彩の国さいたま芸術劇場が、開館30周年を迎える2024年に芸術監督・近藤良平率いる新しいシアターグループ「カンパニー・グランデ」を立ち上げ。そのメンバーを一般から募集する。「グランデ」はスペイン語で“大きい”を意味し、「カンパニー」には“仲間”という意味がある。年齢、性別、国籍、障がいの有無、プロ、アマ、などの垣根を越えて、様々な創造性をもった人々が集い、そこから生まれる表現を探求することを目的とした、大きな船のようなカンパニーとなる。舞台芸術には日常生活のあらゆる要素が含まれている。「カンパニー・グランデ」では舞台芸術を軸としてジャンルを超えた様々な学びを得ながら、メンバー同士がそれぞれの人生や生活からアイデアを持ち寄って、対話を重ね、ともに実験を繰り返しながら、作品の創作に向かっていく。劇場という創造・発信する空間で、ここでしか出会えない仲間とともに感性を磨き、表現の世界を深め、未来に向けた新しい創作のありかたを模索する。募集するのは16歳以上で性別・国籍などは不問。「表現意欲がある」「探求心・好奇心旺盛に新しいことに取り組む」「自分とは違う意見や考えを受け入れる」という志向があれば、応募可能。表現活動の経験やジャンル、コミュニケーションの得意・不得意も不問としている。応募の締め切りは6月9日24時。応募の方法は公式サイトおよびオーディション情報サイト「デビュー」に掲載されている。【カンパニー・グランデとは】・舞台芸術を軸とした様々な学び・実験の場・知識・技術よりも、感覚・感性を磨き、深め、開いていく場・様々な属性の人々同士の交流を通して、劇場を中心とした緩やかなコミュニティを創出する場■彩の国さいたま芸術劇場 芸術監督・近藤良平コメント「カンパニー・グランデ」は「集いの場」と考えます。いつ来ても誰かがいて、絵を描いたり人形をならべたり寝そべったり、そんな部屋を思い浮かべています。「人生のちっぽけな疑問」「花の美しさ」について語ったりもします。誰のためでもなく、自分のためでもなく、巡るように空想にふけったり、試みたり、大合奏になったりしながら「楽しみ方」を見つけていこうと思います。ギジュツやタテマエやミブンはいらないです。劇場にある集いの場で、ぜひそんな旅をしたいと思います。■近藤良平プロフィール振付家・ダンサー。1996年にダンスカンパニー「コンドルズ」を旗揚げ。全作品の構成・映像・振付を手がける。これまでに 世界約30ヶ国で公演 を行い、NYタイムズ紙で高く評価される。渋谷公会堂公演やNHKホール公演が即日完売など、日本のコンテンポラリーダンスでは異例の躍進を遂げる。 TBS系列『情熱大陸』、NHK総合『地球イチバン』、『AERA』表紙 などで脚光。NHK教育『からだであそぼ』内「こんどうさんちのたいそう」、『あさだ!からだ!』内「こんどうさんとたいそう」、NHK総合『サラリーマンNEO』内「テレビサラリーマン体操」振付出演、 NHK連続テレビ小説『てっぱん』、NHK大河ドラマ『いだてん』振付 など、親しみやすい人柄とダンスで幅広い層の支持を集める。野田秀樹作・演出による演劇作品や前田哲監督、三池崇史監督の映画、テレビCMなど、多方面で表現者として活躍。0歳児からの子ども向け観客参加型公演「コンドルズの遊育計画」や埼玉県との共働による障害者によるダンスチーム「ハンドルズ」公演など、多様なアプローチでダンスを通じた社会貢献にも取り組んでいる。多摩美術大学教授、東京大学、立教大学などでも講師を務めるほか全国各地で公演やワークショップを行っている。2022年4月から彩の国さいたま芸術劇場芸術監督に就任。第4回朝日舞台芸術賞寺山修司賞受賞、第67回芸術選奨文部科学大臣賞受賞、第67回横浜文化賞受賞。愛犬家。【講師陣】(予定) ※各分野50音順ディレクター:近藤良平スタジオワーク講師音・声:内橋和久、武徹太郎、中納良恵、森洋久身体・動き:川口隆夫、島崎麻美、目黒陽介美術:川村亘平斎、日比野克彦言葉:DJみそしるとMCごはんほか
2024年05月01日12月25日(月)今夜最終回を迎える、橋本環奈主演ドラマ「トクメイ!警視庁特別会計係」より、橋本さん、沢村一樹、佐藤二朗ら主要キャスト陣のクランクアップコメントが到着した。凸凹バディを務めた橋本さんと沢村さんは、物語のクライマックスとなる緊迫感あふれるシーンにて、共に最後の撮影を迎えた。緊張感が漂っていた現場は一転、盛大な拍手と大きな歓声に包まれる中、一円役の橋本さんは、「皆さんが口をそろえておっしゃるように、すごく楽しかったです!」と笑顔。感謝の気持ちを語りつつ、「どんなときも不機嫌にならずにずっと笑顔で和やかな年上の方たちに囲まれて、のびのびとやらせていただいたなと感じています」とふり返ると、沢村さんから「俺は、けっこう裏では文句言っていたよ」と冗談が。すかさず橋本さんは、「言ってなかったです!(笑)。刑事課の撮影が立て込んでくると、沢村さんのおじいちゃん味が増してきて、ちょっととぼけたことを言い出しますけど(笑)」と無邪気な姿を明かし、役柄同様に息ぴったりな掛け合いで笑いを誘った。そして沢村さんは、「橋本さんとは初共演だったんですけど、クレープ屋のシーンで初めて顔を合わせたときに、『ちゃーす!』って言われたことが、めちゃくちゃ懐かしいです(笑)」と話し、「湯川哲郎という役も、湯川班のみんなも大好きでした。皆さん、本当にありがとうございました!」と感謝の言葉を述べた。それから数日後、先週の放送で“脅迫者X”だということが明らかになった須賀役の佐藤さんが最後にクランクアップを迎えた。監督から花束が渡されると思いきや、何やらスタッフ陣はオロオロ。そして花束を持った監督が慌てて駆け寄ると、「よかった~!新手のいじめかと思った(笑)」と佐藤さんは安堵の表情を見せ、現場は笑いに包まれた。佐藤さんは「物語の結末を聞いていたので、橋本とは何度も共演しているけど、ほとんどコメディー作品だったこともあり、『全く違う関係性を見せて、世間をあっと言わせてやろうぜ!』と言った覚えがあります。あと、沢村一樹さんの存在が大きかったですね。刑事課のみんなも、回を追うごとに愛着が増していきました」とふり返って挨拶。また突然、照明が落ちるハプニングがあり、「これも新手のいじめ?花といい照明といい、手が込んでいるな。私はMだからうれしいけど」と再び笑いを誘い、和やかな雰囲気になった。そのほか主要キャストたちも「楽しくやりきることの大事さを学ばせてもらいました」(松本まりか)、「お芝居としての楽しさを感じたような気がしました。本当にありがとうございました!」(JP)、「すごくアットホームな現場で、のびのびお芝居することができました」(前田拳太郎)、「湯川班にいられて、『トクメイ!』というチームにいられて幸せでした」(徳重聡)。「本当だったら昨日で終わるかもしれないと言われていたんですが(笑)、この現場に限っては、明日も来たいなと思う本当に楽しい現場でした」(鶴見辰吾)、「現場に来るのがすごく楽しかったです。ちょっと寂しい気持ちもありますけど」(結城モエ)、「初めて連ドラにレギュラーで出させていただき、オールアップでお花をいただくことも初めてで、めちゃくちゃうれしいです!」(福井晶一)と思い思いに挨拶し、クランクアップとなった。最終話あらすじ榊山(福井晶一)ら警察上層部が、事件化していない押収品を裏金に変え、警察署をデジタル化するためのプロジェクトにつぎ込んでいたことを突き止めた円(橋本環奈)。するとそこへ、湯川(沢村一樹)の行方を追って、亡くなった芹沢詩織(石井杏奈)の関係先を調べていたさゆり(松本まりか)から、「Xの正体がわかったと思う」と1枚の写真が送られてくる。そこには、詩織と須賀(佐藤二朗)が並んで写っていた。その頃、Xのアジトで目を覚ました湯川の前に、須賀が姿を現す。湯川は、詩織を死に追いやった警察の闇を暴くと息巻く須賀に対し、冷静に、そして何とか思いとどまらせようとするが、須賀の耳に親友の言葉は届かない。さらに、湯川の機転でアジトを突き止めた湯川班のメンバーも乗り込んでくるが、あと一歩のところで須賀に逃げられてしまう。須賀の目的は、翌日の予算会議の場で榊山を断罪し、殺害すること。それを阻止するためには、裏金庫に隠された証拠を手に裏金問題を告発し、須賀が手を掛ける前に、榊山を官房長の座から引きずり下ろすしかない。円と湯川は須賀の凶行を阻止するべく、それぞれの立場で全力を尽くすことを誓うが…。「トクメイ!警視庁特別会計係」は毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年12月25日橋本環奈主演「トクメイ!警視庁特別会計係」よりポスタービジュアルが解禁された。本作は、警視庁のお荷物所轄と呼ばれる万町署を舞台に、橋本環奈演じる特別会計係の女性警察官・円が、経費から事件解決の糸口を見つける新しい警察エンターテインメント。この度解禁となったポスターでは、刑事課強行犯係“湯川班”の刑事たちが映画『ダイ・ハード』ばりの爆発を伴って、それぞれ武器を手に犯人逮捕のために奔走中。“警察の経費削減”をうたう割に、激しくハードボイルドな雰囲気だが、“犯人逮捕”のために必要のない“器物破損”なども起きている様子…。そこへ円が“無駄な経費は、やめなさい!!!”と颯爽と登場する、という斬新なビジュアルだ。犯人逮捕のために日夜、戦い続ける湯川哲郎(沢村一樹)たちと、そんな刑事たちが犯人逮捕のために使用する“ムダ”とされる捜査経費と戦う円を対比するかのようなギャップのあるビジュアルが可笑しい。ポスターデザインは「ドクター・ホワイト」(フジテレビ系)などのポスタービジュアルを手掛けた澤本崇が担当し、「正義を守れ。でも予算も守れ。という刑事としては両立が難しい問題作だなと思いつつも、そのズレが面白いので、そこをかなりオーバーに表現しました」とデザインイメージについて語っている。果たして、“警察の経費削減”は可能なのか?来月にせまった本ドラマスタートに、期待が高まるポスタービジュアルとなっている。「トクメイ! 警視庁特別会計係」は10月、毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年09月19日橋本マナミさんのインスタグラムをチェーーック!タレントの橋本マナミさん(39)は、かねてよりお付き合いしていた1歳年下の勤務医と2019年に結婚。現在、3歳の男の子のママとなり、子育てと芸能活動を両立しながらもさらに美しさに磨きをかけるマナミさんに注目が集まっています。先日、自身のインスタグラムにウエディングドレス姿を公開したところ反響を呼んでいるようです。どんな写真なのか早速チェックしてみましょう!結婚4年目にして念願の挙式を報告「うつくしすぎる花嫁」と祝福 この投稿をInstagramで見る 橋本 マナミ(@manami84808)がシェアした投稿 「コロナ禍でなかなか叶わなかった結婚式を結婚4年目にして挙げることができました」と、沖縄の宮古島で挙式したことを報告したマナミさん。純白のウエディングドレスに黄色の花いっぱいのブーケを持ち、幸せな表情のマナミさんと素敵な旦那様の写真が10枚公開されています。お顔が気になる旦那様は残念ながらスタンプや後ろ向きショットで見ることが出来ませんが、写真からイケメンオーラが伝わってきますね。コメント欄には「幸せのお裾分けありがとうございます」「とてもウエディングドレスが色っぽいお似合いです」「本当に美しすぎる花嫁」「グラビアやん」と、美しすぎるドレス姿に称賛のコメントが相次いで寄せられており、フォロワーまでも幸せオーラに包まれる投稿に。仕事関係だけではなくプライベート写真も度々投稿していてファンを楽しませているマナミさんのインスタグラム。ママになっても美しさに磨きのかかる姿に目が離せないですね!
2023年08月24日『奇跡の1枚』がきっかけとなり、一躍時の人になった、俳優の橋本環奈さん。『奇跡の1枚』とは、当時14歳だった橋本さんが、アイドルグループ『Rev. from DVL(レブ・フロム・ディーブイエル)』で活動していた際、ファンが撮影した1枚のことです。「千年に1人の逸材」との声も上がった写真はまたたく間に拡散され、橋本さんはドラマに映画、モデルなど活躍の幅を広げていきました。橋本環奈のオフショットに「奇跡の1枚の上書き」2023年8月21日、橋本さんのマネージャーが運営するInstagramアカウントが更新され、反響を呼んでいます。公開されたのは、ファッション雑誌『ar(アール)』のオフショット。ファンから「『奇跡の1枚』の上書き」とまでいわれた、実際の写真がこちらです! この投稿をInstagramで見る 橋本環奈&井手上漠マネージャー(@kannahashimoto.mg)がシェアした投稿 パステルピンクの洋服に身を包み、45度の角度でカメラを見つめる、橋本さん。『奇跡の1枚』からおよそ10年が経過し、同月現在24歳になった橋本さんは、当時以上の輝きを放っているように見えます…!投稿には17万件以上の『いいね』と、「大天使」「最高」「めっちゃかわいいです」など、絶賛のコメントが寄せられました。今も昔も、多くの人を魅了する橋本さんから、目が離せません![文・構成/grape編集部]
2023年08月22日グラビアアイドルでタレントの橋本梨菜さんが、自身のInstagramに写真集のオフショットを公開しました。20代最後の写真集を発売 この投稿をInstagramで見る 橋本梨菜(@hashimoto_rina_)がシェアした投稿 グラビアアイドルでタレントの橋本梨菜さんが、自身のInstagramに写真集のオフショットを公開しました。1枚目は上下ブルーのビキニでピースする画像、2枚目は羽織っていた上着を半分脱ぎ、なまめかしいポーズを決める画像、3枚目は撮影シーンのオフショット動画。全身こんがり日焼けした健康美で、カウボーイの帽子とブーツを合わせています。ビキニからはみ出すはじけるバストに、フォロワーから「めっちゃかっこええ」「ワイルドやなぁ」「エロンチョカウボーイ」「すぐ抱きしめたい」と称賛の声が集まっています。「20代最後に今の自分を残したい写真集をだしたい!」と言い続け、5冊目の写真集発売を実現させた橋本さん。LAの広大な景色を背景に、最高の1冊に仕上がっているそうです!
2023年08月16日NHKは8月9日、’24年度後期の連続テレビ小説『おむすび』の制作決定を発表。同時に、橋本環奈(24)が主人公を演じることが明らかになった。橋本がNHKドラマに出演するのは、今回が初めて。本作は福岡・神戸・大阪を舞台としたオリジナル作品。橋本扮する“平成ギャル”が、人々の健康を支える栄養士の道を歩みながら様々な縁を紡いでいく人生を描く。橋本は同日、NHK大阪局で行われた記者会見に出席。各メディアによれば、「ギャルなので明るく元気に、楽しく1日のスタートが切れるように明るい朝をお届けしたいなと思っています」と挨拶。いっぽうで、「朝ドラの出演のオファーをいただくっていうのは本当にビックリしました」と明かしたという。本作の制作統括・宇佐川隆史氏は、NHKの公式ホームページ上で橋本についてこうコメントしている。《ヒロインを演じる橋本環奈さんは、圧倒的な“人間力”に満ちあふれた方。半年間毎日見守り、応援していく中で、自然と私たちの心も明るくなっていく…そんな今回のヒロインにぴったりだと思いました》制作統括からも太鼓判を押され、満を持して朝ドラデビューを果たす橋本。同局での出演をめぐっては、昨年の大晦日に放送された『第73回NHK紅白歌合戦』で初の司会を務めたことも話題を呼んだ。実は『紅白』の司会こそが、橋本の朝ドラ出演を実現させるための“異例の布石”だったというのだ。「紅白の司会に抜擢される俳優は、朝ドラや大河ドラマの主要キャストであることが慣例となっていました。NHKは基本的に看板番組の大役に抜擢する場合、それまでの同局への貢献度を重視する傾向が強いです。例えば『紅白』の場合は『うたコン』や『SONGS』などへの出演経験があるアーティストが、朝ドラの場合は他のドラマに出ている俳優が選ばれるこいとが多い。同局のドラマ出演歴がほぼない橋本さんを抜擢したのは“超特別扱い”とも言える待遇でした」(NHK関係者)実際、橋本も今年2月に出演した『ボクらの時代』(フジテレビ系)で、『紅白』の司会に抜擢されたことを「すごい謎だった」と回想。「朝ドラとか大河ドラマとかにも出てないし、NHKのドラマとかも無かったから本当にびっくりで……」と、本人も驚きだったようだ。NHKが橋本にラブコールを送るには、理由があったようだ。「実はNHK独自のアンケート調査で、橋本さんが“朝ドラのヒロインをやってほしい女優1位”に輝いたことがあったそうです。ただ、橋本さんは民放のドラマや映画、多数のCMに引っ張りだこ。NHKが朝ドラのヒロインにオファーしたくても、スケジュール調整が難しかったようです。まして朝ドラとなれば、撮影期間は約1年に及びます。そこで朝ドラオファーへの“布石”として、『紅白』の司会に橋本さんを抜擢することでNHK側との“関係性強化”を狙ったようです。なおNHKのホームページでは、『おむすび』のクランクイン予定は『2024年春頃』と公表されています。橋本さんは来年4月~7月にかけて舞台『千と千尋の神隠し』への出演が予定されていますが、スケジュールの確保ができたということなのでしょう」(仕事関係者)朝ドラファンの期待も高まる橋本のヒロイン就任。元気な笑顔を届けてくれることだろう。
2023年08月10日橋本環奈、眞栄田郷敦、山本舞香ら若手キャストで贈る新感覚ホラー映画『カラダ探し』。この度、橋本さんがノースタントで挑んだ、危険と隣り合わせの本格アクションシーン・メイキングが公開された。現在、Blu-ray&DVD、ダウンロードが販売中の本作。今回公開された映像は、プレミアム・エディションに収録されている2時間超えの特典映像の一部。撮影現場では、青春映画のように和気藹々と笑顔があふれていたというが、今回の映像では、主人公・明日香役の橋本さんが挑戦した、思わず息をのむアクションシーンの裏側が明かされている。化け物“エミリー”から追いかけられた明日香が、校舎の3階から落ちて死んでしまうシーンの撮影中。橋本さんは、これから飛び降りる校舎の下を覗き込み、「ここから飛んで木に刺さったら死なない…?」と監督に確認。映画では、“エミリー”から逃げる明日香が、ベランダまで追い詰められ、欄干によじ登った際に掴んでいたパイプが外れ、校舎の下に落ちて死んでしまうのだが、撮影では落ちるために、ハーネスをつけて自ら飛び降りなければいけなかったと話す橋本さんに、眞栄田さんと山本さんも驚きの声をあげる。実際に撮影現場を見ていた山本さんは、芝居だと分かっていても思わず足が動くほどだったと明かす。そんなハードなシーンだが、1回で成功させた橋本さん。撮影を終え、「本番一回だったから、より恐怖をお届けできたんじゃないかな」と余裕の笑顔。橋本さんの役者魂が垣間見える映像となっている。『カラダ探し』ブルーレイ&DVD発売中/ダウンロード販売中、11月15日(水)レンタル開始/デジタルレンタル配信開始。▼『カラダ探し』商品情報ブルーレイ、DVD発売中/ダウンロード販売中11月15日(水)レンタル開始/デジタルレンタル配信開始発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント©2022「カラダ探し」製作委員会※レーティングPG12:本作には、12歳以下の方には保護者等の助言・指導が必要(シネマカフェ編集部)■関連作品:カラダ探し 2022年10月14日より全国にて公開©2022「カラダ探し」製作委員会
2023年07月14日女優の橋本愛が1日、都内で行われたシャネルのファッションショー「2022/23年メティエダール コレクション CHANEL-DAKAR」に来場した。多くの著名人がシャネルをまとって来場。シャネルのアンバサダーである橋本は、ピンクとブラックのセットアップをまとい、アクセサリーやバッグを合わせて華やかに。フォトセッションではクールな表情を見せ、ムービーカメラに向かって笑顔で手を振ったりピースサインをする場面もあった。メティエダール コレクションは、CHANELの無限のクリエイティビティを現実のものにする職人たちへオマージュを捧げるもの。今回のコレクションでは、躍動感溢れる色彩にビーズやスパンコールの華やかな刺繍、ツイードの風合いを活かしたフレアパンツのセットアップ、花々を描いた軽やかなドレスといった1970年代のスピリットを讃えている。
2023年06月02日俳優・橋本環奈の素の部分と、カナダの大自然の映像美が楽しめる「橋本環奈のリベンジ旅」が、3月4日(土)本日放送される。橋本さんにとって初の冠番組となる同番組は、橋本さんが“これまでにやり残したこと”のリベンジを目指すバラエティー番組。第1弾となる今回は、「オーロラを見ること」を挙げた橋本さん。2020年に特番「なるほど!ザ・ワールド ~新年あけまして!!奇跡の絶景スペシャル~」において、「どうしてもオーロラが見たい」という強い希望で、フィンランドでロケを行ったが、時期や悪天候などによりオーロラを見ることは叶わなかった。そこで今回橋本さんは、あの時見られなかったオーロラをどうしても見たい!ということで、オーロラリベンジ旅に出かけた。向かったのは、カナダ・イエローナイフ。橋本さん自ら、この時期に世界で一番オーロラが見やすいと言われる場所を調べてきたという。イエローナイフは3日間滞在すれば遭遇率95%を誇るという“オーロラの聖地”として有名。橋本さんはオーロラ観賞専用施設「オーロラビレッジ」を訪ね、街の光が届かない自然環境の中、「ティーピー」と呼ばれるカナダ先住民のテントで寒さをしのぎながら、オーロラの出現を待つ。そして、オーロラ観賞以外にも、体を張った様々なアクティビティを体験。世界で10番目に大きな湖・グレートスレーブ湖が凍ったところに穴をあけ、魚を釣るという先住民の伝統漁「アイスフィッシング」に挑戦すると、現地の人が驚くほどの大漁。さらに、犬ぞりレース世界チャンピオンが率いる犬たちにソリを引かれ、マイナス36度の中、ジェットコースターに乗っているような気分を味わったり、ここでしか食べられない絶品のフィッシュ&チップスや、大人気の地ビールも楽しんだり。多忙なスケジュールを調整して、旅を堪能する。初冠番組に橋本さんは「正直、初冠番組という実感はあまりないのですが、私だけで番組になるということで、ロケ中の撮れ高を心配してしまいました(笑)。オーロラ以外にもカナダ・イエローナイフで釣りに行ったり、犬ぞりに挑戦したり、素敵な雪景色をご覧頂けるのではないかと思います!」とコメント。続けて、「この番組は『リベンジ旅』なので“果たしてオーロラが見られたのか!?見られなかったのか!?”に注目していただけたら、と思います!せっかく2回も行ったのにまたオーロラが見られなかったら、本当にがっかり・・・なので、視聴者の皆さんもテレビの前で“オーロラが出てほしい”と願いながら見ていただければと思います」と見どころを語っている。「橋本環奈のリベンジ旅」は3月4日(土)14時35分~フジテレビにて放送(※関東ローカル)。(cinemacafe.net)
2023年03月04日女優の橋本環奈、俳優の生田斗真、濱田岳が6日、都内で行われた映画『湯道』公開直前イベントに登壇。観客を対象にしたアンケート企画で橋本が“ミラクル”を起こし、会場を盛り上げた。同作は小山薫堂氏が脚本を手掛けるお風呂エンタテインメント作品。亡き父が遺した実家の銭湯「まるきん温泉」をマンションに建て替えるために戻ってきた建築家の三浦史朗(生田斗真)は、弟の悟朗(濱田岳)がボイラー室のボヤ騒ぎで入院することになったことから仕方なく「まるきん温泉」の店主として数日間を過ごし、徐々に凝り固まった何かが解されていく。“風呂の日”に行われた同イベントでは、「寒い季節をフットバス! 湯 can 道 it!! 沸く沸くお風呂、直感力勝負!」と題し、集まった観客100人と共に、決められた目標人数を狙うアンケート企画を実施。優勝賞品として、星野リゾートの宿泊券がプレゼントされることが明かされると、生田は「よっしゃ! ものすごい本気ですよ」と気合い十分で挑む。1つ目のテーマは「お風呂」で、目標数字は「26」に。生田と橋本は「体を素手で洗う人」「湯船に20分以上浸かる人」にするも、互いに大幅オーバー。一方、濱田は悩みながらも「今日、出かける前にお風呂に入ってきた人」にした結果、21人でニアピンとなり観客を沸かせる。続いて「道」をテーマに「6人」を目指し、濱田の「柔道部だった人」に2人の観客が該当し、またもやニアピン。これには濱田も「すごい(星野リゾート)行きたい人みたいじゃん(笑)! 卑しい俳優だと思わないで……」とボヤいて笑いを誘う。このまま濱田の圧勝で終わるかと思われたが、橋本が「華道や茶道など“~道”で人に教えられる資格を持っている人」という質問で5人という記録を出し、勝負は次に持ち越されることに。そして、フリーテーマで「2人」を目指すラスト。トップバッターの橋本が「おうちにビールサーバーを導入しているんですが、同じく導入している方! 同志を見つけたい!」と質問すると、まさかの2人ぴったり。橋本は「えぇ~!びっくり!」と驚きの表情を浮かべ、このミラクルに生田は「橋本環奈すごすぎるよ……」とぼう然。濱田も「(紅白で)司会もできて、場も盛り上げられて、完璧じゃない!」と絶賛した。この時点で優勝の可能性が無くなった生田。司会のフジテレビ・山崎夕貴アナウンサーから「一応やりましょうか……」と促され、エキシビションマッチとして参加することに。「一度も髪を染めたことがない人」と投げかけるも、結果は14人とここでも大きく外してしまい、肩を落とした。その後、濱田も橋本の記録を超えることができず、橋本が完全優勝。賞品を手にし、大盛り上がりのうちにイベントは幕を閉じた。
2023年02月06日水野良樹(いきものがかり)のソロプロジェクト・HIROBAが2月15日(水) にリリースするアルバム『HIROBA』に、新曲「ただ いま(with 橋本愛)」が収録されることが決定し、併せて同曲のリリックティーザー動画が公開された。本楽曲は俳優・モデルとして活躍する橋本愛が初めて作詞に挑戦した作品で、曲を水野、編曲を鈴木正人がそれぞれ担当。今回のコラボは2022年夏頃の番組共演がきっかけとなり、橋本が水野からの熱烈なオファーを受ける形で実現。それぞれのアイディアをもとに、レコーディング直前まで橋本・水野両名がディスカッションを繰り返し本作を完成させた。歌唱も橋本がつとめ、自身が手掛けた歌詞と共により強いメッセージがこもった楽曲となっている。初めて作詞に挑んだ橋本について水野は「橋本愛さんは創作に対して誠実すぎるほど、誠実だったし、正直すぎるほど、正直でした。完成の瞬間まで気を抜かずに、たがいのアイディアを何度も何度も磨きあげて……。緊張感ある楽曲づくりをともにしてくれて、本当に楽しかったです。作詞家・橋本愛のはじまりに触れられたような気がして、光栄でした」とコメントしている。「ただ いま(with 橋本愛)」リリックティーザー<リリース情報>HIROBA フルアルバム『HIROBA』2023年2月15日(水) リリース『HIROBA』ジャケット●初回仕様限定盤【CD+Blu-ray】4,180円(税込)※三方背スリーブケース仕様(初回仕様のみ)【CD収録】・ただ いま(with 橋本愛)・透明稼業(feat. 最果タヒ, 崎山蒼志, 長谷川白紙)・哀歌(feat. 皆川博子, 吉澤嘉代子, 世武裕子)・光る野原(feat. 彩瀬まる, 伊藤沙莉, 横山裕章)・ふたたび(with 大塚 愛)・幸せのままで、死んでくれ(清志まれ)・僕は君を問わない(with 高橋 優)・ステラ2021(feat. 重松清, 柄本佑, トオミヨウ)・I・南極に咲く花へ(feat. 宮内悠介, 坂本真綾, 江口亮)・凪(with 高橋 優)・YOU(with 小田和正)・星屑のバトン※曲順未定【Blu-ray収録】・HIROBA ドキュメンタリー映像ほか収録予定【店舗別購入特典】HIROBA応援店:オリジナルしおりSony Music Shop:オリジナルアナザージャケットHMV全店(HMV&BOOKS online含む/一部店舗を除く):オリジナルA5クリアファイルAmazon.co.jp:Amazon.co.jp限定イベント申込用デジタルシリアルコード+メガジャケ/メガジャケ楽天ブックス:オリジナル缶バッジセブンネットショッピング:オリジナルミニスマホスタンドキーホルダー※数に限りがありますので、なくなり次第終了となります。※上記店舗以外での配布はございません。※応援店対象店舗・特典のデザインは追ってご案内いたします。※各オンラインショップにつきまして、カートが公開されるまでに時間がかかる場合がございます。※Amazon.co.jp、楽天ブックス、その他一部オンラインショップでは「特典対象商品ページ」と「特典非対象商品ページ」がございます。予約の際は、希望される商品ページであることをご確認ください。予約リンク:関連リンクいきものがかり オフィシャルサイト: オフィシャルサイト: YouTube: note:水野良樹 Twitter:水野良樹 Instagram:
2023年01月06日西岸良平画業50周年記念展実行委員会は、『三丁目の夕日』や『鎌倉ものがたり』をはじめ、名作を生み出し続ける西岸良平先生の画業50周年を記念して、大規模展覧会「三丁目の夕日と鎌倉ものがたり ~昭和レトロとSFミステリー~」を11月18日(金)より、東京スカイツリータウン・ソラマチ(R) 5階 「スペース634」にて開催します。昭和の懐かしさを感じさせる素朴な絵柄と、SFミステリー漫画の名手として名高い西岸良平先生。本展覧会では、映像化もされた『三丁目の夕日』、『鎌倉ものがたり』を中心に、これまで発表された短編作品の原画展示をはじめ、西岸先生の愛用品や、昭和の街並みを感じさせるライスカレーの匂い、作中に登場するキャラクター・猫王と一緒に撮影できるフォトスポットなど西岸良平の世界観をお楽しみいただけます。物販コーナーでは貴重な直筆サイン入り複製原画をはじめ、オリジナル商品の販売や、レトロ雑貨やプロマイド写真など昭和にまつわる商品を取り扱う店舗が出店する「夕日町商店街」を併設します。また、開催に先立ち実施された関係者向け内覧会での様子を公開します。<西岸良平画業50周年記念展 三丁目の夕日と鎌倉ものがたり ~昭和レトロとSFミステリー~> <チケット販売ページ> ■西岸良平画業50周年記念展「三丁目の夕日と鎌倉ものがたり ~昭和レトロとSFミステリー~」【開催概要】催事名:西岸良平画業50周年記念展 三丁目の夕日と鎌倉ものがたり ~昭和レトロとSFミステリー~会期:2022年11月18日(金)~11月27日(日)会場:東京ソラマチ(R) 5階 スペース634住所:東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ5階「スペース634」入場時間:10:00~20:00(最終入場は閉場の30分前まで) ※最終日は18時閉場入場料金:前売券 大人1,300円 子供(小中高生)700円当日券 大人1,500円 子供(小中高生)900円・公式サイト: ・公式Twitter:@saiganryohei_50( )・お問い合わせ先:西岸良平画業50周年記念展事務局TEL:03-6260-4818(平日10:00-17:00) ※会期中のみ土日祝も対応・主催:西岸良平画業50周年記念展実行委員会・協力:小学館/双葉社【物販情報】西岸良平画業50周年記念展オリジナルグッズ、直筆サイン入り複製原画、書籍ほかレトロ雑貨をはじめとした懐かしい商品を取りそろえた出展店舗が集う「夕日町商店街」を併設。※物販スペースはどなたでもご覧いただけます。■夕日町商店街出店店舗※一部店舗は、期間限定の出店です。・昭和レトロ雑貨『小熊山雑貨店』・昭和ビンテージ洋品店『スミックス』『すみれ』・ビンテージラジカセ『DESIGN UNDERGROUND』・プロマイド写真『浅草マルベル堂』※27日(日)のみ出張プロマイド撮影実施・ホーロー風ミニプレート制作『D-CAN金澤』※11月19日(土)・20日(日)のみ出店■情報の掲載及び画像掲載の際は、下記のコピーライトの記載をお願いいたします。(C)西岸良平/小学館 (C)西岸良平/双葉社■会場の様子開催に先立ち実施された関係者向け内覧会での様子を公開します。貴重なネームと原画の比較展示や、昭和の家電・玩具などがご覧いただけます。物販コーナーでは、オリジナルグッズのほか、先着で貴重な西岸先生直筆サイン入り複製原画の販売を行います。■エントランス■西岸先生の部屋展示は、西岸良平先生の紹介から始まります。壁には50周年を迎えファンの皆様へ向けた西岸先生からのメッセージが皆様をお出迎えします。ガラスショーケースには先生が所蔵する鉄道模型や蓄音器、懐中時計やステレオカメラなど、物語にインスピレーションを与えた品々が展示されています。■三丁目の夕日原画ギャラリー夕焼けを思わせるオレンジ色の壁と、影で描かれた街並みがノスタルジックな「三丁目の夕日 夕焼けの詩」コーナー。まず目に飛び込んでくるのは、物語に出てくる架空の街「夕日町三丁目」の巨大イラスト。古き良き、作品世界を思い出させてくれます。続いて、本作の創作のプロセスに迫る「比較展示」コーナーが登場。ネーム(著者直筆)、原画、雑誌・単行本掲載と、漫画が出来上がっていく過程を楽しむことができます。貴重なカバーイラストの複製原画展示も見逃せません。■三丁目の夕日ワールド~夕日町三丁目~ここでは、昭和の夕暮れどきを連想させる「ライスカレー」の匂いを巨大イラストとともに楽しめるコーナーも。ぜひボタンをポチッと押して、鼻を近づけてみてください。また、鈴木トモエが家の前でサンマを焼くイラストにも仕掛けが。横の覗き穴を見てみると……? さらに、昭和の玩具や家電が展示されています。登場人物たちが作中でどのように使用していたか、原稿と併せてご覧ください。当時の街頭テレビを想起させるコーナーで、夕日町三丁目の人々と一緒に映像を眺めてみてはいかがでしょうか。ほかにも、懐かしのダイハツ・ミゼットに乗った鈴木則文と一平と一緒に写真が撮れるフォトスポットも用意されています。■鎌倉ものがたり原画ギャラリー暗い青色の壁に、海から顔を覗かせる妖怪の姿が描かれています。ここからは「鎌倉ものがたり」の展示が始まります。こちらのコーナーでも、鎌倉ものがたりの比較展示やカバーイラストの複製原画展示を楽しむことができます。一色先生と亜紀子の仲睦まじい様子や、ひょうきんな妖怪たちの姿に思わず頬が緩みます。■鎌倉探訪こちらでは、作品の舞台となった鎌倉の「江ノ電」の鉄道模型やジオラマ模型が並んでおり、鉄道ファンも楽しめる展示コーナーとなっています。西岸先生が紫綬褒章を受章した際の「鎌倉ものがたり号」のパネルにもご注目ください。また、一色先生と亜紀子の横に並んだり、鎌倉の猫の総大将「猫王」の隣に座って記念写真が撮れるフォトスポットも用意されています。■SFミステリー原画ギャラリーさらに、西岸先生がこれまで発表してきた、心温まるノスタルジックな作品の数々が見られるギャラリーも。特に、単行本未収録の幻の読み切り作品「ラドン」の原画を一話分まるごと展示したコーナーは必見です。他にも「ヒッパルコスの海」「地球最後の日」「たんぽぽさんの詩」など、さまざまな名作の原画や、タペストリーの展示を楽しめます。■実写映画コーナー展示のラストは、大好評を博した実写映画「ALWAYS 三丁目の夕日」と「DESTINY 鎌倉ものがたり」のコーナーです。胸を熱くさせる予告映像集を見られるほか、映画ポスター、映画グッズなどが展示されています。また、両作品の映画監督を務めた山崎貴監督が、本展示会に寄せた直筆サイン入りコメントも読むことができます。■夕日町商店街(物販コーナー)「夕日町商店街」と題した物販コーナーでは、「三丁目の夕日」と「鎌倉ものがたり」の単行本や、ポストカード、マグカップ、クリアファイルなどオリジナルグッズのほか、今流行りの「昭和レトロ」グッズの数々が販売されています。昭和ビンテージのファッションアイテムや、昭和の大スターたちのプロマイドや木製パネル、ビンテージラジカセなど、昭和レトロマニアにもたまらない物販コーナーとなっています。さらに、西岸先生の直筆サイン入り複製原画も販売。ここでしか購入できない貴重な原画なので、お見逃しなく。■プロフィール■西岸良平1972年、立教大学在学中、「夢野平四郎の青春」で第8回ビッグコミック賞佳作第一席に入選。9月、同作品で本格的に漫画家デビューを果たす。その後「三丁目の夕日」を発表。1984年2月「鎌倉ものがたり」をWeekly漫画アクション(小社刊)にて開始。同作品で2009年、第38回 日本漫画家協会賞・大賞を受賞。2010年春の叙勲で紫綬褒章を受章。2022年9月、画業50周年。郷愁的な時代の風俗だけではなく、人間の普遍的な生き方や生活をテーマとして多くの読者の共感を得る。ほのぼのとしたメルヘンチックな世界は他の追随を許さない。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月18日『1000年に1人の美少女』といわれるほどの美貌で知られる、俳優の橋本環奈さん。かわいらしさと美しさを兼ね備えた顔立ちは、老若男女問わず多くのファンを集めています。ですが、そんな橋本さんでも、自分の顔がプリントされたグッズを使うのは気恥ずかしさを感じるのだとか。2022年11月13日、橋本さんは愛用のリップクリームについて、Twitterでこのようにコメントをしました。恥ずかしいので顔の部分を隠しながら使ってます pic.twitter.com/eh0fJCuMz3 — 橋本環奈 (@H_KANNA_0203) November 13, 2022 写っているのは、橋本さんが以前コラボレーションしていた、リップクリーム『メンソレータム 薬用リップ リペアワン』。キャンペーンの景品でしか手に入らないバージョンであり、こうしてリップの本体にはナース姿の橋本さんがプリントされています。「環奈ちゃんほどの人でも、恥ずかしさを感じるのか…!」といった驚く声が寄せられる中コメントを寄せたのは、お笑いタレントの、おばたのお兄さん。どうやら、おばたのお兄さんも、橋本さんの愛用リップと同じものを持っているようなのですが…。俺が薬局で買ったの環奈ちゃんの部分の方がデカいよ? pic.twitter.com/iyzw6rJG1A — おばたのお兄さん (@hinode_obt) November 13, 2022 このリップ見たことないし、使いづらそうだねぇ〜んなわけあるかいっ!— 橋本環奈 (@H_KANNA_0203) November 13, 2022 確かに、おばたのお兄さんの愛用リップにもナース姿の橋本さんがいるのですが…圧倒的な大きさ…!誰が見ても不自然なバランスや、写真の主張の強さに、橋本さんはコントのようなノリツッコミをせざるを得なかったようです!きっと、おばたのお兄さんは写真をリップクリームに貼り付けたのでしょう。このボケのために用意をしたと考えると、さらに笑いがこみ上げてきますね。2人のやり取りは拡散され、多くの人が笑い声を上げたようです!・せっかくリップがコンパクトなサイズなのに、持ち運びに不便すぎて爆笑した。・アイドルの応援うちわかよ!・環奈ちゃんのツッコミがキレキレで好き。流れが完全にコント。2022年11月現在、いわゆるピン芸人として活動している、おばたのお兄さん。いつか、橋本さんをツッコミに迎えて新コンビが発足する日が来るのでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2022年11月13日グラビアアイドルの橋本梨菜さん(29)は、日焼けした健康的な肌をしていることから「日本一黒いグラドル」「なにわのブラックダイヤモンド」と呼ばれるように。2020年7月に開設した公式YouTubeチャンネル『橋本ちゃんねる』では、水着を着用しサウナに入り整う動画などが人気を集め登録者数11万人を突破。先日、自身のインスタグラムで、お風呂で泡まみれになるショットを投稿したところ注目を集めているようです。早速チェックしてみましょう!極小水着で泡まみれになる梨菜さんのお風呂ショットにファン歓喜 この投稿をInstagramで見る 橋本梨菜(@hashimoto_rina_)がシェアした投稿 「お風呂 Time〜」と、今にも大きな胸が飛び出しそうな極小水着で泡まみれになる梨菜さん。水着がベージュ色ということもあり、裸かと勘違いして驚かれた方もいたのでは。大胆なショットにファンはたまらないといった様子で、コメント欄には「一瞬どきっ♡としたよ」「ムネにケツ」「特盛が2玉」と胸元に視線が集中し絶賛コメントが相次いで寄せられておりました。『橋本ちゃんねる』ではDVD撮影の裏側に密着する動画も人気を集めているようです。すっぴんやオフショットなど梨菜さんの魅力満載の内容になっていてファン必見です!あわせて読みたい🌈「なんて素敵なお尻」似鳥沙也加さん大胆バックショットに「尻フェチにはたまらない」と大反響
2022年11月08日一般社団法人黒田育世事務所主催、近藤良平・黒田育世デュオ作品『私の恋人』が2022年11月10日 (木) ~2022年11月13日 (日)に吉祥寺シアター(東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目33番22号)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 近藤良平と黒田育世の伝説のデュオ作品吉祥寺シアターこけら落としで上演された「私の恋人」が16年ぶりに吉祥寺シアターに登場!コメント<近藤良平>この作品にむかうには、それなりに「振り切った気分」と「無駄な体力」が必要です。どちらも今の時代なんか欠けてるなあ!と思いつつ、踊らない理由はないのでやりたい!と思います。そこそこの年齢ではありますが清く正しく「わたしの恋人」に出会えますように。「だいじょうぶよ!」と言ってください!育世さん。<黒田育世>20年近く前に良平さんときちんとせずに創った作品で、いつだって踊りたい程大好きな作品です。きちんとしなかっただけに、この作品は私を「楽」にするという現象もあります。久しぶりの再演で心底楽しみですが、ミドルエイジな二人になりまして、少々照れてもおります。が、ここは一つご愛嬌とお許し頂き、ピンクのドレスもひらひらと「楽」の向こう側まで行ってしまえ、で良いですよね?良平さん。16年前の映像を見ながら、二人で復習。「若いね〜」「こんな事やってたんだね」と盛り上がりながら絶賛稽古中です。プロフィール近藤良平(コンドウリョウヘイ)ペルー、チリ、アルゼンチン育ち。現在、豊島区在住。振付家・ダンサー、コンドルズ主宰。NHK「サラリーマンNEO」「からだであそぼ」などに振付・出演として携わるほか、連続テレビ小説「てっぱん」NHK大河ドラマ「いだてん」振付など親しみやすい人柄とダンスで幅広い層の支持を集める。第4回朝日舞台芸術賞寺山修司賞、第67回文化庁芸術選奨文部科学大臣賞受賞。第67回横浜文化賞受賞。女子美術大学、立教大学などで非常勤講師としてダンスの指導にあたる。現在、子供向け観客参加型公演「コンドルズの遊育計画」や、埼玉県と組んで行う「近藤良平と障害者によるダンス公演」ハンドルズ公演など、多様なアプローチでコンテンポラリーダンスの社会貢献に取り組んでいる。22年4月1日より、彩の国さいたま芸術劇場芸術監督に就任。愛犬家。黒田育世(クロダイクヨ)6歳よりクラシックバレエを始め、97年渡英、コンテンポラリーダンスを学ぶ。02年BATIKを設立。バレエテクニックを基礎に、身体を極限まで追いつめる過激でダイナミックな振付は、踊りが持つ本来的な衝動と結びつき、ジャンルを超えて支持されている。 03年トヨタコレオグラフィーアワード 「次代を担う振付家賞」「オーディエンス賞」、04年「朝日舞台芸術賞」、06年「舞踊批評家協会賞」、10年「第4回日本ダンスフォーラム賞」、15年「第9回日本ダンスフォーラム賞」を受賞。BATIKでの活動に加え、金森穣率いるNoism05、飴屋法水、古川日出男、笠井叡、野田秀樹、串田和美など様々なアーティストとのクリエーションも多い。公演概要近藤良平・黒田育世デュオ作品『私の恋人』公演期間:2022年11月10日 (木) ~2022年11月13日 (日)会場:吉祥寺シアター(東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目33番22号)■出演者演出・振付・出演:近藤良平/黒田育世■スタッフ照明:中山奈美音響:牛川紀政舞台監督:寅川英司宣伝イラスト:ハト記録映像:高橋啓介宣伝美術:横山彰乃制作:瀧本麻璃英制作アシスタント:関あゆみ■公演スケジュール11月10日(木) 19:3011月11日(金) 19:3011月12日(土) 15:0011月13日(日) 15:00※開場は開演の30分前■チケット料金前売:4,000円当日:4,500円(全席自由・税込)協力:公益財団法人武蔵野文化事業団主催:一般社団法人黒田育世事務所文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月05日橋本・伊都広域観光協議会は、高野山麓である和歌山県橋本・伊都地域(橋本市、かつらぎ町、九度山町、高野町)で撮影された自然、歴史、文化など、地域の魅力を伝える写真を募集します!詳細URL: 応募いただいた写真は、橋本・伊都広域観光協議会及び関係機関が、パンフレットやSNSなどでの観光情報発信を行う際、より多くの人に当地域の魅力を知っていただくため活用させていただく予定です。入賞された方には、商品券や高野山麓の名物などの賞品もご用意しております。皆様が撮影された「高野山麓の魅力」を沢山の方にお届けするため、ぜひご応募をお願いします。コンテストイメージ◆「第3回高野山麓いと楽しフォトコンテスト」募集概要【応募期間】令和4年11月1日(火)~12月6日(火)必着※撮影時期が応募期間前の作品も応募可。【テーマ】橋本・伊都地域の魅力【応募対象】和歌山県橋本市、かつらぎ町、九度山町、高野町で撮影された自然、歴史・文化(世界遺産社寺等)、観光素材としての写真【応募条件】・応募点数は1人5点まで(入賞は1人1賞)。・プロ、アマチュア、どなたでも応募できます。・自作品で未発表のものに限ります。・入賞作品は写真データの提出を求め、指定期間内に提出の無い場合は、入賞を取り消すことがあります。・応募作品を返却希望の方は返信用封筒に切手を貼付、住所・氏名をご記入の上作品と一緒にお送りください。【作品規格】・組み写真、合成・加工作品は不可。・プリント作品、サイズはA4とします。最優秀賞、優秀賞はA3プリントにて再度ご提出をお願いします。(自費)・カラー・モノクロは問いません。【応募方法】応募用紙に、タイトル、撮影場所、氏名、住所、連絡先を記入の上、印刷した作品裏面に貼付し、事務局へ郵送又は持参してください。高校生以下の方は学校名等も記入してください。【入賞(賞品)】・最優秀賞 1点(商品券3万円相当)・優秀賞 4点(商品券5千円相当)※優秀賞は橋本市、かつらぎ町、九度山町、高野町の撮影地から各1点・入選 若干数(プレミア和歌山推奨品)・特別賞 若干数(図書カード千円相当)※特別賞は高校生以下が対象【公式WEBページ】詳細はこちらをご確認ください。 ★高野山麓について高野山麓は、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された、金剛峯寺を始めとする弘法大師空海ゆかりの社寺や聖地高野山へとつながる高野参詣道がある、悠久の歴史を持つ地域です。さらに、高野山への宿場町として栄えた「橋本」、フルーツの町「かつらぎ」、真田幸村ゆかりの「九度山」など、魅力あふれるスポットがたくさんあります。★高野山麓の魅力探しには、HP「高野・山麓いと楽し」、観光イメージ動画「高野山麓ととのい旅」、周遊バス「高野山麓世界遺産アクセスバス」がおすすめです。HP「高野・山麓いと楽し」 : 観光イメージ動画「高野山麓ととのい旅」: 「高野山麓世界遺産アクセスバス」 : 「第2回高野山麓いと楽しフォトコンテスト」最優秀賞作品『献灯』 撮影場所:光三宝荒神社(ひかりさんぽうこうじんじゃ)(橋本市) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月10日2022年7月29日、俳優の橋本環奈さんがInstagramでライブ配信を実施。橋本さんのある姿に、ファンから反響が上がっています。橋本環奈が『すっぴん』を披露同日の23時半頃より、ビールを飲みながらインスタライブを行った橋本さん。「お風呂上がりです」と、すっぴん姿を披露したのです。Instagramに記録された、実際の橋本さんの姿がこちら。 この投稿をInstagramで見る 橋本環奈&井手上漠マネージャー(@kannahashimoto.mg)がシェアした投稿 お風呂上がりだからか、お酒を飲んでいるからかは分かりませんが、少し頬が赤いだけで、普段の姿とほぼ変わりません!およそ50分もの間、ファンと交流した橋本さん。配信中に愛犬たちとたわむれたり、好きなお酒やスキンケアについて答えたりと、自然体な姿を披露していました。橋本さんといえば、同年2月に開幕し、同年7月に千秋楽を迎えた舞台『千と千尋の神隠し』の主人公、千尋役として出演したことが話題に。「最近休めていますか?」という質問に対しては、「逆に今のほうが忙しいかも」と回答し、複数の作品に携わっていることを明かしました。数々のコメントに素のテンションで答えるすっぴん姿の橋本さんに、多くのファンが魅了されたようです!・すっぴんもかわいくて、癒されました。大好きです!・ライブ配信をしてくれてありがとう!明日も頑張ってください!・いろんな話をしてくれて嬉しかったです。すっぴんでもかわいい環奈ちゃんが見られて、幸せ…。橋本さんのインスタライブ映像は、公開から11時間ほど経過した同月30日現在、55万回再生されるほどの反響っぷり。橋本さんの今後の活躍からも、目が離せませんね![文・構成/grape編集部]
2022年07月30日2022年5月、俳優の橋本環奈さんに関する、あるウワサがTwitterで拡散されました。それは、橋本さんの美容事情。サラサラでうるおいのある髪の毛について、橋本さんと関係のない第三者から、こういった情報が発信されたのです。橋本環奈の髪の毛がサラサラなのは、週に3回も美容院に行っているから。その度に、トリートメントと毛先のカットをしているらしい。投稿は何千回と拡散され、多くの人から「知らなかった!」「サラサラなことに納得した」といった声が続出。そんな中、同年6月14日、橋本さんはTwitterでこのような投稿をしたのです。いやぁ〜2ヶ月ぶりに美容院行って来ましたぁ〜笑行く暇なくて後回しになっちゃうけど、やっぱり行ったあとサラサラっ週3も行けるかいな!!!笑— 橋本環奈 (@H_KANNA_0203) June 14, 2022 直接触れてはいませんが、「週3も行けるかいな!」というツッコミを見るに、橋本さんも拡散されたデマを目にしたのでしょう。拡散された情報とは異なり、橋本さんも世間一般の人と同様に、数か月間隔で美容院を利用するようです。橋本さんは数多くのドラマや映画などに出演しているため、多忙な生活を送っているはず。だからこそ、「そんなに行けるわけがない!」とツッコミを入れたかったのでしょう。正面からデマを否定する橋本さんの対応に、ネットからは称賛する声が続々と上がりました。・返しが最高すぎて爆笑した。こういうところが好きだわ。・そりゃあ、環奈ちゃんほどの売れっ子に、週3で美容院に行く暇があるとは思えない。・対応がかっこよすぎる。SNSのデマに引っかからないように注意しようっと。結局、橋本さんの髪の毛がサラサラな理由は不明ですが、本人の努力によるものなのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2022年06月14日橋本環奈が主演を務める映画『カラダ探し』が10月14日(金)に公開されることが決定した。あわせて、橋本とともに、5人の死体が転がっている衝撃的なティザービジュアルも公開された。原作は2011年にWebサイト・エブリスタに投稿され、2014年に村瀬克俊による漫画版が漫画誌アプリ『少年ジャンプ+』(集英社)で連載、同サービスで累計閲覧数1億回を初めて突破した人気作品。本作は、『IT/イット』シリーズや『死霊館』シリーズ、『シャイニング』など世界的名作を多く生み出し、ホラー映画の金字塔を打ち立てたワーナー・ブラザースが贈る刺激的ループ型ホラーとなる。橋本環奈演じる主人公の女子高生・明日香の生活は、ある日学校にいるはずのない幼い少女から「ワタシのカラダ、探して」と不気味な言葉を言われた日から一変してしまう。その日深夜0時を迎えた瞬間、気付くと明日香はクラスメイト5人と共に深夜の学校に。その後突如全身が血で染まった少女”赤い人”が現れ、全員を次々に殺していく。そしてその日から、6人は同じ日を繰り返すこととなるのだった。明日を迎える唯一の方法は、校内に隠された、とある少女のバラバラにされた”カラダ”をすべて見つけ出すこと……。公開されたティザービジュアルは、血しぶきが広がった床で明日香のほか、クラスメイト5人の死体が転がっているインパクト抜群の仕上がりとなっている。死体に囲まれ、全身から血が滴る不気味な姿で真ん中に立っているのは、6人を毎日追い詰め殺していく”赤い人”。校内に隠された”カラダ”を全て見つけなければ、永遠に終わらないループの中で”赤い人”に殺され続ける6人。真っ赤に染まるおぞましい姿が、彼らの身に起こる凄惨な運命を予感させる。また、まだ発表されていない明日香のクラスメイトの姿も初めて公開されたが、まだうつ伏せ状態で顔はわからないまま。明日香とともに”赤い人”に挑むクラスメイトをそれぞれを誰が演じているのか、気になるところだ。『カラダ探し』10月14日(金) 公開
2022年06月14日埼玉・彩の国さいたま芸術劇場(以下:埼玉)の芸術監督に就任した近藤良平が構成・振付を手がける、コンドルズ埼玉公演2022新作『Starting Over』。2006年以降、ほぼ毎年埼玉で創作・発表してきた彼らにとって15作目の舞台作品となる。ジョン・レノンのラストシングル「(Just Like) Starting Over」から想を受けて冠したタイトルには、「やり直そう、新しくはじめよう」という前向きなメッセージが込められている。本作の構想をはじめ、昨年の振り返りや“コンドルズと音楽”について、近藤と若手メンバーのスズキ拓朗・黒須育海の3人に語ってもらった。「鳥のような自由」を真っ白な劇世界で体現した、2年越しの埼玉新作──昨年6月に上演された『Free as a Bird』は、コンドルズにとって2年ぶりの埼玉新作でした。「埼玉アーツシアター通信」(VOL.97 2022.2-3)に掲載されているインタビューで、プロデューサーの勝山康晴さんが「帰りの車でみんなウルっとした」とおっしゃっていましたが、どんな想いが胸に去来していたのでしょうか?近藤去年の6月って今よりコロナ禍どっぷりだったんです。2020年の埼玉新作『Golden Slumbers』が中止になって、「今年は無事にやれるかな」と不安に思いながら稽古していた気がするな。でも、ちゃんと2日間の公演期間を終えることができました。自分たちのメッセージを前面に打ち出して、まっすぐステージに立てたことに達成感があったんですよね。(前後左右を空ける)千鳥格子状の客席ではなくて、2年越しにほぼ満席の客席だったことも大きい。「フルだよ!」ってたぶん拓朗あたりが最初に泣き始めたんじゃない?スズキ僕、良平さんが芸術監督になった時も泣いて……泣きキャラみたいじゃないですか(笑)。でも、そうだったかも。バラシの時もみんなボーッとしていましたしね。黒須放心状態で、みんな頬に涙が伝ってる……みたいな。スズキリノ(リノリウム:演技面のステージ床に敷く長尺のマット)を巻くのも久しぶりで、いちいち感激しちゃってました。コンドルズ 埼玉公演チラシより、左から)中止となった2020年の公演『Golden Slumbers』、2年ぶりに彩の国さいたま芸術劇場の舞台に立った2021年の公演『Free as a Bird』黒須(公演中止になった2020年の『Golden Slumbers』チラシを手にして)これ、初めて見ました! Webに載ったのは知っているけど、手に取れる紙媒体で見るのは初めてですね。埼玉の劇場外壁に大型ポスターが出ている様子も見てたから、2020年の公演中止は寂しかったです。だから去年、『Free as a Bird』ができたのは余計に嬉しくて!近藤上演できなかった『Golden Slumbers』の構想も残しておこう、って話があってね。「いつかやれたら」と思っています。──『Free as a Bird』では、真っ白な舞台美術の中に白い学ランやカラフルなTシャツをまとったコンドルズメンバーの姿が際立ちました。タイトルに謳われている“自由”について観客の想像力をかき立てるステージだと感じたのですが、どういった想いがあってあの白い劇世界に行き着いたのでしょうか?コンドルズ埼玉公演2021『Free as a Bird』より(c)HARUコンドルズ埼玉公演2021『Free as a Bird』より(c)HARU近藤メンバーと「真っ白な世界を一度つくってみたいね」「鳥のような自由ってテーマにも合うんじゃない?」って話になって。各地を回るツアー公演には舞台美術にも制約があって、セットについてじっくり考えることは少ないんです。でもコンセプチュアルな埼玉の新作公演なら、セットを含めた創作が存分にできる。それで「お金かかるかもしれないけど挑戦だ」って。黒須実際、お金かかりましたよね!(笑)近藤めちゃくちゃ真面目に「仕方ない、電柱1本減らすか」とか考えてた(笑)スズキ良平さん、去年あの時期にパネル系の美術にハマってませんでした?近藤そうそう! 僕の娘が美術系に進学して、幾何学模様を円錐や円柱みたいな立体で形づくる課題があったんです。で、持ち帰って家に置いてある娘の作品を見たら……「こういうの、舞台でもできないかな」って。あの白い劇世界、身近なところから見つかったんだよね。白は僕たちを浄化させたし。スズキ唐突な名言どうしました(笑)黒須(爆笑)「やり直す」「新しくスタートしよう」が時代とコンドルズの空気──今回の『Starting Over』には「やり直そう、新しくはじめよう」という想いが込められているそうですね。止まっていた何かを前向きに再始動させる楽曲はこれまでいろんなアーティストが発表していますが、なぜジョン・レノンのラストシングル「(Just Like)Starting Over」だったのでしょうか?スズキジョン・レノンには我々みんな思い入れがあって。勝山さんを筆頭にビートルズも大好きだから、タイトルは彼らの楽曲から想を得て冠することが多いですよね。今回もしかり、で。近藤『Starting Over』というタイトルについては、4〜5年前くらいから勝山と温めていました。そこにコロナ禍がやって来て、「もとの生活をやり直す」「新しくスタートする」って英語の意味が「時代にフィットするのでは」と思って今回の埼玉新作タイトルに据えた。でもタイトルを決めたあと、ロシアによるウクライナ侵攻が始まって。ジョン・レノンの考えていた“平和”に対する想いを受けると、いまは「やり直そう」ってニュアンスの方が大きくなっている気がします。──スズキさん・黒須さんは、近藤さんや勝山さんのコンセプトを受けて、どんな想いを観客に届けたいと考えていらっしゃいますか?黒須いま良平さんから出た「やり直す」って言葉が、いまの空気にぴったり合うなと感じていて。コロナ禍もまだ現在進行形という中で「一歩踏み出さなきゃ」って想いもあるし、深刻なウクライナ情勢も「早く終わらないかな」と感じています。そういった時代の空気を踏まえて「日々の暮らしをやり直そう」って、すごくいいメッセージだと思いました。鬱屈した何かを抱えて劇場にいらした皆さんが、コンドルズのステージを観て「明日からがんばろう」と思ってもらえたら嬉しいです。僕自身、観客としてコンドルズを観ていた時にそういう前向きな感情になれたので。コンドルズ埼玉公演2022新作『Starting Over』スズキ僕は、良平さんの芸術監督就任1年目に、この『Starting Over』を打ち出す意味は大きいと思いました。良平さんが「やり直す」というか……生まれ変わっちゃったんで!近藤芸術監督になったからって、僕自身の人間性や作品に対するスタンスは何も変わらないよ(笑)スズキというより、僕らもがんばって良平さんについていくというか、追い抜いていかないと……コンドルズが生まれ変わらない。いつも新作をつくる埼玉で、芸術監督になった良平さんと何ができるか──。僕の場合、「新しくスタートする」という文脈での『Starting Over』に使命を感じています。ジョン・レノンと同じ舞台で「共生」します──「埼玉アーツシアター通信」(VOL.98 2022.4-5)に掲載されている勝山さんの寄稿文には、「コンドルズが大切にしたいのは、ダンスと音楽が、対等かつ同価値で舞台空間に“共生”していること」といった内容が書かれています。これを受けて御三方は「コンドルズと音楽の“共生”」についてどのように考えていらっしゃいますか?近藤結成当時のコンドルズって、ロックの持っている音楽性に着目して大きな音を上げてガンガン踊っていたのね。ロックと同じように、ワールドミュージックもクラシックも扱っていて。だから勝山の大好物であるブルーハーツや僕が好きなエレカシ(エレファントカシマシの愛称)は、ベートーヴェンと同じ名盤扱いなんです。そういう音楽をかけてエネルギッシュに踊るのって、コンテンポラリーダンスの世界では当時誰もやっていなかったんだよね。名アーティストと呼ばれる人たちのつくる音楽に、正々堂々と立ち向かう──。これがコンドルズと音楽の「共生」だと思っています。──勝山さんも、寄稿文のラストで「僭越ながら言わせてください。この6月、コンドルズはジョン・レノンと同じ舞台に立ちます」と覚悟を述べていらっしゃいました。一同勝山さんらしいですね(爆笑)スズキ多くの場合、ダンスって音楽が最初にあって、メロディやリズムに対していかに振付をはめるか。これが普通なんだけど、コンドルズや良平さんはその反対を行ってるんですよね。音楽に合わせるのではなく、僕らが興味のあること・僕らがいま持っている身体が先にあるんです。だから昔、良平さんは「お前の好きな音楽で振り付けるぞ」ってCDを持って来させた。──コンドルズと音楽は「対等」なんですね。スズキまさに。音楽に追いつこうとするんじゃなくて、コンドルズと音楽が出会って何が生まれるか。これが大切で。勝山さんは、その状態が成立している様子を「共生」と呼んだのかもしれません。僕らがいきいきしていないと、音楽と一緒に生きることはできないんじゃないかな。そういう稽古場の雰囲気をいつも感じますし、コンドルズはそうやってダンスをつくっています。……だからカウントがいつも音楽とズレる(笑)黒須拓朗さんの言うこと、すごくわかります! 良平さんがつくる振付を、コンドルズのメンバーで踊る時に発されるエネルギーって不思議で。振付をつくったあと、いろんな楽曲で試していくんですが……どの曲でもメンバー全員がカッコよくポップに見えるのが不思議なんですよね。コンドルズ埼玉公演2018『18TICKET』より(c)HARU──ダンススキルやそれぞれのルーツは異なるのに、皆さんが同じようにカッコよくポップに見える瞬間、たしかにありますね!黒須そうなんですよ。すごい踊れる人から微妙な人まで(笑)コンドルズには多様なメンバーがいますけど、そういう個性豊かな踊り手が揃っているエネルギーが前面に出てくる。そういうステージを生み出している状態が、コンドルズと音楽の「共生」なんだと思います。だから、カウントはズレます(笑)一同(笑)芸術監督になったら稽古の出席率が上がった(笑)──去年のインタビューで「スズキさんが近藤さんの芸術監督就任を泣いて喜んだ」とお聞きしました。活動が本格化しているいま、スズキさんは近藤さんの横顔や後ろ姿をどんな想いで見つめていらっしゃいますか?スズキ僕、蜷川さんが埼玉の芸術監督をやっている時に師事したんですよね。そうしたら次は良平さんが……。背中を追いかけたふたりが、同じ芸術監督になるって運命感じちゃうじゃないですか。だから嬉しくて! 長塚圭史さんとの『新世界』も観に行ったし、今度やる松井周さんとの『導かれるように間違う』も拝見しようと思っています。この一年はもう、良平さんの手がけた作品はすべて目撃したい!──近藤さんの芸術監督就任って、コンドルズにどんな良い影響をもたらしていますか?黒須就任して間もないので明確な反応はわからないですが……稽古の出席率が上がっています(笑)近藤事情があってもなくても、稽古を休む人が減ったんだよね。スズキちょっとピリッとする言い方やめましょう(笑)黒須これまで稽古初日は少人数で迎えていたんですが、今回は10人以上揃っていて! 良平さんもアクセル踏んで、初日からいきなり創作が進みましたもんね。──みんなの本気度がこれまでと違った?黒須強く意識しているわけではないと思うんです。「良平さんが芸術監督になったから気合い入れよう」ってことは決してなくて(苦笑)。でも気づかぬところで、無意識下にはあるんじゃないかな。──2022年度ラインナップの記者会見で打ち出したテーマ「クロッシング!」の取り組みが、「ジャンル・クロス」シリーズで形になろうとしています。その一作目である『新世界』の上演を終えたいま、近藤さんは現時点でどんな手応えを得ていらっしゃいますか?近藤「クロッシング」というテーマを打ち出すことは簡単だけど、舞台はやっぱりナマモノですからね。自分なりに「やるべきことはできたかな」とホッとして、「次はどうしようか」って考え始めたところです。──パフォーミングアーツの世界は「点の熱狂」と見なされがちで、ダンス好きはダンス、演劇好きは演劇しか観ないなど越境しないジレンマが現状あると思います。『新世界』でその壁が薄くなるような手応えを受けることはありましたか?近藤まだコロナ禍だから、お客さんと直に触れ合う機会がないんです。舞台上で完結できる取り組みしかできないのが、もどかしい。でも「これから徐々に」かな。「クロッシング」の中には地域との交流も含まれているんだけど、『新世界』を劇場のあるさいたま市中央区の区長が観に来てくださって。──区長が舞台作品をご覧になる世界、いいですね!スズキ仲良いんでしたっけ?近藤苗字が同じ近藤なんだよ。スズキ・黒須まさかの(爆笑)近藤ワークショップにもご参加いただいて。区長が興味を持ってそういった姿勢を取ってくださると、より地域との交流が盛んになるようなきっかけが生まれるかもしれないので嬉しいです。──区長をはじめ、あらゆるエンタメファンの越境(クロッシング)に期待しつつ、最後に近藤さんからメッセージをお願いします。近藤埼玉の大ホールで上演する、フルパッケージの作品としては15作目になります。けっこうな数ですよね。贅沢な稽古場の環境もあって、舞台をつくる条件としては申し分ありません。その中で明確なメッセージを打ち出せる『Starting Over』を届けることができる幸せを噛み締めながら、いま創作しています。埼玉でしかつくれない作品を楽しんでもらえたら。取材・文=岡山朋代<公演情報>コンドルズ埼玉公演2022新作『Starting Over』2022年6月4(土) 14:00 / 19:00・5日(日) 15:00彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
2022年05月27日タレントの橋本マナミさん(37)は、かねてよりお付き合いしていた1歳年下の勤務医と2019年に結婚。現在、1歳の男の子のママとなり、子育てと芸能活動を両立しながらも、美しさに磨きをかけるマナミさんに注目が集まっています。先日は、ヨガウェア姿を投稿したところ反響を呼んでいるようです。早速チェックしてみましょう!丸くて形のいい桃尻に反響 この投稿をInstagramで見る 橋本 マナミ(@manami84808)がシェアした投稿 「ヒップアップでほぐして桃尻」と、日々トレーニングに励んだ引き締まった美尻を自身のインスタグラムに投稿。2枚目に写真をスライドすると、ヨガウェア姿のマナミさんは横向きで美尻を披露。桃尻とおっしゃる通り丸くきゅっと上向きに引き締まったお尻にフォロワーはくぎ付けに。コメント欄には「完璧♡美人さんすぎて憧れます♡」「綺麗なライン」「ナイスケツ」と、ハートマークや桃の絵文字が飛び交い称賛のコメントが続々と書き込まれておりました。誰もが憧れるスレンダーなボディは、こうした日々のトレーニングの賜物。一朝一夕にはかなわないのだと改めて思いました。いくつになっても桃尻や美ボディをキープし続けるマナミさんから目が離せないですね!
2022年05月24日今年4月、彩の国さいたま芸術劇場芸術監督に就任した、近藤良平。就任後第1作となるのが、この「ジャンル・クロスⅠ 近藤良平 with 長塚圭史『新世界』」だ。かつては近藤が主宰する「コンドルズ」の舞台に立ったことがあり、近藤とは長年信頼を寄せ合う仲である長塚。昨年からは、KAAT神奈川芸術劇場芸術監督を務める。そんな旧知の仲のふたりが作る、ジャンルを超えた“新世界”とは?まるでおもちゃ箱をひっくり返したような感覚――創作の起点となったことは?近藤芸術監督として今後のラインナップを考えた時、“クロッシング”って言葉をテーマにしたい、という思いがじわじわと湧いてきたんです。いろんなジャンルが混じった、クロスしたものを創作したいなと。そこで(長塚)圭史に声をかけた理由はふたつあって、まずはよく知った仲なので、なにか一緒にやれないかなってことと……。長塚使いやすさね(笑)。近藤そう(笑)。ふたつ目は、お互い芸術監督として、今後埼玉と神奈川でなにかやるためのきっかけになるかなと。まぁ理由としてはひとつ目のほうが大きいですけど(笑)。長塚良平さんから「オープニングやるよ」って連絡があって、やるよってなんだろう?と思いました(笑)。どういう関わり方かもまったくわからなかったですけど、良平さんとの関係上、僕としてはもちろんオッケーしました。なおかつ芸術監督同士、東京を挟んで埼玉と神奈川でキャッチボールをし合う。そういうことが少しずつ始められたら、なにか面白くなる可能性があるなと。あとはもう、長年のしがらみですよね(笑)。近藤しがらみってすごいね。取っても、取っても離れない(笑)。――稽古は順調に進んでいるそうですね。近藤サーカスにダンサーに音楽に切り絵と、今回本当にいろんな素材があるんですよね。今はそれをぶちまけた状態なので、結構バテバテです(笑)。長塚なんかおもちゃ箱をひっくり返した、みたいな感覚ですね。プラレールもぬいぐるみも全部が混じり合っている。近藤プラレールとぬいぐるみって相性悪いよね(笑)。長塚うん、悪い(笑)。だからといってそのふたつを離すとちょっと悲しい感じもするし、それでまた近づけると、もうぐっちゃぐちゃで。近藤圭史のことも、そのぐっちゃぐちゃの中に追い込んじゃっているのかもしれないですね。今回は“言葉”っていうのも大事なジャンルのひとつで、この遊びの中でどう同時に使えるのか。今はそこを探っている状態です。すべてを鮮やかにし、もう一度新たに発見する――近藤さんの身体的な表現に、言葉はどう絡んでいくのでしょうか?近藤ね?僕もそれを教えて欲しい(笑)。長塚シェイクスピアの『テンペスト』が、ひとつ起点にはなっています。一部の台詞を抜き出したりして、この物語を裏面に持ちつつ、近藤良平の“新世界”が進んでいく。それをどうやるかって言うと、やっぱり難しくて。ジャンルはないですし、僕が舞踊に寄せた思考で「言葉を削ろう」と提案すると、良平さんはぶんぶん頭を横に振る(笑)。言葉はなきゃダメだ!って。もうどうすればいいんだよ!みたいな(笑)。近藤ハハハ!長塚あと音楽もありますしね。近藤言葉と音楽が合わさると歌が生まれるんですけど、歌うわけでもなくて……。長塚僕は提案したんですけどね(笑)。でも出来ちゃうことはやりたくないみたいで。近藤そこで消化されちゃうからね。歌って踊ったら、完全にミュージカルだし(笑)。長塚とにかく良平さんは、言葉を発する、音楽を奏でる、切り絵で紙からなにかが生まれる、そういったものすべてを鮮やかにしたいんだと思います。しかも当たり前のことじゃなく、もう一回新たに発見したいと思っているんですよね。――長塚さんに言語化していただけると、非常にわかりやすいです。近藤本当にそう!長塚だいたいこういう取材の時、僕は通訳なんですよ(笑)。近藤やっぱり言葉って大事だよね。長塚でも言葉は直接的だから、もうちょっと体に響くようなものにしていかないといけないですよね。劇体験ってそういうものだから。普通に明るく生きることが、強く訴えるものに――これだけ多ジャンルの素材がある中で、近藤さんの中ではどんなことが指針になっているのですか?近藤指針?なんだろう、よくわかんないな。長塚近藤良平に指針とか聞いちゃダメですよ(笑)。指針というか、良平さんの頭の中にはすでに形があって。稽古初日、ひとり芝居として全部見せてくれましたから。で、これじゃないってところからスタートしている。つまり“リボーン”なんですよね。しかも今、世界がどんどん動いていっていて、そこからの“新世界”を作ろうとしているので。近藤2月以降、寝ても覚めてもプーチン、みたいな感じですからね。でもアーティストは今、みんなそうなんじゃないかな。3月にコンドルズの映像配信があったんですけど、『武器よさらば』ってタイトルに決まった途端、どんどんアイデアが出てきたんです。――それも“言葉”の力ですね。近藤うん、そう思う。長塚でも同時に言葉は、対立や揚げ足しか生まないこともありますからね。今の社会の状況を批判しようと、言葉を尽くしても尽くし切れない。言葉を失った世界でこそ訴えられるものがあって。でもそれは、言葉のある世界の中で起きなきゃいけないとも思うんです。――では最後、読者にメッセージをお願いします。長塚それでもやっぱり、今回の公演はある種祝祭的なものではあると思っています。良平さんの作り方って、すべてを鍋に入れてかき回しちゃうんですけど、そうでなければ生まれない色彩がある。そしてそれは本当に強くて、魅力的なものになると思います。近藤今って日常がすごく尊いものになってしまっただけに、普通に明るく生きるということが、ものすごく強く訴えると思うんです。とはいえ皆さんはあまり囚われず、なにか面白いことがありそう、くらいの気持ちで観に来て欲しいですね。取材・文:野上瑠美子撮影:塚田史香ジャンル・クロスⅠ<近藤良平 with 長塚圭史>『新世界』2022年4月29日(金・祝)~5月1日(日)各日15:00開演会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
2022年04月23日タレントの橋本マナミさん(37)は、かねてよりお付き合いしていた1歳年下の勤務医と2019年に結婚。翌年には第1子男児が誕生し、「国民の愛人」というキャッチコピーでセクシーさを売りにしていたマナミさんも遂にママに。ママになった現在も色気満載で、自身のインスタグラムにさりげなく色気を放つ写真を投稿し、ファンから反響を呼んでいるようです。先日も谷間がチラリする写真を投稿し注目が集まっているようです。早速チェックしてみましょう!素肌にジャケット?!セクシーな胸元に視線集中! この投稿をInstagramで見る 橋本 マナミ(@manami84808)がシェアした投稿 4月8日からテレビ東京で0時52分から放送開始した新ドラマ『先生のおとりよせ』に巨乳でクールビューティーな出版社の編集長・九堂今日子役で出演しているマナミさん。巨乳ということもあり胸元が強調される衣装が多いのかもしれませんね。こちらの投稿された写真も、素肌に赤いジャケットを着ているかのような胸元で、コメント欄には「セクシー♡」「胸元がヤバイ♡」「見た目峰不二子」とセクシーなマナミさんの姿に多くの反響が寄せられておりました。ママになった今でも色気満載で美しいマナミさん。新しい投稿ではどんなセクシーな姿を見せてくれるのか楽しみですね!あわせて読みたい🌈磯山さやかさんがすっぴん!?画像を公開 「可愛い過ぎ」「女神」と反響
2022年04月20日3月13日(日)放送の人物ドキュメンタリー番組「情熱大陸」は、女優の橋本環奈が登場する。1999年、福岡県生まれの橋本さんは、是枝裕和監督の『奇跡』で映画デビューし、映画初主演を務めた『セーラー服と機関銃 -卒業-』で日本アカデミー賞「新人俳優賞」を受賞。『銀魂』『キングダム』シリーズや「今日から俺は!!」など数々の話題作に出演した。今月より、初舞台で初主演となる「千と千尋の神隠し」が公演中の橋本さん。名作アニメーション映画の世界初となる舞台化公演ということで、公演開始前から大きな注目を集めていた。演じるのは、主人公・千尋。上白石萌音とのWキャストでの上演だ。大役にも肩肘を張らず、演出を手掛けるジョン・ケアード(英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー)が「環奈は笑い声が大きいから探す手間が省ける(笑)」と話すほど、持ち前の天真爛漫さで周囲を和ませる橋本さん。映画やドラマ、バラエティ番組などに絶えず出演し、多忙を極める23歳の新たな挑戦を追った模様を放送する。「情熱大陸」女優/橋本環奈編は3月13日(日)23時~TBS系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年03月05日タレントの橋本マナミさん(37)は、かねてよりお付き合いしていた1歳年下の勤務医と2019年に結婚。2人の出会いは、毎年クリスマスに高校時代の同級生で独身の男女数人にマナミさんが呼び掛けて開催する『さびしんぼの会』というイベントで友人が連れてきた人が今の夫だそう。2人は出会ってすぐに意識し合っていたとか。お互い何か惹かれるものがあったんでしょうね。先日は、色気満載な寝そべりショットを投稿し、注目が集まっているようです。早速チェックしてみましょう!色っぽ寝そべりショットにファン悶絶 この投稿をInstagramで見る 橋本 マナミ(@manami84808)がシェアした投稿 「今はいい状態でのキープが前よりもやりやすく、理由は運動、食事制限、睡眠、、とても基本なことなのですが一番大事なこと!今は産前よりも体重が減っています」とボディケアについて秘訣を明かすマナミさん。キャミソールのような薄着スタイルで寝ころびこちらを向く色気満載なショットにフォロワーからは「色っぽい♡」「お母さんになっても美しさ変化無し」と今もなお色気たっぷりなマナミさんに視線が集まっており、「産前より減ってるの、羨ましいですしすごいです」とママフォロワーから羨望のまなざしが向けられておりました。ママになってもなお美と色気が増しているマナミさん。その秘訣を探るべく今後も注目していきたいと思います!
2022年03月01日4月より「彩の国さいたま芸術劇場」の芸術監督に就任するダンサー、振付師でダンスカンパニー「コンドルズ」主宰の近藤良平が2月14日に行われた記者会見に出席。「クロッシング!」をテーマにジャンルを超えた交流を目指していく方針を掲げた。同劇場の芸術監督は作曲家・音楽評論家の故・諸井誠、演出家の故・蜷川幸雄に続く同劇場3代目となる。2016年の蜷川氏の逝去後は空席となっていたが昨年、近藤良平が時期芸術監督に就任することが発表されていた。近藤は、諸井氏、蜷川氏の名をあげつつ「遺してきたものが大きく、素敵な作品、記憶を与えてくださったので、そこはぜひ心に受け止めて、この劇場から発信していきたい」と語る。世界的な巨匠の後を引き継ぐということでの重圧について問われると「“プレッシャー”と言われても意味が分からないし、そういうことで悩みたくはないんですが、蜷川さんがやってきたこと、考えたことをつなげていこうという思いはあります」と意気込みを口にした。特に「僕はダンスが専門で、ダンスには社会を変えていく力があると真剣に向き合っています。ダンスの力で楽しい芸術文化を届けたい」と語る一方、就任にあたっては「クロッシング!」とテーマに掲げ、枠組みにとらわれずにジャンルや人々を交差させたいとも。「まずひとつには、アーティストが行き交い、考えを交流させて、そこから創作物を作っていくということ。もうひとつは、この場所。人々が出会う場所として劇場の存在を知ってほしい。それから、地域のつながり。埼玉から日本全国、さまざまな劇場や場所とつながってクロスしていきたい」と語った。彩の国さいたま芸術劇場 芸術監督就任会見の様子撮影:宮川舞子具体的なラインナップに関しては、<ジャンルクロスI>として4月の終わりから5月にかけて近藤良平with長塚圭史による『新世界』が上演される。詳細は不明ながら近藤によると「キャストはサーカスの人やダンスの人、ミュージシャンもいて、音楽の生演奏もあります。シェイクスピアの『テンペスト』も下敷きに使用している」とのこと。また7月には<ジャンルクロスII>として、松井周の脚本、近藤の演出による『導かれるように間違う』が上演される。演劇に関しては、蜷川氏の後を引き継いで、吉田鋼太郎が芸術監督を務める「彩の国シェイクスピア・シリーズ」の継続を明言。2020年に公演が途中で中止となった『ヘンリー八世』が再演されるほか「吉田鋼太郎さんともいろいろ相談しています」と新たな展開についても模索中であることを明かした。10月からは、大規模な改修に伴い、約1年半の休館を挟むことになる(2022年10月3日~2024年2月29日予定)。休館中の期間を利用し、キャラバン企画「埼玉回遊」を行なうことになっており、近藤自身をはじめ、県内各地をアーティストが訪れてワークショップを行うなど、地域文化の掘り起こしやその土地の人々と一緒に作品を発表する企画などを考えているという。コロナ禍にあって、特に劇場、演劇公演が厳しい状況に置かれているが、近藤は改めて劇場という場所の重要性について強調。「人が行き交わないと劇場は存在しない。用がなくとも人々が行き交う――それくらい劇場というのは人々にとっての財産であり、日常の中で当たり前のように劇場という存在を知ってもらい、子どもたちにとっても『そんなに遠いところじゃない』という思いが生まれる場所であってほしい」と語り「みなさんの人生にアートがあるということを共有したい」と熱い思いを口にしていた。取材・文:黒豆直樹彩の国さいたま芸術劇場 ・埼玉会館2022年度ラインナップ◎ジャンル・クロスI近藤良平with長塚圭史『新世界』2022年4月29日(金・祝)~5月1日(日)◎【共催】加藤訓子『META-XENAKIS~クセナキス生誕100年を祝う』2022年5月12日(木)・13日(金)◎イレブン・クラシックスVol.5 大萩康司(ギター)&江戸聖一郎(フルート)2022年5月18日(水)◎コンドルズ埼玉公演2022新作『Starting Over』2022年6月4日(土)・5日(日)◎ディミトリス・パパイオアヌー『TRANSVERSE ORIENTATION』2022年6月30日(木)~7月3日(日)◎大塚直哉レクチャー・コンサートバッハ“平均律”前夜~月明かりのもと書き写した楽譜たち~2022年7月3日(日)◎Noism×鼓童『鬼』2022年7月8日(金)~10日(日)◎ジャンル・クロスII近藤良平×松井周『導かれるように間違う』2022年7月8日(金)~18日(月・祝)◎ピアノ・エトワール・シリーズVol.44 三浦謙司ピアノ・リサイタル2022年7月18日(月・祝)◎さいたまダンス・ラボラトリ企画Vol.62022年7月26日(火)~8月7日(日)※ワークショップ・公開リハーサルあり◎ユナイテッド・ユーロ ブラス・クインテット2022年7月30日(土)◎【共催】ピアノデュオ ドゥオール デュオ・セミナー2022年8月3日(水)~6日(土)◎オープンシアター『ダンスのある星に生まれて2022』2022年8月20日(土)・21日(日)◎さいたまダンス・ラボラトリ企画岡田利規×湯浅永麻『わたしは幾つものナラティヴのバトルフィールド』2022年9月◎【共催】マームとジプシー『cocoon』2022年9月◎彩の国シェイクスピア・シリーズ『ヘンリー八世』2022年9月16日(金)~25日(日)◎ピアノ・エトワール・シリーズVol.45松田華音ピアノ・リサイタル2022年9月17日(土)◎クロノス・クァルテット『ブラック・エンジェルズ』2022年9月30日(金)◎NHK交響楽団(埼玉会館)2022年10月2日(日)◎マギー・マラン『MayB』(埼玉会館)2022年11月19日(土)・20日(日)◎バッハ・コレギウム・ジャパン ベートーヴェン『第九』(埼玉会館)2022年12月3日(土)◎日本昔ばなしのダンス(埼玉会館)2023年3月25日(土)・26日(日)◎彩の国さいたま寄席 四季彩亭2022年4月16日(土)/8月6日(土)2022年12月4日(日)(埼玉会館)2023年2月4日(土)(埼玉会館)◎光の庭プロムナード・コンサート2022年4月23日(土) 第130回2022年5月21日(土) 第131回『ばらまつりスペシャル』2022年6月25日(土) 第132回ほか、夏休みスペシャルを予定◎埼玉会館ランチタイム・コンサート2022年6月24日(金) 第53回NHK交響楽団メンバーによるヴィオラ十重奏2022年10月26日(水)第54回佐藤采香(ユーフォニアム)2023年2月3日(金)第55回坂本彩&坂本リサ(ピアノデュオ)2023年3月30日(木)第56回春休みスペシャル 東京交響楽団メンバーによるアンサンブル※各公演の最新情報は、劇場公式サイト にてご確認ください。
2022年02月15日埼玉・彩の国さいたま芸術劇場(以下:さいたま)の次期芸術監督に就任した近藤良平が構成・映像・振付を手がける、コンドルズの新作『Free as a Bird』。2006年以降、新型コロナウイルスの影響で上演中止となった昨年を除き、毎年同劇場で創作・発表してきた彼らにとって待望のさいたま公演となる。ビートルズへのオマージュとして、ジョン・レノンの未発表曲「Free as a Bird」をタイトルに冠した本作では、“鳥のように自由に、空飛ぶ夢の続き”を届けるという。作品の構想と芸術監督就任に向き合った思いを、近藤とコンドルズプロデューサー・出演者の勝山康晴に語ってもらった。芸術監督就任で「舞台芸術の世界に明るい未来を」――彩の国さいたま芸術劇場(以下:さいたま)におけるコンドルズの新作発表は毎年恒例ながら、今回が例年と異なるのは何といっても近藤さんの次期芸術監督就任です。このトピックから話を聞かせていただきたいのですが、コンドルズとさいたまのご縁は2006年に遡るんですね。近藤2006年に蜷川(幸雄)さんがさいたまの芸術監督に就任されたのと同じタイミングでいらしたのが、プロデューサーの佐藤まいみさん。彼女がコンドルズを呼んでくれた2006年から、毎年新作をさいたまで上演しています。さいたまってピナ・バウシュやローザスといった海外のダンスカンパニーを、まいみさん経由でよく招聘していて。彼らと同じような文脈で、コンドルズも主催で上演してくださったんですよ。そんな劇場、他にありません。勝山現在もそのつもりですけど、2006年当時も、僕ら何気に「日本代表」でしたよね?近藤そうそう!当時のチラシを見直したら「日本代表」って書いてあるの。超おもしろい!勝山ドイツで開催されるサッカーW杯(FIFAワールドカップ)をイメージしたアイデアを入れましたね。近藤懐かしいね!そんな感じで、さいたまとは順調にご縁を重ねていて。去年は一度目の緊急事態宣言下でリアルな公演はできなかったんだけど、オンライン配信をやりました。全国各地の方にご覧いただいてね。「コンドルズ観るの10年ぶりで嬉しい」って方もいらっしゃって嬉しかったです。――今回の『Free as a Bird』も近藤さんの次期芸術監督就任を機に「また観に行ってみよう」って方もいらっしゃるんじゃないかなって。就任にあたってどんな役割を期待されていると感じていらっしゃいますか?近藤4月から頭に「次期」をつけて活動を始めました。来年からその冠が取れるわけですが、就任にあたってありがたいことに、ものすごい数の取材を受けたんですね。周りの皆さんがよく反応してくださって。で、いちばんおもしろいと思ったのが……僕が「新しい劇場の在り方」みたいな話をするより、周りの人がいっぱい喋ってくれるんですよ!要は「私だったらこんな劇場にしたい」みたいな期待を寄せてくださる。もしくは「こんなことしてみたら?」って提案をいただいたりして。――近藤さんご自身は、動画で3つの方針を打ち出していらっしゃいましたよね。近藤「次期」になる前に関係各所と話し合いがあったので、その場で発言した内容をまとめてみたんですよね。アートジャンルの垣根を取り払って、国内外を問わず発信して、老若男女が足を運びやすい“No Border”の考え方を「新しい劇場の在り方」として。――勝山さんをはじめ、コンドルズのメンバーは近藤さんの芸術監督就任をどのように受け止めていらっしゃいますか?勝山もうね、大応援状態ですよ!(メンバーの)スズキ拓朗なんて号泣していましたから。泣き崩れてたから!アイツはほら、蜷川さんのところ(蜷川幸雄が学長を務めていた桐朋学園大学短期大学出身、さいたまネクスト・シアターにも所属)にいたから「僕が信じてついていった蜷川さんに次いで、良平さんまで芸術監督に!」って1時間くらい嬉し泣きで。「僕はあなたについて行ってよかった〜!」って(笑)――「この人」と決めて師事したお二人が芸術監督になることは本当に喜ばしいですよね。近藤さんの芸術監督就任は、今後どんな影響を与えると感じていらっしゃいますか?勝山演劇やダンスの世界全体への余波を期待したいですね。コンテンポラリーダンス業界でも、Noismの金森くん(りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館の舞踊部門芸術監督・金森穣)や勅使河原さん(愛知県芸術劇場の芸術監督・勅使川原三郎)はいるけど、インディペンデントを貫いて、ハチャメチャな感じでやってきた、叩き上げのパンクバンドみたいなチームがこういうところに辿り着くことって今までなかったんじゃないかと。だから良平さんの事例があれば、これからダンスの世界でがんばっていこうという若手に「続けていればこういう道もあるんだ」って可能性を示すことができる。この世界をよく知らない人にとっても「コンテンポラリーダンスって芸術監督になるくらい、社会的に価値のある芸術なんだ」って思ってもらえたら嬉しいです。近藤僕もその意見とほぼ同じです。やっぱりダンス出身だから、この世界に明るい未来を見ていたいんですよ。でも舞台芸術ってやけに細分化されていて「一緒にやっていこう」って機運はあまりないですよね。――そんな舞台芸術の世界に風穴を、と近藤さんが打ち出したのが、3方針のひとつである「アートジャンルの垣根を取り払う」に繋がるんでしょうか?近藤そうですね。言葉でいうのは簡単だけど、発想をどんどん変えていかないといけないから大変だと思いますよ。でもさ、ダンス好きがダンスだけ追っている、演劇好きが演劇だけ観ている状態にこれ以上の広がりはないし、豊かじゃないよね?――そう思います。近藤さんのご采配で、どんなアートジャンルの融合が生まれるか楽しみです!さいたま新作は「独自ネタだぞ!」と思いながら創作してる――さいたまでの創作について、劇場が持つ空間の魅力や独自性をお二人はどんな点に感じていらっしゃいますか?近藤稽古場が広くて、実際のステージである大ホールと同じ舞台面を取れるんですよ。体育館の2/3くらいあって、すごく大きいの。東京ではそんな練習まずもってできないからね。その贅沢なスペースに集まって、大きいサイズのまま稽古するから……自然とダイナミックな空間や機構を積極的に利用した、大掛かりな美術セットになるんですよね。――2017年の『17’s MAP』では、舞台中央奥から下手手前まで斜めに走っている高い壁に驚きました。勝山さんは、さいたまの創作環境をどのように受け止めていらっしゃいますか?勝山都内からの距離が絶妙ですよね。東京公演の練習ってだいたい高田馬場でやるんですけど、メンバーが都の西北に集まってくる。でもさいたまって全員が同じ動線で与野本町に辿り着くでしょう?僕ね、それがみんなの気持ちをひとつにしてる気がするんですよ!(笑)――誰もが埼京線で赤羽を経由するからこそ生まれる団結力ですね。近藤わかる!いい意味で諦めがつく(笑)。移動することで「さ、やるぞ!」って吹っ切れるんだよ!勝山鉄路だったら赤羽あたりで踏ん切りつきそうですよね(笑)あと良平さんが挙げた稽古場の特徴を補足すると……いい稽古場って人を変えますよね。飲み屋でも、安いチェーンと格式高い店を比べたら会話の内容が変わる。もちろんそれぞれにいいところはあるけど、公民館とさいたまでは練習の質が変わるんです!勝山康晴(c)HARUコンドルズは公民館寄りの人間が集まったチームですが、年に一度さいたまの公演が近づくと……あの移動を通じて心が浄化されていくんです(笑)。参加するメンバーの集中力も、さいたまの方が高い気がする。都内だとノイズが多くて。近藤そうかもしれないね!――個人的に、コンドルズの東京公演は“ザ・王道”で、さいたまで創作する新作はもっとコンセプチュアルで“尖っている”イメージを抱いています。近藤まさに。東京公演は多くの人に観てもらえるから、自然と万人に刺さるネタを選ぶんですよ。それを地方ツアーにも持って行っていますし。でも、さいたまではもっと冒険してる。「さいたま独自ネタだぞ!」って思いながらつくっています(笑)勝山さいたまの新作は、より舞台芸術鑑賞に貪欲な皆さんに観てもらうイメージですよね(笑)――日ごろ感じていらっしゃるさいたまの強みを、今回の『Free as a Bird』にどう活用していかれるのでしょうか?近藤夏にやる東京公演が「王道ラインなのでは」というあなたの読みは確実で、たしかに「どういう風に見せると多くのお客さんが喜んでくださるか」ってフォーマットがあるんですね。ロックの率とか、コントのぐだぐだ率(笑)とか、僕たちが広く知られるようになったサラリーマン体操っぽい雰囲気とか。一方、さいたま公演にこうしたフォーマットは存在せず、毎回コンセプトを変えて創作しています。「じゃあ今年のさいたまはどうする?」って話し合いは僕たちにとっても重要で、毎年必ず考えることです。――「今年はどんなコンセプトの公演になりそうか」は、次にしようと思っていた質問です。近藤だよね。でも教えない!(笑)――え、そんな!今の時代に欲しい言葉をタイトルに据える――タイトルに着目すると、去年のオンライン配信もビートルズの楽曲(『I Want To Hold Your Hand』)でしたし、今年の『Free as a Bird』はジョン・レノンが1980年に亡くなったあと25年ぶりに発表された彼らの新曲ですよね。コンドルズにとって、ビートルズが今の“気分”なんでしょうか?勝山ビートルズにこだわってはいません。僕らはオリジナルの公演タイトルをあえてつけないようにしてるんです。お客さんの間口を広げて、敷居を下げて、気軽に見に来てもらいたいので。もちろん、発想元として彼らの楽曲タイトルには普遍的なパンチ力があるのを感じてますけど。たとえば密や接触を避けるコロナ禍に突入したタイミングで『I Want To Hold Your Hand』(あなたの手を握りたい)って……ジャストフィットじゃないですか?時代が欲しい言葉をつかんでるんですよ。近藤うん、今回は「Free」も「Bird」も素敵なワードだから。“鳥のように自由に”って、やっぱり移動が制限されている今このタイミングで欲しくなる言葉でしょ?どこかへ飛んでいってしまいたい。近藤良平(c)HARUこれまで僕たちは映画や音楽から、いろんなイメージを受け取って公演タイトルに反映させてきました。「Time」しかり「Open」しかり。候補としていろんなキーワードが並ぶ中で「Free」も「Bird」も生半可な気持ちじゃ付き合えないというか。大切に取っておきたい、いつ向き合おうかっていう言葉でした。公演を通じてコロナ禍の“向こう側”を見せたい――歌詞に着目すると、ビートルズは『Free as a Bird』とタイトルに掲げながらも「鳥のように自由でいられるのは、人生において“二番目”によいこと」と歌っています。彼らがこのナンバーの中で訴える人生の“ベスト”とはいったい何だとお二人は考えますか?近藤今いる居場所がいちばん素晴らしい、ってことを言いたいんだと思う。その上で二番目が「鳥のように自由であること」って僕は捉えた。勝山それ以外の回答があったら聞きたい!って感じ。歌詞もですね、今のコロナ禍にぴったりだと感じたんですよ。パフォーマンスに影響するといけないから歌詞も精査するんですが、ばっちりだと思いました。――じゃあ『Free as a Bird』の歌詞になぞらえるなら、お二人にとってこの公演の“ベスト”な着地点は何で、“二番目によいこと”って何になりますか?近藤このご時世の中で、お客さんが劇場に足を運んでくださること、リアルに上演できることがもはや“ベスト”ですよね。お客さんと時空間を共有できることが何よりも喜ばしい。勝山本当にそうですね。僕がコンドルズのプロデューサーとして今回成し遂げたいのは、とてもあたりまえですが、お客さんに「舞台芸術を観に来てよかった」と感じてもらうこと。そのあたりまえをちゃんと届けること。コロナ禍ではチケットを取ったとしても上演日に劇場へ行けるかどうか誰もわからない。埼玉県だって、いつ(まん延防止等重点措置から)緊急事態宣言に切り替わるかわかりません。もしギリギリ行けたとしても、皆さん相当な葛藤があってさいたままでいらしてくださるわけで。だからこそ「そこまでして観に行ってよかった」「自分にとって舞台芸術って、やっぱり必要なものだったんだ」って感じてもらいたいですね!どんな卑怯な手を使っても!近藤卑怯な手(笑)勝山お客さんと時間と空間を共有して「生だからこそグッときたでしょ?」って公演にしたい。だって今回やれたとしても、次にいつリアルにできるかわからないから。その一点突破ですよ。しっかり号泣させて気持ちよく帰ってもらいたい。100%、泣かす!いや、泣いてお帰りいただく!――あれ?コンドルズっていつも笑って劇場をあとにするイメージが。勝山喜びの泣きですよ。笑い泣きでもいいです。「ホント舞台芸術っていいなぁ」って泣きながら与野本町駅まで向かったお客さんたちが、ホームで「あんたも泣いてるね、わたしもよ」って無言で視線を交わし合う感じの作品にしたい。それが僕たちの使命だと思っていますから。――勝山さんに熱意をお見せいただいたところで、近藤さんが『Free as a Bird』で二番目に大切にしたいことは?近藤今って「マスク取りたい」とか「向き合って語りながらお酒を飲みたい」とか、いろんな欲求がありますよね。取材を受けていても「去年と比べて何がどう変わりましたか?」と聞かれて真面目に答えているけど、本当はもうそんな次元を超えたくて。その向こう側へ行きたい。だから僕はこの公演を境にして、“向こう側”の居心地のよさを伝えたいんですよ。またいつかマスクなしで人と向き合える日々が来ると思いますけど「今は無理だよね」って諦めて耐える精神状態から、向こう側へ飛び出せたら絶対に楽しいことが待っているってキラキラした方向へシフトしていきたい。――ご覧になったお客さんが、明るい“向こう側”を想像できるような作品に?近藤「そうなれたら」と常に考えながら創作しています。間違ってもツラい現実を投射するような作品ではない。明るいイメージを持たせることって、ダンスは比較的得意だと思うから。――たとえばその姿勢は、どんな風に今回のステージに現れるんでしょうか?近藤やっぱり僕らが必死に踊ることじゃない?勝山そう、僕らが汗をかくだけです!(笑)「自由」の意味を履き違えずに――コンドルズのトレードマークである学ランは、本作のテーマである“自由”からかけ離れたイメージがあります。近藤いや、僕たちはそう捉えていなくて。シーンごとに衣裳を考える手間から解き放たれているんです(笑)勝山僕、中学で生徒会長をやっていて、新しい校則を考える時に「制服をなくす」と打ち出したら女子から猛反発されたんですよ。「私服だと毎朝服を選ぶのに気を遣わなきゃいけないからイヤだ」って。逆に「不自由になるからやめて」って話だったんですよね。速攻で「撤回しま〜す」って(笑)近藤個性を縛られる制服によって、時間的な自由が生まれていることに気づいたわけね。勝山おもしろいですよね。あと、さっきのみんな同じ動線でさいたまに行くと心が浄化してよい意味で諦めがつく……の話じゃないけど、学ランに袖を通すことで気持ちがフッと切り替わるところはありますね。近藤たしかに。無意識のうちにシフトチェンジする。勝山アスリートもさ、試合ごとにユニフォーム変えていたら気合い入らない気がするんですよ。同じものを身につけるって大切な儀式なんじゃないかと。――制約の中に生まれる自由ならば謳歌せよ、ということでしょうか?勝山僕自身は正直、“自由”って言葉にポジティブな印象を持てないんですよ、21世紀が始まったくらいから。人類が自由にやりすぎた弊害が出ているじゃないですか、世の中に新自由主義が浸透して。格差社会も自然破壊も。だから「もうここらへんでいい加減にした方がよくない?」って思いが腹の底にはあります。『Free as a Bird』ってタイトルが絶妙だと感じるのは、僕としては「鳥ぐらいの自由でいいんじゃないの?」って想いが込められるとこですね。何の制約もない無限の自由じゃなくて。近藤歌詞の「二番目によいこと」ってそういう意味かもしれないね。制約ある中での自由。勝山そういう解釈もできますね。鳥は自由気ままに生きたって、彼らは自然環境を大きくは壊しませんよね?そういう何らかの節度がある自由に、もう一度目を向けてみたいなって思います。制約っていうより、節度かな。近藤いいね!闇雲で勝手な自由じゃないんだね。メンバーの山本光二郎が「鳥は飛んでる時が一番運動してて、大変な時間なんじゃないの」って言ってて。確かに人は鳥が飛んでると「自由」って思うけど、鳥にとっては「不自由」なのかもしれない。今回の作品でも「不自由」からシーンを着想しています。勝山そうですね、でも自然の摂理にのっとった自由って、本能が壊れている人間という生き物には無理なんですよね。それで自由を謳歌しすぎたから弊害が出て、正直ちょっと怖いんですよ。そのせいで子どもの世代が不自由を強いられる危険性が大きくて。それは未来に対して非常に失礼な話じゃないですか。だからコロナもあるし、このタイミングで「大人の皆さん、自分から率先してちょっと立ち止まってみようぜ」って。その思いは今回の公演で、僕は伝えていきたいですね。着陸を知らないコンドルズ――そういえば、グループ名は「コンドル」って鳥の名前から来てるんですか?近藤そう、コンドルは南米の鳥で、ハゲワシみたいなもんですね。2m以上羽根が広がって、ものすごく大きくて重たいの。そのぶん不器用な鳥で、地面に降り立ってしまったら二度と飛ぶことはできない。木から木に移動することしかできないんだって。勝山離陸が難しいんだ。落ちていくような飛び方はできるけど。近藤そうそう。だからカッコよく言うと、コンドルは「着陸を知らない鳥」なんだよね。――その鳥に、今も昔もこれからもご自身たちをなぞらえるんでしょうか?近藤そう、勝手にね(笑)。僕たちはそうやすやすとは着陸しませんよ!取材・文:岡山朋代コンドルズ埼玉公演2021新作『Free as a Bird』■日時:2021年6月5日(土) 14:00 / 19:00開演2021年6月6日(日) 15:00開演※開場は開演の60分前です。※本公演は出演者との距離を確保した上で通常通りの配席にて販売します。ただし、今後の新型コロナウイルス感染症の状況によっては変更となる可能性がございます。※演出の都合により、開演時間に遅れますと入場をお待ちいただく場合がございます。予めご了承ください。■会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール■チケット(全席指定・税込):S席5,000円A席3,500円U-25 S席3,000円A席2,000円※公演時25歳以下対象。入場時要身分証。■構成・映像・振付:近藤良平■出演:石渕聡オクダサトシ勝山康晴香取直登鎌倉道彦黒須育海古賀剛小林顕作(声の出演)ジントクスズキ拓朗田中たつろう橋爪利博藤田善宏安田有吾山本光二郎近藤良平■主催:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団■企画制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団/ROCKSTAR有限会社■詳細: <コンドルズ東京公演予定!>■日程:2021年9月4日(土)13:00 / 17:00■会場:LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)7月上旬チケット発売予定!
2021年05月28日橋本環奈が、広瀬すずと櫻井翔が演じる凸凹バディが超難解事件を次々解決していく新ドラマ「ネメシス」に出演することが分かった。橋本さんが演じるのは、自身と同世代の大学生の四葉朋美。ネメシスが直面する難事件に冷静沈着に、天才的頭脳で向き合い、アンナ(広瀬さん)や風真(櫻井さん)をサポートする頼もしい存在。登場するのは第3話。海の近くにある人気の遊園地にあるものが仕掛けられ、犯人から「2億円を用意しろ」と脅迫された遊園地の社長は「探偵事務所ネメシス」に助けを求める――というストーリー。そこでアンナに運命的な出会いが訪れる。それが、橋本さん演じる理系大学生の朋美。数学的アプローチを得意とする天才で、アンナとコンビを組み、事件解決のため、遊園地を駆け回る。人間離れした直観と洞察力で推理をするアンナと、高度な数式を駆使して推理する朋美という、最強コンビの誕生だ。橋本さんは「探偵事務所ネメシスのメンバーのお三方のテンポ感のあるお芝居に自分も混ぜていただいて、めちゃくちゃ楽しいです。アットホーム感もあるし、皆さんのアドリブも純粋に楽しくて、笑っているのが四葉朋美役の立ち位置としてちょうどいい感じがしています。広瀬さんとの親友役の共演も、すごく楽しいです、同世代の方でこれだけご活躍されている方とご一緒できることは嬉しい限りです」と撮影に参加した感想を明かす。また「個人的には、数学が得意な天才大学生の役なので、数字を言うことが多く、難しい台詞を覚えるのが大変です。朋美は、ヘルムホルツ方程式を使っているんですが、他のドラマではないような専門用語も難しいなと思っています」と話し、「私は探偵事務所ネメシスのお三方と今後かかわりが深くなっていくと思うのですが、四葉朋美が今作の中でどの様なキーマンとして物語が進んでゆくのかご注目頂けると幸いです」とメッセージを寄せている。「ネメシス」は4月、毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年04月03日舞踊家の近藤良平が彩の国さいたま芸術劇場の次期芸術監督に決定したことが発表された。彩の国さいたま芸術劇場は、優れた舞台芸術等の芸術文化に身近に接する機会を提供し、及び埼玉県民の芸術文化活動を支援すること等により、芸術及び文化の一層の振興を図り、真に豊かさとゆとりを実感できる県民生活の実現に寄与することを目的とした劇場。2006年からは蜷川幸雄芸術監督の下で、演劇、ダンス、音楽を中心に芸術性の高い作品を創造・上演してきたほか、「さいたまゴールド・シアター」や「さいたまネクスト・シアター」など公共劇場ならではの取り組みを実施するなど、「創造する劇場」として埼玉から日本全国、世界に向け芸術文化の発信を行ってきた。この度、蜷川幸雄前芸術監督の後を引き継ぐ新しい劇場のリーダーとして選任された近藤は、1996年に自身のダンスカンパニー「コンドルズ」を旗揚げ。以降、振付家・ダンサーとして舞台や映像の分野で幅広い支持を集めている近藤はこれまで、コンドルズ埼玉新作公演や障がい者ダンスチーム「ハンドルズ」公演などを通じて、埼玉県の芸術文化に貢献したことを評価され、次期芸術監督の決定に至った。今後は近藤次期芸術監督の下、彩の国さいたま芸術劇場が次代の芸術表現を果敢に切り拓く創造拠点として、また社会や地域に開かれた広場として、あらゆる人々が自由闊達に交わりアートを創造・発見する劇場を目指していく。 また、近藤は2022年4月の芸術監督就任に先立ち、2021年4月1日から次期芸術監督として、2022 年度以降の劇場の新たな創造発信の方向性やプログラムの策定にあたる。なお、彩の国シェイクスピア・シリーズは吉田鋼太郎が「シリーズ芸術監督」として続投するとのことだ。近藤良平コメント令和3年となり、未だ続く安心できない時代の中、彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督就任のお話をいただきました。その驚くべき任命と決定に心から謝意を申し上げます。大学で「ダンス」に出会い「舞台」という場所を知り「コンドルズ」をはじめました。たくさんのダンサー、役者、舞台関係者に出会い、そして蜷川幸雄さんにここ彩の国さいたま芸術劇場で出会い、転がるように時間が過ぎ今この場所にいます。思いかえすと劇場には、人が人を呼びさらに人へと繋いでいくそんな景色が見えます。僕も決して一人でかけあがってきたわけではありません。みんなと共にやってきました。劇場の扉をあけるとそこは楽しいところです。間違いありません。様々な人が行き交う場所、風が気持ちよくぬける劇場に、僕はしてゆきたいと思います。まずは次期芸術監督として、この彩の国さいたま芸術劇場と一緒に動き出したいと思います。なにとぞよろしくお願いいたします。 近藤良平※財団HPでは近藤の動画コメントも公開中www.saf.or.jp<次期芸術監督に関連する事業予定(2021年度)>●「コンドルズ埼玉公演 2021新作」公演日:6月5日(土)・6日(日)
2021年02月16日