どんなときも受け入れてくれる。そう信じられると子どもは挑戦していける運動会や発表会などの行事は、子どもの成長を感じられる機会です。お母さんも当日を心待ちにすることでしょう。しかし行事を楽しみにしていた子が、本番が近づいて突然「やりたくない」「行きたくない」と言い出すことがあります。我が子の急な変化にお母さんもびっくりすることでしょう。実はその変化は、子どものやる気がなくなったのではなく“失敗したらどうしよう”と自信がなくなっている表れかもしれません。そんなときはお母さんの愛情で背中を押してあげましょう。楽しみにしていたはずの発表会。リハーサル当日の朝に突然の登園拒否5歳のHちゃんはしっかり者。発表会の練習が幼稚園で始まり、練習に積極的なので先生からも頼られていました。家でも楽しそうに練習したことを見せてくれます。それなのにリハーサルの朝に突然「今日は行きたくない」と言い出してお母さんはびっくり。お友だちと何かあったのかと思い「どうしたの?何か心配?」と聞いてもうつむいてモジモジするだけ。幼稚園の登園時間も迫り、お母さんはどう説得しようかと悩んでしまいました。「失敗したらどうしよう」心配になるのは周りの期待に応えたいからしっかりタイプの子は先生やお母さんの期待に応えたいという思いから、無意識のうちにできる子になろうとがんばります。そのため、もし本番でうまくできなかったらどうしようと不安になるのです。がんばれない自分も許せず、無理にでもがんばろうとしてしまいます。それが続くと疲れてしまうことも。子ども自身が“しっかりがんばっている”と認識できるよう「がんばっているね」と伝えましょう。そつなくこなしているように見えるタイプですが、実はいつも人一倍がんばっているのです。お母さんが頑張りを認めてくれる安心感が、子どもの失敗を恐れない心を作るしっかりタイプの子はとても努力家です。そんな子に「がんばって」と言うとさらにプレッシャーになってしまうことも。「がんばっているね」というメッセージはありのままの姿を認めることになります。子どもは“いつもお母さんは応援してくれる”と思えて、お母さんとの信頼関係が強くなるのです。すると「いつもがんばっているのをお母さんは分かってくれている」と安心できるようになります。失敗を恐れる気持ちも減っていき、自分に自信が持てるようになるでしょう。今日の1日1成長お母さんの「がんばってるね」のメッセージで子どもの乗り越える力を育てよう子どもの乗り越える力も1成長、お母さんの応援力も1成長。きとうめぐみ(文)わたなべみゆき(編集)日本キッズコーチング協会(監修)
2022年02月23日日本初※の保育所向け紙おむつのサブスクサービス「手ぶら登園」を展開するBABY JOB 株式会社は、同サービスの応援アンバサダーに、モーニング娘。OGでタレントの辻希美さんを起用し、新WEBCM『ママの気持ちによりそう』篇(30秒)を2022年2月2日(水)より公開中(関西地区の一部でTV放映)。また、入園シーズンに合わせ、4月から初めてサービスを利用される方の料金が1カ月無料になる「はじめて!応援キャンペーン2022」を実施します。(※2019年当時、BABY JOB 調べ)「手ぶら登園」とは「手ぶら登園」は保育所で紙おむつが使い放題になる日本初のサブスクで、保護者は「紙おむつに手書きで名前を書いて持参する」という手間が無くなり、保育士はおむつの個別管理の手間が無くなるという、保護者・保育士双方の課題を解決するサービスです。ユニ・チャーム株式会社と提携して2019年7月に本格的に開始し、現在(2021年1月時点)は1,700施設以上の保育所で導入されており、2020年には、日本サブスクリプションビジネス大賞のグランプリを受賞しました。新WEBCM『ママの気持ちによりそう』篇(30秒)WEBCMでは慌ただしい朝のリビングを舞台に、娘の着替えや保育所に持参するおむつの名前書きといった、毎朝の登園準備に奔走する辻さんの姿を描いています。そんな大変さを手助けできる「手ぶら登園」によって、時間・心に余裕が生まれ、大切な時間を笑顔で過ごせることを訴求していきます。撮影では、休憩中に辻さんが少し離れただけで赤ちゃんがぐずり出したり、長女役ののあちゃん自ら辻さんにハグを求めるなど、初対面の辻さんにも子役の二人は、すっかり心を開いていたようです。「はじめて!応援キャンペーン 2022」2022年4月に初めて「手ぶら登園」の利用を開始する園児の、初月利用料が無料になるキャンペーンです。たくさんの「はじめて」に直面する新年度。色々と大変な保護者の方に、少しでも心にゆとりをもって新生活を臨んでいただけたら、という応援の気持ちが込められた企画となっています。※「手ぶら登園」は契約保育所でご利用できます※利用開始が5月以降の場合は対象外紙おむつに名前を書くのは時間がかかり、毎回15分〜20分ぐらい苦戦するという辻さん。名前を書くこと、紙おむつを持参するというストレスが減ることに、「逆に今までなんで『手ぶら登園』のサービスがなかったんだろうと思いました」と語りました。辻さん同様、紙おむつの持参にストレスを感じているママ・パパにとって注目のサービスです。【参考】※手ぶら登園サービス公式 Webサイト※WEBCM『ママの気持ちによりそう』篇(30秒)※メイキング映像
2022年02月03日育休明け、育児と両立しながらの仕事で想像以上に疲弊する毎日……。5歳の娘、3歳の息子たち3人分の登園準備にはたくさんの道具、大量の洗い物と地味に大変でした。そこでズボラ母の私がおこなってみた、わが子が整理整頓できるようになったアイデアについてお伝えします。 ひとりで苦しかったことから脱出娘が通うこども園に2歳児クラスから通うようになった息子たち。初めのうちは私が登園準備をしていましたが、3人分の道具の出し入れはなかなかの仕事量でした。エプロンにタオルにコップ、給食セットに着替えも数セット……育休明け仕事を再開したこともあり、ひとりで登園準備をすることもストレスになっていったのです。 夫に相談し準備を覚えてもらうことで日々の負担が減り、私の体調が悪いときも、安心して準備を任せることができました。 きっかけは娘のひと言ある日娘に「ママ、園では自分のことは自分でするんだよ。私のロッカーがあるの」と言われました。たしかに、各々が自分で準備してくれたらラク! 親がやったほうが早いけれど、自立性を養うためにもさせてみることに。 そこで、今まで給食セット、タオルなど種類別に収納していたボックスを、3人それぞれのボックスに変えました。2歳の息子たちは嫌がるかと思いきや、自分のボックスができたことにとても喜んで準備をしてくれたのです。洗濯した物を戻すこともすすんでしてくれるようになったのは、うれしい誤算でした。 応用することでさらにラクに!これはおもちゃ収納にも使えるのでは……と、新たにそれぞれボックスを渡しました。「これは自分の大事な物を入れていい箱、他の人の箱から勝手に取るのもやめようね」とルールを決めおもちゃを整理。 すると、それまであふれかえっていた物も、「箱から出ちゃうからこれはさよならする」「ちょっと箱が散らかってきたから整理しよう」と、自ら整理整頓をするようになりました。特別大事な物を仕分けることで、取り合いの喧嘩や紛失して泣くことも減って一石二鳥! 自分専用ボックスを作ったのは何より私がラクをしたかったからですが、子どもたちは自主性が伸び整理整頓が習慣になりました。まだできないだろう、教えるのが面倒くさい、と思っていた私にきっかけを与えてくれた娘に感謝しています。自分専用ボックスは、わが家にとってとても良いアイデアでした。 イラストレーター/まっふ監修/助産師 松田玲子著者:梟 うた5歳の娘と双子の3歳息子のママ。双子の出産を機に、東京から地元九州に移住。保育園勤務をしながら子育て、ファッション、旅行、インテリア、お得情報などを執筆中。最近の趣味は、絵本探し。
2022年02月03日ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原豪久)は、BABYJOB株式会社と協働で展開している保育施設向け紙おむつ定額サービス『手ぶら登園』※1の利用料金を負担し、社員とその家族の育児負担を軽減する制度を、2022年4月1日より開始することとしましたのでお知らせします。UC画像01■制度導入の背景当社は2019年からBABYJOB株式会社と提携し、保護者と保育士双方の育児負担を軽減する『手ぶら登園』※1を開始しました。この『手ぶら登園』は2022年2月現在、1,700以上の保育施設でご利用いただいています。今回、改正育児・介護休業法※2施行に伴い、ユニ・チャームの社員とその家族の育児負担の軽減につながる新たな雇用環境の整備の一つとして、『手ぶら登園』※1の利用料金を会社が負担する制度を導入します。■制度のポイント制度内容:社員の子どもが『手ぶら登園』※1を導入している保育施設に通っている場合、ユニ・チャームが『手ぶら登園』※1の利用料金を負担する対象社員:産休・育休中の全社員(契約社員含む)制度開始:22年4月1日(関連サイト)BABYJOB株式会社 『手ぶら登園』 厚生労働省 改正育児・介護休業法 ■保育施設での『手ぶら登園』※1利用料金を会社が負担を通じて貢献する「SDGs17の目標」本施策の展開は2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)で定めた17の目標のうち、下記に貢献するとユニ・チャームでは考えています。3. すべての人に健康と福祉をこれからも、商品やサービスの提供といった事業活動を通じて、環境保護や社会課題を解決し、SDGsの達成に貢献することを目指します。※1 『手ぶら登園』とは、保護者の紙おむつやおしりふきの準備や、かさばる荷物を持っての登園、保育士の紙おむつやおしりふきの管理業務といった、保護者・保育士双方の負担を軽減する保育施設向けベビー用紙おむつやおしりふきの定額制サービスです。※2 改正育児・介護休業法とは、働く人が仕事をやめることなく、希望に沿って仕事と育児などを両立できるようにする法律です。柔軟な育児休業の仕組みをつくり、事業主に雇用環境の整備などを義務付けています。■会社概要社名 :ユニ・チャーム株式会社設立 :1961年2月10日本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地本社 :東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館社員数 :グループ合計16,207名(2018年12月)事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月02日保育士の中田馨さんが、登園時のママやパパのちょっと困ってしまう行動について教えてくれました。バタバタと忙しい朝の登園ですが、ちょっとしたことを気をつけるだけで子供もママやパパも、保育士もみんなが気持ちのよい1日をスタートさせることができますよ。こんにちは。保育士の中田馨です。保育園に通っているご家庭の朝は大忙しだと思います。私も、2人の子どもを抱え働いていますので、朝の目まぐるしさはとってもよく分かります。そんな忙しい朝の登園時ですが、「ここを心がけてくれたら、保育士が助かります。逆に、これをされるとちょっと困っちゃう」というポイントをいくつか紹介します。 保育園は多くの子どもが生活するところだから決まりがある保育園は多くの子どもたちが生活する場です。ですので、ある程度の決まりがなければ運営することができません。保護者から見ると「何でこんなに厳しいんだろう?」と感じることもあるでしょう。 また、「あっちの園ではOKなのに、うちの園はNGなのはなぜ?」ということもあると思います。それは、きっとその園で過去に問題があったり、園が大切にしている思いが含まれていたりするのだと思います。 保育園が多くの子どもたちを預かり、元気にケガも少なく過ごせるのは、実はこの「決まり」があるからなのです。生活リズムや対応が「いつもと一緒」でいることが子どもたちにとって「安心」の材料になり、スムーズに生活が進むことにつながるのです。 最初に決めた時間に登園を多くの保育園は、登園・降園時間は保護者の勤務時間+通勤時間+準備時間(更衣など)を合わせた時間になっていると思います。入園前にその時間を双方で話し合い決めた時間です。できる限り、毎日最初に決めた時間に登園するように心がけましょう。 「保育園が開いている時間だし、今日は30分早く行こう」と気軽に思うかもしれませんが、保育園は「子ども○人に対して保育者が○人」という人数が決まっています。30分早く行くことで、保育の体制が整っていないこともあります。また、遅くなるときや休むときも必ず連絡を! 例えば「今日は園外の公園に遊びに行こう!」と計画していても、いつ来るかわからない子どもを待てばいいのか、出発してもいいのか?悩むところなのです。保育園をお休みする場合や、登園時刻が大幅に変わる場合は園への連絡を忘れないようにしましょう。 朝食は保育園に入る前に終わらせる乳幼児に朝食を食べさせるのは、一苦労です。例えば、遊び食べをしたり選り好みをしたりして、食事自体にあまり興味がない時期もあります。よく食べる子だとしても、自分で食べさせていたらテーブル周りがグチャグチャになって片付けが大変!なんてこともあります。 時間がなくて保育園に来る途中に、おにぎりやパンをかじりながら来ることもあるかもしれません。おうちの食べ物を保育園に持ち込むと、他の子どもたちが欲しがったりすることもあるので保育園に入る前に、片づけるかゴックンと飲み込むなど配慮していただければ助かります。 このとき、子どもに「早く食べなさい」と言うと慌てますので、慌てさせないようにします。また、移動中の飲食は、のどに詰めたりする原因になる恐れがありますので、できる限り控えるようにしましょう。 子どもが泣いても元気に「行ってきます!」を心がけて!登園時に子どもが泣いてママから離れなかったら。どうにか泣き止ませたいけど、出勤時間が迫っているし!と焦ることだと思います。「泣いているのに、預けてもいいのかな」「うちの子、泣くことが多くて先生たちに迷惑かけているなあ」など心配する親御さんもいますが、そこは心配しなくて大丈夫です!だって、泣いている子どもを保育するのも保育士の仕事なので、泣かれてもへっちゃらなんですよ。 ママとしては、泣いている子どもを置いての出勤は、後ろ髪惹かれる思いでしょうが、そこはプロに任せて仕事へ向かってください!「行ってきます!」と元気に出発する親御さんの姿を、子どもと見送ることが、私たちのパワーにもなるのです。 一日の始まりの朝を、子どもも親御さんも保育士も、気持ちよくスタートできるといいですね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2022年01月14日私は息子が1歳の春に保育園に入園させ、仕事を開始しました。その園は小規模園で2歳児クラスまでしかなく、3歳児からは自宅近くの認定こども園に転園させることにしました。幼稚園の教育を受けられて、保育園と同じ時間預かってくれるなんて最高!と思っていましたが、現実には想定外の問題が……。保育園と同条件の認定息子が通う認定こども園は元々は幼稚園で、数年前に認定こども園になりました。3歳児以上のみ受け入れており、午前9時から午後2時までは幼稚園の教育をおこない、その前後の時間は、親の事情に合わせて預かり保育を利用できるという仕組みです。 私は週4日以上の勤務という2号認定の条件を満たしているので、保育園部に入園。平日は毎日、朝7時半から午後6時半まで預かり保育を利用できるという契約です。 大雨や大雪に備えて突然休園することもしかし、私が預けた認定こども園では、園の判断で平日突然休園になることがしばしばあるのです。ある日の夕方お迎えに行くと、「明日は台風が接近していて、大雨予報なので休園です」との説明。確かに台風直撃であれば、先生方も出勤するのは危険なので仕方ありません。 私はほかに預け先がないため、仕事を休むことに。結局、翌日は台風の進路がそれて、小雨すら降っていない状況でした。このように大雨や大雪の予報が出ただけで休園したり、通常より早く閉園したりしてしまうのです。 働くママには難しい…突然休園になることで、急に仕事を休まなければならないことが何回もありました。そのため、「なんでそんな園に入れたの?」と職場で言われてしまうことも。冗談っぽい言い方でしたが、職場の同僚や上司に申し訳なく、苦しい思いもしました。 同じ認定こども園のママのなかには、仕事を休めないためお金を払って別の園の一時保育を使ったというママも。働くママは、天候が悪くても仕事は休みになりません。働きながら通わせるのは非常に難しいと感じました。 休園の判断は園によりさまざまです。どんな場合に休園になるのかは、とても大事な部分。入園前には書類に書いていないことも、しっかりと調べておくべきだったと反省しています。幸い、息子は大好きな先生に出会え、たくさん友だちもできました。楽しく通ってくれている点はとても感謝していますし、よかったなと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:土田えり子2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。
2022年01月01日3歳6カ月で入園した息子は幼稚園が大好き。上の子のときのように、別れ際に泣いたり行き渋ったりすることは一度もなく、同級生ママたちからは「スムーズに園の門でバイバイできてうらやましい」と言われるほどでした。しかし、わが家の場合は幼稚園に到着するまでが大変で、壮絶な登園トラブルに初日から悩まされていたのです……。 家を出た瞬間から「もう歩けない」息子は自宅から500mほどの距離にある幼稚園に徒歩で通っています。起伏もなく整備された歩道なので、子どもでも歩きやすいはず。それなのに息子はほぼ毎朝、マンションのエントランスを出た瞬間からしゃがみこみ「もう歩けない」と言い出すのです。 息子は寝起きもよく、朝食もしっかり食べます。朝からどうしてそんなに?というくらい元気にあふれているのに、家を一歩出ると毎朝飽きることなくうずくまって歩かなくなりました。 遊びを取り入れていろいろ試したものの幼稚園自体は大好きで、早く行って先生やお友だちと遊びたい気持ちはある息子。厳しく叱りつけて嫌な気持ちで登園させてしまうと、せっかくの「幼稚園大好き!」な気持ちが損なわれるかもしれないと思った私は、なんとか叱らずに歩かせようと知恵を絞りました。長めのひもを用意して電車ごっこをしたりかけっこをしたり、「歩くとカッコイイよ」とおだてたり、「そこの電柱まで歩いてみようか」と励ましたり、考えつく限りの工夫をして歩かせる努力をしたのです。 もう諦めるしかない?ママ友や幼稚園教諭をしている友人にもアドバイスをもらいながらあれこれ試す日々が続きましたが、入園から2カ月経っても状況は変わりませんでした。とにかく「歩かない」「抱っこ」の一点張り。時には道路にひっくり返って泣き叫んで抱っこを要求することも。同じクラスの女の子が、お行儀よくママと手をつないで登園する姿がまぶしくてたまりませんでした。結局は少しだけ抱っこしてまた少しだけ歩く、というのを繰り返し、徐々に歩く距離を伸ばしていきました。最終的にスムーズに歩けるようになったのは、入園から半年以上経ったころでした。 見守ってくれた人たち幼稚園が大好きな一方で朝は少し不安な気持ちもあり、その思いが「抱っこして」という甘えになっていることは理解しつつも、毎朝のことなので「いい加減にしなさい!」と声を荒らげてしまうこともありました。 また、「どうして他の子は当たり前にできることがこの子はできないのだろう」という虚しさを感じることもありました。でもそんなとき、道ですれ違うお散歩中の人や地元のお店の人に「頑張ってるね!」「今日も元気だね!」と声をかけてもらい、そのやさしさが胸に沁みました。 わが家は上の子も徒歩通園でしたが「歩かない」というトラブルは一度もなかったため、まさか「手をつないで一緒に歩く」、ただそれだけのことがここまで大変だとは想像もしていませんでした。育児の「大変さ」は人それぞれであること、またどんなときもやさしい眼差しで見守ってくれる人がいることを実感した息子のイヤイヤ期でした。 監修/助産師 松田玲子作画/ぐら子著者:川木みさ7歳差の1男1女を子育て中。英検1級、児童英語指導者TEYL取得。海外サイトの翻訳や子育て体験談の執筆活動中。
2021年12月30日私は現在、3歳と生後5カ月の娘を持つ2児のママです。3歳の娘を保育園へ入園させた際、スムーズに母子分離ができたことで私自身が安心して上の子を毎日保育園へ送り出せています。今回はスムーズに母子分離ができた具体的な方法を紹介します。 上の子を保育園に通わせたきっかけそもそも上の子を保育園に通わせたいと思ったきっかけは「2人目が欲しいけど、2人の未就学児を家でみるのは難しい」と想像していたためでした。産後は事情があり里帰りなどはしない予定で、夫も会社員で有休等は取りにくい状況にありました。また、2~3学年差で第2子を希望していたため「私の環境で産後に上の子と下の子を同時にお世話するのは厳しい」と早期に判断したからです。 私の住む自治体は「産前産後要件」という保育理由で、産前6週間から産後8週間の妊産婦は希望をすれば保育園入所の資格を得ることができます。2人目を妊娠した際には、この産前産後要件で上の子を保育園に通わせたいと考えました。 安心して妊活や出産をするための最終的なゴールは「子どもが週5日、8時間程度、保育園に通えるようになる」ということ。しかし正直なところ、いきなりフルタイムで保育園に通わせるとなると、子どもの「ママと長時間離れてしまう」といった精神面での負担は大きいものです。そのため、入念な計画のもと母子分離をおこないました。 母子分離のために入念な計画を実行いつから上の子を保育園に通わせることを想定していたかというと、それは下の子の妊娠計画をする前からです。上の子が1歳ちょうどのころから、自治体の託児つき子育てセミナーを定期的に受講しました。もちろん勉強のためでもありますが、託児をすることで、上の子に母子分離を経験させるという目的もあったからです。 そして次の段階では、上の子が2歳前のころに、認可外の託児所で、4時間という比較的短時間の一時預かりを週2回程度、継続的に利用しました。 託児所通いなどをおこなった結果前述した条件で「少しずつ母子分離を始めよう」と計画。妊活前から妊娠30週ころまで託児所通いを通算で8カ月ほど継続的に続けました。でも、そんなにうまく母子分離が進むのかな?と少しばかりの不安があったのも事実。しかし、託児所通いを始めてから2カ月が経ち、上の子も徐々に託児所通いに慣れてくれました。「これなら大丈夫」と母子分離の手ごたえを感じたため、下の子の妊娠計画を実行したのです。その後すぐに妊娠が判明し、下の子の出産2カ月前から上の子を本格的に保育園へ通わせましたが、ある程度の母子分離にはすっかり慣れていたので、入園初日から泣くこともなく楽しそうに登園しました。これには私自身も「登園後、泣かずに過ごせているだろうか?」と心配をせずに済みました。 母子分離の時期に関しては各家庭で考え方が違うと思いますが、私のケースでは、早めに母子分離に向けての準備をしてよかったと実感しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて職場や地域の保育課に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKOイラストレーター/みいの著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年12月27日わが家には小学生の娘と幼稚園に入ったばかりの息子がいます。子どもたちは仲良しで、家ではいつも2人で楽しそうに遊んでいるのですが、実は、息子は寂しい気持ちを抱えていたのです。そんなわが家のエピソードをお伝えします。 幼稚園ではお利口さん息子は典型的な弟気質で、甘えん坊でわがまま。口で勝てない分、お姉ちゃんには手が出てしまうときもあるので、息子の幼稚園での振る舞いがとても心配でした。ところが先生によると、幼稚園ではお片付けも手洗いも率先しておこない、お友だちにもやさしく、手がかからない……というのです。 いつも家で大変な思いをしている私は「誰のこと?」と思ってしまうくらいでしたが、外ではスイッチが切り替わっているようでホッとしました。 ある日突然、「幼稚園行かない!」そんな息子がある朝突然、「今日は幼稚園には行かない!」と言い出しました。驚いた私は、どこか具合いが悪いのかなと何度も熱を測ったり体調のチェックをしたり、お友だちと喧嘩をしたのか聞いてみたりしました。 ですが、比較的おしゃべりがじょうずなほうとはいえ、まだ3歳の男子。息子の言っていることが、よくわかってあげられなかったのです。途方に暮れていたら、息子が泣き出しました。そして、こう言ったのです。「ママと遊びたい」。 忙しくてかまってあげられていなかった息子の言葉を聞いてハッとしました。そういえば「絵本を読んで」と言われても、あとでねと後回しにしてしまったことも。「あとでママとごっこ遊びがしたい」と言われたのに、してあげられないときもありました。頭ではごめんねと思っていたものの、日常の慌ただしさに流されてしまっていたのです。 私はこのところ、小学生のお姉ちゃんの勉強が忙しく、お姉ちゃんのほうに多く時間を割いていました。また、在宅ワークを始めたことで、息子をあまりかまってあげられませんでした。時間を見つけて公園にはしょっちゅう連れて行っていたのですが、息子は家でママとゆっくり遊びたかったのをずっと我慢していたよう。幼稚園でも頑張っていたのに、家でも我慢させてしまっていたのだなと申し訳なくなり、思わず息子を抱きしめました。 次の休日は、2人でたっぷり遊びました。あんな息子のうれしそうな顔は、久しぶりに見た気がします。忙しいことを理由に寂しい思いをさせてしまっていたこと、その気持ちを幼いながらも頑張って伝えてくれたことに、「ごめんね。そして、ありがとう」という気持ちでいっぱいでした。これからは意識して、家で息子と遊ぶ時間を作りたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKOイラストレーター/しおみなおこ著者:坂井香子おだやかな娘とわんぱくな息子の母。夫は別居中のため、完全ワンオペ育児奮闘中。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター しおみ なおこフリーランスイラストレーター。女性向け媒体をメインに、「大人かわいい」テイストのガールズイラストを描いています。夏とワインが好き。
2021年12月01日こんにちは、宝あり子です。■前回のあらすじ母乳拒否が続く中で搾乳は続けていましたが、だんだんと搾乳にかける時間が減っていき…。母乳拒否が続き、直母で飲んでくれる可能性も低いのにこのまま搾乳を続けていくべきなのか否か。悩んだまま娘が生後2カ月をむかえたある日、新生児訪問で助産師さんが家にきました。助産師さんに今までのことを話し、「このまま搾乳を続ける」か「粉ミルク一択にする」か相談しました。そして助産師さんに直母で授乳するときの様子を見てもらいました。直母を拒否されたら、搾乳しておいた母乳を哺乳瓶で飲ませる。搾乳の量が足りない分は粉ミルク。と、授乳のルーチンを説明しました。すると助産師さんは私の母乳が出るかチェックしてくれました。助産師さんは少し悩んでいました。そして申し訳なさそうに…。そう告げました。搾乳した母乳は哺乳瓶で飲むから、おそらく母乳自体が問題ではない。でも、直母で飲ませようとすると嫌がる。つまり長女の中では「哺乳瓶=食事」。直母で飲まされそうになるのは、おなかが減っているのにごはん(哺乳瓶)を出してくれず、食事と無関係のものを出されているようなものなのかも…。そう思ったら「それは直母で飲ませようとしても嫌がるよね」と納得できました。悲しくないといえばうそですが、理由がわかり気持ちが軽くなりました。 そして助産師さんに「ハッキリ言ってもらえてスッキリしました。直母でいつか飲んでくれることを期待して搾乳してましたが、これからはミルク一択にしようと思います」と、わたしの率直な気持ちを話しました。すると助産師さんが「つらい思いをしながら搾乳を続けるより、ミルクでママの気持ちが楽になるならそっちの方がいいんじゃないかな」と言ってくれました。助産師さんのその言葉を聞いて、涙が止まりませんでした。この日をきっかけに粉ミルク一択になりました。「なんでおっぱい飲んでくれないの?」と悩むこともなくなり、気持ちが楽になりました。そんな娘は元気に成長して今年、小学生になりました。大きな病気をすることなく、今年は一度も病気にかからず、元気に日々、過ごしています!もしかしたら、私のように母乳・混合・ミルクなど、授乳方法で悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。そんなときは、“自分が笑顔で授乳できるのはどの方法なのか”。それを基準に考えるのも、ひとつの手かと思います!
2021年11月28日こんにちは、宝あり子です。■前回のあらすじ赤ちゃんの母乳拒否が続き、私自身を否定されているような気持ちになってしまい…。里帰り中だったので、搾乳している間は両親が娘をみてくれました。「私の母乳がしっかり出ていれば、搾乳しなくても直接飲んでくれたのかな?」そう思いながら搾乳していました。そんなある日、搾乳が終わったので娘と実父のところへ行きました。そして、ついポロっとこんな言葉がでました。母乳が出ないことに対する負い目から、自然と「ごめん」という言葉が出ていました。すると父が…。「量なんて関係ないじゃん」「ママが頑張ってくれたこと、ひよちゃん嬉しいと思うよ」そう言いました。「ひよこは私のことが嫌いなのかな?」授乳拒否でマイナス思考になっていた私は、この父の言葉に救われました。落ち込んでいた気持ちは、少し落ち着きました。その後も母乳は飲んでくれず、搾乳+粉ミルクの日々でした。しかし、生後20日目にしてついに…。初めて飲んでくれたとき、とても嬉しかったです。「これからは搾乳しなくても直接飲んでくれるかな?」という期待もありました。しかし翌日には…。 再び母乳拒否。そう思うと、搾乳をやめる決心がつきませんでした。搾乳しながら母乳を飲んでくれる日を待ち続けました。そんな中、ついに里帰りが終わりました。里帰り中は私が搾乳している間、父や母が娘をみていてくれました。しかし、里帰りが終了すると、家事育児の合間に搾乳することがむずかしい…!抱っこしないと泣いてしまう娘を膝に乗せて、なんとか搾乳をしていました。しかし、だんだんと搾乳の頻度も減っていき…。搾乳は1日に1~2回くらいになりました。抱っこしないと寝てくれないので、夜中ずっと抱っこしていることもありました。「夜中だし部屋を明るくない方がよいかも…」「テレビの音や光も刺激になってしまうかもしれない…」そう思って暗い部屋で、夜中ひたすら赤ちゃんを抱っこしていました。初めての育児でなにもかもが手探りで、力の抜き方も分かりませんでした。寝不足で疲弊していても粉ミルク一択にする決心がつかず、なんとか搾乳を続けていました。しかし、ついに粉ミルク一択にするきっかけがありました…。次回に続きます。
2021年10月28日犬のカイルちゃん、猫のキウイちゃんとの日常を発信している、しがしが(@n_dogbike)さん。とっても仲のいい2匹の姿に、ネットを通して癒される人が続出しています。激しいスキンシップを猫に拒否され…?愛が強すぎるあまり、カイルちゃんは時に、キウイちゃんに激しいスキンシップをしてしまうのだとか。いくら仲がよくても、時にはスキンシップをする気分ではないことも。人間だって、ちょっと放っておいてほしい時がありますよね。ある日、キウイちゃんが「いや~!」と鳴き声を上げて拒否すると…。嫌〜!と猫に言われてごめんねとなる犬 pic.twitter.com/Qfzglnvh5s — しがしが (@n_dogbike) October 21, 2021 「あ、嫌だった?ごめん…」熱烈なハグと『犬流マッサージ』を受けていたキウイちゃんが拒否すると、カイルちゃんはすぐに反省。マッサージをやめ、シュンとした様子でキウイちゃんに顔を寄せる姿に、キュンとしてしまいます!2匹の仲のよさが伝わってくる動画は拡散され、「愛を感じる!」「最高の悶絶動画だ…」といった声が寄せられました。飼い主さんは、カイルちゃんとキウイちゃんの日常をYouTubeでも公開しています。2匹の愛らしい姿を、ぜひ動画でもご覧ください!YouTube:犬さんカイルと猫さんキウイ[文・構成/grape編集部]
2021年10月22日書籍『世界の美しい動物園と水族館』が2021年10月21日(木)に発売される。世界各地で見つけた美しい動物園&水族館を紹介書籍『世界の美しい動物園と水族館』には、ヨーロッパやアジアなど世界各地で見つけた美しい動物園と水族館を収録。オーストリア・ウィーンのシェーンブルン宮殿に併設された高級感溢れる動物園をはじめ、アール・ヌーヴォー式建築の中で動物たちが暮らすロマンチックな動物園や巨大アクリルガラスを使用したインパクト抜群の水族館など個性溢れる夢のような動物園&水族館を紹介する。各館の人気動物も登場書籍内には施設の情報に加え、各館の人気動物たちも登場。美しい写真を眺めながら、世界を旅する気分を味わってみてはいかがだろう。【詳細】書籍『世界の美しい動物園と水族館』2,035円発売日:2021年10月21日(木)仕様:A5判変型(150×150mm)/ソフトカバー/192ページ(フルカラー)編著:パイ インターナショナル発売元:パイ インターナショナル【問い合わせ先】株式会社パイ インターナショナルTEL:03-3944-3981
2021年10月17日絵日記ブロガー「みーすけ」さんの連載【ねこたぬのはじめて育児】の104話は、そまくんが初めて幼稚園に登園したときのお話です。幼稚園登園する前日、みーすけさんは少し不安になっていました。そして迎えた当日。幼稚園バスがそまくんを迎えにきました。すると、そまくんは……!?幼稚園生活スタート☆ 名前つけに持ち物に慣れない準備を終えて、心配で心配でしょうがなかった初登園。 泣いたけど、あっさりと行きました! うまくやれるといいんだけど……。 うちの子おもちゃ投げたり叩いたり、乱暴なところがあるから心配。最近は毎日お弁当だったから疲れたー! でも、ちょっとずつ慣れてきました。 「ママ―! 」と泣いているそまくんの顔を見るのはつらかったと思いますが、初めての幼稚園登園が無事に終わって良かったです! 園生活に早く慣れて、元気に過ごしていろいろなことを吸収して欲しいですね♪ 著者:イラストレーター 絵日記ブロガー みーすけ2018年生まれの男の子を育児中の絵日記ブロガー。日常をマンガにしてブログを更新中! ネットで子育て情報を検索するのが趣味。最近の悩みは赤ちゃんのおもちゃを買いすぎてしまうこと。
2021年10月10日我が子の登園拒否問題。「他の子と同じでなければ」と不安になりながらも、子どもの意思を尊重したいと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。長女・チッチが幼稚園を退園したチッチママさんが奮闘するエピソードには、同じような悩みを抱えるママさんたちから、共感のコメントが多数届きました。そんなチッチママさんのケースはというと…。■転園した幼稚園に行きたがらない長女はっきりした理由は言わないものの、頑なに登園したがらない長女に困り果て…。■困った時に頼れるのはSNSの情報SNSを見ると、みんながうまく乗り越えているように見えてしまい、さらに落ち込むチッチママ…。■思い切って、退園を決意普通と違う選択をすることに対して不安は残るものの、長女の意思を尊重するためにも退園を決意し…。「まさに同じ状況…」と、チッチママのエピソードに、力強い体験談が多数寄せられました。■現在進行形で悩むママさんたちの「うちも同じ」エピソード・決められた事を決められた通り行う事が難しい我が子。 嫌な事が起きた時、なかなか気持ちを切り替えられず、教室を出て行きます。 何とか集団行動がとれるように促してサポートしてきましたが、不登校気味です。 どうしたら不登校でもなんでも、ありのままの我が子を認めることができるか、答えを出せずにいます。・小1の娘が不登校です。 何が嫌か、本人もこれといって明確な原因は言いませんが、親から見ると、集団生活が苦手のよう。決められた事を決められた通りやるのが難しいように見えます。 教室を度々抜け出し、最近は登校できていません。 フリースクールに見学に行くと「明日もここがいい!」と。 この漫画でもあるように、普通のルートから外れることへの不安。周りの目。 学校に戻れる日が来るのか、どうアプローチしたらよいのか…悩みます。・記事に書かれていること全てが自分達と重なりました。 実は私も4月で転勤による引越をし、年中になる息子はこれまで保育園に通っていましたが幼稚園に通い始めてました。 数日で登園拒否し、車に立て籠もり幼稚園の駐車場から幼稚園まで30分かかったことも。子ども登園拒否は親への精神的ダメージも大きいです。 一時預かりしている現在、泣いて登園してますが、お友達が1人できて、その子のおかげで息子に笑顔が戻り…ついには、泣かずに登園しました!! 私も息子も散々泣き、悩み抜いた転園でしたが、自分の勘を信じ決断して良かったと思います。 もし、今悩んでいる方がいたら「勇気がいりますが、転園もありだと思います」と伝えたいです。・「みんなもできるのだから、うちの子だっていずれできるはず、頑張りが足りないのかも? 」そんな風に思い、「こうすればみんなと一緒にできるよ」と、遅れを取らないようにと励ましてきたけど、子どもにはすごく負担になっていたんだと思う。「みんなと同じでなければ!」という思いから私が離れることができた時にやっと、我が子の特性にも目を向けられるようになりました。■チッチママの「退園の決断」に称賛の声!・我が家も上の子が幼稚園を退園しました。幸い、近くに別の幼稚園があり、教育方針が安定していて、途中入園も可能だったので、退園の翌週から通うことができました。満3歳では、我が子に合う園かどうかはわかりません。チッチママさんは、子どもの心を守るために、良い決断をなさったと思いました。・やはり子ども自身の価値感の形成が既に出来ているのだと思いました。うちの子も本当に激しく制服を着る事には抵抗し、私は仕事に行かなくてはならず、その当時は親も子もかなり辛い時間を過ごしましたが、今振り返るとそれも人生の肥やしになったのかなと一応は肯定出来るようになった30年後です。 でも、作者さんのお子さんは、作者さんが本当にお子様の事を考えてあげる事が出来たのに対し、私は結局、次年度4月迄1年間をその保育園で過させてしまいました。本当に可哀想なことを致しました。また、夫様のご理解も素晴らしいと思います。■現在進行形で働く幼稚園の支援員さんからの意見も現在、幼稚園で支援員の仕事をしています。思わず目に入った「幼稚園退園しました」の文字。 受け取り方は子どももそれぞれ、もちろん親もそれぞれ…。でも、考えさせられるコミックエッセイでした。私達も毎日、何が子どもたちにとっていいのか悩みながら仕事をしています。不安なことがあれば職員に声をかけ、それでも不信感がぬぐえなければ転園等もありだと思います。また何かあればその時に一生懸命に考える。親も子も職員も。 子育てって、ずーーーっと考え続ける仕事ですよね。■経験者からの「答えなんてないんだよ、でも大丈夫」とのエールの声も・うちの30歳になる息子は教育熱心な保育園に通ってましたが、息子の性格にはのびのび保育してる幼稚園の方が合っているのでは、と勧められました。うちは、何度もやめさせようかと思いながらも踏ん張った側です。結局は結果なんて分からないのです。 どちらの道を歩んでも答えはないのです。自分で自分の道を選べるようになってからしかアドバイスも出来ない。 エピソードと言うエピソードはありませんが、色々悩みの多いご時世ですが、皆さんに子育ても楽しく過ごしてほしいと思います。・私は20代後半の男性です。実は、私も登園拒否と幼稚園退所した経験があります。園の教育方針が内気な自分には合わなかったのが理由で別の幼稚園に転園し、そこでは楽しく過ごせたので退園は正解でした。 ただ、登園拒否した理由を親に打ち明けられたのは高校生のときです。 当時は語彙力がなかった(ふさぎ込んでいる幼稚園生が理由を詳細に話すのは難しいと思います)というのと、心の修復に10年近くかかったのが理由だと思います。両親は理由に驚きつつも受け入れてくれました。 登園拒否は理由はどうあれ本人の心に傷はできてしまうけれども周囲のサポートや時間の経過によってよくなるものだと思っています。また、私は現在、国立大学を卒業し現在は社会人として働いています。登園拒否をしたからといって、勉強せずに引きこもりになるということは必ずしもありません(登園拒否した当時はそう思われていたらしいです)。 子育て頑張ってくださいね!!親も子も環境の巡り合わせもそれぞれ異なりますが、同じ悩みを抱えるママたちから「同じような方の参考になるのであれば」と届いた、実体験からのアドバイスやエール。いかがでしたでしょうか?そして、チッチママさんはどんな選択をし、どう乗り切ったのか…!? 漫画連載はウーマンエキサイトに掲載されています!▼幼稚園退園しました
2021年10月09日■前回のあらすじ娘と向き合って話し合ってみると、娘の本音を聞けることに。不安を解消し、安心した娘は翌日から笑顔で登園できるようになり…。■登園拒否再び…!?■園長先生の予言…?ある日突然の娘の変化結果的に、園長先生の予言は当たりました! さすがベテラン先生! 「大人だって、どこかで発散させないとやってらんないでしょう?」とも言っていました。そりゃあそうですよね…。娘が登園前に大暴れしていたのは1週間ほどでしたが、その渦中にいるときはものすごく長く感じていて、この先もずっと続くんじゃ…と悪い想像ばかりしていました。でも、親の私も子どもの頃はずっと嫌々登園していたけれど、小2で吹っ切れたわけだし、それで人生歪んだってほどではない!うだうだ悩んでいる暇があったら家事片付けたい! と切り替えて、あとは先生方にお任せすることにしました。帰りにはケロッとしているし、園生活自体は楽しんでいたと思っています。最後までご覧いただきありがとうございました!
2021年09月20日■前回のあらすじ毎朝登園拒否を続けるも、園長先生を見つけると駆け寄るようになった娘。去り際、園長先生からある助言をしてもらい…。■娘の本当の気持ちとは■安心した娘は今までの様子と変わり…この頃は、夫が転勤になった直後で、職場のスタッフ数が充分に確保できている中での自粛運営だったため、一時的にシフトが少なかったのです。だからこそできたことでした。現在は通常シフトのため、私が幼稚園まで送っていますが、行ける日は夫に送ってもらっています。娘の中に【母は家で待っているもの】という確信ができるまで、このパターンを続けようと思っていました。育児書の中で、「子どもは母親を座標原点(安全基地)として行動範囲を広げていく」という記述が何度も見られたのは、こういうことだったのかなと実感しました。次回に続く「幼稚園に慣れるまで」(全7話)は17時更新!
2021年09月19日■前回のあらすじあっという間にお迎えの時間になり、園に行くと、そこには満面の笑みで園長先生に抱かれている娘の姿がありました。■毎朝登園拒否を続ける娘、しかし…■無意識の行動が子どもを不安にさせる…!?ちなみに帰宅後はそれまでと変わらず、母ベッタリで過ごしていました。この「手を振らない」というのは、園長先生に指摘されるまで全く気が付いていませんでした…。恥ずかしながらまだそのような知識がなく、登園にあたっては、後から気付いて不安になるよりも、「ここから先は母はいない」認識を持たせた方がいいのかな…と思っていました。母もまだまだ学ぶことがいっぱいです! その代わり、お迎えの時は盛大にハグするようにしました。次回に続く「幼稚園に慣れるまで」(全7話)は17時更新!
2021年09月18日長いようであっという間の夏休みも終わりに近づいた8月末のことです。うちの幼稚園は2学期が始まる数日前から「慣らし保育」の登園が始まっていて、年長になる長女も久々に会うおともだちにドキドキしながらも、元気よく幼稚園に通っていました。いよいよ9月からは本格的にいつもの生活に戻る・・・はずだったのですが…!自治体からの「登園自粛要請」私の住んでいる県は東京都に隣接していて、何度目かの「緊急事態宣言」が発令されています。そんな状況なので当然登園自粛のお願いは出されて当然なんですけれども…。■突然の登園自粛のお願い!困惑するママたち丸投げ感半端ない内容に戸惑うママ達…。その後あらためて幼稚園側から連絡があり、自粛要請期間中、登園するかしないかは保護者の判断に委ねられることになりました。感染リスクを考えると自粛させた方がいい?でも終わりの見えない自粛をどこまで継続すればいいの?子どもが家にずっといる生活で大丈夫なの?明確な答えがない問題に頭を抱えていました。正直やんちゃ次女と二人きりより長女が家にいてくれた方が私としてはとても楽!(笑)このまま自粛を続けて姉妹仲良く遊んでくれると助かるんですけど…。 やっぱり長期間家にいると、生活のメリハリが圧倒的に失われるわけで…。隙あらば動画ばかり見ているのがどうしても気になるーーーっ!幼稚園に行けば生活のリズムが整う。新しい経験もたくさんできる。先生やおともだちとの触れ合える。色々悩んだ結果、わが家は「様子を見ながら登園させる」という選択肢を選びました。そして新学期がスタートして、気になる出席状況ですが…。■日によってばらつきのある登園状況長女の話によると、3人くらいしか休んでいない日もあれば10人以上いない時もあるそうで、どの家庭も試行錯誤しながら過ごしているんだなと感じています。幼稚園側も自治体からの急なお達しに、てんやわんやで大変です。こんなイレギュラーな生活が続きているにも関わらず、相変わらず子どもたちは毎日をめいいっぱい楽しんでいるのが唯一の救いかなと。来年こそはもっとのびのびと過ごせる社会に戻ることを願うばかりです。
2021年09月17日この記事は、リコロコさんに寄せられた体験談をもとに描かれています。※新型コロナウイルス流行前のお話です。■前回のあらすじ「嘘をついて運動会に出た」と言いふらし、他のママ友が無視する原因を作っていたヒカリちゃんママ。直接話し、誤解を解くこうとしたのですが…。誤解が解けたかどうかはわかりませんが、子どもたちはまた仲良く遊べているそうです。世の中にはいろんなママがいるかと思いますが、付き合う相手は自分で選びたいものですね。最後までお読みいただきありがとうございました!
2021年09月17日■前回のあらすじ登園初日を迎え、母と一緒に園内に入れないと分かった瞬間、娘はとにかく泣き叫びます。後ろ髪引かれる思いでその場を去り…。■泣き止まない娘に、救世主現る!!この園長先生がいてくれたおかげで、どうにかなったようで…。本当に先生方には感謝です…!■娘の不安をとにかくはぐらかす…!徹底的にはぐらかし、ごまかし続けていました。しかし、私たちの場合、それが仇となって長引いたのかもしれません…。次回に続く「幼稚園に慣れるまで」(全7話)は17時更新!
2021年09月17日■前回のあらすじ幼稚園について娘に説明するもピンと来ていない様子の娘。引越し先で迎えた入園式はとても華やかな光景が広がっていて…。■ついに登園初日を迎え…■泣き叫ぶ娘…後ろ髪引かれる思いでいっぱいに吐くほど泣くなんて、大人には出来ないから、相当な感情こもっているんでしょうね…。子どもなりに頭の中で葛藤しながら、日々成長していくのでしょうが、この時は3歳から幼稚園に連れていくと決めた自分に自己嫌悪で胸がいっぱいでした。次回に続く「幼稚園に慣れるまで」(全7話)は17時更新!
2021年09月16日■前回のあらすじ娘の入園がスムーズに進むように、母子分離に慣れるべく支援センターや公園にたくさん連れ出してみたけれど…。幼稚園入園前、ニコゴリさんの「母子分離」の心配がありましたが、この頃もうひとつ心配なことが…。夫の転勤で引越しをしたばかりだったのですが、恐ろしいことに再転勤になるという辞令が…。(転勤して2ヶ月後に再転勤!)なので、再度行く予定だった幼稚園が変わる…というイレギュラーに見舞われ、入園準備(願書から!)と引っ越しが重なり、慌ただしい日々を送っていました。■娘にとって幼稚園とは…■入園式で見た驚きの光景!おそらく、これからも母と遊びに行く場所、それが幼稚園だと思っている娘…。登園初日は果たしてどうなるのか…!?次回に続く「幼稚園に慣れるまで」(全7話)は17時更新!
2021年09月15日こんにちは!ニコです。このお話は、娘のニコゴリさんが幼稚園に通い始めるも、毎日のように登園拒否が続き…。娘が幼稚園に笑顔で通えるようになるまで、試行錯誤していくストーリーです。■娘の入園にあたり、心配なこと…自分の血を引いている以上、やはり似てくるのでは…と懸念していました。母子分離に苦戦した母の話も聞いていたし、自分自身も苦しかった感情をなんとなく覚えていたので余計に…。娘にはそんなふうに感じて欲しくないなと思っていました。■色々な場所に連れ出してみるけれど…支援センターに行っても、他の子と遊んだり、みんなで同じ歌や踊りを一緒にやるというのはなかったです。公園の遊具も人が多いと嫌がる様子で、まさに前途多難の予感…。次回に続く「幼稚園に慣れるまで」(全7話)は17時更新!
2021年09月14日わが家の3きょうだいはこども園に通っています。こども園のなかにもいろいろなタイプがあるのですが、「こども園って何? 」と聞かれると、「保育園と幼稚園が合体した感じ」と答えている私です。フルタイム、時短、パート、専業主婦と多種多様なママがいる、そんなこども園ならではのモヤっとママとのエピソードをご紹介します。幼稚部と保育部わが子が通う子ども園は、もともと幼稚園だったところに保育部ができたため、働いているママは少な目。うちは上の子が幼稚部、下の子たちは保育部に通っているので、いろいろなママたちと関わる機会があります。 保育部の先輩ママ曰く、「幼稚部ママはマウント合戦で面倒くさい」とのこと。たしかに毎日バタバタ送迎している私には、幼稚部のママはきらびやかに、優雅に見えていましたが、そんなに温度差感じる? と思っていました。あのママと出会うまでは……。 これがマウント!? 幼稚部ママのひと言それはこども園の懇談会でのことでした。幼稚部ママに「こんにちは! 今日はすごくおめかししていますね! 誰だか全然わかりませんでした! いつもそんな恰好したらいいのに~」と声をかけられたのです。 「あ、はい。今日仕事休みなのでこんな格好です。ありがとうございます」と私。これは褒められたのか、嫌味なのか……? 確かに保育園勤務の私は毎日着飾っておらず、珍しかったのでしょう。なんだかモヤッとくる言い方だなぁと感じました。 止まらないモヤモヤ懇談会でも、その幼稚部ママのモヤっと発言は止まりません。「今度みんなでランチ行きましょうよ! 」とママ友数名で盛り上がるなか、「あ、でも保育部の方は行けないですよね。ランチ行く暇ないでしょ? なんかごめんなさい」「忙しいでしょうから、役員は幼稚部のなかから決めます? 」……。 保育部ママだって休みを取ってランチに行きたいし、役員だってやる気なのに! 楽しみにしていた懇談会で思わぬパンチをくらい、とても疲れた1日となりました。 まさかの展開、そのママから…後日発表された保護者会の役員は、推薦と立候補も含め保育部が半数を占めていました。そしてモヤッと発言のママから、グループLINEに謝罪があったのです。「保育部の方は園のことよりお仕事優先というイメージがありました、申し訳ないです」と。 園行事にも熱が入っていたそのママからすると、保育部ママはそう見えていたのかもしれません。このママからの謝罪で「保育部は非協力的」という先入観がなくなり、同じ保護者としてフラットな関係になれました。 ワーママも専業主婦ママも、それぞれのイメージだけでみていた部分があったのかもしれません。きちんとコミュニケーションを取ってみると、お互い誤解が解けました。コロナ禍でそんな関わりもしづらくなっていますが、子どもたちのためにもいいママ友関係を築いていきたいと思いました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:梟 うた5歳の娘と双子の3歳息子のママ。双子の出産を機に、東京から地元九州に移住。保育園勤務をしながら子育て、ファッション、旅行、インテリア、お得情報などを執筆中。最近の趣味は、絵本探し。
2021年09月02日3・4・5歳児の異年齢混合クラスの年長さんに進級!ものすごく小さな園だったので、次女がいた異年齢混合クラスも10人程度の小さなクラス。この環境が次女にとても良く合っていて、このクラスで年中までお友達と毎日楽しく過ごすことができていました。次女は「ものすごく引っ込み思案でおとなしい子」ではありましたが、それまで保育園に楽しく通えていたのと、去年の担任の先生がそのまま持ち上がりだったので、私としては進級に対してあまり心配していませんでした。そして、ついに年長さんへ進級となり、進級後すぐも特に問題なく過ごせていました。…が、しばらくたってから、次女に変化が出てきたのです。Upload By まりまり年長さんで、初めて保育園への行き渋りが出てきたUpload By まりまり最初は「行きたくない~」と、グズグズしている程度。行きたくない理由を聞いても具体的には出てこないし、保育園に行ってしまえばお友達と楽しく過ごせていたので、「環境も変わったし、こんなこともあるよね…」と、受け止めていました。そのうちに、行きたくないとシクシク泣く日もでてきましたが、私自身仕事もあったので、「休ませる」という選択はせずに、何とか励ましながら、ごまかしごまかし連れて行っている日々でした。保育園の給食が食べられなくなった次女は同じころに、今まではモリモリ食べられていた保育園の給食を嫌がり始めました。それまでは、離乳食のころからよく食べる子で、大きな偏食もなく、「食べない」ことで困ったことはなし。食べすぎるくらいだったのに、ここにきて「保育園のお肉イヤ~」「野菜嫌い~」と…。(今までモリモリ食べていたのに、今さら…⁉)と驚きました。給食を嫌がるようになり、保育園で食べる量は減っていきました。それでも家での食事は普通に食べていたので、保育園に行きたくないがための一時的なわがままで、そのうち治まるだろうと考えていたのでした。でもある日、次女が、給食で嫌いなものを頑張って食べた結果、嘔吐してしまったのです。体調が悪かった訳ではなく、嫌いでも先生に言えず、無理に口にした結果でした。その話を先生と次女から聞いて、「わがままじゃなくて、本当に食べられないんだ…」とやっと気づくことができました。次女はとにかく周りに気をつかう子で、とても責任感が強く頑張り屋な一面があります。私や先生から「少しでも食べて」と言われて、真面目にとても頑張っていたようです。その上、自分から「いりません」とか「減らしてください」と言えなかったので、こんな結果になってしまいました…。Upload By まりまり給食が食べられない次女への先生の対応Upload By まりまりこのあとも食べられない状態が続いたので、担任の先生とお話して「給食の前に先生が次女に個別に確認して食べられないものは減らすこと・無理をしないで残しても良いこと」にして、次女自身は就学に向けて「自分で食べられないものを聞かれたときにちゃんと言うこと」の練習を始めました。結局、給食を食べる量は増えませんでしたが、自分で量を調節することは徐々にできるようになりました。このとき、私自身もかなり心配して、先生にいろいろ相談していましたが、先生から「食べることは本来楽しいことのはずなので、食事の時間を楽しくできたらと思っています」という言葉をいただいて、とても気が楽になったことを覚えています。その後、小学校に入学して、給食はどうしているか…?そして、このときから、現在(小学4年生)まで、給食があまり食べられない状態はずっと続いています。今までの小学校のクラスの給食の指導では、「全部食べなくてはいけない・残してはいけない」といった厳密なものはなく、「残すよりは先に減らす」という感じできています。保育園のときに練習していたことに近いので、何とかやっていけるか?と思っていましたが…。結局、2年生のころまでは、次女が自分で苦手なものを先に減らしたり、先生に言ったりすることはできず…さらに「残すことは悪いこと」という風に言われていたプレッシャーを過度に感じていて、頑張って無理に食べていたようです。でもやはり、どうしても食べられないものはあって、その結果、次女が考え出した方法は、「食べられない(飲み込めない)ものを口の中に入れたまま家まで持って帰ってくる」なのでした…。Upload By まりまり場面緘黙で学校で話せないので、誰にも分からなかったのでしょう…。次女の話を聞くと、教室ではまず恥ずかしくて吐き出せないし、学校のトイレに行くのも怖いしで、結局口に入れたまま帰ることになっていたようです。私からも、「こっそりティッシュに出せない?」とか「トイレにサッと行ったらどう?」とかアドバイスしていましたが、それができないから本人は困ってるんですよね…。先生にもお話しして、「給食を減らしたり、残したりしても大丈夫」と本人に伝えますが、人と違うことをして目立つのが嫌だそうで、そうできないことも多くありました。4年生の今はやっと慣れてきて、減らしたり残したり、自分で何とか調節できるようになっています!執筆/まりまり(監修:三木先生より)少しずつ慣れてきたようでよかったです。自分から上手く言えない子の場合は、保育園の先生がしてくださったように「大人の側から確認してあげる」という対応と、その背景にある考え方としての「食事は本来楽しいもの」という感覚はすごく大事です。食事も遊びも学びも、本来は楽しいはずのもの。それがそうでなくなってしまった時は、行動がプレッシャーや義務にならないように考えてあげられると良いですね。
2021年08月30日ずっと楽しみにしていた幼稚園に娘が入園し、笑顔で登園していたのも束の間、ある日突然「幼稚園に行きたくない」と登園を嫌がり、大泣きするようになりました。日に日に登園拒否が酷くなり、そんな娘を見送ることがつらくなる毎日。また幼稚園を楽しめるようになってほしいと願って、娘が再び笑顔で登園できるようになるまで、私が毎日試行錯誤で取り組んだ対処法をお伝えします。子どもの気持ちを共感して受け止める最初に実践したのが、とにかく娘の気持ちを聞くことです。「なんで幼稚園に行きたくないの?」と娘に聞くと、「ママと離れたくないから」「幼稚園、楽しくないから」と少しずつ自分の気持ちを伝えてくれるようになりました。 「そうだよね、ママと離れたら寂しくなるよね、ママも○○ちゃんと離れたら寂しくなったよ」「明日はきっと今日より楽しいことが待っているよ」と、気持ちを共感して娘をとにかくギュッと抱きしめてあげると、徐々に落ち着くようになりました。 幼稚園の様子を先生に確認次に実践した対処法が、幼稚園の様子を先生に連絡ノートを使って直接確認することです。先生に娘の園の様子を確認すると、外遊びや昼食の時間は友だちと楽しく過ごしているけれど、室内遊びになるとママを思い出して寂しくて泣いてしまうことがわかりました。 そこで、娘が帰宅したら外遊びやお弁当の話を中心に聞いて、とにかく幼稚園の楽しかったことを思い出せるような声掛けを続けながら、家での様子を先生に伝えて、連携を取りながら娘の様子を見守りました。 幼稚園のお楽しみを作るお弁当を楽しみにしている娘。毎日リクエストを聞いて、可能なものは作りました。たこさんウィンナーや卵焼き、コロッケなどお気に入りのおかずが入ったお弁当箱をかばんに詰めると、娘も自然と笑顔に! 昼食の時間を楽しみにしながら登園するようになりました。 そして、効果があったもう1つの方法が、絆創膏を手足に貼り、元気が出るお守り代わりにしたことです。娘が幼稚園で涙が出そうなとき、ママが作ってくれた絆創膏パワーでニコニコになれたよと話してくれました。 1カ月続いた娘の登園拒否ですが、娘の気持ちを受け止め、園で楽しかったことをたくさん話し、お楽しみのお弁当とオリジナルお守りを作り続けた結果、再び笑顔で登園できるようになりました。幼稚園に行きたくないと嫌がる娘を送り出すことは私にとって心苦しいことでしたが、再び笑顔で通う姿をイメージしながら、試行錯誤で対処法を見つけ出し、根気強く継続することが大切だと学びました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように!監修/助産師REIKO著者:渡辺あや3歳と1歳の女の子ママ。元幼稚園教諭の経験をもとに、幼児教育や英語学習関連の記事を執筆中。
2021年08月07日■前回のあらすじ いよいよ予定していた入院日。実母から聞いた陣痛促進剤にまつわる話に不安を覚えつつ、産院に到着して…。なんと、マスク外せませんでした!外す気満々だったので、ちょっとショックでした…。でも、「マスクは絶対!」という時期なので、仕方ないですね。パパは園の準備をやったことなかったので、大変だっただろうなと思います。幼稚園をお休みしようかとも思いましたが、母に子ども2人を預けるのも大変なので、登園する事にしました。園の先生には、私がいなくて不安定な娘のサポートをしてもらって、本当に感謝です。たぶんこの助産師さんは夜勤で、もう直ぐ上がりだったんだろうなと思います。めちゃくちゃ疲れていました…NST何回も外してごめんなさい。今思えば、促進剤を入れてすぐに陣痛が来ていたら、この助産師さんが出産担当になっていたんですよね。そうしたら、上がる前に大仕事が入って大変…。助産師さんって、めちゃくちゃ大変なお仕事…!!! 尊敬します。次回に続く(全15話)「コロナ禍出産」は毎日12時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。また、出産時のコロナウイルス感染対策は病院によって対応が異なる場合があり、すべてのケースには当てはまりません。
2021年05月30日■前回のあらすじ一時保育の日。心配したけれど、長女はスムーズに登園準備をしたのです。文字はまだ書けないけどそれっぽい線を書きながら、自分の想いを口に出して書いていました。めでたしめでたし、かどうかはまだまだわかりませんが、とりあえず今現在でいえば、私たちの生活は無理なく自然なものになったように感じます。長女が先生に手紙を書き始めた時、後ろで聞きながらくっしゃくしゃの顔で涙を流していた私なのでした。最後までお読みいただき、ありがとうございました!
2021年05月27日■前回のあらすじ今の幼稚園をやめることにしてから、次女が通う園長先生に一時保育のお願いもし、着々と準備は進みました。そして夫に相談すると…。「ちがうちがう!!」と言う長女、3歳児でもこういう否定のしかたするんだ…とちょっと笑ってしまいそうになりました(笑)長女の中ではもう気持ちが切り替わっていたようです。今まで制服を着せることができなかったため、パジャマのまま車にのせて園に横付けしたこともありました。しかし、制服での登園が必須だったので、ずっと登園できない状態で…。それもあって、一時保育とはいえ、登園の準備ができたことが嬉しかったです。4月まで毎週一時保育をお願いする話をしたので、下駄場まで用意して頂きました。先生と手を繋いで教室へ向かう長女の後ろ姿は今も覚えています。次回に続く(全8話)「幼稚園退園しました」連載は17時更新!
2021年05月26日