山下智久が主人公・矢吹丈を熱演し、大きな話題を集める『あしたのジョー』の完成披露試写会が1月17日(月)、東京国際フォーラムで行われ、山下さんをはじめ、伊勢谷友介、香里奈、香川照之、勝矢、メガホンを取った曽利文彦監督がファンに作品をお披露目した。昭和40年代、東京の下町で殺伐とした生活を送る矢吹丈(山下さん)は、元ボクサー・丹下段平(香川さん)に出会い、ボクサーへの道を志すが、問題を起こし少年院へ。そこで運命的に出会ったのが、チャンピオンレベルの力を持つプロボクサー・力石徹(伊勢谷さん)だった。山下さんと伊勢谷さんが取り組んだプロ顔負けの肉体改造が話題の本作だが、それと同じくらい注目を集めるのが、特殊メイクで丹下段平になりきった香川さんだ。自他ともに認めるボクシングファンの香川さんは「あまりに恐れ多い。神聖な領域であり、(実写化は)禁断の一線を越えてしまうこと」と恐縮すると同時に、完成した本作に手応えは充分の様子。「丹下段平を知らない世代の方もいると思うので説明しておきます。変なおじさんが出てきますが、それが僕です!後で『出てない』って言われちゃうんで」と笑いを誘う場面も、自信の表れ?撮影中は、山下さんと伊勢谷さんがテンションを上げるため、本番前から本気で打ち合っていたといい「ボクシングは大好きですが、今回は選手役じゃなくて本当に良かった」と胸をなで下ろした。曽利監督も真剣勝負の2人を目の当たりにし「いつ割って入ろうかとヒヤヒヤした」そうだが、香川さんが「もっと行け!」と檄を飛ばし、打ち合いはさらにヒートアップしたという。『ピンポン』でもライバル同士の戦いを見事に描いた曽利監督は「言葉を超越している。2人とも拳と拳で会話していた」。一方、香里奈さんは「2人の愛情にも似た友情に嫉妬しながら、演じました。(矢吹と力石の)恋愛映画なんじゃないかって思うくらい、お互いが執着していて、私は1人さみしかった」と矢吹VS力石の関係性にジェラシーを燃やしていた。『あしたのジョー』は2月11日(金・祝)より全国東宝系にて公開。■関連作品:あしたのジョー 2011年2月11日より全国東宝系にて公開© 2011 映画「あしたのジョー」製作委員会■関連記事:山下智久、ジョーが教えてくれた「挑戦することが大事」『あしたのジョー』主題歌に宇多田ヒカル!「夢じゃなくて愛を見せてよって感じ」
2011年01月17日ちばてつやの不朽の名作コミックを実写映画化した『あしたのジョー』の完成報告会見が1月17日(月)、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、主人公・矢吹丈を演じる山下智久、ライバル・力石徹役の伊勢谷友介をはじめ、香里奈、香川照之、メガホンを取った曽利文彦監督が撮影の裏話や作品への熱い思いを語った。山下さんは誰もが知る国民的キャラクターを演じるにあたり「まず感じたのはプレッシャー。不安もあったが、原作を読んでジョーから『挑戦することが大事』と教えてもらった」とふり返り、「覚悟を決めて挑戦させていただいた」と真摯な姿勢で撮影に臨んだという。最大の課題は、プロボクサーとしてのリアリティを体現するための肉体改造。過酷なトレーニングと減量を通して、山下さんの体脂肪は4パーセントにまで落ち込んだ。「食べ物を我慢するのは初めての経験。食べ物のありがたみを知りました」と山下さん。風邪をひいても筋トレは欠かさなかったといい、「腹筋がクセになってましたね」とそのストイックさは本物のジョーも顔負け。「いままでも本気でやってきたつもりだったが、さらに上があると知ることができた」と語る表情は、まさに“成し遂げた”男そのものだった。その山下さんに「減量期間中はほぼ絶食されていた。精神力は普通じゃない」と言わしめたのが、力石を熱演する伊勢谷さんだ。「こんなに大変だとは…いや大変なのは分かっていたんですが」とふり返り、「最初はプレッシャーもありましたが、途中で忘れましたね(笑)。その後は楽しかったですね」。減量中はキウイとレモンを「いかに食べ応えあるように切るか」と苦心したのだとか。計量シーンの直後に、我慢していた水分をたっぷり補給すると「水ぶくれで5キロも戻ってしまった」というエピソードからも、壮絶な役作りがうかがえる。香川さんは約2時間かかる特殊メイクで、丈を一流のボクサーに鍛え上げる丹下段平を熱演。実は「1日15時間くらいはボクシングのことを考えている」ほどのボクシングファン。それだけに本作への出演は「もし出ていなかったら、絶対後悔していたはずナンバーワンの作品」と思い入れは誰にも負けていない。「僕はお笑い担当。僕のメイクで笑ってください」と自虐的なコメントで笑わせたが、撮影中は山下さんと伊勢谷さんを全面的にバックアップし、2人の死闘を役柄以上に盛り上げていたそうだ。男くさい世界で、紅一点、独自の存在感を放つ白木葉子役の香里奈さんは「男同士の熱い友情を感じられる映画。私は(2人に)嫉妬しながら、影で支えた感じですね」。また、減量中の山下さんと伊勢谷さんの前で、うっかりお弁当を食べてしまったこともあるといい、恐縮しきりだった。曽利監督は『ピンポン』などCGを多用した作風で知られるが、本作では“人間力”にこだわったようで「山下さんと伊勢谷さんの体は、一切CGなしです。2人がぶつかり合うシーンは、まるで彫刻が動いているようだった。美しい、そう思いました」と手放しで絶賛だった。『あしたのジョー』は2011年2月11日(金・祝)より全国東宝系にて公開。■関連作品:あしたのジョー 2011年2月11日より全国東宝系にて公開© 2011 映画「あしたのジョー」製作委員会■関連記事:香川照之、山P&伊勢谷の打ち合い目撃し「選手役じゃなくて良かった」『あしたのジョー』主題歌に宇多田ヒカル!「夢じゃなくて愛を見せてよって感じ」
2011年01月17日品川ヒロシが自著の映画化で2度目のメガホンをとった青春エンターテイメント『漫才ギャング』がついに完成。12月22日(水)、東京・新宿にある「ルミネtheよしもと」で完成報告会見が行われ、品川監督をはじめ、本作で漫才コンビを演じた主演の佐藤隆太と上地雄輔、そして共演の綾部祐二(ピース)が完成の喜びを語った。売れないお笑いコンビのボケ担当・飛夫(佐藤さん)は相方(綾部さん)から解散を告げられ、自暴自棄に。トラブルを起こすとそのまま留置場に送られてしまう。同じ留置場にいたのは全身タトゥーだらけで、ドレッドヘアーの龍平(上地さん)。最初はビビっていた飛夫だったが、龍平のツッコミ能力を見抜き、漫才コンビ結成を提案するが…。品川監督といえば、やはり自著を映画化したデビュー作『ドロップ』でいきなり興行収入20億円をたたき出した実績の持ち主。今回も原作・脚本・監督の“一人三役”で多才ぶりを発揮した。佐藤さんは品川作品に初参戦。本作製作のニュースを知り「出たいなぁ。でも発表してるってことはキャスト決まってるのかな」と最初は半ばあきらめていたとか。後日、マネージャーから「映画のオファーが来てるよ」と言われ、「ひょっとして『漫才ギャング』ですか?」と直感でピンときたといい、「漫才師役はハードルも高く怖い気持ちもあったが、ぜひ挑戦したいと思った」と本作との運命的な出会いをふり返った。「とにかくカットのかけ声が気持ちいいんですよ。『このままでいいんだな』っていう安心感もあって、ホント、想像以上の監督ぶりでした。ぜひまたご一緒したい」と品川監督の手腕に圧倒された様子だ。一方、上地さんは『ドロップ』に出演しプライベートでも親交があるためか、「品川監督の才能は無限大」と持ちあげつつ、「自信持っていいと思いますよ。次の作品にも出てあげてもいいかな」と高飛車なコメントで笑いを誘った。一番苦労したのはドレッドヘアーだといい「なかなか洗えないし、まるでムカデと寝ているような感覚。ストレス以外の何物でもなかった」。また劇中では、リアルなアクションシーンにも果敢に挑戦。撮影中は品川監督自ら手本を見せたそうで、「品川さんが実際に(アクションを)やってくれるんで、僕は『できません』とは言えないですよ」と渾身の演出に焚きつけられたようだ。そんな主演2人について品川監督は「まさにベストキャスティング」と大絶賛。また、飛夫の元恋人を演じる石原さとみについて「かわいすぎて、カットがかけられず、無駄に長回ししてしまった」。佐藤さんも「かわいらしいし、きれいだし…。ほぼ身を任せて、リードしてもらいました」とデレデレだった。『漫才ギャング』は2011年3月19日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。■関連作品:ドロップ 2009年3月20日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2009『ドロップ』製作委員会漫才ギャング 2011年3月19日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開©2011「漫才ギャング」製作委員会■関連記事:ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5デートしたい芸人といえば?熱さ全開!『ドロップ』DVD発売記念特製シールを3名様にプレゼント輝く!男たちの競演 vol.2肉食系男子、どう?『クローズ』&『ドロップ』成宮寛貴の恥ずかしい癖とは?水嶋ヒロ「ここでは言えないような体の部分を…」初監督の品川ヒロシ、トイレで成宮に演技指導?二枚目・水嶋ヒロには嫉妬のまなざし
2010年12月22日品川ヒロシが『ドロップ』に続いて自身の小説を映画化した『漫才ギャング』の完成報告会見が新宿のルミネtheよしもとで行なわれ、品川監督と、主演の佐藤隆太、上地雄輔が登壇した。会見の様子『漫才ギャング』は、売れない漫才師とストリートギャングが出会い、漫才コンビを組むことで成長していく姿を描いた青春映画。佐藤、上地のほか、石原さとみ、綾部祐二(ピース)、宮川大輔らが出演している。本作で漫才師を演じた佐藤隆太は「実は生意気にもこの作品には運命的なものを感じていてハードルが高い分、漫才師というキャラクターに挑戦したいと思った」とあいさつ。品川監督については「現場では想像以上の監督ぶりで、常にポジティブで不安も多かった僕の背中を押してくれた。『この人についていけばいい作品に仕上がる』と思える監督だった」とその仕事ぶりを絶賛した。ドレッドヘアーにタトゥーだらけのギャングを演じた上地は「この作品はいろいろな素材がミックスジュースのように混ざった濃いものになってます。老若男女、絶対後悔させないと自信を持っている」とコメントし、「格闘技をやってらっしゃる監督なので、今回の作品ではリアルかつ魅せるアクションにこだわった」と作品をPRした。「『ドロップ』よりもポップな映画にしたかった」と話す品川監督は「ふたりの役に向かっていく過程を観させてもらった。ネタ合わせなど、どんどん漫才が上手くなって行く姿は観ていて感動した。自分の初舞台を思うと、あんなに堂々と出来ないだろうなと思った。まさにベストのキャスティングだと思います」と胸を張った。『漫才ギャング』2011年3月19日(土)より角川シネマ新宿他全国ロードショー
2010年12月22日人気俳優・伊勢谷友介の監督2作目が、辻内智貴のベストセラーを原作とした『セイジ−陸の魚−』であることが発表され、つい先日、撮影が無事終了したことも明らかになった。NHK大河ドラマ「龍馬伝」高杉晋作役で強烈な印象を残し、伝説的ボクシング漫画を実写化した来年公開の『あしたのジョー』では力石徹役を演じ山下智久(NEWS)と共演するなど、俳優として目覚しい活躍を見せている伊勢谷さん。一方で環境問題に目を向け、自ら「リバースプロジェクト」という自然環境の再生をテーマにしたプロジェクトの代表を務めるなど、その活躍は多岐にわたるが、その才能が再び映画製作に向けられることに!本作は太宰治賞受賞作家・辻内智貴の小説「セイジ」(筑摩書房刊)が原作。若さゆえの苦悩や葛藤、苦しい現実や人が人を癒すことの難しさを描いた物語は、各地の書店で、書店員がオススメする一作として評判を呼び、これまでに累計10万部を突破している。「王様のブランチ」のブックコーナーで“泣ける本 オールタイムベスト10”にランクインしたことでも話題を集めた。いまから20年前、大学最後の夏休みに自転車で一人旅をしていた「僕」は、いまはもう寂れてしまった国道沿いにある一軒のドライブイン「HOUSE475」で、不器用だが、ただ純粋に生きる男・セイジに出会う。「生きるって何だ」、「人生っていったい何だ」――そんなことを考えながらも気の置けない仲間たちと楽しく過ごしていたある日、町で凄惨な事件が起きる、というストーリーが展開。伊勢谷さんは「主人公である“セイジ”の行動に自分自身のテーマを大きく重ね合わせることができたことが大きな原動力になった」と語る。伊勢谷さんにとって本作は、脚本と主演もこなした『カクト』以来、8年ぶりの監督作。時間を見つけては共同で脚本の開発、改良を行ったそうで、2005年に監督のオファーを受けてから映像化するまで5年の歳月を費やした。このことからも伊勢谷さんの本作に対する強い思い入れが感じられるが、監督業を含む、自身の活動について伊勢谷さんは「監督業も、リバース・プロジェクトも、俳優も、自分自身の異なる“感覚”を使えるので飽き症の僕にとっては、とても良い刺激になっています。これからも自分が出来ることの中で、活動していきたいと思っています」とコメントしている。苦い現実、人と人との関わりが描かれた緻密な人間ドラマを伊勢谷さんはどう調理し、どう描き出すのか?来年の期待の一本となりそうな『セイジ−陸の魚−』。誰が出演しているのかも気になるところ。2011年、全国での公開を予定。■関連作品:セイジ−陸の魚− 2011年夏、全国公開予定© 2010「セイジ―陸の魚―」
2010年12月01日せめて夢の中だけでもあこがれのあの人に……なんていう気持ちは全人類共通の願い。枕もとに好きな人の写真を忍ばせて眠りについたことのある人も多いはず。そんなわけで、今週のコブス横丁では、夢に出てきた芸能人を紹介。皆さん、いろいろな芸能人とあんなことやこんなことをしているようです……。調査期間:2010/10/22~2010/10/29アンケート対象:COBS ONLINE会員有効回答数 432件(ウェブログイン式)夢でしか体験できないことと言えば、芸能人との疑似恋愛。ご本人の知らないところで、さまざまな芸能人と恋愛が繰り広げられているようです。「綾瀬はるかさんが彼女で、いちゃいちゃする夢を見ました。幸せでした!」(28歳/男性)「北川景子さんとデートをしていたんですが、うれしすぎて朝起きたときにがっかりしたことを覚えています」(25歳/男性)「福山雅治さんと一緒に遊んでいたんですが、芸能人っぽくなくて普通の人でした」(31歳/女性)夢の中は無法地帯。デートをしたり、遊んだり、ここでは書けないようなことをしていたり……、芸能人は夢の中でも大活躍です。現実ではありえないようなそんなシチュエーションをかなえてくれるのが夢の良いところ!しかし……、自分の大好きなあの人ばかりが出てくるのが夢ではありません。自分の思うようにならないのもまた夢の妙味です。「オードリーの若林さんが夢に出てきてキスされました。それまで全然気にしていなかったんですが、ちょっとだけ意識するようになりました」(29歳/女性)「夢の中では長澤まさみさんと友達だったのですが、特に長澤さんが好きなわけではなかったので不思議な感覚でした」(25歳/女性)「チューヤンさんと一緒に自転車通学をしている夢を見ました。何でだろう……」(28歳/女性)「何でこの人が出てくるの?」というのが夢の面白いところ。懐かしのチューヤンから、オードリーのつっこみの若林さんなど、「何であの人が?」ということも多いようです。「好きだから夢に出てきた」ではなく「夢に出てきたから好きになった」というケースも多数見られ、無意識の奥深さを感じずにはいられません。さて、ここで興味深い話題を一つ。アンケート回答者のなかで、もっとも多くの人の夢に登場した芸能人は誰なんでしょう?そもそも芸能人が登場しないと答える人が多く、票がかなり割れたのですが、3人以上の夢に登場した、9人の芸能人を紹介します。【男性】福山雅治、向井理、木村拓哉(SMAP) 、櫻井翔(嵐)、山下智久、竹野内豊、タモリ【女性】宮崎あおい、上戸彩※敬称略そうそうたる美男美女が並ぶなかで、唯一恋愛対象ではないところで選ばれていそうなのが、われらがお昼の顔、タモリさん。そう言われてみると、タモリさんは夢に登場しそうな雰囲気です。タモリさんが登場した夢はこのような意見でした。「タモリさんと町を一緒に歩く夢を見ました。フレンドリーで楽しかったです」(24歳/女性)「テレビでもないのにタモリさんが草原で司会をしてくれました。『タモリだ!』と驚いたのと同時に、もっとイケメンがいいのにとも思いました」(29歳/女性)「タモリさんと居酒屋に行く夢を見たんですが、マニアックなネタで笑わせてくれました」(29歳/男性)司会、町歩き、さまざまな顔を持つ国民的タレントとして活躍するタモリさんだけに、夢の中での人気も抜群。みんないろいろなことをタモリさんとしています。テレビの向こうで楽しませてくれるだけでなく、夢の中でも楽しませてくれるなんて、愛されている証(あかし)でしょう。寒さが一段と増して、布団が恋しくなる季節。はたして、今夜はどんな芸能人が夢に現れてくれるでしょうか?(萩原雄太/かもめマシーン×プレスラボ)【関連リンク】【コラム】「夢占い」で深層心理を探ってみた【コラム】一獲千金も夢じゃない!無料で試せる株ゲームに挑戦してみた【コラム】副業生活も夢じゃないかも!?~翻訳スクール潜入記~
2010年11月30日来年2月公開の映画『あしたのジョー』の主題歌が、宇多田ヒカルの新曲「Show Me Love(Not A Dream)」に決定!曽利文彦監督のコメント、新アルバム発売に際して宇多田さんが本楽曲について語ったインタビューの内容も到着した。伝説的ボクシング漫画の実写化作品として製作決定当初から話題を呼んでおり、山下智久(NEWS)が矢吹丈を、伊勢谷友介が力石徹を演じることも大きな注目を集めている本作。新しく構築された新世紀の『あしたのジョー』にふさわしく、日本を代表するトップアーティストが主題歌を担当することに。1970年に放送が開始されたアニメ版では、オープニングテーマの作詞を寺山修司が手がけ、名曲としていまなお多くの人の心に残っているが、アニメ版とはまた違った新たな風を作品に送り込んでくれそうだ。曽利監督は今回の決定について「男たちの燃え上がる激闘にエールを送る、最高のアーティスト登場に心が震えます。この映画が目指すリアルにまたひとつ大きなリアルが加わりました。映画『あしたのジョー』は、この素晴らしい主題歌をいただくにふさわしいパワフルな映画に仕上がっていることをみなさんにお約束いたします」と興奮気味に喜びを語ってくれた。今回の決定の経緯について、伊與田英徳プロデューサーは「この大きなプロジェクトをスタートするに当たり、主演の山下智久さん、そして伊勢谷友介さん。2人の頑張りがもちろん第一ではあるが、最後のひと押し、この作品の世界観を新しく構築するのに欠かせないもの、それこそ、アニメ版の『あしたのジョー』のテーマソングのように、21世紀版、山下版の『あしたのジョー』のテーマソングを決めることだと常々思ってきました。今回、山下さん、伊勢谷さんが挑戦し、ジョーや力石が世界に向かって夢を追いかけたように、この映画が広く観客のみなさんに伝わるために、主題歌には強い個性と世界に通ずる圧倒的な独自の世界観を紡いできた宇多田ヒカルさんしかいないとお願いしました」と説明。こちらの楽曲は11月24日(水)にリリースされる宇多田さんのニューアルバム「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2」に収録されているが、楽曲の持つストレートかつ強い世界観に映画関係者が共感したという。宇多田さんはアルバムのオフィシャルインタビューで、次のように語っている。「『Show Me Love(Not A Dream)』は、まぁ、直訳すると、『夢じゃなくて、愛を見せてよ』って感じね。で、夢を見せてくれるものっていっぱいあると思うの。人間関係でもお互いになんか幻想抱き合って終わることってこともあるし、エンターテインメントとか、ショービジネスの世界でも結局夢を見せてくれるものに人ってすごい惹かれるじゃん?スターとか、宝くじとか、セレブとかそういうもの?でも、実際にそれらは、ホントに実を結ばないことで、無責任なことであって、ホントの愛を見せてくれる人っていうのは、むしろ『おい、夢から覚めろ、ペチペチペチ、おいっ!』っていう感じのことから始まるじゃない?で、『ホントの愛を見せるとか、そっちのほうが欲しいな、夢はもういい』って気持ちで“Not A Dream”をタイトルにも入れたのね」。“夢”ではなく“愛”を!と呼びかけるこちらの楽曲が男たちの激しい戦いをどのように彩るのか?年内での活動休止を発表している宇多田さんだが、年明け後も彼女の歌声を耳にする機会が増えそうだ。「Show Me Love(Not A Dream)」はレコチョクにて着うた、着うたフル、RBTの先行配信が本日よりスタート。アルバム「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2」は11月24日(水)発売開始。映画『あしたのジョー』は2011年2月11日(金・祝)より全国東宝系にて公開。■関連作品:あしたのジョー 2011年2月11日より全国東宝系にて公開© 2011 映画「あしたのジョー」製作委員会
2010年11月17日芸能事務所ホリプロの創業50周年記念映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』(中田秀夫監督)が世界28か国で配給されることが10月16日(土)、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われた初日舞台挨拶で発表された。アジア地域では、シンガポールで今月下旬、台湾で11月上旬、タイで同中旬、香港で同下旬、時期未定で韓国、中国など。ほかにヨーロッパでドイツ、フランス、オーストリアなど合計28か国。ワーナー・ブラザースが邦画を配給するのは初めて。初日舞台挨拶には、主演の藤原竜也をはじめ石原さとみ、綾瀬はるか、武田真治、北大路欣也、バナナマン日村勇紀ら“ホリプロスター”11人と、中田監督が出席。本作は作家・米沢穂信の小説の映画化で、時給11万2,000円の報酬につられて「7日にわたる心理学の実験」に参加した男女10人が繰り広げる生死を賭けた心理戦を描くミステリー。藤原さんは、撮影をふり返り「数ミリ単位や微妙な差や、声の音程、間の取り方など、細かくチェックしていただきました」と中田監督のサスペンスフルな演出に感謝の弁。武田さんは演じた役柄について「メガネ男子からの豹変ぶりを見せたくてタンクトップになっちゃいました」と照れ笑い。一方、インディアン人形役で唯一、声のみの出演となった日村さんは「まずインディアンの気持ちから考えましたが、インディアンの知り合いもいないし分からないなぁ…と困っていたら、監督から『明るい気持ちでやって』と言っていただき、モヤモヤがスッキリして出来ました」と意外な奮闘談(?)を披露し、観客の笑いを誘っていた。『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:インシテミル 7日間のデス・ゲーム 2010年10月16日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「インシテミル」製作委員会■関連記事:7年ぶりに「藤原竜也のオールナイトニッポン」復活!『インシテミル』舞台裏を暴露藤原竜也インタビュー「劇中の状況に置かれたら?武器次第かな…(笑)」藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、北大路欣也ら、現金1億6,128万円と豪華舞台挨拶犯人は誰?かつてない心理戦がいま始まる『インシテミル』試写会に5組10名様ご招待究極の心理ゲーム『インシテミル』主題歌がMay’nの「シンジテミル」に決定!
2010年10月16日映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の公開を記念して、主演の藤原竜也をパーソナリティに迎え10月18日(月)、ラジオ番組「藤原竜也のオールナイトニッポン『インシテミル』スペシャル」が放送されることが発表された。時給11万2,000円で、仕事内容は“暗鬼館”と呼ばれる館での7日間の生活を24時間監視されるだけ。この求人広告に釣られて集まった10人が思いもよらず繰り広げることになる、生死を懸けた“推理ゲーム”の模様を描いた本作。映画の公開を記念して、今回の特別番組が放送されることに。藤原さんは、親友の小栗旬がパーソナリティを務める「小栗旬のオールナイトニッポン」に飛び入りで生出演するなど、ゲストとしての出演は多数あるが、自身がパーソナリティを務めてのオールナイトニッポンは2003年以来、実に7年ぶり!「元々、ラジオが好きなので素敵なラジオ番組にしたい。自分はラジオを聴いて育った世代だから」と思い入れを語る。番組では意外なプライベートや交遊録、そして映画の撮影の裏話などが語られ、共演者の石原さとみからのコメントも届くとのこと。放送は10月18日(月)25:00〜27:00、ニッポン放送および全国36局にて。『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』は10月16日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。「藤原竜也のオールナイトニッポン『インシテミル』スペシャル」放送日時:10月18日(月)25:00〜27:00放送局:ニッポン放送をキーステーションに全国36局ネット公式サイト:■関連作品:インシテミル 7日間のデス・ゲーム 2010年10月16日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「インシテミル」製作委員会■関連記事:藤原竜也インタビュー「劇中の状況に置かれたら?武器次第かな…(笑)」藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、北大路欣也ら、現金1億6,128万円と豪華舞台挨拶犯人は誰?かつてない心理戦がいま始まる『インシテミル』試写会に5組10名様ご招待究極の心理ゲーム『インシテミル』主題歌がMay’nの「シンジテミル」に決定!ビョンホン、主演ドラマの声優、藤原竜也と初対面「好きな俳優、嬉しい」
2010年10月15日タイトルからして謎である。藤原竜也は『インシテミル』というこの作品のタイトルについて「最初は全く意味が分からず、イメージがわかなかった」と言う。時給11万2,000円。仕事の内容は10人の男女が外部から閉ざされた館の中での7日を監視されるだけ。何も起きなければ7日後に1,600万円を超える報酬を手にして終わるはずだったこのアルバイト。だが、2日目に一人の死者が出たことで恐るべき生き残りゲームへと化していく――。一見、非現実的にも思えるこの世界観の中で、藤原さんは主人公・結城をどのように作り上げ、どのようにして物語に灯をともしていったのか?「綾瀬さんにコンビニで声掛けられたら付いて行くでしょう(笑)」『カメレオン』に『カイジ 人生逆転ゲーム』、『パレード』。ここ数年、藤原さんが主演映画で演じた主人公は、どこかで一般人とは一線を画した、屈折した感情や“闇”を抱えている人物であったが、本作で求められたのは、エキセントリックな物語とは裏腹に、ごく一般的な感情、リアクションだった。「中田(秀夫)監督に言われたのは、現実的とは言えない世界の中で、結城の目線で物語を進めていきたい。“正しい感情の流れ”で行ってほしいということ。つまり、ごく普通の人間がこの世界を見て感じる喜怒哀楽をそのままその瞬間に表現してほしい、と。実は、クランクイン後も物語の結末が決定していない部分があって、演じる上でそこに不安を感じてもいたんですが、その中で監督は『僕に付いてきてほしい』ということを仰ってくださった。撮影の中日を過ぎて決定稿が出てからは、もうその結末に向かっていく感じで。その中で、監督の『藤原くんのキャラクターは、常に“正しい”ジャッジをしてほしい』という言葉に救われた部分はありますね」。もしも、藤原さんがこの“暗鬼館”でのゲームに参加させられることになったらどのように振る舞うのだろうか?「実際、現場でもみんなで話してたんですよ。『生き残るのは石原さとみちゃんだろう』とか(笑)。そもそも僕も含めて、世の男性は、コンビニで綾瀬はるかさんに声を掛けられたら付いて行ってしまうでしょうしね…。映画の中では結城たちが暗鬼館に入る際に、警告のアナウンスが入りますよね?『非倫理的なことが起きる可能性が…』って。その時点で僕は間違いなく帰ります(笑)。時給11万2,000円ということ自体、裏があるんじゃないか?と考えちゃうと思います。強制的に参加することになったら?僕だったら、部屋から出ないで、ずっとドアを押さえてますね。じっとしていてお金だけもらうかな」。極限の状態で人はどのような反応を見せるか?「十人十色」とはよく言ったもので、人間の様々なタイプが見えてくるのが面白い。「結城は興奮とパニック状態にある人々に、平常心を持たせようと必死で説得する。僕自身、そういう面は持ってるかな、と思う。結城がとる行動は、決して自分と遠くないな、とは思いましたね。あとは…武器次第だな、武器(笑)!」「撮影所での時間の流れが好き」続いて藤原さん自身について話を聞こう。「舞台と映画、どちらが好きか?」などという問いに意味はない。が、タイプの違う役柄、表現を映画と舞台で見事なまでにこなしていく。藤原さんにとって映画という表現が持つ意味は?そう尋ねるとこんな話をしてくれた。「この間、舞台でN.Y.に行ったら、ちょうど日本の映画を集めた映画祭をやっていて『パレード』が上映されていたんです。そのとき思ったのは、国境を越えるというのは舞台であれ映画であれ素晴らしいことだけど、舞台の場合は肉体をもって表現しないと伝わらない。その点、映画は完成したら良い意味で一人歩きしてくれる。舞台では『今日もやるのか』って(苦笑)、大変な思いをして毎日やるところを、映画はひとりで繰り返し上映されて…その点を面白いなって感じましたね。それから何より、僕は撮影所が大好きなんです。撮影所での時間の流れ――早朝に入って深夜に帰ってまた早朝に入って――というのもすごく好き。極端な話、ワンカットとワンカットの間が何時間も空く日もあるけど、僕は全くそれが苦にならない。スタッフさんひとりひとりの動きを見ているのも好きだし…映画っていいなぁって思えてくるんです」。いま、一緒に仕事をしてみたい人は…現在28歳。十分に若いがすでに芸歴は10年を超える。「身毒丸」(1997年/演出・蜷川幸雄)での鮮烈なデビュー以来、周囲からは“天才”という評価を与えられ、出演作も常に話題を呼んできた。「あまり、昔をふり返ることはしない」と語る藤原さんだが、この十数年の中で、“転機”と呼べる半年間があったという。「4年ほど前にロンドンに行かせてもらったけど、そのときの時間は大きかったですね。イギリスにいながらにして、日本にいる自分を想像し、仕事や自分のあり方を客観的に考えたら、フッと楽になった瞬間があったんです。気づいたのはすごくシンプルで、魅力的な人、うまい俳優さんと一緒に仕事をさせてもらうのが面白い、ということ。それから…自分はここで何ができるか?何を表現するか?ということを少し深く考えられるようになったかな」。今後に話が及ぶと「まだまだ一緒にやったことのない監督さんはたくさんいらっしゃいますからね」とニヤリ。そういえば、数年前にインタビューした際に「仕事がしてみたい!」と語っていた三谷幸喜とは、念願かなって舞台「ろくでなし啄木」で来年、その演出を受けることに。では映画界でいま、気になる存在は?「豊田利晃監督ですかね…。つい最近、お会いしたんですが。でもいまはとにかく、いろんな新しい人と出会いたいという気持ちが強いですね。自分自身を打破して新しい一歩を進むには、地べたを這うような…人間くさい役をやった方がいいのかな?と28にして思うところもあり…」と思案顔。最後にいま、この映画のタイトルからイメージすることを尋ねると「異常なまでの世界――それは暗鬼館かもしれないし、もっと大きな世界なのかもしれないけど――そこに入り込んでいくというイメージかな。でも正解はないんだよね?」。正解のない世界へ漕ぎ出す男はこれから我々に何を見せてくれるのだろうか――?(photo:Yoshio Kumagai)■関連作品:インシテミル 7日間のデス・ゲーム 2010年10月16日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「インシテミル」製作委員会■関連記事:藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、北大路欣也ら、現金1億6,128万円と豪華舞台挨拶犯人は誰?かつてない心理戦がいま始まる『インシテミル』試写会に5組10名様ご招待究極の心理ゲーム『インシテミル』主題歌がMay’nの「シンジテミル」に決定!ビョンホン、主演ドラマの声優、藤原竜也と初対面「好きな俳優、嬉しい」綾瀬はるか&石原さとみがこれまでにない一面見せる?『インシテミル』クランクアップ
2010年10月14日藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみらが10月7日(木)、東京・新宿区の新宿ピカデリーで行われた映画『インシテミル7日間のデス・ゲーム』(中田秀夫監督)のプレミア試写会に出席。現金1億6,128万円と共に舞台挨拶に立った。ホリプロの創業50周年を記念して製作された作品で、作家・米澤穂信の小説を原作に、時給11万2,000円の高額バイト料目当てに集まった男女10人が、謎の館に籠りっきりで死の推理ゲームに挑む7日間を描く心理サスペンス。劇中の超高額時給を10人が稼ぐことができた場合のバイト料と同額の現金が用意されたもので、厳めしい表情の警備員8人に囲まれ、物々しい雰囲気の中、キャスト陣は一千万円分の札束を1束ずつ、それぞれ握りしめ、口々に「重い!」と言いながらも一同ニンマリ。一番リアクションが早かった最年長の北大路欣也は「コレ、何キロくらいあるんですか?」と興味津々。藤原さんも「いいですねぇ」と満面の笑み。また本作は、今年3〜4月に撮影されたが、現場をふり返り藤原さんは「欣也さんがいらっしゃっていたので、自然と現場が引き締まりました」と報告。武田真治も「欣也さんは話題をたくさん持っていて、人によっていろいろ話してくださる。僕はDVDの貸し借りをさせてもらい、お礼に万年筆までいただいちゃって、どこまでかっこいいんだろう!と思いました」。石井正則も「欣也さんに自分から話しかけられないんですが、話しかけてくださり、僕がやった刑事ドラマ『古畑(任三郎)』っていうんですけど『見たよ』とおっしゃってくださって嬉しかった」と“北大路伝説”に花を咲かせた。一方、綾瀬さんは初タッグとなった中田監督の印象を「パワーの源でした」とニッコリ。だが中田監督は「僕、しつこいので細かい部分まで詰めていった。俳優さんの中には『もう分かったよ…』と思った人もいたかも」と苦笑い。ベテラン北大路さんの「監督から『ビミョーに違うんです』と言われ、それを体現できるよう努力しました」との言葉に、恐縮気味だった。ほかに阿部力、片平なぎさ、劇中に登場するインディアン人形の声を担当した日村勇紀(バナナマン)らが出席した。映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』は10月16日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:インシテミル 7日間のデス・ゲーム 2010年10月16日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「インシテミル」製作委員会■関連記事:犯人は誰?かつてない心理戦がいま始まる『インシテミル』試写会に5組10名様ご招待究極の心理ゲーム『インシテミル』主題歌がMay’nの「シンジテミル」に決定!ビョンホン、主演ドラマの声優、藤原竜也と初対面「好きな俳優、嬉しい」綾瀬はるか&石原さとみがこれまでにない一面見せる?『インシテミル』クランクアップ
2010年10月07日高額の報酬を懸けた究極の心理ゲームを描いた映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の主題歌を人気上昇中の女性歌手、May’n(メイン)が歌うことが発表された。本作は、時給11万2,000円という想像を絶する高額のバイト料を目当てに集まった男女が繰り広げる、ある“実験”の模様を描いたサスペンス。藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみら豪華俳優陣が出演し、報酬、そして生死を懸けた心理ゲームに挑む。May’nはこれまでにリリースしたシングル、アルバムが全て、オリコンチャートでTOP10入りを果たしている実力派で、今年1月には日本武道館での単独ライヴを行い、その後、アジアツアーも敢行して成功を収めており、いま、最も勢いのある歌手と言える。これまで『劇場版マクロスF』の挿入歌を担当したことはあるが、映画の主題歌は今回が初めて。主題歌のタイトルは映画に合わせて「シンジテミル」。謎の施設で10人の男女が疑心暗鬼に陥りながらゲームを繰り広げるという物語と連動して、“相手を信じること”をテーマにしている。May’nからは今回の発表に際し「『インシテミル』は、先の展開が読めない、心の中で色々な思いがグルグルと螺旋を描き、回り続ける映画です。私もそんなグルグルした心理展開を曲の中で表現できたらと思って歌っています。映画と共に曲の方も楽しんでください」というメッセージが寄せられた。主題歌が信じることを歌う一方、過酷なデス・ゲームの中で参加者たちはどのような結末を導き出すのか――?『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』は10月16日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:インシテミル 7日間のデス・ゲーム 2010年10月16日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「インシテミル」製作委員会■関連記事:ビョンホン、主演ドラマの声優、藤原竜也と初対面「好きな俳優、嬉しい」綾瀬はるか&石原さとみがこれまでにない一面見せる?『インシテミル』クランクアップ
2010年07月13日TBS系で放送される韓国俳優、イ・ビョンホン主演のドラマ「IRIS - アイリス」の制作会見が4月18日(日)、東京・赤坂の同局で行われ、ビョンホンとヒロインのキム・テヒが、吹き替えを担当する藤原竜也、黒木メイサらボイスキャストと初対面した。大韓民国の国家安全局NSSの精鋭要員・ヒョンジュン(ビョンホン)が、国家的な陰謀に巻き込みこまれ人生を狂わされる中、NSSの上司・スンヒ(テヒ)との禁断の恋に落ちていく姿を描くアクションサスペンス。総制作費15億円を投入し、ハンガリーと日本での長期ロケを敢行。韓国では昨年10〜12月にKBSで全20話が放送され、平均視聴率が30%を超えた話題作だ。4月21日(水)スタートの吹き替え版で、ビョンホンの声を藤原さん、テヒの声を黒木さんが担当。藤原さん、黒木さんとそれぞれ固い握手を交わしたビョンホンは「日本の映画が好きでよく観ていますが、今回、好きな俳優たちがボイスキャストを務めてくださるのでとても嬉しいし、大好きなK-1の魔裟斗さんもいらっしゃって、光栄です」と満面の笑み。テヒも「私も日本の映画をよく観ていますし、非常に美しく神秘的なメイサさんがスンヒの声を担当してくださり、嬉しい」とメイサさんを見つめてニッコリ。好意を寄せられた藤原さんは、ビョンホンについて「素敵な方だな、と」と惚れ惚れした口調で、見どころを「ビョンホンさんの存在感、熱く正確な芝居」と絶賛。テヒには「興奮しております」と熱視線を送った。黒木さんは「スンヒは、恋愛のシーンではなんて可愛いんだろう、と思わせられる女性。可愛くふくれて見せたりと、女性らしいところもすごくある。テヒさんを見ながら勉強しています」と女性として刺激を受けた様子。ほかにヒョンジュンの親友のNSS要員サウ役の城田優、謎の殺し屋ビック役の魔裟斗、北朝鮮の工作員ソンファ役の南沢奈央らが出席。魔裟斗は「ビョンホンさんの体が鍛えられていてすごいので、負けないよう毎日体を鍛えています」とライバル意識を口に。司会者から、仮に戦ったらどんな試合に?と聞かれ「え?難しいですね、ハハハ」と苦笑い。ビョンホンを笑わせていた。ドラマ「IRIS - アイリス」はTBS系で4月21日(水)より放送開始(水曜21:00〜)初回は2時間スペシャル。(text:Yoko Saito)© TBS■関連作品:インシテミル 7日間のデス・ゲーム 2010年10月16日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「インシテミル」製作委員会SPACE BATTLESHIP ヤマト 2010年12月、全国東宝系にて公開■関連記事:綾瀬はるか&石原さとみがこれまでにない一面見せる?『インシテミル』クランクアップ阿部寛山下達郎の音声メッセージに「本当に山下さん?」
2010年04月19日藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみら豪華キャスト陣が集結した話題の心理サスペンス映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』が先日、クランクアップを迎えた。4月初旬には撮影現場の様子が報道陣に公開され、藤原さん、綾瀬さん、石原さんに、阿部力、武田真治、平山あや、石井正則、大野拓朗、片平なぎさ、北大路欣也に、中田秀夫監督という総勢11名が出席して会見を開催。あわせて本作の特報も解禁となった。映画では、時給11万2,000円という求人広告に釣られ「暗鬼館」という建物に集まった10人の男女の物語が展開。仕事の内容は「暗鬼館」での7日間を24時間監視されるというだけ。それぞれの個室には、異なる殺傷能力を備えた凶器がひとつ。さらに、奇妙なふたつのルール。「夜の10時以降は自分の個室に入っていること」「実験終了は7日間経過するか、生存者が2名になり、実験継続が不可能になった時」――。7日間、何も起きなければ全員が1,800万円以上の大金を手にすることができるのだ。だが早くも2日目、銃殺による死者が…。誰が殺したのか?拳銃を持っているのは誰なのか?参加者は、疑心暗鬼の深遠に落ちて行く――。これまでにも舞台で映画で、幾度となく難解な物語に挑戦してきた藤原さんをして「いままでに読んだことのない台本で、行間を読み取るのが大変でした」と言わしめた本作。綾瀬さんも「読めば読むほど面白くなるお話で、人間の極限を感じます」と頷き、武田さんも「特異な設定だけど、観た人はとてもリアルに感じると思います」と質の高さを強調する。石井さんからは「まさか!?僕が生き残るとは思いませんでしたよ(笑)」と結末(?)を匂わす発言もあったが、果たして嘘かまことか…?それぞれの役どころや、見どころについての質問には、平山さんが「いまの若い女の子をそのまま表したような役ですね」と語る一方で、北大路さんは「“違和感”のあるおっさんです(笑)。そして怖がりで、とても気が小さいです」とコメント。石井さんは「お金欲しさに、とんでもないことをやらかす男です(笑)。妻と別居中の役なのですが、私も以前、別居した経験がありましたので、とてもリアルな演技ができたと思います。その点をしっかり感じとってほしい」とのこと…。綾瀬さんは「二面性のある役です」、石原さんは「唯一、正当な理由で(この仕事に)参加した役だと思います。ただ、真っ当な人物がどのように狂気にかられていくのかを見ていただきたいです」と、共に“意外性”をほのめかす。阿部さんは「前半、混乱しているみんなを仕切る役」、片平さんは「多分、私がやるのでミステリー好きの主婦という、原作にない設定になったのだと思います(笑)」とそれぞれのコメントから何となく、10人の関係性や物語の輪郭が分かるような、分からないような…?また、これだけの豪華キャストが顔を揃えること自体、めったにないが、その中で一番緊張しているのはこの人?オーディション企画「キャンパスター★H50 with メンズノンノ」でグランプリを受賞し、本作で俳優デビューを果たす21歳、大野さんは「何で僕がここにいるんだろうと毎日思っています。みなさん、TVで見ていた有名な方ばかりなので、嬉しくて思わずニヤケちゃいました。みなさんに色々とフォローしていただいて幸せです」と緊張しつつも撮影を楽しんでいるよう。逆にベテランの2人、北大路さんと片平さんは「キャストもスタッフもみんな優しく、現場に通うのが楽しみになっています。藤原さんはどんな人なんだろうと探っています。武田さんはまだ話してくれません(笑)」(北大路さん)、「若い人ばかりで緊張していました。でもみんな、凄く優しく接してくれて、年とって良かったなぁと感じました(笑)」(片平さん)と、こちらも若い俳優陣との共演を楽しんでいる様子。この10人が『リング』シリーズを始めとする数々のサスペンス映画を手がけ、“Jホラー(ジャパニーズホラー)の旗手”として世界的な脚光を浴びる中田監督の下で、どのような物語を紡ぐのか――?『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』は10月16日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの特報はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:インシテミル 7日間のデス・ゲーム 2010年10月16日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「インシテミル」製作委員会
2010年04月15日女優の北川景子が1月26日(火)、東京・新宿バルト9で行われた主演映画『花のあと』の完成披露試写会で共演陣とシャンパンで乾杯し、頬をピンク色に染めた。自由恋愛など程遠い江戸時代、初恋が悲恋に終わった主人公・以登(いと=北川さん)が運命を受け入れながらも内に秘めた思いを遂げて生き抜く姿を描く物語で、原作は藤沢周平。この日は藤沢さんの命日で、試写会前の午前中にキャスト陣を代表して1人、八王子霊園へお墓参りをしてきた北川さんは「先生の作品に出演させていただき、すごく光栄なことだと思っていたのでそのお礼と、今日初めてこの作品をみなさまに披露しますというご報告をしてきました。いままで仕事をしてきた中で、一番身震いする感動をした日でした」と感慨深げ。劇中のキーアイテム、桜にあわせた桜色よりやや濃いめのシャンパンを、ゴクッと一気にグラスの3分の1ほど飲みほすと「とても美味しかったですけど、お酒が弱いので、すでに熱いです」と両手をパタパタ振って自身の紅潮した頬に風を送る仕草。ほろ酔いのセクシーな笑顔を見せた。劇中の物語の舞台、山形県から取り寄せられた早咲き桜の前で、共演の甲本雅裕らとフォトセッション。「大学時代、校舎の周りにある桜を見ていましたが、卒業以来、見ていないので、大学時代の友達と花見をしたい」とウットリするひと幕も。昨年11月に一部週刊誌で熱愛が報じられた、同じ出身大学・明大商学部出身のNEWSの山下智久との親密ぶりをうかがわせるコメント(?)が、取材陣の関心を引いていた。『花のあと』は3月13日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:花のあと 2010年3月13日より全国にて公開© 2010「花のあと」製作委員会■関連記事:来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!北川景子、うわさのバレエダンサー宮尾俊太郎に剣で圧勝?『花のあと』完成会見北川景子主演の時代劇の主題歌に一青窈が決定!藤沢周平作品は3度目北川景子が藤沢周平原作『花のあと』で時代劇初挑戦!女剣士役で殺陣も自らこなす
2010年01月26日