黒木華主演、寛 一 郎、池松壮亮共演の阪本順治監督作『せかいのおきく』より、「両A面」仕様の本ビジュアルと本予告が解禁された。人間の排泄物さえも肥料とした循環型社会を確立していた江戸時代を舞台に、つらく厳しい現実にくじけそうになりながらも、それでも心を通わせることを諦めない若者たちの青春を描いた本作。この度、初解禁となった本予告は、長屋で暮らす武家の娘、おきく(黒木華)が、紙屑拾いの中次(寛 一 郎)と下肥買いの矢亮(池松壮亮)との雨宿りでの出会いのシーンからはじまる。身分の低さを理由に身を引きながらも、おきくへの想いを胸に秘める中次と、強気に振舞う反面、中次へのいじらしい恋心を隠せないおきくの姿など、切ない恋模様も伺える。しかし、ある日、おきくは悲惨な出来事に巻き込まれてしまい、喉を切られ声を失ってしまう。過酷な運命に見舞われ、声を失いながらも、身振り手振りで精一杯に気持ちを伝えようとするおきくを、黒木華が繊細かつ感情豊かな演技で体現し、観る者の心に迫る。また、おきくに淡い思いを寄せる中次を寛 一 郎が表情豊かに演じ、劇中の長屋のシーンでは、おきくの父(佐藤浩市)と厠で鉢合わせ、映画タイトルにもある「せかい」の言葉にまつわる会話を繰り広げる、親子共演の場面も垣間見られる。さらに、江戸の循環型社会を象徴する下肥買いの矢亮を池松壮亮が躍動感あふれる演技で見せ、貧しいながらも生き生きと日々の暮らしを営む長屋に集う人々を、眞木蔵人、佐藤浩市、石橋蓮司らベテラン俳優が絶妙なアンサンブルを披露している。さらに、「両A面」仕様の本ビジュアルが完成。チラシの片面には、「夕凪の街 桜の国」「この世界の片隅に」などで知られる漫画家、こうの史代による描き下ろしイラストを配置。朝の光が差し込む長屋の裏路地で、桜色の着物を身にまとい、穏やかな微笑みを浮かべるおきくの印象的な場面をモチーフに、愛らしくも温かなぬくもりを感じるシーンが描かれている。もう一面は実写版で、おきく、中次、矢亮の3人が厠の軒先で雨宿りをする印象的なシーンが切り取られた風情あるビジュアル。デザインはサントリーウーロン茶中国シリーズ、ユナイテッドアローズ、とらや等の広告制作およびアートディレクションや、映画『誰も知らない』(04)や『海よりもまだ深く』(16)などの宣伝美術を担当する葛西薫が手掛けた。こうの史代氏のイラストをいち早く見た黒木さんは、「墨絵のようなモノクロとは対照的な、こうのさんが描くカラーのイラストからは、おきくの真っ直ぐさや強さが滲み出ていて、また新たな世界観を感じられました。このようなかたちで描き下ろしていただくことは初めてなので、とても嬉しいです」とメッセージを寄せている。『せかいのおきく』は4月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:せかいのおきく 2023年4月28日より全国にて公開©2023 FANTASIA
2023年02月09日女優の浜辺美波と俳優の吉沢亮が、CMキャラクターを務めるロッテ・ガーナの新WEB動画「バレンタインのせいにして。浜辺美波」編、「バレンタインのせいにして。吉沢亮」編に出演する。新WEB動画はきょう31日にガーナ公式ブランドサイトで公開され、各SNSでも随時配信される。今回は衣装チェンジも含め、様々なシーンをノンストップで撮影していくという高難易度の撮影で浜辺は「テンポが結構早いですね……」と少し不安げな表情を浮かべる。スタッフと密にコミュニケーションを図り、繰り返し練習したものの、本番では惜しくもカメラの動きとズレてしまい、「ごめんなさい! くそ〜!」と悔しそうに謝罪する一幕も。しかし数テイクの末ついにOKが出ると「よかったー!」と満面の笑みでガッツポーズを見せた。吉沢も浜辺同様の撮影手法だったため「ここはゆっくり動いて、次の演技は、リズムに合わせて気持ち早めに動いたほうが良いですか?」と細かく繰り返し確認。音楽と動きが合わず悔しそうにする場面がありながらも、監督が「これはすごい!」と思わず声が出るほどの演技力を披露した。浜辺とはガーナCMキャラクターとして2年ぶりの共演となり、「ここ最近、それぞれ別々でのCM撮影だったので、お会いできてうれしかったです」と語った吉沢。2人の撮影では向かい合ってプレゼントを交換し、「バレンタインのせいにして」と台詞をそろえるシーンに挑戦した。2人のコメントは以下の通り。――普段の自宅での過ごし方は?浜辺:ずっとアニメや映画を観ます。家から出ないで、ベットから動かないこともよくあります。吉沢:僕は、「コタツムリ」か「ゲーム配信」です。最近、すごくゲームにハマってしまって。浜辺:……ん? 最近ですか?(笑)吉沢:休みの日は、朝起きて、(次の日の)朝までやってしまったり。ゲーム配信ができるほどの腕前ではないのですが、それ(休日)くらいゲームしたいです(笑)。――「バレンタインのせいにして、どのようなことを楽しんでほしい」か、お互いに考えてみてください。吉沢:「エステ」です。浜辺さんは絶対にお疲れだと思いますので、もうとにかく癒やされて欲しいです。バレンタインのせいにして、心も体もスッキリしていただきたいです。痛くなく、ただただ気持ち良いエステを。浜辺:オススメはありますか?吉沢:やっぱり背中です! お芝居とかしていると、背中が固まりがちなので。浜辺:私は「お料理」にしました。「りょう(料、亮)」が入っているので……(笑)。お忙しいので、たぶん自炊が難しそうかと思うのですが、今回バレンタインのせいにして、(少し余裕があれば)好きな料理を自分で作ってお家で食べることも、また違う美味しさを感じるのではないかなと思いました!吉沢:(料理は)10年くらいしていないんですけど、ちょっと頑張ってみようと思います。浜辺:お味噌汁とかどうですか? 煮込んで、お味噌を混ぜるだけなので。吉沢:たしかに。普段料理はしますか?浜辺:やります! 好きですね。あと汁物は、お鍋いっぱいに作っても、たぶん(すぐ)無くなりますよ!――ゲーム好きな吉沢さんが、もし浜辺さんと特別ゲーム企画を生配信するとしたら、どのような対決、体験をしてみたいでしょうか。吉沢:対決形式も楽しそうですけど、時間が経つとお互いイライラしちゃうかもしれないので、やはり協力プレイで、一つの目標立ててゲームをすると面白そうです。浜辺:吉沢さんと、UFOキャッチャーしてみたいです。「ゲームセンターに2人で行ってみた」みたいな。楽しそうです。吉沢:(UFOキャッチャーは)すごい脳内で計算するんですけど、毎回外すんです。あまり上手くないかもしれないです。――バレンタインデーに「バレンタインのせいにして」1日時間がとれるとしたら、どのようなシチュエーション、どんな映画を観て過ごされていますでしょうか。浜辺:チョコレートとポップコーンをお供に、ファンタジー映画のシリーズを全部観たいです。1回観たことがある映画でも、新しい映画でも良いです。シリーズものは一つ観てしまうと次の作品が気になってしまうので、朝からばーっと全部観てみたいです。
2023年01月31日女優の浜辺美波と俳優の吉沢亮が、CMキャラクターを務めるロッテ・ガーナの新WEB動画「バレンタインのせいにして。浜辺美波」編、「バレンタインのせいにして。吉沢亮」編に出演する。新WEB動画はきょう31日にガーナ公式ブランドサイトで公開され、各SNSでも随時配信される。今年のバレンタインシーズンに向け、“バレンタインのせいにして”、ちょっとトクベツな過ごし方を提案する架空のWEBマガジン『Ghana Magazine』の表紙を飾る2人。次々と衣装やシーンを変えながら雑誌の誌面撮影のようにバレンタインの過ごし方を紹介していくクリエイティブや口ずさむリリック、ちょっとクセになるようなオリジナルトラックにも注目だ。また、互いに内緒でチョコレートを作る特別企画も。吉沢はハート型のチョコレートにカットしたフルーツとチョコペンを使って「これは間違いない。美味しそうです! トッピング、なかなか楽しいですね!」と終始笑顔で作業。「最後の仕上げで、大分変わりました。天才かもしれない、俺」と自画自賛する出来栄えに。浜辺は2月1日に29歳を迎える吉沢へのバースデープレゼントを制作。普段から料理をしている手際の良さで、仕上げのトッピングでは「“お”めでとう、の、オを描きました(笑)」と照れ笑いしながらチョコペンで「オ」を描く。「真ん中(オ)はちょっと自信が無いのですが、それ以外はすごくきれいにできて、かなりかわいらしい仕上がりになりました。このあと吉沢さんに直接お渡ししたいと思います!」と意気込んだ。浜辺からチョコレートを渡され「ポイントは、真ん中のところです。なんて描いてあるか分かりますか?」という質問に「……大?」と吉沢。「あ、オです(笑)」と少し照れた様子で訂正する浜辺に、「なるほど(笑)。これはとてもかわいいですね! うれしい、有難うございます」と感謝を述べる。そして「気が付いたら30歳になりますので、ゲームばっかりやっていないで、ちゃんと過ごそうと思います。そしてラスト20代、全力で楽しみたいと思います!」と抱負を語った。そして吉沢からプレゼントされた浜辺は、驚きながら「オシャレ! すごーい。センスありますね!」と絶賛。吉沢は「そうなんです。自分で作っていて途中ビックリして。天才じゃんと思って(笑)」とここでも自画自賛。浜辺はプレートをまじまじと見つめ、「すごいびっくりしました! 有難うございます!」と満面の笑みを浮かべた。
2023年01月31日片桐はいり、高良健吾、松岡茉優、萩原聖人、玄理、役所広司、真木よう子、池松壮亮、長塚健斗が出演するラジオドラマ「BITS & BOBS TOKYO」のポッドキャスト配信が、1月6日(金)本日よりスタートした。「J-WAVE」のインターネットオーディオ事業を担うJAVE(ジェイブ)によるデジタル音声コンテンツ配信サービス「SPINEAR」にて、クリエイティブ・ディレクター・高崎卓馬が届けるラジオプログラム「BITS & BOBS TOKYO」。地上波で毎週金曜日25時から放送中の番組では、トークパートに加えて、TOKYOを舞台に女優・長澤樹演じるひとりの少女が、様々な“BITS & BOBS”と出会うドラマパートを、月替わりで豪華ゲストを迎えて放送。今回SPINEARでは、そんなドラマパートから厳選した計18作品を1本ずつアーカイブ配信。片桐さんが出演したドラマが本日から配信スタートしており、来週は高良さん、その翌週は松岡さんと、順次更新されていく。「BITS & BOBS TOKYO」は1月6日より毎週金曜日5時~SPINEARおよび、Apple Podcasts、Spotify、Amazon Musicほか主要なリスニングサービスにて配信。(cinemacafe.net)
2023年01月09日妻夫木聡主演、藤原竜也共演による日曜劇場「Get Ready!」が1月8日から放送開始。ネットでは患者役で出演した池松壮亮の演技に「第一話ゲスト起用なの大正解すぎる」「演技力で、悪人だけど助けたい気持ちになってきた」など絶賛の声が上がっている。超人的なオペ技術と法外な治療費で、どんな手術も請け負う正体不明の闇医者チーム。チームを率いる孤高の天才執刀医=通称“エース”。彼が患者を選ぶ基準はただ1つ、「お前に生き延びる価値はあるのか?」ということだけーー。“生きる意味を問う”異色のダーク医療エンタテインメントとなる本作。キャストには表向きはパティシエをしている孤高の天才執刀医・波佐間永介、通称・エースに妻夫木さん。表の顔は優秀な国際弁護士で、エースがオペを行う患者と交渉する役割を担う下山田譲、通称・ジョーカーに藤原さん。エースを支える凄腕オペナースの依田沙姫、通称・クイーンには松下奈緒。様々な技術でエースたちをサポートする最強ハッカーのスペードこと白瀬剛人に日向亘。エースたち“仮面ドクターズ”に興味を持っている千代田医科大学附属病院・第一外科・外科医の染谷慈恩に一ノ瀬颯。仮面ドクターズを嫌悪する千代田医科大学附属病院・院長兼理事長の剣持理三に鹿賀丈史。仮面ドクターズを追う警視庁特務捜査課の課長、佐倉亮一に矢島健一。謎の占い師・POCに三石琴乃。染谷の同僚外科医・橋元芙美に橋本マナミ。パティシエとしての波佐間の大ファンである高校生・嶋崎水面に當真あみ。染谷の婚約者で剣持の娘、剣持玲於奈に結城モエといった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ある日、副総理の羽場(伊武雅刀)が脳神経を断裂し大学病院に運ばれる。一命は取り留めるが剣持から「二度と歩くことはできない」と告げられる。憤慨する羽場の前にジョーカーが現れ、オペの条件を提示。交渉が成立するかと思った矢先にエースが現れ「お前に生き延びる価値はあるのか?」と問う。結局エースは羽場には“生き残る価値がない”と判断。交渉は決裂する。チームの次なるターゲットとなったのは投資家の渋谷(池松壮亮)。渋谷は起業した頃とは変わってハゲタカ投資家のようになっていた。そんな渋谷が特発性間質性肺炎に侵される。剣持から「もって半年」と言われ絶望する渋谷の前にジョーカーが現れる…というのが1話の展開。目の下には隈ができ、顔はげっそりとやつれ果て、余命いくばくもないなか、原点に立ち返って優れた技術を持つ企業を支援しようとする渋谷…池松さんの演技に「池松壮亮が第一話ゲスト起用なの大正解すぎる、1人で物語の格を上げられる素晴らしい俳優」「お芝居がものすごい、、、痩せてやつれてるし顔色悪いしめっちゃ体調悪そうで心配になる」「池松壮亮の演技力で、悪人だけど助けたい気持ちになってきた」などの反応が続出。また波佐間のパティシエとしての“表の顔”にも「ケーキを作る妻夫木聡がはちゃめちゃに美しかった」「繊細で綺麗で美味しいケーキ食べたいな~」「ひとつのドラマで天才外科医とパティシエのふたりのぶっきーを見られるのはおいしい」などといった投稿が寄せられている。【第2話あらすじ】城和大学は近年、坊城理事長(柄本明)による裏口寄付金プロジェクトで莫大な金を得ていた。金の亡者となった坊城理事長は副理事長で息子の康之(三浦貴大)にその座を降ろされた上、ガンで余命数か月と宣告される。しかし交渉のため現れたジョーカーに、坊城は自分が死ぬとしても2億円以上は払えないと断る…。「Get Ready!」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。(笠緒)
2023年01月09日黒木華主演映画『せかいのおきく』より、海外版ティザー予告映像が公開された。「第52回ロッテルダム国際映画祭」ビッグスクリーンコンペティション部門への出品が決定している本作は、人情の機微を見つめ続けてきた阪本順治監督が、貧しい時代に逞しく生きる庶民の姿を通じて、<人と人のぬくもり>と<いのちの巡り>を描き出す至高の日本映画。本作の映像初公開となる海外版ティザー予告は、雨宿りをする下肥買いの矢亮(池松壮亮)と紙屑拾いの中次(寛 一 郎)のもとに、武士の娘おきく(黒木さん)が駆け寄るシーンが映し出される。本来であれば深く関わることはない、身分違いの3人の運命的な出会いが、美しく、鮮烈なモノクロ映像で捉えられている。また、江戸の循環型社会を企画背景としている、本作で描かれる下肥買いとしての矢亮と中次の仕事ぶりや、2人があぜ道を駆け抜ける躍動感あふれるシーン、さらにおきくが声を失うきっかけとなった衝撃シーンと、感謝するかのように天に向かって柏手を打つおきくの穏やかな微笑みを浮かべた表情にも注目。声を失うことで、本編中盤からはセリフが無いながらも、観る者の心に迫る黒木さんの繊細かつ感情豊かな演技を予感させる。『せかいのおきく』は4月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:せかいのおきく 2023年4月28日より全国にて公開©2023 FANTASIA
2023年01月05日水郷の町として知られる福岡県の柳川。映画『柳川』は、ここを人生に迷う大人たちが漂う。『福岡』(2019年)を撮ったチャン・リュル(張律)監督が、中国のスター3人を主演に、日本から池松壮亮と中野良子を迎えて撮った中国映画だ。チャン監督に、製作の経緯や日本人キャストに対する印象などについて話をうかがった。『柳川』は、自分の命の期限を知ったドン(チャン・ルーイー)が、疎遠だった兄チュン(シン・バイチン)を誘い、かつて2人が恋した女性リウ・チュアン(ニー・ニー)がいる柳川へ旅に出るという物語。兄弟が滞在する宿の主人を池松さんが、3人と交流する居酒屋の女将を中野さんが演じている。中国に暮らす少数民族の1つに数えられる朝鮮族という背景から、朝鮮族を主人公にした作品などを中国で撮ったあと、韓国に軸足を移して映画を撮ってきたチャン監督。加えて、韓国の大学で約10年間教鞭をとり、中国に戻ったあとも映画祭の若手監督育成プロジェクトでメンターを務めるなど、後進の指導に当たってきた豊富な経験から、国境を越えて映画を撮ること、中国の若手監督の現状などについても語ってくれた。柳川は、嘘偽りのない感情が生まれる場所――柳川で映画を撮りたいと思った理由は?10年ほど前にアジアフォーカス・福岡国際映画祭に行った際、柳川を訪れて、非常に美しく、静かな所だと思いました。こういう所では、嘘偽りのない感情が生まれ得るのではないかと感じたことが、この映画を撮ったきっかけです。「柳川」という地名も美しい。中国人の姓にも「柳」があります。あのような美しい所から連想するなら、男ではなく美女ですよね(笑)。なので柳川(リウ・チュアン)という女性が柳川という街にやって来るという設定にしました。そこで生じる感情を、私は映画で表現できると思ったのです。池松壮亮を気に入り、年齢設定を変更――中年男女の愛の物語という落ち着いた作品のトーンと、柳川の少し物寂しい雰囲気がよく合っていると思いました。宿の主人を演じる池松壮亮さんは、3人とのバランスを考えると、年齢的に少し若いですよね。池松さんを選んだ理由は?当初は兄のチュンと同じ50歳近い男性の設定だったのですが、東京で池松壮亮さんに会って、一目で彼のことが好きになりました。彼も出演したいと言ってくださったので、設定を変えたのです。本作に登場する3人の男性の中で、彼の役は一番若いのですが、人生経験はほかの2人に劣らない。70、80歳で気持ちが若い人もいれば、30過ぎで老成している人もいますよね。――池松さんのどういうところに魅力を感じたのですか?まず彼の目です。演じている時、非常に集中した眼差しをしていて、心を乱されない力がある。それに彼の話しぶりや立ち居振る舞いも、実際の年齢より落ち着いています。ご本人も物静かな人で、劇中のドンと似ているところがあると思いました。――中国の俳優たちとの掛け合いも、とても自然でした。事前に交流する時間を設けたりしたのですか?事前の交流は特にありませんでしたが、キャスティングがうまくいったということでしょう。池松さんはとても自然で、役柄そのものでした。私は運がよかったのです。何も難しいことはありませんでした。「夢にも思っていなかった」中野良子との仕事――中野良子さんの出演に驚く日本の観客は多いと思います。どのような経緯で出演が決まったのですか?私がファンだったからです(笑)。40歳以上の中国人で、中野良子さんを知らない人はいません。中国で『追捕』(『君よ憤怒の河を渉れ』の中国語題)が公開されたのは、ちょうど改革開放(1978年に開始された経済政策)が始まった頃で、中国人は外の世界がどういうものか知らなかった。映画を通して、東京の街や日本の様子を知ったのです。特に、高倉健さんと中野良子さんが街の中を馬で駆けるシーンは忘れられません。中野さんと仕事ができる日が来るなんて夢にも思っていませんでしたが、オファーをしたら快諾してくださいました。今回、撮影に参加した若いスタッフたちは中野さんのことをよく知らなかったらしいのですが、オールアップの時、皆がサインや記念撮影を求めに行ったので、なぜかと思えば、親や祖父母から頼まれたそうです(笑)。――中野さんのセリフは、まるでご自身の言葉で話されているように聞こえました。特に終盤、リウ・チュアンとの会話は、お互いが思うままに話しているようで、かみ合っていません。あれも演出ですよね?あのシーンは私が現場でセリフを書き、通訳を通して中野さんに意味を伝えてもらいました。その意味をくんで、中野さんに自由に話していただいたという形です。(リウ・チュアン役の)ニー・ニーの話した内容とはかみ合っていませんが、面白いシーンだと思っています。――チャン監督は中国人(朝鮮族)ですが、韓国でも長年映画を撮り、日本でもこれが2本目となります。中国、韓国、日本で映画を撮ってきた経験は、ご自身の作風や仕事の仕方にどう影響していると思いますか?中国にいた頃は、韓国で映画を撮るのは難しいと思っていたし、韓国にいた頃は、日本で撮るのは難しいと思っていました。でも後に、どこで撮るのも変わらないと気づいた。人も大して変わらない。もちろん、文化や歴史的な背景の違い、個人の性格や態度の違いはあります。でも人は基本的に変わりません。だから、映画監督たちは恐れることありません。どこでもいい、感情が生まれた所で撮ればいいのです。その場所に行って撮らなければ、その土地の人情や人々の様子は分からない。だから3つの国で映画を撮れたというのは私にとって贈り物のようなものです。違う国で撮れば、より多くのことを学ぶことができますから。留学経験者が増えている中国の若手監督――2022年、中国の若手監督の登竜門的映画祭「FIRST青年電影展」(青海省西寧)で、映画人育成を目的としたトレーニングキャンプのメンターを務められましたね。次世代を担う中国の若手監督を指導してみて、どんな感想を持ちましたか?選抜された7人の若手監督が3日で短編を撮るというプログラムだったのですが、ほとんど海外留学の経験者だと気づきました。東京藝術大学の大学院修了生の作品が一番よかったですね。東京藝大のことはよく知りませんが、うまく教えておられるのだと思いました。――以前は、中国の映画監督といえば北京電影学院の出身者が多かった印象ですが、ずっと国内で学んできた監督と、留学経験者の監督たちとの間に、何か違いは感じますか?違いはそれほど感じません。コロナの影響でここ3年ほど無くなっていますが、最近の若い人は、長期休暇の時に海外に行ったり、中国にも留学生が来たりと、国内にいても、国際的な経験を積んでいるので、海外がどんな様子かは皆分かっています。私たちの世代とは違いますね。私が初めて外国を知ったのは40になってからですから。留学経験の有無にかかわらず、映画監督にとって視覚と聴覚は重要です。若い世代はスマホが体の一部になっていて、とりあえず何でも、まずスマホで撮りますよね。映像を撮り慣れていて、いろいろなアイデアを持っているというのは、大きな強みだと思います。でも、最後に映画の深度を決めるのは、世界や人に対する考え方です。そこはまだ若いので、ゆっくり培っていけばいいと思います。(text:新田理恵)■関連作品:柳川 2022年12月16日よりKBCシネマにて公開、12月30日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開
2023年01月02日日本から池松壮亮が参加した最新作『柳川』が公開される名匠チャン・リュル監督の日本未公開作『フィルム時代の愛』が、映画配信サービス「JAIHO(ジャイホー)」にて配信開始。『別れる決心』パク・ヘイル、『三姉妹』ムン・ソリらが登場する予告編、場面写真、本国版ビジュアルが解禁された。『キムチを売る女』(05)、『慶州ヒョンとユニ』(14)、『春の夢』(16)、そして最新作『柳川』(21)など、中国朝鮮族3世として韓国、中国、日本で活動する監督チャン・リュルが2015年に発表した、フィルム撮影による映画製作と愛をテーマにした実験的作品『フィルム時代の愛』。精神病院を舞台にした映画の撮影現場から始まり、4章構成となっている本作はパク・ヘイル、アン・ソンギ、ムン・ソリ、ハン・イェリといった韓国映画界を代表するスター俳優たちが豪華共演を果たしている。劇中には、彼らの代表作である『殺人の追憶』(パク・ヘイル)や『光州5・18』(アン・ソンギ)、『ペパーミント・キャンディー』(ムン・ソリ)、『帰郷』(ハン・イェリ)が無声映画として登場する、韓国映画ファンにはたまらない演出も。この度解禁された予告編は、精神病院を舞台にした映画の撮影中にパク・ヘイル演じる照明スタッフが「映画の何もわかってない」と監督に怒りをぶつけるシーンを皮切りに、空気が凍りついた現場の中、飛び出した照明スタッフにただ1人拍手を送る女優(ムン・ソリ)や、アン・ソンギとハン・イェリが共演する美しいモノクロ映像などが映し出されていく。最後には、“愛と映画の新しい形”という本作のテーマとともにパク・ヘイルの「愛を信じますか?」という問いかけで映像は締め括られ、モノクロとカラーが混在する演出と温かみのある音楽が監督独特の世界観をより引き立たせる仕上がりとなっている。第8回ソウル国際シニア映画祭のオープニング作品としてプレミア上映、フェロー諸島映画祭2015でゴールデン・ムーン賞(最優秀監督賞)を受賞するなど世界からも高い評価を得た本作。チャン・リュル監督を代表する1作として日本独占初公開となる。『フィルム時代の愛』は映画配信サービス「JAIHO」にて配信中(※60日間配信)(text:cinemacafe.net)
2022年12月25日多額の報酬と引き換えに手段を選ばず患者の命を救う正体不明の闇医者チームを描く、妻夫木聡主演「Get Ready!」の第1話ゲストとして、池松壮亮が出演することが分かった。主人公で孤高の天才執刀医・波佐間永介(通称:エース)を妻夫木さん、相棒である交渉人・下山田譲(通称:ジョーカー)を藤原竜也、凄腕オペナース・依田沙姫(通称:クイーン)を松下奈緒、若き万能ハッカー・白瀬剛人(通称:スペード)を日向亘が演じ、闇医者チームを組む本作。池松さんが演じるのは資産運用会社「渋谷キャピタルパートナーズ」のCEO・渋谷隆治。人生の勝ち組、順風満帆かと思われた矢先、突然の余命宣告を受けて人生に絶望。そんなとき、交渉人・ジョーカーが現れる。誰もが渋谷の執刀をすすめるが、エースはなかなか首を縦に振らず…。「1話にしてはハードな役どころで、撮影は大変でしたが、楽しくやらせていただきました」と撮影をふり返った池松さんは、「1話の中に、渋谷の人生が凝縮されていて、駆け出しの頃から転落、そこからの起死回生に至るまで・・・人生のフラッシュバック、あるいは誰かの神話を撮っているかのようで、とてもやりがいがありました。素晴らしいチームの素晴らしい作品作りのスタートに参加できて光栄です。ぜひお楽しみください」と呼びかけている。さらに、渋谷キャピタルパートナーズCOO・才津明役で入江甚儀がゲスト出演。副総理・羽場一郎役で伊武雅刀、三石琴乃もレギュラー出演する。「Get Ready!」は2023年1月8日より毎週日曜日21時~TBSにて放送(初回25分拡大)。(cinemacafe.net)
2022年12月19日小山田壮平(AL)の弾き語りツアー『小山田壮平 弾き語りツアー2022』の最終公演が12月1日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで行われた。10月23日の石川・金沢EIGHT HALLを皮切りに全8公演で開催された今回のツアー。小山田壮平のソロ楽曲はもちろん、andymori、ALの楽曲も披露され、歌とアコギによる多彩にして豊かな表現をたっぷりと味わうことができた。andymori(2014年解散)を経て、長澤知之らと結成したALの活動と同時に、2016年から弾き語りライブを継続してきた小山田壮平。2020年には個人名義による初アルバム『THE TRAVELING LIFE』をリリース、その後もシングル『恋はマーブルの海へ』『スライディングギター/アルティッチョの夜』を発表するなど、コンスタントな活動を続けてきた。叙情性と激しさ、繊細な表現と圧倒的なダイナミズムを兼ね備えた彼の弾き語りは、やはり唯一無二。この日の公演で、そのことを改めて実感させられた。小山田壮平ステージに置かれているのは、2本のアコースティックギターとマイク。心地よいBGM――“くるり”から”ザ”・ヴァーヴまでーーが流れるなか、観客は静かに開演を持っている。スマホではなく、文庫本を読んでいる人が多く、「なるほど、こういう人たちが小山田壮平の音楽に親しんでいるんだな」と妙に納得してしまった。会場の照明が落とされ、小山田がステージ上手から姿を見せると、大きな拍手が巻き起こる。すぐにアコギを手に取り、弦を揺らしながら〈大丈夫ですよ心配ないですよ〉という大らかなフレーズが広がっていく。最初の楽曲は、andymoriの「投げKISSをあげるよ」。さらに「革命」「1984」とandymoriの代表曲が披露される。どちらも10年以上前に発表された楽曲だが、そのなかで描かれる感情――この熱狂はいつか誰かに届くはずだという切実な思いーーはまったく色褪せず、むしろ2022年にこそ強く響いていた。特に「1984」におけるブルースハープの素朴な音色、ファルセットと地声を使い分けたボーカルにはグッと来てしまった。ライブ前半はandymoriの楽曲が中心。「ベンガルトラとウィスキー」では曲が進むにつれてスピードを上げながら性急な疾走感を生み出し(ちょっと乱暴な歌もカッコいい!)、「遠くへ行きたい」ではフォーキーな音像とともに、悲しみや退屈を超え、此処ではない何処かに行きたいという根源的な思いを切々と歌い上げる。そして「16」はこの日のライブの最初のクライマックス。ザックリと鳴らされるアコギのストロークと繊細なアルペジオ、約束と嘘を重ねる日々を映し出す歌が響き合い、じんわりと心を揺さぶられる。日常と地続きの風景、奔放な想像力が重なり合う小山田の歌は、時間が経つにつれて深みを増しているように聴こえる。アコギの弾き語りなのに、ドラムやベース、トランペットの音まで(心のなかで)聴こえてくるような演奏も素晴らしい。中盤のMCで「9月に初めての子供を授かりました」と報告。“泣き叫ぶ息子を風呂に入れたら、スッと泣き止み5時間寝てくれた”というエピソードを披露した後、「ひとつひとつ喜びや愛情を覚えることで、みなさんのような立派な大人になるんだなと」と話すと、会場全体がほっこりとした雰囲気に包まれた。その直後に披露されたのは、ALの「輝く飛行船」。〈懐かしい父母の笑顔抱きしめてくれた人たち〉という歌詞があるのだが、小山田が父親になったこともあり、楽曲の印象が以前とは変化していたように思えた。彼自身の人生の移り変わりとともに楽曲の在り方が少しずつ変わっていき、それが表現の深みにつながる。そのことを実感できたのも、この日のライブの大きな収穫だった。ここからはソロの楽曲が中心。ロマンティックな憂いを感じさせる「ローヌの岸辺」、切なくも愛らしいラブソング「恋はマーブルの海へ」からは小山田のポップセンスが滲む。彼自身が良く通っていたバーの思い出がもとになった「アルティッチョの夜」ではエッジの効いたロックンロールを響かせ、「雨の散歩道」では夢想と現実が混ざり合うようなサイケデリアを生み出す。いろいろな時代、いろいろなジャンルの音楽が背景にあり、小山田の詩情と激情によって、豊潤な音楽世界へと結びつく。楽曲ごとにまったく違う場所に連れていかれるような感覚も、彼の弾き語りの魅力だろう。「Black Bird」(ザ・ビートルズ)のカバーからライブは後半へ。今年6月にミュージックビデオが公開された「FULL OF LOVE」、伸びやかなメロディと“離れ離れになっても、いつもあなたは僕のなかにいる”という思いを込めた歌が会場を包みこんだ「君に届かないメッセージ」、少年の頃の夢を胸に〈だからこうして今日も走っているでしょう〉と歌う「夕暮れのハイ」と楽曲が重なるにつれて感情のふり幅が広がっていく。本編の最後は、「旅に出るならどこまでも」。“人生という名の旅”をストレートに反映した楽曲はまさに“シンガーソングライター・小山田壮平”の真骨頂だ。鳴りやまない拍手に導かれ、すぐにステージに戻ってきた小山田。まずは新曲「スライディングギター」で奔放なギタープレイと歌を高らかに響かせた。「今年もお世話になりました。来年も健やかな日々になるように。いろんな心配事が尽きない日々ではありますけども、喜びをひとつひとつ見つけて、進んでいきたいと思っております……いいこと言おうとして失敗してます(笑)」そんな言葉に導かれた最後の曲は、andymoriの「Sunrise&Sunset」。消えることのない欲望や争い、悲しみを見据えながら突き進む意思を感じさせる歌がまっすぐに伝わるなか、ライブはエンディングを迎えた。2022年4月から6月にかけて行われたバンドツアー、そして、今回の弾き語りツアーでソロアーティストとしての豊かな魅力を示した小山田壮平。決して多作ではないし、ライブの数も多くないが、この日、会場に足を運んだオーディエンスは間違いなく、「もっとこの人の歌を聴きたい」と感じたはずだ。Text:森朋之 Photo:佐藤哲郎<公演情報>小山田壮平 弾き語りツアー202212月1日(木) 東京・LINE CUBE SHIBUYAセットリスト1. 投げKISSをあげるよ2. 革命3. 19844. それは風のように5. ゆうちゃん6. ベンガルトラとウィスキー7. 遠くへ行きたい8. 169. 輝く飛行船10. ローヌの岸辺11. 恋はマーブルの海へ12. アルティッチョの夜13. 雨の散歩道14. ダンス15. サイン16. Black Bird(カバー)17. FULL OF LOVE18. 君に届かないメッセージ19. 夕暮れのハイ20. 時をかけるメロディー21. 旅に出るならどこまでもEN22. スライディングギター23. Sunrise&Sunset<ライブ情報>FM802 RADIO CRAZY20222022年12月25日(日)~28日(水) 大阪・インテックス大阪※小山田壮平(Band set)の出演は12月25日(日)公式サイト:「Sparkling Records」公式サイト:
2022年12月12日2022年12月3日に、タレントの松丸亮吾さんがTwitterを更新。以前小学校で行った講演会の中で、生徒からの質問に苦笑いしたエピソードを明かしています。小学校での講演会とあり、勉強や将来の夢について質問されるのは想定内のはず。しかし1人の女子生徒は、松丸さんが「まさか」と思った質問をしたといいます。Twitterに公式マーク、いつ付くの?山形の小学校で行った講演会の質問コーナー、7歳の女の子がマイク持って聞いた質問がまさかの「いつ こうしきマーク つくの?」で、会場みんなで爆笑したのめっちゃ楽しかったな。なんで知ってるねん。— 松丸 亮吾 (@ryogomatsumaru) December 3, 2022 フォロワー数が多い人や著名人のアカウントには、本人のものであることを示す青いチェックマークが付いており、通称『公式マーク』と呼ばれてます。主に、信頼性や認知度といった条件のもと、公式マークが付くかどうかが判断されているようです。松丸さんはこれまで、多数のテレビ番組への出演のほか、同月現在でフォロワーが70万人以上おり、認知度や信頼性が高い人といえます。しかしなぜか、公式マークの付与を申請しても、承認されないことをたびたび投稿していました。そのことはどうやら、小学生にも知れ渡っている様子。女子生徒は純粋な疑問から質問をしたのかもしれませんが、松丸さんにぐさりと刺さったのでした…。松丸さんのエピソードは反響を呼び、「鋭すぎる質問」「なんでそんなに詳しいんだ…」といったコメントが上がっています。いつの日か、松丸さんのアカウントに公式マークが付与されることでしょう。その時は、女子生徒のような質問をする人もいなくなるはずです…![文・構成/grape編集部]
2022年12月08日映画『せかいのおきく』が、2023年4月28日(金)より全国公開される。監督・脚本は阪本順治。主演は黒木華が務め、寛一郎、池松壮亮が出演する。阪本順治オリジナル脚本の新作映画映画『せかいのおきく』は、人情の機微を見つめ、数々の名作を世に送り出してきた阪本順治が自身のオリジナル脚本を映画化した新作映画。江戸末期の貧しい時代を背景に、つらい現実にくじけそうになりながらも逞しく生きる庶民の姿を通じて“人と人のぬくもり”と“いのちの巡り”を鮮烈なモノクロ映像で描き出していく“青春時代劇”だ。撮影は、主に京都撮影所(東映・松竹)にて実施。墨絵のように美しいモノクロ映像が、独特の風格を生み出している。主演は黒木華、寛一郎・池松壮亮が共演主人公のおきくを演じるのは、『小さいおうち』で第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞し、『小さいおうち』『母と暮せば』『浅田家!』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞に3度輝くなど、活躍を見せる黒木華。そして、寛一郎、池松壮亮、眞木蔵人、佐藤浩市、石橋蓮司も出演。豪華キャスト陣の貴重な共演を楽しむことができる。主人公・おきく…黒木華武家育ちながら、今は貧乏長屋で質素な生活を送っており、寺子屋で子供たちに読み書きを教えている。喉を切られたことから、声を失ってしまう。尚、声を失うことで映画の中盤からセリフが無くなる黒木華の凄まじい演技は、本作の見所となっている。中次…寛一郎紙屑拾い。古紙を売り買いして生計を立てる。おきくに淡い思いを寄せる。演じるのは、祖父に三國連太郎、父に佐藤浩市を持ち、映画『ナミヤ雑貨店の奇跡』『菊とギロチン』やNHK 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも出演している寛一郎。矢亮…池松壮亮下肥買い(しもごえがい)。長屋にある共同の厠に溜まった大量の糞尿を買い取り、農村に肥料として売却し「汚穢屋」とも呼ばれていた。中次と同様に、最下層の仕事に従事し侘しい暮らしを送っている。矢亮は、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『宮本から君へ』『ちょっと思い出しただけ』などに出演し、『シン・仮面ライダー』への出演も話題を呼んだ池松壮亮が演じる。孝順…眞木蔵人おきくが文字を教える寺の住職。源兵衛…佐藤浩市元勘定方ながら今は貧乏な長屋暮らしをしている、おきくの父。源兵衛を演じる佐藤浩市と寛一郎は、『一度も撃ってません』での親子初共演に続き、本作が二度目の共演となる。孫七…石橋蓮司おきくと同じ長屋に住む元早桶屋。“いのちの巡り”とは映画『せかいのおきく』で描かれる“いのちの巡り”とは、資源の限られていた江戸時代ならではの“循環型社会”が背景となっている。糞尿を買い取り、農村に作物の肥料として売却する矢亮の商売「下肥買い」は、まさにその好例だ。映画『せかいのおきく』の企画プロデューサーである原田満生は、「江戸時代は資源が限られていたからこそ、使えるものは何でも使い切り、土に戻そうという文化が浸透していた。人間も死んだら土に戻って自然に帰り、自然の肥料になる。人生の物語もまた、肥料となる。自然も人も死んで活かされ、生きる。この映画に込めた想いが、観た人たちの肥料になることを願っている」とコメントを寄せている。尚、映画『せかいのおきく』は、第52回ロッテルダム国際映画祭ビッグスクリーンコンペティション部門にノミネートされている。映画『せかいのおきく』あらすじ江戸末期、寺子屋で子供たちに読み書きを教えている主人公・おきくは、ある雨の日、厠(寺所有の公衆便所)のひさしの下で、雨宿りをしていた紙屑拾いの中次と、下肥買いの矢亮と出会う。武家育ちでありながら今は貧乏長屋で質素な生活を送るおきくと、古紙や糞尿を売り買いする最下層の仕事につく中次と矢亮。三人はやがて心を通わせていくが、ある悲惨な出来事に巻き込まれたおきくは、喉を切られ、声を失ってしまう…。【作品詳細】映画『せかいのおきく』公開日:2023年4月28日(金)脚本・監督:阪本順治出演:黒木華、寛一郎、池松壮亮、眞木蔵人、佐藤浩市、石橋蓮司配給:東京テアトル/U-NEXT/リトルモア
2022年12月08日池松壮亮が仮面ライダーを演じる、庵野秀明脚本・監督映画『シン・仮面ライダー』より、ティザーポスター2の第3弾が公開された。先日から、物語の重要なキーワードが入る新しいビジュアルが一枚ずつ公開され、今回が3種類のラスト。“継承”のキーワードが示され、浜辺美波演じるヒロイン・ルリ子が、柄本佑演じる一文字隼人/仮面ライダー第2号の首に、“仮面ライダーの象徴”である赤いマフラーをかけている。また、力が抜けた様子でひざまずく一文字の側には、ルリ子の「魂の自由を取り戻して。」という一文字に対するセリフが添えられている。一文字が繋げるものとは何か、今後の発表に注目だ。現在映画館では、同ビジュアルを含む3種類のティザーポスターが掲出中。これを使用したティザーチラシも設置されている。『シン・仮面ライダー』は2023年3月公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・仮面ライダー 2023年3月、全国にて公開予定©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
2022年12月05日池松壮亮、浜辺美波、柄本佑らが出演する映画『シン・仮面ライダー』より、先日のルリ子のビジュアルに引き続き、ティザーポスター2の第2弾が公開された。映画館では昨日より、計3種類のティザーポスターが掲出中。今回公開されたのは、そのうちの第2弾。物語の重要なキーワードが示されており、今回は“信頼”と書かれている。池松さん演じる変身を解除している本郷猛(仮面ライダー)と、浜辺さん演じる緑川ルリ子が、決意のある眼差しで共に歩き出している今回のビジュアル。本作の主人公とヒロインが、同じ目的を見つめているかのような印象的な構図に加え、「あなたを信じてあなたに託す。」というルリ子のセリフが添えられ、2人が描く“信頼”はどんな物語となるのか期待せずにはいられない。『シン・仮面ライダー』は2023年3月公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・仮面ライダー 2023年3月、全国にて公開予定©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
2022年12月04日沢田研二主演、松たか子共演の映画『土を喰らう十二ヵ月』が公開中だ。この度、主人公で作家のツトム(沢田)とその恋人・真知子(松)が、“たけのこ”を頬張る本編特別映像が解禁された。本作は1978年に作家・水上勉が記した料理エッセイを原案に、中江裕司が監督を務めた人間ドラマ。自然を慈しみ、人と触れ合い、おいしいご飯を作り、誰かと食べられることに感謝する日々を送る主人公の姿を通して、丁寧な生き方や真の豊かさとは何かを問いかける。共演には火野正平、檀ふみ、西田尚美、尾美としのり、奈良岡朋子ら実力派俳優陣が出演。目も心も満たすような旬の野菜で作る料理の数々は、映画初参加となる料理研究家・土井善晴が担当している。今回到着した本編映像は、ツトムと真知子がたけのこを頬張るシーン。ツトムがたけのこを調理し、湯気が立ち込めるたけのこを鍋から大皿へと移す。軒先で摘んだ木の芽をふんだんに掴み入れ、時間との勝負と言わんばかりに、ふたりは一刻を争いながら居間へと移動。そして出来立てのたけのこに喰らいつく。繊細な味を噛みしめ、恍惚とした表情を浮かべるふたりの姿に、見ているこちらまで、思わずたけのこにかぶりつきたくなるようなシーンになっている。『土を喰らう十二ヵ月』若竹煮中江監督は「この映画を撮りながら、いつも考えていたのは“好きな人と食う飯がいちばん美味い”ということです。そこに究極の答えがあるかもしれない。食べることは生きることだけど、一人で食べていてもあまり楽しくない。でも、好きな人と食べていると楽しいし美味しい。それが人間じゃないのかって。この映画は理屈をこねるものではなく、魂で感じる作品だと思います」とコメントしている。四季折々の食とともに、人としての豊かな生き方を体感させてくれる本作は、忙しい日々を過ごす我々にふと立ち止まるきっかけを与えてくれそうだ。映画『土を喰らう十二ヵ月』本編特別映像(たけのこ)『土を喰らう十二ヵ月』公開中© 2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会
2022年11月15日6つの実写作品と1つのアニ メーション作品で構成されるAmazon Originalドラマ「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~」。エピソード6「彼は私に最後のレッスンをとっておいた」では、池松壮亮がナオミ・スコット演じるオンライン英会話教師エマとパソコンの画面越しで恋に落ちるマモルを好演。池松さんは本エピソードについて、「人を信じるという不確かなことの素晴らしさを改めて教えてくれる物語だと思います」と語り、国境を越えた“リモートの愛”を描く物語が持つ魅力を明かした。池松さんが演じるのは、ロサンゼルスでオンライン英会話の教師をするイギリス人のエマ(ナオミ・スコット)に生徒として出会うマモル。トウモロコシの研究をしている学生で、アメリカの大学で博士課程を取ることを目標としている。彼がレッスン中にエマに投げかけた「What is love for you?(愛って何ですか?)」という質問をきっかけに、2人は少しずつ惹かれ合う。アメリカに住むエマと日本に住むマモルは、直接会ったことはないもののメッセージのやり取りやビデオ通話など、オンラインで仲を深めていく。そんな“リモートの愛”を描く物語について池松さんは、「エマとマモルは、直接会ったこともなければ上手くいくかも分からないという不確かな中、自分の勘を信じて互いを想い、惹かれ合います。遠く離れた海を越えたところで、しかもオンラインで誰かに出会って恋をする。そんな風に人のことを想うって、何だかすごくロマンチックで素敵だなと思いますし、“人を想う”という行動が持つ可能性を信じたくなります」と語り、不確かな中でも誰かを愛する素晴らしさを教えてくれる物語に心を打たれたことを打ち明ける。池松さんはさらに、「パンデミックによって世界がバラバラになり、各地で戦争が続く中で、人とのつながりや人を信じることすら奪われていくこの世界において、誰かを愛すること、想うこと、What is love for you?いうことを問い直すこの物語に確かな希望を感じ、今こそ語るべき物語だと思いました」と続け、人との関わりが希薄になり、先の見えない不安が続くいまだからこそ、直感に導かれるまま互いを想い愛を育む2人の物語が魅力的に映るのだと想いを明かした。距離や時差、言葉の壁も越えた2人の“リモートの愛”がたどり着く結末とは?不確かな “愛”を信じ突き進む2人の物語を見届けてほしい。本エピソードのほかにも、「息子の授乳、そしていくつかの不満」水川あさみや前田敦子、「私が既婚男性と寝て学んだこと」榮倉奈々や柄本佑、「最悪のデートが最高になったわけ」伊藤蘭や石橋凌、「冬眠中のボクの妻」成田凌や夏帆、 「彼を信じていた13日間」永作博美さんやユースケ・サンタマリア、アニメーション作品の「彼が奏でるふたりの調べ」黒木華や窪田正孝など、誰かに“愛”を伝えたくなるような7つの物語には豪華キャストが参加している。Amazon Originalドラマ「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~」はPrime Videoにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年10月25日世の中にはさまざまなゲーム機があり、多くの人が楽しく遊んでいます。一方でゲームは単なる娯楽にとどまりません。『eスポーツ』といったゲームをスポーツ競技としてとらえ、賞金がもらえるなどれっきとした仕事として成り立つものでもあるのです。しかし、子供が勉強をせずゲームに夢中になっている姿を見ると、親としては心配したくなるもの。「ゲームをして何になる?」に対する松丸亮吾の考え謎解きなどを作るタレントの松丸亮吾さんは、「ゲームをしていてなんの意味があるのか」と、多くの親が抱くであろう疑問に答えました。Twitter上で人々から悩みなどを募り、寄せられた意見を紹介しているアカウントの投稿を引用した松丸さん。今回悩みを寄せた人は、ゲームをめぐって、親とひと悶着があったようです。親に「ゲームをしていて何になるの?」と聞かれました。「楽しい」と答えたら、「ただ楽しいだけではなんの役にも立たないよね?」と怒られます。これに対し松丸さんは、世界のゲーム市場と今後どれくらい拡大するかなど、需要の高さを指摘。「ゲームに触れて知見を高めておくことは、今後間違いなく発展するゲーム業界への就職を有利にし、将来への投資になる」と、メリットの大きさについて言及しました。僕なりの答え書きます。ゲームの世界市場は2010年で706億ドル、2021年には約3倍の1970億ドルになり、2030年にはさらに倍以上の4700億ドルと予測されてる。ゲームにより多く触れて知見を高めておくことは、今後間違いなく発展するゲーム業界への就職を有利にする。将来への投資になります。@ryogomatsumaruーより引用松丸さんは続けて「ゲーム知識だけでなく、開発やデザイン、業界の構造など周辺分野についても学んでおくといいのでは」とコメントしています。インターネットをはじめ、あらゆる情報通信技術が発展している現代社会。ゲームもまた時代に合わせて進化しており、日本のみならず世界でも人気を呼んでいます。単なる娯楽で終わらず、ゲームは仕事として必要とされる世の中になっているのです。松丸さんが導き出した答えに、多くの人がハッとしています。・謎解きを楽しんで、仕事にも発展させた松丸さんなだけあって、説得力がある!・松丸さんのいう通り、ゲームはもう単なる遊びじゃないんだよな。・知りたいことと、自分でいいたかったことの全部が、この言葉に凝縮された!一方で、将来やりたい仕事だとしても、ゲームだけを行い、ほかの勉強をしないと困る場面もあることでしょう。自分がどんな仕事をしたいのかなどを考えながら、ゲームや勉強に励んだ方がいいのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2022年10月21日1805年(文化2年)創業の菓子店である株式会社あみだ池大黒(本店所在地:大阪府大阪市西区、代表取締役社長:小林 昌平)は株式会社ユニクロが大阪府の63店舗で開催する「ユニクロ大阪祭」とコラボレーションを行い、「岩おこし」や「大阪花ラング」のTシャツ及びトートバッグを発売いたしますので、お知らせいたします。大阪花ラングTシャツ(半袖)岩おこしTシャツ(半袖)【POINT】1. ユニクロ大阪祭とコラボ!!あみだ池大黒デザインのTシャツとトートバッグをUTme!マーケットにて販売いたします!2. 大阪初のUTme!サービス開始!大阪花ラングやマシューアンドクリスピーなどがUTme!のスタンプに!【1. ユニクロ大阪祭とコラボ!!あみだ池大黒デザインのTシャツとトートバッグをUTme!マーケットにて販売いたします!】あみだ池大黒は、10月21日(金)~27日(木)大阪府の63店舗のユニクロで開催されるユニクロ大阪祭に参加いたします。UTme!マーケットでは「岩おこし」「大阪花ラング」デザインのアイテムを発売中です。Tシャツだけでなく、トートバッグやスウェットなど多くの種類からお選びいただけます。ご購入はUTme!アプリまたはUTme!のオンラインサイトからのみ可能です。UTme!マーケットHP: 10月21日~23日は、ユニクロで7,000円以上お買い上げレシートの提示で抽選会にご参加いただくことができ、地元大阪企業の商品が当たります。景品にはあみだ池大黒のミニ岩おこしもご用意しております。大阪祭公式HP: ■デザイン商品について岩おこし:江戸時代から愛され続けている大阪の銘菓です。水路工事が盛んであった大阪は、掘ると岩がごろごろ出てくることから、大阪人のシャレも相まって岩のように硬いおこしが誕生しました。生姜のピリッとした辛さが特徴のお菓子です。「身をおこし、家をおこし、国をおこして、福をおこす」縁起の良いお菓子としても人気の商品です。伝統的なおこしを現代風にかわいくデザイン大阪花ラング:お客様に少しでも笑顔の花を咲かせたいという想いから、大阪みやげとして誕生いたしました。大阪生まれのはちみつをたっぷりと練りこんだサクサク生地とふわふわクリームが特徴の、可愛らしいお花のカタチのラングドシャです。2022年10月には、より大阪土産として多くのお客様に知っていただけるよう、新パッケージにリニューアルいたしました。装い新たに、変わらぬ美味しさをお届けいたします。大阪花ラング公式HP: 関西限定販売の大阪花ラングがTシャツデザインに登場!10月リニューアル!大阪花ラング新パッケージ【2. 大阪初のUTme!サービス開始!大阪花ラングやマシューアンドクリスピーなどがUTme!のスタンプに!】大阪初となる「UTme!」がユニクロLINKS UMEDA店に登場し、あみだ池大黒のスタンプも登場いたします。「UTme!」とは、だれでもオリジナルのTシャツやトートバッグを作成することができるユニクロの人気スマホアプリです。ユニクロLINKS UMEDA店に設置してある端末でデザインしたアイテムをその場で印刷し、当日にお持ち帰りいただけます。あみだ池大黒からは大阪銘菓の「岩おこし」だけでなく、「らんらんらん♪花ラング♪」のCMでお馴染みの「大阪花ラング」、新食感のおこし「pon pon Ja pon」「Matthew & Chris.P」が展開されます。UTme!オンラインサイト: 手書きが可愛いマシューアンドクリスピースタンプ例お花のカタチのラングドシャ 新デザインのスタンプ■ショップ概要店舗名 :ユニクロ LINKS UMEDA店営業時間:10:00~21:00所在地 :大阪府大阪市北区大深町1番1号 LINKS UMEDA 1F【株式会社あみだ池大黒について】あみだ池大黒は江戸時代半ばの1805年(文化2年)に創業。天下の台所とよばれていた大阪で、「おこし」の製造・販売から事業を開始しました。もともと「粟おこし」は、粟やひえで作られていました。しかし当時の大阪は、良質なお米や砂糖が集まってくる場所であったため、そこに目をつけ、お米を粟状にした粟おこしを作り売り出しました。また、水路工事が盛んであった大阪は、掘ると岩がごろごろ出てくることから、大阪人のシャレも相まって、「大阪の掘りおこし、岩おこし」という事で、岩おこしが大阪銘菓として広まって行きました。「身をおこし、家をおこし、国をおこして、福をおこす」縁起もんとしても粟おこし・岩おこしは人気です。創業から200年、伝統の「おこし」を守り続けることももちろん大切ですが、歴史にあぐらをかくことなく、またおこしのイメージにとらわれることなく和・洋融合の創作菓子を開発するなど、新しい挑戦を続けています。【会社概要】法人名 : 株式会社あみだ池大黒所在地 : 大阪市西区北堀江3丁目11-26工場・営業本部: 兵庫県西宮市西宮浜1丁目4-1 西宮本社代表 : 代表取締役社長 小林 昌平創業 : 文化2年(西暦1805年)法人設立 : 昭和26年12月(西暦1951年)資本金 : 30,000千円従業員数 : 150名(令和4年)事業内容 : 和菓子、洋菓子の製造および販売営業品目 : <和菓子>大阪名物の「粟おこし」「岩おこし」、米菓、焼菓子、まんじゅう等<洋菓子>チョコレート類、クッキー、ラングドシャ等URL : 【あみだ池大黒】 【大阪花ラング】 【pon pon × Chris.P】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月20日現代ならではの愛を描く心温まる7つの物語、Amazon Originalドラマ「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~」より、エピソード6と7に参加しているナオミ・スコット、池松壮亮、黒木華、窪田正孝がそれぞれのエピソードの運命の恋について、勇気を出すことの大切さについて語る特別映像が公開された。ナオミと池松さんが出演するエピソード6「彼は私に最後のレッスンをとっておいた」は、距離や時差、言葉や文化の違いも越えた“リモートの愛”の物語。ロサンゼルスでオンライン英会話の教師をするイギリス人のエマは、アメリカの大学で博士課程を取ることを目標に受講する日本人のマモルから投げかけられた、ある質問に心を揺さぶられる。お金を貯めるだけに過ごしていた単調な生活や元彼との関係に行き詰まりを感じていたエマは、マモルとのレッスンの時間に新たな楽しさを見つけていくが、ある日突然「今日が僕の最後のレッスン」と告げられる――。エマ役のナオミは「好きなところは、エマが今まで持っていた『成功』の形を捨てて、全く新しい選択肢を受け入れている点」と明かし、マモル役の池松さんは、“人を想う尊さ”が感じられる物語になっていると示唆しており、「オンラインで出会って恋をして、人を信じるという不確かなことの素晴らしさを改めて教えてくれる物語だと思っています」と魅力を語った。そして、黒木さんと窪田さんが参加しているエピソード7「彼が奏でるふたりの調べ」は、大人になったときにふと思い出す“忘れられない過去の恋愛”を描く、本作唯一のアニメーション作品。会社で上司に嫌味を言われても、笑って誤魔化してしまうことが日常だった珠美は、とある出来事がきっかけで疎遠になってしまった高校の同級生・凛のことを思い出す。珠美は当時の恋心を忘れられず、凛との思い出をふり返るうちに、心の殻を破りある大胆な行動に出る――。珠美役の黒木さんは「皆さんも経験をしたり、感じたことのある話で、すごく身近なものなんじゃないかなと思いました」と脚本の印象を明かし、「大人になると一歩踏み出す勇気を持つことが難しくなると思うので、皆さんの背中を少しだけ押せるような作品になるといいなと思いながら演じました」と作品に込めた思いを語る。凛役の窪田さんが「共通の趣味は誰かと誰かを繋ぐもの」と明かすように、作中では音楽を通して徐々に距離を縮めていく2人の淡い恋模様が描かれている本作について、「見る方の世代によってとらえ方が全然違い、良い意味で余白があるのでやりがいを感じた」と述べている。Amazon Originalドラマ「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~」は10月21日(金)世界同時配信。(cinemacafe.net)
2022年10月19日猫の好物といえば魚を思い浮かべる人は多いでしょう。実際にはすべての猫が魚を好んで食べるというわけではないようですが、日本では『猫は魚が好き』というイメージが強いですよね。猫に狙われた池のコイがピンチ?愛猫のラグドールたちの日常をInstagramで紹介している、飼い主(timo_the_ragdoll_cat)さん。飼い主さんの家の庭には池があり、たくさんのコイが泳いでいます。ある日、オス猫のマイカが池のコイたちを眺めていました。魚であるコイにとって、猫は天敵のはず。実際にマイカは、目の前を泳ぐコイを見て水に手を伸ばそうとします。そこへ、ひときわ大きな白いコイがマイカに近付いてきました。コイが水面から顔を出した次の瞬間…!何が起きたのかはこちらをご覧ください。 View this post on Instagram A post shared by Toby & Mr. Mika (@timo_the_ragdoll_cat) 大きなコイがマイカの顔にキスをした!この白いコイはダイノという名前で、マイカの友達なのです。マイカの姿を見たダイノはまるで「やあ、マイカ!」と挨拶をしているように見えますね。すると、マイカも体を乗り出してダイノに顔を近付けています。本当に仲よしなのですね。2匹のふれあいの様子を見た人たちは、みんな笑顔になったようです。・コイたちはこの猫のことが大好きなんだね。・こんなに優しくてフレンドリーな猫を初めて見たよ。・かわいすぎて、この動画を何時間でも見ていられる。 View this post on Instagram A post shared by Toby & Mr. Mika (@timo_the_ragdoll_cat) 池のコイを眺めているマイカはとても楽しそう。コイたちも絶対に襲われないことが分かっているので、安心してマイカに近付いていくのでしょう。猫とコイという、意外すぎる『種を超えた友情』に、心が温かくなりますね![文・構成/grape編集部]
2022年10月15日中国で絶大な人気を誇るニー・ニーが主演を務め、チャン・ルーイー、シン・バイチン、池松壮亮ら日中の俳優が共演する『柳川』より、予告映像と場面写真が解禁された。柳川を舞台に、死や消失を受けて喪失感にとらわれた人々の心の揺れ動きを、寄り添うようにしてフィルムにおさめていく本作。物語は、中年になり自分が不治の病であることを知ったドン(チャン・ルーイー)が、長年疎遠になっていた兄・チュン(シン・バイチン)を柳川への旅に誘うことから始まる。柳川は北京語で「リウチュアン」と読み、2人が青春時代に愛した女性「柳川(リウ・チュアン)」と同じだった。20年ほど前、チュンの恋人だったチュアン(ニー・ニー)は、ある日突然姿を消してしまったが、いまは柳川で暮らしているという。誰にも理由を告げずに消えた彼女の存在は、兄弟の中で解けない謎になっていた。そして2人は、柳川でついにチュアンと再会する。物語の中心人物である兄弟のドンとチュン、ヒロインのチュアン、そして兄弟が宿泊する宿の家主の男。4人はすべからく身近な者の早すぎる死や、突然の消失を経験している。予告編では、そんな4人が心の奥底にしまいこんだ喪失感を埋め合わせるかのうように、宿や店内で語り合う姿が切り取られ、様々な表情をみせる「柳川」という不思議な街に流れる穏やかな時間が映し出されている。予告編のナレーションは、リュル監督の『福岡』に出演している女優・山本由貴が務めた。『柳川』の日本公開を受け、リュル監督は「監督として、喜ばしくもあり、緊張もしています。柳川で撮影した映画をついに日本の皆さんに届けられると思うと嬉しい反面、この作品で描いた愛が皆さんに受け入れられるか緊張してもいるのです。皆さんの感想を待つしかないですね。気に入ってもらえることを願っています」とコメントしている。なお、最新作『柳川』の公開を記念して、<福岡三部作>としてチャン・リュル監督の近作『群山』(2018)、『福岡』(2019)も一部劇場にて同時期に公開予定。本日10月14日(金)より通販サイト「メイジャー」及び新宿武蔵野館をはじめとする劇場窓口にて、先着特典ポストカードセット付き全国特別共通鑑賞券が販売開始される。【チャン・リュル監督コメント】12月に『柳川』が日本公開を迎えます。監督として、喜ばしくもあり、緊張もしています。柳川で撮影した映画をついに日本の皆さんに届けられると思うと嬉しい反面、この作品で描いた愛が皆さんに受け入れられるか緊張してもいるのです。皆さんの感想を待つしかないですね。気に入ってもらえることを願っています。柳川は美しい水郷であり、映画に登場する美しい中国人女性も柳川といいます。柳川という娘が柳川という街にやって来て、物語と愛が水路のように流れていくのです。『柳川』は12月30日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開、12月16日(金)よりKBCシネマにて福岡先行公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:柳川 2022年12月16日よりKBCシネマにて公開、12月30日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開
2022年10月14日俳優の吉沢亮が出演する、キリンビバレッジ・生茶 免疫ケアの新CM「吉沢亮の外出」編が、11日から放送される。新CMでは、外を歩いている吉沢が「この冬、外出が増えてきたあなたに」と語り掛ける。続けて同商品の魅力を説明し、「いい感じ」と笑顔を見せる。■吉沢亮コメント免疫ケアをするために、何か新しく始めるとなると……苦手意識がある方も多いと思います。少し運動したり、食事に気をつけたりとか、日々のちょっとした心がけでだいぶ変わってくると思います。僕自身食べ物を少し気をつけたり、適度に運動したりというのは最近になって始めてます。若い頃はそういった事は全然考えてなかったんですが、やっぱり“健康第⼀”なので意識するようになりました。そういった部分を意識していただきながら、いつも飲んでるお茶を、「キリン 生茶 免疫ケア」にするというだけでも、変化がある気がします。是非、「キリン 生茶 免疫ケア」を飲んで体調管理にも気をつけていただければと思います。味もいつも飲んでいる生茶と変わらず、すごくおいしいです。この1本で、体調管理にも役立つという事で、僕も今後必須アイテムになるだろうなと思います。皆さんも⼀緒にこの「キリン 生茶 免疫ケア」を飲んで、免疫ケアを頑張りましょう。
2022年10月11日この秋スタートの新月9ドラマは、吉沢亮が駆け出しの小児科医を演じるメディカルヒューマンドラマ「PICU 小児集中治療室」を放送。この度、大竹しのぶが吉沢亮演じる主人公の母親役で出演することが分かった。大竹さんが演じる南は、北海道出身で女手一つで武四郎(吉沢さん)を育ててきた母。武四郎が落ち込んでいるときは、武四郎の大好きなおかずを作って励まし、厳しくも愛情深い言葉で鼓舞する存在。また、涌井桃子(生田絵梨花)の実家が営む観光バス会社のバスガイドだったが、定年後のいまも時折、バスガイドのヘルプに出ており、桃子とも仲良しでいつも茶飲み話で盛り上がっている。武四郎はそんな母のことが世界で一番大好きだが、不器用な性格も相まって、素直に愛情表現できず、生意気なことばっかり言ってしまう。今作で初共演となる吉沢さんについて大竹さんは「初めての一緒のシーンから不思議なぐらい会話が自然で、本当に一緒に芝居が出来て“喜び”を感じています」と印象を明かし、視聴者へ向けて「愛があふれるドラマです。ぜひ、ぜひ、ぜひ!」とメッセージを寄せている。「PICU 小児集中治療室」は10月10日より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。※初回30分拡大(cinemacafe.net)
2022年09月30日人間国宝である講談師・神田松鯉の弟子、神田松麻呂が二ツ目に昇進。それを記念した『神田松麻呂 二ツ目昇進記念講談会』が、11月15日に渋谷区文化総合センター大和田 6階 伝承ホールで行われることが発表された。つかこうへいにあこがれ俳優を目指し、パルコ劇場のスタッフ経験もあるという異色の経歴をもつ神田松麻呂。2018年に講談師・神田松鯉に入門し、4年間の前座修行を終え、今年8月19日に日本講談協会の二ツ目に昇進。そして9月21日に落語芸術協会の二ツ目に昇進した。講談会には師匠の神田松鯉をはじめ、神田阿久鯉、神田伯山といった講談師が出演。チケットは10月15日10時より一般発売がスタートする。■神田松麻呂 コメント神田松麻呂で御座います。この度、二ツ目に昇進をさせて頂きました。これも全て多くの方々に、支えて頂きましたおかげで御座います。ありがとうございます。二ツ目に昇進を致しまして、「神田松麻呂 二ツ目昇進記念講談会」を開催させて頂く運びとなりました。ここからが「講談師・神田松麻呂」として、本当のスタートで御座います。「戦い」の始まりです。その第一歩がしっかりと踏み出せる様、獅子奮迅の如く務めさせて頂きます。是非、お越し頂けましたら幸いです。「講談師 神田松麻呂」が、どの様に成長して行くか。又、どの様に失敗をするか。それら全てを、「ドキュメンタリー」として、末永く見続けて頂けましたら幸いです。何卒、宜しくお願い申し上げます。<公演情報>神田松麻呂 二ツ目昇進記念講談会11月15日(火) 渋谷区文化総合センター大和田 6階 伝承ホール開場17:45 / 開演18:30【出演】神田松鯉神田阿久鯉神田伯山神田松麻呂【チケット料金】料金3,000円(椅子席、桟敷席 全席指定・税込)※未就学児入場不可一般発売日:10月15日(土) 10:00【お問い合わせ】神田松麻呂infomatsumaro.k@gmail.com(mailto:matsumaro.k@gmail.com)
2022年09月22日2022年9月21日、タレントの松丸亮吾さんがTwitterを更新。内容に、反響が上がっています。松丸亮吾のツイートにクスッ!松丸さんによると、最近、家中にティッシュが散乱していることがあったのだとか。本人は使用済みのティッシュをしっかりとゴミ箱に入れていたため、不思議に思ったことでしょう。同日、ようやく理由を突き止めた松丸さんは、次のひと言とともに1本の動画を投稿しました。「家中にティッシュが落ちてる理由、判明」家中にティッシュが落ちてる理由、判明── pic.twitter.com/kiLJFPqUPP — 松丸 亮吾 (@ryogomatsumaru) September 21, 2022 動画には、ゴミ箱の中に上半身を突っ込み、ティッシュをくわえて床に出す松丸さんの愛猫、リドくんの姿が…!後ろ脚で体を支え、器用にティッシュをゴミ箱の外へ出しています。ティッシュを家中に撒き散らす犯人が空き巣などではなくて安心したでしょうが、リドくんには辞めてもらう必要があるでしょう。リドくんの行為を受け、「フタ付きのゴミ箱に変えます」とつづった松丸さんなのでした…。【ネットの声】・リドくん、器用!そんなこともできるのね。・うちの猫も弟の部屋からゴミ箱に入ったティッシュを持ち出していました。・犯行の瞬間…!でも、原因が分かってよかったですね!諸説ありますが、お腹が減っていたり、飼い主にかまってほしいという気持ちがあったりする時に、猫はゴミ箱を漁るのだとか。おいしいご飯を食べさせて、たくさんかまってあげれば、猫がゴミ箱を漁ることがなくなるのかもしれません。また、ゴミ箱を漁るクセがつくと、誤飲につながる可能性も…。飼い猫がゴミ箱を漁る時は、松丸さんのようにフタ付きのモノに買い替えるのが得策だといえそうです![文・構成/grape編集部]
2022年09月21日松田龍平と松田翔太が、オダギリジョーが自ら脚本・演出・編集を手掛け池松壮亮が主人公を演じるドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」シーズン2の初回にサプライズで登場したことが分かった。シーズン1では、「犬の着ぐるみ」姿のオダギリさんがぐうたらな「警察犬」を演じ、池松さん演じる主人公、警察犬係のハンドラー・青葉一平との「名(迷?)コンビ」ぶりが話題となった本作。昨日9月20日放送されたシーズン2の初回で、これまで明かされてこなかったサプライズ出演者として、松田龍平と松田翔太が「マガリ兄弟」として登場。キッチンカーの準備をしながら会話を続ける…という謎の役柄となった。今後、池松さん演じる一平や、オダギリさんが演じる一平の相棒の警察犬・オリバーとどのように関わるのか、はたまた物語にどう影響を及ぼすのか、予想のつかない存在。リアルでも兄弟である彼らの出演は、監督のオダギリさんが自ら働きかけ、意気に感じた2人の思いが結実し、実現したという。永瀬正敏、麻生久美子、本田翼、岡山天音、玉城ティナ、永山瑛太、染谷将太、仲野太賀、村上虹郎、佐久間由衣、さらに松たか子、黒木華、浜辺美波、風吹ジュン、松重豊、柄本明、橋爪功、佐藤浩市ら豪華すぎる出演者が話題の本作。シーズン2でますますその勢いを増しているが、松田“兄弟”のサプライズ出演がその極めつけとなった。全3話のシーズン1の10日後という設定で描かれるシーズン2。昨日放送された「第4話」では、個性的な出演者が独特の役柄で次々と登場。シーズン2は、残すところ2回で散りばめられた謎は、果たしてどのように収束していくのか。なお、今回放送された「第4話」、そして昨年放送されたシーズン1をオダギリ監督自ら再編集した「特別版」全3話は、NHKプラスで配信中。ドラマ10「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」シーズン2は9月27日(火)・10月4日(火)22時~NHK総合にて放送。9月27日(火)・10月4日(火)・11日(火)15時10分~NHK総合にて再放送(全3話)。(text:cinemacafe.net)
2022年09月21日沢田研二と松たか子が共演する映画『土を喰らう十二ヵ月』より、予告編が公開された。沢田さん演じる作家のツトムが、山荘にやってきた恋人・真知子(松さん)に「寒かっただろ?」と優しい笑顔をむけるシーンから始まる今回の予告編。子芋の土の香りに気付く真知子、禅寺の和尚の教え、亡くなった妻の存在、「所詮人は、一人で生まれて、一人で死んでいく」というツトムの考え方など、本作の世界観が立ち上がっていく映像となっている。また、畑と相談してツトムが作る献立、真知子のために作る料理、通夜振る舞い。子芋の網焼き、炊き立てのみょうがご飯、わらびのおひたし、胡麻豆腐、ふろふき大根、若竹煮など、目に美しい料理もたくさん登場している。そして、スペインで開催される「サン・セバスティアン国際映画祭」キュリナリー・シネマ部門への出品が決定。プレミア上映後には、作品をテーマにしたディナーが楽しめるのが特色の部門だ。ディナーの料理は、スペインのレストラングループ「NOMO」で活躍する茨城県出身の萩野谷尚之が担当する。ほかにも、9月13日(火)~19日(祝・月)の期間、松屋銀座で開催される「銀座・手仕事直売所」に、本作の世界観が楽しめるショップが開店する。『土を喰らう十二ヵ月』は11月11日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:土を喰らう十二ヵ月 2022年11月11日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開©2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会
2022年09月08日ニー・ニー、チャン・ルーイー、シン・バイチン、池松壮亮らが出演する中国映画『柳川』のポスタービジュアルが完成した。『キムチを売る女』(’07)、『慶州(キョンジュ)ヒョンとユニ』(’14)、『春の夢』(’17)などが日本でも劇場公開されたチャン・リュル監督の最新作となる本作は、ベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品された『福岡』(’19)に続き、日本を舞台にした第2弾作品。九州・柳川を舞台に、死や消失を受けて喪失感にとらわれた、男女の心情を静かに映し出す人間ドラマだ。中国で絶大な人気を誇るニー・ニーが主演を務めるほか、『空海 KU-KAI 美しき王妃の謎』に出演したチャン・ルーイーとシン・バイチン、日本からは池松壮亮が主要キャストとして参加している。なお、本作の公開を記念して、<福岡三部作>としてチャン・リュル監督の近作『群山』(’18)、『福岡』(’19)も一部劇場にて同時期公開する予定だ。『柳川』は12月30日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開、12月16日(金)よりKBCシネマにて福岡先行公開。(cinemacafe.net)■関連作品:柳川 2022年3月10日より梅田ブルク7「第17回大阪アジアン映画祭」にて公開
2022年09月04日オダギリジョー脚本・演出・編集のおかしなサスペンスドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」シーズン2の放送が決定した。昨年秋に放送された「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」は、オダギリさんが犬の着ぐるみ姿で登場し、ぐうたらな警察犬を演じ、池松壮亮演じる主人公、警察犬係のハンドラー・青葉一平との迷コンビぶりが話題に。その続編となる今作は、前作の10日後という設定で、これまでの物語の流れを引き継ぎ、出演者もそのままにストーリーが展開。ビジュアルは、地面に横たわる一平とオリバーの姿があり、平和な安息の時間なのか、不穏な展開の予兆なのか、全く本編とは関係ないのか(オダギリさんが敬愛するジム・ジャームッシュ監督へのオマージュなだけなのか)――気になる仕上がりだ。また放送直前には、未公開映像20分以上(※3話分)を含めたシーズン1の特別版を放送予定。オダギリさん自ら編集を見直し、全く新しい作品として再構築した。オダギリさんは「シーズン2って大体失敗するものですが(苦笑)。ギャラクシー賞から返還を求められるような、そんな作品にしたいと思っています」と意気込み、池松さんは「様々なキャラクターによる混沌とした笑いと争いと協力。混沌とするこの世界に、あの変な犬と厄介で可笑しな人たちが帰ってきます。沢山笑って、ほんの少しだけ感動してもらえることを願っています!」とコメントを寄せている。あらすじ鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平(池松壮亮)。彼には、どういうわけか、相棒の警察犬・オリバーが、着ぐるみのおじさんに見える。ぐうたらで慢性鼻炎だというオリバー(オダギリジョー)と共に、偶然が重なり事件を解決していくのだが…。彼らが巻き込まれた、ヤクザと半グレの抗争事件。そこに、11年前に行方不明になった少女の謎が絡み合う。大乱闘の末、一件落着したかに思われたのだが、事件の重要人物であるヤクザの若頭・龍門が何者かに毒殺されてしまう。果たして、黒幕は誰なのか。行方不明だった少女の秘められた過去とは。一平とオリバーが真相に迫っていく。ドラマ10「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」シーズン2は9月20日(火)・27日(火)・10月4日(火)22時~NHK総合にて放送。※再放送ありシーズン1「特別版」は9月17日(土)24時25分(金曜深夜)第1話~第3話NHK総合にて一挙放送。(cinemacafe.net)
2022年08月25日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、9月6日(火)から11月27日(日)まで、展覧会「松伯美術館コレクション2022 本画と下絵から知る上村松園・松篁・淳之展」を開催します。本展覧会では、約2年ぶりの展示となる上村松園「花がたみ」「楊貴妃」をはじめとする当館所蔵の珠玉の作品の本画とともに、その下絵・縮図・素描をあわせて展示します。当館では、松園・松篁の下絵・縮図・素描など貴重な資料を多数保管しています。松園は、縮図で学んだものが身について、構図を選び取り、着物の柄まで細心の注意を払ってした下絵を作っています。それらを、本画とともに鑑賞することで、そこに込められた強い思い、後ろに流れる遠大な時間を感じることができます。また、松篁・淳之が、写生によって対象への理解を深め、心の中にイメージを育み、そして、構図を試行錯誤して下絵を作り、一つの作品に結実させていくさまを垣間見ることができます。一幅の宇宙に、理想の世界を生み出そうとした三代の制作の過程を展観します。詳細は別紙のとおりです。別 紙1. 名称 「松伯美術館コレクション2022 本画と下絵から知る上村松園・松篁・淳之展」2. 開催期間 2022年(令和4)9月6日(火)~11月27日(日)3. 主催 公益財団法人 松伯美術館、読売新聞社4. 会場 松伯美術館5. 休館日 月曜日(但し、9月19日(月・祝)は開館し、翌20日(火)は休館10月10日(月・祝)は開館し、翌11日(火)は休館)6. 開館時間 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)7. 入館料 大人〔高校生・大学生を含む〕820円、小・中学生410円・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引8. 展示作品数 約80点(下絵、素描を含む)9. 主な展示作品●上村松園 「虫の音」、「花がたみ」、「楊貴妃」、「月と花」(個人蔵)、「鼓の音」ほか●上村松篁 「狐」、「夕日」、「白木蓮」、「芥子」、「矮鶏」ほか●上村淳之 「四季花鳥図」(近鉄グループホールディングス(株)蔵)ほか* 展示作品は、都合により変更する場合があります。館長 上村淳之による『美術講演会』の開催 [事前申込による抽選制]1.日時:10月15日(土)14時00分~15時00分2.場所:松伯美術館 講義室3.定員:30名4.聴講料:無料、但し入館料が必要5.申込方法:往復はがきに次の事項を記入の上、申込み下さい。(1)郵便番号(2)住所(3)名前(4)電話番号(5)参加希望人数(お申込み者ご自身と同伴者1名、計2名まで)6.申込先:松伯美術館〒631-0004 奈良市登美ヶ丘2-1-4 電話:0742-41-66667.申込締切:9月30日(金) 当日消印有効※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため立席での聴講はできません。※今後の新型コロナウイルスの感染状況等により、中止になる場合があります。【参考】新型コロナウイルス感染症予防・拡大防止のために 以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月24日