「清原果耶」について知りたいことや今話題の「清原果耶」についての記事をチェック! (14/17)
阿部進之介主演映画『デイアンドナイト』と、山田孝之のドキュメンタリー映画『TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY「No Pain,No Gain」』が、10月12日(土)よりアップリンク渋谷にて期間限定リバイバル上映されることが決定した。山田さんが裏方へ徹し、全面プロデュースを手掛け、企画・主演に阿部さん、藤井道人が監督を務めた映画『デイアンドナイト』。安藤政信、清原果耶、小西真奈美、佐津川愛美らも出演した本作のBlu-ray&DVDのリリースを記念して、今回2週間限定のリバイバル上映!そして、2013年から2019年までの激動の5年に密着し、『デイアンドナイト』の企画製作の様子も収められた、4月公開の山田さんドキュメンタリー映画『TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY「No Pain,No Gain」』の日替わり同時上映も実施される。なお、上映期間中は阿部さん、山田さん、藤井監督、『No Pain,No Gain』の牧有太監督ほか豪華ゲストのトークショーも実施。裏話やゲストスピーカーを招いたトークセッションなどスペシャルな内容となっている。『デイアンドナイト』×『TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY「No Pain,No Gain」』リバイバル上映は10月12日(土)~10月25日(金)アップリンク渋谷にて開催。『デイアンドナイト』Blu-ray&DVDは12月13日(金)リリース。『TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY「No Pain,No Gain」』Blu-ray&DVDはリリース中。(cinemacafe.net)■関連作品:デイアンドナイト 2019年1月26日より全国にて公開 ※1月19日秋田県先行公開©2019「デイアンドナイト」製作委員会No Pain,No Gain 2019年4月27日より新宿シネマカリテのみ単館上映©2019・SDP/NPNG
2019年10月05日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける「行列のできる法律相談所」の9月15日(日)放送回に、女優の本田翼、俳優の柄本明、モデルで俳優の清原翔らがゲスト出演。柄本さんの“謎”をめぐり志村けんに緊急インタビューも行なわれる。今夜のMCは東野幸治と市來玲奈アナウンサー。また話題のモノマネ芸人・りんごちゃんにカズレーザー、滝沢カレン、後藤輝基、渡部建らも登場。「白黒ハッキリさせたいこと」をテーマに放送される。ゲーム好きな自身のキャラを生かした「ゆうべはお楽しみでしたね」も話題に。月9「ラジエーションハウス」のヒロイン役も好評を博した本田さん。そんな本田さんが“謝りたい相手”と10年ぶりに対面する。『シン・ゴジラ』や『万引き家族』などの映画から大河ドラマ「西郷どん」に放送中の月9「監察医 朝顔」まで幅広い活躍をみせる柄本さんは、かつて志村さんと数々の番組でコントを繰り広げてきたことでも有名。なぜ志村さんは柄本さんをコント相手に選んだのか?33年越しの謎を志村さんに緊急インタビューする。また「MEN’S NON-NO」モデルから演技の道へ。「レンタルの恋」や「PRINCE OF LEGEND」などへの出演を経て、この春からは連続テレビ小説「なつぞら」にも出演している清原さんが俳優業を猛反対された相手とは!?さらに話題のりんごちゃんによる秋川雅史モノマネについて本人はどう思っているのかに迫るほか、カズレーザーさんが会いたいという期待のウエイトリフティング選手や可愛すぎるアリクイの赤ちゃんも登場する。今夜のゲスト、本田さん、清原さんが出演する木曜ドラマF「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」がこの秋スタート。年間被害総額が400億円にものぼる特殊詐欺をはじめ、若者たちにも魔の手が迫る詐欺事件をテーマに、人の心を見抜くことにかけては天才的な能力を持つヒロインが、クセ者ぞろいの仲間たちと悪徳詐欺師を騙して懲らしめていく痛快ストーリー。詐欺師を逆に騙し返して摘発につなげる謎のスペシャリスト集団「チート」の頭脳ながら売れない三流アイドル・如月モモとしての顔も持つヒロイン・星野沙希を本田さんが演じ、清原さんはそのマネジャー役で出演するほか、金子大地、風間俊介、上杉柊平、福原遥、桐山漣、富田望生、横田真悠らが共演する。柄本さんはオダギリジョー初監督の長編作品で、ヴェネチア国際映画祭ヴェニス・デイズ部門に正式出品された『ある船頭の話』で、主人公の船頭トイチ役を演じている。明治と大正のはざま。文明の波がひたひたと押し寄せ、時代の移り変わりに直面した山あいの村を舞台に、「本当に人間らしい生き方とは何か」を世に問う同作。ヒロイン役に川島鈴遥、そのほか村上虹郎、伊原剛志、浅野忠信、村上淳、蒼井優、笹野高史、草笛光子、細野晴臣、永瀬正敏、橋爪功らが集結した。「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」は10月3日(木)24時9分~読売テレビ・日本テレビ系で放送開始。2話は10日(木)24時9分~、3話以降は23時59分~放送。『ある船頭の話』は新宿武蔵野館ほか全国にて公開中。「行列のできる法律相談所」は9月15日(日)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年09月15日主演ドラマ「スカム」が好評を博した若手俳優・杉野遥亮が、生田斗真主演の新土曜ドラマ「俺の話は長い」に出演することが決定。杉野さんからコメントも到着した。「俺の話は長い」は、生田さん演じる“ダメ男”岸辺満の奮闘や挫折、それに翻弄されながら絆を深めていく家族を笑いながら見守るコメディーホームドラマ。先日、安田顕、小池栄子、清原果耶、原田美枝子と、家族を演じるキャストが発表されたが、今回出演が明らかになった杉野さんが演じるのは、満と光司(安田さん)が通う「Bar クラッチ」のバーテンダー・駒野海星役だ。「花にけだもの」や『覆面系ノイズ』、『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』など漫画原作の作品への出演が目立ち、今後は主演を務める『羊とオオカミの恋と殺人』の公開を控える杉野さん。今回の出演に関して「バーテンダーといえば、色気だったり、豊富な人生経験からくる大人の余裕がある人というイメージが自分の中であるので少し不安もありますが、これまでとは少し違った一面をお見せしていければと思います」と意気込み。また「生田さんをはじめとした頼れる先輩方に胸を借りてお芝居ができるのを楽しみにしています。僕自身、家族で見たいなと思う作品です。ぜひ一家団欒の話題になりますように」と期待を寄せている。「俺の話は長い」は10月12日(土)22時~日本テレビ系にて放送スタート。(cinemacafe.net)
2019年09月14日生田斗真主演の新土曜ドラマ「俺の話は長い」に出演する新たな俳優陣が決定。安田顕、小池栄子、清原果耶、原田美枝子が家族を演じる。大学卒業後コーヒーにはまり起業したものの失敗し、6年前から無職のニート。自分でも何とかしたい気持ちはある。だが、彼には屁理屈上手で口げんかだけは誰にも負けない…という特殊能力があり、現実逃避のために、「自分のふがいなさを人のせいにし」生き延びてきた。ところが、「夫が残した喫茶店を営む母親」に寄生しながら生活している彼の人生が、「マイホーム建て替えのため一時避難で転がり込んでくる姉家族」によって一気に動き出す…。先日、“お茶の間大乱闘”を主人公・満(生田さん)と繰り広げる家族として、姉、義兄、姪、そして母と、それぞれの幼少期写真が公開。そんな中、今回ついにこの4名を演じる俳優陣が発表!弟の屁理屈を単なる現実逃避と断じ、弟がこうなったのは母さんにも責任があると詰め寄る姉・秋葉綾子役を、先日最終回を迎えた「わたし旦那をシェアしてた」で主演を務める小池栄子。綾子の再婚相手で完全に尻に敷かれている夫・光司役に、「下町ロケット」「正義のセ」などの安田顕。綾子の元夫の子どもで娘の春海役を連続テレビ小説「なつぞら」でも話題となった清原果耶。満と綾子の母親・岸辺房枝役を大女優の原田美枝子が演じる。幼少期写真公開時は、SNS上で「義兄はヤスケンだなぁ!」「姪役って、、、 かやちゃんだよね!?」「姪 清原果耶 母 藤真利子 義兄 安田顕 姉 わからんww」などと予想が立てられており、見事正解していた人も。また、今回のキャスト発表に伴い、家族写真も公開。だるだるな生田さんも登場している。●キャストコメント●安田顕/秋葉光司役(義兄)生田君を筆頭に、素晴らしい共演者と面白い脚本に巡り合ったと思っています。岸辺家に住むちょっと変わった人たちの、家族としてのいい空気感を大切にしながら、家族ならではの会話の妙や、ほほえましい掛け合いを、気負わず、演じていければと思います。大笑いして見終わった後に、温かい気持ちになるようなホームドラマですので、ぜひご家族揃ってご覧ください。小池栄子/秋葉綾子役(姉)舞台で長いこと共演していた生田さんが主演、しかもホームコメディということで私自身とても楽しみです。家族って縁の切れない存在ですし、岸辺家みたいな会話がある家族ってすごく良いと思うんです。家族そろっての食事のシーンが多い作品なので、私たちがあーだこーだ言いながら料理に箸を伸ばしているところを、ぜひ家族みんなで、あーだこーだ言いながら見ていただければと思います。清原果耶/秋葉春海役(姪)自分自身、未知の世界に一歩踏み出すような気持ちで臨む作品ですが、生田さんをはじめ、頼りがいのある先輩方に囲まれて秋葉春海という役を生きられる事がとても楽しみでもあります。春海は少し複雑な事情を抱えた女の子です。でもこういったホームコメディ作品なので、家族との関係がどう描かれていくのかにも注目にしていただきたいです。日常の延長線として楽しんでもらえるような空気感の作品になるよう、演じていければと思います。原田美枝子/岸辺房枝役(母)ありそうでなかった、こんなに素敵なドラマの中にいられることを嬉しく思っております。普段はすごくシリアスな役をやることが多いので、明るくてのんびりしたお母さんを演じるのが楽しみです。脚本を読んで、家族ですき焼きを食べるだけでこんなに面白い掛け合いが生まれるのかとびっくりしました。ああ言えばこう言う、満くんをはじめ、一家の会話のキャッチボールの面白さを楽しんでいただける作品だと思います。放送を楽しみにお待ちください。「俺の話は長い」は10月12日(土)22時~日本テレビ系にて放送スタート。(cinemacafe.net)
2019年09月07日いま若手といわれる女優のなかで、活躍に期待が寄せられる1人に清原果耶(17)がいる。彼女を表現する代表的なワードは“透明感”。NHK連続テレビ小説『なつぞら』ではヒロインなつ(広瀬すず)の妹・千遥役として登場。事前のキャスト発表がなく、衝撃的な登場となったのは記憶に新しい。「オンエアを見た人から『びっくりした。果耶ちゃんだったんだね』というコメントをもらったりしました」(清原・以下同)そして放送中の『螢草菜々の剣』(NHK-BSプレミアム・毎週金曜20時~)では時代劇初主演を務める。武士の娘で、奉公先で献身的に勤める女中・菜々役だ。「菜々も私も目標に向かって少しずつでも前へ進もうとする部分が似ているかもしれません。姫か武士かと聞かれたら私は武士タイプかなと思います。全力を尽くして、嘘のない芝居をしたいという思いは強くあるので、そういう真っすぐな部分に通じるものがありました」デビューは13歳で出演した“朝ドラ”(『あさが来た』)。初々しい存在感で覚えている人も多いだろう。「あれから4年。あっという間でした。楽しいという感覚を失わずにずっとここまできているので、引き続き楽しみながら新しいことに挑戦して、いろんな景色が見られたらいいなと思います」『螢草菜々の剣』のエンディングでは歌声も披露している彼女。「歌うことは好きなので、また機会があれば挑戦したいです」目まぐるしく成長していく姿はまぶしいほど透き通っていた。
2019年08月04日NHK連続テレビ小説「なつぞら」に中川大志に続いて染谷将太が登場し、「アニメーション編」が俄然活気を帯びてきた。特に染谷さん演じる大型新人・神地が、次々と湧き出るアイディアをサラサラッと絵にしていく様子は「次元が違う」「インパクト強い」などの声を集めてトレンド入りを果たし、早くも視聴者を魅了している。さらに彼らだけではなく、いま大注目の若手女優たちが脇を固め、物語を締めていることに称賛の声が上がっている。中川&染谷ら加入で「アニメーション編」に新風「なつぞら」は広瀬すずがヒロインを務める朝ドラ通算100作目。戦争で両親を亡し、北海道・十勝で酪農を営む柴田家に引き取られた奥原なつが高校卒業後に上京、日本のアニメーション草創期に女性アニメーターとして活躍していく姿が描かれる。「LIFE!~人生に捧げるコント~」やCMの“細杉くん”などで振り幅の広さを見せる中川さんは、絵は描けないがアニメーションへの思い入れが強く、理屈っぽくて不器用な東洋動画スタジオの監督見習い・坂場一久を演じており、どうやらなつとの間に恋が生まれそうな予感?また、染谷さんが演じる神地航也の加入で、坂場となつ、麻子(貫地谷しほり)らが手掛ける短編アニメ「ヘンゼルとグレーテル」が大きく動き出した。抜群の画力と、柔軟で大胆な発想の持ち主で「面白い!」を連発する染谷さんはハマリ役で、「『バクマン。』の新妻エイジみたい」との声も上がる中、まさしく新風を呼び込んでいる。東洋動画は実在の東映動画(東映アニメーション)をモデルにしているが、坂場は故・高畑勲監督、神地は宮崎駿監督をモチーフにした人物らしい。清原果耶、圧倒的存在感で魅了「姉には会いたくないんです…」そんな中、5歳で生き別れたなつの妹・千遥が第14週(7月1日~6日)に登場、ひとり北海道の柴田牧場を訪れるエピソードが描かれた。誰が演じるのか注目を集めていた18歳になった千遥役は、なんと事前の告知がなく、ドラマ内で若手実力派・清原果耶であることが明かされると大きな話題に。清原さんといえば、2015年に朝ドラ「あさが来た」で女優デビュー。映画『3月のライオン』や『ちはやふる-結び-』『愛唄 -約束のナクヒト-』などほか、『新聞記者』の藤井道人監督×山田孝之プロデュースの『デイアンドナイト』では陰のある役柄で鬼気迫る演技を披露。昨年の初主演ドラマ「透明なゆりかご」では小さな命と真摯に向き合う看護師見習いの主人公を熱演し、高い支持を集めた。そんな清原さんが演じる千遥が突然、柴田牧場を訪ねてくるが、姉のなつ(広瀬さん)や兄の咲太郎(岡田将生)には「会いたくない」という。なつは柴田家、咲太郎は亜矢美(山口智子)のもとで育てられている間、千遥は東京の置屋で女将・光山なほ子(原日出子)の養女となっていたというが…。ある事情を抱える千遥を演じた清原さんの、ただうなづいたり、うつむいたりするだけで抑えた感情が見えてくる繊細な演技、電話の会話だけでホロホロと涙を流す姿などには「素晴らしすぎる」「演技うますぎる」など絶賛の声が続出。結局、急きょ東京から北海道に向かったなつたちと13年ぶりの再会を果たすことなく再び姿を消してしまった千遥には、ロスの声も上がっている。公式サイトのインタビューによれば、実際に撮影現場でも広瀬さんや岡田さんと顔を合わせることをしなかったという清原さん。「オンエアはあえて見ないようにしていました」と言い、「どのような生き方をしていたか、私自身も知らない方が、千遥としてピュアに演じられると思ってそうしたんです。さらに、スタッフの皆さんに配慮していただいて、現場でも広瀬さんと岡田さんにはまだ会っていないんです。たとえ舞台裏だとしても、会ってしまったら演技の臨場感が薄れてしまうのではないかと思ったので、会わないように調整していただきました」と、その役作りを明かす。“姉”広瀬さんとは『ちはやふる -結び-』で先輩・後輩として共演しており、「頼りになる力強くて優しいお姉ちゃんという印象があります」(同インタビュー)とも語っていただけに、2人の対面も見たかったような…。1週間だけの登場ながら、十分すぎるほどの余韻を残してくれた清原さん。 今後ますます引っ張りだこになるに違いない。福地桃子の夕見子が再登場!「もっと普通を疑え、なつ」再会直前で姿を消してしまった千遥と入れ替わるように帰ってきたのが、柴田家の長女・夕見子だ。久しぶりに現れたかと思えば、「女は働いて飯を作り、男は座って飯を待つ。(この家は)相変わらず遅れている」とズバッと言い放ち、“夕見子節”を炸裂させた。思えば、次女の明美(平尾菜々花)が千遥に見せた、なつや柴田家一同が写った写真は、そもそも夕見子が当時の女子としては珍しく北海道大学に現役合格したときに新聞が取材に訪れ、撮ってもらったものだ。夕見子はそんな事情を聞きながら、千遥の“決断”について「仕方ない」というなつたちに、それは自分の意志によるものなのか疑問を投げかけ、母(松嶋菜々子)の価値観にも苦言を呈し、まるでウーマンリブの先駆け的存在のよう。「見てて気持ちいい」「進学してパワーアップしてる」「モヤってたことを夕見子が斬っていくスタイル良い」などの声が上がっている。そんな夕見子を好演して話題となっているのが、朝ドラ初出演の福地桃子。2016年に女優デビューし、映画『あまのがわ』『あの日のオルガン』、ドラマ「チア☆ダン」などに出演してきたが、今作で演じた夕見子の率直で聡明な物言いが視聴者の心をつかんで大人気に。ドラマの舞台が東京・新宿に移ると“夕見子ロス”の声が相次ぎ、第53話(5月31日放送)、東洋動画に入社が決まったなつに長距離電話で祝福を贈るシーンに登場するとトレンド入り、6月には“合格”した北海道大学の学園祭にも呼ばれた。7月19日(金)には、札幌ドームで行われる北海道日本ハムファイターズ戦のファーストピッチセレモニーに登場予定という。そんな福地さん演じる夕見子が、「あんたが絵描きになるのも必然だったんだね」となつに言うのだから、納得せざるを得ない。しかも、第16週(7月15~20日)のサブタイトルは「なつよ、恋の季節が来た」だが、夕見子にも恋の季節が!?「俺のスカート、どこ行った?」に出演していた須藤蓮が登場することが分かっている。伊原六花はあの学校のOG!「モモッチって呼んで」東洋動画で仕上げ課に配属されたなつの隣の席にいたのが、“半年”先輩の森田桃代。セル画の彩色について質問を投げかけるなつに、逐一応じてくれる明るく優しい先輩で、「慣れたらモモッチって呼んで」と自ら言うのが可愛いと評判となった。桃代は高校卒業後、絵が好きという理由だけで、漫画映画のことは全く知らずに東洋動画に入社。いまでは、千遥のことや天陽(吉沢亮)のことでモヤるなつが「モモッチと話していると気が楽になる」とこぼす親友となっている。演じているのは、“バブリーダンス”で有名になった大阪府立登美丘高校の元キャプテン、伊原六花。2018年に「チア☆ダン」でドラマデビューを果たし、今回、朝ドラに初出演。4月からドラマシリーズが放送&配信され、劇場版が現在公開中のタイムスリップ恋愛ファンタジー『明治東京恋伽』では主演をつとめている。「親しみあるモモッチを演じたい」と事前に語っていた伊原さんだが、そのフレッシュでナチュラルな演技は注目を集めており、アニメ映画「わんぱく牛若丸」の完成慰労会では仕上げ課女子による「お祭りマンボ」を披露し、“バブリーダンス”時代を彷彿とさせるひと幕も。彼女の屈託のない明るさや鋭い分析眼が、なつ&坂場の恋を盛り上げることになりそう!?渡辺麻友&大原櫻子らにも注目なつと同じ下山(川島明)班のアニメーターで、おっとりとした“メガネ女子”三村茜を演じているのが、朝ドラ初出演の渡辺麻友。繊細な絵作りが評価されて、なつより一足先にアニメーターとなり、次第に漫画映画の面白さにひかれていくという役どころ。「AKB48」卒業後、女優としてミュージカル版「アメリ」や福田雄一演出「シティ・オブ・エンジェルズ」、時代劇ドラマなどに出演してきた渡辺さんだが、今作ではアイドルオーラを封印。個性派揃いの東洋動画アニメーターの中で、一番落ち着いていて、時々、突拍子もないアイデアを出す天才肌のなつたちとはまた違う味わいを出している。モチーフとなったのは、後に宮崎監督夫人となる大田朱美さんといわれており、染谷さん演じる神地と何かが起きるのか期待大。さらに、千遥の一件で北海道に帰省したなつと対面を果たしたのが、天陽(吉沢さん)の結婚相手・山田靖枝。青年団の演劇を手伝っていたときに、舞台美術を担当した天陽と知り合ったという。天陽の兄・陽平(犬飼貴丈)から結婚したとは聞いていたものの、天陽から「やっちゃん」と呼ばれ、彼が絵を描くことも大事に思っている靖枝に、なつは内心複雑な様子。天陽の紹介も「東京で兄貴と一緒に漫画映画を作ってる、あのなっちゃん」と、ちょっと含みのある言い方に聞こえたのは気のせいか。その靖枝役を演じるのは大原櫻子。吉沢さんとは『カノジョは嘘を愛しすぎてる』やドラマ「水球ヤンキース」で共演経験があり、広瀬さんとはファンも認める仲の良さで知られ、広瀬さん主演『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』では主題歌と挿入歌を担当した。今後も登場機会はあるのか、注目だ。また、青年団の演劇を主催していると久々に名前が出たのが、十勝農業高校のよっちゃんこと居村良子だ。演じるのは、『チア☆ダン』や『SUNNY 強い気持ち・強い愛』でも広瀬さんと共演している富田望生。「3年A組―今から皆さんは、人質です―」も記憶に新しいが、千遥役の清原さんとはNetflix「宇宙を駆けるよだか」で体が“入れ替わってしまう”関係を演じており、こちらにも縁が。一方、新宿には、中村屋をモデルにした「川村屋」のウエイトレス・三橋佐知子役として、「とと姉ちゃん」や「メゾン・ド・ポリス」でも注目を集めた水谷果穂が出演。疎開中に空襲で両親を亡くした、なつと同じ戦災孤児で元ルームメイトだ。そして第88話(7月11日放送)で「声優のプロダクション」をつくると宣言した咲太郎(岡田さん)が引き入れるのが、役者に“転身”した小畑雪次郎(山田裕貴)と土間レミ子。レミ子はクラブ「メランコリー」の歌手・煙カスミ(戸田恵子)の付き人だったが、雪次郎とともに劇団「赤い星座」に入団。咲太郎に好意を寄せている。演じるのは、「オフィス3○○」や「唐組」などの舞台経験も豊富な藤本沙紀。好きなことのために、どんなときでも一生懸命なレミ子の存在はいいアクセント。咲太郎が設立するのは「青二プロダクション」がモデルではないかという声が上がっており、亀山蘭子(鈴木杏樹)や雪次郎と声優の仕事をしていくことになりそうだ。(text:Reiko Uehara)
2019年07月13日タレントでキャスターの河西歩果(かわにし ほのか)が6日、東京・渋谷のSHIBUYA TSUTAYAで1st写真集『plumeria』(発売中 2,778円税抜 東京ニュース通信社刊)の発売記念イベントを行った。昨年10月に現役女子大生ながらも報道番組『news zero』(日本テレビ系)のキャスターに抜てきされた河西歩果。大学を卒業した現在も、フィギュアスケートのインターハイ準優勝という経歴をいかし、現地取材やスタジオでのリポート、 お天気やカルチャー情報を伝えるなど、精力的な活動で話題を集めている。そんな彼女が初めてとなる写真集を23歳の誕生日となる7月1日にリリース。河西の大好きな場所だというインドネアシアのバリ島で撮影され、無邪気な笑顔のほか、ドキッとする大人の表情など、河西が魅力が凝縮された1冊となっている。初めての写真集を手にしながら「素の私を撮っていただこうと、テレビでは見せられない少し気の抜けたようなものを撮れたらいいなと思って臨みました。テーマは"素の歩果カラー"ですね(笑)」と説明した河西は「全く緊張しませんでした。カメラマンさんやスタイリストさんとは何回かご一緒してましたし、チーム全体がすごく仲良しだったので、旅行するような気分で緊張することなくナチュラルな姿を見せられたと思います」と自然体のカットが掲載されているという。「普段応援してくださる方はもちろんですが、今回はリゾート地なのでお洋服とかリゾートコーデになっています。かわいいお洋服やロケーションも素敵なので、旅行の参考になるように女の子にも見てほしいですね」とアピールした。7月1日に23歳の誕生日を迎えたということで、会見中にはサプライズでバースデーケーキを贈呈。うれしそうに満面の笑みを浮かべながら「欲を言えばレギュラーがもう1個欲しいですね。今はキャスターとして1年も経ってない状態なので、毎日毎日吸収している段階なんですが、番組内で自分の意見が言えるぐらい芯を決めていきたいです」と23歳の目標をあげつつ、「フィギュアスケートを15年間やってきたので、スポーツのインタビュアーとして色んな現場に出ていきたいです!」と意欲を見せていた。
2019年07月07日俳優の横浜流星が6日、都内で行われた主演映画『愛唄 -約束のナクヒト-』Blu-ray&DVDの発売記念トークイベントに、丸山文成プロデューサーとともに登場した。GReeeeNの楽曲「キセキ」の誕生までを描いた映画『キセキ -あの日のソビト-』(2017年公開)。それに続く第2弾となる本作は、「キセキ」と双璧をなすGReeeeNの名曲「愛唄」に込めた思いを映像化し、恋に出逢った若者の成長により生まれた「愛唄」という奇跡を描く。メイキング写真を投影しながら、撮影時を振り返る横浜。「クランクインの前日はいつも寝れないんですよ」と明かすと、集まったファンからも驚きの声があがる。実際の高校時代は「2年生から(烈車戦隊)トッキュウジャーに捧げた」という横浜は、「『トッキュウジャー』でこの世界生きてこうと決めたので。1年間役と作品に向き合うことってなかできない経験だし、そこで芝居の面白さにも気づいた。ちょうど大学進学を考えるときに、親と相談して『やりたいことをやれ』と言ってくれて、今やりたいのは芝居だなと思ったので、この世界で生きてこうって決めましたね」 と振り返った。『トッキュウジャー』について丸山プロデューサーに聞かれると、横浜は「原点ですね。まだ初々しい棒読みだったりとか。キメキメだし、クールでかっこつけてるんで」と照れ笑い。「ちょうど5年ぶりにみんなで会ったんですよ。(志尊)淳もいました」と語る。しかしスクリーンに、夜明けのシーン撮影後の清原果耶とのポーズが映し出されると、「これはトッキュウジャーじゃないです! 朝一だったし、テンション高くなっちゃって、その場のノリで作ったポーズです」と弁解していた。飯島がギターと歌声を披露する場面では、「すごく大事なところだったので、『飯島、お前にかかってるぞ』というプレッシャーをかけたりして」とニヤリ。「期待以上のものを見せてくれたので。撮影も終盤だったし、感情がこみあげてくるものがすごくあって、龍也(飯島)の顔もすごくいいし、ストレートに来て、涙が止まらなかった」と真摯に語る。しかし、リハーサルと飯島寄りの撮影で泣きすぎてしまったために「徹(横浜)側撮るときは、もう枯れちゃってるんです。だからそんな泣いてないかもしれないです」と苦笑した。飯島については「『仮面ライダー(エグゼイド)』が終わってすぐでしたからね。彼もすごく悩んでて、悩みも共感できるから」と説明。「彼の吸収力と素直さにすごく刺激をもらったというか。すごく明るくて、一見かっこつけてるんですけど、それがすごくかわいくて。現場を明るくしてくれたありがたい存在です」と表した。また「泣き芝居が得意じゃない」と言いつつも、「『愛唄』きっかけで涙が流せるようになった感じです。『はじこい』(『初めて恋をした日に読む話』)もそうですし。感情を少しずつ解放できてきたのかな」と明かす。クランクアップ時のコメントが長すぎたという丸山プロデューサーからの指摘には、「1時間くらい話してた。愛唄に対する思いが強すぎて。周りが帰りたそうにしてたのわかってんたですけど、『いや、自分の思いを全部話す!』と思って、1時間くらいかかった」と、同作への思いの強さをうかがわせた。
2019年07月06日元モーニング娘。でタレントの市井紗耶香(35)が来月の参院選に立憲民主党から比例代表候補として出馬することを、一部スポーツ紙が報じた。記事によると市井が子どもの安心・安全に高い関心を持っていると同党関係者の耳に入り、そこからトントン拍子で話が進んだのだとのこと。市井は声をあげたくてもあげられない母親たちと国会の橋渡し役を目指しており、近く出馬会見を行うという。また一部全国紙によると党内手続きを経て近く発表すると、複数の党幹部が明らかにしたというのだ。「立憲民主はすでに参院選比例の候補としてアカペラグループ・RAG FAIR元メンバーの奥村政佳氏(41)、元格闘家の須藤元気氏(41)、筆談ホステスとして知られる斉藤里恵氏(35)の擁立を決定。さらにモー娘。人気全盛時代のメンバーだった市井さんを擁立し、票の積み上げを狙っているようです」(永田町関係者)しかし市井出馬のニュースに対し、有権者であるネットユーザーからは厳しい声が続々。《2歳の子のお母さんはもっとするべきことがあるんじゃないですか?》《止めておいた方が良いと思う。彼女にとっても党にとっても》《きちんとした政治を学んだ人に出馬してほしい》「早朝から市井さんのツイッターには批判が殺到。耐えきれなかったのか、そういった類いのコメントを削除していました。SPEEDメンバーだった自民党の今井絵理子参院議員(35)同様、“若い頃から芸能活動に全力を注いできたのに、どれだけ政治的な活動ができるのか”と疑問の声が上がっているようです。知名度は抜群ですが、これだけ批判があるとすれば当選できるかは微妙かもしれません」(前出・永田町関係者)
2019年06月25日朝ドラ「ひよっこ」をはじめ数々の名作を手掛けてきた脚本家・岡田惠和と、俳優としても活躍する「銀杏BOYZ」峯田和伸が紡いだ青春と恋の物語を映画化した『いちごの唄』。本作には、いま話題の“アツい”若手女優陣が出演していることも見どころのひとつとなっている。古舘佑太郎と石橋静河が主演を務め、「銀杏BOYZ」の恋と友情を歌う名曲たちと本作のための描き下ろし新曲「いちごの唄」が本編を彩る青春映画となる本作。まず、古館さん演じる主人公・コウタのアパートの隣室に住んでいるパンク好きのお姉さん・アケミ役を演じるのは、岸井ゆきの。現在公開中の主演映画『愛がなんだ』では、好きな人を想う気持ちが止まらない主人公・山田テルコの姿をリアルに演じており、多くの女性の共感を得て大ヒットとなっている。本作では一転、口調の荒いパンクロッカー役に。その姿はまるで『愛がなんだ』のマモルが恋する、サバサバとした性格の“すみれ”のよう!?テルコとも、「まんぷく」のタカちゃんともまるで違う役を演じる岸井さんのカメレオンぶりに注目。コウタが想いを寄せるあーちゃんの中学生時代を演じるのは、初主演ドラマ「透明なゆりかご」での演技が絶賛され、『愛唄-約束のナクヒト-』『デイアンドナイト』など話題作のヒロインを演じ、女優として、ファッションモデルとして大ブレイク中の清原果耶。7月6日より放送の「連続ドラマW 湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー」では、寺島しのぶ、足立梨花、中村ゆり、倉科カナ、伊藤歩と並び第3話の主演を演じ、8月放映のNHK特集ドラマ「マンゴーの樹の下で~ルソン島、戦火の約束~」では、戦後の昭和・平成を生き抜いたヒロイン・凛子を、岸惠子とのリレー形式で演じるなど、その実力を発揮させている。本作では、瑞々しくもどこか寂しさを感じさせるヒロイン・あーちゃん(石橋さん)の少女時代を繊細に演じている。また、コウタがボランティア活動先で出会う女の子役に、『三度目の殺人』『万引き家族』など是枝裕和監督作品の常連として活躍、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』では南沙良と主演をつとめた蒔田彩珠。志尊淳が6人の女性を魅了する、制作者集団「分福」によるプロジェクト「潤一」では、“潤一”の虜となる女性のひとりを演じることでも話題となっている。本作では「銀杏」ファンがこぞって好きなシーンと挙げる、“音楽の力”を感じさせてくれる重要なシーンで登場を果たしている。さらに、コウタの弟の彼女・かずみを演じるのは、大河ドラマ「真田丸」や『サクラダリセット』『散歩する侵略者』で一気にその素質を開花させた恒松祐里。現在放送中のドラマ「都立水商!~令和~」で複雑な事情を抱えて水商売を目指す女の子を演じており、今年だけで『アイネクライネナハトムジーク』『殺さない彼と死なない彼女』など、すでに5本の映画の公開が決定している恒松さん。香取慎吾主演の『凪待ち』では、香取さんが演じる主人公のパートナーの娘を演じたことで話題を集めており、目が離せない存在となっている。いま引く手あまたの最旬女優たちにも、ぜひ注目してみて。『いちごの唄』は7月5日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:いちごの唄 2019年7月5日より新宿ピカデリーほか全国にて公開Ⓒ2019『いちごの唄』製作委員会
2019年06月03日映画『うちの執事が言うことには』(公開中)の君にありがとう御礼舞台挨拶が30日に都内で行われ、永瀬廉(King & Prince) 、清原翔、神宮寺勇太(King & Prince)、久万真路監督が登場した。同作は、高里椎奈による同名小説を実写映画化。シリーズ累計35万部を売り上げ、コミックス化もされている。英国帰りのメガネ男子で、社交界の名門・烏丸家第27代当主となる主人公・烏丸花穎(永瀬)が、青年執事・衣更月蒼馬(清原翔)とともに、烏丸家を襲うピンチに立ち向かう。「君にありがとうを伝えようBOX」から出てきた指示に従い感謝の気持ちを示す、というコーナーでは、神宮寺が清原にハグすることに。「え〜」という声も上がったが、神宮寺は「まだ、ここ(清原&神宮寺)の需要がわかってないですね」と一蹴し、「翔くんにはいろいろ撮影中もサポートしていただいたりとか、裏でも楽しく僕らときゃっきゃ言ってくれたりして、ありがたい気持ちでいっぱいです。君にありがとう!」と感謝の気持ちを述べる。しかし、神宮寺が清原に抱きつこうとした瞬間に永瀬が飛び出し、乱入のハグ。急展開に客席は悲鳴で盛り上がり、清原は「あんだけ俺に対しての感謝の言葉の後!」と抗議、神宮寺は「まったく打ち合わせしていません」と驚いていた。一方清原は「ありがとうの手紙」という指示にしたがい、永瀬への感謝を手紙風に伝える。「背景、永瀬廉様。あなたと出会ったのはちょうど1年前ですね。僕はあの日から、King & Princeを応援の眼差しで見ています。でも、僕がKing & Princeの中で一番好きなのは、岸(優太)くんです。これからも、よろしくね」と語ると、永瀬は「よろしくできるかいな」と不満げ。清原は「岸くんありがとう! まじで会ったことない」と笑顔を見せた。さらに永瀬がプレゼントをあげることになり、大きい方を清原、小さい方を神宮寺に渡すと、清原が当たりの「上流階級の紅茶」を手にする。最後に、監督からは本当の手紙が読み上げられた。久万監督は「神宮寺くんは撮影のとき、何も言わずにもくもくと僕の要求に応えてくれました。僕がけっこう無茶振りをして、最後のシーンも結構粘ったりして、10テイクぐらい撮ったりしたんですけど、文句も何も言わずに、僕の要求をただただこなすということに終始してくれた」「清原くんは執事をやるということで所作にすごく苦労しててすごく大変そうで、厳しいことも言いましたが、それに応えて立派な執事をやってくれたことをすごく感謝しています」と言葉を読み上げる。永瀬には、「演技経験が少ないという中で『どう演じたらいいんですか』ということをすごく聞いてきて、どうなるかなと思ったんですけど、技術的なことではなく、花穎になりきってくれた」と感謝。「『泣けない』と言っていたんですが、本当の花穎の涙で撮影できたこと、そこまで永瀬くんが花穎になりきったことにすごく感謝しています」と熱い思いを伝えた。永瀬は「めちゃめちゃ濃くて、今、心がめっちゃあったまりました」と喜び、清原も「直前までふざけてたんで、どういう風にきいたらいいのかと思ったんですけど、良かったです」としみじみ。神宮寺は「監督から手紙という演出も初めてだったし、どうやればいい作品になるかを一番考えてくれてたので、すごいあったかい気持ちになりました」と互いに感謝しあっていた。
2019年05月30日寺島しのぶ、足立梨花、清原果耶、中村ゆり、倉科カナ、伊藤歩という原作キャラクターの再現性を重視した実力派女優たちが集う、「連続ドラマW 湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー」から特報映像とポスターが解禁となった。本作は人気作家・湊かなえが、人間の情念をえぐり取るように母と娘、姉と妹、友達、男と女の複雑な関係を描き、直木賞候補作となった短編集を連続ドラマ化。登場人物それぞれが犯してしまう過ちは、角度を変えれば成功あるいは幸福にも見えてくる。“人生も人間も、ある一面だけで判断することはできない”ことが、このドラマの最大のテーマとなっている。そんな本作のポスターが完成。寺島さんら6名の主演女優の写真に入っている“タイトル”と“役名”はそれぞれの直筆。“タイトル”には「ポイズンドーター」「ホーリーマザー」など、各話を象徴するキーワードともいえる気になる言葉が並んでいる。加えて、“ポイズンワールド”が垣間見られる特報映像も公開。映像中に流れるのは、子どものころに聞いたことのあるような、懐かしくも、どこか怖さと“中毒性”のあるメロディー。これはドラマオリジナルソングの「だいじな子」。本作の世界観を表現するためにエンディングテーマとして作曲され、ドラマ本編のエンディングでは、各話に登場する“毒(ポイズン)”を抱えた女性たち6名が歌いつなぐ仕掛けも。今回の特報でも、彼女たちの不穏な歌声を耳にすることができる。各話主演女優以外にも、話題性豊かなキャスト陣が並んだ本作。第1話「ポイズンドーター」には注目の若手女優・山田杏奈、「M-1グランプリ」2017年王者でもあるお笑い芸人・村田秀亮(とろサーモン)、ドラマ初出演の元NHKアナウンサーの登坂淳一らが出演。第3話「罪深き女」では、高橋優斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)が殺人犯役で鮮烈な演技を見せるなど、全話でメインキャスト総勢37名という豪華競演が実現。さらに、ある物語の登場人物が、別の物語でも鍵を握る人物として登場するなど、この“ポイズンワールド”の中には様々な仕掛けが隠されているという。「連続ドラマW湊かなえポイズンドーター・ホーリーマザー」は7月6日22時より毎週土曜WOWOWプライムにて放送(全6話)。※第1話無料放送(text:cinemacafe.net)
2019年05月28日NHKが、特集ドラマ「マンゴーの樹の下で~ルソン島、戦火の約束~」の制作開始を発表。岸惠子、清原果耶、林遣都、安藤サクラら出演者も発表された。本作は、太平洋戦争の中で最も凄惨を極めたフィリピン攻防戦の渦中、辛くも生き残った女性たちが書き残した戦争体験を基に描く、終戦の日関連の特集ドラマ。凛子と綾が営む駅前の小さな写真館は、綾が亡くなり、平成の時代に入り、店をたたもうとしていた。そんなところに、昭和20年のマニラ空襲で亡くなったはずの綾の弟から一通の手紙が届く。フィリピン人社会に紛れ込み溶け込むことで生きてきた弟が、綾の住所を探し出し送ってきたのだ。そして、凛子の胸にあのルソン島の日々、そして、凛子と綾だけの秘密がよみがえってくる…というあらすじだ。「豊饒の海」「地を渡る舟」を手掛けた長田育恵が描く本作では、戦後の昭和・平成を生き抜いたヒロイン凛子を、岸惠子と清原果耶がリレー形式で演じるほか、渡辺美佐子、山口まゆ、林遣都、大東駿介、福田転球、伊東四朗が出演。さらに、連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインを演じた安藤サクラが、同作後初のNHKドラマに出演。伊東さんの娘役を演じる。特集ドラマ「マンゴーの樹の下で~ルソン島、戦火の約束~」は8月8日(木)22時~NHK総合テレビにて、8月中にBSプレミアムで89分版を放送予定。(cinemacafe.net)
2019年05月11日5月17日公開の映画『うちの執事が言うことには』の公開記念パーティが7日、東京・豊洲のアニヴェルセル豊洲で行われ、永瀬廉(King & Prince)、清原翔、神宮寺勇太(King & Prince)が出席した。累計発行部数110万部を超える高里椎奈原作のミステリー小説『うちの執事が言うことには』を、豪華キャストで実写映画化した本作。主人公の名門・烏丸家第27代当主の烏丸花穎には、King & Princeの永瀬廉。当主としては未熟で世間知らずも頭脳明晰なキャラクターを繊細に演じ、映画初主演を果たした。永瀬が演じる花穎の新米執事には清原翔、そして大学生でありながら起業家でもある赤目刻弥役を永瀬と同じKing & Princeの神宮寺勇太が演じ、本作がスクリーンデビューとなる。主演の永瀬は「普段僕らが過ごしているような生活とはかけ離れているので、非日常な生活を演じられると思うと楽しそうだし人生で初めてのリムジンの乗り心地が良くて羨ましいと思いました。世界観を楽しんでいただけたらと思っています」とアピールした。執事役の清原は「映像でしか見たことがない執事をどう演じればいいんだろうというのがありました。所作とか動作がきれいなので、撮影になると大変そうだなと思いましたね」と話し、永瀬からは「執事ってめちゃくちゃ重いティーポットを持っているんです。それをずっと1カ月やっていました」と称賛の言葉。永瀬のコメントに「左手筋肉痛でした(笑)」と苦笑いを浮かべた清原は、永瀬についても言及し、「最初の頃はわがままな当主にしか見えなかったし、撮影の裏でもわがままなんですよ。僕の横に水が置いてあって、『ちょっと取ってくれへん?』って。何で撮影の合間にと思いましたよ(笑)」と暴露。それを聞いた永瀬は「それはごめんなさい(笑)。役が降りちゃうと抜けられないんです(笑)」と平謝りだった。イベントではクイズのコーナーで本作の一部がお披露目され、劇中で花穎と刻弥が初めて出会うシーンで、刻弥が花穎に抱きつくシーンも。同シーンについて神宮寺が「ハグが一番緊張しました」と明かせば、永瀬が「なんか知らないんですけど、(神宮寺が)めっちゃ照れるんですよ。ハグされる方は分かるですけど、する方がめっちゃ照れるなんて(笑)」と苦笑い。MCから「今すぐにでも出来ますよね?」と促されて観客から拍手が起きるも、神宮寺は「出来ない出来ない(笑)。やりません(笑)」とハグがよほど恥ずかしいのか、拒否反応を示していた。映画『うちの執事が言うことには』は、5月17日より全国公開。
2019年05月08日湊かなえ原作ドラマ「ポイズンドーター・ホーリーマザー」に、「HiHi Jets/ジャニーズJr.」の高橋優斗が出演することが分かった。本作は、これまでも多くの小説が映像化されてきた作家・湊氏が、母と娘の関係を軸にしながら、人間の情念を抉り取るように描き、第155回直木賞候補作ともなった同名短編集のドラマ化。全6話の各話に“ポイズン(毒)”を抱えた女性たちが登場し、表題作の主演として寺島しのぶを迎える。第1話「ポイズンドーター」、第2話「ホーリーマザー」では、寺島さん演じる過干渉な母・佳香と、足立梨花演じる逆らえない娘・弓香が2話を通して対峙。第3話「罪深き女」は清原果耶、第4話「ベストフレンド」は中村ゆり、第5話「優しい人」は倉科カナ、そして第6話「マイディアレスト」は伊藤歩が主演を務める。そんな豪華キャストが顔を揃える中、本作の第3話、連続殺傷事件を起こしてしまう青年・黒田正幸役として高橋さんが出演決定。正幸は、幼い頃に主人公・幸奈(清原さん)が住むアパートの上の階に住んでおり、一緒に遊ぶなど近い関係だったが、大人になり、幸奈との再会直後、9人もの連続殺傷事件を起こして逮捕されてしまう。今回のオファーに「お話を頂いた時はとても嬉しかったです!演技の経験もほとんどない僕がまさか正幸のような大きな役を演じさせていただけるとは思いもよりませんでした」と喜んだ高橋さん。また、「作品の世界観がすごく面白く、とにかく自分がこの作品を壊さないように誰よりも正幸の事を知り、自ら感じた黒田正幸と言う人物に入り込めるように、今自分自身にできるベストを尽くしました」と役をやり切ったと明かし、「視聴者の皆様にはこの作品の世界観を楽しんでいただき、観終わったあとに今までの自分にももしかしたら当てはまってるかもと少しぞっとしていただけると嬉しいです!」とコメントしている。「連続ドラマW湊かなえポイズンドーター・ホーリーマザー」は夏、WOWOWプライムにて放送予定(全6話)。(cinemacafe.net)
2019年04月27日湊かなえの第155回直木賞候補作となった短編集を連続ドラマ化する「ポイズンドーター・ホーリーマザー」。この度、先日発表された寺島しのぶに続き、各話の主演キャストが決定した。原作は、人気作家・湊かなえが、母と娘の関係を軸にしながら人間の情念を抉り取るように描き、第155回直木賞候補作ともなった同名短編集。母と娘、姉と妹、友だち、男と女…愛おしい愚か者たちが織りなす6つの物語には、“ポイズン(毒)”を抱えた女性たちが登場する。「自分は毒親なのか私は毒娘だったのか。今まで生きてきた自分の人生も振り返りつつ、今1人の息子を持つ母としてどういう感情がこの作品に投影できるのか、楽しみ」と語っていた寺島さん。第1話「ポイズンドーター」、そして第2話「ホーリーマザー」では、そんな寺島さん演じる過干渉な母・佳香と、足立梨花演じる逆らえない娘・弓香が2話を通して対峙する。そして、第3話「罪深き女」では清原果耶が全ては自分のせいだと信じ続ける少女・幸奈を、第4話「ベストフレンド」では中村ゆりがライバルに嫉妬心を燃やしながら脚本家を目指す涼香を、第5話「優しい人」では倉科カナが優しすぎて殺人を犯してしまう明日実を、第6話「マイディアレスト」では伊藤歩が奔放な妹と対照的に愛猫だけに心を開いて生きてきた淑子をそれぞれ演じ、原作のキャラクターの再現を重視したキャスティングが実現した。足立さんは「寺島さんの娘役、そして1、2話という大事な話数、表題のお話。不安で仕方ありませんが、頂いた弓香という役を自分なりにやり切ったと思います。寺島さんとのバトルにも注目してほしい」とプレッシャーを乗り越えて演じた役についてコメント。また清原さんは、「撮影中は異世界にのめり込んだような、そんな感覚でした」とふり返りながら役と向き合ったことを明かし、「ただ一つ言えるのは、きっと彼女もこの世界のどこかに存在していて生きているという事。リアリズムを常に掲げ、キャスト・スタッフの皆さんとぶつかり合いながら作り上げました」と手応えを覗かせる。湊氏の原作に「夢中になりました」と明かすのは、「ベストフレンド」のエピソードを担う中村さん。「ライバルに心を燃やす役を演じさせて頂き、誰もが何か頑張っているからこそ抱く、劣等感や不甲斐なさ、悔しい思いに素直に共感しました」とコメント。“優しすぎる”ゆえに殺人を犯してしまうという役に挑んだ倉科さんは、「役で居ることが辛かった」と吐露。「本当に毒々しいドラマだな…完璧に清い人なんているのだろうか? って私は思います。毒があるからこそ生々しい、寧ろ美しく、魅力的、この作品は私達の大好物の作品です」と語る。そして伊藤さんも「この作品の世界観が大好き」とコメント、「とても愛着のある役を演じることができて、とても幸せな時間を過ごすことができました。1話1話濃厚な作品が詰まっています。一瞬一瞬に想いを込めて演技をしているので、是非、皆さんに見て頂けたら」と期待を寄せている。それぞれの場所でそれぞれに生きる女性たちが抱く激しい情念や苦悩、そして冒してしまう過ち。だが、それは見る角度が異なれば成功であり幸福でもある。人生も人間も、ある一面だけで判断してはならない、それがこの作品集の最大のテーマとなっている。彼女たちが棲むある共通した場所、それは執念、恐怖、切迫、呆然、驚愕、爽快、感動、様々な感情が満ち溢れるいわば「ポイズンワールド」。そこに生きる彼女たちのほかにも、総勢数十名以上の実力派俳優たちが豪華競演を果たすという。1話「ポイズンドーター」&2話「ホーリーマザー」ストーリー女優・藤吉弓香(足立梨花)は、自分を思うようにコントロールしようとする母親・佳香(寺島しのぶ)の存在に小さいころから悩まされてきた。佳香は、弓香にとってまさに「毒親」。佳香に反発して上京した弓香だったが、束縛から逃れられていたわけではなかった。佳香が裏で動いたことで男と別れ、大切な仕事を失っていたと知った弓香はトーク番組で佳香を告発、それが大きな反響を呼ぶ。一方、佳香を知る周囲の人間たちから見れば佳香は、決して「毒親」などではなく子ども想いの良き母親だった。弓香の発言を聞いた佳香は、自分の人生をふり返ることになり、「子離れ」を決意するが…。「連続ドラマW湊かなえポイズンドーター・ホーリーマザー」は今夏、WOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年04月16日俳優の田中圭と清原果耶が出演するソフトバンクの新TVCM「卒業」篇と「恩師」篇が、3月8日(金)より放送開始。秦基博が書き下ろしたオリジナル楽曲「仰げば青空」が流れる、この時期ピッタリのCMが完成した。秦基博が“卒業”を歌う現代を生きる人々の生活に欠かせない“音楽”を主役に展開する「SoftBank music project」の第5弾として制作された今回の新CM。「いきものがかり」「クリープハイプ」など様々なアーティストとコラボレーションしてきたが、第5弾の「卒業」篇では、シンガーソングライターの秦さんとコラボ。このCMのために書き下ろしたオリジナル楽曲「仰げば青空」がテーマソングになっている。田中圭&清原果耶の言葉が涙誘う…高校生役として清原さん、教師役として田中さんが登場する新TVCMでは、卒業式に臨む清原さんと田中さんの1日、学生生活の思い出をふり返る映像がドキュメントタッチで描かれる。清原さんの卒業生代表の答辞に涙を流す生徒たちや、式を終えて迎えた最後のホームルームで、担任の田中先生が「人生に迷うことがあったらいつでも先生のところに戻ってきてください」とはなむけの言葉を贈るシーンなど、感動的な場面が映し出される。最後には、桜の木の下で笑顔で集合写真を撮る…というストーリー。新CM「卒業」篇新CM「恩師」篇――撮影エピソード卒業式の撮影は、数百人の卒業生と保護者、先生役のエキストラが参加し、清原さんの読む答辞には出演者はみな胸を打たれていたという。また、CMには卒業式のシーンだけでなく、高校生活をふり返るシーンもあり、修学旅行で清原さんたちが枕を抱えて思い思いのポーズを決めているシーンは、実はこのカットの前に監督から「今日一番のテンションで枕投げをしてください!」というリクエストがあり、真剣モードになるという下りも。廊下で文化祭のダンスを練習するシーンでは、友だち役の女性が「すみません、間違えました」と自らNGを告白すると、清原さんは「私が引っかかったからです。ごめんなさい」と優しくフォローする場面もあったという。さらに、最後のホームルームで田中先生が生徒たちにメッセージを贈るシーンは、3台のカメラを使用し長回しで撮影。30秒のCMで流れる映像はごく一部だが、実際の撮影では台本にして565文字のセリフを、5分以上も時間をかけて熱く語りかけており、その迫真の演技には、生徒はもちろん、保護者役の人たちも感極まって涙する人が続出したとか。清原果耶、卒業までに「家族みんなでどこか旅行に行きたい」答辞を読むシーンは本番前からずっと緊張していたと話す清原さんは「無事に終えることができて、良かったです」とホッとした様子。また、現在高校2年生の清原さん。今回少し早いリハーサルとなってしまったが、「今は大阪の実家から通っている形なんですけど、高校を卒業したら上京する予定です。それまでに、家族みんなでどこか旅行に行きたいです。家族みんなで出かけることがなかなかできなくなると思うので」と卒業までにしたいことを明かした。今回の新CMは、卒業シーズンにオンエアということで、「ご卒業おめでとうございます。高校3年間で皆さんが友達や周りの人と育んできた思い出をしっかりと胸にとどめて、これからそれぞれの人生を歩んで行っていただけたらと思います。高校3年間、お疲れ様でした!」と間もなく卒業を迎える全国の高校生へ、メッセージを贈った。田中圭、全国の卒業生へ「目一杯生きて」今回先生役に挑戦した田中さんは、実際に先生になれるとしたら「憧れっていう意味では、自分が全然しゃべれないので、英語の先生をやってみたいですね」とコメント。秦さんの「仰げば青空」については、「秦さんの歌がすごく好きで、少しだけ交流というか面識があって、しょっちゅう聴いている方なんですけど、卒業ソングが初めてというのがちょっと意外でした。この曲もきっとこれから定番の卒業ソングになっていくんだろうなと思いました」と聴いた感想を語る。また、卒業を迎える全国の高校生へ「ご卒業おめでとうございます。今回のテレビCMで僕が演じた先生役に、『これからの人生、学校以上にしばられることがたくさんある』というようなセリフがあるんですけど、その通りだと思います。ですが、大人になって社会に出て、しばられることとしっかり向き合いながら、ちゃんと戦ったり、しばってくるものをブチ壊したりとか、新しい風を吹かすチャンスは皆さんにいくらでもあると思います。『しばられるな』ということで、自由に、伸び伸びと、楽しく、目一杯生きてください。頑張ってね」と温かい言葉をかけた。秦基博、作詞作曲のエピソード明かす今回自身初の卒業ソングとなった「仰げば青空」は、秦さんが歌、作詞・作曲、編曲も手掛けている。どのような視点で作詞・作曲したのか聞いてみると、「卒業式の当日の『今までの日々の暮らしから離れて、別れがあって、新しい旅立ちが待っている』というその瞬間のちょうどはざまを描けたらいいなと思って。その日の空気とか光の具合とか周りの景色とかを、自分の中で思い起こしながら書きました」と明かす。また「卒業のシーズンって、すごくきれいな春の青空が広がっているような気がしていて、タイトルにもなっている『仰げば青空』というフレーズは、自分でもちょっと気に入っていますね」と語っている。なお、TVCMでは収まらなかった「仰げば青空」の楽曲がたっぷり味わえるウェブムービーも制作。「秦 基博|SoftBank WEB MOVIE『卒業』篇」と題しショートver.がYouTubeソフトバンク公式チャンネルにて近日公開予定となっているほか、楽曲フル尺ver.も制作されるという(公開日未定)。ソフトバンク新TVCM「卒業」篇(30秒 60秒)・「恩師」篇(30秒)は3月8日(金)より放送開始。(cinemacafe.net)
2019年03月07日●『BADBOYS』阿部進之介に惚れる企画・主演の阿部進之介、ヒロインを清原果耶が演じた映画『デイアンドナイト』が1月26日に公開され、ツイッターでは早くも称賛の声が多数書き込まれている。「ぴあ映画初日満足度ランキング」では『そらのレストラン』、『愛唄-約束のナクヒト-』、『十二人の死にたい子どもたち』を抑えての堂々の2位(91.2pt)。邦画実写作品ではトップとなり、そのほか各レビューサイトでも概ね高評価を得ている(「Filmarks」3.8、「映画.com」3.7、「Yahoo!映画」3.8、「映画ランド」3.9)。阿部演じる主人公・明石幸次は、鬱屈した日々を過ごしていた。父は大手企業の不正を内部告発したことで死に追いやられ、実家の外壁には誹謗中傷の落書きをされる始末。残された母、妹との関係性も破綻しかける中、正義と犯罪を共存させる児童養護施設オーナー・北村健一(安藤政信)に魅せられ、やがては父の無念を晴らすべく、復讐心にかられていく。善と悪はどこからくるのか――ご覧の通り、『デイアンドナイト』は非常に重いテーマを題材としているため、決して気楽に観られるものではない。しかし、日常で目を背けがちな“何か”と対峙した時、独特の高揚感に包まれるはずだ。阿部と飲み屋で盛り上がったことがきっかけで、本作でメガホンをとることになった藤井道人監督。自主映画を多数手がけてきた中、伊坂幸太郎原作の『オー! ファーザー』で華々しく商業映画デビューを飾るも、監督人生においては大きな転機になったという。漫画や小説をもとに実写化される「原作モノ」が全盛の中、オリジナル映画に果敢に挑んだ人々を取材する連載「オリジナル映画の担い手たち」。なぜオリジナルである必要があるのか。その答えにこそ、藤井道人の熱情が込められていた。○■「これから何をやっていけば」不遇の時代を経て――構想、脚本を経ての約5年。決して短い時間ではありません。そうですね。すぐにお金が集まるオジリナル映画は、ほぼありません。実は今、新しい作品を撮っています。これもオリジナルですが、ある程度脚本が出来上がった段階で入らせてもらったので、ここまでの長い期間ではありませんでした。2018年12月7日に公開された『青の帰り道』という作品もオリジナルで、3~4年かかっています。毎年、「今年もクランクインできなかったな……」という作品がいくつもあるので、やっぱりオリジナルを映画にするのは相当大変なことなんだと思います。書籍化するとか、主演を先に決めてしまうとか、ハードルをくぐる方法はありますが、自分たちが納得するまで(脚)本を作る機会は、少なくないのが現状です。――主演に加えて企画を担ったのが阿部進之介さんです。一緒にお酒を飲んでいる時に、物語の種が生まれたそうですね。阿部さんが僕の自主映画を観に来てくださったのが、知り合うきっかけでした。『BADBOYS』(11)という不良漫画が大好きで、その段野という役を阿部さんが演じて一気に好きになっちゃって(笑)。段野って、最高のボスキャラでめっちゃ強いんですよ! 『クローズZERO II』にも出演した阿部さんも30歳を越えて「自分のやりたい表現」に行き詰まってきたみたいで、当時自分はまだ25~26歳ぐらいで、「自分がこれから何をやっていけば商業映画を撮ることができるのか」とか、そんなことすら分かってなかった時期でした。だから、最初は「自主映画を一緒につくろうよ」「題材は何でもいい」みたいなノリでした。――そこに山田孝之さんが加わるわけですね。そうですね。3~4カ月後でした。プロデューサーに興味を持ち始めた頃だったみたいで、その後、脚本の小寺(和久)さん、プロデューサーとしてand pictures代表の伊藤(主税)さんが加わって、基本的にはこの5名で月1回ぐらいのペースで集まっていました。最終的に脚本が固まったのは、2017年5月。その年の11月にクランクインすることは決まっていたので、相当焦りもあったと思います。それまでの3年間の紆余曲折は何だったんだというぐらいのスピード感で(笑)。ロケ地の候補は他にもあったのですが、地域の方々と密接に映画が撮れるということで秋田に決まりました。――風力発電の風車群が、物語の象徴的な存在として描かれています。監督の実体験がもととなっているそうですね。4年前ぐらいのお正月だったと思います。生きづらさを感じている時に、妻の実家に帰郷したことがありました。そこで風車を目の当たりにして、眺めていると2011年以降の日本も含めて、いろいろなことを象徴しているように感じたんです。●山田孝之プロデューサーは「宇宙人」――確かに、日常ではあまり目にすることがないものですよね。話せる範囲で構わないのですが、「生きづらさ」という閉塞感につながる出来事があったんですか?若手で映画監督になるという道筋が見えてなかったんです。26歳の時、伊坂幸太郎さん原作の『オー!ファーザー』で商業映画デビューしました。僕にとっては人生の転機となった作品です。現場では一番年下。役者さんたちにもすごく助けていただいたのですが、自分の実力不足というか、それまで培ってきたことが役に立たなくて、とても悔しい思いをしました。しばらくは商業映画から距離をとって、もう一度インディーズから勉強しなおそう。「生きづらさ」を感じたのは、ちょうどその頃でした。――阿部進之介さんとの出会いも、監督にとっては大きな転機となりました。どのような方ですか?すごく真面目な人です(笑)。クランクインするまで何度もぶつかりましたが、不器用な一面も魅力というか。何事も一生懸命考えてくださるし、人間的にすごく真っ直ぐ。阿部さんが5つぐらい年上なので、最初は気を使っていましたが、距離が縮まると兄弟喧嘩みたいになることもあって(笑)。これまでもご一緒することはありましたが、「主演と監督」という立場でここまで本音をさらけ出したのは今回が初めてでした。役者としては、感覚に頼らないというか。しっかりと相手の言葉を聞く方なので、お芝居がすごく繊細で嘘をつかない。そういう部分もご一緒して楽しかったです。○■「すばらしいプロデューサーもっと増えれば…」――山田孝之さんとの面識はあったんですか?全くありませんでした。最初、阿部さんから「山田孝之って知ってる?」と聞かれて、知らないわけないと(笑)。「映画を一緒にやりたいみたいなんだけど、呼んでいい?」と。役者で出たいということか? それってすごくラッキーパンチじゃん! と期待してしまったのですが(笑)、プロデュースとして加わっていただいて、すごくありがたかったです。ご一緒させていただいて、めちゃくちゃ勉強になりました。――どんな方なんですか?宇宙人です(笑)。――宇宙人!?背負っているリュックが重いというか。常にいろいろなことを考えてくださっていました。山田さんがいなかったら、この映画は完成しなかったと思います。プロデューサーに徹していただきましたが、役者の演技を見て「芝居してえ!」と震えていらっしゃるのが印象的でした(笑)。かといって演出について口を出すこともなく、現場でずっと温かく見守ってくださいました。日本にこんなすばらしいプロデューサーがもっと増えればいいなと思います(笑)。――なるほど。詳しく聞きたくなります(笑)。監督がいれば映画を作ることはできますが、プロデューサーがいないと、映画を世の中に伝えることはできません。僕の中ではプロデューサーはパートナーです。映画を世の中にどのように届けるのか。それはもちろん一緒に考えるのですが、プロデューサーによるところが大きいと思います。――山田さんはプロデューサー、そしてパートナーとして、具体的にどのような点がすばらしかったんですか?段取りにこだわらないというか、型にはめて物事を進めようとしないんです。どれだけ忙しくても会議に参加して、段取りっぽく進むと「何でそうなったんでしたっけ?」と立ち止って、「素人だからわからないんですけど、ちょっとおかしくないですか?」と意見を言う。ルーティーンがない分、常に新鮮な視点で作品と向き合われていたように思います。●山田孝之が撮影セット内で泣いたワケ――何よりも特殊というか、山田さんしかできなかったと思いますが、脚本開発で主人公以外を演じながらセリフを決めていったこと。そこも映像で見てみたいです(笑)。本当にゾッとしますよ(笑)。すごい空間でした。そのやり方は山田さんのアイデアで、「自分が全部芝居をしてみて判断したい」と。山田さんが演じはじめると、ドキドキするんです。このセリフ、後で相談しようかな……そう思っているような部分で必ず止まるんですよ。そういう部分も見破られていたので、本当にすごい方だと思いました。ラストシーンを撮影最終日に撮ったんですが、前日の夜11時ぐらいに山田さんと2人でセットに入ったんです。僕が「台本と違う芝居にしたい」と言ったら、山田さんが「一緒に考えよう」と応じてくださって。山田さんがセットに入って座った瞬間に……役の気持ちになって泣いてるんです。カメラも回ってないのに……本当にビックリしました。と同時に、自分の凡庸さが恥ずかしくなって。あらためて、すごい方なんだということが分かりました。山田さんには、「感情移入」という言葉がないんでしょうね。○■作品のゴールは「あの時代はこうだったんだ」――これだけの時間をかけて撮り終えて、あらためて「オリジナル映画」に対する印象、思いに変化はありますか?『オー! ファーザー』以外、すべてオリジナル作品なんですが、いつも通りの大変さでした。漫画を題材にすることは時に必要ではあると思いますが、「今の時代に自分たちが作る意味」をきちんと考えて、世の中に出したいなと。漫画や小説は、その時期に必要だったから世に出たと思うんです。その点、オリジナルはすごく鮮度が高い。「今の時代に残したいもの」を表現することが可能なんです。僕は、「今の社会における人間」を撮りたい。30年後に観た時に、「あの時代はこうだったんだ」と伝わる作品。『デイアンドナイト』は、実在するニュースも参考にしています。時代が変わっても色あせない作品を撮り続けたいと思いながら……困ったことに、最近は何も思い浮かばないんですよね(笑)。――それは大変ですね(笑)。『デイアンドナイト』でやりきったと。そうですね。『デイアンドナイト』と『青の帰り道』で、自分の中の膿みたいなものが出てしまって。そこをどう蓄積していくのか。今後の課題だと思います。――作品のメインテーマである「善と悪」や「二面性」。2019年になぜそれを人々に届けたいと思ったんですか?たぶん、日常的に感じていたんだと思います。2011年以降、「自分たちがどう生きるか」ということに対して、僕と近い世代の20~30代は「言葉を失う」「黙る」ということを選んだ世代だとすごく感じるんですよね。事なかれ主義というか。無関心でいることの正しさみたいなものが世の中に蔓延しているからこそ、翻弄される明石を描きたかった。それに対して、今の時代の人がどのような反応を示すのか。決して、強烈なエンターテインメントを撮りたかったわけじゃないんです。――さて、そろそろお時間です。苦労の末に完成した『デイアンドナイト』。この作品が教えてくれたことは何ですか?1から100まですべてやりきった映画は、今回が初めてだったと思います。長い旅をしていただけのような気もしますが、これがはじまりという印象もあって。善と悪はどこからやってくるのか。善と悪はどこにあるわけでもなくて。果たして自分は、身近にいる人のことだけでもきちんと見ているのか。映画を撮っていて自分が実感したことです。■プロフィール藤井道人東京都出身。日本大学芸術学部映画学科卒業。大学在学中より、数本の長編映画の助監督を経てフリーランスディレクターとして活動開始。現在は映画監督、脚本家をはじめ、様々な映像作品を手がける。主な監督作は『オー!ファーザー』(14)、『幻肢』(14)、『7s/セブンス』(15)、『TANIZAKI TRIBUTE「悪魔」』(18)、『青の帰り道』(18)など。2019年には『新聞記者』が公開される予定となっている。
2019年02月02日●横浜流星&清原果耶からは「好かれてる(笑)」ボーカルグループ・GReeeeNの名曲誕生秘話を映画化した2017年のヒット作『キセキ -あの日のソビト-』チームが、GReeeeNを脚本に迎えて贈る実写映画『愛唄 -約束のナクヒト-』が公開中だ。重い病気に侵された野宮徹(横浜流星)が、死んだと思われていた詩人・伊藤凪(清原果耶)、同級生でミュージシャンの坂本龍也(飯島寛騎)との交流で変化していく様を描いている同作。生と死を見つめる作品に、明るさをもたらしているのが、飯島演じる龍也の存在だ。作中では実際に「愛唄」を弾き語りするという大役も務めた飯島に、話を聞いた。○■言葉を丁寧に歌うように――もともとGReeeeNさんのことはお好きだったんですか?学生時代の青春の曲ばかりです。小学校の低学年ぐらいから、ドラマの主題歌などで聴くようになりました。――それを今回、ご自分が歌うことになるっていうのはすごくビックリというか。シンプルにビックリしました。嬉しい気持ちもありましたし、「自分で大丈夫かな?」という不安もありました。――飯島さんが歌を披露されますし、たくさん練習されたと伺いました。めちゃくちゃしました! 今まで音楽をやったことがなくて、撮影に入る少し前から練習しました。今までは音楽を聴く方を重視して、そこまで歌詞を深く読みとっていなかったのですが、考えるとすごく深くて。ストレートで分かりやすい歌詞なんですけど、反面、伝えるのが難しいということに気づいて、苦戦しました。一つ一つの言葉を大事に丁寧に、歌いました。今まで普通に聴いていた「愛唄」が、すごく思い入れの強い歌になりました。――今回共演した横浜さんの印象はいかがでしたか?同い年だったから、接しやすかったです。最初は歌の収録現場でたまたま会って、「初めまして」「あ、同い年なんですね」と話しました。あまり気を使ったこともないですし、現場では「あいつ、俺の事大好きすぎる」と言ってました。向こうは逆の事言うんですけど(笑)。――どんな時に横浜さんから「好かれてる」と思ったんですか?僕の撮影がない日に、横浜君や清原さんが、寂しがるんです。「やっと来た」みたいな安心感が見えて、「2人とも、かわいいな」と思います(笑)。――役としても、作品の中で明るい空気を出していくところがありましたよね。絶対に、暗い雰囲気にはさせたくありませんでした。ただ、僕が元々こういう性格だから、というのもあるのかもしれません。●『PRINCE OF LEGEND』とのギャップ、「ダサかっこよさ」に注目――最近だと『PRINCE OF LEGEND』でも全然別の役をやられているので、ギャップがすごいなと思いました。ガラッと変わりますよね。『PRINCE OF LEGEND』は比較的正統派で、僕が今までやってきた雰囲気の役でもあったんですが、今回の龍也は真逆なので、ギャップが面白いと、周囲の方からも言っていただきました。その違いを皆さんに観ていただけたらなと思っています。――今回はまた違う役をやってるぞ、という意気込みがあったのですか?お芝居としてもですし、考え方も少し違ったので、すごく貴重な経験になりました。「出会えてよかったな、この作品に」と思いました。――龍也自身も実は抱えたものがあると思いますが、そこは意識しながら演じられていたんですか?あまり意識しないようにしました。監督にも相談したのですが、龍也は「今を生きる」ということを大事にしてるから、あまり考えずに行こうと。それは龍也だからできたことだと思います。もしかしたら、他のキャラクターや、多分自分自身、飯島寛騎としても無理だったかもしれませんが、龍也ならこうかなと思って、龍也と向き合えたのが良かったです。○■「下手でもいいから」ぶちかませた――生死がテーマにもなっていると思うんですが、ご自身ではどのように考えられていますか?人間、いつ死ぬかわからないですから、やはり色々考えます。今回は「今を生きるって、何だろう」というテーマで、限られた時間の中だから、一人一人がやりたいことをやった方が絶対後悔はしないと思うんです。もし当たって砕けたとしても、それは悔しいかもしれないけど、後悔ではないんだと思います。――普段から、何か挑戦したいと思われているんでしょうか?思っています。今回のギターや歌もそうです。昔、かっこつけで「やろうかな」と思ったけど、楽器すら買わずに「無理だな」とやめちゃったんです。でも、今回挑戦したらできるようになったし、意外とやってみれば、何でもできるのかな、って。だからやったことない事、例えばゴルフとか乗り物とか、普段やらない事をやったらすごく楽しくて自分に合ってることもあるかもしれないですし。勉強も仕事も、チャレンジが大事だなと思いました。――一方、仕事の面では現在様々な作品に出られていて、気をつけるようになったことや、わかるようになったのはどういうところでしょうか。セリフ一つ一つのメッセージを、すごく考えるようになりました。成長したかというと、自分ではわからないですが、以前より「なんでこんなセリフなんだろう」とそういうの考えるようになりました。――そうすると、この作品はセリフだけでなく、歌の面でも考えさせられる事がたくさんあって、ぴったりでしたね。そうですね。「下手でもいいから、やってやろう」と、ぶちかませたのかなって思います――では、「ぜひこのシーンを見てほしい」という点を教えてください。ほとんどなんですが、何だろう……予告でも流れていた、歌の弾き語りのシーンもそうですし、全員に共通して、一つ一つのセリフを受けとめてもらえたらと思います。龍也としては……なんて言えばいいんだろう、ダサカッコイイところ。傍から見たらめちゃめちゃダサいかもしれないけど、実は内心、かっこいい事をすごく考えているし、普段、多分自分自身でも言えないような事も言っちゃうので、「ださいけどかっこいい」という、アーティスト面の所を見ていただけたらと思います。■飯島寛騎1996年、北海道出身。「第28回ジュノンスーパーボーイコンテスト」グランプリを受賞し、翌年『仮面ライダーエグゼイド』の宝生永夢/仮面ライダーエグゼイド役に抜擢される。2018年に男性エンターテイメント集団「男劇団青山表参道X」の一員となり、旗揚げ公演の『SHIROTORA~beyond the time~』で主演をつとめる。公開待機作に『PRINCEOF LEGEND』(19)などがある。
2019年01月29日現在公開中の映画『愛唄 -約束のナクヒト-』の公開記念舞台あいさつが26日、都内で行われ、横浜流星、清原果耶、飯島寛騎、川村泰祐監督、主題歌を担当したNo titleのあんべ、ほのか、ポチが出席した。GReeeeNの楽曲「キセキ」の誕生までを描いた映画『キセキ -あの日のソビト-』(2017年公開)。それに続く第2弾となる本作は、「キセキ」と双璧をなすGReeeeNの名曲「愛唄」に込めた思いを映像化し、恋に出逢った若者の成長により生まれた「愛唄」という奇跡を描く。前日に公開初日を迎えたこの日は、"公開記念"と称して舞台あいさつ。上映後ということでお気に入りのシーンについて聞かれた清原は「トオル(横浜)の実家でお母さんと一緒に食卓を囲んでいるシーンがあるんですけど、お母さんが心に響く言葉をトオルにかけているところがすごく印象深かったです」とあげ、隣にいた横浜もそれにうなずいて「さっき越谷で舞台あいさつがあったんですけど、好きなシーンをあげた時にそこを挙げました」と清原の意見と一致した。また、映画のタイトルにちなみ、「あなたにとっての愛◯◯は?」という質問に、「愛東映」と回答した飯島は「僕のデビュー作が『仮面ライダーエグゼイド』で、今回も東映さんということでご縁があるなと。今後も自分としては東映さんから扱われたいし、皆さんの声に応えたいと思って『愛東映』にしました」と話すと、特撮ドラマ『烈車戦隊トッキュウジャー』に出演した横浜は「僕は彼よりも前に東映さんにはお世話になってますから、東映さんへの思いは強いです!」と飯島に負けじと"東映愛"を強調するも、「僕は愛緑(GReeeeN)。『キセキ -あの日のソビト-』にも出させてもらって、初めて買ったCDがGReeeeNさんのアルバムなんです。こんなにもGReeeeNさんを愛しているのは僕だけかな。本当に愛してやまないですよ」と話していた。舞台あいさつの後半には、GReeeeNとともに主題歌「約束×No title」を担当した青森県出身の現役高校生バンド、No titleの3人が登場し、主題歌を熱唱。それを目の前で聴いた清原は「以前、ほのかさんと対談させてもらってから、No titleを聴くようになりました。今日こうして生で演奏していただいて嬉しいです。感極まっています」と感動した様子。横浜も「自分の中でも大切な曲を今回生披露していただいて心が動かされました」と絶賛し、「果耶ちゃんの言葉が詰まる意味が分かりました。素敵な演奏を本当にありがとうございます」と3人のメンバーに感謝していた。
2019年01月27日●山田孝之の涙にも気づかない集中力12歳の時に受けた「アミューズオーディションフェス2014」で3万2,214人の中からグランプリを受賞し、芸能界入り。清原果耶は、女優デビュー作となったNHK連続テレビ小説『あさが来た』をはじめ、映画『3月のライオン』など、オーディションを経て数々の大役に巡り会ってきた。オーディションという限られた時間と空間の中で、清原と対面したスタッフたちはなぜ彼女に引きつけられたのか。1月26日公開の映画『デイアンドナイト』では、『3月のライオン』と同じく約500人規模の候補者の中からヒロインに抜てきされた。初の全面プロデュースに挑んだ山田孝之は、オーディションでの清原の演技に胸を打たれ、涙を流したという。「人間の善と悪」という重いテーマを軸に、愛する人の命を奪われた者たちが、自らの善悪に葛藤する姿を描く『デイアンドナイト』。家族を殺された主人公・明石を阿部進之介が演じ、清原は孤独な少女・奈々として対峙する。完全オリジナル作品であるため、目安となるものは何もない。撮影を終えた今、内なる情熱を注ぎ込んだ奈々をどのように捉えているのか。彼女の言葉に耳を傾けていると、16歳という年齢を忘れてしまう。俳優・女優のターニングポイントに焦点を当てるインタビュー連載「役者の岐路」の第4回は、清原果耶の魅力に迫る。○■演じる役を落とし込む努力――オーディションで出演が決まったそうですね。劇中の1シーンの台本を頂いて、オーディションに臨みました。会場には藤井(道人)監督、阿部(進之介)さん、山田(孝之)さんがいらっしゃって、数人のグループでの合同オーディション。計2回あって、1人ずつお芝居をしていく形式でした。――山田さんは清原さんの演技に心打たれて、涙を流されたと聞きました。私はそのことについて全く知らなくて、山田さんが「泣いてしまった」とおっしゃっているインタビュー記事を読んで知り、『デイアンドナイト』の取材でご一緒させていただいた時にもおっしゃっていて。オーディションは芝居に集中しているので、全く気に留めていませんでした(笑)。――山田さんが涙を流していたのは目の前で?そうみたいです。後から知って、ビックリしました(笑)。――オーディションの課題がそういう断片的なシーンの場合は、どのような準備をされるんですか?頂いた台本がたとえ1ページでも、それを読み込んで、自分が演じる役を落とし込む努力をします。ただ、奈々の場合はそれが全く通用しませんでした。奈々という人物をどこから解いていけばいいのかつかめなくて。もちろん、オーディションの時は自分なりのビジョンや工夫があって演じますが、奈々は現場に入っても何が正解なのかつかめないままお芝居をしていたので、日々、現場で感じたことをぶつけていました。藤井監督も、「奈々のキャラクター難しいよね」とおっしゃっていましたが、現場に入ってからは私なりに演じた奈々を監督をはじめキャストの皆さまが受け止めてくださいました。●野田洋次郎の提供曲で痛感した恐怖と悔恨――中でも、共演シーンが最も多かったのが主演の阿部進之介さんでしたね。奈々がこのように難しい役だったので、正直、撮影中は自分のことでいっぱいいっぱいだったんです。周りのことが見えてなかったかもしれない中で、阿部さんに私が思う奈々をお芝居を通してぶつけた時にすごく温かく拾ってくださって。休憩中にお話をする時でも、「奈々と明石」の距離感を保ってくださいました。藤井監督も、「清原さんが思う奈々を演じてくださって大丈夫です。僕はそれを見て、何かあったら言います」と支えてくださるような方で、すごくお芝居がしやすい環境を作っていただきました。――そして、今回は主題歌「気まぐれ雲」の担当という大役もありました。ブログには心境がとても丁寧につづられていました。はじめは実感が全く湧かなくて、歌や音楽が大好きなので素直にうれしかったです。自分が出演した作品で主題歌まで担当させていただけることなんて、そうそうありません。でも、レコーディング当日、そして終わってからいろいろと……全く声が出ていなかったことや「自分がこうやって歌いたい」という世界観の中でしか動けていないことに気づいて、自分の無力さを痛感しました。「映画主題歌を担当する」という責任の重さもありますが、私自身が音楽や歌が好きでずっと今まで生きてきて、そういう自分の世界観が通用しないことの悔しさもあって。今まで大切にしてきたものが、途端に怖くなったりすることへの恐怖。それがレコーディングを終えた自分に降り掛かってきて……でも、今はそういった経験がとても貴重だったという実感が勝っていて、その機会をいただいたことに感謝しています。――レコーディングの時、作詞・作曲・プロデュースの野田洋次郎さんやプロデューサーである山田孝之さんから声を掛けられて、記憶に残っている言葉はありますか?山田さんは無言で見守っていてくださって、野田さんは「力を抜いて歌ってください」ぐらいしか言われなくて(笑)。レコーディング中に私が「ダメだな……」と内にこもってしまいそうになった時に山田さんがフラッと私のところまで来てくださって、「最近組んだバンドで歌ってるんですけど、僕も歌いたいように歌えないこともある。でも、100%じゃなくてもいいということに最近気づきました」と。私のことを思っておっしゃってくださっていることは重々承知の上で、負けず嫌いなので「悔しいです」ということは伝えさせていただいて。その悔しさが大切であることもおっしゃっていただきました。――これから同じような機会があったら、どうしますか?もちろん、挑戦します。怖いですが、怖がっていても仕方がない。そういった機会をいただけるのは本当に貴重なことなので、その時の私の全力を注ぎたいと思います。○■「負けず嫌い」の源は「楽しい」――清原さんはオーディションでデビューし、朝ドラをはじめ、その後も大役をオーディションで勝ち取って来た方です。その柱、秘訣となるものは何だと思いますか?私の柱……お芝居が好きな心だと思います。私は、どのような役でも楽しんだり追求できる根性があって、そういう姿勢を保つ努力は惜しみません。そして、それが良い作品へとつながるように。お芝居が好き。それが私の主軸だと思います。――それは、デビューしてから経験を重ねるにつれて実感してきたことですか?いろいろな経験をさせていただく中で、ずっと変わっていない部分だと思います。「楽しい」という気持ちがベースにないと何事も展開していかない性格で、私は演じることが心の底から好きだからどんな壁にぶち当たっても頑張ろうと思えるし、「負けず嫌いの心を持っていよう」と思うこともできる。役によってハードルを乗り越えた達成感だったり、充実感はありますが、言葉として表現できる「感情」はなくて。達成感や充実感が身についていればいいと思います。●朝ドラ『あさが来た』大抜てきデビューの本音――その最初のハードルが朝ドラでしたね。プレッシャーや責任感を感じる余裕すらありませんでした。「セリフを覚えないと!」「次はどんなシーン?」という思いでずっと撮影していて。すべてを終えて、「乗り切れたんだ。よかった……」とようやく思えたというか。今振り返ると、気負ってしまって空回りするより、それで良かったんじゃないかなと思います。たくさんのことを学ばせていただいて、「お芝居が好き」という自分を見つけられた大切な作品です。――今日お会いしてあらためて思いました。ブログの文面もそうですが、言葉選びが巧みというか。16歳とは思えません(笑)。どこで養われたんですか? 読書?本当ですか(笑)? 本はたまにしか読みません。国語は好きです。言葉であれば……『愛唄-約束のナクヒト-』(1月25日公開)という映画で詩を書く女の子を演じさせていただいて、それがきっかけで詩集を読むようになりました。言葉は簡単なようで、いろいろな意味を含んでしまう難しいもの。映画を通して学んだことが、もしかしたら無意識に自分の言葉選びにも影響しているのかもしれません。――出会う作品ごとにさまざまなことを吸収できる職業。役者の醍醐味ですね。「吸収できたらいいな」「成長できたらいいな」という思いで、作品に参加させていただいています。――そういう期待を込めて臨んでいらっしゃるんですね。期待というか、願いに近いかもしれません(笑)。――それでは最後に。葛藤しながらも演じた『デイアンドナイト』が教えてくれたことは何ですか?役者1人で作品は成立しません。相手役の方がいらっしゃって、そこで受け取ることをいかに嘘がなく、リアルに表現できるか。奈々は自分が透けて見えるような役で自分ともリンクするところがあって、それを一番近く、濃く感じたような作品でした。これまでにはない、貴重な体験です。■プロフィール清原果耶2002年1月30日生まれ。大阪府出身。2014年、12歳で受けた「アミューズオーディションフェス2014」で3万2,214人の中からグランプリを受賞し、芸能界デビュー。2015年から2018年まで『nicola』、2018年から『Seventeen』の専属モデルを務めている。2015年にNHK連続テレビ小説『あさが来た』で女優デビューを飾り、『精霊の守り人』(NHK)、『セトウツミ』(テレビ東京)、『透明なゆりかご』(NHK)など数々のドラマに出演。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』でスクリーンデビューし、『3月のライオン 前編/後編』(17)、『ちはやふる-結び-』(18)に出演するなど、映画界でも活躍している。
2019年01月24日山田孝之プロデュース、阿部進之介主演映画『デイアンドナイト』の主題歌「気まぐれ雲」の一部を使用したPV予告映像が解禁された。本作は、“人間の善と悪”を問いかける完全オリジナル作品。この物語を彩る主題歌「気まぐれ雲」は、山田プロデューサーが「RADWIMPS」野田洋次郎にオファー。ヒロインの清原果耶が、劇中の役柄である大野奈々名義で歌い、野田さんが作詞・作曲・プロデュースを担当した。今回到着したPV映像では、奈々の心情に寄り添い構成され、清原さんの透き通った歌声が響き渡る。また、映像には映画のシンボルである風車や、冬の秋田県の美しい雪景色も登場している。なお「気まぐれ雲」は1月25日(金)から国内・海外の主要サイトにて配信開始予定。『デイアンドナイト』は1月26日(土)より全国にて公開。※秋田県先行公開中(cinemacafe.net)■関連作品:デイアンドナイト 2019年1月26日より全国にて公開 ※1月19日秋田県先行公開©2019「デイアンドナイト」製作委員会
2019年01月23日女優の清原果耶が16日、インフルエンザのため、16日と17日に出演を予定していたイベントを欠席すると自身のブログを通じて報告した。清原は、「体調が優れなかったため病院に行ったところ、インフルエンザと診断を受けました」「本日の『愛唄 ー約束のナクヒトー』親子試写会と明日の『デイアンドナイト』女子中高生試写会を欠席することになってしまいました」と出演2作のイベントを欠席するに至った経緯を説明。「楽しみにしてくださっていた皆様、そして関係者の皆様にはご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありません」と詫び、「私自身も 前々からとても楽しみにしていたので舞台挨拶に参加出来ないことに悔しさとショックが募りますが今はひとまず1日でも早く元気になれるようにしっかり休みたいと思います」と正直な思いをつづった。「私は欠席してしまいますが、どちらの試写会も予定通り開催されます。皆様に映画を観て頂けることを嬉しく思います。ご感想などもお寄せくださると励みになります…宜しければ…」と呼びかけ、ブログを「体調が回復致しましたら、またご報告させて頂きます」と結んでいる。
2019年01月16日愛する人のいのちを奪われたものたちが、自らの善悪に葛藤し振り回される姿を描く完全オリジナル作品『デイアンドナイト』。山田孝之が初の全面プロデュースに挑戦したことで話題の本作に、重要な役どころで出演する安藤政信のコメントがシネマカフェに到着した。気鋭の若手写真家を演じた『スティルライフオブメモリーズ』を皮切りに、『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』では天才脳外科医役、「恋のツキ」ではプレイボーイな役に挑戦。そのほか、『きらきら眼鏡』「ブラックスキャンダル」など昨年も多くの映画・ドラマに出演した安藤さん。そんな幅広い役どころを演じてきた安藤さんが本作で演じているのは、家族を生かすため罪を犯す北村健一だ。落ち着いた色気や、どこかミステリアスな雰囲気漂う彼は、昼間は自身が運営する児童養護施設「風車の家」で父親のように子どもたちを愛し、また自殺した父親が残した負債のため、金策に走る明石(阿部進之介)にも手を差し伸べるなど慈愛に満ちている。しかし、その一方でもう一つの顔も。施設の運営資金を確保するため、夜な夜な仲間たちと車の盗みなどの罪を犯す…。「大切なものを守るためには、犯罪も厭わない」という道徳感を持つ北村。その背景には、施設で暮らす孤独少女・奈々(清原果耶)と、ある悲しい事件が関与しているのだという。本作のプロデュースを手掛ける山田さんとは、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』で共演し、かねてより深い信頼関係にあったそうで、今回の出演決定の背景には、そんな山田さんからの熱烈なラブコールがあったのだという。安藤さんは「孝之が初めて挑戦する作品に俺を誘ってくれた事 藤井さんの若く、才能溢れてる監督に会えた事 幸せです」と出演への喜びを明かしている。罪を背負う覚悟を決めた男・北村。二面性のあるミステリアスな役を熱演する安藤さんの姿に、きっと我々観客は心打たれることになるだろう。『デイアンドナイト』は1月26日(土)より全国にて公開。※1月19日(土)より秋田県先行(cinemacafe.net)■関連作品:デイアンドナイト 2019年1月26日より全国にて公開 ※1月19日秋田県先行公開©2019「デイアンドナイト」製作委員会
2019年01月12日俳優の阿部進之介が企画・主演を務め、藤井道人監督がメガホンをとる映画『デイアンドナイト』(1月19日秋田先行公開/1月26日全国公開)。この完全オリジナル脚本の意欲作で、山田孝之は初の全面プロデュースに挑んだ。山田はなぜ、裏方に徹することを選んだのか。本作は「人間の善と悪」という重いテーマを軸に、愛する人の命を奪われた者たちが、自らの善悪に葛藤する姿を描く。家族を殺された主人公・明石を阿部進之介、家族を生かすため罪を犯す北村を安藤政信、孤独な少女・奈々を清原果耶、明石と相対する会社員・三宅を田中哲司が演じる。かねてよりプロデューサー業に興味があったという山田。本作では、ロケ地の交渉やロケハン、オーディション審査からスポンサー交渉に至るまで、映画制作のすべての過程に参加した。ヒロインの清原は、山田自らオーディションで500人の中から選び抜いた逸材。その圧倒的な表現力に、オーディションでは涙を流してしまったという。脚本開発では、主人公を阿部、それ以外の全てのキャラクターを山田が実際に声を出して演じ、その場で台詞を修正していった。このユニークな手法を採用したことについて、山田は「書いている台詞ではなくて、生きた言葉にしなければならない。それって、登場人物の気持ちになって発しないとわからないものなんです」と説明し、「息継ぎだったり、人それぞれのリズムって絶対的なところがあるんですよ。台詞をちゃんと生きた言葉にするためには、やって良かった」と振り返った。2017年11月に秋田県で行われた約1カ月間の撮影では、毎日現場に足を運んだ。防寒着を用意するなど役者たちのケアをはじめ、雪かき、荷物運び、買い出し、撮影後もひとりで掃除を行うなど、プロデューサーとして率先して現場を支え続けていた。「俳優として現場を経験していく中で、疑問点や改善点などを色々考えることがありました。自分が俳優として芝居をしていくだけじゃなくて、映画がどうやってできているかなどを学んで、作る立場になれば改善することもできるのではないかと」と語る山田。裏方に徹し、「役者さんには芝居に集中してもらいたいけれど、それができないことがあったので、そういう部分は自分がプロデューサーとしてフォローできればということで、今回は役者さんに集中できる場が提供できたと思っています」と手応えを感じている。
2019年01月09日ソフトバンクが1月1日より、広瀬すず、「エレファントカシマシ」の宮本浩次、田中圭、吉沢亮、清原果耶を新たにイメージキャラクターに起用した新TVCMシリーズをスタート。第1弾として登場する「しばられるな」篇には、活動再開したばかりの「いきものがかり」の書き下ろしオリジナルソング「WE DO」が起用された。新たなCMシリーズでは「音楽」を主役に、アーティストとのコラボレーションによるオリジナル楽曲が起用されていくという。また、それに合わせてソフトバンクロゴである2本のラインの下に2つの丸が書き足され、まるで音符のように見立てたロゴマークとなった。■常識や制限から解放される!「しばられるな」篇2019年は朝ドラヒロインを務める、日本を代表する若手女優・広瀬すずを筆頭に、田中圭、吉沢亮、清原果耶、そして「エレファントカシマシ」の宮本浩次と、人気と実力を兼ね備えた今旬のメンバーから未来を担う若手注目株まで、個性豊かな豪華キャストが登場する新TVCMシリーズ。第1弾として放映される「しばられるな」篇では、5人の新キャストがそれぞれの常識や制限から解放される姿を描写、縛られている何かから解放され、新しい時代への第一歩を力強く踏み出す姿が、「いきものがかり」が書き下ろしたテーマソング「WE DO」のキャッチーなメロディと斬新かつスタイリッシュな世界観で表現された。まず、ベルトで繋がれガラスボックスに収められた何人もの広瀬さん。そのうちのひとりが、ガラスを突き破り、さらに目の前に立ちはだかる壁を破壊して外に出ていくシーンを通じて、「自分で決めた何かにしばられない」姿を表現。鬼気迫る表情で怒涛のパンチを繰り出すアクションシーンや、壁をぶち破った後、真っ直ぐ前を見据え、一歩を踏み出す凛とした表情には目を奪われること必至。また、吉沢さんは無機質な街のセットに登場。スローモーションで動く多国籍の人々の間を縫うようにして、ひとりだけ悠然と、軽やかに歩き、「速度制限にしばられない」姿を表現。巨大なスピーカーの前で華麗なステップを刻んだ吉沢さんが、クールにポーズを決めた瞬間、周りの人々もスローな世界から解放。楽しそうに踊り出す人々の中を、吉沢さんが気持ち良さそうな表情で歩いていく印象的なストーリーが展開される。時代劇のセットを舞台に登場するのは、野武士姿の宮本さん。刀を持った5人の浪人に取り囲まれ、自らも刀で絶対絶命のピンチを切り抜けるのかと思いきや、指鉄砲のポーズから繰り出す反則まがいの(?)不思議なビームで、浪人を次々と小さなイノシシに変えていく。「いままでの常識にしばられない」姿が表現された。制服姿で登場した清原さんは、障害を乗り越えていくシーンを通じて、「規則にしばられない」姿を表現。行く手を遮るように掛かる光る棒を掴むと、カバンを投げ捨て、軽快に駆け出していく清原さん。前方にある道なき道も、棒高跳びの要領で軽々と飛び越え、解放感あふれる笑みを浮かべる清原さんが印象的。そして、部屋の中にいた田中さんは、突如重力から解放されて宙にフワフワと浮き、天井を突き抜けて空へ超高速飛行!しばらく空を飛び続け、とある場所に建設中のオブジェに着地。その瞬間、アット驚く仕掛けが作動する「いままでのソフトバンクにしばられない」姿を表現した。さらに本CMのテーマソング「WE DO」を担当する「いきものがかり」も出演し、メンバーが実際に歌って演奏するシーンも。最後には、新キャスト全員が登場。それぞれが縛られているものから解放され、新時代に突き進んでいく姿をが伺える。■運動神経抜群、広瀬すずの渾身パンチの連続にスタッフ悶絶多い時は週に3、4回ジムに通うという広瀬さんはボクササイズなどで鍛えたボディワークを駆使して、アクションも難なくこなしていく。壁を壊すシーンでは、足のステップも効かせたハードな拳を打ち込み、時には怒涛の15連打を繰り出して現場を盛り上げていた。また、穴が空いた壁の向こうから現れた広瀬さんが、壁に足をかけてポーズを決めた直後、再び前へ進んでいくアップのシーンは、60秒TVCMのラストを飾るにふさわしい余韻たっぷりの象徴的なカットとなるはずが、監督が「あまりの美しさに見惚れてしまって」前進するタイミングの合図を出すのを忘れてしまうハプニングが発生。見守っていたスタッフ一同も、監督の「ゾクッとしましたね」というコメントに同意するほどの凛々しさ。新たなCMシリーズに、広瀬さんは「見てくださる皆さんに『どんなTVCM だろう?』と興味を持っていただけるような作品になるんじゃないかな」とコメント。「アクティブな動きや、フワフワっとしているスカートが風で揺れているシーンとか、スローモーションの映像とか、躍動感があって面白い」と見どころを語った。■吉沢亮、2019年の抱負は「公私ともに自分自身の成長につながる年に」巨大なスピーカーの前でクルッと回転して両手を広げるシーンでは、本番直前に「よっしゃ!」と自分自身に気合いを入れてから、撮影に臨んでいた吉沢さん。「ちょっとした動きとかがあって、派手なアクションをしているので、けっこう苦労しました。そういった部分に注目していただけたら嬉しいですね」とアピール。自身で“縛られたくない”ものは「睡眠。本当に朝が弱くて」と語るも、「今年は25歳になるので公私ともに自分自身の成長につながる年にしていきたい」と抱負も明かしていた。■宮本浩次は迫力満点の殺陣シーンに挑戦!「囲まれるシーンで、役者さんの迫力がすごくて、その中でなるべく平静を装うというのが、僕にとってなかなか緊張する場面でした」と明かす宮本さん。「そんな素振りを微塵も感じさせない迫真の演技に、監督も「すごくカッコ良かった。時代劇のオファーが来そうですね」と絶賛を贈り、「いやぁ、緊張しましたよ」と照れ笑いを浮かべる宮本さんだった。■透明感のある演技で注目!清原果耶は「挑戦することが好き」さらに、ファーストカットのテストの時こそ、やや緊張している様子もあった清原さんはいざ本番が始まると、すぐさまCMの世界観に没頭。ちなみに清原さんのお気に入りは、踏切の前で佇むシーンとのこと。紙吹雪が舞う幻想的な世界の中で、何かを決意したようにじっと前を向き、カバンを放り投げて走り出す一連のカットは必見だ。「縛られたくないものは、自分です」という清原さんは、「普段から自分でできないと思い込まないようにしなければいけないと思っています」とCMコンセプトに重ねて語ると、「挑戦することがすごく好きなので、全ての役や作品に対して全部頑張りたいです」と2019年の抱負をコメント。■田中圭、人懐っこい笑顔と気さくな人柄で現場を魅了2018年、幅広い世代から注目を浴びた田中さん。今回の撮影でも、吊り上げられた瞬間「わぁーっ!」と思いっきり叫んだり、5メートル以上も宙に浮いた状態で周囲を見下ろし、「何この景色! すげー!」と無邪気にはしゃいだりするなど、明るく元気なキャラクターを存分に発揮して、現場のスタッフを魅了していた。新CMに参加することには「すごく光栄です。何より撮影が楽しくて、僕は空を飛びました。新年早々、僕は空を飛びました(笑)」とコメント、「すごい表現者の人たちが集まっているので、他の皆さんの出演シーンを見るのも楽しみですし、それがひとつになったら、どういう風になるのかなというワクワク感でいっぱい」と期待をしている様子。田中さんが撮影中、唯一苦労していたのが、ラスト近くのキメ顔を作るシーン。「こういうの苦手なんですよね」「いまのはちょっと邪念が入ったかも」など悩みながらも、さまざまなバリエーションに挑み、最終的に爽やかさと照れくささが合わさった、田中さんらしいキメ顔を披露していた。さらに「いきものがかり」の吉岡聖恵は、「この曲が2019 年で一番最初に皆さんに聞いていただけるものとなります。すごく弾けた明るい楽曲を届けられると思うので、この曲の通り、楽しく、開放的に健康的な1年にしたいです」と抱負を語っている。ソフトバンク新テレビCM「しばられるな」篇(60 秒)・(30 秒/3 種類)は1月1日(火・祝)より順次放映開始。(text:cinemacafe.net)
2019年01月01日俳優の安藤政信が13日、東京・渋谷のアイア・シアター・トーキョーで行われた映画『デイアンドナイト』(1月26日公開)完成披露試写会に出席し、“ボヤキ節”の暴走トークで観客を大爆笑させた。この日は、主演の阿部進之介、藤井道人監督をはじめ、安藤、清原果耶、田中哲司ら主要キャストが勢揃いし、自身初の全面プロデュースを手がけた山田孝之も駆けつけた。善悪の境界線で揺れ動き、自殺した父への復讐へと駆られる阿部演じる明石幸次を主人公に、混沌とした現代で生き抜くことの厳しさを様々な人物の立場を通して描く。児童施設のオーナー・北村役の安藤は阿部との共演シーンの感想を聞かれ、「たくさんしゃべってもどうせ(ニュースで)使われるのは(山田)孝之と……」と投げやりモードで笑いを誘い、「今日はドラマの撮影もしてきたし、エコでいいかなと。省エネで」とまさかの“手抜き”宣言。「疲れてる。忙しいよ、売れてて」と言い放ち、場内は拍手と共に大爆笑に包まれた。また、「善と悪」「二面性」が作品のテーマであることから、この日の参加者の「意外な一面」の話に。司会者から質問された安藤は、「そうですね……」と考え込むと、阿部が「眠いんですか」とすかさずツッコミ。安藤は「眠くない! 今、起きた!」と苦笑しつつ、「映画を観た時に清原さんが美しくて、色気もすごかったんですよね」と16歳の清原を絶賛した。さらに安藤は、「父親とかそういう立場じゃなくて、彼女と恋愛したいなと思いました」と爆弾発言。すると山田が「安藤さん、起きてます? 寝言みたいな」とイジり、「ダメ? 本当にそう思いました」「僕は妻と子供がいるからもうダメですけど」と続ける安藤に、山田は「ちょっと寝ててもらっていいですか?」と制止。客席からはどっと笑い声が起こっていた。
2018年12月13日阿部進之介が主演する、山田孝之初の全面プロデュース映画『デイアンドナイト』の主題歌を、本作のヒロインを務める清原果耶が歌唱することが決定。併せて本予告映像も到着した。■主題歌決定! 清原果耶×野田洋次郎のコラボ今回山田孝之プロデューサーが、この映画を締めくくるにふさわしい主題歌の制作を「RADWIMPS」野田洋次郎にオファーし、歌い手はどうすべきか、2人は話し合いを重ね「ボーカルは映画のヒロインはどうか」という野田さんの提案から、清原さんの起用が決定。清原さんは劇中の役柄である“大野奈々名義”で主題歌「気まぐれ雲」を歌唱。そして、野田さんが作詞・作曲・プロデュースを担当する。■歌詞に込めた思いとは…主題歌制作のオファーを受けたことについて野田さんは、「最後に流れる曲なので、映画を観た人が、何度も何度もこの映画を自分の中で反芻できる曲であってほしい、一生懸命生きている登場人物たちの姿が蘇ってきてほしいと思いました」と語り、「人生が思う通りにいっていない人たちの物語なので、“切実な願い”みたいなものを、ありのままに書きたいと思いましたし、ただ悲しいだけの曲ではない、強さが欲しいと思いました」と歌詞やメロディーへ込めた思いを明かしている。■主題歌担当に不安や恐怖も――一方、初めて主題歌を歌うことになった清原さんは、「とても驚きました。私自身、音楽に支えられ、沢山の影響を受けて生きてきたので、そんな大切で揺るぎない存在に今回お仕事として関わるということに感じたことのない不安や少しの恐怖すら覚えました」と言いつつ、「私がこの作品を愛し温めてきたことに嘘は無いという想いを握りしめ、こんなに素敵な機会を与えてくださった山田さんや野田さんはじめスタッフの皆さんに感謝し、私が出せる全力を尽くしたい、と挑戦させて頂きました」とコメント。そして「歌詞を頂いてから毎日ノートに歌詞を書き出しました。大野奈々として歌う。それ以前に歌は自分の経験や個性が色付いてしまうものだと思うので、野田さんが紡いでくださったこの歌詞を自分の言葉として歌えるようにと考えて、そういったことも取り入れながら練習しました」といった告白も。また、レコーディング直後には「なんとか無事に終わって良かったです」と安堵の表情を浮かべた清原さん。女優とのコラボレーションは初めてとなった野田さんも「ホッとしています。本当にやれてよかったです。良い歌が録れて満足です」と話していたそうだ。■山田孝之プロデューサーコメント・野田洋次郎さんに主題歌を依頼された想いDAY AND NIGHTの物語は奈々で終わります。しかし奈々の人生はこれからも続きます。これを表現するため、洋次郎に「奈々の気持ちになって歌詞を書いてほしい」と伝えました。彼はミュージシャンとしてはもちろん、芝居をする人間としても一流の表現者です。彼にお願いすれば奈々の気持ちと寄り添い、奈々の言葉として歌詞を書いてくれると思いました。・大野奈々として、清原果耶さんをボーカルに抜擢されたきっかけ(主題歌の作詞・作曲を野田洋次郎さんに依頼した際に、)洋次郎から「ヒロインの子に歌ってもらうのはどう?」と、素晴らしい提案をもらいました。これ以外に無いと思いました。■本予告到着さらに今回、本作の本予告も到着。映像では、児童養護施設で生活する少女・奈々(清原さん)が、明石幸次(阿部さん)に「彼女いんの?」と問うシーンからスタート。血まみれの女性が横たわる衝撃的な場面や、殴りかかる場面など、物語の世界観が少し覗ける映像となっている。『デイアンドナイト』は2019年1月26日(土)より全国にて公開。※1月19日(土)より秋田県先行(cinemacafe.net)■関連作品:デイアンドナイト 2019年1月26日より全国にて公開 ※1月19日秋田県先行公開©「デイアンドナイト」製作委員会
2018年12月06日WOWOWでは、鈴木拡樹と清原翔がW主演を努めるオリジナルドラマ「虫籠の錠前」を放送することが決定。さらにドラマをはじめ、今後様々なメディアミックス展開をしていくという。■ストーリーかつて秘密裏に人間の秘めたる能力を開発してきた「むしかごの庭」というカルト教団が存在していた。しかし、生み出された能力者のひとりが反乱を起こし、教団は壊滅。能力者たちも散り散りになり、教団跡地には莫大な財産が眠っているといううわさだけが裏社会でささやかかれていた。裏社会の人間などを相手に仕事の仲介や情報の売買を行なっている七海は、ある日裏取引の現場でピンチに陥った際、偶然居合わせたやたらと腕の立つ男・カゴロクに出会う。ひょんなことからコンビを組むことになった2人は、「むしかごの庭」による人体実験で生み出された能力者たちや裏社会の人間たちによる、教団の財産と謎をめぐる抗争へと巻き込まれていく――。■「デュラララ!!」成田良悟が描く完全オリジナルストーリー!TVアニメ化もされた「バッカーノ!」「デュラララ!!」シリーズで知られる成田良悟による完全オリジナルストーリー「虫籠の錠前」プロジェクトがこの度始動!様々なメディアミックス展開が予定されており、今回このプロジェクトの第1弾としてドラマの放送が決定した。本作は、凸凹バディが挑む異能力バトルアクションサスペンスドラマ。不器用だが闘争だけは最強の“カゴロク”と、口先で裏社会を渡る“七海”がコンビを組み、様々な事件を解決。カルト教団により生み出された能力者たちや、教団の残した財産を狙う裏社会の組織など、2人を取り巻く謎も多く、最後まで目の離せないストーリーとなるようだ。また、人気マンガアプリ「comico」にて、成田氏原案によるドラマのスピンオフコミックの連載が決定。TVドラマ化もされた「こえ恋」のどーるるが漫画を担当する。成田良悟コメントこの「虫籠の錠前」は、私の原案を元に漫画や小説など様々な媒体に広げられる企画となっておりまして、その1番手としてドラマがスタートする形となります。私の原作をドラマに最適な形で組み上げて下さった脚本の清水さん、小寺さん、監督である豊島さん、そして鈴木さん、清原さんをはじめとするキャストの皆様に最大級の感謝をしつつ、一視聴者として私も楽しませて頂きます!皆様もどうか御一緒に楽しんで頂ければ幸いです!■主演は鈴木拡樹&清原翔!異常なほどに腕がたち、力も尋常ではなく強い謎の男・カゴロク役には、劇団☆新感線「髑髏城の七人 Season月 下弦の月」や「刀剣乱舞」「煉獄に笑う」など舞台で活躍中の鈴木拡樹。また、舞台・アニメ「どろろ」にて主演を務めることも発表され注目を集めている。裏社会を飄々と渡り歩くブローカーで、“むしかごの庭”の財産を手に入れ、裏社会で優位に立ち回ろうと画策している七海役には清原翔。モデルであり、「いつまでも白い羽根」「深夜のダメ恋図鑑」、来年は連続テレビ小説「なつぞら」や『うちの執事が言うことには』などの待機作があり、俳優としての活動にも期待が寄せられている。■鈴木:「珍しいキャラクター」、清原:「拡樹くんで良かった」作品について「肩の力を抜いて観ていただけるものに仕上がっていると思います」と話す鈴木さんは、カゴロク役について「珍しいキャラクターだと思いますので、どういう人物なのかいろんな可能性を考えました」と事前に構想を練っていたようだが、「現場に行くと周りのキャラクターに引っ張られて肉付けされていき、みんなで作りあげたカゴロクというイメージもあります。現場で育ったカゴロクをお楽しみください」とコメント。また、「ふとしたところで笑えますし、特にカゴロクと七海のバディになっていく、その様を楽しんでいただけたらなと思います。男同士の友情をテーマの一つとして描いているので、こんな変わった友情もありなのかな、とみなさんの心の中に残ればいいなと思います」と見どころを語っている。さらに、清原さんもまた「口八丁手八丁という役柄から普段の自分とはまた少し違うものだったので、どこまで七海というキャラクターに持っていくかたくさん考えました」と明かし、「初めて試みることが多く、本当に沢山のことを学ばせていただくことが出来た現場でした」とふり返る。そして「拡樹くんとは役柄的にも一緒にいることが多かったのですが、お兄さん的な包容力で僕を引っ張っていってくれました。カゴロク役が拡樹くんで良かったと撮影中も今も思っています」と共に主演を務めた鈴木さんについても触れた。なお、監督は『花宵道中』『森山中教習所』の豊島圭介。5人組のロックバンド“サバプロ”こと「Survive Said The Prophet」の「Right and Left」が主題歌に決定した。「虫籠の錠前」は2019年3月、WOWOWにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年12月01日『キセキ ーあの日のソビトー』のキャスト&スタッフが再集結し、「GReeeeN」が初の脚本を手掛け楽曲「愛唄」を映画化した『愛唄 ー約束のナクヒトー』。この度、本作の主演・横浜流星が初めてナレーションを担当した予告編が公開された。今回到着した予告編では、楽曲「愛唄」に合わせてノートに“愛唄”と文字が書かれるシーンからスタートし、“これは、名曲「愛唄」のもう一つの物語。”という言葉が映し出され、新たな『愛唄』の誕生に期待が高まる。映像では、恋も友情も知らないまま自分の人生のタイムリミットを知ったトオル(横浜さん)が一冊の詩集に出会うが、その詩集を書いた少女・伊藤凪は4年前に亡くなっていたことを知る。しかしあるとき、まぎれもなく生きている伊藤凪(清原果耶)の姿を目にする…。そして、母親の愛情の深さを痛感させる、トオルが病院に通っていたことに気づいた母・美智子(財前直見)が涙するシーンや、うなだれるトオルに凪が「トオル君はしたいことないの?」と問いかけると、まるでトオルの運命が動き出したかのように、平凡な毎日の風景が猛スピードで映し出され、凪を自転車の後ろに乗せ颯爽と走り抜けたり、手をつなごうと試みたり、龍也(飯島寛騎)に背中を押されながらまっすぐに恋に突き進むトオルの姿が、生き生きと描かれている。さらにラストは、「その唄は僕らの運命から溢れ出た――」というの横浜さんナレーションで優しく締めくくられている。なお、予告映像を盛り上げるのは、「GReeeeN」が本作のために書き下ろした「約束 × No title」。「GReeeeN」と共に、2017年にLINE社主催のオーディションにて見事グランプリに輝いた青森県出身の現役高校生バンド「No title」が主題歌を歌う。本作音楽プロデューサーで「GReeeeN」プロデューサーのJINは、「この曲には曲の構成として女性の声が必要でした。そして、映画の内容を踏まえ、現役高校生のバンドに依頼をしました」と「No title」起用理由を明かし、「レコーディングを通して『約束』って、素敵なものに出来るかは自分次第だと言うことを改めて理解しました」とコメントしている。また、本楽曲は来年1月にCDリリースを予定、「LINE MUSIC」にて、12月上旬に独占先行配信される。『愛唄 ー約束のナクヒトー』がは2019年1月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:愛唄 ー約束のナクヒトー 2019年1月25日より全国にて公開©2018「愛唄」製作委員会
2018年11月06日