NPO 情報セキュリティ研究所は、ブイキューブとドローンを活用したリアルタイムな映像による災害対策やインフラ点検に関する実証実験を行ったと発表した。今回の実証実験は、ドローン搭載のカメラで得られた映像を遠隔地のモニターに表示した画像精度が目視点検に耐えられるかどうかを検証するもの。実験は8月12日に和歌山県田辺市新庄総合公園にて行われ、設備点検を想定、ドローンに搭載したカメラで公園内の鉄筋コンクリート製の野外音楽堂などの大型施設を撮影した。その模様を田辺市消防本部内から、ブイキューブのWeb 会議サービスを使ってリアルタイムに会議室内にあるモニターで閲覧した。これにより、橋梁などの点検に有効であるか、撮影した映像情報の精度が目視に耐えうるものかを確認した。結果は現在検証中で、10月29日に開催予定の「地方自治体におけるドローン利活用研究会」にて発表する予定。同社では、地方自治体の防災・建築・施設管理の課題・ニーズに対して、ブイキューブ社のビジュアルコミュニケーションとドローンを組み合わせたサービスの活用を検討していくという。
2015年08月31日NTTデータ四国は、タブレット端末を活用した「建物・設備検査ソリューション」を8月1日より販売開始すると発表した。「建物・設備検査ソリューション」は、建物や設備の検査・点検・調査・修繕等を行う際にタブレット端末を用いて、検査項目の確認・結果入力を行い、報告書の自動生成・保存を行うもの。建物や設備の検査・点検・調査・修繕等を行う際に、結果入力や報告書作成でタブレット端末を用いて行うことで作業を効率化する。このソリューションは、建物や設備の状況をカメラ機能で撮影し、写真や検査項目画面にタッチペンを用いた手書き入力で登録することができ、従来の紙作業と同様のイメージで行いながら、報告書を自動作成できる。また、図面や検査結果は文書管理システムに登録、保管することで情報の機密性、完全性、可用性を確保しつつ、作業管理者、現場作業者の間の業務をシームレスに連携する。すでにJR四国から建物検査業務を委託されている四国開発建設に4月より先行導入され、四国全域の鉄道網の建物検査業務において運用されているという。NTTデータ四国では、本ソリューションを検査・点検・調査・修繕などフィールド作業を行う事業者に販売し、今後3年間で50社への導入を目指す。
2015年07月29日ニコンは7月9日、同社のデジタル一眼レフカメラ「D750」の一部製品において、無償点検・修理を行うと発表した。シャッターが正常に動作しない不具合が確認されたため。2014年10月から11月にかけて製造された製品の一部で、シャッターが正常に動作せず、撮影画像の一部にケラレが生じることがある。カメラ本体の底部に記載された製品番号をWebページ上で入力すれば、対象製品かどうかを確認可能だ。対象製品のユーザーには、保証期間にかかわらずシャッターの点検と修理を無償で行う。およそ1週間で点検・修理が完了し、手もとに製品が届く。
2015年07月09日カシオ計算機の耐衝撃性ウオッチ「G-SHOCK」に、神戸市消防局とのタイアップモデルが登場する。ベースモデルは「Master of G RANGEMAN」で、神戸消防局の全面監修となっている。7月17日から発売し、税別価格は50,000円。商品名は『G-SHOCK RANGEMAN「GW-9400FBJ」神戸消防局タイアップモデル』。今回のモデルは、G-SHOCKブランドとして初めて、国内の消防機関とタイアップしたもの。常にタフであることが求められ、過酷な環境に立ち向かい続ける消防隊員と、G-SHOCKのコンセプトが合致して生まれた。ベースモデルの「Master of G RANGEMAN」は、方位、気圧/高度、温度を計測できるトリプルセンサーを搭載。極限状態での使用を想定した「Master of G」を冠し、Master of Gシリーズの中では最新のモデルとなる(2013年9月11日発表)。タイアップモデルは神戸消防局が全面監修し、カラーリングとデザインにこだわった。救助隊(レスキュー隊)、および特別高度救助隊「スーパーイーグルこうべ」が着用する救助服をモチーフとして、RANGEMANのベースカラーにオレンジを、ベゼルの文字部分やバンドの一部にブルーを採用している。バンドにはレンジャーロープをデザインした。遊環はカラビナをイメージした特別仕様で、第44回全国消防救助技術大会(*)のスローガン「NEVER FORGET, GO FORWARD」を刻印している。裏ぶたには神戸市消防局の消防章を刻印した。また、フェイスのバックライトを点灯させると、ロープの「もやい結び」とカラビナを象徴したデザインが浮かび上がる。パッケージもスペシャル仕様だ。形状やデザインは、消防隊員たちが着用するヘルメットをモチーフとした。「鋭い目で要救助者を見つけ出し、一度つかんだら決して離さない」という救助隊の姿勢を表現したイーグルロゴをあしらっている。*第44回全国消防救助技術大会阪神・淡路大震災から20年となる2015年の第44回大会は、陸上の部が神戸学院大学ポートアイランドキャンパス、水上の部が神戸市立ポートアイランドスポーツセンターで開催される。開催日時は2015年8月29日(土)の午前9時~午後4時30分ごろ。一般公開もされ、来場者が体験できる各種防災イベントブースも数多く出展。
2015年07月01日東芝ライフスタイルは6月25日、液晶テレビ「レグザ」の「32S10」一部製品について、無償点検と修理を行うと発表した。部品の不良によって、電源が入らない、視聴中に電源が切れて再び入るなどの現象が確認されたため。無償点検・修理を実施するのは、5月20日に発売された32V型の「32S10」。このうち、製造番号が「35U18219~35U19999」「35U20001~35U25367」「90P03625~90P05199」「90U00001~90U05943」のものが対象となる。製造番号は保証書および本体背面のラベルに記載されている。点検・修理の申し込みや問い合わせはフリーダイヤルまたはFAXにて受け付ける。
2015年06月26日日本マイクロソフトは6月8日、群馬県 健康福祉部 医療介護局 医務課が、県内すべての消防本部および、すべての災害拠点病院と救急医療機関に、Windowsタブレットを配備するとともに、そのコミュニケーション基盤としてMicrosoft Office 365を採用したとを発表した。高齢化による救急搬送件数の増加と、それに伴う搬送時間の長時間化などが全国的な課題となる中で、群馬県では、消防と医療のより密接な情報連携を実現するソリューションが欠かせないものと考え、モバイル活用のメリットを最大化するために 2015年2月に県内すべての消防本部(11本部)および、すべての災害拠点病院と救急医療機関(計約80病院/機関)にWindowsタブレットを配備するとともに、そのコミュニケーション基盤としてOffice 365の活用を開始した。従来は救急隊員の携帯電話から各病院に順番に受け入れを打診し、1病院あたりの連絡確認に2-3分かかっていたが、同ソリューションの活用により時間が短縮され、複数病院への打診が一度に完了するようになった。さらに、事故現場や心電図などの画像をすぐに共有できるようになったことで、口頭では伝えきれない膨大な情報を医師に提供でき受け入れ可否を判断しやすくなったことから、救急患者の搬送までの時間短縮と受け入れ後の対応の円滑化を実現した。
2015年06月09日ツネイシホールディングスは6月1日、5月18日から4日間、ブイキューブによるドローン(マルチコプター)を活用したリアルタイムな映像による設備点検や情報収集に関する実証実験に協力したと発表した。今回の実証実験は、常石造船の常石工場内で行われ、ドローンに搭載したカメラで、建屋の天井やクレーンなどの高所部分、工事の進捗やブロックの配置など工場の稼働状況を撮影し、映像と写真でリアルタイムに状況を確認することが、設備の保守点検や工程管理の効率化に向け有効であるかどうかをテストした。さらに、災害発生を想定し、任意で指定した場所への急行と映像情報の精度を確認するなど、4日間で合計40回以上の飛行試験で、ドローンの安定した飛行性能を生かした活用方法のテストも行われた。今回使用したドローンは、香港のDJI製「Inspire1」。重量は約3キログラム、大きさは横430×縦450×高さ300mm。ツネイシホールディングスは、造船事業をはじめ、グループの施設を対象に生産工程の効率化や安全性の向上を目指し、ブイキューブのビジュアルコミュニケーションとドローンを組み合わせたサービスの活用を検討していくとしている。
2015年06月02日ツネイシホールディングスは6月1日、5月18日から4日間、ブイキューブによるドローンを活用した設備点検や情報収集に関する実証実験に協力したと発表した。同実験は常石造船の常石工場内で実施したもので、DJI製ドローン「Inspire1」に搭載したカメラで、建屋の天井やクレーンなどの高所部分や、工事の進捗やブロックの配置など工場の稼働状況を撮影し、リアルタイムに状況を確認することが、設備の保守点検や工程管理の効率化に向け有効であるかどうかをテストした。さらに、災害発生を想定し、任意で指定した場所への急行と映像情報の精度を確認するなど、4日間で合計40回以上の飛行試験を実施した。ツネイシホールディングスは、今後、造船事業をはじめとするグループの施設を対象に生産工程の効率化や安全性の向上を目指し、ブイキューブのビジュアルコミュニケーションとドローンを組み合わせたサービスの活用を検討していくとしている。
2015年06月01日総務省消防庁および東京消防庁の全面協力のもと、史上初となる“消防団”を舞台にしたドラマ「HEAT」。この度、本作の主演に「EXILE」のパフォーマーであるAKIRAが務めることが明らかになった。あわせてメインキャストに栗山千明、佐藤隆太が出演することが発表された。不動産会社で都市開発を手掛ける池上タツヤ(AKIRA)は数百億円規模の都市開発プロジェクトの候補地として東京の西南部に位置する地方都市・幸多市に目をつける。用地買収のため、地権者の情報を手に入れようと、素性を隠して幸多市の消防団第十一分団に入団するタツヤ。そこで出会ったのは、安住咲良(栗山千明)を始めとした個性豊かな消防団員たちと、消防士・合田篤志(佐藤隆太)。消防職員と違い火災現場での地味な活動、生業の合間をぬっての訓練など、成果主義の不動産会社で成り上がってきたタツヤにとって、消防団の活動は理解できないことばかり。おまけに彼女たちは、地域の人からあることを理由に「ショボショボ団」と馬鹿にされ、人員減に悩む集団だった。そんな咲良たちを見下すタツヤだが、懸命に地域住民のために活動する消防団に接し、またライバル視する合田と共に災害に直面する中で、「自分の利益が第一」という信念が少しずつ揺らいでいく。そんな一方で、都市開発プロジェクトをめぐり、ほかの候補地を推す社員との争いも激しくなっていき…。地域における消防・防災のリーダーとして、平常時・非常時を問わずその地域に密着し、住民の安心と安全を守る重要な役割を担う“消防団”を描いた本作。今回AKIRAさんが演じる主人公は、クールだが内に熱い心を持つエリートビジネスマン。自信家で負けず嫌い、自分の目的達成のためには手段を選ばないダーティーな役どころは、これまでの出演作品では見せたことのない姿となっている。これについてAKIRAさん自身も「熱血ではなく、熱さを心に秘めた男ですね。言葉の熱さというよりは、絶対にあきらめない姿勢から、タツヤの熱さを感じてもらえたら」と語っている。また、消防団のリーダー的存在となる女性団員役には、シリアスもコメディーも巧みに演じ分ける実力派女優・栗山千明が出演。「消防団への想いが人一倍強い人」と話すように幼稚園の教諭として働きつつ、消防団の仕事を誇りに思い、団を牽引する熱く心優しいヒロインを好演する。そして、防災意識の低い主人公とたびたび衝突する消防士の隊長役として佐藤隆太が出演。これまでの明朗快活なイメージとは異なり、厳しくも逞しい、頼りがいのある隊長の姿を見ることができる。佐藤さんは、「部下を引っ張っていく役柄が来るような年齢になったんだなと思いましたね。今までの作品では先輩たちの背中を見ながらついていく役が多かったですし、役者さんとしても素晴らしい先輩たちの背中を見せてもらっていたので、今度は自分がそういう立場にならないといけないんだと思います」とコメントした。それぞれの立場で熱い信念を持つ彼らの、ぶつかり合いながら互いに影響を与え合っていく姿に注目したい。以下、キャストコメント■AKIRA(池上タツヤ役)「消防団や消防署の方々の活躍を、僕たちのフィルターを通して伝える使命をいただいたことは本当にありがたい機会だなと思います。こういう作品だとスーパーヒーローを描きがちですが、そうではなくて一般市民が強い想いを抱いて災害に立ち向かう人間ドラマで、台本を読んで僕自身、勇気をもらいました」「良い面も悪い面もタツヤの全てをさらけ出すことで、「我に返ると私もそうかも」「自分も改めないと」とタツヤに共感してもらいつつ、見てくださる方にとって鏡のような存在でありたいですね」■栗山千明(安住咲良役)「実は私の祖父が昔、消防署長をしていまして、敬礼を私にしてくれたのをすごく覚えているんです。これも何かの縁なのかなと思いますし、ドラマの中で体験できることを嬉しく思います」「ひたむきに一生懸命やってる姿に胸を打ってもらえたらと思います。年長者もいる中で女性団員として指揮を執らなきゃいけないという責任感もあり、咲良は消防団への想いが人一倍強い人です。消防団での普段の活動では楽しいやり取りを描きつつ、個人として抱えるものの温度差を上手に出せたらと思いながら演じています」■佐藤隆太(合田篤志役)「気付けば35歳になりまして、体を動かせる内?(笑)にもう一度ザッツ体育会系の作品に出られたらいいなと思っていたので、本当に良いタイミングで正直びっくりしました」「部下を引っ張っていく役柄が来るような年齢になったんだなと思いましたね。今までの作品では先輩たちの背中を見ながらついていく役が多かったですし、役者さんとしても素晴らしい先輩たちの背中を見せてもらっていたので、今度は自分がそういう立場にならないといけないんだと思います。僕なりの先導を、役を通してできればと思っています」「HEAT」は7月より毎週火曜22時~関西テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年05月20日京浜急行電鉄は5月13日、平成27年度の鉄道事業設備投資計画を発表し、鉄道事業において総額約207億円(うち安全対策設備投資は約177億円)の設備投資を行うことを明らかにした。具体的には、高架橋耐震補強工事、法面防護、トンネル補修、橋梁補修などの防災・地震対策が積極的に行われるほか、ホーム隙間・段差解消など駅の改良工事、車両の新造・改造・更新、列車無線の改良工事、大師線連続立体交差事業(第1期)工事などの安全対策も実施される。約43億円かけて、新型車両として「新1000形」が20両新造され、現行車両の2100形が24両更新される。駅改良工事としては約25億円をかけて、ホーム隙間・段差を解消する工事が黄金町駅と三崎口駅で行われ、金沢八景駅・神奈川新町・日ノ出町駅・逸見駅・堀ノ内駅・穴守稲荷駅で、駅舎改修・改築が行われる。
2015年05月14日東急電鉄は5月13日、2015年度の鉄軌道事業設備投資計画を発表した。同社は、2015年度に鉄軌道事業で総額482億円の設備投資を行う。同計画によると、田園都市線の6ドア車45両の4ドア車への置き換えを開始し、車両のドア位置の課題を解消することにより、従来のホームドア設置計画を10年以上短縮する。2020年を目標に東横線・田園都市線・大井町線全64駅にホームドアを設置し、今年度は、東横線の都立大学駅、新丸子駅、元住吉駅、大倉山駅、菊名駅、田園都市線の宮前平駅、大井町線溝の口駅など10駅で工事に着手する。踏切安全対策として、昨年度から、踏切内を立体的に検知できる3D式の踏切障害物検知装置の設置を開始しているが、今年度は、妙蓮寺-白楽駅間などで光線式から3D式へ更新するほか、緑が丘-自由が丘駅間の未設置場所への新設を含め、15カ所への設置を目指す。また、五反田駅などの駅改良工事やあざみ野駅などのホーム屋根ふきかえなどの施設更新を行うなど、長寿命化工事・施設更新・ホーム屋根補強工事などの減災対策も行われる。バリアフリー対策としては、用賀駅や宮前平駅にエスカレーターを新設するほか、菊名駅などでは、複数のバリアフリー経路を確保するため、エレベーターを増設する。さらに、雨の日でも快適に利用できるよう、鷺沼駅、たまプラーザ駅などでホーム屋根を延伸する。
2015年05月14日キヤノンは5月8日、デジタル一眼レフカメラ「EOS 8000D」と「EOS Kiss X8i」の一部製品において無償点検・修理を行うと発表した。撮像部前面の光学素子内部に汚れが確認できる製品があると発覚したため。2015年4月に発売された「EOS 8000D」と「EOS Kiss X8i」の一部製品において、撮像部前面の光学素子内部に、白い点状の汚れが見られることが分かった。特定の撮影条件において、撮影画像に点状の汚れが写り込む場合がまれにある。無償点検・修理の対象となるのは、シリアル番号の左2ケタが「01」もしくは「02」のもの。ただし、該当のシリアル番号であっても、電池室ふたに●印があるものは対象外となる。なお、ミラーレスカメラ「EOS M3」もこの2機種と同じセンサーを搭載しているが、EOS M3では同様の現象が起きないことが確認されている。
2015年05月08日フランスでモテモテの職業といったら「消防士」。これはもう、フランスでは異論の余地なしの事実だ。もちろん、日本と同様に"少年たちのヒーロー"でもあるが、少女から堂々たるマダムまで、年齢を問わず女性から熱い視線を集める存在である。少女は「大きくなったら消防士さんの恋人になる! 」と目を輝かせ、街頭ではマダムが満面の笑みで消防士とおしゃべり。そのモテっぷりには理由があるのだ。○身近な「正義の味方」彼らはなぜモテるのか。その理由はいくつか考えられる。まず、フランスの消防士の仕事だが、彼らは消火活動に加え、事故や災害の対応、救急の処置などを広くこなす。時には夫婦げんかの仲裁や、屋根から下りられなくなった猫の救出、溝に落ちた鍵を拾うなどということもあるそう。つまり、「困った時の消防士、市民の味方、頼れる存在」なのだ。それゆえに、例えばテレビのクイズ番組で出場者が「消防士です」と言うと、それだけで自然に拍手が起きたりする。そしてさらにあの肉体美である。彼らの鍛えぬかれたマッスルボディーは、フランス女性にとってフェロモンのかたまりのようなもの。何より恋の相手にセクシーさを求めるフランスでは、あれこそが超セクシー、つまりは「好感度抜群の男性集団」というわけだ。「ムキムキなのはちょっと……」と感じがちな日本女性とは少々好みが違う。おまけに、公務員というのもフランスでは非常にポイントが高い。年金もしっかりしていて将来も安泰となれば、モテないはずはない。○パレードでも消防士に拍手喝采そんな消防士の人気っぷりは、7月14日のフランス革命記念日にパリで行われるパレードでも見てとれる。パレードは凱旋門からコンコルド広場までのシャンゼリゼ大通りで行われ、大統領に始まり、騎馬隊や戦闘機・戦車などに続いて消防士も参加する。沿道からは歓声あり拍手ありとにぎやかで、中でも最大級の拍手が送られているのが消防士のパレードなのである。この、国を挙げての祝日前夜には、多くの地域で消防署主催のダンスパーティーが開催される。例年大盛況のイベントで、会場は人であふれかえり入場制限がかかることも珍しくない。若者、年配者、カップル、家族連れ、そしてメイクや衣装からも気合が感じられる女性もちらほら。当然、すてきな消防士との出会いが目当てである。パーティーは飲めや踊れやで盛り上がり、翌朝4時頃まで続く。消防車近くでは、消防士との記念写真に並ぶマダムの行列も。パーティーのチケットは7月14日が近づくと街頭で売られるが、販売するのも消防士である。売れ残りは心配無用のようだ。○話題になるのがちょっとセクシーなカレンダー消防士が街で売るものといえば、さらに有名なのがカレンダーである。地域によっては家を一軒一軒まわって売り歩くところもあり、ちょっとした師走の風物詩になっているよう。カレンダーの内容は消防車や訓練の様子を写したものが多く、好みや要不要に関わらず日頃の感謝を込めて購入するのが通例となっている。定価はなく気持ちを渡す方式で、寄付行為に近い。ちょっときわどいセクシーなバージョンも例年話題になるが、こちらには積極的に購買に走る層があるようだ。パリ・オペラ座界隈を歩くことがあったら、近くのサンタンヌ通りにある消防署をのぞいてみるといい。ガラス張りの1、2階では、トレーニングに励んだりリラックスしていたりする消防士の姿がうかがえる。女性からの視線には慣れていることもあってか、時には手を振ってくれることもあるそうだ。※写真はイメージで本文とは関係ありません○筆者プロフィール: 岡前 寿子(おかまえ ひさこ)神戸在住の主婦ライター。ご近所の噂話から世界のトレンドまで、守備範囲の広さが身上。渡仏回数は10数回にのぼり、2年弱のパリ在住経験がある。所属する「ベル・エキップ」は、取材、執筆、撮影、翻訳(仏語、英語)、プログラム企画開発を行うライティング・チーム。ニュースリリースやグルメ記事を中心に、月約300本以上の記事を手がける。拠点は東京、大阪、神戸、横浜、茨城、大分にあり拡大中。メンバーによる書籍、ムック、雑誌記事も多数。
2015年03月07日三菱重工は2月5日、油圧ドライブ式大型洋上風力発電設備の陸上実証試験を英国ハンターストンで開始したと発表した。動力伝達機構にデジタル可変容量制御を行う油圧ドライブトレインを持つ風力発電設備として世界初の実証実験になる。同設備は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と英国ビジネス・イノベーション・職業技能省および同国技術戦略委員会の支援を得て開発しているもの。ブレードの長さは81.6m(ローター径167m)で、ハブの高さは約110m、全体の高さは200m近くまで達する。新型油圧ドライブトレインは2011年に買収した英ベンチャー企業との共同開発によるもので、増速機やインバーターを必要としないのが特徴。風のエネルギーをポンプで油圧に変換・デジタル制御し、ブレードの回転速度(約10回転/分)を、発電機の回転速度(1000回転/分)に増速することができる。同社は今回の陸上実験の結果を踏まえ、福島沖で実施される浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業に、2015年度に油圧ドライブ式大型風力発電設備を供給し、さらなる実証実験を行っていく計画を立てている。さらに、商用化・量産化の目途が立てば、洋上風力発電設備専業会社であるMHIヴェスタスへこの新型油圧ドライブトレインを供給することを検討していると明かした。
2015年02月05日ソニーは2月2日、ソニーセミコンダクタにおいて、積層型CMOSイメージセンサーの生産能力増強を目的とした設備投資を2015年度に実施すると発表した。具体的には、長崎テクノロジーセンターに約780億円、山形テクノロジーセンターに100億円、熊本テクノロジーセンターに約170億円、合計約1050億円の設備投資が見込まれている。これにより、同社のイメージセンサーの総生産能力は、現在の月間約6万枚から2016年6月末時点で約月間8万枚まで増強されるというあわせて、ソニーセミコンダクタはLSIを中心とした半導体高密度実装の開発・生産拠点である大分テクノロジーセンターでの事業を2016年3月末で収束することが発表された。大分テクノロジーセンターの従業員約220名は集中領域であるイメージセンサーの拠点および業務移管先となる他のソニーセミコンダクタの拠点への異動が予定されている。
2015年02月03日JNCは1月29日、子会社であるJNC石油化学の市原製造所内において、リチウムイオンバッテリ用セパレータの製造設備の竣工式を開催したと発表した。これまで、セパレータについては、従来培った樹脂加工技術のうち、特にポリオレフィンフィルム分野における製造・加工ノウハウ、材料選定ノウハウを生かし、市原製造所内にセパレータ量産化検討のためのパイロット設備を設置し、製造技術開発および市場開発を行ってきた。今回、竣工した製造設備は、これまでパイロット設備で積み重ねてきた、独自のセパレータの製造技術を反映させた商業用量産設備である。現在、パイロット設備による試作品の提供などにより採用に至っている顧客に対し、ライン変更の認証に向けた製品の提供を行っており、以降認証を受けた顧客から順次今回の製造設備に生産を移管し製品の供給を行っていく。今後、市場拡大が期待される大型リチウムイオンバッテリへの供給体制の整備のみならず、膜厚、空孔率の設計自由度をさらに追求した高性能なセパレータ、およびバッテリの高容量化に伴う安全性の高いセパレータの開発を行うとともに、安定した品質の一層の向上を目指し積極的に取り組んでいくとコメントしている。
2015年02月02日間もなく、発生から20年を迎える阪神・淡路大震災での消防士たちの活躍とその後の苦悩を描いた舞台『ORANGE』。誕生は2004年にさかのぼり、関西の劇団・PEOPLE PURPLEが初演した。以降も劇団によって毎年上演され、それと並行して、音尾琢真が主演を務める同作が2011年に誕生。13年に再演され、今月末には大阪を皮切りに全国9箇所を巡る3回目の上演がスタートする。かつ、上演に先駆けてスペシャルドラマ化も決定(『ORANGE~1.17命懸けで闘った消防士たちの魂の物語~』1月19日(月)夜9時~TBS系)。「この物語をたくさんの人に観てほしい」と言う音尾琢真に話を聞いた。舞台『ORANGE』チケット情報音尾が主人公のレスキュー隊員・小日向を演じるのは3度目。「1回目はこの舞台と役をやり切るという思いが全てで、無我夢中でした。2回目のときは、『どうしてここに出てくる消防士たちはこんなにも頑張るんだろう?』と思いながら、作品のテーマを改めて考えて。脚本・演出の宇田(学)さんや実際の消防士の方の話を聞くうち、これはただただ人を救うことを天命と思い、やり続ける人の話なんだなと気づいて。そんな人たちがいるんだなと」ドラマ撮影に入る前にも、神戸で当時の消防士たちから震災時の体験を聞く機会があった。「どの話も結論は『人を助けたい』。だからそのために日々のどんな辛い訓練だってこなしてきたし、そういう先輩たちの意志を受け継ぐ若い子たちがまた必死に訓練してるんですよ。以前だったらなぜそんな体力的に辛い職業に就くのか、わからなかったと思います」彼らの姿は、俳優である音尾の職業観にも影響を与えた。「ただ“好きだから”でやっているのではなく、やっている意義を持ちたいといいますかね。もし自分が何か作品を作るとなったら、やっぱり人の心を救うものがいいなという、そういう思いも芽生えてきましたし。消防士の皆さんは物理的に人を助けるのが仕事で、精神的に人を助けるのが俳優である僕の仕事だと思います」間もなくオンエアのドラマ『ORANGE』では、主役の小日向を上川隆也が演じ、音尾は消防士のひとりでドラマ版オリジナルのキャラクター、楢崎役で出演する。「舞台もドラマも同じ宇田さんの脚本ですし、今回の舞台がドラマの影響を受けて変わる部分があるかも。僕もドラマで別の役をやって小日向を支えるポジションを経験することで、小日向という人がよりわかるのではないかと思っています」舞台は1月31日(土)大阪・森ノ宮ピロティホールを皮切りに、東京、愛知、香川、新潟、福島、宮城、秋田、北海道で公演。チケット発売中。取材・文:武田吏都
2015年01月16日キヤノンは1月15日、コンパクトデジタルカメラ「IXY」シリーズ3機種と「PowerShot」シリーズ3機種の一部製品で無償点検・修理を行うと発表した。カメラ側電池接点部における製造上の不具合で、正常に動作しないことがあるため。充電したバッテリーを装着しているにもかかわらず、対象製品では「バッテリーを充電してください」というメッセージがすぐに出たり、電源が入らないことがあったり、使用中に電源が落ちたり、といった症状が出ることがある。対象製品は「IXY 120」「IXY 140」「IXY 630」「PowerShot SX280 HS」「PowerShot S120」「PowerShot S120 PREMIUM BOX」「PowerShot S200」の一部。カメラ本体底部に記載されたシリアル番号で無償点検の対象となるかどうか判別する。シリアル番号の左から6桁めの数字が、IXYシリーズは「0」、PowerShot SX280 HSは「0」「1」「2」「3」「4」、そのほかは「0」「1」であれば不具合が発生する可能性があり、無償点検・修理の対象になる。対象製品のユーザーは、キヤノンのWebページから点検・修理を申し込むと宅配業者が指定日時に引き取りに来る。1週間から10日ほどで点検・修理は完了し、手もとに製品が届く。
2015年01月16日ダイキン工業は、複数階の建物全体の設備図を3Dで確認・編集できる3次元設備CAD「FILDER Cube」を1月30日より発売すると発表した。また、電気設備図の作成に特化した電気設備業者向けCAD「FILDER Cube 電気」も同日に発売する。「FILDER CUBE」は空調・給排水衛生・電気設備業者向け3D設備CAD。BIMに対応しており、鋼材や吊り金具、ボルトなどの部材も3Dで表現され、各階の配管同士の干渉箇所なども3Dで確認しながら変更することができる。3Dの設備図上で編集した内容は、平面図に即座に反映される。平面図においても、設備部品の形状や向きなど細部までリアリティを追求することで、図面の見誤りを防止する。また、CADで作成された建築図のPDFデータを読み込んで、直接作図・編集することが可能。リニューアル物件などで紙の図面しかない場合でも、スキャナーで取り込んでPDFデータ化し、CADに読み込ませることで編集可能な建築図として活用することができる。距離と角度を補正し、不要箇所は消しゴム機能で削除することができるため、建築図を一から作成することなく設備図の作成・編集が可能となった。このほかにも、積算見積もりソフト「PLANEST Bitz」「PLANEST ef」(コスモ・ソフト製)とデータ連動することで見積書作成にかかる時間を短縮するなど、業務効率向上のためにさまざまな工夫がなされている。価格は「FILDER Cube」が1ライセンスあたり145万8000円、「FILDER Cube 電気」が1ライセンスあたり97万2000円となる。
2015年01月15日ニコンおよびニコンイメージングジャパンは、デジタル一眼レフカメラ「D750」の無償点検および調整を1月下旬から行う。逆光撮影時に不自然な形状のフレアが写り込む事例があったため。太陽や高輝度の照明など明るい光源が撮影画面の上端付近に位置するシーンをD750で撮影した際に、フレアが不自然な形状で画像に写り込む事例が確認された。ニコンは、この不自然なフレアを低減するために、遮光部品の点検・修理、AFセンサーの位置調整を無償で行う。受付方法などの詳細は決まり次第案内するとしている。
2015年01月13日富士通システムズ・ウエストと四電工は12月18日、建築設備CAD「CADEWAシリーズ」の新バージョンとして「FUJITSU 製造業ソリューション 建築設備CAD CADEWA Real 2015 (建築設備CAD CADEWA Real 2015)」を2015年2月12日から販売開始すると発表した。新バージョンでは、鋼材の種類や機能を追加するとともに、吊りや支持が正しくできているか確認するチェック機能などが追加された。さらに、3次元CGの表現力を強化したことで、より立体感のある分かりやすいイメージを共有でき、円滑な意思疎通に貢献する。また、ユニコード化による多言語入出力を可能とし、データ連携やマスタ編集などの基本機能も強化された。なお、「建築設備CAD CADEWA Real 2015」には電気、空調・衛星、総合、LT電気、LT空調・衛星、LT総合の6種類あり、全種類オープン価格での販売となる。
2014年12月18日TUV Rheinlandの日本法人であるテュフ ラインランド ジャパンは10月30日、「電気自動車(EV)およびプラグインハイブリッド車(PHV)用充電設備の設置事業者認定」を開始したと発表した。同認定サービスは、2013年にドイツのTUV Rheinland本社で開始されたサービスで、グローバルではすでに50件を超える認定書が発行されている。今回、日本で同サービスを開始するに当たり、日本の法的要件を適用し、評価内容が日本のビジネス環境に合うよう設定したとしている。なお、すでに認定書を発行した12社の設置事業者に対して、ポルシェジャパンが指定設置事業者に決定しているという。
2014年11月04日National Instruments(NI)の日本法人である日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は9月26日、機械のメンテナンスや運用にかかる設備投資の健全性を把握するのに役立つソフトウェアソリューション「NI InsightCM Enterprise」を発表した。現在、設備のヘルスモニタリングを行うのに、さまざまなセンサが用いられている。そこから得られる膨大な量のデータの管理・解析、システム管理は、Big Analog Dataの課題とされている。今回、同社では、これまで培ってきたノウハウを活かして、エンドツーエンドの同ソフトウェアソリューションを開発したという。同ソリューションは、様々なデバイスをインターネットに接続して情報のやり取りを行う「モノのインターネット(IoT:Internet of Things)」の概念をベースとしている。具体的には、同ソリューションを、堅牢性、柔軟性に優れた組込制御プラットフォームであるCompactRIOと組み合わせて状態監視システムを構築することで、多数のセンサを用いた構成とデータ集録が簡素化でき、デバイスのヘルスモニタリング、チャネルの構成、実装システムのファームウェアのアップデートがインターネットを介してリモートで行えるようになる。また、センサ情報の集録/解析やアラームの生成も行え、それらを用いて、機械の障害の有無をリモートで診断できる。さらに、メインで動作している回転機械と予備の回転機械の状態を、コストを抑えつつ効率よく監視できるため、自社設備のメンテナンスに関してより包括的な見通しが立てられるようになる。その結果、機械の性能と動作時間を最適化・最大化して、運用リスクを管理しながら、メンテナンス費用の削減、および安全性向上が図れるという。ターゲットは、油田/ガス田、発電、採鉱、鉄道および工業関連の製造などにおいて、機械性能の最適化、稼働時間の最大化、保守コストの削減、および安全性の向上を必要とする企業としている。
2014年09月29日日本合成化学工業は7月24日、産業資材用PVOHフィルム「ハイセロン」生産設備の増設を発表した。「ハイセロン」は水溶性PVHOフィルム。自動車の曲面転写印刷材、ユニット包装材料、農業用のシードテープなどの幅広い用途に使用されており、国内外市場での需要増加や用途拡大が見込まれている。現在は大垣工場で生産しているが、熊本工場に生産設備を新設し、安定供給を図る。
2014年07月25日NECは11月20日、ソフトウェア無線技術を利用した新たな陸上自衛隊向け「野外通信システム」の納入を開始したと発表したが、同日、実際の製品とその生産設備がある府中事業場をプレス向けに公開した。今回の「野外通信システム」はソフトウェア無線技術を使用することで、無線機の低価格化と軽量化を実現。同社は今後、この技術を民生品にも応用していく予定だ。「野外通信システム」の生産設備は、東京都府中市の同社府中事業場内にある。府中事業場の敷地は21万9,000平方メートル(東京ドームの4.5個分)という広大なもので、関係会社あわせて約9,000人が働いている。野外通信システムとしては、生産ラインのほか、防水試験場、振動試験場、電波暗室が備えられている。今回の「野外通信システム」は、NECが防衛省から受注した平成23年度予算329億円の一部で、実際の納入は、今年の3月~9月に行われた。NEC 防衛ネットワークシステム事業部長 受川裕氏によれば、ソフトウェア無線技術を利用した製品としては世界初だという。ソフトウェア無線技術は、NECが米国と共同で開発したもので、これに携帯通信などの独自の拡張を加え、2012年から量産化を開始した。受川氏によれば、ソフトウェア化には低コスト、小型化のほか、ソフトアップデートによる機能強化が行えるというメリットもあるという。たとえば、無線通信ソフトウェアには、防災無線や衛星通信用も用意され、モードを切り替えることで、自治体の防災無線との交信も可能だ。野外通信システムでは、ソフトウェア無線技術のほかにも、自律分散型ネットワーク、フルIP・ネットワークQoS技術が使われている。自律分散型ネットワークでは、マルチメディア対応の高速伝送回線、ネットワーク自動構築と自動加入、自律ネットワーク構成、回線断時に自動迂回を行う自己修復、ウェポン系の低遅延のリアルタイム通信、高速な経路切り替えの移動間通信などの特徴がある。フルIP・ネットワークQoS技術は、通常は通信の遅延時間や伝送容量を保証できないが、QoSにより通信経路を最適に選択する技術や優先処理する技術などにより、状態が変化して遅延時間の保証や伝送容量の確保を可能にするもの。車載用の無線機は従来に比べ半分の体積に小型化され、後部座席を占有することなく、タイヤハウス上部スペースを利用した設置が可能になった。また、LAN端子も搭載され、Androidの情報通信端末を接続し、位置把握、メール、ナビゲーション、警告情報サービスを利用できる。これら4つのサービスは共通サービスとして、隊員が背負って運ぶマンパック型やハンドヘルド型の無線機でも利用できる。同社では、ソフトウェア無線技術を民生用に転用することも考えており、国内では緊急モバイル、列車無線、消防無線、海外では緊急モバイル用として展開を図っていくという。パブリックビジネスユニット 理事 伊藤康弘氏は「NECの事業領域はパブリック、エンタープライズ、テレコムキャリア、スマートユニットの4つの部門にわかれるが、防衛システムは、公共事業者向けのパブリックビジネスユニットに含まれる。平成24年度のパブリックユニットの売上は6,027億円で全社売り上げ比率は20%となる。防衛事業に取り組んでい意義は、国家の安全の保証に対して民間の立場から貢献する気概をもって行っていることだ」と述べた。
2013年11月21日東京消防庁は2013年1月6日、東京ビッグサイト東駐車場にて、新春恒例の「東京消防出初式」を行う。出初式は、今から350年ほど前の江戸時代、1659(万治2)年1月4日、時の老中・稲葉伊予守正則が定火消総勢4隊を率いて、上野東照宮前で「出初」を行い、気勢をあげたことが起源とされる。当時、1657(明暦3)年に発生した明暦の大火によりいまだ焦土の中にあった江戸の市民に、大きな希望と信頼を与えたという。これが契機となり、お正月の恒例行事として現在まで受け継がれている。東京消防出初式は、消火・救助・救急演技、消防機械部隊分列行進、江戸消防記念会による伝統の木遣り行進やはしごのり、東京消防庁音楽隊・カラーガーズ隊の演奏・演技など、毎年多くの人たちに親しまれている防火・防災の行事となっている。当日は、消防車両の乗車体験、起震車による地震体験など、楽しみながら防災を理解できる展示・体験コーナーも設けられている。式開始は、9時30分頃を予定。展示・体験コーナーは、9時から14時までを予定している。会場は、東京ビッグサイト東駐車場(東京都江東区有明三丁目10番先)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日イマドキの新婚夫婦は、お部屋選びの際に、どんな室内設備を人気だと思っているのでしょうか?今回、「マイナビ賃貸」では、結婚した際の新居へ住み替えたという夫婦に、「室内設備で、実際にあってよかったと思うもの」についてアンケートを行いました。すると、近年普及しつつある“アレ”が大人気でした!■結婚した際に新居へ住み替えましたか?はい・・・・・・61.0%いいえ・・・・・・39.0%■室内設備で、実際にあってよかったと思うものは?・「洗濯物が干しやすくて、荷物や倉庫がおけるので、『広めのベランダ』が気に入ってます」(女性/35歳/大阪府)・「『浴室乾燥機』は、雨が降ったときにも洗濯物が乾くし、共働きには助かる」(女性/29歳/神奈川県)・「物が多いので、『物置』がついているのは便利」(女性/36歳/福岡県)・「生ごみのにおいを気にせずに過ごせる『ディスポーザー』はよい」(女性/30歳/東京都)・「『宅配ボックス』はすごく便利!」(女性/27歳/群馬県)上述のなかでも、「不在でもある程度のものは受け取れるので」(男性/33歳/東京都)と答えた人がいるように、共働きの夫婦だとなかなか受け取るチャンスがない宅配物をいつでも受け取ることができる『宅配ボックス』は人気でした。一軒家でも、宅配ボックス付きの家を設計することはできるようなので、気になる人はリサーチしてみてもいいかもしれません。また、キッチンの排水口に取り付け、生ごみを粉々に粉砕処理することができる『ディスポーザー』も大人気で、「生ごみのにおいがしない!」と驚く声や、「夏場に虫がわかない」と喜ぶ声も。近年普及しつつある最新設備はやっぱり便利なようです。さらに、「室内設備や家電で、今後あったらいいなと思うもの、ほしいもの」について聞いてみると、『床暖房』という回答が多数。理由は「冬は台所やリビング、風呂場の足元が冷えるので」(女性/27歳/愛知県)というように、新居の床が冬に冷えることが分かった結果 、必要性を感じてほしくなったという声があがりました。ほかにも、『トランクルームがほしい』という声も多く、理由としては「子どものものが増えるから」(女性/35歳/埼玉県)や、「何でも入れておけそう!」(女性/31歳/東京都)という回答がありました。ゴルフバッグや釣り道具など、普段は使わない大物系グッズを置いておける場所というのはありがたいですよね。これから新居へ住み替えるという人は、これらの意見を参考に、プランを練ってみてはいかがでしょうか?文●平井ライラ (エフスタイル)【アンケート対象】escala cafe会員:20歳以上の既婚女性調査時期:2012年11月6日~2012年11月7日有効回答:300件調査手法:インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日イマドキの新婚夫婦は、お部屋選びの際に、どんな室内設備を人気だと思っているのでしょうか?今回、「マイナビ賃貸」では、結婚した際の新居へ住み替えたという夫婦に、「室内設備で、実際にあってよかったと思うもの」についてアンケートを行いました。すると、近年普及しつつある“アレ”が大人気でした!■結婚した際に新居へ住み替えましたか?はい・・・・・・61.0%いいえ・・・・・・39.0%■室内設備で、実際にあってよかったと思うものは?・「洗濯物が干しやすくて、荷物や倉庫がおけるので、『広めのベランダ』が気に入ってます」(女性/35歳/大阪府)・「『浴室乾燥機』は、雨が降ったときにも洗濯物が乾くし、共働きには助かる」(女性/29歳/神奈川県)・「物が多いので、『物置』がついているのは便利」(女性/36歳/福岡県)・「生ごみのにおいを気にせずに過ごせる『ディスポーザー』はよい」(女性/30歳/東京都)・「『宅配ボックス』はすごく便利!」(女性/27歳/群馬県)上述のなかでも、「不在でもある程度のものは受け取れるので」(男性/33歳/東京都)と答えた人がいるように、共働きの夫婦だとなかなか受け取るチャンスがない宅配物をいつでも受け取ることができる『宅配ボックス』は人気でした。一軒家でも、宅配ボックス付きの家を設計することはできるようなので、気になる人はリサーチしてみてもいいかもしれません。また、キッチンの排水口に取り付け、生ごみを粉々に粉砕処理することができる『ディスポーザー』も大人気で、「生ごみのにおいがしない!」と驚く声や、「夏場に虫がわかない」と喜ぶ声も。近年普及しつつある最新設備はやっぱり便利なようです。さらに、「室内設備や家電で、今後あったらいいなと思うもの、ほしいもの」について聞いてみると、『床暖房』という回答が多数。理由は「冬は台所やリビング、風呂場の足元が冷えるので」(女性/27歳/愛知県)というように、新居の床が冬に冷えることが分かった結果 、必要性を感じてほしくなったという声があがりました。ほかにも、『トランクルームがほしい』という声も多く、理由としては「子どものものが増えるから」(女性/35歳/埼玉県)や、「何でも入れておけそう!」(女性/31歳/東京都)という回答がありました。ゴルフバッグや釣り道具など、普段は使わない大物系グッズを置いておける場所というのはありがたいですよね。これから新居へ住み替えるという人は、これらの意見を参考に、プランを練ってみてはいかがでしょうか?文●平井ライラ (エフスタイル)【アンケート対象】escala cafe会員:20歳以上の既婚女性調査時期:2012年11月6日~2012年11月7日有効回答:300件調査手法:インターネットログイン式アンケート
2012年12月10日6月にニューヨーク市内の自宅マンションが火事になり、ホームレス状態と報じられたロバート・デ・ニーロ夫妻が、消火活動に当たった消防士たちに、お礼として豪華なランチを振る舞った。デ・ニーロと妻のグレイス・ハイタワーさんが暮らすセントラル・ウェスト・パークの高級アパートで6月に起きた火災の出火元は、デ・ニーロ宅に備え付けの乾燥機だった。幸い、当日は家に誰もおらず、ケガ人は出なかったが、「New York Post」紙によると夫妻は新しく居を構えることを決断。月10万ドルの家賃の高層アパートの部屋を借りる予定だったが、契約2日前にキャンセルした。その結果、ホームレス状態になってしまった夫妻だが、アパートの消火に当たったニューヨーク市消防署の隊員たちに感謝を表すため、今月19日(現地時間)に消防署を訪問、デ・ニーロが経営するレストラン、トライベッカ・グリルのケータリング・サービスの昼食を彼らに振る舞った。「ロバート・デ・ニーロは彼らと一緒に写真を撮り、署内を見学しました。食事はミートボールやナスのサンドイッチなどが大量に用意されました」と関係者は語った。ちなみに、夫妻は現在も新居を探している最中。ベッドルーム5室の物件をお望みで、ワンフロアでもデュプレックスでも構わないが、大きなクローゼットスペースは必須だという。グレース夫人は友人たちに、「ベッドルーム5室の物件を買うのは簡単だけど、賃貸物件として探すのは大変」とこぼしているそうだ。(text:Yuki Tominaga)© UPI/AFLO
2012年10月24日ひとくちにライターといっても、得意なジャンルは各人各様。自分は医療・健康系ですが、中にはかなりマニアックな分野に精通している人もいます。消防車に詳しいライターの山石氏もその一人。彼の場合、趣味が高じてライターになり、本まで出してしまったという、まさに「生粋の消防オタライター(いい意味で)」。今回は、数ある中から、これはという消防トリビアを紹介してもらいました。■まさか、消防車が「赤」だなんて思ってないですよね?「じゃあ基本的なところから。消防車は何色か知っていますか?」(山石氏)そんなことあらためて聞かれても。赤ですよね。……って違うの!?「たしかに赤系統です。でも厳密には違います。法規で規定されているから間違いありません」じゃあ何色なのかというと、「国土交通省令の『道路運搬車両の保安基準』第49条の2項に書いてあります」と山石氏。どんな内容ですか?「緊急自動車の車体の塗色は、消防自動車にあっては朱色とし、そのほかの緊急車両にあっては白色とする」ちなみに朱色とは「あかね色」のひとつ。やや黄を帯びた赤色のことです。「単に『赤い』消防車があったとしたら、それは放棄違反になっちゃいますね」また、「個人で消防車を購入・所有できるの?」の問いには「一台数千万、お金さえ払えば問題なし。しかも普通免許があれば公道を円転することも可能」なんだとか。え!ホントにいいの!?「ただし、『緊急指定登録』はほぼ不可能ですし、道交法の問題もあるので、警光灯もサイレンも付けられませんけど」えー!赤いランプで「ウーウー! カンカン!」言わない消防車なんて……。■1日18時間も車上に!?過酷過ぎる救急隊員の日常山石氏がたまたまネットで知り合った救急救命士の話も大変興味深かったです。「救急隊員は日々想像を絶する過酷なタイムスケジュールで動いています。大都市圏勤務のその人の場合、1日の出場(現場に出向くという意味)件数が平均10件以上、多いときは14~15件にもなります」1回の出場が約70分として……1日18時間近く車上に!?ご飯はどうすんですか?「もちろん食べている時間なんてありません。仮眠も不可能。でも、それ以上に彼らを苦悩、疲弊させているのは『常軌を逸したモラルの低い利用者』の問題です」■知られざる社会問題~救急車の「常連さん」とは一体?東京消防庁によると、平成22年度の年間救急車出場件数は70万981件。つまり約45秒に1回(!)のペース。救急隊員さんたちの異常な忙しさも納得です。あれ?でも……。「変ですよね。これほどの出動件数なのに、自分たちの周りで救急車を利用した人の話ってあまり聞きませんよね?一体誰が使ってるのか?実は『常連さん』がいるんですよ」ん?救急車に……常連???「ちょっと調子が悪いとき、普通なら近所のドラッグストアか、病院に行くとしても徒歩、電車ですよね。でも彼らは迷うことなく無料のタクシーとして救急車を使うんです。救急隊員に出動要請を断る権限がないのをいいことに。しかも一日数回、それを毎日のように繰り返し、一人の年間出動回数が700回を超えるような『超常連』もいるみたいで……」救急隊員さんの話では、あまりにも多い出動要請のため、近場の救急車が出払ってしまい、10キロも離れた現場に向かうケースもあるそうです。連絡から20分以上、渋滞に巻き込まれながら、それでも懸命に駆けつけたら、血の海の中にいる交通事故の現場だったり、すでに心配停止状態になっていたりなんてことも……。なんとも恐ろしい現実ですね。今回取材に応じてくれた山石氏が話してくれた内容は、彼が参加している「消防の謎と不思議研究会」の渾身の一冊「消防自動車99の謎(二見文庫)」でも、さらに詳しく紹介されています。思わず「へーっ!」って感じの雑学から社会的な問題まで、幅広いジャンルの消防ネタが満載ですよ。知られざる消防の世界をのぞいてみては?(OFFICE-SANGA 岩井浩)
2012年08月26日