2015年7月より放送開始となったTVアニメ『To LOVEる-とらぶる-ダークネス 2nd』だが、そのBlu-ray&DVD第1巻が9月26日にリリースされる。そこで今回は、Blu-ray&DVD発売記念企画として行われた、原作者である矢吹健太朗氏と大槻敦史監督、中山信宏プロデューサーによる座談会の模様を紹介しよう。○アニメ2期は「ダークネス編」完全収録中山信宏プロデューサー「『To LOVEる-とらぶる-ダークネス 2nd』(以下、『ダークネス2nd』)Blu-ray&DVD第1巻発売記念ということで、お二人に色々と伺わせて頂きたく思います。ではまず『ダークネス2nd』の製作が決定した時の感想をお聞かせ下さい」矢吹健太朗氏「1期が終わってからずっと『2期はいつかな?』と期待して連載を続けていたので、アニメが動くと聞いてテンション上がりました。そして『ダークネス編』をアニメはどう描いていくのか、大分溜まっていた原作ストックをどう使っていくのか、そこも気になりましたね」中山P「製作サイドも『ダークネス編』は全て描き切ることを決めていて、原作のシリーズがまとまる時期を見計らっていた部分もあったんです。今回が全14話になっているのも、シリーズを綺麗に収めるために必要だからなんです。大槻監督はいかがですか?」大槻敦史監督「『またこの世界に没頭する日が来たのか!』とワクワクしました。その一方で、あれだけある原作の話数を、どう繋いでいくかが一番の悩みどころでしたね」中山P「その悩みどころに関わると思いますが、『ダークネス2nd』の制作コンセプトをお聞かせ下さい。1期は芽亜の内面が見えて一段落……みたいなところで纏まりましたが?」大槻監督「1期はいわば導入というか、これから動き出そう!……というところで終わっています。となると、2期はそこから一気に動いていくストーリーになりますよね。原作も途中から一気に話が進んでいく印象があったので。アニメ2期も、どこまでを助走期間にして、どこから物語を加速させていくかで悩みましたね」中山P「3話ではナナと芽亜とのやりとりで一瞬重い空気になりましたが、スタッフの皆さんは、そこをかなり注意していましたよね。大事な部分ではあるけれど、重くし過ぎちゃうと『To LOVEる-とらぶる-』のドタバタ感が下がってしまうかも……と」大槻監督「あの回は重くなりますが、作品として大事な話なんですよね。ナナもそうですが、芽亜が一番成長するエピソードですから。『To LOVEる-とらぶる-』ってストーリー全体を見ると、キャラクターたちが順番に成長しているんですよ。ナナが成長して、芽亜が成長して、そして最終的に行きつく先はヤミの成長と一つの解決。それで作品全体も盛り上がっていくんですよね。その原作の流れをアニメでも実現させたかった」中山P「矢吹先生は原作を描かれる際、全体の流れをどのように考えているのですか?」矢吹氏「全体のストーリーは連載しながら考えていて、既に自分の中に縦筋のプロットができています。展開のポイントとなるエピソードは『そろそろ芽亜の変化を入れたい』『この辺でダークネスの伏線を入れたい』と、計算ではなく、感覚的に入れている感じがありますね。自分が欲しいと思ったタイミングというか。そこから長谷見(沙貴)さんに話して、打ち合わせで詰めていきます」中山P「まず矢吹先生の中にイメージがあり、そこからお二人で話し合われるんですね」矢吹氏「『ジャンプSQ.』で『ダークネス』の連載を始める際、プロットや世界観を全部長谷見さんに渡しているんです。例えば銀河大戦とか、作中では触れなくてもバックボーンもそこで掴んで頂いて。その時点でダークネス計画や芽亜たちの設定は決めていました」中山P「そうなると、『ダークネス編』はかなり予定していた形で進んでいたのでしょうか?」矢吹氏「そうですね。もっとも最初のプロットだともう少しシンプルな構成でした。ただ、先の展開に繋げるには必要なエピソードが出てきて、それを足していったらどんどん膨らんでいってしまい……(笑)」大槻監督「物語として描かれなくても、バックボーンの存在って大切ですよね。アニメでも銀河大戦はいいアクセントになっています。実際に戦っている場面がなくても、台詞にあるだけで世界に広がりが出てきて。『この世界は彩南町だけじゃない』という感じで」○キャラの感情で各話をリレー中山P「続けて矢吹先生に伺いたいのですが、『ダークネス2nd』をご覧になっての感想をお聞かせ下さい」矢吹「まず話数(全14話)を聞いた時点で『ちゃんと話が収まるのだろうか』と思っていましたが、同時にエピソード順を入れ替えながら収めていくとも聞いていたので、どういう風になるのか期待していました。実際に観て『この話がこう繋がるのか!?』『この構成、上手いなぁ』とか、自分が描いた話なのに予想がつかないところがあり、楽しいです」中山P「大槻監督はシリーズ構成も担って頂いているのですが、そこで特にこだわった部分は何ですか?」大槻監督「原作を読んでいると感じるのですが、それぞれのキャラクターの感情が動き、それが各エピソードを繋げているんですよね。あるキャラが成長したら、そこから話が広がって次のキャラの成長の話に繋がり、そしてまた次のキャラに……と、バトンタッチしながら成長曲線が続いているんですよ。アニメも同じように、キャラの感情なり成長なりで話数を区切り、次の話は次のキャラにバトンタッチ……という指針で考えていきました。ただ、その中でリトは変わらないんですよね。次にララ。他はキャラ同士の付き合いで、ちょっとずつ変わっているのに」中山P「ララは難しいですよね。例えば9話のキスの話も、知識として知らなかっただけで、知った後も彼女自身は変わらない。そう考えると、既に完成されたキャラですよね」大槻監督「ララは『To LOVEる-とらぶる-』(無印)の終盤でひとつ成長して、あとはリトと同じ側になったというか……」矢吹氏「何かふっきれた感じですよね。そしてモモは、成長したと思ったら下がっちゃう。成長ステップがあっても、土壇場で踏み切れないキャラです(笑)」大槻監督「……で、関わっている他のキャラが先に成長するんですよね。やっぱり縦軸のキャラだからでしょうか? そんな風に、各キャラの成長曲線がそれぞれ違うんですよね」矢吹氏「原作ではネタ的な話だとしても、キャラの何かが変わることを意識しているんです。で、アニメで構成し直すとこの流れが変わってしまうから、どう繋げるのかと思っていたら……。『これがアニメの繋げ方か!』と驚くことが多いです」大槻監督「アニメだとどうしても尺が足りず、2、3話分をひとまとめにしてしまうんです」中山P「シリーズ構成の序盤でもその話をしましたよね。最初は存在する原作エピソードを挙げていって、各話の尺に収まるように『エピソードの長さ』で機械的に配分していたんですよ。でもそこに感情の繋がりがなく、通しで観ると違和感が出てしまう。それに気づいて、キャラの内面を意識して構成し直しましたね」大槻監督「ちなみに物議を醸した6話の美柑のお風呂エピソードも、実はキャラの感情線を意識しての配置です(笑)。6話後半にモモとネメシスのお風呂バトルがあり、それを受けて今度は美柑のお風呂話に繋げたんです」中山P「まずあの話を、TVで放送して良いものかというのがありますが……(笑)。6話のキャラの橋渡しは、内容が派手なので視聴者の皆さんは気づきにくいかも知れませんが、キャラの感情線が上手く繋がったいい例ですよね」大槻監督「ネメシスに対してモモが嫉妬する。そのモモに対して美柑が反応して行動に移す…と、キャラの感情がバトンタッチされていくんです」矢吹氏「ああ、だから繋ぎがすごいしっくりしていたんですね。僕は『TVでもOKなんだ!?』と、単純にびっくりしながら観ていました(笑)」○最も色気があるキャラは……!?中山P「ところで矢吹先生にとって、美柑はどのようなキャラと捉えていますか?」矢吹氏「一番、背徳感があるキャラです(笑)。あと、結構描きがいがあるんですよ。美柑は小学生だけれど色気のあるキャラなので、喋り方も仕草も、他のキャラより色っぽくなるように工夫しています。小学生なのに高校生より色っぽい……そういうギャップが好きで、それが絵できちんと表現できたら楽しいんですよ」大槻監督「セリーヌを除いたメンバーの中で一番年下だけれど、一番お母さんなんですよね。そのアンバランスな感じが面白い!」矢吹氏「美柑は母性も持っていて、リトたちにとっては、最終的に帰ってくる場所でもあるんです。だから『ダークネス編』の最後に登場させました。本編に絡ませる案もあったのですが、殺伐とした場面に出すよりも、解決したところに出た方が美柑は映えると思ったので」大槻監督「ある意味傍観者だけれど、その一方で皆を包んでいるキャラですよね。僕は美柑が家事をしている場面が好きなんですよ。だからアニメでも、ついシーンを足してしまいます(笑)。僕にとっては『美柑=結城家』なんです」矢吹氏「よく洗濯物を干したりしていますよね。アニメで家事シーンが増えているところ、自分も好きなんです。登校シーンが増えているのも良かった。日常感覚がきちんと出ているところも嬉しいですね」大槻監督「『To LOVEる-とらぶる-』は日常の中に宇宙人というSF要素が入って、さらにそこにお色気がドバっと入って……。日常の中にあるちょっと不思議なところが魅力です。だからアニメで描かれているドタバタ以外の時間は、各キャラはそれぞれ普通に生活している感じを出したいんです。限られたアニメの尺でどれだけ日常感を演出できるかは、いつも悩みどころですが(笑)」矢吹氏「それに日常シーンって、存在するとギャップでお色気シーンも映えるんですよね」○お色気シーンはアニメならではのバランス矢吹氏「アニメのお色気シーンって、エロいけれど生々しくならないように工夫されていますよね」中山P「ええ。特に音響的に生っぽくならないようにしています。TV放送への配慮という訳ではなく、リアルなエロに寄せる程、『To LOVEる-とらぶる-』の楽しい空気から外れていくんですよ。だから敢えてコミカルにギャグっぽい部分も入れています。それが顕著だったのが5話の唯の猫の手のSEです。あれくらい音で面白くすると、Hだけどなぜか丸く収まってしまうというか(笑)」大槻監督「アニメは音を生々しくすると、もう……(笑)。だからお色気シーンは『祭りだ、わっしょい!!』とテンションを上げて、面白い方向に振るんです。漫画の絶妙なバランスからは少々ずれますが、やはりメディアの違いは大きいですね」中山P「絵だけでも凄まじいのに、そこに色がついて動きと声が入り、音楽とSEまで加わるから、どんどん破壊力が増していってしまう! それに『To LOVEる-とらぶる-』はあくまでラブコメであることを守りたいんですよね。『エロス』ではなく『お色気』でありたい」矢吹氏「原作は『ダークネス』になってからお色気をかなり厚めにしていますが、実はこれって、漫画の画面が白黒だから緩和されて成立しているのかも。アニメの方も、アニメならではの方法で模索してくれていると分かります」大槻監督「例えば胸の揺れの付け方にしても、風船みたいにボヨンボヨン動かしても『To LOVEる-とらぶる-』らしくない。かといってリアルに寄せても違う。何回もトライして『これじゃないよなぁ……』と煮詰まったりもしていました」中山P「そのシーンごとの正解はあるにしても『これこそがとらぶるの文法!』みたいな完成形はないような気もしますね」矢吹氏「難しいですよね。漫画の方でもお色気シーンのさじ加減に迷うんですよ。単純に、どんどん過激になればいいというものでもない。踏み込むところは踏み込みつつも、例えばお色気シーンでもリトだけギャグ顔していたりして、バランスを取るようにしています」大槻監督「リトまで真剣な顔で向き合っていたりすると、それは生々しい! 別の漫画になっちゃいますね」○改めて語る『To LOVEる-とらぶる-』の魅力!中山P「改めてお聞きしたいのですが、大槻監督は『To LOVEる-とらぶる-』の魅力は何だと思いますか? また矢吹先生は、作品の何を一番大事にされていますか?」大槻監督「日常の中に非日常なキャラクターが登場するけれど、皆、感情や考え方が真っ直ぐで純粋なんですよね。そしてそこに関わってくるHなハプニングのギャップ、この絶妙なバランスが魅力だと思います。そしてアニメを作っていると、キャラたちをどんどん好きになっていくんですよ。『ダークネス2nd』の終盤ではネメシスがすごく可愛くなってきました。悪役でトラブルメーカーなのに。そんな風に、話を追うごとにキャラが好きになっていく作りが素晴らしいと思っています」矢吹氏「自分はまず、キャラそれぞれの感情を意識しています。『今回、このキャラはこんな気分だから、こんなドタバタの話を作ろう』と。そして感情を追って話を作っていくと、キャラの内面も変化していき、それが面白いんです。作品全体としては『皆楽しく暮らしている』という空気を大切にしています。お色気やドタバタもあるけれど、安心して見ていられる優しい世界にしたい。そこは無印の頃からずっと変わりません」大槻監督「確かに。『To LOVEる-とらぶる-』って、嫌なキャラが一人もいないんですよね」中山P「次に、いよいよ『ダークネス2nd』1巻が発売となります。収録話の中でのお気に入りを教えて下さい。ちなみに自分は1話の全体の構成です。朝起きて物語が始まり、夜帰って終わるところが綺麗に1話に収まっているのが気に入っています」矢吹氏「自分が好きなのは1話冒頭です。皆で朝食を食べて登校する日常シーンが好きです。あと、同じく1話の春菜の部屋の雰囲気も。好きな女の子の部屋、しかも外は夕焼けというシチュエーションは凄くいいなぁと思いました。漫画って、ああいう夕焼けの雰囲気が出しにくいので、アニメでイメージが増して嬉しかったです」大槻監督「僕は2話のリトネズミが何気に好きです。作画さんも頑張ってくれて、ヤミの身体の中をまさぐっているところとか、凄い動いてくれて良かった」中山P「ところで矢吹先生はインタビューなどで『アニメでエロいシーンがあると対抗心で燃える』と仰っていますが、『ダークネス2nd』で一番燃えたのはどこですか?」矢吹氏「迷いますね……どのエピソードも踏み込んでくれているからなぁ……。敢えて挙げるなら芽亜のお色気シーン全般です。井口(裕香)さんの声がハマっていて、出番も増えて生活感も出て、これまで以上に存在感がありますよね。今では原稿中も井口さんの声で台詞が浮かんで来ています。それで芽亜がますます可愛くなっています」中山P「そして放送は『ダークネス編』がクライマックスです! 大槻監督は『ここをお楽しみに!』を、そして矢吹先生は『ここが楽しみ!』なところを教えて下さい。……すいません、監督にはプレッシャーですが(笑)」大槻監督「11話でヤミがダークネスの能力を発動する場面ですね。ここでヤミが成長し、そして一気に急転します。これまでのヤミの積み重ねが最大限に発揮される瞬間なので、ぜひ観て頂きたいです」矢吹氏「自分が楽しみにしているのは、ダークネスが覚醒してからの展開です。原作ではあれ以降、リトたちはずっと動き回っているんですよね。その疾走感がアニメでどう表現されるのか楽しみです。あと、連載ではバトル中のお色気描写にかなり苦労していましたが、アニメではどう見せてくれるのか楽しみです」中山P「それでは最後に、読者&視聴者にメッセージをお願いします」大槻監督「毎週の放送は12話で一旦終わり、いよいよクライマックスの13・14話が放送されます。そこでしっかりと物語が解決します。ぜひ見逃さないようにお願いします」矢吹氏「アニメは大槻監督や岡(勇一)さんたちが、非常にこだわって作ってくれているのが伝わってきます。『To LOVEる-とらぶる-』読者には『あのシーンはどうなっているのか』と楽しんで頂けると思うし、原作とは異なる流れで繋がっていくストーリーにも期待して頂きたいです。そしてクライマックスはどうまとめ上げるのかも注目です。さらに、皆さんにはますます応援して頂き、ぜひ次に繋げて頂けるとありがたいです(笑)。もちろん原作も次を意識して描いています!」中山P「ここまで続いているのは、やはり熱心に追いかけて下さるファンがいるからです。皆さんの期待に応えたいと、スタッフ一同頑張っていますので、引き続き宜しくお願い致します! 矢吹先生、大槻監督、本日はありがとうございました!!」TVアニメ『To LOVEる-とらぶる-ダークネス 2nd』のBlu-ray&DVD第1巻は、2015年9月26日の発売予定。【初回生産限定特典】1. 原作・矢吹健太朗描き下ろしイラスト&長谷見沙貴書き下ろしシナリオ収録特製ブックレット(解説書つき)2. 本編アイキャッチイラストカード(2枚)3. 特殊パッケージ仕様4. クリアケース5. イベントチケット優先販売申込券(昼の部)【初回・通常共通特典】1. オーディオコメンタリー2. ピクチャーレーベル仕様放送とは一部異なる本編映像を収録!○ニコ生で『To LOVEる-とらぶる-ダークネス2nd』リテイク上映会本日22:30よりニコニコ生放送にて「『To LOVEる-とらぶる-ダークネス2nd』リテイク上映会~ニコ生ver.~」が配信される。こちらは第1話、第2話のBlu-ray&DVD収録に際し、さらに映像クオリティーを高めるべくテレビ放送版にリテイクを加えた"プチドキドキバージョン"となっている(Blu-ray&DVDとは一部映像内容は異なる)。本放送は、タイムシフト視聴に対応していないので注意!(C)矢吹健太朗・長谷見沙貴/集英社・とらぶるダークネス製作委員会
2015年09月16日現在放送中のTVアニメ『うしおととら』(TOKYO MX 22:30~ほか)の第2期エンディングテーマが、レゲエグループ・湘南乃風の若旦那の歌う「負けるな小さきものよ」に決定した。「負けるな小さきものよ」は、若旦那が"とら"の視点で言葉をつづった、疾走感あふれるロックナンバー。若旦那は楽曲について、「心の葛藤と、何事に対しても勇気を持って進んで行く、負けない心の大切さを"とら"の目線で歌にしてみました」と説明し、「みんなもこれから先大変な事だらけだと思うけど、くじけそうになった時はこの歌を思い出して頑張ってほしい、"うしお"や"とら"の様に。"負けるな小さきものよ!"」とメッセージを寄せている。同曲の流れる新エンディングは、10月2日放送分から公開。また、同曲のCDシングルは、アニメジャケットにて11月4日にリリースされ、価格は1,204円(税別)。アニメ『うしおととら』は、1990年~96年に漫画誌『週刊少年サンデー』(小学館)で連載され、累計3,000万部以上を記録した藤田和日郎による漫画が原作。主人公の少年「蒼月潮(うしお)」と、いつか彼を食ってやろうとつけ狙う大妖怪「とら」の"うしとら"コンビが、世界の存亡をかけた妖怪との壮大な戦いに巻き込まれていく姿が描かれる。(C) 藤田和日郎・小学館/うしおととら製作委員会
2015年09月09日漫画家・藤田和日郎氏原作のTVアニメ『うしおととら』(TOKYO MX 毎週金曜 22:30~ほか)のBlu-ray&DVDが、9月30日より13カ月連続(全13巻)で発売されることが明らかになった。初回生産限定盤は、全巻を通して藤田の原作画が描かれたワンピースBOXの中に、アニメ描き下ろしのデジパックが収納された仕様。また、各話の情報や設定、ジャケットやキャラクター紹介等が掲載された「コンプリートファイル」が封入される。9月30日に発売される第1巻(Blu-ray7,500円/税別、DVD6,500円/税別)には、通常の特典に加え、全13巻分の「コンプリートファイル」が収納可能な「特製コレクティングバインダー」(1巻のみ)が同梱されるほか、映像特典として藤田氏と西村聡監督によるスペシャル対談(約30分)が収録されるという。さらに全巻購入の特典として、とらが初めて登場するシーンを再現した「とらフィギュア」が用意され、各巻の初回生産限定盤に封入されている応募券を集めて送ることでもれなくプレゼント。フィギュアの原型は大山竜氏が務め、全高は20cm程度を予定している。TVアニメ『うしおととら』は、1990年~96年に漫画誌『週刊少年サンデー』(小学館)で連載され、累計3,000万部以上を記録した藤田氏による漫画が原作。主人公の少年「蒼月潮(うしお)」と、いつか彼を食ってやろうとつけ狙う大妖怪「とら」の"うしとら"コンビが、世界の存亡をかけた妖怪との壮大な戦いに巻き込まれていく姿が描かれる。(C)藤田和日郎・小学館/うしおととら製作委員会
2015年07月22日現在放送中のTVアニメ『うしおととら』(TOKYO MX 毎週金曜22:30~ほか)の放送直前ニコ生イベントが3日、東京・六本木のニコファーレで行われた。会場全体にアニメのオープニング映像が流れ、放送開始カウントダウンのタイム映像が映し出される中、主人公・蒼月潮役の畠中祐、とら役の小山力也、中村麻子役の小松未可子、井上真由子役の安野希世乃らメインキャスト4名が登場。本作に込めた思いをそれぞれ語った。畠中が、「真っすぐに進んでいくストーリー。皆さん全力で見てください!」と呼びかけると、とらのメイクを施した小山は「わしは4時間前からこのメイクで準備するくらい気合が入っているぞ!」と意気込む。一方の小松が、「歴史の幕開け、20年越しのこの瞬間をお見逃しなく」とコメントすると、安野も「原作の熱さが伝わるこのアニメが面白くないわけがないです」と作品への自信をのぞかせた。トーク後半には、原作者の藤田和日郎氏がサプライズで登場。キャスト4人はもちろん、会場全体が驚きに包まれる中、藤田氏は「みんなと一緒に見る事ができてうれしい! 楽しみにしてくれている人、応援してくれている人、本当にありがとう!」と感謝の気持ちを伝えた。イベントではその後、アニメ放送開始のカウントダウンを実施。イベント後の22:30からはTV放送と同時にニコ生でも引き続き1話が配信され、リアルタイム視聴数は5万人を突破している。本作は、1990年~96年に漫画誌『週刊少年サンデー』(小学館)で連載され、累計3,000万部以上を記録した藤田氏による漫画が原作。主人公の少年「蒼月潮(うしお)」と、いつか彼を食ってやろうとつけ狙う大妖怪「とら」の"うしとら"コンビが、世界の存亡をかけた妖怪との壮大な戦いに巻き込まれていく姿が描かれる。キャストにはほかにも藤原啓治、牧野由依、浪川大輔、豊崎愛生、梶裕貴、南里侑香、茅野愛衣、坂本真綾、水樹奈々、細谷佳正、逢坂良太らが名を連ねている。(C)藤田和日郎・小学館/うしおととら製作委員会
2015年07月06日コトブキヤが展開するデフォルメ可動フィギュアシリーズ「キューポッシュ」より、『キューポッシュえくすとら とらべるセット』が、2015年10月に発売されることが決定した。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は1,944円(税込)。「キューポッシュ」は、2、3頭身のデフォルメキャラクターによるポケットサイズの新しい可動フィギュアシリーズ。小さな体に首、肩、肘、手首、腰、股、膝、足首の豊富な可動域と足裏のマグネットによって専用ベース上での自由なポージング、充実の付属品でさまざまな表情や印象的なシーンを再現できる。これまでに『魔法少女まどか☆マギカ』『とある科学の超電磁砲S』『中二病でも恋がしたい!』『ソードアート・オンラインII』『艦隊これくしょん -艦これ-』といった人気作品のキャラクターが、続々と立体化されている。『キューポッシュえくすとら とらべるセット』は、「キューポッシュ」の遊びをより楽しくする「キューポッシュえくすとら」シリーズの第4弾商品で、キャラクターたちが旅行に出かけるようなデザインの「とらべる」モードに着せかえて遊べるパーツセット。ベビーピンク、ペールアクアの2色に加え、コトブキヤショップ(秋葉原館、大阪日本橋、オンラインショップ)限定商品となるミルキーホワイトの、計3色が展開される。各セット内容は、小さいサイズながらもに収納部の開閉とハンドルの伸縮ギミックを搭載した「キャリーケース」に、猫をモチーフにしたキュートな「ポーチ」、ストラップが着脱可能な「カメラ」、リボンのついた「ベレー帽」。そのほか、カメラ用手首を用意されている。商品価格は1,944円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年10月を予定している。(C)KOTOBUKIYA
2015年06月26日7月3日より放送がスタートするTVアニメ『うしおととら』(TOKYO MX 毎週金曜 22:30~ほか)の特別企画として、原作者・藤田和日郎氏と西村聡監督のスペシャル対談映像が公開された。本作は、1990年~96年に漫画誌『週刊少年サンデー』(小学館)で連載され、累計3,000万部以上を記録した藤田氏による漫画が原作。主人公の少年「蒼月潮(うしお)」と、いつか彼を食ってやろうとつけ狙う大妖怪「とら」の"うしとら"コンビが、世界の存亡をかけた妖怪との壮大な戦いに巻き込まれていく姿が描かれる。アニメ化決定について西村監督は「でかいのきたな! と思いました」と大きなプレッシャーを感じたことを吐露。一方の藤田氏は、「終わってからだいぶ時間が経っているので、『うしおととら』のアニメ化についてはあきらめていた」としつつも、「アニメ化になってものすごくうれしい。気分的には洗濯物のジーパンの中から千円札が出てきたみたいな。そしてそれが、千円札よりもとんでもなくすごいものだったみたいな感じ」と喜びを表現した。今回のアニメ化にあたってはシリーズ構成に藤田氏も参加し、すべてのエピソードを自身で選んだことが明らかに。全39話で「潮ととらが、最強の敵"白面の者"に向かっていくまで、ガッツリまっすぐ描いていく」構成になるという。7月の放送開始から12月まで26話を放送した後、2016年1~3月期を空け、4月から6月まで13話を放送する予定。またキャストについて藤田氏は、「みなさんバッチリ。特に潮ととらの主役格の二人には、本当にびっくりすると思いますよ」と絶賛。「(とら役の)小山力也さんなんて、普通聞いてるのとはまた違う小山さんですよね」と藤田氏が語ると、西村監督は「今回は違う角度から声を出してもらっている」と演出に触れ、「それがすごく、とららしいと僕は思うんです」と自信を見せる。さらに「(潮役の)畠中さんの声好きなんですよ」と打ち明ける藤田氏は、「潮はね、男前の声じゃイヤだったんですよ」と自身の思いを暴露。藤田氏の中では潮は「底抜けにいいヤツが、獣の槍を持って戦うときにはものすごく怒る」というイメージで、それが今回の畠中の声とうまくマッチしているようだ。また、オープニング曲の筋肉少女帯「混ぜるな危険」も「すごく好き」だと話す藤田氏は、「もう本当にありがたい。実は、大槻ケンヂさんにもあいさつをしてきたんです」と明かし、「味が濃いアニメに普通の主題歌なんて合わない。何回も何回も同じフレーズをたたきつけてくれて、むしろ厚かましく人の耳に残って、脳みそに入ってくる筋肉少女帯のフレーズは絶対に合う!」と熱いコメントを寄せた。最後に、ファンへのメッセージを求められた藤田氏は、「これ以上ない作品です。最高のスタッフと、俺自身もすごく頭使いました。なんてったって、俺以上に才能がある人たちが『うしおととら』を映像化してくれているんだから。原作者としては、今回のアニメに頭からしっぽまで満足しています」と作品への満足を力強く語った。なお、公式サイトと公式twitterでは、声優キャストの配役が順次発表されており、6月24日時点で、蒼月潮役の畠中祐、とら役の小山力也、中村麻子役の小松未可子、井上真由子役の安野希世乃をはじめ、蒼月紫暮役の藤原啓治、羽生礼子役の牧野由依、ヒョウ役の浪川大輔、間崎賢一役の中村悠一、檜山勇役の豊崎愛生、厚沢役のてらそままさき、かがり役の清水理沙、雷信役の三木眞一郎、十郎役の梶裕貴、鷹取小夜役の南里侑香、オマモリサマ役の茅野愛衣、日崎御角役の折笠富美子、蒼月須磨子役の坂本真綾、関守日輪役の水樹奈々、秋葉流役の細谷佳正、杜綱悟役の逢坂良太、杜綱純役の高垣彩陽までが発表されている。(C) 藤田和日郎・小学館/うしおととら製作委員会
2015年06月25日7月3日より放送がスタートするTVアニメ『うしおととら』(TOKYO MX 毎週金曜 22:30~ほか)のプロモーションビデオが公開された。本作は、1990年~96年に漫画誌『週刊少年サンデー』(小学館)で連載され、累計3,000万部以上を記録した藤田和日郎による漫画が原作。主人公の少年「蒼月潮(うしお)」と、いつか彼を食ってやろうとつけ狙う大妖怪「とら」の"うしとら"コンビが、世界の存亡をかけた妖怪との壮大な戦いに巻き込まれていく姿が描かれる。これまで一部に動きのある映像は、3月29日に神奈川・パシフィコ横浜で開催されたサンデーフェス2015にて上映されているが、本格的な動画としてのPVは今回が初公開。監督は、TVアニメ『はじめの一歩』の監督や『サイバーフォーミュラ』の演出・絵コンテで知られる西村聡氏が務め、アニメーション制作をMAPPAstudio VOLNが担当している。映像では、オープニング曲の筋肉少女帯「混ぜるな危険」、エンディング曲のソナーポケット「HERO」も初公開されている。なお、現在公式サイトと公式twitterでは、明らかになっていなかった声優キャストの配役を日替わりで発表。6月17日時点で、蒼月潮役の畠中祐、とら役の小山力也、中村麻子役の小松未可子、井上真由子役の安野希世乃をはじめ、蒼月紫暮役の藤原啓治、羽生礼子役の牧野由依、ヒョウ役の浪川大輔、間崎賢一役の中村悠一、檜山勇役の豊崎愛生、厚沢役のてらそままさき、かがり役の清水理沙、雷信役の三木眞一郎、十郎役の梶裕貴、鷹取小夜役の南里侑香までが公開されている。そのほかにも、まだ配役は未発表ながら、茅野愛衣、坂本真綾、高垣彩陽、花澤香菜、水樹奈々ら豪華声優陣の出演が予定されている。また、放送開始直前の7月3日22:00からはニコニコ生放送で特別番組の配信が決定しており、畠中、小山、小松、安野らメインキャストが勢ぞろい。第1話の無料配信およびトークショーが行われる。(C) 藤田和日郎・小学館/うしおととら製作委員会
2015年06月17日7月3日から放送がスタートするTVアニメ『うしおととら』(TOKYO MX 毎週金曜 22:30~ほか)の記者会見が行われ、声優の畠中祐、小山力也、小松未可子、安野希世乃らメインキャストが登場した。本作は、1990年~96年に漫画誌『週刊少年サンデー』(小学館)で連載され、累計3,000万部以上を記録した藤田和日郎による漫画が原作で、1992年から1993年にわたってOVA化も果たしているが、今回TVアニメ化。主人公の少年「蒼月潮(うしお)」と、いつか彼を食ってやろうとつけ狙う大妖怪「とら」の"うしとら"コンビが、世界の存亡をかけた妖怪との壮大な戦いに巻き込まれていく姿が描かれる。潮を演じる畠中は、作品の連載が20年以上前であることに触れ、「今の僕らにもダイレクトに響く作品」と、その普遍的な魅力に言及。潮については、「体全体でぶち当たっていく真っすぐな主人公は今どき珍しいですが、僕はそういう主人公が大好きなので、ぜひ演じてみたかった」とやる気十分だった。一方、小山が演じるとらは、以前OVA化された際には、今年1月に亡くなった声優の大塚周夫さんが演じていたキャラクター。小山はかつて大塚さんに「男は50になったら色気が出て、良い芝居ができるんだよ」と言われたことがあると明かし、50歳を超えた今、彼の意思を引き継ぐ形でとらを演じることに「周夫さんが背中を押してくれた気がします」と語った。潮の幼なじみ・中村麻子を演じる小松は、「感情をのせる時は、自分が100かなと思ったら150ぐらいの勢いでやらないとダメ。感性を研ぎ澄ましてアタックしています」と熱いコメントを寄せ、麻子の親友で、普段はのんびりしているがいざという時に芯の強さを見せる井上真由子役の安野は、「真由子は大切なものや好きな人の幸せが自分の幸せだと確信しているので、その気持ちで演じたい」と意気込みを述べている。本作には、蒼月紫暮役の藤原啓治、羽生礼子役の牧野由依、ヒョウ役の浪川大輔、間崎賢一役の中村悠一、檜山勇役の豊崎愛生のほか、茅野愛衣、坂本真綾、高垣彩陽、南里侑香、花澤香菜、水樹奈々らが豪華声優陣が集結。なお、放送開始直前の7月3日22:00からはニコニコ生放送で特別番組の配信が決定しており、畠中、小山、小松、安野らメインキャストが勢ぞろいし、第1話の無料配信およびトークショーが行われる。
2015年06月15日7月3日から放送開始されるTVアニメ『うしおととら』(TOKYO MX 22:30~ほか)のエンディングテーマが、名古屋出身の3人組ユニット・ソナーポケットの歌う「HERO」に決定した。本作は、1990年~96年に漫画誌『週刊少年サンデー』(小学館)で連載されていた藤田和日郎による漫画が原作。主人公の少年「蒼月潮(うしお)」と、いつか彼を食ってやろうとつけ狙う大妖怪「とら」の"うしとら"コンビが、世界の存亡をかけた妖怪との壮大な戦いに巻き込まれていく姿が描かれる。原作の大ファンだったという3人は、「このお話をいただいて、すごく興奮しました。うしおととらが放つ熱いパワーや情熱、そして疾走感に負けないように、原作を読み直して楽曲を書き下ろさせていただきました」と作品にかける思いを語り、「この楽曲が"太陽"のように、聴く皆さんの元気の源になりますように!!」と呼びかけている。エンディングテーマに決まった「HERO」は、ソナーポケットの通算21枚目となるシングルとして8月19日に発売。「初回限定盤A」(1,286円/税別)、「初回限定盤B」(1,286円/税別)、「通常盤A~うしおととら盤~」(1,000円/税別)、「通常盤B」(1,000円/税別)の4バージョンが用意されており、CDジャケットは全て違うものになるという。中でも「通常盤A~うしおととら盤~」は、アニメ描き下ろしジャケット仕様でリリースされる。TVアニメ『うしおととら』には、主人公・蒼月潮役の畠中祐、とら役の小山力也、中村麻子役の小松未可子らメインキャストをはじめ、茅野愛衣、坂本真綾、高垣彩陽、豊崎愛生、南里侑香、花澤香菜、藤原啓治、牧野由依、水樹奈々らが出演する。(C) 藤田和日郎・小学館/うしおととら製作委員会
2015年06月10日2015年7月より放送されるTVアニメ『うしおととら』のメインキャストとメインビジュアルの第2弾が発表された。発表されたメインキャストは、主人公・蒼月潮役に、TVアニメ『遊☆戯☆王ZEXAL』で九十九遊馬役を務めた畠中祐が抜てき。とら役は『名探偵コナン』シリーズの毛利小五郎役で知られるの小山力也が務める。そのほか、中村麻子役を小松未可子、井上真由子役を安野希世乃が担当。さらに配役は不明だが、茅野愛衣、坂本真綾、高垣彩陽、豊崎愛生、南里侑香、花澤香菜、藤原啓治、牧野由依、水樹奈々といった豪華声優陣の出演が予定されている。畠中は「潮のキャラクターと同じく、真っすぐに演じられるように頑張ります」と意気込みを語り、小山は1992年にOVAとしてアニメ化された際に、とら役を務めた声優の大塚周夫氏が今年1月に亡くなっていることから「このタイミングでとらを演じられる事は、まさに"運命に感謝"です」とコメント。また、小松は「麻子は自分に近いところもあるので、演技に入りやすいと思う」、安野は「真由子の前向きなところを大事にし、彼女に寄り添って演じていきたい」とそれぞれに想いを語っている。本作は、1990年~96年に漫画誌『週刊少年サンデー』(小学館)で連載されていた藤田和日郎による漫画。主人公の少年「蒼月潮(うしお)」と、いつか彼を食ってやろうとつけ狙う大妖怪「とら」の"うしとら"コンビが、世界の存亡をかけた妖怪との壮大な戦いに巻き込まれていく姿が描かれる。人間と妖怪の絆、宿命、さまざまなキャラクターの物語、そして終盤の展開は多くのファンを生み出した。第37回小学館漫画賞、1997年星雲賞コミックなど多数の賞を受賞している。(C) 藤田和日郎・小学館/うしおととら製作委員会
2015年03月30日1990~96年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載された藤田和日郎・原作のコミック「うしおととら」が今夏、TVアニメ化されることが決定した。原作は、単行本および文庫版の累計販売部数が3,000万部を超える人気作品。物語の主人公は、寺の住職をつとめる父親と二人暮らしを送る中学生の少年・蒼月潮。ある日、彼は自宅にある蔵の地下室で“とんでもないもの”と出会ってしまう。それははるか昔、凶悪なバケモノとして民に恐れられ、「獣の槍」によって五百年間も封じ込められていた大妖怪だった。槍を引き抜いてしまった潮はあわや妖怪に食われかけるが、同時に眠りから目覚めた「獣の槍」の力によって変身し、妖気に群がってきた他の妖怪たちをあっという間に撃破。槍の威力を恐れて思わず協力してしまった大妖怪は、潮に「とら」と名付けられ、行動を共にすることになるのだが…。今回、お披露目となった初のビジュアルは、物語の鍵を握る「獣の槍」の矛に、メインキャラクターの“うしとら”コンビの表情が写りこんでいるというものだ。1992年に一度、OVA作品としてアニメ化されている本作。今回およそ20年ぶりに映像として復活することとなるが、革新を遂げたと言われるアニメーション技術でどんな妖怪バトルが再現されるのか?また、声優は誰が務めることになるのだろうか、注目が集まりそうだ。TVアニメ「うしおととら」は今夏、放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年02月04日累計販売部数が3,000万部を突破している人気漫画『うしおととら』が、2015年夏にTVアニメ化されることが明らかになった。『うしおととら』は、1990年~96年に漫画誌『週刊少年サンデー』(小学館)で連載されていた藤田和日郎による漫画。主人公の少年「蒼月潮(うしお)」と、いつか彼を食ってやろうとつけ狙う大妖怪「とら」の"うしとら"コンビが、世界の存亡をかけた妖怪との壮大な戦いに巻き込まれていく姿が描かれる。人間と妖怪の絆、宿命、さまざまなキャラクターの物語、そして終盤の展開は多くのファンを生み出した。第37回小学館漫画賞、1997年星雲賞コミックなど多数の賞を受賞。1992年にはOVAとしてアニメ化されている。TVアニメ化の発表とともに制作スタッフも明らかになり、監督はTVアニメ『はじめの一歩』の監督や『サイバーフォーミュラ』の演出・絵コンテで知られる西村聡氏が務める。そしてシリーズ構成には、特撮TVドラマ『仮面ライダーアギト』や『鳥人戦隊ジェットマン』、TVアニメ『DEATH NOTE』など数多くの特撮やアニメの構成を手がけている脚本家の井上敏樹氏。キャラクターデザインは森智子氏、アニメーション制作はMAPPAstudio VOLNが担当する。また、合わせて公式サイトがオープンし、本作のティザービジュアルも公開されている。(C)藤田和日郎・小学館/うしおととら製作委員会
2015年02月04日関門海が展開するとらふぐ料理専門店「玄品ふぐ」「玄品以蟹茂」「ふぐ・かに専門 玄品」は2月1日、とらふぐてっさを29円(税別)で販売する「てっさ29円フェア」を開催する。同フェアは、「とらふぐの美味しさを、より多くの人に、もっと身近に感じてほしい」という同社の思いから、2月9日を「ふぐの日」と称して年に一度、期間限定で開催している。同日から9日までの期間限定フェアで、期間中は通常1,180円のとらふぐてっさを29円で提供。同店が提供するとらふぐてっさは、噛(か)めば噛むほどうまみが広がるよう、通常よりふぐ身を厚めに引いているという。期間中は何度来店しても、一度の来店につき、1人1皿限り同メニューを特別価格で食べることができる。また、通常のコースも1,151円引きとなり、付出し・てっさ・てっちり・雑炊・デザートが付く「玄コース」が2,829円で楽しめる(通常価格3,980円)。対象店舗は、「玄品ふぐ」および姉妹店の「玄品以蟹茂」「ふぐ・かに専門玄品」を含めた全国94店舗。※価格はすべて税別
2015年01月30日コトブキヤが展開するデフォルメ可動フィギュアシリーズ「キューポッシュ」より、オプションパーツをセットにした『キューポッシュえくすとら雨の日セット』が、2015年5月に発売されることが決定した。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は各1,620円(税込)。「キューポッシュ」は、2、3頭身のデフォルメキャラクターによるポケットサイズの新しい可動フィギュアシリーズ。小さな体に首、肩、肘、手首、腰、股、膝、足首の豊富な可動域と足裏のマグネットによって専用ベース上での自由なポージング、充実の付属品でさまざまな表情や印象的なシーンを再現できる。これまでに『魔法少女まどか☆マギカ』『とある科学の超電磁砲S』『中二病でも恋がしたい!』『ソードアート・オンラインII』『艦隊これくしょん -艦これ-』といった人気作品のキャラクターが、続々と立体化されている『キューポッシュえくすとら 雨の日セット』は、現在発売中の「キューポッシュ」で遊べる「傘(開・閉)」「レインポンチョ」「ゴム長靴」をまとめて同梱したセットで、黄色、青色、桃色の3種類を用意。「レインポンチョ」のフードを被せたり、傘を閉じた状態、開いた状態の再現などプレイバリューも豊富で(※一部対応していないキャラクターもあり)、「キューポッシュ」の世界観や魅力をより引き立てるオプションパーツが揃っている。商品価格は、黄色、青色、桃色ともに各1,620円(税込)で、現在コトブキヤのショッピングサイト「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の販売および発送は、2015年5月を予定している。(C)KOTOBUKIYA
2014年12月29日千葉ステーションビルは、生活雑貨・ファッション・カフェなど30店舗を取り揃えた「ペリエ稲毛コムスクエア」を4月25日(10時)に全面リニューアルオープンする。なお、同リニューアルにより、「フードスクエア」、「コムスクエア」の全館リニューアルが完了。「ペリエ稲毛」がグランドオープンするとのこと。今回のリニューアルでは、“Style Up Daily Life”をコンセプトに、新規店舗の13件と既存店舗17件をオープン。改装前の「コムスクエア」と「SLグルメ号」を含めたゾーンを「コムスクエア1」、新たに増床したゾーンを「コムスクエア2」とし、ユーザーにとって便利で使いやすい施設を目指して多機能トイレ設置やスロープ新設、営業時間延長などに取り組んでいく。また、ファッションを中心としたこれまでの店舗構成から「ローラ アシュレイ ギフト&アクセサリーズ」や「MUJI com」などの生活雑貨ブランドを加えた店舗構成に変更。そのほか、新店舗としてネイル・まつげエクステサロン「DASHING DIVA・MiiMee Eyelash」や菓子店「マンスリースイーツ」、コンビニエンスストア「ローソン」が登場する。なお、「ペリエ稲毛」のグランドオープンを記念して、「コムスクエア1・2」、「フードスクエア」合同のスタンプラリーを開催。4月25日~5月8日までの期間中、1会計につき「コムスクエア」で2,000円以上、「フードスクエア」で500円以上購入した人にスタンプを1個押印し、3個(コムスクエア2個・フードスクエア1個)集めた人に抽選で、ホテル宿泊券や高級家電などの商品をプレゼントする。そのほか、リニューアルオープン直前の3日間限定で、新規入会した人にもれなく100ポイントを進呈する「ペリエメンバーズカードポイントキャンペーン」や購入金額100円(税別)ごとに5ポイント進呈する「ポイントアップデー」も実施するとのこと。詳細は、同施設公式ホームページ(で見ることができる。
2014年04月04日グレープストーンが展開するスイーツブランド「東京ばな奈」はこのほど、「東京ばな奈がぉー キャラメル味」を発売した。同商品は、とらねこ模様に焼いたスポンジケーキでキャラメルバナナのカスタードクリームを包んだ、新テイストの東京ばな奈。キリン模様に焼いた「東京ばな奈 バナナプリン味」、ヒョウ柄の「東京ばな奈ツリー チョコバナナ味」に続く、アニマルシリーズの第3弾となる。販売するメインショップは、1日にリニューアルしたJR東京駅の新幹線南乗り換え口そば「東京ばな奈がぉー店」。「がぉー(子猫)」柄の制服のショップスタッフが接客する。他に、同駅改札内1階 セントラルストリート「セレクトマーケット東京百貨」及び東京タワー、高速道路「海老名下りSA」「三芳PA」でも販売する。価格は、4個入りのお買い得パックが500円。8個入り箱が1,050円、12個入りは1,550円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月22日ファンタジーリゾートが運営する室内遊園地「ファンタジーキッズリゾート」は、千葉市のショッピングセンター「フレスポ稲毛イーストモール」内にある店舗を拡張。新料金プランなども加えリニューアルオープンする。ファンタジーキッズリゾートは、安全で広大な室内空間で、雨でも楽しく遊べる会員制室内遊園地。スライダー、ボールプールなど大型の遊具をそろえる「ふわふわエリア」、数百着の衣装やアクセサリーを着用し、本格的なスタジオで自分のデジタルカメラを使って撮影できる「フォト&ファッションスタジオ」、毎日5回以上開催される各種イベントなど、テーマ別にアトラクションが展開されている。今回リニューアルオープンする「ファンタジーキッズリゾート稲毛」は面積の拡大により設備を充実。乳幼児連れの家族がくつろげる専門コーナー「ミルキッズ(MILKID’s)ひろば」が導入される。また、リニューアルに合わせて新料金プランも導入。「イクメン応援プロジェクト!育児の日(毎月19日)は男性保護者様1日遊び放題880円≪パパオーエン≫」と題し、イクメンパックを追加する。■「ファンタジーキッズリゾート稲毛」施設概要 リニューアルオープン日:7月14日 営業時間:平日10:30~18:00、土日祝・春夏冬休み期間10:00~20:00。定休日:木(祝祭日、春夏冬休み期間は営業)。年会費:1家族315円 入場料金:0歳児…無料、1歳以上…(1)時間制コース-最初の1時間420円+延長30分毎210円、(2)ファンタジーパック-終日遊び放題990円、(3)トワイライトパック-16時(平日は15時)から閉店時間まで遊び放題660円、(4)イクメンパック-毎月19日(育児の日)は男性保護者遊び放題880円。※料金はすべて税込み。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月08日日本のふぐのうち9割が養殖といわれる中で、残り1割が天然のとらふぐなのだという。その中でも60%という漁獲量を誇るのが「遠州灘産の天然とらふぐ」だ。静岡県・舘山寺温泉に佇むデザイナーズ旅館『星野リゾート・花乃井』では、ただいま、そのとらふぐを余すところなく味わえる「遠州灘産 天然とらふぐづくし懐石」プランを提供している。獲れたての天然ふぐの魅力は身のしまり具合とその脂質。焼いても脂が滴り落ちるほどのジューシーさなのだ。女性に嬉しいコラーゲンもたっぷり含まれている。懐石では日本料理の技を屈し、その身はひれからふぐ皮、身、白子にまでわたる。提供されるのはふくひれ酒、薄く削ぎ切りにした「てっさ」、「てっちり(ふく鍋)」、ゼラチンとコラーゲンを生かした「煮こごり」、「ふぐ雑炊」、季節により「焼きふぐ」と実にさまざまな食し方で、天然ふぐを存分に楽しめる内容となっている。中でも「白いダイヤ」といわれる「白子焼き」は食通も唸らすほどの味わいだという。客室は1日3ルーム限定という浜名湖を望む『露天風呂付き特別室』。ウェルカムドリンクが旬の三ケ日みかんをシャンパンで割った「特性ミモザ」というサービスも嬉しい。露天風呂には同じく旬の三ヶ日みかんを使った果実風呂。時間を気にせずゆったりと季節の湯浴みが堪能できる。月見酒には3種の静岡県産の新種「緑の英君/萩錦 純米吟醸/正雪」と、細部に渡るこころ配りに身も心も癒されそう。『星野リゾート・花乃井』の、遠州灘産天然とらふぐ漁が行われる期間だけの「遠江の幸に舌鼓をうつデザイナーズ旅館」での贅沢なひととき。“ひとつ上の寛ぎ”を求める人に、ぜひ、お勧めしたい。お問い合わせ:星野リゾート・花乃井 tel.053-487-0124 公式サイト 取材/栗丘とまこ
2011年12月28日吾輩はトラッキーである2009年8月より保険募集を開始したペット保険会社「ペッツベスト」の土井誠社長が、15日からブログ「とらっきぃーな日々」を開始した。これは『吾輩は猫である』をモチーフに、同社長の愛猫「寅吉」(愛称:トラッキー)が日々を綴っていくという形式で、第1回目はトラッキーの生い立ちと、同社長に飼われるまでのお話。※画像はイメージ社長に拾われるまで内容は、虎の子どもにそっくりなことや、寅年に交通事故にあったけれども、無事生き残れたラッキー(吉)な猫、というところから寅吉という名前が付いたことや、その事故が同社長との出会いのきっかけになったことなど、面白くて微笑ましいものとなっている。なおペッツベスト社は、「私たち自身がペット愛好家です。」「豊かな経験から作られた保険です。」「充実した安心な保険を目指します。」をコンセプトとしたペット保険会社で、ペットのための多様な商品を展開している。
2010年12月19日