人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけで彼と別れてしまった経験が。生理前に情緒不安定になり、同棲する彼・ハルくんにあたってしまうことも多かったみわ柴ちゃんさん。婦人科でPMSとの診断を受け、彼との受診をすすめられます。しかし、ハルくんは病院へ行くことを渋り、低用量ピルの服用にも否定的で……。 「逃げてるだけだ」と彼に責められて…産婦人科への付き添いを却下したハルくんは、生理前の不安定な言動や情緒を「PMSのせいにしているだけだ」と言い、みわ柴ちゃんさんを責めます。 理解してほしい彼にまったく理解してもらうことができず、みわ柴ちゃんさんぼう然としてしまい……。 ※生理前症候群…正しくは月経前症候群と言い、生理が始まる3日~10日の間、心や体に不調が現れる症状で、生理開始とともに軽快ないし消失するものを言います。 「PMSのせいにして、性格の悪さから逃げている」と責められてしまったみわ柴ちゃんさん。「生理のせいにするな! こんな女じゃなかっただろ!」と腕を掴まれて怒鳴られたみわ柴ちゃんさんは、「ハルくんだってこんなことを言う人じゃなかった……」と泣き出してしまいます。しかしそれでも、「言わせているのはお前だ!」とハルくんは怒りを抑えられないようでした。 その後、みわ柴ちゃんさんは一度は低用量ピルの治療をあきらめるものの、つらさをどうにかしたくハルくんには言わず低用量ピルの服用を始めました。しかし、2人の間にできた溝は埋まることはなく……。結果2人はお別れすることとなってしまったそう。詳しくはみわ柴ちゃんさんのブログやSNSでつづられていますのでぜひ見てみてくださいね。 作中の医師も言っていたように、PMSは自分だけでなく周囲の理解も大切なものなのかもしれません。すべてを理解し受け止めてほしいというわけではないにしても、「自分の場合、生理前にこういう症状がある」と共有し、受け止めてもらえるだけでもきっと心が軽くなるはずです。みわ柴ちゃんさんの場合は、なかなか彼に理解を得られず、結果お別れすることとなってしまいました。よりたくさんの人に生理やPMSへの理解が深まり、お互い思いやれるカップルが増えたらいいなと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年07月16日皆さんは、生理の影響で大切な人につらく当たってしまったことはありませんか?なかには、普段は気にならないことでもイライラしたり悲しくなったりする方もいるようです。そこで今回は、累計再生数4,000万回突破したMOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画「生理前のメンタル不調の解消法」をご紹介します。※再生回数は2023年7月12日時点の情報です。私はいつ生理が来るの……?読者からのコメント『こんなことされたら泣いちゃう。』『PMSで彼氏にあたってしまったので謝ろうと思います。』『毎回当たられても耐えてくれる彼氏に感謝です。』といったように、自身の生理やパートナーの対応について読者からコメントが寄せられました。生理の症状……今回の漫画では、PMS(月経前症候群)の影響で心が不安定な女性に、パートナーが優しい対応をしてくれたようですね。生理前の症状は人それぞれです。もし、PMSの症状がある方は、漫画内で紹介した「不調解決法」を試してみてはいかがでしょうか?みなさんはこの漫画、どう感じましたか?※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。監修医■作画:まきうちまきえ■脚本:ちゃんまり(MOREDOOR編集部)
2023年07月16日生理で体調の異変に頭を悩ます方も多いでしょう。しかし、それが実は病気が原因だとしたら……?生理前に精神的に不安定になり、PMS(生理前症候群)だと診断された体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さん。今回は、そんなみわ柴さんの体験談を描いた漫画『生理で別れた話』をご紹介します!※こちらのお話はあくまでもみわ柴さん個人の体験談です。実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。同棲をはじめたら……主人公のみわ柴さんは、彼氏に同棲を提案され、快諾。みわ柴さんは幸せな日々を送っていましたが、ある日、熱はないのに体調不良となり……?彼氏の悲鳴が聞こえ……!?彼の言葉が気になり……嫌な思い出が蘇り……この漫画に読者からは『彼なりに気を遣ってくれたのはわかるし、男の人は理解できないのもわかるけど、もう少し寄り添って欲しかったですね。』『パートナーに母との出来事を話します、なぜなら今後も生理は来るし同じ事が起こるかもしれませんから。パートナーの理解が必要だと感じました。』『彼は悪気ないだろうけど、傷ついたなら彼にちゃんと伝えるべきだと思います。』とパートナーにもっと寄り添ってほしいという声が見られました。理解されない……生理の辛さや症状の重さ、種類は人それぞれなので、なかなか同性からも理解されづらいものですよね。「生理は病気ではない」と辛さを理解してくれず母の放った言葉を、思い出したみわ柴さん。その後、みわ柴さんの体調はさらに悪くなってしまいます。もし、あなたがこんな状況に遭ったら、どう対応しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@miwashibachan)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月15日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけで彼と別れてしまった経験が。生理前に情緒不安定になり、同棲する彼・ハルくんにあたってしまうことも多かったみわ柴ちゃんさん。婦人科を受診すると医師からPMSだろうと言われ「周囲の理解も大切」と、彼との来院をすすめられました。ハルくんにしっかり説明しようと決心して帰宅すると……。 婦人科も産科も同一視……そのイメージって?帰宅後、婦人科に行ったことを伝えると、「浮気した?」と冷たい表情のハルくん。 どうやら「産婦人科=妊娠」と思っている様子! みわ柴ちゃんさんが、PMSの説明をして「一緒に病院へ行かない?」と話すと、ハルくんからは「嫌だよ、妊娠させちゃったみたいじゃん」と信じられない言葉が返ってきて……。 ※生理前症候群…正しくは月経前症候群と言い、生理が始まる3日~10日の間、心や体に不調が現れる症状で、生理開始とともに軽快ないし消失するものを言います。 一緒の受診を提案しても、「見られたらどうする?」とハルくんは周囲の目を気にしているようです。そして「通院も、副作用があるかもしれない服薬も大変じゃん」と治療も否定的です。 副作用は怖いけれど、このままだと自分もつらく、2人の関係も悪化してしまうのでは、と思いの丈を伝えるみわ柴ちゃんさん。しかしハルくんは、「そのことだけど……」と切り出したのです。 彼から投げられたのは、「生理前に感情のコントロールが効かないとか、関係が悪化するとか、PMSのせいにしているだけじゃ?」という言葉。まったく理解のないハルくんに、みわ柴ちゃんさんはぼう然とするしかなくて……。 婦人科を受診し、適切な治療の道が見えてきたみわ柴ちゃんさん。パートナーだからこそ、つらい気持ちも共有して治療についても相談したいし理解してほしい……。けれど、ハルくんの場合は、みわ柴ちゃんさんのことを理解しようとしていなさそうに見えてしまいます。もちろん性別の違いによる知識の有無はあれど、真剣な話なのですからできるだけ寄り添って一緒に考えてほしいですよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年07月15日2カ月前までは33日~35日周期で生理が来ていたのに……。しかも、まだ44歳。生理が1カ月遅れただけと思っていた私に医師から告げられた意外な言葉は「閉経」でした。これは私が突然に閉経の診断を受けた体験談です。★関連記事:閉経が近づくと、生理はどう変わる? 生理周期や量は? 更年期の生理を産婦人科医が解説!いつもの通院で閉経を知るそれは本当に突然で予想外の出来事でした。私自身は生理が終わるのは50歳前後だと思い込んでいました。自分の知人や親、友だちが50歳近くになって「まだ、生理があがらない。早くあがってほしい」などと話していたのが頭に残っていたからです。だから44歳で生理があがるというのは想定外だったのです。悪性でない子宮筋腫があることが1年ほど前に判明し、それから月1回ほど婦人科に通院しているのですが、前月の通院時に生理が遅れていたため血液検査を受けていました。その血液検査の結果を聞いたのが今回の診療でした。先生は少し考えながら「んん。これは閉経しているな」とおっしゃいました。「え?」閉経ってなんだっけ? くらいの思いが私の頭を横切ります。冷静になって、「閉経???」少しびっくりして先生に聞き返すと、「でも、もう生理痛から解放されるよ。漢方を出すので様子を見ようか?」とのことでした。漢方は桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)という血の巡りを良くしてくれるものを処方されました。どうなったら閉経と判断されるの?閉経と診断された際、先生から血液検査の結果の用紙で説明を受けました。エストラジオールという女性ホルモンを表す数値が私は47.1pg/mlしかないとのこと。生理が来る可能性はゼロではないが「この数値が50を超えなければ生理は来ない」と先生から聞かされました。あとで調べたのですが、排卵期にエストラジオールが50を超えなくては生理は来ないようで、私の血液検査時の排卵を示す数値のFSHは4.1mlU/mL。つまり排卵しているのに生理が来なかったことになります。そのことから先生から閉経を告げられたのだと個人的には感じています。100%確定ではないですが、私自身はリアルタイムで閉経を告げられたことにびっくりしました。なぜなら、先月に生理が遅れる前まで33日~35日周期でちゃんと生理が来ていたからです。27歳で結婚をしましたが、私に子どもはいません。子どもが欲しかったわけではないので閉経自体にショックはありませんでしたが、徐々に徐々に2カ月に1回、3カ月に1回と経血の量も減り回数も減って生理は終わっていくものだと思っていたら、シャッターをピシャンと急に下ろしたかのように終わることに衝撃を受けました。閉経後に2つの不安が…その後に自分ができることといえば、処方されている漢方をきちんと飲むことくらいですが不安もあります。一つは前から先生に悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールが高いことを指摘されていたこと。先生によると正常が70~139mg/dlに対して私の数値は162です。閉経してしまうとコレステロールは余計に下がりにくくなるのだとか。状態によっては薬も考えなければいけないと言われました。もう一つは、閉経後のホルモンバランスです。真っ先に頭に浮かんだのは更年期障害のこと。ネットで調べると更年期障害は閉経前後の10年ほどの期間に起こると書かれていました。閉経前に5年、閉経後5年が目安なのだと思います。私の場合は閉経前には更年期障害と感じる症状はありませんでした。次の通院で先生にどんな症状が出るのか相談したいと思っています。まとめ子どもが欲しいと思っていたわけではなかったので閉経に対してショックはありませんでしたが、今まであったものとの急なさよならに戸惑いは感じました。しかし、女性なら誰しも経験することなので受け入れ、閉経によって起こりうるリスクと向き合わなくてはいけないなと感じています。そして、もともと高い悪玉コレステロール値には運動が良いとのことなので、少しでも体を動かせる環境を整え、更年期障害のことも担当医に相談しながら勉強していければとも思います。生理がなくなったら女性でなくなるわけではないし、自分が思っていたより早めの閉経ではありましたが、「つらかった生理痛とお別れできる」と前向きに捉えたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/サトウユカ著者/山田今日子(44歳)子どもなしの更年期に悩む主婦。目の疲れや腰痛と戦いながら、日々WEBライターの技術向上を目指し、頑張っている。
2023年07月15日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけで彼と別れてしまった経験が。生理前に情緒不安定になり、同棲する彼・ハルくんにあたってしまうことが多くあったみわ柴ちゃんさん。知人のすすめで婦人科を受診すると、PMSと診断されました。 「どこに行っていたの?」不審そうな彼PMSの治療として低用量ピルの服用をすすめられたみわ柴ちゃんさん。さらに「一番大切なのは自分と周囲の理解」だと言う医師から、彼と一緒に来院することをすすめられました。 みわ柴ちゃんさんは、ハルくんにしっかり説明しようと決心して帰宅したのですが……? ※生理前症候群…正しくは月経前症候群と言い、生理が始まる3日~10日の間、心や体に不調が現れる症状で、生理開始とともに軽快ないし消失するものを言います。 帰宅後、「どこに行っていたの?」と尋ねるハルくんに「駅前のレディースクリニック」と答えたみわ柴ちゃんさん。しかし彼はすぐ、「産婦人科? ついに浮気でもした?」と冷たい表情です。 どうやら、「産婦人科=妊娠した」と思っている様子! 子宮の病気や生理の相談、不妊治療などでも受診するものだと説明すると、まったく知らなかったようです。 「先が思いやられる……」と思いつつも、彼にPMSの説明をし、低用量ピルの服用の相談をしたみわ柴ちゃんさん。そして、一緒に病院へ行き「先生の話を聞かない?」と話をすると……。なんとハルくんからは、「嫌だよ、産婦人科に一緒に行くなんて妊娠させちゃったみたいじゃん」と信じられないひと言が返ってきたのです! 知識もなくそっけない態度のハルくん。男性の場合は特に、産婦人科と聞くと妊娠を連想してしまうことも多いのかもしれません。とはいえ、生理前の症状が不安で不安で婦人科を受診したみわ柴ちゃんさんのことを考えると、ハルくんの言葉は信じられませんよね。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年07月14日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけで彼と別れてしまった経験が。生理前になると、同棲中の彼・ハルくんに怒りをぶつけたり号泣したりということが続いていたみわ柴ちゃんさん。限界を迎えた彼から「モラハラ女」と言われてしまいました。知人に相談すると「PMSでは?」と、婦人科の受診をすすめられて……。 治療には副作用が?婦人科へ行き、これまでのことを相談すると、医師からPMS(月経前症候群)の診断を受けたみわ柴ちゃんさん。 治療として低用量ピルの服用をすすめられました。前向きに考えていると、医師から「副作用」の話があり……。 ※生理前症候群…正しくは月経前症候群と言い、生理が始まる3日~10日の間、心や体に不調が現れる症状で、生理開始とともに軽快ないし消失するものを言います。 低用量ピルの副作用には、不正出血、吐き気、頭痛、血栓症などが挙げられます。特に血栓症というと少し不安になってしまいますが、日本産科婦人科学会では、海外の疫病調査によると低用量ピルの服用での血栓症発症は、1万人あたり3~9人と報告されているようです。人それぞれの体の状況もあるものなので、メリット、デメリットをしっかり把握したうえで、医師と相談して服用できるのか、するかどうかを決めることが大切ですね。また、みわ柴ちゃんさんのように定期的な血液検査も大事なことです。 低用量ピルの服用による治療ももちろんですが、作中の医師は「一番大切なのは自分と周囲の理解」だと続けます。そして、服薬の件を相談するためにも彼と一緒に来院することをすすめてくれました。生理予定日をはじめ、生理症状などを共有することが最も重要なのだそうです。医師の言葉に、「自分がPMSのことを知らなかったように、ハルくんもまったく知らないはず」と感じたみわ柴ちゃんさん。帰ったらしっかり説明しようと心に決めて病院をあとにしたのでした。 PMSはホルモンバランスの影響と考えられているからこそ、できるだけストレスなく過ごせることが理想なのかもしれません。だからこそ特にパートナーには共有し、理解してもらえたらうれしいですよね。婦人科を受診し、みわ柴ちゃんさんが、自分の症状をハルくんに話すことを決心できてよかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年07月13日毎月の生理期間。ストレスを少なく過ごしたいと思っている私は、「一緒にいる時間の多いパートナーには自分の体のことを知っておいてほしい」と考えています。そんな私の「彼が知ろうとしてくれてうれしかった」お話です。 付き合いたての彼現在お付き合いしている彼と付き合い始めてすぐのころ。 ちょうど生理がきてしまった私が、ひとり言のように何気なく「生理きた~嫌だなあ」と言うと、彼は「つらい? 体調どう?」と気づかいの言葉をかけてくれました。 そして「今は大丈夫だよ」と言うと、彼が改まった様子になり……「実は、ちゃんと生理のときのことを聞いておきたかったんだ」と言われたのです。 生理のことを共有人によっては「自分の生理のことを話したくない」という人もいるかもしれませんが、私は知ろうとしてくれたことがとてもうれしく感じました。そして、「ありがとう、なんでも聞いてほしい」と伝え、彼が質問をしてくれるかたちで、私は自分の生理について話すこととなりました。 彼が主に聞いてくれたのは以下のことです。 ・生理周期・生理期間・生理前、生理期間中の症状・生理前、生理期間中にしてほしいこと、しないでほしいこと・生理中に今まで困ったこと 生理前、生理中は、私の負担にならないように、力になれるようにしたいと思ってくれていることが伝わり、とてもありがたかったです。 生理管理アプリの使用も!そして、私の体のことを積極的に知ろうとしてくれた彼に、私は「生理管理アプリで情報を共有しない?」と提案してみました。生理がもうすぐきそうというときや、生理が始まったこと、私がアプリで入力した体調やその日の気分を、パートナーのもとに通知してくれる機能です。「うっとおしく感じさせるかもしれないから」と提案するのは遠慮していたのですが、話してみると「便利そうだね! 使いたい!」と喜んで登録してくれました。 そして、彼はこの機能をよく活用してくれています。生理がきたことをアプリで把握すると「体調はどう?」と聞いてくれたり、生理前で気分が沈んでいるのを態度に出してしまったときも、必要以上にわけを訊ねることはせずそっとしておいてくれたり。私の好きなお菓子を買ってきてくれて、元気が出たこともありました。 身近な人に、自分のことを知ってもらえる、気づかってもらえる。というのは、気分の浮き沈みが大きかったりさまざまな症状に悩まされたりする生理期間中にはとても心強く思えました。彼には感謝の気持ちでいっぱいです。私自身、彼に頼りすぎることがないよう、私も彼のことをもっと知って気づかい合っていきたいです。 著者/岸田まみこ作画/加藤みちか監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤みちか
2023年07月08日経済的な理由で生理用品が購入できない生理の貧困「国が率先して全自治体で無償化を実現するべき」が52.3%。軽減税率を適用が30.8%。回答者の8割以上が生理の貧困に何らかの政策で対応することに積極的。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は、イシュー(課題)「【生理の貧困】生理用品を無償化するべきか?」の投票結果をお知らせします。 投票詳細イシュー:【生理の貧困】生理用品を無償化するべきか?調査主体:社会課題に参加できるSNS Surfvote 調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー投票期間:2023年4月5日〜2023年6月30日有効票数:65票選択肢:国が率先して全自治体で無償化を実現するべきせめて生理用品に軽減税率8%を適用するべき無償化や減税を行う必要はないその他わからない投票結果・コメントの紹介国が率先して全自治体で無償化を実現するべき 52.3%生理現象は自分でコントロールできない。 例えば「排泄」という生理現象の対処に必要なトイレットペーパーは、自宅で用いる場合を除いて、ほとんどが無料で提供されている。 女性の生理も自分でコントロールできない生理現象。(賛同数50)せめて生理用品に軽減税率8%を適用するべき 30.8%それぞれに使用したい物が違うと思うので、現物支給は使われないものが増えてよくないと思います。 どのように無償化するのか、良い案が思い浮かばないので、こちらを選びました。(賛同数28)無償化や減税を行う必要はない 12.3%女性のみ優遇するような補助をすべきではない。住民税等で広く軽減すべき。(賛同数1)その他 1.5%国や自治体は民間のトイレに生理用品を置くのを強く推奨(新税設けて置かなきゃ課税、置いたら免税で民間に対して動機づけをする。) 公共トイレは…設置必須で原資は税金ですかね。可能なら優良企業にネーミングライツや広告と引き換えにコストを受けもってもらえないですかね。(女性の為に手を差し伸べる企業というイメージは高く売れる気がします)(賛同数27)わからない 3.1%コメントはありませんでした。Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。 Polimill株式会社Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月06日皆さんは、生理痛で倒れてしまった経験はありますか?急にくる生理に焦ってしまう人もいるようです。そこで今回MOREDOOR編集部では、そんな生理のつらい問題を描いたオリジナル創作漫画『生理重子の日常』を漫画形式でご紹介します!漫画のあらすじ生理痛が重い中学2年生の主人公『生理重子(せいりおもこ)』。体育教師は生理に理解がなく、体に負担の大きい持久走に参加すると重子は倒れてしまいます。そして、重子に心ない一言を言ってしまった同級生の軽井が保健室にいる重子を尋ねると……。読者からのコメントは……生理であることを周囲に伝えずらいと思う人は少なくないはずです。この漫画が、先行配信されたTikTokからは、『3ヶ月来なかったことある。生理不順だったんだな』『4日間で生理終わるけど、量がえげつない』『周期不安定すぎる』自身の体験を踏まえて、実に様々な意見を寄せていただきました。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この物語は実話を元にしたフィクションです。(MOREDOOR編集部)
2023年07月04日40代になってから、「生理が今までと違う」と感じたことはありませんか? 更年期症状や閉経のことが気になる年代が抱えやすい生理の悩みについて、産婦人科医・漢方内科医の駒形依子先生に聞きました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。★関連記事:トイレが真っ赤っか! 突然の大量出血、予測不能な生理周期…閉経前に起きた生理トラブルのリアル閉経が近づくと生理はどう変わる?周期が乱れやすくなり回数が減ってきます40代になると卵巣機能が低下し、ホルモンバランスが崩れ、生理周期は乱れやすくなります。閉経が近づくと、生理の回数も1カ月おき、2カ月おき……と少しずつ減っていくことが多くなります。その後、1年間継続して生理が来なければ閉経となります。経血の量は変わる?多かったり少なかったり、人それぞれ回数は減っていきますが、量については個人差があります。閉経が近づくと量が減っていくと思っている人も多いようですが、必ずしもそんなことはありません。卵巣機能が低下してホルモンバランスが崩れることで、急に多くなったり少なくなったりと、経血の量は乱れやすくなります。生理が今までと変わってきたらどうする?生理不順=更年期とは限らず、定期的な検診で自己管理をこのカードは本物ではありません更年期になると生理が乱れやすいのは事実ですが、だからといって生理不順のすべてが更年期症状であり、閉経のサインというわけではありません。閉経の前後5年間、合計10年間を更年期と呼びますが、閉経前の生理不順が更年期によるものだったとわかるのは閉経になってから。生理不順の原因には、さまざまな病気が隠れていることもあります。生理が今までと違うからといって慌てる必要はありませんが、年1回の健康診断は必ず受けてセルフチェックしておきましょう。そのとき、婦人科のがん検診とエコー診断を受けるとさらに安心です。まとめいかがでしたか? 閉経が近づくと、生理の回数や量がそれまでとは違ってくるということがわかりました。ただ、閉経とは関係ないケースもあるということも忘れずに。定期的に健康診断を受けて、セルフチェックすることが大切です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/岩崎みどり(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年07月04日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけで彼と別れてしまった経験が。生理前になると、彼・ハルくんのささいなひと言に怒りが爆発したり、号泣してしまったりということが続いていたみわ柴ちゃんさん。次第に彼とのすれ違いが増え、限界を迎えた彼から「モラハラ女!」と言われてしまいました。そのことを知人に相談すると……。 家族には女性が多いけれど、聞いたことがなかったみわ柴ちゃんさんが知人に相談すると、「PMSではないか」と言われ婦人科の受診をアドバイスされました。 これまでPMSという言葉を知らなかったみわ柴ちゃんさん。「感情がコントロールできないのはPMSが原因だったの?」と思いながら、婦人科へ行ってみることに……。 ※生理前症候群…正しくは月経前症候群と言い、生理が始まる3日~10日の間、心や体に不調が現れる症状で、生理開始とともに軽快ないし消失するものを言います。 症状を相談した結果、医師からは「PMSでしょう」という言葉が返ってきました。そして改めてPMSについて医師から説明を受けることとなったみわ柴ちゃんさん。日本産婦人科学会によると、「日本では月経のある女性の約70%~80%が月経前に何かしらの症状を感じている」とのことで、もしかしたらみわ柴ちゃんさんのようにPMSという言葉と知らなくとも、「生理前はなんだか不調に感じる」と思っている方も少なくないのかもしれませんね。 PMSの原因ははっきりとわかっていないものの、女性ホルモンの変動が関わっていると考えられています。引っ越しや結婚、転職と環境ががらりと変わった際など、知らぬうちにストレスを感じ、ホルモンバランスが崩れてPMS症状が強く出るという場合も。みわ柴ちゃんさんの場合は、ハルくんとの同棲によって生活環境が変化したのが、もしかしたら要因の1つだったのかもしれません。その後、みわ柴ちゃんさんはPMSの治療として、低用量ピルの服用を考えることとなりました。 ひとりで悩まずに婦人科を受診し、正しい知識を得られたのは何よりです。本当は彼も同席できたらもっとよかったかもしれません。治療については、しっかり薬のメリット・デメリットを理解し、考えてから服用を決めたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年07月02日毎月の生理は順調に問題なく来ていますか?中には辛い生理の症状に悩む方もいるでしょう。生理不順や生理痛の原因には婦人科疾患が隠れていることもあります。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Aさんの場合……私の場合は、多嚢胞性卵巣症候群と月経困難症です。20歳のときに病名が判明しました。生理が1週間ごとに来るようになり、そのうち1ヶ月ほぼ毎日出血があるようになり、婦人科で受診し疾患とわかりました。月経困難症があるので生理痛やPMSは重い方でしたが、とくに対策は取っていませんでした。どんな治療を受けましたか?母が通っていた産婦人科の病院が、規模も大きく、よさそうな病院だったので行きました。内診の結果、多嚢胞性卵巣症候群が見つかり、排卵をまったくしていないことが判明。治療は、まだ妊娠の予定もなかったので、ピルを処方していただきました。子宮内膜症の可能性も高かったので、3ヶ月に一度の内診と、半年に一度の採血を続けています。世の女性陣へ伝えたいことは?自分の体の変化は、自分にしかわかりません。自分の人生は、自分にしか守れません。些細なことでも病院へ行ってみてください。私のように不妊と診断された方は、一緒に頑張りましょう。20歳の頃に診断を受けてから、赤ちゃんや妊婦さんを見るのも嫌になりました。私が永遠に手に入らない幸せを見るのは辛いです。けれど、子どもを産まないときっぱり決めたことで、今後の貯蓄額や将来設計を考えられるようになりました。お金は子どものためではなく、働いた分全部自分のために使えます。社会のために何ができるだろうと毎日わくわくしながら過ごしています。嫌なことも沢山ありますが、頑張ります。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたら早めに婦人科へ1ヶ月ほぼ毎日続いた出血は、多嚢胞性卵巣症候群と月経困難症が原因だったというAさん。Aさんはピルの服用と定期的な通院を続けているようですね。皆さんも、毎月の生理に違和感を覚えたら早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年07月01日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけで彼と別れてしまった経験が。生理前になるとハルくんのささいなひと言に怒りが爆発したり、号泣してしまったりと、感情がコントロールできず悩んでいたみわ柴ちゃんさん。彼との口論も増え、次第にすれ違ってしまうように……。 「それ、〇〇じゃない?」同僚からの言葉とはイライラし彼に感情をぶつけては、数日後フッと我に返り、一方的に感情をぶつけていたことを謝る日々。そんな日々に、ハルくんも限界を感じていたようで……。 あるとき、彼から「もう限界だ!」「ふざけるな! このモラハラ女!」と言われてしまって……。 ※生理前症候群…正しくは月経前症候群と言い、生理が始まる3日~10日の間、心や体に不調が現れる症状で、生理開始とともに軽快ないし消失するものを言います。 ハルくんに「モラハラだ!」と言われてしまったみわ柴ちゃんさん。「一度カウンセリングを受けたほうがいいのではないか」――そんな思いから、知人に相談することにしました。すると知人からは「それって月経前症候群じゃない?」と指摘が。生理前になるとイライラしたり、倦怠感や眠気があったり、甘い物が食べたくなったり……知人が挙げた症状の一例は、みわ柴ちゃんさんにとってすべて身に覚えのあるもので……。みわ柴ちゃんさんはここではじめてPMSという言葉を知ることとなったのです。 みわ柴ちゃんさんはPMDD(月経前不快気分障害)という言葉も知ることとなります。知人の妹はより精神状態が悪く、まさかの行動をとってしまうほどPMDDに苦しめられていたそう。そして、知人からのアドバイスもあり、みわ柴ちゃんさんは婦人科へ行くことにしたのでした。 実際、みわ柴ちゃんさんがそうだったようにイライラしたり、悲しくなったりという感情の動きは、「自分が感情をコントロールできないせい」と考えてしまいがちかもしれません。だからこそ、みわ柴ちゃんさんは「原因があって、病院へ行ってもいいのだ」と知られてきっと多少は心がラクになったのではないでしょうか。知人に相談し、アドバイスを聞くことができて本当によかったです。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年06月30日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけで彼と別れてしまった経験が。ハルくんと同棲を始めると、早々に彼の生理への無関心さを痛感することとなってしまったみわ柴ちゃんさん。彼にモヤモヤが募る一方で、生理前になると自分の感情をコントロールすることができず……。 毎月襲われるイラつきと情緒不安定…ある生理前、みわ柴ちゃんさんは、ハルくんからかけられた何気ない言葉に怒りが爆発してしまいました。そして、感情のままに「別れたい」と口にしてしまって……。 「みわ柴ちゃんらしくないよ」と困惑しながらも、ハルくんはみわ柴ちゃんさんの体を心配して「配慮が足りなくてごめん。家事は俺がやるから」とやさしく包み込んでくれたのでした。 感情をうまくコントロールできないモヤモヤ、異常すぎる眠気……。体の異変に気づきながらも、このときPMSという言葉を知らなかったというみわ柴ちゃんさんは、原因がわからずにいました。 体の異変に気づきながらも、あまり気に留めていなかったと言うみわ柴ちゃんさん。その後も、毎月イラつきと情緒不安定に襲われ、そのたびにハルくんと口論してしまうように。ささいなひと言が気に障って楽しく会話ができず、次第に寝室も別になり、ハルくんとはすれ違いが増えていきます。ただ、数日後にはイラつきや心の不安定さは落ち着き、後悔してはハルくんに謝罪することも続いていました。 そんなあるとき、理不尽なことを言ったとみわ柴ちゃんさんがハルくんに謝ると……。やさしく穏やかな彼もギリギリの状態だったようです。「もう限界だ」「こんなのモラハラだ!」と感情が爆発して……。 みわ柴ちゃんは感情をコントロールできず、ハルくんに感情をぶつけては自己嫌悪し、ハルくんはみわ柴ちゃんさんから感情をぶつけられこらえる日々。2人にとってただただ苦しい時間となっていたことに胸が締め付けられてしまいます。生理前のイライラ、モヤモヤの原因がPMSだとわかっていたら、もしかしたら2人の状況は異なっていたのかもしれません。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年06月29日生理がきたばかりだった中学生のときの私は、生理について疑問点はあっても、今ほどインターネットで簡単に情報収集もできず、母親や友人に質問することもありませんでした。そのため、生理については知識不足のままで……。そんな知識不足が招いた生理の失敗体験をお話しします。 初めて経験する漏れにあたふた中学生だった私は生理に対する知識があまりなく、生理周期を把握していなければ、生理中にこまめにナプキンを替える意識もありませんでした。また、学校だと「ナプキンを入れたポーチをトイレに持っていく」ことが少し恥ずかしいという思いもありました。 その日、私は前日に生理がきていたため、ナプキンを着けてはいましたが替えを持っていない状態で登校し授業を受けていました。 授業中、普段より経血が出る感覚はあったものの、そこまで不安に思っておらず……。しかし、2時間目の休み時間にトイレに行ったところ下着を見てびっくり。 「え、ナプキンから血が漏れて下着にも付いている……!?」と。 椅子に経血が…周りにバレたらどうしよう?漏れを把握したものの、ナプキンの替えは持っていません。友人や先生に頼るにしても、「ナプキン持ってる?」とは少し聞きづらい。焦った私でしたが、とりあえず授業に遅刻しないようにと、トイレットペーパーで応急処置をしてから教室に戻り、次の休み時間に対応しようと思っていました。 ただ、授業が始まるとさらに経血が出る感覚が。不安になり、周囲にバレないようそっとおしりの下に手を差し込み椅子を触ると、手のひらに少し経血が付きました。スカートに染みて、椅子に付いてしまっていたのです。 その授業はまったく集中できず、ただただ混乱してしまいました。共学だったため、男子に経血を見られることも怖かった記憶があります。 なんとか乗り切ったものの、大反省休み時間になり、椅子を確認すると幸いにも見た目ではあまりわからず、スカートも紺色だったため周囲に漏れたことがバレることはなさそうだとひと安心。そして勇気を出して友人に事情を話したところ、ナプキンを1枚もらえることができました。椅子は放課後、クラスメイトが下校したのを確認して、濡れたハンカチで拭いてきれいにしました。 このときは偶然にも誰にも気付かれずに済みましたが、「ナプキンをこまめに替える必要があること」を知らなかったことを反省した私。また、このことをきっかけに経血量に応じてナプキンの種類があることも知ることとなったのです。 自分の生理についての知識不足を反省し、生理の日はもちろん、それ以外の日もナプキンを多めに持ち歩くようになりました。また、生理の日は生理用ショーツをはき、不安な日は昼でも夜用ナプキンを着けることで漏れないよう最大限注意をしています。 経験したことで反省できましたが、自ら知識を付けることができていれば、あのような思いはせずに済んだと感じています。生理に備えることの重要性を実感した体験でした。 著者/中野エマ作画/ののぱ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ
2023年06月28日皆さんは、生理の辛さを理解されず、痛みを我慢してしまった経験はありますか?生理への理解が浅かったり、休みにくい雰囲気だったりして生理痛を我慢する人もいるようです。今回MOREDOOR編集部では、そんな生理のつらい問題を描いたオリジナル創作漫画『生理重子の日常』の中から、話の展開を予想していただく「漫画クイズ」をお届けします!漫画のあらすじ生理痛が重い中学2年生の『生理重子(せいりおもこ)』。「なんで女ってだけで、こんな嫌な思いしなきゃいけないの……」と辛い思いをしていました。薬飲んだのに……ここでクイズです!「生理痛が重くて見学する」と言う重子に、同級生の軽井さんは衝撃的な発言をします。それは一体どんな内容でしょうか?ヒントは、生理痛の大変さを理解していないと思われる言葉です。同級生の衝撃発言とは……正解は「たかが生理で見学ってサボりやん」同級生の軽井さんから心無い発言を受けてしまい、このあと重子はそれに反発します。しかし重子は軽井さんのこの発言が忘れられず、無理をして体育の授業を受けてしまうのです……。相手に寄り添って今回の漫画の場合、軽井さんは自分の生理が比較的軽い方なので、生理が重い人の気持ちが汲み取れなかったのかもしれません。生理痛に悩んでいたり辛そうにしている人を見かけたら、ぜひ寄り添ってあげてください。皆さんだったら、こんなときどう対処しますか?※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※こちらの記事・漫画は男女の分断を助長するという意図はございません。あくまで一例として、それについて考えるきっかけ作りになればと思います。※この物語は実話を元にしたフィクションです。■監修医:新見正則医院院長、新見正則■作画: @parax2charhan(MOREDOOR編集部)
2023年06月25日生理の際は皆さんいろいろな症状が出ますよね。中には、婦人科疾患が潜んでおり、生理痛以外の痛みが出る方もいるようです。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Dさんの場合……私の場合は、卵巣チョコレート嚢腫が見つかり、現在も治療中です。33歳の頃、生理前から生理中にかけて足の付け根が引きつるような症状が出るようになりました。足の付け根の引きつりを自覚してから数ヶ月後、たまたま受けた「子宮頸がん検診」の際に先生にその話をしたところ、追加で超音波検査をすることになり卵巣チョコレート嚢腫が見つかりました。卵巣チョコレート嚢腫の場合、通常は「強い生理痛」の自覚症状で発覚することが多く、私のようなケースは珍しいそうです。どんな治療を受けましたか?現在も「ジェノゲスト」という薬を1日に2回服用し、2ヶ月に1回のペースで通院をしています。私の場合は、すでに出産を終えていたのと嚢腫の大きさがそれほど大きくなかったので薬物療法になりましたが、出産希望があったり、嚢腫の大きさが基準を超えていたりする場合は手術になるそうです。手術については、腹腔鏡手術と開腹手術の2種類があるようですが、より体に負担が少ない腹腔鏡手術を希望する場合は、手術可能な病院が限られてしまうのでしっかり情報を集めておくことが大事だと思います。身近な人に打ち明けましたか?同居の家族、実家の両親にはありのままを説明しました。皆、私の体を心配してくれ、温かい言葉をかけてくれました。病気発覚時は子どもがまだ小さかったので、通院や検査の際には子どものお迎えやお世話をお願いするなど、さまざまなサポートもしてもらいました。世の女性陣へ伝えたいことは?卵巣チョコレート嚢腫の自覚症状は「激しい生理痛」が多いようですが、私のように「足の付け根の引きつり」であったり「普通の生理痛と変わらない痛み」だったりする人もいるようです。小さな体の異変でも、大きな病気が潜んでいる可能性もあるので、決して軽視せず病院で受診するのが「早期発見・早期治療」につながると思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。体に異変を感じたら早めに病院へ足のつけ根の引きつりは、卵巣チョコレート嚢腫が原因だったというDさん。Dさんは薬の服用と通院を現在も続けているようですね。皆さんも、体に異変を感じたら早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一[pagelinklink=次の話>>]※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月25日昔から生理に悩まされてきた私。生理前から生理中にかけていつもおなかが痛くなるのですが、就職活動中のこの日、あいにく私は鎮痛薬を持っていなくて……。 学生時代、母が入れてくれたココアの味今より10年以上も前のこと。当時高校生だった私はとにかく生理痛がひどくて、生理中は学校に行くだけでも大変でした。生理前はイライラや下腹部の痛みに襲われ、生理2日目から3日目にかけては経血量が多く、生理痛もひどいので鎮痛薬が欠かせません。母は「うちの家系は生理痛が重たい人が多いのよ」と言って、生理に苦しむ私をいつもやさしくケアをしてくれました。 母にやさしくしてもらって1番記憶に残っている思い出は、体調的に絶不調だった高校受験のときのことです。このころの私は持病があり、服薬中だったことも影響してか、生理期間中はいつもぐったりしていました。そんな私を心配して、母はいつもココアを入れてくれました。きっと母はココアで体を温められると考えたのでしょう。今でもふと、母が入れてくれたココアの味を思い出すときがあります。 就職活動中、駅のホームで助けてもらった思い出もう1つ、生理のときに人に助けられた思い出があります。それは私が就職活動中のときのことです。私も大人になり、生理前は早めに寝ておくとか、痛みがひどくなる前に鎮痛薬を服用しておくなど、自分なりに体調管理ができるようになってきました。 就職活動中は会社の説明会や面接などで慌ただしく過ごしていたのですが、ある日、駅のホームで急激な腹痛に襲われました。すぐに「生理前の痛みだろう」とわかりましたが、この日はあいにく鎮痛薬を持っておらず、私はなすすべもなくそのまま駅のホームの隅っこでしゃがみこんでしまいました。すると、しばらくして「顔色が悪いけれど大丈夫ですか?」と見知らぬ女性が話しかけてくれたのです。「ここに座ってください」「お水はいりますか?」とやさしく介抱してくれる彼女に対し、私はあまりの痛みでろくな返事もできませんでしたが、椅子に座って落ち着けたことですぐに痛みがおさまりました。最後、きちんとお礼ができなかったことだけが悔やまれますが、彼女の親切心は今でも忘れられません。 母の愛情深さはもちろん、駅のホームで助けてくださった方のやさしさはいつまでも心に残っています。生理のつらさに耐えるのは自分自身でしかないのですが、それでも誰かに「大丈夫?」と気にかけてもらえると、すごく安心するのだと身をもって体験しました。私もつらい思いをしている女性を見かけたら、積極的に助けに行きたいです。著者/秋山柚子作画/おみき監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おみき
2023年06月24日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけで彼と別れてしまった経験が……。ハルくんと同棲開始後、早々に彼が生理を「汚いもの」「恥ずかしいもの」と捉えていることがわかりました。時間が経っても、みわ柴ちゃんさんはそのことがショックで……。「どうしたらわかってもらえるのか」悩む日々を送っていました。 何を言われても受け入れられず…このとき、みわ柴ちゃんさんは生理前。彼に生理の理解を得られそうにない不安や、生理前で高まる眠気、イライラが募り……「家事はあとにして仮眠をとりなよ」という彼の何気ない言葉に怒りが爆発! 「なんでそんな言い方をするの?」と彼に強く当たってしまいました。実はこのとき、みわ柴ちゃんは自身の症状がPMSだとわかっていなくて……。 イライラをぶつけてしまったみわ柴ちゃんさんに、ハルくんは「配慮が足りなかった」と謝罪。普段は穏やかなみわ柴ちゃんさんが突然怒ったり、号泣したりと感情を露わにする様子に、ハルくんも驚いてしまったようです。しかし、このときのみわ柴ちゃんさんは、感情がコントロールできていない状態で、心の中はグチャグチャ。マイナス思考でいっぱいになり……ハルくんに「別れたい」と口にしてしまいます。 みわ柴ちゃんさんからのまさかの言葉にハルくんは困惑。それでも彼はやさしく、「そんなこと言わないで」「配慮が足りなくてごめん」と、そっとみわ柴ちゃんさんを抱きしめたのでした。その後、眠りについたみわ柴ちゃんさん。仮眠のつもりが、目を覚ますと翌朝に。異常な眠気に「私の体、何かおかしい……!?」と不安を覚えたと言います。生理の前になると異常な眠気、情緒が不安定に……。普段とは異なる状態だからこそ、「体の異変かも」と不安になってしまいますね。これがPMSの症状と知っているだけでも、多少は気がラクになるのかもしれません。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年06月24日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけで彼と別れてしまった経験が……。やさしいハルくんと同棲をスタートしたみわ柴ちゃんさん。しかし、彼は生理への理解があまりなく、生理でつらいときも「薬を飲めば体調が回復する」と思っていたり生理のことを「汚いもの」と捉えていて……。 彼の何気ない言葉に…生理で体調が悪い中、ハルくんに誘われみわ柴ちゃんさんは外食へ。しかし、あまり食欲が湧きません。そのことに、「せっかく並んで入ったのに台無しだ」と不機嫌になってしまったハルくん。 2人の中で「生理」への理解度が異なり、2人は言い合いの喧嘩に発展。そこでハルくんが「生理は汚いもの」「恥ずかしいもの」と捉えていることがわかり、みわ柴ちゃんは男性の生理に対する無知さ・無関心さを実感し、ショックを受けてしまいました。 その一件から月日が経ち……。 ※生理前症候群…正しくは月経前症候群と言い、月経が始まる3日~10日の間、心や体に不調が現れる症状を言います。 あと1週間ほどで生理予定日を迎える……。ハルくんとの一件があり、彼に「迷惑をかけたくない」と思う半面、「一緒に生活をするのだから、生理を理解してもらう必要がある」「どうしたらわかってくれる?」とみわ柴ちゃんさんは悩みます。 理解を得られそうにない不安や生理前でイライラが募る中、ハルくんからかけられた「眠いなら家事はあとにして仮眠をとりなよ」という言葉に、みわ柴ちゃんさんの中で何かがプツンと切れて……。感情のままに「なんでそんな言い方をするの?」と強く当たってしまいました。 生理前ということ、眠気やイライラ……とPMSの症状として挙げられるものに当てはまっていると感じますが、このときPMSという言葉を知らなかったと言うみわ柴ちゃんさん。「言ってはダメだ」と頭の中では思っていても感情がコントロールできなくて……。 ムーンカレンダーに寄せられる体験談などでも、みわ柴ちゃんさんと同じように生理前になると感情をコントロールできず、パートナーや子ども、周囲の人に強く当たってしまった経験がある方が多く、自己嫌悪してしまったという方も。日本産婦人科学会では、PMSの「薬に頼らない治療法」として、自分のリズムを知り「自分が心地いいと思えるセルフケア」をすすめています。なるべくストレスのないように過ごしたいからこそ、一緒に暮らすパートナーにはできるだけ理解をしてもらえたら……と思ってしまいますね。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年06月23日人気ブロガー「みわ柴ちゃん」さんには、過去にPMS(月経前症候群)がきっかけでお付き合いしていた彼と別れてしまった経験が……。ある日、みわ柴ちゃんさんは生理痛でつらい中でしたが、彼であるハルくんから「出かけよう!」と提案がありました。みわ柴ちゃんさんは「家で休みたい」とは言えず、我慢して出かけることに。しかし、店は長蛇の列で……!? 彼が不機嫌に?寒空の下、屋外で長時間並ぶことになったみわ柴ちゃんさん。 薬を飲んでも生理痛は収まらず、経血漏れの心配も……。それでも「伝えたらワガママって思われる?」と、ハルくんに「つらい」とは言い出せませんでした。 結局、お店に入れたのは2時間半後。長時間立ちっぱなしだったこともあり、フラフラとしてしまって、みわ柴ちゃんさんは、料理をあまりおいしく食べることができず……。 体調が悪すぎて会話もできず、食が進まないみわ柴ちゃんさん。しかしハルくんは「口に合わなかったね」と機嫌を損ねてしまったようです。みわ柴ちゃんさんは、目まいやふらつきがあること、気持ち悪くて食欲がないことを伝えます。ところが彼は、「薬を飲んだじゃん!」と、薬を飲めば体調が回復すると思っていた様子。 事実をわかってもらおうとするみわ柴ちゃんさんですが、なんとハルくんから「生理の話は外でやめよう」「汚いよ」という発言が飛び出して……。「生理が汚いって何!?」とみわ柴ちゃんさんも反論しますが、「こんな話恥ずかしくないの?」とまで言われ、思わず涙があふれてしまったみわ柴ちゃんさん。やさしいはずのハルくんの言葉がショックだっただけでなく、思った以上に男性の生理に対する無知さ・無関心さを突き付けられて悲しくなったと言います。 そもそも「汚物入れ」と言う単語は、月経を「不浄」「穢れ」と呼んでいた日本の風習が由来となっているそうで、近年では国内でも、欧米で使われる衛生箱という意味の「サニタリーボックス」が主流になりつつあります。言葉を1つとっても、まだまだ男性と女性の生理に対する感覚の違いが大きいことがわかりますね。 監修/助産師 松田玲子 みわ柴ちゃんさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター みわ柴ちゃん
2023年06月22日生理の出血は毎月のことなので、慣れてしまっているという方は多いでしょう。しかし、生理以外の日に出血があるとちょっと不安になってしまいますよね。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修医Aさんの場合……20代の頃から生理痛は重く、PMSもあり、生理が4、5日ほど遅れることもありました。それが30代に入った頃から、排卵日や生理前に出血をするようになりました。そのことが気になり、半年ごとの通院をしていたら卵巣の肥大が見つかりました。どんな治療を受けましたか?初めは定期検診のエコーで見つかり、その後MRI撮影で精密検査をしました。結果、チョコレート嚢胞だったので低用量ピルの服用をして、今は小さくなってきています。大したことのない症状でも、定期通院をすすめてくれる医院でよかったです。世の女性陣へ伝えたいことは?いつもと違うことが起きたら、なるべく早く診てもらってください。大したことないと感じる症状でも、それが病気に発展してしまうこともあります。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。生理で違和感を覚えたときは医師に相談を排卵日や生理前の出血は、チョコレート嚢胞だったというAさん。Aさんはピルの服用によって症状がよくなってきているようです。皆さんも、毎月の生理で違和感を覚えたときは、早めに医師に相談してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:新見正則医院院長、新見正則※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月21日大事な日に限って生理と被ってしまうことはありませんか?中には、パートナーとの旅行中に生理がきてしまった方もいるようで……。そこで今回は、累計再生数4,000万回突破したMOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「最悪のタイミングで生理がきたことある?」をご紹介します。※再生回数は2023年6月20日時点の情報です。「こんなときに限って生理が……」漫画を読んだ読者から生理の体験談が……『家族での旅行がほぼ月末で、生理も月末だから大概確実に被る。』『センター試験前日に生理が来ていつもより集中量欠けちゃって、絶望感すごくて家で1人泣いたけど今ではそれも良い思い出!』『部活のコンテストの前日に来て貧血で倒れて早退したなぁ…』実に様々な体験談をいただきました。重要な日程と被ってしまうことも多いみたいですね。生理とイベントが被る…旅行やテストなど重要な日と生理が被ってしまうといつものように振舞えないですよね。そんな時は生理の日程をずらすためにピルを服用するのも一つの手かもしれません。みなさんはこの漫画、どう感じましたか?※実体験を漫画化したものです※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。■作画:なぁ(MOREDOOR編集部)
2023年06月21日みなさんは生理前後にどのような症状が出ますか?中には、生理前の期間に精神的な不調が強く出てしまう方もいるようで……。そこで今回MOREDOOR編集部では、そんな生理のつらい問題を描いたオリジナル創作漫画『生理重子の日常』をご紹介します!監修医漫画のあらすじ生理痛が重い中学2年生の主人公『生理重子(せいりおもこ)』。「なんで女ってだけで、こんな嫌な思いしなきゃいけないの……」と辛い思いをしていました。ある日、生理痛が全くない『軽井さん(かるいさん)』にプールの授業を「生理痛で見学する」と話す重子。しかし同級生の軽井から心ない一言を言われてしまい、それに対し反発すると……。生理の症状は人それぞれ…生理の症状は個々人によって変わります。軽井さんの場合は生理痛はないけれども、精神的な症状が強く出るみたいですね。この漫画が、先行配信されたTikTokでは『人によって痛みの度合いと我慢できる範囲ってのは違うし、他人が人の痛みにとやかく言うのは良くないよね。』『体調悪くても休んではいけないという風潮が悪い』『私はどっちの気持ちもわかるなー、我慢せずに休むのが大事!』実に様々なご意見をいただきました。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この物語は実話を元にしたフィクションです。(MOREDOOR編集部)
2023年06月20日皆さんは、生理のときに周囲から心ない一言を言われてしまった経験はありますか?生理痛のつらさを理解してもらえないとき、「どうして分かってもらえないんだろう」と悩んでしまう方もいるかもしれません。そこで今回MOREDOOR編集部では、そんな生理のつらい問題を描いたオリジナル創作漫画『生理重子の日常』を漫画形式でご紹介します!監修医漫画のあらすじ生理痛が重い中学2年生の主人公『生理重子(せいりおもこ)』。「なんで女ってだけで、こんな嫌な思いしなきゃいけないの…」と辛い思いをしていました。ある日、生理痛が全くない『軽井さん(かるいさん)』にプールの授業を「生理痛で見学する」と話すると……。たかが生理痛で……?痛みは人ぞれぞれこの漫画が、先行配信されたTikTokでは『休むことが大切!』『私も生理重すぎて持久走で倒れた』『人によって「つらい」の度合いが違うから、他人の痛みにとやかく言うのはよくない』など自身の体験した生理痛や主人公に共感する意見が寄せられました。生理痛は重い人もいれば、軽い人もいます。そのため相手の痛みを理解できないこともあるでしょう。しかし、声をかけるときに相手の気持ちを考えず無神経な発言をしてしまわぬよう、心がけることが大切です。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この物語は実話を元にしたフィクションです。
2023年06月17日女性にとって毎月訪れる生理、中には生理痛に悩まされている方もいるでしょう。「いつものことだから仕方ない」と思う方もいると思いますが、生理痛には何か原因があることも。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修医Eさんの場合……19歳のとき、仕事もできないほど生理痛がひどかったのでクリニックで受診しました。そのときの検査で皮様嚢腫という腫瘍(良性)が見つかりました。症状はなく、私みたいに生理痛や妊娠などで受診した際に気づくものらしく、放置すると茎捻転を起こすときがあるようです。私は、奇跡的に早期発見につながりました。どんな治療を受けましたか?皮様嚢腫は、手術で除去するしか治療法はありません。放置しても腫瘍自体が茎捻転を起こすと、緊急手術になるので、術日までも油断はできません。私は最初の受診がクリニックだったため、総合病院へ紹介状を書いていただきました。病院選びにはさほど苦労はしませんでした。身近な人にはどのように打ち明けましたか?当時、県外で一人暮らしだったので、クリニックで受診した後、手術の同意のためすぐに母親に連絡をしました。心配してくれていたようで「連絡、待ってたよ」と言ってくれました。世の女性陣へ伝えたいことは?皮様嚢腫や卵巣の病気は、症状が出にくく気づかない人がほとんどです。放置すると、開腹手術になるので、年に一度は症状がなくても検診を兼ねて産婦人科で受診しましょう。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。皮様嚢腫って?ひどい生理痛は、皮様嚢腫が原因だったというEさん。Eさんは皮様嚢腫を手術で切除したようですね。皮様嚢腫(ひようのうしゅ)とは脂肪、髪の毛、歯などが溜まった腫瘍で、あらゆる年代に見られますが20-40代に多く、妊娠をきっかけに見つかることもあるようです。中には赤ちゃんの頭くらいの大きさになっても腫瘍の成長速度がゆっくりなことが多いため太ってきたと思う方も少なくないようです。皆さんも、生理痛がひどいと感じたときは、我慢せずに早めに医師に相談してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:新見正則医院院長、新見正則※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月17日体育の授業や外出しなければいけないときに生理が来たことはありますか?生理への理解が浅かったり、休みにくい雰囲気だったりして生理痛を我慢する人もいるようです。今回MOREDOOR編集部では、そんな生理のつらい問題を描いたオリジナル創作漫画『生理重子の日常』を漫画形式でご紹介します!監修医漫画のあらすじ生理痛が重い中学2年生の主人公『生理重子(せいりおもこ)』。「なんで女ってだけで、こんな嫌な思いしなきゃいけないの…」と辛い思いをしていました。生理痛で休む=サボりと見られるのが嫌な重子は、生理痛を我慢して出席することを決め……。生理の日に持久走……?生理を我慢して持久走に参加する主人公…サボっていると思われたくないため、生理を我慢する重子。重子のこの判断が後に“最悪の事態”を招くようです……。先行配信されたInstagramでは、『私も思春期から生理がずーっと重くて、でもあまり人に言えず我慢してきました。』『走っていたら血が漏れてしまわないか心配なので休むことはありました。』『生理の日に運動はしんどかったので、保健室に行って体育の授業は休んでいました。』など読者からは、学生時代に生理でつらい経験をしたことがあるというコメントが多く寄せられました。生理やPMSの痛みや症状は人それぞれ。生理痛がつらい場合は、我慢をせずにからだを休めることが大切です。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この物語は実話を元にしたフィクションです。
2023年06月13日女性にとって、生理は長い間付き合わなければいけないもの。少しでも快適に過ごすために、自分に合った生理アイテムを探したいですよね。今回は、すぐに役立つ【生理アイテムの基礎知識クイズvol.1】をお届けします。監修医早速クイズ!ヒント!答えはひとつとは限らないですよ。▶︎▶︎正解は……Bタンポン、D月経カップ、E月経ディスク解説!タンポン、月経カップや月経ディスクは、膣内に入れる生理アイテムです。経血を吸収し、都度使い捨てるタンポンに対し、月経カップと月経ディスクは溜まった経血のみを捨てて消毒し、繰り返し使うことが可能です。大きな違いを理解しよう!さらに使い捨てるタイプと繰り返し使うタイプ、どちらもあるのが月経ディスク。今年の2月には、国産の使い捨てタイプの販売も開始しました!最後にそれぞれのアイテムのメリットデメリットもご紹介します。▶︎▶︎それぞれのメリットデメリットは?身近にあるものから紹介します!ナプキンのメリットデメリットメリット:安価で、香りつきや少ない日用などいろいろな種類のものが手軽に試せる。デメリット:ムレやカブレ、匂いが気になることもある。タンポンのメリットデメリットメリット:小さいので携帯に便利。デメリット:ひもをつたって経血が漏れる、水が膣内に侵入してくる。匂いが気になることもある。吸水ショーツのメリットデメリットメリット:ショーツを履くだけなので、手軽。他アイテムと併用できる。デメリット:手洗いに手間がかかる。タンポンやナプキンに比べると高価。月経カップのメリットデメリットメリット:繰り返し使えるので経済的、経血が空気に触れないので匂いがない。経血量がわかる。デメリット:消毒に手間がかかる、膣口に近い場所で経血をためる“釣り鐘型”なので取り出す時ほんの少し指に経血がつく。月経ディスクのメリットデメリットメリット:使い捨てタイプは処理が楽チン、洗浄タイプは繰り返し使えるので経済的、経血が空気に触れないので匂いがない。経血量がわかる。デメリット:繰り返しタイプは消毒に手間がかかる、販売している店舗が限られている。子宮頸部の下に入れるため取り出す時に指に経血がつく。ライフスタイルに合わせて試してみてどんな生理アイテムが合うのかは人それぞれ。あなたの生活スタイルに合うものを選び、少しでも快適に過ごせるとよいですね!ライター(MOREDOOR編集部/イラスト:性教育いらすと)
2023年06月12日みなさんの生理はどのようなタイプですか?中には、生理前の期間に精神的ダメージが大きい方もいるようで……。そこで今回MOREDOOR編集部では、そんな生理のつらい問題を描いたオリジナル創作漫画『生理重子の日常』をご紹介します!監修医漫画のあらすじ生理痛が重い中学2年生の主人公『生理重子(せいりおもこ)』。「なんで女ってだけで、こんな嫌な思いしなきゃいけないの……」と辛い思いをしていました。ある日、生理痛が全くない『軽井さん(かるいさん)』にプールの授業を「生理痛で見学する」と話す重子。しかし同級生の軽井から心ない一言を言われてしまい、それに対し反発すると……。あなたはどう感じましたか?生理前に、「怒りっぽくなる」など精神的な症状が強く出る方もいるようです。この漫画が、先行配信されたTikTokでは『軽井さんと同じ!』『私もPMDDで情緒不安定な症状がでる』『イライラして誰かにすぐ当たってしまった時はほぼ生理前』など軽井さんに共感する意見をいただきました。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この物語は実話を元にしたフィクションです。(MOREDOOR編集部)
2023年06月10日