2024年1月22日、宮内庁は天皇皇后両陛下の長女である敬宮(としのみや)愛子さまが、日本赤十字社に就職されることが内定したと発表しました。愛子さまは同月現在、学習院大学文学部日本語日本文学科の4年生で、卒業後の4月1日より嘱託職員として就職されるといいます。日本赤十字社は、皇后・雅子さまが令和元年より名誉総裁を務められている認可法人で、国内外における災害救護活動をはじめ、被災地や保健衛生の環境が整っていない地域での中長期的な伝染病予防教育や医療機器の整備、飲料水供給、衛生環境改善事業などを行っています。産経ニュースによると、愛子さまは2023年10月に両陛下とともに東京都港区の日本赤十字社の本社を訪れており、関東大震災での救護活動を振り返る企画展を見学。災害時の活動について、担当者に質問される場面もあったそうです。ネット上ではこのニュースに関して、祝福する声などが多数寄せられていました。・ご就職内定、おめでとうございます!心から応援させていただきます。・ボランティアにも深い関心をお持ちのようだったみたいで。素晴らしいです!・留学されると思っていたので、意外でした。福祉への想いを感じて感動しました。・愛子さまが就職か…。時が経つのは早いですね。頑張ってください!天皇陛下は、2023年2月のお誕生日に際し愛子さまについて「いろいろな方からたくさんのことを学び、さまざまな経験を積み重ねながら視野を広げ、自らの考えを深めていってほしいと願っている」と語られていました。春から社会人として新たな一歩を踏み出される愛子さま。さらなるご活躍をされることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月23日皇居東御苑内で、皇室に代々受け継がれた美術品の保存・研究・公開を担ってきた三の丸尚蔵館(さんのまるしょうぞうかん)。展示室と収蔵庫の拡充のため、2021年より休館していた同館が、2023年11月に開館30周年を迎えるにあたり、新たに「皇居三の丸尚蔵館」としてオープンする。2024年6月23日(日)まで、4期に分けて開かれる開館記念展のテーマは「皇室のみやび」。その第1期展が、11月3日(金・祝)から12月24日(日)まで、新装の展示室で開催される。館名の「尚蔵」は、古代律令制において蔵司(くらのつかさ)の長官「くらのかみ」をさし、「大切に保管する」という意味をもつという。収蔵品には各時代を代表する名品が多く含まれ、日本を中心とする東洋の美術工芸品のほか、幅広い時代、地域、分野の品々が含まれているのが特徴だ。同館は、今年10月に宮内庁から文化庁へと管理換えがあり、国立博物館等を統轄する国立文化財機構が運営を担うこととなった。新体制での初の展覧会となる同展は、2026年度に全面開館が予定されている新施設の一部を開館。これまでより広くなり、最新設備も充実した展示室で多くの作品を紹介するもの。国宝や重要文化財を含む多種多様な名品の展示とともに、明治・大正・昭和の天皇皇后の日常をしのばせる品々の初公開など見どころの多い展覧会だ。その最初を飾る第1期展は、近年指定された国宝8件のなかから4件(14点)を紹介する国宝展となる。小野道風の書《屏風土代(びょうぶどだい)》や、絵巻の《蒙古襲来絵詞(もうこしゅうらいえことば)》と《春日権現験記絵(かすがごんげんげんきえ)》といった教科書にもよく登場する名品と、近年特に人気の高い伊藤若冲の《動植綵絵(どうしょくさいえ)》の全30幅のうち、前後期で計8幅が豪華に登場する。第1期ではまた、特別展示『御即位5年・御成婚30年記念 令和の御代を迎えて―天皇皇后両陛下が歩まれた30年』が同時開催される。なお、多くの来館者が見込まれることから、同展はオンラインによる日時指定の事前予約制をとっている。また作品保護の観点から、前後期と展示替えがあるので、お目当ての作品がある方は公式サイトでご確認を。<開催情報>皇居三の丸尚蔵館 開館記念展『皇室のみやび―受け継ぐ美―』会期:2023年11月3日(金・祝)~2024年6月23日(日)●第1期:「三の丸尚蔵館の国宝」11月3日(金・祝)〜12月24日(日)●第2期:「近代皇室を彩る技と美」1月4日(木)〜3月3日(日)●第3期:「近世の御所を飾った品々」3月12日(火)〜5月12日(日)●第4期:「三の丸尚蔵館の名品」5月21日(火)〜6月23日(日)※第1〜3期は会期中、展示替えあり会場:皇居三の丸尚蔵館時間:9:30~17:00、11月7日(火)は16:00まで(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜 (祝日の場合開館翌平日休) 、12月25日(月)〜1月3日(水)料金:一般1,000円、大学500円※日時指定予約制公式サイト:
2023年10月25日『オレオレ詐欺』や『預貯金詐欺』など、さまざまな方法で金品をだまし取ろうとする、詐欺行為。犯罪者は、常人では思い付かないような巧妙な手口で人をだまそうとするため、私たちは被害に遭わないように警戒をしなくてはなりません。2023年7月14日、宮内庁がウェブサイトで明かしたのは、まさに信じがたい犯罪の手口でした。宮内庁職員を名乗る『皇室への献上』詐欺が発生宮内庁長官官房総務課は、ウェブサイトで宮内庁職員などを名乗った詐欺行為について注意喚起。「皇室に献上するので、物品を無償で提供してほしい」といった、ウソの文書を送付する手口が確認されたといいます。被害者が物品の提供をすると、詐欺師は皇室に物品を献上をした旨の記載がある、看板のような物を渡してくるのだそうです。他人の善意を利用した、許しがたい詐欺行為。宮内庁は今回の手口について、このように呼びかけています。宮内庁又はその職員が皇室への物品の献上を一般の方に依頼し、献上につき看板の様なもの等をお渡しすることはありません。宮内庁の職員又は関係者であると名乗り、皇室への献上などを求められたときは、十分に注意し、必要に応じて宮内庁、地元の警察等にご相談ください。宮内庁ーより引用産経ニュースによると、詐欺の文書を受け取った人から「一般家庭や農家に、宮内庁がこのように献上品を求めることはあるのですか」との問い合わせが1件入ったことで、発覚したのだとか。なお、この相談者はすでに物品を提供しており、皇室に献上したことが記載された看板のような物を渡されたと明かしています。宮内庁や皇室を利用した卑劣な手口に、ネット上では怒りの声が続出。「そんな手口があるだなんて、衝撃を受けた」「本当に酷い。厚意を踏みにじられた被害者に同情する」といった声が上がりました。宮内庁やその関係者が、皇室への献上物を一般人に依頼し、看板のようなものを渡すことはないといいます。今回のケースに限らず、不審な連絡を受けた際は、先方の正しい連絡先に確認をとるのが安全といえるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年07月18日日本時間2023年6月20日、国賓としてインドネシアを訪問中の天皇、皇后両陛下が、日本語の教育にも力を入れている『ダルマ・プルサダ大学』を訪れ、現地の若者と交流を深められました。また、現地の若者との交流の場での、天皇陛下のご返答が日本で注目を集めています。天皇陛下のご返答に、場が笑いに包まれる産経新聞では、天皇、皇后両陛下とインドネシア現地の若者との交流の内容を、このように報じました。参加した学生は10人。それぞれ日本語で、アニメや書道、剣道などさまざまな観点から日本に関心を持ったと説明した。両陛下はひとりひとりと握手し、それぞれが学んでいることや将来の夢などについて言葉を交わされた。学生らを教える教員に、皇后さまは「関心を持ってくれてうれしいです」と述べられていた。また、アニメ「ナルト」が好きと話した男子学生に対し、陛下が「私は徳仁です」と述べ、「特に関係はないんですけど」と続けられて、場が笑いに包まれる一幕もあった。産経ニュースーより引用「私は徳仁(なるひと)です」と、アニメ『NARUTO』とかけられたのか、ユーモアを交えた天皇陛下のご返答に、その場は笑いに包まれたとのこと。ネット上では「意外すぎる」「自分も笑ってしまった」と、さまざまな声が寄せられています。・天皇陛下の天皇ジョークに驚きを隠せない。・『NARUTO』が好きな学生に、「私はなるひとです」っていう天皇陛下、おかわいらしい。・ユーモアセンスが素敵です。また、天皇陛下の楽しいエピソードが増えました。天皇陛下が、『NARUTO』をご存じだったのかは分かりません。しかし、場を和ませられるご返答をその場で思いつかれた天皇陛下に、多くの人が温かい気持ちになったようです。[文・構成/grape編集部]
2023年06月21日2023年2月23日、天皇陛下の誕生日を祝う『祝賀の儀』が行われました。即位後初となる『祝賀の儀』には、各国の駐日大使の代表者も多数出席。在日ジョージア特命全権大使である、ティムラズ・レジャバ(@TeimurazLezhava)さんもまた、『祝賀の儀』に出席しました。同日、レジャバ大使は、『祝賀の儀』で配られたという『お土産』の写真をTwitterで紹介。さらに、表現豊かなレポートも投稿しており、その内容が反響を呼んでいます。天皇誕生日祝賀の儀で頂いたお土産です。 pic.twitter.com/XAHrOZlwoX — 駐日ジョージア大使 ティムラズ・レジャバ (@TeimurazLezhava) February 23, 2023 菊の御紋が美しい『菊焼残月』は、古くから園遊会や叙勲をはじめとした儀式や祝宴で引出物として用いられてきました。レジャバ大使いわく「鉛のような重厚感」「決してしつこくなく、味覚に悪い刺激を与えない甘さ」「まさに女夫のように、生地と餡の調和が完璧」とのことで「これは芸術品に、ほかならない」と大絶賛。実際に食べたレジャバ大使のレポートも含め、投稿は反響を呼び、さまざまなコメントが寄せられました。・素晴らしい表現力。こちらも食べた気持ちになりました。・お菓子のおいしさと、尊敬を感じました。・このように珍しい写真を見せていただけるとは!過去には、『新年祝賀の儀』でたまわった『おせち』の写真を公開したこともある、レジャバ大使。なかなか接することのない皇室の文化や行事の投稿に、多くの人が関心を寄せていました。[文・構成/grape編集部]
2023年02月24日2022年1月1日、在日ジョージア特命全権大使である、ティムラズ・レジャバさんが、Twitterを更新。この日、レジャバ大使は、皇居で執り行われた『新年祝賀の儀』に参加しました。გილოცავთ ახალ წელს明けましておめでとうございます。これより皇居で執り行われる新年祝賀の儀に謹んで参入致します。 pic.twitter.com/cw6QZNf6fv — 駐日ジョージア大使 ティムラズ・レジャバ (@TeimurazLezhava) January 1, 2023 皇室の『おせち』に「すごい!」の声『新年祝賀の儀』に参加したレジャバ大使が、とある1枚の写真をTwitterに投稿。その写真に、注目が集まっています。その1枚がこちら。皇室より賜ったおせちです。めで鯛。 pic.twitter.com/RTCw5bYHQP — 駐日ジョージア大使 ティムラズ・レジャバ (@TeimurazLezhava) January 1, 2023 レジャバ大使が投稿した1枚に写っていたのは、おせち。これは、普通のおせちではありません。なんと、皇室からたまわったおせちなのです!『新年祝賀の儀』に参加した人々に配られたものなのでしょう。一般人はなかなか見られない皇室のおせちに、ネットからはさまざまな声が上がっています。・わぁ!すごい!鯛がドーンと入っていて、めでたい!・かまぼこの色がきれいですねー。芸術的。食べてみたいなあ。・シンプルながら高級そう!めったに見られない縁起物の写真を投稿してくれてありがとう。・右側の白いのは花びら餅かな?これを食べられるレジャバさんがうらやましい!皇室からたまわったおせちは、一体どんな味がするのか、想像してしまいますね![文・構成/grape編集部]
2023年01月01日2022年12月9日、皇后・雅子さまが59歳の誕生日を迎えられました。雅子さまは、50代最後の誕生日を迎えるに当たり、心境を明かされています。皇后・雅子さまは9日、59歳の誕生日を迎え、これまで「たくさんの喜びの時とともに、時には悲しみの時も経ながら歩んできた」と振り返られた。誕生日に寄せた文書の中で、皇后さまは「いつの間にか人生のちょうど半分ほどを皇室で過ごしてきたことに、感慨を覚えております」、「たくさんの喜びの時とともに、時には悲しみの時も経ながら歩んできたことを感じます」と心境を明かされた。FNNプライムオンラインーより引用また、『FIFAワールドカップカタール2022』についても触れられた、雅子さま。「困難に立ち向かう勇気を与え、日本の人々が心を1つにする機会になった」と日本代表の健闘をたたえられています。【ネットの声】・テレビのニュース番組で、雅子さまのお元気そうな姿を拝見できて嬉しくなりました!・おめでとうございます。これからも、お身体を第一に過ごされてほしいです。・雅子さまも日本代表の試合をご覧になったのかと思うと、なんだか嬉しいな。多くの国民が雅子さまのお誕生日を祝福しました。[文・構成/grape編集部]
2022年12月09日10月10日、皇室ジャーナリストとして活動を続けてきた渡邉みどりさんの逝去が報じられた。享年88。時事通信によれば、亡くなったのは9月30日だという。本誌は、その1週間前の9月24日に渡邉さんを電話でインタビューしたばかりだった。上皇后・美智子さまは10月20日に88歳のお誕生日を迎えられる。この取材で渡邉さんに聞いたのは、ご成婚の日の思い出や国際親善のスタイルについてだった。渡邉さんは、今年春ごろから自身の体力が衰えについてもらすようになっていたが、美智子さまの話題となると、声もいきいきとしてくるのが印象的だった。1959年4月10日、日本テレビ入社3年目だった渡邉さんは、中継スタッフの一員として、ご成婚パレードを取材している。そのときの感動を渡邉さんは次のように語っていた。「皇族でも華族でもない、一般の家庭で育った女性が、皇太子さまにテニスコートで見初められて……。“正田美智子さん”は、現代のシンデレラとして日本中の注目を一身に集めたのです。ミッチーブームが巻き起こり、ファッションやライフスタイルにも注目が集まり、国民は新時代の皇室を予感しました。私はご成婚パレードで、あふれんばかりの笑みを浮かべて手を振られる美智子さまを取材しながら、『この方とは一生関わることになる』と、直感しました。その後、美智子さまは上皇さまとともに“開かれた皇室”を目指されました。守るべき伝統は守りながらも、新しい時代に沿った改革も進める、そのバランス感覚とエレガントさに感嘆し続けることになったのです」初めての出会いから63年、渡邉さんの直感どおり、最後まで美智子さまを敬愛し続け、お背中を見つめ続けた生涯となった――。
2022年10月11日上野の東京藝術大学大学美術館で、特別展『日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱』が開催中です。皇室に伝わる美術品類と東京藝術大学のコレクションが展示されている本展では、貴重な文化財の魅力がわかりやすく紹介されています。おもな見どころなどをレポートします!どんな展覧会?特別展『日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱』展示風景【女子的アートナビ】vol. 258特別展『日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱』では、宮内庁三の丸尚蔵館が収蔵する皇室の名品に、東京藝術大学のコレクションを加えた82件の日本美術を展示。代々日本の文化を育て、保護してきた皇室に伝わるお宝をまとめて見ることができる大変貴重な機会です。三の丸尚蔵館とは、宮内庁が管理する博物館。もともとは皇室に受け継がれてきた美術品を天皇家が国にご寄贈されたことがきっかけとなって設立された博物館で、現在約9,800点の作品を収蔵しています。また、会場となっている東京藝術大学大学美術館も、美術教育に関する「参考品」として集めたコレクションを収蔵。現在約3万件のコレクションを持つ美術館です。日本美術の世界へ…特別展『日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱』展示風景では、実際に展示の様子をご紹介していきます。「序章美の玉手箱を開けましょう」では、まず明治時代に皇居内でつくられた《菊蒔絵螺鈿棚》(宮内庁三の丸尚蔵館蔵、通期展示)がお出迎え。当時の宮内省と東京美術学校(現・東京藝術大学)が共同で制作した作品から、本展の展示がはじまります。また、東京美術学校の創立にもかかわった岡倉天心が教えた日本美術史の講義ノート(東京藝術大学蔵、通期展示)も展示。東京藝術大学で日本美術史の講義を受けるような気持ちで鑑賞をはじめられます。ミニ解説がありがたい…!「1章文字からはじまる日本の美」では、国宝の《絵因果経(えいんがきょう)》(東京藝術大学蔵、通期展示〈場面替えあり〉)をはじめ、数々の貴重な文書が登場。《絵因果経》とは、上半分に絵、下半分にお経が書かれている絵巻で、内容はお釈迦様の伝記のようなものです。展示されているのは奈良時代のものですが、絵の色彩が鮮やかで、楷書の文字も大変美しいです。また、平安時代の優れた書家である藤原佐理や小野道風、藤原行成の「三跡」による書も見ることができます。ちなみに、「三跡」ってなんだっけ?と思った人でも大丈夫です。本展では、ところどころに「ミニ解説」が提示されているので、歴史や日本美術が苦手な方でも安心して楽しめます。有名な《鮭》もあります!特別展『日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱』展示風景「2章人と物語の共演」では、源氏物語や伊勢物語が描かれた屏風や、国宝の《蒙古襲来絵詞》(宮内庁三の丸尚蔵館蔵、通期展示〈巻替えあり〉)など見ごたえある作品が登場。日本の四季や貴族たちの華やかな装い、武士たちの甲冑など、当時の人々の様子が絵師たちによって見事に描き出されています。右:高橋由一《鮭》(重要文化財)明治10年頃東京藝術大学蔵通期展示、左:葛飾北斎《西瓜図》江戸時代天保10年宮内庁三の丸尚蔵館蔵(※《西瓜図》は8月28日まで展示。現在は展示されていません)続く「3章生き物わくわく」も見どころ満載。8月30日からはじまっている後期展示では、江戸時代の絵師・伊藤若冲の代表作で国宝の《動植綵絵》(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)が10幅同時に展示されています。また、教科書で一度は見たことのある重要文化財《鮭》もこの章にあります。画家の高橋由一は、日本における油絵の基礎をつくった人。それまでの日本画にはなかったリアルで生々しい鮭の描写は、当時の人々を大変驚かせたそうです。高橋由一は、日常にありふれている身近なものを描き、洋画の普及を目指しました。特別展『日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱』展示風景最後の「4章風景に心を寄せる」では、明治期の洋画や工芸品などを展示。1900年のパリ万博に出品するために制作された並河靖之の《七宝四季花鳥図花瓶》(宮内庁三の丸尚蔵館蔵、通期展示)など、豊かな自然や風景をテーマにした作品を堪能できます。奈良から昭和時代までの「日本の美」を一気に見られる眼福の展覧会は、9月25日まで開催されています。皇室に受け継がれてきた名品や優品を、ぜひ味わってみてください。Information会期:~9月25日(日)休館日:月曜日(ただし、9月19 日は開館)※会期中、作品の展示替えおよび巻替えがあります会場:東京藝術大学大学美術館開館時間:午前10時~午後5時、9月の金・土曜日は午後7時30分まで開館※入館は閉館の30分前まで※最新情報などの詳細は展覧会公式HPをご覧ください観覧料:一般 ¥2,000、大学・高校生 ¥1,200、中学生以下無料
2022年09月04日皇室に代々受け継がれた美術品類を収蔵する宮内庁三の丸尚蔵館から、初めて国宝が指定されたのが昨年7月のこと。その全5件が国宝指定後、初めて公開される展覧会「日本美術をひも解く—皇室、美の玉手箱」が、9月25日まで東京藝術大学大学美術館にて開催中!会場となる東京藝術大学は、明治20年に設立された東京美術学校が前身。初代校長の岡倉天心のもと、宮内省と共同で作品を制作するなど、明治期より皇室とゆかりがある。本展は三の丸尚蔵館収蔵作品を中心に、東京藝術大学のコレクションを合わせた82件が一堂に集結する。作品は「文字」「生き物」「風景」「物語」の4つのテーマに沿って展示され、日本美術の「美の玉手箱」をひも解いてゆく。■国宝『動植綵絵向日葵雄鶏図』伊藤若冲筆/江戸時代・宝暦9年(1759)/宮内庁三の丸尚蔵館蔵/展示期間:8月30日〜9月25日若冲が約10年をかけて描いた30幅の『動植綵絵』は、相国寺から献上。本作をはじめ、『池辺群虫図』ほか計10幅が本展に。■国宝『唐獅子図屏風(右隻)』 狩野永徳筆/桃山時代(16世紀)/宮内庁三の丸尚蔵館蔵/展示期間:〜8月28日桃山芸術の巨匠・永徳だが、実は現存するものは希少。毛利元徳より献上され、今日に伝わる。■国宝『蒙古襲来絵詞(前巻部分)』鎌倉時代(13世紀)/宮内庁三の丸尚蔵館蔵/展示期間:(前巻)〜9月4日、(後巻)9月6日〜9月25日元寇での戦に出陣した、肥後国御家人・竹崎季長を中心に展開する絵巻。視覚的史料価値も高い。また、昨年、愛子さまが熱心に見学された『源氏物語図屏風』も9月4日まで公開。「若紫」「常夏」「蜻蛉(かげろう)」などの場面が描かれている。国宝を含む一部の作品は会期中に展示替え・巻替えが行われるため、1度ならず2度訪れたい、この夏必見の美術展だ。
2022年08月17日広島テレビ放送株式会社(本社:広島市東区、代表取締役社長:飯田 政之)は、2022年9月16日(金)~10月30日(日)、広島県立美術館にて「皇室の美と広島-宮内庁三の丸尚蔵館の名品から-」を開催します。「宮内庁三の丸尚蔵館」は、皇室に受け継がれた美術品類が皇室から国へご寄贈されたことを受けて開館した施設です。現在、約9,800点の美術工芸品を所蔵しています。本展覧会では、その中から江戸時代の天才絵師・伊藤若冲、近代日本画の川合玉堂、横山大観の名品を展示。さらに平清盛・平重盛親子にまつわる絵巻や、広島出身の児玉希望、平山郁夫などの作品も展示。皇室と広島のつながりを感じることができる特別な40日間です。伊藤若冲《旭日鳳凰図》宝暦5年(1755)【前期】岩佐又兵衛《をくり(小栗判官絵巻)》巻十(部分)江戸時代(17世紀)【前期・後期で場面替え、掲載場面は後期】■開催概要会期 :令和4年9月16日(金)~10月30日(日)前期 9月16日(金)~10月10日(月祝)後期 10月12日(水)~10月30日(日) ※会期中大幅な展示替えあり。開館時間:午前9時~午後5時(金曜日は午後7時まで。入場は閉館30分前まで。9月16日は10時開場。)※会期中の休室 祝日除く月曜日、10月11日(火)※会期中の展示替 10月11日(火)会場 :広島県立美術館主催 :広島県立美術館、広島テレビ、イズミテクノ、宮内庁<展示構成>第1章:皇室の御慶事を彩る第2章:皇室とつながる広島第3章:広島ゆかりの作家たち第4章:京と瀬戸内の風景第5章:帝室技芸員と近代工芸の精華 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月16日皇室に代々受け継がれてきた美術品類を収蔵する三の丸尚蔵館の至宝に、東京藝術大学のコレクションを加えた81点の作品で日本美術の歴史をたどる展覧会『日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱』が9月25日(日)まで東京藝術大学大学美術館で開催中。昨年、三の丸尚蔵館の収蔵品として初めて国宝に指定された5つの作品も公開されている。三の丸尚蔵館は、国に寄贈された昭和天皇の遺品を管理・保存することを目的に生まれた美術館。1993年に開館し、皇室に代々受け継がれた美術品を中心に、現在約9,800点の美術品類を収蔵している。同展では、この三の丸尚蔵館の至宝に東京藝術大学大学美術館のコレクションをあわせて紹介し、日本美術の魅力に迫っていく。展覧会は4章の構成。序章「美の玉手箱を開けましょう」では、明治天皇の許可のもと9年の歳月をかけて制作された《菊蒔絵螺鈿棚》のように、宮内省と東京美術学校によって後世に伝えるべく作られた名作や、岡倉天心の『日本美術史』講義ノートや、法隆寺金堂模型など美術を学問的に捉えるためにつくられた資料を展示。日本美術の魅力へと鑑賞者をいざなっていく。手前図案:六角紫水、蒔絵:川之邊一朝ほか 海野勝珉《菊蒔絵螺鈿棚》明治36年(1903年)三の丸尚蔵館蔵第1章「文字からはじまる日本の美」は、平安時代に生み出された仮名文字が発展し、美の概念へ結びつき、展開していく過程をたどっていく。藤原佐理の流麗な文字が美しい《恩命帖》は、宛名はないもののへりくだる表現から佐理が上位者へ宛てたお詫びだと考えられている。伝藤原行成の《粘葉本和漢朗詠集》は、竹製の紙に亀甲や牡丹などの文様が雲母で擦りだされた唐紙に『和漢朗詠集』が書き写され、秀麗さが際立つ。昨年、国宝に指定された小野道風の書として知られる《屏風土代》は9月6日(火)より、この章で展示される予定だ。手前 藤原佐理《恩命帖》平安時代 天元5年(982年)三の丸尚蔵館蔵(9月4日まで展示)伝藤原行成《粘葉本和漢朗詠集》平安時代(11世紀)※場面替えあり第2章は「人と物語の共演」。人々が創り出した数々の物語をもとにした美術作品が紹介される。狩野永徳の制作と伝えられている《源氏物語図屏風》は、本来は襖絵であったものと考えられている。左隻は「若紫」、右隻は「右上に常夏」、左上に「蜻蛉」の場面が描かれた、重厚であり、可憐さも感じさせる作品だ。奥伝狩野永徳《源氏物語図屏風》桃山時代(16〜17世紀) 三の丸尚蔵館蔵(9月4日まで展示)《伊勢物語図屏風》は、明治から昭和にかけて活躍した画家による作品。伝統的な画題を、近代の画家たちはいかに継承し発展させたかを感じ取ることができる。山崎朝雲《賀茂競馬置物》は昭和天皇の皇太子時代に結婚を祝う献上品として制作されたもの。細部まで精緻に表現されている。第2章で展示される三の丸尚蔵館の国宝は《蒙古襲来絵詞》と《春日権現験記絵 巻四、五》。どちらの作品も9月6日より巻き替えを行う。手前:高取稚成/前田氏実《伊勢物語図屏風》(右隻)大正5年(1916年)三の丸尚蔵館蔵(9月4日まで展示※9月6日より左隻を展示)手前山崎朝雲《賀茂競馬置物》大正13年(1924年)三の丸尚蔵館蔵その大きさも圧巻の国宝《唐獅子図屏風》第3章「生き物わくわく」は、江戸から昭和にかけての生物をテーマにした作品を多く取り揃える。狩野永徳、狩野常信による国宝《唐獅子図屏風》(8月28日まで展示)や、8月30日からは伊藤若冲の国宝《動植綵絵》全30幅のうち10幅がならぶ空間はこの展覧会のクライマックスとも言えるだろう。《唐獅子図屏風》は、右隻を狩野永徳が桃山時代に、左隻を狩野常信が江戸時代に描いたもの。その巨大さはもちろんのこと、永徳の迫力あふれる獅子、そして永徳の獅子よりも若干落ち着きのある経信の獅子、両者の違いも見比べてみよう。右隻:狩野永徳 左隻:狩野常信国宝《唐獅子図屏風》右隻 桃山時代(16世紀) 左隻 江戸時代(17世紀)三の丸尚蔵館蔵(8月28日まで展示)また酒井抱一の《花鳥十二ヶ月図》や、葛飾北斎の肉筆画《西瓜図》、重要文化財である高橋由一の《鮭》など、絵師や画家たちの表現手法が際立つ作品にも注目だ。酒井抱一《花鳥十二ヶ月図》江戸時代文政6年(1823年)の一部(8月28日まで展示)左:葛飾北斎《西瓜図》江戸時代 天保10年(1839年)三の丸尚蔵館蔵(8月28日まで展示)右:重要文化財 高橋由一《鮭》明治10年(1877年) 東京藝術大学大学美術館蔵第4章「風景に心を寄せる」は、自然や風景をモチーフにした作品を紹介。江戸時代の蒔絵から、明治、大正、昭和時代の七宝や洋画なども並ぶバラエティ豊かな空間だ。初代飯塚桃葉《宇治川蛍蒔絵料紙箱・硯箱》江戸時代 暗永4年(1775年)三の丸尚蔵館蔵(8月28日まで展示)左:高橋由一《栗子山隧道》明治14年(1881年)右:五姓田義松《ナイアガラ景図》明治22年(1889年)いずれも三の丸尚蔵館蔵新施設への移行のため、現在は休館中の三の丸尚蔵館の作品をまとめて見られる貴重な展覧会。繊細な作品が多いため展示替えとなる作品も非常に多い。目当ての作品をしっかり見られるよう、事前に公式Webサイトにある出品リストなどで展示日程をきちんと抑えたうえで美術館へ出かけよう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱』8月6日(土)~9月25日(日)、東京藝術大学大学美術館にて開催※会期中展示替えあり
2022年08月15日2022年6月9日、明仁上皇陛下と美智子上皇后陛下が、ご夫妻そろって都内の博物館の特別展を鑑賞されました。ご夫妻そろって、展覧会の会場に訪れられたのは、約1年7か月ぶり。博物館では、ご夫妻が長年心を寄せる、沖縄の本土の復帰50年を記念した特別展を鑑賞されています。午後5時前、東京・台東区の博物館に到着したご夫妻は、関係者と挨拶を交わし、腕に手を添えて館内に入られました。FNNプライムオンラインーより引用元は、同月2日に予定されていた訪問でしたが、上皇さまの体調を考慮し、大事を取って延期されていました。また、上皇さまの体調は普段通りに戻られたとのことです。このニュースに、「よかった」「無理はなさらないでほしい」など、安堵や心配の声が上がっています。また、博物館内を手をつなぎ、鑑賞されたご夫妻の姿に「こんな夫婦になりたい」といった声も上がりました。これからも、仲むつまじいご夫妻の姿が見られると嬉しいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年06月09日2022年6月4日、三笠宮妃百合子さまが、白寿となる99歳の誕生日を迎えられました。百合子さまは1923年6月4日生まれであり、現代の皇室で最高齢。2016年に100歳で薨去(こうきょ)した三笠宮崇仁親王さまに次ぐご長寿であり、また、明治時代以降の女性皇族としても最高齢です。百合子さまは、健康維持のため、宮邸で体操やストレッチを日課にしているといいます。宮内庁によると、百合子さまは近年、健康維持のため宮邸で体操やストレッチを日課とし、車いすで日光浴や庭の散策を楽しまれることも。新聞や雑誌に目を通し、新型コロナウイルス禍の影響を受ける人々を案じられている。産経ニュースーより引用また、百合子さまは7人のひ孫の成長を喜び、テレビの野球中継も楽しまれているのだとか。【ネットの声】・気品があって素晴らしい方。これからも健やかにお過ごしください。・お誕生日おめでとうございます!・いつまでもお若く、素敵です。お元気そうで嬉しいです。同日、新型コロナウイルス感染症のため、公的な祝賀行事は行われませんでした。100歳の誕生日には、祝賀行事が行える状況になり、多くの人が百合子さまにお祝いの言葉を直接届けられるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年06月04日「他人に会ったら挨拶をする」といった初歩的なものから、ビジネス上の決まりまで、世の中にはいろいろなマナーが存在しています。しかし、中にはあまりにも細かすぎるものや、真偽が疑わしいマナーも。ネット上では、たびたびマナーについて議論になります。マナーも行きすぎれば、人々を苦しめる制約になってしまうのです。マナー講師の指摘に、東儀秀樹がズバリ2022年5月21日に放送されたバラエティ番組『チコちゃんに叱られる!』(NHK)での内容が、ネットで物議をかもしています。この日、番組では食事をとろうとするスタッフに対し、マナー講師が横から指導を行うコーナーを放送していました。「いただきます」と手を合わせながら発したスタッフに、「人と一緒の時は『頂戴いたします』っていうねん!」というなど、ズバズバと厳しい指導を行ったマナー講師。その結果、視聴者からは「あまりにも厳しすぎるし、指導が理不尽だ」といった批判の声が続出したのです。東儀秀樹のひと言に「説得力がすごい」の声同月29日放送の情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、今回の批判について特集。マナー講師の「人と一緒の時は『頂戴いたします』が正しい」という指導に対し、コメンテーターとして出演する、雅楽演奏家の東儀秀樹さんはこういいました。皇室の方と関りがあって、よく交流があったりするんだけど、一緒に食べる時に「いただきます」ってみんないってるんですよ。「頂戴いたします」ってのは、あんまり聞いたことがないですね。ワイドナショーーより引用マナー講師がそういったキャラクターで出演していることをフォローした上で、意見を述べた東儀さんら出演者。皇室の方々はマナーをしっかりと身に着けているため、仮に「人と一緒の時は『頂戴いたします』が正しい」のであれば、「頂戴いたします」を使うことでしょう。マナー講師の態度そのものは問題がなかったとしても、「頂戴いたします」についての真偽は疑わしいようです。番組を見た人からは、東儀さんのひと言に反響が上がりました。・あまりにも説得力が強すぎる…。これは反論できない。・ぐうの音も出ないやつだ…。東儀さんが申し訳なさそうな表情で否定されていて、ありがたかった。・皇族に限らず、どんなに品のある人でも食前に「頂戴いたします」をいうのは見たことがないな。マナーが存在するのは、他人の気分を害さないようにするためでもあるでしょう。しかし、度が過ぎればマナーによって人を苦しめたり、トラブルの元になったりしてしまうかもしれません。最低限の礼儀や相手を尊重する気持ちを大切にしつつ、多くの人が過ごしやすい社会を保っていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年05月29日2022年4月9日、秋篠宮家の長男である悠仁さまが、筑波大学付属高校の入学式に出席されました。報道陣の取材に応じられた、悠仁さま。高校生になり、初めての1人での取材対応でした。「ご入学おめでとうございます」という記者に対し、悠仁さまは高校生活への抱負を次のように語られています。ありがとうございます。きょう入学式を迎えることが出来て、とても嬉しく思っています。学業に励みながら、興味を持っていることや関心を持っていることをさらに深めていきたいと思います。また、諸行事などの学校生活も楽しみにしたいと思います。FNNプライムオンラインーより引用また、同校は私服通学であるため、悠仁さまはスーツ姿で入学式にご出席。報道陣から「新しい制服はいかがですか?」という質問に対し、悠仁さまは「これ、スーツなんです」と朗らかにお答えになりました。悠仁さまの高校ご入学のニュースに、ネットからは祝福の声が上がっています。・ご入学、おめでとうございます。高校生活、楽しんでください。・制服がない自由な校風の学校なのですね。有意義な時間になるよう、応援しています!・悠仁さま、こんなに大きくなられたのか。つい先日、中学校へご入学されたような気がしています。立派な姿に感動しました。悠仁さまはこれから、新たな環境で、多くのことを学ばれるのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年04月09日2021年12月1日に20歳の誕生日を迎えられ、成年行事にも臨まれた、天皇、皇后両陛下の長女である愛子さま。成年にあたり、2022年3月17日には皇居で初めてとなる単独の記者会見を行い、報道陣を前に自身の想いを直接お伝えになりました。愛子さまは今後について、「成年皇族の自覚と責任感を持ち、一つひとつのお務めを大切に、両陛下やほかの皇族方のお力になりたい」と述べています。『自身の長所』を聞かれた愛子さまの回答が話題に会見の質疑応答で、愛子さまは「ご自身の考える長所や短所などを教えてください」という問いに回答。周囲からはお人柄について「穏やかで無邪気」といわれることが多いという、愛子さま。きっと多くの国民も、同じ印象を持っていることでしょう。続いて、ご自身の考える長所について、このように述べられました。長所は、自分ではなかなか気付きにくいところではありますけれども、えー…事前にこのご質問をいただいたので、じっくりと考えてみまして。しいて申し上げるなら、どこでも寝られるところでしょうか。なんと、愛子さまは少し笑いながら「どこでも寝られるところが長所」と回答されたのです!愛子さまによると、栃木県那須郡にある那須御用邸で、着いた晩に縁側のソファで寝てしまい、そのまま翌朝を迎えた経験もあるのだとか。これも、愛子さまが周囲の人から「穏やか」といわれることに納得するエピソードですね。いい意味で皇族らしからぬ、なんとも愛らしい回答に、ネットからはいろいろな声が上がっています。・なんとおかわいらしい回答!お茶目な一面もあるんですね。・喋り方も穏やかで、愛子さまの性格が伝わってくる。和んだ…。・ご自身の長所について真剣に考えた結果が「どこでも寝られるところ」なのが、たまらない。きっと、「穏やかで無邪気」な性格の持ち主だからこそ、愛子さまはご幼少の頃から多くの人に親しまれていたのでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年03月17日2022年2月23日は、天皇陛下の誕生日です。62歳の誕生日を迎えられた天皇陛下は、同月21日に記者会見に応じられました。天皇陛下、二十歳の愛子さまについて「感慨深い」2021年12月、純白の『ローブ・モンタント』を身にまとい、成年行事に臨まれた、天皇、皇后両陛下の長女である愛子さま。女性皇族の正装で、お姿を見せた愛子さま凛としたたたずまいに「お美しい」「素敵!」天皇陛下は記者会見で、成年を迎えられた愛子さまについて「感慨深く思いました」と振り返られました。いつの間にか20歳という年齢を迎え、大人の仲間入りをすることになったことを感慨深く思いました。日頃から、多くの人々に助けられ、支えられているということに、愛子が感謝の気持ちを持っていることを親としても嬉しく思っています。印象深い思い出については、学校の水泳の授業で、小さい頃にはビート板を使ってプールで短い距離を泳いでいた愛子が、女子中等科時代、静岡県の沼津の海で3kmの遠泳ができるようになった時や、中学の修学旅行で広島を訪れた際に強い衝撃を受け、平和への思いを文章にまとめた時などに成長を感じ、嬉しく思ったことを覚えています。また、コロナ禍で大学生活を送る愛子さまについて「たとえどのような環境にあっても、実り多い学生生活を送ることができればと願っています」とも語られました。2021年に結婚した、小室眞子さんについて一方で、同年10月に結婚した姪の小室眞子さんについては「今後幸せな人生を歩んでいってほしいと思いますが、同時に、この間、多くの方に心配をお掛けすることになったことを心苦しく思っています」と感想を語られています。また、記者会見では、小室さんの結婚を巡る週刊誌報道やインターネット上の書き込みについても質問が上がりました。天皇陛下は、憲法が保障する自由な表現は「尊重すべきもの」とした上で、一般論と前置きし、「他者に対して意見を表明する際には、時に、その人の心や立場を傷つけることもあるということを常に心にとどめておく必要がある」と述べられています。天皇陛下のお言葉に、ネットからはさまざまな声が上がりました。・天皇陛下、お誕生日おめでとうございます。・愛子さまについて、1人の親として言及されていて、同じ親としてグッとくるものがありました。・正直、小室眞子さんの結婚について発言されたことに驚いた。親族だもの。心苦しかっただろうな。天皇陛下が記者会見で語られた、親族への想いは、多くの人の心を温かくしたようです。[文・構成/grape編集部]
2022年02月23日「眞子さんが小室圭さんと結婚して皇室を離れたことで、皇族数の減少はさらに深刻になりました。内親王は愛子さまと佳子さまのお二方、女王は三笠宮家の彬子さま、瑶子さま、高円宮家の承子さまのお三方だけです。しかも、残された女性皇族の結婚は、さらにハードルが高くなると予想されます」皇室担当記者はため息をつく。昨年12月22日、安定的な皇位継承のあり方を議論する有識者会議は、最終報告者を岸田文雄首相に提出。皇族の養子縁組を可能にする案、そして女性皇族が結婚後も皇室に残る案を提言した。皇室の法制度に詳しい京都産業大学准教授の久禮旦雄さんはこう語る。「内親王や女王が結婚後も皇室に残られるとなれば、お相手の男性にもさらなる覚悟が必要になるでしょう。世間からは眞子さんの結婚のときよりも厳しい視線が、そのお相手の方に向けられることになると思います」そんな中、注目されるのは佳子さまの動向だ。7年前の会見では「一緒にいて落ち着ける方がいい」と理想の男性像を語られていた佳子さまだったが、「姉の眞子さん以上に“皇室脱出願望”が強いといわれており、制度が変わる前に結婚を、とお考えのようです」(宮内庁関係者)しかし、佳子さまにとってコロナ禍が大きな誤算になったという。「佳子さまは大学在学中からダンススクールに通っていて、市民ホールでの発表会にも出演していました。しかし、コロナ禍でダンスは厳禁に。スクールには若い男性講師もいましたし、ダンスを通じて素敵なお相手に出会われる可能性もあったはずですが……。最近も、イギリス・リーズ大学留学中に知り合った男性と交際中ではないかとの報道がありました。その方は帰国後、大学を卒業してベンチャー企業を立ち上げた若手実業家。たしかに結婚相手として佳子さまにたいへんお似合いの男性なのですが、あくまで仲のよい友人の一人だそうです」(皇室担当記者)昨年5月には全日本ろうあ連盟に就職された佳子さまだが、勤務は週3日ほどでほぼテレワーク。仕事を通じて異性と接触する機会はほとんどなさそうだ。佳子さまはコロナ禍で“出会いゼロ”となってしまったといえる。「頼みの綱はニューヨークの小室夫妻かもしれません。法律事務所に勤め、社交的な性格の小室さんは、優秀な日本人ビジネスマンと知り合うことも多いはず。姉夫婦からの紹介で、佳子さまが“リモートお見合い”をすることも考えられるでしょう」(皇室担当記者)眞子さんと小室さんの恋を全力応援されてきた佳子さま。苦境に陥った妹を、今度は姉が救うかもしれないーー。
2022年01月15日天皇皇后両陛下の、コロナ禍の国民生活を心配するお言葉で始まった2022年。今年の皇室には、お引っ越しや単独ご公務の開始など、さまざまな変化が待っている。そこで、話題になりそうな「皇室ニュース」を大予測!【天皇皇后両陛下】英国ご訪問が実現?英国のエリザベス女王の在位70年となる今年、’20年から延期されている英国ご訪問への期待が高まる。実現すれば、令和初の海外ご公務。在位60年のときには上皇ご夫妻が招かれているので、両陛下も訪問を望まれているだろう。さらに、さまざまなご公務に愛子さまと出席される機会も増えるかもしれない。また、しばらくお出かけになれなかった被災地へのご視察も、実際に現地へ足を運ばれたいとお考えになっているのでは。【愛子さま】3月にご成年会見昨年12月に20歳となられた愛子さまは、春休みである3月に成年に際しての記者会見を行うほか、外出されてのご公務も期待されている。また、コロナ禍が収束していれば伊勢神宮、神武天皇陵へ成年となったことを奉告されるためのご参拝もある。4月には大学3年生になられるが在学中は学業が優先。それでもご公務に出席される機会もあるという。若々しく優しい笑顔と両陛下の一人娘としての存在感で、今年は注目の的になりそうだ。【上皇ご夫妻】春に赤坂へお引っ越しコロナ禍で改修工事が遅れている赤坂御用地の仙洞御所へのお引っ越しが、春に予定されている。上皇ご夫妻は平成の初めまでお住まいになっていた仙洞御所(旧赤坂御所)に戻ることを楽しみにされているという。【美智子さま】今年米寿に10月20日に美智子さまが88歳、米寿の誕生日をお迎えになる。【佳子さま】ご結婚への動きは?延期されている、皇嗣となられた秋篠宮さまの伊勢神宮ご参拝もコロナ禍の状況をみて行われる。そして、今年は女性皇族の結婚後の役割について国会で話し合われるが、眞子さんの結婚を応援されていた佳子さまの恋愛と結婚も注目される。【悠仁さま】4月に高校ご進学現在、お茶の水女子大附属中学3年生の悠仁さまは高校へのご進学を控えられている。筑波大附属高等学校を受験されるとの噂が出ているが、もし入学されれば、戦後の皇族として初の東大ご進学への期待が膨らむことになりそう。【小室眞子さん】NYで就職か?2月に小室さんがニューヨーク州の弁護士試験に2度目の挑戦。眞子さんもメトロポリタン美術館に勤めていたキャロライン・ケネディ氏を訪ねるなど就職も考えているのかも。2022年の皇室は昨年に続き、変化の年にーー。
2022年01月15日2021年12月5日、天皇、皇后両陛下の長女である愛子さまが、成年行事に臨まれました。東京都千代田区にある皇居の宮殿『鳳凰(ほうおう)の間』で両陛下にあいさつを行い、報道陣に姿を見せた愛子さま。美しい純白の『ローブ・モンタント』を身にまとい、ティアラと勲章を着けた、女性皇族の正装姿で「おはようございます」と述べました。愛子さまが身に着けているのは、この日に天皇陛下から親授された、『宝冠大綬章(ほうかんだいじゅしょう)』。授与が女性のみに限定された日本唯一の勲章であり、古代の女帝の冠を模した宝冠を中心に、周囲には真珠と竹枝、桜の花葉がデザインされています。愛子さまの気品あふれるお姿に、ネットからは「お美しい」「凛としたたたずまいが素敵」といった声が上がりました。産経ニュースによると、両陛下は、愛子さまが成年皇族として健やかに歩まれることを願われているといいます。同月1日に20歳の誕生日を迎えられた、愛子さま。両陛下は1人の親として、我が子の幸せな人生を心から祈っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年12月05日日本中が注目した、小室圭さんと秋篠宮ご夫妻の長女である眞子さまの結婚会見。2021年10月26日に開かれた同会見では、眞子さまの体調を考慮し、質疑応答の手順を省く形で行われました。小室圭さん・眞子さま、会見で明かした結婚への思い【全文】同日放送の情報番組『news every.』(日本テレビ系)では、2人の結婚会見を解説を交えて特集。番組MCを務める同局の藤井貴彦アナウンサーは、「緊張感が、見ているほうにもうつってきました」とコメントし、さらにネットの誹謗中傷に対しても持論を展開しました。誹謗中傷の危険性について何度も訴えてきた藤井アナ宮内記者会と日本雑誌協会、そして日本外国特派員協会が事前に提出した質問に対する回答文書内で、今後の一番の不安点をあげていた眞子さま。そこには、眞子さまご自身の家族、小室さんや小室さんの家族に対する誹謗中傷が続くのではないかという不安が記されていました。藤井アナは、眞子さまが明かした不安に対して視聴者に呼びかけを行うとともに、改めて祝福のコメントを送っています。多くの方が、もしかすると心の中に『ご批判』の思いを持っていらっしゃるかもしれないんですけども、みなさんの大切な言葉をSNS上で浪費することがないようにと願っています。まずは眞子さん、誕生日とご結婚と、これからの未来、本当にいいものになるようにと願っております。おめでとうございます。news every.ーより引用2人の会見映像を見て、「もうこの後は、2人の問題になっているんじゃないかと思います」とも語っていた、藤井アナ。これまでにも、誹謗中傷や言葉の暴力の危険性について、番組を通じてたびたび訴えてきた藤井アナの言葉は多くの視聴者の共感を呼んでいます。・本当にその通り。眞子さまに限らず、相手が誰であっても誹謗中傷はしていいものではない。・相手の心に寄り添える藤井アナ、素敵です。・的確に、それでいてやんわりと指摘する藤井アナの言葉は、心に響く。藤井アナがいうように、言葉とは本来大切なもののはずです。言葉1つで、相手を傷付けることも、逆に幸せにすることもできます。眞子さまや小室さんに限らず、人の言葉で理不尽に傷付けられることがない世の中になることを、多くの人が願っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年10月27日2021年10月26日、秋篠宮ご夫妻の長女である眞子さまが、婚約内定から4年余りを経て、小室圭さんとご結婚されました。皇室から離れ、今後は『小室眞子』さんとして、新たな人生を歩むことになる眞子さま。この日、婚姻届けを提出したお2人は、記者会見で結婚についてのお気持ちを述べました。眞子さまの会見最後の言葉に、多くの人が胸を締め付けられた理由眞子さまの体調を考慮した結果、今回の会見では質疑応答の手順を省くことに。ご結婚についての考えや、皇族としての30年間について。そして、これまで関わってきた人への感謝の気持ちを述べた眞子さまは、最後にこのように思いを明かしました。今、心を守りながら生きることに困難を感じ、傷付いている方が、たくさんいらっしゃると思います。周囲の人の温かい助けや支えによって、より多くの人が心を大切に守りながら生きていける社会となることを、心から願っております。同月1日、複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)との診断を受けられた眞子さま。宮内庁によると、眞子さまご自身やご家族、小室さんなどに対する誹謗中傷と感じられる出来事が原因だといいます。また、今回のご結婚についてマスコミで頻繁に取り上げられ、世間から批判的な言葉が上がっていた点も関係しているでしょう。会見後、眞子さまの最後のお言葉に共感する声が上がりました。・本当にそう。この考えがもっと広まって、優しい社会になってほしい。・眞子さまのこれまでを考えると胸が痛む。なんて優しいお言葉だろう。・涙が出た。眞子さまの今後の人生も、幸せなものでありますように。会見後に書面での質疑応答を行った際、眞子さまは今後について「一番大きな不安は、私や私の家族、圭さんや圭さんのご家族に対する誹謗中傷がこれからも続くのではないかということです」と述べています。結婚して皇室を離れても、眞子さまは心を守り続けなくてはならないのかもしれません。これからは、眞子さまを含めた多くの人が、心を大切に生きていける社会になることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2021年10月26日2021年10月26日、正式にご結婚された秋篠宮ご夫妻の長女である眞子さまと小室圭さんが、そろって会見に臨みました。眞子さま現在、新型コロナウイルス感染症の影響が続き、大変な思いをされている多くの方々にお見舞いを申し上げます。そして、困難の中にある人を助け、私たちの生活を支えてくださっている方々に、深く感謝申し上げます。本日、みな様にお伝えしたいことがあるため、このような場を設けました。私が皇族として過ごしてきたなかで抱いてきた感謝の気持ち、私たちの結婚を心配し、応援してくださった方々への感謝、これまでの出来事のなかで私たちが感じてきたことや結婚への思いなどについて、お話ししたいと思います。この30年間、 たくさんの方々に助けられ、見守られ、支えられてきました。心を込めて私と一緒に仕事をしてくださった方々に、心から感謝申し上げます。訪問した先々では、たくさんの方々が優しい言葉と笑顔で迎えてくださいました。直接お目にかかる機会のあった方も、お目にかかることのなかった方も、私に温かい気持ちを向けてくださったすべての方々に、心から感謝申し上げます。数々の出会いが私にとってどれほど大切であったか、到底いい表すことができそうにありません。これは、今後も決して変わらない思いです。私と圭さんの結婚について、さまざまな考え方があることは承知しております。 ご迷惑をおかけすることになってしまった方々には、大変申し訳なく思っております。また、私のことを思い、静かに心配してくださった方々や事実にもとづかない情報に惑わされず、私と圭さんを変わらずに応援してくださった方々に、感謝しております。私にとって圭さんはかけがえのない存在です。そして、私たちにとって結婚は、自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした。小室圭さん私は眞子さんを愛しております。一度きりの人生を、愛する人とともに過ごしたいと思っています。これまで幸せな時もそうでない時も、さまざまな気持ちを2人で分かち合い、励まし合ってきました。この度の結婚に関してご迷惑をおかけしてしまった方々には大変申し訳なく思っております。いろいろなことがありましたが、眞子さんと一緒に人生を歩みたいという思いを持ち続けられたのは、眞子さんと、これまで周りで私たちを支えてくださった方々のおかげです。心から感謝申し上げます。会見では、小室さんの留学や、小室さんの母親と元婚約者との件についても語っています。眞子さま本日まで、私が公に発言する機会は限られてきました。そのために生まれてしまった誤解もあったと思います。一部の方はご存知のように、婚約に関する報道が出て以降、圭さんが独断で動いたことはありませんでした。例えば、圭さんのお母様の元婚約者の方への対応は、私がお願いした方向で進めていただきました。圭さんの留学については、圭さんが将来計画していた留学を前倒しして、海外に拠点を作ってほしいと私がお願いしました。留学に際して私は一切の援助をできませんでしたが、圭さんが厳しい状況のなか努力してくれたことを有り難く思っています。圭さんのすることが、独断で行われていると批判され、私の気持ちを考えていないといった一方的な憶測が流れる度に、誤った情報がなぜか間違いのない事実であるかのように取り上げられ、いわれのない物語となって広がっていくことに恐怖心を覚えるとともに、つらく悲しい思いをいたしました。厳しい状況の中でも、圭さんを信じ続けてくださった方々に感謝しております。小室圭さん私の母と元婚約者の方との金銭トラブルといわれている事柄について、詳しい経緯は本年4月に公表したとおりです。元婚約者の方には、公表した文書でも書いたように、これまでも折に触れて私と私の母からお礼を申し上げており、今も感謝しております。本年4月に解決金をお渡しすることによる解決をご提案したところ、母と会うことが重要であるというお返事をいただきました。しかし、母は精神的な不調を抱えており、元婚約者の方と会うことにはドクターストップがかかっています。そのため、私が母に代わって対応したいと思い、母の代理人弁護士を通じてそのことをお伝えしました。元婚約者の方からは、元婚約者の方の窓口となっている週刊誌の記者の方を通じて、前向きなお返事をいただいています。解決に向けて、私ができる限り対応したいと思います。 解決金を受け取っていただきたいという気持ちは変わっていません。この数年間、誤った情報があたかも事実であるかのように扱われ、誹謗中傷が続いたことにより、眞子さんが心身に不調をきたしたことを、とても悲しく思います。私の母も心身に不調をきたし、仕事を辞めざるを得ない事態にまで追い込まれましたし、身の危険を感じながら過ごしています。このような苦しい状況にあった私たちを助けてくださった多くの方々に、大変感謝しております。会見の最後に、2人はそろって今後の生活について改めて思いを明かしました。小室圭さん私は眞子さんと、あたたかい家庭を築いていきたいと思います。同時に、これからもできる限りのことをして、眞子さんをお支えしていきたいと思います。幸せな時もそうでない時も寄り添い合える、かけがえのない存在であり続けたいと考えております。眞子さま私たちは2人で新しい生活を始めることになります。これから生きていくなかで、また違った形での困難があると思います。しかし、これまでもそうであったように、2人で力を合わせてともに歩いていきたいと思っています。これまで私たちが自分たちの心に忠実に進んでこられたのは、お互いの存在と、励まし応援してくださる方々の存在があったからです。今、心を守りながら生きることに困難を感じ傷ついている方が、たくさんいらっしゃると思います。周囲の人のあたたかい助けや支えによって、より多くの人が、心を大切に守りながら生きていける社会となることを、心から願っております。今回の会見の前には、赤坂御用地を去る際に妹である佳子さまとの熱い抱擁も交す姿が目撃された眞子さま。眞子さまお見送り時の、佳子さまの行動に涙「涙が出た」「美しい光景」今後、眞子さまは皇室を離れることになりますが、新たな人生が素敵なものになることを秋篠宮ご夫妻と、佳子さまをはじめ、多くの人が願っているはずです。[文・構成/grape編集部]
2021年10月26日2021年10月26日、秋篠宮ご夫妻の長女である眞子さまが、小室圭さんと婚姻届けを提出され、正式にご結婚しました。同日、眞子さまと小室さんは、都内のホテルでご結婚についての会見を実施。眞子さまが複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)との診断を受けられたことから、当初予定されていた質疑応答は行わないことに。結婚についてのコメントを眞子さまと小室さんが述べる形での進行となりました。眞子さまの『お見送り』で、佳子さまが姉妹の抱擁これからは『小室眞子』というお名前で、新たな人生を歩むことになる、眞子さま。赤坂御用地を去る際、眞子さまは秋篠宮ご夫妻と、妹である佳子さまとお言葉を交わしました。その際、佳子さまは眞子さまに歩み寄ると、熱い抱擁をしたのです。眞子さまは皇室を離れることになるため、今後はご家族に会うことが難しくなってしまうかもしれません。血のつながった姉妹だからこそ、分かることもあるはず。姉である眞子さまを抱きしめる佳子さまには、きっといろいろな想いがあるのでしょう。お2人の『姉妹の熱い抱擁』はネットでも話題になり、多くの人から「涙が出た」「なんて美しい光景」といった反響が上がりました。秋篠宮ご夫妻と佳子さまは、きっと誰よりも眞子さまの新たな人生がよいものであるよう、祈っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年10月26日2017年9月に大学時代の同級生・小室圭さんとの婚約内定が発表された、秋篠宮ご夫妻の長女である眞子さま。しかし、お代替わりの一連の儀式が終わる2020年までご結婚は延期に。その後も、関連する儀式の延期が行われています。そんな中、2021年10月1日に宮内庁は、眞子さまが医師から複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)との診断を受けられたと発表しました。眞子さまの病名公表を受け、カズレーザーが報道のあり方に苦言同月4日に放送された情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、眞子さまの病名公表について報道。宮内庁によると、眞子さまはご自身やご家族、小室さんなどに対する誹謗中傷と感じられる出来事が続き、ストレスを感じていたといいます。コメンテーターであるお笑いコンビ『メイプル超合金』のカズレーザーさんは、今回の件に対して持論を展開しました。複雑性PTSDということで、長期間にわたっていろんな心労が続いた結果…みたいなのを最近拝読したんですけれども。これって小室さんの自宅とかまで我々(マスコミ)はカメラ持ってって、張ってたりしてたじゃないですか。それが多分ピークになって…まあ今は張ってないとは思うんですけれども。こうやって眞子さまの話をするってなって、「眞子さまはこういう症例、病状です」っていう原因として、「我々にも(原因が)あるんじゃないの?」って話は、やっぱするべきなんじゃないですかね。めざまし8ーより引用週刊誌やマスコミによって小室さんや一時金の件だけでなく、プライベートな話題や、真偽不明な情報まで拡散された眞子さま。それらの報道によって、ネットからはご結婚に関する話題が拡散され、いろいろな意見が飛び交うようになりました。カズレーザーさんは、「眞子さまの心労の原因が自分たちマスコミにもあるとして、今回の件に向き合うべきではないか」と真剣な表情でコメント。続いて、司会である俳優の谷原章介さんも、「報道のこれからの姿勢が問われると思います」とカズレーザーさんの意見に同意しました。情報番組に出演する立場でありながら、マスコミに反省をうながすコメントをしたカズレーザーさんに、ネットでは称賛する声が上がっています。・ちゃんと客観視して、報道のあり方について指摘するのは素晴らしい。・マスコミの報道を無視せず、あえて触れたのはえらいと思う。・正論。今回の件に関する報道や誹謗中傷は、あまりにも醜かった。今回の件に限らず、著名人を報道する際のプライバシー侵害には多くの人が疑問を呈しています。カズレーザーさんがいうように、報道に関わる人たちが問題視し、考えることが重要なのではないでしょうか。カズレーザーさんに関する記事はこちら[文・構成/grape編集部]
2021年10月04日2021年10月1日、宮内庁が、秋篠宮ご夫妻の長女・眞子様が同月26日に婚約内定相手の小室圭さんと結婚されるとして、正式に発表したことが分かりました。産経ニュースでは、今回の宮内庁の発表に関して、以下のように伝えています。宮内庁は1日、秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまが26日に婚約内定相手の小室圭さん(29)と結婚されると正式に発表した。眞子さまは同日、小室さんとともに記者会見に臨まれる。眞子さまのご意向も踏まえ、一般の結納に当たる「納采(のうさい)の儀」など結婚に関連する儀式は行わず、結婚で皇籍を離れる皇族に支給される一時金も支給しない見通し。眞子さまは小室さんとの婚姻届を自治体に提出した後、パスポートやビザを取得して米国で生活されるとみられている。産経ニュースーより引用2019年9月に婚約が内定していたものの、宮内庁は翌2020年に結婚に関連する儀式の延期を発表していました。延期が発表された後、小室さんはアメリカのニューヨークにあるロースクールに留学するため渡米。2021年9月27日に、約3年ぶりに帰国しました。今後、会見も行われる予定とのことで、小室さんと眞子様のコメントにも注目が集まります。[文・構成/grape編集部]
2021年10月01日9月6日、悠仁さまが15歳のお誕生日をお迎えになった。それを祝し、皇室ご一家の15歳のころを写真で振り返る。悠仁さまは誰に似てらっしゃる――?お誕生日に、悠仁さまが秋篠宮さまとご一緒に読まれていたのは『日本文化の起源』と『稲のアジア史』という本。稲作は皇室に深い縁があり、悠仁さまにとってアジアの米作りの歴史を学ばれることは、将来のお立場を考えると大変に重要なことだろう。今年3月には悠仁さまの作文「小笠原諸島を訪ねて」が、「子どもノンフィクション文学賞」で佳作を受賞。オンライン表彰式では悠仁さまも画面を通して「大変うれしく思います」と丁寧に挨拶された。現在、中学3年生。来春の高校進学を控え、2学期は大切な日々となる。
2021年09月11日皇族数の確保策、2案に絞り込み――。菅政権が設置した皇位継承のあり方に関する有識者会議は、皇族数の確保策として“女性皇族が結婚後も皇室にとどまる案”と“旧皇族の男系男子を養子に迎える案”を中心に議論する方針を固めたという。現在の皇室典範では、女性皇族は結婚に伴って皇室を離れることになっている。そのため女性皇族も「宮家」の当主として結婚後も皇室にとどまれるようにすることが検討されているのだ。ここで争点になっているのが配偶者となる一般男性と、子供の扱い。もし女性宮家が制度化されたあとに眞子さまと小室さんが結婚したなら、小室さんが皇族になるのでは――。そのような危惧が一部報道やSNS上でみられたが、有識者会議でも次のような発言があった。ヒアリングに呼ばれた漫画家の里中満智子氏は「女性皇族が結婚なさってその夫も皇族となれば、権威を得る手段として女性皇族を利用する男性が出現しないとは限らない」と発言。さらに櫻井よしこ氏も「女性皇族が一般の男性と結婚して女性宮家ができて、一般の男性が皇族になるというのは、今まで本当にどういう方か分からなかった方が皇族になるということだ」と危惧を表明した。「ヒアリングで反対論が続出したことを踏まえれば、仮に有識者会議が女性宮家創設を提言するとしても、女性皇族が皇室に残るだけにして、夫は民間人のまま、子供が生まれても皇族にはならないという形にするでしょう」(皇室担当記者)だが、宮内庁関係者は次のように語る。「小室さんが皇族になることに強い反発がありますが、“内親王の夫の一般人”となるのも問題です。皇族ならば品位を保持する義務がありますが、一般人であれば宮内庁が行動をコントロールすることは原則的にできません。一方で“内親王の夫”というポジションは手にするわけですから、その肩書を仕事に利用されてしまう可能性は十分にあります」イギリス王室に目を向ければ、メーガン妃は王室での経験を語る“暴露インタビュー”で注目を集め、“サセックス公爵夫人”という肩書で絵本も出版している。小室さんも、フォーダム大学入学時に“眞子内親王のフィアンセ”と大学のウェブサイトで紹介されていた。約650万円の学費が免除されたため“皇室利用”ではないかとの疑惑も浮上したほどだ。■眞子さまと小室さんの財布は別々にそんな小室さんが“自分も子供も皇族になれない”となれば、“皇族の夫”という肩書を最大限ビジネスに利用することに方針転換してもおかしくないだろう。さらには小室さんが皇族方のプライバシーの暴露にいたるような危険性があることは否めない。しかも “夫と子供を皇族にしない”という案には問題点が山積みなのだ。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんは語る。「女性皇族が皇室に残るということは、皇室の戸籍にあたる皇統譜に登録されたままということです。一方で夫や子が皇室に入らないということは、我々と同じ一般の戸籍に登録されることになるでしょう。つまり、戸籍は別々という“事実婚”になってしまいます。また、皇族の家族であっても、一般国民である夫や子が、国が用意した宮邸に住むことや、国家公務員である宮内庁職員にお世話されることは問題があります。さらに、皇族には国から“皇族としての”品位保持のために皇族費が支給されますが、これを一般国民である夫や子の生活のために使用することも問題です。夫婦間、親子間で財布を別々にする必要も出てくるでしょう」また、近現代の皇室に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんは「女性宮家の創設を認めても本来の課題はまったく解決されない」と指摘する。「皇室の喫緊の課題は、皇位継承者を確保することです。内親王や女王が結婚後も皇室に残ることになっても、皇位継承者の増加にはつながりません」小田部さんは、女性宮家や女系天皇反対論に小室さんの存在が利用されていることに警鐘を鳴らす。「小室さんは特殊な事例だと思います。女性皇族が結婚相手に選んだ一般男性が皇室に入るのはダメで、旧宮家の男系男子なら問題ないという発想は、一般国民に対する差別と言っていいでしょう。民間の男性が全員小室さんのように国民に不信感を与える人だという図式で語るべきではありません。小室さんをめぐるトラブルを利用した女系天皇反対論は政略的だと思います」皇室の存続に関わる議論さえ、1人の男性の存在に左右される現状に慄然とせざるをえない――。
2021年07月06日6月16日、眞子さまは香淳皇后の命日に東京都八王子市で行われた山陵例祭の儀に皇室を代表して臨まれた。眞子さまの皇居以外への公的な外出は、1月7日の昭和天皇の命日に武蔵陵墓地へお出かけ以来、約5カ月ぶりのこと。香淳皇后の眠る武蔵野東陵への拝礼を終えられた眞子さま。今回の昭和天皇のお妃・香淳皇后の陵墓へのご参拝で、今年は曽祖父母の両墓前にお参りされたことになるが、早ければ晩秋とも言われている小室圭さんとのご結婚についての奉告などもされたのだろうか。車でお帰りになるときのまなざしには、何かしらの決意が秘められているようだった。この日は皇居・宮中三殿でも香淳皇后例祭の儀が行われ、天皇皇后両陛下をはじめ、皇族方が参列された。
2021年06月25日