公開中の映画『アンダルシア 女神の報復』主演の織田裕二と西谷弘監督が8月2日(火)、スペイン大使館を訪問し、ミゲル・アンヘル・ナバーロ・ポルテラ駐日スペイン大使に謁見した。外交官・黒田康作の活躍を描く人気シリーズの劇場版第2弾となる本作。バルセロナ、そしてタイトルにもあるアンダルシア地方でおよそ1か月にわたるロケが敢行された。織田さんはポルテラ大使とガッチリと握手を交わし「撮影は大変でしたが、スペイン、そして街の人々の協力があったからこそできました」と感謝を伝えた。西谷監督も「準備も含め、半年ほどスペインに滞在し、スタッフやキャストの半分近くが現地の方でしたが、彼らの協力のおかげで映画が完成しました。彼らが日本に来て、映画を観て興奮しているのがすごく嬉しいです」と笑顔で語った。風習や文化の違うスタッフとの撮影について、監督曰く、「通常は映画を撮り終わる頃になってやっとお互いの気持ちが分かり合うものですが、今回はスペインのスタッフは人の気持ちに立って動いてくれて、こちらも正直に向き合うことができた。通常の半分くらいで距離が縮まりました」と述懐。大使は織田さんと監督の訪問を感謝すると共に「私たちの国の素晴らしい場所で撮影していただき、また、スペイン人のスタッフと良好な関係を築いたというとこが素晴らしいと思います」と喜びを語った。大使からスペインの印象を尋ねられた織田さんは「以前にもバルセロナやアンダルシアを訪れたことはあったんですが、あの暑さを体験して、あのきつさの中でフラメンコや闘牛が生まれたんだなと感じました。そのエキスが映画に注入されていると思います」と語り、「ぜひ閣下にも映画を観ていただいて、ぜひ本国のみなさんにも観てほしいです!」とスペインでの配給の実現を熱望。大使は「ぜひ拝見したいと思います。スペイン人は日本のものを受け入れようとする気持ちを強く持っています。日本の人々やいろいろなものがスペインにとっては魅力のタネと言えます。日本人の目から見たスペインのイメージを見るいい機会ですし、ぜひ、大使館としても推していけたらと思います」と協力を約束した。大使からは「映画は人が人を知るよいチャンスです。ぜひこうした機会を今後も継続していければ」と映画を通じての両国のさらなる交流の要望に、織田さんも「ぜひ、また素晴らしい映画が作れるのを楽しみにしています」と満面の笑みで応じていた。『アンダルシア 女神の報復』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:アンダルシア 女神の報復 2011年6月25日より全国東宝系にて公開© フジテレビジョン/東宝/電通/ポニーキャニオン/日本映画衛星放送/アイ・エヌ・ビー■関連記事:黒木メイサ、鮮やかなブルードレスで登場!理系女子に期待の眼差し伊藤英明、インターポール役の参考に銭形警部?「ルパン」見るも15分で「何か違う」織田裕二、20年ぶりの「キターッ!」絶叫も新しい命は「まだ来ないですね」織田裕二、ネタバレぎりぎり!伊藤英明に銃を向けられ「怖かった!」織田裕二主演!キャスト登壇『アンダルシア』完成披露試写会に10組20名様ご招待
2011年08月02日「キターッ!」という織田裕二の叫びが懐かしい、目薬「サンテFX」(参天製薬)のCMが第1作の誕生から20年を経て、再び織田さんを迎えて復活!6月15日(水)、「サンテFX 発売20周年記念プロジェクト」の記者発表会が織田さんも出席して行われ、新CMもお披露目となった。織田さんは1991年の「サンテFX」発売開始に際して初代イメージキャラクターに就任し、1996年までに計8本のCMに出演。20周年を記念して“原点回帰”の意味を込めて、再び織田さんが出演して新CMが製作された。この日、上映されたCMで織田さんは、これまで以上の力強さと長さの「キターッ!」を披露。その後、会場に姿を現すと「みなさんのニコニコしていらっしゃる顔を見てホッとしました」と照れくさそうな笑みを浮かべた。今回、久々の出演の話が届いたときは「キターッ!という気持ちだった」と織田さん。「(サンテFXが)20年経っても第一線にあることが嬉しいですし、関わったスタッフから『またやってくれ』と言っていただけるのも嬉しかった」と語った。新CMに関しては「なぜ、あんなに力んで『キターッ!』と言うのか、目薬を差していただければ分かると思います」と自信満々。「リングに上がるような気持ちで、過去の自分に負けないように言ってやろうと思いました」と撮影をふり返った。この日は、20年前に作られた第1作目のCMなど過去のシリーズも上映されたが「いま見ると、若いですね。当時、(このCMで着ている)3枚1,000円のTシャツをよく着てたのを思い出しました」とちょっぴり恥ずかしそう。集まった報道陣からは「新しい命の誕生は?」との質問も出たが、「まだ来ないですね」とサラリとかわしていた。こちらのCMは6月18日(土)よりオンエア。■関連作品:アンダルシア 女神の報復 2011年6月25日より全国東宝系にて公開© フジテレビジョン/東宝/電通/ポニーキャニオン/日本映画衛星放送/アイ・エヌ・ビー■関連記事:織田裕二、ネタバレぎりぎり!伊藤英明に銃を向けられ「怖かった!」織田裕二主演!キャスト登壇『アンダルシア』完成披露試写会に10組20名様ご招待福山雅治『アマルフィ』続編に出演!バルセロナで織田裕二と再会
2011年06月15日映画『アンダルシア 女神の報復』の完成披露試写会が6月8日(水)、都内で開催され、主演の織田裕二をはじめ、黒木メイサ、伊藤英明に西谷弘監督、そして主題歌を歌うヴォーカルグループ「イル・ディーヴォ」が上映前の舞台挨拶に登壇した。一昨年、劇場公開された『アマルフィ 女神の報酬』とTVドラマ「外交官 黒田康作」(フジテレビ)に続き、織田さん演じる邦人テロ対策室所属の外交官・黒田の活躍を描く本作。小国アンドラで起きた邦人殺害事件に関連した、資金洗浄に絡んだ国際犯罪の真相を追う。会場には、物語の舞台となったスペインの国旗のデザインをあしらった巨大な花道が用意され、壇上にはフルオーケストラが!オーケストラの荘厳な演奏の中を織田さんらが客席後ろから姿を見せると、約4,000人の観客で埋まった会場は歓声に包まれた。演奏に乗って悠々と花道を歩き、壇上に上がった織田さんは「すごい映画ができました」と自信の表情。「(作品を観て)出演者なのにびっくりしました」と完成度の高さをアピールした。黒木さんも映画のお披露目に満面の笑み。「思いの詰まった作品になっているんですの…」と、謎の「の」を残したまま絶句し、会場は笑いに包まれ、伊藤さんも「さっきまでガチガチだったんですが、いまのメイサの“の”で和みました」と笑っていた。この日のために駆け付けたイル・ディーヴォのカルロスは「私の祖国であるスペインのアンダルシアが舞台の作品の主題歌を担当できて光栄です」と誇らしげに挨拶し、会場は温かい拍手に包まれた。劇中、カーアクションにガンアクションと激しいシーンが展開するが、伊藤さんは本物の銃を手にしてアクションシーンに臨んだそうで「空砲なんですけど反動がすごかったです」と述懐。これに対し、織田さんは「(伊藤さんが)嬉しそうな顔をするんですよ」と明かし、さらに「(伊藤さんに)銃を向けられて怖くて仕方なかった」とポロリ。織田さんは外交官で伊藤さんはインターポールの刑事、ということで同僚ではないが味方同士のはずでは…?織田さんのネタバレギリギリのトークに周囲はドキドキ。伊藤さんらが慌ててストップをかけた。思えば、織田さんと伊藤さんの共演は、織田さん主演の「踊る!大捜査線」のスペシャル版で、伊藤さんが深津絵里扮するすみれのボーイフレンドのスキー青年を演じて以来!織田さんは「純粋な青年が海で猿をやり(※伊藤さん主演の『海猿』シリーズ)、かなりたくましくなって、でも中身は少年のままで…」と後輩の成長に目を細めた。メガホンを取った西谷監督は第1作、そしてTVドラマを経て「シリーズに立体感が出てきたと思います」と満足そう。織田さんも『踊る!』の青島に匹敵するハマり役となった黒田康作について「今回は(伊藤さんと黒木さんの)2人がプロなので、(黒田が)負けそうになるところもあって、人間クサさを意識しました」と黒田の変化に言及し、これから映画を観る観客の期待を煽った。『アンダルシア 女神の報復』は6月25日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:アンダルシア 女神の報復 2011年6月25日より全国東宝系にて公開© フジテレビジョン/東宝/電通/ポニーキャニオン/日本映画衛星放送/アイ・エヌ・ビー■関連記事:織田裕二主演!キャスト登壇『アンダルシア』完成披露試写会に10組20名様ご招待福山雅治『アマルフィ』続編に出演!バルセロナで織田裕二と再会
2011年06月08日福山雅治が『アマルフィ 女神の報酬』の続編『アンダルシア 女神の報復』に出演することが決定!前作に続いて織田裕二と共演することになった。外交官・黒田康作(織田さん)が邦人保護のための任務に従事する姿を描く人気作で、イタリア・アマルフィを舞台にした前作は興行収入36億7,000万円のヒットとなり、同時期に「docomo動画」で配信された連作短編「アマルフィビギンズ」は182万ダウンロードを記録。その後、今年1月からはTVドラマとして「外交官 黒田康作」(フジテレビ)の放送がスタートした。劇場版第2作となる今回は、スペイン北部に隣接する小国・アンドラで日本人投資家の殺害事件が発生。その裏にある、国際テロ組織によるマネーロンダリング(資金洗浄)の謎に黒田が迫る。前作に続き福山さんが演じるのは、黒田が信頼を寄せるジャーナリストで、世界中を駆け回る佐伯章悟。前作ではイタリアで起きた、邦人誘拐事件に際して、黒田に力を貸したが、今回も事件の解決のカギを握るある重要な情報を黒田に提供することとなる。1月上旬、撮影が行われるスペイン・バルセロナに福山さんが到着。『アマルフィ 女神の報酬』以来、久々の再会となった2人はガッチリと握手を交わし、撮影の合間には談笑する姿も見られた。撮影は地中海に面したバルセロネータ海岸沿いの中央郵便局前とカタルーニャ美術館で敢行。織田さんは『県庁の星』で、福山さんは『容疑者Xの献身』で主演を務めた西谷弘監督の作品とあって、息の合った様子で撮影をこなし、現場は終始穏やかな雰囲気だったという。福山さんは「台本を読んで感じたことは“謎”や“伏線”が絡み合った上質なエンターテインメント作品だということです。以前、ご一緒させていただいた西谷弘監督や、織田裕二さん、伊藤英明さん、黒木メイサさんをはじめとした素晴らしいキャストの方々が登場しご覧いただければ必ず楽しめるはずです」と作品の出来ばえに自信をうかがわせる。バルセロナでのクランクインの後、アンドラ公国、そしてタイトルにもあるスペイン・アンダルシア地方での撮影を経て、2月中旬にスペインロケは終了。その後、2月末より日本国内での撮影が始まり、4月中にはクランクアップし、6月上旬に完成する予定。同世代の2人が、情熱の国を舞台にどんなやり取りを見せてくれるのか?『アンダルシア 女神の報復』は6月25日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:容疑者Xの献身 2008年10月4日より日劇PLEXほか全国にて公開© 2008 フジテレビジョン/アミューズ/S・D・P/FNS27社アンダルシア 女神の報復 2011年6月25日より全国東宝系にて公開© フジテレビジョン/東宝/電通/ポニーキャニオン/日本映画衛星放送/アイ・エヌ・ビーアマルフィ 女神の報酬 2009年7月18日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョン■関連記事:織田裕二は続編に意欲見せるも佐藤浩市は「出れない…」『アマルフィ』盛況スタート無謀な世界遺産ロケで勝負!ハリウッドに待ったかける『アマルフィ 女神の報酬』織田裕二、スペイン広場で車にひかれた?佐藤浩市は作品の重大な秘密を暴露!“青”から“黒”の織田裕ニへフジが総力上げる『アマルフィ』、シリーズ化なるか?日本アカデミー賞『おくりびと』が独占追うは『母べえ』&『クライマーズ・ハイ』
2011年04月25日市原隼人主演の映画『DOG×POLICE(ドッグポリス)』に戸田恵梨香が女性警察官役で出演していることが発表された。また、本作プロデューサーからは、3月11日(金)の東日本大震災発生当時、市原さんらがちょうど本作の撮影を行っていたことや、震災で予定されていたロケ地が使用不能になり、その後、神戸に場所を移して撮影が行われたことなどが明かされた。犯罪の捜査や人命救助で活躍する“警備犬”の訓練所に配属となった警察官が、ある犬との出会いをきっかけに、成長していく姿、ひとりと1匹の間で育まれていく絆を描いた本作。“刑事になりたい”という希望がかなわずに警備部に配属となり、ハンドラー(犬の訓練士であり、指揮を執る警察官)としての道を歩むことになった主人公・早川に市原さんが扮する。本作への出演が明らかになった戸田さんが演じるのは、熱い使命感を持って警備犬の未来を切り拓く女性警察官・水野。若くしてNo.1ハンドラーとしての地位を確立していた水野は、仕事へのモチベーションの違いなどで当初は早川と対立。だが、次第に互いへの理解を深め、良きパートナーとして協力し凶悪犯を追い詰めていく。「私がニュースなどで見てきた警備犬のイメージというのは、薬物の捜査、被災地での救助活動を主に活動されているのだと思いました。この作品のおかげで、犯罪を未然に防ぐこともできる、ということを知りました。そして東日本大震災が起きた現在、5頭の警備犬が懸命に命を救おうと活躍してくれています。そんな警備犬と犬のハンドラーとの日々の努力や情熱や葛藤を伝えたい、伝えなければならないという使命感を感じました。いま、私ができること。それがこれなんだと思います」とこの映画に出演したことによる自らの“使命”を語る戸田さん。撮影については「私はちょっと遅れて現場に入ったのですが、初めてみなさんとお会いした日から笑顔の絶えない姿を見て、毎日豊かで幸せな日々を過ごしています。スタッフのみなさまにもキャストのみなさまにも愛されているこの作品をスリリングに、そして私たちの命を守ってくれている、助けてくれている警備犬の存在と強さを、ひとりでも多くの方に知ってもらえるよう真摯に取り組んで参りますので、是非ご覧ください」と意気込みを明かしてくれた。最近では缶コーヒーのCMで共演を果たしている市原さんと戸田さんだが、本作では正義に燃える警察官としてタッグを組む!どのような掛け合いを見せてくれるのか楽しみなところ。また、本作の企画プロデューサーを務める佐藤貴博氏は、このたびの東日本大震災について、被災者への見舞いの言葉と共に、その後の製作の経緯、震災と警備犬の関係についてコメントを発表した(以下全文)。東日本大震災で被災され亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災地のみなさまの健康、そして復興に少しでも役立つ支援を映画『DOG×POLICE』スタッフキャスト一同続けていきたいと思っております。地震発生当日は川越(埼玉県)で市原隼人くんや時任三郎さんの出演シーンを撮影中でした。事故も怪我人も一切なく、キャスト、スタッフ、そして犬たちも無事に帰京できましたが、その後、予定されていたロケ地が地震により使用不可能となり、新たなロケ場所を探すために2週間近く撮影をストップすることになりました。この映画のモデルであり、様々な取材ご協力をいただいている警視庁警備犬チームは、もちろん被災地救援に即日向かって行かれました。警備犬チームのみなさまの方が大変な状況にもかかわらず、我々撮影隊の心配をしてくれる本当に心の大きな方々です。さらに心強いことに、『GANTZ』でもお世話になった神戸フィルムオフィスが撮影協力を受け入れてくれました。クライマックスシーンなど、神戸を中心に撮影されることになりました。神戸フィルムオフィスも、阪神淡路大震災後、エンターテイメントにできることを目指して設立された団体ですので、このような状況だからこそエンターテイメントの火を消さぬようにと、力になってくれています。市原隼人さん、戸田恵梨香さん、時任三郎さん、みな復興支援をそれぞれで実行しながら、我々のすべきこと、エンターテイメントの力を信じて日々撮影を続けています。警備犬チームという、市民の安全を守るために努力を続ける人々の姿をキチンとお届けしたいと思っていますし、本作のテーマである、絆や勇気、そして命あるものへの愛は、いまこそ大事なものだと思っていますので、日本全国にワクワクする感動と勇気、そして笑顔をお贈りできるように、素晴らしいエンターテイメント作品を作り上げたいと思っています。映画『DOG×POLICE』企画プロデュース:佐藤貴博『DOG×POLICE』は10月1日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:DOG×POLICE(ドッグポリス) 2011年10月1日より全国東宝系にて公開© 2011「DOG×POLICE」製作委員会
2011年04月12日市原隼人が9月22日(水)、東京・新宿区の明治安田生命ホールで行われた、日本語吹替版で主人公の声優を務める映画『ガフールの伝説』(ザック・スナイダー監督)のチャリティーイベント試写会に出席。日本野鳥の会の代表者へ募金箱を贈呈し、野鳥の会側から感謝状を贈られた。人類消滅後の高度な知性を持つフクロウたちが棲む世界を舞台に、邪悪な組織から王国を守るための旅に出た正義のフクロウたちの冒険と戦いを描くファンタジーアドベンチャー。「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラーリストにランクインした米国ミリオンセラー小説シリーズの映画化。本作宣伝サイドがフクロウつながりで、絶滅危惧種に指定されているシマフクロウの保護活動を行う日本野鳥の会への募金を募る試写会を催したもの。チャリティーについて市原さんは「フクロウと言えば、幸せを呼ぶ象徴ですよね。いい森を作る資金になれば」と話した。劇中では、主人公の強い正義感と天性のリーダー資質を持ったフクロウ・ソーレンの声を担当し「ソーレンは仲間思いで、相手を認める。相手を認めるって力がいるけど、見返りも求めず相手を信じる。相手の立場に立ってみることが正義なのかな、と」と感銘を受けた様子。「もし僕に子供ができたら、正義って何か、何がよくて何が悪いか、分からない小さい子供でも、この映画を観せると思う」と思い入れタップリに話した。声優には今回初挑戦を果たしたが「普段は体全体がフィルターで、それを通して表現するけど、今回は声に限られていて、普段以上にイメージトレーニングをした。この声優をやったことが、これからの芝居に活きると思う」と凛々しい表情で手応えを語っていた。『ガフールの伝説』は10月1日(金)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。2D・3D・IMAX3Dおよび日本語吹替版同時公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ガフールの伝説 2010年10月1日より全国にて公開© 2010 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:世界的人気小説がCGアニメ化!『ガフールの伝説』試写会に20組40名様ご招待市原隼人初共演の川島海荷は「透き通ったかわいらしい純粋な感じ」市原隼人がフクロウ役でハリウッド大作の日本語吹き替え声優初挑戦!
2010年09月22日10月公開のCGニメーション映画『ガフールの伝説3D』で、俳優の市原隼人が日本語吹き替え版の声優に初挑戦することが発表された。アメリカ国内だけでシリーズで500万部を突破する、人気作家キャスリン・ラスキーによる人気シリーズ「ガフールの勇者たち」の映画化作品で、物語の舞台となるのは人間が消滅し、フクロウが最も高度な知性と技術を持つ世界。主人公の若きフクロウのソーレンが仲間たちと共に、邪悪な組織“純血団”から王国を守るために伝説の勇者を探す旅が描かれる。『300[スリーハンドレッド]』、『ウォッチメン』など、映像化不可能と言われたグラフィックノベルの映画化を成功させてきたザック・スナイダーがメガホンを取り、フクロウたちの飛翔シーンなど、緻密かつダイナミックな映像世界が展開する。市原さんが声を担当するソーレンは正義感が強く、若いながらも天性のリーダーとしての資質を持つメンフクロウ。市原さんはこれまで、横浜開港150周年記念イベント「開国博Y150」で上映された『BATON』で、実写撮影後に特殊な技法でアニメ化するという形で特殊アニメーション作品に参加したことはあるが、純粋なアニメーション映画でハリウッド大作の日本語吹き替え版の声優を務めるのは今回が初めてとなる。ちなみに、オリジナル版でソーレンの声を担当したのは『アクロス・ザ・ユニバース』、『ラスベガスをぶっつぶせ』などで人気に火がついたハリウッドの新鋭ジム・スタージェス。オリジナル版にはほかに、エミリー・バークレー、ヘレン・ミレン、ジェフリー・ラッシュら豪華俳優陣が声優として参加している。市原さんは「観ていただく方の心に勇者のような“勇気と夢”の芽が生えるように気持ちを込め、精一杯頑張りたいと思います。伝説の旅をご期待ください」とコメント。収録は8月下旬に行われる予定。『ガフールの伝説3D』は10月1日(金)より全国にて公開。■関連作品:ガフールの伝説3D 2010年10月1日より全国にて公開© 2010 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2010年08月23日織田裕二が7月27日(火)、東京・お台場シネマメディアージュで、主演映画『踊る大捜査線 THE MOVIE3/ヤツらを解放せよ!』の大ヒット御礼舞台挨拶を行った。今月3日(土)の公開から3週間で観客動員300万人、興行収入40億円を突破(配給の東宝発表)したことを記念した舞台挨拶で、この日、織田さんと本広克行監督は、邦画史上初という、同一人物による1日10回の舞台挨拶を、都内3か所の映画館で敢行。10回目の最後を飾ったメディアージュで約600人のスタンディングオベーションに出迎えられ、織田さんは「もうヘロヘロでしたが、いまの声援でかなり元気をもらいました。こういうのがあるから、映画作りはやめられない」。本広監督も「ヒットしなければできないことですが、まさか10回もやらされるとは思わなかった」とボヤキつつ「ヘロヘロでしたが、勇気をもらいました。これからも、いいもん作りたいなって思います」と揃って感激した様子。続いて織田さんは客席に向かい、「繰り返し観てくださった方もいると思いますが…」と前置きし、「10回以上観た方?」などと鑑賞回数を質問。同所では最高が13回観た女性と判明すると、嬉しそうな笑顔になり、「さっきのお客さんで20回観た方がいて、『公開から25日しか経っていないですが?』と聞いたら、『会社帰りにレイトショーへ通った』と言ってました」と嬉しそうに報告。「これだけファンの方に待っていただける作品はなかなかないので嬉しい。どうもありがとうございます」と深々と頭を下げた。一方、舞台挨拶の後半は“踊るティーチイン”と題し、観客からの質問に答えるQ&Aコーナーが設けられた。「○○でかかる曲についてどう思うか?」など、小ネタ満載の本シリーズのファンらしいマニアックな質問が続出。織田さんはそのひとつひとつに、丁寧にユーモアたっぷりに答え、ファンとの交流を楽しんだ様子だった。『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 2010年7月3日より全国東宝系にて公開© 2010 フジテレビジョン アイ・エヌ・ピー■関連記事:夏の陣!『インセプション』が『アリエッティ』、『トイ3』、『踊る3』抑え1位に織田裕二故いかりやさんに「送りだすために『3』作った」織田裕二「泣きそう!」深津絵里のいかりや長介への思いに温かい拍手青島と室井がガッチリ握手!織田裕二の「ただいま」に会場全体「おかえり!」小泉孝太郎と福田沙紀が“禁断の関係”に?高校教師と女子高生がまさかの同棲!
2010年07月27日織田裕二が7月3日(土)、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇1で行われた主演映画『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』の初日舞台挨拶で、“先輩”和久平八郎こと故いかりや長介さんへの思いを吐露した。警視庁湾岸警察署を舞台に、刑事課の青島俊作(織田さん)らの人間味溢れる奮闘ぶりや組織内の葛藤を描いたフジテレビ系人気ドラマシリーズの劇場版第3弾。織田さんは、前作までベテラン刑事(スペシャルドラマ「歳末特別警戒スペシャル」から指導員)を演じたいかりやさんと名コンビぶりでファンを魅了してきたが、7年ぶりの新作では“ひとり立ち”し、係長に昇進した。7年間のブランクが空いたことに「こんなに経ってしまった。お待たせして申し訳ない。和久さんが亡くなられて何も考えることができなくて、止まってしまった。でも『青島よぉ、いつまでそのままでいるんだ、お前ら、やれるだろ。何、感傷に浸っているんだよ』って言われている気がした。和久さんを送りだすために、“踊る流”に死とか仲間を大事に新作を作ったつもり。和久さんに届いたら、観てくれたら、どんな声が返ってくるのかなと思う」としみじみした表情で心境を吐露。湾岸署の署長(北村総一朗)、副署長、刑事課長の3人組、スリーアミーゴスの北村さんも、客席に向かい、「あ、和久さん、ご覧になっていた?和久さん、ありがとう」と語りかけた。プロデューサーの亀山千広氏は「6月23日に僕と脚本の君塚良一と本広克行監督と、(和久さんの甥役の)伊藤(淳史)くんの4人で、いかりやさんのお墓参りに行きました。クランクインの前に行こうかと迷いましたが、今年は7回忌でしたので、その前に行くはどうかと思って。(命日の)3月20日も撮影をしていたと思います」と明かした。一方、ユースケ・サンタマリアは「スピンオフの『新署長真下正義の憂鬱』の製作が決定しました。それから私と小栗(旬)くんと伊藤くんで“ブブセラ3”としてデビューします」と“舌好調”挨拶。深津絵里も「夏のへこたれそうなときに、元気を私たちから吸い取って…吸い取れないか、奪い取って?」と話し、会場の笑いを誘った。この日の舞台挨拶は、史上最多となる全国41劇場に同時生中継されて1万人が“鑑賞”。挨拶は2回行われ、2万人が楽しんだ。前2作とも興行収入100億円を超え、前作『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』が邦画実写の歴代興収173.5億円で1位の記録を持つ超人気シリーズ。前作は408スクリーン、本作は447スクリーンで公開されており、配給元の東宝によると、この日の正午時点で観客動員が前作対比102%。「興行収入100億円超えは確実」と発表した。亀山氏は「やるからには目指したい。まずは3ケタを超えたいですね」と前作超えを目標に設定。今夏は今月10日(土)に『トイ・ストーリー3』、17日(土)にスタジオジブリの新作『借りぐらしのアリエッティ』など話題作が続々公開されるが、「劇場がにぎわうのはいいこと、相乗効果がある」と期待を寄せていた。『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 2010年7月3日より全国東宝系にて公開© 2010 フジテレビジョン アイ・エヌ・ピー■関連記事:織田裕二「泣きそう!」深津絵里のいかりや長介への思いに温かい拍手青島と室井がガッチリ握手!織田裕二の「ただいま」に会場全体「おかえり!」小泉孝太郎と福田沙紀が“禁断の関係”に?高校教師と女子高生がまさかの同棲!7年ぶりの映画『踊る大捜査線』に織田裕二予告「現場に血は流れます」
2010年07月03日6月29日(火)に開催された映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』完成披露試写会にて、上映前に主演の織田裕二をはじめとするキャスト・スタッフ総勢15名による舞台挨拶が行われたのに続き、上映後にもさらに、小泉今日子らを加えた計23名が壇上に上がり、舞台挨拶を行った。エンドロールでおなじみの主題歌「Love Somebody」が流れると、場内で大合唱。観客と共に映画を鑑賞したキャスト、スタッフ陣にスポットライトが当たると、歓声と拍手がわき起こった。かつてないほど大規模なこの舞台挨拶に登壇したのは織田さん、小泉さんに、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、小泉孝太郎、内田有紀、佐戸井けん太、小林すすむ、伊藤淳史、小栗旬、北村総一朗、小野武彦、斉藤暁、寺島進、高杉亘、甲本雅裕、遠山俊也、川野直輝、滝藤賢一、森廉、時東ぁみ、君塚良一(脚本)、そして本広克行監督。壇上に上がった織田さんは「やばいね…泣きそう」と必死で涙をこらえるような表情。「どうでした?笑った?泣いた?」とポツリポツリと客席に問いかけ「サイコー!」という客席からの声に「こっちにとっては、そっち(=観客)が最高です。(前作から)7年掛かっちゃったけど、作ってよかった」と語った。上映後の舞台挨拶からの出席となった小泉さんは鮮やかな赤いワンピース姿で登場。劇場版第1作で演じた猟奇殺人犯・日向真奈美を再び演じたが「また、ワルいことしちゃいました!」とイタズラっぽく笑い歓声を浴びた。12年ぶりの『踊る』参加について「若い人に会うと『子供の頃に1作目の映画で小泉さんの犯人役を見て、トラウマになった』と言われることがあるんですが、そんなチルドレンをまた増やしてみました」とノリノリ。また、劇中である少年の役を演じている森さんは現在22歳だが、1997年に放送されたTVシリーズの第1作に出演しており、当時は小学生だったという。それ以前にはTVドラマ「お金がない!」(フジテレビ)で織田さんの弟役を演じたことも。久々の織田さんとの共演について聞かれ「久しぶりに会って、シワが増えてて」と言うと場内は爆笑。織田さんは「余計なお世話だ!お前、調子に乗ってんな?」と“青島”口調で怒りを露わにし、会場は再び笑いに包まれた。さらにこの日、これまでレギュラーとして映画に出演しながらも、フルネームが不明だった3名、神田署長(北村総一朗)、秋山副署長(斉藤暁)、特殊急襲部隊「SAT」中隊長の草壁(高杉亘)の下の名前が判明!神田署長は北村さんと同じ「総一朗」、秋山副署長は「春海」、そして草壁は「中(あたる)」であると発表された。上映前の舞台挨拶に続いて上映後も登壇した深津さんは、会場の熱気に圧倒された様子。「いかりやさんに褒めてもらいたいと思いました」と長年にわたって本シリーズで共演してきた故・いかりや長介さんを偲ぶ言葉に、会場からは温かい拍手がわき起こった。最後に織田さんからは「『踊る』はいいなぁ、って思いました。また『4』に向けて…あ、言っちゃった(笑)!」とさらなる続編への意欲も。会場からは期待を込めて歓声と拍手が送られた。『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』は7月3日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 2010年7月3日より全国東宝系にて公開© 2010 フジテレビジョン アイ・エヌ・ピー■関連記事:青島と室井がガッチリ握手!織田裕二の「ただいま」に会場全体「おかえり!」小泉孝太郎と福田沙紀が“禁断の関係”に?高校教師と女子高生がまさかの同棲!7年ぶりの映画『踊る大捜査線』に織田裕二予告「現場に血は流れます」
2010年06月30日映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』の完成披露試写会が6月29日(火)、都内で開催され、上映前の舞台挨拶に織田裕二をはじめとするキャスト、スタッフ総勢15名が登壇した。おなじみのオープニングテーマに乗って登場した織田さんらを観客は手拍子と大歓声で迎えた。客席内に設置されたレッドカーペット上で、織田さんと柳葉敏郎はガッチリ握手!ファンの声援に応えた。記録的な大ヒットとなった前作から7年ぶりの“帰還”に、織田さんはひと言「ただいま」。これに会場全体が「おかえり!」と応じる。柳葉さんは「みなさんと一緒に感動を味わえて…最高です」と感激した面持ちで声を震わせた。深津絵里が「7年分の思いが詰まっています!」と短い言葉に強い思いを込める一方、饒舌だったのはユースケ・サンタマリア。「季節はずれの氷雨降り注ぐ中…」という前口上に始まり、「とある事情で僕は大好きな交渉人をクビになりまして」とネタバレ発言、さらに「伊藤(淳史)くんと一緒に“ブブゼラブラザーズ”という名で歌を出すことになって」など言いたい放題で会場をわかせた。本作で『踊る』の仲間入りを果たした小栗旬は「これだけ愛されたシリーズに参加できて『おじゃまします…』という気分です」とファンの熱狂に圧倒された様子で語った。“スリーアミーゴス”こと北村総一朗、小野武彦、斉藤暁のトリオも健在!北村さんは会場を見やり「元気だねぇ。自分がどこにいるのか分からないような気分です。コンサートでもやろうか?」と劇中そのままののん気な口調で挨拶すれば、小野さんは「(特別番組として放送されている)『深夜も踊る大捜査線3』も見てください」としっかりとアピール。斉藤さんは「私はついに、丸の内署に行くことはできませんでした…。でも行けなくて良かった!行ってたら映画に出られなかったかも」と語り歓声を浴びた。このほか、伊藤淳史、内田有紀、小泉孝太郎、佐戸井けん太、小林すすむに脚本の君塚良一、監督の本広克行も出席したが、ひとりひとりが挨拶するごとに客席から大歓声が上がり、改めて『踊る』シリーズの人気の高さを見せつけた。『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』は7月3日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 2010年7月3日より全国東宝系にて公開© 2010 フジテレビジョン アイ・エヌ・ピー■関連記事:小泉孝太郎と福田沙紀が“禁断の関係”に?高校教師と女子高生がまさかの同棲!7年ぶりの映画『踊る大捜査線』に織田裕二予告「現場に血は流れます」
2010年06月29日映画『ボックス!』主演の市原隼人が5月20日(木)、東京・タワーレコード渋谷店屋上で、同作主題歌「LAUGH IT OUT」でコラボレーションするロックバンド「RIZE」と「RIZE with 隼人」として初ライヴを行った。市原さんは5曲目の同曲の途中から登場。「渋谷〜」と絶叫すると、激しく体を動かしながらRIZEのボーカル、JESSEと息の合ったステージパフォーマンス。ファンの中にダイブすると、「イッチー!」の大声援が飛び交った。“僕らは夢があるんだ”の歌詞の後には、「夢、あるだろっ!あるだろっ!」と縦ノリで盛り上がるファンをさらにあおった。歌い終わると拳を突き上げ、「RIZE、サイコー!RIZEの音、サイコー!音の中で泳げるのが気持ちいい」と叫び、額に汗を光らせて笑顔で退場。7曲目の「カミナリ」で、JESSEから「紹介したい人がいます。神奈川県から来た市原隼人くんです」と呼びこまれて再登場。JESSEとがっしり抱き合うと、「LAUGH IT OUT」時以上に激しく腕を振って体を揺らし、歌いまくった。ランニング姿で上半身全体に汗をしたたたらせるJESSEは「お前らと、こういう時間が持てたからタワレコとユニバールありがとう!滅多に大人をほめないけど」とゴキゲン。曇天から霧雨が降りだすと「雨が好きー」。ドラムの金子ノブアキも「モイスチャー!が似合うのよ」と揃ってますます興奮状態に。ベースのKenKenも冒頭から「渋谷〜。アゲ嬢いっぱいいるぜ。俺もアゲ嬢と遊びたい」とテンションを上げていた。映画『ボックス!』は5月22日(土)より全国東宝系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)シネマカフェ撮影現場レポート特集■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:『ボックス!』市原隼人×高良健吾熱く、鋭く…交錯する2つの才能市原隼人、『ボックス!』試写会で『ROOKIES』“安仁屋”口調で悩み相談!市原隼人、高良健吾が拳に青春をかける!『ボックス!』試写会に50組100名様ご招待市原隼人、高良健吾トークショー付『ボックス!』中高生限定試写会に25組50名様ご招待市原隼人と高良健吾が銭湯で裸で“あんな”ことを…?意外な見どころに会場大興奮
2010年05月20日一見して、全く正反対のタイプに見える2人。そしておそらく、俳優としてのタイプも同じではないだろう。あえて言葉にするなら、市原隼人が凄まじいまでの“熱量”をもって役に挑みかかり、役を自分のものにしていくとするなら、高良健吾は“鋭”。冷徹に役柄に入り込み、作品ごとに別人のような表情を見せてくれる…とまあ、こちらの勝手な想像なのだが…。そんな2人が共演したのが高校のボクシング部を舞台にした青春映画『ボックス!』。やんちゃで向こう見ずな天才・カブ(市原さん)と彼に憧れてグローブを手にした努力家で優等生のユウキ(高良さん)。映画の公開を直前に控え、2人に話を聞く機会を得た。若き2つの才能はいま、どこに向かって疾走しているのか――?カブとユウキという正反対の2人の存在にリアルなファイト、などなど映画の見どころを挙げればキリがないが、何より印象的なのは、敗戦を重ねることで2人に訪れる変化。特にカブは誰もが“天才”と認める才能を持ちつつも、よく負けるのだ。そこが魅力…という、こちらのこの言葉が終わらぬうちに、市原さんは堰を切ったように語り始めた。市原:自分にはこれしかない、と思ったものでドン底に落とされて…。そこで「さあどうする?」ってなったときに傍らにユウキがいてくれる。それに最後の方で、もうひとり、大事な人がすごく素敵な言葉を掛けてくれるところがあるんです。作品やカブの存在が“愛おしい”という言葉がぴったりの表情で語る市原さん。カブというキャラクターをどのように捉えたのか?市原:ボクシングの中で生きているカブが少し切なくも見えて…。笑ってる表情からさえも切なさを感じて、やんちゃだけど愛くるしくて、何となく共感できました。「おれにはこれしかない」っていうところがね。自分と重なるところですか?寂しがり屋の単独行動好きなところ(笑)?不器用だからこそ、余計に頑張る姿が印象的です。一方の高良さんは「最初に脚本を読んで、一番共感したのはカブだったんです。好きになっちゃったんですよ」と明かす。その上で、ユウキに対する思いをこう語る。高良:自分の中で、ユウキを好きになったのがロッカールームで「やっぱり僕はNo.2です。カブちゃんがNo.1です」と言うところ。2人とも、最初は受け入れられないんですよ、勝敗や恥やコンプレックスを。でも、徐々にそれを受け入れ、乗り越えて…この言葉に行き着く。ユウキの言う1番とか2番ってのはカブとユウキの2人だけの世界でのことなんですよ。そこで「あぁ、ユウキは本当にカブが好きなんだな」って感じて、すごくユウキを好きになって入っていけたんです。さらに高良さんは「隼人さんがカブを演じているからこそ、そう感じられたと思う」と語り、現場での市原さんの存在感について憧れの眼差しでこう語る。高良:隼人さんが現場に安心感を与えてくれるんです。最近、隼人さんや松田翔太くん(※6月公開の『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』で共演)と一緒にいて感じるのは、何か背負っているものがあるな、ということ。そう、“責任感”なんて、生きていく上で多くの人はできることなら背負いたくないって思ってるけど、2人は責任感とかそういうのを越えている。2人の話に、僕は圧倒されてしまうことがあります。市原さんはそんな高良さんのストレートな褒め言葉に少し照れくさそうにしつつも、そんな生き方をこう説明する。市原:全部、自分のせいにしたくなるんですよね。何かあったとき「あいつがこうだったから、おれもこうなっちゃったんだ」では成長しない。だから全部自分のせいにして、自分が変わればあいつも変わるかもしれない。そしたら互いにもっと上に行けるじゃないか、と思うんです。そう語る市原さんからはポジティブな熱が強く感じられる。とはいえ当然、俳優を続けていく中で不安や苦悩を抱え、壁にぶつかったりすることもあるのでは?そしてそうした思いをどのようにふり切り、乗り越えてここまできたのか?市原:恐怖はありますね。演じていて、本当の自分が分からなくなっちゃうんじゃないか、と。違う感情を持って、違う人間になるわけで、スイッチの切り替えが下手なので(苦笑)、自分が分からなくなることはあります。それは正直、怖いです。でも、そういうもの全部ひっくるめて好きなんでしょうね(笑)、役者という仕事が。『これだけだ』って思えて、真っ直ぐに熱くなれることって芝居しかないんです。高良:僕も毎回、形は違えど悩みは襲ってきますよ、現場で。やり続ければ悩みが消えるかというと、そうでもない。逆に続けることで怖くなることだらけで…。でもいくら『やめたい!』とか思っても実際にはやめなくて…ということは続けたいんですよね(笑)。いまの自分にはこれしかなくて、したいからしてる。演じることに快感?うーん、多分、僕は現場が好きなんですよ。さらに高良さんは、この作品を通じて得たもの、自身の中での成長や変化について、こう言葉を続ける。高良:いつも自分が出た作品を観て「あぁ、もうこの芝居はできないな」って少し寂しく思うんです。いまはもう、そのときの感情の自分ではありえないから。いま『ボックス!』を観たら、もっと違う芝居ができるけど、映画に映っているものはあのときしかできない。それは成長であるかもしれないですが、たとえ下手でも寂しく感じますね。では今後、どんな作品に携わり、どんな役柄を演じてみたいか?そう尋ねると、まず高良さんが口を開いた。高良:今年は、自分で『あっ、怖いな』と思うことをしてるんですよ。『怖いな、できるかな?』って。そう思いつつ、いまはそうやって恐怖心を持ちながら、全部やってやるって気持ちです。市原:僕は多重人格の役をやってみたいです。いろいろと仕込んで、役者として楽しめそうだな、と。最初にやらせてもらった『リリイ・シュシュのすべて』のようなある種、繊細な作品、役柄をもう一度やってみたい気持ちですかね。高良:それなら、僕は“ギャル男”の役とかやってみたいです。ギャル男のチャラい感じってすごく不思議で独特じゃないですか!見てて面白いし。市原:健吾のギャル男、見たい(笑)!…意外な答えが出てきたが、多重人格者であれギャル男であれ、やるとなったらとことんまで突き詰めて、観る者を引き込んでいってくれることは間違いなさそう。まずは、拳に青春をかける2人の姿を目に焼き付けてほしい。(photo:Yoshio Kumagai)■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:市原隼人、『ボックス!』試写会で『ROOKIES』“安仁屋”口調で悩み相談!市原隼人、高良健吾が拳に青春をかける!『ボックス!』試写会に50組100名様ご招待市原隼人、高良健吾トークショー付『ボックス!』中高生限定試写会に25組50名様ご招待市原隼人と高良健吾が銭湯で裸で“あんな”ことを…?意外な見どころに会場大興奮市原隼人ボクサー生活は「鳥肌が立つ」『ボックス!』撮影現場レポート
2010年05月14日5月5日(水・祝)、“友情試写会”と銘打って、高校生、中学生を招待しての映画『ボックス』の試写会が行われ、上映後には主演の市原隼人、高良健吾らによる舞台挨拶も行われた。天才的なボクシングセンスを持つ高校生とその幼なじみで努力家タイプの少年がボクシングに青春の全てをかける姿を描いた本作。この日、招待された中高生600人は全員、制服か部活などのジャージを着用。市原さんと高良さんが登場すると「イッチ!」、「健吾!」などの大歓声がわき起こった。2人に加え、劇中の恵美須高校ボクシング部のメンバーを演じた兒玉宣勝、斎藤嘉樹、三浦アキフミ、川並淳一も登場。友情試写会にちなんで、“部員”たちから撮影中に友情を感じた瞬間などが語られ、市原さんが鼻でうどんを吸うシーンの練習を、ホテルでみんなで行ったエピソードなどが明かされた。また、この日は会場の学生たちから集められた青春の悩みを市原さんらが答えるという時間も設けられた。「親友と同じ人を好きになってしまったんですがどうしたらいいか?」という悩みに、市原さんは「あきらめる理由はないので、好きなら好きでいい。(親友に)『おれもあいつが好き』と明かして『勝負だべ』と言いますね」とストレートに回答。この男気あふれるアドバイスに客席からは歓声と拍手がわき起こった。また、ある男子学生の「俳優になりたい」という思いに市原さん、高良さん共に「あきらめないで続けていけばいい」とアドバイス。さらに男子学生が市原さんの主演作「ROOKIES」の名台詞「夢にときめけ!明日にきらめけ!」を絶叫すると、「ROOKIES」の役柄“安仁屋”口調で「あったりめぇだ」と返答するサービスも。最後に市原さんが締めの挨拶をするときには、大歓声でマイクの声がかき消されるほど客席は興奮状態に。大きな盛り上がりの中、友情試写会は幕を閉じた。『ボックス!』は5月22日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:市原隼人、高良健吾が拳に青春をかける!『ボックス!』試写会に50組10名様ご招待市原隼人、高良健吾トークショー付『ボックス!』中高生限定試写会に25組50名様ご招待市原隼人と高良健吾が銭湯で裸で“あんな”ことを…?意外な見どころに会場大興奮市原隼人ボクサー生活は「鳥肌が立つ」『ボックス!』撮影現場レポートTwitter旋風やまず『ボックス!』完成披露試写会の応募に“フォロワー枠”を創設
2010年05月05日市原隼人がボクシングに本格初挑戦する映画『ボックス!』(李 闘士男監督)の撮影現場の様子が2月下旬、茨城・つくば市の桜総合体育館で公開された。高校のボクシング部を舞台に、幼なじみの天才タイプのアウトロー少年・鏑矢義平(かぶらや・よしへい=市原隼人)と努力型の優等生・木樽優紀(きたる・ゆうき=高良健吾)の挫折と成長を描く青春ストーリーで、原作は「探偵!ナイトスクープ」などを手がける放送作家、百田尚樹氏の同名小説(太田出版刊)。この日は、国体予選で鏑矢がライバル・稲村和明と因縁の対決に挑むクライマックスシーンが撮影された。観客役のエキストラ数百人が見守る中、リング上で稲村を演じる現役プロボクサー、諏訪雅士と対峙。機敏なフットワークで素早いジャブを繰り出す。朝9時から夜遅くまで終日続いた“決戦”で、市原さんの拳が火を噴いた。昨年11月から、日本ウェルター級&スーパーウェルター級元チャンピオンの田端信之氏の下で本格的にトレーニングを積み、昨年公開の映画『ROOKIES−卒業−』の頃よりも胸板の厚さを増して筋肉質の引き締まった体に“改造”した。「最初は動き方も足の使い方も分からなかったけど、面白いです。ジャブひとつでも、やり方で全然違う」と声を弾ませたが、「毎日ボクシングのことを考えて、飯を食ってボクシングをして、生活も自分じゃなくボクサーの生活になる…鳥肌が立つ」とストイックに役柄に入り込んでいる様子。撮影のちょっとした合間も「シュッ!シュッ!」とシャドーボクシングにいそしむ。本作を企画した武田吉孝プロデューサーは、「天真爛漫な魅力で誰にでも愛される市原くんと、繊細で内に情熱を秘めたイメージを持つ高良くんが揃わなかったら成立しなかった」と惚れ込んでキャスティング。内容にも「勝ち負けを追うエンターテイメントではなく、自分なりの栄光の掴み方、カブ(鏑矢)が負けて立ち上がるところを見てほしい。現代特有の閉塞感の中にいる悩める若者たちに見せたいという思いがあります。アメリカ映画『ロッキー』で、くすぶっていたボクサー、ロッキーが試合には負けたけど人生には勝利しましたが、そういう意味では“和製ロッキー”とも言えます」と人間臭さたっぷりのドラマを目指している。「ストイックばかりの内容ではなく、カブの元気でひょうきんな部分も描いて、笑って泣いて強くなる映画にしたい」といたずらっぽい笑顔で付け足した。『ボックス!』は5月22日(土)より全国東宝系にて公開。(text:Yoko Saito)シネマカフェ撮影現場レポート特集■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:Twitter旋風やまず『ボックス!』完成披露試写会の応募に“フォロワー枠”を創設『ボックス!』主題歌でRIZEと市原隼人のコラボが実現!熱いラップ披露あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開市原隼人の“セクシー半裸”画像を携帯待受にゲット!『ボックス!』前売特典亀田興毅が映画デビュー!市原隼人主演『ボックス!』で友情タッグ
2010年04月15日映画『ボックス!』の主題歌がRIZEの新曲「LAUGH IT OUT」に決定し、主演の市原隼人がボーカルとして同曲に参加することも発表された。百田尚樹の同名小説を原作に、ボクシングに青春をかける高校生たちの姿を瑞々しく描いた本作。市原さんは天才的なボクシングセンスを備えた高校生・カブを演じている。以前から市原さんはRIZEのファンを公言。ライヴにも足繁く通っており、共通の友人を通じてJESSEと出会ったのをきっかけに、その後、公私にわたる交流を続け、時に共に楽曲制作をするまでに親交を重ねてきたという。そんな中、RIZEに本作の主題歌の依頼が届き、“RIZE with 隼人”という形で市原さんがボーカルとして参加することが決まった。「LAUGH IT OUT」は映画の内容にフィットした、ストレートなロックチューン。デビュー10周年を迎え、RIZE史上最もポップな楽曲に仕上がった。特にJESSEと市原さんの聴きごたえ十分の息の合ったラップは注目!市原さんはミュージックビデオにも出演しており、映画、楽曲とあわせてこちらも話題を呼びそうだ。RIZE with 隼人による「LAUGH IT OUT」は5月19日(水)より発売。『ボックス!』は5月22日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開市原隼人の“セクシー半裸”画像を携帯待受にゲット!『ボックス!』前売特典亀田興毅が映画デビュー!市原隼人主演『ボックス!』で友情タッグ【文豪を演る】インタビューvol.2 優香 as お慶太宰に敗北感味わわす女に快感?市原隼人と共演できる!『ボックス!』クライマックス・シーンでエキストラ大募集
2010年04月08日市原隼人&高良健吾が出演する青春ボクシング映画『ボックス!』。特典として市原さんと高良さんが写ったオリジナル携帯待受画像をダウンロードできる前売鑑賞券が、3月20日(土)より全国の劇場にて発売開始となる。やんちゃな天才ボクサーのカブ(市原さん)と努力型の優等生でカブに憧れてボクシングを始めたユウキ(高良さん)。幼なじみの2人の友情や情熱、熱き青春がボクシングを通じて描き出される本作。昨年、日本中に“旋風”を巻き起こした『ROOKIES−卒業−』の市原さんに、『BANDAGEバンデイジ』、『ソラニン』と話題作への出演が続く高良さん。若い層を中心に高い人気を誇る2人だが、これまでの作品から見ても役作りの段階で決して手を抜くことなく、精神も肉体もギリギリまで追い込むストイックな彼らとあって、ボクサー役をどのように演じているのか?注目したいところ。そんな2人の気になるボクサー姿を収めたオリジナル画像を手に入れられるのが今回の前売鑑賞券の特典。鑑賞券についているQRコードから特設サイトにアクセスすると、全5種類ある画像がダウンロードできる。一体どんな画像かというと、真剣に練習に打ち込む高良さんの横顔を捉えた画像や2人が一緒に映っているものに加えて、ファン垂涎の半裸でバンデージを巻く市原さんを捉えたカットなど、この特典のために特別に撮影された画像も!市原さんのセクシーショットを待受にしてみては?こちらの鑑賞券は3月20日(土)より全国の劇場にて発売開始。『ボックス!』は5月22日(土)より全国東宝系にて公開。『ボックス!』公式サイト■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:亀田興毅が映画デビュー!市原隼人主演『ボックス!』で友情タッグ【文豪を演る】インタビューvol.2 優香 as お慶太宰に敗北感味わわす女に快感?市原隼人と共演できる!『ボックス!』クライマックス・シーンでエキストラ大募集
2010年03月19日プロボクサーの亀田興毅が、市原隼人主演の映画『ボックス!』(李闘士男監督)でスクリーンデビューすることが明らかになった。同作は、高校のボクシング部を舞台に、やんちゃ坊主ながら天才的ボクシングセンスを持つ鏑矢(かぶらや)義平(市原隼人)と幼なじみで努力型の優等生・木樽優紀(高良健吾)の交流とそれぞれの挫折、苦悩から立ち上がる姿を追う青春ドラマで、原作は「探偵!ナイトスクープ」などを手掛けてきた放送作家・百田尚樹氏の同名小説。亀田さんはクライマックスの国体予選で鏑矢が宿敵・稲村との試合に挑むシーンで、稲村を視察するため観戦に来たプロボクサーの本人役で出演する。2人は、市原さんが一昨年3月、亀田選手の試合でリングアナを務めたことをきっかけに同い年ということもあり親交を深め、同作への主演を機に市原さんが亀田選手の本作への出演を提案。亀田選手もそれを快諾し、WBC世界フライ級王者の映画デビューが実現した。撮影は茨城県内の体育館で行われた。入場し、リング脇の席に座った亀田さんは、リング上の熱戦に見入り真摯な表情。展開が白熱すると興奮気味に体を揺らし、稲村のパンチが飛ぶと「いけ!いけ!」と熱く声援を送った。撮影が終わり、市原さんと対面した亀田さんは「難しいし慣れないことをするのは恥ずかしい。めっちゃ緊張したわ」と苦笑い。スクリーンデビューの感想を聞かれ「ホンマにチョイ役で、『いけーっ』としか言うてへんからなぁ」と映画のデビュー戦の手応えを明かした。市原さんは出演をオファーした心境を「同い年だし、2人でいろんなことを経験したら楽しいし、お互い違う自分を探し出せればと思った」と説明。亀田選手の俳優のセンスについて聞かれると「分からないですが、ボクシング以外にもいろいろなことができそう。これから何か弾けるんじゃない?」と期待を寄せた。8月からボクシングのトレーニングを積んできた市原さんに、亀田さんは「数か月であれぐらい動けるなら、結構練習したんちゃう?普通こんだけの動きはできへん。プロテストくらい受けたら?受けて1回試合したらごっついボクシングも盛り上がるんちゃう?」とリング上の“競演”ラブコール。市原さんの印象を「見たまま熱い、ヤケドするわ。イッチーじゃねえな、アッチーやわ」などと笑わせ、市原さんも「器用にやる大人というより、真っ直ぐで人思いで優しい人」とお返し。ヘビー級の好相性をうかがわせていた。『ボックス!』は5月22日(土)より全国東宝系にて公開。(text:Yoko Saito)■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:【文豪を演る】インタビューvol.2 優香 as お慶太宰に敗北感味わわす女に快感?市原隼人と共演できる!『ボックス!』クライマックス・シーンでエキストラ大募集
2010年03月03日市原隼人が2月27日(土)、東京・新宿バルト9で主演映画『猿ロック THE MOVIE』の初日舞台挨拶を行った。昨年7〜9月に日本テレビ系の深夜帯で放送された人気ドラマの劇場版で、原作は週刊ヤングマガジン(講談社刊)で連載中の芹沢直樹氏による同名漫画。今作は、オリジナルストーリーで、どんな鍵も開けてしまうサルこと天才鍵師・猿丸耶太郎(市原さん)が、謎の美女マユミ(比嘉愛未)の依頼でとある金庫を開けたことからヤクザと警察から追われるハメになる逃走劇。登場から「イッチー!」の大声援を浴びた市原さんは、初日を迎えた心境を司会者から聞かれると、「嬉しい、嬉しいっす」とストレートに表現。撮影をふり返り「ライブ感、疾走感が漂っていた。みんなが土台になっていい作品を作ろう!っていう雰囲気がありました」と充実の笑顔を見せた。一方で今作をひと言で表すお題に、市原さんは色紙に「子供」と書き「猿は真っ直ぐで純粋で、周りにどうこう言われたからやるんじゃなくて、見たままで動く。ということで」と解説。司会者から市原さんもそう?と聞かれるとうなずきながら「大人にはならないっすね」と、はにかんだ。同じお題に、サルの幼なじみ・山田役の高岡蒼甫は「変」と書き、「ドラマでは警官だったけど今回刑事になり、髪型も8:2分けだったのが今回は7:3」と軽妙なトーク。劇場版キャストの小西真奈美が書いた言葉は「ギリギリのライン」。「傍から見たら悪いことでも、すごく信念を持っていることだったり自分の中では正義だったり、一概に答えが出ないことってある。それを、この作品を通じて人間の心の中にある大事な要素だと感じました」と話していた。『猿ロック THE MOVIE』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:猿ロック THE MOVIE 2010年2月27日より公開© 2010「猿ロック」製作委員会■関連記事:市原隼人が渋谷に突如出現も大混乱でイベントは即中止!去り際に熱い思い呼びかけ市原隼人、23歳のバースデイ祝福に「新しい自分見つける」『猿ロック』完成披露一緒にこたつでミカンを食べたい俳優第1位は…この冬こたつを買ったばかりの堺雅人!市原隼人が元祖サル・秀吉の元に参上!大阪で『猿ロック』ヒット祈願&天下狙う市原隼人らキャスト舞台挨拶付き『猿ロック THE MOVIE』試写会に10組20名様ご招待
2010年02月27日映画『猿ロック THE MOVIE』の主演・市原隼人と芦名星がサプライズで登場するゲリライベントが2月20日(土)に原作の舞台でもある渋谷のSHIBUYA109スクエアで開催されたが、2人が登場するや大歓声と共に予想以上に多くのファンが殺到!混乱の中、主催者側の判断でイベント自体がわずか数分で強制終了となったが、市原さんはマイクを握りファンに熱い思いを訴えた。こちらのイベントは、主催者側が地元警察署と綿密な打ち合わせを行い、許可を取った上で、当日も警察官の立ち会いの下で開催されたが、事前にファンへの告知は一切なし。文字通りサプライズで行われた。市原さんと芦名さんが登場すると、会場は騒然!想定していた以上の観客が押し寄せ、安全面を考慮しすぐに終了となってしまった。それでも、市原さんは映画に込めたメッセージを届けたいとマイクを握り「例えば性別が違っても、国が違っても、何か共通して感じることがあると思うんです。そして『本当の正義って何なんだろう?』ってのを追及している映画です。よろしくお願いします!!2月27日土曜日より公開の『猿ロック THE MOVIE』。非常に温かい作品になっております!よろしくお願いします」と呼びかけ、芦名さんと共に舞台を降壇した。『猿ロック THE MOVIE』は2月27日(土)より公開。■関連作品:猿ロック THE MOVIE 2010年2月27日より公開© 2010「猿ロック」製作委員会■関連記事:市原隼人、23歳のバースデイ祝福に「新しい自分見つける」『猿ロック』完成披露一緒にこたつでミカンを食べたい俳優第1位は…この冬こたつを買ったばかりの堺雅人!市原隼人が元祖サル・秀吉の元に参上!大阪で『猿ロック』ヒット祈願&天下狙う市原隼人らキャスト舞台挨拶付き『猿ロック THE MOVIE』試写会に10組20名様ご招待誰と一緒にこたつでみかん食べたい?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼント
2010年02月20日市原隼人を主演に迎え、ボクシングを題材にした傑作青春小説を映画化した『ボックス!』。5月22日(土)の公開に向け、現在、製作が進められているが、2月23日(火)から25日(木)までの3日間にわたって茨城県・つくば市で行われる、クライマックス・シーンの撮影に際して、エキストラの募集が行われることになった。天才的なボクシングセンスを持つ鏑矢義平と、鏑矢の強さに憧れ、ボクシングを始める努力家・木樽優紀。幼なじみでもある2人が、自身と互いの“真の才能”に向き合い、拳をぶつけ合うさまが瑞々しく描かれる。天才ボクサー・鏑矢を若い層を中心に絶大な人気を誇る市原隼人が、そして努力家・木樽を『ソラニン』、『BANDAGEバンデイジ』など話題作への出演が続く高良健吾が演じる。また、部の顧問を務める若手教師・高津耀子役に香椎由宇、鏑矢への憧れから、押しかけマネージャーとなる丸野智子役に谷村美月、さらに筧利夫など実力派のキャストが顔を揃えるが、今回撮影される重要シーンには、市原さん、高良さん、香椎さん、筧さんの出演が予定されている。エキストラ募集人数は300名!この人数だけでも撮影規模の大きさがうかがえるが、3日間の撮影終了時には、エキストラで参加された方とキャスト陣との記念撮影が行われ、参加者全員に特製の記念品が配られる。なお、記念品は4種類あるので、コンプリート目指して3日間通いつめるのもアリかも?いよいよ佳境を迎えた『ボックス!』。“共演者”として市原さん、高良さんの雄姿を見届けてみては?『ボックス!』は5月22日(土)より全国東宝系にて公開。『ボックス!』エキストラ募集概要日程:2月23日(火)、24日(水)、25日(木)午前7:30〜8:00集合場所:茨城県つくば市(つくばエキスプレスつくば駅そばの体育館内での撮影を予定)募集人数:300人※撮影終了時にはキャスト陣を交えて記念撮影あり/各日、参加者に記念品を配布※詳細および参加の申し込みは以下のURLより。© 2010 BOX! Production Committee■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee
2010年02月17日人気漫画を原作に製作されたTVドラマの好評を受け、続編として映画化された『猿ロック THE MOVIE』のヒット祈願が1月25日(月)に開催され、主演の市原隼人が出席した。場所は大阪城の敷地内にある豊国神社。ここに奉られているのは、“サル”の異名をとった天下人・豊臣秀吉ということで、本作で天才カギ師“サル”を演じている市原さんは、“サル”のお膝元にはかま姿で訪れ、350人ものファンの大声援を浴びていた。お祓いでは“猿ロック”とかたどった特大のカギを奉納。お祓い後、市原さんは参道を歩いて移動したが、ここでファンが次々とロープを乗り越えて乱入し、一時騒然となった。市原さんは大阪の印象を尋ねられ「『猿ロック』は下町で展開していくストーリーなんですけど、大阪も下町とどこか似ている部分があると思いました」と人情の街への愛着を語った。また、この日のはかま姿については「こういう神聖な場所でお祈りさせていただくので、きちんとした格好で来たいと思い、自分からお願いしました」と並々ならぬ強い思いを感じさせるコメント。最後に、市原さんは「本当の正義は何かということを見つめていく映画です。世の中、何が良くて何が悪いか分からなくなっていて…。でも、何か一つだけ、みんなが共通して肩を組んで笑えることがあるんだと追及している作品で、本当に真っ直ぐな映画です」と力強くアピール!『猿ロック THE MOVIE』は2月27日(土)より全国にて公開。■関連作品:猿ロック THE MOVIE 2010年2月27日より公開© 2010「猿ロック」製作委員会■関連記事:市原隼人らキャスト舞台挨拶付き『猿ロック THE MOVIE』試写会に10組20名様ご招待誰と一緒にこたつでみかん食べたい?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼント市原隼人×『海猿』制作陣で「猿ロック」映画化大迫力のカーアクションに期待大
2010年01月26日累計400万部の売上を突破した人気コミックを原作に、人気沸騰中の市原隼人を主演に迎えてドラマ化され、今年7月より放送された「猿ロック」。兼ねてから映画化が囁かれていた本作だが、その真相がこのたび明らかに!映画『猿ロック THE MOVIE』というタイトルで、強力な新キャストも加わり、撮影がスタートした。ドラマからの続投で、市原さんが演じるのは主人公の天才鍵師・猿丸耶太郎、通称“サル”。映画では謎の美女に依頼された仕事で、警察の権威に関わる重大な秘密が入ったトランクを手にしてしまったサルは、ブツを取り戻そうとする銀行強盗犯、そして警察に追われるハメに…。市原さんに加え、共演陣には芦名星、渡部豪太、高岡蒼甫らがドラマに続き、サルの幼なじみとして配役。さらに、劇場版新キャストとして、NHKドラマ「どんと晴れ」で脚光を浴びた比嘉愛未がサルを美貌で騙す謎の美女を、小西真奈美は超エリート警察官僚役で事件の最大のカギを握る人物として出演するほか、光石研に西村雅彦、國村隼などベテラン勢も集結。また、鍵屋vs警察の激しいアクションも見どころとなる本作。カーチェイスに車の横転、海に車ごとダイブもあり!制作には、『海猿』の制作スタッフが何名か入っているが、先日都内某所で行われた銀行強盗のシーンの撮影では半径約100メートルの道路を一日中封鎖して敢行。警察隊や報道陣、野次馬といった数百人ものエキストラもおり、一般の通行人は本物の事件と間違えて、野次馬となって押し寄せたとか…。ドラマから映画に、パワーアップした映像が展開される。『猿ロック THE MOVIE』は2010年2月27日(土)より公開。■関連作品:猿ロック THE MOVIE 2010年2月27日より公開© 2010「猿ロック」製作委員会
2009年10月29日