2021年、『シドニアの騎士』が帰ってくるーー。2009年から2015年まで「月刊アフタヌーン」(講談社)にて連載された漫画家・弐瓶勉の代表作『シドニアの騎士』。2014年には日本を代表する3DCG制作会社のポリゴン・ピクチュアズ設立30周年記念作品としてTVアニメが制作され、大きな話題を呼んだ。2015年のTVアニメ2期放送時、原作が連載中だったことから物語中盤でTVアニメ版の幕が下りた。そして今年、TVアニメのスタッフが再集結、総監修に原作者・弐瓶勉を迎え、シドニア最後の戦いが劇場アニメ『シドニアの騎士 あいつむぐほし』で描かれる。本稿ではメインキャストの逢坂良太(演:谷風長道)さんと洲崎綾(演:白羽衣つむぎ)さんのインタビューをお届け。約6年間演じてきたアニメ『シドニアの騎士』最後の物語である劇場版への思いに触れる。待ち望んだ『シドニア』の続き物語の最後を迎えられる喜び―― まず劇場アニメ『シドニアの騎士 あいつむぐほし』の製作決定が決まった当時の率直なお気持ちからお聞かせください。逢坂最初に聞いたのっていつだっけ……瀬下(寛之、総監督)さんとご飯に行ったとき?洲崎あー、そうかもしれない!―― プライベートな場でお話があったんですね(笑)。逢坂そうなんですよ(笑)。TVアニメが終わってからもちょこちょこ瀬下さんと食事に行かせていただく機会があって、そこで進捗情報やらいろいろお話を聞いていたんですよ。それでサラっと「劇場アニメ化が決まりました」と言われた記憶があります。めちゃくちゃサラっと言うから驚くものも驚けず(笑)。洲崎あはは(笑)。逢坂後になってから実感が湧いてきましたけど、やっぱり嬉しかったですよね。「もう少しで終わりまで描けるのに…」というところでTVアニメの2期が終わったので、ようやく完結できるワクワクと久しぶりに演じるちょっとしたドキドキもありつつでした。洲崎TVアニメの2期が終わってすぐに原作が完結したので、私もいつ続きをやるんだろうと長い間思っていました。それがTVアニメ終了から6年経ってついに完結すると決まったことと、単純にスクリーンでまたシドニアのみんなに会えることがすごく嬉しかったです。―― 嬉しいとのことですが、物語が完結してしまうことへの寂しさはなかったのでしょうか。逢坂寂しさより嬉しさの方が強かったですね。物語の最後までやれる!みなさんにお届けできる!って。洲崎うんうん、たしかにそうかも。公開前だからなのもありますけど、寂しいとかロスとかはまだ全然思っていなくて。それよりも観客のみなさんはどんな反応なんだろうとドキドキした気持ちがずっと続いている感じです。まだ手を離れた感じが全然しないです。逢坂みなさんが見るまでは終わりじゃないと思っているので、まだ終わった実感はないですね。「10年後の設定だからこそ演じやすい部分も」(逢坂)―― 『シドニアの騎士 あいつむぐほし』の台本を初めてご覧になられたときの感想はいかがでしたか?洲崎今日(自分の台本を)持ってきました!逢坂さすがですね!洲崎逢坂くん、最初に台本を見たときどうでしたか?逢坂いやぁ……分厚いなと(笑)。洲崎そうだよね!(笑)『シドニア』の現場はプレスコ(絵のない状態での収録)だからといって台本が早くいただけるわけではなくて。アフレコなら絵を見ながらセリフを追えば何となく分かるけど、ト書きを含めて小説を読み込むような形で台本を読まないと場面が分からないんですよ。逢坂『シドニア』はほかのアニメの台本よりもト書きが多く書き込まれているよね。セリフのところにも「ここで息を吸って」「必死に」「決意のブレス」とか心境や息遣いなどが細かく書かれているので、気持ちや芝居をつくりやすい台本にはなっていると思います。―― そこまで細かく書かれているんですね。洲崎さんはいかがですか?洲崎私が台本を読んでの初めての感想は「分かりやすい!」でした。原作もTVアニメも『シドニア』の世界観ならではの独特な単語がいっぱい出てくるから、かなり読み込んでいるコアなファンでないと「どういう意味!?」と思うことが結構あります。だけど、劇場版で『シドニア』に初めて触れるお客さんもたくさんいることを想定されていたのか、初見でも取っかかりやすい凝縮された台本だと思いました。逢坂我々にとっても今までのプレスコの経験が生かされた台本のつくりになっているのだろうと感じます。TVアニメ1期の頃とかは録り直しがすごく多かったんですよ。追加の収録も多くて。だけど、今回の録り直しは数か所だけでほとんど録り直しがなかった。洲崎たしかにあんまりなかったかも。あと台本を読んで「10年後の世界なんだ!」とビックリしました。山野栄子(CV:森なな子)の弟の山野稲汰郎(CV:内田雄馬)にも驚いたな。私、はじめはななちゃん(森なな子)が稲汰郎を演じると思っていたんだよね。そしたら雄馬くんでした。逢坂あー! たしかにね。洲崎それとつむぎはほとんど変わっていないけど、長道は凛々しくなってた!『シドニアの騎士 あいつむぐほし』(c)弐瓶勉・講談社/東亜重工重力祭運営局逢坂そう、すごく変わってた! つむぎもだけど長道以外の人間はほとんど変わっていないのに(笑)。きっと10年の月日を感じてもらうために、あそこまで変えたのだと思いますけどね。予告PVが配信されたとき、コメントで「長道、すごく変わっている……」と戸惑っている人たちが多かったです(笑)。―― たしかにPVで長道を見たとき、最初は別人かと思いました(笑)。逢坂我々も実際に歳を取っているので、演じやすい部分もありました。人生経験を少しずつ積んできて、その経験値を10年後の長道に使える。逆に昔できていたのに今はできなくなっていることもたくさんあるので、そういう意味では10年経っていて感謝の気持ちもあります。洲崎私は逆に10年経ったことをそんなに意識していなくて。今回、つむぎ自身ちょっとお姉さんぶるシーンもあるんですけど、結局はかわいいままじゃん!と思ってもらえることを目指して演技しました。『シドニアの騎士 あいつむぐほし』(c)弐瓶勉・講談社/東亜重工重力祭運営局「長道とつむぎは心で会話している」(洲崎)―― おふたりは完成した映像はすでにご覧になられましたか?洲崎私は初号試写で見ました! 逢坂くんは試写会行けた?逢坂僕は試写会に行けなくて、つい先日完成したデータをもらって見せてもらいました。まだ映画館の音響で見られていないので、映画館で見るのを楽しみにしています。洲崎私が行ったときツトム(原作者、弐瓶勉)も来ていて、上映終了後に「泣いた?」って聞いたら絶対に泣いた目をしながら「泣いてないっすよ。花粉症で……」とか言っていた(笑)。逢坂あはははは(笑)。―― 『シドニアの騎士』はSFアクションやラブコメなど色々な要素が満載ですが、おふたりは『あいつむぐほし』をご覧になられてどのシーンがお気に入りでしたか?逢坂僕は「戦闘シーン」ですね。『シドニア』は戦闘シーンを含めて、今どういう展開になっているんだろうと感じるほどスピード感のある作品だと思っています。それは台本を読むだけでは分からないので、完成した映像を見たときは毎回「すごい!」と思わされますし、同時に演じられて良かったとも感じます。一方で、あそこまでクオリティ高く完成されているのを見ると自分の芝居に対して「ここもうちょっとできたかも……」と思う部分もあって。―― なるほど。プレスコだと声のお芝居で絵が決まる部分もあるからということですね。逢坂とはいえ、そう思うとキリがないので心に仕舞っていますけれど。逆に僕らの芝居でスタッフのみなさんに少しでも気合いが入って、あそこまでクオリティ高いシーンが完成したと思うようにしています(笑)。そんな中で僕が今回特に気に入っているのが、最後の戦いでの岐神(海苔夫、CV:櫻井孝宏)と長道のシーン。これまで複雑だった岐神と長道の関係性を考えたら、すごく来るものがありました。洲崎あのシーンは海苔夫、主人公じゃん!と思いました(笑)。逢坂そうだね。劇場版は長道だけじゃなくて岐神と稲汰郎の3人が主人公だと思っています。洲崎うん。本当にどのキャラクターもすごく活躍していて見せ場がありましたからね。―― そんな洲崎さんのお気に入りのシーンはいかがでしょう?洲崎私はやっぱり「長道とつむぎのシーン」がすごく好きです。居住塔の上空を長道に連れられて一緒に飛んでいるシーンがあるんですけど、普段は戦闘で宇宙を飛び回っているつむぎが等身大の女の子に戻って「怖い!」となっていて。それがすごくかわいいなと思いました。―― 本作のキャッチコピー「身長差15メートルの恋」と書かれているように、種族の異なる者同士の恋に葛藤するつむぎの姿が印象的でした。逢坂長道は全く気にしていなくて、なんでそんなに気にしているの?と思っていますけどね(笑)。そもそもシドニアの中には色んな人たちが住んでいるので、大きかろうが小さかろうが種族が異なろうが関係なくて、「たまたま好きになった相手が融合個体だっただけ」と。洲崎お互い普通とは少し違うからこそ共感できる部分もふたりはあって。葛藤はしているけど、ちゃんと心で会話している感じはすごくしました。逢坂長道が成長したというのも大きいかもしれません。前の長道ならつむぎが落ち込んでいたり悩んでいたりしても「なんて声をかければいいんだろう…」という感じでしたけど、10年経って自分の気持ちをしっかり伝えられる人間に成長しているから、つむぎを常に心配して寄り添っている。そういった部分でも大人になったと感じます。『シドニアの騎士 あいつむぐほし』(c)弐瓶勉・講談社/東亜重工重力祭運営局「声は同じでも異なるキャラクターに聞こえる」互いの芝居に尊敬し合う―― 逢坂さん、洲崎さんは2014年のTVアニメから約7年間『シドニアの騎士』で共演されていますが、この月日の中でお互いのお芝居にどのような印象をお持ちですか?洲崎逢坂くんのすごいところはどんな役にもすっと馴染むところだと思います。正直、逢坂くんが出演しているアニメが流れていても、逢坂くんの声だと気づけないことが多いんですよ(笑)。逢坂くんだ!とならずに、キャラクターとしてすっと声が入ってくる。それくらいお芝居がすごくナチュラルですごく自由で、稀有な人だと思っていて。キャラクターによって声が全く違うとかではないのに、違うように聞こえるって本当にすごいことだなと。とても尊敬しています。―― 軸を持ちながらも幅の広さがあるということですね。洲崎一度逢坂くん本人にそれを伝えたことがあって、その時は「逆に自分の声だとすぐに分かってもらえる方が羨ましい」とか「女の子の方が声が色々変えられていいな」とか言っていましたけど。いやいやでも!って私は思っています(笑)。―― 長道を演じられているときも、そういった側面は感じられますか?洲崎感じます。全く擦れていない純朴な素直な長道に逢坂くんの声がぴったりハマっていて、すごくいいなぁと思っています。―― 逢坂さんは洲崎さんのお芝居についていかがでしょうか?逢坂変わらない良さがあると思っています。歳を重ねて成長していくと声の雰囲気が変わったなと感じることって結構あるのに、それをいい意味であまり感じさせない良さがあって。もちろん本人の中では変化している部分は確実にあるでしょうけど、その中で10年経ってもあまり変化のないつむぎを演じることはとても大変だと思うんです。でも、その大変さを感じさせないくらいスパっと迷わずに以前と同じように声を出してくれるので、僕としても一緒にお芝居がしやすいと感じます。―― 洲崎さんはTVアニメ1期では星白閑、2期以降ではつむぎ、同じ要素と異なる性格を持ち合わせたキャラクターを演じられています。この二人のキャラクターのお芝居についてはどのような印象をお持ちでしょうか?逢坂星白とつむぎの違いって精神年齢だと思っていて。星白は精神年齢が高めで穏やかでたまに女の子らしさが出てくるようなキャラクター。一方、つむぎの精神年齢は極端に言うと小学生くらい(笑)。戦闘に関しての知識が備わっているのでそれを駆使できる強さはありますけど、そういった点を除けばまだまだ幼い天真爛漫な女の子なので。声は同じだけど精神年齢の異なる人物だと感じさせてくれるのはすごいなと思います。『シドニアの騎士』の存在が声優としての成長へ繋がった―― おふたりは2015年の声優アワードで新人賞を受賞されていますが、少なからず『シドニアの騎士』の出演も影響があったのかなと思います。洲崎たしか新人賞をもらったとき、(瀬下)監督からシャンパンもらったよね? 監督が一番喜んでいました(笑)。逢坂喜んでたね!(笑)洲崎自分が嬉しいのはもちろんですけど、受賞したことによって作品に関わっていたみなさんが喜んでくれることがすごく嬉しかったのを覚えています。―― そんな『シドニアの騎士』はご自身のキャリアの中でどういう存在だと感じますか?逢坂新しい挑戦をさせてくれた作品だと思います。『シドニア』は収録の手法が少しずつ変化していたんです。最初は尺は関係ないけどコンテ絵を参考にしたプレスコの方法で進行していて、TVアニメ1期最終話近くから、お試しみたいな感じで完全プレスコに変わりました。そして、おそらくメリットがあったのか、TVアニメ2期では最初から完全なプレスコになって。洲崎そうだったね。逢坂プレスコは絵に引っ張られないお芝居ができます。演じるキャラクターが今どんな状況で何を思いセリフを言っているのか、考えて深くお芝居ができるのではないかと判断してプレスコに切り替えたのかなと個人的には思っていて。もちろんその場の勢いでの芝居もありますけどね。こうやって収録が変化していくことが僕の中ではかなり新鮮で、より考えて演じることを教えてくれた作品でした。洲崎私にとってはデビューして間もない頃に決まった作品だったので、思い入れがとても強いです。自分の限界とかまだ分からない時期でもあったから、TVアニメ2期の紅天蛾(ベニスズメ、CV:洲崎綾)とつむぎが戦うシーンで喉を潰したんですよ。たしか台本にも声に表せないくらいの濁点がついている叫び声が書かれていて、どう出せばいいのか分からないけど分からないなりに一生懸命やろう!と演じたら3週間くらい喉が治らなかった(笑)。―― えぇ……!逢坂そんなこともあったね! 次の収録で会ったら声がガサガサになっていたの覚えてる(笑)。洲崎「喉大丈夫!?」と言われるくらいの声で(笑)。役者として色々学ばせてもらった、すごく成長させてもらった作品だと感じます。プレスコは絵がないからこそ通常のアフレコ以上に尋常じゃないくらいスタッフのみなさんに「ここはこうですか?」と聞きに行って、監督とも色々対話しながら作り上げていったのをずっと覚えています。キャストのみんなともお互いの思い描いている情景が違う場合があるから、テストや本番でお互いの距離感を調整しながら演じている感覚はありました。そうやって私たちが出したお芝居にどんな絵をつけていただけるんだろうってすごく楽しみじゃなかった?逢坂楽しみだった! でも逆に「これで良いのかな?」と思うことも多かったかな。洲崎たしかに! とはいえ、微調整するために追加で収録もしていたから、すごくすごく丁寧につくられている作品だと感じます。―― 最後に物語の完結となる『シドニアの騎士 あいつむぐほし』への思い・意気込みをお願いいたします。逢坂ようやくみなさんにお届けできるのがすごく嬉しいです。そして、『シドニア』の一ファンとしても完成された映像を映画館で見られることがすごく嬉しいです。公開が終了して円盤が発売されてようやく寂しさが募るのだろうなと思いますが(笑)、今はお届けできる喜びとともに楽しみに公開を待っています。みなさんの心の中に何かしら残る作品になっているはず。本作をご覧になられたみなさんが何を感じてくれるのか、どこを重点的に見てくれるのか、僕らが抱いた感動を少しでも感じていただきたいなと思います。洲崎プレスコのときから同窓会のような気持ちで私はいたのですが、数年ぶりにみんなが集結して作品を完結できたことが何よりも嬉しくて。大事に大事にスタッフ・キャストでつくり上げた劇場版を、みなさんに見ていただけるのを私もドキドキしながら迎えたいです。特に初めから応援してくださっている『シドニア』ファンの方に「見てよかった」と思ってもらえる映像に仕上がっているはず! みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。逢坂良太さんと洲崎綾さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=c029b78f-1da7-4a35-acc0-eb8fa4f167c8&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。撮影/友野雄、取材・文/阿部裕華
2021年06月01日声優・洲崎綾と西明日香の2人による、文化放送 超! A&G+で放送中のラジオ番組『洲崎西』(毎週火曜日25:00~25:30放送)と、同じく文化放送 超! A&G+の巽悠衣子と大橋彩香の2人によるラジオ番組『あどりぶ』(毎週土曜日25:00~25:30放送)の2番組が、2016年5月22日(日)に合同でイベントを開催することが決定した。気になる会場は、シーサイド・コミュニケーションズのイベントではおなじみとなった「中野サンプラザ」。「あどりぶイベント(仮)」と「洲崎西イベント(仮)」の2回公演で、それぞれ内容が異なる。各公演タイトルやイベントの詳細、チケット購入方法などが決まり次第、特設サイトや公式Twitterにて随時発表される。■「洲崎西×あどりぶ合同イベント(仮)」概要【出演】洲崎綾、西明日香(洲崎西)、巽悠衣子、大橋彩香(あどりぶ)【日程】2016年5月22日(日)あどりぶイベント(仮) …… 13:00開場/14:00開演洲崎西イベント(仮) …… 17:00開場/18:00開演【会場】中野サンプラザ【チケット価格】各4,000円(税別)
2016年02月07日声優の洲崎綾と西明日香の2人による、文化放送 超! A&G+で放送中のラジオ番組『洲崎西』だが、番組初となる単独ライブイベント「洲崎西SUPER LIVE」の開催情報および先行抽選申し込みの受付日時などの詳細が明らかにされた。開催日程は2015年12月6日(日) 16時30分開場 / 17時30開演予定で、開催場所は大宮ソニックシティ。チケット価格は全席指定で6,000円(税別)となっている。そして、『洲崎西THE ANIMATION』Blu-ray&DVDに封入される先行抽選申込券による申し込みは10月28日(水)の10:00よりスタートするので、こちらもあわせてチェックしておきたい。■「洲崎西SUPER LIVE」イベント開催概要【出演】洲崎西 (洲崎綾、西明日香)【日程】2015年12月6日(日) 16時30分開場 / 17時30分開演【会場】大宮ソニックシティ【チケット価格】全席指定6,000円(税別)【チケット先行受付】「洲崎西THE ANIMATION Blu-ray&DVD」封入先行10月28日(水)10:00~11月3日(火・祝)23:59※枚数制限 : 1人1枚までそのほか詳細は「洲崎西SUPER LIVE」特設サイトにて。
2015年10月07日声優・洲崎綾と西明日香の2人による文化放送 超! A&G+で放送中のラジオ番組『洲崎西』(毎週火曜日25:00~25:30放送)がTVアニメ『洲崎西 THE ANIMATION』となって、2015年7月8日よりTOKYO MXほかにて放送される。ラジオ番組のアニメ化という業界初の試みに大きな注目が集まる本作。TVアニメ化にあたり、監督・シリーズ構成は『血液型くん! 2』助監督の平峯義大氏、キャラクターデザイン・総作画監督は『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』キャラクターデザインの清水祐実氏、アニメーション制作はfeel.がそれぞれ担当する。キャストはもちろん、「洲崎綾」役を洲崎綾、「西明日香」役を西明日香が担当。高校を舞台に、転校生としてやって来る洲崎と西が繰り広げるストーリーは、ラジオで語られた2人のエピソードを元に構成されるという。そこで今回は、初回アフレコ終了後の2人が語ったメッセージを紹介しよう。○洲崎綾と西明日香が語るTVアニメ『洲崎西 THE ANIMATION』――TVアニメ化が発表された後の周囲の反応はいかがでしたか?洲崎綾「ほかのアフレコ現場でも、『「洲崎西」、アニメ化するんだって』と、今まであまりお話したことがないような人にも声を掛けて頂いたりします(笑)。業界的にも前例のないことなので、私たちも手探り状態ですが、家族は石川県で観られるということで、すごく喜んでいました」※『洲崎西 THE ANIMATION』は、TOKYO MXのほか、洲崎綾の地元放送局・テレビ金沢と西明日香の地元放送局・サンテレビにて放送される。西明日香「イベントのお昼の部の最後に発表したのですが、お客さんの反応も、喜びよりも驚きのほうが大きかったと思います。ほかの声優さんもどうなるんだろう、楽しみだねって、笑って受けとめてくれているので、良かったなって思いました」――初回アフレコを終えた感想をお願いします西明日香「台本をもらってからも、ずっと不安が大きかったのですが、実際に収録に入ると、すごく楽しかったです。演技での笑い方と普段の笑い方とではやはり違うので、マイクの前でちゃんと笑えるかが不安だったのですが、あやっぺ(洲崎)のセリフがすごく面白くて、思っていた以上に自然に笑えました。今はまだ線画の状態ですが、実際に色がついて動く完成版が今から楽しみです」洲崎綾「絵はもちろんですが、脚本を読んだとき、性格的なところもある程度デフォルメされていたので、普段の素の面白さがちゃんと出せるのか少し不安だったのですが、ストーリーの制約がある中でどれだけ面白くできるか、セリフの語尾を変えたり、言い回しを変えたりしながら、普段の私たちの面白さとデフォルメされたキャラっぽい喋りをうまくミックスできるように考えながら演じました。収録自体はすごく楽しくて、第1話から喉と血管が千切れるんじゃないかというぐらいのハイテンションだったので、きっと観てくれる方も楽しんでいただけるのではないかと思います」――第1話は転校生である2人が出会うシーンから始まるということですが、実際の高校時代にお互いが転校してきたら?西明日香「絶対に仲良くなると思います。私は、とりあえず転校生に興味を持つタイプなので、積極的に話しかけていくほうなんですよ。たぶん洲崎綾ちゃんが転校してきても、積極的に話しかけていって、今と同じように学生時代もきっと仲良くなれたと思います」洲崎綾「私の場合、転校生が来ると、最初は一歩遠慮して待って、みんながいなくなった頃に、ググっと距離を詰めていくタイプです(笑)。ラジオでも十分あけすけなんですけど、普段の2人はもっとあけすけなので、たぶん高校時代に出会っていたら、"若気の至り"テンションで、もっと仲が良かったかもしれません」西明日香「もっとうるさかったかも」洲崎綾「よくいる、うるさい女子になっていたかもしれません、2人で(笑)」――それでは最後に放送を楽しみにしているファンの方へのメッセージをお願いします洲崎綾「今アフレコが終わって、すごく手応えを感じています。やっぱり明日香と一緒なら、どんなことでも面白くなるなと思いました。自信を持ってお届けいたしますので、ぜひ7月から観てください。よろしくお願いします」西明日香「アフレコはとても楽しかったです。ラジオを聴いてくださっている方がアニメを観たら、ニヤッとするシーンが多々ありますし、『洲崎西』を知らずにアニメを観てくださる方もきっと笑っていただける内容になると思いますので、ぜひ皆さん観てください。よろしくお願いします」TVアニメ『洲崎西 THE ANIMATION』は2015年7月8日(水)よりTOKYO MXほかにて放送開始予定。洲崎西(洲崎綾、西明日香)の2人が歌う主題歌「Smile☆Revolution」は2015年8月26日の発売予定となっているので、こちらも注目しておきたい。(C)洲崎西 シーサイド・コミュニケーションズ/洲崎西製作委員会
2015年07月08日声優・洲崎綾と西明日香の2人による文化放送 超! A&G+で放送中のラジオ番組『洲崎西』(毎週火曜日25:00~25:30放送)にとって初となる単独ライブイベントが開催されることが決定した。開催日は2015年12月6日(日)で、場所は大宮ソニックシティ。出演はもちろん洲崎西(洲崎綾、西明日香)の2人となっている。気になるライブタイトルやチケット購入方法などは決まり次第、随時発表される予定。TVアニメ化に続き、ますます広がっていく「洲崎西」の展開に今後も注目していきたい。■ライブイベント開催概要【出演】洲崎西(洲崎綾、西明日香)【日程】2015年12月6日(日)【実施場所】大宮ソニックシティ【主催】シーサイド・コミュニケーションズ
2015年05月24日声優・洲崎綾と西明日香の2人による文化放送 超! A&G+で放送中のラジオ番組『洲崎西』(毎週火曜日25:00~25:30放送)がTVアニメとなって、2015年7月より放送されることが明らかとなった。タイトルはそのものずばり『洲崎西 THE ANIMATION』。出演キャストはもちろん、「洲崎綾」役を洲崎綾、「西明日香」役を西明日香が担当する。アニメ化にあたり、監督・シリーズ構成は『血液型くん! 2』助監督の平峯義大氏、キャラクターデザイン・総作画監督は『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』キャラクターデザインの清水祐実氏、アニメーション制作はfeel.となっている。注目の本編内容は「『洲崎西』の二人が日頃ラジオ番組で話をしている話題などを中心に構成」とのことで、主題歌も「洲崎西」がユニットとして担当するという。なお、放送局はTOKYO MXのほか、洲崎綾の地元放送局・テレビ金沢と西明日香の地元の放送局・サンテレビの全3局ネットとなる予定。
2015年05月24日3月6日より2週間限定で劇場公開されるアニメーション作品『劇場版 シドニアの騎士』の完成披露試写会が23日、東京・TOHOシネマズ日本橋で行われ、星白閑役の洲崎綾、小林艦長役の大原さやか、仄姉妹役の喜多村英梨、静野孔文監督、瀬下寛之副監督、応援団長のアニマル浜口が登壇した。本編上映後に行われたスペシャルトークショーは、まず洲崎、大原、喜多村のキャスト陣によるクロストークから。大原が「音を収録してから映像を作っていく"プレスコ"という手法のため、アフレコから1年半くらい経ってしまっているので懐かしいですよね」と問いかけると、洲崎は「新アングルや戦闘シーンなど、TV放送では気がつかなかったところが見えるので、新しい魅力にあふれています」と劇場版の見どころを解説。喜多村の「TVシリーズを演じている我々としては、どのカットが削ぎ落とされるのか不安はありました」と演者らしい感想に、後に加わった瀬下副監督が「そこは静野監督が容赦なく、バリバリと……」と付け加えた。瀬下副監督は、本編の再構成にあたり、2時間にまとめてくれというオーダーを受けており「内容が詰め込まれているので2時間は無理だよって。それをまとめてしまうんですからすごいです」と静野監督の敏腕っぷりに感服。そんな静野監督は「TVシリーズの時点で、表現が必要な削れないシーンを選んでいたので、これは無理だなと。プロデューサーに2時間にまとめたらつまらない作品になってしまいますよ。やめましょう」と当初の心境を吐露すると、演者たちから「知らなかった!」「プロトタイプ気になります!」という声が。その後紆余曲折を経て、谷風長道と星白閑を中心としたストーリーで再構成していったことを明かした。また、4月より放送のアニメ第2期『シドニアの騎士 第九惑星戦役』について瀬下副監督は「ネタバレの線引が難しいんですよね。ツムギという重要なキャラクターが活躍することだけは間違いないです。ってこれじゃ何もわからないですよね」と自嘲気味に語ると、会場は大爆笑。また、この日はコミック『シドニアの騎士』第14巻の発売日でもあり、瀬下副監督がズポンのポケットから最新刊を取り出す一幕も。そして、スペシャルゲストのアニマル浜口がハイテンションでステージに登場。普段から額に巻いている"アニマル浜口"の鉢巻は、スペシャルバージョンの"アニメ浜口"に変更されており、さらに自ら筆をとったという「シドニアの騎士」と書かれたTシャツを身につけていた。登場からハイテンションの浜口は、谷風長道について「戦いの中に身を投じる長道、いい男だ!」と太鼓判。さらには「戦いの中に温泉シーンがあって、にくいですね。アングルの見せ方も素晴らしい。女性を正面からではなく斜めから撮る。男性陣は大いに喜んだでしょう」と大絶賛していた。また、アテネ、北京と2回のオリンピックで銅メダルを獲得する女子レスリング選手で、実子・浜口京子とのエピソードを交えつつ、諦めないことの重要性を説くと、洲崎は「私も万策尽きても、ネバー・ギブアップでがんばろうと思います!」と感銘を受けた様子。そんな洲崎に胸を打たれたのか浜口は突然「諦めない!」を連呼。洲崎も声を合わせ、最後に浜口は、全員を巻き込んで「シドニア!」十連発をおみまいし、満足そうな表情を浮かべながら降壇した。怒涛の"浜口節"にあっけに取られていた登壇者だが、再びトークは作品の内容に。浜口も絶賛した"入浴"シーンについて「あのシーン、すごくこだわったらしいですね。どうなんですか?」と洲崎が問うと、静野監督は「漫画だと長道のお尻のアップで終わってしまう。それだとファンは喜ばないかなと思って、緑川纈にがんばってもらいました」、瀬下副監督も「監督からコンテを受け取った際に、長道のお尻じゃ面白くないから、この子(緑川纈)のお尻でと言われて、100%同意しました」と全力で賛成したことを明かした。最後に洲崎は「アニマル浜口さんに持って行かれた感はありますが、『シドニアの騎士』は大ヒット間違いないなと感じました。2週間限定公開なので、4月から2期も始まりますし、ますます精進してがんばっていきたいと思います」と締めくくった。
2015年02月24日