昨年、ファッションモデルとして彗星のごとく登場して以来、歌手、女優…と次から次へとその活躍の場を広げているIMALU。そんな彼女が、フランスの巨匠リュック・ベッソンが手がけるファンタジー・アドベンチャー『アーサー』シリーズ3部作の第2章である『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』で、声優としてデビューした。150センチの小さな体に、たくさんの可能性を秘める彼女が目指すものとは?公開前に話を聞いた。IMALUさんが本作で演じるのは、ファンキーでちょっと厄介(?)なミニモイの国の情報屋・リプレイ。オリジナル版では、人気アーティストのファーギーが演じている。「演技すること自体慣れていないし、ましてや声優だなんてまた新たなチャレンジだったので、すごく緊張しましたね…すごく難しかったです。(オリジナル版を観てから演じたが、)ファーギーの声を聞くとちょっとかすれてるんですよね。だからといって同じように低くしたりとか特に意識しないでやりました。『もっと元気にやって』ってよく言われてたので、とにかく元気にやりましたね」。演技に臨むのは、昨年放送されたTVドラマ「リアル・クローズ」に続きこれが二度目。相次ぐ女優としての抜擢に、どんな気持ちなのだろうか?「ドラマをやらせてもらったときは、最初は、怖くて不安だし、初心者なのにいきなり香里奈さんや黒木瞳さんなど大先輩の方に囲まれて『出来ない!』って思って。でもすごく勉強になりましたね。カメラの前で立って演技をするということは、音楽でもPVを撮ることに繋がってたりしていて。今思うと、とてもありがたい環境にいたんだなーと。やって良かったと思います」。芸能界入りしてからまだ1年弱ながら、揺らぐことのない自身のペースというものを感じさせるIMALUさん。「好きだと思い続けていたら、自然にその道に導かれていくんだと思う」という言葉には、中学生のときから夢見ていた“音楽”への強い思いが込められている。「中学のときにバンドをやっていたときがあって、日記みたいに思ってることをノートに書いていました。と言ってもそれをメロディに乗せたりしたことは全然なくて、下積みがずっとあったわけでもないので、何もかも初めてなのですが、音楽がただ好きでずっとやりたかったので、いまはそれを一生懸命やるだけですね」。ちなみに、憧れのミュージシャンは「クリスティーナ・アギレラですね。とにかく彼女の全部が好きです!」とのこと。そんなIMALUさん、本作では声優以外にも歌手として日本版主題歌「Uh Uh」の書き下ろしにも挑戦!彼女らしい、ポップな楽曲に仕上がっている。「ミニモイって小っちゃいじゃないですか。私も人間の世界では小さいので、小さい子の目線の歌が書けたら『アーサー』に合うんじゃないかなと思って。なるべくキャッチーだったりかわいい感じだったり、曲の世界観に合わせて詞を書きました」。では最後に、IMALUさんがもし主人公アーサーやリプレイと同じように“身長2ミリ”になったら、どんな世界を見てみたい?と尋ねると、いたずらな笑顔を浮かべた。「すごく怖いと思うんですけど、ミニモイになったらやっぱり人の生活を覗き見したい。友達に自分の話をされているときとか、机の上で聞いたり、あと友達の日常を見たいですね。見えないと思うので透明人間的な感じで、(魔王)マルタザールのように(笑)」。■関連作品:アーサーと魔王マルタザールの逆襲 2010年4月29日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 EUROPACORP–TF1 FILMS PRODUCTION–APIPOULAÏ PROD- AVALANCHE PRODUCTIONSImages et Effets 3D–BUF photos:Daniel Smith © 2009 EUROPACORP – TF1 FILMS PRODUCTION – APIPOULAÏ PROD- AVALANCHE PRODUCTIONS■関連記事:『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』神木隆之介「3年間の成長がすごく生きた」IMALU、幼少時の珍映画体験を告白「父が洋画の字幕を全部アフレコ」虫から見た人間は東京タワー2塔分!?『アーサー』“虫体験”ワークショップ開催クマとの共演もへっちゃら?フレディ・ハイモア『アーサー』インタビューをお届け!アーサーたちがお弁当に!ママさんキャラ弁ブロガーのお弁当の画像&レシピを公開
2010年04月28日少年が身長2ミリに変身し、地下王国の危機を救うというワクワク感たっぷりの世界観で子供から大人まで魅了した『アーサーとミニモイの不思議な国』。それから約3年、3部作となる本シリーズ第2章『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』がまもなく公開となる。監督リュック・ベッソンのラブコールを受け、前作からの続投で主人公・アーサー役の日本語吹き替えを担当するのは神木隆之介。俳優のみならず、16歳にして声優としてのキャリアも豊富な彼だが、その素顔とは?公開前に話を聞いた。前作でフランスを代表する監督、ベッソンの大抜擢を受けてから約3年。満月の日を待って久しぶりに<ミニモイの国>へと舞い戻るアーサーと同様に、本作のアフレコ現場に戻ってきた神木さんは「最初はすごく難しかったんです」とふり返る。「映画の中で(アーサー役の)フレディくんも成長していて顔も大人っぽくなっているし、僕も声が低くなっているし、お互い成長していたので、最初はそこが釣り合うようにバランスをとるのがすごく難しかったです。でも徐々にやっていくにつれて、違和感なく出来るようになりました。アーサーという男の子が1作目からどう変わっているのかというのをしっかり見ながらやれたのは、3年間の成長がすごく生きた部分なのかなと思いました。そしてもっと彼のことを知りたいと思いました」。この3年という時間は、長かったような、あっという間のような…人それぞれ感想は異なるだろうが、神木さんにとってどんな3年間だった?「3年…長いですね。まずやっぱり中学から高校に上がったというのがすごく大きかったし、周りの環境も全く違うところだったし、それに慣れるまでもすごく長く感じましたね。その中ですごく成長できたこともあったし、一人で悩んでたこともあったし、やりたいことは全部出来て有意義に過ごせた3年でした。これは最近のことですが、『風のガーデン』(フジテレビ系)に出演してからすごく役を追求するようになってきて、具体的な芝居の形が見え出してきたんです。役者として、そういう意識が高まってきたことが一番『成長したな〜』と思う部分ですね」。本作の見どころは、たくましく成長したアーサーの姿ともうひとつ、彼とミニモイの国の王女セレニアの恋模様の進展。アーサーに再会できる満月の日に向けて一生懸命、歌を特訓するセレニアの乙女心が何とも愛らしいが、神木さんの率直な感想は?「かわいらしくて、すっごく好きですよ!いつもは強気で引っ張ってくれそうなのが、すごく弱気になったりするところがあるじゃないですか。それを素直に表現してくれるところがすごくかわいいと思います」。幼少期から数々の映画、ドラマの現場を踏んできた貫禄を漂わせる一方で、プライベートの話になると、等身大の16歳の素顔も。高校では軽音部に参加しているそうだが、幼少期からの鉄道好きの一面も健在のようだ。「まだ本格的な活動が始まってないのですが、いまギターを練習していて、クラスの人たちも楽器が出来る人が多かったので、もうバンドやるしかないでしょ!ということで軽音部に入りました。発表会があるので、ぜひみんなの前で弾きたいなと思ってます。(鉄道も)もちろん好きですよ!隠してるだけです(笑)。ある日、友達に鉄道のことをこうこうこうなんだって話してたら、引きつった顔をされたので、一方的に話すのはやめようと…」。3部作の待望の第2章となる本作について「大切なものを守る人の強さというのを教えてくれる、しかもキレイで素直な形で教えてくれる映画」と語る神木さん。ずばり、お気に入りのシーンは?「今回は、ミニモイの国の大通りが出てくるんですよ。本当に数え切れないキャラクターがいるので、何回観ても『あれ!?こんなやついたっけ?』と思いますよ」。それでは最後に質問。神木さんがアーサーと同じように“身長2ミリ”になったら、どんな世界を見てみたい?「自分の部屋を探検したいですね。日常にあるものも見る角度が違うだけで全然違うと思うんですけど、いまの僕の身長から見た部屋を、小さくなって見たときにどう思うんだろうと興味があって。隙間に落ちた物も拾えるしいいかなと(笑)」。■関連作品:アーサーと魔王マルタザールの逆襲 2010年4月29日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 EUROPACORP–TF1 FILMS PRODUCTION–APIPOULAÏ PROD- AVALANCHE PRODUCTIONSImages et Effets 3D–BUF photos:Daniel Smith © 2009 EUROPACORP – TF1 FILMS PRODUCTION – APIPOULAÏ PROD- AVALANCHE PRODUCTIONS■関連記事:IMALU、幼少時の珍映画体験を告白「父が洋画の字幕を全部アフレコ」虫から見た人間は東京タワー2塔分!?『アーサー』“虫体験”ワークショップ開催クマとの共演もへっちゃら?フレディ・ハイモア『アーサー』インタビューをお届け!アーサーたちがお弁当に!ママさんキャラ弁ブロガーのお弁当の画像&レシピを公開『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』サイン入りプレス&特製グッズを11名様プレゼント
2010年04月27日歌手でモデルのIMALUと俳優・神木隆之介が4月21日(水)、キッザニア東京で行われた、声優を務める映画『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』の親子向け試写会に出席した。同所は、子供が様々な仕事を体験できるテーマパーク。IMALUさんは両親との映画体験を聞かれ、父・明石家さんまから愛情を注がれたユニークな体験を告白。「洋画の字幕がまだ分からなかったから、父が全部、横でアフレコしてくれました。私の耳元で、女の役でも全部ひとりで演技しながら、2時間ぶっ通しで」。ハスキーなあの声のアフレコで映画に集中できた?と聞かれ「私は大丈夫だったんですけど、いとこが『すごいうるさかった』と言っていました」と取材陣を笑わせた。2人は、記者に扮した子供たち8人と質疑応答のやりとりをして、4つの質問に回答。生まれ変わったら何になりたい?との問いに、神木さんは「僕自身でいたい。自分が好きなので」。IMALUさんは「アンジェリーナ・ジョリーになりたい。女優としても人間としても素敵な方だと思うけど、顔が大好き。あの唇と大きい目になりたい」。いま、会いたい人を、神木が「ジョニー・デップ。憧れているので、一生に一度でいいから会いたい」。IMALUさんは「マツコ・デラックス。仕事の相談をしたい」。仕事で大変なことについて聞かれると、IMALUさんが「女優さんやモデルさんは、みんなキレイで細いから、太らないようにしている。本当は甘いものが好きですが、食べないようにしている」とコンプレックスを口に。両親は好き?という問いには揃って「好き」と答えていた。『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』は4月29日(木・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:アーサーと魔王マルタザールの逆襲 2010年4月29日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 EUROPACORP–TF1 FILMS PRODUCTION–APIPOULAÏ PROD- AVALANCHE PRODUCTIONSImages et Effets 3D–BUF photos:Daniel Smith © 2009 EUROPACORP – TF1 FILMS PRODUCTION – APIPOULAÏ PROD- AVALANCHE PRODUCTIONS■関連記事:虫から見た人間は東京タワー2塔分!?『アーサー』“虫体験”ワークショップ開催クマとの共演もへっちゃら?フレディ・ハイモア『アーサー』インタビューをお届け!アーサーたちがお弁当に!ママさんキャラ弁ブロガーのお弁当の画像&レシピを公開『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』サイン入りプレス&特製グッズを11名様プレゼントGACKT初舞台眠狂四郎に南野陽子、嶋田久作ら出演
2010年04月21日フランスの鬼才リュック・ベッソンが3部作で贈る大ヒットアニメファンタジー『アーサーとミニモイの不思議な国』待望の第2章、『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』が4月29日(木・祝)に公開される。本作で日本語吹き替えに初挑戦したIMALUが、これに続き主題歌も担当ことが明らかとなった。先日の声優発表で、前作から続投することになった神木隆之介、GACKTに加え、オリジナル版でアメリカのヒップホップグループ「ブラック・アイド・ピーズ」のファーギーが演じた新しいキャラクター、リプレイ役で吹替えデビューすることが発表されたIMALUさん。アーティストとしての活躍めざましく、先日3月3日(水)には2枚目のシングル「そんな名前 欲しくないよ」が発売されたばかりだが、自身3枚目のシングルとして本作の日本版主題歌「Uh Uh」を担当することが決定、4月28日(水)にCDがリリースされる。今年1月に歌手デビューして3か月足らずでの映画主題歌初挑戦となった同曲で、IMALUさんは、主人公アーサーとミニモイの国の王女・セレニア姫の恋模様を表現した歌詞を自ら書き下ろしている。劇中の2ミリサイズのミニモイたちのような“かわいいワード”をパズルのように組み合わせ、映画のようなポップでキュートな世界観に仕上げたというIMALUさん。彼女独自の言葉選びで綴った歌詞は、かわいい中にもちょっと痺れる毒も?同曲について、本人からは「アーサーの世界観にピッタリな楽しくてかわいい曲で、でもいままでの曲とも少し違ったポップな楽曲です!アーサーとミニモイたちのように小さい子たちから見える目線が裏テーマとなってる歌詞にも注目してほしいです。子供たちにも覚えてもらえたら嬉しいですね」とのコメントが寄せられた。また、IMALUさんの才能に期待を寄せるベッソン監督からも、今回の決定について「フレッシュなアーティスト・IMALUに担当してもらえて光栄です。日本語と英語をミックスさせたオリジナリティあふれる歌詞に、映画の世界観が見事に表現されています。彼女のかわいらしくて伸びやかな歌声が、映画のエンディングに華やかな色を添えてくれました。この曲を聴いて僕が感じた興奮と幸せを、日本のみなさんにも感じてもらえることを祈ります」と喜びの声が届いている。劇中では元気いっぱいの声を披露しているIMALUさん。歌では、どんな世界観を披露してくれるのか?『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』は4月29日(木・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:アーサーと魔王マルタザールの逆襲 2010年4月29日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 EUROPACORP–TF1 FILMS PRODUCTION–APIPOULAÏ PROD- AVALANCHE PRODUCTIONSImages et Effets 3D–BUF photos:Daniel Smith © 2009 EUROPACORP – TF1 FILMS PRODUCTION – APIPOULAÏ PROD- AVALANCHE PRODUCTIONS■関連記事:IMALU声優デビュー!さんま&しのぶに「10年間は褒めてもらえない」神木隆之介&GACKT、ベッソンのラブコール受け『アーサー』続編キャストに続投フレディ・ハイモア主演『アーサー』続編が仏で大ヒットスタート!日本公開も決定
2010年03月05日歌手兼タレントのIMALUがリュック・ベッソン監督最新作となるフランス映画のシリーズ第2弾となる『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』の日本語吹き替え版で声優デビューを飾ることになり、このほど都内スタジオで、同じく声優を務める俳優の神木隆之介とアフレコ収録を行った。少年・アーサー(神木さん)が身長2ミリに変身して繰り広げる冒険を描くファンタジーシリーズ3部作の第2章で、前作で身長2ミリのミニモイ族が住むミニモイの国を救ったアーサーがミニモイかららしきSOSを受け取り、再び旅立つ物語。IMALUはミニモイの大都会の愛嬌あふれる住人・リプレイ役を担当。オリジナル版ではアメリカの4人組ヒップホップグループ「ブラック・アイド・ピーズ」のメンバー、ファーギーが演じており、歌手としても活躍するファンキーな声を買われて抜擢された。初アフレコを終えると「いや〜もう緊張しました。画面を見て口を合わせて、しかも演技して、声だけだからオーバーにやらないといけない。私には難しかった」と大きく息を吐き出した。ベッソン監督からは「ボイスサンプルを聞いたらとてもチャーミングだし、お父さんは有名なコメディアン、お母さんも才能のある女優さんだというので、きっと大丈夫だと思ってお願いしたいと思った」とサラブレッドであることにも期待が寄せられたが、「両親からアドバイス?もらってないですね。報告もしていませんが周りから伝わっちゃったみたい」と肩をすくめる仕草。両親に褒めてもらえそうな出来?との問いには「仕事で褒めてもらえることは10年間はないですね。厳しいので、仕事には」と苦笑いだった。自身の声には「低いからだと思うんですけど、よくテンションが低い、もっと元気に、と言われるんです、すごく元気にやっているのに。それがコンプレックスでいろいろ表現できないから直したい」と困り顔。一方、『千と千尋の神隠し』、『サマーウォーズ』などを経て今回、声優作品10本目の神木さんは「これ以上、声が低くなってほしくない。カラオケで歌える歌がなくなるし」と声優のキャリアを心配(?)していた。『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』は4月29日(祝・木)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:アーサーと魔王マルタザールの逆襲 2010年4月29日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 EUROPACORP–TF1 FILMS PRODUCTION–APIPOULAÏ PROD- AVALANCHE PRODUCTIONSImages et Effets 3D–BUF photos:Daniel Smith © 2009 EUROPACORP – TF1 FILMS PRODUCTION – APIPOULAÏ PROD- AVALANCHE PRODUCTIONS アーサーとミニモイの不思議な国 2007年9月22日より丸の内プラゼールほか松竹・東急系にて公開©2006 EUROPACORP - AVALANCHE PRODUCTIONS - APIPOULAI PROD■関連記事:神木隆之介&GACKT、ベッソンのラブコール受け『アーサー』続編キャストに続投フレディ・ハイモア主演『アーサー』続編が仏で大ヒットスタート!日本公開も決定フレディ・ハイモア、最新主演作のN.Y.プレミアに豪華な顔ぶれの共演者と共に出席Gacktが「声優過ぎず俳優過ぎず」に演じたキュートな悪役『アーサーとミニモイ』「常に違ったタイプの映画に出たい」『アーサーとミニモイ』のフレディ・ハイモア
2010年02月17日鬼才リュック・ベッソンが手がける、CGアニメと実写を融合させたファンタジー・アドベンチャー『アーサーとミニモイの不思議な国』(’06)待望の第2章『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』が日本でも4月に公開を迎える。このほど、本作の日本語吹き替え版キャストを、前作に続き、神木隆之介、GACKTが務めることが決定した。本作は、冒険好きな少年・アーサーが身長2ミリの“ミニモイ”に変身し、地下王国の危機を救うため果敢に戦うという物語。前作でミニモイの国の勇者となったアーサーだったが、ミニモイからのSOSを受け、再びこの国に舞い戻る。前作から3年の時を経て、数々の作品で活躍、16歳に成長した神木さん。オリジナル版でも前作に続き、フレディ・ハイモアが名子役から逞しく成長を遂げた姿が話題となったが、「日本のアーサーは隆之介しかいない」というベッソン監督の熱いラブコールに応え、神木さんは声優として記念すべき10作目に挑む。また、そのアーサーの宿敵マルタザール役での続投が決まったのは、近年役者としても活躍めざましいGACKTさん。オリジナル版では、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのフロントマンとして名を馳せた、アメリカを代表するロックミュージシャン、ルー・リードが好演している。その成長した姿が期待される神木さんは、「すごくうれしいです!前回よりももっと繊細なCGになっていますし、アーサー自身も成長しています。子供から大人まで、みなさんに楽しんでいただけるように全力でアーサーを演じますので、楽しみにしていてください!」と意気込み。GACKTさんも「僕の続投を強く希望してくれた監督の気持ちにもしっかり応えたいと思う。音楽とはまた違う声優としてのGACKTを期待していてください。普段の僕の声とは印象の違うアプローチも面白いと思うよ」と期待を集めるコメントを寄せている。2人のバトルに注目だ。そして、2年前の前作のプロモーションの際に2人と対面したベッソン監督は、神木さんに向けて「今回は、主人公のアーサーの成長を見せたかったんだ。隆之介も大きくなったんだろうね!現在製作中の最終章(3作目)にも出てもらいたいと思っているよ」と早くも3作目へのオファー。さらにGACKTさんに対しても、「GACKTの声は威厳があって日本の“サムライ”のようなイメージ。今回も参加してもらえて本当にうれしい。マルタザールは悪の帝王だけど、今回はちょっと憎めないシーンもあるんだ。GACKTの新しい顔も見られると思うから、女性ファンは必見だよ!」と語っている。前作とは違う、2人の新たな面が見れそうな『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』は、4月29日(木・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:アーサーと魔王マルタザールの逆襲 2010年4月29日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 EUROPACORP–TF1 FILMS PRODUCTION–APIPOULAÏ PROD- AVALANCHE PRODUCTIONSImages et Effets 3D–BUF photos:Daniel Smith © 2009 EUROPACORP – TF1 FILMS PRODUCTION – APIPOULAÏ PROD- AVALANCHE PRODUCTIONS■関連記事:フレディ・ハイモア主演『アーサー』続編が仏で大ヒットスタート!日本公開も決定
2010年02月06日筒井康隆の原作に斬新な脚色を加え、「アニメの枠を超えた」とまで言われるほど高い評価を得た『時をかける少女』の細田守監督の最新作『サマーウォーズ』。神木隆之介に桜庭ななみ、谷村美月など旬の若手俳優陣を声優に迎え、注目を集める本作が、8月5日(現地時間)よりスイスで開催されるロカルノ国際映画祭のコンペティション部門に出品されることが正式に決まった。カンヌ、ヴェネチア、ベルリンの3大国際映画祭に次ぐ権威ある国際映画祭といわれるロカルノ国際映画祭。1946年より始まり、邦画では1970年には実相寺昭雄監督の『無常』が、そして近年では小林政弘監督の『バッシング』がそれぞれ、最高賞に当たる「金豹賞」を獲得しているが、日本のアニメーション作品がコンペティション部門に選出されるのは、今回が初めてとなる(邦画以外では2004年に香港の『マクダルパイナップルパン王子』が出品)。細田監督は「とても嬉しく思います」と短いながらも喜びのコメントを寄せた。主人公の健二の声を担当した神木さんは「ノミネートおめでとうございます。このような作品に参加することができて役者として光栄です。これをきっかけに世界中の人々に観ていただければと思います」と喜びを語ると共に、「監督、しまっていこう!」と、現地入りする細田監督に激励のメッセ−ジを贈った。『時をかける少女』はシッチェス・カタロニア国際映画祭のアニメーション部門最優秀長編作品賞を始め、国内外で22の賞を受賞したが、今回はそれを上回るか?まずはロカルノでの受賞に期待がかかる。『サマーウォーズ』は8月1日(土)より新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、梅田ブルク7ほか全国にて公開。■関連作品:サマーウォーズ 2009年8月1日より新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2009 SUMMER WARS FILM PARTNERS■関連記事:神木隆之介が先輩いじり?桜庭ななみを「“ななみ先輩”は天然で癒やしキャラです」細田守監督最新作『サマーウォーズ』試写会に25組50名様をご招待山下達郎、34年目にしてアニメ映画主題歌に初挑戦大きく普遍の愛を歌う神木隆之介、谷村美月、桜庭ななみ、仲里依紗が東京アニメフェアに浴衣で揃い踏み15歳の神木隆之介、『時をかける少女』監督最新作で等身大の高校生役に抜擢
2009年07月16日2006年、単館公開からスタートし、口コミで徐々にうわさが広がりロングランヒットを記録、国内外の多数の映画賞を獲得した『時をかける少女』の細田守監督の最新アニメーション・ムービー『サマー・ウォーズ』。8月1日(土)の公開に先駆けて7月7日(火)に本作の完成披露試写会が行われ、細田監督を始め、声優を務めた神木隆之介、桜庭ななみ、富司純子による舞台挨拶が行われた。神木さんは、高校2年生の主人公・健二の声を担当したが「健二は普通の…もしかしたら普通よりも目立たないくらいの男の子。“普通”の部分をどう表現しようかと考え、自分自身を参考にしました」と語った。ちなみに、神木さん自身もこの春から高校生(この事実が知らされると場内にざわめきが!)。報道陣から高校生活について尋ねられると「赤点だけは取らないように…」と苦笑い。ちなみに得意科目は理科だそう。桜庭さんとの共演に話が及ぶと「(桜庭さんを)“ななみ先輩”と呼んでいるんですが(笑)」と明かし「ななみ先輩とは、最初は緊張していて話せなかったんですが、徐々に打ち解けていきました。(桜庭さんは)ちょっと天然で会話してて楽しいですし、現場では癒しキャラでした」と暴露した。映画については「家族の絆、あきらめないこと、何かを全力で守る、というメッセージを感じていただければ嬉しいです!」と力強くアピールした、はじめにオファーが来たとき、「『何で私なの?』と思いました」という富司さん。陣内家の当主で90歳の栄の声を担当したが「武家の血を引く気骨のあるおばあちゃん。初めての経験でもあり、魂を入れるのは難しかったです」とふり返った。富司さんは神木さんと桜庭さんとの共演について「2人ともいとも易々となさるので、圧倒されました。監督に励まされ、若い人たちに支えられて楽しくできました」と笑顔を見せた。健二の高校の先輩に当たる夏希を演じた桜庭さんも、今回が初めての声優挑戦となったが「どのマイクにどの距離で話せばいいのかも全く分からず、キャラクターの口の動きに合わせるのも大変でした」とふり返った。富司さんとの共演が相当嬉しかったようで「近くで拝見して、すごく勉強になりました」と興奮気味に語る。「おばあちゃんが手紙を読むシーンが大好き。富司さんの声が本当に素敵なんです!」と語った。この日は、七夕ということで一同、浴衣姿で登場したが、舞台挨拶の最後に、それぞれに七夕の願いごとを発表してもらった。神木さんは「いつまでも家族円満!」、富司さんは「全ての人が幸せでありますように」と書いた短冊を掲げた。そして桜庭さんはというと「また細田監督とご一緒できますように」としっかりとアピール!これには細田監督も嬉しそうに、満面の笑みで「またお願いします」と応じた。『サマー・ウォーズ』は8月1日(土)より新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、梅田ブルク7ほか全国にて公開。■関連作品:サマーウォーズ 2009年8月1日より新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2009 SUMMER WARS FILM PARTNERS■関連記事:細田守監督最新作『サマーウォーズ』試写会に25組50名様をご招待山下達郎、34年目にしてアニメ映画主題歌に初挑戦大きく普遍の愛を歌う神木隆之介、谷村美月、桜庭ななみ、仲里依紗が東京アニメフェアに浴衣で揃い踏み15歳の神木隆之介、『時をかける少女』監督最新作で等身大の高校生役に抜擢
2009年07月09日2007年に公開されロングランヒットを記録したアニメ『時をかける少女』の細田守がこの夏放つ最新作『サマーウォーズ』。8月1日(土)の公開に先立ち、本作の主題歌に、来年でデビュー35周年を迎える大御所、山下達郎の新曲『僕らの夏の夢』が決定した。山下さんといえば昨年3月、話題のドラマ主題歌としてリリースしたシングル「ずっと一緒さ」が大ヒット。さらに同12月より今年の5月まで27都市50公演という大規模で行われた全国コンサートツアー「Performance 2008-2009」は全てチケットが完売し、6年ぶりのツアーで人気の健在ぶりを見せた。そのツアー後半の時期に、細田監督から直々に山下さんへ主題歌の書き下ろしが依頼があったというが、タイトなスケジュールにもかかわらず、「大きくて普遍的な愛の歌が必要」という監督の熱い願いに応えるべく、楽曲の製作を開始したという。これまでも『東京タワー』(’04)や『ジュブナイル』(’00)などの映画主題歌を手がけたことはあるものの、長編アニメ映画の主題歌を書き下ろすのは、34年間の音楽キャリアの中で初となる。本作にすっかりハマってるという山下さんは、「古き良き日本の原風景と、めくるめくサイバー・バーチャル・ワールドの乱れ打ちに、思わず仕事モードを忘れて見入ってしまいます。こんな素敵な作品のテーマソングを担当させていただき、本当に幸せです。作品の素晴らしさをより一層引き立てることが出来ればと、がんばって作りました」と喜びのコメント。また、後日この曲を聴いた細田監督は「これは“素晴らしい”ではなく、“素敵”ですね」と感涙を浮かべたという。同主題歌を収録したシングルCDは8月中旬にリリース予定。映画『サマーウォーズ』は8月1日(土)より新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、梅田ブルク7ほか全国にて公開。■関連作品:サマーウォーズ 2009年8月1日より新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2009 SUMMER WARS FILM PARTNERS■関連記事:神木隆之介、谷村美月、桜庭ななみ、仲里依紗が東京アニメフェアに浴衣で揃い踏み15歳の神木隆之介、『時をかける少女』監督最新作で等身大の高校生役に抜擢
2009年06月10日