俳優・生田斗真が都内で行われた主演舞台『SHINKANSEN☆RX Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』のフォトコール及び囲み取材に、共演の小池栄子、中村倫也、神山智洋(ジャニーズWEST)とともに出席した。14日未明に、ジャニーズ事務所の先輩であるSMAPの解散が発表されたが、生田は「もちろん僕は事務所の後輩ではあるんですけど、その前にSMAPのファンなので、すごく残念というか、寂しい気持ちがありますね」と沈痛な面持ちで受け止めた。生田は「報道があった日から、時が止まってしまったような気がしていて。少しでも時間が空くと、SMAPのことを考えてしまう日々ですね」と辛い気持ちを語り、「日本の国民の皆様が知ってる情報しかわからないんですけど、本当にもう、SMAPの皆さんがいないと、僕はこの仕事をしていないし、ここにはいない」と、偉大な先輩の影響の強さを説明。さらに「日本の芸能の世界で前人未到の地にいる皆さんなので、到底理解できないところに達していると思います」と慮った。また、神山は「僕が生まれる前から大活躍されてたので、正直驚きました」と率直に心境を語った。「ニュースで知った時に一人やったんですけど、声出して驚きました」と、当時の状況を明かし「ジャニーズ、芸能界を代表するアイドルグループで、手の届かない雲の上の存在だったので、驚きました」と、衝撃の強さを繰り返した。舞台『SHINKANSEN☆RX Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』は、脚本家・宮藤官九郎が生田のために書き下ろし、劇団☆新感線作品の中でも「メタルマクベス」「五右衛門ロック」のように生演奏による楽曲を多く披露する「R」シリーズとして公演。生田は平安時代から生きるヴァンパイア役として、ヴィジュアル系ロックバンドのボーカルとして想い人の生まれ変わりを探す。
2016年08月17日俳優の生田斗真(31)が、9日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『火曜サプライズ』スペシャル(19:00~20:54)で、ジャニーズに入ったきっかけを明かした。今回、「生田斗真&岡田将生と人形町でアポなしグルメ旅!」と題して、映画『秘密THE TOP SECRET』に出演している生田と岡田将生がゲストとして登場。生田はMCのウエンツと小学生時代にNHK『天才てれびくん』で共演しており、18年ぶりの共演となった。1996年2月にジャニーズに入り、同年4月より『天才てれびくん』に出演した生田。ウエンツが「もともとやりたかったってこと?」と尋ねると、「全然。まったく興味なかった」と話し、ジャニーズ入りのきっかけについて「うちの母がSMAPが好きで、息子を入れればSMAPに会えるんじゃないか、みたいな」と明かした。また、高校時代に進路について悩んだことも告白。「自分が選んだ道じゃないから、『なんとなくこのまま続けてっていいのかな』とか『自分に才能があるんだろうか』とか…その時はまだ心が決まってなかった。一生これで食っていくという思いには至ってなかった」と振り返った。
2016年08月09日清水玲子の人気コミックを映画化したサスペンス大作『秘密 THE TOP SECRET』の初日舞台あいさつが8月6日、都内で行われ、主演の生田斗真をはじめ、岡田将生、松坂桃李、栗山千明、織田梨沙、大森南朋、大友啓史監督が出席した。『秘密』舞台あいさつ その他の写真公開初日がリオ五輪の開会式と重なるなか、生田は「開会式を見ずに、この映画を選ぶなんて、皆さん、なんですか!(笑)。猛者ですねえ」と観客に感謝の意。「誠心誠意、本気でぶつかった作品。見る前と後では、普段見る世界の景色が変わるくらいの衝撃があるので、ぜひ覚悟して」と力強くアピールした。死んだ人間の脳からスキャンした“過去の記憶”を頼りに、事件を捜査する第九のメンバーが、迷宮入りした猟奇事件の真相に迫る。すでに韓国、台湾、中国、フィリピンでの配給が決定しているほか、カナダのモントリオールで開催される第20回ファンタジア国際映画祭・コンペティション部門にも出品され、現地入りした大友監督は「生田くんの代わりに、ファンにサインしておいたよ」と現地の熱狂ぶりを報告していた。映画が描く“脳内捜査”にちなみ、「誰の脳に潜入したいか」と問われた生田は、「アーティストの皆さんが、どういう思考回路で作品を生み出しているのか知りたい。例えば、横尾忠則さんですね」。松坂も偉人に関心があるようで、「戦国武将なら織田信長。それと漫画家の井上雄彦さん」と答えた。一方、栗山は「イケメンの脳内映像を見て、キャーキャー言われる気分を味わいたい」と願望を明かしていた。『秘密 THE TOP SECRET』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年08月06日清水玲子の人気コミックを映画化したサスペンス大作『秘密 THE TOP SECRET』の公開直前イベントが7月25日、都内で行われ、生田斗真と岡田将生が出席。脳内捜査を題材にした作品にちなみ、人の心を操るマインドハッカーとしてテレビ番組などに出演するトニー・ジャンが駆けつけ、生田の初恋相手の名前を言い当てるパフォーマンスを披露した。『秘密 THE TOP SECRET』/その他の画像「映画を拝見しましたが、人の脳に侵入し、心をコントロールする点は僕のパフォーマンスと似ている。なぜ僕が主役じゃないんですか」と自信を示すトニーは、生田に対し「初恋の時期は?」「名前はひらがなで何文字?」といった質問を投げかけ、生田の目や表情の変化を観察。見事に“なおみ”さんと正解を導き出し、生田は「こんなことあるんだ…。すごいですね」とタジタジだった。その“なおみ”さんとの思い出について、生田は「小学校の頃、僕が廊下で転んだら、ハンカチで止血してくれて、水道で足を洗ってくれたんですよ。そりゃ、好きになりますよね」と思わず照れ笑い。初恋相手の名前が明らかになる一部始終を目撃した岡田は、「僕のことじゃないのに、どんどん汗が出てきました」と驚きの表情だった。死んだ人間の脳からスキャンした“過去の記憶”を頼りに、事件を捜査する第九のメンバーが、迷宮入りした猟奇事件の真相に迫る。すでに韓国、台湾、中国、フィリピンでの配給が決定しているほか、カナダのモントリオールで開催される第20回ファンタジア国際映画祭・コンペティション部門にも出品された。『秘密 THE TOP SECRET』8月6日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年07月25日7月21日(木)に放送される日本テレビ系人気バラエティ「ぐるぐるナインティナイン」の人気企画「ゴチになります!17」に、俳優の生田斗真とムロツヨシがゲスト出演する。プライベートでも10年来の友人だという生田さんとムロさん。生田さんは今回で“ゴチ”への出演は5度目となるが自腹はまだないといい、レギュラー陣にとってはかなりの強敵になることが予想される。一方のムロさんは今回が“ゴチ”初参戦。その実力は未知数。「ゴチ17」も中盤戦を迎えレギュラー陣にとってますます負けられない戦いとなるなか、岡村隆史らレギュラー陣は生田さんに初の自腹を切らせることができるのか、そして初参戦のムロさんがどんな戦いを見せるのか。表参道の「ASIA DE NEWYORK(アジア デ ニューヨーク)」を舞台に「アジアンフレンチ」を堪能しながら繰り広げられる今夜のゴチバトルは見逃せない勝負になりそうだ。5度の参戦で負けなしという“ゴチ”に無敵の強さを見せる生田さんだが、主演最新作『秘密 THE TOP SECRET』が8月6日(土)より全国で公開となる。「メロディ」(白泉社)で連載された清水玲子による原作コミックは「第15回文化庁メディア芸術祭」優秀賞を受賞するなど高い人気を誇り、2008年にはTVアニメ化もされた。その原作を興行収入3作合計130億円を超える大ヒットを記録した『るろうに剣心』 シリーズで知られる大友啓史監督がメガホンをとって今回実写化。被害者の“脳に残った記憶”を映像化し、迷宮入りした事件を捜査する警察庁の特別機関「第九」。室長を天才・薪剛(生田斗真)のもとに、新人捜査官の青木一行(岡田将生)が配属された。全ては「犯人の脳の記憶を見て、行方不明の少女を探す単純捜査」から始まった。「第九」が脳内捜査を進めると、事件を根底から覆す“驚愕の真犯人”が現れる。さらに、事件は次々と連鎖し、決して触れてはならないとされる「第九」の闇、貝沼事件へとつながっていく。いまは亡き薪の親友、元「第九」メンバー・鈴木(松坂桃李)との関係性まで浮上。そこには、命と引き換えにしてまで守ろうとした、絶対に知られたくない“第九最大の秘密”が隠されていた――。生田さんと岡田さん、松坂さんといったいまをときめく超人気俳優たちに加え、法医第一研究室監察医の三好雪子役で栗山千明が出演。また新人女優・織田梨沙が物語の鍵を握るミステリアスな少女・露口絹子に抜擢されている。そして「第九」と対峙する28人殺しの凶悪犯で物語の全ての鍵を握る存在である貝沼清孝には吉川晃司。貝沼と薪との因縁の対決も今作の見どころだ。そのほか絹子の父親で世界的な脳科学者、露口浩一に椎名桔平。映画オリジナルキャラクターをリリー・フランキー、大森南朋が演じる。「ぐるぐるナインティナイン」は7月21日(木)19時56分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年07月21日乃木坂46のメンバー・生田絵梨花とブルーレーベル・クレストブリッジが2度目のコラボレーション。FASHION HEADLINEでは、ブルーレーベルのクリエイティブ・ディレクターである三原康裕と生田絵梨花の貴重な対談を公開。ーー今回は、実際にお二人が会って、直接意見交換されたそうですね?生田絵梨花(以下、生田):世界的に有名なデザイナーの方なので、会う前はちょっと心配でした。でもお会いしてみると、三原さんはすごく気さくな方で、とても優しくて、たくさん気も使っていただいて…。すぐに打ち解けることができました。三原康裕(以下、三原):僕はある意味驚きました。意外とのんびりされている方だったので。この業界で仕事している十代の子ってみんな、ハキハキしていて、ちょっと体育会系な感じの子も多いから。ーーディテールや組み合わせる生地の種類などを一緒に決められたそうですが、現場ではどういうやりとりがあったのですか?生田:例えば、ベースとなるブルーレーベルのアイコンであるクレストブリッジチェック柄のワンピースを着て、その上に生地やリボンを重ねて、「こういうデザインはどうかな」って話し合う感じでした。三原さんをはじめとするスタッフの方々と試行錯誤を重ねました。でも三原さんは優しくて、何を着ても「いいね!」って言ってくれました(笑)。だから、スムーズにデザインが決まっていきました。三原:実は、彼女と会う前に、デザインチームとミーティングを重ねたんです。会ったこともない生田さんの写真をじーっと見て、YouTubeで映像も見ながら、「シンプルがいいかな?」とみんなで迷いつつ。前回のコラボレーションでクレストブリッジチェックがとてもよく似合うことはわかっていたので、それは引き継ごうと。ただ前回のコラボレーションの時より、彼女も大人になっていますから、自ずとデザインも大人っぽくなりました。ーー実際にご本人にお会いして、迷うことはなかったですか?三原:いや迷うっていうより、なんでも似合っちゃうから。本人を前にして恥ずかしいんだけど、やっぱりキラキラしてるよ。眩しくて見れないもん。生田:いやいやいやいや(笑)。そう言われると私の方が恥ずかしいです。三原:まず最初に、ベースとなるドレスを着てもらったんだけど、もうそれでいいんじゃないかって思うくらい似合っていたので。ーーそうなると逆に難しそうですね。三原:だから今回は足し算したんです。ちょっとデコラティブに振っても、全然いけるなと思いました。例えば、もともと全身クレストブリッジチェックだったワンピースの上半身をレースに変えたりだとか。また、シンプルなプルオーバーのドレスは、ウエストから下をチュールで覆うことで、フェミニンさをプラスしました。フィッティング前は「似合うかどうか」と不安だったんですが、彼女と会ってからは「これはいけるな」っていう、確信が持てました。ーーすごく上品で、大人っぽい魅力も垣間見えますね。生田:ありがとうございます。なかなかこんなに上品な服って探しても見つからないので、自分でも普段からよく着させていただいています。ーー撮影時はヒールがある靴を履かれていましたね?生田:普段はあんまり履く機会がないのですが、ヒールを履くとすごく気分が上がります。しゃんと背筋が伸びるっていうか。三原:ヒールって、反自然的な行為だと思うんです。かかとをわざわざ高くするのは、足を綺麗に見せたいという願望の現れだと思います。そこに僕は、女性特有の価値観を感じます。メイクだってそう。先ほどの話に繋がりますが、女性の場合は「足すこと」で綺麗になることもある。だからヒール部分も、金具のゴールド、コルクのベージュ、ソールのブラックなどのアイテム毎の色味を上手く使って、上品に仕上げています。ーーアイドルという職業は、表現方法が多岐に渡ります。歌って踊って、トークもあれば、演技もある。三原さんも靴からブランドをスタートさせ、今では年に2回のコレクションや様々なコラボレーションと、色々と手掛けてらっしゃいます。その表現の幅がお二人の共通点の一つかなと思うのですが?生田:苦手だと思ったことも、やってみたら「こんな自分もいたんだ」って発見する時があります。また、ファンの方から自分では思ってもいなかったところを褒めていただくこともあります。今は、可能性を自分で決めつけることなく、色んなことにチャレンジしたいなって思っています。三原:一つのことしかできない人もいるんですね。妻(ピアニストの上原ひろみ)なんてピアノだけやっているから。僕は、絵も描いたりスポーツもするけど、それは本業とのバランスを取る上で重要な時間だと思っています。今では講師として、教壇の前に立つことも増えたのですが、人に教えることもすごく大事な時間です。生徒たちに教えながらにして、デザイナーとしての大事な部分を再確認させてもらってます。ーーそういえば前回、生田さんは「大学生になって、ファッションがすごく楽しくなってきた」とお話しをされていましたね。生田:普段だと移動が多いので、パンツスタイルとかスルっと着られる服になってしまうのですが、ちゃんとした場所、例えばピアノのレッスンとか演奏会に行く時などは、きっちりとしたワンピースが多いです。丈の長さもすごく気にするようになりました。三原:しっかりしてるよね。そういった点では、お父さんも安心できるアイテムばかり。今回もいいコラボレーションになったかなと思います。【イベント情報】イベントタイトル:CRESTBRIDGE CHECK SPECIAL DRESS COLLECTION MIHARA YASUHIRO×IKUTA ERIKA(Nogizaka46)会期:7月20日から8月1日場所:伊勢丹新宿店本館2階=イセタンガール
2016年07月09日俳優・生田斗真が9日、都内で行われた主演舞台『SHINKANSEN☆RX Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』の製作発表に、共演の小池栄子、中村倫也、神山智洋(ジャニーズWEST)、橋本じゅん、高田聖子、粟根まこと、篠井英介、演出のいのうえひでのり、脚本の宮藤官九郎とともに出席した。同作は宮藤が生田のために書き下ろし、劇団☆新感線作品の中でも「メタルマクベス」「五右衛門ロック」のように生演奏による楽曲を多く披露する「R」シリーズとして公演。生田は平安時代から生きるヴァンパイア役として、ヴィジュアル系ロックバンドのボーカルとして想い人の生まれ変わりを探す。生田は「お芝居に進むきっかけを作ってくれたのが劇団☆新感線の皆さんで、僕が17歳、高校2年の時でした。いつか僕もこういう人たちみたいになりたいなと思って、今日まで頑張ってきています」と気合十分。演出のいのうえは、「10年前に漠然としたアイディアを持ってたけど、斗真が『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』でブレイクしてしまい、なかなかできずに。もしかしたら城田優くんがやってるかもしれないと話していました」と明かし、「実現できて本当に良かったと思います」と喜びを語った。劇中で披露する楽曲は「十数曲はあると思います」と言うと、出演者一同驚いた様子だった。小池は「斗真くんに言い寄られて、神山くんを選ぶというぜいたくな役だなと。ファンの方に嫌われないように頑張ります」と役柄について語る。稽古後の"飲み番長"に立候補し、「若い男の子たちを引き連れて、週刊誌に撮られないように守ります!」と力強く宣言した。ずっと新感線舞台に立たいと思っていたという中村は半グレ組織の”ナメクジ連合”リーダーという役柄で、「ナメクジの身体模写から始めたい」と苦笑。生田と会うのが2回目だという神山は「あいさつした際に、メイク中なのにたってくださって『イケパラや!!』と思った」と先輩の印象を語っていた。
2016年06月09日生田斗真が主演を務める大友啓史監督の新作『秘密 THE TOP SECRET』の予告編映像と新たなビジュアルが公開になった。『秘密 THE TOP SECRET』予告編公開になった映像にまず登場するのは、人間の脳内にある“記憶”を取り出し、映像化できる設備で、本作の主人公・薪剛は、このマシンを駆使して犯罪に立ち向かおうとする警視庁の特別機関“第九”の室長だ。映画は、第九に新たな捜査官の青木が配属になり、行方不明になった女性の捜索を行うところからはじまる。しかし、彼らが脳内捜査を行う間に、ひとつの事件は、別の事件へと連鎖していき、ついには薪の親友だった亡き鈴木の存在までもが浮上してくる。そして、人の頭の中を覗きみる/誰にも言わなかった秘密まで見てしまう第九が、ずっと隠してきた“秘密”が明らかになっていく。このほど公開になった映像は、緊張感のあるシーンの断片で構成されており、細部まで作りこまれたマシーン描写や、苦悩する薪の横顔、アクションシーン、謎めいた登場人物などが次々に登場。謎が謎を呼ぶプロットと、“人間の記憶/心の中を覗く”というミステリアスな設定に魅了される。本作には生田をはじめ、岡田将生、吉川晃司、松坂桃李、織田梨沙、栗山千明、リリー・フランキー、椎名桔平、大森南朋らが出演しており、このほど公開になった新ビジュアルではそれぞれが演じるキャラクターが、何か秘密を抱えているような、苦悩しているような表情を浮かべている。『秘密 THE TOP SECRET』8月6日(土) 全国ロードショー
2016年04月30日伊坂幸太郎の人気小説を映画化した『グラスホッパー』が11月7日に全国で封切られ、主演の生田斗真をはじめ、浅野忠信、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、麻生久美子、菜々緒、村上淳、佐津川愛美、瀧本智行監督が東京・有楽町の丸の内ピカデリーで初日舞台あいさつに立った。『グラスホッパー』舞台あいさつ/その他の写真生田が『脳男』の瀧本智行監督と再タッグを組んだ本作。ハロウィンの夜、交通事故で恋人を失った鈴木(生田)が、その裏に隠された陰謀を暴くため、裏社会の組織に潜入し、人の意識を導く力を宿す自殺専門の殺し屋・鯨(浅野)を、驚異的な身体能力を持つ殺し屋・蝉(山田)と運命を交錯させる。この日は、ドッキリを仕掛けられた生田がたった1人でステージに登壇。その様子を、浅野ら他の登壇者が客席から見守るサプライズ演出が行われ、まんまとだまされた生田は「おかしいと思ったんだよな…。みんな、早く(ステージに)来て」と慌てた表情を浮かべた。一方、浅野は「リアクションがめちゃくちゃ面白い!」、事務所の後輩にあたる山田は「先輩の平静を保とうとする表情が見られた」と思わずニンマリ。生田は、山田に対し「あとで楽屋来い!」とおどけて命令し、会場の笑いを誘った。そんな生田が、役柄について「弱さのなかに強さがあり、意志も固いところに憧れる」と語ると、山田は「弱さあります? 常に男らしい先輩というイメージ」と今度は尊敬の念。山田自身にとっては、本作が初の映画出演(公開は『暗殺教室』が先)で、「新境地に踏み込んだ作品」と胸を張った。『グラスホッパー』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年11月07日「あんなに情けない生田斗真くんはよそでは見れないです」――。尊敬の念を込めて山田涼介が発した言葉が映画『グラスホッパー』における生田斗真の変身の全てを表している。独特の色使いとライティングによるスタイリッシュかつクールな映像世界と裏腹に、生田斗真がカッコ悪いさまをさらけ出す。工夫を重ねて生み出したという、追われる際の必死の走り方からして、もういろいろダメな感じがにじみ出ている。変身と言うなら、山田さんもまた本作で見事なまでにアイドルグループ「Hey! Say! JUMP」としての従来のパブリックイメージを裏切り、孤高の若きナイフ使いの殺し屋・蝉(せみ)を演じている。原作はベストセラーを連発する伊坂幸太郎の同名小説であり、ファンの間でも根強い人気を誇り、伊坂さん自身もお気に入りの自著に挙げている、疾走感あふれる作品。恋人を殺された復讐を誓う元教師の鈴木、他人を自殺させる力を持つ殺し屋・鯨、そしてナイフ使いの蝉の3人を中心に、巻き込み、巻き込まれつつの怒涛の物語が展開する。生田さんにとっては『脳男』に続いての瀧本智行監督とのタッグ。同じ監督に立て続けに主演として呼ばれること――それが俳優にとって幸せでないはずがない。「前作があった上で『また生田斗真で』と思っていただけたということで信頼されている部分もあるけど、前回のハードルを超えないといけないというプレッシャーもありました」と語る。『脳男』では桁外れの知能と身体能力を持ちつつも感情を失った常人とはかけ離れた男を演じたが、同じ瀧本作品でも、本作で演じる鈴木は、恋人を亡くしたということ以外はごく平均的な、いや、弱々しささえ感じさせる男。“生田斗真史上最弱の役”というのは決して大げさではない。「いろんなことに巻き込まれていく役なので、その場の驚きや新鮮さを大切にしたいという思いがあり、あまり『このシーンはこういう感情で』と準備せずにポンッと現場に行った感じだった」と撮影を振り返る。「鈴木というのはお客さんに寄り添わなきゃいけないし、ある意味、殺し屋がいっぱいの世界に映画を見るお客さんを引き連れていく役どころ。観客と同じ目線で驚いて怖がっていく感覚は大事にしました。自分以外はナイフ使いに狂気的な大男で、普通の人がいないので(笑)、無理に“普通”を意識しなくても差別化は難しくはなかったですね」。一方、山田さんにとっては本作が生まれて初めて体験する映画の撮影現場。蝉という役について「やはり、世間で思う山田涼介に対するイメージというのは自分の中にもあるので最初は『この役、おれでいいのかな?』という不安はありました」と偽らざる胸の内を明かす。単にイメージの問題だけではなく、アクション、内面の心情を含め、蝉という役は決して簡単な役ではなく、映画全体を左右するキャラクターと言える。撮影前には生田さんの誘いで、格闘技の稽古に足を運び、ナイフの練習もした。「ナイフを振るだけでしょ?と思うかもしれないけど、実際にどの角度で切り付けると人が死ぬのかとか“人間を壊す方法”を教わって『これからおれは人間を壊すのか…』とそこで感じられました。それも尋常じゃない集中力で臨まないとできなくて、ひとつ教わり、ナイフを一振りするだけで汗だくになってました」。「人を殺す」というアクションそのものが蝉という人間の内面をも作るヒントになった。「人としての孤独感というのは普段、そこまで味わうものでもないし、特に(「Hey! Say! JUMP」の)メンバーといつも一緒にいるので、最初は蝉の気持ちが全く理解できずに悩みました」と振り返るが、クランクインしてすぐに試練はやってきた。「冒頭で次々と人を殺すシーンがクランクインしてすぐの撮影だったんです。『何でこのシーンから?』と思ったんです。自分が蝉という役に入りきる前のような気がして。でもやってみたら『(蝉に)なれるな』と感じました。蝉がそこで成立した。それが自分の中ですごく面白かったです。あのシーンの前と後で全く(気持ちが)違いました」。そんな山田さんの存在は先輩である生田さんの目にどのように映ったのか?実は映画の中で2人がシーンを共にしている時間はごくわずか。撮影現場でもあまり言葉を交わす機会もなかったそうだが、先述のナイフの練習のエピソード然り、実は山田さんのことをよく見ている…?このインタビューでもたびたび、自身のことはそっちのけで山田さんについて語っていた。「カッコよかったですよ、蝉。オープンセットの渋谷のスクランブル交差点のシーンで、ジュニア(=鈴木の仇)が車にひかれたのを見て、菜々緒ちゃんに『追いかけなさい!』と怒られて、そこで蝉とぶつかるシーンがあるんですけど、その時の冷たい目や佇まい、死体を見慣れている眼がカッコいいなって感じました。『グラスホッパー』の蝉をやりたいという役者は本当にたくさんいて、実際、映画化が決まった後に『誰がやるの?』といろんな人に聞かれました。そんな同世代の同業者が嫉妬するような蝉に仕上がっていると思います。映画が公開されて『山田涼介、いいね!』という声はより大きくなると思いますよ」。生田さんの言葉の通り、“役者・山田涼介”に対する「いいね!」という声は近年、確実に高まっている。そして山田さん本人もまた俳優業に特別な思いを抱いている。特に今回、映画という新たな挑戦の場を経験し、その思いを強くした。「正直、いま一番楽しいと感じるのが俳優業ですね。自分じゃない自分を探しに行く作業がすごく好きなんです。新しい発見を常にできる場であり楽しいです。特にTVではどうしても(描写に)限度がある中で今回、こうやって蝉という役を与えていただいて、 これまで見たことのない自分を見られた気がしています」。もちろん、生田斗真という、ジャニーズ事務所にあって俳優業を突き詰めてきた先輩と同じ作品でメインキャストを張ったことがもたらした財産も計り知れない。「こうやって言うのは恥ずかしいんですが、僕にとっては理想像と言える存在です。やはり俳優やっていても、どうしても『ジャニーズだから』と見られる部分はあると思うんです。でも斗真くんに関しては、高校時代にクラスで斗真くんの話をしたら『え?生田斗真ってジャニーズなの?』と言われたんです。ジャニーズ所属という以前に“俳優”として見られていて、自分の実力で進化していくという意味でも理想であり、いろんな色に染まれる俳優さん。僕は、瀧本監督とは初めてのお仕事でしたが『脳男』は何度も見ていたので、撮影初日に監督から『脳男』の時の斗真くんと目が似ていると言われてすごく嬉しかったです」。「いい後輩ですね」と照れくささを隠すようにおどけた口調で語る生田さん。改めて、今回、二度目の瀧本監督の現場で得た発見、新たに手にしたものは?「すごく感じたのは、僕が瀧本さんの作品が大好きなんだということ。1本一緒にやったからこそ、一を言われただけで十のことが分かる阿吽の呼吸が生まれてきた感覚もある。長い付き合いになるなという予感があります」。瀧本作品の何がそこまで特別なのか?その答えからは俳優・生田斗真の生き方、スタンスまでもが見えてくる。「コアで、ややマニアックなところが好きなんだけど、それでいてきちんとエンターテイメントとしてお客さんが見やすいものにしていく感覚を持っている。『脳男』も『グラスホッパー』もマニアック過ぎる部分があり、ともするとそういう作品になってもおかしくないけど、例えば『グラスホッパー』では原作の“ある交差点”を渋谷のスクランブル交差点に置き換えたりしてます。やりたいことをやりつつ、『わかる人にだけわかればいい』というスタイルではなく、いろんな人に見てもらおうという姿勢がすごく共感できるんです」。そこに心地よさを感じるのは、まさに先ほどの山田さんの言葉にもあるように、ジャニーズ事務所所属のアイドルという立場にありつつも、そのイメージをいい意味で常に超えていこうとする意欲と、絶妙のバランス感覚を生田さん自身が持ち合わせているがゆえではないだろうか?9つ年齢の離れた先輩から後輩へ。言葉にしなくとも、共演シーンは少なくとも、この映画一本が確実に伝えるべき思いを伝えている。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:グラスホッパー 2015年11月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015「グラスホッパー」製作委員会
2015年11月04日俳優の生田斗真が6月16日(火)、都内で行われた主演作『予告犯』のヒット御礼イベントに共演する濱田岳とともに出席。“予告”にちなみ、個性豊かな占い師3人が、生田さん&濱田さんの金運・恋愛運・仕事運を占った。果たして、その結果は?この日登場したのは、西洋タロット占い師のさくらさん、愛の伝道師・JUNO(ゆの)さん、特大水晶を駆使するパフォーマンス占い師・登仙(とうせん)さんというパンチが効いた占い師軍団。まず、さくらさんが、濱田さんの金運を「近年の努力が実を結び、今年花が開いた。来年からは収穫が始まる」と占い、具体的には「ヨーロッパやアジア圏からお仕事が入ってきて、金運が急上昇」なのだとか。これには濱田さんも「金運いいって、マネージャー!」と喜んでいた。続いて、 JUNOさんが生田さんの手相から、「いまどき珍しいくらい、きれいな恋愛線、結婚線を持っている。女性に対しても誠実」と恋愛運を鑑定。ただし、「晩婚の傾向がある」そうで、「ここ5年は仕事に没頭したほうがいい。実はお見合い派かも」。それでも、理想の結婚ができそうな“予告”に、生田さん本人はご満悦だった。最後に、この日一番のインパクトを放つ登仙さんが二人の仕事運をチェック。いきなり、濱田さんに対し「右脳と左脳のバランスが崩れている」と言い放ち、頭部を揺さぶる荒療法!さらに生田さんの将来について、「これまではシリアスな役が多かったかもしれないが、今後はロマンチックな恋愛ものもいいと思う。キスシーンもあるよ。ブチュッと!」と語り、生田さんは大照れ。「海外からミュージカルのオファーも来るから、歌の勉強をしたほうがいい」とも占い、ファンから「おお!」と期待を寄せる声が上がった。映画はネット動画上に突如降臨した“シンブンシ”を率いるゲイツ(生田さん)と、濱田さん演じるその仲間たちが、警察や法律では罰せられない人間たちへの制裁を“予告”し、実行していく姿を描いたサスペンス。今秋からは台湾での公開も決まっており、「日本映画が海外で評価されるのはうれしい」(生田さん)、「海外で舞台挨拶やりたいですねえ」(濱田さん)と話していた。『予告犯』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:予告犯 2015年6月6日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C) 筒井哲也/集英社
2015年06月16日映画『予告犯』が6月6日に公開を迎え、主演の生田斗真、戸田恵梨香、鈴木亮平、荒川良々、濱田岳、中村義洋監督が舞台あいさつに登壇。生田は先日の完成披露時の“予告”通り、この舞台あいさつの司会を務めた。『予告犯』舞台あいさつ/その他の写真筒井哲也の人気同名漫画の映画化。ネット上で事前に予告し、法で裁かれない悪に制裁を加える“シンブンシ”と呼ばれる謎の犯行グループと警察の戦い、その裏に隠された彼らの真の目的を描き出す。生田は蝶ネクタイ姿で“司会者”として登場。「本日の司会を務めますジャニーズ事務所所属の生田斗真と申します」と挨拶するが、緊張のためかその時点ですでに噛み噛み! 生田の紹介によって戸田らも壇上に姿を見せたが、戸田には「今日の舞台あいさつはいつも以上に楽しい!」と笑われ、鈴木からは「グダグダじゃん!『予告犯』すらちゃんと言えてなかったよ」と突っ込まれる始末…。それでも一通り、登壇陣の紹介を終えると「最後はこの方、孤高のカリスマ“シンブンシ”のリーダー・ゲイツ役の生田斗真さんです」と自分で自分を紹介し、舞台中央へ。そこで“チャンネル”を司会者から主演俳優に切り替え「初日をこうして迎えることができて感激しております」とキリリと語り、会場は笑いに包まれた。この日は、生田以外の登壇陣の完成披露時における予告が成就したか否かの検証が行われたが、163センチの身長を「2センチ伸ばす」と宣言した戸田は、測定してみると162.5センチとなぜか縮んでおり失敗!85キロから体重を5キロ減らすと予告した中村監督は500グラム及ばず、これまた惜しくも失敗。「結婚する」と宣言した荒川の失敗も言うまでもなく、「いっぱい宣伝する」という濱田は66媒体もの取材を受けたと胸を張ったが、153媒体の取材を受けた主演の生田の半分以下ということで、これまた失敗と判定された。「歌手デビューする」という鈴木は、中村監督の詞、鈴木自身の振り付けにより、この壇上でメインテーマに合わせて歌とダンスを披露し会場を爆笑に包み、形はどうあれ見事に歌手デビューを果たした。なお、この歌は映画公式サイトで期間限定でストリーミング配信される。生田は、報道陣向け写真撮影時も宣伝スタッフと共にあくまで司会者として場を仕切るなど、最後まで奮闘を見せ、ファンの声援を浴びていた。『予告犯』公開中
2015年06月06日頭に新聞紙製の頭巾をすっぽりかぶった男の姿を見せられ、「生田斗真、主演最新作!」と謳われても若干戸惑う。だが、本人が「僕の目なんですよ」と苦笑しながら明かすように、かろうじて見える両目は紛れもなく彼のもの。どこかギラついていて、不穏と魅力が共存しているかのような目の奥には、生田さん曰く「社会に対して納得のいっていないことが多い奴の思い」があり、その思いが映画『予告犯』を突き動かしていく。生田さんが演じるのは、インターネット上に現れた謎の男。法で裁かれない犯罪に目を光らせる彼、その奇異な姿から“シンブンシ”と呼ばれ始める男は動画配信サイトに“犯行予告”を投稿しつつ、犯罪者と見なすべき者たちに次々と制裁を加えていく。「彼は言ってしまえばダークヒーローで、ネット社会のカリスマと化していく男。中村(義洋)監督からも、その説得力を求められました。目だけが見える状況の中、彼の鋭さや哀しさを表現しなくてはいけない。お家で試してみていただいたら分かると思うんですけど(笑)、新聞紙をかぶって首を回すと、頭と新聞紙がずれちゃうんです。そうならず頭の動きと連動するよう、バンドやマジックテープで固定したりして改良を重ねました」。ちなみに、ネット社会のカリスマを演じた生田さん自身は、「ソーシャルネットワークはやっていないですし、ネットとすごく身近に生きているかと言えばそうでもないんですけど…」とのこと。「でも、家にパソコンはあるので(笑)。ニュースをチェックしたり、映画の情報サイトも見ますよ。映画館を検索したり、監督のインタビューを読んだり、メイキング映像を見たり。海外作品の情報を手に入れるのに便利。シネマカフェも、今後チェックしますね(笑)」だそうだ。さらに、生田さんと言えば『脳男』や「ウロボロス~この愛こそ、正義」でも悪の成敗に乗り出し、善と悪の境界線を渡り歩いていた。「そういうお話をいただく機会がたまたま続いただけ」と明かすが、「でも、善と悪っていつの時代も簡単に答えの出せるものじゃないし、そこに興味を引かれる気持ちは確かにあります」とも続ける。「ニュースなどを見て考えさせられることは僕にもある。シンブンシが制裁を加えるような相手に対して、多少なりとも思うところはあります。なので、共感とは違うけれど、自分の中に少しでもある感情を引き出した部分はあるかもしれない」。「ただし」と呟いた後、生田さんの口から『予告犯』の核心に迫る嘆きが漏れた。「シンブンシの場合、彼には彼の目的があるので。一概に正義のために行っているとは言えないんですよね。そのあたりについても語りたいんですけど…この映画は多くを話すとネタばれになってしまうので困ります(笑)」。物語が進むにつれ、“シンブンシ”は4人から成るグループであることが判明。さらには、彼らの運命を大きく変えた過去が明かされていく。今やネット上のカッコいいカリスマと化した男には、カッコよくならざるを得なかった理由がある。「1つ言えるのは…」と慎重に言葉を選ぶ生田さんの表情は、困りきっているように見える反面、少しだけ楽しそうだ。「自分のためには頑張れなかった奴が、自分以外の誰かのためになら頑張れて、しかも世界を変えるほどの力を持つことができた。そのきっかけに触れるとまたネタばれになるんですけど(笑)、そういうことって意外とあると思うんですよね。自分のために頑張るのは難しいけれど、誰かに喜んでほしい、誰かのためになりたいと思った時、人は力を爆発的に発揮できる。僕自身、彼の変化をすごく身近に感じながら演じていました」。そもそも俳優は、人を喜ばせる仕事。役の中に見出した“献身”を「すごく身近に感じた」のは、役者として生きる生田さんの心情とも切り離せない。「ここ最近、特に思うんですよね。人を喜ばせたいって。この仕事を始めて間もない頃はこんな役を演じたいとか、あんな作品に出てみたいとか、自分の満足度を高めるためというのが大きかった。でも、今はもうちょっと外に向けている感覚があるかもしれないです。以前よりも、観客のことを考えるようになった。ハードな作品ばかりやってもお客さんは飽きちゃうだろうから軽めのラブストーリーも届けたいなとか、この作品を作ったらお客さんはどう思うかな?とかって。誰かのために、なんて言うとカッコつけた言い方になっちゃいますし、じゃあお客さんのために芝居をするのかと言ったらそれはまた別の話なんですけど。ただ、僕も30歳という年齢になって、人生観や考え方、作品に向かう姿勢が大きく変わってきました。震災を経たというのもありますし。結局、観てくれる人がいないと、自分という人間は成立しない」。「この作品もね、ハードな内容なのかなと思って観に来てくれた人たちが、最終的に『あれ?なぜか涙が…』となって映画館を後にしてくれるんじゃないかなって」とにんまり妄想する姿には、観客への思いを強めた今の生田さんらしさが。「まさか!が待ち受けていますから。ハードな印象とストーリーの着地点にあるもののギャップを、お客さんにもぜひ味わってほしいんですよね。男同士の横の繋がりみたいなものを描いた、すごく温かい映画なんじゃないかなって」。だからこそ、女性にも観てほしいという。シネマカフェ読者の大半が女性であることを伝えると、「ぜひ女子の純粋な意見を聞きたい!」と笑顔が返ってきた。「目的に向かって進むシンブンシ4人の姿を見て、男同士の繋がりっていいなとか、自分も彼らの輪に入りたいなとか、そういった憧れみたいなものは感じてもらえるんじゃないかなあって。と言っても、彼らの輪に入ったら大変な目に遭うことになっちゃうんですけど(笑)。男たちが組んだスクラムの強さ、結んだ絆の深さを女性が見てどう感じるのか、すごく興味があるんです。何せ『予告犯』の宣伝チームは監督や僕、共演者も含めて男だらけで、オッサン同士で『この映画、やばいっすよ』と言い合う状況に疑問を感じ始めていたところ。なので、女性の皆さん、この映画をぜひよろしくお願いします(笑)」。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:予告犯 2015年6月6日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C) 筒井哲也/集英社
2015年06月03日生田斗真と戸田恵梨香を主演に迎えて贈る『予告犯』。この度、大阪ミナミ・道頓堀にて『予告犯』ならぬ“予告やん!”イベントが行われ、生田さん、戸田さんを始め鈴木亮平、濱田岳、荒川良々らオールキャストが登場した。2011年から2013年8月まで「ジャンプ改」にて連載され、高度に情報化されたインターネット社会で巻き起こる戦慄のテロリズムが話題となった筒井哲也原作の「予告犯」を、『白ゆき姫殺人事件』『奇跡のリンゴ』などを手がけた中村義洋監督が実写映画化する本作。日本有数の観光名所でもある道頓堀の戎橋近くにある、とんぼりリバーウォークには総勢約5,000人のファンが、シンブンシ製のマスクを被ってキャストを出迎るという異様な光景の中、映画仕様に装飾されたシンブンシ船に乗って登場した生田さんは、「みなさん、今日はホンマありがとう!!この作品は自信を持ってお届けできるホンマええ作品やで!」とエセ関西弁で挨拶すると関西出身の戸田さんと鈴木さんから早速ツッコミが。生田さんはひるまずに「この光景は生まれて初めて、こんなに人が集まってくれるとは嬉しいですね!ホンマに今日はありがとう!」と話した。戸田さんは「みんな、恵梨香やで!帰ってきたで!今日はホンマありがとう!ここ戎橋は大阪に来ると必ず通る道なので、その場所でこんな貴重な経験ができるなんてとても嬉しいです。(地元の関西に)本当に帰ってきたな、という気分です。お客さんとの距離がすごく近くて、安心するしワクワクしますね」と興奮気味に語った。「この映画、生田斗真がめっちゃかっこええで!」とアピールする鈴木さんは、「昔から知ってるこの場所で、関西出身の僕がイベントをできる事をすごく楽しみに思っていました!本当に大阪の方は日本人というか、大阪人という感じですよね。さっきも道であった男の子が『やっば!生田斗真やん!やっば!』と言ってくれて、素直な子だなと(笑)。人の温かみを感じました」と地元・関西でのイベントに喜びを隠しきれない様子だった。濱田さんは現在放送中のCMで金太郎役を演じているため、ファンからも名前で呼ばれず…「日本昔話のキャラクターで呼ぶ方がいますが、誰のことだと思ってしまいました(笑)」「今日は舞い上がってしまっています!いま、『予告犯』キャンペーンで全国を回っている最中なので、とにかく僕のことを知ってもらえるよう、うそをたくさんついて宣伝していきます!」と宣言(?)し、笑いを誘った。また、やしきたかじんの「やっぱ好きやねん」をいきなり歌い出した荒川さんは、「大阪は第二の故郷だと思っています」とコメント。先日行われた完成披露で公開初日までの予告を宣言したキャストたちだが、「初日舞台挨拶の司会に挑戦」と予告した生田さんからは「初日、僕が回しますから、楽しみにしておいて下さい!」、「歌手デビューする」と予告した鈴木さんからは「言ったことはやる男ですから!」と大勢の観衆の中、改めて予告実行を宣言。チームワークの光る、抱腹絶倒のイベントにファンも大満足の様子だった。『予告犯』は6月6日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:予告犯 2015年6月6日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C) 筒井哲也/集英社
2015年06月01日俳優の生田斗真が4月21日(火)、都内で行われた主演作『予告犯』の完成披露試写会に出席し、劇中のセリフになぞらえ「生田斗真の予告を教えてやろう…映画が公開される6月6日、舞台挨拶の司会をやります!」と予告。駆けつけたファン1000人は歓声をあげた。舞台挨拶には生田さんをはじめ、戸田恵梨香、鈴木亮平、濱田岳、荒川良々、中村義洋監督が出席。映画はネット動画上に突如降臨し、警察や法律では罰せられない人間たちへの制裁を“予告”し、実行していく謎の男・通称“シンブンシ”(生田さん)と、警視庁のエリート捜査官・吉野(戸田さん)が繰り広げるスリリングな頭脳戦を描く。ちなみにこの日は生田さん以外の登壇者も、公開初日の6月6日(土)までに実行することを、以下の通り“予告”している。「身長を2センチ伸ばす」(戸田さん)、「歌手デビューしてやる」(鈴木さん)、「映画のことをいっぱい宣伝する」(濱田さん)、「6月6日までに結婚します」(荒川さん)、「今81.2キロある体重を、75キロまで落とす」(中村監督)。予告通りに実現するか、注目したいところだ。劇中で新聞紙をかぶった演技に挑んだ生田さんは、「皆さんも一度被ってみてください。苦しいし、暑いし、声は聞こえないし、なかなか大変でしたよ」と苦労話を披露。一方、『SPEC』に続き、ずば抜けた知能をもつ女捜査官を演じた戸田さんは、「強さと弱さを兼ね備えた目や表情を意識した」といい、Sっ気たっぷりな台詞回しには「いままで味わったことがない解放感がありました」と会心の笑みを浮かべていた。また、鈴木さんが演じるのは、“シンブンシ”の仲間で関西出身の気さくな元バンドマン、その名も“カンサイ”という役どころ。実は以前、筒井哲也氏の原作コミックを読んだ際、「僕も関西弁を話すし、ガタイもいいって設定なので『あっ、おれ?』って思ったほど。もし実写化されたら、自分しか演じられないと思っていた」と言い、実際にオファーを受け「本当に来た!」と自身の“予告”的中にドヤ顔だった。『予告犯』は6月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:予告犯 2015年6月6日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C) 筒井哲也/集英社
2015年04月21日Q瞳子先生、「慣れ」てしまった人間関係は、もう熱くはなれないのでしょうか。今、付き合って1年になる彼氏がいますが、辛い気持ちでいっぱいです。最近、付き合いたての頃のように彼のことが好きかどうかわかりません。決して別れたいとは思いませんが、彼のためにわざわざ時間をとることは億劫ですし、以前のようにたくさん会いたいとは感じなくなっています。「慣れたから」と友人からは言われますが、慣れた関係がとても辛いです。彼のほうは、変わらず甘えてきて、好きだよと言ってくるのです。私はどうしたらいいでしょうか。A世間には、彼がいないことに悩む女性もたくさんいますが、お付き合いしてる相手がいても悩みは出てきますね。しかし、あなたが悩んでいる男女の関係というのは、時間の経過とともに変わっていくのが普通ではないでしょうか?ただし、どのように変わるかは、二人の関わり方やお付き合いの仕方によって異なります。関係を深め合うことが出来る人と、馴れ合いになってしまう人との差が出てしまうような気がします。出会いがあり、お互いを確かめ合い、ピークに達した頃から、皆さん流れが変わりますね。もちろん、恋愛をした全員が結婚に至るわけではありませんが、波長の合う相手なら、楽しく恋愛を続けられると感じます。お友達が言う「慣れてしまったから」というのも分かります。出会った頃のようなドキドキ感や新鮮さは、お付き合いの長さと比例して、誰でも薄くなるでしょう。でも、お互いを理解できたこそ生まれ、良さのある、ふたりだけの「慣れ」もあるのではないでしょうか。私が気になるのは、辛い気持ちでいるのに「別れたいとは思わない」というあなたの気持ちです。矛盾していませんか?もしかしたら、彼に興味がなくなっている自分がいるのではないでしょうか。お付き合いしてみたらタイプではなかったとか、考え方や性格が合わないとか、本当は冷めてるのにまだ気がついてないとか、心当たりはありませんか?それから、気持ちが離れてしまっているのに、別れてひとりになるのが寂しいからと、お付き合いを続ける人たちもいますね。惰性でお付き合いを続けても、将来が不安になり幸せが遠くなりますよ。自分のこころに素直になり、きちんと気持ちを整理することから始めてみましょう。彼の尊敬出来るところや好きなところを再確認してください。また、たとえ大好きな人でも、彼に関することが面倒だと感じる時も、たまにはありますから、少し距離を置いてみるのも一つの方法です。離れてみて、やはり気持ちが変わらないなら、あなたからもっと寄り添う努力をすることです。恋愛を育むことは、お互いの成長にも繋がります。彼は今でも、変わらない愛情表現で変わらない愛情を注いでくれているなら、あなたからもっと熱い気持ちで応えていけば、今より深いお付き合いに変化させていけるはずです。恋人同士でも友達関係でも、良い関係を続けて行くには、相手の性格を知り、合わせることが必要ですね。自己中心になるとバランスが取れなくなります。私はどうすればいいの?と悩んでいるのではなく、彼を好きなのか、好きではないのか、自分の気持ちを確認すること。別れたくなければ歩み寄り、ダメならお別れすること。何かを変えようとする時は痛みもありますが、あなたにとっていい経験となるはずです。いい恋愛をして、これからの人生を膨らませていってくださいね!※ 写真の花は、桜。花言葉は、「情熱、堅実な未来、精神の美しさ」。【お悩み相談は以下で受け付けています】読者のみなさまからの人生相談は以下のメールアドレスでお受けしております。ほとんどマスコミに登場しない瞳子先生にご質問したいかたは「橘瞳子先生Q&A係」と明記のうえ、お気軽にお送りくださいね。受付メールアドレスqa-tohko@estyle-inc.jp※FAXは03-6447-4105で受け付けております。※橘瞳子先生の本格的なカウンセリングなどを受けたいかたはこちらからお申し込みいただけます(有料)。橘瞳子(たちばなとうこ)先生プロフィール美創家(美容家/カウンセラー)27歳で美創家として独立。大手化粧品メーカーのビューティーアナリストとして、日本全国でサロンを展開。社員教育やブランド育成に関わる。美容と人生相談を融合させた「人をより良く導く美容法とカウンセリング」を確立し、男女ともに人気を博す。企業のブランド育成や、社員教育、個人カウンセリングともに、必ず良い結果が出ると、業界内外から高く評価されており、面談希望者が後を絶たない。著名人からOL、サラリーマン、おばあちゃんまで、これまでにカウンセリングを行った人は20万人以上にのぼる。カウンセリングなどの申し込みはANGIE編集部気付。
2015年03月09日伊坂幸太郎のベストセラー小説を生田斗真主演で映画化する『グラスホッパー』の公開日が11月7日(土)に決定し、ポスター画像が公開になった。本作は、渋谷スクランブル交差点で起きたある事件を機に、心に闇を抱えた3人の男が交錯していく様を描くサスペンスだ。生田が演じるのは、ハロウィンの夜に渋谷スクランブル交差点で起こった凄惨な事故で恋人を亡くし、復讐のため裏組織に潜入する元教師・鈴木。浅野忠信が人の意識を導く力を宿す自殺専門の殺し屋・鯨役を、山田涼介(Hey! Say! JUMP)が驚異的な身体能力を持つ殺し屋・蝉役を演じ、『脳男』で生田とタッグを組んだ瀧本智行が監督を務める。伊坂幸太郎の小説は『アヒルと鴨のコインロッカー』や『ゴールデンスランバー』『重力ピエロ』など映画化される作品が多いが、本作の原作も120万部を突破したベストセラーだけに、公開に向けて映画にも注目が集まりそうだ。『グラスホッパー』11月7日(土) 全国ロードショー
2015年03月06日生田斗真と小栗旬が8年ぶりに共演するドラマ「ウロボロス この愛こそ、正義。」の特別試写会が1月11日(日)に開催。第1話上映後の舞台挨拶で、生田さんと小栗さんは久々の共演や互いの出演シーンの見どころについて語った。2人が演じるのは同じ児童養護施設で育ったイクオ(生田さん)と竜哉(小栗さん)。子どもの頃に恩人である施設の結子先生(広末涼子)が殺されるのを目撃したが、金時計をした警察関係者に事件自体をもみ消されてしまう。大人になってイクオは刑事、竜哉はヤクザとなり、協力してかつての事件の真相を追う。公私で仲の良い2人だが、共演は「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」(フジテレビ)以来、実に8年ぶり。生田さんは5年ほど前に原作漫画と出会い、小栗さんとの共演によるドラマ化を熱望してきたという。生田さんは、8年前を「2人とも20代前半で『これから行ってやる!』という勢いだけで乗り切っていましたね」と述懐。小栗さんについて「この8年でいろんな修羅場をくぐり抜けて、つらい思いや楽しい思いもして、背負っている男の背中になっている。小栗くんといると、現場が引き締まるし、小栗旬とやれてよかったなと思います」としみじみと語る。一方、小栗さんも「8年前は斗真は22歳で若くて勢いでやってましたが、どんどんいろんなところで主役をやって、逞しくちゃんと真ん中にいてくれるので、無責任に暴れられます」と生田さんの変化、頼もしさを口にした。互いの出演シーンにも言及。生田さんが見どころとして「小栗旬のベロ!エロいなぁと思った」と言うと、小栗さんは「エロ全開でこの先も頑張りたい!」とニッコリ。さらに小栗さんは「第2話では生田くんのカッコいい肉体が出てきます。すごく締まったいいカラダがが(笑)」と予告。生田さんは「2人で銭湯に入ってます。小栗くんの背中もヤバいです」と明かした。また、かねてから本作の主題歌に関し「Sakura」というタイトルだけが発表されていたが、同楽曲を歌うのが「嵐」であることが発表された。「嵐」がメンバーの出演しないドラマに主題歌だけを提供するのは初めてのこと。生田さんは「よく引き受けてくれました。『ウロボロス』のテーマは人を思う気持ちや友情、絆。古くからの友人である嵐が参加してくれて嬉しい。心強い後押しになりました」と喜びを口にする。小栗さんは嵐が主題歌を歌う作品に出演する機会が多いそうで「オレも嵐だったかな?と思った(笑)」ととおどけ、会場は笑いに包まれた。「ウロボロス この愛こそ、正義。」は1月16日(金)より22:00~TBSにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年01月13日生田斗真と小栗旬が8年ぶりに“バディ”としてタッグを組むことで話題のTBSドラマ「ウロボロス」(2015年1月16日スタート)。このほど、生田さんと小栗さん扮するメインキャラクターの“先生”役として、広末涼子が出演することが明らかとなった。児童養護施設・まほろばの家で育った、孤児の龍崎イクオと段野竜哉。2人が目撃したある事件を目撃するーーそれから15年後、イクオ(生田斗真)は新宿第二署刑事課の刑事となっていた。ドジで明るいお人好し、冴えない男だが、検挙率は署内No,1のイクオと“バディ”を組むこととなったのは、東大出のエリートキャリア・日比野美月警部補(上野樹里)。一方、竜哉(小栗旬)は抜群のルックスと頭脳を生かし、暴力団幹部にまでのし上がっていた。2人は誰にも知られてはならない“相棒”となり、最強の権力組織である警察の闇を暴こうとするのだが…。そんな本作で広末さんが演じるのは原作コミックでも人気のキャラクターで、イクオと竜哉の育ての親とも言える児童養護施設「まほろばの家」の先生・柏葉結子。2人の母親的な存在であると同時に、2人が“目撃してしまった”事件で殺されてしまう人物だ。その事件は「金時計を身につけた警察関係者」に握りつぶされてしまい、イクオと竜哉は警察内部の闇を暴こうとそれぞれの道を歩き出していくことからも、広末さんが演じる結子先生は物語の鍵を握る重要人物と言える。今回の抜擢に、広末さんは「主人公2人の心に残る…母性を感じさせる明るく優しい人であり、記憶に残る…強く眩しい存在であることができるよう、全身全霊頑張ります」と、その意気込みをコメントで寄せている。実生活でも母の顔を持つ広末さんが、どんな女性像を見せてくれるのか。ドラマ「ウロボロス」は2015年1月16日(金)スタート/毎週金曜22時~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月24日生田斗真が主演し、小栗旬と8年ぶりのタッグを組み“バディ”となる2015年1月スタートのドラマ「ウロボロス」。このほど、生田さんが扮する主人公のもうひとりの相棒となる女性刑事役に上野樹里が決定。さらに、滝藤賢一、吉田鋼太郎、吉田羊、光石研といった“最旬”の実力派俳優陣と、園子温監督の『TOKYO TRIBE』で注目を集めた清野菜名が競演することが明らかとなった。児童養護施設・まほろばの家で育った孤児の龍崎イクオと段野竜哉。ふたりが目撃したある事件から15年後、イクオ(生田斗真)は新宿第二署刑事課の刑事となっていた。ドジで明るいお人好し、冴えないキャラだが、検挙率は署内ナンバー1のイクオと“バディ”を組むのは、東大出のエリートキャリア、日比野美月警部補(上野樹里)。一方、竜哉(小栗旬)は抜群のルックスと頭脳を生かし、暴力団幹部となっていた。そんなふたりは、誰にも知られてはならない“相棒”となり、最強の権力組織である警察の闇を暴こうとする…。生田さん演じるイクオの“裏の顔”の相棒が、小栗さん演じる竜哉なら、イクオの刑事としての“表の顔”での相棒が、今回、上野さんが演じる日比野美月だ。東大出のキャリアのうえに父は警察庁の上層部という超エリート。イクオと竜哉の関係は決して誰にも知られてはならないはずなのだが、美月はイクオの“もうひとつの顔”に気づく鋭さを持ち、「信じるのはお互いだけ…」という龍崎イクオと段野竜哉の“二匹の龍”が繰り広げるストーリーを牽引する重要なヒロインとなる。また、ふたりの上司となる新宿第二警察署刑事課課長・三島薫役には、「花子とアン」「MOZU」で話題となり、先日、2014年東京ドラマアウォード「助演男優賞」を受賞した吉田鋼太郎。イクオや美月の能力をいち早く認める警視庁捜査一課の美人管理官・橘都美子役には、「HERO」に出演し知名度を上げた吉田羊、竜哉を執拗に追う新宿第一警察署のエリート刑事・蝶野真一役には、いまノリにノっている滝藤賢一、美月の父で警視庁警務部監察課・日比野圀彦役には名バイプレイヤー・光石研が好演する。さらに、警視庁随一の情報通である警視庁人事課警部補・田村小夏役には、園子温監督に見いだされた20歳の清野菜名も決定しており、それぞれ、連続ドラマではなかなか見ることのできない豪華なキャスト陣が集結している。上野さんは生田さんとは初共演で、刑事役を演じるのも初めて。逃走する犯人を追いかけたり、犯人と格闘して逮捕したりと、いままであまり見せたことのないアクションも予定されているという。その役柄について、上野さんは「今回演じる日比野美月は曲がったことが嫌いで、まっすぐな女の子でありながら、嫌味なところがありません」と語る。「その一方で、刑事としてイクオに対して心の中でどんどん疑惑が膨らんでいくにも関わらず、黙っているところがとても人間的な感じがします。イクオに魅かれていくことと、イクオを疑うこと。正反対のこのふたつのことが、美月の心の中にどのように在るのか。彼女の心理状態に、刑事としてというより人間としての魅力を感じて、抵抗なく刑事という役を受け入れることができました」とコメントし、演技派の片鱗を覗かせた。また、「すごい方たちが集まったな」と話す主演の生田さんは、「上野樹里さんとは初めてご一緒させていただきますが、タっちゃん(=小栗さん演じる段野竜哉)とのコンビがありつつ、上野さんが演じる美月とのコンビもあるので、それぞれどういう風に絡んでいけるのか、現場に入るのがとても楽しみです。イクオと美月の間にはラブストーリーが流れますが、それすらもちょっと哀しい。その哀しさ、無情さみたいなものを出せればと思います」と、美月との恋愛についても触れ、3人の関係性にも言及。小栗さんは「僕はイクオ以外のみなさんとお会いすることは、序盤はそんなにないと思うのですが、上野樹里さんは素敵な女優さんですし、ほかにもいろいろなカラーの役者陣が出演するので、どんな現場になるのかとても楽しみです。個人的には、舞台でよくご一緒する吉田鋼太郎さんとは映像で共演したことがないので、舞台を離れたらどんな感じなのか、今回とても楽しみにしています」と、自身も大きな期待を寄せていることを明かした。「ウロボロス」は2015年1月、金曜22時よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月16日Q瞳子先生、毎日、心を満たすには、どうしたらよいでしょうか?私は、働いていて、彼氏もいて、普通の生活をしています。ですが、いつも物足りません。疲れていると、疲れない仕事をしたいと思いますし、彼氏と楽しく過ごしているときには、なぜか時間の無駄遣いをしているように思います。もっとほかに、自分にとってよい環境やよい人間関係があるのではと考えて、隣の芝が青く見えてしまいます。「こう、生きていこう!」という軸がないので、じぶんの興味や、生き方がブレます。そして常に、心が満たされません。私は、どうしたら満足できるでしょうか。(28歳・女性)Aあなたのお悩みはとても贅沢ですね。仕事もあり彼がいても、満たされない毎日を送っているのですね。いまのあなたは気持ちが乱れている様子ですから、 ブレない精神を持とうと頑張るより、いまは将来の目標を見つける時期であると、やさしく考えてみたらいかがでしょうか。20代なんてブレて当たり前。みんな気持ちが揺れ動く年頃です。それにまだまだ人生は思い通りに行かないことの方が多いと思います。あなたは周りを意識していますが、他人と比較して悩むより、いまは自分作りが大切なとき。「隣の芝生は青い」とよそ見をするよりも、「自分の芝生を育てる」ことに集中するときです。そして未来は、現在を確認しながら進むことで、広がりを持ちます。「自分を知ること」、ここからスタートです。社会人になると幅広い年代の方たちと接するようになりますね。その中にいる刺激を与えてくれる人、考え方が違う人、尊敬できる人たちから学ぶことです。人はそれぞれ持っているものが違いますから、自分にないものは何であるか、気づくことも大事ですよ。私もそうでしたが、若い頃は前に進むことや、早く達成することを急いでしまいがちです。でも、もちろん止まることや思考する時間も必要で、動かない状態の中にも前進があります。そして、世の中のほとんどの人が思い通りに生きている訳ではありません。心の充実感が幸せに繋がるなら「あなたに愛するものがどれだけあるか」ということになります。大切にしている「人、物、事」はいかがですか?彼の存在はどうでしょう。彼との時間を無駄遣いと感じてしまうなんて、本当に愛する男性とお付き合いしていますか?ふたりの関係がどうなるかは分からないけれど、この広い地球上で縁があって巡り会えた相手です。共有している時間は二度と戻らないのですから大切にね。そして、会社も縁があるからそこにいるのです。就いた仕事は何でも意味があります。自分が好きなものや、合うと思うものすべてが、自分の成長に繋がるとは限りません。楽しいことだけでなく、不思議なことに合わないからこそ新しい発見が出来たりするものです。むしろ人生の中では、合わない何かから学ぶことの方が多いのかもしれません。それに20代で分からないことは30代で、30代で分からないことは40代で、理解出来るようになりますから、焦らなくても大丈夫。いまは一所懸命、目の前にあることに努めていれば、小さくてもそのうちヒカリを感じるはずです。また仕事とプライベートの時間を上手に切り替え出来る人になりましょう。忙しいと身体は疲れてしまいますが、いつも新鮮な気持ちでいられるようリフレッシュして、柔軟な気持ちでいられるよう心がけましょう。いまのあなたは、環境を変えるより自分の意識を変えること。もっと創造力を働かせて、物事の捉え方や感じ方を変えて、努力をしましょう。すると、いずれ人と差がついていきます。大きな目標を達成しようとするときも、身近なところにヒントがありますよ。小さな積み重ねから大輪の花を咲かせるように、最初はささやかなことから幸せが膨らんでいくのです。あなたが望む幸せが、早く入ってくるように、気持ちの整理整頓をしてまだ眠っている感性を養ってください。創造力を磨いて、魅力的な女性になってくださいね!※ 写真の花は、胡蝶蘭。花言葉は、「幸せが翔んでくる」。【お悩み相談は以下で受け付けています】読者のみなさまからの人生相談は以下のメールアドレスでお受けしております。ほとんどマスコミに登場しない瞳子先生にご質問したいかたは「橘瞳子先生Q&A係」と明記のうえ、お気軽にお送りくださいね。受付メールアドレスqa-tohko@estyle-inc.jp※FAXは03-6447-4105で受け付けております。※橘瞳子先生の本格的なカウンセリングなどを受けたいかたはこちらからお申し込みいただけます(有料)。橘瞳子(たちばなとうこ)先生プロフィール美創家(美容家/カウンセラー)27歳で美創家として独立。大手化粧品メーカーのビューティーアナリストとして、日本全国でサロンを展開。社員教育やブランド育成に関わる。美容と人生相談を融合させた「人をより良く導く美容法とカウンセリング」を確立し、男女ともに人気を博す。企業のブランド育成や、社員教育、個人カウンセリングともに、必ず良い結果が出ると、業界内外から高く評価されており、面談希望者が後を絶たない。著名人からOL、サラリーマン、おばあちゃんまで、これまでにカウンセリングを行った人は20万人以上にのぼる。カウンセリングなどの申し込みはANGIE編集部気付。Image photo by Pinterest
2014年11月10日※20万人以上の女性の美に関するお悩みや、生き方に関するお悩みにこたえてきた美創家(美容家/カウンセラー)の橘瞳子先生が、読者のご質問にお答えするコーナーです。美しいものをより美しくみちびき、筋が通っていない生き方に「まちがっている」とハッキリ物申す橘瞳子先生の珠玉の言葉を、心の栄養にしてみませんか?(編集部) Q瞳子先生、教えて下さい。自分では綺麗にメークしているつもりなのに、厚化粧だからもっと薄くお化粧するようにと彼氏に言われます。どうしたら薄化粧で綺麗になりますか?A男性はお化粧が濃い、薄いには敏感なようです。薄化粧、すなわちナチュラルメークとは、薄くお化粧するというより、「薄く見えるようにメーキャップすること」です。ですから、手抜きのメーキャップではありません。手抜きするとお顔がぼやけてしまうでしょう。また目元にポイントを置くなら口元は自然な色の口紅にするとか、メーキャップに使うカラーバランスも考えて選びましょう。濃い色、強い色の組み合わせだと厚化粧のイメージになりやすいですから、優しいパステルカラーや薄い色使いでパール感のあるアイシャドー、ツヤのある口紅を選ぶことです。目元は、アイシャドウのぼかしのテクニックが大事で、つけるというより馴染ませること。頬紅はあまりつけすぎず自然に、アイラインやマスカラは普通につければ大丈夫です。そしてなによりメーキャップの美しさは肌作りが一番です!メーキャップにこだわっていくと、スキンケアの大切さに気がつくと思います。今の季節はとても乾燥しますから、しっとりみずみずしいお手入れをして、ファンデーションをつけると美しい仕上がりになります。うるおいと透明感のある肌に仕上がるリキッドファンデーションをメインに選びましょう。素肌にシミやソバカス、赤ら顔などがある方はコンシーラーやパウダーファンデーションなどで重ねてカバーし、肌色を均一に仕上げ優しい色が活きる肌作りを目指してくださいね。肌を輝かせ、薄い色でも動きが出るようパール感やツヤ感のあるカラーバランスで、ポイントメークも手抜きをせず、明るいイメージの春のメーキャップを楽しんでください。きっと彼に愛されるメークに仕上がるはずですよ。【お悩み相談は以下で受け付けています】読者のみなさまからの人生相談は以下のメールアドレスでお受けしております。「橘瞳子先生Q&A係」と明記のうえ、お送りください。ほとんんどマスコミに登場しない瞳子先生にご質問したいかたは、お気軽にメールを送りくださいね。受付メールアドレスqa-tohko@estyle-inc.jp※FAXは03-6447-4105で受け付けております。橘瞳子(たちばなとうこ)先生プロフィール美創家(美容家/カウンセラー)。大手化粧品メーカーを退職後、27歳で美創家として独立。世界の美を求めて活動し、独自の美の理念や技術を確立させる。大手化粧品会社のビューティーアナリストとして日本全国でサロンを展開。社員教育やブランド育成に関わる。統計学や易学にも詳しく、法人・個人を問わず多くの人々によりよく生きるためのアドバイスを行なっている。人を美しく元気にさせるメーキャップとカウンセリングが多くの人の支持を得ている。連絡先はANGIE編集部気付。image photo by Pinterest
2014年03月17日※20万人以上の女性の美に関するお悩みや、生き方に関するお悩みにこたえてきた美創家(美容家/カウンセラー)の橘瞳子先生が、読者のご質問にお答えするコーナーです。美しいものをより美しくみちびき、筋が通っていない生き方に「まちがっている」とハッキリ物申す橘瞳子先生の珠玉の言葉を、心の栄養にしてみませんか?(編集部) Q24歳・OLです。「その他大勢」として生きたくありません。大学を卒業したらほぼ全員 が企業に就職をし、会社のなかのひとつの歯車として生きていますが、私は「****(本名)」であり、企業の歯車のひとつではないと強く思います。どうすれば個人として生きていくことができるのでしょうか?Aあなたがやりたいことは何ですか?独立心が旺盛なのですね。質問内容からも若さを感じます。社会人として二年生ですね。ならば、この二年の社会生活の中で窮屈さと何を感じているのでしょうか。周りの人達に合わせられないので悩んでいるのでしょうか。個人として生きて行きたい気持ちもわかりますが、個人として生きて行くには、まだまだたくさんの経験が必要かと思います。いま会社で歯車の一員として仕事をしていることは、私が思うに大変ありがたいことです。お給料を戴きながら社会の勉強もさせてもらっている訳ですから。私は新人教育の中で、社会人になったら20才を引いた年齢が、いまの社会人年齢ですと言っています。そうなるとあなたは4才ですね。4才の頃の自分を想像ください。家族や周りの人達に見守られながら育てられている様子が浮かんできますね。子どもの頃は、両親の気持ちや世の中で起きていることなど、何も分からずにいたと思います。大人と子どもの違いは、自分のことしか考えられない人のことを子ども、自分のことだけでなく、周りの人達にも気遣いができる「配慮がある人」を大人と呼びます。社会人になったら結果を出して当たり前です。結果を出さずとも、努力して褒められるのは学生時代までです。会社にいる上司や先輩や後輩は家族と思って接しましょう。任された仕事を一緒にできる人がいるのは、大変心強く幸せなことです。会社の歯車として仕事をするのではなく、早く会社の役に立つ人間に成長できるよう、努力することが今は大切と感じます。そして周りの人達より、与えられた以上の仕事が出来るようになってはじめて、会社の中でも自己の確立ができるわけです。いまは会社の傘のなかで守られながら仕事をさせてもらっている訳ですから、思い通りに行かないこともたくさん出てくると思います。会社の一員としていま任されている仕事の結果を出し、周囲の人とのコミュニケーション能力も養わなくては、自己を確立させることは難しいと感じます。早い自立は素晴らしいと思います。でも先行き不安定にならないよう、いろいろな経験と知識を得てからの独立を考えてみてください。人生は長いですから、焦らずに行動してくださいね。今、目の前にある仕事を一生懸命やっていれば、気がついたら自然に自己の確立ができていると思いますよ。【お悩み相談は以下で受け付けています】読者のみなさまからの人生相談は以下のメールアドレスでお受けしております。「橘瞳子先生Q&A係」と明記のうえ、お送りください。ほとんんどマスコミに登場しない瞳子先生にご質問したいかたは、お気軽にメールを送りくださいね。FAXでも受け付けております。受付メールアドレスqa-tohko@estyle-inc.jpFax03-6447-4105橘瞳子(たちばなとうこ)先生プロフィール美創家(美容家/カウンセラー)。大手化粧品メーカーを退職後、27歳で美創家として独立。世界の美を求めて活動し、独自の美の理念や技術を確立させる。大手化粧品会社のビューティーアナリストとして日本全国でサロンを展開。社員教育やブランド育成に関わる。統計学や易学にも詳しく、法人・個人を問わず多くの人々によりよく生きるためのアドバイスを行なっている。人を美しく元気にさせるメーキャップとカウンセリングが多くの人の支持を得ている。連絡先はANGIE編集部気付。image photo by Pinterest
2014年03月15日※20万人以上の女性の美に関するお悩みや、生き方に関するお悩みにこたえてきた美創家(美容家/カウンセラー)の橘瞳子先生が、読者のご質問にお答えするコーナーです。 美しいものをより美しくみちびき、筋が通っていない生き方に「まちがっている」とハッキリ物申す橘瞳子先生の珠玉の言葉を、心の栄養にしてみませんか?(編集部) Q私は四捨五入すれば50になる独身女、会社員です。今回は気分のムラ、ブレない生き方についてご相談したくMailを致しました。朝起きて今日も1日頑張ろうと思ったら、部下の反省していない遅刻の理由を聞きイライラ、上司の訳のわからない話に付き合いグッタリ……1日だけでも気分が上へ下へ。自宅に戻ると過食してしまう始末です。次の朝、浮腫んだ顔を見て泣きたくなります。他人に振り回されす自分が信念をと思っても、なかなか上手くいきません。周りからは気まぐれ、気分屋だと思われていると思います。ブレない芯を持つためにはどうしたらよいでしょうか?A大変お疲れのようですね。会社でも、ちょうど大事なポジションですね。いろいろと格闘している様子が伝わってきます。まず仕事で大切なのは、自分の仕事は何かを忘れないことです。会社組織にはいろんなタイプの人がいて、どんな人にもそれぞれの役割があるということ。そして、上司や部下と同じ位置に立って物事を見ているとイライラしますが、上下など関係なく、自分が一段高い位置で物事を受けとめるようになれば、感じ方が変わると思います。誰かの言葉で気持ちを動かされるよりも、「どうしたら遅刻しないようになるか」や「私はみんなに分かりやすく話を伝えているだろうか」など、人のふり見て我がふり直せの精神で、自分を顧みることも大切なことではないでしょうか。いくつになっても人間的成長は必要と思います。ぜひワンランク上の女性を目指してください。それから気になったのは、年齢的に身体の変化が始まる頃と感じます。いわゆる、更年期障害。個人差がありますので症状はさまざまです。精神不安や睡眠障害、ホットフラッシュ、疲れが抜けない、肩こり、めまい、気力低下、手足の冷え、過食……などがあります。一般的には45歳から55歳あたりと言われていますが、今は若年更年期の方も多いとか。これは身体の冷え、無理なダイエット、タバコやストレスなどが原因のようです。そうであればブレない精神というよりも、自分を労わることです。こういう時期は頑張らないこと。何もしないというのではなく自然に流されてみる。力を入れれば入れただけ空回りするだけかと思います。自分で自分を可愛がる。何事も向かわず身体の変化を受けとめ、あとは力まず自然体で過ごすことが一番だと思います。症状が重い方は病院での治療もありますが、身体が温まる食事、大豆製品でイソフラボンを摂ったり、健康食品のローヤルゼリーや漢方薬で、女性ホルモンのバランスが改善される方も多いですよ。独りで頑張っていらっしゃいますが、優しい言葉をかけてくれたり、優しく接してくれる友人や仲間がいらっしゃるといいですね。更年期の症状は、優しさに触れるだけでだいぶ善くなるそうですから、会社の周りにいる人たちにも自分から優しくあることで、自分にも返ってきますよ。女性に生まれたら必ずみんな通る道。 生き方を変える時期と思います。肩の力を抜いて自然の流れを受け止め、上手に切り替えて将来に繋げてください。人生はいつも強く頑張るだけでなく、こういう時もあると割り切り、柔らかく生きてみるのも大切なのではないでしょうか。季節のようにいつの間にか移り変わり、この時期を過ぎればきっと、いつもの元気な貴女に戻るはずです。暖かい部屋で温まる食事をして、寒い冬を乗り切ってくださいね!【お悩み相談は以下で受け付けています】読者のみなさまからの人生相談を募集しています。以下のメールアドレスに「橘瞳子先生Q&A係り」と明記のうえ、お送りください。 受付メールアドレスqa-tohko@estyle-inc.jp橘瞳子(たちばなとうこ)先生プロフィール美創家(美容家/カウンセラー)。大手化粧品メーカーを退職後、27歳で美創家として独立。世界の美を求めて活動し、独自の美の理念や技術を確立させる。大手化粧品会社のビューティーアナリストとして日本全国でサロンを展開。社員教育やブランド育成に関わる。統計学や易学にも詳しく、法人・個人を問わず多くの人々によりよく生きるためのアドバイスを行なっている。人を美しく元気にさせるメーキャップとカウンセリングが多くの人の支持を得ている。連絡先はANGIE編集部気付。image photo by Pinterest
2014年02月26日※20万人以上の女性の美に関するお悩みや、生き方に関するお悩みにこたえてきた美創家(美容家/カウンセラー)の橘瞳子先生が、読者のご質問にお答えするコーナーです。美しいものをより美しくみちびき、筋が通っていない生き方に「まちがっている」とハッキリ物申す橘瞳子先生の珠玉の言葉を、心の栄養にしてみませんか?(編集部)Q瞳子先生、こんにちは。肌が乾燥して目の周りにもかゆみがあります。こんなに乾燥するのは初めてです。33歳になったばかりですが、お手入れも洗顔はきちんと落としていますし、化粧水と高価な美容液を使っていますし、エステにも1ヶ月に一度は通っています。今までこんなふうになったことがありません。ファンデーションもきれいに仕上がりません。どんなお手入れをすれば乾燥しなくなりますか?A冬は皆さん乾燥する季節ですが、実は、乾燥は夏から始まっています。昨年はとても暑い夏でしたよね。日焼けしましたか?日焼けしない人がいないくらい暑い夏でしたから乾燥を避けるのはほとんど無理だったと思いますが、夏のお手入れも日焼け止め対策も、冬の肌まで関わるほど大切なんです。つまり、冷房の冷えによる影響や乾燥は、あとから出てくるのです。お肌も身体も次の季節から結果が出ます。気をつけてくださいね。夏は汗で潤っている気がするだけで、意外と水分量が少ない方が多いのです。また、日焼けして肌の角質もかたくなりがち。さらに暑いからと、お手入れも簡略化してしまいがちです。こうなると肌も夏バテしてしまいますから、今年は夏のお手入れから見直しですね!夏でもうるおいがある肌は、日焼けしても回復力があり老化しません。肌の美しさは水分、油分のバランスで保たれます。カサカサするなら、うるおいが足りない証拠。今お使いの化粧水と美容液だけでは、冬の肌にはうるおいが少ないと思います。やはり乳液や栄養クリームなど、しっとりとうるおいが長続きするアイテムもそろそろ必要ですね。それから寒い季節には、血行がよくなるマッサージもいいですよ!時間がある時に暖かい部屋でゆっくり肌を撫でるように。またお風呂に入りながらやるマッサージも気持ちいいですよ。若い女性のなかには、しっとりとするのはベタベタしてキライという方もいらっしゃいますが、そういう人達には、乳液も化粧水と同じくコットンで使用することをオススメします。手のひらで馴染ませるとベタつきを感じますが、コットン使用だと肌への落ち着きが違い、きちんとうるおいが残ります。残った化粧水も乳液も首や腕などになじませて、他のところもきれいにしてあげて下さい。そして栄養クリームも、ベッドに入る前に肌に使用することで、重たい感じがなくなります。化粧品を一呼吸おいて、時間差で使用することで、ベタつき感より、うるおいある安心感に変わると思います。私的には、しっとりさせて寝た方が、朝はうるおいが残り、お化粧のりがいいからしっとりは大好きですよ。33歳とご質問にありますが、女性は皆さん肌年齢が違いますから、月に1回エステに通っても間に合わない季節かと思います。いくつになっても、美しくあるには、毎日のスキンケアを充実させることがまず大切で、日々の積み重ねによって叶えられます。ローマは一日にしてならずです。80代になっても、色白で肌のきれいなおばあちゃんがいますが、こういう方にお会いすると嬉しくなります。どんなふうに人生を重ねてきたのか伺うと、やはり何事にも丁寧に生きていらっしゃるとのこと。また、きちんとした食事をして、好きなものもや自分に合うものを上手く取り入れ、人生を楽しんでる方が多いです。今の若い女性達は、簡単に美しくなるものに弱い傾向ですが、簡単に美しくなりたいなら、たしかに結果が早い高価な化粧品もあります。でも毎日続けることが大切なのでお金も大変です。肌も毎日、自分で育てていかないと美しさは持続しません。それから目の周りのかゆみも、うるおい不足と、身体の冷え、ホルモンバランスの乱れなどが考えられます。あとは目の専用クレンジング。目のお化粧はきちんと落とさないと、かゆみやくすみの原因になります。また、まつ毛も育たなくなります。アイメーク落としで優しく落とし、夜の最後のケアに、アイクリームをつけてください。でもかゆみがあるときは、基本的に敏感肌用の化粧品を選ぶこと。かゆみもどんな状態かわからないので、行きつけのお店や、美容部員さんや専門スタッフのいるお店で、きちんとカウンセリングしてもらった方が、安心して選ぶことができると思います。かゆみが治まったら、敏感肌用から普通の化粧品に戻してお手入れなさってください。しっとりとうるおいのある肌でいると、ファンデーションのノリも抜群によくなりますよ!また、ファンデーションも少ない量で伸びがよく、仕上がりも美しく長持ちします。春に敏感肌にならないよう、今からしっかりスキンケアのお手入れなさってくださいね!そして、人生の幸せな春もやってくるよう祈っています。【お悩み相談は以下で受け付けています】読者のみなさまからの人生相談を募集しています。以下のメールアドレスに「橘瞳子先生Q&A係り」と明記のうえ、お送りください。受付メールアドレスqa-tohko@estyle-inc.jp橘瞳子(たちばなとうこ)先生プロフィール美創家(びそうか)。大手化粧品メーカーを退職後、27歳で美創家として独立。世界の美を求めて活動し、独自の美の理念や技術を確立させる。大手化粧品会社のビューティーアナリストとして日本全国でサロンを展開。社員教育やブランド育成に関わる。統計学や易学にも詳しく、法人・個人を問わず多くの人々によりよく生きるためのアドバイスを行なっている。人を美しく元気にさせるメーキャップとカウンセリングが多くの人の支持を得ている。連絡先はANGIE編集部気付。image photo by Pinterest
2014年01月22日俳優、生田斗真の初主演映画『人間失格』の完成披露試写会が1月27日(水)、東京国際フォーラムで行われ、石原さとみら豪華女優陣が生田さんとの絡みについて思い思いに語った。美しい容姿と独特の感性を備え持つ資産家の息子・葉蔵(生田さん)が女性遍歴を重ねつつ、遊び人の先輩らの影響を受け堕ちていく姿を描く人間ドラマ。2009年の文豪・太宰治の生誕100年を記念して太宰の代表作から製作された。映画初出演にして初主演を果たした生田さんは「胸を張って自信作と言える作品になりました。みなさまに観ていただけることを心待ちにしていたので感無量です」と清々しい表情を浮かべた。葉蔵と次々に関係を持つ女性たちを演じた、石原さとみから三田佳子まで豪華女優陣がズラリと並び、生田さんとの共演の感想を順に報告。葉蔵に想いを寄せる下宿屋の娘・礼子を演じた坂井真紀は「撮影中は斗真くんしか見ないようにしていました」とテレ気味。葉蔵が堕ちていくきっかけとなる薬屋の女主人・寿を演じた室井滋は「目を覆いたくなるシーンが…まさか私もそんなことになるとは知らずに撮影現場に行ったものですから…暑い夏でございました」と苦笑い。葉蔵の最後の女・鉄役の三田さんも「斗真くんと大変なことになるシーンがありまして、オッホッホ」と楽しげにふり返り「室井さんもおっしゃっていましたが、私もそうなるとは思いませんで、ごめんなさいね。ショックを受けるかもしれない」と生田ファンに謝罪しつつ「私がおばあさん女優になって、男盛りの斗真くんとまたお仕事できたら」と妖艶な笑み。生田さん、共演の伊勢谷友介ら男性キャストを爆笑させた。一方、遊び人の先輩・堀木役の伊勢谷さんは、演技で心がけたことを司会を務めたフリーアナウンサーの深澤里奈から聞かれ「僕のキャラクターはやたらしゃべる役だったんですけど、僕、滑舌が悪いので…」。深澤さんから「では今回は、滑舌に気をつけたということで」と確認され、会場の笑いを誘った。また原作にない天才詩人・中原中也を演じた人気グループ、V6の森田剛も「後輩の生田くんと絡めたのはすごく楽しかったです」と“絡めた”の言葉で笑いを誘発。メガホンを取った荒戸源次郎監督も「美しい人はより美しく、そうでない人はそれなりに撮りました。堪能してください」と呼びかけ、キャスト陣を苦笑いさせていた。『人間失格』は2月20日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:Yoko Saito)■関連作品:人間失格 2010年2月20日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開■関連記事:松たか子×浅野忠信『ヴィヨンの妻』がモントリオール出品で、太宰イヤーを飾る!
2010年01月27日