株式会社フェリシモが展開するユーモア雑貨ブランド『YOU+MORE!』は、「糸を引く!ネバネバ納豆パスケース」のウェブ予約販売を3月12日より開始しました。ユネスコ無形文化遺産に登録された世界的にも認知度の高い「和食」から、日本人になじみ深い納豆を選び、それを食べる様子をYOU+MORE!らしく表現したパスケースです。3本の細いリールを納豆のねばっと伸びる糸の部分に見立て、改札を通るたびに、納豆ご飯が糸を引く風景を楽しむことができます。いつものバッグに付けて、通勤や通学などお出かけのお供としてお楽しみください。ちょっとしたお土産やプレゼントなど、みんなで盛り上がるアイテムとしてもおすすめです。◆「糸を引く!ネバネバ納豆パスケース」をユーモアブログでチェック「糸を引く! ネバネバ納豆パスケース」ページふかっとかわいい半立体です。リールを伸ばすと白い糸が3本ねばーっと伸びます。裏側のポケットにICカードが入れられて、ファスナーの中はコインケースにもなっています。ほかほかの白いご飯はボア素材で立体的なデザインです。つややかな納豆部分は合皮素材にリアルなプリントで表現しました。糸(リール)は最長60cm伸びます。【NEW】YOU+MORE!糸を引く!ネバネバ納豆パスケース1個¥2,100(+税)商品の詳細とお申し込み◆そのほか『YOU+MORE!』のクスッと笑えるパスケースのシリーズをご紹介おやつに食らいついているハムスターの様子を再現したパスケースです。YOU+MORE!おやつ大好きくいしんぼうハムスターのリール付きパスケースの会月1個¥1,900(+税)商品の詳細とお申し込み柴犬がICカードをタッチしているように見えるパスケースです。YOU+MORE!柴犬がピッ!とタッチするシュルッと伸びるパスケースの会月1個¥1,800(+税)商品の詳細とお申し込み◆YOU+MORE![ユーモア]すっかり見慣れた日常が、もっと楽しく、もっと笑えるように。誰かと一緒にいる時間がもっとオモシロくなるユニークなアイテムをお届けする、フェリシモのユーモア雑貨ブランドです。・YOU+MORE!ウェブサイト:・Instagram:(@youmoremore)・Twitter:(@youmore_tw)・Facebook:(@felissimoyoumore)公式ハッシュタグ:#f_youmore◆お電話でのご注文・お問い合わせ0120-055-820(通話料無料)0570-005-820(通話料お客さま負担)(受付時間:月曜~金曜/午前9時~午後5時)※携帯電話など「0120」を利用できない場合は、「0570」で始まる番号をお使いください。※お客さまからのお電話は、ご注文の内容を確認・記録するために録音させていただいております。※「0570」通話料は20秒につき10円(税別)かかります。※PHS・一部のIP電話ではご利用できない場合があります。~ともにしあわせになるしあわせ「FELISSIMO[フェリシモ]」~ファッションや雑貨などの企画・販売を行う神戸の通販会社です。ひとりひとりがしあわせ共創の担い手となること、人をしあわせにする、人としあわせになる。自然と、社会としあわせになる。その経験価値をコアバリューとした「ともにしあわせになるしあわせ」を具現化する“社会性”“独創性”“事業性”の3つが交わる領域での事業活動を行っています。―会社概要―社名:株式会社フェリシモ本社所在地:〒650-0035神戸市中央区浪花町59番地代表者:代表取締役社長矢崎和彦証券コード:東証1部3396創立:1965年5月事業内容:自社開発商品をカタログやウェブサイトにて全国の生活者に販売するダイレクトマーケティング事業◆ウェブサイト>>◆会社案内(PDF)>>◆みなさまとともにしあわせ社会をめざす基金活動>>企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年04月06日株式会社フェリシモが展開する部活動『海とかもめ部™』は「海中世界が広がるガーゼバスタオル」と「やさしい海の世界のハンカチポーチ」のウェブ販売を3月9日から開始しています。水中写真家の鍵井靖章さんとのコラボ商品で、おしゃれなテキスタイルのような色彩あふれる海中写真をプリントした人気のシリーズです。バスタオルもハンカチポーチもガーゼとパイルのふたつの素材の心地よさで、日常からレジャーまで幅広く活躍します。ハンカチポーチは、ハンカチとしてはもちろん、ファスナー付きなのでポーチとしてもご使用いただけます。500mlのペットボトルを入れるのにもちょうどいい大きさです。まるで絵画のような色鮮やかな海の世界をお楽しみください。売り上げの一部はビーチクリーン活動など美しい海を守る「海基金」として運用されます。◆「海中世界が広がるガーゼバスタオル」を『海とかもめ部』の「かもめブログ」でチェック使うたびに海を感じる!海中世界が広がるガーゼバスタオルデザインは全部で4種類あります。毎月1種類ずつのお届けです。表はガーゼで裏はパイルの心地よい素材です。【NEW】海中世界が広がるガーゼバスタオルの会月1枚¥2,800(+税)→うち100円は「海基金」として運用されます。(基金部分は非課税)商品の詳細とお申し込み◆「やさしい海の世界のハンカチポーチ」を『海とかもめ部』の「かもめブログ」でチェックひとつで3役!海の世界のハンカチポーチデザインは4種類あって、毎月1種類ずつ届きます。二つ折りにするとガーゼハンカチとして使えます。500mlのペットボトルがちょうど入る大きさです。表はガーゼ、裏はパイルです。【NEW】やさしい海の世界のハンカチポーチの会月1個¥1,300(+税)→うち50円は「海基金」として運用されます。(基金部分は非課税)商品の詳細とお申し込み◆そのほかの鍵井靖章さんとコラボした『海とかもめ部』のおすすめ商品をご紹介サンゴの間をスイスイ泳ぐ魚の写真をプリントしたリール付きICカードケースです。海とかもめ部改札スイスイシュルッとパスケース1個¥3,800(+税)商品の詳細とお申し込み鍵井靖章さんの海の写真をプリントしたA4サイズが入るファイルケースです。海とかもめ部整とん上手なA4ファイルポーチの会月1個¥2,900(+税)商品の詳細とお申し込み◆海とかもめ部海好き・魚好きが集まって生まれた部活動。「海を楽しみながら、きれいにする」ことを目標に、商品企画やビーチクリーン、サイト運営などさまざまな活動を行っています。ウェブサイトには、商品販売のほか、水中写真家鍵井さんによるフォトブログやお子さんと一緒に歌って楽しく魚を覚えられる動画の配信、海の生き物4コマ漫画の連載など海好き・魚好きのみなさまに楽しんでいただけるさまざまなコンテンツがあります。・ウェブサイト>>・Instagram(@umitokamomebu)>>・Twitter(@umitokamomebu)>>・Facebook(@umitokamomebu)>>◆「海をきれいにする活動」について沖縄の美しい海を支える珊瑚礁を守るために、フェリシモは2010年に「海基金(旧沖縄サンゴ基金)」を開始。2018年4月からは「未来のたからものサンゴの森基金」と一緒になり、活動を広げています。サンゴ礁の再生に取り組むNPO主催によるサンゴの植え付けや、ビーチクリーン活動、海洋環境学習に活用されています。海をきれいにする活動◆お電話でのご注文・お問い合わせ0120-055-820(通話料無料)0570-005-820(通話料お客さま負担)(受付時間:月曜~金曜/午前9時~午後5時)※携帯電話など「0120」を利用できない場合は、「0570」で始まる番号をお使いください。※お客さまからのお電話は、ご注文の内容を確認・記録するために録音させていただいております。※「0570」通話料は20秒につき10円(税別)かかります。※PHS・一部のIP電話ではご利用できない場合があります。~ともにしあわせになるしあわせ「FELISSIMO[フェリシモ]」~ファッションや雑貨などの企画・販売を行う神戸の通販会社です。ひとりひとりがしあわせ共創の担い手となること、人をしあわせにする、人としあわせになる。自然と、社会としあわせになる。その経験価値をコアバリューとした「ともにしあわせになるしあわせ」を具現化する“社会性”“独創性”“事業性”の3つが交わる領域での事業活動を行っています。―会社概要―社名:株式会社フェリシモ本社所在地:〒650-0035神戸市中央区浪花町59番地代表者:代表取締役社長矢崎和彦証券コード:東証1部3396創立:1965年5月事業内容:自社開発商品をカタログやウェブサイトにて全国の生活者に販売するダイレクトマーケティング事業◆ウェブサイト>>◆会社案内(PDF)>>◆みなさまとともにしあわせ社会をめざす基金活動>>企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年03月24日株式会社フェリシモは、大人にも人気のキャラクター「リラックマ」の「手のひらサイズの本革二つ折り財布」「集めたくなるミニサイズ本革L字コインケース」「時間も文字確認もこれひとつルーペウォッチ」のウェブ販売を3月6日より開始しました。リラックマを型押しした本革の財布やミニマムなコインケースは、大人っぽい雰囲気で使いやすく、機能的にもすぐれたデザインになっています。用途にあわせて使い分けるのもおすすめです。ルーペウォッチは裏がコリラックマになったバッグチャームのようなデザインで、必要なときに文字や時間を確認できるので持ち歩くのに便利です。ご自分用にお使いいただくのはもちろん、リラックマファンの方への贈り物にもおすすめの3点です。デザインは3種類。左から〈ブラウン〉〈チョコブラウン〉〈キャメル〉です。使うほど手になじむ本革が落ち着いた雰囲気です。ファスナーの小銭入れと、カードが2枚入るポケット付きです。お札入れにもカードが2枚収納できます。【NEW】リラックマ手のひらサイズの本革二つ折り財布の会月1個¥2,900(+税)商品の詳細とお申し込みはこちらデザインは3種類。左から〈レッドブラウン〉〈カーキ〉〈グレーネイビー〉です。まち幅たっぷりで、500円玉が20枚も入ります。裏面にもリラックマの型押しがあり、手のひらに収まるミニサイズです。【NEW】リラックマ集めたくなるミニサイズ本革L字コインケースの会月1個¥2,300(+税)商品の詳細とお申し込みはこちらデザインは3種類。左から〈ベーシック〉〈おいしい〉〈おやすみ〉です。時計やルーペが傷つきにくいスライド式です。BACK長めのストラップ付きなので、バッグの持ち手に付けて文字も時間もいつでもチェックできます。【NEW】リラックマ時間も文字確認もこれひとつルーペウォッチの会月1個¥2,950(+税)商品の詳細とお申し込みはこちら◆そのほかのリラックマとコラボしたシリーズをご紹介A4ファイルがすっぽり入るサイズのポーチです。リラックマ整とん上手なA4ファイルポーチの会月1個¥2,900(+税)商品の詳細とお申し込みはこちらカードとかぎをまとめられるリール付きのキーケースです。通勤もリラックマと一緒ICカードも入るリール付きキーケースの会月1個¥2,400(+税)商品の詳細とお申し込みはこちら◆お電話でのご注文・お問い合わせ0120-055-820(通話料無料)0570-005-820(通話料お客さま負担)(受付時間:月曜~金曜/午前9時~午後5時)※携帯電話など「0120」を利用できない場合は、「0570」で始まる番号をお使いください。※お客さまからのお電話は、ご注文の内容を確認・記録するために録音させていただいております。※「0570」通話料は20秒につき10円(税別)かかります。※PHS・一部のIP電話ではご利用できない場合があります。~ともにしあわせになるしあわせ「FELISSIMO[フェリシモ]」~ファッションや雑貨などの企画・販売を行う神戸の通販会社です。ひとりひとりがしあわせ共創の担い手となること、人をしあわせにする、人としあわせになる。自然と、社会としあわせになる。その経験価値をコアバリューとした「ともにしあわせになるしあわせ」を具現化する“社会性”“独創性”“事業性”の3つが交わる領域での事業活動を行っています。―会社概要―社名:株式会社フェリシモ本社所在地:〒650-0035神戸市中央区浪花町59番地代表者:代表取締役社長矢崎和彦証券コード:東証1部3396創立:1965年5月事業内容:自社開発商品をカタログやウェブサイトにて全国の生活者に販売するダイレクトマーケティング事業◆ウェブサイト>>◆会社案内(PDF)>>◆みなさまとともにしあわせ社会をめざす基金活動>>企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年03月23日株式会社フェリシモが展開する『フェリシモ猫部™』は、「ゴクゴク飲むにゃ!子猫ミルクバニティ―ポーチ」のウェブ販売を2月25日より開始しています。海外のおしゃれな子猫用ミルク缶を思わせるようなバニティ―ポーチです。高さのあるボトルもすっぽり入る大きさで、スキンケアに必要なアイテムをすっきりまとめることができます。デザインは〈キジトラ〉〈白猫〉〈茶白〉〈ハチワレ〉の4種類です。持ち運びに便利な持ち手も付いていて、そのままお出かけや旅行に持っていくこともできます。猫好きな方へのプレゼントにもおすすめです。販売価格の一部は飼い主のいない動物の保護と里親探し活動、野良猫の過剰繁殖防止活動、災害時の動物保護活動などに活用されます。◆「ゴクゴク飲むにゃ!子猫ミルクバニティーポーチ」を「猫ブログ」でチェック猫ブログはこちら・デザインは4種類〈キジトラ〉〈白猫〉※左から〈茶白〉〈ハチワレ〉※左からBACK※裏側もミルク缶風デザインです。ラベル風デザインの文字は英文と見せかけて、遊びゴコロのあるローマ字表記です。仕分けに便利な内ポケットも充実しています。ふたの裏にはメッシュポケットもあって、ヘアピンなど小さなものを入れるのに最適です。スキンケアアイテムなどがたっぷり入る大きさです。内側側面にもスティックタイプのコスメ用の収納に便利なミニポケット付き。スキンケアアイテムやメイク道具を一式まるっと収納できる大容量サイズです。持ち手付きなので運びやすく、おうちの好きな場所、外出先など場所を選ばず活躍します。【NEW】ゴクゴク飲むにゃ!子猫ミルクバニティーポーチの会月1個¥2,800(+税)→うち84円は「フェリシモの猫基金」として運用されます。(基金部分は非課税)商品の詳細とお申し込みはこちら◆そのほか、海外キャットフード風デザインの商品をご紹介海外製キャットフードのようなデザインのファイルポーチです。カリカリタイムだにゃ!キャットフードファイルポーチの会月1個¥2,500(+税)商品の詳細とお申し込みはこちら海外のチューブタイプの猫用おやつのようなポーチです。おなかがすいてきちゃうにゃん!猫のおやつチューブポーチの会月1個¥1,850(+税)商品の詳細とお申し込み◆フェリシモ猫部™2010年9月から活動している、猫好きが集まる部活動。「猫と人がともにしあわせに暮らせる社会」を目指して、みなさまの声をとり入れながら、基金付きのオリジナル猫グッズを企画開発しています。WEBサイトには、猫グッズの販売のほか、毎日変わる「今日のにゃんこ」、「猫ブログ」の連載、猫写真専門のSNS「猫部トーク」、基金の活用情報など、猫好きのみなさまに楽しんでいただけるさまざまなコンテンツがあります。また、毎月100円「フェリシモわんにゃん基金」や、フェリシモのお買い物ポイント“メリーポイント”を使って「わんにゃん支援活動」に参加いただくこともできます。・ウェブサイト>>・猫専用SNS「猫部トーク」>>・Twitter(@felissimonekobu)>>・Facebook(@felissimonekobu)>>・Instagram(@felissimonekobu)>>※「猫部®」は株式会社フェリシモの登録商標です。◆「わんにゃん支援活動」について日本では、1年で7,687頭の犬と、30,757頭の猫がさつ処分されています(※平成30年度環境省「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」)。飼い主に捨てられたり、災害時に取り残されたり、地域で猫が過剰繁殖する問題もあります。フェリシモでは、この問題を解決したいというお客さまのたくさんのお声を受け、犬猫の保護と里親探し活動、猫の過剰繁殖防止活動を支援する基金を設立しています。わんにゃん支援活動 HPはこちら◆お電話でのご注文・お問い合わせ0120-055-820(通話料無料)0570-005-820(通話料お客さま負担)(受付時間:月曜~金曜/午前9時~午後5時)※携帯電話など「0120」を利用できない場合は、「0570」で始まる番号をお使いください。※お客さまからのお電話は、ご注文の内容を確認・記録するために録音させていただいております。※「0570」通話料は20秒につき10円(税別)かかります。※PHS・一部のIP電話ではご利用できない場合があります。~ともにしあわせになるしあわせ「FELISSIMO[フェリシモ]」~ファッションや雑貨などの企画・販売を行う神戸の通販会社です。ひとりひとりがしあわせ共創の担い手となること、人をしあわせにする、人としあわせになる。自然と、社会としあわせになる。その経験価値をコアバリューとした「ともにしあわせになるしあわせ」を具現化する“社会性”“独創性”“事業性”の3つが交わる領域での事業活動を行っています。―会社概要―社名:株式会社フェリシモ本社所在地:〒650-0035神戸市中央区浪花町59番地代表者:代表取締役社長矢崎和彦証券コード:東証1部3396創立:1965年5月事業内容:自社開発商品をカタログやウェブサイトにて全国の生活者に販売するダイレクトマーケティング事業◆ウェブサイト>>◆会社案内(PDF)>>◆みなさまとともにしあわせ社会をめざす基金活動>>企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年03月09日3月20日公開の映画『弥生、三月-君を愛した30年-』の完成披露試写会が19日、都内で行われ、波瑠、成田凌、岡田健史、小澤征悦、黒木瞳、遊川和彦監督が出席した。『家政婦のミタ』や『過保護のカホコ』(ともに日本テレビ系)など多くのヒットドラマを生み出してきた脚本家・遊川和彦が、オリジナル脚本・監督を務めた本作。"ふたりの男女の30年間を3月だけで紡ぐ"というラブストーリーで、昭和~平成~令和と時代をまたぎ、運命に翻ろうされながらも愛を紡いでいく弥生(波瑠)と太郎(成田凌)の半生を描く。主演の波瑠は、遊川監督から熱望されてオファーを受けたそうで、「脚本を読んで感動したのと同時に、弥生という役にハードルの高さを感じました。東北の大震災も描かれていて、期間が空いているから映画を入れようという感覚で受けてはいけないと思いました」と遊川監督に直接会って辞退を申し入れたが、「遊川監督がどれだけこの作品に情熱を入れているのかに気づいて、難しいかもしれないがこんな機会はないと思い、最終的にやらせてもらいますとお答えしました。熱意に負けてしまいました」と翻意してオファーを受けたという。初めて組んだ遊川監督との仕事は「それを話そうと思ったらたくさんあって時間が足りません」と含みを持たせながら「最初に遊川組の洗礼と思ったのが、衣装合わせが9時間掛かっても終わらかなったんです。現場が始まってからも髪の毛とかずっと調整が続いていて、これは遊川組の洗礼かと思い、脱いでは着る、脱いでは着るとロボットのようになっていましたね(笑)」と告白。そんな波瑠について相手役の成田は「監督と意見を言い合っているんですよ。正義と正義がぶつかり合っているのをちょっと離れて見ていました。2人とも言っていることが分かるから、交わるのは大変だな~と思いながら見てました(笑)」と明かすと、隣にいた波瑠は苦笑いを浮かべていた。30年が経過しても変わらない難しさを描いた本作。それにちなみ「今までの人生で変わらず大事にしてきたものは? これから人生で変わらずに大切にしていきたいものは?」という質問に波瑠は「気をつけているし変わらずにいきたいのは、普通で居続けようとすること。(役者は)ちょっと変わったお仕事で毎日同じ場所に行く訳でもないし、いつも始まりと終わりがあってその繰り返しで感情を使ったりします。特別に見えると思うんですが、その特別な作業は色んな人が共感できるような人を表現しなくてはいけないので、普通でいるということを心掛けたいと思っています」と回答していた。映画『弥生、三月-君を愛した30年-』は、3月20日より全国公開。
2020年02月20日『家政婦のミタ』『過保護のカホコ』、そして『同期のサクラ』など、多くのヒットドラマを生み出してきた脚本家・遊川和彦による第2回監督作品『弥生、三月 -君を愛した30年-』が、3月20日(金)に全国公開される。この度、波瑠が演じる、主人公の場面写真が公開された。本作は、完全オリジナル脚本による物語。“ふたりの男女の30年間を3月だけで紡ぐ”という、斬新なラブストーリーだ。弥生の運命の人である山田太郎(やまだたろう)・通称サンタを演じるのは、成田凌。命を落とすふたりの親友・サクラ役に杉咲花、『中学聖日記』でデビューを果たした岡田健史が映画に初出演する。さらに、小澤征悦、黒木瞳といった実力派俳優陣が脇を固める。公開された画像は、制服に身を包み、笑顔で未来に期待を寄せている10代の弥生。そして、病気により若くして命を落としてしまった親友のサクラからのメッセージの入ったカセットテープを聞く40代の弥生の姿。波瑠はひとりで、弥生の生きた30年間を演じきっている。弥生は、周囲に嫌われることも厭わず、自分の正しいと思ったことを貫き通す芯の強い女性。監督を務めた遊川は波瑠について、「とても難しい役だと思っていたけれど、本当に彼女にピッタリだと思いました。彼女からは愛を感じるし、積極性もある。想像以上にすごい人でした」と絶賛。それに対し波瑠は、「遊川さんが書かれる台詞は、とても真っ直ぐで、ただ言うだけではいけないというのが難しいんですよね。その台詞の向こう側に、どんな思いがあるのか。ちゃんと考えないと、ただの直球にしかならないんです。苦労しましたが、濃厚な時間でした」と遊川作品だからこその苦労を語っている。『弥生、三月 -君を愛した30年-』3月20日(金)全国公開
2020年02月18日株式会社フェリシモが展開する『フェリシモ猫部™』は、「遊びに来たニャ!気ままに過ごすにゃんこ歯ブラシ」のウェブ販売を12月23日より開始しています。歯ブラシに描かれた自由気ままな猫たちの姿が毎日楽しめる歯ブラシです。柄の部分が透明なので、気になるうしろ姿をひっくり返してみると、魚に夢中だったりガラス越しにこちらを見ていたり、網戸を登っていたりと、猫あるあるなしぐさを両面から見ることができます。デザインは3柄、各2本の6本セットです。ご自宅用としてはもちろん、猫友さんへのちょっとしたプレゼントにもおすすめです。販売価格の一部は飼い主のいない動物の保護と里親探し活動、野良猫の過剰繁殖防止活動、災害時の動物保護活動などに活用されます。◆「遊びに来たニャ!気ままに過ごすにゃんこ歯ブラシ」を「猫ブログ」でチェック>>猫ブログ水槽に夢中な猫や、ガラス越しの猫、網戸をよじよじ登る猫など、猫あるあるを詰め込んだ歯ブラシ。透明の柄を生かした、表からも裏からもかわいい猫が観察できるデザインにご注目!水槽に夢中な猫お魚を捕まえようと必死な茶トラ猫さんが透明歯ブラシ越しに見えます。ガラス越しの猫ガラスのテーブルに乗った猫さんを下からのぞいているイメージ。ガラスに押し付けられてムニっとなったからだがポイント。網戸クライミング猫網戸をよじよじクライミングする子猫が2匹。キトンブルーの瞳がポイント。1セット3柄、各2本6本入り。かわいいだけじゃなく機能性も重視。歯ブラシは歯医者さんといっしょに作っています。歯みがきするたび猫と目が合うしあわせ……!気ままに過ごす猫の姿で、毎日の歯みがきタイムでいやされてくださいね。【NEW】遊びに来たニャ!気ままに過ごすにゃんこ歯ブラシの会月1セット¥1,400(+税)→うち42円は「フェリシモの猫基金」として運用されます。(基金部分は非課税)商品の詳細とお申し込み◆そのほか、かわいい猫たちのリアルな姿が見られる商品をご紹介網戸によじ登りたがる猫あるあるを再現したトートバッグです。うんしょうんしょと子猫がよじ登る網戸トートの会月1個¥3,100(+税)商品の詳細とお申し込み水槽の中をゆらゆらと泳ぐお魚をのぞき込む猫の姿を再現したグラスです。おいしそうだニャ~猫さん夢の水族館グラスの会月1個¥950(+税)商品の詳細とお申し込み◆フェリシモ猫部™2010年9月から活動している、猫好きが集まる部活動。「猫と人がともにしあわせに暮らせる社会」を目指して、みなさまの声をとり入れながら、基金付きのオリジナル猫グッズを企画開発しています。WEBサイトには、猫グッズの販売のほか、毎日変わる「今日のにゃんこ」、「猫ブログ」の連載、猫写真専門のSNS「猫部トーク」、基金の活用情報など、猫好きのみなさまに楽しんでいただけるさまざまなコンテンツがあります。また、毎月100円「フェリシモわんにゃん基金」や、フェリシモのお買い物ポイント“メリーポイント”を使って「わんにゃん支援活動」に参加いただくこともできます。・ウェブサイト>>・猫専用SNS「猫部トーク」>>・Twitter(@felissimonekobu)>>・Facebook(@felissimonekobu)>>・Instagram(@felissimonekobu)>>※「猫部®」は株式会社フェリシモの登録商標です。◆「わんにゃん支援活動」について日本では、1年で約8,000頭の犬と、約3.5万頭の猫がさつ処分(※平成29年度環境省「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」)されています。飼い主に捨てられたり、災害時に取り残されたり、地域で猫が過剰繁殖する問題もあります。フェリシモでは、この問題を解決したいというお客さまのたくさんのお声を受け、犬猫の保護と里親探し活動、猫の過剰繁殖防止活動を支援する基金を設立しています。「わんにゃん支援活動」◆お電話でのご注文・お問い合わせ0120-055-820(通話料無料)0570-005-820(通話料お客さま負担)(受付時間:月曜~金曜/午前9時~午後5時)※携帯電話など「0120」を利用できない場合は、「0570」で始まる番号をお使いください。※お客さまからのお電話は、ご注文の内容を確認・記録するために録音させていただいております。※「0570」通話料は20秒につき10円(税別)かかります。※PHS・一部のIP電話ではご利用できない場合があります。~ともにしあわせになるしあわせ「FELISSIMO[フェリシモ]」~ファッションや雑貨などの企画・販売を行う神戸の通販会社です。ひとりひとりがしあわせ共創の担い手となること、人をしあわせにする、人としあわせになる。自然と、社会としあわせになる。その経験価値をコアバリューとした「ともにしあわせになるしあわせ」を具現化する“社会性”“独創性”“事業性”の3つが交わる領域での事業活動を行っています。―会社概要―社名:株式会社フェリシモ本社所在地:〒650-0035神戸市中央区浪花町59番地代表者:代表取締役社長矢崎和彦証券コード:東証1部3396創立:1965年5月事業内容:自社開発商品をカタログやウェブサイトにて全国の生活者に販売するダイレクトマーケティング事業◆ウェブサイト>>◆会社案内(PDF)>>◆みなさまとともにしあわせ社会をめざす基金活動>>企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年01月15日俳優の矢崎広と生駒里奈が7日、東京・サンシャイン劇場にて行われた舞台『モマの火星探検記』公開ゲネプロに登場し、毛利衛(原作)、毛利亘宏(少年車中 / 脚色・演出)とともに取材に応じた。同作は宇宙飛行士の毛利衛氏が書いた児童文学『モマの火星探検記』を舞台化。宇宙へ2度行った毛利衛氏ならではの生命観、地球観、宇宙観から、人類史上初めて火星に到達した主人公「モマ」が少年時代の自分に語りかけながら火星での冒険を振り返る物語となっている。その物語と、少年社中が過去に上演した、仲間とロケット作りをする少女「ユーリ」が宇宙を夢見る物語『ハイレゾ』をミックスし、新たな物語として2012年に初演、2017年7月に再演を行い、大好評にて幕を降ろした少年社中の代表作品の一つとなっている。主演の矢崎は、「計り知れない宇宙飛行士という役をやらせていただいていますが、それに演劇的に挑む、宇宙を演劇で目指すということで、今日のゲネプロで一つ僕たちの宇宙がどんと広がったなという手応えがあったので、初日が楽しみです」と頼もしい様子。さらに「プロポーズで振られて狂っちゃうシーンがあるんですけど、初演の時に『このシーン大丈夫かな』と思って、ゲネプロの時に皆様に笑っていただいて、自信になったんですね。今日もけっこう笑い声が聞こえたので、皆さんのおかげで安心して本番に迎えるかなと思います」と自信を見せた。もう1人の主演となる生駒は、「前回は20歳の時に演じてて、今回は24歳で、やっててめちゃくちゃ難しくて、20際の私は本当に赤ちゃんだったんだなと思って、どうやって演じるかという悩みをやっと通ったかな。まだきっと悩むと思うんですけど」と振り返る。「夢を追いかけることは本当に素晴らしいことなんだとって、私たちを見て感じていただけたらなと思います」とメッセージを贈る。存在感も増したと評判の生駒の演技について、矢崎は「前回もすばらしかったんですけど、初演から再演までの間に、生駒さんの舞台を経験したりしてきたというのを、稽古場でものすごく感じました」と太鼓判。「前回は一生懸命ユーリをやってるという感じだったんですけど、今回はユーリと生駒さんが合体して、またすごいユーリになってる。稽古の初日から感じたので、それがどう伝わっていくのか楽しみです」と期待を寄せた。舞台の中で印象的な言葉について聞かれると、毛利亘宏は「『つながっている』ということが、僕にとって重い言葉で、子供の頃に毛利衛さんにあこがえれて宇宙を夢見たというところから全てが始まって、こうやって矢崎さんや生駒さん、素晴らしい仲間と会っている。今日この場にいることがすごくつながってるなと感じたられることです」としみじみ。一方の毛利衛は「宇宙から地球を実際に見て、全ての貴重な心も生物も全てここでしか生きられないというつながりがあるんだということ、40億年にもわたって生き物はつながってきてると実感した」と明かす。「明日にでもどうなるかといういろんなことを抱えてます。環境問題、人工知能、ゲノム、戦争、そういうものが全てつながって生きて乗り越えるというメッセージが、今回の舞台ですごく響いたんですね」と述懐。「原作ではたくさん込めたかったんですけど、なんせ科学者なので、多くの人にはなかなか伝わらなかったんですけど、この舞台だと、本当にたくさんの人に本当の意味をわかってもらえるということで、とにかく嬉しいの一言につきます」と舞台を絶賛した。さらに毛利衛は「『持続可能な』という言葉や、国連の『SDGs』という言葉が流行って、世界をあげてそちらの方に向かうんじゃないか。そういうメッセージがこの舞台にもあると思うので、世界中の人に見てもらえるといいかな。日本だけじゃないと思います」と賛辞を贈った。東京公演はサンシャイン劇場にて1月7日〜20日、愛知公演は岡崎市民会館にて2月1日〜2日、大阪公演はサンケイホールブリーゼにて2月7日〜2月11日。福岡公演は福岡市民会館2月15日〜16日。井俣太良ら少年社中の劇団員11名、諸星翔希、松村龍之介、山崎大輝、伊藤昌弘、鎌苅健太、赤澤燈、鈴木勝吾、小須田康人、田村颯大・永島叶和(Wキャスト)が出演する。
2020年01月07日「家政婦のミタ」「過保護のカホコ」の遊川和彦が、『恋妻家宮本』に続き第2回監督作品『弥生、三月 -君を愛した30年-』を製作。波瑠と成田凌、映画初共演となる2人をW主演に迎え、“3月の31日間”だけを切り取った、30年のラブストーリーを描く。遊川監督完全オリジナルとなる本作の物語は、ある年の3月1日、3月2日、3月3日とカレンダーがめくられるように、そして時代を飛び越えて描かれていく。高校時代に親友を病気で亡くした弥生と太郎。その後、お互いの想いを秘めたまま別々の人生を歩んで行く。子どもの頃に描いた夢に挑み、結婚相手を見付け子どもが産まれ…。しかし人生は順風満帆では無く、離婚を経験し、災害に巻き込まれ、配偶者を無くし、子どもの頃に抱いていた夢は断たれてしまう。そんな人生の起伏にいつも傍に居てくれて手を差し伸べてくれたのは“あなた”だった――。激動の30年。「3月の31日間」だけを切り取った誰も観たことのないラブストーリー。物語のラスト(3月31日)、人生の意味に涙する…。現在「G線上のあなたと私」に出演中の波瑠さんが演じるのは、正しいことにまっすぐ突き進み、強い信念を持つ結城弥生。『さよならくちびる』「人は見た目が100パーセント」「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season」などに出演する成田さんが、周りに流される弱さを抱えつつも、大切なひと・弥生を人生かけて支えていくもうひとりの主人公・山田太郎を演じる。今回波瑠さんは「実はオファーを受けるかどうか迷っていました」と言い、その理由を「私がこの作品を背負える自信がありませんでした」と語る。しかし、「迷いのなかで遊川さんにお会いした際、監督の熱い想いに心を動かされ、私は弥生を演じることを決めました」と決定した経緯を明かす。また今回主演の2人は映画ドラマを通して初共演。「成田さんは柔らかい雰囲気を持った男性でした。とても人懐っこく、憎めない愛嬌のあるサンタ(太郎)に合っていたように思います」と印象を述べた。そして成田さんは「3月1日から3月31日までの話です。16歳から50歳までの話です。男女二人の、人生の話です。純粋でいる事、素直である事、強くある事、色々な事を弥生から学びました。遊川監督、波瑠さんはじめ、素敵なスタッフ、キャストと、丁寧につくりました『弥生、三月』。ご期待下さい」とメッセージを寄せている。さらに、弥生と太郎の親友で若くして命を落とす高校生・渡辺サクラを杉咲花。太郎と深く関係のある青年・あゆむを、「中学聖日記」に出演、映画は初出演となる岡田健史。人格者で弥生の配偶者となるが、ある事故に巻き込まれる白井卓磨を、「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」では波瑠さんと兄妹役を演じた小澤征悦。太郎の母・真理亜を黒木瞳が演じる。『弥生、三月 -君を愛した30年-』は2020年3月20日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2019年10月28日昨年、兵庫で大好評を博したリーディングシアター『レイモンド・カーヴァーの世界』が今年は兵庫と東京で上演される。昨年から続投の手塚とおる、新たに仲村トオル、矢崎広、平田満を迎え、公演日ごとに組み合わせを変えながら各回2名が出演。村上春樹が翻訳した、レイモンド・カーヴァーのシュールでミステリアスな短編を朗読する。「大先輩と同じ座組で大変光栄に思います」と恐縮する唯一の30代、矢崎広。どうしようもない男女のすれ違いや破綻を描いた作品群の中から、当日は『収集』『菓子袋』の2編を物語る。リーディング・シアター「レイモンド・カーヴァーの世界」チケット情報カーヴァーは80年代のアメリカ文学界にカルト的影響を与え、ピューリッツァー賞の候補にもなった作家であり詩人。『収集』は失業中の男と不在の妻を訪ねてきた見知らぬ男との何気ない会話を描写する。一方の『菓子袋』は離婚した父を成人した息子が訪ねたときの回想録だ。矢崎はレイモンド・カーヴァーの世界に初めて触れ、その“分からなさ”に早くも虜になったという。「これは原作者と訳された村上春樹さんおふたりのすごさだと思います。例えば『菓子袋』なら話している父親や聞いている息子の顔、菓子袋を持つ手の表情までが浮かんでくる。描写力のすごさが想像力を掻き立て、なぜ父はこのタイミングで息子にこの話をしたのか、とか。謎解きの要領で読んでいくと最後は迷路に迷いこむ。その感覚が面白いですね」。出演作は「血が騒ぐか否か」で見極めるという、デビュー15周年の矢崎広。近年はミュージカル『ジャージー・ボーイズ』、『ライムライト』など注目作への出演が続き、存在感を増している。「年々演じる役の大きさに追い付け追い越せという思い。同時に役が付くこと自体有り難いことなので。今の自分はどんな役でも“やってやるぞ!”という気持ちです」。今回も気合十分に挑むつもりだ。「本作への出演が決まると、知人から『やるんだってね。がんばってね。いや、社交辞令じゃなく本当にがんばってね!』と、少し怖くなるぐらいのテンションで激励を受けました(笑)。レイモンド・カーヴァーに思い入れの強い方が他にもたくさんいることを実感したので、その方たちの思いにも応えたいと思います」。カーヴァーは中高年の悲哀に敏感で、行間からその年代特有の悲しみや寂しさの余韻が溢れだす。演出の谷賢一いわく「人生に疲れたことのある聴き手の心にそっと寄り添う」リーディング公演となりそうだ。「読者に答えが委ねられるような作風でもあり、見終わった後に自問自答したり、隣席の方と語り合いたくなる。演劇が好きな方はもちろん、普段は興味がないという方も構えずにお越しいただければ、この楽しくも頭がむず痒くなるような世界から抜け出せなくなると思います」。公演は5月25日(土)・26日(日)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、5 月30日(木)から6月2日(日)まで東京・六本木トリコロールシアターにて上演。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2019年05月14日『スイートリトルライズ』『無伴奏』などを手掛ける矢崎仁司監督の最新作、安藤政信主演『スティルライフオブメモリーズ』が、3月9日(金)より開催される「第13回大阪アジアン映画祭」に出品、ワールドプレミア上映されることが決定した。あらすじ東京のフォトギャラリーで、新進気鋭の若手写真家、春馬の写真展が開催されている。山梨県立写真美術館のキュレーター、怜は、たまたま入ったギャラリーで春馬の写真に心奪われる。翌日、怜は春馬に連絡をとり、撮影を依頼する。怜が撮ってほしいと切り出したのは…。突然の依頼に戸惑う春馬だったが、アトリエが夕陽に包まれたとき、怜に向けてシャッターを切る。撮影を通して惹かれ合うようになる春馬と怜。やがて、妊娠中の春馬の恋人、夏生も、怜の存在を知ることになり、男女3人は衝撃的な結末へと向かっていく…。すべての物語が終わったあと、春馬が撮った怜の写真が数十枚流れ、画面は静かに燃え上がる。本作は、主演の安藤さん演じる写真家・春馬と、撮らせる女性キュレーターの関係を題材にした、スキャンダラスで衝撃的な意欲作。原作は、四方田犬彦の「映像要理」。フランスの写真家アンリ・マッケローニの写真集より、一つとして同じものがない女性の肉体の豊かな表情と神々しさ、そしてマッケローニと自らを撮らせ続けた彼の愛人が過ごした2年間に触発され、今回この映画を企画したそうだ。矢崎監督作品へ出演するのは、『ストロベリーショートケイクス』に次ぎ2作目となる安藤さんのほか、キャストには永夏子、松田リマ、ヴィヴィアン佐藤、伊藤清美、四方田犬彦らが出演している。『スティルライフオブメモリーズ』は7月21日(土)より新宿K’s cinemaにて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月01日矢崎広、柳下大、小川ゲン、佐野岳という今注目の若手俳優による4人芝居『Shakespeare’s R&J~シェイクスピアのロミオとジュリエット~』が1月19日(金)に開幕する。出演者4人に話を聞いた。舞台「Shakespeare’S r&J」チケット情報本作は、アメリカの劇作家ジョー・カラルコが不朽の名作『ロミオとジュリエット』を斬新な発想で脚色し、世界的に話題を集めた戯曲。厳格なカソリックの男子高校生4人が寄宿舎を抜け出し、禁断の書に定められた『ロミオとジュリエット』のページを開く――というストーリーで、演出は新国立劇場演劇研修所のコーチを務め、自身のユニットでも作品を発表している田中麻衣子。「シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』をやるわけではないことは、観に来る方に知っておいてもらいたいです」と柳下。4人の役名は<学生1><学生2><学生3><学生4>。名もなき彼らが夜中にこっそりと起き出し、はちきれんばかりの好奇心で『ロミオとジュリエット』を演じ始める。しかし、「やっぱりシェイクスピアの言葉は強い。引っ張られちゃいます」(佐野)と、油断すると『ロミオとジュリエット』をそのまま演じてしまう苦労を語る4人。彼らがみせたいのはそこではないのだ。「寄宿舎の同じ部屋で暮らしている男子学生4人が、この本を手にすることで、しまっていた感情や想いがどんどん溢れていく。それをお客様に覗き見していただくような作品です」(矢崎)。「かなりしっかり掘って、その下でみんなでつながっていかないとうまく見せられないのかなと思っています。だから稽古場ではその性格や関係性を掘り下げる作業をしています」(佐野)。取材は稽古が始まって2週間というタイミングであったが「なかなかカタチにならないというか。けっこうたくさんこねてるんですけど、ひとつ作っては壊し、ひとつ作っては壊し、みたいな。本当にいろんな解釈、方向性、見せ方があるので」(矢崎)、「これからは、すごく細かい作業、例えば声のボリュームだったり、誰を見る見ないだったり、物を取る仕草、座る姿勢…そういう部分を詰めていくことになると思います。本当にちょっとしたことの積み重ねです」(柳下)と繊細に、けれど頑丈に稽古を重ねていた。“学生”の“芝居”という二重構造だが「さらにもう一個層があるというか。『ロミオとジュリエット』を演じている学生たちを僕たちが演じてるっていう。やっぱり身体も精神も変えられないから、完全に学生を演じようとしても滲み出るものは必ずあるので。だからこそ、その俳優がやる意味がある。そういうところも面白いんじゃないかなと思います」(小川)。公演は1月19日(金)から 2月4日(日)まで東京・シアタートラムにて。1月23日(火)・30日(火)アフタートークあり。取材・文:中川實穗
2018年01月16日今注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回登場してくれたのは、女優の矢崎希菜さんです。特技の阿波踊りとモノマネを武器に夢だった女優の道を突き進みます!意外な場所でスカウトされ、デビューした矢崎さん。「中学3年生のとき、地元の夏祭りで。こんなところで?!と、びっくりしたけど、女優の仕事に憧れていたので嬉しかったです。学生のうちに学園モノ、朝ドラに出るのが目標!」。特技は11年間続けている阿波踊り。「飽きっぽいのに、これはずっと続いています。お祭りで家族みんなと踊るのが楽しいんです♪」。さらに、もうひとつの特技はモノマネだそう。「とあるオーディションのときもモノマネで笑いをとりました(笑)。受かってよかった~!」ミステリー小説にハマっています!色々読むけど、特に湊かなえさんの小説が好き。いつか演じてみたいです。ついつい集めちゃう大ぶりのイヤリング。新宿ルミネエストに約300円で買えるお店があるのでよく行っています。お肉は3日間連続で食べても飽きません!上ミノや赤身肉が好き。胃がもたれるのでさっぱり系を希望です(笑)。やざき・きな2001年生まれ。高い演技力と透明感あるルックスが話題となり、映画、TV、CM、舞台、雑誌と幅広く活躍中。宮城県発信映画『君の笑顔に会いたくて』にも出演している。※『anan』2017年11月8日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花
2017年11月06日目黒区美術館開館30周年記念「日本パステル畫事始め―武内鶴之助と矢崎千代二、二人の先駆者を中心に」が、10月14日から11月26日に開催される。現在の『ゴンドラ』パステル顔料を主体とする素材を棒状に固めたパステルは、描く際には粉状となり、ベースとなる紙の上にようやくとどまった状態に。そこから、原色、中間色ともに「美しい直接的な発色」、乾燥時間のない「速写性」という二つの大きな特色が生まれる。時に儚ささえ思わせる豊かな中間色の美しい発色や独特の「風合い」など一般にもその魅力の一端は知られていて、「パステルカラー」という言い方も定着しているが、時に油彩をも駕するような、本来の多彩な描写の可能性が広く知られてきたとは言えず、パステル類から派生して教育用途で親しまれている普及的な画材と混同されることも少なくない。本展では、そんな明治期に伝えられた画材のひとつ“知られざる画材、パステル”に魅せられて多くの作品を残した二人の近代日本の画家、矢崎千代二と武内鶴之助を中心に紹介する。豊かで繊細な色彩を緻密な作品のなかに活かしきった武内、世界各地のいきいきとした情景を、速写を武器に描いた矢崎、パステルへの取り組みは異なるが、二人がそれぞれ研究や探求を重ねて生み出した多彩な表現はパステルという画材の幅広さと奥深さを如実に示している。そして、二人の個性的な試みの数々と彼らが関わったパステルの普及活動や、特に矢崎が深くかかわったパステル国産化への道程は近代の日本人が海外から移入された素材や方法論を独自のものとしていった興味深い例でもある。ほぼ同時代を生きた二人の画家は、これまでも美術館等での紹介があり(目黒区美術館が1993年に開催した武内鶴之助の回顧展『パステルのモノローグ』もそのひとつ)、コレクターはじめ愛好する人々も決して少なくはない。しかし、明治以来の性急ともいえる「日本近代洋画」の歩みのなかで、彼らとその作品の魅力が広く知られることなく今日に至っているのはパステルという画材そのものの我が国における歴史ともどこか重なる。本展を通じてステルという知られざる画材について、そしてともに同時代の人々に愛された二人の画家の画業に改めて注目したい。矢崎千代二 《リオデジャネイロ風景》 制作年不詳 パステル・紙 郡山市立美術館蔵武内鶴之助 《風景》 1908~12 パステル・紙 目黒区美術館蔵【イベント情報】「日本パステル畫(が)事始め -武内鶴之助と矢崎千代二、二人の先駆者を中心に」会期:2017年10月14日~11月26日会場:目黒区美術館(東京都目黒区目黒2-4-36)時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)料金:一般1000(800)円、大高生・65歳以上800(600)円、中小生以下無料※障がいのある方は半額・その付添者1 名は無料、()内は20名以上の団体料金目黒区美術館では開館30周年を記念して区民割引を実施している。目黒区内在住、在勤、在学の証明書を受付で提示すると団体料金扱いとなる(他の割引との併用不可)。休館日:月曜日
2017年09月28日島本和彦原作の伝説の漫画「炎の転校生」が、今回「Netflix」にて「炎の転校生 REBORN」として新たにドラマ化されることが決定。主演には、「ジャニーズWEST」のメンバー全員を迎え、今冬、世界190か国で一挙配信される。かつて「炎の転校生」と呼ばれた一人の男がいた…。その名は「滝沢昇」。伝説の男・滝沢が時を経て校長となり、ある目的のため設立させた謎のエリート校「種火学園」。そこに現れた7人の転校生。偶然にも7人全員、下の名前が「駆(カケル)」だった。彼らには全国の問題がある学校に転校生として忍び込み、学校を内部から改善する極秘ミッションが与えられる。No.1「炎の転校生」を目指し、7人の駆たちの熱血学園バトルが始まる――!原作は、1982年のデビューから燃えるような作品を常に描き続け、2015年に自らの自伝的漫画「アオイホノオ」で第60回小学館漫画賞を受賞した島本氏の「炎の転校生」。「週刊少年サンデー」(小学館)にて1983年から1985年まで全118話にわたり連載された人気漫画だ。今回主演を務めるのは、今年デビュー3周年を迎える、関西出身というノリの良さで抜群な掛け合いを見せ、テレビ、舞台、映画など、それぞれの分野で幅広い人気を集めている「ジャニーズWEST」。メンバーの重岡大毅は、「メンバー7人全員でドラマに出演させて頂けることがいまから楽しみです!このドラマをきっかけに『ジャニーズWEST』というグループ名もまだ知らない方に知って頂くいいチャンスだと思います。力を合わせて、フレッシュな僕たちのパワー溢れる作品をたくさんの方に届けたいです!」と喜び、桐山照史と神山智洋は「ジャニーズWESTだからこそ出せる空気感や、コミカルな所を皆さんに楽しんで頂けるように頑張ります」(桐山さん)、「普段の仲の良さや楽しい空気感が活きるよう一致団結して面白く、楽しく、素晴らしい作品にしたい」(神山さん)と意気込み。まさに炎の如く、やる気メラメラだと気合十分に話す中間淳太は、「原作の世界に皆様を誘えるよう“笑い”に力を注いでいきたいと思っています。頂いたチャンスを活かして新たな一歩を踏み出せるように7人で力を合わせて頑張ります!」と熱く語り、小瀧望は「原作のファンの方にも喜んで頂けるように絶対にいい作品にしたいという気合い十分です」とコメント。また、彼らを演出し監督を務めるのは、数々の人気バラエティ番組を手掛け、近年は『デトロイト・メタル・シティ』『神様はバリにいる』など、映画監督としても活躍する李闘士男。初主演ドラマ「アゲイン!!」で李監督と仕事したという藤井流星は、「またこの作品でご一緒させて頂けることが嬉しいです。監督も僕達も関西出身なので、見て頂く皆様に沢山笑ってもらうことはもちろん、初めて見るような新しいドラマになるよう精一杯頑張ります!」と話し、濱田崇裕も「李監督も僕たちジャニーズWESTも関西の出身なので、関西の笑い×熱血ギャグ漫画『炎の転校生』=大爆笑熱血ドラマとなるようにプレッシャーと緊張でいっぱいですが、それよりも楽しみの方が勝っているので、思い切りぶつかっていきたい」と語っている。そして原作者の島本氏は、「私が好んで作る作品は、熱くて激しくて、バカバカしくて思いっきり笑えて、けれど品があり真面目な切なさがあり作品を堪能した後には無性に元気が出るもの…というのを常に目指しています。今回はそこを踏まえつつ、むしろ原作漫画から飛び出して自由にやってくださいとお任せしました。ジャニーズWEST主演ということで、ハチャメチャな元気でカッコいいものにお洒落感がプラスされたものを私も期待しております?」と期待を寄せている。Netflixオリジナルドラマ「炎の転校生 REBORN」は2017年冬、Netflixにて全世界一挙配信開始予定(全8話)。(cinemacafe.net)
2017年03月25日「いまの池松さんを撮りたい」──。隣に座る池松壮亮に視線を投げながら、少し照れた様子でこう話す矢崎仁司監督。直木賞作家・小池真理子の同名小説を映画化した『無伴奏』で、両者は初めて顔を合わせた。物語の舞台は、反戦運動や全共闘運動に沸く1970年前後。仙台の女子高生・響子(成海璃子)を中心に、狂おしい青春のストーリーが展開していく。池松さん演じる渉は、響子がバロック喫茶「無伴奏」で知り合う大学生。響子はどこか捉えどころのない渉に惹かれ、渉もまた無垢な響子に興味を示す。そんな2人の物語を紡ぐにあたり、矢崎監督は池松さんに冒頭の言葉をかけたそうだ。「『渉という役を借りて、今の池松さんを撮りたい』と言いました。それが全てです。ほかの俳優さんに対しても同じですが、私はそうやって映画を撮ってきました」。「そんなことを言われたら、ビビッときてしまうわけです」とはにかむ池松さん。「すごい口説き文句だなって」と続ける。「いままでそんな風に言われたことはなかったし、どこかで俳優はそう言われたいと思っているはず。昔の映画監督がトップ女優にかける言葉みたいですよね。実際に生で聞くのは初めての言葉だったので、いやあ燃えました(笑)」。「『お前もちゃんと背負えよ』という意味でもあるんだろうなって」とも語る池松さんだが、作品に対しては「難易度の高さ」を感じたという。「台本も原作も、とにかく面白かった。と同時に、なかなか挑戦的な内容だし、難易度が高いなと思いました。でも、せっかく矢崎さんと初めてご一緒させていただくのだから、難しいことをやってもいいんじゃないかなって。難易度が高いからこそ、楽しそうだなと思えたんです」。難易度が高いのは、渉という役どころも同様。響子との距離が縮まれば縮まるほど、渉の捉えどころのなさは際立ってくる。「渉さんはいつもここにはいない気がする」。そう呟く響子の台詞が、演じる上での鍵となったそうだ。「渉が抱える最終的な事実と、『ここにいない気がする』という響子の台詞に引っ張られ、埋めていった感覚はあります。文字では分かるけど、生身で演じるにはどうすればいいのかなって。そもそも、アイツ(渉)は一つも本当のことを言わないですからね。なかなか本心を言わない(笑)。その奥に潜む何かを、矢崎さんも狙っていたんだと思います」。「池松さんはそうやって、映画全体のことを考えていらっしゃるんです」と矢崎監督。「監督的な考えをお持ちになっているんですよね。あるインタビューで、ポール・ニューマンが『俳優をやるときは監督のように考え、監督をやるときは俳優のように考える』と言っていたのですが、池松さんも彼と同じだと思います」と賛辞を送る。そんな池松さんの作り上げた渉に恋をし、ときめきを覚え、身悶え、「渉が抱える最終的な事実」に直面し、たくましさを身につけていく響子の物語は、観るたびに違う色味を帯びてくる。とりわけ、1度目の鑑賞と2度目の鑑賞で印象が変わるのが渉という存在なのだが、「最終的な事実を知ってまた観ると、すごく切なくなりますよね」と池松さん。「ただ、矢崎さんの映画って全部そうだと思うんですけど、1度目より2度目の方が面白く思えるように作られているんです。観れば観るほど、という感じ。そういう反抗を自らなさっているんだろうなって。3度目はもっと面白いと思いますし、4度目にはまた違う感想が生まれるだろうし。そこに矢崎さんの眼差しを感じます。人を見るって、そういうことなんだろうなって」。矢崎監督の思いはこうだ。「1度観たら、観たことになってしまうのがつまらないなと思っているんです。音楽や絵画のように、映画も繰り返し観ることに耐えるものを作っていかないと駄目だなと。その日の気分でも、映画との向き合い方が変わると思いますしね。でも、そう言っていただける作品ができたのも、素晴らしい俳優の皆さんのおかげ。僕は撮影を通して1本の映画を作り、編集作業を通してもう1本の映画を作る。いわば映画を2本作る感覚をいつも味わっているのですが、編集中も撮った画を見ていて涙が出ましたし、こうして話していてもこみ上げてくるものがあります」。続けて、「小さく見える女の子でも、裸で鏡に映すとすごく大きいんですよね」とも語る矢崎監督。物語の中で成長していく響子を、彼女を全身全霊で演じた成海さんを、こう称える。「むき出しになれることが、強さにつながるんでしょうね。その強さは、『神童』の中にいる(中学1年生または13歳)の成海さんからも、『無伴奏』の成海さんからも感じられるもの。それを映し撮りたいと思いながら、私は作品に向かっていた気がします」。むき出しになるということ、強さを持ち続けるということ、それを作品にぶつけるということ。それは、同じ俳優として、池松さんにも通ずる姿勢のようだ。「いろんな役をやったとしても、どこかに池松壮亮のストーリーがないと超つまんないと思うし、貫く思いみたいなものを諦めずに持っていきたい。手っ取り早く逃げたり、知らない間に目をつむる人間ではいたくないですね」。確かな口調で話す池松さんに対し、矢崎監督は「池松さんはいまの日本映画の救世主だと思います」と言葉を送る。「池松さんが出ていなかったら、出会えなかった作品というものがある。要するに、私は池松さんが好きなんです(笑)。一緒に映画を撮って、お酒を飲んだら、みんな好きになると思いますよ。本当に映画が好きなんだなって思いも感じますしね。そんな人と一緒に作品を作れたのが幸せ。だからこそ、また再会したときにも思うんでしょうね。『いまの池松さんを撮りたい』って」。(text:Hikaru Watanabe/photo:Yuko Kosugi)
2016年03月25日『黒いハンカチーフ』『BIOHAZARD THE STAGE』と主演舞台が続いている矢崎広。間違いなく、2016年注目すべき若手俳優のひとりであろう彼が、2~3月に『ETERNAL CHIKAMATSU ―近松門左衛門「心中天網島」より―』に出演する。歌舞伎でもよく知られる遊女小春と紙屋治兵衛の心中事件と、現代に生きる男女の物語を絡めて“究極の愛”を描き出すもの。深津絵里・中村七之助をW主演に、日本文化にも造詣の深いデヴィッド・ルヴォーが演出を手がけるという、演劇ファンなら心躍るこの話題作に挑む心境を、矢崎に訊いた。チケット情報はこちら2015年は8本もの舞台に出演した。そんな多忙の中でも、ひとつの役を演じるにあたって「自分の参考になる資料は全部集めようと思うし、調べたいですし、実在の人物を演じるのでしたら、その人が行ったところに行きたいと思っています。自分が体験出来ないことを体現しないといけないので」という勉強家だ。「今回も近松門左衛門の話をベースにしていますので、そういう資料は当たりたいです」。一方で、実際に稽古に入るとなれば「僕なんか、まだまだ何も出来ないので…。演出家の方に「料理してください!」という感じです。自我は捨てていかないと、と思っています」とも話す。勤勉さと、自分が獲得した知識に固執しないフラットなスタンスが、色々な演出家の作品に次々と呼ばれる理由かもしれない。さて、その矢崎が次に組むのは、英国出身で、世界で高い評価を得ている名演出家。「2014年に、ルヴォーさんの公開ワークショップに参加したんです。お客さんが見ている前で行うワークショップは初めてだったのですが、お客さんを楽しませようとしちゃう自分の気質や、自分が楽しむことによってお客さんも楽しんでくれる、ということを改めて発見しました。ルヴォーさんも、包み込むような空気とパワーがある方。緊張はしましたが、楽しかった。得るものが多く、すごく身になった経験でしたので、いつかルヴォーさんとご一緒したい、力をつけてから…、10年先かな…、と思っていたら、わりとすぐその機会が来ちゃって、ちょっと焦ってます」と照れ隠しのように笑うが、それはやはり、そこまでの実力が伴ってきた証だろう。作品のベースに古典芸能を置いていることについても「最近はあまり観れていませんが、歌舞伎はすごく興味あります。伝統芸能は、やっぱり美しいですよね」と、楽しみにしている様子。「ご一緒する深津さん、七之助さんも、僕がこの世界に入る前から活躍されている方。憧れでしかない方と一緒に舞台上に立てるのは、夢のようです。でもそんな気持ちで終わったら意味がない。自分がこの作品に携わる意味を見つけて、僕がここまでやってきたものをルヴォーさんに引き出してもらって、素敵な作品を作れたらと思っています」。公演は2月29日(月)から3月6日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、3月10日(木)から27日(日)まで東京・シアターコクーンにて上演。チケットは発売中。
2016年01月08日TVドラマ『家政婦のミタ』『〇〇妻』『偽装の夫婦』などの話題作を手掛けてきた脚本家・遊川和彦が初監督を務める映画『恋妻家宮本』が公開されることが発表された。現代の夫婦や家族の在り方を独自の視点で提起するハートフルなドラマで、阿部寛、天海祐希が初の夫婦役で出演する。その他の情報本作は重松清の小説『ファミレス』を基に、遊川が脚色を手掛け、熟年離婚が増えつつある現代において、子どもが独立した後の夫婦がどう向き合っていくのかをコミカルに描いたドラマ。物語は、息子が結婚して独立し、25年ぶりに夫婦ふたりきりで生活することになった中学校教師の宮本陽平が、妻が隠し持つ離婚届を偶然発見してしまうところから始まる。妻に問いただす勇気もなく、熟年離婚の危機に面した宮本が、悩み葛藤しながらも周囲の人々との関わりを通して家族の在り方を再認識し、妻との新たな一歩を踏み出していく様を描く。主人公・宮本を阿部、その妻・美代子を天海が演じる。遊川監督と初タッグとなる阿部は「遊川さんと天海さんが今まで何本も面白い作品を作ってきたのを一視聴者として楽しませていただいてきました。その一角に加えていただき大変嬉しく思っています。天海さんに色々助けていただきながら、遊川監督のもと素晴らしい作品を目指したいと思います」とコメント。遊川脚本の『偽装の夫婦』にも出演中の天海は「連続ドラマでは何本もご一緒させて頂いている遊川さんが、初めて映画でメガホンをとられる!どんな役でも良いから、ぜひ参加させて頂きたいと思っていました。これがまた、大好きな重松清さんの作品で、更に、素敵な阿部寛さんとご一緒させて頂けるなんて!トリプルで幸せでございます!」と喜びを語っている。遊川監督は、「気のきいた言葉を言わなくてもいい、たとえ失敗してもいい、ただただ愛を伝えようという気持ちを持ち続けること。“愛を伝えることの大切さ”を伝えたい」とコメント。家族や夫婦の姿を鋭い視点で切り取ってきた遊川だけに、初監督となる本作に期待が高まる。『恋妻家宮本』全国東宝系にて2017年ロードショー
2015年11月30日1979年から放送されたTVアニメ『サイボーグ009』で主人公・島村ジョー(009)を演じた声優の井上和彦が13日、都内で開催された『サイボーグ009VSデビルマン』(2015年10月から2週間限定でイベント上映)の公開記念イベントに参加し、原作者・石ノ森章太郎氏との知られざるエピソードを明かした。この日のイベントには、井上をはじめ、永井豪氏原作のTVアニメ『デビルマン』で主人公・不動明/デビルマンを演じた声優の田中亮一、そして『サイボーグ009VSデビルマン』で新たに不動明/デビルマンを演じる声優の浅沼晋太郎、フランソワーズ・アルヌール(003)役のM・A・Oらが出席。「新旧キャストトークバトル」と銘打ち、それぞれが役柄に対する思いを語ったほか、映画の一部映像も先行公開された。MCから、石ノ森氏との交流について尋ねられた井上は、「よくお電話をいただいて、『和彦、飲みに行くぞ』と誘っていただきました」と振り返る。そして、「行くと、先生は『ちょっと待ってろ』と言いながら作品を描いているんです。ペンを2本持って描くんですが、それがすごい速い。それで『もうちょっとだからな……よし、行こう!』となるんです」と、「1人の著者が描いたコミック出版作品数の世界最多記録」でギネス世界記録に認定されるなど、多作で知られる石ノ森氏らしいエピソードを披露。飲みに行くと、後輩の酒も準備するなど気遣いの人であったという石ノ森氏。井上は「先生が店に行くと、いつも色紙がたくさん待ってるんですよ。だから飲みながらずっとイラスト入りのサインを描いてる。どんなに色紙が積まれていても、ひとつも嫌な顔しないんです」と、当時に立ち返るように振り返った。また、当時の井上は「いろんな人が(石ノ森氏の作品を原作にしたアニメなどを)作ると、先生が考えていたイメージと違うことはないんですか?」と石ノ森氏に尋ねたことがあるという。すると石ノ森氏は、「和彦、この作品に何人の人が関わっていると思う? その人たちの後ろにはみんな家庭があるんだぞ。僕は、自分の作品については自分で描いてる。(アニメなどについては)それを作ろうと思ってくれている人たちが集まっているんだから、僕はみんなを信頼していればいいんだよ」と回答。その言葉に「なんてすごい人なんだ」と胸を打たれたという井上は、同様に石ノ森氏の答えに感動した様子の声優陣に向けて「それからは先生の誘いを断らないで飲みに行くようになりました(笑)」と語り、最後をきっちりと笑いで締めていた。悪魔の力を手に入れた主人公・不動明が、襲い来るデーモンと戦う姿を描く『デビルマン』と、9人のゼロゼロナンバーサイボーグたちが世界から争いを無くすために戦う『サイボーグ009』のコラボレーションである本作は、両作それぞれの新作アニメが、2015年秋に公開されることから実現。本作の監督は、2001~2002年に放送されたTVアニメ『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』を手がけた川越淳氏が務め、人気アニメ『ガールズ&パンツァー』で知られるアクタスが制作を担当する。劇中に登場するキャラクターの新キャストも発表され、009と同等の加速装置を持つミュートス・サイボーグのアポロンを声優の石田彰が、アポロンの姉・ヘレナを本名陽子が演じ、さらに009の父親的存在のギルモア博士を牛山茂、デビルマンの前に立ちはだかるデーモン・ジンメン役に大塚芳忠、明が牧村家に居候する前に家の近所に住んでいた女の子・サッちゃん役を榎本温子が務める。映画『サイボーグ009VSデビルマン』は、2015年10月より新宿バルト9ほかで2週間限定でイベント上映される。(C)2015「サイボーグ009VSデビルマン」製作委員会
2015年08月14日5月1日に発売された漫画誌『月刊ヒーローズ 6月号』(ヒーローズ)にて、OAD(オリジナルアニメDVD)化される島本和彦氏の漫画『ヒーローカンパニー』のアニメスタッフとキャストが明らかになった。『ヒーローカンパニー』は、街の人々と平和を守りながら利益も追及する会社「ヒーローカンパニー」に入社した主人公のアマノ・ギンガを描く等身大のヒーロー物語。本作は、今年秋頃に発売されるコミックス第8巻にOAD同梱版としてアニメ化される。監督は『緋色の欠片』『ヘタリア』を手がけたボブ白旗氏、シナリオは『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』『弱虫ペダル』の広田光毅氏、キャラクターデザインは『これはゾンビですか?』『夢をかなえるゾウ』の田頭しのぶ氏といったスタッフが名を連ね、アニメーション製作は『幕末Rock』『ログ・ホライズン』のスタジオディーンが担当する。キャストは、アマノ・ギンガ役に入野自由、ハドウ・ダイチ役に杉田智和、ブソウ・シュン役に浪川大輔、ヒューガ・ヒカル役に渕上舞、ツルギ・サキ役にLynn、キバ・キハン役に小西克幸、カカオ・バレンタイン役に関智一、ギンガの母役に井上喜久子といった、こちらも豪華声優陣が名を連ねている。なお、『月刊ヒーローズ』6月号では、今回のアニメ化製作スタッフ&キャスト発表のほかに、未知のウイルスによる人類滅亡の危機に現れたニューヒーローを描いた『T-DRAGON』(桜谷シュウ・著)による新連載や、『Smoking Gun 民間科捜研調査員流田縁』などの作者・竹谷州史氏の読み切り作品『災厄乙女パン子』も掲載。5回目を迎える、円谷プロ作品を愛する作家たちによるトリビュート付録ポスター企画『総天然色円谷オールスターズ』では、『日常』などの作者・あらゐけいいち氏がトリビュートイラストを手がけている。さらに、先月号よりスタートした本格声優ストーリー『VOICE CUSSION』の連載を記念し、人気声優をゲストに迎えた新企画「声優魂!」がスタート。第1回目のゲストは、『HUNTER×HUNTER』のゴン=フリークス役などで知られる潘めぐみが登場し、『機動戦士ガンダム』のララァ・スン役などを演じた潘恵子との母娘関係など、赤裸々なインタビューが掲載されている。また、飲食店情報検索サイト「ぐるなび」の"みんなのごはん"コーナーに連載中の『酩酊!怪獣酒場』(青木U平・著)が出張掲載されるほか、『ULTRAMAN』の異星人デザイン募集キャンペーンや、5月号から連載スタートした『VOICE CUSSION』と連動した声優インタビュー企画も掲載。本誌は、全国のセブン-イレブンとセブンネットショッピングで発売中で、価格は200円。
2015年05月01日江國香織の小説を中谷美紀&大森南朋という組み合わせで映画化し、先日より公開されている『スイートリトルライズ』。4月3日(土)、東京・渋谷のシネマライズにて、矢崎仁司監督、脚本の狗飼恭子、撮影を担当した石井勲によるトークショーが開催された。矢崎監督は『ストロベリーショートケイクス』(’06)に続いてのタッグとなった狗飼さんについて「『ストロベリーショートケイクス』の最初のシーンで、池脇千鶴さんがパジャマのまま商店街を引きずられる、というシーンがありますが、あれは僕には絶対書けないもの。想像もできない、脳みそをくすぐるような本を書いてくれるんです」と絶賛。ところが、その狗飼さんからは「たくさん褒めてくださるわりに、今回は16稿…つまり16回も脚本を書き直しさせられたんです。しかも、その16回書き直した渾身の脚本のうち、12のシーンは実際には(スケジュールの関係で)撮影できなかったんですよ!」と微笑みを浮かべつつも怒りの暴露が…。矢崎監督は「(狗飼さんは)実はすごく怖い。一度、パソコンを閉じて、机を叩いて立ち上がったこともあって…」と恐縮しきりで明かすと、狗飼さんは「私は普段、めったに怒らないんです。怒るのは、3年に1回くらいなんですが、それがことごとく矢崎さんに対してなんです(笑)」と反論し会場の笑いを誘った。石井さんは、矢崎監督のデビュー作『風たちの午後』(’80)からの付き合いとなるが、「思い返すと、(矢崎監督は)やってることは昔とあまり変わってないですね」とあっさり語り、矢崎監督は「それは成長してないってこと?ショックです…大人になった気がしてたのに」と苦笑していた。監督は、現場では設置されたモニターをのぞくのではなく、生で俳優の芝居を見るようにしているとのことだが、この点について「ほかの監督のみなさんが、モニターを見ているということが、僕にとっては驚きです。なぜ、生の芝居を見ないのか?僕にとっては原作を読んで、これを生身の人間が動いたらどうなるのかとワクワクしているのに、そこで生の芝居を見ないのは、特等席を空けっ放しにしておくようなもの」と持論を展開。この日は観客からの質問も受けつけられたが、中にはすでに複数回、映画を観ている観客もおり、カメラワークや登場人物の心情の描き方など、かなり深い内容の質問も出て、夜遅い時間の上映後のイベントながら、会場は大きな盛り上がりを見せていた。『スイートリトルライズ』はシネマライズほか全国にて公開中。特集『スイートリトルライズ』FEATURE INTERVIEW 中谷美紀×大森南朋■関連作品:スイートリトルライズ 2010年3月13日よりシネマライズほか全国にて公開© 2009 「スイートリトルライズ」製作委員会■関連記事:中谷美紀 ホワイトデーの過ごし方は「ノーアイディアです!」甘い嘘と苦い真実、恋愛に必要なのは…?女性たちの本音の恋愛観を大発表優しい香りの癒しアイテム『スイートリトルライズ』“キレイ”になるバスセットを6名様プレゼント女性に嬉しいプラン続々!『スイートリトルライズ』オリジナルテディベアも登場ハズレなし!「映画館大賞2010」まもなく発表中谷美紀が選ぶ「1本」は?
2010年04月05日