東芝は、スマートフォンや車載カメラに搭載されるような小型イメージセンサで、大型イメージセンサ並みの高画質を実現する「無限高画質」技術を開発したと発表した。同技術を、スマートフォンや内視鏡など各種カメラ撮像での実用化に向けて研究開発を進めていく。「無限高画質」は、小型イメージセンサで大型イメージセンサ並みの画像を実現できる技術。連続する複数枚の撮影画像を、同社独自の高精度動き検出技術により順次処理することで、大型イメージセンサ並みの高感度でノイズの少ない画質を可能にする。これまでは、ノイズの発生を抑えるため、数枚の撮影画像を合成する電子式手ブレ補正技術が使われてきたが、撮影画像の保持用に複数のメモリが必要となるため、多数枚の合成をすることができず、大きなノイズ低減効果が見込めなかった。同社が新開発した「無限高画質」技術では、連続的に撮影される多数の画像を、独自の高精度動き検出技術で手ブレ補正をしながら、画像1枚分のメモリで順次合成することで、ノイズが少なく鮮明な画像の生成を実現している。複数の画像を合成することで、ランダムに発生しているノイズが除去できるとともに、被写体の輪郭などは重ね合わせることでより鮮明な画像にすることが可能だという。今後同社では、「無限高画質」技術を、スマートフォン、タブレット、車載、監視、内視鏡などの各種カメラ撮像での実用化に向けて研究開発を進めていくとしている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月17日東芝は、スマートフォンなどに搭載される小型イメージセンサーにおいて、大型イメージセンサー並みにノイズを低減した画像を実現できる「無限高画質」技術を開発したと発表した。スマートフォンやタブレット、車載用カメラなどでの実用化に向けて研究開発を進めていく。無限高画質技術は、小型イメージセンサーでも高感度でノイズの少ない画像を生成できる技術。高精度動き検出技術で手ブレを補正しつつ、連続する複数の画像を順次処理することによって実現した。東芝は、夜景などを撮影する際にノイズを抑えた鮮明な画像を生成できるとしている。昨今、スマートフォンなどに搭載されるイメージセンサーは高画素化の傾向にあるが、同じ画素数の場合、小型イメージセンサーでは大型イメージセンサーに比べて画素あたりの受光量が減少する。これにより感度が低下してノイズが発生しやすくなり、ノイズを抑えるために露光時間を長くすると今度は手ブレが発生しやすくなる。そこで東芝では、ノイズを低減させながら手ブレも防いだ画質を実現する無限高画質技術を開発した。また、手ブレを抑えるために用いられる電子式手ブレ補正技術では、撮影画像を保持するために複数のメモリが必要だが、無限高画質技術では逐次処理を施すため、蓄積用のメモリが必要ない。
2015年03月17日東芝は3月13日、スマートフォンや車載カメラの小型イメージセンサで、大型イメージセンサ並みの画像を実現できる「無限高画質」技術を開発したと発表した。半導体プロセスの微細化に伴いイメージセンサの画素数は年々増加し、より高精細な画像を撮影できるようになっているが、イメージセンサのサイズが同じ場合、画素数が増えた事によって画素あたりの受光量が減少し感度が低下することでノイズが発生しやすくなる。また、ノイズを抑えるために露光量を増やすと手ブレにより画質が低下してしまう。これに対し従来は、数枚の撮影画像を合成する電子式手ブレ補正技術が使われてきたが、撮影画像の保持用に複数のメモリが必要となるため、多数の画像を合成することができず大きなノイズ低減効果を見込めなかった。今回東芝が開発した技術では連続的に撮影される多数の画像を、同社独自の高精度動き検出技術で手ブレ補正しながら画像1枚分のメモリに順次合成することで、ノイズが少ない鮮明な画像の生成を実現。複数の画像を合成することで、ランダムに発生するノイズを除去できるとともに、被写体の輪郭などを重ねあわせることでより鮮明な画像にする。同技術により、蓄積用のメモリを必要とせずに、撮影画像枚数を増やすことで高感度大型イメージセンサ並みの画質を得ることが可能となり、暗くてノイズの大きな夜景シーンなどでも鮮明な画像を得ることができる。東芝は今後、「無限高画質」技術を、スマートフォン、タブレット、車載、監視、内視鏡などの各種カメラ撮像での実用化に向けて研究開発を進めていくとしている。
2015年03月16日リレーションズはこのほど、家具付きクリエイターズシェアハウス「TOLABL(トラブル)」の住人を1名追加募集している。○アッと言わせるものを生み出したい学生を募集同物件は、クリエイターなら家賃無料で半年間暮らすことができ、無料でアトリエ/イベントスペースを使うことができる。今回は先住の「TOLABLレギュラー・準レギュラー」とともにプロジェクトを立ちあげたいレギュラーメンバー(住人)を、学生中心に1名募集する。毎月の家賃も、敷金も、礼金もなく暮らすことができるという。今回の無料入居期間は、すでに2014年10月にスタートし、2015年3月末までとなる。4月以降も無料で入居するためには3月までのプロジェクト実績が考慮される。さらに、9月末までの半年間を無料で入居するか退去するかを面談で判断するとしている。募集期間は、16日まで。内覧・面接は、17、20、24、25日のいずれかで行う。入居開始日は、1月26日以降随時。応募は、特設サイトからとしている。同室が男性のため、応募対象者は男性に限られる。必須となる経験・スキルは、「新規プロジェクトの立ち上げ経験」と、「他メンバーのプロジェクトをディレクションするスキル」。歓迎する経験・スキルは、WEBデザイナー、WEBエンジニア、プロダクトデザイナー、組み込みソフトエンジニア、ハードウェア(機構筐体/回路設計)エンジニアなどとしている。物件の所在地は、東京都台東区東浅草2-17-11。今回入居対象となる部屋は、ドミトリー1部屋(18.9平米)。共用施設は、キッチン、リビング、洗濯室、屋上、トイレ、浴室、洗面室、アトリエ/イベントスペース。電気ガス水道代、インターネット費用他は個人負担となる。
2015年01月13日