昨年末から始まった賞レースで沸き立つ全米の映画界だが、劇場興行でもオスカー有力候補作品の登場で大盛況!正月の目玉作品としてここ日本でも大ヒット上映中のジェームズ・キャメロン監督による3D超大作『アバター』が12月18日の公開以来、全米興行ランキング1位を占拠、世界中で大旋風を巻き起こしている。12年の沈黙を破りキャメロン監督が完成させた力作とあって、クリスマスシーズンの映画の中でもダントツの注目度を集めていた本作。映画史上、4作品しか達成していない全世界興行収入10億ドル突破を、公開後たったの17日で達成してしまった。現時点で、同じくキャメロン監督作品で史上1位となる記録を持つ『タイタニック』(’97/18億4,290万ドル)や、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(’03/11億1,910万ドル)、『パイレーツ・オブ・カリビアン2/デッドマンズ・チェスト』(’06/10億6,620万ドル)に次ぐ、史上第4位の大記録。一昨年に大ヒットした『ダークナイト』を抜き、史上最速で10億ドル突破を果たした。全米だけでも興収3億5,200万ドルを超え、あのオバマ大統領も一家で年末に本作を鑑賞したとか!日本では、12月23日の公開から2週間で既に興収35億円を突破。早くも『タイタニック』の持つ記録を超えるか否か?ということが現実的な論点となってきた。『アバター』に続き、先週末の興行ランキング2位を維持するのは、名探偵ホームズを新たなスタイルで蘇らせた『シャーロック・ホームズ』(日本では3月12日公開)。本作も全米のクリスマス当日興行収入歴代1位を塗りかえ、全米興収1億3,871万ドルを超える大健闘を見せている。同3位には、国民的な人気を誇る「チップマンクス」シリーズ劇場版の最新作『Alvin and the Chipmunks: The Squeakquel』(原題)。さらに4位にメリル・ストリープ主演の『恋するベーカリー』(日本では2月19日公開)、5位には公開7週目にして高記録を維持しているサンドラ・ブロック主演の『The Blind Side』(原題)と、本年度ゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、受賞に期待がかかる注目作が居並ぶ結果となった。興行面で早くも大勝利を果たした『アバター』。同ゴールデン・グローブ賞では作品賞、監督賞を含む4部門でノミネートという快挙を果たしているが、結果やいかに?■関連作品:第67回ゴールデン・グローブ賞 [アワード]アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reservedシャーロック・ホームズ 2010年3月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2009 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED恋するベーカリー 2010年2月19日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:オスカーに名乗り!全米映画批評家協会賞は『ハート・ロッカー』が3冠圧勝ブラピ再降臨 vs J・デップ!写真でふり返る来日ハリウッドスター2009【後編】『アバター』ヒロインが明かす“開放感”「5歳の子供のように心を開いて演じたわ」J・キャメロン、滝川クリステルとの対面に「ビューティフル!」『アバター』プレミア106か国で大ヒット『アバター』キャメロンが“新旧”ヒロインに込めた思惑とは…
2010年01月05日新年早々の1月3日(現地時間)、アカデミー賞へと続く賞レースのひとつである全米映画批評家協会賞(National Society of Film Critics Awards)の各賞が発表され、イラク戦争を扱った『ハート・ロッカー』が作品賞、監督賞、主演男優賞の3冠に輝いた。全米映画批評家協会賞は1966年から開催されており、その名の通り、全米映画批評家協会に属する批評家によって選出される。アカデミー賞の前哨戦として注目を集める一方で、昨年の作品賞『戦場でワルツを』(イスラエル作品/アカデミー賞外国語映画賞ノミネート)、2006年度の『パンズ・ラビリンス』(メキシコ・スペイン・アメリカ合作)、さらに過去には黒澤明監督の『乱』も作品賞を受賞するなど、アメリカ以外の国で製作された作品が高い評価を受けることも多々見られる。『ハート・ロッカー』はイラク・バグダッド郊外で爆弾の解体・爆破作業を行う軍の危険物処理班と姿なき爆弾魔の壮絶な戦いを描いた作品。ドキュメンタリーを思わせる臨場感あふれる映像と極限状態での緊張感、人間ドラマに全米から絶賛の声があがっている。監督を務めたのは、ジェームズ・キャメロンの元妻キャスリン・ビグロー。今回の監督賞および、主演男優賞受賞でも分かるように、彼女と主演のジェレミー・レナーにも非常に高い評価が寄せられている。今回の受賞以前にもシカゴ、ニューヨーク、ロサンゼルスの映画批評家協会賞で作品賞などを受賞しており、いかに批評家筋の評価が高いかがうかがえる。1月17日(現地時間)に発表されるゴールデン・グローブ賞でも作品賞、監督賞、脚本賞にノミネート。今年の賞レースは当初、『マイレージ、マイライフ』と『NINE ナイン』の一騎打ちと目されていたが、本作はその間に割って入り、一躍、賞レースの鍵を握る注目作品に――。本作以外では、コーエン兄弟の新作『A SERIOUS MAN』(原題)が脚本賞を受賞。また、クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』で、独仏英伊の4か国語を操る、“ユダヤハンター”の異名をとるナチスの大佐を演じたクリストフ・ヴァルツが、『Bright Star』(原題)のポール・シュナイダーと共に助演男優賞に輝いた。批評家賞とは180度異なり、一般の人々の投票で選出するピープルズ・チョイス・アワードが1月6日に発表、さらにゴールデン・グローブ賞は1月17日発表と、年が明けいよいよ本格化してきた賞レース。3月のオスカー授賞式で笑うのは誰だ――?『ハート・ロッカー』は日本では3月6日(土)よりTOHOシネマズ みゆき座、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。全米映画批評家協会賞 主要部門受賞一覧作品賞:『ハート・ロッカー』監督賞:キャスリン・ビグロー(『ハート・ロッカー』)脚本賞:『A SERIOUS MAN』(原題)主演男優賞:ジェレミー・レナー(『ハート・ロッカー』)主演女優賞:ヨランド・モロー(『Seraphine』<原題>)助演男優賞:クリストフ・ヴァルツ(『イングロリアス・バスターズ』)/ポール・シュナイダー(『Bright Star』<原題>)助演女優賞:モニーク(『プレシャス』)ドキュメンタリー賞:『アニエスの浜辺』外国語映画賞:『夏時間の庭』■関連作品:第67回ゴールデン・グローブ賞 [アワード]第82回アカデミー賞 [アワード]ハート・ロッカー 2010年3月6日よりTOHOシネマズ みゆき座、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 2008 Hurt Locker, LLC. All Rights Reserved.A SERIOUS MAN (原題)マイレージ、マイライフ 2010年3月20日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開© 2009 DW STUDIOS L.L.C and COLD SPRING PICTURES. All Rights Reserved.NINEナイン 2010年3月19日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company. All rights reserved.イングロリアス・バスターズ 2009年11月20日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVEDプレシャス 2010年GW、全国にて公開アニエスの浜辺 2009年10月10日より岩波ホールほか全国にて順次公開© 2008 Cine Tamaris ? Arte France Cinema夏時間の庭 2009年5月16日より銀座テアトルシネマほかにて公開■関連記事:『タイタニック』越え見えた?『アバター』旋風止まずオスカー候補も奮闘の全米戦線ブラピ再降臨 vs J・デップ!写真でふり返る来日ハリウッドスター2009【後編】J・キャメロン、滝川クリステルとの対面に「ビューティフル!」『アバター』プレミア106か国で大ヒット『アバター』キャメロンが“新旧”ヒロインに込めた思惑とは…シャイア・ラブーフ、ゴールデン・グローブ賞候補の恋人とL.A.をデート
2010年01月05日ジェームズ・キャメロン監督の12年ぶりとなる渾身の一作『アバター』。本作で、美しき惑星パンドラの先住民族・ナヴィの娘、ネイティリを演じたのは、『バンテージ・ポイント』、『スター・トレック』での好演が光るゾーイ・サルダナ。本作でも、鉱物資源を求めパンドラへと兵を進める人類から故郷を守るべく戦い、そしてサム・ワーシントン扮するジェイクと恋に落ちるヒロインを熱演している。環境問題、資源を求めての侵略、異なる文化や価値観を持つ者との共存など、2時間半超の物語の中に監督が詰めこんだ様々なテーマを彼女はどのように感じ、どのように演じたのか?直接話を聞いた。ナヴィは人類の1.5倍の体躯と青い肌という、人類とはかけ離れた容貌を持つ。ジェイク役のサムと異なり、ゾーイの場合は劇中、全く自身の素顔は出さず、体中にドットを装着してのモーション・キャプチャー技術を駆使しての撮影となった。役柄、物語に対して感情移入することは難しくなかったのだろうか?「そうね、でも設定がたとえ宇宙の違う星だったとしても、伝えている内容はとても普遍的だと思うわ。そういう意味で、役に対して感情移入するのは、決して難しくなかったわ。撮影の前に“歴史”を学ぶということをリサーチとしてやったわ。これまで、私たちが生きてきた地球、人類の歴史――環境を大切にしてこなかったこと、先住民の人々を尊重してこなかったこと、そういったことをふり返ることでこの物語に対して感情移入することができたの。ただ、映画で描かれるのはキャメロン監督が全て作り上げた全く新しい世界だったので、その独特の世界観というのも念頭に置いて撮影に臨んだわ」。インタビューと同日に行われた会見でも、インタビューの最中も、ゾーイはたびたび、本作の撮影の中で味わった感覚を「開放感」と表現している。最新のCG技術、モーションキャプチャー技術を駆使して、スタジオのブルースクリーンをバックに演じる中で味わう“開放感”。逆説的にも聞こえるが、どういう意味だろうか?「5歳か6歳の子供の頃を思い出してもらえば一番分かりやすいと思うわ。その頃の子供のイマジネーションは無限で、すごく自由にいろんなことを空想してるわよね?でも、大人になるにつれて、そういった想像力が制限されて保守的になってしまうもの。役者というものは、トレーニングで常に自分をオープンにすることを心がけていくものだけど、今回は特に最新のキャプチャー技術を使っているからこそ、演じるときにあるのは純粋に俳優と監督と物語だけだった。そこで作り上げた物を最新の技術が拾ってくれるわけだけど、私たち俳優ができるのは、いかに物語を現実のものとして作り上げるか?ということ。だからこそ、純粋に心を開いて想像力を最大限に引き出して演技に臨んだの」。そうした境地に至るまでの過程について、ゾーイはキャメロン監督を手放しで絶賛し、こう語る。「とにかく、彼が頭に描いていた世界は、まるで触れられそうなほど明確だったの。私たちは瞬時にその世界を理解し、入り込むことができたので、撮影は毎日、遊んでるようだったわ。パンドラの葉っぱ1枚の大きさや動物たちがどのくらい危険な存在なのか、監督は全てはっきりと説明してくれた。変なスーツとヘルメットを装着しての撮影だったけど(笑)、驚くべき体験ができたわ」。『スター・トレック』で演じたウフーラといい、本作でのネイティリといい、どちらかというと“強い”ヒロイン像を演じることが多いゾーイ。「素のあなたはどんな女性?」と尋ねると、彼女は力こぶを作っておどけた。「私はどちらの要素も持っていると思うわ。つまり、強い女性に憧れる気持ちもあるし、その一方でジェーン・オースティンの小説に出てくるような女性らしい女性もすごく好きなの。ただ、演じることに関してはタフな女性の方に惹かれるわね。子供の頃からバービー人形よりも、(本作で共演した)シガニー・ウィーバーが『エイリアン』で演じた女性の役や『ターミネーター』のサラ・コナー役に憧れてたの。演じていく中で自分を見出したり、理解できるような役が好きなのね。それに、武術やマーシャルアーツも好きだしね」。その言葉通り、本作では激しいアクションを披露しているゾーイ。願わくば、次作では素の彼女の美しい顔立ちがはっきりと見えますように!さらなる活躍を期待したい。■関連作品:アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved■関連記事:J・キャメロン、滝川クリステルとの対面に「ビューティフル!」『アバター』プレミア106か国で大ヒット『アバター』キャメロンが“新旧”ヒロインに込めた思惑とは…サム・ワーシントン、今度は“英雄”ペルセウスに!来年公開の主演作の最新映像到着【どちらを観る?】2009年もあとわずか…年末年始オススメ映画レビュー第1弾『アバター』遂に完全版初披露!ジェームズ・キャメロン12年ぶり新作に手応え
2009年12月24日フリーアナウンサーの滝川クリステルが「第82回アカデミー賞授賞式」、「第52回グラミー賞授賞式」などWOWOW3番組に出演することになり12月16日(水)、東京・イマジカ品川プロダクションセンターで就任会見を行った。同局が独占生中継するアカデミー&グラミー授賞式では現地に赴き案内役を、2010年2月6日(土)スタートの環境番組「BBCEARTH2010」ではプレゼンターを務める。日仏ハーフで今年9月までフジテレビ系「ニュースJAPAN」のキャスターを7年間務めたワールドワイドな美貌と知性が、3番組のイメージにピッタリとして抜擢されたことに「フジ以外の他局は初めてで嬉しい。『ニュースJAPAN』を卒業し、こんなワールドワイドな仕事をする機会をいただいて視野が広がる期待感があります」と喜びを表現。多彩なハプニングが多いことも見どころのひとつとなっているアカデミー賞授賞式では過去、全裸男性の乱入事件もあったが「ちょっと全裸は困りますけど、(案内役の相方のジョン・)カビラさんと手を合わせ、(ハプニングがあっても)動揺せず、楽しみながら務めたい」とアドリブを効かせる決意も語った。一方で、今年一年をふり返ると「私にとってはまさに転換の年。激動とまでは言いませんけど人生の大きな節目になった」としみじみ。来年の公私の抱負については「これまで、帯番組をやっていて難しかったですが、来年は海外に行く機会も増えると思うので、スタジオを出て新しい世界を見ていきたい。プライベートでは…生活を元に戻すのが大変でやっと朝型に変わってきたところ。これから模索していきたい」と微笑んだ。クリスマスが近いとあって、この日は「クリスマスと言えば赤」と真っ赤なワンピースに黒タイツ、黒ブーツ姿の愛らしい装い。「白のブーツだったら完璧だったんですが、スミマセン」と照れつつ「クリスマスは当たり前のように家族と過ごしてきました。今年も家族と…。つまらない答えですみません」と、苦笑いで話した。「第52回グラミー賞授賞式」は2010年2月1日(月)、「第82回アカデミー賞授賞式」は同3月8日(月)、いずれもAM 9:30よりWOWOWで独占生中継。「BBC EARTH 2010」は2月6日(土)スタート、毎週土曜日21:00放送。1月2日(土)16:30より新春スペシャルが放送される。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:第82回アカデミー賞 [アワード]■関連記事:オスカー前哨戦のナショナル・ボード・オブ・レビュー賞でG・クルーニー新作が4冠
2009年12月16日どんなに仕事のできるビジネスマンでも、異性のフェロモンの誘惑に負けてしまうこともあるハズ。実際のフェロモンは視覚や聴覚で感じるモノではないそうですが、とはいえ不思議とフェロモンを“心”に感じさせる人は意外といるもの。たとえば芸能人でたとえると……?20代ビジネスマンに聞いてみました!>>女性編も見るQ、フェロモン(色気)を感じる有名人は誰ですか?1位杉本彩14%2位藤原紀香6%3位黒木瞳4%4位安めぐみ3%5位綾瀬はるか2%5位上戸彩2%5位米倉涼子2%5位北川景子2%■杉本彩のココにフェロモンを感じる!・「存在自体がフェロモン」(28歳/小売/販売)・「声、身体。歳をとってもそのエロスは変わらないから」(28歳/精密機器/営業)・「大人としての妖艶な発言」(24歳/運輸/営業)・「目からパワーを感じて惹きつけられる」(29歳/団体/企画開発)・「本人の容姿に加え挑発的な服装」(22歳/自動車関連/営業)■藤原紀香のココにフェロモンを感じる!・「グラマラスなスタイル」(27歳/通信/法務)・「しぐさからスタイルすべて」(23歳/運輸/営業)■黒木瞳のココにフェロモンを感じる!・「声と所作」(28歳/自動車関連/研究開発)・「40代の割に若く見えるから。また、人妻と感じさせない魅力があるから」(23歳/電気/設計)■安めぐみのココにフェロモンを感じる!・「癒し系なところ」(23歳/学校/非常勤講師)・「雰囲気と唇」(27歳/小売/販売)■その他、この芸能人のココにフェロモンを感じる!・綾瀬はるか「天然っぽい雰囲気」(24歳/食品/製造)・上戸彩「考えるような演技をしている一瞬がとても良い」(25歳/IT/エンジニア)・米倉涼子「ダイナマイトなボディに欲情できる」(25歳/警備/警備)・木村拓哉「男性から見ても、しぐさや発言など全てにおいて色気を感じます」(29歳/通信/管理部)・仲間由紀恵「哀愁」(26歳/金融/営業)・由美かおる「あの年で魅力的な外見はフェロモンを感じます。水戸黄門の入浴シーンも色気が感じられるシーンです」(24歳/卸/システム)・石田純一「靴下を履いていないところ」(25歳/自動車関連/研究開発)・滝川クリステル「ニュースを読んでいるときの下目使い」(25歳/IT/システム)・ほしのあき「童顔で巨乳なところ」(27歳/IT/営業)完全版(画像などあり)を見る
2009年10月13日