出産を終え、自宅で入浴するようになると必要になるベビーバス。新生児期の沐浴は親子にとってかけがえのない、幸せな時間です♡また、上のお子さんと一緒にお風呂に入るという乳幼児ベビーにも、小さなベビーバスは必須アイテム。でも、ベビーバスって実際数ヶ月しか使わないって聞くし、必要なのかな…?と考えるママたちの声も。最近では、大きくなってからも長く使えたり、別の用途で楽しめるアイテムが登場しています。今回は、最新ベビーバス事情をご紹介します!里帰りママにおすすめ、実家でも旅行先でも使える!出産を里帰りでされるママも多いはず。ご実家で使えて、帰宅してからも使えるコンパクトなものがあればうれしいですよね。ストローラーで人気のブランド「ストッケ」からは、持ち運びが便利なフレキシバスがおすすめ。簡易なベビーバスの場合、一度組み立ててしまったらそのままお風呂に置きっ放し…というものが一般的。そうなると気になるのが衛生面です。フレキシバスは排水プラグ付き。使ったら栓を抜くだけで、ベビーバス内の清潔を保てます。また、省スペースデザインで、折りたたみがコンパクト。帰省や旅行などにも持ち運べるので、ご自宅以外での入浴も快適ですね♪新生児期の沐浴には、オプションのニューボーンサポートで安心。底面はすべりにくい加工がされているので、ベビーがベビーバス内ですべってしまう…なんて心配もありません。大きくなったら、おもちゃの収納に!4歳まで使えるフレキシバスですが、ベビーバスとして使用しなくなったら収納箱に早変わり。おもちゃやおむつ入れとして、お部屋に置いてもかわいいデザインです。「赤ちゃんのときは、これでお風呂に入っていたんだよ〜」なんて会話をしながら、長く使いたいアイテムです。ふわふわデザインがキュート、写真映えするマカロンバス♡ベビーの首浮き輪“スイマーバ”から新しくリリースされたのは、コロンとしたデザインがとってもキュートなマカロンバス!お風呂タイムを可愛く写真に収めたい!というママたちに人気のブランドで、バスにちょこんと納まるベビーのかわいいさと言ったら♡少ない湯量でゆっくり温まれるのも、マカロンバスの特徴。ママが体や髪を洗っている間にも、楽しく安全に遊んでもらえます。夏になったら、屋外用のプールにも!小さなベビーひとりでも、安定して長時間遊べるのがマカロンバスのいいところ。暑くなったら屋外に出して、プールとして使っても◎!マカロンバスで遊ぶベビーが可愛くって、「ずっと見ていたい♡」と思っちゃいそう。お風呂タイムは毎日のことだから、どうせならかわいいアイテムで、親子ともに楽しく過ごしたいもの。ベビーバスがあれば、きっとバスタイムの思い出が増えるとおもいます♡
2017年04月19日我が家では息子のお風呂を僕が担当していて、0歳の時からほぼ毎日一緒にお風呂に入っている。生まれて間もなくの沐浴では、ぬるま湯に入れた瞬間に笑顔で寝てしまうというような天使っぷりを見せていた息子も近頃は、風呂上がりに僕の髪の毛を指さして「お父さんの髪の毛ゴワゴワ」と父親をイジるようになってしまった。 ある日の息子「お母さんのシャンプーいっぱいだね〜」僕「そうだね〜。5つもあるね〜」息子「お父さんのは?」僕「無いからコレ(息子のを)使わせてもらってるよ」息子「僕の使っちゃだめでしょ!」僕「明日買ってくるね…」なかなか手厳しい息子だけど、お風呂での掛け合いの時間はとても楽しい。しかし、とある一件からお父さんと入りたくない状態が始まって悩んだこともあった。我が家は息子が生まれる前からよく銭湯に行っている。息子が2歳の時、そろそろ一緒に連れて行っても楽しめるんじゃないかと思って出かけてみた。案の定、息子はとても機嫌が良く、途中で妻と別れても平気で鼻歌交じりに男湯ののれんをくぐった。しかし脱衣所に入った瞬間、ビタッと動きが止まり、おっさん・おじいさん達が裸でうろうろしている空間を引きつった顔で見ていた。みるみる泣き顔になり号泣し始めたので、急いで服を脱がせて中に入った。立ちこめる湯気の中にはさらに大勢の男たち、息子はパニックで抱きついてきた。息子を抱いたまま、体を洗おうとシャワーの前に腰掛けると隣のおじさんが豪快にかけ湯。水しぶきにおののく息子をかばい体をさっと洗うと露天風呂に移動し10秒ぐらい入ってすぐ脱出。全く体を暖められないまま脱衣所へ避難する。すると2度目の脱衣所でも「おがーさんがいい〜。おがーさんがよかったああああ!」と大号泣してしまい、知らないおじさんから「そうかそうか」と慰められる始末。しかし、そのおじさんも漏れなく屈強な男で息子は放心状態。2歳ではちょっと早かったか…と後から反省、湯気の中から裸の大男たちが次々に姿を現す光景は確かに怖いよな。銭湯ショックで毎日お父さんと一緒だったお風呂がしばらく無くなり、「今日もお母さんとお風呂が良いの〜」と言われる寂しい日が数日続いた。銭湯からも足が遠のいていたが、それから数ヵ月後、妻と息子で行った長野旅行で女湯に入ることになり、ご機嫌で入っていたとの報告に胸をなで下ろす。我が家の銭湯ライフは再スタートした。先月、近所の銭湯が一日限定の柚子湯だった日に家族三人で出かけた。脱衣所に入ると息子は慣れた様子で「お風呂から出たらイチゴ牛乳かな〜」と口笛でも吹きそうな勢いだ。さっさと服を脱いで体重計に乗ったり足つぼを刺激したりして遊んでいる。「おっさん!入るぞ」と軽くツッコんで中に入る。体を洗ったら早速お目当ての柚子が入った露天風呂へ。湯船に浮かんだ柚子は想像していたいわゆる柚子とは違う晩白柚(バンペイユ)というサッカーボールのような巨大な果実だった。その露天風呂には外国人さんが一人で入っていて息子と目が合うと、ニコッと微笑んでプカプカ浮かんだ晩白柚を息子に向かってゆっくり押して流してきた。僕はキャッチボールをして遊んでくれるのかなと微笑ましく見ていたら、息子は怖かったらしく体に柚子が当たらないようにヒョイ〜ヒョイ〜と一玉一玉を強ばった顔で避けていた。その様子はまるで水上ドッジボールの交流戦。怯えた息子は僕にだけ聞こえる小さな声で「上がる」と言って隣の誰も入っていない柚子風呂に移動した。柚子を独り占めして幾分声も大きくなった息子はようやく銭湯を楽しみ始めた。二つ抱えて浮き袋にしている。少しのぼせた僕は露天風呂脇のイスで休憩。すぐに息子も寄ってきて同じようにイスに座って「何でイスがあるの?」と不思議そうにしていた。露天風呂を出て少し冷えた体を温めるため、最後に室内の風呂に浸かって「10数えたら上がろうか」と言って二人で数える。二人で「…しーち、はーち、きゅーう、じゅう」息子「おーまけーの、おーまけーの汽〜車ぽっぽ〜」ありがたくおまけの汽車ぽっぽをいただいて17秒で風呂を出た。脱衣所ではルーティンのように体重計と足つぼを済ませる息子。休憩所では念願のイチゴ牛乳を飲み干して「くあ〜」と一息。汽車ぽっぽ好きの3歳とはとても思えない姿。息子はこの日の柚子湯がたいそう気に入ったようで、寒い日のブロック遊びでは銭湯を営業し、いつも大繁盛している。建物には細かなこだわりがあり、必ず2〜3階建てにして屋上に露天風呂を設置、スーパーボールを柚子に見立ててくつろぎの空間を演出している。露天風呂の脇に涼むためのイスを設置しているのには笑ってしまった。つづく
2017年03月28日息子が生まれ、実家での暮らしがスタートしたのはいいけれど、育児の中で一番心配していたこと、それは沐浴である。病院に入院中、助産師さんから「明日は沐浴の仕方を教えますね」と声をかけられまず最初に連想したこと、それはインドのガンジス川だった。以前ひとり旅で行ったインド。濁ったガンジス川で沐浴をする人々を真似て、自分もこの神聖な川で体を清めようと挑戦してみたけれど、水に当たるのを恐れてくるぶしまでしか浸かることが出来なかった。「沐浴ね…」。遠い目をしながら、あの時のことを思い出した。…へたれだった。当時のわたしはインドまで出かけたというのに、完全なへたれだった…。しかし、そんなわたしも今は母親になったのか。あぁ、感慨深い。翌日、わたしは助産師さんから沐浴の指導を受けた。簡単な挨拶から始まり、用意するものの説明を聞く。「必要なものは、ベビーバス、ガーゼタオル、そしてバスタオル、ベビー石けん、おしめ、肌着が2枚です。おしめと、肌着は事前にすぐ着せてあげられるように、バスタオルの下にご準備くださいね。今の季節は暖かいので、まずはお湯の温度を38度に設定します。赤ちゃんの耳を抑えて、ガーゼタオルを用意し、顔から洗っていきます。Sという字を描くようにクルクルと…。あーしてこーして………最後に背中を洗って、おしまいです」あぁ~、用意する物はたくさんあるし、沐浴とはこんなにも色んな行程を経る必要があるのか。沐浴の説明は30分程度で終了し、助産師さんの指導のもと、手取り足取り、実際にやってみた。息子の首元から頭をぐっと片手で支え、体を洗ってやるとびっくりしたのか「おぎゃぁっおぎゃぁ!」と、ビービー泣いてしまった!入院中のプレ沐浴を済ませただけで、実家でもすぐに本番を迎えなくてはならないなんて…!あぁ、助産師さんが家に来てくれればいいのに、と何度も思った。母に「沐浴ってどうやったらいいんだっけ~」と助けを求めると「え、もう30年も前だから、お母さん忘れちゃったわよ」と残念な答えが返って来た。一方、夫は「沐浴の仕方、教えてよ~」と、焦る私をよそにワクワクしているではないか。仕方あるまい、わたしが夫に教えるしかないではないか。ん~それにしても赤ちゃんの沐浴はなかなか簡単ではない。果たして、初めての沐浴はうまくいくのであろうか?つづく(Boojil)
2015年10月15日