アーサー・ミラーの傑作戯曲『るつぼ』が本日10月7日(金)に東京・Bunkamuraシアターコクーンで開幕する。出演は堤真一、松雪泰子、黒木華、溝端淳平ら。演出はイギリスの名門「ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)」が生んだ気鋭の演出家ジョナサン・マンビィがつとめる。【チケット情報はこちら】本作は1692年にアメリカ・マサチューセッツ州セイラムで実際に起きた魔女裁判を題材に、人間が普遍的にもつ、集団心理の恐ろしさや人間の尊厳と愚かさを描いた作品。少女アビゲイル(黒木)と一夜の過ちを犯してしまった農夫プロクター(堤)は罪の意識に苛まれ、彼女を拒絶するものの、執着するアビゲイルはプロクターの妻エリザベス(松雪)を〈魔女〉として告発する。周囲の少女たちも悪魔に取り憑かれたように次々と〈魔女〉を告発していく。牧師ヘイル(溝端)は悪魔祓いのためにセイラムに呼ばれたが、自身が信じる正義のありかが揺らぎ始めていく。公演初日を迎えるにあたり、出演者がそれぞれコメントを発表した。堤「稽古の初期にワークショップを開いたり座学で作品の背景を学んだりしたので、作品の共通認識を持って稽古に臨めました。いま、ほど良い緊張感の中にいます。人間の愚かさや欲望、罪の意識や不安感といったものが透けて見えてくる舞台にできればと思います」松雪「稽古中は、ジョナサンと共にアーサー・ミラーの戯曲の世界を綿密に理解して表現する為の時間を沢山過ごしました。ジョナサンは、私達が理解し体現出来る道筋を示し導き続けてくれていました。全員でしっかりと集中力を持って、セイラムに生き、そしてこの物語の本質を届けられる様にカンパニー全員で挑みたいと思っています」黒木「ジョナサンさんの稽古は毎日学びや、発見が多く、まだまだ探している最中ですが、観に来てくださるお客さまと一緒に、色々と見つけていければと思います。アビゲイルを含めた少女達も、(黒田)育世さんの刺激的な振り付けで力強く生きています。その部分も楽しんでいただけたら嬉しいです」溝端「世界的に傑作と言われるこの戯曲は、稽古を重ねながら新しい疑問や発見が多々ありました。遠いようで凄く普遍的なテーマが詰まっていると思います。今の僕たちが今の日本の方々に誠実に届けられればと思います」演出をつとめたジョナサンも「人間とは何か・・・人を愛する気持ち、憎む気持ちは普遍的であり、言語や文化、時代を超えて共感できるものであるということを証明している作品。日本の最高の俳優達が集まったカンパニーで、彼らの才能、寛大さと情熱に圧倒されました。驚くべきほどに美しい作品を、このチームのおかげでつくることができました。皆様が今夜の公演を、そしてミラーの時代を超えた素晴らしい戯曲を楽しんでいただけることを願います」とメッセージを寄せた。東京公演は10月30日(日)まで。その後、11月3日(木・祝)から6日(日)まで森ノ宮ピロティホールにて大阪公演を行う。チケットは発売中。
2016年10月07日来年2017年は「ジャズレコード100周年」のアニバーサリーイヤー。そこで日本橋三越本店本館・新館各階では「~JAZZのある暮らし~Jazz WEEK」を9月28日から10月11日まで開催する。ジャズをテーマにした漫画『BLUE GIANT』の原画展をはじめ、ジャズにちなんだイベントやアイテムを展開する。同じ期間、ジャズを五感で楽しんでもらおうと、同店本館1階=中央ホールでは様々なイベントを用意する。28日にはジャズバイオリニストの寺井尚子、10月1日には日本人で初のブルーノート・レーベルと契約したトランぺッターの黒田卓也によるジャズライブを12時30分からで行う(無料)。中央ホールでは、期間限定でウイスキーが提供されるとあって、大人の味覚と共に生演奏に耳を傾けることができる。また2016年漫画大賞第3位を受賞したジャズをテーマにした『BLUE GIANT』の原画展(本館7階はじまりのカフェ)に加え、10月2日の12時半から作者である石塚真一によるトークショーが行われる。また、同企画では初心者に向けたプラスチック製の管楽器や、子ども向けのミニピアノなどに加え、ジャズのスコアなども用意。自ら奏でるのではなく、視覚からもジャズの持つ雰囲気を味わいたい方には、リヤドロが表情豊かに表現したジャズミュージシャンと楽器が繊細なオーナメント「レッツ・スウィング」(29万円)も展開する。さらに、今回の企画のためにジャズを愛する宮越屋珈琲の宮越社長がクールジャズとモダンジャズをイメージしてブレンドした日本橋三越伊勢丹限定ブレンドコーヒーが販売される。その他にも、ジャズを聴きに行く時の装いとして、ジャケットスタイルやドレスアップスタイル、そして和×洋の要素を象徴するデニム素材の着物などを提案する。【イベント詳細】寺田尚子ライブ:9月28日12時30分から黒田卓也ライブ:10月1日12時30分から場所はいずれも日本橋三越本館1階=中央ホール/無料
2016年09月28日綾瀬はるかと堤真一が共演する映画『本能寺ホテル』の公開日が2017年1月14日(土)に決定。併せて、本作の特報映像とチラシビジュアルが到着した。時は1582年。天下統一を目前に控えていた織田信長(堤真一)は蘭丸(濱田岳)、大塚(田口浩正)ら少数の家臣団と共に京都・本能寺に滞在している。冷酷非道なお館様を前に、戦々恐々とした日々を過ごす家臣たち。そんなとき、風変りな女(綾瀬はるか)が寺に迷い込んでくる。噛み合わない会話を繰り広げているが、その女・繭子は400年後の未来から来たと言う。泊まっていたホテル「本能寺ホテル」のエレベーターが1582年と繋がっていると…。繭子は自身も訳のわからぬまま信長と小姓・森蘭丸との交流を深める中で、次第に信長の人間性に惹かれていく。やがて繭子は、1582年の迷い込んだその日が「本能寺の変」が起きる前日である事に気づき――。興行収入16.2億円の大ヒットを記録した2011年公開の映画『プリンセス トヨトミ』。本作は、そのキャストと製作・出演チームが再集結し、京都を舞台に完全オリジナルストーリーを描く。偶然宿泊したホテルで不思議な体験をする主人公の繭子役の綾瀬さんを始め、冷酷非道ながらも人情味のある織田信長役に堤さん、信長に仕える小姓・森蘭丸役に濱田岳。そのほか、平山浩行、田口浩正、高嶋政宏、近藤正臣、風間杜夫など実力派俳優が脇を固めている。このほど到着したのは、日本の歴史上最も有名で謎に包まれた大事件である“本能寺の変”が描かれる本作ならではの、炎に覆い尽くされた本能寺や合戦のシーンなど大迫力のシーンが盛り込まれ、壮大なスケールを感じさせる特報映像。エレベーターや金平糖、胃腸薬、ぶりぶりぎっちょう…。謎のアイテムやキーワードが飛び出し、どのようなストーリーになっているのか、30秒という短いながらも期待煽る映像となっている。また、素朴な見た目ながらもどこか愛らしさ感じさせる綾瀬さん演じる繭子や、馬にまたがる甲冑姿の堤さん演じる信長など登場人物たちのビジュアルもここで見ることが出来る。さらに、併せて大迫力のチラシビジュアルも2種類が解禁!ひとつは本能寺ホテルの前に佇む繭子。そして、もうひとつは燃え盛る本能寺を眺める織田信長の後姿が描かれているビジュアル。どちらもそれぞれの時代を象徴するビジュアルとなっている。なお、本チラシは10月8日(土)より全国の劇場にて順次掲出予定だ。『本能寺ホテル』は2017年1月14日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月27日NMB48の石塚朱莉が本格的な舞台に初挑戦する『メロメロたち』が7月15日(金)に大阪・HEPHALLで初日の幕を開ける。同作は京都を拠点に活動する劇団悪い芝居の新作舞台。作・演出を手がける山崎彬は、エネルギッシュでありながらどこか歪んだ切ない世界を描き出し、若い観客から支持を得ている。初日を目前に控えた石塚からコメントが到着した。【チケット情報はこちら】・悪い芝居との出会いについて「ある日スケジュールがぽかんと空いて、たまたまHEPHALLでやっていた舞台を観たんです。それが昨年の悪い芝居vol.17『キスインヘル』でした。それまでも舞台が好きでいろいろ観ていたのですが、『キスインヘル』は、これまでにないぐらい心にぐさぐさと刺さって。重くずーんと響いて、帰りの電車の中でもずっと舞台のことを考えて、この人たち凄いなあと思っていました」・今回演じる生恥(いきはじ)つづきの役について「つづきちゃんは、本当に不器用で、ストレートに本音を言えない子。凄く自分と似ているなと思います。好きなものへのハマり方などが似ていて共感します」・作品の魅力について「『キスインヘル』もポップだったのだけど、もっとポップかな。はちゃめちゃで、あっちこっちにとびまわるスーパーボールみたい。でも、ちゃんと人の気持ちがある。つづきは物語の中で変化していきます。そこも難しいですね。あと、アイドルの石塚朱莉だったら絶対に言わないセリフとか動きもあって、お客さまをドキドキさせたいですね。こんなことできるアイドルは私だけだと思うので、そこは楽しいです。演出の山崎さんは、アイドルということはお構いなく、ビシバシと新人女優・石塚朱莉として扱ってくれるのもうれしいです」・劇中歌について「可愛くてかっこいい歌で、普段はメンバーみんなで歌えるリズムがとりやすいものが多いのですが、今回は(岡田)太郎先生が私の声にあったように作ってくれて。でもそれは、劇中に登場するバンドの楽曲なので、それをどう歌うか難しい。劇中のBGM的な音楽もかっこ良くて、太郎先生の曲をもっと歌ってみたいと思いました」・お客様へのメッセージ「『メロメロたち』では、二度と見られない石塚朱莉が見られます。この舞台は見たら得するというか、いい気分になって帰ってもらえると思います。劇場から出たあとも心の中で、ずっとつづきちゃんのことを思っていてほしいです。お客さまも、小さいことでも大きいことでも、友達に謝るか謝らないか、服を買おうかどうしよかとか、いろいろと迷っていることがあると思います。舞台を観て、それが全部いい方向にいってくれたらいいですね。舞台に出るという夢は叶ったので、次は感動してくれる人をもっといっぱいいっぱい増やして、喜んでもらって、心に響く何かを持って帰ってもらいたいです」公演は7月15日(金)から20日(水)まで大阪・HEP HALL、7月26日(火)から31日(日)まで東京・赤坂RED/THEATERにて上演。チケット発売中。
2016年07月15日女優・綾瀬はるか(31)と俳優・堤真一(51)が、映画『プリンセス トヨトミ』(11年)でメガホンをとった鈴木雅之監督と再タッグを組み、映画『本能寺ホテル』(2017年公開)でW主演を務めることが24日、明らかになった。本作は完全オリジナルストーリーで、舞台に選ばれたのは、現代の京都。結婚という人生の岐路に立つ主人公・繭子は、ふとしたきっかけで戦国時代へとつながる謎のホテル"本能寺ホテル"に宿泊することになり、天下統一を目前にした織田信長と出会うが、やがて彼女は、その日が"本能寺の変"の前日であることに気づいてしまう。信長が本能寺の変を事前に知らされていたらどうなるのか、そして現代の女性・繭子は信長を救えるのかといった物語を描く歴史ミステリーとなっている。綾瀬が演じるのは、勤めていた会社が倒産し、彼氏・吉岡の両親の祝賀パーティーへ京都にやってきた繭子。堤は、秀吉の中国攻めの援軍に向かうために本能寺に滞在中、未来から来た繭子に出会う信長役を務める。メガホンを取る鈴木雅之監督や脚本を執筆する相沢友子氏をはじめ、スタッフ陣も興行収入16.2億円を記録した『プリンセス トヨトミ』の面々が再集結。キャストには新たに、濱田岳、平山浩行、風間杜夫らの姿もある。「これまでも何度かご一緒した堤さんや鈴木監督はじめみなさんと、作品を作れるということでとても楽しい夏になりそうです!」と喜ぶ綾瀬。本作を「繭子が、鳴かぬなら殺してしまえホトトギス…あの織田信長と奇想天外なやりとりをするのが見どころ」と紹介しながら、「キャスト、スタッフみんなで、笑っていただける作品をお届けできるよう頑張ります!」とアピールしている。一方の堤も「再び『プリンセス トヨトミ』のスタッフが集まり、新作映画を作ることができてうれしく思います」と、その再会に歓喜。初めて信長を演じることについては、「プレッシャーも感じます」としながらも、「今までにない新しい信長を作っていきたい」と意気込み、「誰もが知る歴史の謎に迫るミステリー映画を、この最高のスタッフとキャストで盛り上げていきたい」と力強く口にする。土屋健プロデューサーは、『プリンセス トヨトミ』チームで「『もう一度映画を作りたい』という思いから、企画がスタートしました」と製作背景を説明。また、「チームが再結集するということで、綾瀬はるかさん、堤真一さんにも出演に快諾を頂き、ストーリーを作りあげました」とも明かし、「綾瀬さんに当て書きとも言えるチャーミングな現代の女の子が、堤さん演じる織田信長に会い…何が起こるか、今からワクワク」「堤さん演じる織田信長は今まで見たこともないぐらいすてきな信長になると思います」と期待を寄せた。映画は、7月上旬から8月下旬までの撮影を予定。場所も物語に沿って、全編を京都で行う。(C)2017「本能寺ホテル」製作委員会
2016年06月24日2011年、大阪城を真っ赤に染め上げ大きな話題を生み、興行収入16.2億円の大ヒットを記録した映画『プリンセス トヨトミ』。今回は、綾瀬はるかと堤真一の強力タッグほか、その製作・出演チームが再集結し、完全オリジナルストーリーで新作映画『本能寺のホテル』を製作することが決定した。これまでの人生、何の疑いもなく流れに任せ日々を過ごしてきた倉本繭子(綾瀬はるか)。勤めていた会社が倒産し、あての無い生活を送っていたところ、彼氏・吉岡恭一(平山浩行)から、「それなら、結婚しよう」とプロポーズをされる。そんないい話はないと周りからも薦められ、流されるままに婚約。そんな時、恭一の両親の金婚式の祝賀パーティに出席するため京都を訪れる。しかし予約していたはずのホテルは繭子の手違いで泊まることが出来ず、途方に暮れた繭子がたどり着いたのは、路地裏にひっそりと佇む”本能寺ホテル”だった。「ようこそ、本能寺ホテルへ」。出迎えた支配人(風間杜夫)に導かれるように、繭子は不思議な世界へと迷い込む。そして、突如、彼女の前に現れたのは天下統一を目前とした名将…織田信長(堤真一)。繭子は自身も訳のわからぬまま“本能寺ホテル”と1582年の本能寺を行き来しながら、信長と信長に仕える小姓・森蘭丸(濱田岳)との交流を深める中で、次第に信長の人間性に惹かれていく。やがて繭子は1582年の迷い込んだその日が、“本能寺の変”が起きる前日であることに気づき――。誰もが知る「本能寺の変」を、事前に信長が知っていたらどうなっていたか?現代の女性(繭子)が、もしも本能寺の変の前日にタイムスリップしたら、どうなるのか?果たして信長を救えるのか? 本作は、現代の女の子と天下統一目前の信長が繰り広げる、時代を超える奇想天外なストーリー。また、監督には『HERO』『プリンセス トヨトミ』などを手掛ける鈴木雅之。大ヒット作品を次々に作り出してきた名監督が、“日本史上最大の謎”を劇中で描く。そして、キャストも『プリンセス トヨトミ』の強力タッグが復活した。 ヒロイン・繭子役には、『プリンセス トヨトミ』では鳥居忠子役を好演し、『海街dialy』『高台家の人々』などの話題作が続く綾瀬さん。そして『プリンセス トヨトミ』では松平元を熱演した堤さんが、自身初の織田信長役に挑戦する。今回の決定に綾瀬さんは「これまでも何度かご一緒した堤さんや鈴木監督はじめみなさんと、作品を作れるということでとても楽しい夏になりそうです!」と喜びを語り、「私が今回演じさせて頂きます繭子が、鳴かぬなら殺してしまえホトトギス…あの織田信長と奇想天外なやりとりをするのが見どころです。キャスト、スタッフみんなで、笑って頂ける作品をお届けできるよう頑張ります!」と意気込んだ。一方、連続テレビ小説「マッサン」や『日本のいちばん長い日』などに出演し、シリアスからコミカルまで多彩なキャラクターを演じ分ける堤さんは、「いまから作品の完成が楽しみ」と話し、また初挑戦の信長役については「プレッシャーも感じますが、いままでにない新しい信長を作っていきたいと思います」と気合十分に語っていた。さらに、織田信長に仕える小姓・森蘭丸役には、「HERO」や現在公開中の話題作『ヒメアノ~ル』など、ドラマに映画に引っ張りだこの濱田岳。濱田さんは「“蘭丸、お前かよ”とガッカリからスタートしているはずなので、あとは上がるだけだと思っております」と自虐しつつも、撮影への強い意欲をみせていた。またそのほか、繭子の婚約者・吉岡恭一役に平山浩行、思わせぶりな言動をする本能寺ホテル支配人役に風間杜夫が出演する。なお本作は、全編京都にて撮影予定しており、7月上旬にクランクイン、8月下旬にクランクアップを予定しているという。『本能寺ホテル』は2017年、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年06月24日タレントの石塚英彦が、15日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『あいつ今何してる?』(毎週水曜19:00~19:56)に出演し、中学時代の同級生に「当時から笑いの天才」と絶賛された。学生時代から「笑いを取ることに命をかけていた」という石塚。番組には、中学時代の「缶蹴りの際に転んで鎖骨を折った同級生」がVTRで登場し、勉強ができたので一流企業で出世しているのではないか…と石塚が予想していた通り、気象庁で地震の研究者になっていた。そんな彼が、当時に石塚とやっていたというギャグを再現。さらに、石塚について「当時から笑いの天才で、体を使って笑わせたりして天性の勘を持っていた」と証言し、「ウケがイマイチだった時のリアクションまで考えていた」というエピソードも明かした。次週22日の放送は3時間スペシャルで、浅香唯、宮藤官九郎、高嶋ちさ子、高橋茂雄(サバンナ)、浜口京子の5人がゲスト。宮藤は、修学旅行先の京都で一緒にナンパしたという同級生のエピソードを明かし、あることがきっかけで絶縁してしまったという友人も登場する。
2016年06月15日タレントの石塚英彦が、きょう15日に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『あいつ今何してる?』(毎週水曜19:00~19:56)に出演し、学生時代から「笑いをとることに命をかけていた」と明かす。この番組は、ゲストの学生時代の同級生の"今"を調査していくもの。石塚は、学生時代から笑いに対するこだわりが人一倍強かったといい、「笑いをとることに命をかけていた」と振り返る。そんな石塚の同級生としてVTRに登場するのは、一緒にクラスで笑いをとっていたという人物。石塚がかつてやっていたというあるギャグを披露するが、石塚本人は、その思い出話を石塚が突如否定しだす。笑いに命をかけていたという石塚は「こんなクオリティのものを当時の自分がやる訳がない」と力説。同級生の思い違いだったのか、真相が明らかになる。
2016年06月15日堤真一、寺島しのぶ、井上芳雄、浦井健治らの華も実力も兼ね備えた俳優陣たちが出演する舞台『アルカディア』が4月6日(水)、Bunkamuraシアターコクーンにて開幕する。舞台『アルカディア』チケット情報物語は、英国の貴族の屋敷を舞台に、「19世紀初頭」と「現代」のふたつの時代が、時には交互に、時には複雑に交錯し合いながら進行する。一見何の関連もなさそうなふたつの世界が、「ある謎の追究」を巡り、時空の隔たりを感じさせないほど絶妙にリンクし合いながら躍動する。そんな名作戯曲に挑戦する出演者から最終通し稽古後のコメントが到着。堤真一膨大な台詞の多くは、哲学的であったり数学的な言葉なので、高尚で重苦しい文芸作品のように思われがちです。ところが、実はそういう学術的な言葉は本筋ではなく、軽やかでユーモラスに、登場人物たちの恋愛熱や研究への情熱が 200 年の時空を駆け巡ります。学術的な話が多いので、確かに台詞を喋る役者は大変(笑)。でも、そこで描かれている人間たちの姿をハッキリとお見せできれば、お客様により一層楽しんでいただけるはず。まずはその「人間ドラマ」に集中したいと思っています。寺島しのぶここに登場する人物は皆、研究なり恋愛なり、一つのことに「熱」を傾けている人たちです。私が演じる「ハンナ」も、19世紀の詩人バイロンの研究にエネルギーを燃やしていて、研究以外には全く無頓着。でも自分の研究への愛と情熱は誰にも負けない。そんな「熱」が伝えられれば、素晴らしい舞台になると思っています。栗山さんが、「これは愛の話」と仰っていたように、劇中には色々な形の愛があり、ハンナもその中で成長していきます。劇中に生まれる変化を演じられるのは、とても楽しいことですね。井上芳雄ストッパードの伝説的な作品で、それを栗山民也さんの演出で、堤真一さん、寺島しのぶさんをはじめとする憧れの役者さんたちとご一緒できる!それだけで、台本を読む前に即答で出演を決めました。栗山さんの舵取りで、皆さんと一緒に掘り下げて行った稽古は、謎解きの面白さと演劇の喜びに溢れた現場でした。間違いなく、「日本最高峰のメンバーが集結した舞台」と言っても過言ではないです!ぜひ多くの方々に観に来ていただきたいですね。浦井健治稽古初日の本読み後、思わずため息をつきながら、机に突っ伏してしまったんです(笑)。学術的な台詞が多いし、意味もよくわからないし……。それが、立ち稽古が進むにつれ、どんどん見えてくる景色も広がって、この戯曲の凄さや面白さを発見する毎日でした。栗山さんや皆さんとご一緒できる現場は、僕にはかけがえのない時間。そこから生まれる「熱」をお客様に感じていただけたら嬉しいですね。4月30日(土)まで東京・Bunkamuraシアターコクーンにて上演後、5月4日(水・祝)より森ノ宮ピロティホール(大阪府)へと舞台を移す。
2016年04月06日「マンガ大賞2016」の授賞式が29日、ニッポン放送イマジンスタジオにて行われ、野田サトル氏の漫画作品『ゴールデンカムイ』が大賞に選ばれた。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載中の『ゴールデンカムイ』は、日露戦争の帰還兵で、"不死身の杉元"として恐れられた青年・杉元佐一が、隠された金塊をめぐって北海道全土を舞台に繰り広げる冒険劇が描かれる。アイヌ民族の少女アシリパをはじめとした魅力的なキャラクターや、ミステリー、歴史、民俗、サバイバル技術など、多様な要素が凝縮されたエンターテインメント作品となっている。受賞のコメントを求められた野田氏は、「『ダンジョン飯』に勝ててうれしい」と、同じく「マンガ大賞2016」ノミネート作で、「全国書店員が選んだおすすめコミック2016」において1位に輝いた人気コミック『ダンジョン飯』を引き合いに喜びの第一声。本作を描いたきっかけについて尋ねられると、「主人公の杉元佐一というのは自分のひいじいちゃんの名前なんです。屯田兵として戦ったひいじいちゃんの話をいつか描きたいと思っていました」と、意外な事実とともに動機を明かした。さらに、「実際になかなか話を広げていくことができずにいた時に、担当編集の大熊さんが北海道を舞台にした狩猟小説を薦めてくれました。それがおもしろかったので、その2つをくっつけちゃえばいいやと始まりました」と説明。作品で描くものにはリアリティを出すために、知床や網走刑務所など、作中のモチーフとなった場所をはじめ、現地の猟師を取材したという野田氏。さらにアイヌ文化に造詣の深い中川裕教授がアイヌ語監修を務めるなど、あらゆる面で本物を志向している。創作へのこだわりについても野田氏は、「やはり取材で、本物を見て描くようにしています。徹底的に取材して詳細に描くことで、現地の方にも、『こいつ本気だ』と思ってもらえるんです」とコメント。授賞式に参加した担当編集の大熊八甲氏も、「野田先生は、その行動力と、情報・知識量を作品に落としこむ力がすごい」と語る。式では、野田氏が描き下ろした受賞イラストも公開された。今年ノミネートされたのは、『ゴールデンカムイ』をはじめ11作品。そのほかの順位は以下となる。「マンガ大賞2016」順位大賞 野田サトル『ゴールデンカムイ』2位 九井諒子『ダンジョン飯』3位 石塚真一『BLUE GIANT』4位 三部けい『僕だけがいない街』5位 たかみち『百万畳ラビリンス』6位 沙村広明『波よ聞いてくれ』7位 眉月じゅん『恋は雨上がりのように』8位 安藤ゆき『町田くんの世界』9位 東村アキコ『東京タラレバ娘』10位 山本さほ『岡崎に捧ぐ』11位 イーピャオ 小山ゆうじろう『とんかつDJアゲ太郎』
2016年03月29日-------------------------------------------大学1年生のみなさん! 「大学デビューのホントのところ」、知りたくないですか? 本連載は、かつて大学デビューに半分成功・半分失敗したトミヤマユキコ(ライター・大学講師)と清田隆之(恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表)が、過去の失敗を踏まえ、時に己の黒歴史を披露しながら、辛く苦しい学生生活を送らないためのちょっとした知恵をお授けする。そんな連載です。-------------------------------------------○春休み中におすすめの本は2月頭から3月終わりまで続く大学の春休みは、長い上にこれといった宿題もないため、夏休み以上のお得感がありますよね! ちなみに、教員は採点とか入試などの業務がてんこ盛りなので、本格的な春休みはごく短いです(泣)。以前、夏休みには「とにかく本を読め!」とアドバイスしました。なので、春休みも長くて難解な本をどんどん読んで欲しいのですが、そればっかだと疲れちゃいますよね。ということで、もうすぐ新入生を卒業し「先輩」となるみなさんにうってつけの本を紹介したいと思います。なにも「こういう先輩/後輩関係が理想的」などと押し付けるつもりはありません。むしろ「いろいろな先輩/後輩がいる(いていい)」ということを知ってくれたら幸いです。○憧れの先輩との距離感が絶妙 又吉直樹『火花』(文藝春秋)漫才師として天才的なセンスを持ちながら、どこまでも不器用な先輩「神谷さん」を、後輩「德永」が観察し続ける物語。借金まみれ、恋愛も中途半端。面白さを追求する姿勢はカッコいいけれど、ときどきやりすぎて、みんなを引かせてしまう……そんな神谷さんに憧れとほんのちょっとの侮蔑を感じている德永。この「ほんのちょっとの侮蔑」というところがポイントです。德永は、先輩を盲目的に信仰したりはしないのです。先輩は神様じゃないし、先輩と自分の人生は、どれだけ密接にかかわりあっていても別物。好きだからって全肯定すればいいというものではないし、逆に、ちょっと相容れないところがあっても、それで絶縁するなんてバカげている。芸人の世界は特殊ですが、それでも、德永の人間関係調整力からは学ぶべき点がたくさんあると思います。○強引な先輩と出会ったら? ジュール=ベルヌ『海底2万マイル』(講談社青い鳥文庫)言わずと知れた少年小説の大傑作。ですが、大人になってから読むと、「とんでもない先輩に振り回される後輩の話」として読めます。潜水艦ノーチラス号のネモ艦長は、好奇心旺盛なアナンクロス教授を乗せ、世界の海をかけめぐります。が、ネモ艦長はなかなか行き先を教えてくれないし、潜水艦から逃げ出したらダメだというし、どこまでも強引。でも、アナンクロス教授が不満たらたらかというと、そうでもないんです。むしろ、これまで見たこともない光景を見せてくれた艦長に感謝している部分も。面白いのは、教授がネモ艦長との冒険旅行について「人々がこの話しを信じてくれようが、くれまいが、わたしにとって、それは、さして問題ではない」と語っていること。この承認欲求の薄さ、すごすぎ。ふつう、誰かに振り回されるとつい愚痴りたくなるし、貴重な経験をさせてくれたら、みんなに自慢したくなりそうなものですが、アナンクロス教授はあえて「自分とネモ艦長」の関係だけを見て、そこから得られるものだけを得ようとするのです。強引な先輩の言いなりかと思いきや、ひそかに経験値を上げている……アナンクロス教授、デキる男です。○人生のモチベーションを引き上げてくれる先輩 林真理子『野心のすすめ』(講談社現代新書)「低め安定」志向の若者を叱咤激励し、とにかく野心を持て、上を目指せと煽りまくってくる一冊。わたし自身「え~、そんなに頑張りたくないよ~」と思いながら読みはじめたのですが、読み終えるころには「野心、だいじ!」とすっかり考えを改めました。彼女の熱心な読者とはいえないわたしでも、こんなに心動かされるのですから、林真理子は「人生の先輩」として、かなり優秀だと思います。なんといっても、就活で40社以上から不採用を食らったところから今日の地位を築き上げ、有名になってからは数々のバッシングに耐え、仕事で結果を出し続けているのですから、説得力がハンパない!○プロ後輩になって先輩から学ぼう 石塚真一『BLUE GIANT』(小学館ビッグコミックススペシャル)本作は、一流のジャズミュージシャンを目指して奮闘する青年「宮本」の物語なのですが、彼が「プロ後輩」みたいなひとなんです。彼と関わったひとは、どういうわけかみんなイイ先輩になってしまう。それは、宮本が人間を好きで、人間を信じているから。「このひとと付き合うことにメリットがあるのか?」といったコスト感覚で人間関係を選択してしまうことってあると思うのですが、宮本にはそれがないんです。そういうコスト感覚をぶっ壊した先に、ものすごい人的財産があることを、彼は本能的に見抜いているのかも。これがプロ後輩のスキル……わたしも宮本の力でイイ先輩に仕立て上げて貰いたいものだよ……。○規格外の先輩に惚れる 加賀まりこ『純情ババアになりました』(講談社文庫)女優・加賀まりこのエッセイ集なのですが、びっくりするほど一般人の暮らしからかけ離れており、たいへん痛快です。父親の仕事の関係で小さな頃から勝新太郎と知り合いだったとか、20代で芸者あそびをしていたとか、妊娠が発覚してすぐにシングルマザーになると決めたとか、もう、人生の全てが、洒脱で、潔くて、かないません。なるべく失敗しないように、なるべくレールから外れないように生きる慎重派のみなさんにしてみれば、彼女の人生はまるで他人事かも知れません。が、わたしは本書を読むと「規格外の人生でも、なんとかなる」と感じ、なんだか安心します。人生、いくら用心していても、予想外のことが起きますが、加賀まりこマインドがあれば、もしすっ転んだとしても、ひとより早く立ち上がれる。慎重派のひとこそ、彼女を「いざという時に頼れる先輩」と思うべきだと思います。……全5作品、いかがだったでしょうか? ここから先輩/後輩関係を知るヒントをうまいこと引き出せたら、あなたの先輩/後輩力がアップするのはもちろん、読書力もアップしているハズですよ。トミヤマユキコライター・大学講師。「週刊朝日」「文學界」でブックレビュー、「ESSE」「タバブックス」でコミックレビューの連載を持つライター。早稲田大学などでサブカルチャー関連講義を担当する研究者としての顔も持っている。「パンケーキは肉だ」を合い言葉に、年間200食を食べ歩き『パンケーキ・ノート』(リトルモア)にまとめた。Twitter @tomicatomica清田隆之/桃山商事1980年、東京生まれ。失恋ホスト、恋のお悩み相談、恋愛コラムの執筆など、何でも手がける"恋バナ収集ユニット"「桃山商事」代表。男女のすれ違いを考えるPodcast番組『二軍ラジオ』を更新中。雑誌『精神看護』やウェブメディア「日経ウーマンオンライン」「messy」などでコラムを連載。著書に『二軍男子が恋バナはじめました。』(原書房)がある。Twitter @momoyama_radio
2016年02月03日堤真一が主演する舞台『才原警部の終わらない明日』が、11月30日(月)より東京・世田谷パブリックシアターで開幕する。【チケット情報はこちら】同作は、TVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズ、『アオイホノオ』、映画『HK/変態仮面』、『明烏』などで知られる福田雄一が作・演出を務める、歌あり、ダンスありのコメディ。とある真夜中、政府高官の令嬢が誘拐された。身代金5億円の受け渡し期限は24時間。そこで、急遽、インターポールから最も優秀な誘拐事件のプロフェッショナルが招集された。この<サイバラズ5>と呼ばれる、一見、全く頼りにならない集団を率いるのが、伝説の警部・才原章一郎(堤真一)。24時間という短期決戦に挑む才原たち。そこにまた、新たな誘拐事件が・・・。主演を務める堤真一のほか、勝地涼、清水富美加、鈴木浩介、上地春奈、池谷のぶえ、志賀廣太郎、小池栄子という豪華な顔ぶれが脇を固める。開幕に際し、堤は「最初に、歌と踊りがあるって聞いたときは、「ふざけんなよ」って心の中で叫びました(笑)。才原本人は、いたって真面目で真剣で、そのズレ加減がおかしい男。だから僕も“カッコつけてるけどカッコ悪い”でもいいから、もう腹くくって真剣に踊りますよ!皆さんには、“演劇”と固く考えずに、年末年始、気軽に笑いに来ていただきたいですね」とコメントを寄せている。舞台『才原警部の終わらない明日』は11月30日(月)から12月28日(月)まで、東京・世田谷パブリックシアター、2016年1月5日(火)から11日(月・祝)まで、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演。なお、東京公演は前売完売していたが、最終舞台稽古の結果、演出プラン確定に伴う追加席、見切れ席開放分の販売が決定。追加席は、オンライン販売、また当日券として劇場で開演1時間前からの発売を予定。詳細はオフィシャルホームページにてご確認を。
2015年11月30日俳優の橋本真一が主演を務める青春映画『ソングドリーマーズ☆』が2016年1月9日に公開されることが、このほど発表された。本作は、「ライブ×舞台×映画」と3つの異なる表現が連動するプロジェクトの一環。第1弾企画として行われたライブでは、「映画の主題歌を歌える権利」をかけて、さまざまなグループがパフォーマンスで争い、観客からの投票で5人組ユニット・TOKYO流星群がその権利を獲得。2015年5月に行われた、第2弾企画の舞台公演も盛況の内に幕を下ろしていた。第3弾企画が今回の映画公開で、橋本のほか山口純、野田優也、輝山立、奥山ピーウィー、大平峻也、北乃楓希、染谷俊之らも出演する。映画の主人公は、目標もなく流されるままに日常を送る清澄誠司(橋本)。清澄の唯一の楽しみは、人気男性アイドルグループ「4U(フォーユー)」の曲を聴くことだったが、ある日、4Uの所属事務所がオーディションを行うことを知り、応募を決意する。会場を訪れると、そこには同じくオーディションを受けに来た反町大介(山口)、青山実(野田)、月島京(輝山)、秋葉俊郎(奥山)、日吉孝太郎(大平)、倉前仁夫(北乃)の6人の姿が。全員合格となり、素人ながらもダンスや歌のレッスンに励む7人だったが、3週間後にお披露目をかねたライブで、アイドルグループ「ネクステージ」としてプレデビューが決まる。さまざまな思いを抱え、プレデビューに挑む7人の様を描く。主演の橋本は「夢をかなえる自信がないから、傷つく前に『夢』から逃げる。僕が演じている清澄はそんな男」と表現。続けて、「僕自身も昔はそうでした」と役柄と自身の昔の心境を重ねあわせ、「劇中の清澄は同じ『夢』を持つ仲間と出会って少しずつ変わっていき、夢への第一歩を踏み出す」と志を共にする仲間の存在について口にする。そして、「誰の人生にも必ず共感できる部分があるはずです。この作品を見て、明日への希望が少しずつでも湧いてくだされば僕は幸いです」と意気込んでいる。橋本は、1989年10月9日生まれで、大阪府出身。2014年、『テコンドー魂~Rebirth~』に相田隆盛役で出演し、銀幕デビューを飾った。TVドラマや舞台でも活動しており、本作で初の映画主演を務める。(C)「ソングドリーマーズ☆」製作委員会
2015年11月11日フジテレビで放送中のドラマ「リスクの神様」の“ファンミーティング”と称して8月17日(月)、第6話の先行上映会が開催。主演の堤真一と戸田恵梨香が登壇し、芸能人としての危機管理(?)について語った。戸田さんはこの日が誕生日。集まったファンから「おめでとう!」と声を掛けられ「ありがとうございます。27歳になりました!」と満面の笑みを浮かべた。撮影現場では数日前にキャスト、スタッフから祝福されたという。事故の隠蔽や商品の欠陥、スキャンダルから海外駐在員の誘拐まで現代の企業が抱えるリスクマネージメントの問題を描く本作。共演陣には森田剛、吉田鋼太郎、小日向文世、田中泯、古田新太など存在感抜群の重厚な面々が顔を揃えているが堤さんは「共演陣の中で、最も敵に回したくないのは誰?」という問いに、意外や「戸田恵梨香(笑)」と回答!「えー?」と不服そうな戸田さんをよそに「この人の機嫌が悪くなったら進まないなと思うので…(笑)。オジサンたちに関しては、俳優ってライバル関係に見えるかもしれないけど、実は助け合いであって“敵”と想定しにくい。その意味で気になるのは恵梨香ですね」と一番近くにいる存在だからこそ敵に回したくないという、危機管理のプロとしての分析で会場をわかせる。当の戸田さんは「全然理解できません!」と苦笑を浮かべていた。また「リスクを冒してでも手に入れたいもの、守りたいもの」という質問に、堤さんは「そもそも危険を冒さない、無理しないタイプ。戦っているイメージがあるかもしれないけど平和主義者です」と語る。それでも「唯一、子どもができて、子どもを守るのは命を懸けてでもと思います」と“父”の顔を見せる。司会者の「こんなに楽屋に子どもの写真を飾ってる人も珍しい」という指摘に戸田さんも「知らなかった!」と驚いた様子。堤さんはパソコンのスクリーンセーバーに子どもの写真を設定していることを明かし「生まれて初めて、自分より大事なものができた」と照れくさそうに語った。また、芸能人ならではの危機管理については「結婚前の若いときはマスコミに追いかけられて、おかげで車を運転するときに、つけられているかを意識するようになり、周りに注意して運転するようになった」と明かす。一方、戸田さんは「しょっちゅう、ノーメイクで出かけるし、メイクしてると友だちに『珍しいね』と言われる。適当に生きてます…(苦笑)」と女優としての危機管理に無頓着な一面をのぞかせていた。「リスクの神様」は毎週水曜日、夜10時より放送中。(text:cinemacafe.net)
2015年08月17日芝居に対しては真面目すぎるほど。でもその一方で関西人らしいユーモアも持ち合わせている、チャーミングな大人の男・堤真一さん。そんな堤さんに「大人の男」について、語ってもらいました。――今回、大人の男というテーマで取材に伺ったのですが…。大人かぁ…20歳の頃といまの自分を比べて、どんだけ大人になれているかを考えると何も変わっていない気がするんで、たまに不安になるんですけど…。――でも、若い頃は尖っていたそうですし、そういう自分を客観視できるという意味でも大人になっているのでは?当時は、必死だったんですよね。20歳過ぎて芝居に関わるようになって、何がいい芝居で何がダメな芝居なのかわからず、自分がどっちに進んでいいかわからなかった。そんななかで、どこかで聞いた理念を自分の価値観だと思い込もうとして、他を受け入れることができずに頑なになっていたんです。でも実際は、不安で怖くて、自分を守るために必死に抵抗していた気がします。そういう反骨精神が、僕の前に進むエネルギーになってもいたんですが、やっぱり年をとると、そういうエネルギーって変わってくるんですよね。――自分のなかで本当の価値観が定まってきたということではなく?というより、自分のなかにこだわりみたいなものがなくなってきたんだと思います。いままで絶対嫌だと思っていたことも受け入れられるようになって、全部がいいし、全部がスゴいって思えるようになりました。最初の頃はそのことに戸惑いもあったけれど、いまは逆に視野が広がったのかなって思っています。――きっかけは何だったんですか?やっぱり年をとったってことでしょうね。ここ5~6年くらい、気力で乗り切ろうとしても、以前のように体は頑張れなくなってきているわけです。そうなると、気持ちもノっていかなくなって、一時期は、もう芝居に対しての情熱がなくなったのかなって思って、悩んだりもしていたんです。でも最近、それが自然と楽しければいいやって思えるようになってきた。パアッと目の前が明るくなるって感じじゃないけれど、ドツボからは抜け出せたのかなって気がしてます。――読者に向けて人生の先輩からアドバイスをいただけますか。きっといろいろ迷ってる世代だと思うんです…。迷ってていいんじゃないの?って僕は思うけどな。その間は苦しいかもしれないけど、迷えるだけ選択肢があるってことは、いろんな可能性があるってことなわけでしょ。今回のドラマに「リスクはチャンスだ」ってセリフがあるんだけど、迷ったり悩んだりしている時の、人間の“変わろう”っていう力ってすごいんです。自分が大きく成長できるチャンスだと、前向きに捉えたらいいと思います。◇つつみ・しんいち1964年7月7日生まれ、兵庫県出身。主演をつとめるドラマ『リスクの神様』は、フジテレビ系毎週水曜22時より放送中。また11月末から、舞台『才原警部の終わらない明日』への出演も控えている。※『anan』2015年7月29日号より写真・天日恵美子スタイリスト・中川原 寛(CaNN)ヘア&メイク・奥山信次文・望月リサ
2015年07月23日NHK連続ドラマ「マッサン」を始め、『海街diary』『日本のいちばん長い日』など話題作の出演が絶えない俳優・堤真一が、7月よりフジテレビにてスタートする硬派な本格社会派ドラマ「リスクの神様」の主演に決定。あわせてヒロイン役、戸田恵梨香の出演が明らかになった。主人公・西行寺智(堤真一)は、かつてアメリカのGE社や政府関連の危機管理に携わり、数々のトラブルを解決、業界内で“the God of risk”(リスクの神様)と呼ばれる伝説の危機管理専門家。その手腕を見込まれ、会社周辺、取引先などで起こる様々なトラブル、スキャンダルへの対処のため、日本最大の商社・サンライズ物産の「危機対策室長」として雇われる。一方、バリバリのキャリアウーマン・神狩かおり(戸田恵梨香)は東大卒の入社10年目で、電機部門を担当、同期で一番の出世頭。次世代型バッテリー「LIFE」を、世界的電機メーカーと共同開発し、新会社を立ち上げ出向、若くして商品開発担当役員に抜てきされ、若きリーダーとして、順風満帆な日々を送っていた。しかし「LIFE」を搭載した家電製品が相次いで発火するという事態が起き、リコール問題に巻き込まれてしまい、その後、「危機対策室」で西行寺と共に働くことに…。主人公・西行寺を演じるのは、舞台、映画、ドラマ、それぞれのジャンルでその高い演技力を評価され、枚挙にいとまがないほど数多くの受賞歴を誇る、日本を代表する俳優・堤真一。ヒロイン・かおりには、「LIAR GAME」シリーズ、「SPEC」シリーズなど、数多くの代表作を持つ戸田恵梨香が抜擢され、堤さんとは5月16日(土)に公開を控える映画『駆込み女と駆出し男』以来の共演となる。TBSにて1999年に放送された「ザ・ドクター」以来、16年ぶりの連ドラ主演の堤さん。「民放の連続ドラマは『SP』以来なので、実はいま、一番心配なのは“体力”です(笑)」と漏らしながらも、「ここまでハッキリと“企業のリスク管理”をテーマとして扱ったドラマは、これまであまりなかったと思います。 昨今のニュースを考えても、とてもタイムリーだと思いました。企業側の姿勢や意識を問いかける社会派の側面と、ドラマそのものの面白さや愉快さも味わえる、いままでにないタイプのドラマです」と真摯にコメント。共演の戸田さんについても「戸田恵梨香さんとは数年前に舞台で共演し、つい最近も映画でご一緒しましたが、ドラマでは初めて。どんどん大人の女優さんになってきたなあ、という印象です。今回、とても難しい役柄を演じられますが、彼女ならできるのは間違いないですし、そんな彼女をサポ―トできれば、と思っています。恵梨香ちゃんを始め、共演のみなさんもすてきな方々ばかりですから、まずは、気負わずに楽しい現場で、みなさんと一緒に作品づくりに取り組みたいと思っています」と語った。そんな戸田さんも堤さんについて「堤さんとは、舞台『寿歌』でご一緒させていただいたのですが、“ユニークな関西の兄ちゃん”的な存在かと思いきや、周りを俯瞰してちゃんと見ている、内に秘める鋭さを持った方だと思いました。堤さんが演じられる西行寺にも同じものを感じます。堤さんが西行寺をどう作るのか、楽しみで仕方ありません。『兄さん、ついて行きます!』」とコメントを寄せた。堤さんと戸田さんそれぞれのキャラクターをいかに作り上げ、どのような掛け合いを見せるのか…放送を楽しみに待ちたい。「リスクの神様」は7月より毎週水曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年04月27日67館のスタートでスマッシュヒットを記録した『神様はバリにいる』が6月17日(水)にBD&DVD発売になることを受け、主演の堤真一と李闘士男監督のコメントが解禁になった。劇中では自称“爽やか”と言っているもまったく爽やかじゃない日本人の大富豪アニキ役を演じた堤は、「親しい仲間に囲まれて気持ち良く生きる。そんなアニキは演じていて気持ち良かった。1か月以上バリにいて、出会いの大きな作品。劇場で観た人もそうでない人も、ブルーレイやDVDでこの映画を観て温かな気持ちになってほしい」と心境をコメント。原作のクロイワ・ショウのサクセスハウツー本「出稼げば大富豪」(KKロングセラーズ刊)をテンポよく映像化した李監督は、「バリでの素晴らしく特別な体験が、皆さんの手元に届くことは光栄です。バリで起こった奇跡の数々が皆さんにも伝わると思います。幸せが訪れるかもしれません。やっと皆さんの家庭に、アニキが行きます!」と、感激を表現した。BD&DVDセル共通特典としては、映像特典として、「メイキング」「オフィシャルインタビュー」「イベント集」ほかを収録予定のほか、封入特典として「ブックレット」も同梱予定。ウソのような実話から生まれた開運エンターテインメントを、特典とともに堪能してみて。<『神様はバリにいる』ブルーレイ&DVD/リリース情報>2015年6月17日(水) ブルーレイ&DVDリリース!※レンタル同時スタート【セル】DVD豪華版 ¥5,200(本体)+税【セル】DVD通常版 ¥3,800(本体)+税【セル】ブルーレイ豪華版 ¥6,200(本体)+税発売元・販売元:ポニーキャニオン(C) 2014「神様はバリにいる」フィルムパートナーズ(text:cinemacafe.net)■関連作品:神様はバリにいる 2015年1月17日新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2014「神様はバリにいる」フィルムパートナーズ
2015年03月20日映画『神様はバリにいる』のヒット御礼舞台挨拶が2月1日(日)に都内で開催され、主演の堤真一、共演のナオト・インティライミ、主題歌を歌う「湘南乃風」のSHOCK EYE、李闘士男監督が登壇した。事業に失敗して借金を背負い、バリ島にたどり着いた女性が、日本人の大富豪の“アニキ”との出会いを通じて人生を切り拓いていくさまを描く。堤さんは「まさかの大ヒットです(笑)」と主演でありながらも、驚いたよう。「こういう映画は…シリアスでもないし、どういう反応が返ってくるか全く予想がつかなかった」と思わぬヒットに喜びをにじませる。普段、歌手として活動するナオトさんにとっては映画のプロモーションの舞台挨拶は本作が初めての経験となるが、完成披露試写会、初日舞台挨拶に続いて、こうして3回目の舞台挨拶を迎えたことに驚いたよう。堤さんから「ヒットしないとこの3回目はない」と知らされると「嬉しいです」と語り、映画を見終えたばかりの観客の顔を見渡し「いい顔してます」と笑顔を見せた。この日の壇上でも堤さんとナオトさんは“ラブラブ”と形容しても問題ないほど仲良しぶりを見せつける。堤さんは「1か月以上、バリにいたから。出会いの大きい作品だった。尾野真千子も玉キン(=玉木宏)もそう(笑)」と語り、ナオトさんは「仲の良い友達と1か月に1回会っても年で12回出し、1回に会うのはせいぜい数時間。僕らは30日くらい一緒にいて、寝ているとき以外はほぼ一緒だった。十数年分の濃厚な時間を過ごしました。(堤さんは)アニキ肌で、映画の中と同じ“舎弟感”がある」と2人の関係性の濃さを語る。李監督はこの映画の公開、およびヒットについて、不思議な経験をしたと告白。映画を観た複数の知り合いから「映画の中にバリの神様が映ってるから、ヒットするよ」と連絡があったという。李監督はそれがどのシーンなのか分からないとのことだが、堤さんは「滝のシーンじゃない?」と指摘。「メチャメチャ寒かったんです。長い間、水に浸かってて。ガタガタ震えて『こんなロケいやじゃ!』って思ってたし、僕はあまり海外に行くと調子が良くないんですが、その日を境に体調が良くなったんです!」と撮影中の“超常体験”を述懐した。またSHOCK EYEさんは、主題歌「BIG UP」について「2013年に10周年だったんですが、メンバーが顔を合わせて1日中、歌を作るような機会が減ってきてたんです。デビューした7月30日に集まろうと僕がメンバーに声を掛けて、デビューした当時のスタジオを借りて、同じエンジニアで、1日でレコーディングまで全部やって作ったんです。リリースするつもりもなく、1回きりの横浜アリーナでのライブで演奏するために」と湘南乃風にとっても特別な思いで作られた曲であることを語った。これに、李監督が再び鋭く反応!「クランクアップの予定が一度、流れてしまって、そこで仕切り直してクランクインしたのが2013年の7月30日なんです。いま、話を聞いてゾッとして鳥肌が立ちました」と神がかり的な一致を明かし、会場はどよめきに包まれた。『神様はバリにいる』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:神様はバリにいる 2015年1月17日新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2014「神様はバリにいる」フィルムパートナーズ
2015年02月01日実在する富豪の人生訓を映画化した『神様はバリにいる』の初日舞台あいさつが1月17日に新宿バルト9で行われ、主演の堤真一をはじめ、尾野真千子、ナオト・インティライミ、菜々緒、玉木宏、李闘士男監督が登壇した。『神様はバリにいる』舞台挨拶その他の写真人生を変えるためにバリ島にやってきた元実業家の女性が、謎めいた日本人の大富豪アニキに出会い、数々の人生哲学を学んでいく姿を描く。アニキ役の堤は「別にお金持ちになる方法を描いたわけじゃなくて、テーマは人として『これだけは大切に』ということ。気楽に楽しんでもらって、元気になってもらえれば」とアピールした。一方、ヒロイン役の尾野は「バリでは、ここにいる男どもが『お前、戻ってきたんか?』『さっきまで可愛いのがおった』って…」と堤ら男性キャスト陣が“菜々緒びいき”だったと不満爆発。李監督が「現地スタッフも菜々緒さんを取り巻いていたし、菜々緒さんが帰国すると『菜々緒は戻ってこないのか』って騒ぎ出した。尾野さんが現場にいるのに(笑)」と明かすと、尾野は「もう、暴れてやる」とふくれていた。また、本作で俳優デビューを飾ったナオト・インティライミは、「サッカーの試合に例えるなら、初心者が本田や香川と一緒にワールドカップに出場するようなもの。プレッシャーだった」と胸中を告白。それでも「お芝居は難しくて奥深く、刺激的でスリリング。今後もいろんな役に挑戦してみたい」と俳優業に意欲を燃やしていた。『神様はバリにいる』新宿バルト9ほか全国にて公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年01月17日俳優・堤真一が、コテコテの関西弁大富豪を演じている映画『神様はバリにいる』。尾野真千子や玉木宏、映画初出演となるナオト・インティライミら豪華共演陣も登場する、本作の予告編が解禁。豪快かつ真理を突いた名言が炸裂している。大ヒットしたサクセスハウツー本「出稼げば大富豪」(KKロングセラーズ刊)を原案に、映画化された本作。物語は、神々が宿ると言われるバリ島を舞台に、“自称爽やか”な日本人の大富豪・アニキ(堤真一)のもとに、借金を抱えた元・女起業家(尾野真千子)が弟子入りしてくるところから始まり、さらに眼科医、婚活中の男――といった「今」を変えようともがく人々の悲喜こもごもを描いていく。堤さんが演じるアニキは、関西弁でまくしたてながら強烈なダジャレをかます、見るからに胡散臭そうな風貌の男。今回到着した映像でも、その胡散臭さは画面いっぱいに漂っているが、そのキャラはどこか憎めないものがある。さらに、「人生はドラゴンクエストや」「失敗した時こそ、笑え」と真理を突くような名言を次々と繰り出し、意外とすごい人なのでは…と思わせるミステリアスな魅力も。そんなアニキを演じた堤さんは、本作で初のパンチパーマにも挑戦しているとのことで、その強烈なキャラクターと併せてチェックしてみて。また、映像のバックに流れる本作の主題歌「BIG UP」は、「湘南乃風」が結成10周年のために書き下ろしたもの。「どんな辛い時でも笑顔」「出会いが人生を変える」という映画のメッセージとリンクした力強い歌声がスクリーンに響き、観る者の胸をアツくさせるはずだ。『神様はバリにいる』は2015年新春、新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月08日「あきらめかけた頃に久々の同窓会の通知が届いたような気持ち」。実に11年ぶりにモンスターたちの世界への帰還となった、石塚英彦(ホンジャマカ)はそんな風に表現し、久しぶりにコンビを組むことになった田中裕二(爆笑問題)も、我が意を得たりとばかりにその言葉に頷く。ディズニー/ピクサーの名作『モンスターズ・インク』の前日譚となる『モンスターズ・ユニバーシティ』がついに公開!前作に続いて日本語吹替え版のボイスキャストを担当した石塚さんと田中さんが、サリーとマイクになりきって(?)登場してくれた。前作では、モンスター界のエネルギー源となる子どもたちの“悲鳴”を集める会社「モンスターズ・インク」の最強の怖がらせ屋コンビである2人の活躍が描かれたが、本作で描くのはこの2人の出会い。いかにして2人は黄金タッグを組むに至ったのか?怖がらせ屋を養成するエリート機関である“モンスターズ・ユニバーシティ”での青春が綴られる。石塚さんが本作の製作を知ったのは、制作・配給関係者からでも事務所からでもなく、「田中くんから聞いた(笑)」。ちなみに、田中さんのニュースソースも仕事の関係者ではなく、インターネットのニュースだったとか…。当初、石塚さんは、前作の純粋な続編としてマイクとサリーの“その後”が描かれるものだと思っていたという。「そうなんです。前作で子どもたちの“悲鳴”ではなく“笑い”をエネルギーにするというところが描かれたので、今回はいよいよ本格的に笑わせに入るのかと(笑)。これは『ホンジャマカ』と『爆笑問題』としても黙って見過ごすわけにはいかないぞ。ホントに面白くないとエネルギーが集まらないからシャレにならないなって思ってたんです(笑)」。「夢」というのは本作の大きなテーマの一つ。小さな頃から怖がらせ屋になるという夢を持ち続けてきたマイクは、大学でも誰よりも勉強と努力を積み重ねるが、体が小さくて見た目が可愛らしいという、怖がらせ屋になるには致命的な欠点を抱えている。理想と現実。自分がなりたいものと、自分に適していることの違い。マイクもサリーも自分、そして夢と向き合いながら、答えや自らの進むべき道を探していく。現在、芸能界で確固たるキャラクターと地位を確立している石塚さんと田中さんだが、2人にも若い頃に、なりたい自分と現実のギャップや挫折を味わったことや、壁にぶつかることで、逆にこれまで知らなかった新たな自分の個性や強みを発見した経験はあるのだろうか?石塚さんは「僕はね、そもそも最初から全てがスムーズに行くなんて思ってないんだ」と語り、柔和な笑みを浮かべつつこう続ける。「この世界(=芸能界)、どこがゴールなのかって分からないんですよ。僕が最初に考えていたのは、映画の主役をやりたいってこと。バラエティに出たり、食レポ(グルメ・レポーター)をやりながらも、少しずつ芝居のお仕事ももらって、いつになるか分からないけど死ぬまでにできたらいいな、という思いでいまだに『映画の主役をやる』という夢を追い続けてるんです。そういう意味で僕自身は挫折を感じたことはないし、別の仕事に関しても通過点であり勉強だと思ってるから、『オレはこれがやりたいわけじゃないのに』とも思ったことはないんです」。田中さんは野球選手にアナウンサーなど、叶わなかった夢を列挙し「挫折の連続だった」と明かしつつも、「叶わなかったことに対して全く悲観していない」と付け加える。「マイクと同じでクラスで一番小さいから、野球選手になりたいって言っても『そんな奴になれるわけない』って言われちゃう。おまけに中学に行ったら肝心の野球部がない(笑)!次にアナウンサーになりたいって思って放送部に入って、日本大学の放送学科に進もうとするんだけど落ちちゃって演劇学科しか受かんなかったの(苦笑)。アナウンサーも無理かなと思ったら、そこで出会ったのが太田(光)で、そこでまたいろいろ予期せぬことがあって大学も中退したりしつつ、コンビ組んでお笑いを目指すことになったんです」。最初に思い描いていたものとは違う道筋かもしれない。だが予期せぬ形でかつての夢が実現することも…。「そう。なりたかったアナウンサーにはなれなかったけど、いろんな番組で司会をやったりラジオをやらせてもらえたり。こうやって声の仕事までさせてもらえてる。野球選手は無理だったけど、スポーツ番組を通していろんなアスリートや指導者の方に貴重なお話を伺えたりもしている。予定とは違うけど、でも石塚さんが言ったように『ここが終わり』という地点がないからね。今後、どうするかも決めてないし、予想がつかない。(石塚さんを指して)この人なんて、アイドルの後ろでバックダンサーとして踊ったりしてたんだから(笑)!」。2人に共通しているのは「楽天的なところ」(田中さん)。そして、自分や環境が変わっていくことを怖れないことも、新たな道を切り拓く上での大きな強みとなっている。「最近、2人で話しててよくテーマになるんだけど、1個の夢に限定することはないんだよね。ずっと『ナポリタンが食べたい』って思ってたけど、実は煮込みの方が美味しかったってこともあるじゃん」(石塚さん)。「そうそう『ナポリタン一つ!えっ?ない?マジかよ…じゃあ煮込み』って言って、食べてみたらムチャクチャうまかったり(笑)。夢なんて叶う方が珍しいんだし、その過程で別の夢も生まれてくるものだからね」(田中さん)。「それでも――」と石塚さんが笑みを浮かべつつも真剣なまなざしで付け加えたのが、「踏み出すこと」の大切さ。「いま持ってる夢に向かって踏み出さないと何も始まらない。僕もただ『映画に出たい』って言ってるだけじゃしょうがないから勇気を振り絞って、20歳のときに大学を休学した。そこで振り絞った先が『劇団ひまわり』だったんですが(笑)。この映画を観た子どもたちにも『なれっこない』なんて思ってほしくないですね。親の立場からしたら心配で『公務員になってほしい』って思うものかもしれないけど…(笑)」。最後に“相方”の存在について。サリーにとってマイクがかけがえのない相棒であるように、石塚さんには恵俊彰さん、田中さんには太田さんという、切っても切れないパートナーがいるが、夢を追いかける上で相方ってどういう存在なのだろうか?「僕は何も考えないタイプなので…」と切り出したのは田中さん。「コンビを組むということも、そもそもお笑いをやるってことも相方が誘ってくれたからこそのもの。あいつがいなかったら僕の人生、何も起こってなかった。本当にさっき言ったように、昔から夢見ていたことがいろいろと叶ってるけど、相方がそういう風にしてくれたようなもので感謝してますね」。一方、石塚さんは「うちの相方はまさにマイク」と頷く。「『ライブをやろう』って言い出すのも恵だし、日程を決めたり『この劇場だとお笑い色が強いから、こっちの役者さんが使う劇場を借りよう』とかプランを立てるのもあいつなんです。攻め方や細かいことを積み上げていってくれるから、まさに映画の中のマイクそのものですね」。これぞベストキャスティング。前作から10年以上を経て、改めてそう感じる。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モンスターズ・ユニバーシティ 2013年7月6日より全国にて公開(C) Disney/Pixar.All Rights Reserves.
2013年07月10日堤真一、瑛太、神木隆之介、二階堂ふみの豪華キャストによる、NTT東日本の光ブロードバンド回線サービス「フレッツ光」の新CM「モンスターズシェアハウス」の詳細が明らかとなった。新CMのキャラクターは人間ではなく、モンスターたち。フランケンに扮した堤さんを始め、瑛太さんはドラキュラ、神木さんはオオカミ男…と大変身している。そんな彼らモンスター男子たちが住むシェアハウスの管理人の孫娘を二階堂さんが演じている。CMの舞台は閑静な住宅街に佇む洋館風のシェアハウス。そこに繋がっている「フレッツ光」を使い、毎日を自分らしく過ごしているモンスターたちのちょっぴり変わった共同生活の中で「フレッツ光」にまつわる様々な出来事が起こるというストーリーだ。6月21日(金)から北海道、東北、関東、甲信越でオンエアが開始される「思いっきり割」篇では、モンスターたちが住む部屋の家賃が「思いっきり値上げ」されるというニュースから物語が始まり、家賃の値上げを告げられたそれぞれのモンスターが見せる個性豊かな対応を見せる。長い眠りから覚めたばかりのドラキュラは「アジャパー」と懐かしのリアクション。「何それ」と孫にあしらわれ、玄関上に掲げられた表札を見ながら「シェアハウス…。いまどきは下宿をこう呼ぶらしく…」と戸惑う。オオカミ男は「ボク、オオカミなんで、人間の言葉はちょっと…」ととぼけるが、関西出身の堤さん扮するフランケンから「いや、日本語で答えとるがな!」とツッコミが飛ぶなど、軽妙でコミカルな掛け合いが楽しめる内容に仕上がっている。6月初旬に行われた撮影では笑いが絶えなかったという4人の息ぴったりの演技もさることながら、人間ではないのにどこか親近感を感じてしまうモンスターたちの雰囲気、細部にまでこだわった特殊メイクや洋館風のシェアハウスのセットなど見どころが満載だ。(text:cinemacafe.net)
2013年06月20日俳優の堤真一が15日、東京・新宿ピカデリーで行われた『俺はまだ本気出してないだけ』(青野春秋原作)の初日舞台あいさつに登壇した。同日、堤演じる主人公・大黒シズオが劇中で歌うオリジナル曲「俺の時代」がiTunesで期間限定有料配信されることが発表されたが、当の堤は「こんなの歌手デビューとはいえない。そもそもiTunesって何ですか?」と困惑しきりだった。初日舞台あいさつの模様舞台あいさつには堤をはじめ、橋本愛、生瀬勝久、山田孝之、濱田岳、水野美紀、石橋蓮司、福田雄一監督らが登壇。福田監督が「映画では1番しか登場しないので、フルバージョンはここでしか聴けない。それにしても堤さんの歌が本当、うまくない!あんなもん配信していいんでしょうか」と爆笑しながらコメントすると、堤は「あんなもんって(笑)」と傷ついた様子だった。映画は「本当の自分を探す」と勢いで会社を辞めるも朝からゲーム三昧、父親には毎日怒鳴られ、高校生の娘に借金し、バイト先ではミスを連発する主人公・大黒シズオが「漫画家になる」と無謀な夢を追う姿を描いた。カナダ・モントリオールで行われる「ファンタジア国際映画祭」(7月18日~8月6日)での上映が決定している。製作発表当初から「意外なキャスティング」と話題を集めた本作だが、共演する水野は「全然意外じゃない。むしろこっちが、堤さんの“素”に近い」と暴露。福田監督も「そうですよ。やっと堤さんの本性が解禁される」と満足そうな表情。一方、シズオの父親を演じる石橋は「こんなバカなシズオが世にさらされるなんて、こんな恥ずかしいことはない」と笑いを誘っていた。翌16日の“父の日”にちなみ、堤から石橋へ、そして橋本から堤へ“本気パンツ”をプレゼント。また、先日「第32回イエローリボン賞(ベスト・ファーザー)」を受賞した生瀬は、「同じ日にマイケル・ジャクソンの娘さんが大変なことになり、こっちはまったくニュースにならなかった」と恨み節を見せていた。『俺はまだ本気出してないだけ』公開中
2013年06月17日シルベスター・スタローン主演の映画『バレット』と、堤真一主演の映画『俺はまだ本気出してないだけ』のコラボポスターが制作され、29日より東京メトロ新宿駅、JR大阪駅に掲出されている。その他の画像作成されたポスターは、『バレット』でスタローンが演じた殺し屋ジミー・ボノモと『俺はまだ…』で堤が演じた漫画家志望の大黒シズオのキャラクターを対比させたもので、“40年間、本気しか出してない”ジミーと、“42歳、まだ本気出してないだけ”の大黒が並ぶ異色のコラボポスターとなっている。また現在、両作品の公式サイトでは“見届けろ!男40年の生き様キャンペーン”と題して、ジミー・ボノモでも大黒シズオでも役立つアイテム“水とカンパン”3か月分が当たるプレゼントキャンペーンが実施されている。『バレット』6月1日(土)から全国ロードショー『俺はまだ本気出してないだけ』6月15日(土)より新宿ピカデリー他全国ロードショー(C)2012 The Estate of Redmond Barry LLC.All right reserved.(C)青野春秋・小学館/「俺はまだ本気出してないだけ」製作委員会
2013年05月30日イメージキャラクターに俳優の堤真一と岡田将生を起用したカクテルテイスト清涼飲料「アサヒ ゼロカク」の新TVCMとして、「春、ゼロカクBar。堤マスター」編 、「春、ゼロカクBar。岡田バーテンダー」編が、それぞれ4月9日(火)からオンエアされることになった。第2弾となる本CMも、堤さんがBarのマスター、岡田さんがバーテンダーに扮し、都会の真ん中に現れる「ゼロカクBar」を舞台に展開。「アサヒ ゼロカク」のちょっとオトナで上質なイメージを演出する。共演は『相棒シリーズ X DAY』や『県庁おもてなし課』の関めぐみだ。ストーリーは、雨の降りしきる夜、「ゼロカクBar」のカウンターにひとりの女性客が寂しげな表情でたたずむところに、2人がレモンテイストの新商品「ゼロカク アイスリモーネ」を差し出しながら、“レモン”にまつわるエピソードを語るというもの。堤マスターは、おどけながらも大人のやさしさがあふれるトークを、岡田バーテンダーは、女性がキュンとしてしまうような甘酸っぱいエピソードをそれぞれ語るのだが、ふたりの掛け合いがオチャメで、女性客も思わず笑顔を取り戻していくという展開になっている。今回は、撮影2回目ということもあってか出演者、スタッフともに「ゼロカクBar」の店員になったつもりで取り組み、堤さんの明るいリードで現場は一体感をさらに増して、スムーズに進んだそう。企画の肝となる、堤さん、岡田さんのセリフの掛け合いのシーンでは、2人と監督がその都度、協議をしながらいろいろなバリエーションにトライ。特に堤さんのセリフでは楽しいアドリブが多く、緊張感のある現場ながら、毎度スタッフも笑いをこらえるのに必死だったそう。また岡田さんは、女性がキュンときそうなセリフをサラリと言う“イケメンバーテンダー”という設定ながらも、普段はこのようなことを言わないそうで、セリフを言った後に、とても恥ずかしそうに顔を赤らめていたとか。「アサヒ ゼロカク」は、アルコール分0.00%にも関わらずお酒らしい味わいが楽しめる新感覚カクテル。すっきりとしたレモンテイストの新フレーバーは、バーテンダー姿がよく似合うカッコイイ2人にもぴったりだ。「アサヒ ゼロカク」新TV-CM「春、ゼロカクBar。堤マスター」篇(15秒)、「春、ゼロカクBar。岡田バーテンダー」篇(15秒) は4月9日(火)~全国にてオンエア。 ※一部地域を除く(text:cinemacafe.net)■関連作品:潔く柔く 2013年秋、全国東宝系にて公開俺はまだ本気出してないだけ 2013年6月15日より全国にて公開(C) 青野春秋・小学館/「俺はまだ本気出してないだけ」製作委員会
2013年04月08日「このマンガがスゴイ!2009」でランキング入りを果たし、映像化の権利を求めて20社以上が殺到した同名人気コミックを、堤真一を主演に迎えて映画化する『俺はまだ本気だしてないだけ』。“最強のダメ男”を堤さんが演じることも決定し、「驚異のキャスティング」として話題を呼んだ本作の特報映像がこのほど解禁となった。大黒シズオ、41歳。バツイチで子持ち。「本当の自分を探す」と勢いで会社を辞めるも朝からだらだらとゲームばかり。父親には毎日怒鳴られ、高校生の娘に借金し、バイト先ではミスを連発。そんなある日、「とうとう見つけちゃった。俺、マンガ家になるわ!」と宣言するのだが…。ドラマ「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」、「コドモ警察」の福田雄一が監督・脚本を手がける本作。共演には橋本愛、生瀬勝久、山田孝之、濱田岳、水野美紀、石橋蓮司ほか個性派にして豪華な面々が顔を揃えている。今回、公開となった特報映像ではモジャモジャのヘアスタイルで、ダメダメな男・大黒シズオ役に見事ハマっている堤さんの姿が確認できる。「原作を忠実に映画化することに抵抗があるんです。原作に似た方をキャスティングして、『似てるね』って言われることは全く嬉しくない。驚きがないというか、『え!?あの人がこれやるの?』というジャンプ幅を持たせたい。今回も、普通に考えると『まさかあの堤さんが、こんなだらしないオッサン役を?』と思うかもしれませんけど、脚本の段階で『堤さんだな』と考えていまして、その狙いはばっちりハマったと思います」と福田監督が語るのも納得の仕上がりとなっている。『テルマエ・ロマエ』、『宇宙兄弟』など次々と人気コミックが実写化され、海外の映画祭にも出品されるなど世界的な大ヒットを記録しているが、本作も新たにその系譜に加わるのでは?2013年、俳優・堤真一の新たな一面を発見することができそうだ。『俺はまだ本気出してないだけ』は2013年6月15日(土)より全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:俺はまだ本気出してないだけ 2013年6月15日より全国にて公開© 青野春秋・小学館/「俺はまだ本気出してないだけ」製作委員会
2012年12月17日今年の直木賞を受賞した池井戸潤の「下町ロケット」(小学館刊)がWOWOWの連続ドラマW枠で実写化。主演の三上博史、寺島しのぶ、渡部篤郎と鈴木浩介監督、そして原作者の池井戸さんが8月4日(木)に都内で開催された記者会見に出席した。純国産ロケット生産のために欠かせないある部品は、下町の小さな町工場の特許技術だった――。その特許がなければロケットは飛ばないという状況の中、巨大企業と町の小さな工場のプライドを懸けた熱きドラマが展開する。東日本大震災の後に、急ピッチで制作が進められた本作。三上さんは「3.11の直後、自分に何ができるかとずっと考えていましたが、行き着いたのは本分である役者で何かをすること。そんな中で(オファーの)電話をいただき、時間もなく大変なのは分かってましたが参加しようと思いました」と強い思いを明かす。三上さんと渡部さんの共演は映画『スワロウテイル』(岩井俊二監督)以来。三上さんは「気がついたら15年経ってた。あのときはお互いにまだガキんちょでしたが(笑)、いまこうしてオヤジになって顔を突き合わせているのが不思議です」と感慨深げ。三上さん演じる佃の口からは「誇り」、「プライド」といった言葉がたびたび発せられるが、三上さん、渡部さん、寺島さんも、職種は違えど佃と同様に強い思いを持って役者という仕事に打ち込んできた。自らの俳優としての信念や情熱について渡部さんは「ひとつのシーン、作品を作るにはすごく力が必要なんです。『誇りを持っている』ということすら考えずに挑んできたように思います」と語り、寺島さんは「自分が共感できることやビビッと来たものに対して執着はすごくあると思います。といってあれもこれもできるタイプではないんですが(笑)、この作品になら命を懸けられる、という情熱はあります」と胸の内を明かす。そして三上さんは「僕にとって(俳優の)仕事は生きがいなんです。生きがいにするためには、お金のためだけでなく、プライドを持たなくてはいけない。こうして夢中になれるものを持っていることを幸せに思います」と真摯に語ってくれた。この日は、原作者の池井戸さんも出席。「下町ロケット」を出版した後、20件を超える映像化のオファーがあったそうだが「その中でWOWOWさんに決めた理由は、(自身の小説が原作で、以前ドラマWで製作された)『空飛ぶタイヤ』のスタッフが揃うと聞いて、僕自身が見たくなったから」と直木賞受賞決定以前から話が進められていたという今回の実写化の経緯を説明。改めてキャスト陣の苦労をねぎらい、感謝の言葉を口にした。「下町ロケット」はWOWOW連続ドラマWにて8月21日(日)22:00より放送開始(全5話)。なお第1話は無料放送される。■関連作品:岳 -ガク- 2011年5月7日全国東宝系にて公開© 2011「岳 -ガク-」製作委員会 © 2005 石塚真一/小学館 CATERPILLARキャタピラー 2010年8月14日より公開© 若松プロダクション■関連記事:長澤まさみ、小栗旬にヒソヒソ話で下ネタ?小栗旬、怒り全開の長澤まさみにタジタジ?「プリプリ怒ってました」長澤まさみ、天然ボケ告白小栗旬に現場で「お兄ちゃん!」と呼びかける小栗旬が山に本気で挑む!『岳 -ガク-』試写会に25組50名様ご招待『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化
2011年08月04日小栗旬&岡田将生を主演に迎えての映画化が発表されている『宇宙兄弟』に麻生久美子と堤真一が出演することが明らかになった。原作は現在も「モーニング」(講談社刊)に連載中で、小学館漫画賞と講談社漫画賞のW受賞という「20世紀少年」以来の快挙(※同年W受賞は史上初)を成し遂げ、累計400万部を突破した人気漫画。幼い頃に宇宙飛行士になると誓い、約束通りに宇宙飛行士となった弟と、会社をクビになり無職となった兄。だが、弟からの一通のメールをきっかけに、兄も再び宇宙を目指し始める!そんな兄弟と仲間たちの奮闘が人間味たっぷりに描かれる。麻生さんが演じるのは、小栗さん扮する六太(ムッタ)と共に宇宙飛行士を目指す才女・伊東せりか。幼い頃のムッタと日々人(ひびと/岡田さん)を知るJAXA職員で宇宙飛行士選抜試験官のひとりでもある星加正に堤さんが扮する。今後、公開される作品だけでも『日輪の遺産』に『ロック 〜わんこの島〜』、『モテキ』、『ガール』に『幸運の壺 Good Fotune』といま、日本で最も多忙な女優のひとりである麻生さん。「私は原作の大ファンなので、正直、嬉しさと戸惑いがありました。でも、ほんの少しでもせりかさんの人生を歩きたいと参加させて頂くことになりました。不安もありますが、才能ある監督のもとでお仕事できること、とても嬉しく思っています」と出演への喜びを語り、堤さんも「このような希望あふれた作品に関われることを非常に嬉しく思っています。私が演じる星加は、かつて宇宙飛行士を志したが叶わず、宇宙を目指す者を支える立場として、再び夢をもつ人物です。宇宙に興味のある方もない方も、わくわくする気持ちや、“夢”を感じていただける映画になると思います」と意気込みと期待を明かす。ほかにムッタのライバルであり親友でもある真壁ケンジを、ミュージカル界のスター、井上芳雄が演じ、溝口大和、古谷やすし、福田直人といった、同じく彼らと共に宇宙飛行士を目指す仲間に新井浩文、濱田岳、塩見三省が扮する。JAXAからの全面協力を得て撮影も中盤に差し掛かっており、7月中にはクランクアップの予定。小栗さん、岡田さんはもちろん、麻生さんの宇宙服姿は…?新たな仲間を得て、ますます期待と注目を集めそうだ。『宇宙兄弟』は2012年春、全国東宝系にて公開。■関連作品:宇宙兄弟 2012年春、全国東宝系にて公開■関連記事:“ブラック・ジャック”岡田将生、脚フェチ告白の仲里依紗に振り回されっぱなし?岡田将生が若き日のブラック・ジャックに!手塚治虫の名作ドラマ化共演に仲里依紗『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化
2011年06月23日大ヒット公開中の『岳 -ガク-』主演の小栗旬とヒロイン役の長澤まさみ、片山修監督が5月19日(木)に都内劇場で開催された舞台挨拶に登場した。“山女子会”と称して、この日の客席には山を愛するアウトドアガールたち約350人が集結!“山ガール”たちは、映画や撮影についてストレートな質問を小栗さんらにぶつけた。マンガ大賞にも輝いた石塚真一の人気漫画を実写化。山を愛する山岳ボランティアの島崎三歩(小栗さん)と登山者たちの交流を通じて、山の楽しさや時に人間に牙をむく自然の恐ろしさを描き出す。“山ガール”ファッションに身を包んだ観客からの大歓声に小栗さんは「みなさん、映画観に来る格好じゃないですよ!」とツッコミつつ、頬は緩みっぱなし。長澤さんも「みなさんカラフルで、はつらつとしていていいですね。“山ボーイ”も増えてくれたら嬉しいです」と笑顔を見せた。撮影を通じて見えた、互いの良いところと直してほしいところは?という質問に小栗さんは「(長澤さんは)基本的にすごく素敵です」と賛辞を贈ったかと思えば「人工呼吸をするシーンの撮影の合間にこの人、一瞬寝てました、半目あけて(笑)。その顔はひどくて(笑)、直してほしいかな」といたずらっぽい笑みを浮かべて暴露。一方の長澤さんは「直してほしいところ…あった!」と言った直後に「やっぱりいいです、やめときます」と撤回。マイクを通さずに隣の小栗さんにごにょごにょと内緒話で中身を伝えると、小栗さんは「ここで言うことじゃなかったですね。下ネタでした…」と苦笑い。長澤さんが小栗さんに直してほしいと思う、下ネタまじりのこととは一体、どんなことだったのか…?“山デート”をするならどんなことをしたいか?という質問に「テントに泊まるのも面白そうですね。でも、せっかく山に行くなら、彼女と一緒でもいいですが、大人数で行って、みんなでバーベキューしたり、クライミングをしたい」と小栗さん。長澤さんもこのプランに飛びつき「私もそれ参加させてもらっていいですか?」とノリノリ。ただ「彼氏と山登りして、必死な顔を見られるのは恥ずかしい…」と女の子らしい一面も。さらに小栗さんは「前日に大ゲンカしたカップルが、山に登ると良いと思います。助け合いながら登って、頂上に着いたら、ケンカしたことなんてどうでもよくなります」と新タイプのデートプランを提案し、会場の笑いを誘っていた。また、長澤さんが演じた山岳救助隊員・久美のようなタイプの女性について小栗さんは「(付き合うのは)絶対ムリ。怖いもん。(劇中の)『山をなめるな!』という感じで毎日怒られて、家に帰りたくなくなりそう」と弱腰姿勢。逆に、三歩のようなワイルドな男性は?と問われた長澤さんは「三歩はワイルドだけど、意外と草食系っぽい。でも彼女とかはできなさそうですね」と冷静な分析をしつつ「(ワイルドと草食系が)ちょうど半分ずつの人がいいです」と中道路線を表明。すかさず「オレみたいなタイプだね?」と言う小栗さんに「毎日、怒りますよ」と笑顔でカウンターを食らわせていた。『岳 -ガク-』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:岳 -ガク- 2011年5月7日全国東宝系にて公開© 2011「岳 -ガク-」製作委員会 © 2005 石塚真一/小学館■関連記事:小栗旬、怒り全開の長澤まさみにタジタジ?「プリプリ怒ってました」長澤まさみ、天然ボケ告白小栗旬に現場で「お兄ちゃん!」と呼びかける小栗旬が山に本気で挑む!『岳 -ガク-』試写会に25組50名様ご招待『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第13回)逆境に強そうな戦う俳優は?
2011年05月20日映画『岳 -ガク-』が5月7日(土)に公開初日を迎え、都内劇場で行われた舞台挨拶に主演の小栗旬に長澤まさみ、佐々木蔵之介、渡部篤郎、石田卓也、片山修監督が顔を揃えた。石塚真一による、マンガ大賞受賞作を実写化した本作。山をこよなく愛する山岳ボランティアの島崎三歩(小栗さん)と、山岳救助隊、そして登山者たちの交流を通じて山の面白さと美しさ、そして時に人間に牙をむく自然の厳しさを描き出す。およそ3か月にわたって山にこもって撮影されたが、その前には過酷なトレーニングも行われた。小栗さんは「最初に監督と一緒に登った八ヶ岳はすごかったです。5メートル先が見えなくて…遠くから徐々に人の影が見えてくるのが本当に嬉しくなるんです」と雪山の厳しさを身を持って感じたよう。「山の上で摂る食べ物、飲み物は違う味がするんです。登ってから食べるカップラーメンは本当においしい!何なんでしょうね?とにかくうまいんです」としみじみと語った。長澤さんはここ数日、映画のプロモーションで毎日のように各局の番組に出演していたが「やっと初日を迎え、みなさんにお届けすることができて嬉しい」と満面の笑みで初日を迎えた喜びを語った。この日、キャスト陣は次々と撮影時のエピソードを披露。佐々木さんは山岳救助隊の隊長役だが「隊長はそんなに登らず、基本的に基地で指示を出し、報告を待ってまして…」(佐々木さん)と苦笑い。小栗さんによると「隊長はヘリで迎えに来るシーンで初めて山に触れて、隊長なのに『すごい景色だなぁ』って写真を撮ってました」とのこと。また、夏山にハイキングに来た男性とのシーンの撮影について、小栗さんは「あの日のまさみちゃんはメッチャ怖かった!すごくプリプリ怒ってて、石田くんと『怖いね』と話してました」と証言。これは、長澤さんがそれだけ役に入り込んでいたという証…?何があったのかと尋ねられた長澤さんは、「軽装で登ってくるのが悪いんです!」と怒気を発しながら答え、会場は笑いに包まれた。他にも、長澤さんと石田さんがヘリコプターに乗るシーンでは山の上をグルグルと40〜50分ほど旋回していたそうで「吐きそうになってました」(石田さん)、「2人ともガマン大会みたいになって、絶対に『無理です』って言わない戦いを繰り広げていた」(長澤さん)とか。役の上でこのヘリコプターを運転しているのが、エアレスキューパイロット役の渡部さん。もちろん、実際には運転はしていないのだが、何とも居心地が悪そう…。渡部さん自身はプライベートで山に登ることもあり、原作のファンだったそうで「本当は佐々木さんの役(=救助隊隊長)がやりたかった(笑)」とボヤく一幕も。さらに役作りについて聞かれ「日焼けサロンに行って色を黒くしました」など飄々とした口調で語り会場の笑いを誘っていた。監督は本作の魅力を「人間ドラマ、心と心の通い合い」にあると強調。小栗さんも「僕らが山に向き合ったということが見ていただけると思うし、生きる勇気が伝わると思います」と胸を張った。『岳 -ガク-』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:岳 -ガク- 2011年5月7日全国東宝系にて公開© 2011「岳 -ガク-」製作委員会 © 2005 石塚真一/小学館■関連記事:長澤まさみ、天然ボケ告白小栗旬に現場で「お兄ちゃん!」と呼びかける小栗旬が山に本気で挑む!『岳 -ガク-』試写会に25組50名様ご招待『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第13回)逆境に強そうな戦う俳優は?東宝シンデレラオーディション、グランプリは10歳!鹿児島の美人姉妹が席巻
2011年05月07日