今年6月、ロシアの名門マリインスキー劇場バレエの研修生、永久メイがセカンドソリストとして正式入団したというニュースは、多くのバレエファンを驚かせた。230年余の歴史があり、伝統と革新を続けるバレエの殿堂で、日本人がソリストになるのは異例のことだ。11月のマリインスキー・バレエ日本公演で、初めてバレエ団員としての凱旋舞台に立つ永久メイに話を聞いた。【チケット情報はこちら】「バレエ団の秘書の方から“ウェブサイトを見てごらん”と言われ、セカンドソリストのところに私の名前と写真があるのを見て初めて知りました。大々的に貼りだされるわけでもなく、あっさりしているんです。でも突然のことでうれしくて信じられなくて、家族に伝えて泣いてしまいました。練習内容や役は、研修生のときからソロの役をいただいていたので、特に変わらないですね」。指導教師は、プリンシパルのエカテリーナ・コンダウーロワも教えている、元プリマのエルヴィラ・タラソワ。バレエ団からの期待のほどがうかがえる。モナコのプリンセス グレース アカデミーに留学中の2015年、参加していたサマースクールでの踊りがユーリ・ファテーエフ芸術監督の目に留まったことが入団のきっかけ。2017年、17歳でマリインスキー・バレエに研修生として入団後は数多くのソロを踊ってきた。「入団した頃は、ロシアで私のことを知ってる人は誰もいないし、楽しく踊るだけ!と緊張もせずに踊っていましたが、今は知らない間に私の踊りの動画があがっていたりして、誰かが見てると思うと、少しずつ緊張するようになってきました」芸術の都、サンクトペテルブルクに住み、人々のバレエへの関心の高さも肌で感じている。「毎日公演があるのに、毎回客席が満席になるんです。そのことに驚きましたし、常連の方も多いので、拍手する場面も他の国と違います。たとえば『白鳥の湖』では、4幕の幕が開いて、白鳥の群舞の美しいポーズに対して拍手が起きるんです。バレエをよく観て分かっているからこそだなと感じます」。客層も幅広く、老若男女さまざま。「中にはかなりの高齢で、歩くのにサポートが必要なほどの方もいらっしゃって、それでもバレエを観に来たい、と思ってくださることに感動します。そういう方たちのために踊るのは本当にすごいことなんだ、と感じますね」バレリーナになりたかった母に連れられて3歳でバレエをはじめ、気付いたら踊っていた。今は母から託された夢を叶えている。「舞台で踊っているときは、役のことしか考えていないですね。衣装を着て生の演奏で踊ると、稽古場とは違うテンションになり、役になりきれるのが楽しくて」。長い手足に恵まれた美しいライン、天使が舞い降りたかのような輝く舞台姿は、観客から愛される天性のオーラを纏っている。憧れの役は『ジゼル』。「マリインスキーに入ったからには、ロシアンバレエに溶け込み、でも自分の個性は失わずに、ロシアの観客の方たちに納得してもらえるようになりたいですね」公演は11月28日(水)より東京・東京文化会館大ホールにて。チケット発売中。取材・文:郡司真紀
2018年09月14日俳優の笠原秀幸(35)と元AKB48の北原里英(27)の熱愛がささやかれている。発端は二人がレストランでデートしている様子を、8月24日発売の写真週刊誌『FRIDAY』が報じたこと。またORICON NEWSの取材に対し、両事務所は『プライベートは本人に任せてます』と語っていたという。今年4月にAKB48を卒業した後は舞台や映画に取り組み、着々と評価を高めている北原。だが、相手の笠原も演技では負けていない。「『大地の子』(NHK)で子役デビューをして以降、様々な作品に出演して鍛えられてきた叩き上げの役者。シリアスからコメディまでこなすことができるので、オファーが絶えません。若手を代表する名バイプレーヤーの一人です」(芸能関係者)そんな笠原だが、実はロマンスが報じられるのは今回で2回目。意外にもモテ男の素顔があるようだ。「笠原さんは過去に桐谷美玲(28)さんとの熱愛が一部で報じられたことがあります。交友関係も広く、ムロツヨシさん(42)や勝地涼さん(32)などとも仲良し。先輩からも後輩からも慕われています。そうした人柄と演技へのストイックな姿勢が、女性を惹きつけるようです」(前出・芸能関係者)恋をしたことで、2人の演技にさらなる磨きがかかるか!?
2018年08月25日ブライアン・メイ(69)が、元サッカー選手のデビッド・ベッカムが鳥の狩猟をしているとして非難した。ブライアンは、ベッカムが先週、友人のガイ・リッチー監督と狩猟の準備をしている姿が浮上したことで、「野生動物を娯楽のために撃つなんて良い見た目じゃないよ。ボールだけにしておけばいいのに」「すごく悲しい気分にされたよ」「ベッカムはヒーローなのに」「こんな一番腰抜けな『スポーツ』と呼ばれるものに参加しているなんて...すごく残念だ」とツイッターに投稿した。一方で、以前にはベッカムとリッチーが飼い犬を週に2度、ブラジル風トリミングにリムジンで連れて行っているという話が報じられていた。イングリッシュ・コッカー・スパニエル種のオリーブという愛犬を持つベッカムは、尻尾の下の毛までカットするというトリミングの常連であると言われている。ある関係者は以前、「ばからしいですよ。ベッカムとガイは2人とも愛犬を溺愛していて、週に2度リムジンで美容院へ連れて行くのに大金を使っています」「2人はお互いの家を行き来して、一緒に遊ばせたり散歩させたりもしています。人から笑われるのは分かっていますが、気にしていないんです。2匹をパブにまで連れて行って見せびらかしていますからね」と話していた。(C)BANG Media International
2016年10月18日リブート版『スパイダーマン』で、マリサ・トメイがメイおばさん役を演じることになりそうだ。両親のいないピーター・パーカーにとって、メイおばさんは母親のような存在。サム・ライミ監督、トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン〈2002年〉』ではローズマリー・ハリス、マーク・ウェブ監督、アンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン』ではサリー・フィールドがこの役を演じた。マーベルとソニーが共同製作する次の『スパイダーマン』は、2017年7月北米公開予定。ピーター・パーカー役には『インポッシブル』のトム・ホランド、監督にはジョン・ワッツが決まっている。トメイの最新作は、来週北米公開予定のコメディ『Trainwreck』。今秋には、アマンダ・セイフライド共演の『Love the Cooper』が控える。文:猿渡由紀
2015年07月09日オイシックスはこのほど、和食の人気店「賛否両論」笠原将弘シェフがプロデュースしたOisixオリジナル鍋『「賛否両論」秘蔵の"2倍楽しめる"プレミアムラー油鍋』を発売した。同商品は、笠原氏がプライベートでシェフ仲間にふるまっていた裏メニューを再現した「やみつきラー油鍋」を"2倍楽しめる"ようにさらに進化させたもの。野菜、スープ、肉、〆の麺やごはんまですべてがセットになっている。"2倍楽しめる"ポイントは3つ。1つ目はスープで、秘伝のラー油鍋スープに白湯スープを加えたWスープ仕立てとした。海老ベースの魚介スープと豚骨ベースのスープで、魚介と肉の凝縮した旨みが楽しめる。2つ目は「肉」。同社一番人気の館ヶ森高原豚と牛肉の2種の肉を用意した。豚肉はしっかり煮込んで、館ヶ森高原豚ならではの脂の甘みを楽しみ、その後に豚のうまみがしっかり出たスープをからめて、牛肉を食べるのがおすすめとのこと。牛肉は、長めに切ったほうれんそうとの相性が良いという。ポイント3つ目は「長いも」。鍋の具材としては異色の長いもだが、しっかり煮込むほどスープの味が浸み込み、ほくほくの食感としみ込んだスープの2つの味わいが楽しめる。最後はもちもちラーメンで〆るほか、長いもの半分をすりおろして、ごはんを入れて仕上げるおじやもおすすめとのこと。セットは3~4人分。価格は5,480円(税別・送料込)。
2014年11月14日村上春樹氏の新作が3年ぶりに発売されました。発売日当日に10万部の増刷。発売7日目には100万部を突破。村上春樹氏の作品がここまで愛される理由の一つは、魅力的なヒロインの存在かもしれません。村上春樹作品の中でも、特に人気のある登場人物5名から「いつまでも追われる女でいるコツ」を学んでいきましょう。■1.気まぐれ女子「ノルウェイの森」のヒロイン「小林緑」は、突然主人公をポルノ映画に誘ったり、かと思えば手料理を披露したり、突然愛を告白したりもする、とても気まぐれな女の子。普段は、さばさばとしていてあまり深く物事を考えていないようにみえるのに、「あなた頭おかしいんじゃないの?英語の仮定法がわかって、数列が理解できて、マルクスが読めて、なんでそんなことわかんないのよ?なんでそんなこと訊くのよ?なんでそんなこと女の子に言わせるのよ?彼よりあなたの方が好きだからにきまってるでしょ。」なんて真剣にいわれたら、きゅんとしてしまいますね。ちょっと男性を振り回すくらいの女の子の方が、男性を飽きさせず魅力的です。■2.自由奔放女子『ねじまき鳥クロニクル』の笠原メイは、自由奔放な性格。「ヘンタイじゃないんでしょう、あなた?」などと、一般常識のあるひとならぎょっとするようなセリフも平気で言い放ちます。でも、そんな自分を飾ることなくその時の気分で生きているフリーさが彼女の魅力。ショートホープ、グラサン、小さいビキニ、さらには素っ裸のまま庭で寝てしまう彼女の奔放さを見習いましょう。常に着飾るのではなく、たまにはラフな格好でギャップを狙ってみてもいいかもしれません。■3.知的女子『スプートニクの恋人』のミュウは、自分の意見をしっかり持った知的女子。世界を股にかけて仕事をこなす姿が魅力的です。「どんなことでもそうだけれど、結局いちばん役に立つのは、自分の体を動かし、自分のお金を払って覚えたことね。本から得たできあいの知識じゃなくて」なんて言われたらこの女に一生ついて行こうと思ってしまいますね。パートナーに頼らず自立することも大切です。ミュウのように、自分の意見をしっかり持ち、男性と対等に渡り合える知識は身に付けておきましょう。■4ツンデレロリ系女子『ダンス、ダンス、ダンス』のユキは、ツンデレな13歳。主人公が語りかけることに対して一言二言しか返事はせず、「馬鹿みたい」なんて言ってしまう時も。でも、きちんと話は聞いていて、時には「聞かせて?」なんておねだりをする一面もあり、可愛げがあります。男性は自分よりも弱い者を見ると、「守ってあげたい」と思うものです。たとえ同い年や年下のカレでも、時には彼よりの妹になったつもりで甘えてみてはいかがでしょうか。■5.儚げ女子『ノルウェイの森』の直子は、いまいち何を考えているかわからない儚げ女子。「私のことを覚えていてほしいの。私が存在し、こうしてあなたのとなりにいたことをずっと覚えていてくれる?」などと言って、男性を困惑させる場面も多々あります。こんなことを言われた男性は、放っておけなくなってしまいます。男性の保護本能を刺激する、絶妙なセリフですね。いつも元気な女の子もすてきですが、たまには「風邪ひいちゃった」と仮病をつかって、か弱い一面をみせるのも効果的かもしれません。■おわりにいかがでしたか?村上春樹氏の作品のヒロインは、ミステリアスで、自由奔放。知的で魅力あふれる女性ばかり。あなたも、そんな女性を目指してみてはいかがでしょうか。(吉沢みう/ハウコレ)
2013年06月05日