はまだ全然ないんですよね(※取材は12月下旬)。『真田丸』のときも、三谷さんとはメール交換もしていないし、ドラマが始まってからも、お会いしたのは2~3回。舞台でごあいさつしたときも、お互いシャイなので「どう話を転がしていこうか」みたいなところはありました(笑)。三谷さんはよく役者さんへメールをされているらしいのですが、僕は『真田丸』のときに連絡先を交換していなかったんですよ。1回お会いした時に、「(信尹は)有能なビジネスマンでやってほしい」ということはお聞きしていたのですが。だから、今回の舞台をやるにあたって、初めて交換しました。でも、メールの内容が「今日はありがとうございました。よろしくお願いします」「こちらこそありがとうございます」と、それだけですからね。思春期のカップルみたいなやりとりをしました(笑)。――周りの方からのアドバイスや、「三谷さんってこんな人だよ」という情報はありましたか?シャイな方というのはお聞きしました。ただ、僕はあまり人の評判は聞かないようにしているんです。他人から聞いた話で固定観念を持って入ってしまうのが嫌で。「この人はこうなんだな」という先入観を持たずに行こうと思っています。なるべくフラットな状態で接したいというのは、ずっとそうですね。役者にとって、何が大切かというと、「聞く力」なんですよね。相手役のセリフもそうですし、スタッフの言葉も演出家の言葉も、いかに聞けるかというのが大切だと思います。○大切なのは自分自身を認めること――もともと大きな劇団に所属されていて、今は個人として活動されていますが、一番の違いはどこにありますか?全責任を自分で負うという点です。大海原を小舟で渡りながら、スキルを磨いて、小舟のパーツを良くしていくイメージです。一方、劇団は大きな船という感覚ですが、自分もすごく大事な部分を担っていて、ちょっとでも甘さがあったら船が沈んでしまう、というイメージです。いくら船にのっていても、そこは変わりませんね。――船を進めていくコツはどんなところにあるのでしょうか。そうですね、真面目に生きることでしょうか。覚悟を決めて、腹を据えて、やると決めたらどんなこと理不尽なことでも受け入れます。事務所がだめだとか、俺の方ができるのにとか言う人もいて、実際にそういったことはあるのかもしれませんが、そこにいることを認めないと、自分自身を否定していることになってしまいます。自分で自分を信じてあげないと、乗り越えられないでしょう。――それは役者を初められたときからそういった信念があったのでしょうか?少しずつですね。劇団時代はやっぱり自分を否定したこともありました。「自分はダメだ、ダメだからやるんだ」という感じで。日本人って、一歩下がって謙虚に生きるのが美徳とされるじゃないですか。でもどんなに不安だろうが幕はあくし、自分を自分が信じてあげなくて誰が信じられるのか。「俺はやってきたんだ」と、自分を信じてあげなくてどうするの、という気持ちです。信じられないのは逆に、自分の理想像を膨らませすぎている人が多いのかもしれないですね。「こんな自分じゃない」と、過大評価している。ありのままを認めると一番楽なんですけどね。「俺ってカッコよくないんだな、たいしたことないな」と見つめながら、たいしたことのない自分を認めて自信を持つということが大切だと思いますよ。――それでは、改めて今度の舞台への意気込みを教えてください。『真田丸』を経験した三谷さんが、新たなものを書き起こしたい、ブラックな人間の機微やサスペンスの中で、先が全然見えないものを表現したいという時に、お客さんと一緒にその時間を過ごせたらなと思うんですよね。緻密に稽古をして行って、演じる自分自身も「ええ、そんなことになるの!?」と驚けたらと思っています。■舞台『不信~彼女が嘘をつく理由』三谷幸喜書き下ろしの新作サスペンス。一つの嘘がさらなる嘘を引き起こす悲喜劇を描く。出演は段田安則、優香、栗原英雄、戸田恵子。公演は東京芸術劇場 シアターイーストで3月7日~4月30日(プレビュー公演は3月4日~6日)。
2017年02月02日こんにちは。栗原達也(くりはらたつや)です。第3回目の今回は、「離婚の条件」についてお話しましょう。「離婚したほうがいいでしょうか?」と聞いてくる女性について、私はよく、「次の中で、あなたがガマンできないことが3つ、程度がひどければ2つ重なっている場合は、別れたほうがいい」と答えている。そのリストは、言葉の暴力、実際の暴力、ギャンブル、アルコールや薬の依存症、借金、浮気ではなく別の相手への本気、性の不一致の7つだ。ここに浮気は含まれていないことにお気づきだろうか。浮気は浮気で、長く続くものはそう多くはないし、ましてや風俗などに1回行ったくらいでオタオタすることはない。「性」の不一致はあるけれど、「性格」の不一致はないことにも気づいているかな。性格や価値観が合わないのは、長い夫婦生活の間で合ったり合わなかったりする面もあるから、離婚の条件ではない。そして、カギになるのが「あなたがガマンできないこと」という部分だ。自分のガマンの限界を超えたら、別れるしかないんだ。その限界は人それぞれで、親兄弟から「そのくらいガマンしなさい」なんて言われても、本人の限界を超えているなら、一緒にはいられないと考えるのが道理。つまり、自分の基準しか、別れの決め手にならないということだ。たとえば、ギャンブルや借金は程度問題だし、依存症も妻が支えて断ち切る人生もある。言葉の暴力も、同じことを言われて深く傷つく人もいれば、平気だというケースもある。夫婦の限界は、夫婦だけの問題。けっして周囲の人間に判断してもらうものではないことも、覚えておいてください。稼ぎも問題なく、父親としての言動も申し分なく、ただ1点、とても困ったことがあるというような相談が、よく寄せられるが、その場合は、結論を早まらないように助言することが多いね。 問題がひとつならば、そのひとつの解決に向かって、できるだけの努力をしたいところだ。時間をかけて、夫にも自分にもどうしたらいいかを問い続け、安易に離婚に走らないようにすべきだろう。ただ、挙げた7つの状態は、2つ3つ重なることが多いものだ。借金があって稼ぎが追いつかず、アルコールに逃げ、暴力を振るうとか、別の相手に本気になって夫婦生活がまったくなくなって何年も経つというケース。このようにふたつ以上の「とてもつらいこと」があって、自分たち夫婦は、どうやっても平穏な状態に戻れないと思ったら、冷静に別れに向かって準備をするしかないだろうね。執着だけで、しあわせから遠ざかることはない。もちろん、自分の身や子どもの身に危険があるほどの暴力があるなら、いますぐ決めて、夫と離れよう。公的機関を頼ってもいい。また、子どもを授かりたいという希望があるのに、まったく夫婦生活がないというケースも考え直したほうがいい。さらに、妻である自分に収入の道や貯金がまったくないために家を出るにも出られないという場合は、数年かかっても、アルバイトややりくりなどでお金をためていくしかないだろう。いずれにしても、もし深刻な離婚の危機にあなたがいるなら、一時の感情でなく、冷静な判断をして、あなたが泣き寝入りすることのないようにがんばろう。 【不倫内情】あの人は本当に離婚してくれる? 二人は一緒になれる?
2016年12月30日