2017年に初演され、大好評を博した舞台『夫婦漫才』が、待望の再演だ。妻として漫才師として明るく生きる信子に大地真央、その夫の伸郎に中村梅雀という最強コンビ。さらに川崎麻世のほか、村上ショージ、竹内都子、正司花江といった漫才界を肌で知る面々や、上杉祥三、吉沢京子ら手練のメンバー、大地と宝塚の同期で、在団中はいぶし銀の演技で魅せた未沙のえるなど、初演メンバーも再集結。そこに今回初参加の野添義弘が加わり、盤石の役者陣で挑む。【チケット情報はこちら】昭和初期の大阪。幼なじみとして育った信子(大地)と伸郎(梅雀)は、「のぶ」コンビとして長屋の人気者だ。戦後になり、晴れて夫婦となったふたりだったが、昼も夜も働き詰めで家事にも奮闘する信子にくらべ、伸郎は定職にも就かずフラフラ。自然と口喧嘩も多くなるが、明るい掛け合い漫才のような様子が評判を呼び、ついには芸能プロダクションがスカウトに訪れる。漫才師となった信子と伸郎は、高度成長期とテレビ黄金時代に乗って、売れっ子になっていくが……。初演時は、「現代に近い日本人を舞台で演じるのは初めて、関西弁でセリフを言うのも、宝塚のトップお披露目公演以来」だったという大地。それだけに、初演の好評を受けての再演は「本当に嬉しくて、お客様の再演希望が後押しとなりました。再演では、よりパワーアップしたものをお見せできるよう、お稽古に励みたいと思います」と意気込む。中でも注目されるのは、やはり梅雀との漫才シーンだ。「今回も大阪公演があるので、笑いの本場でご覧いただく緊張感はありますが、ここでの“漫才”は、信子と伸郎の会話の中から出来上がったもの。より自然な“おもろい夫婦”を目指したいですね。梅雀さんとは『夫が多すぎて』、そして『夫婦漫才』初演と、今回で3度目の共演。さらに息の合った夫婦ぶりをご覧いただけるはずです」と大地は笑う。その言葉通り、漫才が本作の横糸だとすれば、縦糸は夫婦の愛のドラマだ。「戦前から始まり、昭和、平成の時代にかけて夫を支えて生きた信子は、とても愛情の深い人。そこに日本人の持つ強さや優しさが見えるから、お客様はご自身と重ね合わせて感動していただけるのだと思います」と大地は語る。再演を得て、東京会場となる明治座に新たなレパートリーが加わった予感だ。「歴史がある明治座は、味わいがあって大好きな劇場です。ロビーに並んだお土産屋さんをのぞくのも楽しいですね。老若男女問わず、ご夫婦でも独身でも、お友達同士でもおひとりでも、思いきり笑って泣いて、心が温かくなる作品ですので、ぜひ劇場にお越しください!」公演は2月8日(金)から17日(日)まで、東京・明治座にて。その後全国を周る。取材・文:佐藤さくら※川崎麻世の「崎」は立つ崎が正式表記
2018年12月17日市村正親と石丸幹二がWキャストで主演を務めるミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』が2019年1月に開幕する。『オペラ座の怪人』の10年後を描く本作で、Wキャストでラウルを演じる田代万里生と小野田龍之介に話を聞いた。【チケット情報はこちら】『オペラ座の怪人』の生みの親である作曲家アンドリュー・ロイド= ウェバーが生んだ作品。クリスティーヌの幸せのために一度は身を引き、闇に潜みながら生きてきた怪人ファントム(市村・石丸)が、10年後に再びクリスティーヌの前に姿を現す物語で、日本では2014年に初演され、今回が5年ぶりの上演。初演に出演した田代は「2014年の日本初演のとき、ロイド=ウェバーさんがわざわざ日本の劇場までいらして。俳優にとってはアンドリュー・ロイド=ウェバー作品であるだけでも特別なものがあるのに、さらにそんな思い入れのある作品に携わることができ、時間を共有できたということが、僕にとって宝になりました。だからまたやりたい気持ちは強かったです」と熱く語り、日本初演を観た小野田も「人間の黒い部分が強く描かれていて、ドロドロしていました(笑)。でも決して、それは“悪”ではないから、その人間ドラマが面白いんです。そんな『ラブ・ネバー・ダイ』でラウルを演じられることが、僕は嬉しいです。」と語る本作。石丸も「ラウルがこんなことになるとは…」とコメントした役柄だが「劇中のラウルもそう思っていると思います。元の人間性も残っているはずだけど、それを上回る屈折したものに覆われてしまっていて。自分でも思いもしなかった10年後だと思う」(田代)。「初演では妻や子に歩み寄る部分があったのですが、今回の脚本ではそこもないんです。初演以上の壁ができそうですよ」(小野田)。そんなラウル役のふたりは口を揃えて「平和主義者」と笑う。同じ舞台を踏むのは初だが交流はあり「(田代は)明るくやさしいお兄さん。人に対して開けていて、明るく一緒にいてくださる方」「(小野田は)取材や会見でも落ち着いて中身のある言葉を発信してますよね。年齢詐称してるんじゃないかな(笑)」とお互いの印象を語る。作品の魅力のひとつは当然、楽曲。「この作品はいろんな人たちの間で微妙な空気が流れるのですが、それと重なる歌が『うわ、気持ち悪い!』と思わせる音になっていて(笑)。だから歌稽古だけしていると難しいです」(小野田)。ラウルとしてのイチオシは「ラストシーンです。舞台上でいろんな出来事が起きて、ラウルは全部見ているんだけど、台詞もなく、歌も歌わないんです。ぜひそのときの彼に注目してほしいです」(田代)見どころ満載の本作は1月15日(火)から2月26日(火)まで、東京・日生劇場にて。また、12月8日(土)16時30分より特別番組「表現者 浅田真央 ~ラブ・ネバー・ダイで開く新たな扉~ (TBS・関東ローカル)」を放送。チケットは現在発売中。
2018年12月06日「ホンマにだんじり効果で5億円が出ました!奇跡ですわ!」大阪府「磯上チャンスセンター」の販売担当・篠木将司さんから、編集部に歓喜の連絡がきた。本誌が今年のハロウィンジャンボ特集で「祭りが億招きする売り場」として紹介した「磯上チャンスセンター」から1等が出たのだ。この売り場は岸和田市にあり、全国的に有名な岸和田だんじりの山車が店頭を駆け抜ける。たまたま今回だんじり祭り開催中に売り場を訪れたところ、なんと販売員のひとりと山車をひく若頭が元同級生だったことから、撮影にも協力してもらった。「販売員と若頭が偶然にも同級生だったことも奇跡。祭りパワーにそんな奇跡も重なって、5億円が舞い降りたのと違いますか」と、篠木さんも興奮気味。かたや、東京都「池袋東口西武線駅構内売場」は、本誌が今年のバレンタインジャンボ企画で推した売り場。フィギュアスケートの浅田真央選手が勝ち運をつかんだといわれる秩父・三峯神社の「氣」のお守りを、売り場に飾って当せん祈願していることを紹介したのだが、なんとハロウィンジャンボで1等・前後賞5億円が!「ジャンボ億は6年ぶり。長かったです。必死の思いで三峯神社にすがった御利益かと思っています」(鈴木洋平社長)本誌で紹介した売り場に次々と舞い降りる奇跡の億。今後、紹介する売り場も見逃すな!
2018年12月01日今年、圧倒的に輝いた男性を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2018」の授賞式・記者発表会が21日、都内で行われ、俳優の竹内涼真、田中圭、ダンスボーカルグループのDA PUMPらが登場した。「GQ MEN OF THE YEAR」は生き方、仕事、スタイルにおいて、男性向けファッション・カルチャー誌『GQ JAPAN』読者をインスパイアし、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈る賞。13回目となる今年は、竹内、田中、DA PUMP、お笑いコンビ・千鳥の大悟とノブ、メイクアップアーティストの辻一弘、歌手・俳優・演出家の美輪明宏、俳優のリリー・フランキー、映画監督の是枝裕和、プロ車いすテニスプレーヤーの国枝慎吾が受賞。さらに、プロフィギュアスケーターの浅田真央がGQ WOMEN OF THE YEARを受賞した。授賞式・記者発表会では、受賞者同士で質問をぶつける場面があり、浅田がDA PUMPに、大ヒット中の楽曲「U.S.A.」のダンスのコツを教えてほしいとお願い。浅田は「今日お会いするということで、実際に聞いてみたいなと思いまして」と目を輝かせた。そして、代表してISSAがサビの部分のダンスについて「(手は)引くのではなく叩きます」「叩くと同時に右足を蹴る」などとコツを伝授。浅田に加え、千鳥も一緒に教わり、すると後ろで見ていた竹内と田中も踊り出し、「U.S.A.」ダンスで盛り上がった。浅田は楽しそうに笑顔をはじけさせ、ISSAも「ヒールなのに飛んでいただいてありがとうございます。竹内さんも田中さんも」と喜んだ。
2018年11月21日全国農業協同組合連合会新潟県本部(以下、JA/JA全農にいがた)は、2018年10月1日(月)より、フィギュアスケート元世界女王の浅田真央さんをCMキャラクターに起用した新TVCM「新潟米コシヒカリ収穫篇」を、関東・関西・中部・新潟・静岡で放映開始。浅田真央さんが稲刈りに初挑戦する様子や、ご本人の可愛らしい歌声にも注目だ。“第二の故郷”新潟で稲刈り初挑戦!今回のTVCMは、浅田真央さんが自転車をこいで1年ぶりに新潟の農家の皆さんに再会する、ロードムービーのような一幕から始まる。秋の気配が深まり、すっかりお米の収穫時期を迎えた新潟。農家の皆さんは真央さんを「おかえりー!」と温かく迎え、再会を喜びあう。続いて、農家の皆さんの教えを受けながら初めての稲刈りと収穫のお手伝いがスタート。最後は全員でおにぎりをほおばり、真央さんは「ことしもおいしいんだから」と、その美味しさをあらためてかみしめる。CM中で流れる「♪また 新潟に来ました 今年もお米に会いたくて」という歌は、浅田真央さんご本人が歌唱。CMののんびりした空気感にぴったりの、素朴で可愛らしい歌声を披露している。CMの見どころ昨年に引き続き、「新潟米コシヒカリ」のCMキャラクターを務める浅田真央さん。今年5月には「サンクスツアー」の一環として新潟でもアイスショーを実施し、すっかり新潟が“第二の故郷”に。撮影当日は、ようやく秋の気配が感じられるようになった9月。真央さんにとって収穫体験は初めてだったが、稲刈りを進めていくにつれ農家の方の指導も熱を帯びてきて本格的になった。腰に藁を巻き、刈り取った稲を束ねる「まるける」に挑戦する姿も見どころのひとつだ。今年もいよいよ新米シーズン到来。浅田真央さんも絶賛した美味しい新潟米コシヒカリを、皆さんもぜひ味わってほしい。【参考】※TVCM「新潟米コシヒカリ 収穫篇」(30秒)※TVCM「新潟米コシヒカリ 収穫篇」(15秒)※新潟米コシヒカリ 特設サイト
2018年10月11日明治屋とのコラボでは料理教室を実施東京都千代田区に本社がある株式会社浅田飴は8月20日、パーソナルトレーニングジムの運営で知られるRIZAPと共同の取り組みの新商品として砂糖不使用の「シュガーカットナチュレ」を発売すると発表した。同商品の販売開始は9月3日(月)からとなっている。「シュガーカットナチュレ」は70g入りが500円(税別)で、150g入りが1,000円(税別)、スティック30本入りは300円(税抜)である。また、9月19日には東京・明治屋ホールにて、明治屋「コンビーフスマートカップ」とのコラボによる料理教室も実施され、料理家の山脇りこ氏が講師を務める。2018年は「シュガーカット」発売45周年株式会社浅田飴が低カロリー甘味料「シュガーカット」を発売したのは1973年のこと。糖尿病の人だけでなく、健康志向の人、ダイエット中の人などに親しまれ、今年は45周年となっている。以後、糖類ゼロの「シュガーカットゼロ」などが販売されていたが、今回、カロリーフリー、シュガーフリーで植物由来の甘味料「シュガーカットナチュレ」を発売。甘味料にはエリスリトールに、ラカンカエキス、ステビアを使用している。(画像はプレスリリースより)【参考】※浅田飴、RIZAPと共同の取り組みとして植物由来の甘味料「シュガーカットナチュレ」を9月3日発売
2018年08月22日フィギュアスケーターの浅田真央と姉の浅田舞が17日、千葉・舞浜アンフィシアターで行われた健康増進型保険 “住友生命「Vitality」”メディア発表会に登場した。同商品のアンバサダーを務める2人は、健康美輝くスポーツウエア姿で軽く走りながら登場。真央は「精一杯みなさんにお伝えできればいいなと思っています」とアンバサダーとしての意気込みを語り、舞は姉妹そろっての就任を「とてもうれしいですね」と喜んだ。また、健康維持のために日々心がけていることを聞かれると、真央は「ボクササイズを始めました」と明かし、「フィギュアスケートをやっているので毎日滑って運動はしているんですけど、そのほかに引退してから始めたのがボクササイズです」と説明。「アイスショーも開催しているので、体はしっかりつくっていかないといけないなと。運動は大切だなと思っています」と話した。舞は「身体が喜ぶものを食べるようにしています」と明かし、「私も真央と一緒にアイスショーに出演しているので、運動したあとはお肉や炭水化物をたくさんとったり、しっかり食べてしっかり動くようにしています」と笑顔で健康の秘訣を語った。発表会には、俳優の瑛太、巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏、 元新体操日本代表でスポーツキャスターの畠山愛理、サッカー元日本代表MFの福西崇史氏も出席した。
2018年07月17日俳優の瑛太が17日、千葉・舞浜アンフィシアターで行われた健康増進型保険 “住友生命「Vitality」”メディア発表会に登場し、“パパ友”関係を語った。瑛太は、本日17日より全国で放送される同商品のCM「Vitality ついに、上陸」編に出演。CMは古代ギリシャの“走れメロス”の世界観を表現しており、瑛太演じる現代的な青年がランニング途中にランナー“メロス”と出会い、お互いの“走る理由”を尋ね合う中で、Vitalityの商品特徴を紹介していくという内容だ。CMにあわせるように走って登場した瑛太。健康のために心がけていることを聞かれると「汗をかく」と答え、「普段スタジオとかで長い時間撮影をしていて、体で表現するというより頭をずっと使っているような感覚。休みの日や撮影の前にマラソンやサウナ、日焼け、テニス、バスケなど、汗をとにかく。心の中にたまった“毒素”のようなものがどんどん出ていく感じがあって、日々汗をかくことは続けています。“浄化”している感じです」と語った。また、昨日の晩御飯を聞かれると「野菜と肉」と返答。「昨日、子供の友達の誕生日会があって、いろんな職業のパパ友がいるのですが、皆さん健康に気遣っていて、夜は炭水化物を抜いたり、最初に野菜を食べたり。俳優だとストイックに見られるのですが、どんなパパもみんなちゃんとした食生活を送っている」と“パパ友”について話し、「みんなで刺激し合っています」と関係を明かした。発表会には、フィギュアスケーターの浅田真央と姉の浅田舞、巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏、元新体操日本代表でスポーツキャスターの畠山愛理、サッカーの元日本代表MF福西崇史氏も出席した。
2018年07月17日フィギュアスケーターの浅田真央と姉の浅田舞、巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏らが17日、千葉・舞浜アンフィシアターで行われた健康増進型保険 “住友生命「Vitality」”メディア発表会に出席。初対面の真央と松井氏は、“耳たぶが大きい”という共通点で盛り上がった。新商品“住友生命「Vitality」”は、「毎年変動する保険料」と「パートナー企業による特典(リワード)」という2つの特徴を備えた健康増進型保険。真央と舞は、同商品のアンバサダーを務める。松井氏は、全国でスポーツイベントを展開する住友生命の健康増進プロジェクト「スミセイバイタリティアクション~大切な人とカラダを動かそう~」の講師を務め、真央と舞も同プロジェクトに参加している。3人はステージ上で、スポーツの大切さやプロジェクトの魅力についてトーク。その途中、隣同士になった真央と松井氏が楽しそうに会話している場面も。その後の囲み取材で、報道陣から会話の内容を聞かれると、松井氏は「『松井さん耳たぶ大きいって言われませんか? 私もよく言われるんです。共通点があってよかったです』って言われたんです」と笑顔で明かした。「今までテレビで見てもまったく気付かなかったですけど、改めて見ると本当だって」と言われるまで気付かなかったという松井氏。真央が「『松井さんみたいに耳がでかいね』ってよく言われることがあったので、ぜひ今日松井さんにお伝えしたいなと思って」とうれしそうに話すと、「ありがとうございます。光栄です」と笑い、姉の舞も「私も気になっていたので今聞けてよかったです」と笑顔を見せた。発表会には、俳優の瑛太、元新体操日本代表でスポーツキャスターの畠山愛理、サッカーの元日本代表MF福西崇史氏も出席した。
2018年07月17日映画『焼肉ドラゴン』(6月22日公開)の公開初日舞台あいさつが22日に都内で行われ、真木よう子、井上真央、大泉洋、桜庭ななみ、大谷亮平、大江晋平、鄭義信監督が登場した。同作は鄭義信が作・演出を務めて2008年に製作され、日本の演劇賞を総なめにした伝説の舞台を映画化。鄭が脚本・監督を務める。1970年代を舞台に、故郷を奪われた6人の家族が関西で焼肉店「焼肉ドラゴン」を営み、時代の波に翻弄されながらも力強く生きる姿を描く。焼肉店の三姉妹、静花を真木、梨花を井上、美花を桜庭、そして常連客で静花の幼馴染の哲男を大泉が演じる。今回、父親役のキム・サンホは来れなかったものの、5月22日に行われた舞台挨拶後には食事会が開かれたという。そこで酒を飲みすぎてしまった大泉に、井上は「ひどかったですねえ」としみじみ。大泉は「私は酔っ払うと、なぜか相撲を取っちゃう人間なんですよ。韓国対日本で、結局相撲取っちゃって」と明かし、井上は「しっかり動画に納めさせていただきました」と頷く。大泉が「どうしてか、相撲を取っちゃうんですよ。その時の勝敗どうだった?」と尋ねると、井上は「勝敗というか、『ジャパニーズ・スモウ』と、『ジャパニーズ・ウケミ』と言って、一人で受け身してた……アボジ(父)は全く見てなかったです」と衝撃の真実を語った。大泉が「相撲取ってないの!? 相撲取っただろ俺!」と驚くと、井上は「取ったって思ってるかもしれないですけど、構えて『これがジャパニーズスモウ』、そのあと『ジャパニーズ・ウケミ』と言って、アボジは一切見ていない、という動画が」と説明。大泉がさらに「日韓の対決は実現してないの!?」と食い下がると、井上が「相手にもされていない」とバッサリ切り捨て、大泉は「やだあ〜」とショックを受ける。井上は自身が撮った動画について「YouTubeで」と公開することを提案し、大泉は「何万回再生されるだろうな」と苦笑した。
2018年06月22日「最低、最悪やろ!」と目を吊り上げ怒号を響かせながら登場するファーストシーン。そこに映る井上真央の姿は、これまで観たことのないようなパンチの効いた迫力だった。映画『焼肉ドラゴン』で井上さんが演じた梨花は、昭和45年、万博で盛り上がる大阪の片隅で、強く明るく逞しく生きる女性だ。「ここまで攻撃的な役ははじめて」と語った井上さんに、作品への思いや、女優としてのスタンスなどを聞いた。■超攻撃的キャラを好演!井上さんが「攻撃的」と表現したように、劇中、彼女が演じる梨花は、多くのシーンで、夫となる男性・哲男(大泉洋)に容赦ない罵声を浴びせ、感情を爆発させる。「私はこれまでどちらかというと、受け身の女性を演じることが多かったので、攻撃的な役は楽しみだなという思いはありつつも、監督は、現場で面白いと感じたアイデアをどんどん足していくので、慣れない関西弁という事もあり緊張の連続でした」と撮影をふり返る。確かに、これまでの井上さんの役柄は、思いを内に秘めながら生きていくような女性が多く、本作のように感情を暴発させるようなキャラクターは新鮮だ。「怒ったり怒鳴ったりするシーンは、現場に入るまではどこまでやって良いのか分からなかったんです。でもお母さん(イ・ジョンウン)のお芝居を見て『梨花にも同じ血が流れているんだ』と思えました」。この井上さんの言葉通り、本作では、腹の底から響き渡るような井上さんの“怒号”が炸裂する。しかし、こうした「攻撃性」の裏には「秘めた深い愛情」も内在していると井上さんは梨花という女性を解釈する。「相手への愛が深いけど、うまく気持ちを伝えられない。そんな梨花のいじらしい部分もみてほしいです」。■作品選びへのこだわりはない井上さんにとっては実写映画への出演は、2014年公開の『白ゆき姫殺人事件』以来となる。「特にドラマと映画で、自分自身、なにかを変えるわけではないのですが、映画はすごく時間をかけて撮るものなので、気持ちの部分で少し違いはあります。映画はワンシーンを何日もかけて撮影したりするので、贅沢だなと思いますね。本作もそうですが、みんなで話し合ってシーンを作り上げていく空間にいられるのは幸せだなと感じます」。これまで映画はもちろん、大河ドラマ、連続テレビ小説など数々の作品で主演を務めてきた井上さんだが、「出演作品へのこだわりはないんです。昔から、そのときのタイミングやご縁でやらせていただいて、今に繋がっていると思います。その意味では、これまでとても素敵な出会いに恵まれているなと感じています。」と周囲へ感謝する。■直感を大切にしていきたいそんななか出会った本作も、井上さんにとってはとても素敵な縁になったという。「鄭さんの初監督作品に参加できたことは光栄でした。いままで演じた事がないような役で監督の現場に身を置く事が出来たのは、緊張感もありましたが嬉しかったです」。脚本を読んだ段階から「この作品は面白くなりそう」と井上さんは感じていたという。「昔からマイペースで慎重な所はあったのですが、今回この作品に飛び込めたのは良かったです。これからもそうゆう直感みたいなものは大切にしていきたいです」。また、劇中「たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる」というセリフがある。井上さんは「私もですが、人って辛いことや大変なことに目を向けがちですよね。でも『ありがたいな』とか『幸せだな』ということに気づけた方が、人生は楽しいと思うんです。だからこそ、この作品は多くの方に響くと思います」。(text: Masakazu Isobe/photo:You Ishii)■関連作品:焼肉ドラゴン 2018年6月22日より全国にて公開© 2018「焼肉ドラゴン」製作委員会
2018年06月20日世界の様々なテレビ番組を紹介するバラエティ「世界まる見え! テレビ特捜部」の6月11日(月)今夜放送回に、女優の井上真央と歌手のジェジュンがゲスト出演。2人をはじめとした豪華ゲストを迎え「ウソかマコトかSP」をお届けする。2005年にドラマ「花より男子」のヒロイン・牧野つくしを演じ、同作は続編、さらに映画化も製作される大ヒットとなると、2011年の連続テレビ小説「おひさま」ではヒロインに抜擢、2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」では主演を務めたほか、『ダーリンは外国人』『白ゆき姫殺人事件』といった数々の映画にも主演するなど大きく飛躍した井上さん。一方、ジェジュンさんは2004年に東方神起のメンバーとしてデビューすると、その後2010年からは「JYJ」として活動。2013年には初のソロアルバムをリリースし、兵役を経て2017年から再始動、ソロアーティストとして新たな道を歩みはじめた。2人を迎えた今夜の本番組では、アメリカの大富豪が2億円の財宝を山に隠し、見つけた人に全部差し上げますと言ったことから35万人ものトレジャー・ハンターが殺到したという話題をお届け。カナダの有名トレジャーハンターの宝探しの様子を紹介するほか、世界のうそみたいな本当の映像とちょっと怪しい映像を大連発する。井上さんが出演する映画『焼肉ドラゴン』は6月22日(金)より全国にて公開。日本の演劇賞を総なめにした伝説の舞台を、舞台でも作・演出を務めた鄭義信が初監督を務め映画化。万国博覧会が催された1970(昭和45)年、高度経済成長に浮かれる時代の関西の地方都市の一角にあるちいさな焼肉店「焼肉ドラゴン」を舞台に、亭主・龍吉と妻・英順、 静花、梨花、美花の三姉妹と一人息子・時生の6人の暮らしを描く。真木よう子が静花、井上さんが梨花、桜庭ななみが美花の三姉妹を演じ、大泉洋、大谷亮平らも出演。ジェジュンさんはニューシングル「Sign」を6月27日(水)にリリース。また「The Reunion in Memory」ツアーが6月26日(火)・27日(水)の横浜アリーナを皮切りにスタートする。「世界まる見え! テレビ特捜部」は6月11日(月)今夜19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年06月11日5月22日発売5月22日発売に発売される人気美容誌「美的」7月号(株式会社小学館)で浅田真央が表紙を飾る。ロングインタビュー掲載浅田真央が美容誌の表紙を飾るのは初めてで、可愛らしい笑顔が印象的な表紙だ。今回の撮影は、音楽に合わせて次々とポージングし、終始楽しそうな雰囲気で撮影が進んだという。また、8ページにも及ぶ浅田真央のロングインタビューには、スケーターとしての思いや「スキンケア」「メイク」「料理」「バスタイム」「ストレス解消法」などが掲載されており、浅田真央の「最強笑顔」の秘密が明かされている。価格は690円(税込)。書店に立ち寄ったら、可愛らしい笑顔が印象的な浅田真央が表紙を飾る「美的」7月号を是非、手にとってご覧あれ。【美的】「肌・心・体」のキレイを追求するNo.1美容誌日々、キレイを更新するための「肌・心・体」のトータルな美容情報を発信。毎月の新作コスメを始め、インナーケアやダイエットなど、どこよりも深く掘り下げてお届けします。読むだけで美のモチベーションがグンと上がる一冊です。(小学館公式HPより)(画像は小学館公式HPより)【参考】※小学館公式HP「美的」7月号※美的.com
2018年05月25日「真央ちゃんの“女磨き”に拍車が掛かっているんです。もともとあまりファッションに気を使うほうではなかったのですが、最近はモノトーンで大人っぽい服装をするようになって……。何か心境の変化でもあったのでしょうか」(スポーツ紙記者) 5月3日、新潟で浅田真央(27)初プロデュースのアイスショー『浅田真央サンクスツアー』が始まった。会場入りする浅田を目撃した際、真っ先に目を引いたのは両手の爪に塗られていた真っ赤なマニキュア!これまでの彼女には見られなかった “変化”だ。 ショーでの注目はスペイン人の19歳、エルネスト・マルティネス(19)との“デュエット”。サビの部分では、エルネストが浅田を抱き上げる一幕も!そんな2人だが、実はショーでの熱演以上の“ホットな関係”がささやかれているという。 「エルネストさんは、もともとフィギュアスケートの選手。10歳から競技を始め、将来を嘱望されていました。しかし股関節を痛めたことで、現役を引退。その後は来日して、都内の大学で服飾を学んできたそうです。また彼は、大の真央ちゃんファン。4年前から日本語を勉強し始めたのも、彼女に話しかけたかったからだそうです」(フィギュア関係者) エルネストはショーの練習中も、浅田に熱烈な猛アプローチを仕掛けていたという。 「練習期間中、2人は何度もペアで練習を繰り返してきました。日本人だと普通は浅田真央を前にして萎縮してしまうもの。でもエルネストさんは『真央は僕のアイドルだけど、緊張なんてしないよ!』と常に自然体なんです。実は3月にはプチ合宿が行われたのですが、食事の際にいつも必ず彼は浅田さんの隣に座っていましたね」(前出・フィギュア関係者) しかしそこで気になるのが、昨年熱愛が報じられたロマ・トニオロ(28)との関係だ。ロマはパリコレへの出演経験もあるフランス人モデルで、元フィギュアスケート選手。15年に来日した際、人気バラエティ番組『youは何しに日本へ?』(テレビ東京系)にキャッチされ一躍ブレーク。“ハンコ王子”の愛称で注目され、日本の芸能事務所に所属している。 「出会いは昨年1月のイベント。浅田さんはスマホの待ち受け画面を彼の写真にしていると聞きました。当初、ロマさんは『真央ちゃんとはお友達』と答えていました。しかし昨年10月には、『FLASH』がルーブル美術館を訪れていた様子を報じています。彼が浅田さんの肩に手を回すなど、かなり“いい雰囲気”だったといいます」(芸能関係者) 浅田との“関係”が噂されることになったエルネスト・マルティネスとロマ・トニオロ。似ている部分がかなり多い2人だが、浅田の心はエルネストに傾き始めているようだ。 「3月のプチ合宿以来、ふたりの絆はかなり深まったようですね。エルネストさんはいつも積極的に話しかけていましたから。それもあってでしょうか。最近、浅田さんは『彼は気になる存在……』と周囲に明かしているそうです。実際、いっしょに食事に出かけたりもしているみたいです。“女磨き”に励んでいるのも、服飾を学ぶオシャレな彼に合わせようとしているのかもしれませんね」(前出・フィギュア関係者) ロマにとっては、強力なライバル出現となるが……。果たして浅田を射止めるのはどっち!?
2018年05月08日浅田舞(29)が5月4日、「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)にVTR出演。4月に一部週刊誌で報じられたONE OK ROCKのボーカル・Taka(30)との熱愛について言及した。2人は、個室スパデートとTakaの自宅でのお泊りを報じられている。 同番組では、浅田の妹である真央(27)が現役引退してかた1年経ったことについて特集。5月から開催するアイスショー「浅田真央サンクスツアー」の練習に、宮根誠司アナウンサー(55)が密着取材した様子を放送。姉妹に野外でバーベキューを振る舞っていた宮根アナはリラックスムードのなか、こう切り出した。 「あれもあったやんか、恋の噂も」 突然の質問に浅田は照れ笑いしながら「私、それこそ練習終えて、部屋に帰ってきて夕方にミヤネ屋観ようと思ってテレビ見たら……」と当時を回想。そして、こう語った。 「なんか、ありがとう」 続けて宮根アナが「うちのスタッフもしつこいからさ、向こうのお母さんのところまで行ってたけどね」と同番組でTakaの母親である森昌子(59)に直撃取材したことについて触れると、「びっくりしちゃいました」と返答した浅田。交際について肯定も否定もしなかったが、宮根アナから「でも僕は想像やから知らんけどええと思うよ。いうても世界のワンオクやからね!」と応援されると笑顔を見せた。 ネットでは浅田の「ありがとう」という発言から「2人の交際は“ホンモノ”」とし、祝福の声が上がっている。 《ミヤネ屋で浅田舞ちゃんTAKAとのこと否定してなかったからやっぱ付き合ってんかな~どの道幸せになって欲しいな》《全然応援しますよ私 本当に付き合ってるなら、お幸せにしてほしい!!》《やっぱTakaと浅田舞さん付き合ってるのね。いい恋愛してると気持ちも満たされるし良いことやなあ》 いっぽうで《なんか認めたくないな~》《濁らせてる感じがなんとも……》《思わせぶりじゃない?》と、Takaファンからは否定的な意見も上がっている。
2018年05月04日4月18日、浅田真央(27)の展覧会『美しき氷上の妖精浅田真央展』が『ジェイアール名古屋タカシマヤ』でスタートした。本人がサプライズ登場すると、ファンからは歓声が!浅田は、自身がプロデュースするおむすび「まおむすび」を直接手渡していたという。 そんな浅田は最近、たびたび“自然派志向”を打ち出している。3月7日放送の『クローズアップ現代+』(NHK)では、こんな驚きの人生プランを語っていた。 「自給自足の生活をするっていうのが、私の最終的な夢なんです。いろんなものがやりきったなと思ったら、私は山に行って。それこそ海の近くだったら、自分で魚を捕ったり。山に出て狩りをして、イノシシとかをさばいたり。そういったことをしてみたい」 これには、ネット上でも《疲れちゃったのかな?》《さすがに想定外》などと驚きの声が……。だが浅田は、そうした自給自足への準備をすでに始めているという。 「真央ちゃんは山梨県小淵沢町に農地を持っているそうですが、実はここで収穫するための“高原野菜”の勉強を始めているんです。すでにかなり知識はあるようですし、近いうちに栽培にも取りかかるのではないでしょうか」(前出・フィギュア関係者) また浅田はエコライフへのあこがれから、さらなる計画も進めていた。 「最近、真央ちゃんは『別荘がほしい……』と漏らしているんです。名古屋から比較的近いエリアで検討していると聞きました。農作業はもちろんのこと、乗馬もできて友人たちとキャンプもできる。そんな場所を探しているそうです」(別のフィギュア関係者)
2018年04月27日バンクーバー五輪銀メダリストで現在はプロ転向した浅田真央(27)が、4月22日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演。2014年のソチ五輪で一緒に出場した鈴木明子(33)、村上佳菜子(23)と鼎談を繰り広げた。 昨年4月に現役引退をした浅田。今年は、全国を巡回するアイスショー「浅田真央サンクスツアー」を5月から開催する予定だ。 “結婚願望”の話題になると、浅田は「もともとあったんだけど、今はもう自分のやりたいことが見つかっちゃったら、『とりあえず彼氏も結婚もいいや!』みたいな。そんな感じになっちゃった」と、現在の心境を明かした。 現役時代の浅田といえばジュニア時代から注目を浴び、2010年のバンクーバー五輪では銀メダルを獲得。国民的な注目を集めた選手だ。 鈴木が「街を歩いていたら『真央ちゃん』って声をかけられるようになるじゃない。普通には歩けなくなっちゃうのが、ずっと続くじゃん」と浅田を心配。すると意外にも浅田は「たくさん親戚が増えた感じ!」と笑顔で返答。「『大きくなったね~!』って言われると、すごく頑張ろうって思えたし、いつも温かい気持ちになれた」と答え、鈴木と村上を驚かせた。 続けて鈴木が「それが苦しかった時期はないの?期待されたり、メダルとか言われるじゃない」と尋ねるも、浅田は「それはないね。自分もすごくメダル欲しかったし」と断言。 それでも浅田は「ソチ五輪が終わって復帰したシーズンで、結果がついてこなかったとき。『スケーターとしてもう無理かな……』って思い始めたときからメディアの取材でも『もう限界なんですか?』というふうに聞かれ、ちょっとつらいなと思うことがあった」と苦悩をにじませた。 Twitterでは《真央ちゃんの普段てこんな感じなんだ。めちゃ喋るやん》と、驚く声も。《とっても良かった。よそ行きじゃない三人が見れて》《リラックスして話してる3人がいいね》と、好感を寄せる声が相次いでいる。
2018年04月22日ロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカル・Taka(29)が元フィギュアスケート選手でタレントの浅田舞(29)とお泊りデートをしていたと、4月12日発売の「週刊文春」が報じた。 ネット上では驚きの声が多く上がっているが、ファンは意外と冷静な反応。それにはある理由があった――。 今回報じられたのは、今月、Takaが浅田舞と個室スパに行ったあと、Takaの自宅マンションで泊まったというもの。女性ファンも多いTaka。報道直後はファンからショックの声が上がるのではと予想されたが……。 《Takaはちゃんとお付き合いする人が出来たらちゃんとみんなに報告するって言ってくれたから》《Takaから報告があるまでは何も信じない》 など、報道に対して静観の姿勢をとる声が多く上がった。その背景には、ファンが口をそろえて言う「報告」というワードがある。 17年元日、Takaが自身のインスタグラムにローラ(28)とのハグ動画をアップしたことが話題に。熱愛説が報道された。しかしその直後、Takaはきっぱりとインスタグラムで報道を否定したのだ。 「憶測だけで僕の回りの大事な友達を批判するのは本当に凄く嫌な気分になる!なぜなら彼女は僕の大事な親友の1人だから!もし僕に大切な人が出来た時は包み隠さずこの場を借りてみんなに報告します!I hate "this" Japanese culture」 その言葉通り3月下旬に本誌がローラを直撃した際、彼女は交際の噂について「一生親友。ホント、ホント、断言する」と強い口調で答えていた。 報道を受けてから4月13日現在、Takaのインスタグラムは更新されていない。“報告”がないということは、浅田はあくまで友人の1人ではないかというのがファンの間での通説となりつつあるのだ。 《めちゃくちゃ気になるけど、Takaは大切な人ができたら自分から報告するって言ってくれたから、ずっと待ってる。そういうのは、Takaの口から聞きたいです》《Takaが報告してないのはまだ付き合ってないからかもしれんやん。ファンがTakaから自由な恋をうばったらいかんくね》 Takaの報告なら受け入れるというファンに対し、次のインスタグラム投稿でTakaは何を語るのか。今後の動向に目が離せない。
2018年04月13日3月中旬の午前8時、関東にあるスケートリンク前に1台のタクシーが。姿を見せたのは、浅田真央(27)。平昌五輪でも姿を見せなかったが、ひそかに再始動していたのだ。 「実は最近、浅田さんは週3回ほどここを時間借りして練習しているんです。でもこのリンクは都心から電車で片道1時間もかかる“へんぴな場所”。なぜ、あの真央ちゃんがやって来るのでしょうか」(スケートリンク関係者) 30分後、リンクには浅田の姿があった。だがそばには佐藤信夫コーチ(76)もタラソワコーチ(71)も、山田満知子コーチ(74)もいない。広いリンクに浅田ただ1人だった……。 このリンクの貸し切り料金は1時間2万円ほど。前日には中学生が集団で使用していたという。そんな地元民向けのリンクで浅田は、時間いっぱい孤独な練習を続けていた――。 浅田真央といえば10年のバンクーバー五輪で銀メダルを獲得した、誰もが知る国民的スターだ。昨年4月に現役を引退したものの、女子フィギュア界をけん引してきた。引退後はプロスケーターに転向。5月3日からは自らプロデュースする『浅田真央サンクスツアー』が開催される予定で、早くも話題を呼んでいる。 そんなショーの練習を浅田が行うとなれば、見合った環境が必要なはず。にもかかわらず彼女はわざわざ満員電車に揺られ、地方都市の練習リンクに通っているのだ。いったいなぜなのか。フィギュア関係者がこう打ち明ける。 「日本ではフィギュアスケーターの数に対し、リンクの数が絶望的に少ない。当然、都心のリンクには使用希望者が殺到します。しかし日本スケート連盟はスケートリンクサイドに『現役選手に優先して使用させるように』との方針を通知しています。そのため現役引退したスケーターは練習の場を求め、都心から離れたリンクへ行かざるを得ないのです」 あの浅田が満足に練習場所も確保できないというのは、信じがたい話。だが彼女は決してくじけることなく、練習に励んでいる。そこには「今まで支えてくれた人に恩返しを」という浅田の想いがあるようだ。彼女はこう語っている。 「(現役時代は)たくさんの方に応援していただきました。滑りで感謝を伝えたい。絶賛猛練習中なので、楽しんでいただきたいですね」 午前10時、リンクから出てきた浅田。タクシーに乗って向かったのは、最寄りの駅だった。慣れた様子で改札をくぐると、再び電車で帰路につく。その表情は、晴れやかだった――。
2018年03月20日俳優の江口洋介、松本幸四郎、女優の井上真央が12日、都内で行われたキリンビールの第3のビール『本麒麟』新CM発表会に出席した。キリンビール「本麒麟」新CM発表会に出席した松本幸四郎、江口洋介、井上真央(左から)キリンビールは、3月13日より新商品『本麒麟』の発売を開始。これに伴い、江口洋介、松本幸四郎、井上真央を起用した新CMが発売日より全国で放映がスタートし、「手紙」編と『井上真央』編ではキリンビールの開発者が、江口と井上それぞれに手紙が読み上げ、2人が同商品の旨さに驚いた表情を見せるほか、「松本幸四郎」編では松本幸四郎のいる楽屋に江口が襲名祝いに駆けつけて同商品を一緒に飲むという内容になっている。CMでも飲んだ同商品について江口は「ビックリする美味しさで、力強いコクと美味さのバランスというか、非常にこれは美味いと思った飲み物ですね。パッケージからも分かるように本物感もあり、こう言った飲み物は好きで良く飲むんですけど、これはイケるなと感じましたね」と絶賛。一方の井上も「私も驚きました。苦味はしっかりしていて香りもあり、爽やかで飲みやすいなと思いました」とアピールした。同CMではお酒好きな設定の井上。「あまり公にされると恥ずかしい感じですよね(笑)。今回はそういう演出だったので……」とあくまでも演出だと強調したが、イベント中には昼間から同商品を試飲するシーンもあり「美味しい!」と思わず頬を緩める場面も。続けて「差し入れでもらいたいですけど、私は和食が好きなので、煮物とか煮魚にも合うんじゃないかなと思います。お家で一生懸命作ったお料理にもピッタリだと思いますよ」とオススメのシーンを紹介。同CMで江口から差し入れにもらって同商品を飲んだ松本は「芝居が終わって『ああ、今日は上手くいかなったな』と思う毎日なので、この刺激で忘れようと思います」と同商品の美味しさにすっかり魅了された様子だった。
2018年03月13日放送43年目に突入した「徹子の部屋」の3時間拡大スペシャル「徹子の部屋最強夢トークスペシャル」に、浅田舞・真央姉妹が揃って登場。いまだから話せる姉妹最大のケンカについて、黒柳徹子に激白する。姉妹揃って8年ぶりの出演となる今回。黒柳さんが、2人が練習中のスケートリンクを訪ねると、「徹子の部屋」オープニングテーマに乗せ華麗なる氷上の舞を披露し、息の合ったスケーティングで黒柳さんを魅了した。その後、アスリートも利用するという話題のカフェに移動し、深層心理が分かるという箱庭作りに挑戦。そこから読み取れる深層心理とは?独身女性3人の恋愛の未来も明らかに…?続いて3人が訪れた回転ずし店では、2人からさらに深い話を聞き出すため、質問カードが乗ったお皿も一緒に流れてくるという仕掛けを用意。そのカードの内容は、貯金や2人だけの秘密など。その中から「姉妹最大のケンカは?」を引いた2人は、いまだから語れる真実を明かし始める…。「同じ競技をしていてお互いが一番のライバルだった」という舞さんは、幼い頃には引っかき合いや髪の毛を引っ張り合うようなケンカをしていたと告白し、一方の真央さんは「同じ家に住んでいても、ほとんどしゃべらなかった時期もありました」とも。そしてそんなとき間に入ってくれたのは、いつも亡くなった母だったと打ち明ける。今回のスペシャル放送では、浅田姉妹のほかにも、吉永小百合、市川海老蔵ら豪華ゲストを迎え、ロケも交えながら黒柳さんと様々なトークを繰り広げる。さらに、「徹子の部屋」ファンを公言するマツコ・デラックスと共に、43年の秘蔵映像から「○○すぎる徹子」をベスト10方式で紹介しつつ、「徹子の部屋」を爆笑大解剖していく。「祝43年目突入! 徹子の部屋最強夢トークスペシャル」は3月12日(月)19時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2018年03月11日熱戦の興奮冷めやらぬうちに幕を閉じた平昌五輪。その代表選考を兼ねた昨年の全日本選手権で、初出場ながらシニア選手を抑えて表彰台に立った選手がいた。15歳の新星・紀平梨花だ。15歳の新星・紀平梨花が魅せる!新時代を告げるトリプルアクセル。年齢制限のため代表からは外れたものの、彼女が演技で見せた圧巻のトリプルアクセルは、観客の胸にその存在を刻み付けた。「紀平選手はジャンプのとき、体軸がしっかりと一直線に締まり、見ていて美しい。もちろん筋力もありますが、天性の身体感覚によるものでしょう。体操の白井健三選手に近いものを感じますね。だからジャンプを怖がっていないし、難しい技でも自信をもって、あっけらかんとやってのけている印象を受けます」そう語るのは、フィギュアスケートの取材歴も長い、スポーツライターの折山淑美さん。14歳にして女子史上7人目のトリプルアクセルジャンパーとなり、昨年は国際大会で女子史上初となるトリプルアクセル―3回転トゥループの連続技にも成功した紀平選手。その才能は、女子フィギュアの世界の、“新しい時代”の訪れを予感させるという。「難度の高いジャンプを次々に決める姿に、間違いなくほかの選手は危機感を抱いていると思います。強豪のロシア勢も、練習では4回転に挑戦しているようですし、刺激を受けた選手たちがジャンプのレベルを上げていくことで、女子の戦いは今後、より活性化していくでしょうね」そんな紀平選手が3月、表彰台の頂点を目指して、ジュニアの最高峰である世界選手権に挑む。「ジャンプの出来栄えでの加点や、表現面のクオリティなど、まだまだ成長途中で改善点はあります。ただ、今回の全日本で3位を勝ち取る経験をしたことで、いい意味でメダルを争う“欲”が出てきたように感じます。GPファイナルで表彰台を独占したロシア勢など、同世代にはライバルも多いですが、まずは世界選手権の表彰台に立ち、女子の新時代を切り開く存在になってほしいです」「世界ジュニアフィギュアスケート選手権大会2018」は3月5日~11日、ブルガリア・ソフィアで開催。表彰台を狙う日本からは紀平選手のほか、男子の須本光希選手など男女、ペア合わせて7組が出場予定。※『anan』2018年3月7日号より。写真:YUTAKA/アフロスポーツ(by anan編集部)
2018年03月02日3月2日公開の映画『ダウンサイズ』の公開直前イベントが2月28日、都内で行われ、プロフィギュアスケーターの村上佳菜子、お笑いコンビ・和牛の水田信二、川西賢志郎が出席した。左から水田信二、川西賢志郎、村上佳菜子アメリカ・ネブラスカ州オマハを舞台に、身長を13cmにダウンサイズすることで、大金持ちで大豪邸に住める世界へと舞い込んだ中年男・ポール(マット・デイモン)の奇想天外な物語を描いた本作。公開を間近に控えたこの日は公開直前イベントが行われ、スペシャルゲストに村上佳菜子と和牛が登壇した。すでに鑑賞したという本作について村上は「13cmになるというのは未知の世界で、どんな感じなんだろう? と思いながら観ましたが、メリットとデメリットがある映画だと感じました。本当に面白くて、最終的にはダウンサイズしたいなって思いましたね」と絶賛。和牛の水田も「自分がダウンサイズしたらどうなるんやろうとか、色々想像することができて面白かったです」とすっかり気に入った様子で、川西は「夢が膨らみますよね。もしダウンサイズが可能なら世界最小の漫才師というスーパーキャラを手に入れて優勝したかもしれないです」と妄想も。そんな本作にちなみ、イベント中には村上が大好物だという巨大かき氷が登場。その巨大なかき氷は、村上が1年分食べる量の300kgだそうで、「こんなにも食べてたと思うとビックリですね」と驚いた表情も「もう幸せです。本当に美味しいですよ!」と舌鼓を打った。村上と言えば、前回の2014年ソチオリンピックにも出場。閉幕した平昌オリンピックについて言及し、「どの競技1つ1つにドラマがあり、そういうものをテレビの画面越しで感じました。私もバンクーバーを見るまではオリンピックに出たいとは思いませんでしたが、バンクーバーでの浅田真央さんの演技を見て出たいと思いました。勇気と希望をもらった素晴らしいオリンピックでしたし、メダルの数も長野オリンピックを超えて、応援する側としてはうれしかったです」と感想を。また、後輩に当たる宇野昌磨選手については「小さい頃からずっと一緒だったので、滑っているだけで涙が出ちゃいました」と感動した様子だった。映画『ダウンサイズ』は、3月2日より全国公開。
2018年02月28日(写真:アフロ) 「フィギュア男子の金メダルの行方は、4回転ジャンプを完璧に成功させることがカギ。宇野は、フリーで4回転ジャンプを5回から4回に減らし、確実に成功させることで高得点を狙っています。表彰台のいちばん上をしっかり見据えているのでしょう」 そう話してくれたのは、元フィギュアスケート選手で日本人初の世界選手権メダリストの佐野稔さん(62)。平昌五輪フィギュア男子で金メダル候補となった宇野昌磨(20)を語るうえで、欠かせないのが母親の存在だ。 「幼いころから、リンクのなかでは、切れ味の鋭いスケーティングと豊かな表現力を見せていましたが、僕らが印象に残っているのは、いつも母の純子さんに叱られて涙を流していた姿です。スケートを始めたころから宇野は練習に身が入らないことがあって。さぼりグセが出ないように、リンクの外から目を光らせていたんです。5歳でスケートを始めて15年、宇野がここまでこられたのも、息子に寄り添うように献身的に支えてきたお母さんの存在があったからです」(スケート関係者) 宇野は、IT会社を経営する父・宏樹さん(53)と専業主婦の母・純子さんの長男として、’97年に名古屋市で生まれた。4歳下には弟・樹くん(16)がいる。 「宇野がスケートと出合ったのは、自宅近くのスケートリンク『名古屋スポーツセンター』に遊びにいったことがきっかけ。そこに練習を終えた12歳の浅田真央さんがいたのです。真央さんに誘われて、たちまち夢中になり、毎日滑りに行くようになりました」(スポーツ紙記者) まもなく宇野は、伊藤みどりや浅田真央を育てた山田満知子コーチ(74)が指導する「グランプリ東海クラブ」の門をくぐった。 「厳しい練習で知られる山田コーチですが、純子さんの指導も負けていませんでした。スケート経験はなくても息子の調子を鋭く見極めていて『ジャンプがいいときとここが違う』とか『タイミングが少しずれている』などと指摘していました」(前出・スケート関係者) 小柄な純子さんは、ふだんはファッショナブルでとてもかわいい雰囲気。しかし、息子のスケートのことになると、“もうひとりのコーチ”として熱心に指導した。 「熱がこもる純子さんの言葉に昌磨君はメソメソ泣いてしまうんです。ときに山田コーチのところに逃げ込むこともありました。山田コーチも『昌磨のママがいちばん怖い』と笑っていました」(別のスケート関係者) 母親との二人三脚で、小学生の宇野は全日本ノービス(ジュニアの下のクラス)で4連覇を達成。ジュニアでも世界選手権に出場するほど成長した。純子さんは、自分の時間を犠牲にしてすべてを宇野に注いだという。 「リンクを借り切って行う練習は、一般の人のフリー滑走がない深夜や早朝になることも。その送り迎えだけでなく、名古屋にある安藤美姫さんの祖父が経営する喫茶店でカツカレーを食べさせたり、アイスショーなどのイベントに参加させたりしていました」(前出・別のスケート関係者) 純子さんは、宇野を練習場所のリンクへ往復1時間半ほどかけて送迎をするなど、サポートは今も続けている。宇野は「僕がここまでジャンプが跳べるようになったのも、母がガンガン言いながら練習を見てくれたから」と語っている。
2018年02月16日「3年ほど前、浅田さんが千葉県の沿岸部に建つ別荘を買ったそうです。海沿いをワンちゃんたちと散歩できる、素敵なビーチハウスだと聞いています」(浅田の知人) 愛犬4匹たちと悠々自適ライフを送っている、タレントの浅田美代子(61)。 「土地・建物合わせて2億円の物件を前の持ち主からなんとキャッシュで購入したそうです」(前出・知人) 2億円の豪邸を、現金一括購入とは太っ腹!それだけ、彼女の“愛犬ファースト”な生活を叶えてくれる物件だったのだろう。現地を訪ねてみると、房総の海を一望する高台に浅田が購入したという白亜の豪邸があった。1階は全面ガラス張りで、目の前には太平洋が広がっている。 「浅田さんはしょっちゅう、こちらに来ていますよ。いつもワンちゃんを数匹連れて散歩してらっしゃる姿を見かけます。たまに同世代の男性とご一緒なので、『浅田さんの恋人かしら!?』と話題になっているんですよ」(近所の住人) 1月中旬、都内の自宅から2匹の愛犬を連れて現れた浅田を直撃した。千葉の家について聞くと、笑顔でこう明かしてくれた。 「少しでもこの子(愛犬)たちのストレスを解放させてあげられたらと、それで決めたおうちなんですよ。今は4匹いますが、東京では周りに気を遣って2匹ずつ散歩させなきゃならなかったりする。でも、向こうではみんな一緒に仲良く海沿いをお散歩させてやれるでしょう」 彼女がこれほど愛犬家になったきっかけは、最愛の母の死だった。 《母を亡くしたあと、私の日常を支えてくれたのは、2匹の愛犬でした。どんなに悲しくても、犬にごはんをやらなきゃ、散歩に連れていかなきゃ、という責任があると、家にこもって泣いてばかりいられません》(『婦人公論』10年11月7日号) 元夫・吉田拓郎(71)との離婚後、一緒に暮らしてきた母を、01年に急性リンパ性白血病で亡くした浅田。そんな自分を立ち直らせてくれたのが愛犬たちだったという。 「母が亡くなったとき、本当にワンちゃんたちに助けられました。その恩返しのつもりで、それからは犬の殺処分ゼロを目指す保護活動もするようになったんです」 現在飼っている4匹もみんな保護犬。ビーチハウスを購入したのも、そんな愛犬たちへの恩返しだったようだ。 「でも、最初はなかなか1人で決められなくて……。それで、私の“芸能界の母”ともいえる樹木希林さん(75)に相談したんです。そしたらわざわざ千葉まで一緒に見に来てくれて、希林さんのほうが『ものすごくいいところじゃない』って気に入っちゃったんですよ(笑)。『悩む必要なんかないわよ!』と言ってもらって、購入を決めました」 実母を亡くした浅田にとって、樹木は母代わりの存在。15年に出演した『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)でも、浅田は樹木との関係について語っている。出会いは、浅田がデビューしたドラマ『時間ですよ』(TBS系)での共演。以来45年間、私生活でも交流が続く。東京の自宅を買う際も、樹木が一緒に物件を探し、ローンを組んでくれたという。そして、樹木の自然体な生き方も、浅田のよき指針になっているようだ。 《希林さんを見ていると、歳を重ねることは素敵なことだ、って思えるんです。女性はどうしても歳を取ることに抵抗があり、少しでも若く見られたいと思ってしまいがち。でも「歳をとりたくない」ってこと自体が後ろ向きじゃないですか》(『婦人公論』10年11月7日号) それでも50代の頃は、“一緒に何かを見て話したりする恋人がほしい”と公言していたという浅田。地元で目撃されていた、よく千葉の家に一緒に来ているという男性は、もしかして新しい恋人? 「アハハ、残念でした。弟です(笑)。新しい恋?あらやだ、この様子を見たら、わかりません?ワンちゃんたちが4匹もいて、これ以上どうやったら人間が入るんだろうって(笑)。いままでどおり、笑って生きていけたらいいですよね。これから映画の撮影などがあるので、それが終わったらまたこの子たちを連れてゆっくりリゾートライフを楽しみたいですね。あそこは冬晴れのときには富士山が見えるんですよ。目の前に夕日が沈んで、しびれちゃいますよ。その夕日を見ながら、ワインでも一杯。もう、最高ですね!」 愛犬たちという「かけがえのない家族」が、その笑顔を支えている――。
2018年01月25日真木よう子、井上真央、桜庭ななみ、大泉洋が、映画『焼肉ドラゴン』(2018年初夏公開)に出演することが17日、わかった。同作は鄭義信が作・演出を務めて2008年に製作され、日本の演劇賞を総なめにした伝説の舞台を映画化。鄭が脚本・監督を務める。1970年代を舞台に、故郷を奪われた6人の家族が関西で焼肉店「焼肉ドラゴン」を営み、時代の波に翻弄されながらも力強く生きる姿を描く。焼肉店の三姉妹、静花を真木、梨花を井上、美花を桜庭、そして常連客で静花の幼馴染の哲男を大泉が演じる。鄭は「『在日』韓国人の……どちらかと言えば、特殊な家族の物語を日本の観客たちがどんなふうに受け止めてくれるか……初演の幕が上がるまで、僕は不安でなりませんでした」と初演時を振り返る。「それが温かい拍手で迎えられ、再演、再々演を重ね、映画化までできたことは感無量としか言いようがありません」と心境を吐露した。韓国でも上演され、オーストラリア、ニューヨークでのリーディングも大きな反響があった同作。鄭は「どこの国に行っても、『焼肉ドラゴン』の劇中の家族たちを、あたかも自分の家族であるかのように迎え入れてくれる観客たちに深く感謝するとともに、新たに映画の中で息づき始めた家族たちも愛してくださるよう、切に祈っております」とコメントを寄せた。○真木よう子コメント『焼肉ドラゴン』という素晴らしい舞台を拝見致しましたので、嘘をなく申し上げますと、映画化にあたり、ワクワクした感覚と舞台とスクリーンの違いがどうなるのかといった懸念が少しもなかったかと言うと嘘になります。しかし、映像化した作品は私の期待を遥かに超えておりこの様な歴史的事実が確かに存在した事を、より多くの方に認識して欲しいと思うと共に、鄭監督の伝えたかった"たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる"というメッセージが作品の終盤には深く皆様の心に突き刺さる事になると思います。一人でも多くの方々に「焼肉ドラゴン」の素晴らしさが伝わることを願っています。○井上真央コメント韓国の俳優陣はみな熱量が高く、とても刺激的でした。互いの言葉が通じずもどかしく感じることもありましたが、今作への思いを最後まで共有することができ、忘れることのできない作品となりました。国境や血の繋がりを越えて、運命を共にすると決めた家族たちの覚悟や、理屈ではない愛がたっぷりと詰まった作品です。早く皆さんのところにお届けできることを私も楽しみにしています。○桜庭ななみコメント舞台『焼肉ドラゴン』の映画に出演させていただきます。最初に舞台を観た時は在日韓国人一家の苦悩に凄く胸を打たれました。そして何度も上演されている舞台なので期待を裏切れないというプレッシャーもありました。完成した映画を観た時は、心の内に暗いものを秘めている一人一人が、明るく力強く毎日を送っている姿、家族の絆に感動しました。今回、私は同じスナックで働いていて奥さんがいる男性と恋に落ちる3女の美花を演じました。難しい役どころでしたが、真木さんや井上さんをはじめとするキャストの方々にアドバイスを頂きながら、チャレンジする気持ちで撮影に挑みました。観ている人にエールを送ることのできる作品になっているので、ぜひ楽しみにしていてください。○大泉洋コメント私自身も舞台『焼肉ドラゴン』大ファンでありましたので、映画化のオファーを頂いた際は、非常に光栄な気持ちと共に、歴史的に大きな意味のある作品に参加することへの緊張感がありました。ですが、鄭監督を中心に日本の俳優陣とエネルギーにあふれる韓国の俳優の方々と、言葉が通じなくても素敵な作品にしようとする想いを共有しながら、とても楽しく撮影を行うことができました。現れるキャラクターの誰しもが心に傷を抱えながらも、国や血の繋がりを超えて団結し、明日を強く生きていこうとする姿を、日本と韓国の役者陣が鬼気迫る表情や演技で見せる作品になったと思います。舞台とはまた違う、映画『焼肉ドラゴン』を是非楽しみにしていてください。(C) 2018「焼肉ドラゴン」製作委員会
2018年01月17日「運命日」占いが当たる!と話題の占星学研究家・橘さくらさん。占星学的に読み解く2018年の世相や12星座別のメッセージを伺いました。2018年は、社会的にも個人的にもいろいろなことがガラリと変わる年になるようで……。あなたの未来を切り拓くヒントが満載です。■2018年は新しい時代の幕開けまず、2018年は全体的にどういう年になるのか、という質問をしてみました。橘さん:2018年は大きな変化を感じられる年です。5月に革新的な星・天王星が牡牛座に移動すると、新しい時代の幕が開きます。転職や異動でキャリアアップしたり、結婚や出産などでライフスタイルが変わったりする方がたくさん出てきそう。2018年にいきなり変化することもありますが、2018年に変わることは、基本的に2017年から動いていたこととつながっています。例えば、浅田真央さんの引退や安室奈美恵さんの引退発表がそうですね。特に2017年12月、システムがすべて変わったとか、一つの部署が完全消滅したとか、そのような動きは身近にありませんでしたか?2018年以降、新しく家庭を築く人や家族が増える方もたくさんいるでしょう。いきなり複数人が産休を取ることになり、職場の環境が大きく変わるという可能性も。こういうときはライフスタイルを変えるか、何かを始めるようにして、新しい時代を自らの手で切り拓きましょう。何かが終わり、また何かが始まる。新しい世界に踏み出すのだと思うと、なんだかドキドキしますね。■隠されていた問題が明るみに具体的にはどんな変化があるかというと……橘さん:2018年は個人レベル、世界レベルでも「独立」の動きが出てきます。スペイン・カタルーニャの独立問題もそうだし、イギリスEU離脱もそうです。また、シリアスな問題や今まで隠されていた問題が明るみに出るでしょう。一歩間違えると、大惨事を招くようなことが起こるかもしれません。それは2017年10月から木星が蠍座に入った影響によるもの。この星は1年間とどまります。蠍座は「命、生、死、セックス」を意味する星。2017年に世間を騒がせたハリウッドのセクハラ騒動や相撲界の問題、またパワハラなどハラスメント系のニュースをよく見聞きするのもこのためです。問題をパワーでねじ伏せようとした人たちが、今になって隠しきれなくなっているのです。注目しておいたほうがいいと思います。確かにここ最近、長い間ベールに包まれていた問題が白日のもとにさらされるケースが多々ありました。そういうのも星の動きによるものだったとは!■農業や伝統的なものにスポットライトが星が与えるのはネガティブな影響ばかり?いいえ、ポジティブな状況ももたらしてくれるようです。橘さん:新しい価値を生み出す天体・天王星は、約7年間ひとつの星座にとどまります。2018年5月、天王星が牡牛座に入るので、その影響が2026年くらいまで続くでしょう。移動した最初の年は特にその傾向が強くなります。2008年から山羊座に冥王星がいて、2018年5月には牡牛座に天王星が入り、それらの天体が120度に位置するトラインになります。そうすると、以下のキーワードが追い風に。農業、国立大学(公立大学)、庭、土、園芸、ガーデニング、建築、伝統的なもの、職人、酵母のような長い時間をかけてつくるもの、資格、飲食、権利ビジネス。実家が農家の方は「もったいないのではないか」「他にできることはないか」と考えてみてください。必ずしも都会で何かをする必要はなく、地方にもビジネスチャンスはたくさんありそうです。職人的なものもいいですね。ファッションに関しても、オーダーメードやオートクチュールが脚光を浴びる兆しがあります。クラウドファンディングも◎。「〇〇マイスター」のような資格・権利ビジネスは隆盛になると思います。冥王星が山羊座にいるときは、仏教、建築、神社仏閣などの宗教に興味が出てきそうです。これらのキーワードに興味がある方は、大学やセミナーで学んでみてもいいかもしれません。それは働きながらでもいいし、思い切って仕事を辞め、学校に入り直してもいいと思います。また、キャリアチェンジについてもそういう業界へ進出したり、ビジネスチャンスを探してみたりするといいでしょう。これまで以上に、自然との共生をめざすことが大切になるみたいですね。そして権利ビジネスって興味深い!みなさんもナチュラルなもの、古くて新しいもの、オンリーワンのものに目を向けてみてはいかがでしょうか。■落ち着いている間に未来に備えてここからお話は東京オリンピックより先の2020年代のことへ!橘さん:占いは2018年だけでなく、その先の未来もずっと観ていかなければなりません。その年のことだけ考えても先にはつながりませんから。2023、2024年は、大きな格差が是正される動きになります。2023~2026年は天王星が牡牛座に、冥王星が水瓶座に入っていてスクエアの形。世の中的に緊迫して、少し大変な状況かもしれません。2026、2027年を境に、天王星が牡牛座から双子座に移動します。この頃になると、様々な企業で副業OKの時代になっているでしょう。副業できるようになると収入も変わるし、ライフスタイルも変わります。人によっては、子どもを4人くらい育てられるようになるかもしれません。なぜそんな先の話をするかというと、しっかり未来に備えてほしいからです。2018~2023年は「天王星−牡牛座」と「冥王星−山羊座」のトラインなので、比較的落ち着いて過ごせます。2018年から転換の時代が始まりますが、この落ち着いた時期に、副業になるようなことやモノを探したり、学び直したりして準備を進めてください。そして5~6年後に備えましょう。2023年って遠い未来のようですが、実はたった5年後のことなんですね……。後編は2018年の恋愛運、ラッキーカラーやラッキーアイテム、そして12星座別のメッセージをお届けします。橘さくら占星学研究家。四柱推命、算命学、カバラなど幅広い占いに精通。証券会社勤務後、占いの活動を開始。現在は雑誌への寄稿、個人鑑定を中心に行っている。ファッション、マスコミ業界から火がつき、個人鑑定は500人待ちという、今最も注目されている占い師。ライタープロフィールさいとうりょうこライター/編集者いろいろな会社をわたり歩き、現在はなにかを書いたり編集したり。占いサイトのパトロールが日課。目下の目標は「モテるおばさん」。好きなものは、米、『美味しんぼ』、TBSラジオ。
2017年12月30日平昌オリンピックを2か月後に控える今冬、スタースケーターたちが滑ってきた名曲を楽しむコンサート「SKATING MUSIC CONCERT」が行われる。出演は、ヴァイオリニストのSONGiL、ソプラノ歌手のチョン・ウォルソン、ピアニストの追川札章。このうちのSONGiLに、スケートと音楽への思いを訊いた。【チケット情報はこちら】「フィギュアスケートには音楽が不可欠。名曲揃いなので、テレビでよく見ます。ヴァイオリンの弓と弦は、スケート靴の刃と氷の関係に少し似ていますね。スケートはレベルが高い選手でも転ぶ可能性がある競技ですけれども、ヴァイオリンも、指が1ミリでもズレれば音程がズレますし、緊張で硬くなると弓が弦の上をまっすぐ滑らずスリップする危険性がある。ちょっとしたことで音色が変わるため、同じヴァイオリンでも弾く人によってまるで違うのですが、浅田真央さんとキム・ヨナさんもそうですよね。僕は作曲をしたりピアノを弾いたりもするので、その意味では王道というよりオンリーワンなスケーターにも惹かれます」SONGiLは今回、浅田真央の弾むような演技が思い出される『チャルダッシュ』や、高橋大輔・荒川静香・鈴木明子がそれぞれドラマティックに演じた『オペラ座の怪人』などを演奏。「『チャルダッシュ』は今年、北海道の定山渓でボリショイ・サーカスの人達と共演した『華麗なるベネチアンサーカスショー』でも弾きました。クラシック曲として有名ですが、もともとジプシーの音楽なので、様々なアプローチで演奏できる曲です。『オペラ座の怪人』は普段からiPodに入れて聴いたり映画を見たりしている、大好きなミュージカル。昨年リリースしたアルバム『EXOTOPIA』では、ファントムが歌う曲を自分でアレンジしてメドレーにして入れました。どの曲も、好きな選手の場面を思い浮かべ、色々なことを思い出しながら、聴いていただけるのではないでしょうか」ヴァイオリンを「人間として気づいたらやっていた(笑)」と語るSONGiL。練習が嫌でたまらない時期もあったが、中学生の途中から作曲を手がけるようになり、楽しくなったという。「僕がヴァイオリンで、ピアノやドラムやベースなどとバンドを組み、自分の曲を演奏したり知っている曲を編曲したり。熱中すると同時に、これが自分のやるべきことだと思うようになりました」SMAPや東方神起、IL DIVO、Bjorkなどのサポートミュージシャンを経て、現在、自身の演奏活動を展開しながら音楽プロデュースもこなすなど、多彩な活躍を見せる。「スポーツや音楽は政治よりも簡単で、良いものは良いという世界。コリアンとして生まれ、日本で育った身としては、音で両国を繋ぎたいという気持ちがあります。音に全てを込めて表現し、プレミアムなコンサートにしたいですね」「SKATING MUSIC CONCERT」は1月26日(金)東京・音楽の友ホールで開催。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2017年12月27日大晦日特番、それは各局がしのぎを削る戦いの場だ。 NHKの『紅白歌合戦』には安室奈美恵(40)が最後の紅白に挑み、日本テレビは人気シリーズ『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!大晦日年越しスペシャル!絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』で追撃。TBSの『KYOKUGEN2017』には浅田真央(27)が生出演。テレビ朝日は4年連続となる『くりぃむ vs 林修!年越しクイズサバイバー』、フジテレビは3年連続の『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX』で迎え撃つ。 そんな激戦区に孤独な戦いを挑もうとしている男がいる。松重豊(54)だ。テレビ東京は松重の主演ドラマ『孤独のグルメ 大晦日スペシャル~食べ納め!瀬戸内出張編~』の放送を決定したのだ。松重自身も「大晦日の夜10時に『孤独のグルメ』。普通は紅白、ひねってガキ使。テレ東はこの時間帯を捨てたな」と語っているが、実は意外な”勝算”があるという。 「昨年の不動の1位はもちろん『紅白』。第1部が35.1%、第2部が40.2%と独走状態でした。つまり紅白を中心として、その合間のザッピングでどれだけ視聴者を獲得できるのかが肝になってくるのです。その点、『孤独のグルメ』は内容がシンプル。ただ美味しそうに食べるという行為で、一瞬にして視聴者を掴みます。コアなファンも多いですし、”箸休め”としての戦い方にはもっとも向いているといえるでしょう」(テレビ局関係者) 昨年の民放トップは『ガキ使』で第1部が17.7%、第2部が16.1%。だがあとは『KYOKUGEN』『くりぃむ vs 林修!年越しクイズサバイバー』『RIZIN』は3つ巴。テレビ東京は『ボクシング THE BEST OF BEST 大晦日2大世界戦』を放送してきたが、『RIZIN』と食い合って1人負け。視聴率も3.9%に終わった。であれば博打に出ようとテレ東は考えたのだろう。 松重もテレビ東京のインタビューにこう語っている。 ≪僕たちはあくまで「紅白歌合戦の“裏”」だという意識をもってやってますから(笑)紅白見てても、たまにポチポチチャンネルを変えるでしょ。そういう風にちょこちょこ見てくれたらいいかなって≫ Twitterでも≪大晦日は紅白より孤独のグルメ≫の声が上がるなど、評判は上々のようす。大晦日の夜、松重が挑む孤独な戦いの行方は果たしてーー。
2017年12月25日本誌で好評だったシンガーソングライター・加藤ミリヤさんの連載「28」が単行本としてついに刊行!発売を記念して、ミリヤさんと同い年の浅田舞さんとのスペシャル対談が実現しました!悩みはあるけど明るく前向きに解決する、それがガールズパワー。加藤:はじめまして、加藤ミリヤです。浅田:浅田舞です、よろしくお願いします。妹の(浅田)真央が、夏に村上佳菜子ちゃんと一緒にアイスショーに出た時、ミリヤさんの「旅人」という曲を使わせてもらったり、ライブにもお邪魔しているんですが、私はちらっとテレビ局でお見かけしたぐらいで…。加藤:そうなんですね。今回、私の小説にちなんで同世代の方とぜひお話ししたくて、舞さんをリクエストさせていただいたんです。浅田:うれしいです。小説、読ませていただきました。加藤:ありがとうございます!浅田:登場人物の5人と私は違うタイプだけど、生活スタイルやそれぞれの悩みがすごくリアルに描かれていて、わかる、わかる!って一気に読んじゃいました。加藤:わー、うれしいです。浅田:この悩みって自分だけじゃないんだ、って前向きになれたし。このような物語を書こうと思ったきっかけは何ですか?加藤:私が28歳になった時、27歳の時とは周りが変わったのを感じたんです。たとえば、結婚する子が途端に増えたりして。浅田:そうそう!SNSを開けば、婚約、結婚、妊娠、出産のラッシュで…、だからそっと静かに画面を閉じる、みたいな(笑)。加藤:あははは(笑)。それで28歳って変化する年なのかな、って思ったんです。大学を卒業して社会に出て、仕事を頑張ってきたところで一区切り、ちょうど変化を求めたくなる時期というか。浅田:なるほど。私の場合は、結婚って遠くにあった話だったのに、気づいたら現実的に考える年なんだ、って実感しました。加藤:そうなんですよね。で、それがまず一つあったのと、小説の出版はこれで5作品目なんですが、これまでは自分の内側の話ばかりで、私にはそれしか書けないと思っていたんですね。でも一方で、今の時代だからこそ、女性のエンぁと思って。そこから生まれたのが、裕福な専業主婦の夢、同性の恋人がいる渚、ファッション誌の編集者の愛、1児の母となった円、快楽主義を貫くさくらの5人。同じ28歳でも、置かれた立場や環境は違うし、それぞれに悩みを持っているんだけど、結局は自分の力で、そして同世代のガールズパワーで解決して、みんなが幸せになればいいなっていうような。浅田:それにしても、5人のキャラがリアルすぎるんですが…。どうやって書いているんですか?加藤:いろんなSNSを見ながら、ほとんど想像で作りました。もともと人をよく観察するタイプで、空想癖もあるので…。曲の歌詞は家、新幹線、飛行機で書くと決めていて、小説は若者のいなさそうな喫茶店で書いてます(笑)。“結婚、出産をすれば偉い”ではないんですよね。浅田:5人それぞれの悩みも、すごくよくわかりますが、とくに私が共感したのは、お母さんとの確執を抱えていた愛ちゃんです。私、小さい頃からずっとフィギュアスケートしかやってこなかったし、家族の生活もフィギュアがメイン。長女の私は、母の前では常にいい子でいないと、という気持ちがあって、思春期の頃は、自分の思っていることを母に何も言えなかったんです。加藤:そうなんだ…。浅田:母は6年前に他界してしまったんですが、元気な時にちゃんと私の思っていることを伝えられたのかな、って考えると後悔しかなくて…。だからケースは違うんだけど、愛ちゃんの、お母さんに対する思いとか確執みたいなものから生まれる感情が何となくわかるんです。それから、人気インスタグラマーの主婦・夢ちゃんにも共感するところがあって。加藤:へえ〜!浅田:みんなに憧れられるようなセレブな生活をしていながら、人に話せない悩みを持っている夢ちゃんを見ていると、“結婚することが偉いわけじゃないし、幸せそうに見えていても誰にも言えない悩みがあるんだなあ”とも思って。私も、最近「今すごくいいね」って褒めていただくことが増えたんですね。でも、華やかそうに見えているかもしれないけれど、秘めた悩みもあるわけで。加藤:よくわかります。そんな中、28歳の終わりに、結局、みんな誰かを羨ましいと思っているんだけど、その人になりたいか、というとまた別で、これが自分の人生だよねってところに腹が落ちるもんじゃないかな、とも思ったんですよね。浅田:そうなんですよ。私は最近、フィギュアの仕事以外にもこうやって対談をさせてもらったり、バラエティ番組に出たりといろんなことにチャレンジできているんだから、もっと仕事の幅を広げて楽しみたいなって思いました。よく、「もうアラサーだから」なんて言う人もいるんだけど、これから学べることがたくさんあると思っているので、どんどん走り続けていきたいな。ただ、結婚に焦りがないって言っちゃうと、どんどん婚期が遠のきそうだから、大声では言えないけど…。加藤:あははは(笑)。私がこの小説を通して伝えたいのは、ひとことで言えば、ありきたりだけど“Enjoy my life”なんですよね。20代前半は、自分には何ができるんだろうとか、仕事どうしようって考えすぎている気がして。それが28歳ぐらいでスパークして、人生って色々あるけど、これからもっと楽しみたいな、ってシンプルに思える日がくるし、頑張っている女性にこそ、そう思ってほしい。だから、舞さんからどんどん走り続けたいなんて聞くと、すごい救われます。今日、最高の対談だった!ありがとう。浅田:こちらこそ!結婚している28歳も、結婚したくない28歳も、私のようにいずれ結婚したいけど今は仕事が楽しいという28歳も、誰が読んでも共感できる作品だと思います。加藤:単行本では、連載であまりフォーカスされなかった円やさくらのその後を描いているので、ぜひこちらも読み比べてもらえたら嬉しいです。女性のエンパワーメントを一つのキーワードにしたかった本誌にて連載された、ミリヤさん渾身のガールズ小説が単行本に。連載では描かれなかった円やさくらのエピソードなども加わり、読みごたえアップ。ポプラ社1200円あさだ・まい1988年7月17日生まれ。元フィギュアスケート選手。引退後は、スポーツキャスターやタレント、女優として幅広く活動中。最新情報は公式HPをチェック。ニット¥15,000(レイ ビームス)スカート¥16,000(ビームス ライツ)ブレスレット¥13,000(メゾン ボワネ)イヤリング¥6,500(ジュールクチュール) 以上ビームス 新丸の内TEL:03・5288・7670かとう・みりや1988年生まれ。シンガーソングライターとして16歳でデビュー。本小説にインスパイアされた新曲『新約ディアロンリーガール feat.ECD』が12/6発売。※『anan』2017年12月6日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・武政(浅田さん)ヘア&メイク・遠藤郁子(SHISEIDO/加藤さん)momo(浅田さん)取材、文・若山あや(by anan編集部)
2017年12月04日