中村倫也が主演を務め、ある町の謎に迫っていく新感覚のディストピア・ミステリー『人数の町』より、さらに謎が深まる予告編が到着した。今回公開された予告編では、舞台となる出入りは自由だが離れることができない“町”のヒントが断片的な映像として描かれる。借金で首が回らなくなった中村さん演じる蒼山が、意思が弱く世の中に居場所がないものたちが集められるその町に連れてこられるところから始まり、何かを打ち込まれるシーンや、妹を探しにやってきたという紅子(石橋静河)の姿も確認することができる。さらに予告編と一緒に、物憂げな表情でバスに乗る蒼山と紅子、選挙の投票所のような場所にいる2人を切り取った写真も到着した。なお、7月10日(金)からは本作のムビチケカードが販売スタートする。『人数の町』は9月4日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年07月07日中村倫也主演、映画『人数の町』が、2020年9月4日(金)より全国公開。物語の舞台は、謎の“町”物語の舞台は、衣食住が保証され、セックスで快楽を貪る毎日を送ることができ、出入りも自由だが、決して離れることはできない謎の“町”。そして主人公となるのは、ひょんなことから、その町の住人となってしまった男・蒼山だ。映画では、そこで出会う人々との交流を通して、“町”に隠された奇妙な謎を明かしていくー。キャスト主演は中村倫也主演を務めるのは、映画『屍人荘の殺人』や『台風家族』での好演のほか、『水曜日が消えた』では1人で7役を演じるなど、その幅広い演技力にも注目が集まる中村倫也。今回中村が演じるのは、借金で首の回らなくなった、特別でも何でもない蒼山という男。借金取りから暴行を受けていた際に助けられた男の紹介によって、謎の“町”の住人となった蒼山は、何故かその男から“デュード”と呼ばれることになる。石橋静河ら個性派キャストそして主演の脇を固めるキャスト勢には、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』で主演を務めた石橋静河をはじめ、本作が映画初出演となるモデルの立花恵理、『映像研には手を出すな!』に出演の山中聡など、フレッシュな個性派俳優陣が勢ぞろい。謎の町の住人役を務める彼らは、物語をどのように動かしていくのか?中村演じる蒼山との関係性にも注目だ。町の全貌が少しずつ明らかにプールが社交場?!謎のベールに包まれた町の様子を伺える場面写真も到着。住人たちが社交場と活用しているのは、なんと“プール”。健康のために運動するのはもちろん、住人同士が交流し、気になる相手にアピールする場となっているらしい。立花演じる緑は、この町のマドンナ的存在なのか、複数の男性を集めて、ピコピコハンマーで人間もぐらたたきに興じている。住人の仕事は“治験”?もう一方は、病院着の住人らが揃って“謎の錠剤”を飲んでいるシーン。病気ではなさそうな彼らは、いったい何の薬か知らされずに飲んでいるように見える。これは町の仕事の一部で、なにかの“治験”で実験台にされているのだろうか。一体だれが何のために行っているのか…徐々に明らかになってきた町の追加情報に期待したい。荒木伸二による初の長編映画なお、監督・脚本を務めるのは、松本人志が出演するCM「バイトするならタウンワーク」や、MVなどを多数手掛けてきた荒木伸二。本作は荒木にとって初の長編映画であり、河瀨直美監督を審査員に迎えた第1回木下グループ新人監督賞で、準グランプリにも選ばれている。【詳細】『人数の町』公開日:2020年9月4日(金)監督:荒木伸二脚本:荒木伸二音楽:渡邊琢磨出演:中村倫也、石橋静河、立花恵理、橋野純平、植村宏司、菅野莉央、松浦祐也、草野イニ、川村紗也、柳英里紗、山中聡
2020年06月21日兵庫県淡路市にある兵庫県立淡路夢舞台温室・奇跡の星の植物館で「淡路夢舞台薔薇祭2020 花の仕掛け人」が本日から開催される。当施設は2000年に誕生した植物館。「淡路夢舞台」は奇跡の星の植物館、淡路島国営明石海峡公園、国際会議場、ホテル、プロムナードガーデン、野外劇場などで構成されている。「薔薇祭」は当施設の恒例イベントで、薫り高いオールドローズ、モダンローズを中心に、春の花で作りあげられたローズガーデンや、日本や中国の薔薇の特徴をいかして仕立てられた庭などが登場。体験教室やオペラ、子どもミュージカルなどのイベントも予定されている。淡路夢舞台薔薇祭2020 花の仕掛け人4月11日(土)から6月7日(日)まで※5月7日(木)から18日(月)まで貸切利用のため休館奇跡の星の植物館
2020年04月11日錦糸町南口の新商業施設「錦糸町駅前プラザビル」が、2020年4月24日(金)にオープン予定だ。錦糸町南口の商業ビルが「錦糸町駅前プラザビル」として一新1973年会社設立以来、40数年に渡って親しまれた錦糸町南口の商業ビルが装いも新たにリニューアル。主に飲食店が出店する錦糸町駅前の新ランドマーク「錦糸町駅前プラザビル」として、新たにオープンを迎える。ファミリー層から“おもてなし“まで、多様な飲食店が出店館内には、ファミリーレストランから高級店まで、シーンを問わずに利用出来るよう、多様性のあるショップ&レストランが出店。1F~3Fはファミリー層も気軽に利用出来る旧ビルからの人気飲食店、ファミリーレストラン、ファーストフード店、地元すみだクラフトビール&ビストロなどが並ぶ「カジュアルゾーン」、4F~6Fは居酒屋、カラオケ飲食店、炉端焼など多様なジャンルが揃う「ワイガヤゾーン」、そして7F~8Fはスカイツリーも見渡せる景観と個室を完備した和食、焼肉、中国料理などが入店予定の「プライムゾーン」と、フロアゾーンごとにコンセプトを定めたテナント構成となっている。施設情報商業施設「錦糸町駅前プラザビル」オープン予定日:2020年4月24日(金)※営業時間は店舗により異なる。住所:東京都墨田区江東橋3丁目8−7アクセス:JR総武中央線各駅停車・総武線横須賀線快速、東京メトロ半蔵門線(東武スカイツリーライン直通)、都バス「錦糸町」駅前 徒歩1分建物規模:地上8階建
2019年12月14日神戸の人気観光スポットのひとつ南京町で「南京町ランターンフェア」がスタートする。会期中は一帯に400個以上の中国提灯が吊るされ、あたたかい光が夜の南京町を優しく包む。中国提灯が吊るされるのは、南京町広場を中心とした一帯。クリスマス、お正月など冬のイベントが続き、「神戸ルミナリエ」をはじめ様々なイルミネーション・イベントも開催されるが、東洋の穏やかで情緒ある灯りを楽しめるのが本イベントの特徴だ。点灯は日没後の16時頃から開始。来年の1月15日(水)までの開催を予定している。南京町ランターンフェア12月5日(木)から2020年1月15日(水)点灯時間:16時頃(日没後)から22時頃まで※雨天実施(荒天中止の可能性あり)見物無料
2019年12月05日「東京和牛ショー2019-Autumn-」が、日比谷公園にて2019年9月11日(水)から9月16日(月・祝)まで開催される。「東京和牛ショー」は、様々な国産和牛を堪能できる日本最大級の和牛フェス。2018年9月には5日間で約14万人の来場者数を記録し、これまで計4回の開催で累計34万人以上を動員している。5回目の開催となる「東京和牛ショー2019-Autumn-」には、13の和牛料理店が参戦。通常店舗では食べられない国産和牛を使用したイベント限定メニューを提供する。さらに、レモンサワーやスイーツなど5店舗も含む全18店舗を展開し“食欲の秋”を盛り上げる。提供されるメニューは、毎回人気の「淡路島と喰らえ」による「淡路牛のステーキ」など。希少価値の高い濃厚な味わいの淡路牛を、甘みの強い淡路産玉ねぎを使ったねぎ塩だれで、さっぱりと味わうことができる。前回開催時、日を追うごとに列が長くなっていった人気店「たれ焼肉(やきにく)のんき」も再登場。開発に1年半を費やした“ご飯に合わせた秘伝の自家製たれ”がたっぷりと染み込んだ薩摩和牛を、「たれ焼肉丼」として提供する。西麻布の紹介制店舗「霞町三〇一ノ一」の日本料理職人が握る、「極上神戸ビーフの握り」にも注目。日本三大和牛でもある神戸ビーフの赤身の旨味、上質な脂の香りを堪能することができる。その他、初登場となる人気焼肉店「炭火焼ホルモン 三四郎 西荻窪店」による「チーズ羽根付き 和牛肉汁餃子」や、「元祖もつ鍋 博多屋 赤坂店」の「岩手短角牛のサーロインステーキ」、「浦芝 URASIBA」の「ゴロッと肉肉 和牛100%カレー」など、様々な和牛調理を楽しむことができる。【詳細】東京和牛ショー2019-Autumn-期間:2019年9月11日(水)~9月16日(月・祝) 6日間 ※雨天決行・荒天中止時間:11:00~22:00 ※初日は16:00から/最終日は21:00まで会場:日比谷公園 噴水広場、第二花壇出店店舗:18店舗(和牛料理13店舗/その他5店舗)料金:入場無料メニュー例:・淡路島と喰らえ「淡路牛のステーキ」S 1,200円/M 1,500円/L 2,400円・霞町三〇一ノ一「極上神戸ビーフの握り」3貫 1,500円/5貫 2,100円・炭火焼ホルモン 三四郎 西荻窪店「チーズ羽根付き 和牛肉汁餃子」900円・たれ焼肉 のんき「たれ焼肉丼」1,800円※画像はイメージ。価格は全て税込み。※メニュー内容は一部変更となる可能性がある。
2019年08月10日老舗和菓子屋「大三萬年堂」が手掛ける和カフェ「大三萬年堂HANARE」が2019年6月19日(水)、東京・淡路町ワテラスモールにオープンする。兵庫県たつの市に本店を構える和菓子屋「大三萬年堂」の新ブランドとして誕生する「大三万年堂HANARE」。江戸中期に創業した「大三萬年堂」の歴史をベースに、“和洋折衷”と“温故知新”をキーワードにした和スイーツの数々を提供する。メニューを開発したのは、和スイーツ研究家としても活動する「大三萬年堂」の13代目・安原伶香。看板メニューの「どらぱん」は、もちもち食感の米粉パンに秘伝のあんこや豆乳クリーム、イチゴを挟んだ一品で、その名の通りどら焼きと米粉パンを組み合わせたハイブリッドな和スイーツだ。オープン時には、「あんバター」「いちごピスタチオ」「ほうじ茶チョコ」「たまごやき」の4種類のフレーバーで展開される。また、“飲む点滴”として近年注目を集める甘酒とマスカルポーネクリームで作る濃厚チーズクリームをトッピングした「甘酒チーズティ」は、プリン風に仕上げた「プリンチーズティ」と、タピオカ入りの「タピオカチーズティ」がラインナップ。そのほか、「大三萬年堂HANARE」オリジナルの「玉露」をはじめとする高級日本茶、酒かすを使った「上川大雪酒造」とのコラボレーションスイーツ、「築地デリ」とのコラボレーションによる和定食など、スイーツからグルメまで豊富なバリエーションのメニューが用意されている。【店舗情報】「大三萬年堂HANARE」オープン日:2019年6月19日(火)住所:東京都千代田区神田淡路町2-105 ワテラスモール1F営業時間:10:00〜21:00TEL:03-6206-8857
2019年06月14日兵庫県・たつのに本店を構え、創業約360年の歴史を誇る老舗和菓子屋「大三萬年堂」の新ブランド「大三万年堂HANARE」が、東京・神田の淡路町ワテラスモールに6月19日オープンする。“和洋折衷”や“温故知新”をキーワードに、和菓子と洋菓子を融合させた"可愛らしい「和スイーツ」を展開。食べても罪悪感を感じさせない身体に優しいメニューを提供する。「どらぱん」左から、あんバター(450円)、いちごピスタチオ(500円)、ほうじ茶チョコ(500円)、たまごやき(450円)看板商品のオリジナルスイーツ「どらぱん」(450〜500円)は、グリコ栄養食品株式会社の協力のもと、もちもち食感の米粉パンに「大三萬年堂」秘伝のあんこや豆乳クリーム、いちごなどをサンドした、見た目も可愛いハイブリッド和スイーツ。「あんバター」「いちごピスタチオ」「ほうじ茶チョコ」「たまごやき」の4種類がラインアップする。「甘酒チーズティ」プリンチーズティ(750円)和紅茶や抹茶など、厳選された国産茶葉を丁寧に抽出し、 甘酒とマスカルポーネクリームを合わせた濃厚チーズクリームをトッピングした新感覚のデザートドリンク「甘酒チーズティ」も登場。“飲む美容点滴”とも称される甘酒や、生クリームより低カロリーな豆乳クリームを使用することで、女性に嬉しい一品に仕上げている。また、同店オリジナルの「玉露」をはじめとした、厳選された国産茶葉を使用した高級な日本茶の他、老舗の牛肉店がプロデュースする築地のアンテナショップ「築地デリ」とコラボレーションした身体に優しい和定食の「おばんざい」(1,200円)や、ごはんの上に豆腐と牛すじ煮込みをのせた「とうふめし」(1,000円)など、食事メニューも充実。物販コーナーも併設され、北海道の「上川大雪酒造」とのコラボスイーツ「酒粕てら」(物販 2,100円/イートイン 680円)や、「酒粕ろーる」(物販 ¥1600円/イートイン 630円)といった、手土産にもぴったりなアイテムも揃う。
2019年06月11日開放感のある店内でクラフトビールを一杯大阪旅行や出張の夜、「今日はビールで!」という気分ならここへ。三休橋筋は近年、クラフトビール専門店のお店が数多くオープンし注目を集めています。そんなクラフトビール激戦区で一目置かれているのが「GARAGE39」。通りに面したシャッターは、春~秋は全面オープン。開放感のある店内は、ビールの美味しさをより引き立たせます。日替わりで楽しめる15種類のクラフトビール全国から直接仕入れたクラフトビールを日替わり15種類で楽しめるこのお店。どれを飲もうか悩んだら、まずは気になるビールを3種類飲める「お好み三種飲みくらべ(1,230円)」をオーダーしてみましょう。また、その日ごとに違う種類のビールに巡り合う楽しさもありますが、20年間のシェフ経験を持つオーナー・田中さんのおすすめで試してみるのもいいかもしれません。まずはホップを大量に使用した刺激的な味わいのIPA「志賀高原ビール」(長野)。オーナーの舌が唸ったこのビールは、唯一のグランドメニューとしていただけます。いつものビールと少し気分を変えるなら、上質な苦みで喉の奥を心地よく刺激する「梅錦ビール・ピルスナー」。黒ビールファンなら濃厚な味わいの「アウトサイダーブルーイング」の「ザ・ダーク・サイド・インぺリアル・スタウト」はハマるかも。ビールをより美味しくさせるのが、スタッフとゲストたち。店内に灯りが灯ると、仕事終わりに飲みに来たビジネスマンやOLで賑わいます。相席で、お客さん同士が意気投合することも「お客様に恵まれていて、ガラやマナーが悪い人はほとんどいません。スタッフの方が悪いくらいです(笑)」とオーナーの田中さん。スタッフからお客さんに話しかけることも多く、店内は常に笑い声に溢れています。かなり大きめのテーブルはすべて相席。だから隣同士で仲良くなる人も多く、そのまま2軒目に流れていくことも多いのだとか。美味しいビールの出会いと共に、新しい飲み仲間との出会いも待っているかもしれません。スポット情報スポット名:GARAGE39住所:大阪府大阪市中央区淡路町2-5-15電話番号:06-6202-1239
2018年07月12日ここだけのオリジナル“cafe105.4エール”クラフトビールは料理メニューと同様に季節に合わせて常時6~7種類がタップにスタンバイ。これらは平日11:30~14:00のランチメニュー注文時にはプラス540円で提供され、ランチビアを楽しむ方も多く見かけます。ここではぜひ、オリジナルペールエールの“104.5エール”をご堪能あれ。世界一売れている国産のクラフトビール「常陸野ネストビール」の蔵元・木内酒造と共同開発された褐色のエールは、フランス原産ブルゴーニュホップと茨城県産の蜜柑の皮が用いられ、フルーティーな香りが豊かで、キレもある、爽やかな味わい。日本地ビール協会主催インターナショナルビアコンペティション2013で金賞に輝いた、お店のイチ押しです。このボトルドビアもあり、エピスリーコーナーでおみやげとして購入も可能。ここでしか売っていない貴重なオリジナルビールです。ボリューム満点! 眺めるだけでお腹がすく盛り合わせビールのお伴には、和豚もちぶたの盛り合わせ“ビアンオールスターズ”を。こだわった環境で育った銘柄豚の生ハム、コッパ、ボンレスハム、ウィンナー、チョリソー、ミートパテが味わえる大満足なプレートは、どのビールともベストマッチ。希望すればエピスリーで持ち帰り用も購入できます。エピスリーには104.5エールのボトルのほか、専属パティシエが毎日つくるパウンドケーキや焼き菓子などが用意されています。とくに塩味の効いたサブレフロマージュは、ビールとの相性ぴったり。クラフトビール好きも唸らせる塩サブレなので、ちょっとしたお土産にしても喜ばれそう。取材・文/武位教子スポット情報スポット名:cafe 104.5住所:東京都千代田区神田淡路町2-101ワテラスタワー 2F電話番号:03-3251-1045
2016年10月03日音楽、アート、外光が居心地いい食空間古書店街や秋葉原も近く、カルチャーが集まっている街・神田淡路町。ここに2013年に複合施設“WATERRAS”タワーの開業とともに誕生したのが、「cafe104.5(カフェイチマルヨンゴー)」。南青山にあるジャズクラブ「ブルーノート東京」直営の、カフェ&エピスリーです。1991年よりフランス各地のレストランで研鑽をつみ、現在はブルーノート東京およびグループシニアシェフとして料理を手がける長澤シェフが、さまざまな旬の食材を用いてフレンチをよりカジュアルに仕立てます。そんな親しみやすい本物の食とともに音楽やアートも身近に感じられる上質な空間を作ろうと、同店が生まれました。木とレンガを貴重にした広々とした空間、窓からは緑と光が楽しめ、ランチもカフェもディナーもゆったりと楽しめます。「ブルーノート東京」直営ならでは 音楽を堪能するイベントもディナータイムは予約がおすすめ。不定期開催でDJやミニライブ、月1回ヨガと音楽とランチが楽しめる休日のブランチなど、ライブ感あるイベントが企画されているのも同店ならでは。開催予定はHP、Facebookでチェックしてみてください。取材・文/武位教子スポット情報スポット名:cafe 104.5住所:東京都千代田区神田淡路町2-101ワテラスタワー 2F電話番号:03-3251-1045
2016年10月02日クラフトビールマニアも初心者も大歓迎クラフトビールマニアはもちろん、初心者のゲストにも是非足を運んでほしいのが大阪・三休橋筋にある「GARAGE39」。20年間、フレンチと和食の両方でシェフとして経験を積んだオーナーが太鼓判を押す、全国のクラフトビールが日替わりでいただけます。オーナーの田中さんが「是非飲んでいただきたい」とまずおすすめするのが「志賀高原・IPA」。「元々ビールが好きで様々な種類を飲んできましたが、『志賀高原・IPA』は今までに飲んだことのない味わいでした。それからビールにはまり、ビアレストランの形態でお店を出そうと決めたほどです」と田中さん。ホップを大量に使い、苦みがしびれる、個性的でやみつきになる味わいの「志賀高原・IPA」だけは、グランドメニューとして置かれています。こだわりの食材を使ったお料理もたまらないフードは、九州産の熟成肉や、能勢から仕入れている直送の有機野菜などを用いた炭火料理がメイン。まずはこれ!と指名する人多数なのは、「前菜盛り合わせ」(1,230円)。ボリュームたっぷりな一皿はシンプルな味付けで、ビールがグイグイ進みます。粒マスタード・ゲランド岩塩と一緒にいただくさっぱり風味の「熟成美濃ポークロース(100g)」(970円)に合わせたいのは、なめらかな舌触りと果実のような風味が絶妙にマッチした「コエドビール・白-shiro-」。女性におすすめなのは「盛田金しゃちビール」の「金しゃちフルーツドラフトレモン」。レモン風味でさわやかな飲み心地のこの一杯は、やわらかで肉の旨みがぎゅっとつまった「熟成黒毛和牛 タン(100g)」(1,000円)と合わせていただきたい。お店から出る時、「今日のお店はここで良かった!」と笑顔になっているはずです。取材・文/有江さとみ(ナナネール!)店舗情報店名:GARAGE39TEL・予約:06-6202-1239住所:大阪市中央区淡路町2-5-15アクセス:本町駅徒歩9分営業時間:月~金 17:00-26:00(LO フード 25:00 ドリンク 25:30)土 17:00-24:00(LO フード 23:00ドリンク 23:30)定休日:日・祝
2016年08月07日日本とアメリカ、ヨーロッパを中心に世界の美味しいクラフトビールを30タップの樽生と、1タップのリアルエール、数種類のボトルなどをお値打ち価格で楽しめる「WIZ CRAFT BEER and FOOD」。ビールの鮮度管理を徹底し、いつでも最高のコンディションのビールを味わえることで人気のビアレストランです。軽く一杯から、しっかり食事まで多様なニーズに対応できるのも魅力! 居心地のいいカウンター席はもちろん、テラスやテーブル席もあるのでサクッと一杯、仕事帰りの一人飲みにもおすすめです。ビールだけじゃない、シェフの絶品料理の魅力フードは「できたてフレッシュワカモレ」(700円)や「バッファローチキンウイング」(500円)といったテックスメック系を軸に、フレンチ出身のシェフが編み出したビールに合う創作料理も! 「山形豚の自家製ソーセージ サワークラウト添え」(800円)や、「4種のチーズのピザ 蜂蜜添え」(800円)など、シェフが趣向を凝らした、ひと味違う本格タパスを堪能できます。ガッツリお肉も、贅沢な煮込み料理も……その日の気分に合わせて楽しめる豊富なメイン料理もリーズナブルで嬉しいかぎり。31種類のクラフトビールの中でも、女性に一番人気なのが、「SOTOBORI Wheat Ale」(700円)です。外堀通りに面したWIZと神奈川から質の高いビールを発信しているブリマーブルーイングとの限定コラボビール。小麦を使用したほんのり甘いライトな口当たりと、柑橘系のさわやかな香りにハマる人が続出中! 厳選された特別なホップを使用したビールをぜひ味わってみて。店内奥には喫煙ルームも完備!喫煙者にも、たばこが苦手な人にも、双方に優しい設備です。クラフトビールの種類が豊富で、料理が美味しい。しかも、駅近のオシャレな空間と3拍子揃ったお店で、思い思いの時間をおくつろぎください。取材・文/中島和美店舗情報店名:WIZ CRAFT BEER and FOODTEL・予約:03-6206-8805住所:東京都千代田区神田淡路町2-105 ワテラスアネックス108アクセス:丸の内線 淡路町 徒歩2分都営新宿線 小川町 徒歩2分千代田線 新御茶ノ水 徒歩3分定休日:無休
2016年07月26日ビールの種類が豊富で好立地なビアレストラン淡路町駅より2分、新御茶ノ水駅より3分、秋葉原駅・神田駅からも徒歩圏内という好立地にある商業施設「ワテラス」1階のビアレストラン。日本とアメリカを中心とする実力派ブルワリーのクラフトビールをズラリと揃える人気店です。リノベートされた古いブルワリーをイメージし、ウッディなインテリアに囲まれた店内は、落ち着いた雰囲気で心地よいビアタイムが過ごせそうな予感。大きなテーブルもあるので宴会にもぴったり! みんなで美味しいクラフトビールを飲み比べながらワイワイ盛り上がるもよし、気の合う仲間と会話を楽しみながらゆっくり味わうもよしの使い勝手のいいレイアウトも魅力です。ビアマネージャーが厳選するタップは31種類!カウンターの向こうに整然と並んだタップの数はなんと31種類! 専任のビアマネージャーが厳選するクラフトビールは毎日ラインナップが変わります。これほどバラエティー豊かな種類を集めるのは至難の業。どんな秘策があるのかと、店長の松本さんに聞くと、「親会社がビールの設備屋だから。」とのこと。母体が醸造設備会社という、ビールに精通しているからこそのラインナップに加え、独自の洗浄システムや徹底した温度管理による、できたてのような1杯に、ビールラバーのこだわりが感じられます。ビールに合う、シェフ特製の絶品おつまみフレンチ出身のシェフ特製の種類豊富なおつまみは、お値打ち価格でありながら、一つ一つ手の込んだ本格&絶品の創作タパス! メニューを読んでいるだけでワクワクするような、個性豊かな料理が多数揃っています。アボカドたっぷりの「できたてフレッシュワカモレ」(700円)は、クラフトビールとの絶妙コンビ。クラフトビールに合わせてタパスを選んで、ビールとのマリアージュを楽しめます。迷った時には、気さくなスタッフがおすすめのクラフトビールを教えてくれるので安心して声をかけてみて。ぜひ、好みのクラフトビールを探しに、出かけてみてはいかがでしょうか?取材・文/中島和美店舗情報店名:WIZ CRAFT BEER and FOODTEL・予約:03-6206-8805住所:東京都千代田区神田淡路町2-105 ワテラスアネックス108アクセス:丸の内線 淡路町 徒歩2分都営新宿線 小川町 徒歩2分千代田線 新御茶ノ水 徒歩3分定休日:無休
2016年07月25日山形県朝日町、電車の駅もなく決してアクセスが良いとは言えない場所がいま注目を集めています! 名産のりんご、ワイン、自然、民泊…、山形県朝日町の魅力の秘密に迫ります。自然溢れる、山形県朝日町「山形県朝日町」といわれてもピンと来る人は多くないかもしれません。山形県のほぼ中央にある人口およそ7400人の町。町の中心部を日本三大急流と言われる最上川が南北21kmにわたって流れ、また町の76%ほどが国立公園をはじめとする山林やブナ原生林などで占められいます。豊かな土壌と寒暖の激しい気候は、果樹や作物の栽培に適した土地だといわれ、特にりんごの栽培とワイン作りには定評があります。しかし海外から人を呼ぶという意味では東京からも遠く、あまり条件は良いとは言えません。そんな中、朝日町ではある試みが多角的に行われていました。1人の青年の体験が、世界への扉を開く今回はりんごの産地としても有名なフランスのノルマンディーからの視察団に同行取材をしました。そもそも朝日町とノルマンディーとのつながりは、一人のフランスの青年が偶然町で行われたイベントに参加したことにありました。その時の町ぐるみのおもてなしと自然の豊かさ、りんごの美味しさに感激した青年は、フランスのパリに帰り友人知人に話をしたところ、「行きたい! 」という人たちがあっという間に集まったことが発端でした。そこからは毎年公式行事としてノルマンディー地方を中心としたメンバーによるフランスとの国際文化交流行事が開始され、今年で3回目を迎えました。すべてのきっかけはたった一人の「話したくなるような感激」でした。ありのままの日本が知りたい今回のフランス視察団の心を最も打ったのは、朝日町の「飾らないおもてなし」でした。民泊(民家に宿泊すること)またはファームステイでのありのままの生活体験、手作りの歓迎、そして言葉が伝わる、伝わらないに関係なく笑顔で迎えてくれる気持ちが大きかったようです。一緒にりんご農家で民泊をした、パリ市観光計画企画室を定年退職して今回ツアーに参加したニコル・プボーさんによると 「私たちが知りたい日本のすべてがここにありました。ホテルや旅館といったよそ行きの空間ではなく、本当に人が生活する空間に入ることができました。今回私たちは京都、大阪、東京も見ました、ほかの地域で少し過剰なおもてなしも受けました。しかし、朝日町での体験や出会いに勝るものはありませんでした。このような温かなおもてなしは一生忘れないと思います。ここに来なければ見られない景色や出会えない人達がいます。あ、それと日本人女性は本当によく働くことにも驚きました! 例えば朝食の種類や手際は私たちフランス人には真似できないわね! 今回の体験はインターネットやガイドブックでは感じることはできません。そして観光のあり方の参考にもなりました。フランスに戻ったらこの旅のことをたくさんの友達に話すわ! 」飾らない「おもてなし」とは何だったのか?朝日町で行われた二泊三日のおもてなしは、自然体で手作り。子供たちが受け継ぐ和合豊年和太鼓の演奏や地元のミュージシャンによる演奏。新しくできたばかりの道の駅では、りんごを食べて育った豚のポークバーガーやアイスクリーム。夜はそれぞれの民泊先で過ごす夕食と家族の時間。翌日はブナ林のトレッキング、りんごもぎ体験、芋煮会、りんご温泉、夜は朝日町の名産のワイン、焼きそばなど、B級グルメの数々で懇親会などなど。すべては和やかで温かい。もちろん準備はしっかりと行った上での「ありのままのおもてなし」。しかし、町で過ごす中、とてもポジティブな自信も感じられました。地域のブランディングの効果また朝日町は地元のブランディングにも力を入れている。人気のブランド戦略の専門家、村尾隆介氏には2年間のプロジェクトで朝日町に暮らしてもらい、「朝日町丸ごとブランド化」の目標の元、数々の新しいブランド戦略、無料の勉強会など町民のモチベーションを高めて来ていました。その結果、町民全員が「ポジティブな自信」を持ったプレイヤーになったのではないかと強く感じました。そして地元では当たり前のことが外国人には新鮮な驚きにつながります。フランス視察団はりんご農家でりんごもぎ体験のほか、その生産方法などにも自国との大きな違いを感じたようです。中でも最も驚いていたのが「玉まわし」というりんごを一個ずつ太陽に当たるように日陰になっている面を表に出す作業。りんご一つ一つにこれだけ根気良く手を掛けるということ、食べた時の瑞々しさ、バランスの良い甘さと酸味、そしてサクッとした歯ごたえに感激の声が上がっていました。駅もない、バスも少ない、観光客には不便な場所だけれども、その不便さを超えた温かさや心が通ったおもてなしがありました。これからも地方の挑戦から目が離せません。
2015年12月26日1995年1月17日に起きた阪神・淡路大震災からちょうど20年。防災について考えをめぐらさずにはいられないが、会社員にとっては「オフィスで震災にあってしまったら」という想定も必要だろう。三井不動産は1月16日、霞が関ビルディングにて、入居企業を招いた「オフィスワーカーにわかりやすい防災訓練見学会」を行った。訓練の様子と最新の防災センターから、オフィスで被災した場合の対応を探っていきたい。○オフィスで震災にあった場合訓練はオフィス内で地震に遭遇した場合を想定されて始まった。地震速報に続き揺れが襲ってくると、全員まずは机の下に。ヘルメットをかぶり、揺れがおさまるのを待つ。ここで気を付けなければいけないのは、キャビネットなどの倒壊だ。今回は、壁際にいた社員に倒れ掛かってきて足がはさまってしまったという設定。数人で動かそうとするも、びくともしない。同ビルでは、落ち着いてビル内の防災センターに連絡することを呼びかける。程なくしてバールと担架を持ったセンター員が駆けつけ、バールを使用してキャビネットから社員を救出することに成功した。一方、地震のショックにより心配停止となった社員に対しては、心臓マッサージとAEDによる応急手当てを。救急車が到着するまでの時間は平均6分と言われている。まして震災にあっては、その場の手当てが重要となってくる。「エディ、大丈夫か!」声をかけながらの手当てにより、心臓が動き出したエディ。担架に乗せる場合もAEDは外さず、またなるべく大勢で担ぎ上げることが必要だという。ここで火災の発生が確認された。1人が防災センターへ連絡している間、ほかの2名が消火器を使用するが、火の勢いはおさまらない。そこへやってきた防災センター員はビル内の消火栓より放水、無事に火を消すことができた。○最新の防災センターとは同ビルでは、1月16日に防災センターをリニューアル。ロビー側の壁面をガラス張りにし、内部で何が起こっているのかオフィスワーカーにわかりやすく、災害時だけでなくふだんの訓練の様子も随時見られるようになったそうだ。さらに両脇に設置したデジタルサイネージで随時情報を提供できるようになった。また、防災センターの機能向上として、9面マルチモニターの情報ウォールや電子ホワイトボード、執務デスクの監視モニター設置など、災害時の対応の見える化、迅速化を進めたという。地下3階地上36階のビルに組み込まれたデータを取り込み、破損箇所がないか、あるとしたら規模はどのくらいかなど、自動で解析することも可能だ。1日の多くの時間を過ごすオフィス。何かあったときに在席している可能性は高い。これを機会に、災害時会社でどのように行動するべきか、また会社やビルの対応は問題なさそうなのか、確認しておくことをおすすめしたい。自分の身を守るために行動できるのは自分しかいないのだから。
2015年01月17日ヤフーは1月9日、阪神・淡路大震災発生より20年の節目となる2015年1月17日(土)に、写真や映像、阪神・淡路大震災に関する統計データを用いたコンテンツで振り返る「阪神・淡路大震災から20年」をトップページと特集ページで公開すると発表した。1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災は、戦後最大の都市型災害と言われ建物の倒壊や火災などにより多くの人々が犠牲となった。この大災害の"記憶"と"記録"を未来に残していくため、1月17日(土) 0:00~23:59にYahoo! JAPANのトップページを、写真で当時の被害状況や復興の様子を振り返ることができるデザインに切り替える。また、特集ページでは写真や映像、阪神・淡路大震災に関する統計データを組み合わせたインフォグラフィックスを1月17日から2月13日の期間で公開。当時の被害状況や有事の際に取るべき行動などの情報をインフォグラフィックスを用いて視覚的にわかりやすく伝えることで、ユーザーに「いざという時にどう自分の身を守るのか」を考えるきっかけとして提供していく。なお、同企画の写真は神戸市震災写真オープンデータサイト「阪神・淡路大震災『1.17の記録』」やアフロ、映像は毎日放送、統計データは「阪神・淡路大震災の経験に学ぶ」(国土交通省 近畿地方整備局)や、神戸市、兵庫県、消防庁などのデータを使用している。
2015年01月12日神戸ファッション美術館は二つの展覧会、「衣服にできること-阪神・淡路大震災から20年」「1950-70年代の阪神間スタイル」を同時開催する。期間は1月17日から4月7日。「衣服にできること-阪神・淡路大震災から20年」では、被災者の心身を守ることに重点を置いたファッションの紹介が行われる。家をなくしてしまったとき、人を最後にプロテクトするのは服になる。このコンセプトの元に、デザイナーの津村耕佑が手掛けるブランド「ファイナルホーム(FINAL HOME)」。更に、衣服造形家の眞田岳彦が被災者の心をケアする目的で立ち上げた「Prefab Coat」シリーズから、新作となる「Prefab Coat Rice KOBE」などが出展。阪神・淡路大震災からの復興支援を目的に、95年に東京や神戸で開催されたファッションショーからも、大田記久やカステル・バジャック(CASTELBAJAC)、藤本ハルミらの作品が出品される。また、1月24日には学芸員がリレートーク形式で震災を語り継ぐイベント、「阪神・淡路大震災20年・語り継ぐこと/リレートーク vol.2ファッションとアートの繋がり」が開催される。その他、トークイベントでは2月8日に眞田岳彦をゲストに招き、「心を繋ぐ衣服と伝統文化」を予定。3月15日には、津村耕佑によるワークショップ「繋げてつくろう!わたしだけのスペース」が開かれる。一方、「1950-70年代の阪神間スタイル」では、アイビー、ミニスカート、ヒッピー、フォークロアなど、戦後の大阪や阪神に芽吹いた数々のムーブメントに注目。オートクチュール技術との出会い、「ヴァン(VAN)」をはじめとする男性衣装、帽子や靴といった小物などをテーマに、当時のファッション界やライフスタイルを回顧するような衣類や資料が出展される。田中千代や原田和枝、上田安子、石津謙介、コシノヒロコといった、この地を代表するデザイナーの作品にも注目だ。関連トークイベントは3月28日を予定しており、テーマは「阪神間の洋裁文化の形成」と「大阪から発信したVANの創業期から現在」。ワークショップ「50’s-70’sファッションをシルクスクリーンでプリントしよう!」は、2月22日に開催される。【イベント情報】特集展示「衣服にできること-阪神・淡路大震災から20年」特別展示「1950-70年代の阪神間スタイル」会場:神戸ファッション美術館住所:兵庫県神戸市東灘区向洋町2-9-1会期:1月17日から4月7日時間:10:00から18:00(入館は閉館の30分前まで)入場料:一般500円学生、65歳以上250円休館日:水曜日(2月11日は開館)、2月12日
2014年12月15日淡路島観光協会は、淡路島をPRする観光大使、「第33代クイーン淡路」を募集中だ。応募締切は1月25日(金)必着。「クイーン淡路」は観光キャンペーン、各種イベント、司会などの活動を通じて淡路島のPRを行う。募集人数は2名。応募資格は、淡路島に在住または勤務しているか、淡路島出身者、縁故ある島外在住者に限られる。また、2013年4月1日現在満20歳以上であることが必要。既婚未婚は問わない。さらに、明るく健康で、気品と教養を備えていること、淡路島の観光や各種産業について関心があること、2014年3月まで各種行事に積極的に参加できることなどの条件がある。選考は、書類審査の上、2013年2月11日(月・祝)に面接にて選出するとのこと。選出された2名には、旅行券10万円分並びに記念品が贈呈される。詳細はあわじナビ!で確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月11日気軽に飲めるバルで、こだわりの詰まったピザを食べたい!そんな時にオススメなのが「人形町ピザバル」(東京都日本橋人形町)だ。同店は11月1日にオープンし、元フレンチシェフの田代周平オーナーが腕を振るっている。「より多くの方に、カジュアルにおいしいピザを楽しんでもらいたい」をコンセプトにした店内は、白と木目を基調としたシンプルな空間になっている。客から見えるところに設置されているまき窯は、日本橋の職人によって作られた特注窯。ピザが1枚1枚焼き上げられていく様子を見ながら、料理を待つのも興味深い。ピザは全部で10種類。フランスパン粉100%で作られた生地は、もちもちとした食感と焼き上がりのサクッとした軽さが特徴。「ハニー・ゴルゴンゾーラ」(1,500円)は、辛味のあるゴルゴンゾーラの上に、はちみつをかけて食べるというもの。味のコントラストが楽しく、癖になる一品だ。また、手作りトマトソースの「マルゲリータ」(900円)は、女性ひとりでも軽く1枚食べられる。また、バル使いも提案しており、「ブロッコリーとアンチョビのソテー」(500円)、「カポナータ」(500円)、「タコのマリネ」(600円)など、軽いつまみは9種類、前菜は12種類展開している。ピザに合うドリンクとして、イタリアワインのみを赤・白10種類をそろえている。中でも、日本では取り扱いが少ない銘柄もあるイタリアビールは、全て600円で提供されているのがうれしい。ランチタイムには、ピザ5種類(マリナーラ、ロマーナ、ハニーゴルゴンゾーラなど)から1枚に、ミニ前菜が付いて800~1,500円。また、ピザは全メニュー店内と同じ価格でテイクアウトもできる。●information営業時間:11:30~14:00(L.O.13:30)/17:30~23:00(L.O.22:30)定休日:日・祝席 数:20席アクセス:地下鉄日比谷線・都営浅草線「人形町駅」A3出口より徒歩1分【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日兵庫県淡路市の飲食施設「のじまスコーラ」は23日~24日、”世界の料理人1,000人”に選ばれた奥田政行シェフを招いて、料理教室と試食会、手作りパン教室を開催する。同イベントは、閉校となった淡路市立野島小学校をレストランやホールなどを擁する総合施設として生まれ変わらせた、のじまスコーラに著名シェフを招き、淡路島の食材を使った料理教室を開催するというもの。今回登場するシェフは、”世界の料理人1,000人”に選定され、TV番組等にも多数出演するとともに数々の著書を持つ、山形県鶴岡市のイタリアンレストラン”アル・ケッチァーノ”オーナーシェフ、奥田政行氏。料理教室では、淡路野菜を使ったパスタや淡路牛の料理、手作りパンなどをシェフが披露するほか、参加者にイタリア料理の秘伝レシピも披露されるという。また、同時にミニコンサートも開催される。開催日程は11月23日と24日の2日間。時間は13時45分~17時頃。先着46名限定受付となり、参加料金は4,000円(子どもも同料金。子どもの見学のみは無料)。詳細は「淡路島観光協会のプレスリリース」へ。参加申し込み、問い合わせは「のじまスコーラ」へ(水曜定休)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日ウェスティンホテル淡路(兵庫県淡路市)はこのほど、旬の食材と淡路近海を中心に水揚げされた新鮮な海の幸を楽しめる「寿司堪能ステイプラン」を発売した。同プランは、同ホテル内日本料理「あわみ」の寿司カウンターで提供される「寿司会席」と、地元食材を使用したこだわりの朝食バイキング、42平方メートルのデラックスルームの宿泊がセットになっている。寿司会席では、季節の素材を彩り鮮やかな逸品で提供。おすすめ握り五種の後のお好み握りでは、鯛、平目、しまあじ、明石蛸、いくら、穴子などネタ箱の海鮮類を心ゆくまで食べ尽くすことができる。1組2名限定で時間は90分間。料金は1室2名利用で1名あたり1万8,000円~。2013年3月31日まで提供する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月27日お笑い芸人・たむらけんじが愛してやまない淡路島を舞台に、お笑い、音楽、スポーツ、グルメが融合した一大エンタテインメント「TKF大祭り たむらけんじ芸歴20周年LIVE」を10月20日(土)・21日(日)に開催する。音楽部門からは、misono(両日)、植村花菜(21日)、NMB48(20日)が、お笑い部門では、2丁拳銃、博多華丸・大吉、フットボールアワー、野性爆弾、笑い飯(以上、20日)、COWCOW、サバンナ、品川庄司、ジャルジャル、千鳥(以上、21日)の出演が明らかになった。『TKF大祭り たむらけんじ芸歴20周年LIVE』のチケット情報そしてグルメ部門では、自身の「炭火焼肉たむら」をはじめ、村上ショージの「からあげふぅ~ふぅ~」、木村祐一の「きむら庵」、ランディーズ・中川の「かしみん焼きはこ」、シャンプーハット・てつじの「宮田麺児」、かまいたち・濱家の「めしざかやはまいえ」、そしてオモロー山下のうどん店「山下本気うどん」と、芸人プロデュース店の出店が発表された。中でも「山下本気うどん」は関西初上陸、「すごくおいしいので、ぜひ関西の皆さんにも味わっていただきたい」とたむら。飲食ブースは約20店舗が軒を連ねる予定だ。また、スポーツ選手によるスポーツ教室や、大道芸ステージ、キッズ向け遊具の設置など、家族で一日中遊べる企画を用意しているという。チケットの一般発売は9月1日(土)から。なお、チケットぴあでは一般発売に先駆けて、先行先着「プリセール」を7月24日(火)11:00から7月31日(火)23:59まで実施。■TKF大祭り たむらけんじ芸歴20周年LIVE10月20日(土)・21日(日)会場:淡路島国営明石海峡公園特設ステージ料金:1日券[大人]-6800円(中学生以上)1日券[子ども]-1000円(小学生<1名無料・2名からチケット必要>)2日通し券[大人]-12000円(中学生以上)2日通し券[子ども]-2000円(小学生<1名無料・2名からチケット必要>)出演:misono/NMB48/2丁拳銃/博多華丸・大吉/フットボールアワー/野性爆弾/笑い飯/植村花菜/COWCOW/サバンナ/品川庄司/ジャルジャル/千鳥/他
2012年07月24日淡路島の「淡路インターナショナルホテルザ・サンプラザ」では24日、天然温泉の貸切風呂「木もれび」が完成。淡路島でも数少ない、車椅子のまま浴室まで入れる展望風呂で、年配者、妊婦、乳児連れにも配慮した造りになっているという。2007年12月にオープンした海の見える展望貸切り風呂「晴雨」「東雲」につづいて3棟目となるこの「木もれび」は、平屋造りで動きやすさを重視したやさしい設計。車椅子の人や年配者、妊婦、乳児連れが利用しやすいように脱衣室から浴室への段差を無くしたという。浴槽の床は備長炭を使用。泉質は単純弱ラドン泉。定員は4名まで。料金は45分で2,000円。同ホテルでは「木もれび」オープンにあわせ、これまでの夫婦プラン・還暦ご長寿プランに加え、新たに赤ちゃんプラン・マタニティプランも企画。より「人に優しい宿」を目指していくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月30日地震後、避難をしてふと気がゆるんだときに、めがねがないことに気づく、携帯電話を落とす、足にケガをする……。阪神・淡路大震災の経験者の皆さんに聞いた、「地震直後~約3カ月後に注意すべきことや役立つ方法」についてご紹介します。■めがね、足元……身の回りの注意事項・めがねがなくて困った「なんとか家から逃げ出すことはできましたが、視界がぼーっとしているんです。『あ、めがねがない』と気づきました。めがね店は閉まっているし、人の顔が判別できないので、避難所生活でとても困りました」(39歳・女性・教師)「視力がかなり低い方ですが、めがねを持ち出すのを忘れ、コンタクトレンズをつけたまま避難所に入りました。水がなくて洗えないので、『はずすと見えない』と思ってレンズを入れたままにしていたら、目に張り付いて病院送りに。『目の絶対安静1週間』の宣告をされて大変でした」(42歳・男性・ホテル勤務)『週刊ポスト2011年4月22日号』には、「東日本大震災以降、よく売れているものはめがね」だと書かれています。「ソフトコンタクトレンズは、定期的な交換に加え、専用液剤を用いての洗浄が必要となるため、災害時においてはどうしても不便を感じてしまう。震災で、めがねの有用性を感じた人は多いようだ」とあります。可能であれば、就寝時は枕元に置いておく、防災袋に予備のめがねを入れておくなどしましょう。・足元に注意「がれきを歩く場合は革靴か厚底タイプ、できれば安全靴のほうがいい。靴の底がくぎや突起物で破られてケガをした人が多かったので」(48歳・男性・薬品メーカー社員)「がれきの現場を歩くときは、ひざから下、ふくらはぎをよくケガをするので、厚いハイソックスを履く、ハンカチやタオルを足に巻いてストッキングを切ったものでしばる、ズボンのすそを靴下に入れ込むなどしていました。ひじから手にかけてもカバーしてください」(43歳・男性・建設会社社員)・携帯電話の扱いに注意「せっかく避難時には携帯電話を持ち出すことができたのに、トイレに落として使えなくなりました。絶望的な気分になりましたよ」(45歳・女性・自営業)「携帯電話があっても、停電だから充電ができずにただの箱だった。だから僕はいつもカバンに電池式充電池を持っています。心の安心用でもあります」(45歳・男性・銀行員)「余震が続くときは、携帯電話は首からぶらさげるネックホルダー式ストラップとか、クリップ式ストラップで服に留めておくなど工夫したほうがいい。落とす人がたくさんいましたから」(36歳・女性・公務員)・二次災害の可能性もある「地震の影響で近所が火災になりました。それで命を落とした方もいらっしゃいました。火災のときは、透明のビニール袋を頭からかぶって少しでも煙を吸わないようにしてください。目が見えるために透明の袋を、非常用持ち出しバッグに入れておくべきですね」(37歳・男性・建築士)「大きな余震では、地鳴りのような音が聞こえました。それでまた、倒壊した建物やがれきの山が崩れるんです。これには気をつけないといけません」(47歳・男性・写真家)■ライフラインの代わりの知恵「暖をとるなら、発泡スチロールが貴重です。氷の上でも冷たさを遮断できるぐらいですから、ダンボールより温かい。その上にダンボール、ブルーシート、新聞、布団、毛布を敷くと寒さはしのげます」(47歳・男性・写真家)「とにかく寒かったのですが、隣の人に教えてもらった『ラップ下着』は役に立ちました。手、足、おなかなどの素肌にラップを巻いてから洋服を着るんです。少し温かくなりますよ。あまり強く巻くと血行によくないと思うので、ふんわりぴたっと巻きます」(42歳・女性・翻訳家)「避難所には毎日、新聞が配られていましたから、みんな、古新聞でうまく足元カバーをつくって足を温め、毛布の間に新聞紙を入れ込んだりもして利用していました。ほうきの代わりとしてホコリ除去にもなるし、トイレの処理にもゴミ収集にも役に立ちました。新聞って何かと使えますねえ」(35歳・女性・郵便局勤務)「新聞紙をくしゃくしゃと丸めて、ビニール袋やポリ袋に入れて、足を入れます。けっこう温かくなります。新聞紙が足のにおいも吸収してくれますし。同じ要領で、くしゃくしゃにした新聞をセーターの下につっこむと体温で温まって即席のカイロ代わりになります」(44歳・男性・公務員)「ビニール袋、ゴミ袋の底の部分に人間の頭が通るぐらいの穴を開けて、逆さにして頭からかぶります。新聞紙をくしゃくしゃにして入れ込むと温かくなる、洋服が汚れない、レインコート代わりもなります」(42歳・男性・建設会社社員)「懐中電灯にコンビニやスーパーの乳白色系のビニール袋をふんわりとかぶせて、床に置きます。袋に光が拡散して明るくなります。避難所で、深夜の非常灯の代わりに使っていました」(38歳・男性・自動車メーカー社員)「炊飯器でご飯を炊くときに、アルミホイルで包んだにんじんやジャガイモ、卵などを一緒に入れておきます。省エネで料理ができますね。ご飯と野菜の料理が炊きあがるころには十分火が通っています。にんじんはゆでるよりも甘くておいしいですよ」(44歳・男性・繊維会社社員)「わりと知られている方法ですが、豆類は、魔法瓶に入れて熱湯を注いで数時間放置すると煮えるんです。お湯を吸ってけっこう大きくなるので、最初は少量から試してください」(37歳・女性・出版)「湯が沸かせなければ、カップめんは水でもできますよ。水を入れて30~40分待つだけで、はいできあがり」(38歳・男性・携帯電話会社社員)「消防庁によると、一人1日3リットルの水が必要だそう。断水のときの工夫として、基本ですが、食器にラップを巻きます。片付けるときに、ラップをはがすだけでお皿を洗わなくて済み、何度でも同じ食器を使うことができます。それに、ケガをしたとき、ガーゼで傷口をおおってからラップを巻くと包帯やばんそうこうの代用にもなるんです。非常時にはラップは何かと役に立ちましたね」(36歳・女性・看護師)「古ストッキングやタイツは、荷物をしばる、包帯の代わり、掃除グッズになるなど、なにかと重宝します。捨てないでおいておきましょう」(36歳・女性・看護師)■何よりもヒューマンラインが重要「神戸市東灘区の避難所にいましたが、電気、ガス、水道と全部が回復するまで3カ月ほどかかりました。明かりがともったとき、ガスが通って湯に触れたとき、蛇口から水が出てきたときは、それはそれはうれしかったですねえ。歓声をあげたものです。天災で家はぼろぼろになりましたが、人知の豊かさを思い知ることにもなりました」(49歳・男性・自営業)「ライフラインが途絶えたとき、いちばん重要だったのは『ヒューマンライン』、人のつながりでしたね。避難所でも、在宅避難でも、震災から1カ月ほどは店が開いていなくて現金はあまり役に立ちませんから、ご近所の人と必要なモノを交換しあっていました」(53歳・男性・旅行代理店勤務)「電気、ガス、水道、道路、電車は時間とともに復旧していきました。長くかかりましたが、なんとか。だからといって生活は元に戻らないし、復興というにはほど遠い状態。なんとかしのげたのは、誰かが声をかけてくれたからです。本当の非常事態には地域のコミュニティが命綱なんです」(48歳・女性・電鉄会社社員)「いかに今あるものを有効に使うか。いざとなれば、けっこう知恵がわくものだなと、みんなで感心しあっていました。主婦、年配の人、アウトドアが趣味の人、自衛隊の人、ご近所の人たちに多くのことを教わりました。生きるということがどういうことかも」(49歳・男性・自営業)経験者の生の声、証言、知恵の数々は、実に頼りになります。皆さんのアドバイスを念頭に置き、有事に備えたいと思います。(海野愛子/ユンブル)【関連リンク】【テンプレート】いざというとき「人事・労務で役立つ書類」【アプリ】日常生活で役立つちょっとした知恵を“ワイフちゃん”が教えてくれる【コラム】石井ゆかりさんのブログで紹介された地震に役立つ情報
2011年04月21日阪神・淡路大震災で被災された皆さんに、当時、「言われて元気が出たことば」、「うれしかったことば」についてお話をうかがいました。大震災と向き合った人たちが、そのとき、前を向いて歩こうと思う機会となったことば、16年たった今も記憶に刻まれていることばをご紹介します。■人間は心で生きているね震災で家族を亡くした親友が、2カ月後に自殺をしました。何もできなかった自分が情けなくていらだたしくて、もうろうとした日々を送っていましたが、彼の四十九日でその親友のお父さんに、「人間は心で生きているね。心を大事にして、何としても生きていってほしい」と言われたんです。このとき、僕のなかで何かが変わりました。この経験から、僕は医者になりました。病気とは、心のありように直結するとつくづく思います。医療も復興も、そのあり方について僕は、この友の父のことばを核に考えています。(兵庫県尼崎市 O・Tさん44歳男性医師)■明けない夜はない4カ月あまりも避難所で生活をしました。2月初旬、暖房がない避難所はあまりに寒くて、インフルエンザにかかって病院へ搬送されたんです。これでやっと暖まれると思ったら、病院も同じで、寒い寒い。熱のせいかぶるぶる震えていたそうですが、目が覚めたとき、看護師さんに、「よかったー。明けない夜はないのよねぇ」と言われたことを覚えています。「ああ、そうかもしれない」と、そのことばがすーっと心にしみいりました。その後、仮設住宅を経て3年かかって家族で新しい家に移りました。つらいことがあるたびにこのことばを思い出しています。(神戸市 E・Kさん39歳女性銀行員)■わたし、がんばるしいろいろあって、一人きりで避難所暮らしになりました。惨めで不安で仕方がなかった。周りの人は心配してくれましたが、どうしても力が出せず、ダンボールを敷居に立てて寝たきりになってしまったんです。ある日、腰が痛いとぼやいていると、8歳の女の子が背中をさすってくれて、「わたし、がんばるし~」と独り言のように何度も言うんですよ。急に泣けてきました。その夜はひと晩中、頭からバスタオルをかぶって泣き続けました。すると、次の日から、起き上がって炊き出しを手伝えるようになったんです。あの子は今、どうしているかなあ。会ってお礼が言いたいです。(兵庫県西宮市 M・Uさん37歳女性自動車メーカー勤務)■今日もこんにちは~家が倒壊して、3カ月ほど学校などの避難所を転々としながら過ごしました。そのころまで、お金より何よりありがたかったのは、避難所の人たちとのあいさつです。「今日もこんにちは~。調子はどうですか?」と声をかけあっていました。ワンパターンのあいさつですが、声のニュアンスなどから日々の健康確認、安否確認も含んでいて、普通のあいさつとは違いました。毎日、このあいさつには助けられましたねぇ。「今日もなんとか生きていかなければ」と思うことができましたから。(神戸市 K・Rさん39歳女性飲食店経営)■「つらいーっ」て叫んでええねんで僕は被災地へボランティアに行ったのですが、情けないことにあまりに凄惨な現実を見て、よく泣いてしまいました。そのとき、被災者の人に言われたのが、「つらいーって叫んでええねんで」ということば。ハッとしました。実際に、人のいない場所へ行って、タオルで口を押さえながら、「つらいーっ」と叫んでみると、気持ちが落ち着きました。被災した人に助けてもらうとは。大きな体験でした。災害のときとか本当につらいときは、「困っています」、「しんどい」と口に出して言うほうがいいと思います。周囲の人が、そう言いやすい雰囲気をつくることも大切なのではないでしょうか。(大阪府吹田市Y・Mさん39歳男性デザイナー)■しんどないか~僕がいた避難所には、お医者さんと看護師さんがわりと巡回してくれていて、特に高齢者には、「しんどないか~、どないや~」と声をかけていました。祖母もいっしょでしたが、あれだけ人がいると、なかなか自分だけがしんどい、とは言えないんですよ。みんなしんどいのはわかっているから、がまんするしかない。だからこそ、ひと声かけられると、「実はおなかが……」とか言うこともできるんです。高齢者には、若い人からそういう声をかけることが大事だと思います。(兵庫県芦屋市 N・Fさん42歳男性電鉄会社勤務)■地球がちょっと背中をかいたことおじいちゃんが亡くなり、おばあちゃんは下半身不随の重傷を負ったアウトドア活動の仲間が、「地球にしたら、ちょっと背中をかいたぐらいのこと」と言ったんです。本人は家が全壊したので、アウトドア用のテントで暮らしていました。つらい思いをおさえ、泣きごとをいわずに淡々と炊き出しの手伝いをする彼の姿には、被害が小さかった僕らのほうが励まされました。自然災害のなんたるかを、自然の一員として生きるとはどういうことかを考える機会となったことばです。(兵庫県洲本市 Y・Hさん43歳男性公務員)■風呂入っていき、風呂あるで!当時は中学生で、2カ月間避難所で過ごしましたが、離婚したばかりで家もなくしてしまった母がふさぎこむのを心配していました。1カ月ほどたったころだったと思いますが、自衛隊がお風呂の設営をしてくれたんです。迷彩服を着たお兄ちゃんが、「風呂入っていき、風呂あるで!」と声をかけてくれて、なんかうれしかったなあ。母も避難所の人たちも、お風呂に入ってから急に生気を取り戻した感じがありました。すこーし、生きる希望がわいたような。お風呂ぐらいでたいそうと思われるかもしれませんが、あのときはそれぐらい、温かいお湯がありがたかったです。女性にとってお風呂は大事ですが、それよりも、見知らぬ私たちのために必死でがれきを片付けてお風呂を用意して、毎日、陽気に声をかけてくれた自衛隊の人の温かさのこと、今でも母とよく話をします。(大阪市 N・Mさん33歳女性教師)■おまえ、合格するわ震災のときは、浪人生で大学受験直前でした。家は半壊して兄は足のけがで入院、母は兄に付き添い、僕と父は避難所生活。「さんざんやなあ」と自暴自棄になりかけていました。そんなとき、偶然、僕の志望校の大学生がボランティアで避難所にやってきて、3人の先輩たちに勉強を教えてもらうことができたんです。正直、予備校よりずっと勉強になりました(笑)そもそも、その志望校に合格するには成績が足らなくて無理があったのですが、ある日、一人の大学生が、「おまえ、この調子やったら合格するわ」と言ってくれたんです。それから、がぜんその気になって、夜はその人たちの家や下宿を渡り歩いて、ずっと勉強を教えてもらいました。泊めてもらったり食事を出してもらったりも。2カ月後に、本当に受かりました。これで家族や親せきも明るくなってくれました。避難所の人たちも、笑顔で「おめでとう」と言ってくれて思いっきりうれしかった。僕はあさってから会社を休んで、東北の被災地へボランティアに出かけます。(神戸市 K・Oさん35歳男性製薬会社勤務)胸がつまるような出来事を明るく語ってくださるみなさん。近所の人、ボランティアの人、自衛隊の人、医療関係の人、学校の先生たち、友達……に声をかけてもらって救われたというエピソードは数多くありました。皆さんの証言に共通するのは、「あいさつだけでもいいから、たとえひとことでも、周囲の人たちと声をかけ合おう」、「人は、助け合ってこそ生きていける」、「本当は災害時だけでなく、いつも助け合うべきなんだと気づいた」ということ。今、自分は何をどう思い、どう行動するべきか。皆さんのことばの力をお借りして考えたいと思います。(阪河朝美、品川緑/ユンブル)【関連リンク】【コラム】今こそ叫ぼう! 元気が出る30の「ほめ言葉」【コラム】「頑張れ」は言っちゃいけないって言うけど……理想の励ます方法は?【コラム】病気の方を励ますための方法
2011年04月08日1995年1月17日に起こった阪神・淡路大震災のとき、約100名の被災者の皆さんに、避難時の知恵などについてアンケートをとりました。あれから16年たつ今も、教訓として役に立つこの声。「いちばん困ったこと」、「いちばん怖かったこと」から見える備えをご紹介します。■「いちばん困ったことは?」1.眼鏡・コンタクトレンズ圧倒的多数の意見が「眼鏡」でした。「就寝中のことなので、飛び起きたときにはどこに置いたのか記憶がすっ飛んでいた」、など、多くの方が「眼鏡、眼鏡……」と暗闇のなかで手探りをしていたと証言しています。コンタクトレンズも同様でした。阪神・淡路大震災は暗闇の時間帯に起こったため、「避難時に、よく見えないことが原因で負傷した」という人も多くいらっしゃいました。また、めがね店の多くは商品を破損していてなかなか再開せず、その後の生活にもとても困ったとのことでした。2.靴一瞬で家具やモノが散乱したため、玄関まで歩くにも足の裏をケガする人が続出。「枕元には、靴やスリッパを置いて寝ること」、「余震が続くときは、最低、靴下を履いて寝る! はだしではとても逃げられないですよ」という声が多数あがりました。3.電気大災害のときは一瞬で停電になることがあるため、寝室やベッドのすぐそばに懐中電灯を常備しておきましょう。ホテルなど宿泊施設のベッドサイドには必ず設置してありますね。「懐中電灯の電池の間に紙片をはさんでおくと、いざというときの電池切れを防げます」、「懐中電灯はあっても、点灯しない人が多かった。電池は季節ごとに点検をすべきです!」という教えも重要です。4.通信1995年当時は、現在ほど通信網が発達しておらず、地域によっては1週間以上も固定電話がつながらないケースが続出しました。「電話が命綱と思っていたが、あてにならない。過信しないように」、「電話が通じないので、倒れた家に張り紙をしておいたら家族と会えた」など、通信手段が途絶えたときの心の混乱ぶりを訴える人が多くいました。そして、「災害のときには電話はつながらないものだ、とあらかじめ思っておくほうが精神的にいいよ」という考え方に行き着きました。このほか、中高年の方では「入れ歯」も目立ちました。「入れ歯をなくすと食べ物を飲み込まないといけなくなる。内臓にも支障をきたす」との声が相次ぎました。余震が続くときは、「ケースに入れた眼鏡、入れ歯、靴やスリッパ、携帯電話と電池式充電器、懐中電灯を一つの箱に入れて枕元に置いておく。これらはすぐに取り出せるようにしておくことが重要」とのこと。精神的にも安心です。■いちばん怖かったことは?「いちばん怖かったのは、部屋のモノが自分に襲いかかっているように見えたこと」と口々に言う体験者のみなさん。なかでも、切実なアドバイスは、「照明が落ちた場合は建物が倒壊する可能性があるので一目散に逃げて」ということです。本棚や食器棚、ピアノなど大きな家具のそばで寝てはいけないのは当然ですが、照明については気づいていない人が多いのではないでしょうか。地震が起こったときは、揺れが収まってから、照明のねじを締める、電球の破損のチェックなど、安定性の確認とメンテナンスを行ってください! 何より、「照明の下で寝たらアカンで!」という被災者の声を心に刻んでおきたいものです。■いちばん役立ったことは?1.目の前の見知らぬ人との声の掛け合い「誰もが不安と孤独のなかにいる。ちょっと声をかけてもらうだけでも気分が前向きになるものです」との証言を多数得ました。今回の東北地方太平洋沖地震は日中の出来事であり、家族は各自の職場、学校、自宅、外出先とばらばらに過ごしていることが多かったと思います。そんなとき、頼りになるのは目の前にいる人。知らない人であっても、気後れすることなく、「大丈夫ですか?」とか「すみません、助けてください」と声をかけあいましょう。災害の現場でありがたいのは、人の温かさ、誰かの声なのです。「声をかける」、「訪問する」、「メールする」。未曾有の大災害時、誰かとつながっている感覚こそが気力の礎となるのでしょう。2.笛笛は、小中学生の防犯グッズとしても使用されており、危険が迫ったときに生存を知らせる道具として重宝されます。防犯ブザーは電池がなくなる、いざというときに鳴らなかったなどというトラブルもあるので、笛のほうがよいのです。余震が続くときにはぜひ、携帯してください。官公庁発表の「地震緊急時マニュアル」などにも、笛の携帯がすすめられています。また、鈴も役に立ちます。「キーホルダーや携帯のストラップについていた鈴が役に立った」という声も複数ありました。いかがでしょうか?まとめると、「眼鏡、靴やスリッパ、入れ歯、携帯電話と電池式充電器、懐中電灯はそばにおく」「照明の下で寝たらアカン」「笛、鈴はいざというときに持っておく」どれも大切な教訓ですが、買い占めなどが報道される今、「目の前の見知らぬ人との声の掛け合い」こそがもっとも必要なのではないでしょうか。(朝日奈ゆか/ユンブル)【関連リンク】【コラム】スイミーは実在した。地震の影響か海外で『スイミー現象』【コラム】東北地方太平洋沖地震まとめ【コラム】東北地方太平洋沖地震による不正行為や便乗行為にご注意下さい。
2011年03月20日