『呪怨』シリーズの清水崇監督が贈る、滝沢秀明映画初主演作『こどもつかい』。この度、本作のメインビジュアルが到着し、併せてティザービジュアルが公式Webサイトにて公開された。新人記者の駿也は、郊外で起こった連続不審死事件を追ううちに奇妙な偶然に辿りつく。小さなこどもが失踪した3日後に、その周りの大人が死んでいるのだ。死んだ大人たちはこどもに怨まれていたという。街の人々の間に広がる、“こどもの呪い”の噂。これは、事件なのか?呪いなのか?そして、駿也の恋人・尚美がふとしたことでこどもに怨まれ、“こどもの呪い”が現実に迫りくる。尚美を守るため呪いの核心に近づこうとする駿也だが、2人の前に現れたのは、謎の男“こどもつかい”。男の笛の音と共に、物影から、廊下の奥から、そして背後から次々に“こどもの霊”が現れ、襲い掛かる!“こどもつかい”とは何者なのか?果たして2人は、この“呪い”と“怨み”から逃れることができるのか――。『呪怨』シリーズを始め、『戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH』や『雨女』などを手掛け、ハリウッドリメイク版『THE JUON/呪怨』では、全米No.1を達成した清水監督による完全オリジナルストーリーで描かれる本作。キャストには、“こどもの霊”を操り、こどもに怨まれたオトナの命を奪うミステリアスなキャラクター・“こどもつかい”役を滝沢さん。共演には、連続不審死事件の謎に迫る記者・駿也役に「Hey! Say! JUMP」有岡大貴、駿也の恋人でふとしたことからこどもに怨まれてしまう尚美役に門脇麦とフレッシュなキャストが集結している。このほど到着したのは、怪しげな雰囲気が漂う背景に、“こどもつかい”によって操られる“白目のこどもの霊”がズラリと並んだ待望のメインビジュアル。いまにも襲ってきそうな恐怖感漂う仕上がりとなっている。さらに公式Webサイトでは、滝沢さんが扮する謎に満ちた男“こどもつかい”のビジュアルがここでお披露目。こちらを見て笑みを浮かべているようにも見える謎の男”こどもつかい”。一体どのように7人のこどもの霊を操るのか…。迫力あるファンタジックな一枚となっている。『こどもつかい』は6月17日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年02月18日アイドルデュオ・タッキー&翼の滝沢秀明主演の映画『こどもつかい』(6月17日公開)メインビジュアルが18日、明らかになった。滝沢は、"こども"の霊を操り大人に呪いをかけるという謎の男「こどもつかい」を演じる。「こどもつかい」は子供の前に突然現れ、巧みに連れ去っていく。そして、戻ってきた"こども"に遭遇した大人は3日後に謎の死を遂げるという設定だ。連続不審死事件の謎に迫る記者・駿也を有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、駿也の恋人でふとしたことからこどもに怨まれてしまう尚美を門脇麦が演じる。公式サイトで公開されたメインビジュアルでは、7人のこどもの霊が登場。『呪怨』シリーズで数々のヒット作を生み出した清水崇監督がメガホンを取るだけあり、見る者に恐怖を与えるビジュアルとなっている。また、滝沢扮する”こどもつかい”の姿も明らかに。青い目とハット、長髪といった怪しい洋装で微笑むという"謎の男"らしい姿を見せた。同作の特報映像は、20日放送の日本テレビ系バラエティ番組『有吉ゼミ 2時間SP』(19:00~20:54)内にて地上波初放送となる。公式サイトでも、20日21時より特報映像が公開される。
2017年02月18日アイドルヂュオ・タッキー&翼の滝沢秀明が6日、都内で行われたホーユー「メンズビゲン ワンタッチカラー新商品発表会」に登場した。滝沢は「メンズビゲン ワンタッチカラー」の新CMキャラクターとなり、TVCM「片手でいい」編は20日より順次放送される。30代をコアターゲットとした新商品に対して、「お洒落でスタイリッシュ」な滝沢を起用することにより、従来の白髪染めとは一線を画す印象をアピールしていくという。CMでは「片手で染められる」ことを表すために大きな手のオブジェが現れ、発表会でも滝沢が手のオブジェとともに登場した。現在34歳の滝沢は、自分にきた白髪染めのCMに「正直びっくりしましたね」と驚いた様子。「僕も30代に入り、そろそろそういった時期も迎えるんだろうなと思ったので、大人になったんだろうなということを実感しました」としみじみと語った。滝沢は「30代前半から(白髪が)スタートするんだよという話を聞いて非常に驚いた」と語り、デリケートな部分もある白髪染めという商品について「僕自身もそうですが、白髪染めを始める方のためにも、”あなたのための商品なんだよ”と伝われば」と希望を述べた。若い頃から活躍する滝沢だが、「こういった商品との出会い」や、中身だけでなく「外見や身だしなみ」に気を使うことで大人の男性であることを実感するという。滝沢は今回のCMで「全てをきっちりすることが、男の魅力に繋がり、大人な男性になるのかなということを教わりましたね」と振り返った。
2017年02月06日声優としてもアーティストとしても高い人気を誇る声優・花澤香菜が自ら作詞を務め、「ひまわりの約束」などで知られるアーティスト・秦基博が作曲を手掛けた花澤さんの11thシングル「ざらざら」。この度、本楽曲へ『君の名は。』がロングヒット中の新海誠監督よりメッセージが到着した。花澤さんは、「化物語」千石撫子役をはじめ、「デュラララ!!」園原杏里役、「青の祓魔師」杜山しえみ役、「PSYCHO-PASS サイコパス」常守朱役、「東京喰種トーキョーグール」神代利世役、「監獄学園」緑川花役、「orange」高宮菜穂役、「3月のライオン」川本ひなた役…と途切れることなく話題作にメインキャラクターで出演する、人気と実力を兼ね備えた人気女性声優のひとり。2015年には、自身初となる主演実写映画『君がいなくちゃだめなんだ』に出演し、その高い演技力を発揮。また、2012年「星空☆ディスティネーション」で歌手デビューして以来、アーテイスト活動も活発で、声優の単独公演としては8人目となる日本武道館ライブやツアーを敢行するなど、幅広く活躍する。そして、11月30日(水)よりリリースされる11thシングル「ざらざら」では、花澤さん自ら作詞を務め、作曲は秦さんが担当し、大きな注目を集めている。そんな本曲制作のきっかけとなったのが、劇場アニメ『言の葉の庭』だという。この作品では、花澤さんがヒロインのユキノ役を演じ、秦さんが作品のイメージソング&エンディングテーマを担当。花澤さんは「いつか秦さんに曲を書いてもらいたい」と思っていたそうで、念願が叶って今回のコラボレーションが実現した。『言の葉の庭』は、2016年邦洋合わせて年間No.1の動員と興収を記録し、いまだ勢いがとどまらないロングヒットをとばしている『君の名は。』の新海監督の作品。花澤さんは、『君の名は。』にも出演しているが、この度、花澤さんと秦さんの縁をつないだ新海監督よりコメントが届いた。「なんて幸せなコラボレーション!かすかにひりついた花澤香菜の言葉、それを優しく包む秦 基博のサウンド。1日を終えた後のご褒美のような」。また本楽曲のミュージックビデオ(ショートバージョン)は、「雨」というキーワードで『言の葉の庭』にもどこか通じる世界観を感じることができるような作品に仕上がっている。11thシングル「ざらざら」は11月30日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2016年11月15日シンガーソングライター・秦基博が、29歳で亡くなった棋士・村山聖さんの生涯を俳優・松山ケンイチの主演で描く映画『聖(さとし)の青春』(11月19日公開)の主題歌として、書き下ろしの新曲「終わりのない空」を提供することが2日、明らかになった。合わせて、同曲を使用した新たな予告映像が公開された。原作は、大崎善生氏による同名の処女小説。「東の羽生、西の村山」として羽生善治と並び称されながら、名人への夢半ばで倒れた"怪童"の一生を描く。精神面、肉体面の両方から聖にアプローチしている松山のほか、東出昌大が羽生役として登場。聖の師匠・森信雄役のリリー・フランキー、母・村山トミ子役の竹下景子、弟弟子・江川役の染谷将太らが脇を固める。秦は、命を削りながら将棋に全てを懸けた村山さんの一生に感銘を受け、主題歌を書き下ろし。完成直前の映像を見た際も、「将棋を通した魂のぶつかり合い、聖の、病気という困難に直面しながらも、名人という夢に突き進んでゆくその姿に感動を覚えました」と語っている。曲作りは、全国ツアー中の5月頃に開始。エンドロールに流れることをイメージし、「曲を、そしてアレンジを」といった順に着手した。歌詞の構想を練ったのは、「移動中に原作を読み進めながら」。サビでは「聖のその瞬間、瞬間にいのちを燃やし、全身全霊ぶつかっていくさま、そして、彼が手記に遺した『人間は悲しみ、苦しむために生まれた。それが人間の宿命であり、幸せだ』という言葉からくみ取った思いを込めています」と明かした。メガホンを取る森義隆監督は、「秦さんは今回、その美しくやさしい歌声で、誰もが限りある人生を生きていることの刹那、そしてその現実の前でのわれわれの無力さ、そして、それでも生きることのなかにある希望を歌いあげてくれました」と絶賛。原作の大崎氏も「まるで何かを絞り出したような清らかなメロディーが、この世界に生まれ落ちた」と口をそろえる。公開された映像は、冒頭から森の「さっき村山くん、亡くなりました」との淡々とした知らせが映し出される。最大のライバル・羽生と死闘を繰り広げる一方、医師からがんを宣告される聖。余命三カ月という過酷な状況の中、周囲にかみつきながらも彼は必死に盤面に向かう。短くも全力で駆け抜けたその生きざまが、秦による主題歌と合わさり、「どう死ぬか、どう生きるか」を真摯に訴えかける仕上がりになっている。(C)2016 「聖の青春」製作委員会
2016年09月02日北川みゆきの人気コミックをドラマ化する「せいせいするほど、愛してる」。先日、本ドラマの第5話が放送されるとネット上では、“副社長派”vs“宮沢派”(滝沢秀明派vs中村蒼派)と、兼ねてよりライバル的な関係であった2人に話題が集まったようだ。本ドラマは、主演武井咲演じる「ティファニー」の広報部に勤める主人公・栗原未亜が、自社の副社長であり既婚者の三好海里(滝沢秀明)と恋に落ちる禁断のラブストーリー。そして、中村さんが演じるのは、世界的ファッションブランド「JIMMY CHOO」の敏腕広報マンで、海里の最強の恋のライバルとなる宮沢綾役。未亜と宮沢の関係が急接近し、恋のトライアングルが一気に加速した第4話。特に今回は、宮沢の軽快な関西弁、やや強引だけど茶目っ気たっぷりな笑顔や真剣な表情、そのコロコロ変化するギャップに思わず胸キュンしてしまう女子も現れた。また、Yahoo! 検索(リアルタイム)においては「宮沢」というワードがトレンド入りするなど、ネット上でも大きな反響を呼んでいた。恋と仕事の強敵が一気に動き出し、視聴者もドキドキの展開の中、最新の第5話放送直後から、「中村蒼の時間 火曜日幸せ」「宮様ーーー!!」「毎週の楽しみ宮様 」などとフィーバーっぷりが感じられる声が多数挙げられた。物語は進み、階段から何者かに突き落とされてしまう未亜は、搬送先の病院でうなされる中、海里に手を握られる夢を見るが、目が覚めると手を握っていたのは宮沢。実は大事な接待の約束をキャンセルして未亜の病院に駆けつけていたという未亜を大切に想う姿には、「うわ!! ここで中村蒼!!」「宮様どんだけいい人なんだ…」「宮様いい男すぎる」と湧く声が。そして、未亜が自宅に泊まったことなど仲の良さを見せつけるようにして海里に挑発する宮沢。その宮沢に嫉妬する気持ちを隠しきれず海里が不機嫌になるシーンでは、対照的な恋と仕事のライバル2人のやりとりが繰り広げられ、ここから、視聴者の「副社長vs宮沢」論争が白熱! 「やっぱり宮様ー!」「絶対宮沢さん派!! 中村蒼すごいイイ! 惚れる」という宮沢派と、「宮沢さんもええけど、私なら絶対副社長」「宮様がいくらグイグイ来てもやっぱり副社長派です!」という副社長派。それぞれの意見が飛び交い、前週から巻き起こっている論争に火をつけていたようだ。しかし一方、海里の妻・優香がついに意識を取り戻し、看病のため、なかなか未亜と会う時間を作れない海里と、海里と優香がよりを戻してしまうのではないかと不安に駆られる未亜。想い合っているのに、すれ違いを繰り返す2人。そして海里の誕生日、お祝いのケーキを作って海里の帰りを待っている未亜だったが、突然のキャンセル。ひどく落ち込む未亜が帰宅すると、そこには宮沢が。無理して気丈に振る舞おうとする未亜を強く抱きしめ、真剣な表情と男らしい言葉で未亜を支える宮沢。さらには、「俺と、結婚を前提に付き合ってくれませんか?」と告白。そんないつもとちがうギャップに、「絶対中村蒼やな、中身とてつもなく大人な男」「中村蒼かっこよすぎやん、いつものテンションからのギャップ」など、ますます宮沢にハマる女子が増えている様子。ドラマ終盤では、ティファニージャパン社長に呼び出され、ツーショット写真を突きつけられた未亜と海里。そこで未亜は「実は私、ジミーチュウの宮沢さんと、婚約しています」ととっさに嘘をついてしまった…。そんな中迎える次週16日放送の第6話では、周りは祝福ムードだが、未亜と海里は以前よりもさらに人目を忍んで付き合うように。さらに、海里の妻・優香にまでその写真を見られてしまう…。そして、未亜の母・鈴子(小林幸子)が登場。お見合いを持ちかける鈴子に、結婚だけが女の幸せではないと反発する未亜。娘想いの鈴子が未亜に語る、「運命の人」とは――!?次週のさらなる展開に期待が集まる本作。“副社長派”vs“宮沢派”論争はますます加速しそうだ。「せいせいするほど、愛してる」は毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年08月10日7年ぶりのTBSドラマ出演となる「せいせいするほど、愛してる」にて、武井咲と“禁断の関係”を演じ話題を呼んでいる滝沢秀明。彼が主演&演出を務める舞台「滝沢歌舞伎2016」の映像化が決定。9月14日(水)よりDVDにてリリースされることが分かった。13歳でジャニーズ事務所に入所し、ジャニーズJr.として活躍していた滝沢さん。1998年には鈴木保奈美と共演したドラマ「ニュースの女」で一躍人気を博すと、翌年には松嶋菜々子とW主演で、禁断の恋に落ちる生徒役を熱演したドラマ「魔女の条件」が大きな話題に。その後、大河ドラマ「義経」にて当時の大河史上最年少で主演を務めるなど俳優として活動しながら、今井翼と共に「タッキー&翼」としてデビュー、ソロ活動も開始。2006年からは舞台「滝沢演舞城」をスタートさせ、2010年上演の「滝沢歌舞伎」では演出デビュー、10年目にあたる2015年は初の海外公演をシンガポールで開催するなどワールドワイドな活躍を見せている。ますます広がりをみせる中、11年目を迎えた「滝沢歌舞伎2016」では、滝沢さんの先輩にあたる「V6」の三宅健がゲストとして出演。一人でも多くの方に笑顔になって欲しいという想いを掲げ、一新した舞台が繰り広げられた。今回、本舞台公演がファン待望の映像化。DVDには公演本編に加え、三宅さんと滝沢さんの2人「KEN・Tackey」で披露された「浮世艶姿桜」を収録。さらに初回生産限定盤には、三宅さんと滝沢さんの対談を交えながら、稽古から公演最終日までのドキュメント映像が収められている。ドラマで見せる演技も必見だが、舞台で魅せる迫真の演技と、“笑いあり、涙なし”の滝沢流エンターテインメントの世界を、「滝沢歌舞伎2016」で担当してみて。「滝沢歌舞伎2016」は9月14日(水)よりDVDにてリリース。(text:cinemacafe.net)
2016年08月02日武井咲と滝沢秀明が禁断の恋愛を繰り広げる新ドラマ「せいせいするほど、愛してる」の第3話が7月26日(火)今夜放送となる。原作は「プチコミック」(小学館)で連載されていた北川みゆきの同名コミック。今回のドラマ化に当たっては世界的ジュエリーブランドである「ティファニー」と全面コラボ。武井さん演じる主人公の栗原未亜はティファニーの広報部に務めているという設定になっており、滝沢さんが演じるのもティファニージャパンの副社長・三好海里という役どころだ。さらにイギリスの高級シューズブランド「ジミーチュウ」も作品に協力。ティファニーやジミーチュウのアイテムが多数登場するのもドラマの見どころだ。武井さんと滝沢さんをとりまくキャストには、未亜にプロポーズを断られストーカー化してしまう元彼・山下陽太に高橋光臣、未亜に好意を抱くジミーチュウの広報部長・宮沢綾に中村蒼、未亜の親友で大手出版社の文芸誌編集者・真咲あかりに水沢エレナ、未亜のルームメイトでファッションモデルをしている美山千明にトリンドル玲奈、大手証券会社のトレーダーながら小説家でもある久野淳志に中村隼人、ティファニー広報部に勤務する未亜の先輩・佐伯香澄に横澤夏子、ティファニー広報部長の向井雅代に神野三鈴、海里の伯父でティファニージャパンの社長でもある三好嘉次に松平健。さらに未亜たちが行きつけの焼き鳥屋の店長・ナオキ役にはGENKING。海里の最大の秘密を握り物語のカギとなるミステリアスな美女・小川遥香に橋本マナミと幅広い顔ぶれが揃った。前回放送の2話のラスト、海里に「私を愛人にしてください」と告白し、指輪もいらない、奥さんが一番でいい、離婚もしなくていい、ただ副社長が欲しいとその想いを口をした未亜。続く今夜放送の3話では、未亜に対しあくまで仕事上の距離感を保ち続ける海里。さらに海里と遥香が「あの子」について口論している姿を目撃してしまい、「海里に娘が…」とショックを受ける未亜。さらに広報部が一丸となって臨んでいたカジュアルジュエリーのキャンペーンが役員会議で中止され未亜たちは消沈する。そんななかで未亜と海里は、未亜がいつも身に着けているオープンハートのネックレスを好きな女の子にプレゼントし、告白しようとしている少年(吉沢亮)に出会い、その純粋な想いに心を揺り動かされ再度、若年層向けのカジュアルジュエリーの販売拡大に乗り出そうとする。しかしその背後では何者かが暗躍している様子だった――。今夜も華やかなジュエリーやファッションに囲まれ、武井さんと滝沢さんらが織りなすロマンティックなラブストーリーに注目。「せいせいするほど、愛してる」第3話は7月26日(火)22時~TBS系で放送。(笠緒)
2016年07月26日「エヴァンゲリオン」シリーズの生みの親にして、世界中にその名を轟かせている庵野秀明が脚本・総監督を務める『シン・ゴジラ』。完成報告会見で強い手ごたえを語った庵野総監督自らが構成・編集を務めた最新予告編がこの度公開された。今回、公開された予告編にはゴジラが襲撃する現代日本の政府関係者・矢口蘭堂役の長谷川博己、同じく政府関係者・赤坂秀樹役の竹野内豊、米国エージェント、カヨコ・アン・パタースン役の石原さとみに加え、高良健吾、大杉漣、柄本明、余貴美子、市川実日子らが登場。話し合いが行われる間、日本中が混乱し、国民が逃げる様子が映し出されている。さらに自衛隊から攻撃を受けるゴジラや、映像の終盤には雄叫びと共に紫色の光を放つ姿も…。シリーズ初のフルCGで描かれる本作のゴジラは、史上最大の体長118.5mという、想像を遥かに超える最強の完全生物として日本に上陸するのだ。『ゴジラ FINAL WARS』以来、約12年ぶりの日本製作のゴジラシリーズとなる『シン・ゴジラ』。長谷川さん、竹野内さん、石原さん主要キャストほか斎藤工、前田敦子ら総勢328名豪華キャストが集結している。『シン・ゴジラ』は7月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月19日武井咲と滝沢秀明が初共演にして“禁断の恋愛”を繰り広げるドラマ「せいせいするほど、愛してる」が7月12日(火)今夜スタートする。「プチコミック」(小学館)連載の北川みゆきによる同名コミックを原作に、ティファニージャパンの広報部で働く主人公・未亜と副社長・海里の“せいせいするほど”ひたむきで限りなく純粋な禁断の大人の恋愛が描かれる。未亜を演じるのは『今日、恋をはじめます』をはじめ『クローバー』や『テラフォーマーズ』「フラジャイル」など数々の人気作に続々出演してきた武井さん。そして未亜が恋をする海里を演じるのは、2006年からスタートした舞台「滝沢演舞場」が今年で10周年を迎えた滝沢さん。滝沢さんは今作が7年ぶりのTBSドラマ出演となる。共演には中村蒼、水沢エレナ、トリンドル玲奈、中村隼人、横澤夏子、GENKING、松平健ら。また劇中ではティファニーはもちろん、ジミー チュウなど有名ブランドとのコラボレーションが実現。その“おしゃれ”度にも注目。松田聖子とYOSHIKIという異例のコラボレーションによる主題歌「薔薇のように咲いて 桜のように散って」も話題となった。仕事で出張に出ていた栗原未亜(武井さん)は、交際中の彼氏である山下陽太(高橋さん)からのエンゲージリングを出先で無くしてしまう。焦る未亜だったが、その場に偶然居合わせた男性の協力もあり、無事に見つけ出すことに成功。ホッとしたものの、仕事が生きがいである未亜は内心、「仕事を辞め、実家に付いて来て欲しい」と言う陽太の一方的な提案を受け入れる気持ちになれず、その申し出を断ろうとしていた。出張から戻った未亜は、研修の一環で広報部に来た、自社の副社長の三好海里(滝沢さん)の顔を見て驚く。なんとその副社長とは、出張先でエンゲージリングを共に探してくれた男性だったからだ。しかも彼の教育係として、未亜は行動を共にすることになる。数々の困難に襲われながらも奮闘する未亜の仕事ぶりに対し、「せいせいするほどやってみろよ、天職なら」と、時に厳しく、時に優しく見守ってくれる海里。そんな海里に未亜は少しずつ心惹かれていく。そんなある日、未亜は突然、ストーカーと化し社内に乗り込んできた陽太に襲われる。震えて逃げる未亜だったが、そこに居合わせた海里に助けられ、キスされてしまう――。このたび第1話に2014年のソチオリンピック銅メダリスト、2016年全米選手権優勝の記録を持つフィギュアスケーター、グレイシー・ゴールドがゲスト出演することが決定。グレイシーさんは美女スケーターとしてアメリカでは大人気でインスタグラムは28万人のフォロワーを誇っている。「ドラマで演技をすることとスケートは全然違うと感じました。スケートは体で表現する部分が大きいですが、演技はより心を表現するセンシティブなものだと思います。初めての経験でしたが、とても楽しく演じることができました」と出演の感想をコメントしたグレイシーさん。そのほか、ドラマ初出演という鈴木奈々も登場し、第1話からゲスト出演者もバラエティに富んでいる。さらに第2話には駿河太郎がゲストに決定。駿河さんが演じるのは有名スタイリストの森丈一。未亜たちが携わっているティファニーの新作コレクションを成功させるためには不可欠な人物だという。その存在は未亜と海里の関係にも影響を与えるとか!?各界を代表するゲスト陣も続々登場する火曜ドラマ「せいせいするほど、愛してる」は7月12日(火)22時~TBSにて放送開始。(笠緒)
2016年07月12日タッキー&翼の滝沢秀明が3日、都内で行われたTBS系ドラマ『せいせいするほど、愛してる』(7月12日スタート/毎週火曜22:00~)の完成披露特別試写会に出席した。北川みゆきの同名漫画を原作とする本作は、ティファニーの広報部に勤める主人公・栗原未亜(武井)が、ティファニージャパンの副社長であり既婚者の三好海里(滝沢)と恋に落ちる大人の恋愛ドラマ。海里役の滝沢は「照れくさい、クサいセリフがたくさんありまして…キュンキュンしていただけるようなお芝居をしていきたい」と意気込み、「ジェットコースターのような恋の行方を僕も楽しみにしています」と期待感を示した。また、「毎回クサいセリフがある。第1話の『ここにいてくれ、命令だ』というのもドラマだからこそ言えるセリフ。最終回のころには慣れちゃってどうなっちゃうんだろう」と笑い、「甘いセリフが多いので、キュンキュンとかドキドキよりも僕は毎日不安。どういう言い回しで言ったらいいんだろうっていう迷いがある」と不安も吐露。「こういうポイントで女性はキュンキュンするんだとか、このドラマは非常に勉強になりますね」とも話した。海里との共通点を聞かれると、「自分とは真逆にいる男性かもしれない」と返答。「だからこそ思いっきり演じられるのかなって思います」と言い、海里について「しっかりしてるんですけど嫉妬深いところがあったり、いろんな顔を持っている男性」と説明した。ティファニージャパンの社長役の松平健は、滝沢について「大人のラブストーリーが似合う男になった」と太鼓判。「昔のようなドロドロした不倫ドラマではなく、2人のさわやかさ…そういったドラマになっている」とアピールした。試写会には、武井、滝沢、松平のほか、中村蒼、トリンドル玲奈、中村隼人、横澤夏子、和田安佳莉、GENKING、神野三鈴も出席した。
2016年07月03日不仲説も噂させれていた嵐の櫻井翔とタッキー&翼の滝沢秀明の確執の真相が、7月14日放送のTBS系バラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』(毎週木曜21:57~22:54)で明らかになる。今回、7月12日スタートの同局ドラマ『せいせいするほど、愛している』(毎週火曜22:00~)に出演している武井咲と滝沢秀明がゲストとして登場した。同じジャニーズ事務所で同学年の櫻井と滝沢は、滝沢が半年先輩だがほぼ同期メンバー。ところがここ最近は約13年間バラエティ番組での共演はなく、一部のファンの間では不仲説まで噂されていた。この噂を受け有吉弘行が、2人の歴史やデビュー当事共演していた過去の映像などを分析し、不仲説の真相を紐解こうと試みると、これまで明らかになっていない事実が続々発覚。スタジオの観客から驚きの声が上がる。また、番組では不仲説を払拭するため、櫻井と滝沢2人きりのロケを敢行。恵比寿の街で初めてのサシ飲みロケを実施した。仕事でもプライベートでも2人で飲みに行くのは今回が初めて。個室でのスタッフなしの2人きりのトークに初めは緊張気味であったが、事務所の後輩である生田斗真、風間俊介からの手紙などをきっかけに徐々に心を開いていく。そして、これまで胸に秘めていた思いを告白し、互いに初めて聞く事実に衝撃を受ける2人。それぞれが胸に秘めていた互いへの想いや、若かりし10代の滝沢と櫻井がひそかに抱えていた葛藤など…20年間にわたる確執が初めて明かされる。(C)TBS
2016年07月02日滝沢秀明が、清水崇監督の新作ホラー映画『こどもつかい』で、17年ぶりに映画出演することが決定した。滝沢はこどもの霊を操り、大人に呪いをかける謎の男“こどもつかい”を演じる。その他の情報劇中で滝沢が演じる“こどもつかい”は、子どもの心に入り込み、その子どもを連れ去ってしまう男。いつの間にか戻ってきた子どもに遭遇した大人は、3日後に謎の死を遂げるという。この男は一体、何者なのか? 滝沢は本作を「怖いだけではなく笑いもあったり、人間の成長物語だったりと沢山のテーマがあり、今までにない作品になりそうです」と語り、「完全オリジナル、新ジャンルのホラー映画を皆様にお届け出来るよう撮影に挑みたいと思います」とコメントしている。また、“こどもつかい”の噂を追う地方新聞記者の江崎駿也を有岡大貴が、江崎の恋人で保育所に勤める原田尚美を門脇麦が演じる。自ら共同でオリジナルの脚本も手がけた清水監督は「これまで幾つものホラー映画を作ってきましたが、今回は滝沢さんと共にかなり狂ったホラーキャラクターを生み落します。 これまでの邦画に無かった、そして見た事も無いタッキーの役どころにご期待ください。娯楽としての怖さはもちろん、現実社会の問題を背景に展開する、滑稽且つ、はらわたの煮えくり返る様なドラマに仕立てます」と宣言している。映画は、本日から撮影を開始し、来年に全国で公開になる。『こどもつかい』2017年 全国ロードショー
2016年07月01日TBSで7月期に放送される武井咲×滝沢秀明共演ドラマ『せいせいするほど、愛してる』(毎週火曜22:00~)が、ジュエリーブランド「ティファニー」とコラボレーションすることが19日、わかった。ティファニー全面協力のもと、連続ドラマを撮影するのは今回が初めて。北川みゆきの同名漫画を原作とする本作は、ある企業の広報部に勤める主人公・栗原未亜が、自社の副社長であり既婚者の三好海里と恋に落ちる禁断の恋愛ドラマ。主人公の栗原未亜役に武井咲、未亜と恋に落ちる既婚者の副社長・三好海里役に滝沢秀明、そのほか、中村蒼、水沢エレナ、トリンドル玲奈、中村隼人、横澤夏子、GENKING、松平健らが出演する。そしてこのたび、特別協力として世界的に有名なジュエリーブランド、ティファニーとのコラボレーションが決定。劇中で武井が演じている未亜はティファニージャパンの広報部で働いており、滝沢演じる海里はティファニージャパンの副社長という設定だ。ティファニー全面協力のもと、実際の店舗でも撮影を行っており、毎回さまざまなジュエリーを身につけたキャラクターが登場。また、実際にティファニーのイベントが行われた会場を借りて、総額約46億円のハイジュエリーに囲まれての撮影も敢行した。主演の武井は「もともとティファニーは大好きなブランドだったので、広報役を演じられるのはすごくうれしかったです」と喜び、「すてきなジュエリーを身に着けられたり、実際の店舗で撮影させていただいたり、女子としてもテンションが上がります」とコメント。「毎回たくさんのジュエリーが見られるので、ファッションにもぜひ注目してご覧ください!」と呼びかけている。(C)TBS
2016年06月20日武井咲主演、共演に滝沢秀明と豪華俳優陣で贈る新ドラマ「せいせいするほど、愛してる」に、新たにGENKINGと橋本マナミの出演が明らかに。また初回放送日が、7月12日(火)に決定した。仕事で出張に出ていた栗原未亜(武井咲)は、交際中の彼氏である山下陽太(高橋光臣)からプロポーズされた際に貰ったエンゲージリングを出先で無くしてしまう。焦る未亜だったが、その場に偶然居合わせた男性の協力もあり、無事に見つけ出すことに成功。ホッとしたものの、仕事が生きがいである未亜は内心、「仕事を辞め、実家に付いて来て欲しい」と言う陽太の一方的な提案を受け入れる気持ちになれず、その申し出を断ろうとしていた。出張から戻った未亜は、研修の一環で広報部に来た、自社の副社長の三好海里(滝沢秀明)の顔を見て驚く。なんとその副社長とは、出張先でエンゲージリングを共に探してくれた男性だったからだ。しかも彼の教育係として、未亜は行動を共にすることになる。数々の困難に襲われながらも奮闘する未亜の仕事ぶりに対し、「せいせいするほどやってみろよ、天職なら」と、時に厳しく、時に優しく見守ってくれる海里。そんな海里に未亜は少しずつ心惹かれていく。そんなある日、未亜は突然、ストーカーと化し社内に乗り込んできた陽太に襲われる。震えて逃げる未亜だったが、そこに居合わせた海里に助けられ、キスされてしまう――。主人公の栗原未亜役に武井さん、未亜と恋に落ちる既婚者の副社長・三好海里役に滝沢さんをはじめ、中村蒼、水沢エレナ、トリンドル玲奈、中村隼人、横澤夏子、松平健らが出演する中、今回新たに未亜と海里を取り巻く個性豊かなキャストが発表された。未亜とその親友のあかり、千明たちが女子会をする行きつけの焼き鳥屋の店長・ナオキ役として、インスタグラムで90万人以上のフォロワーを持ち、若者を中心にカリスマ的人気を誇るGENKINGさん。乙女チックな店内の中で繰り広げられる4人の恋愛トークと、恋する未亜に対する恋愛マスター・ナオキのアドバイスにも注目だ。また、海里と仲睦まじげに話すミステリアスな美女・小川遥香を演じるのは、雑誌やバラエティに留まらず数々のドラマに出演し、演技派女優としても注目を集めている橋本さん。今回演じる遥香は海里の最大の秘密を握り、未亜と海里の恋路を阻む物語のカギとなるキャラクターだ。連続ドラマへの出演は本作が初となるGENKINGさんは「正直、出演が決まったときはドッキリかと思いました(汗)」と感想を述べ、また撮影では「緊張してしまい失敗の連続で、共演者の方、スタッフの方に迷惑を掛けてしまいました(泣)」とふり返る。さらに「僕自身も恋愛主義者なので、台本を読みながら共感することばかりで、今後の展開が楽しみで仕方ありません。恋をしたことがある方なら、共感できると思いますし、一度見たら今後が気になって眠れなくなってしまうような感じです」とドラマをアピールしていた。一方橋本さんは「遥香はミステリアスな魅力で周囲をかき回すような女性なんですが、以前からこういう役をやってみたいと思っていたので、すごくやりがいがあります」と語り、「とっても胸がキュンキュンするドラマで、自分が未亜だったら…なんて、ついつい妄想してしまいます。皆さんがときめいて、また明日頑張ろうって思えるようなドラマだと思います」とコメントを寄せた。続々と個性豊かなキャストが明らかになっていく本作。カギとなる橋本さんが握る秘密とは何なのか、そして連続ドラマ初出演となるGENKINGさんが見せる演技にも必見だ。「せいせいするほど、愛してる」は7月12日(火)22時~TBSにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年06月14日グラビアアイドルの橋本マナミとタレントのGENKINGが、TBSで7月期に放送される武井咲×滝沢秀明共演ドラマ『せいせいするほど、愛してる』(毎週火曜22:00~)に出演することが13日、わかった。GENKINGの連続ドラマ出演は本作が初となる。小学館『プチコミック』で連載されていた北川みゆきの同名漫画を原作とする本作は、"本気で純粋な"大人の恋愛ドラマ。とある企業の広報部で働く主人公・栗原未亜(武井咲)が、既に妻を持つ自社の副社長・三好海里(滝沢秀明)に恋に落ちてしまうというストーリーで、2人の禁断の不倫愛を軸に、複雑に絡み合う人間模様を描く。橋本が演じるのは、海里と仲むつまじげに話すミステリアスな美女・小川遥香。遥香は、海里の最大の秘密を握り、未亜と海里の恋路を阻む物語の鍵となるキャラクターだ。GENKINGが演じるのは、未亜とその親友のあかり、千明たちが女子会をする行きつけの焼き鳥店の店長・ナオキ役。乙女チックな店内で恋愛トークが繰り広げられ、恋愛マスターのナオキは恋する未亜にアドバイスを送る。橋本は「遥香はミステリアスな魅力で周囲をかき回すような女性なんですが、以前からこういう役をやってみたいと思っていたので、すごくやりがいがあります」とコメント。「とっても胸がキュンキュンするドラマで、自分が未亜だったら・・・なんて、ついつい妄想してしまいます。皆さんがときめいて、また明日頑張ろうって思えるようなドラマだと思います」とアピールする。GENKINGは「正直、出演が決まった時はドッキリかと思いました(汗)」と告白。「初日の撮影では台本をしっかり覚えて臨みましたが、緊張してしまい失敗の連続で、共演者の方、スタッフの方に迷惑を掛けてしまいました(泣)。右も左も分からない初心者ですが、視聴者の皆さまに喜んでもらえるように、全力で頑張りますので見守っていただけたらうれしいです!」と奮闘中で、「僕自身も恋愛主義者なので、台本を読みながら共感することばかりで、今後の展開が楽しみで仕方ありません」と胸をふくらませている。同ドラマには、中村蒼、水沢エレナ、トリンドル玲奈、中村隼人、横澤夏子、松平健らも出演する。(C)TBS
2016年06月14日武井咲と滝沢秀明が初共演で“禁断の関係”を演じる、7月スタートの火曜ドラマ「せいせいするほど、愛してる」。このほど、さらなる追加キャストに、「スーパー歌舞伎IIワンピース」でサンジ・イナズマ役を務めるなど注目の人気若手歌舞伎俳優・中村隼人が決定。民放ドラマレギュラー初出演にして、滝沢さんの後輩で、水沢エレナとトリンドル玲奈と波乱の“三角関係”を演じることが分かった。企業の広報部で働く主人公・栗原未亜(武井さん)と、妻のいる副社長・三好海里(滝沢さん)との禁断の恋愛を軸に、複雑に絡み合う人間模様を描く本作。ある時、仕事で出張に出ていた未亜は、交際中の彼氏である山下陽太(高橋光臣)からプロポーズされるが、出先でエンゲージリングをなくしてしまう。焦る未亜だったが、その場に偶然居合わせた男性の協力もあり、無事に見つけ出すことに成功。ホッとしたものの、仕事が生きがいである未亜は内心、「仕事を辞め、実家についてきてほしい」と言う陽太の一方的な提案を受け入れる気持ちになれず、その申し出を断ろうとしていた。出張から戻った未亜は、研修の一環で広報部に来た自社の副社長の顔を見て驚く。なんとその副社長とは、出張先でエンゲージリングを共に探してくれた男性・海里だったからだ。しかも彼の教育係として、未亜は行動を共にすることになる。数々の困難に襲われながらも奮闘する未亜の仕事ぶりに対し、「“せいせい”するほどやってみろよ、天職なら」と、時に厳しく、時に優しく見守ってくれる海里。そんな海里に未亜は少しずつ心惹かれていく。そんなある日、未亜は突然ストーカーと化し、社内に乗り込んできた陽太に襲われる。震えて逃げる未亜だったが、そこに居合わせた海里に助けられ、キスされてしまう――。そのほか物語には、未亜のライバル会社の敏腕広報マンであり、海里の最大の恋敵となる宮沢綾(中村蒼)、未亜のルームシェア仲間で出版社に勤務、恋愛に奥手な真咲あかり(水沢エレナ)、同じくルームシェア仲間で、モデルをしており恋に奔放、独占欲が強い美山千明(トリンドル玲奈)など、個性豊かな人物たちが登場することも話題。そんな中、中村さんが演じるのは、海里の大学の後輩・久野淳志役。証券マンにして、新進気鋭の小説家で、編集者のあかりにその才能を見出され、新人賞を受賞。その受賞パーティで、未亜や千明と出会うこととなる。あかりとは小説家と編集者、という立場で絆を深めていく一方、千明とも特別な関係となっていき…と、波乱の三角関係の中心となる重要な役どころだ。中村さんは、二代目中村錦之助の長男として生まれ、2002年の初舞台以来、大活躍。2007年には、国立劇場「堀部彌兵衛」のさち役で国立劇場特別賞を受賞。現在、「スーパー歌舞伎IIワンピース」にも出演も果たし、いまをときめく気鋭の歌舞伎俳優として注目度上昇中。彼が演じる久野を中心とした、三角関係の行方も気になるばかりだ。<中村隼人コメント>久野はミステリアスな部分もあり、愛嬌たっぷりな部分もあり、とても魅力的な人物。また、物語は女性がきゅんとするようなシーンが多いので、拙いながらも全力でぶつかり、しっかりと久野という役を掘り下げて演じられたらと思っています。禁断の恋がテーマではありますが、純粋で、ひたむきな感情が描かれています。是非ご覧下さい。<プロデューサー・伊與田英徳コメント>以前舞台を拝見した際に、お若いのに非常に懐の深いお芝居をされる方だなと感動し、いつかご一緒できればと思っておりました。今回このような形でご一緒できることになり、とても興奮しております。あかりと千明、さらには未亜と海里の関係をも揺さぶる、キーマンとなる久野淳志という男をどのように演じていただけるか、いまから放送が楽しみです!「せいせいするほど、愛してる」は7月、毎週火曜日TBSにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2016年05月30日TBSでは、7月期の火曜ドラマにて、初共演の武井咲と滝沢秀明を迎え「せいせいするほど、愛してる」を放送することを決定!共演者には、中村蒼、水沢エレナ、トリンドル玲奈、高橋光臣らも出演することが明らかにされた。仕事で出張に出ていた栗原未亜(武井咲)は、交際中の彼氏である山下陽太(高橋光臣)からプロポーズされた際に貰ったエンゲージリングを出先で無くしてしまう。焦る未亜だったが、その場に偶然居合わせた男性の協力もあり、無事に見つけ出すことに成功。ホッとしたものの、仕事が生きがいである未亜は内心、「仕事を辞め、実家に付いて来て欲しい」と言う陽太の一方的な提案を受け入れる気持ちになれず、その申し出を断ろうとしていた。出張から戻った未亜は、研修の一環で広報部に来た、自社の副社長の三好海里(滝沢秀明)の顔を見て驚く。なんとその副社長とは、出張先でエンゲージリングを共に探してくれた男性だったからだ。しかも彼の教育係として、未亜は行動を共にすることになる。数々の困難に襲われながらも奮闘する未亜の仕事ぶりに対し、「せいせいするほどやってみろよ、天職なら」と、時に厳しく、時に優しく見守ってくれる海里。そんな海里に未亜は少しずつ心惹かれていく。そんなある日、未亜は突然、ストーカーと化し社内に乗り込んできた陽太に襲われる。震えて逃げる未亜だったが、そこに居合わせた海里に助けられ、キスされてしまう――。原作は、「プチコミック」(小学館)にて連載されていた、北川みゆきの同名コミック。とある企業の広報部で働く主人公・未亜は、自社の副社長・海里に恋をする。しかし、彼はすでにに妻を持つ立場だった…。“せいせいするほど” ひたむきに、限りなく純粋な禁断の大人の恋愛ドラマとなっている。主人公・未亜を演じるのは、モデルとしてデビューして以来、『今日、恋をはじめます』『クローバー』、現在公開中の映画『テラフォーマーズ』など、ドラマや映画・CMと幅広い分野で活躍中の武井さん。そして未亜が恋をする海里役には、自身が座長・演出も務めた「滝沢歌舞伎」をはじめ、ドラマから舞台までジャンルをまたいで活躍する滝沢さんが好演する。TBSドラマでは本作が初主演となる武井さんは、「本当に純粋で、恋にも仕事にもまっすぐ。理想的な女の子だなと思うと同時に、いろいろなことに対して必死にもがいており、同じ20代の女性として共感しながら演じています」と自身が演じるキャラクターについてこう語る。一方、実に7年ぶりのTBSドラマ出演となった滝沢さんは、「副社長という立場ながら、仕事にも未亜にもまっすぐぶつかっていく男性。その姿勢が、男の僕から見てもカッコ良く憧れます」と役について語り、「仕事にも恋愛にもひたむきな大人の男女を描いているので、女性だけでなく男性にも、楽しんで見て頂ければ幸いです」とコメントを寄せた。そしてこの2人を支えるキャストには、未亜のライバル会社の敏腕営業マンであり、海里の最大の恋敵となる宮沢綾役に中村さん、未亜のルームシェア仲間で、出版社に勤務し恋愛に奥手な真咲あかり役を水沢さん、同じくルームシェア仲間で、モデルをしており恋に奔放、独占欲が強い美山千明役にトリンドルさん、未亜の元彼・山下陽太役には高橋さんといった、個性豊かな人物たちが登場し、それぞれの恋模様も展開していくようだ。本作は、一筋縄ではいかない大人の恋愛ドラマ。最高視聴率29.5%を記録した、禁断の恋を描いた大ヒットドラマ「魔女の条件」から17年が経ったいま、今回は滝沢さんがどんな禁断の恋愛を描いていくのか。また、大人のラブストーリーはあまり経験がないと話す武井さんからは、どんな新たな一面が見られるのだろうか。「せいせいするほど、愛してる」は7月、毎週火曜日TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年05月25日女優の武井咲が、TBSで7月期に放送される北川みゆき原作ドラマ『せいせいするほど、愛してる』(毎週火曜22:00~)で主演を務め、タッキー&翼の滝沢秀明と初共演を果たすことが24日、わかった。小学館『プチコミック』で連載されていた北川みゆきの同名漫画を原作とする本作は、"本気で純粋な"大人の恋愛ドラマ。とある企業の広報部で働く主人公・栗原未亜(武井咲)が、既に妻を持つ自社の副社長・三好海里(滝沢秀明)に恋に落ちてしまうというストーリーで、2人の禁断の不倫愛を軸に、複雑に絡み合う人間模様を描く。本作がTBS初主演となる武井は、演じる未亜について「本当に純粋で、恋にも仕事にも真っすぐ。理想的な女の子だなと思うと同時に、いろいろなことに対して必死にもがいている」と説明し、「同じ20代の女性として共感しながら演じています」とコメント。「今回のような大人のラブストーリーはあまり経験がなかったので楽しみですが、その反面、私にできるのだろうかと不安な気持ちもあります」と心境を明かした上で、「未亜の純粋な想いや、働く女性の輝きなども表現していければ」と意気込んでいる。『オルトロスの犬』以来、7年ぶりのTBSドラマ出演となる滝沢は「非常に複雑で障害のある恋愛を描いたドラマですが、それ以上に未亜と海里のピュアな思いに惹かれました」と話し、「特に、海里は副社長という立場ながら、仕事にも未亜にもまっすぐぶつかっていく男性。その姿勢が、男の僕から見てもカッコ良く憧れます」と自身の役への思いを告白。「仕事にも恋愛にもひたむきな大人の男女を描いているので、女性だけでなく男性にも、楽しんで見ていただければ幸いです」と期待している。2人のほか、未亜のライバル会社の敏腕営業マンであり、海里の最大の恋敵となる宮沢綾役には中村蒼。未亜のルームシェア仲間で恋愛に奥手な真咲あかり役に水沢エレナ、同じくルームシェア仲間でモデルをしている恋に奔放な美山千明役にトリンドル玲奈、未亜の元カレ・山下陽大役に高橋光臣が決定した。(C)TBS
2016年05月25日V6の三宅健と、タッキー&翼の滝沢秀明がケンタッキー・フライドチキンのパックメニュー「おトクな いいとこどりパック」CMキャラクターに決定したことが8日、わかった。放送は4月21日から5月31日。三宅と滝沢は、10日開演の舞台『滝沢歌舞伎2016』で初共演を予定しており、1月19日に行われた制作発表で、三宅が自分たちの名前に触れて「ケン&タッキーというおいしい関係になれたら」と発言していた。この言葉がきっかけの一つとなり、今回のCMが決まったという。CM自体も舞台に合わせ、稽古を終えた2人が楽屋でフライドチキンを食べるという設定。滝沢が「ケン」、三宅が「タッキー」と呼びかけるなど、2人の名前を生かした展開になっている。三宅は1997年、滝沢は2012年にそれぞれ同社のCMにキャラクターとして登場しており、三宅は19年前に撮影したスタッフと再会、当時の話題で盛り上がったという。また、滝沢は前回のCM時、コンビを組んでいる今井翼と一緒に「ケン・タッキー&翼(ツバサ)・ンド」というコピーで出演しており、今回もまた名前にかかった内容で出演することとなった。
2016年04月08日ニコニコ生放送で隔週木曜日に放送されている「アニメぴあちゃんねる」。本日12月17日(木)の放送は、クリスマス・忘年会スペシャルと題し、前田玲奈、秦佐和子、タカオユキ、美濃部達宏のレギュラー陣のみで企画を行う。通常放送では、レギュラーメンバーの前田、秦、タカオが今年1年を振り返るトークをしながら「闇鍋」を食す。また、番組の人気コーナー、タカオユキが作るキャラ弁「タカ弁」で今年作った奇想天外なキャラ弁を振り返る。会員放送は、恒例のファッションチェックはもちろん、クリスマススペシャル企画を行う。企画は、前田、秦、タカオによるクリスマスソング熱唱。クリスマスをイメージした3人の初出しとなる自撮り写真公開。3人が自ら選んで買ってきたクリスマスプレゼントを会員に抽選でプレゼントの3つ。ファンにはたまらない放送になりそうだ。ニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」は12月17日(木)午後8時30分より放送。■アニメぴあちゃんねる日時:12月17日(木)午後8時30分~午後10時出演:前田玲奈 / 秦佐和子 / タカオユキ / 美濃部達宏
2015年12月17日「エヴァンゲリオン」シリーズの生みの親にして、世界中でその名を轟かせている庵野秀明が新作“ゴジラ”の脚本・総監督を務めることが発表されてから、早5か月。この度、本作のタイトルが『シン・ゴジラ』に決定。さらにメインキャストに長谷川博己、竹野内豊、石原さとみが抜擢されたことが明らかになった。東宝製作の『ゴジラ FINAL WARS』(’04)以来10年ぶりの“ゴジラ”復活を果たしたハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(’14)。本作は、63の国と地域で公開され大ヒットを記録した。そして今回、庵野総監督によって様々な意味を持つであろう“シン”というタイトルからも表現されるように、いままで誰も見たことのない“ゴジラ”が現れるという。そんな『シン・ゴジラ』に参戦するメインキャストには、ゴジラが襲撃する現代日本の“政府関係者”役に、実写版『進撃の巨人』や、この冬公開が待機している『劇場版MOZU』など多くの映画作品に出演し、役柄によって別の顔をみせる長谷川博己。同じく、“政府関係者”役に、『at Homeアットホーム』で主演を演じるほか今冬公開予定の『人生の約束』と立て続けに映画に出演が決まっている俳優・竹野内豊。また米国エージェント役に、『風に立つライオン』などに出演し、フジテレビ月9ドラマ「5→9 ~私に恋したお坊さん~」で主演を務める石原さとみが決定している。エグゼクティブ・プロデューサーである山内章弘は本作のタイトルについて「12年の時を経て、遂に新たな『ジャパンゴジラ』が立ち上がります。タイトルが示す通り、“復活”でも“再生”でもなく、『シン・ゴジラ』です。もちろん、“新”しいゴジラであり、“真”のゴジラであり、“神”のようなゴジラであり、そして…庵野総監督命名のこのタイトルには、様々な意味と想いが込められています」とコメント。さらにキャスティングについては、「どんな役柄でも変幻自在の長谷川さん。我々からのオーダーは、愚直なまでに真っ直ぐな男を演じてもらうこと。長谷川さんの確かな演技力が『シン・ゴジラ』の柱になります。(竹野内さんについては)クールな表情の内に秘めた情熱を持つ方で、それが今回の役柄のポイントでもあります。初めて見る竹野内さんをお見せできると思います。(石原さんについては)知的な魅力と大人の女性のセクシーさを併せ持つ稀有な存在。台詞には英語もあり、難しい役柄なのですが、彼女なら応えてくれると思います」と自信をみせている。<以下、キャストコメント>■長谷川博己世界的に有名な、と言っても過言ではないゴジラ作品に、まさか自分が出演させていただけるとは。空想特撮エンタテインメントであり、大きな危機に直面した時の日本のあり方を問う社会的な側面を持った作品でもあります。ヒットメーカーである庵野総監督、樋口監督のもと、しっかりと自分の役割を務めたいと思います。どうぞお楽しみに。■竹野内豊61年前に制作された初の第1作目から長い時を経て、29作目に当たる本作は、数々のゴジラシリーズの中でも最強の仕上がりとなり、多くのファンのみならず、世界の観客の心に、そして社会に、深いメッセージを与える作品になると思います。是非ご期待ください!■石原さとみゴジラのオファーがきた時、「よっしゃーーーっ」と家で叫びました。しかし台本を読み愕然としました。庵野総監督、樋口監督にダメ出しされるなかで、悔しくて涙を流してしまうぐらい、今難しい役と向き合っています。プレッシャーで胃が痛い毎日ですがゴジラにヒロインとして出演させていただける事に責任と幸せを感じて撮影に取り組んでいきたいと思います。本作で登場するゴジラは、これまで最大とされるギャレス・エドワーズ監督が手掛けた『GODZILLA ゴジラ』の108mをはるかに上回る過去最大の見込みだという。製作は、今年の8月よりすでに始まっており、10月いっぱいまで撮影予定だ。『シン・ゴジラ』は2016年夏、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月23日映画『天空の蜂』主題歌である秦基博の新曲「Q&A」の発売を記念して9月9日(水)、秦さんと本作に自衛隊員役で出演している永瀬匡がトークイベントを行った。2人は先日、東京国際フォーラムで開催された『天空の蜂』のプレミアイベントで初めて顔を合わせたそうで、秦さんは永瀬さんの控室にも挨拶に足を運んだという。永瀬さんは「本当はこちらから行かなくてはいけないんですが…。テンパって『好きです』と言ってしまいました(苦笑)。カラオケで必ず歌うんです。『鱗(うろこ)』が大好きです」と語る。一方の秦さんは当日、江口洋介、本木雅弘ら錚々たる面々に囲まれての舞台挨拶への登壇をふり返り「一人だけ彫りの浅いヤツがいるな…と思われていたと思います(苦笑)」と自虐コメント。これに出演陣の中でもひときわ彫りの深い永瀬さんが反応し「よく外国人に間違われます。いま流行りの4Dです!」と語り、会場は爆笑に包まれた。映画で永瀬さんは、テロリストに乗っ取られた大型ヘリコプターに取り残された少年を救助すべく奮闘する自衛官を文字通り、体を張って熱演している。実際に上空で撮影されたシーンもあったと明かし、完成した作品を観て「完全にヒーローの役ですが(笑)、自分で見ても自分じゃない人が動いているように見えて、それは役者をやっていて初めての経験でした」と明かす。このコメントに関連し、自分にとってのヒーローは?と問われると秦さんは「松井秀喜です!少年野球をやってて、ちょうど小5くらいで松井が甲子園に出て、巨人に入ったので憧れの対象でした。ヤンキース時代はホームランを打つとメールが来るサービスに加入してました!」と熱く語り、意外な一面をのぞかせていた。また永瀬さんは秦さんに代わって(?)、ファンの前で「Q&A」のサビの高音部分を披露!永瀬さんの力強い歌声と、本人の前で歌える度胸に秦さんも「ハートが強い!」と絶賛。永瀬さんも「ハートは強いんですよ」と満足そうにうなずいていた。「Q&A」は発売中。『天空の蜂』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天空の蜂 2015年9月12日より全国にて公開(C) 2015「天空の蜂」製作委員会
2015年09月09日ピアノと歌とトークによるコンサートで主婦層を中心に人気を誇る音楽家の秦万里子が、俳優の伊東四朗と8月19日(水)下北沢・本多劇場で “秦万里子と伊東四朗の夏の音遊会~おぬし、なかなかやるな!~”と題したコンサートを開催。公演に向けた意気込みを秦に聞いた。【チケット情報はこちら】昨年初開催された同公演。“型にハマらず、いろいろと遊べるコンサート”をコンセプトに、俳優の伊東四朗、美容家のIKKO、スピリチュアリストの江原啓之を迎えて行われた。今年は、昨年に引き続き、伊東をゲストに迎える。秦は昨年の公演について「伊東さんとは何も決めず、挨拶もせず、ラジオ局ですれ違ってもなるべく話さないように言われていたので、話もせず。当日楽屋で、“ホントに何も決めずにやっていいんですか?”と伺ったら、“はい”と。“じゃあ、よろしくお願いいたします”と言って舞台に立ちました(笑)」と説明。ほぼ初対面だったにも関わらず、ふたりの息はバッチリと合い、歌とトークは大盛況となった。「伊東さんは引き出しが多いので、何を振っても応えてくださる。昨年は40分の予定だったんですが、1時間半になっちゃったんですね。台本がないので、始まったらエンドレスなんです。どちらかが“そういえばさ”って始まったら、またそこから30分ぐらいかかっちゃうんです」。「あまりにも面白かった」という秦のオファーで、今年再びふたりの共演が実現。秦はコンサートでの伊東の魅力をこう語る。「伊東さんは鼻歌がすごいんです!「チャンチャカチャンチャン♪」みたいに“口(くち)三味線”を使って、イントロから最後まで全部歌われるんですよ。それから、伊東さんは間(ま)がすばらしい。昔の番組のテーマソングからコマーシャルソング、最近の曲まで、とにかくいろんなものを用意して、伊東さんの間をうまく活かせるようにできたらいいなと思っています」。今年も打ち合わせは一切なし。時間は昨年よりも長く、約2時間を予定している。予測不可能なコンサートのサブタイトルは、“おぬし、なかなかやるな!”と名付けられた。「伊東さんがよく演じていらっしゃるお代官様の役で、“おぬし、なかなかやるな!”というドスのきいた声を想像して付けました。お互いが仕掛けた後にそう言い合えるようなコンサートにできたらいいなと。何も決めてないことでお互いから出てくるものを今回も楽しもうと思います。お客さんにはリラックスしてもらって、大笑いする口を押えたり、笑い涙を拭いたりするハンカチを用意してもらえたら」と語った。“秦万里子と伊東四朗の夏の音遊会~おぬし、なかなかやるな!~”のチケットは発売中。取材・文:門 宏
2015年07月30日江口洋介を主演に、東野圭吾原作小説を映画化する『天空の蜂』の主題歌が、秦基博の新曲「Q&A」に決定したことがこのほど明らかとなった。1995年8月8日。最新鋭の超巨大ヘリ「ビッグB」が突如動き出し、子どもを一人乗せたまま、福井県にある原子力発電所「新陽」の真上に静止した。遠隔操縦によるハイジャックという驚愕の手口を使った犯人は“天空の蜂”と名乗り、「全国すべての原発の破棄」を要求。従わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する――。『20世紀少年』シリーズなど様々な作品を手がけてきた堤幸彦がメガホンを取るサスペンス・アクション超大作の本作。このほど主題歌に決定した秦さんは、映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌「ひまわりの約束」、映画『あん』の主題歌「水彩の月」に続き、シングル3作連続の主題歌抜擢となる。本作の主題歌である新曲「Q&A」は、ミディアム~スローな優しい楽曲のイメージが強いこれまでのイメージを覆すような、アグレッシヴでエモーショナルなサウンドのアッパーチューンに仕上がっている。本楽曲について秦さんは、「映画の中で描かれる人間が運命に抗う姿、大きな運命の流れの中で翻弄されながらも、自分が大切につかもうとするもの、守ろうとするもの、そういうものに対して向かっていく姿に感銘を受けて、その部分を自分なりに楽曲にしました」と、楽曲に込めた思いを語っている。さらに、本楽曲を聴いた主演の江口さんは「この映画が持っているテーマ性、スタッフ・キャストの想いを昇華させてくれる曲だと思いました」とコメント。堤監督も、「始めてこの曲を聴いたときにある情景が浮かんだ。それは数多の人々の姿。映画『天空の蜂』を撮っているときのイメージと同じだった。突きささるリズムに身体をまかせていると深い詩が突きささる。原作と映画とこの曲「Q&A」同じ地平に立っている気がする」と絶賛を寄せている。3作連続主題歌への抜擢ともあり、映画好きの中でもその存在感を増し続けている秦基博。空前のスケールで描かれたと合わせて、秦さんのアグレッシブな新曲を楽しみにしていて。『天空の蜂』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天空の蜂 2015年9月12日より全国にて公開(C) 2015「天空の蜂」製作委員会
2015年07月10日ニコニコ生放送で隔週木曜日放送されている「アニメぴあちゃんねる」が7月2日(木)放送分よりリニューアル。新MCとして秦佐和子、ゲストに歌手のYun*chiを迎えて放送する。今回放送分からレギュラーとして加わる秦佐和子は、女性アイドルグループSKE48の元メンバー。同グループ所属時に行われた2012年『AKB48 27thシングル選抜総選挙』で25位を獲得。その後、声優へ転身するため2013年に同グループを卒業。2015年7月よりスタートするテレビアニメ『VENUS PROJECT -CLIMAX』ではメインキャストの原エリコ役を務める事が決定している。同番組で秦は、自身の学生時代の写真を初公開する。そのほかレギュラー出演者、タカオユキによる驚愕のキャラ弁を試食するなど、「アニメぴあちゃんねる」恒例のコーナーに参加。ユーザーからのコメントにも回答する。また、ゲストコーナーではYun*chiが特技のイラストや、セクシーなプライベートショットを披露してくれる予定。7月放送スタートのアニメ『うーさーのその日暮らし 夢幻編』の主題歌『Lucky Girl*』についてもトークを展開する。また、今回の放送はニコニコ公式として放送される。直近3回は連続して1万コメントを超えており、初の公式放送で、どれだけ数字が伸びるか楽しみだ。「アニメぴあちゃんねる」は7月2日(木)午後8時30分より放送開始。■アニメぴあちゃんねる日時:7月2日(木)午後8時30分~午後10時00分出演:前田玲奈 / 秦佐和子 / タカオユキ / 美濃部達宏ゲスト:Yun*chi
2015年07月01日2006年にシングル『シンクロ』でメジャーデビュー、“鋼と硝子でできた声”というキャッチコピーで、唯一無二の歌声を披露し続けているシンガーソングライター・秦 基博さんの2015年第1弾シングルがリリースになりました。1コーラス目はピアノとの弾き語り、2コーラス目にリズムセクションが入り、楽曲が大きく広がっていく『水彩の月』は、その“鋼と硝子でできた声”の鋼の部分と硝子の部分を思う存分堪能できる1曲で、説得力抜群の歌声にうっとりしてしまいます。心の底に吸い込まれていくような、淀みのない歌声にマッチした切ないメロディは、「美しい」の一言。秦さんの面目躍如といった作品です。カップリングには、音楽業界の大先輩KANさんをフィーチャリングしたセルフカヴァー『アイ ~Acoustic Session with KAN~』を収録。この曲でもシンプルなアレンジの中、その歌声を響かせています。とにかく、「上手い!美しい!綺麗!」そんな秦さんの歌声を楽しめる作品です。リリース情報:『水彩の月/秦 基博』(2015.6.3発売/¥1203(tax out)/AUCL180)※初回限定盤(¥1851(tax out)/AUCL178-9/DVD付)も同時発売
2015年06月09日東宝が12年ぶりに製作することで話題の“日本版”『ゴジラ』。このほど「エヴァンゲリオン」シリーズなどで知られるアニメーション監督・庵野秀明が脚本・総監督を、『ゴジラ』(’84)のスタッフとして映画界入りし、今年公開される実写版『進撃の巨人』の監督としても注目を集める樋口真嗣が監督を務めることが明らかとなった。ストーリーや設定など一切の情報が明かされてこなかったが、その情報の一端も明らかに。舞台となるのは、やはり日本!さらにゴジラの“足型”も今回公開。昨年公開されたハリウッド版『GODZILLA』の大きさ(全長108m)が話題となったが、本作ではそれを遥かに上回る過去最大の大きさとなるようだ。そして今回発表された庵野監督と樋口監督は30年来の盟友。2人を起用した理由について東宝製作陣は、「ハリウッドにてゴジラ復活が報じられて以降、日本のみならず、世界中から熱い期待のまなざしを向けられていました。日本版ゴジラを製作するにあたり、怪獣映画、ゴジラ映画に対する造詣の深さ、深い愛情。展覧会『館長庵野秀明特撮博物館』や『巨神兵東京に現わる』でのタッグ感。そして何より、常に新しいことをやり続けているおふたりであること。12年ぶりのジャパンゴジラにこれほど相応しいおふたりはいないと思い、庵野秀明さん、樋口真嗣さんにお願いしました」とコメントを寄せている。また今回の大抜擢を受け、2人からもコメントが到着。<庵野秀明/脚本・総監督>「我々は、何を作ろうとしているのか。そして何故、空想特撮映画を作る事を決めたのか。2012年12月。『エヴァ:Q』の公開後、僕は壊れました。所謂、鬱状態となりました。6年間、自分の魂を削って再びエヴァを作っていた事への、当然の報いでした。明けた2013年。その一年間は精神的な負の波が何度も揺れ戻してくる年でした。自分が代表を務め、自分が作品を背負っているスタジオにただの1度も近づく事が出来ませんでした。2014年初頭。ようやくスタジオに戻る事が出来ました。それから、1年以上かけた心のリハビリにより徐々にアニメの仕事に戻っています。そして、2015年。旧エヴァの放送から20年後の今、すでに2年以上もお待たせしている、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の完成への実現に向けた作業も、なんとか進められています。僕の周囲の方々、そしてアニメファンの皆様が、再び完結に向かうというモチベーションを支えてくれているからです。本当に、感謝します。と、同時に今は、空想特撮映画を形にする作業も行っています。始まりは、2013年1月末でした。東宝の方から直接『ゴジラの新作映画の監督をお願いしたい』と、依頼を受けました。精神的にも不安定でしたし、『無理です。エヴァもあるし、出来ませんよ』と、その場は固辞しました。が、東宝の誠意と盟友樋口真嗣監督の熱意に心が動かされ、同年3月、監督を引き受ける事にしました。過去の継続等だけでなく空想科学映像再生の祈り、特撮博物館に込めた願い、思想を具現化してこそ先達の制作者や過去作品への恩返しであり、その意思と責任の完結である、という想いに至り、引き受ける事にしました。今しか出来ない、今だから出来る、新たな、一度きりの挑戦と思い、引き受ける事にしました。エヴァではない、新たな作品を自分に取り入れないと先に続かない状態を実感し、引き受ける事にしました。同年5月、作品として描きたい、描くべき主題を決めました。そして同年6月、“G作品メモ”という企画書を東宝に提出、プロット等の作成を開始。ゴジラが存在する空想科学の世界は、夢や願望だけでなく現実のカリカチュア、風刺や鏡像でもあります。現在の日本でそれを描くという無謀な試みでもあります。正直、世界資本に比べると制作費も制作時間も極端に少ない日本の現場で、様々な内容面に関する制約の中で、果たしてどこまで描けるのかはわかりません。ただ、映画としてのプライドを持ち、少しでも面白い映像作品となる様に、本作もシン・エヴァも全力で作っていく事が、今の僕に出来る事だと思って作業を進め、映画の方向性や脚本内容等で紆余曲折あり、現在に至っています。制作者が何を書いても言い訳にしか過ぎず、善意と悪意の前に晒される事態を重々承知の上で、こんな時代のこの国で日本を代表する空想特撮作品を背負って作る、という事を少しでも理解していただけたらという願いから、拙文を寄せています。最後に、自分を支えてくれる周囲の人々と、作品を支えてくれているファン・観客の皆様の御蔭で再び、映像が作れる、という事に改めて感謝します。ありがとうございます」。<樋口真嗣/監督>「その復活に胸躍らせて映画制作の現場に忍び込んで三十年が経ち、その現場で目の当たりにした理想と現実の差を自由なアマチュア映画の世界の第一線を走っていたヒーローにブチまけてからも三十年。ついに時がきました。向こう見ずな高校生も大学生のヒーローも今やアラフィフ。夢のようなことですが、これからこれを現実に落とし込まなければならないのです。寝言を並べる余裕はありません。どうしてもやりたいこと、やらなきゃいけないこと、絶対にやってはいけないこと、できることならやりたくないことが、四竦みになって私の頭の中で闘っています。さながら脳内チャンピオンまつりです。さて。遊びの時間は終わったのです。それでも、最高の仲間と立ち向かえることが逃げ出したくなるようなプレッシャーに打ち克つ唯一の方法なのです。この偉大なる神を生んだこの国に生まれたこと、特撮という仕事に巡り合え、続けてこれたこと、そしてこの機会が巡ってきた運命に感謝しつつ、来年、最高で最悪の悪夢を皆様にお届けします」。コメントの文面からも相当の葛藤と気合いを感じるが、2人が語るように多くの賛否を呼びそうな本作。今後の続報にさらなる注目が集まりそうだ。日本版『ゴジラ』は今秋に撮影、2016年夏にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年04月01日●『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の原画に感動した庵野秀明監督庵野秀明監督は10月26日、「第27回東京国際映画祭」でアニメ・特撮評論家の氷川竜介氏と対談を行い、自らのアニメーターとしてのキャリアを語った。日本を代表するクリエイターである庵野監督がどんな道を歩んで現在に至ったのか、またアニメーション表現にどんなこだわりを持っているのか、対談を振り返り紐解いていこう。庵野監督は冒頭、アニメーターとしての自分自身について「人間を描くなら僕よりうまい人はいっぱいいる」と述べた。庵野監督が関わった作品として知られている『風の谷のナウシカ』では、人間を描いたものの宮崎駿監督にすべて描き直されてしまったのだという。「ヘタだなって言いながら、宮さん(宮崎監督)が一から全部描き直したんです。だからクロトワはうまいんです(笑)。僕が描いていたのは、後ろの煙やクロトワが巨神兵の中でドクンドクンなっているところです」庵野監督がプロになったきっかけは、自身が師と仰ぐアニメーター、板野一郎氏との出会いだった。大学時代、岡田斗司夫氏に誘われて東京へ上京した際、紹介されたのが板野氏だったのだ。そこで板野氏が描いた『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の原画を見た庵野監督は「本当にすごくて、こんな原画が世の中にはあるんだ」と感動したという。「それまでは自分がプロで通用するなんて思ってなかったし、まだ学生だしって思っていたけど、板野さんの原画を見てから、この人のところで仕事をしてみたいと思ったんです。プロになりたいというのではなく、板野さんの仕事を見てみたいと」その後、庵野監督は板野氏の間近でアニメの仕事をこなしながら、経験を積んでいく。当初はキーフレームの意味も知らず、タイムシートも見たことがないという状態だったが、板野氏からはいきなり『超時空要塞マクロス』の原画の修正を任せられた。当時を振り返って「いきなりの作監デビューですよ(笑)」と庵野監督は笑う。「『マクロス』のTVスペシャルを見て、自分が描いたものが出てくるのはやはりうれしかったですね。22話と25話のときは東京に出てきて、冬にスタジオまで行って板野さんと二人でずっと寝泊まりしていました。そこの仮眠室に暖房がなかったので、毛布をす巻きにして寝るしかなくて、冷凍仮眠室って呼んでいましたよ(笑)」当時は「ド新人だった」という庵野監督だが、コンテ通りに作業するのではなく、カットを変更して描いていた。「自分が絵を描く以上は面白いアニメにしたかった。あの頃のアニメ業界は自分さえ目立てばいいという人ばかりで、僕のその仲間でした(笑)。25話の頃にはすっかり仕事にも慣れていて、日曜が放送日なのに最後の原画を上げたのが木曜。間に合うものだなと(笑)」庵野監督が手がけた最後のカットは、バルキリーがガウォークに変形するシーンだった。ここで描いた爆発シーンが各所に評価され、仕事が来るようになったという。1983年に再び開催された日本SF大会(通称DAICON4)への参加を経て、庵野監督は『風の谷のナウシカ』にスタッフとして参加することになる。「アニメージュにスタッフ募集と書いてあったから、追い返されることはないだろうと思っていたら、即答で来いと言われて僕自身がびっくりしました。かばん一つで上京したら、宮崎監督が『いつから来れるんだ』と。今と変わらず、回転椅子にあぐらをかいた状態でしたね。『ナウシカ』の制作はかなり追い詰められていたようです」●納得のいく爆発表現は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の丸い爆発庵野監督といえば巨神兵を描いたことで有名だが、もともとは別のスタッフが予定されていた。本来なら、参加したばかりの新人に任せられるパートではなかったというが、「『ナウシカ』は宮さんが普段使っている人がほとんどいなくて、メインは鈴木さんが集めたスタッフ。本当に外人部隊でした」という状態だったこともあり、庵野監督が原画を担当することになった。「どうも煙を描いたら気に入られたみたいです。そのシーンが終わったら、次は巨神兵と王蟲が戦うところをやってほしいと言われました。宮さんが最初に描いていたコンテが実によかったんですよ。巨神兵は溶けてなくて、王蟲の群れの中に入って、ちぎっては投げちぎっては投げしているんです。だけど最後は王蟲の数に潰されてしまう。これはかっこいいけど大変だな、自分に描けるかなと思っていたところ、(納期までの)時間がなくなったんですね。それで宮さんが上げてきたのが、巨神兵が溶けている絵で、一発撃って自滅してしまうんです。映画の尺もないからと説得されて、渋々納得しました」宮崎駿監督から学んだものは大きいと庵野監督は言う。「『ナウシカ』のときに初めて地面があるレイアウトを描いたんです。『マクロス』でやっていたのは宇宙空間で地面がなく、空間の中を自由に動くカットしかやってなかったんですね。『ナウシカ』で砂丘に三角形の塔が建っているシーンを描いたんですが、僕が最初に描いたのはひどくて、そこに空間がないんです。それで宮さんが僕を呼んで、どう直せばいいかを教わりました。宮さんのレイアウトだと、ただの線一本なんだけど、ちゃんと砂丘の膨らみがあるんですよね」『風の谷のナウシカ』で経験を積んだ庵野監督はその後、『王立宇宙軍 オネアミスの翼』に参加する。この作品で庵野監督が「スペシャルエフェクトアーティスト」という肩書でクレジットされていることがしばしば話題になるが、本人にとっては「世間への嫌がらせだった」のだという。「アーティストで名づけたらアーティストだろうという軽い気持ちでつけたんです。エフェクトにしても、当時流行していたSFXという言い方が嫌で、エフェクトにしてやれと。自分が嫌なものを肩書にしたんです。こんなに後々まで残るとは思いませんでした(笑)」氷川氏によると、『王立宇宙軍 オネアミスの翼』は作品内にリアリズムを取り入れたことでも評価されているという。庵野監督自身も「作品世界が漫画的描写を受け付けないので爆発をリアルに見えるよう描いた」と述べており、「アニメーターの技術としては、今でも『王立宇宙軍 オネアミスの翼』が最高峰」だと断言する。アニメーターとして、特に爆発の表現にはこだわってきた庵野監督だが、『王立宇宙軍 オネアミスの翼』以降の作品で納得のいく爆発表現は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』で「丸い爆発が次々に出るところ」くらいなのだとか。「あれは久々によく描けたカットだなと。それ以外は全然ダメ」その後もさまざまな作品でアニメーターや監督として活躍してきた庵野監督だが、あらためて自身の道を振り返り、「いいタイミングで監督になった」と言う。「自分がやっていた仕事は、アニメーターとしては若いときしかできないことだったので、あのままアニメーターを続けていても早々に田舎に帰ることになっていたと思います。僕としては途中で監督になってよかったです」新たに「日本アニメ(ーター)見本市」をスタートさせるなど、意欲的に人材育成を行っている庵野監督だが、今後アニメーターを目指す人に対しては次のようにアドバイスしている。「アニメーターはまず絵描きじゃないといけないし、同時にカメラマンじゃないといけないし、役者じゃないといけない。実写だったらバラバラでやるところを、一人でやれる面白い職業です。その面白さがわかれば、アニメーターになっても続くはず。後は観察することが大事。宮さんのすごいところは、一度見ただけで物の構造を把握する観察力ですから。アニメーションは記号に落とす作業があるので、記号化するときに何を捨てるのか、自分で考えてイメージを組み直さないといけません。実写でできないこと、アニメならではのものがあります」日本のアニメ業界は今後どうなっていくのか。庵野監督の新たな挑戦「日本アニメ(ーター)見本市」に注目だ。
2014年11月05日第27回東京国際映画祭にて特集上映「庵野秀明の世界」が連日行われているが、10月27日(月)は『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』が上映された。その後の庵野監督のトークショーでは、アニメーション監督初期のエピソードが語られた。10月24日(金)より始まったこの特集上映では連日、庵野監督の作品が上映されており、アマチュア時代や実写映画、アニメーターとしての庵野秀明など日ごとに様々なテーマでトークイベントが開催されてきた。この日は長編劇場アニメ『王立宇宙軍 オネアミスの翼』に参加後、自身が初めて監督を務めたアニメーション「トップをねらえ!」と、続く「ふしぎの海のナディア」について述懐した。庵野監督は自身に関して「監督に向いているかと言えば、向いてない」「僕はNo.2で上手くいくタイプ。サポートするのに向いているけど、責任感はない」と語り、監督という仕事に関して「責任を取ることが監督の仕事」「『OK』と『もう1回』というボキャブラリーがあれば誰でも出来る」と持論を展開する。当時、所属していたアニメーション制作会社「ガイナックス」は『王立宇宙軍 オネアミスの翼』の完成をもって解散する予定だったが、なぜかそのまま会社を存続させることに…。そこで出てきた「トップをねらえ!」の企画に関しては「初めて自分から(監督をしたいと)手を挙げた」という。予算が少ない中で製作はかなり難航したようで「スタッフに苦労を掛けたし、第1話と2話はひどかった…」と苦悶の表情でふり返る。企画はまず4話まで製作が決定しており、その反響次第で6話まで作るということで、実際、少し期間を空けて第5話、6話が製作された。この最後の2話に関して「3か月で作りきったことが自信になった。クオリティコントロールが出来ていた」とここで掴んだ自信、手応えを明かした。この“クオリティコントロール”も、庵野監督が考える監督の仕事の重要な部分で、宮崎駿監督が『カリオストロの城』を半年ほどで完成させたというエピソードも踏まえつつ、「『この画面はこれでいい』と言い切る力が必要。そこで監督が全ての責任を背負う。宮崎さんの凄いところは、このクオリティコントロール」と語った。同作に続いてNHKで放送された「ふしぎの海のナディア」の監督も務めたが、この件に関しても様々な裏話を披露!当初、別の人間が監督をやることになっていたが、NHKによる脚本が「あまりにひどかった」ためにその監督がプロデューサーと衝突し降板となり、庵野監督にお鉢が回ってきたという。庵野監督も脚本を「ひどい」と感じていたが、「そこは賭けに出るしかなく、骨子を残しつつ、勝手にキャラクターやディテールを書き直した」という。周到に周りを味方につけた上で、あえて、描き直しをしていたら間に合わない段階でプロデューサーの元に行き「絵コンテを置いて『これでダメなら続けられません』と言って認めさせた」と“根回し”をした上で、自分の作品へと少しずつ変えていったとのこと。「ちょっとずつ、NHKの脚本を使わないようにしていき、最後は脚本すら読んでない(笑)!でも評判は良くて『勝てば官軍』なんだと感じた。プロデューサーも度量の広い人で、『好きにやらせれば面白くなりそうだ』と任せてくれるようになった」とふり返った。衣裳や露出を含め、キュートなナディアが人気を集めたが、当時は視聴者の抗議を懸念し、NHKはナディアの衣裳に難色を示したとか。しかし、庵野監督は「露出がどれくらいあるかで女の子のキャラの人気は決まる!」と持論を展開!当時のNHKのアニメとしては異例のキャラクターがこうして誕生することになったという。普段「基本的に終わった仕事(作品)は見ない」という庵野監督だが、少し前に久々に仕事で「ナディア」を見る機会があったそうで、「十数年ぶりに見て『面白い』と思いました!」と満足そうに語っていた。第27回東京国際映画祭は10月31日(金)まで開催。(text:cinemacafe.net)
2014年10月28日