筒井康隆の小説を原作とした映画『敵』が、2025年1月17日(金) に公開される。渡辺儀助77歳。元大学教授で今はリタイアし、妻に先立たれている彼は、朝起きる時間、食事、衣類、使う文房具ひとつに至るまでを丹念に扱い、預貯金の残高と生活費があと何年持つかを計算し、自分の寿命を知る。一見自己管理を徹底した生活を送っているように見えるが、時には晩酌を楽しみ、昔の教え子・鷹司靖子に淡い恋愛感情を抱くような、格好の悪い人間らしさもある。だが、そんな穏やかな老後を過ごす儀助の元にある日「敵」が現れる……。メガホンをとったのは、『桐島、部活やめるってよ』『騙し絵の牙』で知られる吉田大八。彼は「自分自身、この先こういう映画は2度とつくれないと確信できるような映画になりました」と自身の新境地となる作品だと明かしている。主演は、『ザ・中学教師』(92)で初主演を飾り、『ひき逃げファミリー』(92)で第47回毎日映画コンクール男優主演賞、『瀬戸内ムーンライト・セレナーデ』(97)で第21回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞するなど、1974年にフランスで俳優デビューしてから実に50年、名優として日本映画、ドラマ、舞台の歴史に名を刻んできた長塚京三。2013年公開の『ひまわり〜沖縄は忘れない あの日の空を〜』以来、12年ぶりの主演映画となる。“理想の上司像”の印象も強い長塚が、本作では人生の最期に向かって生きる人間の恐怖と喜び、おかしみを同時に表現する。また清楚にして妖艶な魅力をもつ大学の教え子には瀧内公美、亡くなってなお儀助の心を支配する妻役には黒沢あすかが幻想的に登場し、バーで出会い儀助を翻弄する謎めいた大学生には河合優実、そのほか松尾諭、松尾貴史、カトウシンスケ、中島歩らが脇を固める。映画『敵』スタッフ&キャストコメント■監督・脚本:吉田大八何十年も前に小説を読み終えた時から「敵って何?」という問いが頭を離れず、とうとう映画までつくることになりました。筒井先生の作品を血肉として育った自分にとってそれはかつてないほど楽しく苦しい作業の連続でしたが、旅の途中で長塚京三さんをはじめとする素晴らしい俳優たち、頼もしいスタッフたちと出会えてようやく観客の皆さんが待つ目的地が見えてきた気がします。自分自身、この先こういう映画は2度とつくれないと確信できるような映画になりました。僕は幸せです。■原作:筒井康隆すべてにわたり映像化不可能と思っていたものを、すべてにわたり映像化を実現していただけた。登場人物の鷹司靖子、菅井歩美、妻・信子の女性3人がよく描き分けられている。よくぞモノクロでやってくれた。■渡辺儀助役:長塚京三タイトルは、原作である筒井康隆先生の小説の表題を戴くと聞きました。吉田監督のシナリオは、概ね原作に準じるものだとも。両者とも大変興味深く読ませて戴いて、なんだろうこの主人公は、ほぼ監督そのままじゃないか、と思えてなりませんでした。ご自分でおやりになればいいのに、とさえ。難はただひとつ、「ちょっとばかり歳が足りないか!」。まだやり直しのきく年齢での「絶望」は、全き絶望とはいえませんからね。冗談はさて置き、老耄に押しまくられて記憶が混濁し、授けを求めようにも、人も、物たちさえも、いつの間にか掌を反したように敵側に回っていて、恐らくは粗略でもあり、傲慢でもあったろう主人公の嘗てのあしらいに、幾星霜かを経て、なお復讐するかのようだ。「この逆境、老残零落のシラノ(ド・ベルジュラック)だったらどうするだろう?」などと考えてみたら面白そうである。僕の最後の、いや最後から2番目あたりの映画として受けさせて戴きます。かなりの強行軍は承知ですが、共演者、スタッフの皆さんが、最後まで味方でいてくれることを信じて。「てき」、いいタイトルです。■鷹司靖子役:瀧内公美いつかご一緒させてもらいたいと願っていた吉田大八組。大八さんの現場はとても不思議な空気感で、どの表現が良いのだろうかと試行錯誤しながら撮影を進めていましたが、なんだかほっこりしていてとても居心地が良い現場でした。そして、長塚京三さんとの共演は言葉では言い尽くせないほど京三さんに魅了され、クランクアップの前日、明日でしばらくはお会いできないのかと思うとお風呂の中で涙が出たほどです。とても不思議な面白い作品に仕上がっていると思います。わたしも今から「吉田大八ワールド」が楽しみです。■渡辺信子役:黒沢あすか台本を手にしたとき、長塚さん演じる儀助との浴室シーンに、年齢を重ねてきたからこそ醸し出せる味わい深さを大切にしたいと思いました。大八監督が長年温めてきた、筒井康隆さん原作の「敵」。その映画化にあたり監督が手掛けた台本は、世間擦れしていない儀助の品性とノスタルジックな雰囲気が絶妙に融合し、夢か幻か、あるいはSFかと思わせる独特の世界観を感じました。出演者としてその一端を担えたことを光栄に思います。■菅井歩美役:河合優実菅井歩美を演じました、河合優実です。初めてご一緒させていただいた吉田大八監督の、この『敵』という作品への思い入れにまず刺激を受けたことを思い出します。このような作り手の熱がたしかにこもった映画に力を添えられるのはとても嬉しいことです。短い時間ではありましたが、おそらくどの時代に読んでもどうにも魅惑的なこの物語のもと、未知なるものに顔を合わせ、考えてみる機会をもらいました。ぜひ劇場で出会ってほしいです。<作品情報>映画『敵』2025年1月17日(金) 公開公式サイト: 筒井康隆/新潮社 (C)2023 TEKINOMIKATA
2024年09月14日筒井康隆の同名小説を原作とする『敵』が、2025年1月17日(金)に全国公開されることが決定した。渡辺儀助、77歳。大学教授の職を辞して10年。妻には先立たれ、祖父の代から続く日本家屋に暮らしている。料理は自分でつくり、晩酌を楽しみ、多くの友人たちとは疎遠になったが、気の置けない僅かな友人と酒を飲み交わし、時には教え子を招いてディナーを振る舞う。預貯金が後何年持つか、すなわち自身が後何年生きられるかを計算しながら、来るべき日に向かって日常は完璧に平和に過ぎていく。遺言書も書いてある。もうやり残したことはない。だがそんなある日、書斎のiMacの画面に「敵がやって来る」と不穏なメッセージが流れてくる…。本作は、筒井康隆が描く老人文学の決定版。主人公の元大学教授が、穏やかな老後を過ごしていたある日、「敵」が現れることで物語が一変する。筒井氏は「すべてにわたり映像化不可能と思っていたものを、すべてにわたり映像化を実現していただけた」と絶賛している。監督は『桐島、部活やめるってよ』『騙し絵の牙』で知られる吉田大八。主演は、2013年公開の『ひまわり~沖縄は忘れない あの日の空を~』以来、12年ぶりの映画主演となる長塚京三が務める。吉田監督は「自分自身、この先こういう映画は二度とつくれないと確信できるような映画になりました」と語り、長塚も「僕の最後の、いや最後から二番目あたりの映画として受けさせて戴きます」とコメントしている。また、清楚にして妖艶な魅力をもつ大学の教え子には瀧内公美、亡くなってなお儀助の心を支配する妻役には黒沢あすか、バーで出会い儀助を翻弄する謎めいた大学生役には河合優実、そのほか松尾諭、松尾貴史、カトウシンスケ、中島歩らが脇を固める。<コメント全文>監督・脚本:吉田大八何十年も前に小説を読み終えた時から「敵って何?」という問いが頭を離れず、とうとう映画までつくることになりました。筒井先生の作品を血肉として育った自分にとってそれはかつてないほど楽しく苦しい作業の連続でしたが、旅の途中で長塚京三さんをはじめとする素晴らしい俳優たち、頼もしいスタッフたちと出会えてようやく観客の皆さんが待つ目的地が見えてきた気がします。自分自身、この先こういう映画は二度とつくれないと確信できるような映画になりました。僕は幸せです。原作:筒井康隆すべてにわたり映像化不可能と思っていたものを、すべてにわたり映像化を実現していただけた。登場人物の鷹司靖子、菅井歩美、妻・信子の女性三人がよく描き分けられている。よくぞモノクロでやってくれた。主演:長塚京三/渡辺儀助役タイトルは、原作である筒井康隆先生の小説の表題を戴くと聞きました。吉田監督のシナリオは、概ね原作に準じるものだとも。両者とも大変興味深く読ませて戴いて、なんだろうこの主人公は、ほぼ監督そのままじゃないか、と思えてなりませんでした。ご自分でおやりになればいいのに、とさえ。難はただ一つ、「ちょっとばかり歳が足りないか!」。まだやり直しのきく年齢での「絶望」は、全き絶望とはいえませんからね。冗談はさて置き、老耄に押しまくられて記憶が混濁し、授けを求めようにも、人も、物たちさえも、いつの間にか掌を反したように敵側に回っていて、恐らくは粗略でもあり、傲慢でもあったろう主人公の嘗てのあしらいに、幾星霜かを経て、なお復讐するかのようだ。「この逆境、老残零落のシラノ(ド・ベルジュラック)だったらどうするだろう?」などと考えてみたら面白そうである。僕の最後の、いや最後から二番目あたりの映画として受けさせて戴きます。かなりの強行軍は承知ですが、共演者、スタッフの皆さんが、最後まで味方でいてくれることを信じて。「てき」、いいタイトルです。瀧内公美/鷹司靖子役いつかご一緒させてもらいたいと願っていた吉田大八組。大八さんの現場はとても不思議な空気感で、どの表現が良いのだろうかと試行錯誤しながら撮影を進めていましたが、なんだかほっこりしていてとても居心地が良い現場でした。そして、長塚京三さんとの共演は言葉では言い尽くせないほど京三さんに魅了され、クランクアップの前日、明日でしばらくはお会いできないのかと思うとお風呂の中で涙が出たほどです。とても不思議な面白い作品に仕上がっていると思います。わたしも今から「吉田大八ワールド」が楽しみです。黒沢あすか/渡辺信子役台本を手にしたとき、長塚さん演じる儀助との浴室シーンに、年齢を重ねてきたからこそ醸し出せる味わい深さを大切にしたいと思いました。大八監督が長年温めてきた、筒井康隆さん原作の「敵」。その映画化にあたり監督が手掛けた台本は、世間擦れしていない儀助の品性とノスタルジックな雰囲気が絶妙に融合し、夢か幻か、あるいはSFかと思わせる独特の世界観を感じました。出演者としてその一端を担えたことを光栄に思います。河合優実/菅井歩美役菅井歩美を演じました、河合優実です。初めてご一緒させていただいた吉田大八監督の、この『敵』という作品への思い入れにまず刺激を受けたことを思い出します。このような作り手の熱がたしかにこもった映画に力を添えられるのはとても嬉しいことです。短い時間ではありましたが、おそらくどの時代に読んでもどうにも魅惑的なこの物語のもと、未知なるものに顔を合わせ、考えてみる機会をもらいました。ぜひ劇場で出会ってほしいです。『敵』は2025年1月17日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年09月14日ミュージカル『GIRLFRIEND』の公開ゲネプロが18日に東京・シアタークリエで行われ、井澤巧麻、木原瑠生が登場した。同作はマシュー・スウィートの90年代を代表するCDアルバム『GIRLFRIEND』をベースに、2人の青年による甘酸っぱい恋愛を描くミュージカル。ネブラスカ州の小さな町を舞台に、ミックステープがつなぐ甘酸っぱいポップでロックなジュークボックスミュージカルで、日本初演となる。学校に馴染めないウィルを高橋健介・島太星(NORD)、井澤巧麻、野球部でスポーツ万能のマイクを萩谷慧悟(7ORDER)、吉高志音、木原瑠生が演じる。○■ミュージカル『GIRLFRIEND』の公開ゲネプロに井澤巧麻&木原瑠生ペア登場この日のゲネプロには井澤・木原ペアが登場。13日に行われた会見ではキャスト全員が揃い、木原は「稽古の最後の方、僕と巧麻くんが通しをやった時に、“ノート”という、終わってから『こういうところがあった』と言っていただくことがあったんですけど……」とエピソードを話し出す。「稽古場はラフな感じでやらせてもらってたのもあるので『そういうふうに見えてたんだ』と思ったのが、『木原くんのマイクは狂気的なところがあるから、巧麻くんも弾けていいよ』と。普通に過ごしてただけなのに『狂気的』って言われて、それがけっこう僕の中でだいぶ印象的でした。嬉しかったですけど、最初ちょっと戸惑いましたね」と振り返った。井澤は「個性を大切にしてくださっていて、チームごとに見てても全然違うんですよ。僕も最初は役を作らなきゃという方で、色付けをいっぱいしていたんですけど、『もっと自然体でいい』『いつもの自分を使ってお芝居してくれたらいい』ということで、いらないものを省いていく作業をしていって、いろんな癖とかも指摘していただいたりして」と演出の小山ゆうなから受けた指導について明かす。「今もなんですけど、『喋る時に手を動かしたりしちゃうけど、ない方が伝わるよ』とか言っていただいて、今後のいろんな作品にも通じるアドバイスをたくさんいただいなと思っています」と感謝した。最後に木原は「トリプルキャストということで、この『GIRLFRIEND』各マイク、各ウィルで本当に違うし、シャッフル公演もありますから。本当に素敵な作品になってると思いますので、ぜひ可能であればいろんな回に来ていただけたら嬉しいなと思っております」とアピール。井澤も「今回の作品は2人しか舞台上にはいないんですけども、バンドの皆さんも素敵なアレンジでサウンドを流してくださって。『こんな表現するんだ』みたいなハッとするような演出もたくさんあって、いろんな要素がたくさん盛り込まれていて見応えのある舞台になってると思います」と自信を見せ、「みんな個性が違うので、全キャスト違う魅力で観ていただけると思いますし、ぜひ何回も来ていただいて楽しんでいたけたらと思います」と呼びかけた。公演は東京・シアタークリエにて6月14日~7月3日。
2024年06月18日ハロー!プロジェクトの末っ子グループOCHA NORMA。ここでは、中山夏月姫さん、西﨑美空さん、北原ももさん、筒井澪心さんへのインタビューをお届けします。中山夏月姫「アイドルとも共通点があるプロレスが大好き」プロレス観戦が大好きな中山夏月姫です。もともと父がプロレスファンで、父と一緒にいたくて小学4年生くらいの時に観始めたらハマってしまって。新日本プロレスのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンというユニットと、東京女子プロレスが好きです。東京女子プロレスは以前2回ほどゲスト解説をさせてもらいました。プロレスの一番の魅力は、勝敗はありつつも、選手のみなさんはそこよりもお客さんを楽しませるエンターテインメントに力を注いでいるところ。私たちのアイドル活動との共通点でもあり、惹かれます。自己肯定感に関しては、低くはないと思っていますが、時々、人と比べて“自分の価値って一体何なんだろう”、って考えてしまうんですよね。ダンスも歌も私より上手い人はたくさんいるし、めちゃくちゃかわいいタイプでもない。でも、それでも自分のことを好きって思えるように、どんな自分も受け入れていきたいな、と思ってます。いつも心がけているのは、いろいろなことについて「努力をする」という意識をせず、ただ当たり前のようにやること。自分で「努力した」って言っているうちは、そこで満足しているだけだと思うんです。自分の決めたことや目標に近づくために、自分で限界を作らないようにしています。ライブで心がけているのは、来てくださったファンの方たちとたくさん目を合わせること。そうすると一人一人と繋がって、コミュニケーションをとれているような気がするんです。後でファンの方から「目が合ってもっと好きになった!」などと言われたりするとうれしいですね!なかやま・なつめ2005年7月20日生まれ、石川県出身。加賀温泉郷観光大使。「ポジティブだと思うのは(斉藤)円香。嫌なことがあった日も全体を振り返ったら笑顔だったよね、っていう考え方が素敵」トップス¥13,200(シヴ バイ ラベルエチュード/アンティローザ)中に着たトップス¥34,300(ユキ シマネ)パンツ¥27,500(ヴィーエル・バイ・ウィー/ススプレス TEL:03・6821・7739)シューズ¥17,050(ムゥムゥヌゥ TEL:078・652・4301)ネックレス¥16,500(ソムニウム TEL:03・3614・1102)その他はスタイリスト私物西﨑美空「落ち込むことも大事。音楽が味方でいてくれる」4月に新成人になりました、岡山県出身の西﨑美空です。音楽と地元への愛が誰よりも強い自信があります!OCHA NORMAは前向きな歌が多いので私も超ポジティブを心がけていますが、根は反省しがちなタイプ。ただ、「無理かも」とは思わないんです。落ち込むことも大事なのでとことん沈んだら、「次頑張れば大丈夫!」と気持ちを切り替えるようにしています。そういう時に、助けてくれるのが音楽。同じような悩みを歌った曲を聴くと、私だけじゃないんだと勇気をもらいます。3分空き時間があればイヤホンをするほど音楽は欠かせない存在で、歌謡曲から洋楽まで、幅広いジャンルからその日の気分を高めてくれるセットリストを作っています。OCHA NORMAの曲だと「シェケナーレ」には私自身何度も励まされましたし、「Good Luckの胸騒ぎ」の〈集えば大丈夫〉という歌詞にも背中を押されますね。パフォーマンスについては、グループになってから、10人で音楽を作り上げるために自分の長所を活かせる部分はどこかを意識するようになりました。正直なところ、個性的なメンバーばかりで立ち位置に悩むこともありましたが、私を応援してくださる方ひとりひとりを大切にしたいので、「私なんか」と思わず「好きでいてくれてありがとう」という気持ちでありたい。みんな違ってみんないい、ですよね!そんなふうに気づかせてくれたのも音楽でした。歌を届ける側の仕事ができていることが本当に幸せなので、もっといろいろなジャンルの音楽を私なりに追究して、OCHA NORMAに取り込んでいきたいです。にしざき・みく2006年4月17日生まれ、岡山県出身。支えてくれる大事な存在は、メンバーの広本瑠璃。「地元が近いので、方言だと素直に話せる。毎日連絡を取っています!」トップス¥35,200ニットビスチェ¥25,300(共にユキ シマネ)スカート¥9,000(ポミー/アンティローザ TEL:03・6431・9431)シューズ¥7,920(ヌナ/アンティローザ)北原もも「いつも太陽のほうを向いて、自分を磨き続けたい」三度の飯よりグミが好き!高校3年生の北原ももです。研修生の頃はすぐマイナスに考えてしまう性格だったんですが、ある時、座右の銘を聞かれて、ヘレン・ケラーの「顔をいつも太陽のほうに向けていて影なんて見ることはないわ」が思い浮かんだんです。この言葉を口に出すようになってから、私も上を向いて頑張ろうと思えるようになって、自分を肯定できるようになりました。“憑依型”と言われるのも、自信がついたからだと思います。私、すごく負けず嫌いなんです。心のどこかで「絶対一番になりたい」と思っているけれど、OCHA NORMAは歌もダンスもトークも、それぞれ頭一つ抜けているメンバーがいるので、比べると私が飛び抜けてできることはなくて……本当は、歌は未経験で苦手意識があったんです。でも、ファンの方々に褒めていただけることが多くて、私は褒められて伸びるタイプなので(笑)、自然と自信がついてきました。練習もたくさんします。今は、ボイストレーニングに力を入れていて、違う意見が欲しい時はマネージャーさんに相談して別の先生にも習いに行くようにしています。あとは、言葉にすると気持ちが整理できるので、母に話を聞いてもらいますね。ブログを書くことも大好きで、みなさんのコメントは自己肯定感を支えてくれている大きな存在です。10代は残り数年。限りある時間の中でたくさんの夢を叶えるために、モデルや演技の仕事など興味のあることをブログに書くように意識しています。メイクも服も好き。自分にしかできないことを考えて、研究して、自分を磨き続けたいです。きたはら・もも2006年8月30日生まれ、東京都出身。日本グミ協会から名誉会員に選ばれ、春日井製菓・つぶグミとハロプロのコラボレーションユニット「GOODM!X」のメンバーに選抜。トップス¥8,800(マノン/エムケースクエア TEL:06・6534・1177)中に着たレザーキャミ¥28,600(アニムス/シーイングseeingstaff@gmail.com)チュールコルセット¥9,900(シヴ バイ ラベルエチュード)シューズ¥7,920(ヌナ) 共にアンティローザパンツ¥14,850(セイト/アンティローザ TEL:03・6431・9431)イヤカフ¥8,800(ソムニウム)筒井澪心「毎日の筋トレが力になってきてる気がします」OCHA NORMAの最年少、16歳の筒井澪心です!一番年下ということで、若々しさや元気なところを前面に出すようにしているんですが、実は自己肯定感は低いほうで……。自分を認めてあげることがあまりできなくて、落ち込んだ時に自分を責めてしまうんです。ライブで失敗したりすると、だいぶ長い間引きずります。そんな時は大体、お母さんかお姉ちゃんに電話しますね。特にお姉ちゃんは私と性格が真反対で前向きなんです。お姉ちゃんに「澪心は本当に大丈夫!」って言ってもらったりすると心がスッと軽くなって、悩みが解決することが多くて助かってます。メンバー内でポジティブでいいな、と思うのは同期の田代すみれちゃん。なんでも「いける、いける!」って挑戦して、ちゃんとできてしまうのがすごいな、と思います。でもそれを褒めると「澪心のがすごいよ!」って言ってくれて、そんな言葉が私にとって、すごく自信になってます。パフォーマンスで意識していることは、歌とダンスが好きという気持ちを絶対に忘れないことと、一回一回のステージを大切にすること。昔から憧れの先輩はJuice=Juiceの段原瑠々さんで、ずっと聴いていたくなるような歌声が大好きなんです。会った時にはいつも「好きです!」って告白しています(笑)。今後の目標は、パフォーマンスのレベルが高いハロー!プロジェクトの一員として胸を張れるように、歌もダンスも極めること。そのためにも自主練で腹筋をしているんですが、それが最近少しずつ力になってきている気がします。これからもコツコツ続けます!つつい・ろこ2007年8月10日生まれ、佐賀県出身。「メンバーの中でお姉さん的存在なのは中山夏月姫ちゃん。私をすごく甘やかしてくれるんです。先日は一緒に焼き肉食べ放題に行きました」チュールシャツワンピース¥58,300(アニムス/シーイング)シューズ¥9,020(ヴァカンシー/アンティローザ)その他はスタイリスト私物オチャ ノーマ2022年7月にメジャーデビュー。メンバーは全員21世紀生まれ。現在、ライブハウスツアー「OCHA NORMA LIVE TOUR 2024 ~ウチらの地元は日本じゃん!~」を開催中。※『anan』2024年6月5日号より。写真・神戸健太郎スタイリスト・西村茜音ヘア&メイク・鈴木海希子甲斐美穂、後藤若菜(共にROI)取材、文・羽佐田瑶子恒木綾子古屋美枝(by anan編集部)
2024年06月03日ミュージカル『GIRLFRIEND』の公開稽古が28日に都内で行われ、高橋健介、島太星(NORD)、井澤巧麻(トリプルキャスト)、萩谷慧悟(7ORDER)、吉高志音、木原瑠生、演出の小山ゆうなが登場した。同作はマシュー・スウィートの90年代を代表するCDアルバム『GIRLFRIEND』をベースに、2人の青年による甘酸っぱい恋愛を描くミュージカル。ネブラスカ州の小さな町を舞台に、ミックステープがつなぐ甘酸っぱいポップでロックなジュークボックスミュージカルで、日本初演となる。学校に馴染めないウィルを高橋・島・井澤巧麻、野球部でスポーツ万能のマイクを萩谷・吉高・木原が演じ、公開稽古では井澤&木原が「Reaching Out」、高橋&萩谷が「GIRLFRIEND」、島&吉高が「We’re the Same」を披露した。○■ミュージカル『GIRLFRIEND』の公開稽古にキャスト6人が集結曲の披露を終えたキャスト陣は「稽古場にこれだけの人がいるってなかなかないので緊張しましたけど、楽しくやらせていただきました。ぜひみなさん、拡散の方よろしくお願いします!」(高橋)、「楽曲が多くて、12曲くらいの中の3曲を披露して。マシュー・スウィートさんのアルバムから引用してはいるんですけど、ミュージカルにするにあたっていろんなアレンジが加わって、いろんな要素、いろんな楽曲的解釈もあります」(萩谷)、「6人並んでるんですけど、6種多様で。本番は何回リピートされてもまた違った世界観を味わえる、素晴らしく心にきて何回で楽しめる舞台だと思いますから、すごく楽しみにしてらっしゃってくれたらいいんじゃないかな」(島)と感想を述べ、高橋は島の言葉に「どういう日本語?」とツッコミ。さらに「今の披露した曲は、よりウィルとマイクの距離が縮まるシーン、楽曲で、素敵なシチュエーションの中で歌うんですけども、今回の作品の中でもキーになってくると思うので、緊張しました。2人の世界観を大事にできてすごく楽しかったです」(吉高)、「稽古場にたくさんの記者の方が来ていただくのが初めて。しかもトップバッターでウィルから歌が始まるので緊張はしたんですけど、マイク役の瑠生と一緒に練習して来たのもあってお互いを信頼しながら楽しむことができました」(井澤)、「いわゆる未来のスターたちが横に並んでらっしゃるので、そこに混ぜていただいて嬉しいなと思ってます。巧麻くんと一緒に『GIRLFRIEND』を作り上げていけたらいいなと思っています」(木原)とそれぞれにコメントした。○■演出・小山ゆうなが全員の印象を語る演出の小山は「プロデューサーの江尻(礼次朗)さんが企画から全部作られた作品で、企画書の段階でどういう作品にしたいかとか、カラーをどう見せたいかが明確にはっきりしている作品だったので、スタッフもキャストもそこに乗っかって、どこへ向かえばいいか道筋がはっきりしている作品。クリエで1個新しいことをやりたいというプロデューサーの思いがキャスティングにも現れているのかなと思います」と明かす。3組のペア、さらにシャッフルもあるということで、6人それぞれの印象についての質問も。小山は「それぞれ全然違うんですよ。得意なことも全然違って、ある種ライバルでもあると思うんだけど、彼らのすごいところが、互いに渡し合う。相乗効果でどんどん良くなる」と絶賛。1人1人についても「巧麻くんはすごい真面目なんですよ、おそらく。なので、ウィルの誠実な部分とキャラクターが重なり合って。1回稽古して『こうだよね』ということを着実に積み上げて改良してくれる、実は安心感がある」「島くんはムードメーカーで、華やか。みんなが楽しい気持ちになれる。それがお芝居にも表れていて、狙ってるか狙ってないかわからないけど、ユーモアという部分がキラキラしている」「高橋さんはお芝居の部分で提案が優れている。いろんな事情で萩谷さんとのペアは稽古のスタートが早かったけど、引き出しがいっぱいあるから、どんどん出してくれる」とコメントしていくと、高橋は「通知表もらってみるみたい」と苦笑する。また萩谷は「ずっと気になってたんですけど、僕ら(高橋&萩谷)2人だけ“さん”なんですか?」と疑問を提示し、小山は「ちゃんとみんな“さん”付けしようと思ってるんですけど、すみません」と焦った様子に。高橋が「俺と萩ちゃんの圧が強い感じ?」と尋ねと、小山は「この作品の登場人物は田舎町で阻害された人たちなんですけど、(キャストは)みんなキラキラしていて、『そのキラキラ、もうちょっと消して』って、全員に言うような稽古」と、“キラキラ”に当てられている様子。小山が「萩谷さんもギターもダンスもめちゃめちゃ上手で、『アメリカの田舎町だから!』と」と言うと、萩谷は「公開でダメ出しを……」と苦笑するが、小山は「できるということがまずすごいから。ストッパーを止めたり転換したりしながらお芝居することがあるんですけど、誰よりも全部把握してます。アイディアも素晴らしくて、振り付けのsotaさんにも『こうしてみるのどうですか?』と出すのもやな感じじゃなくて、稽古がすごく早いです」と語る。さらに「吉高さんは稽古着からアメリカンな感じで。90年代のアメリカ風で来て、そういうこともこだわって作ってる。この2人(島&吉高)は、ペアの感じも絶妙に助け合っている」と暴露すると、高橋も「だいたいシャツがベロ出してる」と納得。「木原さんは、個人的にうちの小学校2年生の息子がすごいファンで。『キラメイジャー』のヒーローなんですよ。ずっと観てて、その時から器用で、戦隊モノだけど本当に面白いんですよ」と続けると、木原は「宣伝してくださってる!?」と驚き。「その時見ていたセンスみたいなものがある。意外な表現がふっとできて『このセリフでこういう表現するんだ』という瞬間があり、今はまだ別の公演もあったりしてお忙しいんですけど、それでもハッとするアイディアがたくさん出てくると思っています」と全員を称えていた。公演は東京・シアタークリエにて6月14日〜7月3日。
2024年05月28日文:八木 奈々写真:後藤 祐樹みなさんは『時をかける少女』『パプリカ』などを代表作にもつ作家、筒井康隆をご存じでしょうか? 星新一、小松左京と並んで「SF御三家」と称されているように、日本にSFを根付かせたうちのひとりといわれています。本連載でも以前、筒井先生の『旅のラゴス』を紹介させていただきましたが、私と筒井先生の出会いは約9年前。なんとなく手に取った作品にがっちりと心を掴まれてしまい、読後の熱が冷め止らぬまま、書店のサイン会に足を運びました。筒井先生の作品は当時の私に、物語が面白い、だとか、装丁が美しい、などだけではない、読み手の向き合い方次第で同じ物語でも全く違うものになるという本の無限の楽しみ方を教えてくれたのです。こちらの写真は、許可を得て引用しています。そんな筒井先生の作品のなかでも個人的に思い入れの強い筒井康隆ワールド全開の3作品を、今回はご紹介させていただきます。少々難しくてもなんとか最後まで読んでいただきたい。描かれていないはずの展開や、その背景、行間に込められたの感情がみえてきたとき、最後まで読んだ自分を抱きしめたくなるでしょう。※ ↑単行本でのご紹介となります。1.『残像に口紅を』私が14歳の頃、初めて出会った筒井先生の作品がこちら。一章ごとに使える文字がひとつずつ消えていき、それと共に小説世界のその文字を含むものも消えていく感覚はありながらも、記憶は確実になくなってしまうといういかにも実験的な物語。難解に聞こえるかもしれませんが、そこはさすがの筒井先生。文字のみの小説なのに文字が消えていくのを感じさせないほど見事に物語が構成されています。正直、物語としてスラスラ読める作品ではないかもしれませんが、最後の“あとがき”ならぬ“調査報告”にある学術論文のような解説を読み終え本を閉じた後、この上ない高揚感に包まれました。言葉のプロである“作家”という仕事と、描かれていない物語の背景に深く興味をもち、これ以降、私は本を読むのが一段と好きになりました。2.『モナドの領域』河川敷で女性の「美しい」片腕が見つかるところから始まる本作品。前知識なしで読んだため、最初は著者久しぶりのミステリー小説かなと期待していたら、唐突に素領域理論の“神”が登場し……。なるほどそうきたかと期待を大きく上回る筒井康隆ワールド全開の展開へ。書かれている内容についてしっかりと味わうためには哲学に対する基礎知識が必要な表現も多く、私のなかでかみ砕けない部分もありましたが、不思議と読みづらさは感じず、頭をフル回転させながらページを捲る時間さえやけに心地よく感じました。物語に浸かりすぎてしまい、後半、登場人物が自分の方へ顔を向けた気がしてゾッとしましたが、自ら物語に巻き込まれていく感覚と読了後の穏やかな余韻が忘れられず、今日までに何度も何度も手に取っています。中毒性あり。3.『大いなる助走』直木賞に落選した作家が、逆恨みで選考委員を殺していくという衝撃的な大虐殺ストーリー。当時大いに話題を呼びベストセラーにもなった反面、文壇について茶化す表現や馬鹿にする描写がたくさんあるため、他の小説家を敵に回してしまったとも言われている問題作でもあります……が、筒井先生が描く人間の理性が壊れるさまは本当に魅力的で、強い引力で私たち読者を惹きこんでいきます。リアルだけれどファンタジー、ファンタジーだけれどリアル。その壊れ方には妙な説得感があり、描かれる文壇の内部事情からは目をそむけたくなるほどグロテスクですが、コミカルなタッチと終盤の怒涛の展開は読んでいて純粋に面白く、自分自身すらネタにしてしまう筒井さんのしたたかさと小説芸は見事だなと感じざるを得ません。……恐るべし。■噛むほどにハマる筒井ワールドをご賞味あれ……!いかがだったでしょうか……? まだまだ紹介したい作品や語りたい魅力はたくさんあるのですが、正直、予備知識なしで手に取るのが一番気持ちの良い筒井康隆ワールドへの浸り方だと私は感じています。ぜひみなさんも騙されたと思って一度手に取ってみてください。そして一文字一文字を味わってみてください。噛めば噛むほどおいしい筒井康隆の世界へ。■「TheBookNook」についてこの連載は、書評でもあり、“作者”とその周辺についてお話をする隔週の連載となります。書店とも図書館とも違う、ただの本好きの素人目線でお届けする今連載。「あまり本は買わない」「最近本はご無沙汰だなあ」という人にこそぜひ覗いていただきたいと私は考えています。一冊の本から始まる「新しい物語」。「TheBookNook」は“本と人との出会いの場”であり、そんな空間と時間を提供する連載でありたいと思っています。次回からはさらに多くの本を深く紹介していきますのでお楽しみに。↓ 八木奈々さんご紹介作品の購入はこちらから ↓
2023年11月17日読売日本交響楽団コンサートマスター小森谷巧(ヴァイオリン)と、クラリネットの名手中ヒデヒトがタッグを組んだ素敵なコンサートが開催される。ふたりの企画に賛同して集合した仲間たちは、山本楓(オーボエ)、去川聖奈(ヴァイオリン)、中 恵菜(ヴィオラ)、玉川 克(チェロ)の腕利き4人組。この6人のアンサンブルとなればこれは楽しみだ。プログラムには、ブラームスの「クラリネット五重奏曲」と、モーツァルトの「オーボエ四重奏曲ヘ長調」という魅力的な作品が用意され、この顔合わせならではの絶妙なハーモニーが披露される。ブラームスの「クラリネット五重奏曲」の歴史を紐解いてみると、当代一のクラリネットの名手ミュールフェルトの演奏に感激したブラームスが、避暑地に滞在中に書き上げて、盟友にしてヴァイオリンの名手ヨーゼフ・ヨアヒムと、マイニンゲン宮廷管弦楽団のメンバーによって初演されている(1891年初演)。一方モーツァルトの「オーボエ四重奏曲」においては、ミュンヘン滞在中のモーツァルトが、オーボエの名手フリードリヒ・ラムの演奏に感激し、彼のために書き上げた名曲だ(1781年作曲)。名曲誕生の背景には出会いあり。まさに今回のコンサート「小森谷巧&中ヒデヒトの素敵な仲間たち」のプログラムにピッタリの選曲だ。気心の知れた仲間たちによる素敵な饗宴を楽しみたい。「小森谷巧&中ヒデヒトの素敵な仲間たち」10月20日(金) 19:00開演Hakuju Hall●小森谷巧Takumi Komoriya(ヴァイオリン)両親にヴァイオリンの手ほどきを受け、桐朋学園音楽科ディプロマコースを経て、ウィーン国立音大へ留学。その後英国へ渡る。徳永二男、ヨゼフ・スーク、イフラ・ニーマンらに師事。リピツァヴァイオリンコンクール、フムル国際コンクール等で、特別賞、シェリング賞などを受賞。英国を中心に欧州で活躍。「The STRAD」で好評を得る。英国王立音大の演奏ディプロマを首席で獲得し、帰国。1987年、東京交響楽団に入団、首席コンサートマスターとして活躍。93年よりストリングス アンサンブル「ヴェガ」のディレクター。94、96年には東京交響楽団ヨーロッパ公演のソリストとして、ウィーン、ミュンヘン、リスボン、バレンシアの各地で好評を博す。91年、第1回出光音楽賞受賞。99年より読売日本交響楽団のコンサートマスター。ソリストとしては、東京を中心に定期的にリサイタルを行い、常に高い評価を得、読売日本交響楽団、東京交響楽団、ロイヤルチェンバーオーケストラ、仙台フィルハーモニー管弦楽団などとも協演をしている。室内楽奏者として、各地のさまざまな音楽祭で活躍しているほか、2006年から、ルートヴィヒ弦楽四重奏団、08年から、ザ・グランド・トリオを結成し活動している。またこれまでに、ギュンター・ピヒラー、ネルソン・フレイレ、ジャン・ワン、などとも共演している。近年は指揮者としても古典派の作品を中心に演奏活動をしている。07年には、クラシカ・ハヤマのスパークリングオペラ《ラ・ボエーム》を指揮し、好評を博した。現在、昭和音楽大学にてヴァイオリン実技、オーケストラの指導を行っている。アンサンブル葉山リーダー。サイトウ・キネン・オーケストラ、読売日本交響楽団コンサートマスター。●中ヒデヒトNaka Hidehito(クラリネット)東京藝術大学卒業後、渡仏、パリ地方国立音楽院にて学ぶ。2009年よりサイトウキネンオーケストラ及び水戸室内管弦楽団に参加している。作曲、編曲家として音楽制作に取り組み、近年ではクラシックバレエ、日本舞踊、パフォーマーと舞台を創作している。2018年より都内のギャラリーにて自身のプロデュースによるコンセプチュアルなサロンコンサート「日曜日の音楽会」を開催中。毎回テーマやゲストを変えて「室内楽」に取り組んでいる。またスタジオプレイヤーとしては日本を代表する作曲家達の指名を受けTVドラマ、CM、映画、アーティストのCD等年間250本を超えるプログラムに参加。クラシックに留まらずジャズ、ワールドミュージック、ポップスなど現在メディアから毎日自身の演奏が流れている。アーティストのサポートとしてライブやTV収録にも参加。ナカオンガク企画主催。
2023年09月28日乃木坂46の筒井あやめさんが、よく見る動画やハマっていることとは?また、「ひねりデニム」をテーマに、パンプスやコサージュが映えるデニムのオールインワンスタイルにも挑戦してくれました。おいしいもの動画とフィルムカメラに夢中!乃木坂46に加入して5年。昨年の冬には、初めての地上波の連ドラ『真相は耳の中』に、主要キャストとして出演。グループ活動以外の、自らの可能性の新しい扉を開いた筒井あやめさん。「お芝居の経験がほぼなく、何もかもが初めての環境だったので、最初はすごく緊張していました。でも、お父さん役だった伊原剛志さんが、私の役についても一緒にいろいろと考えてくださって。役作りのことなどとても勉強になりましたし、たくさんの刺激を受けました。これからももっと、演技のお仕事に挑戦していきたいな」そんな筒井さんが、忙しい日々の気分転換にTikTokやネットでよく見ているのが、都内のおいしいごはん屋さんの動画。「東京にはおいしいものがたくさんあるのに、あまり行けていなくて。でも、いつか行ける日のために、おいしそうな店の情報をチェックしまくっています(笑)。今、一番気になるのが餃子。行きたいお店情報はいろいろメモしているので、お買い物しながら、同期の清宮レイちゃんとかと一緒に行けたらいいな」また、最近は、誕生日にプレゼントされたフィルムカメラにハマっているとか。「スマホのフィルムカメラ風アプリもよく使いますが、やっぱり本物のフィルムカメラで撮る写真は、フィルムでしか出せない色合いや、現像するまで仕上がりがわからないワクワク感がいいんですよね。今は人と食べ物ばかり撮っているけれど、いつか風景写真を撮りに旅に出かけたいですね」さらりと着るだけで今っぽい旬のオールインワン。今シーズン手に入れたいデニムの筆頭株がオールインワン。ワークなアイテムだからこそ、スイートなパンプスやコサージュが映える。「オールインワンの着心地がすごくラク。シンプルな中に差し色を利かせた着こなしも好みです」(筒井さん)。オールインワン¥20,900(リー/エドウイン・カスタマーサービス TEL:0120・008・503)中に着たTシャツ¥9,680(スローン TEL:03・6421・2603)腰に巻いたシャツ¥9,350(リーバイス(R)/リーバイ・ストラウス ジャパン TEL:0120・099501)イヤリング¥29,700(タマス/タマス青山店 TEL:03・6674・8583)ネックレス¥17,600(プティローブノアー TEL:03・4567・6217)コサージュ¥7,150(ジェーン・マープル/セント・メアリ・ミード TEL:03・3468・0232)その他はスタイリスト私物つつい・あやめ2004年6月8日生まれ、愛知県出身。4期生。愛称あやめん。お出かけでおいしいものを食べる時が一番のご褒美。音楽好きで、最近聴いているのは日本のバンドの曲。音楽の情報交換は5期生の川﨑桜さんとすることが多い。※『anan』2023年6月7日号より。写真・竹本健一(DUST FREE PRODUCTION)スタイリスト・山本香織(+chip)ヘア&メイク・山田大輔西 亜莉奈(共にCake.)構成、文・野尻和代(by anan編集部)
2023年06月05日荻上直子監督のオリジナル最新作となる映画『波紋』から、筒井真理子演じる主人公・依子がハマる新興宗教“緑命会”の舞いをとらえた本編映像が振り付け動画とともに公開された。この度解禁された動画は、依子が夫・修(光石研)の未承認ガン治療薬にお金を出す見返りに、自身が信仰する新興宗教“緑命会”の勉強会に参加させたシーン。キムラ緑子演じるリーダーを筆頭に、心穏やかに祈りをささげると、10数人の信者たちが一様に珍妙な振り付けで歌い踊り出す。異様な風景に戸惑いながらも、おどおどと踊る修。この“緑命会の舞”は、単純ながら動きの組み合わせが珍妙で、信者たちが真面目に舞い踊る姿はどこかおかしみがあると、本編鑑賞後もなぜか頭に残ってしまうと評判のシーン。そして初日舞台挨拶では、荻上監督が普段笑わない江口のりこが爆笑していたという裏話も明かしていた。この踊りの振り付けを担当したのは、荻上直子監督の映画『めがね』の「メルシー体操」の振付も担当した伊藤千枝。音楽を担当したのは、ロサンゼルスでの学生時代を荻上監督と共に過ごし、学生フィルムから関わり、以来、『バーバー吉野』『恋は五・七・五!』『トイレット』などの音楽を担当する井出博子。本作のテイストはいままでの荻上作品とは一線を画すものではあるが、荻上監督自身がこれまで描き出してきた、必死に生きているからこその人間のおかしみや、深い観察眼からくるユーモアは形を変えながら本作にも登場している。『波紋』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:波紋 2023年5月26日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ
2023年06月05日乃木坂46の伊藤理々杏さん、阪口珠美さん、筒井あやめさんが「ひねりデニム」をテーマにさまざまなスタイルに挑戦しました。最旬デニムを主役に、カジュアルも、おめかしも!STYLE1:甘さと遊び心をほんのり利かせてドレスアップ。デニムのドレスアップスタイルは、ほんのりとした甘さと遊び心が鍵。「定番のGジャンとジーンズだけど、フリルブラウスとパールで女らしくなるのが新鮮」(伊藤さん)。「チャイナボタンのジャケットがかわいかった。ストライプのタイツは冒険でしたが、デニムなら奇抜に見えないんですね」(筒井さん)。「大きめのオーバーオールもウエストマークするとすっきり。派手めの足元にときめきました」(阪口さん)。右から、伊藤さん・パンツ¥22,000(ヴェリテクール TEL:092・753・7559)ジャケット¥25,300(レッドカード × レイ ビームス/レイビームス 新宿 TEL:03・5368・2191)ブラウス¥14,080(ビームス ボーイ/ビームス ボーイ 原宿 TEL:03・5770・5550)ネックレス[淡水パール]、120cm¥45,00080cm¥30,000(共に東京パール/東京真珠a-sato@tokyopearl.co.jp)ベルト¥14,850(ジェーン・マープル・ドン・ル・サロン/セント・メアリ・ミード TEL:03・3468・0232)ソックス¥2,420(アデュー トリステス TEL:03・6861・7658)その他はスタイリスト私物筒井さん・ハーフパンツ¥20,680(ビームス ボーイ/ビームス ボーイ 原宿)ジャケット¥33,000(ブルーブルー/ハリウッド ランチ マーケット TEL:03・3463・5668)ネックレス[あこや真珠]、100cm¥62,00080cm¥50,000(共に東京パール/東京真珠)コサージュ¥16,500(ラ・フルール TEL:045・402・2915)ハット¥20,900(ステットソン/ステットソン ジャパン TEL:03・5839・2098)シューズ¥8,500(チャールズ&キース/チャールズ&キース ジャパン)その他はスタイリスト私物阪口さん・オーバーオール¥35,200フリルシャツ¥22,000(共にネストローブ/ネストローブ 表参道店 TEL:03・6438・0717)ベルト¥15,180(マスター&コー/マッハ55リミテッド TEL:03・5846・9535)ネックレス[淡水パール]45cm¥15,000(東京パール/東京真珠)ハット¥30,580(ジェーン・マープル/セント・メアリ・ミード)その他はスタイリスト私物STYLE2:おそろいの帽子と色違いのボーダーでマリンな三姉妹。白タンクにジーンズ、白ノースリに巻きスカート、白Tシャツにオーバーオール。三者三様のデニムコーデに、おそろいのデニムキャスケットをかぶり、色違いのボーダーを羽織ったら、夏らしい爽やかリンクコーデが完成。「夏が待ち遠しくなるね!このまま一緒にお出かけしたくなる~」と3人もウキウキ。右から、筒井さん・パンツ¥15,400(リーバイス(R)/リーバイ・ストラウス ジャパン TEL:0120・099501)トップス¥3,520(コンジェ ペイエ アデュー トリステス TEL:03・6861・7658)肩に掛けたトップス¥15,400(ヴェリテクール)イヤリング¥8,800(プティローブノアー TEL:03・4567・6217)ネックレス¥6,600(オホデメックス/ビームス ボーイ 原宿)キャップ¥15,400(ブルーブルー/ハリウッド ランチ マーケット)ベルト¥6,380(マスター&コー/マッハ55リミテッド)阪口さん・スカート¥16,280ネックレス¥2,530(共にビームス ボーイ/ビームス ボーイ 原宿)トップス¥6,160(ロワズィール TEL:03・6861・7658)肩に掛けたトップス¥15,400(ヴェリテクール)イヤリング¥14,300(プティローブノアー)キャップ¥9,350(ブルーブルー/ハリウッドランチ マーケット)伊藤さん・オーバーオール¥61,600(チマラ/チマラ デザイン TEL:03・6452・4934)Tシャツ¥9,680(スローン TEL:03・6421・2603)肩に掛けたトップス¥15,400(ヴェリテクール)ネックレス¥2,970(ビームスボーイ/ビームス ボーイ 原宿)イヤリング¥8,800(プティローブノアー)コサージュ¥17,600(ラ・フルール)キャップ¥9,350(ブルーブルー/ハリウッド ランチ マーケット)シューズ¥50,600(サンダース/グラストンベリーショールーム TEL:03・6231・0213)STYLE3:ボーイッシュなムードが新鮮なネオ・アイビー。シャツにネクタイ、そしてデニムのボトムス。まるで男の子みたいなアイビースタイルは、かごバッグやバレエシューズ、ぬいぐるみ(!)など、1つだけガーリーなアイテムをプラスして抜け感を作るのがポイント。3人も「ネクタイを締めたことがほぼないから、すごい新鮮!」とワクワク。右から、筒井さん・パンツ¥34,100(チマラ/チマラ デザイン)シャツ¥14,080(ビームス ボーイ/ビームス ボーイ原宿)肩に掛けたニット¥33,000(スローン)ネクタイ¥18,700(インディビジュアライズド アクセサリー/メイデン・カンパニー TEL:03・5410・9777)バッグ¥8,990(マンゴ/ロコンド)ソックス¥4,730(ジェーン・マープル/セント・メアリ・ミード)シューズ¥60,500(サンダース/グラストンベリーショールーム)その他はスタイリスト私物伊藤さん・パンツ¥14,300(サムシング/エドウイン・カスタマーサービス TEL:0120・008・503)シャツ¥33,000(インディビジュアライズド シャツ/メイデン・カンパニー)ネクタイ¥7,700(ブルーブルー/ハリウッド ランチ マーケット)バッグ¥74,800(エバゴス TEL:048・977・3192)ソックス¥4,730(ジェーン・マープル/セント・メアリ・ミード)シューズ¥30,800(キャットワース/グラストンベリーショールーム)その他はスタイリスト私物阪口さん・スカート¥11,000(リー/エドウイン・カスタマーサービス)シャツ¥33,000(インディビジュアライズド シャツ/メイデン・カンパニー)肩に掛けたニット¥33,000(スローン)ネクタイ¥8,800(ブルーブルー)ぬいぐるみ¥7,150(H.R.リメイク) 共にハリウッド ランチ マーケットシューズ¥60,500(サンダース/グラストンベリーショールーム)その他はスタイリスト私物いとう・りりあ2002年10月8日生まれ、沖縄県出身。3期生。愛称りりあ。最近は、ボーカロイド曲などを全力で歌って収録したものを、パソコンを使って自ら編集することにもハマっている。公式Instagramは@riria.ito_officialさかぐち・たまみ2001年11月10日生まれ、東京都出身。3期生。愛称は珠美ちゃん、たまちゃん。趣味の神社巡りでは、御朱印をもらうことをルーティンにしている。現在、御朱印帳は2冊目に突入。公式Instagramは@tamami_46_officialつつい・あやめ2004年6月8日生まれ、愛知県出身。4期生。愛称あやめん。お出かけでおいしいものを食べる時が一番のご褒美。音楽好きで、最近聴いているのは日本のバンドの曲。音楽の情報交換は5期生の川﨑桜さんとすることが多い。※『anan』2023年6月7日号より。写真・竹本健一(DUST FREE PRODUCTION)スタイリスト・山本香織(+chip)ヘア&メイク・山田大輔西 亜莉奈(共にCake.)構成、文・野尻和代(by anan編集部)
2023年06月04日荻上直子監督のもと、主演・筒井真理子ほか光石研、磯村勇斗、柄本明、キムラ緑子、木野花、安藤玉恵、江口のりこ、平岩紙ら錚々たる面々が顔を揃えた『波紋』。この度、筒井さん演じる須藤家の母・依子と、津田絵理奈が演じるひとり息子の彼女・珠美との一触即発な本編映像と場面写真が解禁された。この度解禁された場面写真は、息子の拓哉(磯村勇斗)が連れてきた彼女・珠美(津田絵理奈)と母・依子(筒井真理子)のもの。依子は、息子・拓哉の久しぶりの帰省を楽しみにしていたが、彼は耳の聞こえない彼女・珠美を連れて帰ってくる。聞くと息子よりも6歳も年上だという。普段、誰にでも優しくありたいと切磋琢磨している依子だが、拓哉に自分は仕事があるから珠美を東京案内に連れていってほしいと頼まれ、依子のイライラは募る…。解禁された本編映像では、依子が珠美に「拓哉と別れてくれる? お願いします」と伝える。しかし珠美はそんな依子を笑いながら「もしお母さんに別れろと言われたら必ず知らせてくれって。そんな母親とは縁を切って2度と実家には帰らないって。どうします? 今の話、たくちゃんに話しますか?」と反論する。珠美を演じた津田さんは、先天性の聴覚障がいを持つ女優で、2004年週刊朝日の表紙を飾りデビュー。NHK「みんなの手話」のレギュラーのほか、映画・ドラマ・舞台で活躍。2008年にはNHKで特集番組が組まれ、2016年には主演した短編映画『君のとなりで』で第18回長岡インディーズムービーコンペティション女優賞を受賞。本作の中でも観客に鮮烈な印象を残している。オーディションから津田さんを起用した荻上監督は、「津田さんの気の強い部分が、珠美の役に生きていると思います」とその魅力を語っている。『波紋』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:波紋 2023年5月26日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ
2023年05月30日木村拓哉主演「風間公親-教場0-」の第6話(5月15日放送)ゲストとして、筒井道隆と城桧吏の出演が決定した。筒井さんは、画家の向坂善紀を、城さんは向坂が営む「アートギャラリー・コーサカ」に通う高校生の苅部匠吾をそれぞれ演じる。自身の作品や他の作家の作品を展示販売する「アートギャラリー・コーサカ」を営む向坂。高校で美術部に入っている匠吾は、度々向坂のアトリエを訪れる。匠吾は向坂の実の息子だが、現在は離婚しているため、新しい父親の元で暮らしていた。匠吾は現在の父親に絵を描くことを禁じられているため、向坂のアトリエを度々訪れては、昔一緒に描いた絵の話に花を咲かせるのだった。向坂は匠吾に絵の才能があると思っており、匠吾自身も美術の道に進みたいが、現在の父親であり歯科医師の苅部達郎(浜田信也)は匠吾を医学の道に進めさせようとしていた。匠吾の悩みを聞いた向坂は、達郎をアトリエに呼び出し、匠吾が抱えている悩みについて伝えるも、現在の父親とかつての父親同士で口論へと発展してしまい…。筒井さんは27年半ぶりの月9ドラマレギュラー出演となった「ミステリと言う勿れ」(2022年・1月期)で、過去に誤認逮捕で冤罪(えんざい)事件を起こし、左遷された苦い経験を持つクールな警部を好演した。また、筒井さんは1993年に放送され、平成初期を代表する青春ドラマ『あすなろ白書』で木村さんと同じ女性を取り合う恋敵役として共演。木村さんとのフジテレビドラマでの共演は同作以来実に30年ぶりとなる(※他局を含む作品での共演は「織田信長 天下を取ったバカ」(1998年/TBS)以来)。そして、月9ドラマ初出演となる城さんは、第71回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを獲得した『万引き家族』(2018年)、『約束のネバーランド』(2020年)への出演や、『ゴーストブック おばけずかん』(2022年)では主演を務めるなど、今後の活躍が期待される若手俳優。本作では進路に悩み、大人たちの間で心揺れる青年を演じている。筒井さんと城さんが演じる、複雑な親子の関係性とその先に待つ物語の結末に注目したい。◆プロデュース 渡辺恒也(フジテレビ編成部)コメント「第6話は、ままならない人生の中でもわずかな希望を見出そうともがく人々の姿が印象的なエピソードです。向坂は、愛する息子の将来を思う気持ちと、苦しい状況の中で身を引こうと葛藤する気持ちとの間で揺れ動く、とても繊細な心情表現が求められる役でしたが、筒井道隆さんによって見事にリアリティーのある人物として存在させてもらえたと思います。また匠吾役を演じた城桧吏さんも、素朴な雰囲気の中に知性を感じさせる高校生・匠吾役を、等身大で演じ切っていただきました。この親子の関係性が、遠野の心にどのような影響を与え、事件の解決につながっていくのか、放送を楽しみにしていただければと思います!」「風間公親-教場0-」は毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2023年05月08日主演に筒井真理子を迎えた、荻上直子監督のオリジナル最新作にして監督自身が歴代最高の脚本と自負する絶望エンタテインメント『波紋』。この度、筒井さん演じる主人公・依子が信奉する新興宗教“緑命会”の本編映像が初解禁。また、場面写真も解禁となった。解禁となったのは、依子が縋る“緑命会”での勉強会で意味不明な言葉と不可思議な踊りを踊る映像。代表の橋本昌子(キムラ緑子)の「切磋琢磨いたしましょう」という言葉を皮切りに「内なる潜在エナジー」「森と水の精霊」などの単語が飛び交い、お祈りする信者たち。そしてお祈りの後は、全員で歌いながら踊るシーンも。“緑命会”とはどんな新興宗教なのか。気になる本編映像となった。さらに場面写真7点が解禁。筒井さん演じる依子が、自分の父の介護を押し付けたまま失踪し、突如帰って来たと思いきや、がん治療に必要な高額の費用を助けて欲しいとすがってくる夫・修(光石研)に水晶で殴りかかろうする場面。降りかかる辛苦に自分ではどうにもできず、湧き起こる黒い感情を、“緑命会”という新興宗教に縋るように代表の橋本昌子に相談したり、信者と仲睦まじく活動に没頭するシーンが露わになる。また、宗教だけでなく同じスーパーのパート先の清掃員・水木(木野花)に深刻そうに相談するなど、夫の修以外に依子に降りかかる辛苦は何があるのか。そしてそんな依子が不気味に笑みを浮かべ自転車を漕ぐシーンも...。荻上監督がたくさんのブラックユーモアを込めた本作を知れる場面写真となっている。『波紋』は5月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:波紋 2023年5月26日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ
2023年04月15日筒井真理子が主演、光石研、磯村勇斗らが共演する荻上直子監督のオリジナル最新作『波紋』の公開日が5月26日(金)に決定。監督自身が歴代最高の脚本と自負する、“絶望エンタテインメント”から本予告映像&本ビジュアルが解禁となった。この度解禁された本予告映像は、日々の家事や介護に追われる、いわゆるごく普通の主婦である依子(筒井真理子)の元から、夫・修(光石研)が突然失踪するシーンから始まる。十数年後、信仰する新興宗教が崇める「緑命水」という水の力と、庭の枯山水に波紋を描くという日課を心の拠り所とし穏やかな日々を取り戻していた依子の元に、失踪した夫が帰ってくる…。自分の父の介護を押しつけたまま失踪し、「実はがんなんだよ」と死んだ義父の遺産をあてにする夫。また息子の拓哉(磯村勇斗)が彼女を結婚相手として連れてくるシーンなど、依子の日常が崩れていく様子が描かれる。より新興宗教に傾倒する依子に「インチキなんだよ!」と怒鳴る夫に対し、「あなたがしたこと、なかったことにはならないから」と詰め寄る依子。言い合う2人の足元に広がる波紋は、不穏で禍々しい展開を予感させる。やがて依子の甲高い笑い声とともに、パート仲間の水木(木野花)の「やっちまおう」という台詞やゴミで荒れた部屋、踊り狂う依子、さらに登場人物たちの奇妙な笑顔のシーンが次々と畳み掛けられる。また併せて解禁された本ビジュアルは、背景に広がる赤と、依子の喪服、枯山水のモノトーンの対比が印象的。揺れるタイトル文字が、依子の周囲で起こる絶望が波紋のように広がる様子を表している。『波紋』は5月26日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:波紋 2023年初夏、全国にて公開予定©2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ
2023年03月22日女優の筒井真理子が、映画『波紋』(2023年初夏公開)の主演を務めることが29日、明らかになった。同作は荻上直子監督による最新作。毎朝庭に作った枯山水の手入れをする須藤依子(筒井真理子)は、“緑命会”という水を信仰する新興宗教に傾倒し、日々の祈りと勉強会に勤しみながら穏やかに暮らしていた。しかしある日、長いこと失踪したままだった夫、修(光石研)が突然帰ってくる。筒井は主人公・須藤依子を演じ、失踪した須藤依子の夫・修には光石研。そんな2人の息子役・拓哉を磯村勇斗が演じる。また依子を取り巻く人々として、“緑命会”という新興宗教の代表を努める橋本昌子役にキムラ緑子、信者である小笠原ひとみ役の江口のりこ、伊藤節子役の平岩紙が絶妙に笑いを呼ぶキャラクターを体現している。さらに依子のパート先のスーパーで迷惑な客・門倉太郎役を柄本明、依子と同じスーパーのパート先の清掃員・水木役を木野花、依子の隣人・渡辺美佐江役を安藤玉恵と、日本を代表する俳優陣が揃った。そして本作のメガホンを取るのは、長編映画デビュー作『バーバー吉野』(04)でベルリン国際映画祭児童映画部門特別賞を受賞した荻上直子監督。日本を代表する荻上監督が「人生最高の脚本」と自負し、ずっと温めてきたオリジナル作品となる。この度写真と特報映像も公開。映像は依子が憎悪を剥き出しにした表情で夫・修に対する恨みを表すシーンから始まる。そして夫・修が「俺、さっさと死ぬわ」という一言から一変し、声を上げて甲高く笑い、ラストの「絶望を、笑え」という言葉が衝撃を与える。○筒井真理子 コメント最近は“壊れてゆく女性”の役が続いていたので、荻上監督の作風から想像するとご一緒させて頂ける機会はないかと思っていました。ですのでとても嬉しかったです。脚本を読んだ時、監督が醸し出す穏やかな空気の中に潜む日常の些細な棘、ビターな社会風刺が溶け合っていて目を見張りました。演出も人間の細部を見抜く力が的確で、身をゆだねることができ安心でした。いまは先の見えない不穏なものに覆われているような時代ですが、是非この映画を観て絶望に絡めとられず前を進む気持ちになっていただけたらと思います。○光石研 コメント久しぶりに荻上組へ参加させて頂き、凄く嬉しかったです。監督は以前と変わらず、穏やかに粘り強く、俳優に寄り添い演出をしてくださり、安心して身を委ねる事が出来ました。脚本に関してはただ一言、「女性は怖し」。60年間、女性は聖母マリアだと信じて生きてきましたが、音を立てて崩れて落ちました。○磯村勇斗 コメントはじめに脚本を読んだ時、ひしひしと波紋のように迫り来る心理的恐怖を感じました。特に、筒井真理子さん演じる母、須藤依子を中心に、家族や取り巻く人物達のやり取りは、怖いのだが、思わず笑ってしまうところが多く、荻上監督の描く世界は面白いなと、一気に引き込まれました。そして今作では、手話が必要な役でした。新たな言語に触れる機会を頂き、現場でも一つ一つ丁寧に確認しながら作り上げていきました。早くこの作品が皆様のところに届くのが楽しみです。○荻上直子監督 コメントその日は、雨が降っていた。駅に向かう途中にある、とある新興宗教施設の前を通りかかったとき、ふと目にした光景。施設の前の傘立てには、数千本の傘が詰まっていた。傘の数と同じだけの人々が、この新興宗教を拠り所にしている。何かを信じていないと生きていくのが不安な人々がこんなにもいるという現実に、私は立ちすくんだ。施設から出てきた小綺麗な格好の女性たちが気になった。この時の光景が、物語を創作するきっかけになる。日本におけるジェンダーギャップ指数(146ヵ国中116位)が示しているように、我が国では男性中心の社会がいまだに続いている。多くの家庭では依然として夫は外に働きに出て、妻は家庭を守るという家父長制の伝統を引き継いでいる。主人公は義父の介護をしているが、彼女にとっては心から出たものではなく、世間体を気にしての義務であったと思う。日本では今なお女は良き妻、良き母でいればいい、という同調圧力は根強く顕在し、女たちを縛っている。果たして、女たちはこのまま黙っていればいいのだろうか?突然訪れた夫の失踪。主人公は自分で問題を解決するのではなく、現実逃避の道を選ぶ。新興宗教へ救いを求め、のめり込む彼女の姿は、日本女性の生きづらさを象徴する。くしくも、本映画の製作中に起きた安部元首相暗殺事件によりクローズアップされた「統一教会」の問題だが、教会にはまり大金を貢いでしまった犯人の母と主人公の姿は悲しく重なる。荒れ果てた心を鎮めるために、枯山水の庭園を整える毎日を送っていた彼女だが、ついにはそんな自分を嘲笑し、大切な庭を崩していく。自分が思い描く人生からかけ離れていく中、さまざまな体験を通して周りの人々と関わり、そして夫の死によって、抑圧してきた自分自身から解放される。リセットされた彼女の人生は、自由へと目覚めていく。私は、この国で女であるということが、息苦しくてたまらない。それでも、そんな現状をなんとかしようともがき、映画を作る。たくさんのブラックユーモアを込めて。(C)2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ
2022年11月29日ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」にレギュラー出演する筒井真理子が主演する、『川っぺりムコリッタ』『かもめ食堂』の荻上直子監督のオリジナル最新作『波紋』が2023年初夏に公開決定。光石研、磯村勇斗ら共演者も登場する特報映像が解禁となった。須藤依子は、今朝も1ミリ違わず砂に波紋を描いている。庭に作った枯山水の手入れは、依子の毎朝の習慣であった。“緑命会”という水を信仰する新興宗教に傾倒し、日々の祈りと勉強会に勤しみながら、依子はひとり穏やかに暮らしていた。ある日、長いこと失踪したままだった夫、修が突然帰ってくるまでは――。主人公・須藤依子を演じるのは、筒井真理子。2016年、映画『淵に立つ』で第38回ヨコハマ映画祭 主演女優賞、第31回高崎映画祭 最優秀主演女優賞、第71回毎日映画コンクール 女優優主演賞と主演女優賞3冠を達成。2019年、映画『よこがお』で第70回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。演技の幅が広く、気品ある女性の役から悪役までその圧倒的な存在と演技力で国内外問わず注目され、現在放送中のドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」の岸本拓朗の母・陸子役でも強烈な印象を残している。筒井真理子失踪する依子の夫、修を演じるのは、光石研。荻上監督の映画『めがね』(07)に出演し、『アウトレイジビヨンド』(12)やNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」(10)などの冷徹なヤクザ役からよき父親役まで、多様なキャラクターを見事に演じる日本を代表する名俳優。光石研そんな2人の息子役・拓哉を演じるのは、磯村勇斗。『ヤクザと家族 The Family』(21)『劇場版 きのう何食べた?』(21)で第45回日本アカデミー新人俳優賞を受賞。『PLAN75』『前科者』『ビリーバーズ』『さかなのこ』(いずれも22)など、様々な役に完璧になりきる演技力の高さから活躍の場を広げている。磯村勇斗また依子を取り巻く人々には、“緑命会”という新興宗教の代表を努める橋本昌子役にキムラ緑子、信者である小笠原ひとみ役の江口のりこと伊藤節子役の平岩紙が絶妙に笑いを呼ぶキャラクターを体現。依子のパート先のスーパーで迷惑な客・門倉太郎役を柄本明、依子と同じスーパーのパート先の清掃員・水木役を木野花、依子の隣人・渡辺美佐江役を安藤玉恵など、日本を代表する俳優陣が揃った。監督は、長編映画デビュー作『バーバー吉野』(04)でベルリン国際映画祭児童映画部門特別賞を受賞した荻上直子。『かもめ食堂』(06)の大ヒットにより、日本映画の新しいジャンルを築き、『めがね』はベルリン国際映画祭でザルツゲーバー賞を受賞。2011年には、第61回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞、2017年に『彼らが本気で編むときは、』で日本初のベルリン国際映画祭テディ審査員特別賞を受賞し、2022年には『川っぺりムコリッタ』が公開。そんな日本を代表する荻上監督がずっと温めてきたオリジナル作品『波紋』に対し、「私の中にある意地悪で邪悪な部分を全部投入したような映画になりました」とコメントしている。この度、解禁されたスチール写真は、美しく高貴な紫色のタイトルに反し、キャストの面々はモノトーン。まるで依子を中心にこれから起こる様々な絶望が波紋のように広がる様子を表現。また特報映像では、依子(筒井真理子)が憎悪を剥き出しにした表情で夫・修(光石研)に対する恨みを表すシーンから始まる。そして夫・修の「俺、さっさと死ぬわ」というひと言から一変し、声を上げて甲高く笑うシーンがとても印象的である映像に。ラストの「絶望を、笑え」という言葉が衝撃を与えている。震災、老々介護、新興宗教、障がい者差別…。世の中に起こっている得体の知れない闇は須藤家に縮図となって現れ、全てを押し殺した依子の感情が発露されるとき、映画は絶望からエンターテインメントへと昇華していく。磯村勇斗は手話に挑戦キャスト&監督よりコメント到着筒井さんは、「最近は“壊れてゆく女性”の役が続いていたので、荻上監督の作風から想像するとご一緒させて頂ける機会はないかと思っていました。ですのでとても嬉しかったです。脚本を読んだ時、監督が醸し出す穏やかな空気の中に潜む日常の些細な棘、ビターな社会風刺が溶け合っていて目を見張りました。演出も人間の細部を見抜く力が的確で、身をゆだねることができ安心でした」とコメント。「いまは先の見えない不穏なものに覆われているような時代ですが、是非この映画を観て絶望に絡めとられず前を進む気持ちになっていただけたら」と語る。「久しぶりに荻上組へ参加させて頂き、凄く嬉しかった」という光石さんは、「監督は以前と変わらず、穏やかに粘り強く、俳優に寄り添い演出をしてくださり、安心して身を委ねる事が出来ました」と、やはり荻上監督への信頼を語った。磯村さんは「筒井真理子さん演じる母、須藤依子を中心に、家族や取り巻く人物達のやり取りは、怖いのだが、思わず笑ってしまうところが多く、荻上監督の描く世界は面白いなと、一気に引き込まれました」と語り、「今作では、手話が必要な役でした。新たな言語に触れる機会を頂き、現場でも一つ一つ丁寧に確認しながら作り上げていきました」と明かした。荻上直子監督<コメント全文>その日は、雨が降っていた。駅に向かう途中にある、とある新興宗教施設の前を通りかかったとき、ふと目にした光景。施設の前の傘立てには、数千本の傘が詰まっていた。傘の数と同じだけの人々が、この新興宗教を拠り所にしている。何かを信じていないと生きていくのが不安な人々がこんなにもいるという現実に、私は立ちすくんだ。施設から出てきた小綺麗な格好の女性たちが気になった。この時の光景が、物語を創作するきっかけになる。日本におけるジェンダーギャップ指数(146ヵ国中116位)が示しているように、我が国では男性中心の社会がいまだに続いている。多くの家庭では依然として夫は外に働きに出て、妻は家庭を守るという家父長制の伝統を引き継いでいる。主人公は義父の介護をしているが、彼女にとっては心から出たものではなく、世間体を気にしての義務であったと思う。日本では今なお女は良き妻、良き母でいればいい、という同調圧力は根強く顕在し、女たちを縛っている。果たして、女たちはこのまま黙っていればいいのだろうか?突然訪れた夫の失踪。主人公は自分で問題を解決するのではなく、現実逃避の道を選ぶ。新興宗教へ救いを求め、のめり込む彼女の姿は、日本女性の生きづらさを象徴する。くしくも、本映画の製作中に起きた安倍元首相暗殺事件によりクローズアップされた「統一教会」の問題だが、教会にはまり大金を貢いでしまった犯人の母と主人公の姿は悲しく重なる。荒れ果てた心を鎮めるために、枯山水の庭園を整える毎日を送っていた彼女だが、ついにはそんな自分を嘲笑し、大切な庭を崩していく。自分が思い描く人生からかけ離れていく中、さまざまな体験を通して周りの人々と関わり、そして夫の死によって、抑圧してきた自分自身から解放される。リセットされた彼女の人生は、自由へと目覚めていく。私は、この国で女であるということが、息苦しくてたまらない。それでも、そんな現状をなんとかしようともがき、映画を作る。たくさんのブラックユーモアを込めて。『波紋』は2023年初夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:波紋 2023年初夏、全国にて公開予定©2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ
2022年11月29日Dos Monos(ドスモノス)と小説家・筒井康隆がコラボレーションした新曲「DOG EATS GOD feat. 筒井康隆」が配信リリース。Dos Monos×筒井康隆の新曲「DOG EATS GOD」Dos Monosは、荘子it、TaiTan、没からなる日本のヒップホップユニット。2022年7月には、「時をかける少女」「パプリカ」「残像に口紅を」といった作品で知られる日本文学界の巨匠・筒井康隆と異例のコラボレーションを発表。20分を超える組曲編成のアルバム『だんでぃどん feat. 筒井康隆』をCD発売し、大きな話題を集めた。今回リリースされる新曲「DOG EATS GOD feat. 筒井康隆」は、最新アルバム『だんでぃどん feat. 筒井康隆』の核であり、唯一配信リリースされる楽曲。めくるめく一大音絵巻の如く展開される組曲形式のアルバムの中でも一際骨太なビートの上に、筒井康隆本人による朗読と演劇団体「マームとジプシー」の青柳いづみによる台詞、そしてDos Monosの3人によるラップが絡みつく、ミュータント・ブーンバップ・ソングとなっている。また今回、メンバーの没が描いた3人の似顔絵アーティストビジュアルも公開された。【詳細】Dos Monos 新曲「DOG EATS GOD feat. 筒井康隆」配信日:2022年9月2日(金)※最新アルバム『だんでぃどん feat. 筒井康隆』収録曲。
2022年09月09日Days of Delight(ファウンダー&プロデューサー:平野暁臣)は、ジャズシーンの第一線で活躍するベーシスト・粟谷巧のニューアルバム『鼓動』を9月22日に発売します。DOD-028 粟谷巧『鼓動』Jacket粟谷巧は、渡辺貞夫をはじめ多くのトッププレイヤーから絶大な信頼を得るファーストコール・ベーシスト。7年ぶりのリーダー作に選んだのは、全編ベースソロというチャレンジングな企画でした。書き下ろしのオリジナルとシンプルなスタンダードを織りまぜたバランスのいい選曲のもと、ガット弦から繰り出される表現力豊かな生音と、歌心あふれるプレイを存分に展開していきます。「全編をとおして聴くと、最初から最後まで粟谷巧の“歌”を聴いているような気分になります。自由に、楽しそうに鼻歌を歌っている、そんな感じです。彼が紡ぎ出すラインは“歌”であり、音色は“声”なのです。ここに記録されているのは生身の粟谷巧そのもの。純度100%だから、彼ならではの“旨み成分”が濃いままにたっぷりと含まれている。どうぞお楽しみください」―――Days of Delight ファウンダー&プロデューサー 平野暁臣DOD-028 粟谷巧『鼓動』Backinlay粟谷巧粟谷巧@RecordingDOD-028 粟谷巧『鼓動』【演奏者】粟谷巧 Takumi Awaya bass【収録曲】1. Prologue2. Bohemia After Dark3. Round Midnight4. Free Improvisation5. Autumn Leaves6. Blues 4G7. Breeze Suitea)Introductionb)In the Forestc)In the Ocean8. Minor Chase(2022年5月31日 東京・岡本太郎記念館にて収録)【商品概要】レーベル: Days of Delight型番 : DOD-028JAN : 4582530660436定価 : ¥2,500(税込 ¥2,750)発売日 : 2022年9月22日<公式サイト> <YouTube Channel> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月01日筒井康隆の小説『パプリカ』をアマゾンが配信シリーズとして製作することになった。監督とエグゼクティブ・プロデューサーを務めるのは、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』を手がけたキャシー・ヤン。プロデューサーにはマシ・オカも名を連ねる。ライブアクション作品になるということだが、それ以上の詳しいことはわかっていない。ヤンは、『メディア王〜華麗なる一族〜』で今年のエミー賞(ドラマシリーズ監督部門)にノミネートされている。このシリーズのほかに、ヤンは、自ら脚本を書き下ろしたSF映画『The Freshening』の準備も進めている。文=猿渡由紀
2022年08月23日1月期放送予定の菅田将暉主演月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」に尾上松也、筒井道隆、遠藤憲一がレギュラー出演することが分かった。本作は、菅田さんが演じる天然パーマがトレードマークの主人公・久能整が、淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく、令和版・新感覚ミステリー。今回新たに発表された3人が演じるのは、事件が起きる度に、その解決に重要な役割を果たす大隣署の刑事。月9ドラマにレギュラー出演するのは、今回が初めてとなる松也さんが演じるのは、風呂光聖子(伊藤沙莉)と同じ大隣署所属の若手巡査で、署内のムードメーカー的存在な池本優人。事件の解明もさることながら、整の多岐に渡る知識や既成概念を覆す独自の思考によって家庭不破まで改善され、その後も公私に渡って整にアドバイスを求めるようになる。月9レギュラー出演は、1994年放送の主演ドラマ「君といた夏」以来、27年半ぶりとなる筒井さんが演じるのは、同じく大隣署所属の警部・青砥成昭。冷静沈着で頭が切れ、部下からの信頼も厚い青砥だが、実は過去に誤認逮捕による冤罪事件を起こした過去が。整と関わったことで、これまで正しいと信じて来た自身の考えに疑問を持ち、過去の事件と向き合うことになる。現在放送中の月9「ラジエーションハウスII~放射線科の診断リポート~」にも出演中の遠藤さんが演じるのは、大隣署の警部補・薮鑑造。仕事を第一優先に生きて来た薮は、妻と一人息子を事故で亡くしているが、その際も捜査現場を離れられず、看取ることができなかったという悲しい過去をもつ。薮もまた、整と出会ったことで、人生が大きく変わっていくキャラクターとなっている。<キャストコメント>・尾上松也今回の作品は今まで共演したことのないみなさんとのお仕事ということもあって、すごくワクワクしました。池本はどちらかと言えばムードメーカーのような、明るい刑事です。ですが、ドラマでは刑事としての真っすぐさというところは表現しようと。決していい加減な仕事をしているのではないという、そこにひとつの芯が通っているキャラクターとして演じようと思いました。(菅田さんと共演してみて)僕は初共演になるのですが、演じていてとてもやりやすいというか、ストレスを感じることが全くない方です。収録の合間には、笑いの輪に入っているのですが、ふと気がつくと菅田さんは監督ととても真剣に話合っていて…。そういう切り替えもサッとできてしまうのもすごいと思いました。整の独特な空気感とテンポが醸し出す物語に、ぜひ惹(ひ)き込まれてください。・筒井道隆いただいた台本がすごく面白く、また原作も興味深い作品でしたので、これはぜひ出演させていただきたいとお受けしました。僕も整のように論理立てて考えたり、論破するのも好きなので…好きって言うのも変ですけど、そういう思考の人間なので、すごく共感できました。(菅田さんと共演してみて)すごい方だと思いました。収録初日にお会いした時は、菅田くんは風貌から原作の整のイメージ通りで“あっ、こういうストイックなアプローチで演じるのか”と。コロナ禍で、一見ホワッとした感じの整の言葉、繊細な分析や気づきに共感できると思います。イジメや虐待についての難しい問題などもストーリーに出てくるんですが、整のグローバルな考え方から違う視点に“気づくこと”の大切さを、ぜひ感じていただきたいです。・遠藤憲一最初にいただいた台本を読んだのですがビックリしました。全てのト書きや“…”、隅々までちゃんと意味がある、相当高度な台本だったので、まずそこに感動して、ぜひ出演したいと思ったんです。主人公の久能整が話す一言、一言が胸にズキンとくる…家族との向き合い方とか、自分にもそういうところがあるのかなぁ?と、かなり突き刺さりました。整が普段の僕たちが見過ごしがちで、考えたこともなかったような心の中を見透かしてくるような?これは視聴者の方にも、きっと共感していただけるのではないかと思います。(菅田さんと共演してみて)菅田くんは、心がとてもデリケートだということが体からにじみ出すような人ですね。だからこそ、芝居でも歌でも国民的スターになっちゃう、本当に稀有(けう)な存在なんだと思います。僕は父親のような気分で“がんばってるなぁ”と菅田くんを見ていました。「ミステリと言う勿れ」は2022年1月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年10月12日乃木坂46の筒井あやめと秋田汐梨が外部舞台初出演にして、W主演を務めるパルコ・プロデュース公演「目頭を押さえた」が本日6月4日に開幕。この度、舞台写真と筒井、秋田、林翔太のオフィシャルコメントが到着した。他人の口論をエンタテインメントに仕上げるセリフ劇や、社会問題を架空の土地の文化や因習に置き換えた人間ドラマで注目を集める劇作家・横山拓也が、自身の主催する劇団iakuで繰り返し上演してきた「目頭を押さえた」がパルコ・プロデュース公演に登場。伝統的に林業を生業としてきた関西圏の山間のとある集落を舞台に、写真家としての才能を開花させていく高校3年生の遼と、その仲良しの従姉妹で同級生の修子の二人を軸に、その家族や教師たちの人間模様を描く。伝統と新しいもの、田舎と都会、平凡と非凡、死と生といった正反対の価値観が混在する中で、その間(あわい)を揺れ動く人物たちの葛藤に胸を揺さぶられる、真摯な人間ドラマとなっている。演出を務めるのは、寺十吾。■筒井あやめ杉山遼役を演じさせて頂きます、筒井あやめです。お芝居という未知な世界に飛び込むということで最初は不安な気持ちでしたが、今は楽しめています。見てくださる方を「目頭を押さえた」の世界に引き込むことができるよう、精一杯頑張ります。■秋田汐梨いよいよ初舞台の本番!不安や緊張でいっぱいですが、皆さんに良いものをお届けできるよう、最後まで気を抜かず頑張ります。楽しんでお芝居ができたらいいな、と思っています。■林翔太このカンパニーは本当の家族のように仲が良くてとても居心地が良いです。田舎で暮らす家族の日常を覗き見している感覚でこの作品を楽しんでいただけたら嬉しいです。【公演概要】パルコ・プロデュース「目頭を押さえた」作:横山拓也 / 演出: 寺十吾出演:筒井あやめ(乃木坂46) 秋田汐梨 / 林翔太 / 枝元萌 橋爪未萠里 大西由馬 / 山中崇 梶原善日程:2021年6月4日(金)~7月4日(日)会場:東京芸術劇場シアターイースト※7月6日・7日 サンケイホールブリーゼ / 9日 名古屋市芸術創造センター制作協力:ニベル / 共催:東京都歴史文化財団 / 企画製作:パルコ公式WEBサイト:
2021年06月04日集英社「グランドジャンプ」にて2017年〜2020年まで連載されていた筒井哲也による大ヒットコミック『ノイズ』が、藤原竜也と松山ケンイチのW主演で映画化されることが決定した。本作は『予告犯』や『マンホール』、フランスのACBD賞や文化庁メディア芸術祭マンガ部門最優秀賞を受賞した『有害都市』などを生み出した鬼才・筒井哲也による全3巻の同名コミックを原作とした新感覚サスペンスだ。舞台は、絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”。時代に取り残され、過疎化に苦しむ島だったが、島の青年・泉圭太(いずみけいた)が生産を始めた“黒イチジク”が高く評価されたことで、地方創生推進特別交付金5億円の支給がほぼ決まり、島民たちには復活という希望の兆しが見えていた。そんな平和な日常がある男の登場によって一変。男の名前は、小御坂睦雄(こみさかむつお)。圭太と彼の幼馴染の猟師・田辺純(たなべじゅん)、新米警察官の守屋真一郎(もりやしんいちろう)の三人は小御坂の不審な言動に違和感を覚え追い詰めていくが、その日の夕方に、圭太の娘の失踪を機に誤って小御坂を殺してしまう。閉鎖された島のため、誰にもバレないと思った3人は島の未来、そして家族の未来を守るために殺人を隠すことを決意。しかし、小御坂は元受刑者のサイコキラーでその足取りを追って、県警が大挙に押し寄せて静かな島は騒然となる。圭太たちの殺人、警察の捜査、島民たちの結束、そして何故か増えて行く第2、第3の死体。凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意<ノイズ>が染みのように広がっていく、スリリングな展開が待ち受けている。猪狩島・復興の期待を一身に背負いながらも、島を訪れた元受刑者のサイコキラーを殺してしまった圭太役には藤原竜也。そして、圭太の殺人を隠蔽すべく死体隠しに協力する幼馴染の純役には松山ケンイチ。ともに幾多の超個性的なキャラクターを怪演し、その圧倒的な演技力と存在感で日本映画界を代表する二人。そして、シリーズ累計興行収入100億円という、世界各国で今尚語り継がれる映画史に名を残す映画『デスノート』シリーズで共演した伝説の“ライバル”が、今作でサイコキラーの死体を隠す“共犯”という難役に挑む。そんな本作のメガホンを取るのは廣木隆一監督。『ヴァイヴレータ』で国際的な評価を得て、今年はNETFLIX『彼女』でも話題の日本映画界を代表する名監督が、2020年10月~11月にかけて、愛知県の全面協力を得て知多半島にて撮影し、最強キャストとともに全く新しいサスペンス映画を作り上げた。公開は2022年、今後の続報にも注目してほしい。<キャストコメント>■藤原竜也:泉圭太(いずみ けいた)役松ケンと作品で共演するのは本当に久しぶり。芝居に関しても、仕事への姿勢を見ていても、とても頼りがいのある役者になっていて、撮影中は僕自身が救われました。劇中では幼なじみの設定ですが、実際にも長年の付き合いがあるからこそ出せる独特な空気感を良い形に観せられたら良いですね。廣木監督や廣木組のスタッフは一流の“職人”の様な方々で、もっと早く出会いたかったと感じられるほど、とても良い刺激を頂きました。コロナ禍の大変な時期ではありましたが、廣木組と出会い共に過ごした約1ヶ月間は、僕の財産になったと感じています。「ノイズ」は、物語の序盤で起こる想定外の出来事を〈隠し通せるか〉という自分にとっても挑戦的な、新しいサスペンスです。揺れ動く人間の複雑な感情、未だ観たことのない独特な世界観を体感できる映画になっていると思いますので、ぜひご期待ください。■松山ケンイチ:田辺純(たなべ じゅん)役竜也さんとの共演は久しぶりですが、改めて演技の暴力に打ちのめされました。これがあるので竜也さんとの共演は楽しくて仕方がありません。知多半島ロケで沢山の方々に出会い、お世話になりました。作品は人との出会いで後戻りできなくなった人達の話です。どうぞお楽しみに。<スタッフコメント>■監督:廣木隆一監督をするのが初と言ってもいいサスペンスな作品を新鮮な原作と強力なキャスト、スタッフで実現できて嬉しいです。日本特有の美しい風景も楽しめて、広く海外の方にも見て欲しい作品になったと思っています。また、今回初めて組ませてもらった藤原竜也さんと松山ケンイチさんの演技はヒリヒリするものが感じられて映画に深みをもたらしてくれたと思います。■原作:筒井哲也(つつい てつや)この度は「ノイズ」の映像化を企画していただき、ありがとうございました。原作者としても藤原竜也さんに、松山ケンイチさんと、いずれも素晴らしい豪華キャストの皆様が原作のキャラクター達をどのように演じていただけるのか、本当に楽しみで今から公開を待ち侘びております。また原作よりも一層尖ったサスペンスフルな展開になるとのことですので、すでに原作をお読みの皆様も一味違った劇場版「ノイズ」の世界を、是非お楽しみにしていただきたいと思います。■企画・プロデューサー:北島 直明(きたじま なおあき)『ノイズ』というタイトルに惹かれ、この漫画を読んだ時に、“たった一人の人間の悪意(ノイズ)”がジワジワと拡がっていき、平和に暮らす人々の心の奥底に潜む悪意が呼び起こされ、歯車が狂っていくサスペンスフルな展開にゾクゾクしたことを未だに憶えています。この傑作を緊張感溢れる映画として成立させる為には、最高のスタッフ・キャストが必要だと思い、“人間の生々しい感情”を手練手管の演出で魅せる廣木隆一監督にオファーさせて頂きました。そして、『藁の楯』『22年目の告白-私が殺人犯です-』でご一緒した藤原竜也さんには、絶対的な信頼があり、本作の主演を引き受けて頂きました。更に、もう一人の主演として、ずっとご一緒したかった、圧倒的な芝居力を持つ松山ケンイチさんにオファーをさせて頂きました。奇しくも、『デスノート』で対峙していた2人が、今度は殺人の共犯者となり死体を隠す、という事になりましたが、『デスノート』から15年経ち、着実にキャリアを積まれた、藤原さん、松山さんの共演は、とんでもないエネルギーを生み出し、緊張感、緊迫感溢れるサスペンス映画を完成させる事が出来ました。この2人の悪魔的芝居、絶対に見る価値アリです!映画『ノイズ』2022年公開
2021年06月02日乃木坂46が、6月9日にリリースする27thシングル『ごめんねFingers crossed』に収録される与田祐希と筒井あやめのユニット曲「ざぶんざざぶん」と、アンダーメンバー曲「錆びたコンパス」のMusic Videoを公開した。4月中旬に神奈川県横須賀市を中心に撮影された「ざぶんざざぶん」のMVは、好きな人への想いが叶えられず落ち込む筒井あやめを励ます為に、与田祐希が筒井を誘い一緒に遊びに出かけるストーリー仕立ての映像となっている。沖に出ようと海でボートを漕ぐラストのシーンでは、スタッフがボートを回収しようとするものの、ボートを漕ぐのが上手すぎてスタッフの体半分まで水に埋まるところまで行ってしまったとのこと。また海辺のダンスシーンは、波をイメージした振り付けとなっており見どころのひとつとなっている。「UNIQLO」「西武・そごう」など多くのCMを手掛ける映像ディレクター・高橋一生が乃木坂46のMVを初めて手掛け、11thシングル『命は美しい』の特典映像に収録されている「齋藤飛鳥×星野みなみ ペアPV」を企画した前田彩がアートディレクターとして携わっている。乃木坂46「ざぶんざざぶん」MVそして4月上旬に静岡県伊豆市にて2日間に渡り撮影された「錆びたコンパス」のMVは、楽しい記憶と記録を残すために旅に出かけるメンバーを追いかけたロードムービーで、初めてセンターを担う山崎怜奈を中心に伊豆の様々な場所を訪ね撮影を敢行。MVの中で使われている多くの写真は、実際にメンバー自身が撮影した写真が使われており、映像に関してもメンバー自身が撮影した映像が所々で使用されている手作り感満載の作品に仕上がっている。MTV「VMAJ2018」にて最優秀撮影賞、「VMAJ2020」にて最優秀ポップビデオ賞を受賞した映像ディレクター・大久保拓朗が、乃木坂46のMVでは2013年の「月の大きさ」以来約7年半ぶりに手掛けている。乃木坂46「錆びたコンパス」MV<リリース情報>乃木坂46 27thシングル『ごめんねFingers crossed』2021年6月9日(水)発売【初回仕様限定(CD+Blu-ray)盤】●Type-A:1,900円(税込)乃木坂46 27thシングル『ごめんねFingers crossed』Type-Aジャケット<CD収録内容>M1.「ごめんねFingers crossed」(27thシングル選抜)M2.「全部夢のまま」(26thシングル選抜 ※堀未央奈を除く)M3.「大人たちには指示されない」(3期生)M4.「ごめんねFingers crossed」~off vocal ver.~M5.「全部夢のまま」~off vocal ver.~M6.「大人たちには指示されない」~off vocal ver.~<特典映像>「ごめんねFingers crossed」Music Video「全部夢のまま」Music Video各形態別での特典映像(収録内容は後日発表)●Type-B:1,900円(税込)乃木坂46 27thシングル『ごめんねFingers crossed』Type-Bジャケット<CD収録内容>M1.「ごめんねFingers crossed」M2.「全部夢のまま」M3.「ざぶんざざぶん」(与田祐希・筒井あやめ)M4.「ごめんねFingers crossed」~off vocal ver.~M5.「全部夢のまま」~off vocal ver.~M6.「ざぶんざざぶん」~off vocal ver.~<特典映像>「ごめんねFingers crossed」Music Video「ざぶんざざぶん」Music Video各形態別での特典映像(収録内容は後日発表)●Type-C:1,900円(税込)乃木坂46 27thシングル『ごめんねFingers crossed』Type-Cジャケット<CD収録内容>M1.「ごめんねFingers crossed」M2.「全部夢のまま」M3.「さ~ゆ~Ready?」(松村沙友理)M4.「ごめんねFingers crossed」~off vocal ver.~M5.「全部夢のまま」~off vocal ver.~M6.「さ~ゆ~Ready?」~off vocal ver.~<特典映像>「ごめんねFingers crossed」Music Video「さ~ゆ~Ready?」Music Video各形態別での特典映像(収録内容は後日発表)●Type-D:1,900円(税込)乃木坂46 27thシングル『ごめんねFingers crossed』Type-Dジャケット<CD収録内容>M1.「ごめんねFingers crossed」M2.「全部夢のまま」M3.「錆びたコンパス」(27thシングルアンダー)M4.「ごめんねFingers crossed」~off vocal ver.~M5.「全部夢のまま」~off vocal ver.~M6.「錆びたコンパス」~off vocal ver.~<特典映像>「ごめんねFingers crossed」Music Video「錆びたコンパス」Music Video各形態別での特典映像(収録内容は後日発表)※「初回仕様限定CD+Blu-ray盤」共通 封入特典①全国イベント参加券orスペシャルプレゼント応募券1枚封入②乃木坂46メンバー生写真1点(メンバー43名・各4種=全172種のうち1種ランダム封入)●通常盤:1,100円(税込)※CDのみ乃木坂46 27thシングル『ごめんねFingers crossed』通常盤ジャケット<収録内容>M1.「ごめんねFingers crossed」M2.「全部夢のまま」M3.「猫舌カモミールティー」(4期生)M4.「ごめんねFingers crossed」~off vocal ver.~M5.「全部夢のまま」~off vocal ver.~M6.「猫舌カモミールティー」~off vocal ver.~※特典なし乃木坂46「ごめんねFingers crossed」MV「ごめんねFingers crossed」MV特設サイト:乃木坂46 オフィシャルHP:
2021年05月25日株式会社メルカリは、株式会社ローソンと共に2020年7月1日からのレジ袋有料化を前に、通常は捨てられてしまうレジ袋にも付加価値を与えるべく、「モノガタリ by mercari」に寄稿している伊坂幸太郎氏、吉本ばなな氏、筒井康隆氏の小説を印字したレジ袋“読むレジ袋”を、2020年6月24日~26日の3日間限定で全国のナチュラルローソン138店舗※にて無料配布いたします。※筒井康隆氏『花魁櫛』のレジ袋は、ナチュラルローソン芝浦海岸通店にて26日限定で配布になります。“読むレジ袋”は、通常は捨てられてしまうレジ袋に「小説を読む」という新たな価値を与えたレジ袋です。レジ袋にはメルカリが2020年4月から始動したプロジェクト「モノガタリ by mercari」で連載されたモノにまつわる3つの小説が印字されています。国内では年間450億枚のレジ袋が使われていると推定※されており、捨てられがちなレジ袋に小説という付加価値を加えることで、身のまわりのモノにも一つひとつに価値があると気づきを与え、改めてモノとの向き合い方について考え直すきっかけになることを願い、企画しました。ナチュラルローソンでは「人と地球にやさしい」をテーマに、環境に配慮し自然に優しい天然成分を使用した化粧品の取り扱いや、紙製包材を使用した弁当や調理パンを販売するなど、これまでも積極的に環境対策に取り組んでまいりました。※環境省の中央環境審議会の専門委員会資料より(2018年実績)このような経緯から、これまでもSDGsを積極的に推進してきたナチュラルローソンと「モノガタリ by mercari」の取り組みの方向性が一致し、7月1日のレジ袋有料化を前に共同でサステナブルな社会を目指したアクションとして、ナチュラルローソン138店舗にて“読むレジ袋”を配布します。なお、本レジ袋は環境に配慮し、バイオマスプラスチック※を50%以上配合しております。※バイオマスプラスチックは、石油ではなく再生可能資源である生物資源(バイオマス)を原料とするプラスチックです。環境負荷が少なく、かつ炭酸ガスのバランスを崩すことの無いなどが特徴です。■背景メルカリは、「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」ことをミッションに、誰かにとって不要になったモノが、他の誰かの役に立つ、そんなマーケットプレイスを目指しています。その信念のもと、モノにまつわるストーリーを通じてモノの価値を伝えるプロジェクト「モノガタリ by mercari」を2020年4月28日より始動いたしました。10名の有名作家に寄稿いただいたモノに関する小説は、プロジェクト開始初日にツイートした作品の反応数は211万(6月20日時点)などを一つひとつのモノが持つストーリーに共感いただいた読者のコメントが相次ぎました。ローソンは、店舗を起点に「3つの約束」として、「圧倒的な美味しさ」、「人への優しさ」、「地球(マチ)への優しさ」の実現を目指しています。「地球(マチ)への優しさ」として、環境課題の解決を目指し、商品のプラスチック削減や店舗のCO2排出量の削減、食品ロス削減などの取り組みを進めています。また、ローソンでは7月1日からのレジ袋有料化に先駆け、5月18日から一部店舗にてレジ袋の有料化実験を行っております。実験店舗ではレジ袋をご購入されるお客様は全体の約3割で、マイバッグを持参されるお客様やレジ袋不要を申告されるお客様が増えました。今後もマイバッグ持参のご協力やレジ袋有料化のお客様への周知を図ることで、さらなるレジ袋削減を目指してまいります。■配布概要・配布期間:2020年6月24日(水)~2020年6月26日(金)※配布時間は各日14時~予定・配布個数:各店舗、各日100枚 ※なくなり次第終了・配布場所:ナチュラルローソン 138店舗※帝京大学病院本院・アーバンドックパークシティ豊洲・S六本木ヒルズ・S六本木ヒルズ50F・港日赤通り・順天堂医院B棟・プラナ東京ベイ・東品川四丁目・クオールアトレ竹芝・SOCOLA武蔵小金井クロスを除く※筒井康隆氏『花魁櫛』のレジ袋は、ナチュラルローソン芝浦海岸通店にて26日限定で配布になります。・配布方法:各店舗内、専用ブースにて配布・配布スケジュール:2020年6月24日 伊坂幸太郎「いい人の手に渡れ!」2020年6月25日 吉本ばなな「珊瑚のリング」2020年6月26日 筒井康隆「花魁櫛」※筒井康隆「花魁櫛」のみ、Twitter・公式サイトでの作品公開に先行してレジ袋を配布■「モノガタリ by mercari」概要「モノガタリ by mercari」は、筒井康隆氏、吉本ばなな氏など日本を代表する有名作家や小説デビュー作『ふたご』が直木賞候補にノミネートした「SEKAI NO OWARI」の“Saori”こと藤崎彩織氏ほか、10名の書き手が書き下ろした「モノ」のストーリーをメルカリ公式Twitterで発表するプロジェクトです。・投稿期間:2020年4月28日~2020年6月30日・特設ページ:・メルカリ公式Twitter:・公式ハッシュタグ:「#メルカリのモノガタリ」■「メルカリ」についてメルカリは、「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」をミッションに、フリマアプリ「メルカリ」の開発・運用を行っています。世の中には価値があるモノが捨てられてしまうなど、地球資源が無駄になっていることが多いと私たちは考えており、個人間で簡単かつ安全にモノを売買できる「メルカリ」を日本とUSで展開しています。■「ナチュラルローソン」について「毎日だから大切に」をコンセプトに、“美しく健康で快適な”ライフスタイルを身近でサポートするお店です。都内を中心に145店舗(2020年5月末現在)を展開し、素材にこだわったオリジナル商品や、有名ブランドとのコラボレーション商品など、ナチュラルローソンでしか手に入れることのできない商品を取りそろえています。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年06月23日アイドルグループ・乃木坂46の4期生、遠藤さくら、賀喜遥香、筒井あやめが28日、千葉・幕張メッセで開催中の「Rakuten GirlsAward 2019 AUTUMN/WINTER」にモデルとして登場した。3人は、乃木坂46のメンバー13人が出演した「GRL」のステージのトリとして、3ショットでランウェイをウォーク。遠藤は、ショートパンツで美脚を披露した。先端では、3人で投げキッスを観客に送り、会場を沸かせた。同ステージでは、齋藤飛鳥がトップバッターを務め、松村沙友理、堀未央奈、山下美月、星野みなみ、久保史緒里、佐藤楓、新内眞衣、北野日奈子、梅澤美波も出演。乃木坂46がモデルとしてランウェイを彩った。「GirlsAward」は、2010年から年2回、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。20回目となる今回は幕張メッセにて、“女の子のわがままが全部詰まったKIRA KIRAの魔法に包まれる夢のような空間”という意味を込めた「KIRA KIRA CELEBRATION」をテーマに、人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを開催する。撮影:蔦野裕
2019年09月28日『淵に立つ』の深田晃司監督オリジナル映画『よこがお』より、この度本作で初共演となった筒井真理子と池松壮亮の本編冒頭映像が到着した。本作は、無実の加害者に仕立てあげられた女・市子が、自分を見捨てた人生に復讐するため、自由奔放な“リサ”へと姿を変えてある計画を実行するという、女の哀しくも危険な復讐を描く極上のヒューマン・サスペンス。今回到着した映像は、美容院で筒井さん演じるヒロイン・市子と池松さん演じる和道が会話を交わすシーン。リサと名乗る市子は、「どこかでお会いした気がするんですけれど」と言う和道に対し、「いえ、初めてです」と答え、自分の身の上話を続ける――。いたってよくある美容院での会話にみえるが、市子が和道をじっと見つめる意味ありげな横顔からは、このあとの物語の波乱を予感させるかのよう。深田監督は、市子(リサ)と基子、2人の女性の間で揺れ動く美容師を演じた池松さんについて「和道役は、筒井さんと『演技力でも釣り合いながら対峙できる俳優さんでなければ』と思って池松さんにお願いしました」と起用理由を明かし、さらに「脚本ではもっとチャラい美容師役でしたが、20代後半とは思えない落ち着きぶりの池松さんが演じることで、ニュアンスが変わっていきました」とコメントしている。『よこがお』は7月26日(金)より角川シネマ有楽町、テアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:よこがお 2019年7月26日より角川シネマ有楽町、テアトル新宿ほか全国にて公開© 2019 YOKOGAO FILM PARTNERS & COMME DES CINEMAS
2019年07月24日福山雅治主演、香川照之、三上博史らが共演する日曜劇場「集団左遷!!」の第7話が6月2日放送。今回から新章に突入した本作。新キャストで参加した筒井道隆、別所哲也と福山さん、三上さんの共演に「トレンディドラマ」といった声も上がっている。前回までの本作は福山さん演じる片岡洋が、50歳を目前に廃店が決まっている三友銀行の蒲田支店長となるが、そこは廃店候補の支店。前回までは片岡と左遷された銀行員たちが協力して大逆転に挑む、平成最後の下克上エンターテインメントが描かれた。結局片岡は蒲田支店が廃店になる道を選択、しかし廃店回避の条件である100億のノルマに迫った蒲田支店の行員たちはそれぞれ異動、銀行員を続けることになった。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。本部の融資部へ異動した片岡だが、落ち着く間もなく全国展開する総合百貨店・マルハシホールディングスのダニエル・バックCEOが会社資金102億円を私的流用した疑いで東京地検特捜部に逮捕される。マルハシは4年前にアメリカの大手百貨店・ウィルマンズと合併、先代の息子が副社長となりダニエルをCEOに迎えていた。三友銀行とも密接な関係を持つマルハシの事件に、金融庁の立ち入り検査を控えて大わらわの行内はさらに混乱する。そんななか横山(三上さん)はマルハシ再建の緊急プランを提案する。それはダニエルの解任及びウィルマンズとの合併解消、そして丸橋雄一郎会長(本田博太郎)を再び社長に就任させるというもの。一方、日本橋支店の副支店長に就任した真山(香川さん)のもとに「ダニエルは丸橋会長にはめられた」という告発メールが届く。片岡は上司で融資担当の隅田常務(別所哲也)に相談し自ら調査に乗り出す。片岡の調査の結果、102億を丸橋会長が私的に流用していた証拠が見つかり、横山の再建計画は撤回される。意外とあっさり引き下がった横山に拍子抜けする片岡に真山は横山が触れられたくないのは日本橋支店なのではないかと話す。そして横山は裏で何かの計画を進めていた…というのが今回のストーリー。前回までと打って変わってシリアスに進むストーリーに「全く別物のドラマ?ってくらいの変貌」「一転、銀行内の重厚な内容になってきた」などの感想が続出。また今回から丸橋会長の息子で副社長の太郎役で筒井さんが、隅田常務役で別所さんがそれぞれ出演するなど新キャストも登場。福山さん、三上さん、筒井さん、別所さんの共演には「90年代トレンディドラマに出ていた福山雅治、三上博史、筒井道隆が一堂に介するってすごい」「何だかトレンディドラマなキャスト」「二部は何気に90年代トレンディ俳優揃い踏み」などの声が寄せられている。(笠緒)
2019年06月02日2016年『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の審査員賞を受賞した深田晃司監督が、再び実力派女優・筒井真理子とタッグを組んだ新作『よこがお』が完成。併せて、筒井さん演じるヒロインの横顔が印象的なポスタービジュアルが公開された。本作は、運命を受け入れ、ふたたび歩み続けるまでの絶望と希望を描くヒューマンサスペンス。ある事件をきっかけに、“無実の加害者”へと転落した女。身に覚えのないことで不利な状況に陥り、気がつくと日常が崩壊し始めていた。誰にでも起こりうるかもしれない人生の不条理に、人はどう立ち向かえるのか…。世界が注目した『淵に立つ』監督×主演女優がタッグ『淵に立つ』でカンヌ映画祭をはじめ、世界から注目を集めた若き鬼才・深田晃司監督が自身オリジナル脚本で挑む問題作。ヒロインには、“演技者としての天才的なセンスを持つ”と監督が絶賛する女優・筒井真理子を再び起用、筒井さんは市子/リサという異なる横顔をもつヒロインを演じる。さらに、彼女の運命を握る怖ろしくも愛おしい“闖入者”(ちんにゅうしゃ)、基子と和道を市川実日子と池松壮亮が演じる。今回解禁となったポスタービジュアルには、映画を彩る3人の登場人物の“よこがお”ポートレイトがレイアウト。ところどころに施された、絵の具の染みのような跡が不穏さを感じさせる。タイトルの“よこがお”とは、その半身は見えていても反対側の姿は見えない状態であること。「一度には見ることのできない人間の複雑な多様性を描きたかった」という深田監督の思いから付けられている。また、ひと際大きく使われているのは、筒井さんが演じるヒロイン、市子/リサという異なる2つのよこがおを持つ1人の女性の横顔。この写真について、深田監督は「『よこがお』の全てを雄弁に物語っている」と絶賛。どこか無防備で危うげな表情に対し「ある女のささやかな復讐。」というコピーがかかり、どんなドラマが彼女を待ち受けているのか期待させる。そして市川さんが演じる基子、池松さんが演じる和道との2ショットは、ヒロインの過去と現在のとあるシーンを切り取ったもの。復讐を心に誓った彼女の過去とは何なのか?彼女の復讐の計画はどうなるのか?引き続き注目していて。『よこがお』は7月26日(金)より角川シネマ有楽町、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:よこがお 2019年夏、全国にて公開予定© 2019「よこがお」製作委員会
2019年04月03日石川県金沢市にある博物館「箔巧館」が2018年4月20日(金)リニューアルオープンする。「箔巧館」は日本最大級の金箔総合博物館。金沢市内の観光コースに組み込みやすい好立地で、金箔にまつわる色々な楽しみ方を体感することができる人気スポットだ。そんな「箔巧館」が開館から約20年の時を経てリニューアル。金箔の美しさや魅力を楽しみながら五感で記憶に残して欲しいという想いから、プロジェクションマッピングなど最新鋭の技術を駆使した展示が新設される。地下1階の体験型金箔ミュージアムエリアでは、前田利家公の黄金の鎧兜をバーチャル体験できる変身コーナーや、世界の金と伝統工芸について学べるパネル展示、実験コーナーが登場。観光の思い出作りと共に金箔についての知識を深めることが出来る。また、1階の「はくいちカフェ」では、2017年に東京に初上陸した金沢の老舗金箔メーカー「箔一」による「金箔のかがやきソフトクリーム」を楽しめる。これからのレジャーシーズン、金箔づくしの豪華絢爛な博物館に足を運んでみてはいかがだろうか。【詳細】金箔総合ミュージアム「箔巧館」リニューアルオープン日:2018年4月20日(金)開館時間:9:00~18:00住所:石川県金沢市森戸2-1-1電話番号:076-240-8911
2018年04月23日桜井日奈子と吉沢亮がW主演を務める映画『ママレード・ボーイ』(2018年4月27日公開)の追加キャストが17日、明らかになった。中山美穂、檀れい、谷原章介、筒井道隆が主人公たちの両親Sを演じる。同作は吉住渉によって1995年まで少女マンガ誌『りぼん』(集英社)で連載された、シリーズ累計発行部数1,000万部の人気コミックを実写化。2013年からは13年後を描いた『ママレード・ボーイ little』が『ココハナ』で連載されている。両親のダブル離婚・ダブル再婚によって、同居生活することになった女子高生・小石川光希(桜井)と、同い年の松浦遊(吉沢)の恋模様を描く。遊の両親・千弥子(中山)&要士(谷原)と、光希の両親・留美(檀)&仁(筒井)は、互いのパートナーを交換して再婚するという複雑な関係。自由すぎる夫婦たちを、かつて様々な恋愛を演じてきた4人が演じるが、実は4人全員がそれぞれ初共演だという。撮影現場も和気あいあいとした雰囲気で、桜井は「二家族全員が揃った初めてのシーンは皆さんの放つオーラに息ができない位のパワーを感じましたが、撮影を重ねるごとに本当のパパとママのような温かい空気で包んでくださって、ずっと一緒にいたような気がしてきました」と印象を語る。「最高に美しいママと、最高に楽しいパパの最強の遺伝子を持つ光希を演じれて嬉しかったです!」と感謝した。吉沢は「物語の中でもっともKEYとなる両親S(りょうしんズ)をこんなに素敵な皆さんが演じられると聞いたときは、正直びっくりしました」と驚きを表す。「谷原さん以外の皆さんは初めましてだったのですが、初日からとても素晴らしいチームワークで現場を盛り上げてくださり、そしてシリアスなシーンではその存在感と懐の深さで僕たちをガッチリと支えてくださいました。とても心強い存在でした」と撮影を楽しんだコメントを寄せた。原作の吉住も「こんな豪華メンバーに、あのしょうがない(私は大好きなんですが!)両親Sを演じていただくことになるなんて、有難いやら申し訳ないやら……」とキャスティングに驚いた様子。「撮影を見学させていただいた時、あの4人が3Dになって、全く違和感なくそこに居るということが、何だか不思議で…でもとても嬉しく楽しい気持ちになりました」と印象を語った。○松浦千弥子役 中山美穂コメント私はコミック原作というものに、ひとつハードルを感じていたのですが、周りに『ママレード・ボーイ』がすごく好きだったという方がたくさんいらっしゃったので、引き受けてみようと思いました。今まで初共演でもこんな気持ちになった事はないのに、撮影初日に、『あ! 知っている方たちだ!』と初めてそんな気持ちになりました。初共演の方と一緒にお芝居するというのは、緊張もするけれど、知っている方たちだからこそわかるというか、とても不思議な関係で演技ができ、嬉しかったです。この4人だから、両親Sというファンキーな設定にも拘らず、大人としての空気が出せているのが楽しかったです。○小石川留美役 檀れいコメント連載されていた頃に、『ママレード・ボーイ』を読んでいました。まさか20年以上経って、自分がこの映画に出られるとは思ってなかったので、オファーをいただいた際は、本当にびっくりしましたし、嬉しかったです。とにかく『ママレード・ボーイ』の世界観を大事に演じたいなと思いました。両親がそれぞれパートナーチェンジして、年頃の2人が同じ屋根の下で、色んな思いを抱えながら、ぶつかりあったりとか、惹かれあったりしている。普通なら学校でしかで会わない同級生が、同じ屋根の下、どうなっちゃうんだろうっていうドキドキとありえない設定だからこそのワクワク感がすごくありました。多くの世代の方に映画『ママレード・ボーイ』を楽しんでもらえたらいいなと思います。○松浦要士役谷原章介『僕も若いころ、こういう恋愛モノに出演していたな』と思い、今回は父親の役として出演するというところにとても感慨深いものがありました。4人ともが初共演ですが、違和感というか、ギクシャク感もなく、もともとこういう風にはまるようなパズルが4つ揃ったなみたいな感じがします。ありえない設定じゃないですか。ありえない設定だからこそ、主人公の2人が状況に翻弄されて、心が揺れ動いて、強く惹かれあうと思うので、そこがやっぱりこの作品の一番の魅力なのかなって思います。○小石川仁役筒井道隆僕も恋愛モノに何度か出演させてもらっていたので、親の目線から見るというのは楽しそうだなと思いました。楽しく過ごしてます。主人公の2人見てると恥ずかしいですね(笑)。あー、こういうこと、昔ドラマでしてきたなみたいな。ちょっとむずがゆい感じもします(笑)。両親たちを演じる僕たち4人はすごく年齢が離れているわけではないので、同じ世代を生きてきた空気感を感じました。その感覚が作品にも表れると良いなと思っています。
2018年01月18日