7月7日(火)夜9時から始まるドラマ「HEAT」の制作発表が24日(水)都内で行われ、主演のAKIRA、栗山千明、田中圭、稲垣吾郎が消防団による敬礼の中、登場した。本作は、ドラマ史上初、消防団員のヒーローを演じることでも注目を集め、総務省消防庁および東京消防庁の全面協力のもと撮影が行われている本格派だ。消防団のリーダー的存在となる女性団員役を演じる栗山さんは、実際に消防団の実技訓練も受けたそうだ。「消防団員ってかっこいいな、と思って貰えたら嬉しい」と話した。主演は、稲垣さん演じる日比野が社長を務める不動産会社で、エリートビジネスマンとして働くAKIRAさん演じる池上タツヤ。街を買収するため素性を隠して消防団に入団。「自分の利益第一」だった男が、消防団員との関わり、成長していく物語となっている。今回が初の社長役となる稲垣さんは、「半同居人のヒロくんが社長なので、日々、役作りの参考にしています」と暴露。さらに「ヒロくんは、普段は常に自分のことよりも会社のことを考えているんですが、プライベートでは、僕が癒してあげています。今日も待っていると思う」と話し、記者を驚かせた。とはいえ、本作では心が読めない不気味さもある社長を演じているため、「ヒロくんとはタイプが違うんですけどね」とヒロくんの人柄の良さも紹介した。普段の顔ではない役に変身をするという役にちなみ、「別の何かに変身をするなら何になりたいですか?」という質問に対し、田中さんは「僕はものすごく弱いので、強い男になりたい。いつかは誰かのヒーローになりたい」と願望を話した。AKIRAさんは、なんと「ゆるキャラに入って子どもから人気者になりたい。特にふなっしーに入りたい!普段のふなっしーとは違う動きをしたい」と答えると、稲垣さんは「EXILEに入りたいです。機敏なダンスに憧れるんですよね。割れた腹筋とか。とはいっても僕上半身脱ぐのはNGなんで」と、ここでも会場の笑いを誘った。「EXILEで脱がなくても大丈夫ですか?」と稲垣さんに尋ねられたAKIRAさんは「2秒で入れます。なんなら、メンディをどけてでも!」というと「メンディがSMAPにくるんですか!?だったらメンディじゃないほうがいいな。AKIRAさんと1日交換はどうですか?」と、SMAPとEXILEのトレードの可能性をにおわせた。ドラマの中でも熱く戦うAKIRAさんの姿に「もし娘がいたら、こういう方と結婚させたいな」と稲垣さんが大絶賛。恐縮しっぱなしのAKIRAさんだったが、最後に「スーパーヒーロのヒューマンドラマではなく、等身大の物語でもあるので、是非いろんな方に見てもらいたい」と見どころを話した。「HEAT」は7月7日(火)より関西テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月24日公開初日を迎えたアニメーション映画『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』の初日舞台あいさつが9日、東京・新宿のバルト9で行われ、花澤香菜、野島健児、神谷浩史ら声優陣と塩谷直義監督が登壇した。冒頭のあいさつでは、関がマスコミ取材を意識してかわざと神妙な口調に。この日は舞台あいさつが計3回あったが、花澤は「(3回の中で)一番格好いいですよ。狡噛チック」と絶賛。その花澤は『サイコパス』について改めて聞かれるも「日本の未来の警察機構のお話なんですけど……シビュラシステムという……犯罪係数が……」としどろもどろ。結局は「観ていただいた方が早いですね(笑)」という結論に落ち着いた。常守朱を演じる側としてどうしても"朱の目線"で物語を観てしまうという花澤だが、「リアルにこのような社会になってしまうんじゃないかと思わせる部分がたくさんあります。世界がこうなったら、朱ちゃんみたいに自分の考えを持って行動できるのか色々考えてしまいます」と述懐していた。予告編からその登場シーンに注目が集まっている狡噛慎也について、演じる関は「あれは本当に狡噛なのか、狡噛にそっくりな別の人物なのか。もしかしたらニセ狡噛という可能性もありますよね」と冗談を飛ばしつつ、「(狡噛と朱は)お互いの立場と考え方で行動している。今回それがどのように絡んでくるのか」と見どころを解説。狡噛のようにシビュラシステムと対峙できるかという問いには「僕みたいなチンケな男はできないです。僕は普通に取り締まられてセラピー受けている側です」と笑っていた。また、宜野座伸元を演じる野島は『サイコパス』の世界にいたら「ばれないように家から出ないでビクビクしながら生きていると思います」という。『PSYCHO-PASS サイコパス』は、100年後の未来を描いた物語であるものの「現代と錯覚してしまうようなシーンや考え方、情勢がたくさんあるんですよ。演じながら未来の話だと意識したことはないかもしれないです」と現実を意識しながら演じていたことを明かした。劇場版で初登場となるニコラス・ウォン役の神谷は、TVシリーズのオーディションを受けて落ちていたことを告白。「落ちた作品なんて見るもんか! と思っていたんですけど、すごく面白いという評判を聞いて悔しい思いがありました。そうしたら劇場版のオーディションを受けさせていただけることになり、関わることができて非常にありがたいです」と喜びをあらわに。ディストピアSFとして人気を博しているものの、そのテーマは誰もが理解できるものであり「それぞれが何か心に残るものがある作品になっています」と伝えた。また、塩谷監督によれば最後のギリギリまで直しを入れていたそうで、その数は100カット以上に及ぶという。現場スタッフから自主的に「ここを直したい」との声があったそうで、「現場からそのような声が挙がるのはうれしい」と塩谷監督。自身も気にしていたポイントも多く、現場と監督とで共通認識を持てたことが幸せだったと顔をほころばせた。最後に改めて見どころが紹介され、花澤はインタビュー時と同様に「女子には狡噛さんの"身体"をぜひ! 凝視して欲しいなと思います(笑)。よだれに注意してください」と変わらぬ狡噛推し。関は「何も考えずに観ていれば、世界をしっかり理解して楽しめます。ぜひ肩の力を抜いて娯楽作品として観てください」、野島は「劇場版は1期、2期を踏まえていなくても楽しめるSF作品、アクションがものすごい作品になっています」とそれぞれにアピール。神谷は「SFの定義が曖昧になっている昨今ですが、原点に立ち戻るような本格的なSF作品です。劇場の贅沢な環境でゆっくりと楽しんでいただければと思います」と劇場版ならではの魅力を強調した。そして最後に塩谷監督が「TVでできなかったことをやろうとしたのが今回の劇場版。本当に限界まで作りました。これから先、劇場版が話題になれば可能性も色々広がるんじゃないかと思っています」と今後の展開に期待を寄せていた。(C)サイコパス製作委員会
2015年01月10日都市再生機構および東京地下鉄は14日、東京メトロ日比谷線霞ヶ関~神谷町間の新駅整備について発表した。2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでの供用開始をめざし、最終完成は2022年度を予定している。10月10日の「特定都市再生緊急整備地域 東京都心・臨海地域に関する都市再生緊急整備協議会」にて、「環状第二号線新橋・虎ノ門周辺地区整備計画」が決定され、生活環境を備えた国際的なビジネス・交流拠点の整備と交通結節機能の強化が行われることに。この整備計画において、都市再生機構(UR都市機構)は虎ノ門地区拠点整備事業とともに、「(仮称)地下鉄日比谷線新駅整備事業」の実施主体と位置づけられた。東京メトロは新駅の設計・工事を受託し、供用開始後の運営管理も行う。今回の発表では、「虎ノ門ヒルズ」の西側、桜田通りの虎ノ門二丁目交差点から虎ノ門三丁目交差点付近に日比谷線新駅の整備位置が示されている。新駅整備の実施期間は2014~2022年度の予定。今後、関係機関や周辺の都市開発との連携・調整を図りつつ、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会までの供用開始をめざし、「大会会場等への交通結節機能の強化に貢献してまいります」とのことだ。
2014年10月14日3月29日に公開される特撮映画『平成ライダーVS昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』に、声優の鈴村健一と神谷浩史がゲスト出演することが明らかになった。大の特撮好きで知られる鈴村と神谷は、現在文化放送で毎週金曜日24:30より放送中のラジオ番組『東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー』でパーソナリティを務めているが、今回のゲスト出演は『仮面ライダー大戦』×『仮面ラジレンジャー』という「東映公認ラジオ」ならではの夢のコラボレーションによって実現。鈴村と神谷が劇中でどのような役を演じたかは公開まで明かされず、シークレットとなる。『平成ライダーVS昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』には、昭和ライダー側から藤岡弘、が演じる仮面ライダー1号/本郷猛、速水亮が演じる仮面ライダーX/神敬介、菅田俊が演じる仮面ライダーZX/村雨良、そして平成ライダー側から半田健人が演じる仮面ライダーファイズ/乾巧など、井上正大が演じる仮面ライダーディケイド/門矢士など過去作からも多数のライダーが出演し、その名のとおり平成ライダーと昭和ライダーが激突。しかも、平成vs昭和の結末をファン投票で決めるということで大きな話題となっている。投票は、現在本作の公式サイト上で受付中(2月末より上映劇場でも実施)で、期間は2月9日8:00~公開前日の3月28日。結果は完全にファンの手に委ねられる形となり、3月29日の公開初日に明らかとなる。
2014年02月22日ロイヤルホストは21日、東京都港区に「スパイスプラス神谷町店」をオープンする。同店は、今年からスタートした同社の新業態「スパイスプラス」の、首都圏展開のプロトタイプ店舗。”もっと野菜を CURRY&CAFE”というコンセプトのもと、同社の強みであるカレーメニューに、野菜とスパイスを炒め煮したインドの野菜おかず「サブジ」を含むサラダバーをセットで楽しめる、新しいスタイルの店舗となっている。本年7月に表参道アペティートカフェ内にオープンした「カレー家族」を、11月にバージョンアップするかたちで新たに営業を始めてから1カ月が経過。今回、首都圏展開のプロトタイプ店舗となる2号店を神谷町にオープンする。「スパイスプラス」では、「カレー家族」からのバージョンアップ以降、カレーと共に不足しがちな野菜をふんだんにとれるスタイルに変更し、多様な利用動機や時間帯のニーズに対応すべく、モーニングメニューとランチメニューを展開。また女性をターゲットにしたメニューとして、アジア料理で人気の「チキンフォー」(880円)や「海南鶏飯(ハイナンチキンライス)」(980円)を追加するなど、幅広い利用者に好評だという。「スパイスプラス神谷町店」においても、バラエティ豊かなこれらのメニューを継続するとともに、居住性を高めてカフェのようにくつろげる空間づくりを行うとのこと。住所は、東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル1F。席数50席(全席禁煙)。営業時間は7時~22時(L.O.21時30分)で年中無休。モーニングメニューは7時~11時、ランチメニューは11時~16時。グランドメニューは11時よりの販売となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日役者としても年々評価を高めている稲垣吾郎が、12月に開幕する舞台、『恋と音楽』で主演を務める。本作は鈴木聡書き下ろしによるミュージカルコメディ。そこで主人公のミュージカル作曲家・田代を演じる稲垣に、作品にかける思いを訊いた。『恋と音楽』チケット情報稲垣の舞台人生の中でも、鈴木の存在は非常に大きな位置を占める。本作の出演ですでに4作目。彼が思う、鈴木脚本の魅力とは?「それぞれのキャラクターが本当にキュートですよね。作家とそのキャラクターが対話しつつ作っていく中で、鈴木さん自身の優しさも注ぎ込まれている。コメディとしても、ギャグで笑わせるようなタイプではなく、キャラクターの生き方から滑稽さが滲み出てくるような……。すごく上品なコメディセンスを持った方だと思います」。そんな鈴木ならではのキャラクターは、さらに“当て書き”によって明確な輪郭を持ち始める。「今回はラブの要素も強いんですが、きっと僕が演じるキャラクターなら、こういう恋愛をするんじゃないかっていう鈴木さんのイメージなんでしょうね。それが妄想の作り出した女性に恋をするという……(笑)。素敵な変人というか、そのへんの奇妙な感じをうまく演じられたらなと思います」。演出の河原雅彦とは、2011年の『ぼっちゃま』以来、2度目のタッグとなる。「河原さんから言われたことで、おもしろいなと思ったことがあるんですよ。『吾郎ちゃんは黙っててもアーティストっぽい感じは出るから、逆にそこは排除した方がちょうどいいバランスになるよ』って。つまり河原さんは、僕の親しみやすさ、人間味みたいなものを引き出してくれようとしている。僕が今まで押し殺してきたような部分も含め、『それで君は魅力的なんだよ』と。そう言ってくれた河原さんはとても貴重な存在だし、ありがたいことですね」。作曲家・田代が妄想の中で恋をする“女の中の女”と言われるヒロインのエリコ役を務めるのは、宝塚歌劇団出身の真飛聖。「とっても魅力的ですよ。やはり中性的なところもあって。だから僕の女性っぽいところと、真飛さんの男性っぽいところがうまくはまると、またおもしろいものになるんじゃないかなと思います」。大人のミュージカルコメディを謳う本作だが、実は稲垣、これまではあまりミュージカルが得意ではなかったらしい。「でもその違和感がおもしろさに繋がればいいですよね。もしかしたら食わず嫌いなだけで、ものすごく好きになるかもしれないし。今自分の中には、そんな期待感もあるんです」。公演は12月1(土)から28日(金)まで東京PARCO劇場にて上演。チケット発売中。取材・文:野上瑠美子
2012年11月14日5年目を迎えた、若手俳優集団D-BOYSによる舞台〈D-BOYS STAGE〉。第9弾は、アガサ・クリスティーの傑作ミステリーを昭和初期の日本に置き換えた、『検察側の証人~麻布広尾町殺人事件~』を上演する。瀬戸康史と五十嵐隼士が共同事務所を経営する弁護士に扮し、彼らを敵対視する検事に荒木宏文、殺害の疑いをかけられる青年に柳下大という配役だ。ほかにD-BOYSからは橋本汰斗と堀井新太が参加し、馬渕英俚可、平田敦子ら演技派の俳優陣と共に、初の本格ミステリーに挑む。10月15日(土)の初日に向けて彼らが汗を流す稽古場を訪ねた。『検察側の証人~麻布広尾町殺人事件~』チケット情報オープニングの舞台設定は、優秀だが堅物で女性にオクテな越方行長(瀬戸)と、同じく優秀だが時間にも女関係にもルーズな星野太吉(五十嵐)の弁護士事務所。かつては助け合って先輩のエリート検事・藤堂新之介(荒木)を負かしたこともあったが、最近は“あること”により関係がギクシャクし、もう3か月も新しい事件を手がけていない。彼らを心配顔で見守る事務員・片山健(橋本)だが、かつてのチンピラ仲間・神谷吾郎(堀井)は片山に戻ってほしそうな様子だ。そんな淀んだ空気の事務所へ、久しぶりの依頼者である立花洋一(柳下)が飛び込んでくる。親しくなった未亡人が殺害され、その容疑が掛けられているというのだ。唯一、アリバイを証言出来るのは洋一の妻・志摩子(馬渕)だけという不利な状況の中、越方と星野はこれを最後の事件と決めて取り掛かるが……。演出は、丁寧な感情描写と、生き生きとした役者の表情を引き出すことに定評のある鈴木裕美。〈D-BOYS STAGE〉は初めてだが、ベテランから新人まで幅広い役者と仕事をしてきた鈴木だけに、具体的で分かりやすい指示が続く。その内容は技術的な点はもちろん、若い彼らがこの作品を経てどう歩いていきたいかという話にまで及んだ。特に今回が初舞台となる堀井への演出は、彼のもつポテンシャルを細かく確認しながらの熱気あふれるもの。そんな鈴木に必死にくらいつきながら何度も稽古を繰り返す堀井と、彼をさりげなくフォローしつつ自分の役どころを深めてゆく瀬戸、五十嵐ら先輩たち。スキルや経験に差があるものの、自然に助け合いながら進んでいくこの空気感こそが、〈D-BOYS STAGE〉の魅力なのだと改めて感じた。瀬戸と五十嵐のシーンでは、対照的なふたりのテンポよい掛け合いに笑いが起こる。それぞれ東北出身と九州出身という役の設定により、ケンカがエキサイトすると……。立ち姿もスッとした彼らの意外な一面は、本番でのお楽しみだ。もちろん本格ミステリーだけに、緊迫感ある法廷シーンもたっぷりと。意外な結末と、弁護士ふたりの気になる行方は、ぜひその目で確かめてほしい。D-BOYS STAGE 9th『検察側の証人~麻布広尾町殺人事件~』は、10月15日(土)から23日(日) まで東京・青山劇場、11月3日(木)から6日(日)まで大阪・イオン化粧品 シアターBRAVA!まで上演される。チケット発売中。取材・文:佐藤さくら
2011年10月07日