8月からスタートするリオデジャネイロオリンピックの開・閉会式キャスター取材会が23日、東京・渋谷のNHKで行われ、同局のアナウンサーである阿部渉、森花子、三瓶宏志、杉浦友紀が出席した。リオデジャネイロオリンピックまで残り1カ月あまりとなったこの日は、NHKで放送する開会式(8月6日)と閉会式(8月22日)の担当アナウンサーを発表。開会式を阿部渉と森花子、閉会式を三瓶宏志と杉浦友紀がそれぞれ担当することとなった。2年前のソチ冬季五輪に続き、リオデジャネイロでも開会式を担当することになった阿部アナは「開会式のアナウンサーは直ぐ帰るという都市伝説があり、ソチ五輪でも17時間掛けて行ったのに即帰国でした(笑)。今回も予定表を見たら、開会式の翌日に帰国と書いてありましたので、その後は森アナに任せしたいと思います」と場を和ませて「開会式は一大エンターテイメントとして繰り広げられるので、臨場感を楽しみながらも日本選手団の様子もしっかりと伝えていきたいと思います」と意欲を見せた。阿部アナとともに開会式の実況を務めることになった森アナも「オリンピックに携わることができて本当にうれしく思っています。選手にとってもこれまでの努力を披露する場だと思うので、選手がオリンピックで輝く一瞬を見逃さないように丁寧に分かりやすく日本の皆さんにお伝えすることが使命だと感じています。現地では取材にまい進していきたいです!」と大役にやる気を見せていた。三瓶アナとともに閉会式の実況を務める杉浦アナは、前回のソチに続いて現地キャスターは2回目で、閉会式は初めての担当。「ソチの時はちんぷんかんのままやってしまったことを反省していて、私なりに準備して行きましたが、足りなかったことを反省しました。あれから2年間、今度行くときはしっかりと準備をして皆さんにいい放送を届けたいと思いながら過ごしてました。今回はスポーツキャスターとしてのまとめだと思うので、良い放送を出せるように尽力していきたいです」と意気込み。また、初めての五輪キャスターを務めることになった森アナには「オリンピックは本当に体力勝負。前回はこんなに疲れて神経をすり減らすんだと思いました。だから好きなお菓子や日本食を詰め込んで楽しめる準備をしたらいいと思います」と女性らしい細やかなアドバイスを送っていた。
2016年06月23日グラビアアイドルの杉原杏璃が12日、東京・新宿の福家書店 新宿サブナード店で写真集『ANRI』(発売中 3,204円税込 ワニブックス刊)の発売記念イベントを行った。杉原は通算10冊目となる同写真集を34歳の誕生日となる6月12日に発売。杉原曰く「集大成」という位置づけの写真集となっている。セクシーな赤のビキニ姿で報道陣の取材に応じた杉原は「10冊目ということがわかっていましたし、大人になる34歳ということで、今までグラビアをやってきたすべてのものを詰め込みたいと担当者にお伝えしました。今回のロケ地でもあるハワイらしさというよりは、大人の生感や肌感を表現できたらと思っていましたが、"肌感"満載で一歩大人になった感じですね」と満足げ。お気に入りを衣服を何もつけていないヌーディッシュな1ページをあげて「何も着ない方が一番自然かなと思って。シーツでちょうど見えない感じが一番家の中にいる感じがします」とアピールした。イベント日が34歳の誕生日ということで、取材時に関係者からバースデーケーキをプレゼントされて満面の笑みを浮かべた杉原。34歳の目標として「愛が溢れる生活がしたいので、しっかりと支えて寄り添ってくれる人がいたらいいな。プライベートで最大の目標はそろそろ相手を決めないと。年齢には全く興味がないので、私が彼を思うより、彼が私を思ってくれるというか、愛されたいです」と語っていた。
2016年06月18日成海璃子、池松壮亮、斎藤工を迎え贈る現在公開中の映画『無伴奏』。この度、本作がニューヨークで開催される「第10回JAPAN CUTS」にて正式出品されることが決定した。1969年、日本中で学生たちが学生運動を起こす混沌とした時代。女子高校生の響子(成海璃子)は、同級生のレイコやジュリーとともに時代に流されて制服廃止闘争委員会を結成し、学園闘争を行っていた。レイコに連れられ、初めてクラシック音楽の流れる喫茶店「無伴奏」へ足を運ぶ響子。そこで偶然にも渉(池松壮亮)、祐之介(斎藤工)、エマ(遠藤新菜)と出会う。ある日、大学での集会で怪我をして自分の甘さを痛感し、学生運動から離れた響子は、逃げ込んだ「無伴奏」で、渉たちと再会。響子は、渉に逢うたびに強く惹かれていった。時に嫉妬や不安に駆られ、それでも熱い想いを渉に傾けていく。だが、いつしか見えない糸が絡み始め、どうすることもできない衝撃に包まれていく…。原作は、直木賞受賞作家・小池真理子の半自叙伝的同名小説。キャストには、主人公・響子役の成海さん、響子がのめり込む恋の相手・渉役の池松さん、渉の友人・祐之介役の斎藤さんといった人気の俳優陣をメインに、遠藤新菜、藤田朋子、光石研らが脇を固めている。すでに本作は「第39回ヨーテボリ国際映画祭」や「第17回全州国際映画祭」に正式出品され、世界からも注目を集めている。そんな中今回正式出品が決定した「JAPAN CUTS」は、北米最大の現代日本映画の映画祭で、ウォールストリートジャーナル紙から「ニューヨークで一番の日本映画のイベント」、Time Out New York誌から「その文化に特化した権威、そのラインアップの質に勝る映画祭はこの世に他にない」と評されている。10回を迎える今年は、7月14日~7月24日の期間で開催される。今回の決定を受け本作の監督を務めた矢崎仁司は、「ニューヨークの観客に私の新作を届けられて嬉しいです。思えば初めてのニューヨークで処女作『風たちの午後』を、女性のセクシュアリティーの描写がシャンタル・アッカーマンやマルグリット・デュラスに匹敵すると評価して頂いたことが、いまの私の作品を作る力になっていると思います。だから、大好きな映画祭のひとつのJAPAN CUTSで『無伴奏』を上映できることは、私にとって特別な意味があります」と喜びを語っている。矢崎監督は、中谷美紀出演の『スイートリトルライズ』で、「第4回JAPAN CUTS」クロージングフィルムとして上映され、Q&Aを行ったが、今年はプロデューサーが訪米予定だという。そして「JAPAN CUTS」プログラミングチームのJoel Neville Andersonは「新しい日本映画の祭典、JAPAN CUTSの10周年記念の正式出品作に矢崎仁司監督の『無伴奏』も加えることができ、大変嬉しいです。政治的信条と性のアイデンティティーについてのこの素晴らしい物語をニューヨークの観客と分かち合うのが待ちきれません」とコメントを寄せた。なお本映画祭には、『恋人たち』(監督:橋口亮輔)、『シェル・コレクター』(監督:坪田義史)、『ラブ&ピース』(監督:園子温)、PFFアワード2015グランプリ作品の『あるみち』(監督:杉本大地)などが正式出品されている。『無伴奏』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年06月07日池松壮亮と菅田将暉という、いま最も多忙な若手実力派俳優を迎え、シニカルな「会話」の面白さだけで読者を魅了する傑作コミックを映画化した『セトウツミ』。このほど、池松さん、菅田さんとスタッフたちが全力で作り上げた、“放課後無駄話”の舞台裏に迫るメイキング画像が到着した。本作のタイトル『セトウツミ』は、菅田さん演じる元サッカー部の“天然系”・瀬戸(せと)と、池松さん演じる塾通いの“クール系”・内海(うつみ)の名前を組み合わせたもの。ヒロインの女子高生、樫村さん役には人気急上昇中の中条あやみを迎え、人気・実力派若手キャストが集結しているものの、“壁ドン”も“ケンカ”もない、ただ喋るだけの青春が繰り広げられていく。今回到着したのは、メインの舞台となる河原での撮影風景を収めたメイキング画像4点。夏の白シャツ姿の内海と瀬戸が会話を繰り広げるリハーサル風景や、ピエロの恰好をした胡散臭い大道芸人(宇野祥平)が、風船で作った被り物を後ろに隠して瀬戸に近づくシーン、ラフな私服に身を包んだ内海と瀬戸の夜の花火シーンといった舞台裏とともに、“いい年した”監督とスタッフが地べたに座り込んで入念に段取りを確認する姿をとらえている。『まほろ駅前』シリーズで瑛太演じる多田、松田龍平演じる行天を名コンビへと導いた大森立嗣監督が、引っ張りだこの実力派若手俳優の池松さんと菅田さんを迎えて新たなコンビ映画に挑戦した本作。撮影は、10月上旬のたった10日間という短い期間だったが、原作と同様、ゆったりとした時間が流れる雰囲気を作り上げる必要があった。そのため、主演の2人が現場に馴染むために、撮影前には大森監督の計らいで舞台の河原で2人でしばらく過ごす時間が設けられたそう。そして段取りが終わり、いざ本番前になると、大森監督から2人に「漫才にしないでガチで芝居をしてほしい」という言葉が向けられたという。この言葉は現場で“ここぞ”というときに繰り返され、本作の世界観を形づくるキーワードとなった。「台本はあるけれど、そのときそのときで相手が何を言っているのかを聞いて、その都度考えてリアクションするように」と説く大森監督の狙いが功を奏し、先にも解禁された数々の映像のような、2人の絶妙な芝居が作り上げられていくことになった。クールな内海を演じた池松さんは、「そんなに急いで撮った感じでもないけど、終わってみたらあっという間でしたね。瀬戸と内海が過ごした時間もこんな感覚だったのかなと思いました」とふり返り、充実した撮影であったことを明かしている。『セトウツミ』は7月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月27日元SKE48の宮澤佐江、声優の坂本千夏、伊藤美紀が25日、都内のスタジオで行われた海外ドラマ『フラーハウス』のアフレコチャレンジイベントに出席した。動画配信サービスのNetflixは現在、海外ドラマ『フラーハウス』を配信中。同ドラマは、大人気ドラマ『フルハウス』の家族たちのその後を描いたもので、20年ぶりにオリジナル版のキャストが再結集するなど、世代や国の垣根を超えて大きな話題を集めている。そんな同ドラマの日本語版吹替を担当しているD.J.役の坂本千夏、キミー役の伊藤美紀が登場したイベントに、大の『フルハウス』ファンだという宮澤佐江が登壇。「おふたりと一緒のステージに立てられてすごいうれしいです! さっき楽屋で坂本さんとお会いした時に思わず『D.J.だ!』と言っちゃいました(笑)」とすっかりファン目線の宮澤は「私の小学校の頃に『フルハウス』をやっていて、夕方家に帰ったら2人の兄とお母さんと一緒にテレビを見ながら毎日楽しませてもらいました。本当に大好きな作品なので、こういうイベントに参加できて嬉しく思っています」と満足げ。『フルハウス』の続編となる『フラーハウス』については「出ている方々も一緒で声優の皆さんも変わってないので、昔を思い出させるというか、懐かしさを感じさせてもらいました」と話していた。イベント後半には同ドラマのアフレコに宮澤がチャレンジするというコーナーも。ベテラン声優を前にして緊張した面持ちの宮澤は「軽く20回やりました(笑)」という練習の成果もあって、チャレンジしたD.J.役とキミー役を見事に成功させた。坂本から「思い切りの良さはさすが。10年間トップアイドルだっただけのことはありますね」とべた褒めされた宮澤は「緊張したけれど、それを通り越して本当に楽しかったです!」と満面の笑みを浮かべていた。
2016年04月26日直木賞受賞作家・小池真理子の半自叙伝的同名小説を成海璃子、池松壮亮、斎藤工らをメインキャストに映画化した<a href="">『無伴奏』</a>が、4月28日(木)から5月7日(土)まで韓国の全州(チョンジュ)で開催される第17回全州国際映画祭に正式出品されることが決定した。1969年、日本中で学生たちが学生運動を起こす混沌とした時代。女子高校生の響子(成海璃子)は、同級生のレイコやジュリーとともに時代に流されて制服廃止闘争委員会を結成し、学園闘争を行っていた。レイコに連れられ、初めてクラシック音楽の流れる喫茶店「無伴奏」へ足を運ぶ響子。そこで偶然にも渉(池松壮亮)、祐之介(斎藤工)、エマ(遠藤新菜)と出会う。ある日、大学での集会で怪我をして自分の甘さを痛感し、学生運動から離れた響子は、逃げ込んだ「無伴奏」で、渉たちと再会。響子は、渉に逢うたびに強く惹かれていった。時に嫉妬や不安に駆られ、それでも熱い想いを渉に傾けていく。だが、いつしか見えない糸が絡み始め、どうすることもできない衝撃に包まれていく…。このほど本作の出品が決定した全州国際映画祭は、2000年に創設された韓国第2とも第3ともいわれる規模と実績を備えた映画祭で、インディペンデント映画祭のメッカとして、アジアの冒険心溢れる映画の窓口となっている。“映画が観客と自由に出合う映画祭”をテーマに、昨年は47の国から200本(長編:158本、短編:42本)の映画を、6つの劇場の計17スクリーンで上映した。全州映画祭の開催時期は、韓国でもゴールデンウィークと呼ばれるホリデーシーズンで、昨年の観客動員数は75,351人を記録。毎年、韓国映画界の重鎮やスター俳優も多数訪れる。昨年は、コンペティション部門に「RADWIMPS」の野田洋次郎が初主演を果たした<a href="">『トイレのピエタ』</a>が出品され、松永大司監督と主演の野田さんが舞台挨拶を行った。このほど『無伴奏』の正式出品が決定したのは、ワールドシネマの新しい美的感覚の領域を切り開いた、名高い巨匠や将来性のある監督の最新作を紹介する「WORLD CINEMASCAPE:Spectrum」部門。上映に合わせ、矢崎仁司監督も訪韓する予定だ。矢崎監督は今回の出品決定に際して、「全州映画祭招待、すごく嬉しいです。お隣の国なのに初めて行きます。日本では先日初日を迎え、1970年前後の時代背景にも拘わらず、多くの若者たちの共感を呼びました。韓国から生まれる映画も好きで、エッジの効いた表現に慣れている韓国の観客の心をきっと揺さぶる作品だと信じています。いまの日本映画を代表する成海璃子さん、池松壮亮さん、斎藤工さんの“美しい瞬間”と“愛”を、一刻も早く届けたいです」とコメントしている。『無伴奏』は新宿シネマカリテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月30日「いまの池松さんを撮りたい」──。隣に座る池松壮亮に視線を投げながら、少し照れた様子でこう話す矢崎仁司監督。直木賞作家・小池真理子の同名小説を映画化した『無伴奏』で、両者は初めて顔を合わせた。物語の舞台は、反戦運動や全共闘運動に沸く1970年前後。仙台の女子高生・響子(成海璃子)を中心に、狂おしい青春のストーリーが展開していく。池松さん演じる渉は、響子がバロック喫茶「無伴奏」で知り合う大学生。響子はどこか捉えどころのない渉に惹かれ、渉もまた無垢な響子に興味を示す。そんな2人の物語を紡ぐにあたり、矢崎監督は池松さんに冒頭の言葉をかけたそうだ。「『渉という役を借りて、今の池松さんを撮りたい』と言いました。それが全てです。ほかの俳優さんに対しても同じですが、私はそうやって映画を撮ってきました」。「そんなことを言われたら、ビビッときてしまうわけです」とはにかむ池松さん。「すごい口説き文句だなって」と続ける。「いままでそんな風に言われたことはなかったし、どこかで俳優はそう言われたいと思っているはず。昔の映画監督がトップ女優にかける言葉みたいですよね。実際に生で聞くのは初めての言葉だったので、いやあ燃えました(笑)」。「『お前もちゃんと背負えよ』という意味でもあるんだろうなって」とも語る池松さんだが、作品に対しては「難易度の高さ」を感じたという。「台本も原作も、とにかく面白かった。と同時に、なかなか挑戦的な内容だし、難易度が高いなと思いました。でも、せっかく矢崎さんと初めてご一緒させていただくのだから、難しいことをやってもいいんじゃないかなって。難易度が高いからこそ、楽しそうだなと思えたんです」。難易度が高いのは、渉という役どころも同様。響子との距離が縮まれば縮まるほど、渉の捉えどころのなさは際立ってくる。「渉さんはいつもここにはいない気がする」。そう呟く響子の台詞が、演じる上での鍵となったそうだ。「渉が抱える最終的な事実と、『ここにいない気がする』という響子の台詞に引っ張られ、埋めていった感覚はあります。文字では分かるけど、生身で演じるにはどうすればいいのかなって。そもそも、アイツ(渉)は一つも本当のことを言わないですからね。なかなか本心を言わない(笑)。その奥に潜む何かを、矢崎さんも狙っていたんだと思います」。「池松さんはそうやって、映画全体のことを考えていらっしゃるんです」と矢崎監督。「監督的な考えをお持ちになっているんですよね。あるインタビューで、ポール・ニューマンが『俳優をやるときは監督のように考え、監督をやるときは俳優のように考える』と言っていたのですが、池松さんも彼と同じだと思います」と賛辞を送る。そんな池松さんの作り上げた渉に恋をし、ときめきを覚え、身悶え、「渉が抱える最終的な事実」に直面し、たくましさを身につけていく響子の物語は、観るたびに違う色味を帯びてくる。とりわけ、1度目の鑑賞と2度目の鑑賞で印象が変わるのが渉という存在なのだが、「最終的な事実を知ってまた観ると、すごく切なくなりますよね」と池松さん。「ただ、矢崎さんの映画って全部そうだと思うんですけど、1度目より2度目の方が面白く思えるように作られているんです。観れば観るほど、という感じ。そういう反抗を自らなさっているんだろうなって。3度目はもっと面白いと思いますし、4度目にはまた違う感想が生まれるだろうし。そこに矢崎さんの眼差しを感じます。人を見るって、そういうことなんだろうなって」。矢崎監督の思いはこうだ。「1度観たら、観たことになってしまうのがつまらないなと思っているんです。音楽や絵画のように、映画も繰り返し観ることに耐えるものを作っていかないと駄目だなと。その日の気分でも、映画との向き合い方が変わると思いますしね。でも、そう言っていただける作品ができたのも、素晴らしい俳優の皆さんのおかげ。僕は撮影を通して1本の映画を作り、編集作業を通してもう1本の映画を作る。いわば映画を2本作る感覚をいつも味わっているのですが、編集中も撮った画を見ていて涙が出ましたし、こうして話していてもこみ上げてくるものがあります」。続けて、「小さく見える女の子でも、裸で鏡に映すとすごく大きいんですよね」とも語る矢崎監督。物語の中で成長していく響子を、彼女を全身全霊で演じた成海さんを、こう称える。「むき出しになれることが、強さにつながるんでしょうね。その強さは、『神童』の中にいる(中学1年生または13歳)の成海さんからも、『無伴奏』の成海さんからも感じられるもの。それを映し撮りたいと思いながら、私は作品に向かっていた気がします」。むき出しになるということ、強さを持ち続けるということ、それを作品にぶつけるということ。それは、同じ俳優として、池松さんにも通ずる姿勢のようだ。「いろんな役をやったとしても、どこかに池松壮亮のストーリーがないと超つまんないと思うし、貫く思いみたいなものを諦めずに持っていきたい。手っ取り早く逃げたり、知らない間に目をつむる人間ではいたくないですね」。確かな口調で話す池松さんに対し、矢崎監督は「池松さんはいまの日本映画の救世主だと思います」と言葉を送る。「池松さんが出ていなかったら、出会えなかった作品というものがある。要するに、私は池松さんが好きなんです(笑)。一緒に映画を撮って、お酒を飲んだら、みんな好きになると思いますよ。本当に映画が好きなんだなって思いも感じますしね。そんな人と一緒に作品を作れたのが幸せ。だからこそ、また再会したときにも思うんでしょうね。『いまの池松さんを撮りたい』って」。(text:Hikaru Watanabe/photo:Yuko Kosugi)
2016年03月25日作家・小池真理子の半自叙伝的同名小説を実写化する『無伴奏』。いよいよ今週末公開を迎える本作だが、この度公開を前に、成海璃子、池松壮亮、斎藤工、遠藤新菜が映る本作の主題歌「Drop’s」の「どこかへ」のミュージックビデオ(以下、MV)が解禁された。1969年、日本中で学生たちが学生運動を起こす混沌とした時代。女子高校生の響子(成海璃子)は、同級生のレイコやジュリーとともに時代に流されて制服廃止闘争委員会を結成し、学園闘争を行っていた。レイコに連れられ、初めてクラシック音楽の流れる喫茶店「無伴奏」へ足を運ぶ響子。そこで偶然にも渉(池松壮亮)、祐之介(斎藤工)、エマ(遠藤新菜)と出会う。ある日、大学での集会で怪我をして自分の甘さを痛感し、学生運動から離れた響子は、逃げ込んだ「無伴奏」で、渉たちと再会。響子は、渉に逢うたびに強く惹かれていった。時に嫉妬や不安に駆られ、それでも熱い想いを渉に傾けていく。だが、いつしか見えない糸が絡み始め、どうすることもできない衝撃に包まれていく…。「ヨーテボリ国際映画祭」に出品され、世界からも注目を集めている本作は、「恋」「無花果の森」などで数々の賞を受賞する作家・小池氏の半自叙伝的小説を原作に、『三月のライオン』の矢崎仁司監督が手掛け、未来を変えるべく若者たちが声あげ高揚していた1969年~71年の仙台を舞台に、多感な恋に揺れ動く男女の姿を繊細かつ大胆に描く切なく耽美なラブストーリー。キャストには、主人公・響子役の成海さん、響子がのめり込む恋の相手・渉役の池松さん、渉の友人・祐之介役の斎藤さんといった人気の俳優陣をメインキャストに、祐之介の恋人・高宮エマ役に遠藤さん、そのほか酒井波湖、仁村紗和ら若手俳優、藤田朋子、光石研らベテラン俳優が脇を固めている。今回解禁されたMVは、女子5人のロックバンド「Drop’s」の本作の映画主題歌となっている「どこかへ」。「Drop’s」は一切出演しておらず、映画本編映像のほか、編集でカットされてしまった成海さん、池松さん、斎藤さん、遠藤さんの出演する海のシーンなどからの未公開カットが含まれた映画と「Drop’s」のコラボとなっている。また響子はつらいことも経験する設定だが、「どこかへ」は、本編のラストシーンの後に流れるということを想定して、映画を観た「Drop’s」の中野ミホが書き下ろしており、このミュージックビデオは、映画本編の中でも三拍子のラブソングに合う優しいシーンを中心に構成されている。本作に出演する斎藤さんは自身のブログ「斎藤工務店」で「何処と無く懐かしい 未来 =“今”なのだと彼女達の奏でから如何に自分の捉えていた今が古臭く凝り固まった今だったかを知らしめられたこれから様々な大人達(社会)が彼女達の果てしない才能に対し手ぐすね引いて待っていると思うが 何があっても同級生5人互いの手を離さないでドロップスキックを炸裂させ続けて欲しいいやはや強靭で滑らかなLIVEだった」と綴っている。相手役・エマを演じる遠藤さんは「中野ミホさんの説得力あるどっしりとした歌声に、この作品への容易く言葉にしたくない大切な全ての想いがぴったりと合わさって、演奏が盛り上がる瞬間のあのズシっとくるサウンドと映像に、堪えていた涙が溢れました。愛おしくて仕方ありません。ただの主題歌だと思われては困ります」と熱いメッセージを寄せている。本主題歌も初収録されたアルバム「DONUT」のリリース決定が発表されたばかりの「Drop’s」だが、すでに即日完売となった3月26日の丸の内TOEIで行われる成海さんら出演陣が登壇する初日舞台挨拶に、ボーカル・中野さんもゲスト登壇し、そこで「どこかへ」を弾き語りバージョンで生披露するとのことが決定している。『無伴奏』は3月26日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月22日映画『無伴奏』のホワイトデープレミア試写会が3月14日(土)に都内で開催。成海璃子、池松壮亮、斎藤工、遠藤新菜、矢崎仁司監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。小池真理子の半自叙伝的小説の映画化で学生運動で揺れる1970年代前後の仙台を舞台にした本作。制服廃止運動に参加していた女子高生の響子はクラシック喫茶「無伴奏」で渉、祐之介、エマと出会う。運動が激化する中で、4人の運命は奇妙に絡まり合い…。成海さんは、主人公・響子を演じる上で「全てを背負って生きていかなきゃいけない。覚悟が必要でした」と強い思いを持って臨んだことを明かす。意外にも本作は成海さんにとって、本格的ラブストーリー初主演となったが「現場で池松さんが演じた渉を好きになるようにしていました」とはにかみつつ明かした。ラブストーリーといえば、池松さん演じる渉と、その幼なじみで斎藤さんが演じたミステリアスな祐之介との間にも愛を交わすシーンが!これらのシーンをめぐり、斎藤さん、池松さんはきわどいトークを展開!?事前に斎藤さんと話し合いをしたのか?と問われると池松さんは「そうですね。がっつり話し合いました。『おれがこう行くから、斎藤さんは…』という話を…ごめんなさい!してないです」とイタズラっぽい笑みを浮かべて語る。斎藤さんは、1年前の寒い時期の撮影だったことに触れ「衣裳を着てないシーン、肌と肌を合わせるシーンが結構あります。誰とかはお楽しみですが…(笑)。相手の体温を欲し、暖をとる…人って温かいんだなと感じた冬でした(笑)」と穏やかな笑みを浮かべて語り、客席の女性ファンの想像を掻き立てる。さらに、斎藤さんが、現場でいつもかわいらしいリップクリームを現場で使用していたというエピソードが語られたが、斎藤さんはその“味”について「相手が好きそうなものに合わせてました」と意味ありげに語る。斎藤さんが最も好んでいたのは、マンゴー味のリップだったそうで、そのことが明かされると、すかさず池松さんが「僕はマンゴー味でした(笑)」と主張し、負けじと(?)遠藤さんも「私もマンゴー味でした!」と告白し、会場は興奮に包まれていた。そんな笑いあふれる現場でありつつも、やはりスタッフ・キャスト陣共に並々ならぬ思いで撮影に挑んだよう。矢崎監督は池松さんと初めて顔を合わせた際の会話に触れ「池松くんは『僕らは裸になればいい。この映画を成海璃子の代表作にしましょう』と言ってくれた。中1の成海璃子に恋して、この少女が大人になる場に立ちたいと思っていたその夢がかないました。少女から大人になった成海璃子の美しさを見てほしいです」と呼びかけ、成海さんは「ありがとうございます」と一礼。会場は温かい拍手に包まれた。『無伴奏は3月26日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月14日直木賞受賞作家・小池真理子の半自叙伝的同名小説を成海璃子、池松壮亮、斎藤工を迎えて実写映画化する『無伴奏』。本作の主題歌である「Drop’s」の「どこかへ」が、3月16日(水)より配信されることが決定し、あわせて成海さん、池松さんのコメントが到着した。1969年。日本中で学生たちが学生運動を起こす混沌とした時代に仙台の高校に通う多感な女子高校生の響子(成海さん)。同級生のレイコやジュリーとともに、時代に流されて制服廃止闘争委員会を結成し、学園闘争を行っていた。そんな響子が気がかりな両親は仕事の都合で東京に引っ越すが、仙台の進学校に通う響子は、仙台の叔母のもとで過ごすことになる。レイコに連れられ、初めてクラシック音楽の流れる喫茶店「無伴奏」へ足を運ぶ響子。そこで偶然にも渉(池松さん)、祐之介(斎藤工)、エマ(遠藤新菜)と出会う。この喫茶店では、好きな音楽をリクエストできるのか、バッヘルベルのカノンをリクエストする渉。響子は、席が隣り合わせになったそんな渉に興味を抱く。ある日、大学での集会で怪我をして自分の甘さを痛感し、学生運動から離れた響子は、逃げ込んだ「無伴奏」で、渉たちと再会する。響子は、渉に逢うたびに強く惹かれていった。時に嫉妬や不安に駆られ、それでも熱い想いを渉に傾けていく。だが、いつしか見えない糸が絡み始め、どうすることもできない衝撃に包まれていく…。『三月のライオン』『ストロベリーショートケイクス』の矢崎仁司がメガホンを取る本作。今回、初めて映画主題歌を手がける「Drop’s」は、札幌在住の女子5人のロックバンド。ボーカルの中野ミホは、主題歌用に別曲を書き上げたが、矢崎監督からの「たったひとりに向けてのラブソング」というオーダーを受け、新たに楽曲「どこかへ」を書き下ろしたそう。監督との電話やメールのやりとりを経て完成した同曲は、「もし 世界中を敵にしても かまわない」という歌い出しの歌詞にあるように、「Drop’s」なりのラブソングとして仕上がっているようだ。本主題歌について成海さんは、「この作品につく音楽としては最初は意外に思いましたが、エンディングで聞いていると不思議と映画の雰囲気と合っていて、とても感激しました」とコメント。さらに池松さんは「素晴らしかったです。1960年代70年代の声を現代の普遍的な声として主題歌にされていて、『無伴奏』という作品世界を底上げしてもらえたように思います。映画と共に、どこかへ届く事を願っています」と語り、どうちらも絶賛を寄せている。「Drop’s」の「どこかへ」は、3月16日(水)より配信スタート。『無伴奏』は、3月26日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月09日直木賞受賞作家・小池真理子の半自叙伝的同名小説を原作に成海璃子、池松壮亮、斎藤工らで完全映画化する『無伴奏』。「ヨーデボリ映画祭」に出品され、作品を世界に発信した本作から、この度新たに場面写真が解禁。さらに成海さん演じる響子の親友役として映画初出演を果たした酒井波湖と仁村紗和からコメントが到着した。1969年。日本中で学生たちが学生運動を起こす混沌とした時代に仙台の高校に通う多感な女子高校生の響子(成海璃子)は、同級生のレイコやジュリーとともに時代に流されて制服廃止闘争委員会を結成し、学園闘争を行っていた。そんな響子が気がかりな両親は仕事の都合で東京に引っ越すが、仙台の進学校に通う響子は仙台の叔母のもとで過ごすことになる。レイコに連れられ、初めてクラシック音楽の流れる喫茶店「無伴奏」へ足を運ぶ響子。そこで偶然にも渉(池松壮亮)、祐之介(斎藤工)、エマ(遠藤新菜)と出会う。ある日、大学での集会で怪我をして自分の甘さを痛感し、学生運動から離れた響子は、逃げ込んだ「無伴奏」で、渉たちと再会。響子は、渉に逢うたびに強く惹かれていった。時に嫉妬や不安に駆られ、それでも熱い想いを渉に傾けていく。だが、いつしか見えない糸が絡み始め、どうすることもできない衝撃に包まれていく…。『三月のライオン』『ストロベリーショートケイクス』の矢崎仁司が監督を務め、メインキャストには成海さん、池松さん、斎藤さんといったドラマに映画に引っ張りだこの人気俳優陣が名を連ね、さらに「non-no」モデル・遠藤新菜や、光石研、斉藤とも子らフレッシュ若手からベテラン勢まで集結した本作。今回、新たに解禁された写真でも、響子と祐之介の恋人・エマが笑いあっているシーンや、祐之介の後ろから腕を回してリンゴの皮を剥くエマ、東京に引っ越す響子の父・幸一、母・秋子、妹・真琴を駅のホームで見送る響子と叔母・千葉愛子の姿など、彼らの熱演が伺えるシーンが捉えられている。また、本作が映画初出演となり、響子の親友のレイコとジュリーという重要な役どころを演じる酒井さんと仁村さんの場面写真も公開。100m自己ベスト12秒77の記録を持つ自称“走れる女優”と語る酒井さんは、完成した映画を観て「自分がスクリーンに映るのが直視できませんでした。とにかくはずかしかったです」と明かし、「もうとにかく一生懸命やるしかない自分が、いて。なんとも言えない気持ちになりました。映画って色んな意味で、こわいなって」と初々しい感想を述べた。また、深津絵里と共演した「住友生命」TVCMをはじめ、数々のCMやWEB動画に出演し、一躍注目を集める仁村さんは、「レイコやジュリーといるときの響子の場面と、4人と出会った後の響子の場面は、また雰囲気や色が違う気がしました。レイコやジュリーといるときのシーンは、映画の中でも息抜きというか、主人公が苦しい場面に直面して、葛藤する響子の印象が強いので、ホッとするという表現は合ってるのかわからないですが、そういった感じを感じて頂けたら」と、主人公の変化について見所を語った。さらに矢崎監督について仁村さんは「矢崎さんの演技指導は、受け身な印象でした。こちらが求めなければ矢崎さんの考えてるヒントはくれないですし、テストで一度見てもらう。私はこれだ、と思うけど矢崎さんも思ってくれてるのかなと不安になるときもありました」と、映画“初”出演ならでは思いを告白。酒井さんも、「すごい世界に出会ってしまったとおもいました。作品ができあがるまでのこの時間すべてが財産です。人について、映画について、こんなにも考えさせられた時間はありません。矢崎さんとワークショップで出会ったとき、こんなにも自由になれる場所があるのかと感動しました。そこから、私の周りで、色んなことが動きはじめてました。こころから感謝してます」と、本作と矢崎監督との出会いについて語った。『無伴奏』は3月26日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月18日湖池屋、「オイル」に着目株式会社湖池屋は、ポテトスナックの「乾燥」と、最近注目を集めている「機能性オイル」に着目。機能性オイルをノンフライポテトチップスにかけて仕上げる新感覚のポテトチップス「Pototto+」を、2月22日より全国のコンビニエンスストアにて先行発売させる。エイジングケアやダイエットを始めとした様々な効果をもたらすとして、女性たちの関心を集めている「機能性オイル」。これまで「油」といえばダイエットや健康に悪い影響を及ぼすと考えられていたが、「機能性オイル」のブームによりその概念も変わり始めている。しかし湖池屋の調査によれば、オイルを食生活に取り入れたいとしながらも、“オイルだけで飲むには抵抗がある”“使用方法がわからない”といった悩みを持つ女性も多いのだという。おいしくて機能的なスナックこうした状況を受け、湖池屋は「機能性オイルを気軽に楽しみながら、ポテトスナックの“乾燥対策”を実現できる新商品」の開発に着手。消費者に馴染みがあり、機能性オイルの特徴とおいしさを併せ持ったオリーブオイルとアボカドオイルを使うことにした。そして完成したのが、さっぱりとした味わいの「Pototto+ オリーブオイル×ハーブ&ソルト味」と、濃厚なアボカドとチーズがクセになりそうな「Pototto+ アボカドオイル×アボカド&チーズ味」。垂らして振って、新スタイルエクストラバージンオイルを別添にすることで、好みの量を調整できるようにした。フタを開けてオイルを垂らし、シェイクして食べるスタイルも楽しい。ノンフライ技術を活用してカロリーを抑え、オイルで生地のうるおいと風味をアップさせるこだわりも。同社はこのスナックで、「“腹(ハラ)”の中からうるおう“美腹”新習慣」を提案したいとしている。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社湖池屋プレスリリース・Pototto+
2016年02月15日直木賞受賞作家・小池真理子の半自叙伝的同名小説を、成海璃子、池松壮亮、斎藤工、遠藤新菜ら出演で映画化する『無伴奏』。正式出品されたヨーテポリ映画祭では、各上映回はほぼ満席となり、多くの賛辞が寄せられている。1969年。日本中で学生たちが学生運動を起こす混沌とした時代に仙台の高校に通う多感な女子高校生の響子(成海璃子)。同級生のレイコやジュリーとともに、時代に流されて制服廃止闘争委員会を結成し、学園紛争を行っていた。そんな響子が気がかりな両親は仕事の都合で東京に引っ越すが、仙台の進学校に通う響子は、仙台の叔母のもとで過ごすことになる。レイコに連れられ、初めてクラシック音楽の流れる喫茶店「無伴奏」へ足を運ぶ響子。そこで偶然にも渉(池松壮亮)、祐之介(斎藤工)、エマ(遠藤新菜)と出会う。響子は、渉に逢うたびに強く惹かれていった。だが、いつしか見えない糸が絡み始め、どうすることもできない衝撃に包まれていく…。欧最大の映画祭として知られる同映画祭プログラマーのフレディ・オルソンが「演技が素晴らしい、非常に鋭い映画」と評し、正式出品が決定した本作。本作が出品された「Five Continents部門」へは、日本からほかにも『ハッピーアワー』『さようなら』『俳優 亀岡拓次』が正式出品されている。映画祭期間中に行われた3回の上映はほぼすべて満席となり、日本人観客は各回3人程で、移民の多い港町であるヨーテボリ在住の各国出身の観客から「とても美しい映画でした。“愛”そして“苦悩、苦痛”といった感情を肌で感じることができました」(メキシコ出身の女性)「この映画を本当に気に入りました。世界中で観られるべき映画です」(ウルグアイ出身の男性)「素晴らしい演技と美しい撮影!とても感動しました!」(ヨーテボリ出身の男性)などの称賛の声が寄せられた。上映後に行われた15分のQ&Aでは、観客から「この映画は強い愛を維持することの難しさを描いているので、“A Cappella(『無伴奏』)”というタイトルは、私の中で“孤独”という言葉と結びつきました」とのコメントや、その衝撃的な内容から、「出資を集めるのは大変だったか?」という質問、「渉が響子に言う『愛している』という言葉を、日本人は使わないと聞いているけれど、どうして使っているのか?」など、活発に質問が飛び交った。プロデューサーは、「矢崎監督は原作をとても大切にする監督で、原作からそのまま使っている台詞も多い。私の原作を読んだときの印象は違ったが、矢崎監督は池松さんに、『渉は心の底から響子を愛している』と話し、池松さんもそのように演じているから、渉の心からの言葉だと思っている」と答えた。監督を務めた矢崎仁司は、過去に同映画祭に『三月のライオン』を出品。観客の好評からも、受賞への期待が高まる。『無伴奏』は3月26日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月10日直木賞受賞作家・小池真理子の小説を、成海璃子、池松壮亮、斎藤工で映画化する『無伴奏』が、1月29日(金)から開催される「第39回ヨーテボリ国際映画祭」に正式出品されることが決定した。日本中が混沌としていた 1969年、杜の都・仙台。多感な女子高生・響子(成海さん)は、制服廃止闘争委員会を結成し、学園紛争を行っていた。そんな中、同級生のレイコに連れられ、初めてクラシック音楽の流れる喫茶店「無伴奏」へ足を運ぶ響子。そこで偶然に出会ったのは、大学生の渉(池松さん)、祐之介(斎藤さん)、エマ(遠藤新菜)。この喫茶店では、好きな音楽をリクエストできるのか、バッヘルベルのカノンをリクエストする渉。響子は席が隣り合わせになったそんな渉に興味を抱き、逢うたびに強く惹かれていく。時に嫉妬や不安に駆られ、それでも熱い想いを渉に傾けていく響子。だが、いつしか見えない糸が絡み始め、想像すらできない出来事により、どうすることもできない衝撃的な結末に巻き込まれていく…。今回本作の出品が決定した「ヨーテボリ国際映画祭」は、フィルムマーケットも併設されている北欧最大の映画祭。昨年の来場者数は13万人を記録し、23の映画館及び試写室で、塚本晋也監督の『野火』や河瀬直美監督の『二つ目の窓』など450本の長編及び短編の映画が合計1000回上映された。35のセミナーには約8000人が出席し、1600人の監督、プロデューサー、ジャーナリスト、業界関係者が映画祭に出席。また、併設されているノルディックフィルムマーケットでは、150人の海外のバイヤーや映画祭のプログラマーが新作を鑑賞し、世界的に注目を集める映画祭だ。今回の出品は、プログラマーのフレディ・オルソンが作品を鑑賞し、「その美しく、非常に素晴らしいドラマにとても感銘を受けた」ため決定したという。外国映画のコンペはデビュー作のみが対象となるため、本作は「Five Continents部門」での正式出品となっている。また、そのほかにも同部門の日本からの正式出品には、『ハッピーアワー』『さようなら』『俳優 亀岡拓次』が決定。その他の部門には、『岸辺の旅』『天の茶助』『BLANKA』(仮題)『春子超常現象研究所』が出品される。また、今年のオープニング作品はモンス・モーンソン監督の『Yarden』で、クロージング作品は『パーフェクト・プラン』のヘンリク・ルーベン・ゲンツ監督の新作『Satisfaction 1720』に決定した。本作の監督を務める矢崎仁司は、今回の出品決定について「今の日本を代表する若い俳優たちの素晴らしい演技を世界の皆さまにお届けするチャンスを頂きありがとうございます。愛と死とエロスは国境を越えるパスポートだと信じています。ヨーテボリ国際映画祭で私の作品が上映されるのは『三月のライオン』以来で、だからこそ、この愛のかたちを描いた映画が招待されたことが凄くうれしいです」と喜びを語った。『無伴奏』は3月26日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年01月13日湖池屋は11月9日、「トルティアチップス」シリーズから「トルティアチップス SUBWAYえびアボカド」(価格はオープン、実勢参考価格は税別123円)を全国のコンビニエンスストアで発売する。23日より全国で販売開始。同商品は、サンドイッチチェーン「サブウェイ」とのコラボレーションスナック。サブウェイのメニューである「えびアボカド」の味わいをトルティアチップスで再現した。パッケージ裏面には、サブウェイ全店で使える「えびアボカド」のクーポンが付いている。クーポンを切り取って、全国のサブウェイ店舖に持参すると、対象商品を割引価格で購入できる。クーポンの有効期限は、2016年3月31日まで。またサブウェイは11月2日、「Let’s Party! パーティー2015冬」キャンペーンを開始。同キャンペーンでは、「パーティーコンボ」または「パーティートレイ」を購入した人に「トルティアチップスSUBWAY えびアボカド」1袋をプレゼントする。
2015年11月01日グラビアアイドルの杉原杏璃、お笑い芸人のタブレット純、BBゴロー、ほいけんたが14日、東京・浅草花やしきで行われた、「ユニバーサル絶叫シリーズ」ホラー6作品Blu-ray&DVD発売イベントに出席した。胸元をあらわにしたセクシーな浴衣姿で登場した杉原は、「暑い夏なので、これくらい風通しがいい方が着ていて心地良い」とにっこり。最近のホラー体験を聞かれると、若い男性からのストーカー被害を明かし、「帰り道でついてきて、家の前にもずっといて。警察にもついてきて、警察署の前で待ってるんです」と吐露。「引っ越して1カ月経ったけど、今のところ大丈夫」と言うが、「彼氏はもちろん欲しい! そろそろヤバい。こうなったら誰でもいいから守って!」と必死にアピールした。一方、ドラキュラ風メイクを施したタブレット純は、自身に3千体もの霊が憑りついていることを告白。「憑りつかれやすい体質。お祓いで取っても取っても取り切れない。体調は常に悪い」と肩を落とし、「生のオーラが低過ぎて、寝ると霊界の世界に行ってしまう。昨日も金縛りにあって会話しました。その人の死因は肝硬変だったそうです」と直近のエピソードを披露。そのリアルなホラー話に、杉原は、「よく生きてますね……」と驚愕の表情を浮かべていた。
2015年08月15日ファミリーマートと湖池屋はこのほど、「ポテトチップス ハニーバター風味」をファミリーマート店舗にて数量限定で発売した。○塩味、バター、はちみつの味わいが一体となった"ハニーバター"フレーバー同商品は、はちみつの甘さとバターのコクが絶妙にマッチした厚切りタイプのポテトチップス。じゃがいものおいしさが感じられる厚切りサイズにカットし、ザクザクとした食感に仕立てたポテトチップスをハニーバターの味わいに仕上げた。ポテトチップスのおいしさを引き出す塩味、はちみつの甘さ、バターのコクが加わった、今までにない新感覚のポテトチップスになっているという。価格は149円(税込)。
2015年08月12日成海璃子と池松壮亮、さらに斎藤工、「non-no」モデルの遠藤新菜という豪華若手キャストで、恋愛小説の大家にして直木賞受賞作家・小池真理子が過ごした多感な時代を記した半自叙伝的小説「無伴奏」が、映画化されることが決まった。日本中が混沌としていた 1969年、杜の都・仙台。多感な女子高生・響子(成海璃子)は、制服廃止闘争委員会を結成し、学園紛争を行っていた。そんな中、同級生のレイコに連れられ、初めてクラシック音楽の流れる喫茶店「無伴奏」へ足を運ぶ響子。そこで偶然に出会ったのは、大学生の渉(池松壮亮)、祐之介(斎藤工)、エマ(遠藤新菜)。この喫茶店では、好きな音楽をリクエストできるのか、バッヘルベルのカノンをリクエストする渉。響子は席が隣り合わせになったそんな渉に興味を抱き、逢うたびに強く惹かれていく。時に嫉妬や不安に駆られ、それでも熱い想いを渉に傾けていく響子。だが、いつしか見えない糸が絡み始め、想像すらできない出来事により、どうすることもできない衝撃的な結末に巻き込まれていく…。高度経済成長期、高揚する時代と青春がもたらす、耽美でせつない世界が描かれるこの 小説は、1990年の出版以来、「恋」「欲望」と並ぶ小池さんの「恋三部作」として、高い人気と評価を得ている。主人公の野間響子には、『極道大戦争』『ストレイヤーズ・クロニクル』と話題作が続く成海璃子。これまで、どちらかといえば、清楚で爽やかなイメージが強かった成海さんが、本作では一転、初めてともいえる好きな人への熱い想いを抱える響子役で、女子高生から大人へと成長する女の性を繊細かつ体当たりの演技で表現。また、その響子が心底のめり込む恋の相手・堂本渉には、演技力に定評があり、今後の活躍にますます注目が集まる若き実力派・池松壮亮。昨年、『愛の渦』『ぼくたちの家族』『海を感じる時』『紙の月』などの作品で映画賞7冠を達成した彼の実力は、何かを背負って生きている、どこか儚さのある青年・渉役でも存分に発揮されている。さらに、渉の友人・関祐之介には、斎藤工。世の女性たちのハートを射止め続ける斎藤さんは、本作では一瞬の表情に妖艶さを放つ、どこか翳りのある青年を演じる。その恋人・高宮エマには、「non-no」モデルとして活躍中の遠藤新菜。彼女はバッサリと短いセシルカット (映画『悲しみよこんにちは』のヒロイン、セシルを演じたジーン・セバーグのベリーショート)にし、新人女優ながらも快活で意志の強いエマを堂々と演じ切った。メガホンを取ったのは、『スイートリトルライズ』『太陽の坐る場所』の矢崎仁司。日本大学芸術学部映画学科在学中に、初の長編作品『風たちの午後』(’80) で監督デビューを果たし、国内外から評価を受けている気鋭監督だ。原作の小池さんは、「時代背景の何もかもが、繊細に丁寧に描かれていて、私自身がスクリーンの中のどこかに隠れ、あの時代を生き直しているような感覚を味わいました」と感無量のコメント。「矢崎監督と私は同世代。監督と原作者の、あの時代に向けた特別の想いが混ざり合って、またとない化学変化を起こしたのかもしれません。『無伴奏』の店内も完璧に再現されました。俳優さんたちの、役になりきった瑞々しい演技。近年稀にみる映像美の数々。どれをとりあげても、この映画にかかわったすべての方々の無垢な情熱が感じられます」と絶賛の声を寄せている。以下、キャストコメント【成海璃子】響子は作中で起こる全てのことを背負って生きていく役なので、覚悟を決めて背負おうと思いました。 完成作品をまだ客観的に観ることは出来ませんでしたが、この現場に参加して良かったと、心から思いました。たくさんの方に観ていただきたいです。【池松壮亮】この作品のお話しをいただいたとき、矢崎さん渾身の作品がまわってきたなと思いました。こちらがやりたいと思ってやれるような監督ではないので、飛び込んでみようと思いました。渉を演じるにあたり、特にありませんが強いて言えば、どの時代にもいる強さも弱さも持つ普通の男の生き様を見せられればと思いました。成海さんとは初共演ですが、とても面白かったです。沢山救われましたし、戦友のような存在です。完成した映画は、 強度のある、深みのある矢崎映画となっていて、ひとまず、ほっとしております。『無伴奏』は2016年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月25日湖池屋は7月6日、「ポテトチップス 黒胡椒&サラミ ウェーブタイプ」を全国のコンビニエンスストアにて発売する。同商品は、ビールなどのおつまみとして人気のサラミに着目したポテトチップス。肉のうまみに黒こしょうの刺激を加えた味わいを再現した。ウェーブ形状にすることで、パウダーをしっかりと受けとめることができ、食べた際の口どけもよくなるという。濃厚ながらキレの良い味わいが楽しめるとのこと。パッケージは、海外商品を意識した色合いのデザインを採用し、"大人好みの雰囲気"となるように仕上げたという。価格はオープンで、実勢参考価格は税別145円前後。
2015年06月25日湖池屋は6月1日、「ポテトチップス みかん味」(実勢参考価格 税別115円前後)を全国で販売する。独創的でユニークな「湖池屋らしさ」を継承する新商品として、2014年12月に期間限定で発売した同商品。「みかん」と「ポテトチップス」のかけあわせは斬新で、話題を呼んだという。同社は5月18日、「ポテトチップス もも味」「ポテトチップス バナナ味」を発売した。これを受けて、「"フルーツ"×"ポテトチップス"」の先駆けである同商品にも再び注目が集まり、再販売に至ったとのこと。
2015年05月28日湖池屋はこのほど、「トルティアチップス」シリーズ3商品において、 「女子会にもピッタリ! Ball社メイソンジャーが当たるキャンペーン」を開始した。キャンペーン期間は9月5日まで。同シリーズは、"女性に好まれる味"をテーマとして展開するスナックで、同社調査によると購入者の7割は女性が占めるという。今回、新商品「トルティアチップス スイートチリ&サワークリーム」の発売にあわせ、流行に敏感な女性から注目を集めるというBall社の「メイソンジャー」が当たるキャンペーンを開始した。キャンペーン特設サイトで、出題されるクイズに答えて応募すると、抽選でBall社のメイソンジャーセット(グリーンとブルーのボトル各1個の2個セット)が500名に当たる。Ball社のメイソンジャーは、高い機能性とデザイン性から「保存瓶」としてだけでなく、サラダやドリンクを入れるなど「食器」として活用する人も多いとのこと。特設サイトでは、トルティアチップスを使ったジャーサラダレシピも紹介している。
2015年05月20日伊坂幸太郎の小説を大須賀めぐみが大胆にコミカライズした異色作、『魔王 JUVENILE REMIX』の舞台版に挑戦する池岡亮介、味方良介、影山達也、Ry☆、細見大輔、ラサール石井に話を聞いた。*pnish* vol.14 舞台版『魔王 JUVENILE REMIX』チケット情報「僕が演じる潤也はいちばん他者と関わり、関わることで兄の死の謎に辿り着きます。僕の動きひとつで相手の姿が浮き上がる役だと思うので、みんなとの関係性を大切に演じたいです」(池岡)。「兄、安藤は潤也を見守り影響を与える存在です。だからこそ真っ直ぐでいたい。お芝居の経験はまだ少ないんですが、とても刺激的でおもしろい舞台に立たせてもらっていると感じています」(影山)。「僕が演じるアンダーソンは情報屋で日系のアメリカ国籍という複雑な存在ですが、安藤さんを慕う気持を持つことで自分が見えるし、いろいろなことに気付きます。なので、その気持を大切に演じたい。これまではミュージカル作品といった『歌』で表現することが多かったので、台詞で感情を出すことはとても難しくて苦しいです。でも、そこに挑むことがとても楽しいです!」(味方)「舞台に立つのは今回が2回目で、前回は得意の踊りがありましたが、今回は踊りはなく、ストレートな演劇に挑戦します。スズメバチという殺し屋として、少しでもこの舞台の力になりたいし、なれるように努力します。今はテンパりながら稽古場で皆さんの姿を見ている日々で、毎日が発見です」(Ry☆)。「僕は殺し屋を斡旋する岩西を演じていて、ともすれば明るくひょうきんな役ですが、そのなかにも香り立つなにか怖さみたいなものを表現したいと思っています。演出の鈴木勝秀さんが『演劇は事件です』とおっしゃっていて、その言葉が自分の中にすごくストンと落ちました。確かに、今、僕らは僕らにしかできないことをやっている、そのことが毎日感じられてすごく新鮮です。舞台は日々変わるものなので、皆さんにはこの事件の目撃者になってほしいと思います」(細見)。「辰美という原作の新市長や政治家といった、いろいろな役をうまい具合にまぜあわせた、いわゆる『大人』の存在を演じています。いい意味で『権力バカ』な側面を見せたいと思います。今、この時代に上演するにはなかなかに刺激的な内容ですが、現政権の批判といったことではなく大きな流れの中で自分はどう抗っていくか?というお話だと感じています」(ラサール石井)。「舞台のキャッチフレーズにも『抗え。』とありますが、ただやみくもに反発すればいいわけではなく、個人が意思を持って抗う、ということが大切だと思うんです。今の時代がどうとか、僕自身がどうこう言える立場ではないけれど、この舞台を観ていただくことで、諦めちゃうのはちがうよ、というメッセージを受け止めてもらえたらと思います」(池岡)公演は4月18日(土)から東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo、5月1日(金)から兵庫・新神戸オリエンタル劇場にて。取材・文:おーちようこ
2015年04月17日フレンテの事業会社である湖池屋は2日、タイ料理の味わいのポテトチップス「エキゾチップストムヤムクン味」「エキゾチップスグリーンカレー味」を発売する。○本格的タイ料理の味わいを表現同商品は、2014年8月にコンビニエンスストア限定で発売した、本格的なタイ料理をイメージさせる味わいのポテトチップス。1987年よりタイ料理食材を輸入し、「タイの台所」ブランドを持つアライドコーポレーションの協力をうけ開発された商品で、販売終了後も反響が大きかったことを受け、販売店舗を全国全チャンネルに広げての復活となる。「エキゾチップストムヤムクン味」は、タイの代表的な料理であり、世界三大スープの一つともいわれるすっぱ辛いスープ「トムヤムクン」の味を表現。6種のスパイスとハーブを使用し、赤唐辛子の辛さにレモングラスの爽やかさがきいた、酸っぱくて辛い複雑な味わいになっているという。価格はオープン(実勢参考価格150円前後・税別)。「エキゾチップスグリーンカレー味」は、多くの香辛料やハーブに、ココナッツミルクやナンプラーなどを加えて具材を煮込む甘くて辛いスープ「グリーンカレー」の味を表現。7種のスパイス&ハーブをきかせ、ココナッツミルクを加えたことで、グリーンカレーの味わいに近づけた。青唐辛子の辛さにココナッツミルクの甘みがきいた、甘さと辛さがコク深い味わいとのこと。価格はオープン(実勢参考価格150円前後・税別)。
2015年03月01日ピックルスコーポレーションは3月1日、湖池屋が監修した「ご飯がススム カラムーチョキムチ」と、にんべんとのコラボ商品「鰹だしのきいた浅漬シリーズ」を発売する。「ご飯がススム カラムーチョキムチ」は、湖池屋のスナック「カラムーチョ」発売30周年を記念し、「ご飯がススム キムチ」とコラボレーションしたもの。ブラックペッパーとチリパウダーのピリッと後引く辛さと、ローストガーリックとソテーオニオンのうま味がきいた、カラムーチョのような味わいが楽しめる。パッケージは、カラムーチョらしさをイメージし、黒・赤・黄で構成した。カラムーチョのオリジナルキャラクター「ヒーおばあちゃん」は「ススムくんTシャツ」を着ている。価格はオープンで、参考小売価格は248円(税込)。「鰹だしのきいた浅漬シリーズ」は、かつお節の老舗「にんべん」とのコラボレーション商品。共同開発した"オリジナルの鰹だし"を使用し、にんべんの"花かつお"をトッピングしている。「鰹だしのきいた生姜きゃべつ」は、風味豊かなかつおだしの中に、すっきりとしたしょうがのアクセントをきかせたきゃべつの浅漬け。「鰹だしのきいたかぶ野沢菜」は、春のかぶのおいしさを存分に生かせるよう、かつおだしが香る味付けとしている。価格はいずれもオープンで、参考小売価格は248円(税込)。また、食べきりサイズのミニカップも同時発売する。価格はオープンで、参考小売価格は160円(税込)。
2015年02月26日江ノ島電鉄と夢現舎は2月13日、iBeaconを活用した情報発信アプリ・サービス「江ノ電なび」の試験運用を5日より開始したと発表した。ユニティベル、芳和システムデザイン、アウリスの3社の協力のもと運用している。アプリでは、江の島・鎌倉方面にくる人に向けて、便利な情報を提供する。駅や直営店舗、江の島シーキャンドルなどの施設に近づくと、アプリが音と共に関連情報を一覧表示。ユーザーはその中から見たい情報をタップすることで、時刻表や観光・イベント情報 などの情報を入手できる。アプリを利用したイベント情報提供の第一弾として、2月1日~3月1日の期間で開催している「江ノ電バレンタインスイーツラリー」に関する情報を発信している。期間中はスイーツラリー参加店舗でも情報配信を行うという。
2015年02月15日マキタスポーツと池松壮亮がW主演を務める映画『この世で俺/僕だけ』が1月31日(土)に公開を迎え、都内劇場でマキタさんと池松さん、月川翔監督の3人が舞台挨拶を行なった。サエない中年男と悪になりきれない不良高校生が偶然の出会いを経てある事件に巻き込まれ、やがて思うがままに暴走するに至るまでを描くエンタテインメント作品。「LOUIS VUITTON Journeys Awards 2009」で審査員を務めたウォン・カーウァイ、ソフィア・コッポラらから激賞された月川監督がメガホンをとり、異色の2人組のせめぎ合いを描き出す。マキタさんは撮影中の苦労を問われると「全然、なかったですね」とすました顔で答えたが、その後、すぐに「ありました。全編が苦労と言えば苦労でした」と訂正。「2年前の今頃の撮影で寒かったです。月川さんはモニターを見ながら『ククク』って意地悪な顔で笑ってた…」と恨み節も。劇中、何度も何度も池松さんに投げ飛ばされるシーンもある。月川監督は「マキタさんの必死な姿が見たくてイジメ抜いた」とドSな笑みを浮かべて充実感をにじませるが、マキタさんは「受け身をとりますけど、おじさんなので。この業界、労災とかないんでね…」とボヤいていた。池松さんは先日、発表された「第57回ブルーリボン賞」で助演男優賞を受賞した。司会者がこの件に言及し、客席からは祝福の拍手がわき起こったが、なぜかここでマキタさんが「ありがとうございます」と感謝。さらに司会者が池松さんに、マキタさんとの共演の感想を尋ねると、なぜかここでもマキタさんが「そうですねぇ…」と強引に割り込み、このマキタさんのハイテンションに池松さんは「マキタさん、今日すごいですね」と若干、引き気味…?改めて池松さんはマキタさんについて「普通の役者さんと向き合うより怖い。“生身”なので怖いです」とマキタさんと対峙して感じた普通とは違う“感覚”に言及する。本作は、一昨年に撮影され、2年を経てようやく公開を迎えたが、池松さんは「2年もかかったのは申し訳ない気もしています」と語りつつも、感慨深げ。「一昨年撮影した作品で公開されていないのがこれだけだったので、こうして公開されてひとつ、何かが終わった感じです。またここからもう1回、頑張ろうと思います」と晴れ晴れとした表情で語った。『この世で俺/僕だけ』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年02月02日フレンテの事業会社である湖池屋とポッカサッポロフード&ビバレッジは26日、両社がコラボレーションした、スープ味のポテトチップスを発売する。○コーンポタージュとクラムチャウダーの味わいを再現同商品は、ポッカサッポロフード&ビバレッジの「じっくりコトコト こんがりパン」カップ入りスープをイメージしたポテトチップス。「コイケヤポテトチップス コーンポタージュ味」は、濃厚で甘みのあるコーンの味わいをポテトチップスで再現。「コイケヤポテトチップス クラムチャウダー味」は、貝のうまみと風味豊かな味わいをポテトチップスで再現したという。全国・全チャンネル販売商品(50g・各オープン価格・店頭想定価格115円前後・税別)のほか、コーンポタージュ味にはコンビニエンスストア限定商品(65g・オープン価格・店頭想定価格140円前後・税別)も設定する。
2015年01月20日湖池屋はこのほど、新商品「ポテトチップス みかん味」の発売を記念し、「みかんとこたつで冬の定番独り占め」キャンペーンを開始した。同キャンペーンは、みかんとともに日本の冬の定番として知られるこたつを、「ポテトチップス みかん味」とセットにしてプレゼントするというもの。新商品の「みかん味」発売について発表したところ、意外な組み合わせに対する感想のほかに、「こたつはどうした?」といった意見が寄せられたことから、同キャンペーンを企画するに至ったという。さらに"こたつでみかん"の気分をより盛り上げるアイテムとして、「はんてん」もあわせてプレゼントする。はんてんには、コイケヤポテトチップスのキャラクター「ムッシュ・コイケヤ」がプリントされている。当選賞品は、「ポテトチップス みかん味」1箱(12袋入り)と、家庭用電気こたつ1台、こたつ掛ふとん1枚、こたつ敷ふとん1枚、はんてん1枚のセット。応募期間は、12月16日~24日。「みかんとこたつで冬の定番独り占めキャンペーン 特設サイト」で応募を受け付けている。
2014年12月17日フリーアナウンサーの高橋真麻が、日本テレビで放送中のドラマ「地獄先生ぬ~べ~」で女優デビューすることが決定した。第3話・4話に登場する“トイレの花子さん”を演じている。本作には父である高橋英樹も出演しており、一緒の出演シーンはないものの、親子共演が実現した。90年代に「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)に連載された人気漫画の実写化で、鬼の手を持つ教師、“ぬ~べ~”こと鵺野鳴介(ぬえのめいすけ/丸山隆平)が悪霊や妖怪から教え子たちを守るために戦う姿を描いた学園ドラマ。高橋さんが演じるのは学校のトイレに住み着いていると言われ、日本人の多くが知っているメジャーな妖怪であるトイレの花子さん。同番組の戸田プロデューサーは高橋さんの起用について「“日本で一番有名で、親しみのある妖怪”と言っても過言ではない『トイレの花子さん』のキャスティングにあたり、普段、誰からも愛されていて憎めないチャーミングな女性の、怖い顔とのギャップが見たいと思いました」とコメントしている。高橋さんの衣裳は白いブラウスに赤いスカート、白ソックスに学校用の上履きという“定番”!さらに顔をおしろいで塗り、目にはくまを施したゾンビメイクも加わり、大迫力の花子さんとなっている。父親の高橋英樹さんは、TVで人気の有名霊能力者で、ぬ~べ~とはある因縁もある無限界時空を演じている。娘の女優デビューについて高橋さんは「娘はちょっとキャラクター的に面白い所があるじゃないですか?そういうところが上手く出る役だったらOKすればと言いました」とコメントを寄せたが、演技そのものに関しては一切、アドバイスなどはしなかったという。「放送が楽しみですね~。これ楽しみですよ。私もちゃんとテレビの前で見ますよ。自分の芝居はあまり見たことがないんだけど、まあ娘の芝居はね」と娘の活躍が気になるようだ。原作の漫画でも花子さんはかなりインパクトのある姿で描かれており、ファンの間でもかなり印象に残るエピソードとして記憶されている。どんな恐ろしい姿を見せているのか?丸山さん演じるぬ~べ~とのシーンも含めて期待が高まる。「地獄先生ぬ~べ~」は毎週土曜21:00~放送中。高橋さん演じるトイレの花子さんが登場するのは10月25日(土)放送の第3話と、11月1日(土)放送の第4話。(text:cinemacafe.net)
2014年10月20日番組開始から10週連続21%越えの高視聴率をキープしている、NHKの朝ドラ「花子とアン」。16日(月)より、ヒロイン・はなの後の夫となる村岡英治役で、本作にいよいよ本格的に参戦するのが、いま、注目を集めている俳優・鈴木亮平だ。この夏には、園子温監督『TOKYO TRIBE』に主演、そして能年玲奈主演の『ホットロード』にも出演するなど、いま、幅広い作品に引っ張りだこの鈴木さんの魅力に迫った。「花子とアン」で鈴木さんが演じるのは、吉高由里子演じる“はな”のために高い所にある英英辞典をスッと取ってやり、まさかの「ナマケモノに似ている」発言(褒め言葉)で何とも運命的な出会いを果たした、“村岡印刷さん”こと村岡英治役。実は鈴木さんは、東京外国語大卒、英検1級、留学経験あり、高校時代にはドイツ語スピーチコンテストで優勝経験あり…と、超がつくほどのインテリ。初登場の第6週では、村岡英治が「ハリセンボン」の近藤春菜演じる女学校の白鳥に誤解され、締め上げられるという窮地を、はなの英語力が救うというシーンがあったが、実は鈴木さんこそ英語がペラペラ。物腰が柔らかで知的、はながどれほどナマケモノに似ているかを力説する、ちょっぴりKYな印刷会社の御曹司という役柄は、意外にも(?)ハマリ役だったわけだ。デビューは2006年、東レとデサントが共同開発した水着のモデルを務めた、初の“水着キャンペーン・ボーイ”である鈴木さん。その後、「花ざかりのきみたちへ~イケメン・パラダイス~」「メイちゃんの執事」などに出演。俳優で映画監督の塩屋俊が監督・プロデュースを務めた『ふたたび Swing me Again』が映画初主演作となる。そして2013年、松坂桃李、綾野剛、剛力彩芽ら共演の『ガッチャマン』、さらに福田雄一監督『HK/変態仮面』への主演抜擢で大きな注目を集めた。『HK/変態仮面』では、友人である小栗旬が「彼以外には考えられない」と鈴木さんを指名し、脚本協力でも参加したほど。そのムキムキの筋肉男子ぶりと主人公の生真面目さがピタリとハマり、映画自体もヒットとなった。「花子とアン」第12週では、いよいよ自分の夢のため、再び東京に上京してきたはなと再会を果たすも、既に既婚者である英治。これから、高梨臨が演じる醍醐亜矢子との三角関係も勃発するといわれており、はなと英治の間にはますます波乱万丈の展開が待ち構えている。かと思えば、鍛え上げられた肉体を再び披露しているのが、園監督の『TOKYO TRIBE』。しかし、ひと目では鈴木さんと気づかないほど、迫力たっぷりの金髪姿で、別人のような変わり様を見せている。鈴木さんが演じるのは近未来のトーキョーに君臨するトライブ(族)のひとつ、「ブクロWU-RONZ」のボス・メラというキャラクター。もうひとりの主人公・海(YOUNG DAIS)を敵視し、彼が所属する「ムサシノSARU」と対立するという役どころだ。YOUNG DAISさんは一般オーディションから抜擢された、帰国子女のHIPHOP界の雄。どこか同じにおいも感じさせる2人の激突が、いまからも楽しみだ。さらに、紡木たく原作のベストセラー少女コミックの映画化『ホットロード』では、能年さんと「3代目J Soul Brothers」登坂広臣が演じる、和希&春山の先輩役に。原作の名シーンの数々が“伝説的”名セリフとともに登場する本作では、彼女役の太田莉菜と印象的なシーンを見せており、本格ラブストーリーも十分いけそうな雰囲気たっぷり。昨年、急逝した塩屋さんが主宰していた「アクターズクリニック」の出身で、演技をみっちりたたき込まれたという鈴木さん。先日、塩屋さんの1周忌を迎えた際には、自身のブログに「僕らが頑張ることで塩屋さんの夢が叶っていくのだと考えれば、彼がこの世界にいない悲しみにも立ち向かえる気がしています」と綴り、師匠が照らしてくれた俳優という道への邁進を改めて誓っていた。知的で、演技力も抜群、しかも脱いだらすごい肉体派。もしかしたら、そんな彼が、日本を代表する“カメレオン俳優”といわれる日も近いかもしれない。「花子とアン」はNHK総合(月)~(土)午前8:00~8:15/午後0:45~1:00(再)ほか放送中。『TOKYO TRIBE』は8月30日(土)新宿バルト9ほか全国にて公開。『ホットロード』は8月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年06月16日