Googleは現地時間18日、同社のオフィシャルブログ「Google Cloud Platform Blog」において機械学習で画像認識能力を向上させていくGoogle Cloud Vision APIがベータ版になったことを告知した。スポーツカーや寿司、鷲といった探知が可能で、顔認識から表情の感情を読み取ったり、画像上に写る文字からテキストを読み取るOCR機能なども持つ。昨年12月より限定版として数千の企業の利用を通して、数百万の画像でこの機能を試してきたが、今回ベータ版としてリリースされるにいたったことが掲載されている。料金は機能毎1000ユニット/月ごとの従量課金が予定されており、1,000イメージで2ドル(Label Detection)、同様に0.6ドル(OCR)といった価格が3月1日から予定されていることが掲載されている。β期間中は、月あたり2千万イメージの上限があり、またCloud Vision APIはリアルタイムでのレスポンスが求められるようなアプリケーションには、向いていないことにも言及している。ほか、ドキュメンテーションへのリンクと、PythonとJavaを用いたAndroid/iOSのモバイルアプリのサンプルへのリンクも用意されている。
2016年02月22日Googleは2月16日(現地時間)、機械学習モデルをアプリケーションへ実装するAPI「TensorFlow Serving」をリリースした。11月9日にオープンソース化した機械学習ライブラリ「TensorFlow」で訓練したモデルを、TensorFlow ServingのAPIを使ってクライアントとの入出力に用いることができる。TensorFlow ServingはGPUリソースの使った処理の高速化する。クライアントとの入出力はgRPC(Googleが開発したリモートプロシージャコール)を使用し、同社が16コアのIntel Xeon E5(2.6GHz)マシンを使ってベンチマークを行ったところ、10万クエリ以上/秒の処理が可能だったという。また同社はTensorFlow Servingを利用することで、データ更新に共なる機械学習モデルのアップデートが発生した場合のライフサイクル管理や、多岐にわたるアルゴリズムの実験が可能になるとアピールしている。C++で書かれたコードおよびチュートリアルは、Apache 2.0ライセンスでGitHubからダウンロード可能。対応OSはLinux。阿久津良和(Cactus)
2016年02月17日キーエンスはこのほど、包装機械や容器・ラベルについての基礎知識が学べるWebサイト「包装技術入門」を公開した。「包装」にかかわる技術は、製造ラインにおける生産性や、製品自体の品質を高めるために欠かせないものとなっている。その一方で、包装にはさまざまな種類があるため、製品特性にマッチした最適な包装形態を選ぶためには、それぞれの違いや特長を把握する必要がある。「包装技術入門」ではこうしたニーズに応えるため、包装機の種類ごとの解説をはじめ、容器・ラベルなどの各種包装形態の概要・特長が掲載されている。具体的には、製袋充てん機/容器成型充てん機などの「包装機械」、缶/ビン/軟包装などの「容器の種類」、シュリンクラベル/グルーラベルなどの「ラベルの種類」の3カテゴリに関するトピックのほか、賞味期限印字など、印字工程に関する改善事例集も用意されている。
2016年02月16日Hameeは2月4日、ECマーケットでの未来の働き方を実現する次世代ソリューションの開発を目的として、人工知能・機械学習を研究する「ネクストエンジンAIラボ」を設立したと発表した。同社がこれまで提供してきた「ネクストエンジン」は、大手ショッピングモールや自社で運営するECサイトの出品・注文・在庫をまとめて管理することができるクラウドサービス。今後も商取引の電子化が進展すると予想されるなか、EC運営業務は、マーケティング、広告効果検証、マーチャンダイジング、商品開発、カスタマーサービス、デザイン、写真撮影、商品登録、受注、発注、在庫管理、物流、経理、モール出品、カート構築など多岐にわたり、さらにオンラインモールなどの販売プラットフォーム、商品カテゴリ、ECを支えるソリューションごとにフォーマットの統一がされておらず、アナログで行う作業が多いことから、生産性が高くないといった課題があるという。同社は、このような現状をふまえ、EC運営者が本来やるべき"ビジネスの成長"だけに専念できる世界を実現すべく、新たな領域の研究を行う専門組織を設立するに至ったとしている。また、「ネクストエンジンAIラボ」設立に先立ち、AIや機械学習、ビッグデータ、オフィス自動化関連の研究者、エンジニア、Eコマースの専門家、協力事業者、大学などの研究機関の募集を開始するという。
2016年02月04日長野県・諏訪地方(岡谷市)発の国産時計ブランド「SPQR」(スポール)から、木曽漆と国産機械式ムーブメントを融合した限定モデル「SPQR urushi-kiso 機械式」が登場した。1月26日の発売で、税込価格は324,000円、限定100本だ。SPQRの主要なコンセプトは、「日本が世界に誇る伝統工芸や職人技とのコラボレーション」。今回の限定モデルは、信州・木曽漆の伝統工芸士で長野五輪のメダル制作に携わった荻上文峰氏が参画。卓越した匠の技法と2カ月という時間によって、漆塗りを採り入れた文字板と竜頭(りゅうず)を仕上げる。深い藍色の文字板とピンクゴールドのケース、この色使いが大きな見どころ。文字板の9時位置に設けられた小窓からは、1秒間に6回の鼓動を刻むムーブメントがのぞく。また、北海道の馬具メーカー「SOMES」と共同開発したバンドは、バッファロー・バーガンディとクロコダイル・ネイビーを用意。そのほか、ケース素材はステンレススチール、ケースサイズは外形38mm×厚さ12.4mm、風防は内面無反射コーティングのドーム型サファイアガラス、防水性能は5気圧となっている。
2016年01月26日ITホールディングスグループのTISは1月25日、産業機械から取得した稼働データを分析することで故障要因などを導き出し、生産性向上といった業務改善につなげるIoT(Internet of Things)ソリューション「メンテりてぃくす」の提供を開始した。新ソリューションは、同社グループのクオリカの遠隔監視・予防保全システム「CareQube(ケア・キューブ) 」などにより産業機械から収集・蓄積した稼働データを、SAPのBIツール「SAP BusinessObjects BIソリューション」とデータマイニングツール「SAP Predictive Analytics」で分析・解析を行うもの。これにより、低コストかつ短期間で、産業機械から取得した稼働データを基にした、業務改善が可能になる。新ソリューションを利用して産業機械の稼働データを解析することで、蓄積データから業務に影響を与える要因を特定する故障発生パターン導出や、生産品の不良原因分析などの稼働データの予測分析ができる。これにより、産業機械などの故障要因や製造ラインで生産される製品の不良原因などの予測や特定が可能となり、生産設備の歩留率の向上やメンテナンス工数の削減といった業務改善が実現できる。TISは、稼働データの見える化やデータを基にした業務改善を行いたいというニーズを持つ組立製造業や生産設備メーカー、化学製造業、特殊車両メーカーなどを中心に新ソリューションを展開していき、2020年までに約20億円のビジネス規模とすることを目指す。また、今後は製造実行システム(MES:Manufacturing Execution System)やERPなどの既存の基幹系システムのデータと稼働データを新ソリューションで組み合わせて分析することで、産業機械の稼働時間の最適化や人員配置の最適化、部品発注の自動化なども提案していく。提供メニューは導入効果測定(PoC)サービスとデータ取込クレンジングサービス、稼動実績可視化サービス、要因分析サービス、故障予測監視サービスの5つ。提供形態はオンプレミスとSaaSの2種類があり、前者は2000万円から、後者は月額100万円で、価格は個別見積もりとなる(いずれも税別)。
2016年01月25日サイオステクノロジーは1月15日、機械学習機能を搭載するITオペレーション分析ソフトウェアである「SIOS iQ」の新しいバージョンとして、「SIOS iQ Version 3.4」を提供開始した。新バージョンでは、問題の根元原因と影響範囲を可視化する機能が追加された。新バージョンでは、検出した問題や予兆に関し、関連するオブジェクトや問題の根元原因を作り出しているオブジェクト、影響を受けているオブジェクトをグラフィカルに可視化する新機能「Topology Impact Analysis View(トポロジー インパクト アナリシス ビュー)」を追加した。この機能により、SIOS iQユーザーは、問題や予兆を検出した際に影響範囲と根元原因を視覚的に把握でき、システムの性能問題を従来以上に迅速に解決可能になるとしている。さらに、オブジェクトの振る舞いを「アノマリ(異常な振る舞い)」と判定する感度を調整する機能や、物理ホストの故障許容台数を分析する機能なども追加した。同製品の価格および提供方法の変更はなく、1物理ホストに1ライセンス(Standard Edition 24万円/12カ月)を利用するサブスクリプション形式で提供される。有償版のほか、無償版も用意しているとのこと。
2016年01月18日米Baidu ResearchのSilicon Valley AI Labは1月14日(現地時間)、機械学習ソフトウェア「Warp-CTC」をオープンソースとしてリリースした。「Warp-CTC」は、CTCアルゴリズムを用いた機械学習ソフトウェアで、NVIDIA GPUにも対応している。CTCアルゴリズムとは、スイスのIDSIAによって開発された手法。シーケンス予測による、入出力学習なしでの教師あり学習に使われている。音声認識システム「Deep Speech」を開発する過程での成果物だという。オープンソースフレームワーク「Torch」で利用可能なCライブラリをサポートしており、Nervana Systemsの「Neon」でも使うことができるオープンソースとして公開し、作成したコードの重要部分を共有することにより、機械学習コミュニティの貢献を行えるとしている。
2016年01月15日村田機械は1月14日、VPNルーターの新製品「GriDRIVE GDR-1250」を1月18日に発売すると発表した。同製品は産業機械の遠隔保守サービス事業者や社内管理部門と対象の産業機械・機器との間にアクセスが必要な時だけテンポラリーに簡易VPNを構築し、セキュアな通信を担保する基本機能に加え、制御装置(MCプロトコル対応PLC)から稼働情報を収集してメモリに保存する機能を搭載。遠隔保守サービス事業者や社内管理部門が必要に応じてこの情報を取り出すことで、機器の稼働状況を容易に監視することが可能となった。また、収集する稼働情報にしきい値を設定することで、トラブル時にはアラートメールを自動送信する機能も搭載している。さらに、セキュアな双方向通信を通じたPLCの設定変更による機器の制御が可能で、産業機械・産業機器の「監視」と「制御」の双方を含む遠隔保守システムを容易に構築することができる。機器間通信はMVMO SIMの3G通信に対応。「GriDRIVE GDR」シリーズとしては、先行発売したLTE通信モジュール(KDDI回線対応)内蔵の「GDR-1150」に、SIMフリー・3G回線利用の「GDR-1250」が加わった形となる。今後同シリーズは、 海外各国の通信規格に対する機器認証に対応したモデルの販売や、 対応PLCの拡大を計画しているとしている。「GriDRIVE GDR-1250」の価格は24万8000円(税別、取付費用別)で、同社は年間300セットの販売を計画している。
2016年01月14日三菱電機は11月25日、建設機械・農業機械や工作機械などの厳しい環境で使用する表示器に適した産業用カラーTFT液晶モジュール「DIAFINE(ダイアファイン)」タフネスシリーズの新製品「AT104SN11」の10.4型SVGAのサンプル提供を12月1日に開始すると発表した。製品のサンプル価格は、15万円(税抜)。近年、産業用カラーTFT液晶モジュールはさまざまな用途に普及が拡大しており、油圧ショベルなどの建設機械やトラクターなどの農業機械の表示器の分野では、高い耐振動性能と屋外などの厳しい温度環境に対応するための広い動作温度範囲が要求されている。今回、同社はタフネスシリーズに、産業用液晶モジュールとして、従来製品の加速度の約7倍となる加速度6.8Gという高い耐振動性能に対応し、振動の厳しい環境で使用される建設機械、農業機械や工作機械の表示器などに適応した製品を追加した。動作保証温度範囲は従来製品では-30℃~+80℃だったが、今回の製品では日本過去最低気温レベルや真夏の車内温度にも十分対応可能な-40℃~+85℃といった広い動作保証温度範囲で、厳しい温度環境に対応。さらに、1500cd/m2の高輝度と700:1の高コントラストで明るい場所での視認性を確保した。
2015年11月27日米Googleは11月9日(現地時間)、同社が開発した最新の機械学習システム「TensorFlow」のソフトウエアライブラリをオープンソースで公開した。ライセンスはApache 2.0だ。同社は2011年に「DistBelief」というディープラーニング基盤を開発して、ニューラルネットワークの成長を加速させた。その成果の1つが2012年に公開したネコの認識であり、Googleアプリのスピーチ認識が25%向上し、Google Photosのイメージ検索が誕生した。しかし、DistBeliefは対象となるニューラルネットワークに制限があり、コンフィギュアしにくく、汎用性に乏しいといった課題を抱えていた。そうした問題を解決し、より高速かつスケーラブルなディープラーニング基盤として構築されたのがTensorFlowである。いくつかのベンチマークではTensorFlowが初代DistBeliefより二倍も高速なスコアを記録し、ニューラルネットワークのトレーニングが最大5倍高速になった。TensorFlowをオープンソース化する狙いは機械学習研究の進捗である。Google CEOのSundar Pichai氏は「研究者からエンジニア、そしてホビイストまで、機械学習コミュニティに属する全ての人々が、論文ではなく、実際のコードを通じて活発なアイディアの交換を行うようになると期待している」と述べている。TensorFlowが機械学習研究の標準的なツールセットとして利用されるようになれば、検索の今後を支える機械学習において、Googleは研究者やコミュニティと密に関わっていける。TensorFlowは、DistBeliefのようにGoogleの内部基盤と密に結びついた設計ではなく、1つのAPIでモバイルデバイスからデスクトップ、サーバまで幅広く導入できる柔軟なアーキテクチャになっている。さらにシニアGoogleフェローのJeff Dean氏とテクニカルリードのRajat Monga氏は、ブログ記事において「TensorFlowは、高速、ポータブルで、そしてプロダクションサービスにも対応できるようにゼロから構築されている。TensorFlowは素晴らしいリサーチツールであり、また製品に利用される準備も整っている」と述べている。
2015年11月10日シチズン時計は11月中旬から、高級時計ブランド「カンパノラ」誕生15周年を記念した最高峰の機械式モデル、カンパノラ メカニカルコレクションを発売する。「琉雅(りゅうが)」、「紅明(べにあけ)」、「聚楽(じゅらく)」という3モデルをラインナップし、税別価格は紅明が750,000円、琉雅と聚楽が800,000円。今回の3モデルは、日本三大漆器のひとつである会津漆の伝統工芸士・儀同哲夫氏による漆文字板と、2012年にシチズンの傘下となったスイスのラ・ジュー・ペレ(La Joux-Perret SA)社の機械式ムーブメントを採用。儀同哲夫氏は、カンパノラの2002年モデルから制作に携わっている。琉雅、紅明、聚楽の文字板は、すべて手作業で制作され、同じものはひとつとしてない。1枚の文字板が完成するまでには、実に3カ月を要するという。琉雅の文字板は、下地を作るために漆の塗布と乾燥を5回以上繰り返す。1回に塗られる漆の厚さは30ミクロン(1,000分の30ミリ)という精緻さ。完成した下地には、細かく加工した貝を1枚ずつ載せ、さらに漆を重ねて研磨する。漆や貝の厚みによる濃淡が生まれ、風格をまとう。紅明は、琉雅と同様の下地に銀粉をまき、赤玉虫色の漆を薄く塗って銀粉を密着。そこから、炭や砥の粉(とのこ)で磨き、さらに赤玉虫色の漆を塗って研ぐことで、中央部が明るい紅色のコントラストを生み出す。聚楽は、5層に塗り重ねた黒漆の上に金粉(粒子の丸い純金)をまき、さらに黒漆を薄く塗る。紅明と同じように炭や砥の粉を用いて研磨しつつ、中央部に光沢を持たせることによって、艶やかで渋みのある金の輝きが独特の美しさを奏でる。そのほか主な仕様は、ケース素材はステンレス、ケースサイズは径42×厚さ14mm(設計値)、風防はデュアル球面サファイアガラス(シリコン加工物による多層コーティングで反射を抑制)、裏ぶたはスクリュー式シースルーバック(サファイアガラス)、防水性能は日常生活用防水、最大巻上時の駆動時間は約42時間。なお、聚楽は、全国12店舗のシチズンコンセプトショップのみで販売され、限定50個となる。
2015年11月01日オリエント時計は10月17日、JIS規格のスキューバ潜水用防水機能を備えた機械式ダイバーズウオッチとして、ニュルブルクリンク24時間耐久レースで優勝したWRX STIとのコラボモデル「オリエント M-FORCE × STI 24時間耐久レース 優勝記念限定モデル」を発売した。世界限定2,000本(国内では300本限定)、税別価格は65,000円。今回の限定モデルは、オリエント時計がスポンサードするレーシングチーム「STI」(スバルテクニカインターナショナル)が、2015年5月にドイツで開催された第43回ニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦し、WRX STIがクラス優勝(SP3Tクラス)したことを記念したもの。時計のケースには、回転ベゼル目盛りにSTIのコーポレートカラーであるチェリーレッドカラーを採用。裏ぶたには優勝監督とドライバー名、シリアルナンバーを刻印している。カーボン材を使用した文字板は、右下にさりげなく「STI」のロゴをあしらった。また、バンドはステンレススチールだが、交換用のウレタンバンドが付属している。そのほか主な仕様は、ムーブメントが自動巻き(手巻き付き)、防水性能が200mスキューバ潜水用(JIS1種)、ケース素材がステンレススチール、ケースサイズが縦52.0×横45.0×厚さ13.6mm、風防がサファイアガラス、耐磁性能が耐磁1種。
2015年10月19日オリエント時計は10月17日に、自動巻き(手巻き付)の機械式時計「オリエントスター アーバンスタンダード TITANIUM」を発売する。3アイテムをラインナップし、税別価格はいずれも120,000円。新モデルのコンセプトは「機械式時計の魅力に、"軽さ"という心地良さを加えた都会的なNEW STANDARD」。チタンの素材感を引き出すシャープでエッジの効いたケースによって、男性らしい存在感を演出するとともに、傷に強いハードコーティングを施した。風防にはガラスの反射を99%おさえるというSARコーティングを採用し、視認性にも配慮。金属文字板の反射目によって、高級感を持たせている。ラインナップは、文字板カラーに定番のネイビーを用いた「WZ0021AF」に加えて、ダークグレーの文字板にピンクゴールドのインデックスを合わせた「WZ0011AF」、およびホワイトの文字板に爽やかな青の秒針とパワーリザーブ針を合わせた「WZ0031AF」だ。共通の仕様として、ケースとバンドの素材がチタン(ハードコーティング)、ケースサイズが縦48.4×横40.0×厚さ12.1mm、風防がサファイアガラス(SARコーティング)、シースルーバックの裏面がクリスタルガラス。防水性能は10気圧、耐磁性能は耐磁1種、駆動時間は40時間以上(最大巻き上げ時)となっている。○オリエントスター アーバンスタンダード TITANIUM プレステージショップ限定モデル同時に、オリエントスターに注力している取り扱い店舗「オリエントスタープレステージショップ」の限定モデルも10月17日に発売する。税別価格は120,000円。文字板に、通常のホワイトより深みのあるミルキーホワイトカラーを採用。ピンクゴールドカラーの針とインデックスを組み合わせることにより、洗練された印象を与え、男性の腕元に程良い色気を演出する。その他の主な仕様は上記のレギュラーモデルと共通。
2015年10月16日ソニーとソニー不動産は8日、独自の機械学習技術を応用した「不動産価格推定エンジン」を開発したと発表した。○業界最高水準の精度を実現同技術は、両社が共同開発した機械学習ソリューション。ソニーR&Dのディープラーニング(深層学習)技術を核とし、ソニー不動産が持つ不動産査定のノウハウや不動産取引に特有の知識を導入している。様々な不動産関連情報を元に、独自のアルゴリズムに基づいてデータを解析し、不動産売買における成約価格を統計的に推定する。ソニー不動産広報は「不動産の査定は経験により差が出る場合がある。そこでソニーの機械学習技術を転用できないかと考えた」と話している。東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県のすべての中古マンションの推定成約価格を算出することができ、常に最新のデータを日々自動で学習する。推定精度はMER(Median Error Rate:誤差率の中央値)で5.48%と、業界最高水準の精度という。今後は、売却・購入コンサルティングサービスの利用者に対し、同エンジンで算出される推定成約価格を提供する新たなサービスを提供していく。また他のサービスとの連携も予定している。機械学習技術とは、人が持つ学習能力をコンピュータで実現しようとする技術。またディープラーニング(深層学習)技術は、近年急速に発展している機械学習技術の一つで、人間の脳の構造を模した計算モデルを用いる点に特徴がある。
2015年10月09日オリエント時計は10月10日に、自動巻き(手巻き付き)の機械式時計「オリエントスター クラシックパワーリザーブ」を発売する。深みあるロイヤルブルー文字板の「WZ0371EL」と、シンプルな白文字板の「WZ0381EL」を用意。税別価格はどちらも62,000円。今回の新モデルは、「どこか懐かしく愛着の湧くデザイン」がテーマ。直径39mmのケースに、やわらかな曲線を描くボンベ文字板とボックスガラスを組み合わせた。時分針は斜面を仕上げ分けし、視認性を高めている。共通の仕様として、ケースとバンド素材はステンレススチール、ケースサイズは縦44.5×横38.5×厚さ13.1mm、風防はボックスクリスタルガラス、裏面はシースルーバックのクリスタルガラス。防水性能は5気圧、耐磁性能は耐磁1種、最大巻き上げ時の駆動時間は40時間以上となっている。
2015年10月09日オリエント時計は10月24日に、自動巻き(手巻き付き)の機械式腕時計「オリエントスター モダンスケルトン オリエント時計65周年記念世界限定モデル」(WZ0261DK)を発売する。世界限定2,000本となり、税別価格は85,000円。「オリエントスター モダンスケルトン」は、機械式時計ならではの個性的なダイヤルデザインが人気のシリーズ。「コンテンポラリースタンダード」と「クラシック」に分かれ、今回の限定モデルは実用性と上質さを備えたコンテンポラリースタンダードに属する。シャープでエッジの効いたケースにピンクゴールドのベゼルを組み合わせ、男らしさの中に上品な色気を感じさせるモデルに仕上げたという。フェイス部分にはダークブラウンの文字板を採用し、インデックスは限定特別仕様のピンクゴールド&シルバー。大胆なダイヤルからは、自社製の国産ムーブメントがのぞく。裏ぶたにはシリアルナンバーを刻印しており、限定ボックスに収めている。ケース素材はステンレススチール(一部ピンクゴールド色めっき)、ケースサイズは縦49.0×横41.0×厚さ12.3mm、風防は無反射コーティングのサファイアガラス、裏面はクリスタルガラス。防水性能は10気圧、耐磁性能は耐磁1種、最大巻き上げ時の駆動時間は40時間以上となっている。
2015年10月09日松谷化学工業はこのほど、同社が製造・販売する希少糖含有シロップ「レアシュガースウィート」が、日本食糧新聞社が制定する「平成27年度 第18回日食優秀食品機械資材・素材賞」を受賞したことを明らかにした。「日食優秀食品機械資材・素材賞」は、日本食糧新聞社が1998年に制定したもの。食品の機器や包装、添加物や香料など、品質と効率の向上に役立ち、食品業界をサポートするすべての機械・資材・素材が対象となる。選考は、各業界の代表、学識経験者で構成する選考委員会が討議して行う。受賞した「レアシュガースウィート」は、希少糖類を13~15%含むシロップ(液糖)。希少糖とは、自然界に微量しかない希少な単糖およびその誘導体を指し、中でも同商品にはノンカロリーの「プシコース」が含まれている。甘みは砂糖の90%程度となっていて、砂糖と同様の甘味料用途として、料理や飲み物、菓子、パンなどに幅広く利用できるという。香川大学との研究調査により、同商品には脂肪の蓄積を抑制する効果や、糖代謝を改善する作用があることがわかっていて、肥満予防などメタボリック症候群に対する効果が期待される。また、2011年11月の国際希少糖学会第5回国際シンポジウムにおいても、同商品のヒトでの12週間連続摂取による体脂肪低減効果とその安全性が報告されているとのこと。
2015年09月17日オリエント時計は9月19日に、上品なトノー型ケースを採用した機械式時計「オリエントスター エレガントクラシックトノー」を発売する。2モデルをラインナップし、税別価格は80,000円または84,000円。オリエントスターは、オリエント時計の創業当時(1951年)に輝ける星をイメージして開発された機械式時計で、60年以上の歴史を持つ。今回のオリエントスター エレガントクラシックトノーは、「オリエントスター クラシック」シリーズに属する。丸みを帯びたトノー型ケースに、カーブを描く両球面サファイアガラスを組み合わせ、柔らかみのあるデザインとした。ケースの上面と下面は直線的な面構成となっており、現代版クラシックを表現している。新ムーブメント(手巻付き自動巻)を採用することで、日常で使いやすいように時計の厚みをおさえた。フェイスでは、シルバーの文字板、ローマインデックス、青い眼鏡針を配置。ダイヤル中央部の型打ち模様で立体感を演出し、小秒針をアクセントにした。皮革バンドは、剣先に向かう形状を強く絞り込み、時計全体を繊細な印象に仕上げたとしている。ラインナップは、ケース素材がステンレススチールでゴールド色めっきの「WZ0011AE」(税別84,000円)と、色めっきなしのステンレススチール「WZ0021AE」(税別80,000円)。いずれも裏面はシースルーバック。共通の仕様は、ケースサイズが縦45×横35×厚さ11.9mm、風防が両球面サファイアガラス(無反射コーティング)、防水性能が3気圧、耐磁性能が耐磁1種、駆動時間は40時間以上(最大巻き上げ時)。○オリエントスター エレガントクラシックトノー プレステージショップ限定モデルまた、オリエントスターに注力している取り扱い店舗「オリエントスタープレステージショップ」の限定モデル「WZ0031AE」も9月19日に発売する。税別価格は84,000円。文字板にはピンクゴールドと相性の良いシルバーを採用しつつ、光沢のあるしっとりとした質感に仕上げた。シースルーバックのケースは、ステンレススチール+ピンクゴールド色めっきとなっている。そのほか主な仕様は上記のレギュラーモデルと同等。
2015年09月11日オリエント時計は10月3日に、手巻き付き自動巻き機械式時計「オリエントスター レトロフューチャー」シリーズの新製品として、ターンテーブルをモチーフにした「オリエントスター レトロフューチャーターンテーブルモデル」(3機種)を発売する。税別価格は65,000円または70,000円。オリエントスター レトロフューチャーは、1950~70年代のインダストリアルデザインと、からくりのおもしろさを持つ機械式時計を融合させたシリーズ。これまで「車」「バイク」「カメラ」「自転車」「ギター」をモチーフとした製品をリリースしているが、今回「ターンテーブル」が登場する。クラブやディスコが花開いた1970年代のターンテーブルを、時計としてデザイン。ケースのイメージはターンテーブルのダイキャスト製キャビネットで、カーブ形状の竜頭ガード(3時位置)はトーンアーム、ベゼルに入った多数のドットはストロボデザインをイメージしている。また、文字板にはレコードを思い起こすツヤと溝を施し、ターンテーブルのモチーフを隅々まで散りばめた。インデックスと針、パワーリザーブ目盛りは蓄光加工となっている。ラインナップは、文字板がブラックの「WZ0231DK」(税別70,000円)、同じくブラックの「WZ0241DK」(税別68,000円)、シルバーの「WZ0251DK」(税別65,000円)という3種類。ケース素材はステンレススチールで、WZ0231DKはグレー色めっきとゴールド色めっき、WZ0241DKとWZ0251DKは一部グレー色めっきとなる。ケースサイズは縦49×横44×厚さ12.4mm。風防はクリスタルガラス(シースルーバック)、防水性能は10気圧、耐磁性能は耐磁1種、駆動時間は40時間以上(最大巻き上げ時)。
2015年09月10日富士通研究所は9月7日、5,000万件を超える大規模データから機械学習により数時間で高精度な予測モデルを生成する技術を開発したと発表した。富士通Analyticsソリューションなどでの実証実験を通じ、2015年度中の実用化を目指す。従来、精度の高い予測モデルを生成するためには学習アルゴリズムや動作条件など全ての組合せを調べる必要があり、例えば5,000万件規模のデータによる学習では、1週間以上の時間を要していたという。新技術では、少量のサンプル・データと過去の予測モデルの精度から機械学習結果を推定し、最も精度の高い結果の得られる学習アルゴリズムや動作条件の組合せを抽出し、大規模データの学習に適用するという。これにより、5,000万件規模のデータであっても数時間で精度の高い予測モデルを得られるとしている。これらの技術は、OSSの並列実行基盤ソフトウェアであるApache Spark上で試作したという。機械学習結果の実行時間と予測精度を推定する技術では、代表的な機械学習のアルゴリズムに関して、データ件数やデータの特徴を表す属性の数を変えながら実際の機械学習の実行時間を計測し、これらの実測値を基に実行時間の傾向を表す実行時間モデルを構築。実行時間の実績に基づいた実行時間推定の補正も実施して推定精度を向上させている。過去に実施したアルゴリズムや動作条件の組合せと、得られた予測モデルの精度をデータベースである性能ナレッジに記録しておき、新しい組合せの予測精度を推定。これにより、少量のサンプルデータでも予測精度を損なわない必要最小限のデータ量を見極めることができるという。あらゆる組合せの候補の中から時間効率の高い学習を選び出し、効率的かつ並列に学習を繰り返す、機械学習アルゴリズムを自動的にチューニングする制御技術では、従来、分析者のノウハウに頼った手探りで分析が進められてきたものを、実行時間と予測精度の推定結果を総合判断し、短時間に実行が終わるアルゴリズムと動作条件の組合せを複数抽出して、並列に実行。これにより、実行時間を考慮に入れた最適な順番でアルゴリズムを実行することができ、短時間で高精度な機械学習を選択することが可能になるという。同社では、社内実験で5,000万件規模のデータを12CPUコアのサーバ8台で処理したところ、従来、1週間程度かかっていた精度96%の予測モデルを、本技術では2時間強で得られることを確認したという。同技術を用いた予測モデルにより、大規模ECサイト会員の退会抑制や設備の故障対応の迅速化といった改善を、タイムリーに実現できるとのことだ。
2015年09月08日オリエント時計は9月12日に、機械式(オートマチック)時計「オリエント スタイリッシュ&スマート SEMI SKELETON-C」を発売する。6モデルを用意し、税別価格は29,000円または32,000円。今回の新モデルは、機械式ムーブメントをのぞけるスケルトン仕様となっており、豊富なカラーバリエーションをそろえた。クラシックかつカジュアルな印象を持たせたユニセックスデザインのモデルだ。バンドは定番のメタルバンドに加え、レザーバンドモデルを用意。ダイヤルカラーとカーフ(ワニ型押し)バンドの裏側に、遊び心のあるカラーを合わせたモデルに仕上げたとしている。ラインナップと税別価格は、文字板がダークブルーの「WV0421DB 」(32,000円)、ホワイトの「WV0431DB」(32,000円)、ウィンターブルーの「WV0441DB」(32,000円)、ラフグリーンの「WV0451DB」(32,000円)、ナチュラルクリームの「WV0461DB」(32,000円)、ライトピンクの「WV0471DB」(29,000円)だ。ケース素材はステンレススチールで、WV0441DBとWV0451DBはゴールド色めっき、WV0461DBはピンクゴールド色めっきを施している。ケースサイズは縦43×横36×厚さ12.75mm、風防はボックスクリスタルガラス、裏面はクリスタルガラス、防水性能は3気圧、耐磁性能は耐磁1種。
2015年09月07日ファナックは8月21日、Preferred Networks(PFN)へ9億円の出資を行うと発表した。両社は、6月に機械学習やディープラーニングを活かした技術開発における協業を発表しており、今回の資本提携はそれを促進するものとなる。同協業では、Preferred Networksの持つ機械学習やディープラーニングの技術を、ファナックの技術と融合し、工作機械やロボットへ適用することで、インダストリー4.0の適用範囲を包含する、ものづくりの現場の多くのレイヤーにおいて、高度な自動化の実現を目指すとしている。
2015年08月24日サイオステクノロジーは7月28日、機械学習機能を搭載したITオペレーション分析ソフトウェア「SIOS iQ Standard Edition」の販売を開始する。「SIOS iQ Standard Edition」は、本年2月から提供中の無償版である「SIOS iQ Free Edition」の機能に加え、VMware仮想環境の性能問題の原因分析と予測をする機能を新たに搭載し、システムの性能問題の迅速な解決と未然防止に貢献する。主な機能として、物理ホスト、ストレージ、仮想マシン、アプリケーションなど、システムを構成する全ての要素の振る舞いを、24時間×365日監視し、日常的な振る舞いと要素間の相関関係・相互依存性を学習し続けて、アノマリ(異常)を検出すると同時に原因分析を行う。また従来のような閾値(しきいち)やポリシーを設定する必要がないため取り扱いが容易で、起こりうる問題の発生も予測しますので障害が発生する前に対処することが可能となり、仮想サーバー運営管理の生産性が大幅に向上する。vSphereのvFRCや各フラッシュ・ストレージ・メーカーが提供するフラッシュ・リード・キャッシュ機能における最適なキャッシュサイズとブロックサイズをSIOS iQが導き出して提案する。そのほか、PERCダッシュボードは、性能(Performance)/効率性(Efficiency)/信頼性(Reliability)/キャパシティ(Capacity) の4つの指標で、VMware仮想環境を評価し、迅速・明快にシステムの堅牢性を把握することを可能にする。なお、「SIOS iQ Standard Edition」は、1物理ホストに1ライセンス(240,000円/12カ月)を利用するサブスクリプション形式で提供される。
2015年07月28日オリエント時計から、JIS規格のスキューバ潜水用防水機能を備えた機械式ダイバーズウオッチ「オリエント M-FORCE 200m」が登場した。3モデルをラインナップしており、税別価格はいずれも30,000円。オリエント M-FORCEシリーズは、1997年から発売されているスポーツウオッチ。M-FORCE(メカニカル・フォース)という名前の通り、ケースの厚みを強調したデザインの機械式時計として人気がある。新モデルの「オリエント M-FORCE 200m」は、1997年発売の初代M-FORCE「EX00」を現代風にアレンジし、復刻した日本製の機械式ダイバーズウオッチだ(手巻き付き自動巻き)。JIS規格のスキューバ潜水用200m防水や、特殊構造による衝撃吸収性はそのまま、文字板やベゼルにビビッドなカラーを採用し、視認性と存在感を高めた。マット仕上げのダイヤルと色分けされたパワーリザーブインジケーターは、初代M-FORCE「EX00」のデザインを踏襲している。そのほか、潜水中でも操作しやすい立体的なデザインの回転ベゼル、暗い中でも時刻を見やすいように時分針の形状を変更、4時位置に配置されたりゅうずなどがポイント。ラインナップは、文字板カラーがブラックの「WV0181EL」、ブルーの「WV0191EL」、オレンジの「WV0201EL」という3モデル。共通の仕様は、ケース素材がステンレススチール(一部グレー色めっき)、ケースサイズが縦52×横45×厚さ13.6mm、風防がサファイアガラス、耐磁性能が耐磁1種、防水性能が200m、駆動時間が40時間以上(最大巻き上げ時)となっている。
2015年06月19日宿泊先を探す旅行者と、空き部屋を貸したい人を結ぶWebサービスAirbnbは、「Aerosolve」というオープンソースの機械学習ツールを用いてホストの適正な料金設定を支援している。4日に米サンフランシスコで同社が開催したカンファレンス「Open Air 2015」でエンジニアリング担当バイスプレジデントMike Curtis氏が明らかにした。観光・宿泊のプロではないAirbnbホストが、高すぎず、安すぎない料金を設定するのは難しい。季節やイベントの有無、ライバルのマーケティング活動など様々な要因で適正料金は変動する。SXSWのような世界中から参加者が集まるイベントが開催される時期、料金を上げられるとしても、一体いくらぐらいまで上げられるのか? キャンセルが出た部屋を埋めたいけど、今は貸し部屋の需要があるのか? そんなホストの疑問・悩みをAerosolveは解決する。機械学習を用いた料金アドバイスは「Price Tips」と呼ばれている。Airbnbが蓄積するデータを解析し、様々なシグナルから構築したモデルに、Airbnbホストがリストする宿泊施設(施設のタイプ、場所、レビュー数や評価、予約状況など)を照らし合わせて適正料金を割り出し、毎日アップデートする。Airbnbホストはダッシュボードのカレンダーを見るだけで、料金設定に問題のある日を把握できる。Price Tipsのアドバイスに比べて高すぎる日は赤色、高めは黄色、十分に安い日は緑色で表示される。予約が埋まり始めていて、残りは高めに設定したかったら黄色の範囲に変更するというように、簡単に狙い通りの料金を設定できる。
2015年06月05日オリエント時計は6月10日に、機械式時計「オリエントスター スタンダードデイト ニューモデル」を発売する。4モデルを用意し、いずれも税別価格は50,000円。同時に同社のプレステージショップ限定モデルも税別50,000円で発売する。「オリエントスター」は、1951年に「輝ける星」をイメージに開発された機械式時計。今回の「オリエントスター スタンダードデイト ニューモデル」は、2013年3月から販売している「オリエントスター スタンダードデイト」の文字板デザインを一新したシリーズ(手巻き付きの自動巻)。また、文字板の新色としてアッシュブラウンを追加している。新しい文字板は、外周の放射目と中央部の型打ちの組み合わせで立体感を与え、程よいサイズのローマインデックスを採用した。ラインナップは、文字板がブラックの「WZ0011AC」、ネイビーの「WZ0021AC」、アッシュブラウンの「WZ0031AC」、アイボリーの「WZ0041AC」。共通の仕様は、ケース素材がステンレススチール、ケースサイズが縦46.5×横39×厚さ10.9mm、風防が無反射コーティングのサファイアガラス、裏面がシースルーバックのクリスタルガラス、バンドがプッシュ三つ折式中留、防水性能が日常生活用強化防水(5気圧)、耐磁性能が耐磁1種、最大巻き上げ時の駆動時間が40時間以上。○オリエントスター スタンダードデイト プレステージショップ限定モデルまた、オリエントスターに注力している取り扱い店舗「オリエントスタープレステージショップ」の限定モデルも6月10日に発売する。シャープな印象のグレー文字盤にピンクゴールドのインデックスと針を組み合わせ、大人の色気を感じさせるモデルに仕上げたとしている。グレーの文字板、ピンクゴールドのインデックスと針の組み合わせは、オリエントスターシリーズでは初のカラーリングとなる。また、バンドにはカーフ革(ワニ型押し)を採用した。
2015年06月01日ヴァイナスは5月7日、英国Advanced Design Technology(ADT)が開発を行っているターボ機械流体設計統合システム「TURBOdesign Suite」の最新バージョン「TURBOdesign Suite 5.2.5」の国内販売を開始したと発表した。同システムは、ポンプ、ファン、コンプレッサ、タービン、ターボチャージャなどターボ機械全般に適用可能なソフトウェアパッケージで、先端技術である3次元逆解法を使用した非粘性翼設計モジュール「TURBOdesign1」を中心に、子午面形状設計、最適化設計モジュールなどで構成されている。最新バージョンとなる「TURBOdesign Suite 5.2.5」では、スクラッチからの形状最適化設計を念頭に、子午面形状設計の適用対象の拡大、ターボ機械全タイプの子午面形状のパラスタ機能の追加、鋳造やプレスにおける製作上の制約や熱応力に対する強度確保を考慮した形状修正機能などを追加しており、リードタイムの削減を図れるようになったほか、従来の設計では達成できなかった性能向上が可能となったという。具体的には、設計仕様と制限項目を入力することで、スクラッチ設計時に決定が困難なインペラ、ディフューザの子午面形状およびボリュート/スクロールの面積変化のリーズナブルな解を十数秒で計算でき、これにより形状最適化の工数削減を図ることが可能となる子午面形状設計モジュール「TURBOdesign Pre」に、遠心ポンプ、遠心コンプレッサ、径流タービンに加えて遠心ファン、斜流ポンプを追加。設計の幅を広げた。また、非粘性3次元逆解法翼設計モジュール「TURBOdesign1」では、遠心型、斜流型に加えて軸流型についても子午面形状をパラメータ指定できるようになったほか、翼形状修正モジュール「TURBOdesign CAD」では、ファンのプレス加工のために必要な、前・後縁の翼角度調整およびターボチャージャのタービン設計で熱応力に対する強度確保のために重要な径方向フィラメント形状への修正機能が追加されたという。なおヴァイナスでは、国内の自動車、重工業および各種産業機械メーカーを中心に、初年度20ライセンスの販売を見込んでいるとするほか、販売価格は、年間ライセンス330万円(税別)~、永久ライセンス990万円(同)~としている。
2015年05月08日オリエント時計は5月1日に、多くのファンを持つ機械式時計「オリエント キングマスター」の新製品として、ネイビーカラーの文字板を復活させたモデルを含む「オリエント キングマスター ニューモデル」を発売する。ラインナップは、文字板のカラーがグレーの「WV0011AA」、ブラックの「WV0021AA」、ネイビーの「WV0031AA」という全3モデル。税別価格はいずれも40,000円。今回の新モデルは、武骨なケースに球面ガラスを合わせ、飽きのこないレトロな印象を表現。バンドにはシンプルな3列駒の無垢メタルバンドを採用した。また、2時位置の日付プッシュボタンを省き、すっきりとしたケースに。存在感ある大ぶりなケースの「オリエント キングマスター」を、さまざまなファッションに合わせやすいデザインに仕上げたとしている。ダイヤルには曜日表示と日付表示を備え、手巻き機能を追加した。共通の仕様として、ケース素材がステンレススチール、ケースサイズが縦47×横42.1×H14.2mm、風防が球面クリスタルガラス、バンドがステンレススチールのプッシュ三つ折式(中留)。防水性能は日常生活用強化防水(10気圧)、耐磁性能が耐磁1種、最大巻き上げ時の駆動時間が40時間以上となっている。
2015年04月30日オリエント時計は4月11日、クラシックスタイルの機械式腕時計「オリエントスター エレガントクラシック」を発売した。3アイテムをラインナップし、税別価格は70,000円または74,000円。同時に「オリエントスター エレガントクラシック プレステージショップ限定モデル」も発売し、こちらは税別74,000円。オリエントスターは、オリエント時計の創業当時(1951年)に輝ける星をイメージに開発された機械式時計で、60年以上の歴史を持つ。今回のオリエントスター エレガントクラシックは、「オリエントスター クラシック」シリーズに属する。新モデルは「違いの分かる大人」がターゲット。現代版クラシックをデザインテーマとし、さりげないこだわりで細部までディテールを作り込んだという。文字板にはクラシカルな時分針を採用し、光沢感かつしっとり仕上げの専用型打ちダイヤルに、ローマン・インデックスを配置している。ラインナップと税別価格は、文字板がウォームホワイトでケースがステンレススチール+ゴールド色メッキの「WZ0321EL」が74,000円、文字板がネイビーでケースがステンレススチールの「WZ03321EL」が70,000円、文字板がウォームホワイトでケースがステンレススチールの「WZ0341EL」が70,000円。そのほか共通の仕様は、風防が両球面サファイアガラス(無反射コーティング)、ケース裏がクリスタルガラスのシースルーバック、サイズが縦46.0×横38.7×厚さ12.9mm、バンドがカーフ(ワニ型押し)および美錠(中留)。防水性能が5気圧、耐磁性能が耐磁1種、最大巻き上げ時の駆動時間が40時間以上。○オリエントスター エレガントクラシック プレステージショップ限定モデルまた、オリエントスターに注力している取り扱い店舗「オリエントスタープレステージショップ」の限定モデルも4月11日に発売した。税別価格は74,000円。ケースデザインに丸みを帯びた猫足形状を採用し、緩やかな球面ガラスと組み合わせることで、上品なイメージに仕上げた。ケースカラーを落ち着いたピンクゴールドとすることで、クラシックな印象を引き立たせている。文字板にはピンクゴールドと相性の良いシルバーを採用しつつ、視認性が高い青針を組み合わせた。現代版クラシックウオッチとして、本物を志向する大人の男性にぴったりのモデルとしている。
2015年04月13日