STマイクロエレクトロニクス(ST)は2月22日、6軸センサ・モジュールの新製品「LSM6DSL」および「LSM6DSM」を発表した。新製品は現行品と比べて最大50%の消費電力を削減していると同時に、ジャイロ・センサの精度が大幅に向上し光学式手ブレ補正(OIS)などの性能の向上に貢献する。また、加速度センサにより、歩行運動の検出および歩数計、傾き検出、特定モーション検出などの機能を内蔵しており、携帯端末やアプリケーションの開発を簡略化するとしている。2016年第2四半期より入手可能になる予定で、単価は1000個購入時でLSM6DSLが1.99ドル、OIS機能専用出力付きのLSM6DSMが2.50ドルとなる。同社は同製品について「設計者は、新しい6軸センサ・モジュールの高い精度と集積度を活用することで、デジタル・カメラ、ウェアラブル機器、リモコン、ゲーム・コンソール、ドローン、バーチャル・リアリティなどの機器における、さらに充実したユーザ体験を実現することができるでしょう。」とコメントしている。
2016年02月22日STマイクロエレクトロニクス(ST)は2月17日、32bitマイクロコントローラ「STM32」を搭載するシステムの無償設計ツールをLinuxシステムのユーザ向けに拡張したと発表した。これにより、STM32CubeMXの初期設定ツールと、Ac6が開発した統合開発環境(IDE)「System Workbench for STM32」が、Linux OSで実行できるようになった。Linuxユーザは、使い慣れたデスクトップ環境のまま、STM32マイコンを使用した組込みシステムのプロジェクトを無償で開始することが可能となる。
2016年02月17日STマイクロエレクトロニクス(ST)は2月4日、32bitマイコンである「STM32」ファミリのサポートを強化するため、小型開発ボード「STM32 Nucleo」の新しいシリーズとして144ピンの「STM32 Nucleo-144」を発表した。同製品は、STM32の既存の開発エコシステムと完全な互換性を有しているため、専用プラグインアプリケーション拡張ボードを利用することができる。さらに、既存の「STM32 Nucleo-64」でも対応しているArduino UnoコネクタとST Morphoコネクタに加え、新たにST Zioコネクタを搭載。この3種類のコネクタは、STM32のすべてのGPIOピンへのアクセスが可能となっている。また、イーサネット、USBポートを備えた「STM32 Nucleo-144」も用意されている。2016年第2四半期にはARM mbedに対応する予定で、対応後はPCにソフトウェアをインストールすることなく、ARM mbedオンラインツールに無償でアクセスできるようになる。現在、「NUCLEO-F746ZG」、「NUCLEO-F429ZI」、「NUCLEO-F446ZE」「NUCLEO-F303ZE」が出荷中で、価格はイーサネットコネクタ搭載ボードが約23ドル、イーサネットコネクタ非搭載ボードが約19ドルとなっている。
2016年02月04日STマイクロエレクトロニクス(ST)は1月28日、新しいマイクロコントローラ「STM32F767/769」を発表した。同製品は、高性能な制御機能やユーザ・インタフェースの設計簡略化に適しており、携帯型機器、ウェアラブル機器、スマート・ビルディング、産業機器、スマート家電およびパーソナル・ヘルスケア、ポイント・オブ・ケア医療機器などのアプリケーションに優れた処理能力と電力効率を提供する。ARM Cortex-M7プロセッサ(216MHz/462DMIPS/1082 EEMBC@ CoreMark)を搭載し、デュアルバンクのFlashメモリ、Chrom-ARTグラフィックHWアクセラレータ、ハードウェアJPEGアクセラレータ、TFT-LCDコントローラ、およびMIPI-DSIホスト・コントローラを内蔵。また、I2Sインタフェース、シリアル・オーディオ・インタフェース(SAI)、オーディオPLL、およびデジタル・マイクロフォンまたは外付けΔΣADコンバータ接続用のDFSDM(Digital Filter for Sigma-Delta Modulators)などといったオーディオ機能も備えている。これに加え、512KBの内蔵RAMおよび各16KBのデータ/命令キャッシュを搭載しているほか、外部メモリ・コントローラ(FMC)とデュアルQuad-SPIインタフェースによって、SDRAMやシリアル・フラッシュなどの外付けメモリの追加が簡略化され、アプリケーション・コード・サイズは実質的に無制限となる。さらに、デュアルバンクの内蔵Flashメモリは書込み・読込みの同時処理が可能なため、ソフトウェアのアップデート中であっても、シームレスなアプリケーション処理と操作を継続できる。同製品は現在サンプル出荷中で、2016年5月に量産が開始される予定。
2016年01月28日STマイクロエレクトロニクス(ST)は1月27日、マイクロ波広帯域RFシンセサイザ「STuW81300」を発表した。同製品はシングルチップでRF周波数範囲(1.925~16GHZ)に対応し、同社のBiCMOS SiGe技術の採用したことでより低い部品コストで多用途なRFアーキテクチャが実現するとしている。また、プログラム可能な幅広いハードウェア・オプションも特徴であり、無線回線、衛星通信、基地局および試験・計測装置などのニーズに対応が可能となっている。「STuW81300」はSTW81200およびSTW8110xファミリの後継品であり、同じ基板設計でマルチ・バンドと複数のRF規格に対応すると同時に、高い性能と柔軟性を提供。例えば、衛星用機器において、STuW81300は、Kuバンド信号の変・復調用ローカル・オシレータとしてそのまま使用できるだけでなく、追加のオンボード周波数ダブラーを利用してKaバンドもサポートする。さらに、単一の非安定化単一電源(5Vまたは3.6V)からの給電で駆動すると共に、従来の電源インフラから低消費電力機器にわたる幅広いアプリケーションにおいて、消費電力と性能を調整できるという独自の機能を有している。同製品は現在サンプル出荷中で、2016年に量産を開始する予定。単価は1000個購入時に約11ドルとなる。
2016年01月27日STマイクロエレクトロニクス(ST)とQuantenna Communications(Quantenna)は1月20日、4K対応Wi-Fiクライアント・ボックス向け小型リファレンス設計を発表した。今回発表したリファレンス設計は、STのUltraHD HDR対応プラットフォーム「Cannes 4K」と、Quantennaの4x4 802.11ac Wi-Fi「QSR1000」を統合したもの。「Cannes 4K」は、コストと性能の最適化が図られているほか、「QSR1000」と組み合わせることで、DynaMMO(Dynamic multi-user MIMO)技術をサポートする4x4 MIMOアーキテクチャ、ダイナミック・デジタル・ビームフォーミング、および4空間ストリームを活用し、卓越した性能、帯域、信頼性、電波受信範囲が実現する。また、各種規格に適合しているため、サードパーティ製の802.11ac/11n対応デバイスと相互接続が可能となっている。両社は同リファレンス設計によって、優れた室内電波受信範囲と携帯性、およびマルチルームの視聴環境が実現するとしており「今回の協力は、住宅内の優れたマルチ・メディア体験を実現する、コスト効率と柔軟性に優れた4Kワイヤレス・ソリューションへの道を開きます。」とコメントしている。
2016年01月20日STマイクロエレクトロニクス(ST)は1月18日、FlightSense技術を採用した第2世代のレーザー測距センサ「VL53L0」を発表した。同製品はToF(Time of Flight)法に基づくモジュールで、940nmVCSEL光源、SPAD光子検出器、高性能マイクロコントローラを集積。発光が肉眼では見えない発光波長940nmの光源を使用すると共に、赤外線フィルタと組み合わせることでクラス最高の周辺光耐性を実現している。また、内蔵マイコンとデジタル・アルゴリズムにより、最終アプリケーションにおけるホスト処理とシステム消費電力を最小限に抑える。「VL53L0」は、2m以上離れた距離で、1つの画像フレームにおける完全な測定動作を通常30ms未満で実行することができ、動画モードとバースト・モードの両方でインスタント・フォーカスが実現する。従来の技術では、低照度や低コントラストの場面のインスタント・フォーカスは困難だったが、FlightSense技術を採用したことで、対応可能となった。また、測距精度にも優れているため、デュアルカメラ・ベースの奥行きマッピングなどのスマートフォン・アプリケーションが強化され、ロボット、ユーザ検出、ドローン、IoT、およびウェアラブルなどのさまざまな分野に応用することができるようになる。同製品の発表によりSTは「測距性能の新たな基準を確立し、ロボット・IoT分野における新たなアプリケーションの可能性を切り開きます。」とコメントしている。
2016年01月18日STマイクロエレクトロニクス(ST)は1月12日、32bitマイクロコントローラ・STM32F4アクセス・ラインの中で最小となるSTM32F410の量産を開始したと発表した。STM32F410は、ARM Cortex-M4Fコアを搭載し125 DMIPS、339 EEMBC CoreMark(100MHz動作時)の性能を実現。同社独自のART Acceleratorや電圧スケーリングなどの機能により、動作時の消費電力は89μA/MHzまで低減されている。STOPモードの電流も6μAに抑えられ、ウェアラブル機器、IoT機器、スマートフォンなどにも適用可能だとしている。また、64KB~128KBのFlashメモリと32KBのSRAMを内蔵し、モータ制御用タイマと32ビット/100MHzタイマを含む最大6個のタイマなどを搭載。SPI、I2C、I2SおよびISO 7816に対応したUSARTインタフェースを含む通信ポートのほか、12bit DAコンバータなど、その他のSTM32F41xには無かった機能が追加されている。パッケージは、UFQFPN48やLQFP64パッケージのほか、STM32F4シリーズの中で最も小型のWLCSP(2.55 x 2.58mm、36バンプ)で提供される。また、開発ボード・NUCLEO-F410RBも同時リリース。同開発ボードではArduino UnoとST Morphoに対応したコネクタが実装されているため、モーションセンシング、近距離無線通信(NFC)、Bluetooth(R)やIEEE 802.15.4無線ボードなど、各種拡張ボードとの接続も容易だという。
2016年01月12日『アイドルマスター シンデレラガールズ』の島村卯月役や『コメット・ルシファー』のフェリア役などを担当する声優・大橋彩香が、1stアルバムの制作および1stライブの開催を発表した。2015年11月・12月、自身初となる2カ月連続でシングルのリリースを行った大橋だが、その2枚のリリースを記念したイベントの最終公演が、12月26日に東京・サイエンスホールにて開催され、抽選で選ばれたファン約800人が参加。トークやライブ、お渡し会など盛りだくさんの内容で盛り上がる中、待望の1stアルバム制作およびZepp DiverCityでの1stライブ開催が発表された。注目の1stライブとなる『大橋彩香ワンマンライブ2016「Start Up!」』は、2016年6月5日(日)の開催予定。すでにチケットの最速先行受付もスタートしている。各詳細については大橋綾香公式サイトをチェックしてほしい。
2015年12月27日STマイクロエレクトロニクス(ST)は12月24日、カーオーディオ用D級アンプを発表した。今回発表されたFDA801およびFDA801Bは、デジタル音源を音質・音量共に優れたサウンドに変換するもの。デジタル信号入力は、GSMノイズ耐性、音質向上、部品コストの低減、システム設計の簡略化などに貢献する。同社は2012年にデジタル信号入力の車載用D級アンプを発表しており、FDA801およびFDA801Bはその第2世代製品となる。また、新しいDigital Impedance Meter(FDA801B)によるリアルタイムのスピーカ・インピーダンス測定機能を組み合わせており、カーオーディオの自己診断機能を実現すると同時に今後の新しい技術的な要求に対応したという。こうした性能強化のカギとなっているのが、同社の製造プロセスであるBCD9sで、チップ上の回路間干渉の最小化や待機時消費電力の低減に加え、パワー・トランジスタの損失を大きく低減して電力効率を93%以上に高めている。STは、新製品のメリットについて「電力損失を低減するFDA801/Bは、自動車の消費電力を低減させることにより、従来の自動車の燃費を向上させるだけでなく、ハイブリッド車や電気自動車の走行距離の延長にも貢献します。前世代品と同様に、STの新しいD級アンプは、アイドリング・ストップ技術に適合し、エンジン再起動時に自動車のバッテリ電圧が一時低下しても、再生が中断することはありません。」と説明。大量購入時の単価については問い合わせてほしいとしている。
2015年12月24日STマイクロエレクトロニクス(ST)は12月7日、デュアル・インライン・モジュール「SLLIMM」ファミリの新製品「SLLIMM 2ndシリーズ」を発表した。同製品は、ハードスイッチング回路において、最大20 kHz駆動のドライブを対象とし、広範な出力範囲(300W~3kW)に対応、さまざまなアプリケーションの電力効率を向上させる。また、低電圧マイクロコントローラと電源から電力供給されるモータを直接接続し、最大10個のコンポーネントを置き換えることが可能。さらに、2個のドライバ(ハイサイド・ドライバ1個、ローサイド・ドライバ1個)と専用トレンチゲート・フィールドストップIGBTを使った新たな内部構造を採用しており、業界最低レベルの電力損失(導通損失とスイッチング損失の両方を低減)に加え、卓越した堅牢性とEMI動作を実現したとしている。同社は「SLLIMM 2nd シリーズ」のほぼ全ての製品を量産中で、単価は1000個購入時に約9.5ドルとなる。
2015年12月07日『アイドルマスター SideM』のライブイベント「THE IDOLM@STER SideM 1st STAGE~ST@RTING!」が12月6日、舞浜アンフィシアターで開催された。今回は昼の部をレポートする。同イベントは『アイドルマスター SideM』初の単独フルライブイベント。『SideM』のアイドルは個性豊かなユニットとして活動しており、ユニット「Jupiter」より寺島拓篤(天ヶ瀬冬馬役)、松岡禎丞(御手洗翔太役)、神原大地(伊集院北斗役)、「DRAMATIC STARS」より仲村宗悟(天道輝役)、内田雄馬(桜庭薫役)、八代拓(柏木翼役)、「Beit」より梅原裕一郎(鷹城恭二役)、堀江瞬(ピエール役)、高塚智人(渡辺みのり役)、「High×Joker」より野上翔(伊瀬谷四季役)、千葉翔也(秋山隼人役)、白井悠介(若里春名役)、永塚拓馬(冬美旬役)、渡辺紘(榊夏来役)、「W」より山谷祥生(蒼井享介役)、菊池勇成(蒼井悠介役)、「S.E.M」より伊東健人(硲道夫役)、榎木淳弥(舞田類役)、中島ヨシキ(山下次郎役)が登場した。2011年2月に発売されたXbox 360『アイドルマスター2』にも961プロ所属アイドルとして登場した「Jupiter」の3人は、アイマスフルライブ初参戦となる。ライブ終盤にはスクリーンに映像出演の315プロダクション代表取締役社長・斎藤孝司がボイス付きで「パッションを感じるぞ!」と登場。声は立木文彦が担当している。さらに『アイドルマスター』シリーズ総合プロデューサーの坂上陽三氏からは、『アイドルマスター SideM』の新アイドル発掘オーディションが一次審査が12月9日よりゲーム内でスタートすることが発表された。それに伴いステージでは、現在ゲーム中ではビジュアルを伏せて履歴書だけが公開されている9人の新アイドル候補のビジュアルを初公開。元警備員の美作武史が二刀流の使い手だったり、元駄菓子屋の安堂鞠王がふわふわした洋菓子のようなビジュアルだったり。元清掃員の葛之葉雨彦は現代の退魔師(ゴーストスイーパー?)を思わせる装い。どうやらいずれも履歴書通りとはいかない個性派揃いの候補者が揃っているようだ。坂上プロデューサーは恒例となった「変態!」コールとオレンジ色のサイリウムでの歓迎に「女性に変態って言われると傷つくね」と苦笑いしていた。ライブのオープニング、スクリーンには各ユニットのキャラクターと、彼らがアイドルになる前の職業が表示されていく。女性客が多いライブらしく、映像が表示されるたびに黄色い歓声が飛ぶ。だが一番大きな大歓声が上がったのは、最後に「Jupiter」の3人が「元961Production所属アイドル」の肩書と共に表示された時だった。全員がアンフィシアターの円形ステージで入り乱れて楽しそうに歌い踊る「DRIVE A LIVE」からライブがスタートすると、冒頭の挨拶のトリはもちろんフルライブ初参戦の「Jupiter」。寺島は「みんな、お待たせしました!」、神原の「俺たちの始まりの日だね、チャオ!」の挨拶にも深い想いが覗く。最後に挨拶する松岡は、挨拶の前にはもう泣いていた。オープニングなのに泣いてるの? という空気もあったが、松岡にとってここは、いつでもライブできる気構えで5年間待ち望んでいたステージなのだ。今年の1月に『SideM』のキャストが発表されて以来、リリースイベントや公録などで少しずつ経験を積んできた各ユニットのメンバーたち。元軽音部バンドユニット「High×Joker」は切り込み隊長として「HIGH JUMP NO LIMIT」で会場を最高に盛り上げていく。中でも今日一のテンションを見せたのが千葉で、ダンスで躍動、間奏では騎馬戦の馬を作ったメンバーたちにまたがって気持ちよさそうにエアギターをかきならした。タオル曲として定着しつつある「JOKER×オールマイティ」では、客席から出現した5人がタオルをぶん回しながらステージへ。円形ステージを狭しと駆け巡りながら客席を煽りまくる。野上は「ハイパー楽しー! ことしようぜ」の楽しい、に楽の感情を爆発させるように乗せてくる。白井が「ドーナツ食べて」に合わせて「はむっ」とドーナツを食べる仕草を見せて歓声を浴びたりと、それぞれが個性を出そうとしてきているのを感じた。元教師ユニット「S.E.M」は「∞ Possibilities」からスタート。EDM調のサウンドに、色とりどりに光る階段ステージとレーザー演出のサイバー感がぴったり来る。ステージでの山下次郎をイメージしておでこ全開でキャラクターに寄せていった中島は「勇気いったんだぜ」と笑っていた。「S.E.M」の切り札的変化球が「Study Equal Magic!」で、普通のアイドルステージとはまったくテイストが違う不可思議なダンスが面白い。「Say ベンキョウ!」なんてコールアンドレスポンスは聞いたことがない。大人の先生たちが、本気でダイナミックに、ちょっと馬鹿なことをやる姿のかっこよさが「S.E.M」の持ち味だ。元アルバイトユニット「Beit」は、久しぶりに3人が揃っての登場。線の細い少年っぽい役柄の堀江だが、少し引き締まった堂々とした表情で、長身の2人の真ん中に立つ姿がしっくり来るようになった。「想いはETERNITY」も今までで一番バランスの良いパフォーマンスだったように思う。間奏で順番にキメるパートの梅原の彫像のような美しさはちょっと見とれてしまう。「スマイル・エンゲージ」は堀江演じるピエールのイメージが強い曲。梅原と高塚が優しく堀江の肩に手を置いて支え、笑顔をつないでいくようなステージだった。元サッカー選手の双子ユニット「W」は、「Pleasure Forever…」で大きく手を振り、クラップを呼び込んでいく。初のリリースイベントからわずか3週間で会場の規模は10倍になったが、ステージを包み込むような構成の客席がかなり明るいこともあり、数字以上に一体感が増して感じる。背中を預けあって座る演出から立ち上がる時、菊池が立ち上がる時にちょっとよろけたのだが、すかさず山谷が支えようとした姿に助け合う兄弟感があった。「VICTORY BELIEVER」では2人はエアーの入ったサッカー風ボールを持って登場。客席にボールを蹴りこんだり、間奏で見えないボールをリフティングでパスしあったりと振付にサッカー色を取り込んでいた。各属性のセンター的ポジションの3人が集まった「DRAMATIC STARS」は、まずは「DRAMATIC NONFICTION」を披露。ステージ奥の階段ステージで、センターに仲村、左右のお立ち台に内田と八代が立って力強いパフォーマンスを見せる。ソロパートに合わせて3人の足元がキャラクターカラーに光ったりと、光の演出も印象に残った。「STARLIGHT CELEBRATE!」が各ユニット2曲目のトップバッターというタイミングなのは、頼れる「Jupiter」が控えていればこそ。熱い笑顔とパワフルさが印象的な仲村が、拳を顔に寄せて見せたキュートな表情にはキュンとした。驚いたのは、ラストの挨拶で仲村が熱い涙を見せたこと。ほとんどのイベントでMCを務めて、『SideM』のステージを支えてきた彼だけに、今日のステージは特別胸に迫るものがあったのだろう。「Jupiter」のステージは、彼らが役柄に出会って5年目に初めて揃って立つある意味デビューステージだ。ステージ間のショートドラマのコーナーで、寺島や神原が「961プロ」の名前を出したことにも特別な意味を感じる。「Planet scape」では、雲海を抜けた先の星の海を背景に、階段に腰かけた3人が登場。神原のケレン味のある歌い上げや、松岡のキャラクターに入り込んだ少年っぽい歌唱に個性が見える。だが昼の部は寺島の囁くような叫ぶような寺島のソロから伝わってくる痛切な何かと、「Jupiter」のイメージカラーである緑のサイリウムに染まった客席を奥まで見通そうとするような、遠くを見つめる眼差しが一番印象に残った。締めの挨拶では神原が「本当にJupiterはこの3人で良かったと思いました」と語り、オープニングでは涙を流した松岡も気丈に今日ライブができた喜びと感謝を語っていた。最後はライブTシャツ姿で『SideM』の主題歌的楽曲「DRIVE A LIVE」を全員で歌ってライブは終了。昼の部は全員で手をつないでの「ありがとうございました!」を何回かやったり、「アイマスですよ、アイマス!」をやったりするも、なんとなく締まらない感じ。それも仲村たちがステージや会場のプロデューサーとの時間が好きすぎて、ついついステージに長く残りたがるのが原因のひとつだろうから、これもセンターの人柄故のカラーだろう。ステージに最後に残った寺島が、去り際に仲村と肩を組んで歩いて行ったのが強く印象に残った。
2015年12月07日STマイクロエレクトロニクス(ST)は11月18日から20日までパシフィコ横浜で開催されている組み込みシステム技術展「Embedded Technology 2015(ET 2015)」で「Smart Building」をテーマに、同社の幅広い製品群を展示している。○「Smart Building」はどのように実現するのかブースの入り口にはNFC認証、大気圧センサによる高低差検知、ワイヤレス給電などを実現するソリューションを組み込んだ展示が設置されており、デモンストレーションではそれらが実際に作動する様子を見ることができる。エネルギーの効率的運用・管理、高度なセキュリティ、優れた快適性が求められる次世代のビルがどのような技術によって実現するのかイメージできる内容となっている。「Smart Building」デモンストレーションの中でも必見なのは、顔認証システム「TeraFaces」だ。Tera Probeによる同システムにはSTの32bit マイコン「STM32F4」が搭載されており、わずか0.3秒で登録した顔を識別・認証することができる。現在、Cortex-M7ベースの「STM32F7」を使用したシステムの開発も進められており、そちらでは0.15秒で顔の識別・認証が可能だという。○厚さ0.22mmの超薄型電池このほかで注目なのが、厚さ0.22mmの超薄型サイズと長寿命化を実現した充電式個体リチウム薄膜電池「EnFilm」だ。同製品は、1日1回の充電で約10年間使用でき、最大4000サイクル放充電が可能。さらに、発火のリスクがないため、ウェアラブル機器はもちろん、橋梁などインフラの状態を監視するためのセンサをはじめとする多くのアプリケーションへの適用が期待される。
2015年11月18日STマイクロエレクトロニクス(ST)は11月9日、待機時消費電力の低減に貢献する電源用IC「VIPer0P」を発表した。VIPer0Pは、フライバック、バック、またはバックブーストのスイッチング電源として構成可能なオフラインの電源用ICで、アイドルモード中でもシステムのホストマイクロコントローラに待機電力を供給できるため、衣類乾燥機、洗濯機、食器洗い機、コーヒーメーカー、電子レンジなどといった生活家電のユーザインタフェースからのシステム起動が可能となっている。また、生活家電のスタンバイモードからの復帰に使われる専用の高耐圧メカニカルスイッチが不要になる。アイドルモード時(230Vac供給時)の消費電力は5mW未満で、この値は生活家電およびOA機器に関するIEC(国際電気標準会議) 62301規格の4.5項において、消費電力ゼロに分類されるという。同製品は、表面実装型パワーパッケージ(SO16N)で提供される。単価は、1000個購入時で約0.54ドルとなっている。
2015年11月09日日立システムズとウイングアーク1stは11月6日、中堅・中小規模製造業向けの業務システム分野で包括的な協業を開始した。協業の第1弾として、ウイングアーク1stの帳票基盤ソリューション「SVF」を「FutureStage製造業向け生産管理システム」の機能の1つとして組み込むとともに、標準帳票および帳票機能を全面刷新した。これにより、従来は日立システムズのエンジニアが行っていたFutureStage製造業向け生産管理システムに関する帳票のカスタマイズ作業をエンドユーザーが簡単な操作で修正できるようになり、コストと工期を短縮することが可能。また、今後、ウイングアーク1stのBIツールや経営分析ツールとの連携強化も行い、FutureStage製造業向け生産管理システムのさらなる強化を図る。日立システムズが販売するFutureStageシリーズは、製造業や流通業などの生産管理や販売管理をはじめとした基幹業務システムを行う製品で主に中堅・中小規模企業の顧客を対象にしている。特に各業界特有の業務要件を満たした機能を標準で備えた特定業種向けシステムは、カスタマイズせずに導入できるモデルとして採用されている。一方、納品書や請求書、注文書などの帳票は、初期導入時にエンドユーザー向けにカスタマイズをしていたほか、導入後も取引先の要望に対応するため、帳票変更したいというニーズには、エンジニアが個別に対応していた。こうした背景を踏まえ、日立システムズはウイングアーク1stのSVFをFutureStage製造業向け生産管理システムの標準機能として組み込んだ。ウイングアーク1stのSVFは、グラフィカルな操作画面のほか、「1帳票複数言語の正式サポート」「多言語対応プリンター機種の拡充」など、帳票のグローバル対応をサポートしている。今後、日立システムズは協業を通じ、FutureStage製造業向け生産管理システムの拡販を図り、2016年度末までに35億円の販売を目指す。
2015年11月06日STマイクロエレクトロニクス(ST)は10月15日、最高125℃で動作試験済の8bitマイクロコントローラー(マイコン)の製品ライン「STM8S Access Line」を発表した。今回発表されたSTM8S103F3U3は、8bitコアのSTM8(16MHz)をはじめ、ADコンバータ(10bit)、キャプチャ/コンペアタイマ(16bit 、4チャネル)、汎用タイマ(8bit)、UART、SPIおよびI2Cなどを搭載。また、Flashメモリ(8KB)、RAM(1KB)、EEPROM(640B)を内蔵しており、対象アプリケーションに十分なオン・チップ・ストレージを提供する。STM8Sで最も小型のパッケージは、3×3mmのUFQFPN20(20ピン)で、125℃での動作に対応する。さらに、広範な動作電圧(2.95V~5.5V)により、従来の5V回路のほか、より低電圧・低消費電力の論理回路にも簡単に接続することができるとする。STM8S103F3U3は現在量産中で、単価は1000個購入時に約0.46ドルとなっている。
2015年10月15日STマイクロエレクトロニクス(ST)は5月27日、新しいデジタル電源制御用ICファミリ STNRGを発表した。STNRGはハイエンドの産業機器に加え、太陽光発電用システム用コンバータ、電気自動車(EV)の充電ステーションなどの屋外機器にも適用可能な堅牢性を特徴としており、同社独自のSMED方式によるPWM生成器とSTM8ベースのコアを組み合わせているという。また、同製品には、EEPROM(32KB)、RAM(6KB)、ADコンバータ、オペアンプ、I2CポートおよびGPIOが搭載されている。さらに、SMEDの設定に専門的なソフトウェアスキルが不要で、内部タイマや外部イベント(ピーク電流、過電流、ゼロ・クロスなど)によって、動作させることができる。これによって、タイマー設定によってオフ時間を一定にしたピーク電流検出降圧コンバータを、コア・プロセッサの介在なしに動作させることができる。STNRGファミリは現在、全製品が量産中となっており、価格についてはSTのセールスオフィスまたは販売代理店まで問い合わせる必要がある。
2015年05月27日STマイクロエレクトロニクス(ST)は3月13日、小型パッケージ(WFDFPN8、2x3mm)で提供される車載用シリアルEEPROMを発表した。同製品は2KB~512KBのメモリ容量オプションを持つと共に、I2C・SPIシリアル・インターフェースに対応している。また、AEC-Q100グレード0に準拠した信頼性試験に合格しており、最高動作温度は125℃となる。このほか、パラメータの高速保存(書き込み時間:4ms)、高速データ交換(最高クロック周波数:20MHz)、組込みトレース機能とセキュリティ機能などの特徴がある。さらに、ソフトウェア識別向けの専用ページや、重要データの保護に役立つ書き込みロックが可能なページなども備わっている。STは、同製品によって、高度に統合されたボディ・コントローラおよびゲートウェイや、高度運転支援システム(ADAS)用レーダーおよびカメラ・モジュールの設計柔軟性を最大限高めることができるとしている。この車載用シリアルEEPROMは現在入手可能で、M24C02-DRMF3TG/K(メモリ容量:2KB、I2Cインターフェース搭載)の単価は、5000個購入時に約0.156ドルとなっている。
2015年03月13日STマイクロエレクトロニクス(ST)は3月10日、ワイヤレス給電の送電システム向けに、デジタル・コントローラーIC「STWBC」を発表した。同製品は携帯電話やウェアラブル機器など、バッテリー駆動機器の電磁誘導方式ワイヤレス給電において、送電側(TX)から受電側(RX)への電力伝送の非常に柔軟かつ効率的な制御を実現する。また、伝送される電力量を受電側の要件に応じて正確に制御し、電力伝送の効率を最大化すると共に、動作温度の上昇を最小限に抑制する。加えて、送電側と受電側のデジタル・フィードバック機能により、レシーバに近接して障害を起こす可能性のある金属物や異物を検出し、電力伝送を停止させることができる。「STWBC」では「Qi 1.1.2 A11」認証取得済みリファレンス設計ボード(STEVAL-ISB027V1)、ソフトウェアのカスタマイズに必要なAPIライブラリと関連文書、およびリアルタイムに性能を監視して診断を実行するための包括的なグラフィカル・ユーザ・インタフェースが用意された。出力電力は最大で5W、動作電圧は5Vとなる。「STWBC」は現在量産中で、VFQFPN32パッケージで提供される。単価は、1000個購入時に約3.00ドル。
2015年03月11日STマイクロエレクトロニクス(ST)は2月26日、UVセンサ「UVIS25」を発表した。同製品は人体に最も影響を与えると考えられているUV-A(波長範囲315~400nm)およびUV-B(波長範囲280~315nm)を含む、波長範囲200~400nmのUV波を検出することができる。紫外線の検出だけでなく、紫外線指数(UVI)の計算も行うため、外部処理アルゴリズムや製造ラインでの較正も不要となる。主な仕様は、0~15のUVI出力範囲(1/16分解能)、SPI/I2Cインターフェース、電源電圧範囲が1.7~3.6V。UVI値は毎秒更新される。また、同製品は透過モールド・パッケージ(LGA-10L、2.5×2.5×0.76mm)で提供される。現在サンプル出荷中で、2015年第2四半期末に量産を開始する予定。単価は1000個購入時に約1.70ドルとなる。
2015年02月26日STマイクロエレクトロニクスは2月23日、32bitマイクロコントローラであるSTM32の統合開発環境(IDE)3種類を無償で提供すると発表した。これによりSTM32のユーザーは、EclipseベースのCooCox CoIDE、Ac6 System Workbench for STM32、MDK-ARMを無料で利用できるようになる。これらのIDEはコード・サイズの制限がなく、STM32を使用する上で必要な設定ファイルとファームウェアがすべてサポートされる。また、設計の検証や開発に使用されるSTM32 Nucleoボードやディスカバリー・キットなどのハードウェアも用意される。Ac6 System Workbench for STM32とCooCox IDEは、ARM Cortex-M0/M0+/M3/M4コアを搭載するすべてのSTM32に対応。MDK-ARMは、従来の8bit/16bitマイコンから32bitマイコン(Cortex-Mベース)への移行を支援するため、Cortex-M0/M0+を搭載したSTM32F0およびSTM32L0シリーズの機能をサポートしている。さらに、これらのIDEは、Windowsデスクトップ・プラットフォームで動作可能となっており、Ac6 System Workbench for STM32は、2015年第2四半期までにLinuxおよびMac OSXにも対応する予定。MDK-ARMは日本語のユーザーガイドに対応した。
2015年02月23日STマイクロエレクトロニクス(ST)は2月20日、Instabeatのスイミング用ヘッドアップ・ディスプレイに同社の技術が採用されたと発表された。このディスプレイは、心拍数・泳ぐ速度・ラップ数・泳いだ距離・燃焼カロリー推定値などを記録・保存しゴーグル上にLEDで投影するもの。スイマーのゴーグルに小型モジュールをクリップで取り付けて使用し、こめかみの血流から心拍数を測定するため胸を締め付けるストラップは不要。また、無線でオンライン・ダッシュボードと同期しており、ダッシュボード上で目標の設定やパフォーマンスの確認が可能となっている。STは同製品に対して、動きを検出する9軸慣性モジュールや低消費電力のBluetooth対応ネットワーク・プロセッサ、電力制御を行うリチウムイオン・リニア・バッテリーチャージャICなど、さまざまな技術を提供した。
2015年02月20日STマイクロエレクトロニクス(ST)は2月6日、次世代光学MEMSの研究プロジェクトである「Lab4MEMS II」の内容を発表した。同プロジェクトは欧州の官民パートナーシップであり、社会に重要な影響を与える技術およびアプリケーション分野の開発を目指すENIAC JUが契約し、2013年4月に発表された「Lab4MEMS」プロジェクトを拡張したもの。当初は圧電・磁気材料に加え、次世代MEMSデバイス用パイロット・ラインの開発に重点を置いていたが、「Lab4MEMS II」ではMEMSとマイクロ光学を融合させた、超小型光学電子機械システム(MOEMS)の研究に取り込むこととなる。具体的には、マイクロ光学技術と標準的な微細加工技術を応用したさまざまなデバイス(光スイッチ、 マイクロミラー、 光クロスコネクト、 レーザー、 およびマイクロレンズなど)の設計・製造・テストに焦点を当てていく。また、1軸デュアルミラーの生産最適化ならびに2軸シングルミラーの開発の可能性について研究することも同プロジェクトの目的のひとつだという。STは同プロジェクトのパイロット・ラインにおいて200mmウェハ製造設備を拡張すると同時に、光学技術を追加する予定。また、戦略的技術の実用化に向けたノウハウの強化と共に、科学的技術とシリコン上に作製されるスマートマイクロ/ナノシステムの幅広い設計・製造能力を組み合わせるほか、300mmウェハへ移行した場合の潜在的利益とその影響についても評価を行う。「Lab4MEMS II」は、2013年秋に選出され、2014年11月から作業が開始されている。
2015年02月06日STマイクロエレクトロニクス(ST)は1月30日、蜂群崩壊症候群(CCD)の対策に同社の技術が採用されたと発表した。CCDは、働き蜂が巣から失踪する現象で、寄生虫、ウイルス、殺虫剤などが原因と考えられている。今回、農業分野に重点を置いたサービスを手がけるEltopia Communicationsの「Intelligent Foundation」にSTのマイコン、センサおよび電力制御用ICが搭載された。Intelligent Foundationは、寄生虫の中で最も問題となるダニを検知するフィルムで、巣の中の標的に熱を当てることでダニを駆除することができる。現在、EltopiaはIntelligent Foundationの研究・開発・テストを行っており、2015年秋の発売を目指し、追加テストに参加する養蜂業者や学術機関を募集している。
2015年01月30日3児の主婦・箕輪玖美さん12月21日、女性ファッション誌「美ST(光文社)」主催「第5回国民的美魔女コンテスト」の最終選考会が東京・虎ノ門ヒルズで開催され、東京都在住で3児の主婦・箕輪玖美さん(43歳)が見事、グランプリに輝いた。約1850名が応募「国民的美魔女コンテスト」は、年齢を感じさせない美しさを持つ女性の真の「美魔女」を発掘する目的で、2010年から開催されており、今年で5回目。今年は約1850名が応募し、最終選考に21人が残り、見事、箕輪さんが真の「美魔女」に選ばれた。グランプリの他、プレミアム美魔女賞とミネラル美魔女賞を受賞しており、3冠を達成した箕輪さんは、「まさか賞をいただけるとは思っていなくて、今日一日楽しく過ごそうと思っていたのですが、楽しく過ごせた上にこのような賞をいただいて大変うれしく思っています」(マイナビニュースより)とコメント。また、美魔女を目指す女性に向け、「私も専業主婦で何となく時間が過ぎていくうちにもうダメなんじゃないかと思いましたが、一歩踏み出さないと世界が広がりません。躊躇しないで、一歩前に出て過ごせされるといいと思いますよ」(マイナビニュースより)とコメントした。箕輪さんは、10代から20代にかけてモデルの仕事をしていた経歴を持っている。今後は、芸能事務所のオスカープロモーションに所属する。(画像は国民的美魔女コンテスト公式HPより)【参考】・「第5回国民的美魔女コンテスト」
2014年12月24日STMicroelectronicsは、デュアル・インタフェース搭載セキュア・マイクロコントローラ(セキュア・マイコン)「ST31G480」が、日本国内の次世代の少額決済に対応したクレジットカード向け製品としてソニーに採用されたと発表した。同マイコンはデュアル・インタフェース(接触・非接触型)を搭載し、高い演算能力および電力効率に優れた柔軟性と相互運用性を組み合わせており、カード・リーダで使用されている異なるタイプのRF通信を自動検出し、処理することが可能という特徴を持つ。また、ソニーならびに採用企業各社は、複数の異なる規格・インフラ・地域にわたり運用可能なマルチアプリケーション対応の非接触型クレジットカードを開発し、普及させることが可能になるという。なお、ソニーが導入する新しいクレジットカード用ソリューションは、2016年前半に入手可能になる予定で、1チップにデュアル・インタフェースに対応したVISA/MasterCard/JCBの最新の決済スキームとFeliCaベースの決済アプリケーションを搭載したカードになる予定だという。
2014年11月18日STマイクロエレクトロニクス(ST)は11月7日、業界最小クラスのオートモーティブ・グレード準拠の6軸慣性測定ユニット「ASM330LXH」を発表した。「ASM330LXH」はジャイロ・センサおよび加速度センサを搭載しており、トンネルなどの全地球衛星測位システム(GNSS)からの信号が弱い環境下でも、直前にいた場所から、時間、加速度および方向の変化に基づき現在位置を計算する、高度な推測航法ソフトウェア・アルゴリズムの利用を可能とする。また、自動料金収受システムやその他の車載テレマティクス機器へ応用することもできるという。同製品では、同社のTHELMAマイクロマシニング・プロセス技術が適用されている。3軸加速度センサと3軸ジャイロ・センサが同一シリコン上に形成されており、LGAパッケージ(3x3x1.1mm)で提供される。検出範囲の選択(16bit同期データ出力で2/4/8/16g、125/245/500/1000/2000dps)が可能で、ジャイロ・センサおよび加速度センサは6つの出力データレートからの選択できる。また、電力効率は、(パワーダウン、ローパワー、ノーマル)で変化する。なお、単価は1000個購入時に約6ドルとなっている。現在サンプル出荷中で、2015年第1四半期に量産を開始する予定。
2014年11月07日パナソニックは9月29日、オーディオ専用ブランド「Technics(テクニクス)」のネットワークオーディオプレーヤー「ST-C700」を発表した。発売は2015年2月が予定されており、希望小売価格は138,000円となっている(税別)。なお、本製品は受注生産となる。Technicsブランドにおいて、上位のラインナップである「リファレンスシステム R1」シリーズに対して、より多くのユーザーに楽しんでもらうことが念頭に置かれている「プレミアムシステム C700」シリーズとして位置付けられるモデル。ST-C700は、ジッターによる音質劣化や外部からのノイズ混入を防ぐ「Digital Noise Isolation Architecture」、電源ノイズの混入を抑える「Virtual Battery Operation」などを搭載するネットワークオーディオプレーヤーだ。Digital Noise Isolation Architectureは、ジッターリムーバーによるジッター削減のほか、LAN入力にはコモンモードフィルター、デジタルインタフェースであるUSBにはパルストランスと、インタフェースごとに適したノイズ遮断を行うもの。これにより、クリアで安定したサウンドを実現する。加えてUSBからの入力には、低誘電損失、高耐圧、温度安定性などの特性を持った高品質ルビーマイカのコンデンサーや、磁気歪みに強い非磁性カーボンフィルム抵抗によるパワーコンディショナーを搭載。USB電源ラインからノイズが混入するのを低減し、高音質再生を可能としている。Virtual Battery Operationは、基準電位発生回路をコンデンサーチャージに使用。音楽再生時には回路を遮断して、電源ノイズが信号へ混入するのを防ぐことで、音が濁る原因を取り除くものだ。これにより、電源回路自体でノイズが発生するのを抑えている。これらに加えて、Technicsオリジナルアルゴリズムの「Ultra Low Distortion Oversampling」を採用。デジタルコンテンツ特有のサンプリングによるイメージ成分を-160dB以下まで高精度に除去し、豊かな空間表現を可能としている。接続インタフェースは入力がUSB-A、USB-B、出力がアナログRCAアンバランス×1系統、同軸デジタル×1系統、光デジタル×1系統、そのほかLANポートを備える。サイズはW340×D305×H88mm、質量は約4kgだ。
2014年09月29日2180名のなかから厳選18名のまさに“美魔女”!光文社の「美ST」がおくる「国民的美魔女コンテスト」。外見だけでなく、内面や知性を兼ね備え、才色美な美しき大人の女性、年齢を感じさせない美しさをもつ、輝く女性たちを選出するコンテストとして、今年で第4回目を迎えている。“美魔女”という言葉も市民権を得てきた昨今、今回はさらにその頂点を競う争いもシビアなものとなり、2180名もの応募があったそうだ。多数の我こそは“美魔女”という、驚きの美しさをもった女性たちのなかから、東京・大阪の地区予選を経て、18名のファイナリストが決定した。WEB投票も間もなく開始!ファイナリスト18名には、子育て一辺倒な毎日のなかでも美しさに磨きをかけることを忘れない家庭的美魔女から、オーガニックカフェを経営し、スローライフを提唱するナチュラル美魔女、香りのスタイリストでもあり、美容部員として自らの美も磨くプロフェッショナルな美魔女、ダイエットサロンを主宰するダイエット美魔女など、多彩な面々がそろっている。WEBでの人気投票は8月17日よりスタート。その後、11月の最終選考会で美魔女のグランプリが決定する。この最終選考会に向け、ファイナリスト18名は、これからブログでの発信や、さらなる審査・試練、イベントなどに参加していくこととなっている。美の頂点を極める、あくなき挑戦が続いている。【参考】▼国民的美魔女コンテスト公式サイト月中なら「月額2,980円」であなたも今日からスベスベ芸能人ボディになれます!(9月16日)30代女性に向けたブログメディア、「ANGIE」が登場。仕事や恋愛で悩みが多いこの世代に、楽しく生きるためのヒントを提案。(7月29日)恋のから騒ぎに「白黒はっきりつける」男性必殺アイテムとは?(6月29日)元の記事を読む
2013年09月21日ちょっと贅沢な美脚&美白ケア!秋・冬は女性にとって大きな敵、そんな悩みを解決する「美脚&美白ケアSTAY」を、セレスティンホテル(株式会社セレスティンホテル 所在地: 東京都港区)が、2012年10月1日(月)から2013年2月28日(木)まで期間限定で発売している。「美脚&美白ケアSTAY」は、夏の疲れを癒し、充実した秋・冬を過ごす事を目的に、美脚ケアと肌の美白ケアを中心に多数の特典を用意している。宿泊にはレディースルームを用意し、ちょっと幸せに、より快適に過ごせるよう心配りがされているのが嬉しい。夏の疲れ対策、秋・冬のお手入れ秋から冬の気温が下がる時期、朝はすっきりと履けたブーツが夕方にきつく感じるのは、冷えなどが足の疲れやムクミを引が起こしているのが主な原因。それらの解消には、リラックスタイムや就寝中のケアが重要となる。またこの時期、夏の強い紫外線でダメージを受けた肌のお手入れは欠かせない。心と体にちょとしたご褒美を「美脚&美白ケアSTAY」では、大人気の「寝ながらメディキュット」やマッサージャーなど、 徹底的に脚をケアする多数の特典を取り揃え、また、夏で痛んだ肌にはミキモトの 美白ケアシリーズを用意、充実した今年の秋、冬を過ごす為のアイテムが満載である。また気持ちを解放するくつろぎと快適性、少し贅沢な非日常の癒しのひとときを演出、日頃なかなかできない、心のケアにも配慮している。多彩な「美白ケアと美脚ケア」今回のプランでは、<美脚ケア>として、ドクターショールの「寝ながらメディキュット」で美脚ケア、マッサージャーで疲れた脚のもみほぐし、ルームフレグランスでのケアモード、入浴で新陳代謝をアップ、ハーブティーで身体の中を整える(ラベンダー・カモミール・リンデン・レモンバーベナーのブレンド)を用意、また<美白ケア>は、MIKIMOTO COSMETICS(パールシリーズ)で美白ケア、ナイトスチーマーで寝ながらエステ、快眠は美肌のもと!快眠環境で熟睡タイムと、多彩なケアを用意、心身ともにリラックする事ができる。部屋タイプ : レディースルーム(24m²)、『クイーンサイズベッド(1,600mm×2,030mm)』販売期間 : 2012年10月1日(月)~2013年2月28日(木)宿泊料金 : 13,500円~(税金・サービス料込)元の記事を読む
2012年10月13日