現在、5歳と2歳のやんちゃな男の子2人を育てています。子どもたちは2人ともYouTubeが大好きで、長男は3DSのゲームにも夢中になり始めました。時間を守らせたいのですが、なかなかすんなりとやめてくれません。そこでいろいろな方法で子どもに時間を守らせようとしています。そんなわが家の時間の守らせ方をご紹介します。 オフタイマーで管理!はじめは、テレビのオフタイマー機能で時間を管理していました。30分と時間を設定すれば自動でテレビが消えるので、時間管理がしやすいです。しかし、4歳ごろになると長男は知恵がついてきて、電源が切れたあとに勝手にまた電源をつけてしまうようになりました。「あれ? まだ30分経ってない?」と聞いても知らん顔。設定をみるとオフタイマー機能が設定されていない……などということが何度もありました。 見てわかりやすいように管理! 次に試したのが、テレビを見てよい1日の時間を視覚化することです。マグネットで作った電球に、テレビを見た時間分だけ黒いマグネットを貼っていきます。電球がすべて真っ黒になれば、「もうテレビさんは疲れちゃったからおしまいね。休ませてあげようね」と言ってテレビを消しました。テレビの形に切ったマグネットに「また明日ね」「疲れちゃった」などの吹き出しを付けるようにしました。かなり効果があったのですが、今度は長男が3DSのゲームで遊び始めたので、また新しい作戦を考えることになったのです。 チケット制で管理! 今年の夏から導入したのが、チケット制です。あらかじめ作っておいた「テレビ券」「ゲーム券」を各自に配り、遊ぶときには券を渡してからというルールを作りました。この作戦は子どもたちもおもしろがり、うまくいきました。今もこの方法で管理しています。一時期、長男が次男のチケットをとってしまうという事件がありましたが、2人の券の文字の色を変えて対策しました。このときは叱りながらも、子どもながらにいろいろ知恵を絞るものだと感心しました。 現在もこのチケット制で管理していますが、チケットを10分単位にしてしまったため、細かく管理しなければいけないので手間がかかります。まだまだ子どもたちと私のアイデア攻防は続きそうです。ただ、いろいろと対策することで子どもたちも「テレビやゲームの時間は守らなければいけない」という習慣は強く付いてきています。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:竹内優実5歳と2歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2020年02月22日新築分譲マンションを購入して引っ越すことになったため、娘も保育園を転園することになりました。転園手続きは職場復帰時の保活よりも大変! さらにはトラブルに見舞われ、大ピンチを迎えながらも周囲の協力を得て乗り越えた体験談です。 マンション購入から転園手続きまで6月に今の家とは異なるエリアでマンションを購入したことに伴い、2歳の娘も転園することになりました。マンションの竣工・入居時期は翌年の3月末。私の住んでいる地域では、4月一斉入園の入園手続きは10月から始まるため、マンション購入から転園手続き完了までに私たちに与えられた時間は約半年ほど。 その間に園見学や手続きに必要な書類を揃える時間があまりないと感じ、マンションの購入が決まってからすぐに転園手続きに向けて動き始めることにしました。 仕事の合間を縫って園見学へ転園手続きは、保育園のリストを見て見学候補を挙げるところまでは育休復帰のときと同じでしたが、今は当時とは違って仕事をしているので、園庭開放や園の説明会に予定を合わせるのがものすごく大変でした。 あまりにもスケジュールが合わないため、私は有給を取って娘を連れて園庭開放に行ったり、夫の夜勤明けに一緒に説明会へ行ったりすることもありました。そんなハードスケジュールのなかでもなんとか入園候補を絞り込み、区役所での申し込みに備えて夫婦それぞれの書類を揃えていくことになりました。 人事のミスで大ピンチ!私の書類関係は申請後1週間ほどですべて手元に届きましたが、1カ月近く経っても夫の書類は一向に届きません。書類の締め切りも迫り、さすがに焦り始めて夫の会社の人事に確認すると、部署間の引き継ぎに不備があり、書類が届くまでにまだ時間がかかるとの回答が……。 このままでは書類の締め切りに間に合いそうになく、保育園入園は絶望的。区役所に事情を説明したところ、職員さんも他の方法がないかを一緒に考えてくださいましたが、やはり書類の原本が締め切りまでに提出されることが必須だという結果は変わりませんでした。 上司の寛大な対応に救われたその後、締め切りの数日前に夫の職場から締め切り当日の午後に書類が届くとの連絡がありました。でもその日は私も夫も仕事。しかし定時上がりでは区役所が閉まる前に書類を提出できません。私はダメ元で上司に仕事を早退できないか相談しました。 すると、「想定できないことが起きたことは仕方がないし、保育園に入れないと仕事を続けられないから今日は早退しても大丈夫」と早退を許可してくれました。最低限の仕事を終え、急いで区役所へ。その甲斐あって区役所が閉まる前に書類を提出でき、転園手続きを無事に終えることができました。 転園は育休復帰と違うことも多く、かなり神経質になっていて余裕を持って行動していたはずなのに想定外のことで大ピンチに見舞われました。それでも区役所の職員さんや職場の上司に助けられ、無事に手続きを終えることができて本当によかったです。あとは無事に入園が内定することを心から願っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じてお住いの地域の保育課や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:金岡莉緒1女の母。独身時代から住宅関連企業に勤務し、産休育休を経て時短勤務中。妊娠・出産・子育てに関する自らの経験を中心に執筆している。
2020年02月21日息子が1歳を迎えたころ職場復帰をし、同時に保育園への登園が始まりました。普段は土日が休みの職場なのですが、どうしても一度休日出勤をしなければいけない状況になってしまった際の出来事です。 まさかの日曜出勤! 夫も不在… どうしよう基本は土日が休みの職場であるため、保育園には平日のみの登園となっていました。しかし、このときは会社の都合で日曜日でないと会議が開けず、仕事が進まないという事態になってしまったのです。タイミングの悪いことに夫もその週は休日出勤。実母に頼ろうと思いましたが、風邪を引いていて寝込んでいると断られてしまいました。 どうしようか悩んで上司に相談すると「子どもを連れて出勤したらいいよ。会議の間は僕が預かるから」と言ってもらえたのです。私はすっかり安心をしてしまい、当日まで他の職員に子連れで出勤をするということを伝えていませんでした。 準備は万端! 忘れ物もなし! だけど…当日は息子がぐずらないために先手を打つべくおむつや飲み物、おやつはもちろん、好きなおもちゃに昼寝用ブランケットと、アレもコレもと準備。結果、普段のおでかけ以上の大荷物になりましたが、これで同僚にも迷惑をかけず過ごせるはず!と私は考えていました。しかし、いざ職場に着くと同僚たちの戸惑う様子がわかりました。 そこで初めて「しまった! 事前に伝えていなかった!」と気づいたのです。慌てて息子を連れてフロア内へあいさつをして回りました。幸いにも息子は大人しくしてくれており、最初は戸惑っていた同僚も「小さい新人さんだなぁ」「いい子じゃないか」などと言ってくれ、私としては何とかなりそうだ、と思っていたのですが……。 先輩の一言にショック… でも、その言葉に納得そのなかで「子どもが来るなんて私知らなかったし。そもそも会社は子どもが来るところじゃない」と先輩に言われてしまったのです。迷惑をかけないための対策をしっかりしたつもりでしたし、上司から許可を得たという安心感もありましたが、すっかり動揺してしまい 「すみません。手は尽くしたのですが預け先が確保できず……。許可は得たので問題はないと……」。 ようやく言えた言葉でしたが、「他の同僚にはちゃんと言った? この日、子ども連れて来ますって。当日になって言えばいいわけじゃないでしょ?」と返され、「すみません」としか言えませんでした。その場は上司が間に入ってくれて納まりましたが、この一件以来、先輩との関係は少しギクシャクしてしまいました。 上司から許可を得たことに安心してしまい、周りが見えなくなってしまっていたのは私の落ち度です。小さい子どもがフロア内にいることで集中できなくなる職員や、そもそも子どもが苦手な職員もいたかもしれません。職場が子連れに寛容ではあっても、そういったことに気を配り、子連れでの出勤が必要となった場合は上司の許可はもちろん、他の職員にも事前に周知しておく必要があると感じました。著者:山田甜子夫と1歳の息子と3人暮らし。元アロマセラピスト。介護福祉士として福祉関連職でフルタイム勤務をしている。自身の経験や知識、体験を元にした記事を執筆している。
2020年02月16日生後2カ月のころ、赤ちゃんが泣き出したときにどうしていいかわからずイライラするパパ。そこでママが赤ちゃんの1日の様子をレポートしてパパと共有。その後パパの赤ちゃんへの接し方が変わり、イクメンに変身したお話をご紹介します。 パパの自分勝手な育児にイライラ育児には積極的に参加してくれるものの、泣いたときなどに赤ちゃんの要求がわからず、逆切れする夫にイライラしていました。いっそ育児には関わらないでほしいと思ったこともあります。夫が赤ちゃんを抱いているときに泣いたりすると、私までイライラして夫婦間の雰囲気が悪くなることもしょっちゅう……。毎日のお世話だけでも大変なのに、夫ともギクシャクして精神的にかなりまいってしまいました。 パパもわからなくて悩んでいた!私のイライラがピークに達したのを察知した夫。あるとき私が泣いている赤ちゃんをあやしていたら、「俺も赤ちゃんがなんで泣いているかわかればいいのになあ」とポロリ。赤ちゃんが泣いてもどうにもできない自分にイライラしていたとのこと。 そして私が毎日赤ちゃんのお世話が大変なのをわかっていても、どうしたらいいか悩んでいたことを話してくれました。私はその話を聞いて夫なりに赤ちゃんの接し方について悩んでいたのに、きつく当たってしまって悪かったと反省しました。 赤ちゃんレポート開始! 夫の気持ちがわかってから、どうにか赤ちゃんの状況を夫が理解できるようにならないものか考えました。そこで、日記ではなくその日の様子を時間別にレポートしたものを夫に見せることにしたのです。おなかがすいたり、眠くなってぐずって泣く時間帯や泣き方などの様子を具体的に書きました。 そしてレポートを始めて2週間ほど経ったころ、夫が「どんなときに泣くのか、泣いたときにどうすればいいか、わかってきたからうれしいよ」と言ってくれました。 赤ちゃんレポートを見ながら赤ちゃんの日々の様子を話し合うことで、夫の赤ちゃんへの接し方が変わりました。生後6カ月の現在では、積極的に赤ちゃんのお世話をしてくれるだけでなく、あやすのがじょうずなイクメンに大変身! おかげで私も以前のようにイライラすることもなくなり、夫婦間の雰囲気も良くなりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト:imasaku著者:住川 愛小6の息子と0歳の娘の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年02月16日私は、2歳の男の子と0歳の女の子のママです。食べることが大好きな私たち夫婦が妊娠する前に話し合い、堪能しておいてよかったことを紹介したいと思います。 夜の外出私は妊娠するまで夜勤のある仕事をしていたので、夜勤明けの日は仮眠をとり、夜に夫の運転で夜景のきれいなスポットまでドライブしたり、テーマパークに出かけたりしていました。 その後、第1子を妊娠してから今まで夜にひとりで外出したことは一度もありません。夜に外出したとしても、家族で外食をしたことが数回ある程度です。 なにより難しいのは、仕事などで夜にしか会えない友人に会うこと。「会いたいね」と話ながらもう何年も会えていない友人も……。お風呂や子どもの寝る時間を考慮すると、夜の外出はなかなか難しいのが現状です。 お酒を飲む私たち夫婦はお酒がきっかけで結婚したといっても過言ではないくらいのお酒好きです。夫婦でお気に入りの居酒屋が何店舗かあり、飲みに行く日は「今日はどこに行こうか」とワクワクしていました。居酒屋ではお酒も入り、外での食事は家での食事とは気分も変わるので、家では話さないような会話もできるのが楽しかったです。 今、私は授乳中なので、お酒は飲めません。上の子が卒乳して第2子を妊娠するまで半年程あり、その期間は念願のお酒を飲みましたが、寝かしつけもあり、以前のようには飲めません……。 思いっきり飲むことができるのはまだまだ先になりそうですが、夫婦でゆっくり晩酌できる日を楽しみにしています。 カウンター席しかないお店に行く夫はラーメンが大好きで、おいしいラーメン屋さんをたくさん知っています。今でも家族でラーメンをよく食べに行きますが、子どもが小さいうちは行けないお店もなかにはあります。 夫に紹介された私も大好きなラーメン屋さんがあるのですが、そこのラーメン屋さんはカウンター席のみ。人気店なうえ、ラーメンなので、ゆっくり食べることも難しいお店です。カウンター席は子どもが小さいうちは座れないので、行っておいてよかった場所です。子どもがカウンター席に座れるようになる日を楽しみにしています。 結婚後、私たち夫婦で決めていたことは、「多少お金がかかっても子どもができたらできなくなることをしておこう」ということです。子どもがいると気兼ねなく食事できる場所は限られてしまうので、行きたいお店に行っておいてよかったと思っています。著者:八木さつき2歳男児、0歳女児の母。ケアマネージャーの資格を取得。妊娠・出産・子育てに関する体験談を執筆している。
2020年02月15日ホルモンの影響と知りつつも、どうしても自分を責めてつらかった産褥期。4回の産後は毎度メンタルがガタガタでしたが、特にひどかった4人目の産後についての体験談をお話しします。 メンタルが落ちた時期と症状私には4回の出産経験がありますが、産後3週間~2カ月ごろにかけて情緒が不安定になりました。せっかく寝ても悪夢を見たり、夫婦喧嘩をしたり。上の子たちの遊びに付き合いきれないことや、必要以上に怒鳴ってしまうこと、家事をきちんとできていないことに苛立ち、とにかく自分を責めていました。 4人目の産後はもっとも症状がひどく、どんなに頑張ってもすべてがうまくいかずに、こぼれ落ちていくような絶望感にかられる日々。赤ちゃんが泣いていてもおむつを替える気力がわかず、涙が流れていくのを感じながら赤ちゃんをただぼーっと見つめていたこともあります。動悸や息苦しさが続き、ある朝本当に起きられなくなりました。 好環境があだに!? 嫌な妄想も始まった私自身、育児相談や家事代行の仕事をしていたので、産後の体の変化や子どもの発達についての知識はそれなりにあります。両方の実家も近く、ママ友もいて、夫も育児に積極的で、かなり恵まれた環境にいました。 しかし、逆にそれが自分を責めるきっかけにもなったようで、「こんなに恵まれているのに」と自分を責め、普段はあれほど「子育て支援」なんて言っておきながら、誰に相談して良いかわからなくなってしまったのです。 また、知人が育児ノイローゼになって34歳で子どもを残して自殺したという経験もあり、ふとした瞬間に、リストカットしたら、包丁を持ち出したら、などと考えてしまうことがありました。 やっと言えた「つらい」ある朝、体が言うことを聞かず、まったく起き上がれなくなりました。夫に「頑張っても頑張ってもできていない自分がダメに思えてしょうがない。つらい」と涙ながらに訴えた私。夫も話を聞いてくれ、「とにかく頑張らなくていいからね、家事はやるから」とのやさしい一言で寄り添ってくれました。 1カ月健診で医師に相談したところ、お薬を処方してもらって服用することに。授乳しても良いとのことだったので効果は薄めだったかもしれませんが、自分が今「つらい」ということを正直に話せたのが転機になったのだと思います。2週間の服用で動悸や息苦しさは減っていきました。 ホルモンバランスが急激に変化するから、と割り切ってもつらいものはつらかったです。誰かに相談するということがどれだけ勇気のいることなのかもわかりました。それでも結局はわが子のため。勇気を出して周りに話すことができてよかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:小林まり6歳、4歳、2歳、0歳の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。
2020年02月14日現在、夫の実家近くに住みながら、3人の子どもを育てています。夫には妹がおり、妹家族も近くに家を構えて住んでいて、同じくらいの子どもが3人います。いとこたちに会うと子どもたちは楽しそうに遊んでいますが、ふとしたときに義母の対応の違いが感じられて切なくなります。 旅行に誘われない妹家族の家は別に構えているものの、パパの仕事が忙しく帰りが遅いため、食事やお風呂などはすべて実家で済ませています。 そのため、ずっと一緒に住んでいるような感覚なのでしょう。連休にはたびたび義母と妹家族で旅行に出かけており、わが家はまったく知らされません。もしかしたら妹家族が旅費を出していたりするのかもしれませんし、うちに気をつかってくれているのかもしれませんが、なんだかちょっぴり寂しい気持ちになります。 誕生日を忘れられる妹家族は義母とほぼ一緒に過ごしているため、子どもたちの誕生日も毎回一緒にお祝いしている模様。しかしわが子たちは3人目が生まれたころから誕生日については触れられなくなり、「おめでとう」とも言われなくなりました。 数年前に義父が亡くなり、孫が多くなり、義母も大変なんだろうとは思います。でも、「おめでとう」も言われなくなるのはやっぱり寂しいものがあり、その傍らで妹家族が一緒にお祝いしているのを知ると、なんだか差を感じてしまいます。 「うちの子は…」と言われる義母にとっては何気ないひと言なんだと思いますが、妹の子どものことを「うちの子たちは……」といつも言います。実の娘の子どもですし、ほぼ一緒に暮らしているようなものなので、そう言うのも不思議ではありません。 でも、「うちの子は」と聞くたびに、私や私の子どもたちはよそ者扱いされているような感覚になります。義実家近くに住んでもう8年になりますが、なかなか関係的な距離は縮まらず、私の足も遠のく一方です。 近いのになかなか足が向かない義実家ですが、行けば子どもたちはいとこたちと楽しそうに遊んでいますし、義母も子どもたちにやさしく接してくれるので特に問題はありません。義母の何気ない一言や行動にちょっぴり切なくなることもありますが、適度な距離感で良い関係を保つほうがいいのかなと思うようにしています。 著者:沢田真紀子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年02月06日心身ともにのびのびと育ってほしいと願いながらも、成長曲線や生後○カ月には何ができるなどの“標準”にとらわれ過ぎてしまい、長女自身の成長を認めずに怒ってしまっていた経験があります。 体重がなかなか増えない悩みが始まりもともと小さめで生まれた長女は、おっぱいの飲みもあまりよくないため体重が増えず、健診のたびに保健師さんから指導されていた私は、成長曲線の標準に入れるために離乳食作りや授乳など、とても気をつかっていました。 しかし娘はそんな私の頑張りなど関係なく、晩ごはんを食べずに眠ったり、日々の食事もほんの少しのご飯を食べたりするだけでした。食事に手をつけないことに怒り、しつこく食べるように言ったり、時には無理やり口に運んだりと、今思えば余計に食べたくなくなるような方法をしていました。 標準でないことが許せない長女の体は小さめでしたが、早い時期から明瞭に話せていました。おむつがはずれたのも1歳半ごろで、保育者の言っていることを理解している行動も見られ、親バカですが賢い子だと期待していたのです。 他のことはいろいろと月齢以上にできるのに、あまり食べずに小柄なままの長女。健診では必ず指導を受けるという状況に、ますます長女に食べさせようと躍起になって怒る悪循環でした。なぜここだけができないのかと、目の前のわが子ではなく母子健康手帳のグラフとにらめっこをしていました。 新たな視点をくれた医師3歳児健診の際、自分で病院を選んで予約をとっていくシステムだったので、ママ友の間で評判の良い小児科を予約してみることに。当日はやはり体重が少ないことを指摘されましたが、ただ指摘で終わるのではなく、今までの推移と目の前の長女を見て、体重は少なめだけれど増え幅は安定していることや、顔色はよいことなどを話してくれました。 医師は「よく食べる子に食べさせないのは親ができるけど、食べない子に食べさせるってすごく大変だよね!」と言ってくれて、その場で大泣きしてしまいました。長女に対して過度に期待をかけ過ぎていたのと、健診のたびに指導されたくないという見栄からきつく怒っていたことに、医師の言葉から気づかされました。長女なりのペースで成長していることを本当に理解したあとはとても気持ちがラクになりました。 しかし、長女には申し訳ないことをしたと本当に後悔しています。小学生になった今も食は細いほうですが、大きな病気などなく元気に過ごしてくれていることが何よりうれしいです。 著者:ライター 横山まい三児の母。夫の転勤に伴い三人別々の県で出産し子育てをしている。転勤妻としての妊娠・出産・子育ての経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2020年02月04日私は3歳の長女と生後6カ月の次女の母です。長女を妊娠中に前職を辞めて、いったんは専業主婦の道へ。長女の育児が落ち着いたあとは、家計の足しにと細々とアルバイトをおこなっていました。ワーママに憧れはあったものの「フルタイムで働くのなんて無理」と思っていたのですが……。そんな私に転機が訪れたのです。 働きたいがワンオペ環境では難しい…夫が激務の仕事に就いており、親せきは事情があって一切頼れない環境にありました。しかし、周りのワーママへの憧れもありましたし、決してゆとりある家計でもなかったので、「本当は働いたほうがいい、でもこんな環境では働くのは無理に等しい」とずっと思い悩んでいました。そして次女の妊娠後期になり「里帰りもしないし、これでは長女の保育の手が明らかに足りなくなる」と心配になり、産前産後要件で長女を保育園に入所させたころ、転機が訪れたのです。 次女を出産。働きたい想いは募るが…私が住んでいるのは保育園が足りず激戦区の自治体だったので、長女を入所させられたのは本当に奇跡的だと思います。このまま就職しなければ、産前産後要件では産後2カ月で保育園を退園せざるを得ないという状況でした。だからこそ、この偶然の縁を大切にしたいという想いがありました。 次女の出産という一大イベントで心身共に大変な時期ではありましたが、「なんとかして働いて、このまま長女の保育園通いを継続させたい。けどどうしたらいいの? 今の私の状態で雇ってくれる仕事なんてあるの?」と、とても悩みました。 雇ってくれないのなら、自分で起業する悩み抜いた挙げ句、「雇ってくれるところがないのなら、自分で起業すればいい」と思いつきました。個人事業主という自営業のなかでも比較的規模が小さいものを選択したのですが、特に決まりなどはなく税務署で手続きを踏めば誰でも起業できるのです。 職業は「Webライタ-」を選択。育児の経験を生かした記事などを執筆しています。 現在、完全在宅勤務で長女は保育園、次女は自宅保育で隙間時間を見計らい執筆にあたっていますが、月に5万円前後の収入があります。きちんと就労しているのか審査する市役所の目もあるので、逆にそれがモチベーションとなり「頑張って稼ごう!」という気にさせてくれます。転機の流れがきたときに勇気を持って行動することが大切だと感じました。著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年02月03日私たち家族はオーストラリア在住です。2人目出産時、頼れる身内は夫だけという状況のなか、夫婦で育児ノイローゼのようになってしまいました。ここでは、2人目で育児経験があってもうまくいかないと実感したことや、精神的に不安定な状態になってから復活までの体験をお伝えします。 オーストラリアでの出産を決意!2人目の妊娠判明後、オーストラリアでの出産を決意。理由は、長女のときは日本に戻って出産したため、夫が初めて長女に会ったのが生後3日目だったのです。貴重な新生児期を一緒に過ごせたのはたったの1週間程でした。仕事があるので仕方のないことですが、私は夫と子どもを引き離してしまっていたことずっと後悔していたのです。日々変化する子どもの成長を夫にも見せたい! と思ってオーストラリアでの出産を決断しましたが、普段あまり娘のお世話をしていない夫と2歳イヤイヤ期真っ最中の娘を抱えての出産には正直なところ不安もありました。 ついに出産! そして……その後、妊娠38週3日の深夜に次女を出産しました。妊娠中の苦しさや、出産での疲労でくたくたでした。「これでやっと数日入院して休める」と思っていた矢先、看護師さんから「少し休んだら帰ってね」と一言。これには驚愕しました。私は疲労困ぱいでしたし、長女と一緒に帰ったら絶対に休めないと思い、一泊だけでも入院したいと食い下がりましたが答えはNO。沐浴もまだで胎脂をべったりとつけたままの次女を連れ、出産から約8時間後に泣く泣く退院することになったのです。 空回る夫、疲れ果てた私。その結果……夫は張り切って家事・育児をしましたが、慣れない家事や2歳イヤイヤ期の娘のお世話は簡単ではなく、次第に夫の様子に異変が。表情には覇気がなく食事をしなくなり、靴を履かないだけで長女を怒鳴ったり、ぼーっとしたりしている時間も増えていき……。それを見た友人が冗談ぽく「育児ノイローゼじゃない?」と一言。それだ! と心の中で叫びました。私のほうも夫のフォローにまわり、家事も育児も頑張った結果、心身を病み育児ノイローゼのような状態に……。めまい、食欲不振、倦怠感、突然出る涙、娘たちがかわいく思えないという事態にまでなってしまったのです。 一家の危機に救世主現れる!そして出産から2カ月後、わが家へ義母が手伝いに来てくれました。家の空気は一変! 明るくて子どもの面倒もよく見てくれる義母。バランスの良い食事を作ってくれて、家事もテキパキとおこなってくれて助かりました。私は十分に休息でき、仕事に復帰した夫も次第に育児ノイローゼのような症状が治ってよかったです。約3週間滞在してくれた義母と一緒に、私も娘たちを連れて日本に帰国しました。久しぶりの母国、実家、すぐに助けてくれる人たちがいる環境に安堵し、心から娘たちをかわいいと思える余裕が生まれました。 この経験で学んだことは、・誰でも育児ノイローゼのような状態になる・自分の力量を知り、対策する・育児や家事に完璧を求めない・産後は無理してでも休む以上4つです。まさか夫婦で精神的に不安定な状態になるとは思いませんでした。経験者でも育児を甘く見てはいけないと身をもって感じたのでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:藤原 にじ二児の姉妹の母。兵庫県出身、オーストラリア在住。自身の経験と感性をもとに執筆活動中。趣味はイラスト、漫画を描くこと。旅行も大好き!妄想の中でも旅行に行く。
2020年02月03日妊娠中からできれば母乳育児をしたいと思っていましたが、母乳のケアについてはあまりよくわかっていませんでした。しかし産後、母乳育児だった私は乳腺炎になりかけてしまったのです。でも、早めに乳房マッサージを受けたことで症状が改善し、無事に双子を母乳で育て、断乳まで至ることができた話をご紹介します。 母乳育児のスタート双子は低体重で生まれたため、1カ月ほど入院していました。お世話になった産院の助産師さんからは、母乳の出し方について丁寧な指導があり、マッサージもしてもらったため、順調な滑り出しで母乳育児をスタートできました。しかし生まれた娘たちは、生後しばらくは哺乳力があまり強くなく、母乳の出る量に対して飲んでくれる量が少なかったように思います。手での搾乳もあまりうまくできませんでしたが、時間をかけて搾り、入院する病院まで届けて哺乳瓶で飲ませる日々でした。 すぐに乳腺炎になりかける娘たちの哺乳量があまり多くなかったためか、だんだんと乳房が張るようになりました。搾乳もしていたのですが、ある日の朝、起きてすぐに、乳房に強い痛みを感じました。友人が同じような症状で母乳育児相談室の助産師さんに相談したと言っていたことを思い出し、紹介を受け、すぐに診てもらうことにしたのです。助産師さんによると、やはり乳腺が詰まっているとのことでマッサージを受け、詰まりをほぐしてもらいました。マッサージ後、乳房が柔らかくなって痛みも取れたので驚きました。 母乳マッサージを継続して無事に断乳までその後、定期的にマッサージに通ううちに乳腺炎のような痛みを感じることはなくなりました。また生後6カ月の離乳食が始まるころには、双子を完全母乳で育てられるほど母乳の出もよくなりました。1歳9カ月ごろの断乳の時期にもその助産師さんにはお世話になり、娘たちのケアや、断乳に伴う母乳の搾乳方法も含めて指導してもらいました。そして、何のトラブルもなく無事に断乳ができました。 産後すぐに母乳マッサージを受けたおかげで、乳腺炎を免れ、双子の娘たちを母乳で育てることができました。さらに継続的に同じ助産師さんに診てもらっていたので、スムーズに断乳することもできたと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:小川かなえ2歳の双子姉妹の母。東京郊外在住。元保育士、不妊治療を経て妊娠出産。子連れハイキングやキャンプなどアウトドアも再開。現在は親子の森のようちえんを運営し、地域や自然とともに子育てをしている。
2020年02月02日Twitterで話題のハッシュタグ「#育児衝撃画像」をご存知ですか? 以前も注目されたこのハッシュタグ、最近Twitterで再度トレンド入りし、育児中の衝撃画像が続々と集まりました。今日はそんな「#育児衝撃画像」の一部を紹介します! 人生何周目?撮影/@kaaachanhaotakuさん 『おかあさんといっしょ』を見ていたときのポージング。生後10カ月なのに貫禄がすごい……! すごい寝相撮影/@hapoa1113さん 体操選手のような衝撃的な寝姿にママもびっくり! どんな夢を見ているのやら……? 男児による立てこもり事件撮影/@PomDog_ff14さん 手前に写っているのが、占拠されたお家に住む被害女性だそうです。 心当たりのない呪いの人形撮影/@chouchouhanabiさん よりにもよって赤いペンで描くとは。こんなお人形さんが洗面所にいたら腰抜かしちゃう……! 成長の証撮影/@usyo731さん 耐重オーバーなのか、椅子がグニャッと曲がっちゃいました。平然と座ってるけど大丈夫!? 初めての綿棒浣腸でダイナミックボンバーした図撮影/@meltyhip_bさん ママが頑張って補正した水玉のところ、全てうんちだそうです……! 赤ちゃんがスッキリしてくれたなら何よりです。 以上、「#育児衝撃画像」をご紹介しました! いかがでしたか? この他にも、クスッと笑っちゃうような画像からちょっと怖い画像まで、様々な衝撃画像が投稿されていました。気になる方はTwitterで「#育児衝撃画像」と検索してみてください♪
2020年01月31日双子を育てているといろいろな質問をされますが、特に多いのが「一緒に寝てくれているの?」というもの。双子とはいえ、別々の人間です。最初から一緒に寝てくれるわけではありませんでしたが、2人の生活リズムを整えるよう心がけていくうちに寝かしつけもうまくいくようになったのです。ここでは双子を寝かしつけるためにおこなったことをご紹介します。 産後すぐ、助産師さんからのアドバイス双子の赤ちゃんの場合、早産になったり、低出生体重児のためNICUに入り、お母さんと一緒に退院するのは難しかったりすることがあると思いますが、わが子たちは産後そろって母子同室になりました。 そのとき、助産師さんから「授乳・おむつ替え・寝かしつけなど、すべてのことを2人同時にする方法と、あえてずらす方法がある。どちらがいいか、この入院中に試してみて。こればかりは人それぞれだから」と双子育児についてアドバイスをもらいました。 私は、2人が一緒に寝てくれたら最高だ!との考えから何事も一緒に世話をすることにしました。 よく寝ていたのに! 急に寝なくなった双子の兄弟授乳の最中に眠ってしまっていた2人。生後2週間ほどは、なんの問題もなく2人仲良くベビーベッドで寝てくれていました。しかし、生後3週間を過ぎたころからベッドに戻すと起きてしまうことが多くなりました。 手伝いに来てくれていた母が兄のほうを、私は弟のほうを担当して、それぞれ添い寝や抱っこなどで寝かしつけることに。弟のほうは、母親である私が担当していたせいか添い寝をすれば寝てくれましたが、母が担当していた兄のほうは抱っこをして歩き回らないと泣き止まなかったので大変だったと思います。 生後3カ月から生活リズムを意識!3カ月ほどの里帰りの予定でしたが、残り1カ月を過ぎ、このまま母に頼りっぱなしでは大変なことになる!と思い、その日からすべてひとりでおこなうことを宣言。まず、お昼寝や夜寝かせる時間を決めました。お昼寝は1人が起きて30分以上差ができそうなときは、もう1人を起こして2人の睡眠時間が大幅にずれるのを防ぎました。 もう1つ徹底したことが、抱っこで寝かしつけないこと。私ひとりで首のすわらない双子を同時に抱くのは現実的ではなかったうえに、抱っこ&おんぶができるようになったとしても、毎日続けられるとは思わなかったからです。時間がかかる日もありましたが、どちらかがいつまでも寝ないということはだんだんと減っていきました。 夜泣きがひどくて、もう1人が起きてしまう時期があり、そのときはおしゃぶりを使って寝かしつけました。否定的な考えも多いおしゃぶりですが、私が寝不足で倒れてしまっては一大事なので使用していました。気持ちよく寝ているもう1人の子を起こすのは申し訳ない気持ちになりますが、成長とともに毎日のルーティーンが決まるのでだんだんラクになりました。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:山中 凪一卵性の双子男児(2歳)の母。何を言っても「イヤ!」が合言葉の2人を、追いかけまわす毎日。双子ならではの悩みや経験を生かした記事を執筆中。
2020年01月25日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 平日の日中は、双子のワンオペ育児に奮闘しています。そんな私は、ベビーシッターも家事代行もしてくれるサービスを利用しています。今回は、子どもたちが1歳になるまでの大変な時期に双子育児を助けてくれたベビーシッターサービスを、どのようなときに利用したかについてご紹介します。 1人だけ体調を崩してしまったとき双子育児で一番困ったのが、1人だけ体調不良! というときでした。私ひとりで2人を病院へ連れて行くと、自分の注意が子どもたちに行ってしまい、先生の言葉が頭に入らないことが多く困っていました。 ベビーシッターサービス利用開始後は、元気な子どもは預けて体調不良の子どもだけ病院に連れて行き、先生の話に集中できるようにしています。双子ならではですが、その後元気だった子どもも同様の症状が出ることが多いので、1人目で対処方法などしっかり聞いておくことで、2人目の悪化が防げるようになりました。 家事が回らなくなったとき家事ができなくても「双子だからしょうがない」と普段から割り切っていますが、あまりにもできないことが続くと、気分が落ち込むことがあります。そのようなときには、ベビーシッターサービスを利用して、自分は在宅のまま育児に専念し、掃除や料理などの家事代行をお願いします。 家がきれいになり手作りの料理があると、心に余裕ができて、双子育児をいつもより楽しめました。ベビーシッターさんの場合、家事をしながらも2人が同時に泣いたときに助けてくれるので、家事代行のみのサービスよりも頼もしいです。 夫婦のリフレッシュわが家の双子育児は、夫も帰宅後や土日は育児に追われているため、夫婦で24時間休みなしの状況。月に1度でも、ベビーシッターサービスを利用して大人だけの時間を作ると、良いリフレッシュになります。今利用しているサービスは、登録料や月額費用が無料で、2人預けると1時間2,000円程度です。 保育園での一時保育より割高ですが、自宅での保育なので、子どもたちの荷物をかばんに詰める作業も必要なく、気軽に利用できます。2人分の荷物にすべて記名し準備するのは地味に大変なので、助かっています。 双子家庭はベビーシッターサービスを利用していることが多いようで、「他の双子ママもベビーシッターを利用していますよ!」と担当のベビーシッターさんから話を聞きました。手のかかる双子育児だからこそ、ベビーシッターサービスを利用して、少しでもラクになるように育児の負担を減らしたいと思います。 著者:浅間ゆか双子女児の母。結婚を機に引越し、住宅購入、双子育児と慌ただしい日々を過ごす。自身の経験をもとに、出産・育児などを中心にライターとして活動中。
2020年01月23日現在5歳になる娘がもっと小さかったころの話です。3歳になるまでの間、チョコレートやキャンディー、ジュースなど甘いものを娘に与えることをできるだけ控えていたわが家。一方、孫である娘に甘いものを食べさせたい義母は、断る私に対して一言二言嫌みでチクリと反撃。私と義母の攻防はどんな結果を迎えたのか、詳しくご紹介します。 虫歯リスクを減らしたい私自身が幼いころから虫歯になりやすく、歯医者さんに何度も通った苦い経験から、娘には虫歯を作らないように人一倍気をつけてきました。具体的には、毎日朝晩2回仕上げ磨きをはじめ、クリーニングやフッ素などの定期的な歯医者さんでのケア、おやつや食事の時間を毎日同じ時間にすること、おにぎりやお芋など砂糖を使わないおやつをあげていました。 さらに親の私や夫もきちんと歯医者さんでケアするなどして、気をつけていました。これから一生使う大切な歯だからこそ、手間と時間をかけてでも守ってあげたいと思っていたのです。 3歳までにこだわっていた理由いくら歯のためとはいえ、甘いものを一生あげない! と思っていたわけではなく、目安として考えていたのは少なくとも3歳まで。かかりつけの歯医者さんに「3歳までに虫歯菌が口の中に定着しなければ、将来虫歯になるリスクがぐっと下がる」と指導を受けたからです。砂糖を使わないおやつでも満足できている娘に、甘いものを与えてわざわざ虫歯を作りやすい環境を作る必要がないと考えていました。夫とは共通認識ができていた虫歯対策。でも、普段離れて暮らす義両親にはできていなかったことがトラブルを引き起こすことに……。 「ママに食べさせてもらえないのね」1歳過ぎの娘を連れて、家族でお盆に帰省したときのことです。暑がる娘に義母がアイスを買ってあげたいと言ってくれましたが、それまでにあげたことは1度もありません。丁重にお断りして一旦は引き下がってくれましたが、またすぐチョコレートやグミなど甘いものを食べさせたいとアピールする義母。娘の喜ぶ顔が見たいという義母のやさしさだとわかってはいたものの、どうしても譲れず断り続ける私。我慢の限界を超えた義母がまさかのひと言。「ママに食べさせてもらえないのね。おばあちゃんは買ってあげたいのに、かわいそう」 虫歯になるほうがかわいそういじわるで娘にあげていないわけではないのにかわいそうとまで言われ、悲しい気持ちと苛立つ気持ちが溢れてきた私。ついこらえきれず「虫歯になるほうがかわいそうです」と応戦。歯磨きをちゃんとすれば大丈夫と、さらに反論する義母へ歯医者さんで教わったこと、自宅で心がけていることを夫も交えて事細かに説明しました。心から納得した様子ではありませんでしたが、渋々理解してくれて無理やり甘いものをすすめることはなくなりました。 幸い5歳になった今でも娘は虫歯0をキープ。でも、義母も娘の喜ぶ顔が見たいという思いだけで、悪気があったわけではありません。私が自分でこだわっている部分だからこそ、義母にも事前にきちんと説明しておけばよかったと後々反省しました。 著者:近藤あいこ5歳女児と0歳男児の2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年01月20日抱っこですやすや眠る赤ちゃん、布団に寝かせた途端泣き出し、また振り出しへ。でも、そこでベビーマッサージをすると……? ベビーマッサージは赤ちゃんが気持ちいいだけでなく、私にとっても寝かしつけの技として、とても助かりました。 背中スイッチに悩む抱っこで寝かしつけた赤ちゃんを布団におろした途端、泣き出してしまうことが、ママたちの間で「背中スイッチ」と名づけられていることを耳にして納得。こんなにぐっすり眠っているのに、まるで背中に泣き出すスイッチがあるかのように布団へおろすたびに泣き出してしまいます。 再びチャレンジするもまた失敗。そうこうしているうちに時間はどんどん過ぎてしまい、赤ちゃんお目覚め……なんてこともありました。 妊娠中にベビーマッサージ教室へ私は妊娠中にベビーマッサージ教室に参加しました。参加した理由は話題のベビーマッサージとはどのようなものなのか興味があったからです。 産後は、生後1カ月ころから簡単なものを軽~く、それとなくやっていました。心なしか、まだ表情が少ない赤ちゃんでも気持ちよさそうに見えました。ところがその後、ベビーマッサージのすごさを実感するできごとが起きたのです。 “まるで魔法!” なできごとが起こった抱っこで眠りについた赤ちゃん。ここからが「背中スイッチ」との駆け引き! 泣くのか泣かないのか……泣いたー!! この日は来客があったため、布団で眠ってくれている時間に準備がしたい私は、すぐ抱き上げることはせず、普段からよくしている腕から足先までやさしく撫でるマッサージをしてみました。すると、少しずつ泣き声が小さくなってそのまま眠りについたのです。それからというもの、背中スイッチが “オン” になってもベビーマッサージで“オフ”にすることができるようになったのです。 正直、はじめは半信半疑でしたが、実際にベビーマッサージのすごさを実感してからは教室に行ってよかった、と思いました。赤ちゃんを連れて参加している方もたくさんいましたが、私の場合は妊娠中に参加したことで、産後すぐから赤ちゃんにベビーマッサージをしてあげられました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト:sawawa著者:高橋四葉四児の母。自然分娩二回、帝王切開二回を経験。現在子育てに奮闘しながら自身の体験をもとにした記事を執筆中。
2020年01月20日子どもが生まれると、あの厳しかった父が別人のように豹変し、孫を溺愛! そんな「孫フィーバー」じいじが巷で増加中! 会いたくて会いたくて震える……そんな「孫フィーバー」しちゃったじいじの溺愛エピソードをご紹介します。 義父は現場監督をしていて厳しい人なんですが、孫に対して「〇〇でしゅねぇ~♡」など強面な顔からは想像できないくらい甘い赤ちゃん言葉で話しかけます。あまりのメロメロっぷりなので、義父の部下が「そんなところ見たくない、聞こえない、やだやだ……」と苦笑いするほど溺愛してくれています。 子どものじいじとおじ(私のきょうだい)が、お互いを気づかうふりをして、よく子どもの取り合いをしている。 おじ「お父さん、ごはんゆっくり食べたいでしょ。その間、俺が抱っこしておこうか?」じい「いや、大丈夫だよ。お前こそゆっくり食べな」おじ「いや、俺もうご馳走さまだから、抱っこ代わるよ」じい「いや、抱っこしながらでも食べられるから大丈夫!」 なんとも微笑ましいです……(笑)。 私の父は、とても厳しい亭主関白なタイプ。妊娠したことを伝えると、「男の子がかわいい!」と男児を希望していましたが、初孫として生まれたのは女の子。どうなるかな……と思っていましたが、今まで見たこともないようなデレデレの笑顔! 孫と一緒に住みたくなって、50代で家を買いました……(笑)!じいじは超ヘビースモーカーだったのに、たばこを吸うのをやめた。孫のために空気清浄機を新調し、たばこのヤニで汚くなった壁紙を全部交換して、プチリフォームしてくれた。普段強面のじいじが、孫の前ではデレッデレ! 隙あらば抱っこしています。同居ですが、高いお金をかけてお風呂をリフォームし、私たちの寝室にタイルカーペットも敷いてくれました。ちなみにタイルカーペットのお金は、じいじのへそくりから出たらしいです(笑) 。とてもありがたいです。今までガラケーだったのに、孫が生まれてからすぐ、良い画質で写真を撮ったり送ったりできるようにとiPhoneに買い換えた。コンビニのプリント設定をして、いつでも印刷できるようにしていた。まだ現役で働いているじいじですが、孫を預かるためにわざわざ仕事を休み、ひとりで3人の孫の世話をこなしてくれます。孫が小学校に上がるタイミングで、孫の通学を見守るために、小学校目の前のマンションを購入しちゃいました(笑)。 じいじの口癖は「〇〇(孫)ちゃんはたいしたもんだ!」。 普段は仏頂面のことが多かったのに、孫を抱くとはデレデレで、いい笑顔になった。後年それが遺影になって、「すごくいい写真ね!」と親戚や知人から絶賛された。 ただし、写真を見返すと大部分の写真は孫の顔を見つめていて下向き。本当に孫をかわいがってくれていたんだなぁと思う。 「孫がかわいくって仕方がない……!」 そんなじいじたちの孫への愛が伝わってきますね。このほかにも、子ども服やおもちゃを段ボールで大量に贈ってくれる、LINEのアイコンがペットから孫に変わったなど、孫フィーバーが止まらないじいじたちのエピソードがたくさん寄せられました。 わが子を自分たち親だけでなく、じいじやばあばたちも愛し、かわいがってくれるのは親としてうれしいものです。全国のじいじ、ばあばたちの「孫フィーバー」は、少子化や孤育て(孤独な子育て)に歯止めをかけてくれるかもしれません。 ベビーカレンダーはそんなじいじ、ばあばたちの孫フィーバーを全力で応援します!
2020年01月16日1歳の息子が通院している病院の多くは、地域で評判がよく、いつも混んでいます。どこも予約なしの受け付け順での診察なので、頑張って早く行っても1時間半待ちは当たり前。今回は、大人が多い待合室で、できるだけ静かに子どもを待たせるために私がしていることをご紹介します。 やっぱりお絵かきボード! 待合室では音の出るおもちゃや動画はできるだけ避けたいですよね。わが家の息子はお絵かきが好きなので、汚れずに繰り返し使える、磁気式お絵かきボードを活用しています。100均でも売られていますが、サイズが小さく壊れやすいので、わが家ではA4サイズのものを購入! 時には一緒に絵を描いたり、息子が描いたものを褒めたりして、30分近くは遊んでくれます。磁気式お絵かきボードは、普段持ち歩いているリュックにいつも入れています。 ペタペタ大好き、シールブック! コンパクトで、軽く持ち歩くのも簡単! それでいて子どもの食いつきがいい代表アイテムは、シールブックです。 私が使っているのはダイソーで購入したシールブック。人気があるのか、品薄なことが多く、見つけるとまとめて購入しておきます。100円だと、子どもにも気兼ねなく遊ばせてあげられるので気に入っています。また、シールは簡単にはがすことができるので、椅子などに貼ってしまってもすぐにはがせる点もうれしいポイントです。 最終手段は、一番のお気に入りを! それでも飽きてしまったときには、最終手段である、わが子が大好きなおままごとのセットを出します。マジックテープでくっついているプラスチックの果物や野菜、プラスチックの包丁のセットで、お出かけのときはいくつかを小さな袋に入れて持ち歩いています。 ザクザク切るときに多少場所が必要な点と切ったあとバラバラになってしまう点が難点なので、混み具合をみて使用するか判断していますが、椅子の上でも十分楽しめます。やはり最後は一番のお気に入りのおもちゃが役に立ちました。 病院などの待ち時間、子どもが騒がないかママは心配。いくつかお気に入りのおもちゃを持っていくことで、ママのストレスも軽減できました! ※掲載した商品画像はすべてイメージになります。実際に使用する際には、乳幼児用や小児用の商品を選び、使用上の注意をお確かめの上お使いください。また、シールなどのおもちゃの誤飲にご注意ください。お子さまが遊んでいる間はそばで見守るようにしましょう。 監修/助産師REIKO著者:石田文子一児の男の子の母。専業主婦。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年01月11日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 育児中はたくさんのことに追われ、クタクタな日々。すぐに寝てしまいたい……! しかし最後に重大なミッション「寝かしつけ」があります。1日の疲れや睡魔と戦いながらの寝かしつけですが、とてもラクな方法を考えました。私が実践している抱っこをしなくてもできる寝かしつけをご紹介します。 寝かしつけって楽勝!?第1子の長男は、ひとりでも暗い部屋でゴロゴロしているとすぐに眠ってくれました。ベビーモニターで見守っていた私は、「こんなにすぐ眠るなんてありえない」とびっくり。バタバタ寝室に入っていっても起きないくらいの爆睡っぷりでした。こんなに寝付きがよくて大丈夫? と少し心配になるほどにすぐ眠ってくれるので、とても助かっていました。 そんなに甘くはなかった第2子の長女は授乳後に満腹になると眠ってくれましたが、長男のようにひとりで眠りにつくことはありませんでした。添い乳でもグズグズ泣きながら寝ることもあれば、なかなかじょうずに寝られなくて大泣きすることも。長男の寝かしつけでかなりラクをしていた私はそれに慣れてしまい、長女がスムーズに眠ってくれないことにイライラすることが多くなっていました。すんなり寝てくれないだけでなく、ひとりで寝ている長男が起きてしまい一緒に泣かれることで余計にイライラ……。そして長女の断乳をしようと思っていたこともあり、寝かしつけ方法について考えなければ! と、私は真剣に取り組むことに決めたのです。 いかにラクにするか、勝負の寝かしつけ歯並びへの影響が気になり、おしゃぶりには絶対に頼らずに寝かしつけをする! と決めていました。しかし、断乳と寝かしつけはそんなに甘くなかったのです。どうせ泣かせてしまうなら断乳も寝かしつけも一緒にやってしまおうと思いましたが、無謀な挑戦だったかも……と後悔しました。添い乳もやめて寝かしつけをするのですが、最初はとにかく大泣きでした。しかし、抱っこをしてしまっては、その後も抱っこでしか寝なくなると思い、絶対に抱っこはせずに寝かしつけに挑戦しました。 私が見つけた寝かしつけ方法私がおこなった寝かしつけは、抱っこはせずに胸のあたりをトントンする方法です。はじめは1時間ほど泣いてから寝ていたのですが、だんだんと泣く時間が短くなり、4日目には5分ほどグズグズしたあとに寝るようになりました。泣かせてしまったときは申し訳なさでいっぱいでしたが、おかげで家事の時間や私の時間が取れるようになり生活もスムーズになったので、抱っこ以外の方法で寝かしつけができてよかったです。 はじめこそ、娘はなんでおっぱいがもらえないのか困惑した様子でした。でも、トントンでの寝かしつけをすることで添い乳のように変な体勢になったり、抱っこで腕が痛くなったりしないので、ラクになりました。 著者:三上美咲3人の未就学児年子の母。営業職でほぼ不在の夫と5人暮らし。育児をはじめとするさまざまなジャンルについてライターとして活動中。育児については主に自身の体験談を元に執筆している。
2020年01月10日娘が生後9カ月のとき、リビングのソファでつたい歩きをしていたら転んで顔を3針縫うケガをしてしましました。顔に傷をつくってしまい、痕が残らないかとても心配しました。事故を防ぐことはできなかったのか……。家具の配置などを工夫すればよかったのでは……と後悔した体験談を紹介します。 つたい歩きをしていたら…娘が思わぬケガをしてしまったのは、生後9カ月のときでした。夜、寝る前にリビングのソファでつたい歩きをしていたら転倒!! ソファの横にあった本棚の角に顔をぶつけて目の上を切ってしまい、流血!! 娘は大泣きしました。かなりの出血だったので、私はパニック状態。 落ち着かなければ……と自分に言い聞かせ、こわごわ娘の顔を確認すると、目の上に2cmほどのパックリ切れた傷が! 洗面所で目の中に入った血を洗い流してきれいにして、止血のためにガーゼで傷を覆って圧迫しました。しばらくすると出血はおさまり、痛みも弱くなってきたのか、娘は寝てしまいました。 夫の帰宅を待ち、急いで病院へ出血はおさまったものの、傷が深そうだし、病院に連れて行こう! と思いましたが、当時2歳の上の子もすでに寝ていたので、2人抱っこして病院に行くのは無理。車通勤の夫は仕事中のため、家には車がない状態。もうすぐ夫が帰宅する時間だったので、帰ってくるまで待つことに。待っている間に、夜間救急で診療してもらえる病院を電話で確認しておきました。 その後22時ごろに夫が帰宅し、夫に息子を預けてやっと病院へ向かうことができました。病院の先生に診ていただくと、傷が深いので縫合が必要とのこと。大泣きする娘を処置室に残して、待合室で待っている時間がとても長く感じました。結局3針縫って処置は完了。案外、その後の娘はケロッとしていました。 傷はきれいに治るのか?翌日からは紹介してもらった近所の病院で、消毒してもらうことになりました。顔の傷痕を心配する私に先生は、「多少は傷痕が残るかもしれないけど、とてもきれいに縫ってもらっていますよ」と言ってくださり、ひと安心。 数日後、抜糸をして、その後は傷を保護するテープを半年間貼り続けました。その結果、傷痕はよく見ないとわからないほど、きれいになりました。処置してくださった先生方に感謝です。 何の危険もないと思っていたわが家で、こんな事故が起こるとは想像していませんでした。テレビ台の角にはコーナークッションをつけたり、娘には後頭部を守るヘッドガードリュックを背負わせたりしていて、それで安心だと思っていました。今回のことで、赤ちゃんの動線をもっとよく考えて家具を配置すべきだったと反省。今は可能な限り危険な場所を減らすように努力しています。 著者:西 さくら3児の母。2級建築士・整理収納アドバイザーの資格を取得。自身の体験をもとに、インテリアと子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年01月08日娘と公園や児童館で遊んでいると、たまに「嫌だな」「あまり関わりたくないな」と思う親子に出会います。今回は私が嫌な思いをし、自分も気をつけようと思った親の対応について3つお話ししたいと思います。 痛い思いをさせたら謝ってほしい娘が1歳半のころ、児童館で同じぐらいの月齢の子とおもちゃの取り合いになりました。この時期にはよくあることなので少しの間見守っていたのですが、娘は髪を引っ張られて泣いてしまったのです。引っ張った子の親もその場面を見ていて「引っ張ったらダメでしょ」と注意していましたが、娘に「ごめんね」とは言いませんでした。私は自分の子を注意するのも大切だけど、相手に謝ることも大事だと思います。きちんと謝ったほうが相手の不快感を和らげられるし、自分の子にも謝ることの大切さを教えられると思いました。 注意の仕方が違うと思ったある日娘と砂場で遊んでいると、近くで1歳過ぎぐらいの男の子がシャベルで勢いよく砂を掘り、その砂が私たちのほうに少し飛んできていました。かかるというほどではなかったのでそこまで気にしてはいなかったのですが、その男の子のお母さんは「コラ、人にかかっているよ。怒られるからやめなさい!」と言うのです。私は別に怒っていませんでしたし、その注意の仕方は違うのではないかなと思いました。人に怒られるからではなく、人に迷惑がかかるから気をつけなければいけないと教えてほしかったです。 よその親に任せきりにしないでほしい友人たちと公園でシャボン玉をしていたときのことです。毛糸や割り箸で大きなシャボン玉を作るための道具を作って遊んでいました。そこへ小学1年生ぐらいの子が来て、一緒にやりたいというので「じゃあ順番にやろうね」と声をかけ一緒に遊ぶことに。でもその子はなかなか順番を守らないし、他の子が大きなシャボン玉を作っている側から割ってしまうのです。知らない子ですし強く注意もできず、私もイライラ。その子のお母さんは遠くから様子を伺っていましたが、最後は私たちにあいさつもなく帰って行きました。せめて「遊んでくれてありがとうございました」と言ってほしかったなと思います。 子どもがわがままを言ったり、いけないことをしてしまうのはある程度は仕方がないですが、そのことについて親がどう行動するかで、迷惑をかけてしまった相手からの印象も変わってきます。私の娘も周りに迷惑をかけてしまうことが多々あるかと思うので、何かしてしまったときはきちんと謝ったり対応したりできるようにしたいです。 著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2020年01月04日現在2歳になる息子は、生後11カ月ごろから、昼寝や夜寝るときにお気に入りのピンクのパジャマをスースー嗅ぎながら眠ります。私と息子にとってピンクのパジャマは、寝かしつけだけでなく、車で遠出するときや飛行機に乗るとき、旅行でホテルや旅館に泊まるときなどの必需品です。 お泊まり会で見た衝撃の寝かしつけ息子が生後6カ月のころ、友だちが1歳1カ月になる娘さんと私の家に泊まりに来ました。夜になり、友だちが寝かしつけようと、かばんからある物を取り出して娘さんに手渡します。よく見ると、花柄の10cm角のやわらかそうなガーゼでした。 娘さんはガーゼを鼻でくんくん嗅いだまま、なんと、ものの10分足らずで寝てしまったのです。友だちが背中をトントンたたいてあげていましたが、寝かしつけのあまりの速さとスムーズさに、私は衝撃を受けました。 母からもらったピンクのパジャマ私も息子が眠るときに安心するお気に入りの「なにか」を作りたいと考えるようになったのは、息子が生後9カ月になった冬の初めでした。離乳食を始めて3カ月が経ち、夜間断乳を始めたときで、大好きなおっぱいがなくなった息子は夜中4~5回泣いて起きるようになったのです。 このころ、寝かしつけ疲れで外に出る気力が起きず、家にいることが増えた私は、出産祝いに母からもらったポリエステル100%のふわふわしたピンクのパジャマをいつも着ていました。 忘れたらいけないものランキング第1位!ある日、息子が洗濯物カゴの近くでゴソゴソ遊んでいました。見ると、洗濯前のピンクのパジャマの上で寝転がっていたのです。「もしかしたら!」と思い、夜の寝かしつけのときに息子にピンクのパジャマを渡しました。息子はパジャマを鼻にあて、スースーと気持ちよさそう……。背中をトントンしながら一緒に眠ってしまった私がハッと目を覚ましたのは、なんと朝5時だったのです! それからは、車中や旅先でも必ず持ち歩くようにして、一緒に眠ることを習慣づけました。2歳になった今でも、もちろん夜中起きてしまうことはありますが、ピンクのパジャマを与えればまた安心して眠ってくれます。旅行やお出かけの際の持ち物で、最初に準備するのはピンクのパジャマになりました。 息子が安心して眠ることのできるお気に入りの物ができたことで、卒乳のきっかけにもなりました。また、友だちの家でのお泊まりや家族旅行など、外泊先でもぐっすり眠ってくれるため、私と息子の行動の選択肢も広がったと思います。 著者:清水なお2歳男児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年01月03日妊娠中・授乳中合わせて1年半以上来なかった生理が、産後10カ月で再びやってきました! 完全に存在を忘れていたころに生理が再開し、あたふたしただけでなく、気分も体調も落ち込んでしまった私の体験談です。その後、回復したきっかけなどもお伝えします。 授乳中は生理が再開しないという思い込み息子を母乳で育てていた私は「授乳中、生理は再開しない」と完全に思い込んでいて、「断乳するまでは生理がこなくてラクでいいな」と考えていました。 実際、私の場合は産後8カ月を過ぎても生理は再開せず、妊娠期間を含めると1年半以上も生理が来ない状態が続いていました。 産後10カ月で生理再開!ところが、まだ息子に授乳を続けていた産後10カ月でついに生理が再開。「ああ、ついに来てしまった……」というのが正直な気持ちでした。妊娠期間中に服や下着類を断捨離したことで、使い古しのサニタリーショーツの大半を処分してしまっていたうえに、生理用品の買い置きもしていなかったのです。 お昼寝中の息子を起こさないよう抱っこしつつ、慌てて近所のドラッグストアへ買いに走らなければいけなかったことも大変でした。 生理不順とイライラで限界に産後最初の生理が来たものの、翌月から丸々2カ月生理がなかったり、翌々月はひと月に2回来てしまったりと生理不順な状態に。妊娠前は28日周期で安定していたので、これで大丈夫なのかと不安でした。 生理痛は産前よりひどくなったように感じ、授乳と生理による出血で貧血になり、疲れやすくぐったりした状態に。さらにホルモンバランスの変化のためか、無性にイライラして夫に当たってしまったり、気分がふさぎ込んで何もする気がなくなったりと精神的に不安定な状態が続いたことがとてもつらかったです。 断乳後は生理周期も気分も安定このままではいけないと思いながら、何も対処ができない状態が5カ月ほど続きました。しかし、1歳3カ月で息子の断乳が成功すると自然と生理周期は整い、気分の浮き沈みも緩やかになったのです。結果的につらい期間は短く済んだのですが、「もし次にお産をして、産後すぐに生理が再開した場合、こんな精神状態で私はちゃんと育児ができるのだろうか?」と不安になりました。私は産後の生理について非常に軽く考えていたので、再開したことで動揺してしまい精神的・体力的によりつらいと感じたのかもしれません。 今となっては無理せず産婦人科を受診すればよかったなと思いますし、自分なりの気分転換の方法やつらくなったときの対処法を決めておけば、もっと気分もラクに過ごすことができたかなと感じました。これは次の出産に向けた教訓にしたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:木下りん0歳男児の母。東京と長野を行き来する生活。お出かけ大好きな息子とのお散歩が日課。
2020年01月03日妊娠期間は長いようであっという間。おなかにいたときの写真を見返すと、「こんなに大きかったのか!」としみじみしたり、「ぼくはここに入ってたんだね!」と子どもと幸せな時間を過ごせたりしています。お金をかけなくても写真は残せます! 4児の母である私の体験談をお伝えします。 セルフ撮影をした1人目 夫が細身だったので、妊娠後期にもなると体の幅の差が2倍近くになりました。ちょっとショックではあったけれど、これも思い出に残そうと、当時住んでいたアパートでセルフ撮影をすることに。撮影技術のない私たちですが、楽し気な様子が伝わる写真が撮れたと思います。このころ自分の周りには結婚や妊娠をしている友だちがいなかったので、「マタニティフォト」ということは特に意識していなかったのですが、結果的に残しておいてよかったです。 カメラマンによる出張撮影をした2人目 2人目を授かり、長男が2歳半のときに臨月を迎えました。長男はとてもやんちゃで、かんしゃくもあり、写真館に出向くなど到底無理だと思っていました。そんなとき、義母の知り合いに駆け出しのカメラマンがいて、マタニティフォトのモニターを頼まれたのです。写真館に比べると子どもをあやす技術はそれほどなかったかもしれませんが、子どもがふざけている様子など、飾らない日常も撮ってもらえたのもよかったです。 カメラマンによる撮影は通常2万円くらいのようですが、1万円ほどで写真データ70枚ほどもらうことができました。私は自宅でお願いしましたが、公園や思い出の場所など、外での撮影もできるようでした。 友だちに頼んだ3人目、4人目 3・4人目の妊娠期間は本当にあっという間。それでも上の子たちがアルバムでマタニティフォトを見るととてもうれしそうな顔をしていたので、1枚でもいいから撮ろうと思っていました。そこで、普段からインスタグラムに写真をよく載せている友だちに頼んで、写真を撮ってもらいました。「私はプロじゃないから写真館にも行ってね!」と言われましたが、私は満足のいく仕上がりでした。お礼にお菓子などは渡しましたが、基本的には無料でお願いしました。相手にも喜ばれたのでよかったかなと思っています。 撮影してもらうときは、夫と見つめ合ったり体を近づけたりするのは少し恥ずかしかったですが、ときどき見返しては幸せな気分になれます。夫はマタニティフォトにはそれほど興味がなかったようですが、私がやりたいなら、と協力してくれたことに感謝しています。著者:小林まり6歳、4歳、2歳、0歳の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。
2020年01月01日わが家は、長男がちょうど2歳になるタイミングで次男が誕生しました。当時、専業主婦だった私は、長男の面倒を見ながらの子育てで、次男は家で常におんぶスタイルでした。長男が小さかったころのようにもう少しのびのびさせてあげたかったと思いながら、次男に申し訳なく思った体験談を紹介します。 生後4カ月ころまでベビーベッドが定位置次男を出産後、退院してからは長男が赤ちゃん返りしてしまったこともあり、四六時中「ママ、抱っこして!」という状態でした。次男は夏生まれということもあり、外出ができない日々も続き、どんどん長男の精神状態が悪くなっていきました。 また、長男が次男を触りたがったので、基本的にはベビーベットで寝かしていたのですが、そこから出られるのは、授乳・沐浴・長男お昼寝のときのみ。次男になかなかかまってあげられなくて、いつも「ごめんね」の連続でした。 2歳の長男がやんちゃすぎた!次男の首がすわった生後3カ月ころからは、長男が家遊びだけではストレスが溜まるので、次男も連れて公園へ行く毎日になりました。外へ出ないと長男は泣きわめいて大暴れし、出たら出たでなかなか帰ることができない……。 気がつけば、次男はいつも公園ではベビーカーの中か、抱っこひもの中で眠ってくれていました。手がかからないというか、この生活環境に合わせてくれているように思っていました。長男が赤ちゃんのころは、よく話しかけながらお散歩したりしていましたが、次男には同じことをしてあげられていませんでした。 公園から戻ると次男は常におんぶ家では、次男をベビーベッドやバウンサーで休ませていると、即、長男からの襲撃がありました。「よし家事をするぞ!」と思ったところで、次男の顔にはひっかき傷ができていることも……。そのため、家事をするときは次男をおんぶするようになりました。 次男はおんぶされていると安心なのか、公園でもずっと寝ていたのに、自宅でもよく眠っていたものです。そのころの写真を見返しても、次男は寝ている写真ばかり! 当時から「ゆっくり遊んであげられなくてごめんね」と思っていました。 ある日、そんな話を家族にしたところ、母が休みになると長男を連れ出してくれるようになりました。「次男の宿命よね~」なんて家族は笑っていましたが、私としては次男には申し訳ないと思いながら悩んだことを覚えています。 わが家の場合は、家族の協力もあったことで、この問題は解消されたのだと思います。今では仲良く遊ぶ兄弟へと成長し、育児を楽しめるようになりました。著者:美容師・横田みお3歳と1歳の男の子の母。美容師の資格を取得後、ヘアカラーリスト・アイリストとして活動。結婚と出産を経てライターに転向し、主に美容の専門知識や子育ての記事を中心に執筆。
2019年12月30日「夜中に起きて授乳するの? しかも3時間起きに!?」……出産前は自分でもまったく想像できませんでした。でも、産後の育児はノンストップ。とにかく頑張るしかありませんでした。 そんな無我夢中だった新生児期も過ぎ、ようやく夜泣きが落ち着いたと思ったら今度は「離乳食を食べてくれない」という問題が。新生児期から2歳までの子育てでどん底だったときのエピソードをお伝えします。 とにかく眠り足りなかった新生児期 みなさんの体験談で「出産後1〜2カ月はとにかく無我夢中だった」という話をよく見かけますが、私もまさにそう。特に最初の1カ月は、何をしていたか正直記憶がありません。初めての育児でわからないことだらけで、この子が死なないよう、とにかく授乳を繰り返すことに必死でした。その授乳のメモをタイマーアプリに記録し続けることをよりどころにしていました。 夫は育児に協力的で、おむつを替えたり家事を手伝ってくれてはいましたが、母乳をあげられるのは私しかいません。昼夜問わず、2〜3時間ごとに起きることになり、まとまった睡眠がとれなくてつらかったことを覚えています。 危うく赤ちゃんを枕にして寝ようとしたことも!あまりに眠くて、うっかり子どもを枕にしそうになったこともありました。自分が寝ているマットレスの隣に、赤ちゃん用の布団を敷いていたのですが、子どもを布団に戻したはずが、自分のそばに置いてしまったのでした。 そのときは偶然夫が起きていたため、赤ちゃんの上に寝そうになった私を慌てて止めてくれたのですが、自分の注意力のなさに呆れました。当時のことは未だに夫にネタにされています。 作った離乳食をゴミ箱に捨て続けた地獄の1年間産後数カ月経つと、徐々に睡眠不足も解消されました。しかし、次は「離乳食をまったく食べてくれない」という新しい悩みが生まれました。生後7カ月くらいから、10倍がゆを与えようとしたのですが、ひとくち口に入れると「(まずい!)」とでも言いたげな嫌そうな顔をして吐き出してしまいます。「まあまだ7カ月だしね……」と思い、その後も試していたのですが、生後8カ月、生後9カ月と過ぎ、いつのまにか周りの子は離乳食後期の食事が摂れるようになっていました。しかし、うちの子は一口も食べないどころか、離乳食にまったく興味がないようでした。 食べないだろうなあと思いながらも、季節の野菜や良質なたんぱく質の食材を、ペーストにしたり刻んだりを毎日繰り返していました。今日こそは、と思ってテーブルに並べますが、子どもはまったく興味を示しません。どうしようもないとは思いながらも、悲しかったです……。 作った離乳食は捨てていました。健診などで相談しても、「食べなくても一応作ってください」と言われるばかりで、どうしたらいいかとても悩んでいました。 おにぎりの米を“1粒ずつ”食べるわが子……1歳半ごろになるとようやく、手づかみ食べなら数口だけ食べてくれるようになりました。クッキーなどの固いものは好きだったので、離乳食独特の柔らかい食感が苦手だったのかもしれません。おにぎり(子ども用に小さく一口サイズにしたもの)も手にとってくれるようになったのですが、なんと、お米を1粒ずつ手にとって口に運んで食べていました。「なんて器用なの……!」という小さな感動はありましたが、1粒ずつゆっくり食べるので、小さなおにぎりを食べるのに時間がかかり、量もほとんど食べられません。 なかなか離乳も進められず、この子は将来ちゃんとごはんが食べられるんだろうか……ととても心配でした。 2歳すぎてようやく離乳!結局、うちの子は、2歳になるまでほぼ母乳で栄養を摂取していましたが、2歳を過ぎた今ではしっかりごはんを食べられるようになりました。小さめのおにぎりなら、一気に2〜3個手にとって食べています。おにぎりを口いっぱいに頬張る様子を見て、 お行儀が悪いなあと思いながらも、お米を1粒ずつ食べていたころからの成長を感じてうれしく思います。 お世辞にもスムーズに離乳ができたとは言えませんが、それでも平均体重よりもずっと重く、健康に成長してくれました。当時は本当に心配していましたが、しっかり母乳が飲めていたことで子どもは満足していたのかもしれません。これからも、悩んだりつらかったりするようなできごとは起こると思いますが、この子に会えたことに感謝して、毎日を楽しめたらと思っています。 著者:猪熊みく神奈川県出身、東京在住。2歳1児の母。時短勤務と子育てで日々忙しいが、料理が好きで、子どもと料理をするのが癒やしの時間。今欲しいものは「バイタミックス」。
2019年12月27日「死なせない」育児を最重要ミッションとして三姉妹を育てるママ、ボンベイさん。どうすれば家族みんな笑顔で楽しく暮らせるかを試行錯誤し行きついた家事の考え方は、悩みやストレスを抱えるママたちの心を軽くしてくれるものばかり。そんなボンベイさんの家事論について、ご紹介したいと思います。 最重要ミッションは「死なせない」育児富山県在住のボンベイさんは5歳の長女、2歳双子の三姉妹のママ。旦那さんと一緒に焼き肉屋を経営しています。双子が生後2カ月のとき、プログラミングを一から勉強して、双子と多胎ママのための情報掲示板「HUTACHAN -ふたごちゃんねる-」を開設したというパワフルママ! 時代遅れの母親神話をなくし、育児に悩んでいるママを減らすことを目標にしています。 そんなボンベイさんが最重要ミッションとしているのは「死なせない」育児。子どもはもちろん、親の心も身体も死なせない。 どうすれば家族みんな笑顔で楽しく暮らせるかを試行錯誤し、実践してきた育児や家事の工夫やアイディアは『家事なんて適当でいい! (KADOKAWA)』で書籍として出版されるほど注目されていて、全国のママ、パパたちの励みになっています。 家族みんな笑顔にするための家事ストレスを感じながら毎日やっていた家事を思い切ってやめてみたら、家族も自分にも笑顔が増えたそう。子どもとの暮らしをラクに楽しくするために、ボンベイさんがやっている家事アイディアを6つご紹介します。 「できない自分をネタにする」 この投稿をInstagramで見る ボンベイ/㊗️4刷重版決定『家事なんて適当でいい!』(@bonbei_twinslife)がシェアした投稿 - 2019年11月月17日午後7時46分PST 自分のことを否定せずにいてくれる信頼する友人に「こういうことができないんだ」と伝えて、受け入れてもらえると「こんな自分のままでいいんだ」と思えて、自分を否定する回数が減りました。弱いところをネタにするくらいの気持ちでいるのって大事だなぁと思ってます。とりあえずこの写真見て、ちょっと元気出してください。 「夜6~9時 家事やめた」 この投稿をInstagramで見る ボンベイ/㊗️4刷重版決定『家事なんて適当でいい!』(@bonbei_twinslife)がシェアした投稿 - 2019年 8月月22日午前12時09分PDT おかげで、この3時間はかなり集中して子どもたちと向き合えてます。「家事したいのに」のイライラもなくなりました。ちなみに早起きミッション失敗したら、ふつうにすべての家事を放棄して仕事へでかけます。そんなん、普通です。お恥ずかしいですが、現実はこんなものです(遠い目)。 「家事を1つだけ丁寧にやってみる」 この投稿をInstagramで見る ボンベイ/㊗️4刷重版決定『家事なんて適当でいい!』(@bonbei_twinslife)がシェアした投稿 - 2019年 7月月12日午後8時18分PDT こんな感じで気持ちのバランスをとることがあります。 基本は全部60点目指して。見栄はったごめんなさい、本当は30点くらい。あーなにもできてねぇーとメンタル弱まったらあえて1つだけいつもより頑張ってみるってイメージです。 「夜の家事は諦める」 この投稿をInstagramで見る ボンベイ/㊗️4刷重版決定『家事なんて適当でいい!』(@bonbei_twinslife)がシェアした投稿 - 2019年 6月月13日午後6時44分PDT 朝だと時間も限られてるから、バババーッと効率的に動けるっていうメリットもある。うまくいけば夜やろう!できなくても、朝やればいいやーくらいのスタンスで良いと思ってる。なにより寝かしつけでイライラしたくないから。ハグしながら、「あ〜かわいい〜幸せ〜」という気持ちのまま寝たいから、そうしました。 「離乳食は作らなくていい」 この投稿をInstagramで見る ボンベイ/㊗️4刷重版決定『家事なんて適当でいい!』(@bonbei_twinslife)がシェアした投稿 - 2019年 5月月31日午後6時28分PDT こういう極端(に聞こえる)な主張だと、逆に手作りが悪いってこと?!と心がざわつく人もいるかもしれませんが、そうではないです。ここまで愛情込めて手作りしてきた自分を褒めつつ、さらに良いやり方があるなら取り入れればいいだけだと思う。炊飯器が誕生したからといって、それまで鍋でご飯を炊いてた人が否定されるわけではないことと一緒だと思ってます。どうかポジティブに伝わり、困ってる人に届きますよう。 「手抜きをしたから子どもを愛せた」 この投稿をInstagramで見る ボンベイ/㊗️4刷重版決定『家事なんて適当でいい!』(@bonbei_twinslife)がシェアした投稿 - 2019年 5月月29日午後11時26分PDT どうにか心を軽くして欲しいけど、簡単には変われなかったりするから難しいですよね。極端かもしれないけど、「家事育児仕事を全て完璧にこなすこと」と「子どもを愛すこと」、どっちが大事かなって考えました。気持ちがどん底の時は必ず頭の中を全部紙に書き出します。A4の紙20枚くらい一気に書いたこともあります(腱鞘炎なるかと思った)。これが私にとって一番効果があります。そこでなんとなーく解決策見えてきたところで、背中を押して欲しくて、友だちに相談してみたり、欲しい言葉をくれる本を読んだりします。 *** 「自分のことも大切にできるようになって初めて、心からわが子のことを愛おしいと思えるようになった」「育児がしんどくて、頑張りすぎて、心が疲れてしまっているお母さんたちの心をふっと軽くできたら」、と著書でも語っているボンベイさん。 彼女の子育てメモは、毎日ヘトヘトになりながら、“できない自分”と葛藤するママたちの心をラクにしてくれるものばかりです。育児に疲れちゃったママさんは、ボンベイさんのSNSをのぞいてみてください。 ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。取材協力:ボンベイ5歳の長女、2歳の双子、三姉妹のママ。「死なせない」ことを最重要ミッションとした育児をつづり、SNSで話題に。初著書『家事なんて適当でいい!』(KADOKAWA)出版。
2019年12月27日節約のためと思い、商品が安いときに買いだめをすることってありませんか? 私はよくするのですが、節約になったときもあれば、結局使えなくなってしまい結果的に無駄づかいになってしまった経験も多々あります……。特に出産から育児に関する商品は、失敗が多かったです。そこで今回は、私が買いだめをして後悔した商品3つをご紹介します。 産後に使う「母乳パッド」 私は1人目と2人目を産んだとき、母乳の出がとても良いほうでした。母乳パッドは何パックも買い足したので、次もそうなると思い、3人目妊娠中に、予め2パック購入しておきました。 しかし、3人目を産んだ後、思ったほど母乳の出が良くなかったうえ、自身の服薬のせいで母乳があげられず、母乳をお薬で止めることに。結果、母乳パッドをあまり使用せず、1パックと半分も残してしまいました……。母乳パッドなんて他で使う機会もなく、結局知り合いの妊婦さんにあげてしまいました。 すぐに大きくなる赤ちゃんの「おむつ」 赤ちゃんのおむつに関しては、懲りずに何度も失敗しています……。買っておいたもののサイズアウトしてしまい、使用できずに知り合いにあげてしまったことが度々あります。第1子のときは、新生児用のおむつを買いだめして失敗。第2子、第3子、第4子のときはSサイズのおむつを買いだめして失敗しました。 特に第4子のときは、便利なネットショップで定期購入の箱買いをしたため、サイズアウトしたおむつが1箱(3パック分)余ってしまうという悲劇を招きました。これはかなりの痛手でした。 使用時期が短い「新生児用肌着」 1人目を妊娠したとき、初めての赤ちゃんに心を躍らせて、新生児用の短肌着、コンビ肌着を7~8着ずつ購入しました。しかし実際には3~4着ずつしか着回しせず、着る時期も短いため、無駄な買い物になってしまいました。 そして12年後、3人目を妊娠したときに、性懲りもなくまた繰り返してしまったのです。1人目、2人目が着た肌着を捨ててしまったので、新たに買い直すことに。セールで安くなっていたのをいいことに、また7~8着購入してしまいました……。3人目が生まれてから当時のことを思い出し、深く後悔しました。 私は安いからと飛びついて、つい多めに買ってしまいます。そして結果、失敗することが多いです。これが俗に言う“安物買いの銭失い”なのでしょう。懲りずに繰り返してしまうのですが、子どもが4人もいれば家計も火の車。今後は失敗しないよう、買い物するときにはよ~く考えてから! と自分に言い聞かせています。 著者:ライター 木村なち三児の母。現在4人目を妊娠中。パニック障害を抱えながらの妊娠・出産・育児の経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2019年12月18日現在、5歳の娘を生後11カ月で保育園に入園させ、フルタイムで職場復帰した私。保育園に入園する前に、やっておいてよかったと思うことが3つあります。当たり前のことばかりかもしれませんが、実際に職場復帰後すごく役に立ったので、ご紹介します。 病児保育の利用者登録どんなに気をつけていても、保育園に入園したてのころは病気をもらいがち。今、5歳の娘も、入園して最初の3カ月はロタウイルスにアデノウイルス、手足口病、溶連菌感染と、次から次へと病気のオンパレード。当然ながら病気の子は保育園へ行かせることはできません。 そこで大活躍したのが病児保育のサービス。私の登録した病児保育は利用希望日前日の予約制。当然受け入れ人数に限りがあるものの、預けられた日はフルタイムで仕事に行けたので、仕事への影響も最小限に抑えることができ、本当に助かりました。 あお向け寝の特訓入園前に見学に行った10軒の保育園すべてで、お昼寝中の突然死を防止するために呼吸チェックとあお向けで寝ることを徹底していると説明を受けました。娘は昼夜とも横向きで寝る癖がついていたので、自宅で入園する2カ月前からあお向けで寝る練習を開始。 横向きで寝付いていても体勢をあお向けに戻しました。毎日繰り返すこと2週間。自然とあお向けのままぐっすりと寝ることをマスターした娘。入園してからもあお向けで寝ることに慣れていたこともあり、他の子よりも寝ぐずりが少ないと保育園の先生からも言われました。 ※窒息防止のためにも、1歳まではあお向けに戻してあげるようにしましょう。 職場復帰後の生活をシミュレーション育児休業中は夜泣きがひどかったこともあり、朝、夫を送り出してから娘と一緒に二度寝をしたり、午後も昼寝をしたり、のんびり過ごしていました。当然ながら職場復帰してからは二度寝をしている時間はありません。入園後の生活を意識して、私も娘も毎朝の起床時間や食事の時間、就寝時間などの生活リズムを規則正しく徹底することに。 さらに、毎日のタイムスケジュールと平日帰宅後にこなす家事と育児、休みの日にこなす家事をリストアップして、夫にも共有し分担。入園前のシミュレーションのおかげで職場復帰してからも帰宅後スムーズに家事と育児をこなすことができたため、復帰前と変わらず21時には娘を寝かせることができました。 職場復帰前の私は、1歳前の娘を保育園に通わせながら働くことにすごく不安を感じていました。3つとも自分の不安をなくすために考え、実践したことです。当たり前のことばかりかもしれませんが復帰後すごく役に立ったので、本当にやっておいてよかったと思っています。 著者:近藤あいこ5歳女児と0歳男児の2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年12月15日0歳~4歳までの子どもが多い夫側の親戚。今まで甥っ子姪っ子にお年玉を渡すだけの立場でしたが、わが家にも子どもが生まれてからというもの、もらう側としても気になるようになりました。年末に帰省した際にどこまでお年玉をあげるかで悩んだ体験談です。 例年通り、全員にお年玉をあげることに夫には妹と弟がいて、2人ずつ子どもがいました。わが家は毎年当たり前のようにお年玉をあげていたので、うちも子どもが生まれた際にはお年玉をもらえるものだと思っていました。 そのため、わが家に長女が生まれたときも、もらえることを期待しつつ、妹・弟夫婦の子どもたちにお年玉をあげることに。弟夫婦はなかなか会うタイミングが合わないので、お年玉を夫の両親に預けて帰ることにしました。 あげたのにもらえない…ところが、わが家は妹・弟夫婦の子どもたちが0歳のときからあげていたのに、長女が0歳のときにはもらうことができませんでした。「こちらはあげていたのに、もらえないの?」と不服に思いましたが、夫側の親戚なので催促もできませんでした。 1歳になると妹夫婦はお年玉をくれるように。しかし、会えない弟夫婦に関しては、まったくお年玉をくれる気なしのようで……。 私たちは夫の両親に「弟夫婦の子に渡してね」と毎年お年玉を預けて帰っているのに、お礼のラインすらありませんでした。一言のお礼すらないことに、何だか渡し損のように感じてしまい、いい気がしませんでした。 ルールを決めてもらうことにお年玉のやりとりに気をつかいすぎて、実家に帰省するのが嫌になった私は、夫に「向こうには毎年渡しているのにこっちはもらえないので嫌な思いをしている」と正直に相談してみることにしました。すると、夫は会わない年はお年玉はあげない、会うときはお互いあげるようにしようと兄妹の間でルールを決めてくれました。 それから、ルールのなかでやりとりをするようになり、私自身もあげたのにもらえないと何だか嫌な思いをしなくなりましたし、妹・弟夫婦にもそこまで気をつかわなくなってよかったなと思いました。 夫の実家に帰ると、やはり気をつかってしまいます。特に夫の妹・弟にはお互いの子どもにも気をつかってしまい、子どもたちにとってはうれしいお年玉なのに、親にとってはちょっとしたトラブルの元となってしまいました。夫の親戚だからと気をつかいすぎず、気になったことは夫に相談してみることも大切だなと感じた体験でした。 イラスト:imasaku著者:堀ちなつ0歳と2歳の姉妹のママ。歯科技工士・歯科助手として歯科関係の仕事を経験。現在は妊娠出産・子育てのジャンルを中心にライター活動をしている。
2019年12月15日