三谷幸喜が作・演出を手掛け、柿澤勇人が主演を務める舞台『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』が東京・世田谷パブリックシアターにて上演中。その開幕に先駆けフォトコール(マスコミ向け写真撮影会)と囲み取材が行われた。【チケット情報はこちら】本作は、シャーロック・ホームズファンである三谷が「シャーロック・ホームズは如何にして、偉大なる名探偵になったのか?」をテーマに書き下ろした新作。若きホームズとワトソンが、小説シリーズ最初の作品『緋色の研究』で描かれた最初の事件に遭遇するまでの数カ月間を描く。囲み取材にはホームズ役の柿澤、ワトスン役の佐藤二朗、依頼人ヴァイオレット役の広瀬アリス、そして三谷が出席。三谷は「ホームズは子供の頃から大好きだったので、いつか自分のカタチで新しいホームズができないかなと思っていました」と肝いりの作品であることを明かし、「ホームズにも当然若い時代があったわけで。描かれてない、まだ未熟な彼はどんな人だったんだろうと思ったとき、柿澤さんの芝居を観て“あ、ここにホームズがいた”と思いました」と語る。それを受けて柿澤は「稽古最終日にそのような言葉をかけていただいて。泣きそうでした」と笑顔を見せる。三谷とは初タッグとなる3人。佐藤が「三谷さんは憧れに近い存在。でも憧れと言っていても誰のためにもなりませんので、この期間は忘れて“幸喜ちゃん”と呼んでいます」と話すと、三谷は「柿澤さんも廣瀬さんもすごく一生懸命。でも二朗さんがちょっと僕にはめんどくさい」と仕返し(?)し、取材陣を笑わせる。広瀬が「稽古場での三谷さんは母のよう。やさしく見守ってくださって、やさしくいろいろおっしゃってくださる。“そこで変顔して”とか」と話すと、三谷は「彼女は言えばなんでもやってくれるんです。素敵なおもちゃをいただいたみたい」と絶賛した。最後に柿澤が「皆さんご存知のシャーロック・ホームズが誕生する瞬間が見られると思います。ホームズを知らない方でも楽しめます!」と話した。フォトコールでは冒頭15分を公開。三谷が「最高のホームズ」と語った柿澤は、小説のホームズの片鱗も見せつつも子供のような言動が愛らしい。ホームズが甘え放題わがまま放題の同居相手ワトスンは父親のようで、既に名コンビの香りが漂う。そこに依頼に訪れるヴァイオレットは癖が強く、さてどんな展開に…というところでフォトコールは終了した。公演9月29日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて上演後、10月3日(木)から6日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、10月12日(土)13日(日)に福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホールを巡演。9月7日(土)12:00~立見席・見切れS席をチケットぴあにて販売。取材・文:中川實穂
2019年09月02日三浦春馬を主演に、ベストセラー作家・伊坂幸太郎の同名小説を斉藤和義の音楽にのせ、『愛がなんだ』の今泉力哉監督が映画化した『アイネクライネナハトムジーク』。この度、本作で母親役に挑んだ、「なりたい顔No.1」にも輝く大人気モデルで女優・森絵梨佳の場面写真&メイキング写真を独占入手した。今回解禁されたのは、カリスマ的人気を誇るモデルとして多数の女性誌でカバーを飾り、メイクヴィジュアルブックも話題を呼ぶ森絵梨佳が演じる、織田由美の劇中写真とメイキング写真。学生時代に出会った一真(矢本悠馬)と結婚し、変わり者でだらしない旦那に呆れながらも2人の子どもたちに囲まれ、賑やかな家庭を明るく支える母を演じている。「普段は優しい由美ですが、若くして母親になったこともあり、強くたくましい母親でもあるので、その点をきちんと演じられたらと思っていました」と森さん。解禁された劇中写真には、2人の幼い子どもたちと並び、一真と佐藤(三浦春馬)を笑顔で見送る由美と、高校生に成長した長女の美緒(恒松祐里)と過ごす姿も。森さんは「思い返すと、私の母は見守ってくれることが多くて、そのスタンスを思春期になった娘とのお芝居の中では大切にしました」と、役に込めた思いを明かした。誰もが魅了されるその透明感溢れる美貌で「なりたい顔NO.1」と称されるほど、圧倒的な女性人気を誇り活躍する森さんのキャスティングには、“大学時代、誰もが振り返る美人”という由美の役柄から、「そう言えば、あの綺麗な人は?」とCMなどで活躍していた森さんに製作陣の間で話題が集中。さらに仙台出身ということも弾みになったという。家族を大切に思う、優しい由美のイメージにぴったりな笑顔溢れる森さんに、ぜひ注目してみて。『アイネクライネナハトムジーク』は9月20日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。9月13日(金)より宮城県先行公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイネクライネナハトムジーク 2019年9月20日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2019「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会
2019年08月29日アイドルグループ、Aphrodite(アフロディーテ)の倉澤雪乃がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『女神のまどろみ』(発売中 4,104円税込 発売元:竹書房)の発売記念イベントを行った。ゴシック&ダークスタイルをコンセプトに活動しているアイドルグループ、Aphrodite(アフロディーテ)のメインボーカルとして活躍している倉澤雪乃。上からB88・W55・H86というスレンダーボディーに豊満バストという凹凸ボディーが魅力の21歳で、資質的にも今後のグラビア界を賑わす逸材だ。初リリースとなる同DVDは、今年3月にハワイで撮影。全体的には彼氏とハワイを旅行するという設定がある中、初めてのDVDということでフレッシュな姿が見られる作品となっている。大人っぽい黒のビキニ水着で報道陣の取材に応じた倉澤は「映像でグラビアが残るということは私にとって初めてなので感動しました」と完成したDVDに満足そうで、「シーン的にはまず朝起きて寝起きでゴロゴロしたり、彼氏とラブラブするシーンがあったり、海で一緒に走ったり砂で遊んだりするシーンがあります」と具体的なシーンを紹介した。「初めてのDVDということもあって慣れてない感じの初々しいDVDになっていると思います」という倉澤は今回、野外で大胆にも"手ブラ"を披露している。「どうったんだろう? 恥ずかしいという記憶しかないですね(笑)」としつつ、「守られている面積が少なかったので最初はどういう表情をしていいのか分かりませんでしたが、やっていく内に大胆になっていったと思います。開放的になりました」とアピールした。初めてのDVDを自己採点すると「94点です! 出来あったものを見たら、もうちょっとこうしたかったとかが出てきたので、次に出す時はそれをクリアにして100点にしたいです」と課題を口にし、「初々しい作品が1枚できたので、それを取っ払って自分らしい作品をどんどん作っていきたいと思います」と次回作にも意欲。そんな彼女は現在、Aphroditeのメンバーとして活動しているが、「将来は東京ドームとかでやりたいですが、海外で活躍したいなって思っています」と意気込みを語っていた。
2019年08月14日アイドルグループ、Aphrodite(アフロディーテ)の倉澤雪乃が、最新イメージDVD『女神のまどろみ』(4,104円税込 発売元:竹書房)をリリースした。ゴシック&ダークスタイルをコンセプトに活動しているアイドルグループ、Aphrodite(アフロディーテ)のメンバーとして人気を博している倉澤雪乃。上からB88・W55・H86というスレンダーボディーに豊満バストという凹凸ボディーが魅力の21歳で、資質的にも今後のグラビア界を賑わす逸材だ。グラビアデビュー作とあって、全体的にはソフトの仕上がりだが、随所で水着姿となって豊満バストの谷間を見せつけるなど、そのプロポーションは圧巻の一言。グループのライブパフォーマンスで鍛え抜いたボディーを披露している。イチオシは、ベッドでうさぎのコスプレをしたシーン。胸の膨らみが感じられるセクシーな水着を着用しながら、現役アイドルらしいキュートで甘い仕草で見るものを惑わす。なお、同DVDの発売を記念したイベントが8月10日、東京・秋葉原のソフマップAKIBA 4号店 アミューズメント館(12:00~)で開催される。
2019年08月08日大阪市の淀川文化創造館シアターセブンにて、今泉力哉監督の過去作を上映する「今泉力哉監督 特集」が、6月29日(土)より開催されることが分かった。現在上映中の岸井ゆきの主演『愛がなんだ』に続き、三浦春馬主演『アイネクライネナハトムジーク』が9月に公開を控える“恋愛映画の名手”今泉監督。今回シアターセブンでは、監督の過去作より、“特別ではない人々”の愛や関係性に迫る作品群をスクリーン上映!代表作『サッドティー』をはじめ、韓国のアイドルグループ「NU’EST」のメンバーが出演する『知らない、ふたり』、福島と東京を舞台にした群像劇『退屈な日々にさようならを』、「乃木坂46」脱退後の深川麻衣初主演映画『パンとバスと2度目のハツコイ』の長編4作品を日替わり上映。さらに、「今泉監督セレクト」として、今泉監督が本特集に合わせて選んだ短編3作品『TUESDAYGIRL』『微温(ぬるま)』『最低』をまとめて観れるプログラムも用意されている。<今泉力哉監督コメント>微温(ぬるま)は、"のろま"の語源らしい。最低、サッド、知らない、退屈。。。ネガティブワードのオンパレード。映画「愛がなんだ」をきっかけに今までの私の映画がこうして見てもらえること。とても嬉しいです。パンとバス、そして、アイネクライネナハトムジーク(ちいさな夜の音楽)まで。どれもこれも大好きな映画。ちなみにTUESDAYGIRLはナンバガのあの歌からつけたタイトルです。火曜日の記憶。「今泉力哉監督 特集」は6月29日(土)~シアターセブンにて開催。(cinemacafe.net)
2019年06月24日映画『町田くんの世界』ジャパンプレミアが7日に都内で行われ、細田佳央太、関水渚、岩田剛典、高畑充希、太賀、池松壮亮、北村有起哉、石井裕也監督が登場した。同作は、『川の底からこんにちは』で第53回ブルーリボン賞監督賞を史上最年少で受賞した石井裕也監督の最新作で、安藤ゆきによる同名コミックを実写化。運動も勉強も苦手で、見た目も普通な町田くん(細田佳央太)だが、困った人の事は絶対に見過ごさず、接した人みんなの世界を変えてしまう不思議な力があった。そんな町田くんに訪れた突然の出来事により、優しさに溢れていた“町田くんの世界”がひっくり返る。"超新人"である細田と関水をオーディションで抜擢した石井は、「考えてなかったんですけど、オーディションをやらせてもらって、出会ってしまいました。細田少年に。こんなピュアな、一生懸命な、すごい好青年で。今後売れても、全然チャラついたりはしないというくらいの好青年で。この人しかいないと即決しました」 と絶賛。細田も照れた様子を見せていた。関水は「私自身、初めてのお芝居でした。(演じた役の)猪原さんと同じように私も一生懸命お芝居したので、そこを観ていただきたいです」とアピール。また、新人2人へのアドバイスを求められた池松は、「お芝居とか、歌、ダンスで人を幸せにするような、岩田さんのような俳優になっていただきたいですし、『ピーター・パン』をやってる高畑さんのように夢を与える女優さんに。決して太賀くんのような屈折した大人にならないことを心がけていただければ」と太賀をいじり、北村も「同意見です」と乗っかる。太賀は「なんか困ったことあったら相談してね」と優しさを表した。撮影を振り返った細田は、「過呼吸で倒れてしまいまして。夢中になってやってしまって」と告白。「校内中を全力で走り終わるシーンで、息づかいもやっていたんですけど、やりすぎてしまったのか、過呼吸になって倒れてしまいまして、撮影を止めてしまうというご迷惑をかけた」と反省する。「監督にも支えていただいて、ありがとうございます」と改めて感謝していた。
2019年05月07日内田裕也さん(享年79)のお別れの会「内田裕也Rock’n Roll葬」が4月3日に営まれた。そのなかで喪主を務めた内田さんの長女・也哉子(43)の謝辞が大きな反響を呼んでいる。《私は正直、父をあまりよく知りません。わかり得ないという言葉のほうが正確かもしれません》そんな言葉から始まった也哉子の謝辞。裕也さんについて《いつ噴火するか分からない火山であり、それと同時に溶岩の間でものともせずに咲いた野花のように、すがすがしく無垢な存在でもありました》と表現し、《父が息を引き取り、冷たくなり、棺に入れられ、熱い炎で焼かれ、ひからびた骨と化してもなお、私の心は、涙でにじむことさえ戸惑っていました》と語った。しかし《私が父から教わったことは何だったのか。それはたぶん大げさに言えば、生きとし生けるものへの畏敬の念かもしれません》とする也哉子。《彼は破天荒で、時に手に負えない人だったけど、ズルい奴ではなかったこと。地位も名誉もないけれど、どんな嵐のなかでも駆けつけてくれる友だけはいる。これ以上、生きるうえで何を望むんだ。そう聞こえています》と続けた。《母は晩年、『自分は妻として名ばかりで、夫に何もしてこなかった』と申し訳なさそうにつぶやくことがありました。『こんな自分に捕まっちゃったばかりに……』と、遠い目をして言うのです。そして半世紀近い婚姻関係のなか、折々入れ替わる父の恋人たちにあらゆる形で感謝をしてきました。私はそんなきれいごとを言う母が嫌いでしたが、彼女はとんでもなく本気でした》そう母と父の関係を語り、《2人を取り巻く周囲にこれまで多大な迷惑をかけたことを謝罪しつつ、いまさらですがこの“ある種のカオス”を私は受け入れることにしました》とした也哉子。最後には《彼らしく送りたいと思います》として《Fuckin’ Yuya Uchida, don’t rest in peace. Just Rock’n Roll》と結んだ。そんな謝辞にTwitterでは感動する声が上がっている。《内田裕也さん 樹木希林さん このお2人の娘さんだからこそ伝えられる、伝わってくるんだろう…… 何故かじんわり涙が流れてくる感じだった》《言葉を仕事にする人に読んで欲しい。詩的であり、論理的であり、当事者的であり、第三者的。締めを別次元に飛ばす感性。才能という言葉でしか説明がつかない言葉選びと言葉運びがただ、すごい》《これはちょっと、すさまじいな。名文ではなかろうか、ロックンロールではなかろうか》自らの心の内をすべて赤裸々に明かした也哉子の言葉。きっと、天国の2人も届いていることだろう。
2019年04月04日お笑いコンビ・よゐこの有野晋哉と元モーニング娘。のメンバーでタレントの高橋愛が28日、都内で行われた「「国民的 2 大キャラクターの対決プロジェクト」発表会に出席した。2019年に40周年を迎えたガンダムと45周年を迎えたハローキティが対決するというテーマに沿って、オリジナル映像がWEB上で公開。ジオン公国との戦いを続ける、ガンダムを操縦する主人公のアムロの前にハローキティが戦いをやめさせるために現れて…というストーリーが展開。現在、全3話のうち1話が公開されている。ガンダムのファン歴が37年という有野は、『機動戦士ガンダム』に登場する連邦軍の制服姿で登場し、「普段着です」と会場の笑いを誘いつつ、「子どものときに、かっこいいロボットをきっかけにはまったけれど、大人になって見返したら『これは恋愛ものやな』と思った」といい、ガンダムのプラモデル、ガンプラのコレクションも「段ボール6箱分は持っていた」と明かした。「ハローキティのリボンの赤を意識しました」と、鮮やかな赤のスカートとリボンのチョーカーを身につけた高橋はは「おばあちゃんがハローキティグッズを買ってくれていて、記憶がないころからキティちゃんと一緒の写真が残っています」と話し、「遠足のときの敷物やお弁当箱も全部キティちゃん柄です。ナチュラルにそばにいてくれる存在で、泣いているときも一緒にいてくれました」とハローキティ愛を語った。発表会では、有野と高橋が、自慢のキャラクターグッズコレクションを紹介する「プレゼン対決」を実施。有野は、長いファン歴の中で手に入れてきたお宝だというガンダムグッズを紹介、高橋は出身地である北陸地方の「ご当地キティ」を披露した。さらに2回戦では、有野が、富野由悠季監督のサインを紹介。監督が特別に直筆した「∀ガンダム(ターンエー)」のイラスト付きのもので、「ガンダムのデザイナーは別にいるので、監督がイラストを描くのはめったにないんですよ」と自信満々に語った。一方、高橋は、福井県にちなんだ「恐竜キティ」を紹介。「コラボしてくれないかなーと思っていたので、よくぞやってくれた! と思いました」とアピールした。プレゼン対決の勝敗は、会場の拍手の量で決定し、高橋のプレゼンテーションに軍配が上がったが、「この対決プロジェクトは1年続きますが、1年戦争はガンダムが得意です!」と有野がアピールし、高橋も「キティちゃんは平和主義、みんな仲良くって感じだけど、キティちゃんを勝たせてあげたい」語った。
2019年03月29日歌手の倉木麻衣、元サッカー日本代表の澤穂希が21日、都内で行われたプロジェクションマッピング上映イベント「TOKYO VISION ~500 Days to Go! Night~」に出席した。「TOKYO VISION ~500 Days to Go! Night~」は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催500日前を迎え、大会に向けた気運醸成と東京の魅力を発信する目的で実施。約8分間のプロジェクションマッピング映像が、21日から24日までの4日間、東京2020大会時には会場エリアとなる有明の「東京ビッグサイト」と「パナソニックセンター東京」の壁面に投影される。ステージに登壇した倉木は、開催まで500日に迫ったことについて、「もうすぐですね。私もワクワクしています」と期待に胸を膨らませ、「選手のみなさんはメダルを獲得しようと日々、頑張っていらっしゃると思います。みなさんの夢が形になってほしいです」とエール。「また、世界の方たちが日本に来て、『日本で開催してよかったな』と思ってもらえるオリンピック・パラリンピックになればなと思います。私も音楽で応援させていただきたいと思います」と歌手としての意気込みも語った。あいさつを終えると、「短い時間ですが精一杯、心を込めて、選手のみなさんに声援を届けていきたいと思います。2020年! オリンピック! パラリンピック! みなさん、一緒に応援して行きましょう!」と呼びかけ、「Stand Up」「ベスト オブ ヒーロー」の2曲を熱唱。ライブパフォーマンスを間近で体験した澤も「かっこよかったです」と感激していた。その後、プロジェクションマッピングが披露され、澤は「なんだか選手に戻ったような気分になってしまいました。『今から戦うのだな!』という感じの勢いになってしまいましたね。気持ちが高まります」と興奮。一方の倉木も、「感動しました。もう1回見たい」と声を弾ませ、「たくさんの方に観て頂きたいです。『前に、前に!』と、気持ちがどんどんわき上がってくるような、とても情熱的なプロジェクションマッピングでした。この先、わくわくした気持ちで2020年を迎えられそうです。オリンピック・パラリンピックがすごく楽しみになりました!」と感想を述べていた。
2019年03月22日お笑い芸人の有吉弘行が2日、ラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN/毎週日曜20:00~)に出演し、丸佳浩選手がプロ野球・広島から巨人に移籍したことを嘆いた。丸選手はフリーエージェント(FA)宣言しており、11月30日に巨人への移籍を表明した。広島ファンの有吉は「丸選手が。チッ、巨人に」と舌打ち。アシスタントを務めたデンジャラスの安田和博から「舌打ちしてるじゃねえかよ。もう不満が出ちゃってるじゃねえかよ(笑)」とツッコまれると、「『まだそんなことする?』という。もう広島からフリーエージェントで、何人を巨人に送りこんだ?」「川口(和久)投手とか江藤(智)とかね。なんで広島の主力を取ってくんだよ。いい加減にしてくれよ、本当に」と嘆き節。また、有吉は「しょうがないんだけどさ。だから選手に非があるとは僕は全然思わないけど」と語り、「なんであんなことするのよ。巨人の生え抜きがかわいそうじゃない」と気遣いを見せた。そして「これはでも、悔しいから言ってるわけじゃないけど、これでまたカープのチームの状況が活性化しますから。これはいいことだと思ってます。それは全然悔しくないし、別になんともないですよ」と強がると、安田が「でも舌打ちしてたから」と再びツッコミ。有吉は「取りすぎじゃない? なんですぐ取るの? 欲しくなっちゃうの? ジャイアンツなんか全然優勝してないじゃん。こんなことばっかりしてるからだよ」と本音をのぞかせた。
2018年12月03日アイドルグループ・夢みるアドレセンスの京佳が12月1日、東京・新宿の福家書店新宿サブナード店で写真集『京佳2nd写真集 きょんにゅー』(発売中 2,700円税抜き 講談社刊)の発売記念イベントを行った。アイドルグループ・夢みるアドレセンスのメンバーとして活躍中の京佳。グラビアにも積極的で、2017年に発売した1st写真集では豊満のFカップバストを露わにしてグラビアファンを沸かせた。1st写真集以来となる同写真集は、バリ島でロケを敢行。初めてのランジェリー姿を解禁するなど、セクシーさ全開の1冊となっている。京佳は「タイトルの通り"巨乳"という意味もありますが、"New"という意味も込めているので、新しいことにチャレンジしました。ランジェリーもそうですが、何も着けてない状態もあります」と紹介しながら、「セクシーさを出すことにはとても緊張しましたが、自分的に今年は新しいスタートの年になったので、ここだなと思って挑戦しました」と語った。また、巨乳ならではのハプニングもあったことを告白。黄色い水着姿で犬とじゃれ合っているカットのシーンでは「ワンちゃんが寝そべっていたので、私も寝そべって立ち上がろうとした瞬間にポロリ(笑)。完全に気づかなくて、本当に恥ずかしかったです。スカートがパンツに食い込んでいるぐらい超恥ずかしかったですよ。スタッフさんからは『こんなに大胆にポロリする人は初めて』と言われました」と照れ笑いを見せた。イベントの翌日(12月2日)に19歳とななった京佳。「10代ラストということで、自立していこうと思っています。お母さんに何でもやってもらうんじゃなく、自分ができることはやってみようと思っています」と抱負を。具体的に挑戦したいことを「今、美人トレーニングがめっちゃ流行ってるじゃないですか。だからお尻のトレーニングにチャレンジしてみたいですね。グラドルさんも結構やっているみたいなので、お尻を鍛えていこうと思います!」と意欲を見せていた。
2018年12月03日アイドルグループ・欅坂46の志田愛佳が16日をもって同グループを卒業したことが明らかになった。志田は今年5月より体調不良で活動休止していた。16日、欅坂46の公式サイトで、「休養中の志田愛佳ですが、この発表をもちましてグループから卒業することになりましたので、ご案内申し上げます」と明かされ、「在籍中はたくさんの応援をいただきありがとうございました」と報告された。また、志田も自身のブログを更新し、「オフィシャルサイトでも発表があったように、欅坂46を卒業します。!」と報告し、「今年の初めの頃から卒業を考えていて、それを話したところ、精神面の休養、考える時間として休業という形にしてくださったスタッフさんには感謝しています」と述べた。そして「長期の休みをいただき、戻ってくれば?など声をかけてくれたメンバーとスタッフさんがいて、それでもその言葉に返答することができずに、長い時間が経ってしまいました。ずっと辞めるか続けるかという考えを行き来して」と明かす。欅坂46としての活動について、「私が欅坂にいた時期は高校2年生からで、その時期は人生にとってとっても大事な時期だった」と振り返り、「何より欅坂のメンバーには本当にありがとうって伝えたいです」とつづった。最後に「これからはメンバーを影ながら応援していきます。! 約3年間本当にお世話になりました。!またね~!」とファンに向けて別れを述べた。
2018年11月16日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の古賀哉子さんです。初グラビアで表紙に大抜擢。「あの子は誰?」と話題に!この夏『週刊ヤングジャンプ』と『週刊プレイボーイ』、2誌の表紙を飾った古賀さん。「『目力がある』という声をたくさんいただきました。この目は完全に遺伝。父のおかげなんです(笑)」。6月に『ラストアイドル』を卒業し女優に本格転向したばかり。映画やドラマへの出演が続々と決まっている。「演技は奮闘中ですが、台本に書かれていない背景を想像して表現することが楽しい。息抜きはラップバトルの動画を見ること。ラッパーたちの高度な言葉遊びを聞いていると時間を忘れちゃう」愛犬の写真を毎日チェック。家族のグループLINEで送られてきます。3歳で5kgのビッグなチワワ。感性や想像力を養うため美術館へ。「ルーヴル美術館展」は時代背景や人々の想いを感じる深い展示でした。凍らせるだけ、の簡単アイスにハマり中。豆乳を冷凍庫に入れて作る即席アイス。ヘルシーだし、おいしい!こが・やこ1997年生まれ。オーディション番組『ラストアイドル』(テレビ朝日)でデビュー。9月9日スタートの『文学処女』(MBS、11日にはTBSで放送)でドラマ初出演。※『anan』2018年9月12日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2018年09月05日アイドルグループの夢みるアドレセンスのメンバーで、“プロフェッショナルロリ巨乳”の異名を持つ京佳(18)が、6日から2ndデジタル写真集『夢みるイノセンス』を『週刊現代』(講談社)より配信開始した。京佳の2ndデジタル写真集『夢みるイノセンス』今年に入ってから各誌でのグラビア露出の機会が増え、2月に発売した1stデジタル写真集『Aikyouka!!!』が、FRIDAY2018年度デジタル写真集売り上げ3位にランクインするなど、絶好調の京佳。今作は今までのかわいらしくあどけないアイドルの印象から一転、さらに磨きのかかったスタイルを惜しげもなく披露。大人の表情と“ゆるふわボディー”を前面に打ち出し、73ページの撮り下ろしでまとめた。京佳はYouTubeの公式チャンネルでメイキング動画をアップ。脇の下に落書きをして、「カメラマンにバレたら即終了」のドッキリを仕掛けている。
2018年07月06日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』、第11回です。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。本日のゲストは、人気ブランド「earth music&ecology(アース ミュージックアンドエコロジー)」をはじめ、15ブランド・900店舗を国内外で展開するストライプインターナショナルの創業者である、石川康晴さん。私がディレクターを務める「LEBECCA boutique(レベッカブティック)」も同社のブランドです。社会に多大な影響を与え、全く無名の私に人生最大の転機を与えた彼が選ぶ、「記憶の一着」とは?石川さんと赤澤える初めて作った服、最後に作った服赤澤 える(以下、える):『記憶の一着』について聞かせてください。石川 康晴(以下、石川):20年前に作ったTシャツです。90年代後半、僕が27歳の時。初めてデザインしたものと最後にデザインしたものを両方持ってきました。石川さんが20年前に作ったTシャツえる:石川さん、デザイナーもしてたのですね。石川:うん。これは「e hyphen sixty-six(イーハイフン シックスティーシックス)」というブランドなんだけど、今も会社にあるブランド「E hyphen world gallery(イーハイフンワールドギャラリー)」の前身に当たるブランドです。える:もう既に会社を作って、社長業をしていましたか?石川:やってた。小さなアパレル会社を岡山で始めて4年目の時。今の規模になるなんて想像していなかった頃だね。こんなのばっかり着てたよ。この2枚には5年の差があるし今となってはブランド名も変わったけど、なんだかテイストが似ていると思わない?赤澤:そうですね。今のイーハイフンの軸に通ずるところを感じます。これを作った頃って、今の会社を代表するブランドであるearth music&ecologyはどんな感じでしたか?石川:無かった。このTシャツを見てアースだって思わないでしょ。オーガニックもナチュラルも程遠い感じだよね。20年ぶりに始めたデザインの仕事える:遊牧民族という表現がありましたが、次に水や草木があると石川さんが感じることは何ですか?石川:実は僕、20年ぶりにデザインを始めたんです。koe(コエ)というブランドでね、退職したメンズデザイナーの代打だけど2,3年くらいやってみようかなと思っています。もう一回色々見つめ直すには良いタイミング。このTシャツのようなデザインにはならないよ。20年経って、反骨精神やボディピアスがお洒落で人気者という時代じゃない。える:大きく変わったのですね。次のデザインにはどんなコンセプトがあるのですか?石川:僕がkoeでやりたいと思っているのは“新しいトラッドを作る”ということ。koeのメンズは “ドロップ&テーパード”というのが軸にあって、それを日本のスタンダード、新しいトラッドにしたいと思っています。そのコンセプトで自分たちの考え方や着方を作っていきたい。社会を作るとか社会に何か問いかけるということにおいて、服の力って凄くあると思うんです。20年前とそこは変わらない。けど、このTシャツでの思いとは全然違うね。今少し服ができてきたけどまだ50点くらいかな。でもやりたいことが半分はできている。える:やりたいことって?石川:高い値段で良いものを作るって誰でもできるけど、3,000円だとかそういう制限がある中で良いものを作るとなると能力差が出るんです。koeでは、これが3,000円で買えるのか!ってものを作りたい。すごく楽しいです。今はお金を使う先がたくさんあるので、色々なことに生きている人たちがいますよね。そういう人たちに服を提供していきたい。お客様の限られた予算の中で最高のパフォーマンスやデザインを提供していきたいと思って、koeのメンズを作っています。える:20年前とはまた違う、新しい挑戦ですね。石川:そうだね。earth music&ecologyも立ち上げ時もデザインをしていたんだけどその時ともまたテーマが違うし、僕が今まで作ったことのないものです。パンクからエコロジー、そして次はトラッド。何をやっても楽しいけど、いつも新しいカルチャーを作りたいと思っていて。日本のネオ・トラッドを世界中の人が着てくれるようになってほしいなと思って、ファッションの街である渋谷でこれを仕掛けていきたいです。える:世界中の人の“記憶の一着”になる可能性がありますね。石川:そうなったら嬉しいね。える:すごい!石川:僕たちはバーゲンでは安く売ったりするけれど、他ではブランディング維持のために安くせずに大量に廃棄する方法をとるブランドもある。ブランドイメージを下げないようにするためだけど地球には悪いことをしている、というブランドはすごく多いです。earth music&ecologyの場合はいつも安いねってイメージだけど、実は一番服を捨てていないんです。ブランド名にエコロジーと付いているけど、オーガニックコットンやヘンプを使ったり草木染めをすることだけじゃなくて、本質的に一番大切なエコロジーって“捨てないこと”でしょ。だから、これからもearth music&ecologyが一番大切にしてきた消化率100%に近づけるということは実現したいし、えるはえるで違う視点でやって行ってほしいと思う。根底にあるものは近いよね。える:私も近いと思います。石川:大量に作っていると、大量に廃棄しているだろうと決めつけられてしまうんです。それは世界中のファストファッションがやっているかもしれないことでearth music&ecologyがやっていることではないんですよね。大量に作っていても大量に捨てていないブランドがあるということは胸を張って言いたいし、社会に伝わるといいなと思っています。叩かれても“ハーフオーガニック”える:このTシャツは良い生地を使っているからこそ残ったのかもしれませんよね。答えにくいかもしれませんが、良い素材を使わないで安く作っていたらすぐボロボロになって結局捨てません?石川:その点で言うと、 “ハーフオーガニック”という裏コンセプト的なものがkoeにあるんです。これを言うと叩かれてしまうかもしれないんだけど。胸を張って“ハーフオーガニック”と言っています。コーラも飲むけどハーブティーも好き、ジャンクフードも食べるけどオーガニックの野菜も好き、僕はそれが人間な気がしていて。える:確かにそれが人間な気がする。石川:koeの服もそういう感覚でありたいんです。このナイロンブルゾンはケミカルな作り方だけど耐久性に優れているとか、オーガニックコットン100%のTシャツは製造工程は良いけど耐久性の面ではちょっと弱くて廃棄に繋がりやすいとか、このどっちもどっちな感じが良い意味で“ハーフ”。える:わかるかもしれない。石川:この“ハーフオーガニック”ってきっと10年くらいかかるんだよね。僕たちの言うオーガニックというのはオーガニックコットンを使うことだけじゃなくて。“この商品は貧困国の製造現場で働く工員のボーナスをあげるために販売する商品です“というものを作りたいんです。僕たちの中ではこれもオーガニック。ナイロンを作ってリユースし続けることもオーガニックだし、店内の1割をオーガニックコットンの製品にすることもオーガニック。まだ確定とはいかないけど、渋谷のhotel koeでは年に一度エシカルウィークを開催したいなぁなんてことも考えています。hotel koeの写真 Photo by Kenta Hasegawaえる:それは嬉しい!石川:カオスでケミカルな渋谷から、自分たちのフィロソフィーに合ったゲストを呼んでトークショーをしたり、世界中のエシカルマインドの人に来てもらって…。える:フィロソフィーって前述の“ハーフオーガニック”ですか?石川:そうだね。なんというか、全身草木染めしか着ませんというのは僕たちとはちょっと違うんです。僕たちは“ハーフオーガニック”が今一番ベストなパフォーマンスだと思っているから。大きなファストファッションブランドが“ハーフオーガニック”になったら、100%オーガニックで1億円くらいの規模のところよりもよほどソーシャルインパクトが強いと思う。僕たちは規模を選んだ会社だから、それを選んだ会社としてソーシャルインパクトを出す。これを考えた場合“ハーフオーガニック”を取り入れたいと考えています。ただ、えるのような匠の規模で徹底的に100%に向けていくというブランドもあって良いと思うんですよ。える:私たちのブランドも実際のところ今は“ハーフオーガニック”です。石川:僕は、“100%オーガニック”という50年の活動より、僕たちの“ハーフオーガニック”という数年の活動の方が地球は青くなると思っています。世界で展開するブランドが、エシカル業界の人から叩かれることを覚悟で“僕たちはハーフオーガニックです”と言うことは大きい。える:そうですね。石川さん、やっぱりいつもどこかにパンクの精神がある。20年前と同じ。石川:そうかもしれない。今は僕たちの製造ラインに関わっている人たちに喜んでもらいたいとか、そういうことを考えてやっています。毎年5%ずつくらいしか改善しないかもしれないけど、10年くらいかけて僕が57歳になった頃には“ハーフオーガニック”が店全体に散りばめられていて、“ハーフオーガニックなkoe”が世界にソーシャルインパクトを与え出す、というのが今の僕たちのイメージです。僕たちは新品も作るし、中古ビジネスもやるし、レンタルビジネスもやるし、捨てられないように仕組みを作るっていうのも大事なオーガニックかなと思っています。Eru Akazawa(赤澤 える)Twitter|InstagramLEBECCA boutiqueブランド総合ディレクターをはじめ、様々な分野でマルチに活動。特にエシカルファッションに強い興味・関心を寄せ、自分なりの解釈を織り交ぜたアプローチを続けている。
2018年06月01日欅坂46の志田愛佳(19)が3日、オフィシャルブログを通じ、体調不良での活動休止をあらためて報告。ファンに向けて、今の心境をつづった。志田愛佳同日、公式サイトでは「メンバーの志田愛佳が、体調不良により、医師より一定期間の治療、静養が必要との診断が下りました。そのため、欅坂46としての活動を当面の間休止し、治療に専念させて頂くことと致しました」「復帰のめどが立ち次第、ご報告申し上げます」と志田の活動休止が告げられた。志田はブログでもそのことに触れ、「多くの方にご心配をおかけし、申し訳ありません。心配をしてくださってることに、心から感謝します。そして、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と詫び、「2月ごろから、体調を崩すことが多くなり、少しずつお休みをいただくことが多くなってきました。3月に病院に行き先生と話した結果、長期の休養が必要ということでスタッフさんと話し欅坂46の活動を休業させていただくことになりました」と経緯を説明した。先月25日発売の週刊誌『週刊文春』で"お泊りデート"が報じられていた志田。直接そのことには触れなかったが、「私は思いを言葉にするのが苦手です。誤解されてるなと感じることが多いけどそれも私なので、仕方ないと感じることもあり、そんな私の相談をいつでも親身になって聞いてくれる友達、メンバーも、スタッフさんも本当にありがたくて、大切だから、その人たちに迷惑をかけてしまうことがあるのは、本当に申し訳ないです」と記し、「時間をいただけたらうれしいです」とファンに呼びかけている。
2018年05月04日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』、第9回です。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。本日のゲストはスタイリスト・清水文太くん。スタイリストとしての活動だけでなく、アート展示やZINE制作、コラム執筆など、アーティストやライター活動でも知られる彼。バイイングした古着や生み出したオリジナルグッズなどを並べたポップアップストアも、開催の度に注目されています。服への価値観や、想像を絶する壮絶な過去、マイノリティとして堂々と生きている現状について、包み隠さずありのままを語ってくれました。東京ファッションの最先端を生きる彼が選ぶ、「記憶の一着」とは?赤澤えると清水文太氏▶︎赤澤えるのインタビュー記事はこちら最悪な家庭環境の中で出会った『記憶の一着』とは赤澤 える(以下、える):『記憶の一着』について聞かせてください。清水 文太(以下、文太):このコートです。ANREALAGE(アンリアレイジ)というブランドのもの。これは高校生の時、初めてのバイト代で頑張って買いました。中学生の時にショーの写真や映像を見て感動して、その後たまたまANREALAGEのフラッグシップに行った時に好きになって。当時憧れだったブランドです。このコートは13万くらいなんだけど受注会の時に勢いで頼みました。える:文太くんの言う「お金が無い」っていうのはお小遣いが貰えないっていうレベルじゃないように聞こえる。文太:生活に困窮していてごはんを食べるお金も交通費すらも無い状況だった。学校まで電車に乗るお金もなかったから、往復5時間半もかかる道のりを毎日歩いて通っていました。教科書もなかったし、ごはんも交通費もなくて家も最悪だったし、もうどうすれば良いんだろうって思ってた。える:そんなに壮絶だったとは思ってなかった…。文太:その前も結構酷かったけどね。でも服が好きとか欲しいって気持ちはずっとあった。たまにもらえる500円を持って原宿まで歩いて行って、古着屋の100円コーナーで掘り出し物がないか漁ってました。俺がそういう状況っていうことがどこからか知られて、瞬く間に学校中に広まって、教科書をみんなが買ってくれたり、「お弁当1つ多く買っちゃったからあげるよ」とか言ってごはんを恵んでくれたり、そういうあたたかいこともあった。預けられたその家での生活は1年半くらい続いたかな。その後は、今住まわせてもらっている家。える:今の家にはどういう経緯で?文太:苦しかった時代によく遊びに行ってた家で、俺そこから歩いて帰る途中に体調を崩して倒れちゃったんです。救急車で運ばれるってなったけどそうすると警察に連絡がいく。そうなると児童相談所に行けって言われる。でも児童相談所には半年前に行ったけど環境が良くなった実感なんて少しも無くて信じてなかったんです。今住まわせてもらっている家の人は俺のことをすごく気にしてくれていて、児童相談所にも一緒に行ってくれていたから状況をよく知っていたの。その時はもう行く場所がないって思ったけど「家に住みなさい」って言ってくれて、迎え入れてくれました。える:物凄い苦難を乗り越えてきたんだね。文太:家でみんなでごはんを食べるとか、ベッドがあるとか脚を伸ばして寝られるとか、最初は変な感覚だった。苦しい思いをしたから有り難みが分かるのかなと思います。だから服を捨てるなんて考えがないのかも。そんな概念ないです。服を捨てたら俺、何のために生きてるんだろうって思っちゃう。そう考えると無駄にしてしまう人になってしまうよりこっちの方が良かったって思えますね。思い返すと本当にあの時は毎日苦しくて先が見えなかった。このコートはそんな環境なのにも関わらず必死に手に入れたコートだからこそ、思い入れが深いです。「今のファッションとリンクするか」って言われたらそうじゃないところもあると思うんだけど。他に持ってるコートも好きなんだけどね、これは違う。これだけは絶対に人に渡せないな。何をどうやっても好きになる対象って変えられないえる:この服をもし手放すとしたらどんな時?文太:もし、だよね?俺は子どもの支援をしたいと元々思っていて、俺が設立したその場所に集まった子から欲しいって言われたらあげるかな。それもポンってあげるんじゃなくて、その子が20歳になったらとかそう言うタイミングであげたい。える:文太くんは子ども欲しいって思う?文太:欲しい。俺は男同士で恋愛をする人、“ゲイ”だから今すぐは無理なんだろうけど、技術が進歩して俺と俺の彼氏の遺伝子を持った子どもができたら一番良い。純粋にそう思う。養子も考えたけど、引き取られた先が男同士のカップルってなったら、今の日本だと子どもが傷つくかもしれないよね。どう見られるかとか俺自身は気にしてないけど。養子に関しては、児童支援の夢が叶った場でそのくらいの気持ちを持って子どもと接することの方が俺には良い気がしてます。だから、俺の子どもなら俺の遺伝子でつくりたいかな。俺らの遺伝子でできた子どもだったとしても絶対何か言われちゃうだろうからもう仕方ないけどね。それに養子でも自分の子どもに変わりはないし愛せるから、養子も良いと思ってるけど。難しいね。まぁどうなったとしても、俺は色々な面において全てに責任を持って子どもを育てたい。今の気持ちを素直に話すとそんな感じかな。もしかしたら将来異性愛者に変わるかもしれないし。える:私の友達にも同性同士の恋愛をしている人が何人かいるけど、みんなそれぞれ少し苦しそうな印象を受ける。色々なところにハードルがあるというか。海外でもラクなことではないだろうけど、日本国内では特に窮屈そう。ただその人を愛してるってだけなのに変なのって思う。同性同士の恋愛を理解できないっていう人の言っていることも全てわからないわけではないけど、人が人を好きっていうことに必要以上にルールがあるのってやっぱりおかしい。不倫しているわけじゃないんだし。文太:日本じゃ結婚もできないしね。どんなに愛し合って長年一緒にいても、入院しても面会する権利がないとか、親族として何かに参列することにも権利がないとか、そういう現状。パートナーシップ制度みたいなのもあるけど、何故か結婚するのに金がかかったりする。金?俺らだって男女のカップルと変わらない人間同士だけど?って思う。でもこれは日本だけじゃないから、今は我慢時かなって感じ。海外の歴史ある有名ブランドが同性同士のキス写真を使った時にものすごい数のヘイトコメントが来ていて、それを見て日本だけじゃなくて世界的に難しい問題なんだと思った。こういうのって社会全体の意識が変わっていかないとなかなか解決しない。だから俺もこういうことを隠さずに仕事したり、今こうやって答えたりしてるんです。清水文太=ファッションじゃないえる:これからの仕事でやっていきたいことってある?文太:俺、別に服だけにこだわってないんですよね。だから服と農業とか、服と児童福祉とか、そういうリンクの仕方で仕事を続けたい。今はまず顔を売りたい。そうじゃないと次に繋がらないから。「清水文太=ファッション」じゃなくて10年後は違うことをやってても良いって思ってるから、あまり難しく考えていないです。える:農業とか、その発想はどこから生まれてくるの?文太:農業は、通ってたのが農業高校だったし園芸部で畑に関わることをやっていて面白いと思ったからかな。あと、スタイリングさせてもらっている「水曜日のカンパネラ」のコムアイが元々そういうことをやってたから詳しくて、単純に食べ物を自分で作ってみたいなって思っていて。児童福祉は、自分の家庭環境が悪かった経験から。俺の働き方や形態も特殊だから色々参考になったら良いな。正社員っていう働き方がまだまだ世の中的に強いけどそうじゃない働き方っていっぱいあるし。こういう働き方をしていても、こういう恋愛やファッションをしていても、家が借りやすいとか暮らしやすいとかそういう日本にしていけたら良い。マイノリティでも普通に生きられるっていう選択肢を増やしたい。「文太さんのおかげで毎日頑張れてます」って言ってくれる人がたくさんいるから、その人たちのためなら何でも頑張れるって思います。える:しかもそういう人の中にもファッションが好きな人は確実にいて、モノを大切にする人だってちゃんと存在するんだよね。文太:そうそう。日本の給料が上がるか、良いとされているものがもう少し手に取りやすくなるか、どっちかしかないのかも。どちらにしても俺は“服を捨てる”って行為が嫌。単純に勿体無いし、他の選択肢ないの?っていつも思う。「服はゴミじゃねぇんだよ」って思う(笑)せっかく自分の元に迎えたんだから、捨てるくらいなら集めて何か作っちゃいなよって感じ。捨てるっていう行動が無駄すぎる。そういう意味ではファストもハイも一緒。もっと買い方から考えなよって思います。える:最後に1つ質問。文太くんは自分のブランドを作りたいって思う?文太:思うことはある。けど、今は色々経験しておきたい。経験していく中でその構想が1つにまとまっていけば良いし、そうやって1ランク上にいけたら理想だよね。良い大学、良い企業、っていうことだけがステータスっていう風に思っている人たちと真逆にいるし、俺は色々な意味でマイノリティ。俺はもうあまり気にしないけど世の中の人はそうじゃないから、俺がどんどん経験値を増やして前に進んでいく姿で勇気付けられたら今は一番良いと思います。Eru Akazawa(赤澤 える)Twitter|InstagramLEBECCA boutiqueブランド総合ディレクターをはじめ、様々な分野でマルチに活動。特にエシカルファッションに強い興味・関心を寄せ、自分なりの解釈を織り交ぜたアプローチを続けている。また、参加者全員が「思い出の服」をドレスコードとして身につけ、新しいファッションカルチャーを発信する、世界初の服フェス『instant GALA(インスタント・ガラ)』のクリエイティブディレクターに就任。▶︎これまでの赤澤えると『記憶の一着』・#008「未来の自分が納得できる服が欲しい」。25歳のアーティストが“ただ可愛い服”よりも、古着が好きな理由・#007 ガールズバンド「suga/es」佐藤ノアの『記憶の一着』・#006 マカロニえんぴつ はっとりの『記憶の一着』・#005 読者モデル 荒井愛花の『記憶の一着』・#004 音楽家 永原真夏の『記憶の一着』▶︎オススメ記事・「無条件で子どもを愛してあげて」。10歳のドラッグクイーンと母に学ぶ“自分らしく生きることの大事さ”・“平和ボケ”の日本人へ。社会がいう“正しい答え”ではなく、自分にあった答えを探すための冊子を作る若者All photos by Ulysses AokiText by Eru AkazawaーBe inspired!
2018年04月20日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』、第8回です。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。本日のゲストはアーティスト・MICOさん。エレクトロポップユニット“ふぇのたす”のボーカル“みこ”としてメジャーデビュー後、2016年4月より“MICO”名義でソロプロジェクト“SHE IS SUMMER(以下、SIS)”を始動。『とびきりのおしゃれして別れ話を』のミュージックビデオの再生回数は約200万回を誇ります。ガーリーな印象を与える独自の世界観で観る者を惹きつけ続けている彼女が選ぶ、『記憶の一着』とは?MICOさんと、赤澤える▶︎赤澤えるのインタビュー記事はこちら最後の瞬間を彩った『記憶の一着』とは赤澤 える(以下、える):『記憶の一着』について聞かせてください。MICO:3年間活動していたバンド「ふぇのたす」の解散ライブで着ていた衣装を持ってきました。23歳の時かな。もうそんなに経つかぁってかんじ。バンドを解散するって決まって、どういう風に解散するかっていうのを決めずに「解散」っていう結論だけが先に出たから、最後ライブするの?ってところから話し合ってたなぁ。3年間活動していたバンド「ふぇのたす」の解散ライブで着ていた衣装える:なんとなくだけど覚えてるよ。その時はまだMICOちゃんと友達じゃなかったけど、解散のニュースを知った時は本当にびっくりした。解散することが公になってから本当に解散するまでが一瞬だったような気がする。MICO:そう、解散発表から解散ライブまでの期間が短くて本当にギリギリだった。ライブハウスのスケジュールもなかなか空いてなかったけど、なんとか新代田FEVERを押さえられたの。最初は夜公演だけのつもりだったんだけど即完しちゃったから昼も追加公演したんだ。今日の撮影は思い出の場所で…ということだったから、その新代田を選びました。える:なんだか懐かしいね。じゃあこれは2回ステージに上がった服ってことか。MICO:そうだね。1日で2回の解散ライブをした服。これはバンドグッズのリメイクなの。グッズは最初のうちは私の手書きで作ってたんだけど、メジャーデビューしてからはロゴをデザイナーの方に作ってもらっていて。でも最後は初心に返るというか、最初にやっていたことを大切にしようってことになって、当初のやり方でグッズを作ったの。これは解散するって決めてから作ったんだ。える:大切に持ってるんだね。MICO:私、今までの衣装は全部持ってるよ。グッズも。大切だからね。える:じゃあ、この服をもし手放すとしたらどんな時?MICO:え…!そんなこと考えられない。自分からは手放すつもりはないかな。卒業アルバムみたいなものだと思うんだよね。でも、どのアーティストもそうだと思うんだけど、衣装って一度ツアーとかで着たらもう着れないというかもう一度着ることはないと思う。それはどうにかできないかなっていつも思うんだけど、あげるのも捨てるのも売るのも無理だもん。える:そうだよね。日常で着る服も捨てられないタイプ?MICO:捨てることはあまりないかな。服は元から大量買いするタイプじゃないけど、入れ替えは激しい方かもしれない。友達からもらったりすることも多いし、誰かにあげることも多い。解散ライブ当日の楽屋でのMICOさんの写真解散についての、本当のことえる:解散ライブで着ていた衣装ということだけど、解散した時の話を聞かせて。MICO:うーん。あの時のことは言葉にするのが難しくて、2年かかってやっとブログに書けたんだ。思い返せば、今まで通り今できる一番最高のライブをしようって思ってたし、お客さんからも「二人がいつも通りで救われた」って言われた。える:これを読むまではMICOちゃんは隠して生きているのかと思ってたよ、正直。聞いちゃいけない感じもしてた。大切な人が亡くなってしまっているわけだしね。MICO:そうだよね、みんなにそう思われているだろうなって思ってたよ。でも私は、本当に大事なことだったからこそSNSに簡単に書けなかったの。かと言って他に話せる場所もないし、みんなに隠し事をしているみたいでなんだか気持ち悪かった。でもこのブログを書いたらみんながほっとしてくれて、「聞けて良かった」って言ってくれる人もいた。える:解散ライブ当日はどうだった?MICO:私の中では解散=悲しいことではなくて、自分でちゃんと決めたことだったし前に進むためのことだった。逆に解散しないことの方がその場に立ち止まっているっていうことな気がしたの。だから最後のライブでは、解散についてのことは話さなかったんだよね。変かもしれないけどこれを着ている時の私は生き生きとしていたよ。ちゃんと自分で歩けてるし、これからも歩いてく!って。音楽をやめようかなって思ったえる:解散を決めた時って、次の音楽活動をするつもりはあった?MICO:次に何をしようって考えて解散したわけじゃなかったし、なんならここから歌わないっていう選択肢もあるのかなって思ってた。積み重ねてきたことでもこんなに一瞬でなくなっちゃうなんて、こんなことあるんだな…って呆然としてしまって。また積み重ねてもなくなっちゃうのかなって思ったりもした。える:そういうことを思ったのは初めて?MICO:私はバンドをやる前から音楽活動をしていて、その頃も何度か音楽をやめようかなって思ったこともあったりしたんだけど、やめている時ほど家で歌を歌ってしまっていて。結局歌が好きなんだなって。解散した頃も本当は「バンドをもう一度やりたい」って気持ちがあったと思う。バンドやる前は自分のことがすごく嫌いで、自分を変えたいと思っていて、バンドを始めてから自分の中にないキャラクターに出会えて。それが自分に馴染んできて、ある意味そっちが本当の自分だったのかもって思えてきて。だからまずは本当の自分というものをもう一回フラットに探すところから始めようって思って探し始めた。今までにやったことがないことをやってみようって思ったの。える:具体的にはどんなことを?MICO:海外に行ったことがなかったからロンドンに行ってみたり、とにかく今まで食わず嫌いしていたものとかやってこなかったことに挑んでみようって。それは小さいことでも良くて、定食を選ぶ時も「自分って本当はどっちが好きなんだろう」って向き合ってみるとか、そういうこともしてみた。える:新鮮に、丁寧に、生活していくってイメージかな。MICO:そうかも。友達の食べてるものが良く見えたり、誰かが着ている服の方が可愛いなって思ったりすることってあるでしょ?今自分が選んでいるものが自分らしくないなら、それは本当の自分じゃないのかも。憧れているものが本当の自分なのかもって私は思ってて。そういうものに自分が一歩でも近くためにまずはたくさんのものを見たいって思った。える:自分探しに近い感覚かもしれないね。MICO:次の活動はどうなるの?って心配してくれる人たちもいたからなるべく早く伝えたいって思っていたけど。SISの最初の頃はかなり手探りだった。2nd EPを出したあたりでやっとSISってこういうものだって確立できた気がする。それは自分に向き合う時間を作れたからかもしれない。2nd E.P.「Swimming in the Love E.P.」収録『出会ってから付き合うまでのあの感じ』MV※動画が見られない方はこちら外見は、今の私にとっては一番大事なことじゃないえる:「MICOちゃんの世界観が好き」って声をSNSとかでよく見るけど、それはどこで培われたと思う?MICO:お母さんの影響が強いかなぁ。お母さんは服が好きな人で、小さい頃から色々な可愛い服を着せてもらってた。小さい頃の子供服でもまだ持ってたりするの。それを持ってきても良かったなって思えるくらい大切に持ってる。える:それも見たいなぁ。MICO:お母さんには「女の子はお洒落で可愛いことが一番良いこと」って教えられてきたんだ。中身の可愛さっていうより、純粋に見た目の可愛さがまず大切だよって。その教えのもと育てられてきてそれを信じてきたんだけど、ここ数ヶ月、人生で初めて “お洒落をする”っていうことに興味が湧かない期間があったの。こんな気持ちになるのは初めて!える:何があったの?MICO:自分を見つめてみて、お洒落をするということ以外に大切なことってあるって思ったのが大きいかも。母は“モノが大切”ってタイプだから、旅行に行くよりも可愛い服を買って何回も着ようっていう考え。でも私は、旅行する方が一生残る思い出になるよなって思ったの。ロンドンに行った時に思った。これは一生忘れないなって。える:どちらも正しい考え方ではあるけど、割と対極の考え方に変わるってすごいね。MICO:今ちょうど自分の中でのモノの選び方とか価値観が変わっていってるのかな…って。最近は服が全然買えなくなった。どれも欲しいと思わなくなっちゃった感じ。何が揃えば自分は「この服なら大切にできる」って確信を持てるのかまだわかってなくて。どの服を買ってもどんな服を着ても何年か経ってその写真を見ると「すごくダサい!」って感じてしまって、それがもう嫌なの。服を選ぶ時に「2年後の自分が見たらダサいんだろうな」って思ったら何も選ぶ気力がなくなっちゃう。える:その時その時で可愛いと思うものが変わっていくのって悪いことじゃない気もするけどな。MICO:未来の自分も納得したいって思ってるのかもしれない。今は外見のイメージにほとんど興味がなくなってしまってる。可愛いということは意味がないことではないけど、今の私にとっては一番大事なことじゃない。SISが始まった時って私はもっとガーリーなものが好きだったし、写真とか映像とかで作品を残していくことが好きだったから結構衣装らしいものを着ていたけど、もしかしたらそういうところが変わっていくかもしれない。える:新しいね。一皮むけたらどうなっちゃうんだろう!MICO:こんなこと初めてなの!この気持ちは何度か文章にしてみようとも思ったけどまだ答えが出ていないから書けないでいるんだ。でもね、やっぱり古着が好きかもって思う。こういう服なら今の私をちゃんと表現できるんじゃないかなっていう気持ちで古着屋さんを見てる。その気持ちにフィットすれば好きだと言えるかな。える:お洒落や可愛くいることに興味が薄れている今でも、それをキャッチする心はちゃんと動いているんだね。MICO:その日の自分を表現するためのものとして捉えているんだと思う。着飾るってことと表現するってことは私の中では別。表現は意思表示。今はそういう意味で服を選んでるんだと思う。“思い出の服の祭典”出演にあたって思うことえる:最後にもう1つ。この連載は、SHE IS SUMMERが出演してくれる『instant GALA 〜思い出の服の祭典〜』に連動しているんだけど、MICOちゃんは4/22当日どんな服を着て来るの?MICO:まだ悩んでる!どうしようかな。えるちゃんは?える:当日までのお楽しみということにしておこうかな。MICO:私もそうしよう。ドレスコードが“思い出の服”のイベントって、新しいよね。楽しみだな。Eru Akazawa(赤澤 える)Twitter|InstagramLEBECCA boutiqueブランド総合ディレクターをはじめ、様々な分野でマルチに活動。特にエシカルファッションに強い興味・関心を寄せ、自分なりの解釈を織り交ぜたアプローチを続けている。また、参加者全員が「思い出の服」をドレスコードとして身につけ、新しいファッションカルチャーを発信する、世界初の服フェス『instant GALA(インスタント・ガラ)』のクリエイティブディレクターに就任。▶︎これまでの赤澤えると『記憶の一着』・#007 ガールズバンド「suga/es」佐藤ノアの『記憶の一着』・#006 マカロニえんぴつ はっとりの『記憶の一着』・#005 読者モデル 荒井愛花の『記憶の一着』・#004 音楽家 永原真夏の『記憶の一着』・#003 モデル 前田エマ の『記憶の一着』・#002 れもんらいふ 千原徹也の『記憶の一着』▶︎オススメ記事・「自分の好きな自分でいると、自信が持てる」。イケメンな彼女に聞いた、“モテるファッション”への違和感・「好き」を仕事にするから成功する。ポートランドが教えてくれた「人間らしい働き方」とは。All photos by Ulysses AokiText by Eru AkazawaーBe inspired!
2018年04月17日歌手の岡本真夜と松室政哉がきょう16日に放送される文化放送の音楽番組『楽器楽園~ガキパラ~for all music-lovers』(毎週金曜 22:00~)にゲスト出演する。この番組は、タレントでサックスプレイヤーの武田真治と“美人すぎるバイオリニスト”岡部磨知がレギュラー出演する音楽番組。きょうの放送では、スタジオを飛び出して文化放送のイベントホールから生放送で、ライブハウスさながらのパフォーマンスが行われる。岡本は代表曲の1つである「そのままの君でいて」を武田、岡部と生セッションする。さらにピアニストとしてリリースした2ndアルバム『Good Time』の制作秘話を語るほか、その収録曲をグランドピアノで弾き語りをする。そして山崎まさよし・秦基博ら豪華アーティストによるスペシャルユニット「福耳」に昨年仲間入りを果たした松室は、メジャーデビュー曲「毎秒、君に恋してる」を武田、岡部と生セッションし、歌だけではない松室のパーソナルな魅力に迫っていく予定だ。
2018年03月16日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』、第4回です。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。赤澤える▶︎赤澤えるのインタビュー記事はこちら本日のゲストはミュージシャン・永原真夏さん。人気バンド「SEBASTIAN X」の活動休止後すぐにソロ活動をスタートさせ、今年3月には初のソロアルバムをリリースしたばかり。顔立ちからは想像のつかない力強い歌声と圧倒的な歌唱力を持つ彼女が選ぶ、「記憶の一着」とは?このライダースが“正装”真夏:このライダースはいつも着ているから、思い出を挙げようとしたらもうありすぎるんだけど…着ていて楽しかったなって思い出すのは、サンフランシスコに行った時のこと。夜は少し寒かったからこれを着ていたんですけど、昼は暑かったからつばの広い麦わら帽子をかぶっていたんです。ライダースと麦わら帽子を組み合わせている私を見て、街ゆく人が「最高の組み合わせだね!」って次々言ってくれたんです。雑な組み合わせになっちゃったと思っていたけど意外と関係ないのか!って、1つ自分のスタイルになったかもしれない。でももう、このライダースとの思い出はそれだけじゃなく色々あります。える:真夏さんにとってはトレードマーク的な存在ですかね。真夏:そうですね、定番です。寒かったら着る。私にとってはこれが正装でもあります。それを着るまでは何を着ていたかは…あれ、なんだろう、分からない…える:それだけこのライダースが自分にしっくりきて着続けているんですね。真夏:あ、でもその前の服が1つある!私、中学生の時に着ていたピーコートを20代になっても着ていました。多分、気に入ると延々と着るタイプなんです。好きなものがずっと変わらない。困ったなぁってくらい。える:物持ちが良いだけでなく、自分の定番を作るのが上手なんですね。真夏:でも、リリースの度にビジュアルや印象で変化を表現したい気持ちはあるんです。けど、自分の趣味が変わらないからもう仕方ないなって最近思い始めました。える:それってすごい良いところですよね。変えちゃいけないって思っていたり、誰かから指示されているわけじゃないんですもんね。真夏:好きなものが変わらないっていうのと不精な性格が合わさっているだけなんですけどね。これより好きなものがないっていうシンプルな気持ち。私はこれなんだ!っていう気持ちよりも、ただただこれより気に入るものが見つからないんだっていうだけ。える:おばあちゃんになっても着てるんだろうな。真夏:そうですね。でもこれ小さいから太らないようにしないと。ちょっと太ったらパツパツになっちゃうから(笑)でもね、この小ささが可愛くて。もしかしたら新しいのに出会えるかもしれないって思って探したこともあるんですけど、大きすぎたり長すぎたり、仲がボロボロだったり革の臭いが気になったり。結局これなんだなって思っています。もう自分に馴染んでる。最高の一着ですね。える:この服をもし手放すとしたらどんな時ですか?真夏:えー!手放さないです。最後まで自分の元が良いです。自分の子どもでも「自分で買いな」って言います。自分のスペシャルは自分で探してほしい。だからあげたりはしないかな。ひとりぼっちで聴いてほしいえる:あたたかいコミュニティですね。場所を作りたいっていうのはライブも含むと思うんですけど、真夏さんは自分の楽曲をどういう風に聴いてほしいですか?真夏:うーん、ひとりぼっちで聴いてほしいかな。自分の音楽の向き合い方がそうだったので。ライブハウスでは楽しんでほしいから自分も盛り上げたり煽ったりはするんですけど、自分がお客さんだったらその輪の中には入らないです。バーカウンターのところでじっとしているタイプ。ステージから盛り上げるのは大好きなんですけどね。私はみんなと盛り上げるのが好きなキャラクターだと思われがちなんです。歌がパワフルだと言われるからなのか、人見知りしないと思われているからなのか。そういう“パブリックイメージと実際の自分はイコールではない”っていうことにはもう慣れちゃったんですけど。える:ギャップがあるというのは散々言われてきたんですね。真夏:うん。そういうわけで、基本的にはひとりで聴くってことしか知らない。私はイヤホンやヘッドホンで聴いていたい。レコードやスピーカーでも、ひとりで。そうやって音楽に向き合ってきたから。だからライブを観に行っても盛り上がりたいって思ったことはないです。そういう場所で友達を作りたいって思ったこともない。むしろ誰とも友達になりたくないし、友達は少ない方が良いと思っています。でも、それでも友達になった人たちがいる。私がライブをするライブハウスってそういうところ。でもライブハウスに来る人たちって、実は誰も友達を作りたいと思って来ていないんじゃないかな…って思います。誰とでも仲良くなれてコミュニケーションが取れる人たちじゃなくて、誰もわかってくれなくていいやって思ってるんだと思う。それで「お前も誰もわかってくれないよな〜!」っていう出会いをする。わかってくれよ!っていうのが内心にあるとは思う。やっぱりはぐれた人たちが来るところだから。える:真夏さんの歌声を聴いている時に孤独を感じたことってなかったから、改めてひとりでじっくり聴いてみたい。精神的にひとりぼっちの時、どう聴こえるか感じたい。真夏:うんうん。そういう時とか、帰り道とかで聴いてほしい。《アルバム INFO》永原真夏「GREAT HUNGRY」instant GALAクラウドファンディングあの日、あの時、あの場所で、あなたは何を着ていましたか?「載せたら終わり」の新時代、載せても終わらないものは何ですか?服への愛着・愛情を喚起し、ソーシャルグッドなファッションのあり方を発信する、思い出の服の祭典。4月22日(日)渋谷WWW Xにて初開催です。
2018年03月16日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』第2回です。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。運命の出会いを生んだ、千原徹也の『記憶の一着』とは赤澤 える(以下、える):『記憶の一着』について聞かせてください。千原 徹也(以下、千原):「nakEd bunch(ネイキド バンチ)」のニット。28歳くらいの時、まだ京都に住んでた頃に代官山で買ったの。イラストレーターのエドツワキさんが昔10年やってたブランドでね。僕は単純にエドさんのファンで、京都から代官山に毎シーズンわざわざ買いに行ってたんです。いつも好きな服を買うだけのために東京に行ってた。みんなが買っているものは買わないえる:この服をもし手放すとしたらどんな時ですか?千原:もうボロボロだから、人にあげるにしてもねぇ。14年も着てるから、もはや他の人が着れるのかっていう…。でも自分の子どもが欲しいって言ったらあげるかな。そしたらアレンジとかしてもらっても良いね。える:モノを大切にされるんですね。物持ちが良いと言うか、結構どれも長く持ってますよね?千原:そんなことないよ。着ないやつはサラッとあげちゃってる。いっぱいあっても同じ服しか着ないんだよね。える:千原さんって、いつも個性的な服を選ぶイメージ。千原:着るモノで個性というか、性格が分かるよね。えるちゃんは赤ばっかり着てるからこだわりが強い人なんだろうなとか、ちゃんとそういうのを整理できて決められる人なのかなとか、ちょっと大変な人かもなとか。笑赤い服ばっかり着てるっていうだけでどういう人か想像ができる。服って自分に対して一番見られてるものじゃない?だからみんな常に自分の性格とか好きなものとか考えて買うと良いと思う。える:確かにそうですね。私の場合は色と大体のシルエットで覚えてもらえていることが多いかも。私にとってこのスタイルは正装のようなものです。一番好きな色とアイテムと髪型が変わらないから変える必要も今はない。これ以上の好きなものがないんです。千原:そうそう。1個で良いからこれは誰も着ないだろうとか買わないだろうっていうもの、その人の気持ちで買ったものがあれば。思い切ったやつが1個でも。それで自然に他のものもコーディネートされていくと思う。これ誰が買うの?ってものをじゃあ僕が買う!ってなるものがやっぱり1つは無いと。僕は最近デカすぎる帽子を買いました。デカすぎて中が余ります。笑試着しながらお店の人に「これサイズ変ですよね?」って言ったら「そうなんですよ、だから誰も買わないんです」って言うから、…じゃあ僕が買おうって。でもやっぱりデカすぎて中が空洞になるから、この前は小銭入れをここに。笑える:ははは。笑千原:服を作ってる側もヒントになると思うんですよ、みんなが買っているものは買わないっていうことが。これ売れてるんですっていうものは絶対買いたくない。千原さんにとってファッションとは、個性そのものなのだと思います。彼らしい服装というものが確かに存在していることが何よりの証。千原さんは私にも同じことを言ってくれました。それは強い武器だよ、とも。大切な人と自分を繋ぐものが自分という個性をつくっているなんて、とても素敵。千原さんのニットのように、未来の自分への贈り物になるようなものが今1つでも選べていたら良いなと思います。これから迎え入れるものをより丁寧に選びたくなる時間でした。Tetsuya Chihara(千原 徹也)Twitter | Instagramれもんらいふ公式サイト▶︎オススメ記事・「服をたくさん持つことがおしゃれではない」。“普通のバイヤー”じゃなかったからこそ気づけた「服を大切にする精神」・#001 「ファストファッションでも大事にすればいい」。エシカルファッションプランナー鎌田安里紗の『記憶の一着』|赤澤えると『記憶の一着』Interview photos by Ulysses AokiText by Eru AkazawaーBe inspired!
2018年02月13日こんにちは。赤澤 えるです。思い出の服を持ち寄る連載『記憶の一着』、スタートです。たくさんの服が捨てられる世の中で、残る服って何だろう。それはどうして残るのだろう。それを手放す時ってどんな時…?服の価値、服の未来、ゲストのお話をヒントに考えていく連載です。 ちなみに、私のクローゼットは『記憶の一着』だらけ。自分なら何を紹介するか、この連載が終わるまでにじっくり考えてみることにします。Eru Akazawa(赤澤 える)Twitter|InstagramLEBECCA boutiqueブランド総合ディレクターをはじめ、様々な分野でマルチに活動。特にエシカルファッションに強い興味・関心を寄せ、自分なりの解釈を織り交ぜたアプローチを続けている。また、参加者全員が「思い出の服」をドレスコードとして身につけ、新しいファッションカルチャーを発信する、世界初の服フェス『instant GALA(インスタント・ガラ)』のクリエイティブディレクターに就任。イベントの公式ウェブサイトは2月中旬にオープン予定。最新情報は赤澤えるのSNSをチェック。
2018年01月30日タレントの岡田祐佳(45)が27日、自身のブログを更新し、お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右(49)と11月に離婚したことを報告した。ますだおかだの岡田圭右祐佳は「私事で恐縮ですが岡田祐佳は、2017年11月に離婚いたしました」と報告。「元夫の岡田圭右氏とともに家族として、そして夫婦として築き上げてきた時間は、私たちにとってかけがえのない財産であり、岡田圭右氏には感謝の気持ちでいっぱいです」と元夫への思いを明かし、「今後は、別々の道を進むことになりますが、二人の子どもの親として良い関係を築いていきたいと思っています」とつづった。続けて、「また、師走の折に、このような発表により、ファンの皆さま、関係者の皆さまにご不便とご心配をおかけしてしまうことを、大変、心苦しく思っております」と心境を吐露。「私たち家族は、新しい一歩を踏み出しました。どうぞ、温かく見守っていただけますと幸いです」と呼びかけた。圭右も、この日放送された日本テレビ系情報番組『PON!』で、離婚は「事実」と生報告。「人生の経験、いい勉強と捉えて、これからも前向きに頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします」と話していた。
2017年12月27日10月21日公開の映画『ミックス。』試写会イベントが2日、都内で行われ、新垣結衣、卓球選手の石川佳純選手と吉村真晴選手、石川淳一監督ら出席した。新垣結衣&瑛太のダブル主演でおくる本作は、気鋭の脚本家・古沢良太のオリジナル作品で、不器用で欠点だらけの登場人物たちが、卓球の男女混合ダブルス(ミックス)を通じて小さな奇跡を起こす、恋と人生の再生物語。そんな本作の試写会イベントに、主演の新垣結衣らが登壇した。試写会前の舞台あいさつに登場した新垣は、卓球を題材にした本作のオファー時を「卓球を題材にしている作品はそんなに多くないし、それにコメディーでラブストーリーということで、どうなるのか想像もつきませんでした」と当時の心境を吐露するも、「なるほどな! という仕上がりになっています。楽しみにして下さい」と作品の出来には自信。劇中で演じた富田多満子は、卓球選手として福原愛をモデルにしたそうだが、「資料をいただいてDVDを見たり動画を検索したりしました」と役作りに努力を惜しまなかった新垣に対して、卓球指導の川口陽陽氏は「実業団の選手がプレーしているようなプレーでしたね」と賞賛していた。舞台あいさつの途中から、本作にも出演している石川佳純選手と吉村真晴選手も登壇。石川は「まさか映画に出演するとは思っていなかったので、すごく楽しい経験でした」と笑顔を見せ、撮影の合間には新垣から話しかけられたそうで「休憩中に優しく話しかけてくれました。本当に夢みたいな時間で楽しい経験でした」と新垣の気配りに感謝。そんな新垣の卓球評価を「試合中のプレーはフォームがすごく綺麗で格好良かったですよ。すごくリーチが長いので羨ましいと思いました」と絶賛すると、それを横で聞いていた新垣は「初めてプロの評価を聞いたのでドキドキしたんですが、よかった(笑)」と石川のお墨付きに安堵した表情を見せていた。映画『ミックス。』は、10月21日より全国公開。
2017年10月03日「澤さんは長女のことを本当にかわいがっています。先日も『この子は私の娘ということで、周囲からいろいろと期待されると思う。でも、サッカー選手にならなくてもいい。ただ健康で好きなことを頑張ってほしい。それでどんな形であれ、世界で活躍できる人間になってくれたら嬉しい』と笑っていました」(サッカー関係者) 1月9日、第一子となる長女を出産した澤穂希(38)。女子サッカー界のレジェンドが現役引退してから1年8カ月。引退後の彼女は「ベガルタ仙台」の広報部長を務める夫・辻上裕章氏(40)とともに、仙台で暮らしていた。38歳にしてなでしこジャパンのスーパースターから一児のママとなった澤だが、そこには“意外な誤算”があったという。 「彼女は出産前『出産って本当に大変。覚悟しておいたほうがいい』と脅かされていたんです。でも実際に出産してみるとものすごい安産。しかも育児もあまり手がかからない。娘さんは授乳中以外ほぼ寝ているような子で、夜泣きもしない。あまりの“優等生ぶり”に周囲も『レジェンドの子はやっぱり違う』と驚いています。澤さんも『思っていたより楽』と拍子抜けした様子で、元気がありあまっているようです」(前出・サッカー関係者) そんな時間を持て余している彼女に目を付けたのが、女子サッカー日本代表の高倉麻子監督(49)だ。就任2年目となる高倉監督だが、新生なでしこジャパンは低迷中。そこでチーム再建のため高倉監督が白羽の矢を立てたのが、澤だった。 「澤さんと高倉監督は91年から98年まで『読売ベレーザ』のチームメイトとしてプレーしていました。同じ釜の飯を食べた仲だけに、高倉監督は彼女の“ピッチの外での影響力”も十分知っています。だから澤さんの手があいていると知った高倉監督は『低迷する今の日本女子サッカー界を救えるのは、澤しかいない』と言っているそうです。澤さんも“再オファー”自体は嬉しいでしょうが、悩ましいところでしょう」(別のサッカー関係者) さすがに出産半年で“現役復帰”とまではいかないだろうが……。レジェンドなら“まさかのサポートメンバー入り”もありえるかも!?
2017年09月02日ガールズバンド、たんこぶちんのメンバー、吉田円佳が13日、東京・渋谷のHMV & BOOKS TOKYOで写真集『吉田円佳写真集 MADOKAと円佳』(発売中 2,750円税抜き 小学館刊)の発売記念イベントを行った。メンバーが佐賀県出身のガールズバンド・たんこぶちんのギター兼ボーカリストを担当している吉田円佳が、初めての写真集を出版。ヒロインを務めた映画『二度めの夏、二度と会えない君』の出演を記念して制作された同写真集は、冬の長野、夏の沖縄で撮影が行われ、露出度の高いセクシーなショットを披露している。初めての写真集を手にしながら「予想していたもよりもすごく良い出来で、素敵なものになってうれしいです」と笑顔を見せ、「普段バンドをやっていますが、その時に撮った写真というよりも、普段着ないような衣装をたくさん着させていただき、いつもの私ではなくまた別の自分を見せられた気がします」と感想を。オファーされた当初は「私なんかで大丈夫かな」と思ったそうだが、「たんこぶちんを知ってもらえる機会だと思って」と決意したという。また、ファンが気になるセクシーなショットについては「普段そんなに露出することもないですし、照れましたね(笑)」と赤面し、「撮影した時が20歳だったので、その時に色んな姿を残せていただいたので、それはそれでありがたかったです」と充実した表情を見せた。ヒロインを務めた映画の話題となり、「いつものライブの現場とは人の数も雰囲気も違って、撮影初日は緊張してどうしようかという感じでしたが、共演者の方が優しく気を遣ってくださり、私もじょじょにその雰囲気に慣れました」と振り返り、「不思議でたまらなかったですね。自分が写っているスクリーンを冷静には見られませんでした。時間が経ったらまたゆっくり見たいと思います」と話した。初めての写真集に映画出演と、ソロ活動として脚光を浴びている彼女だが、今後の目標は「写真集も映画もバンドを知って欲しいからやらせてもらったので、これからもたくさんの人に知ってもらうのが目標です」と意気込んでいた。
2017年08月13日8月に上演される『昆虫戦士コンチュウジャー2 ~激突!恐怖の戦士、ネオコンチュウジャー!~』のキャストである海老澤健次、斉藤秀翼、百瀬朔、須藤茉麻、伊勢大貴の5人が、東京・東京スカイツリータウンにて開催中の「大昆虫展」に来場。カブトムシやクワガタと触れ合いながら、公演の見どころを語った。【チケット情報はこちら】本作は、地球の平和を守る昆虫戦士の中にひとりだけ中年男性(モト冬樹)が紛れている――という新感覚のヒーローコメディ。2016年6月に第1弾、2017年5月に再演を果たし、今回はその続編が繰り広げられる。脚本・演出はこれまでと同様に、劇団犬と串を主宰するモラルが手がける。熱血漢の「カブトムシ」戦士こと、万里チョウジ役の海老澤は「キャストには特撮ヒーローの出身者が多く、“戦隊あるある”がふんだんに盛り込まれています。みんなでアイディアを出し合いながら、笑って泣いて感動できる作品に仕上げたいですね。記者の皆さん、そこは太字でお願いします!」と猛アピールする。ナルシストの「アゲハチョウ」戦士こと、エッフェル・トーマス役の斉藤は「今回からコンチュウジャーの新たな敵、“ネオコンチュウジャー”が登場します」と新キャラクターを紹介。「コンチュウジャーの成長と、悪のヒーローたちがどのように自分たちの道を見出していくかにご注目ください」と続けた。ここでMCから「役柄とご本人のキャラがぴったり、という方は?」という質問が。互いに指をさしあい、過半数の3票を獲得した須藤は「ちょっと待って!」と焦りを隠せない。コンチュウジャーの紅一点、須藤演じる「テントウムシ」戦士こと、桜田‘ファミリア’明日香は、可愛いキャラを演じることに疲れ切っているズボラな役どころ。わざとらしく小首をかしげた彼女に飛んだ、4人からの「わかるだろ!」というツッコミに、会場は大きな笑いに包まれた。ビッグマウスだが小心者の「ハチ」戦士こと、多安島ハルオ役の百瀬は「稽古場の雰囲気から楽しい作品になる予感」と笑顔を見せつつ、「映像効果にはない、手作り感あふれる舞台ならではのヒーローモノに仕上がると思います」と特撮ヒーロー経験者の立場から期待を覗かせる。初演で多安島ハルオ役だった伊勢は今回、ネオコンチュウジャーの雷モン役。「IQが70000もある天才ですが、それゆえ時代と迎合できなかったキャラクター」と役柄を述べたあと、「彼がコンチュウジャーとどう絡んでいくかを楽しんでいただけたら」と見どころを語り、イベントを結んだ。公演は8月12日(土)から20日(日)まで、東京・全労済ホール / スペース・ゼロにて。取材・文:岡山朋代
2017年07月20日大人気コミック「宇宙兄弟」の作者・小山宙哉が脚本を手がけたプラネタリウム作品、「Space Dreamers ~宇宙兄弟 南波六太がやってきた!~」が、コニカミノルタプラネタリウム“満天”に登場します。宇宙に関するさまざまな疑問に、ムッタが宇宙飛行士の視点で答えてくれるオリジナルストーリーに、期待が高まります。さあ、宇宙の話をしよう。このプラネタリウム作品は、シリーズ累計1,900万部を突破した大人気コミック「宇宙兄弟」の作者・小山宙哉が脚本を手がけたオリジナル。小山さんが手がけているとあって、原作には描かれていない“裏設定”も登場するとのこと。ファンには嬉しい企画ですね。宇宙への興味をかきたてる内容と軽快なストーリー展開は、夏休みに家族で楽しむのにもぴったりです。星空と未来に思いを馳せる、贅沢な時間をすごせます。●寝転んで楽しめる人気のシート“満天”には一般シートのほかに、寝転んで鑑賞できる「芝シート」や「雲シート」があります。まるでムッタとヒビトのように、仲良く寝転んで星空を見あげるのも楽しいですよ。●ストーリームッタが宇宙飛行士として月に向かう少し前――。月を眺めて物思いにふけるムッタのは、いつも聞いているラジオ番組「モーニングレイディオ」から公開収録の出演依頼を受け取りました。その依頼を快く引き受けたムッタ。公開収録に集まった人々の「どこからが宇宙なの?」「宇宙人はいるの?」といった素朴な疑問に、宇宙飛行士ならではの視点で答えます。※本編の前に夏の星空案内が上映されます。施設・作品詳細名称:コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City所在地:東京都豊島区東池袋3-1-3営業日:不定休電話:03-3989-3546公式サイト:作品名:Space Dreamers ~宇宙兄弟 南波六太がやってきた!~上映期間:2017年7月22日(土)~8月31日(木)上映時間:約40分 10時の回(本編上映前に夏の星座案内を上映)
2017年07月04日アイドルグループ・夢みるアドレセンスの京佳が21日、東京・新宿の福家書店新宿サブナード店で写真集『京佳ファースト写真集 Thankouka!!!』(発売中 2,000円税抜き 講談社刊)の発売記念イベントを行った。アイドルグループ・夢みるアドレセンスの最年少メンバーとして活躍中の京佳は、17歳の現役女子高生ながらもアイドル界No.1のFカップ巨乳で人気を集めている。そんな彼女の1st写真集は、ロリータフェイスとわがままボディのギャップをたっぷりと詰め込んだ1冊となっている。初めての写真集を手にして「写真集は念願だったので少しずつ実感が湧いてきました。一つ一つの衣装を見ても180度雰囲気が違う写真もあったりと色んな表情があって良かったです」と満足げの京佳。お気に入りを白ビキニの写真をあげて「下乳がすごい強調されている写真なので、"ザ・プロフェッショナルロリ巨乳"ですね」と自信を見せて、「赤い水着の写真はおっぱいがスゴイなと思いました。ポロリは残念ながら大丈夫でしたけどね(笑)」と満面の笑みを浮かべた。京佳のキャッチコピーは"ザ・プロフェッショナルロリ巨乳"。「私プロになったんだなと思いました(笑)。プロと名がついたので、これからはプロ中のプロを目指していきたいです」と意欲を見せ、同写真集でも「言われたからやったんじゃなくて、みんなが欲しがっていることが分かっているので」とプロ意識の高さを強調。また、所属している夢みるアドレセンスに楽曲提供している川谷絵音(ゲスの極み乙女)の復帰については「川谷さんの世界観が大好きなので、『お帰りなさい!』という感じですね」と好意的だった。
2017年05月22日ハワイを舞台に繰り広げる「テラスハウス」新シリーズ、「テラスハウス ALOHA STATE」に出演していた現役高校生ギタリスト/ウクレレ奏者・EDEN KAI(鮎澤悠介)が、この度劇中で披露した話題の“卒業ソング”を緊急発売することが明らかになった。EDEN KAIこと鮎澤さんは、若干18歳の現役高校生ながら“ハワイのグラミー賞”と呼ばれる「ナホク・ハノハノ・アワード2016」にノミネートされる実績を持つハワイ在住のシンガー・ソングライター/ギタリスト/ウクレレ奏者。現在「Netflix」とフジテレビ系列にて放送中の番組「テラスハウス ALOHA STATE」では、素朴なルックス、ピュアな性格でマスコット的なキャラクターとは裏腹に、ひとたびギターやウクレレを持つと非常にテクニカルで独創性のある高度な演奏を披露、そのギャップからいま人気急上昇中のアーティストだ。今回リリースが決定したのは、日本デビュー・デジタル・シングル「モノガタリ(Monogatari)」。これは、「テラスハウス」で仲間たちと共同生活する中で得た経験から感じた感情を唄にしたもの。「Netflix」で放送された第10話放送分にて、彼が「テラスハウス」を卒業する考えを仲間たちに独白するシーンでパフォーマンスし、仲間たちと出会えた感謝や淡い恋心を歌詞に込めた卒業ソングとなっている。すでに放送を見た視聴者は、「ウクレレが癒されるしカッコ良すぎる!」「名曲!心に響いて涙が出る」など早くも話題に。なお、日本デビュー・アルバムは5月に発売が予定されているという。EDEN KAI/日本デビュー・デジタル・シングル 「モノガタリ(Monogatari)」はiTunes、レコチョクほかにて配信中。(cinemacafe.net)
2017年02月15日