1人目を出産したとき、私は1年間の育児休暇を経て仕事復帰をしました。その後、2人目の妊娠を機に、退職して専業主婦に。専業主婦になった私が2人目の育児で感じたことや気付いたことがあります。 育児の大変さを改めて痛感した1人目の子どもは1歳から保育園に預けていたため、食事や排泄、服の脱ぎ着などの生活習慣の大半は保育園で覚えてきてくれました。トイレトレーニングも保育園でしてくれたので、働くママにとって本当にありがたい存在だったと今でも感じています。 ところが、2人目の育児ではそうはいきませんでした。専業主婦になり、親子の時間が増える……。とてもうれしいことではありましたが、育児の大変さを改めて痛感しました。時には仕事をしているほうが楽かもしれないと思うこともありました。 生活習慣は自然には身につかなかった食事や手洗い、歯磨きなどの基本的な生活習慣を、生活のなかで教えていかなければならない。そうわかっていても、日々の生活に追われ、保育園の先生たちのように子どもに生活習慣を教えていくことができませんでした。何も予定がない日は着換えもせずにパジャマで過ごしてしまうことも。 私の「しつけ」が甘かったからか、2人目の子どもは基本的な生活習慣があまり身についていません。生活習慣は教えていかないと自然には身につかないと感じました。 もっと意識して親子遊びをすればよかったたっぷりある時間のなかで、親子でさまざまな遊びを楽しもう! 最初はそう意気込んでいたものの、実際はテレビやおもちゃに頼ることがほとんど。にも関わらず、在宅の仕事を始めたことで、ますます子どもの相手ができない状況になってしまいました。 赤ちゃんのころは、ママやパパが一緒に遊んであげることでさまざまな体験ができる時期だと思います。それを犠牲にしてしまったことを、今では後悔しています。絵本の読み聞かせやごっこ遊びの相手など、自宅でもできる遊びはたくさんあったはずです。 ワーキングマザーから専業主婦になり、1人だった子どもが2人になり、それぞれの違いを実感しました。退職し、第二子を迎えるといった、私と同じような状況の方の参考になれば幸いです。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年06月27日Instagramでフォロワー5万人を超える「ニシカタ」さんの出産エピソードをご紹介! 妊娠39週、妊婦健診当日におしるし、陣痛が開始しそのまま入院! いよいよ陣痛が2~3分おきになり…?! お茶とかウイダー、ありがたいけどそんなに毎回いらねーわ!と思ってました(笑)ゆっくり息整えたいんだよぉぉーって。でも、ああやって周りが無理やり飲ませないと飲むタイミングわからなくて飲まなくなっちゃうのかも。周りのフォローには本当、感謝感謝です。 このほかにも、ニシカタさんのInstagramでは育児エピソードが更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ この投稿をInstagramで見る ニシカタさん(@c_nishikata)がシェアした投稿 - 2018年 6月月12日午後2時22分PDT
2019年06月27日離乳食が始まるころから、うんちが出にくくなるお子さんは多いかもしれません。私の娘も生後5カ月ごろからうんちの回数が減りました。私が後悔している、娘の便秘についての体験談をご紹介します。 うんちが出ない……生後5カ月で離乳食を始めてから、娘のうんちが固くなり、3日に1回くらいしかうんちが出なくなりました。 最初はそれほど心配していなかったのですが、ほんの少ししか出なかったり、大きなうんちが出るときは、きばって泣いたりすることも増えました。 離乳食の水分を多めにしたり、便秘に効くという食材を取り入れたり、綿棒浣腸やマッサージをしたりしましたが、なかなか効果が出ず、ようやく小児科を受診することにしました。 小児科を受診することに小児科を受診したのは生後7カ月のとき。診察後にイチジク浣腸をしてもらいましたが、1回ではうんちが出ませんでした。 2回目の浣腸後、医師と看護師に補助してもらって、ようやく硬くて大きなうんちが驚くほど大量に出てきました。同時に出血も。 このとき、ようやく私は娘の便秘が相当な重症であることに気付きました。 医師には「排便時の痛みが続くと、痛いのが嫌でうんちを我慢する子が多いです。そうすると、薬がないと排便できない状態になります。低月齢のうちに改善しましょう」と言われました。 もっと早く受診すればよかった小児科受診後は、整腸剤、うんちをやわらかくする薬、どうしても出ないときの座薬を併用しながら、様子を見ることになりました。 薬を飲み始めてから1カ月くらいは、座薬を使うことも多かったです。 2歳5カ月になった今は、うんちをやわらかくする薬だけを使っています。 排便は2日に1回はありますし、排便時に痛そうにすることもないものの、月1回の通院はまだ続けています。 気づけばもう2年近くも便秘で通院していることになります。 「うんちが硬いけど、排便時に泣いてるけど、出てるから大丈夫」なんて思わずに、すぐ小児科を受診すれば、あんなにひどくなる前になんとかできたのに……と、娘に申し訳ない思いでいっぱいです。 「便秘くらいで病院に行くなんて」と軽く考えていたことを後悔しています。 よく言われるように、うんちやおしっこは健康のバロメーター。子どものうんちやおしっこには気を配りたいと思っています。 著者:矢野あい子2歳の女の子と0歳の男の子の母。子どもは2人とも体外受精で授かり、帝王切開で出産。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年06月27日雨の降る日が多く、湿度も高い6月。赤ちゃんがいると洗濯物が増えがちなのに、なかなか乾かないので困ります。赤ちゃんと迎えた初めての梅雨、なんと使い始めたばかりの布製母乳パッドにカビを生やしてしまいました。そのときのショッキングな体験をお伝えします。 布製母乳パッドを使ってみることに出産準備をするまで、その存在も知らなかった母乳パッド。産院でもらったメーカーと同じ使い捨て母乳パッドを、産後に何度か購入して使っていました。しかし、出産から3カ月ほど経ったころから、赤ちゃんが飲む量と生産される母乳量がうまく釣り合ってきたのか、母乳パッドが濡れることが少なくなってきたのです。 それまで「布製の母乳パッドは吸収量が少ない」と聞いたので使っていなかったのですが、この状況なら使い捨てより布製のほうが経済的かもしれないと思い、使い始めることにしました。 快適に使っていたはずが、まさかのカビ!母乳パッドは「購入したけれど使わなかった」という人も少なくないようで、あるフリマアプリで検索してみると使い捨てタイプも布製もたくさん未開封状態で出品されていました。そのなかから、取り外し可能な防水カバーがついている布製母乳パッドを安価で購入することができました。 使ってみると、肌あたりが柔らかいのでかぶれることもなく、とても快適。厚みがあるためか多少の射乳反射があっても漏れません。しばらくは何の問題もなく過ごしていたのですが、ある日パッドをカバーにセットしようとすると、パッドの内側に細かい黒い点が見えました。なんとカビが生えてしまったのです! 染み込んだ母乳をしっかり落として清潔にすぐさまネットで情報を調べ、カビが生えたパッドは即処分。思うに、自分自身に「パッドが濡れた」という実感がなくてもパッドにわずかに付着した母乳成分を栄養にしてカビが生えてしまったようです。それからはせっけんで洗う前に、しっかり水の中で揉み洗いして、母乳がパッドに残らないようにすることを心がけました。 また、あえて布製母乳パッドは使わず、付属の防水カバーの中に畳んだガーゼを入れ、湿り気を帯びたと思ったらすぐに洗う、という方法も取り入れました。清潔さを保てたおかげか、長女が2歳で卒乳するまでの間、布製母乳パッドやガーゼなどに再びカビが発生することはありませんでした。 今思えば、赤ちゃんの哺乳瓶消毒に比べると、母乳パッドを清潔に保つ感覚は結構ルーズでした。神経質になりすぎるのはよくないかもしれませんが、赤ちゃんが健やかに過ごせるように、特に梅雨時は意識していたいと思います。著者:柴崎諒子2016年2月長女、2019年2月次女を出産。元雑誌編集部勤務で、企画・編集・営業・ライターを経験。現在は仕事をセーブしつつ子育て優先。妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆している。
2019年06月25日当時、生後8カ月だったわが子と一緒に、アカチャンホンポで開催されている「ハイハイレース」に参加しました。この時期しか見られない愛らしい姿! とても貴重な時間を過ごせました。今回はイベント内容や参加賞の内容など、気になる内容をレポートしていきます。 アカチャンホンポの「ハイハイレース」「ハイハイレース」はアカチャンホンポのポイントカード会員限定イベントです。公式HPから、開催店舗やエリア、日時が検索できます。ハイハイができる未歩行の赤ちゃんが出場対象で、わが子はハイハイがじょうずになってきた生後8カ月ごろに参加しました。 イベント当日に店舗で受け付けをすませたあと、参加者で集合写真を撮影しました。ルールや注意事項を聞いたあと、いよいよレース開始です。 赤ちゃんの個性いろいろ!およそ3mのコースをハイハイします。「よーい、ドン!」の合図があるとママやパパ、おばあちゃんたちの応援がものすごい! 泣かずにハイハイする赤ちゃんもいれば、泣いてハイハイしなかったわが子のような赤ちゃんもいて、赤ちゃんの個性がみられました。 このとき参加賞は、おしりふきとウェットティッシュ、お菓子でしたが、店舗によって内容が異なるようです。1~3位に入賞した赤ちゃんは賞状とプレゼントをもらっていました。 ハイハイレースの予約必勝法!?「ハイハイレース」は、予約開始から数分で定員に達してしまう店舗もあるほど大人気のイベント。そのため、参加したい店舗や開催日時、予約受付時間の事前チェックは必須です。 そして少しでも早く予約フォームの入力をすませるため、スマホ機能の予測変換を活用するのも方法。たとえば「あど」と入力するとメールアドレスが予測変換されるなど、入力の手間を省くと申し込みボタンが早く押せます。 わが子の場合は泣いてしまい、ハイハイをしませんでした……。ただ、公式HPにも記載されているとおり、順位やタイムを重視するのではなく、子どもの成長を感じたり、親子のコミュニケーションを図ったりする良い機会になったと思います。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年06月24日妊娠すると程度の差はあれど、ママの体だけでなく精神的なことや生活の面においてもさまざまな変化が起こります。ここでは実際にママたちが体験した妊娠初期の症状や大変だったと思ったできごとについてご紹介しながら、それぞれの体験談について助産師が解説します。 妊娠初期にはどんな症状があった?つわり妊娠がわかった4週からすぐに吐き気が始まり、食欲がなかったり、しょっぱいものが食べたくなったり、何か口にしていないと気持ち悪かったり……。吐くことはなかったので軽いほうだったのかと思いますが、毎日船酔いしているような感覚はつらかったです。妊娠12週には治まりました。またおなかの張りも妊娠4週から始まり、立ち仕事だったので長時間立っているのがつらく休ませてもらいながら仕事をしていました。妊娠・出産を経験された同僚がいたので、皆にも気をつかうように促してくれたり話を聞いてくれたりして心強かったです。すぬやんさん 【助産師コメント】妊娠の初期症状と言うと「つわり」を思い浮かべる方が多いかと思います。つわりの症状には吐き気や嘔吐、食欲不振などの消化器症状の他に頭重感(頭が重い感じ)、イライラ、眠気などの症状が出ることがあります。ほとんどの方が妊娠16週までに症状が落ち着くようですが、つわりの真っ只中にいる方は本当につらいですね。つわりの時期に食事が摂れないと、おなかの中の赤ちゃんに栄養が行かないのでは…と心配になってしまうかもしれません。しかし、この時期は心配ありません。ママが食べられるものを摂って、水分補給をこまめにするようにしましょう。 頭痛私の場合、吐き気などの普通のつわり症状とは別に頭痛に悩まされた妊娠初期でした。妊娠中はとにかく薬を飲んではいけないという固定観念があったため、ひたすら耐えるしかないと思っていたのですが、先輩ママに相談すると、産院によっては妊婦でも飲める頭痛薬を処方してもらえるとのこと。私もカロナールを処方してもらい、そのおかげで本当にだいぶ楽になることができました。吐き気を緩和する漢方なども処方してもらえるので、思いきって病院に依頼してよかったです。あおくんさん 【助産師コメント】あおくんさんのように「妊娠中は薬を飲んではいけない」と思っている妊婦さんは多いのではないでしょうか? 実際、妊娠初期はおなかの中の赤ちゃんの発育や発達、臓器に悪影響を及ぼすおそれがあるため、自己判断での内服は避けたほうが安心です。とはいえ、頭痛などの症状が続くとつらいもの。症状が続く場合は、かかりつけ医に相談しましょう。妊娠の時期によって内服できる薬を処方してくれたり、対処法を教えてくれたりしますよ。 眠気つわりが始まったあたりに一気に眠気が襲ってきて、一日中眠い日々が始まりました。初期のころは毎日どんなに寝ても寝ても寝足りず、ずっと寝込んでいたように思います。3、4時間お昼寝して、一日中家に引きこもり、ほとんど動いてないのにもかかわらず、夜にはすんなり眠れていたので、妊娠ってすごい! と思いました。トーさん 【助産師コメント】妊娠によってホルモンバランスが大きく変化しますが、プロゲステロンは妊娠初期に増加するホルモンの1つです。プロゲステロンは妊娠を維持させるのに不可欠なホルモンですが、催眠作用もあるため妊娠中に眠気を感じる妊婦さんも多いです。また、つわりの症状や体温が上昇するなど、妊娠前と体調が変化して夜眠れなくなり、日中眠くなってしまうという方もいらっしゃいます。日中、お昼寝ができるようであればお昼寝をしてもよいですね。睡眠環境を整えることも1つの方法です。 切迫流産私の妊娠と人事異動での人員減が重なってしまい、多少無理をしてでも出勤せざるを得ない日々が続きました。その無理がたたって出血。切迫流産の恐れがあるため絶対安静の診断となってしまったので、やっぱり、「休まなければいけないときには休む!」としておけばよかったなと思いました。まがまがさん 【助産師コメント】働く女性が増え、働く妊婦さんも多くなってきています。働く妊婦さんのなかには「周りに迷惑をかけたくない」という思いから、つい無理をしてしまうことも。ですがやはり無理は禁物! 妊娠12週未満の早期流産は、流産全体の80%を占めており、切迫流産の一番の治療は「安静」と言われています。症状の有無にかかわらず、働く妊婦さんが安心して、赤ちゃんを産み育てていけるようするための法律もありますので、どのようなものがあるのか、確認しておくと安心ですね。 ■参考:厚生労働省都道府県労働局「働く女性の母性健康管理のために」 乳首が黒くなる乳首が真っ黒になりました。 まだおなかも全然大きくなってないのに乳首が真っ黒になり、そして脇の横にもう1つ乳首が出てきてかなり驚きました。乳首の色は出産後元に戻り、安心しました(笑)。 もう1つの乳首も、気付いたらなくなっていました。ぴよちゃんさん 【助産師コメント】乳首が黒くなるというのも、妊娠に伴う体の変化の1つです。妊娠すると乳首や乳輪の色が濃くなり、おっぱいも大きくなってきます。生まれたばかりの赤ちゃんはまだ目がよく見えていないので、この黒い乳首が目印にしておっぱいに吸い付く……とも言われています。そして、ぴよちゃんさんの脇の横に出現したもう1つの乳首は、「副乳(副乳)」といい、複数あったおっぱいの名残がホルモンの影響で大きくなったものです。産後ホルモンの影響が減るとまた消失するものなので心配いりません。 頻尿妊娠初期からお手洗いが近くなりました。職場からお手洗いまでが遠く、以前は 「ここまでやってからお手洗いに行く」と我慢することもありましたが、なるべく我慢しないようにしました。このみさん 【助産師コメント】妊娠すると生理的な変化として尿量が増えます。そして、妊娠初期には大きくなる子宮に膀胱が圧迫されるため、頻尿となる妊婦さんが多く見られます。加えて妊娠により増加するホルモンや大きくなった子宮の影響で、膀胱炎や腎盂腎炎になりやすい状態でもあります。膀胱炎や腎盂腎炎を予防するためには、排尿を我慢しないことはもちろんですが、清潔にも注意することが大切です。頻尿の他に排尿時痛や残尿感などがある場合は膀胱炎、高熱や腰・背中の痛みを伴う場合は腎盂腎炎の可能性がありますので、気になる症状がある場合は、かかりつけ医を受診しましょう。 便秘便秘症の方は、妊娠前にできれば改善しておいたほうがいいと思います。妊娠すると、なかなか「いきめない」ので、便秘がかなり悪化し、大変なことになります。加えて私は、出産後、傷の治りが悪くて化膿したので、排尿時にしみるため、地獄のような痛みが怖くて水分が摂れなくなり、尚更便秘が悪化しました。出産後、半月も排便がなく、それ以来、ずっと薬に頼らないと出なくなってしまいました。moonさん 【助産師コメント】妊娠中はホルモンや大きくなる子宮の影響で、便秘になりやすくなります。この方のようになかなかいきめずに、便秘を悪化させてしまうということも少なくありません。便秘の予防や解消のためには、毎朝十分な時間を取ってトイレに行く、食物繊維の多い食事を摂る、体調に合わせて適度な運動をするなど、生活習慣を見直すことが大切です。それでも改善しない場合は、妊娠中でも飲めるお薬を処方してもらえるので、かかりつけの産婦人科医に相談しましょう。 精神的に不安定体力的にもつらく精神的にも不安定になっていたようで、ひとりでつわりに耐えていると涙が止まらなくなる症状が出ていました。寝ているだけで家事も手につかず情けない。仕事にも行けず会社の方々に迷惑をかけてしまっている、などマイナスのことばかり考えてしまっていました。赤ちゃんのためにも安静にしていなければいけないことはわかっていたのですが、自分の気持ちをコントロールすることが大変でした。くろずさん 【助産師コメント】妊娠すると、多くの女性は新しい生命を授かってうれしいと感じることでしょう。その一方で、親になることへの戸惑いや今後の不安を感じることもあると思います。妊娠初期はホルモンバランスが変化することもあり、幸せな気分になったり、急に泣きたくなったりと気分の変化が激しくなることがあります。加えてつわりなどの症状が強く、思うように動けなかったりするとより一層気分が落ち込んでしまいます。この時期にはよくあることだと知っておくと少し気持ちが楽になるかもしれません。そして、ひとりで抱え込まないこと、無理をしないことが大切だと思います。 妊娠初期は何が大変だった?体重管理体重管理が難しい。つわりのときは何を食べても嘔吐していたので、体重は減るばかりでしたが、つわりがおさまり食べられるようになったら一気に体重が戻ってしまうので、そこからは増やさないように必死でした。食べなくちゃいけないけど、体重管理もしっかりとなると難しいです。umiさん 【助産師コメント】つわりの症状が落ち着くと、食欲が回復して一気に体重が増えてしまうという方も少なくありません。産院の体重管理が厳しく、ストレスに感じてしまう方もなかにはいらっしゃいます。妊娠すると、おなかの赤ちゃんや羊水、胎盤などの他に、ママの身体に必要な脂肪がつくため、ある程度は体重が増加します。ですが、体重が増えすぎてしまうと、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの合併症を起こすおそれがあったり、出産の際、陣痛が弱くなったりすることがあります。妊娠中の体重増加の目安は人によって異なりますが、バランスの良い食事を摂り、体調に合わせて体を動かしたりするように心がけましょう。 産院選び病院選びは大切だったと後から思いました。初診の病院で出産予定でしたが、知人のすすめで途中から病院を移りました。小さな産院ですが、助産師さんたちのケアが充実していて安心して出産に挑めました。初めての出産だったのでわからないことや不安なことだらけでした。最初に受診した病院が悪いという訳ではないですが、最初の病院は大きな産婦人科で、流れ作業的な感じがあり小さな不安を相談できる環境ではなかったように思います。病院は自分が安心できる場所をおすすめいたします。ちびのすけママさん 【助産師コメント】妊娠が判明し、どこで出産するか迷われる方もいらっしゃるでしょう。大きな病院、クリニック、助産院、あるいは自宅……と、出産できる場所はさまざまです。通院しやすい、ごはんがおいしい、きれいで清潔など、ママたちのこだわりポイントもそれぞれ。人生のイベントとも言える出産を安心して迎えられるように、何を大切にしたいかご夫婦で話し合って納得の行く産院選びができるといいですね。 夫とのコミュニケーション妊娠判明後結婚したので、入籍の準備やあいさつ回りなどでひどいストレスを感じました。夫は子どもができた実感がなく、遊びに行ったり、自由気ままに生活したりしていて、その行動や態度にもイライラ! こっちばかりつらい思い、大変な思いをして!! と不満ばかりが募りました。ですが健診に一緒に行くことにしたところ、どんどん父親の実感が湧いてきたみたい。妊娠中期になり、胎動が感じられたり、おなかが出てきたりすると、さらに実感が湧いて、わたしにもやさしく気づかってくれるようになり、喧嘩もなくなりました。マロンまま 【助産師コメント】自分のおなかの中で新しい命を育んでいる女性に比べて、早い段階で「これからパパになる!」という実感を持つ男性は少ないようです。そんなパパに対して、まろんママさんのように一緒に妊婦健診に行ったりするほか、健診結果をパパに伝えてエコー写真を見せたり、両親学級に参加するなどして、パパになる実感を少しずつ持ってもらうようにするといいかもしれませんね。そしてなにより大切なのが夫婦間のコミュニケーション。溜まりに溜まったパパへの不満がある日突然爆発! というようなことが起こらないようにお互いの思いを伝え合う時間を取れるようにできるといいですね。また妊婦さんでもできる自分なりのストレス発散方法をみつけておきましょう。 上の子のお世話上の子が小さいと、おなかに赤ちゃんがいるということは言ってもわかるものではないので、 体調が悪くて寝転がっていたりすると不意にものすごい勢いで抱きついてきていました。上の子も甘えたい時期、おなかの赤ちゃんも大切。上の子のことも考えつつの妊娠初期は大変でした。ぴーままさん 【助産師コメント】体調が優れないなかで、上のお子さんのお世話をするのは大変かと思います。そんなときに上のお子さんがなかなか言うことを聞いてくれなくてイライラ……という方も。このような状況は、ママにとっても上のお子さん、そしておなかの中の赤ちゃんにとっても好ましくありません。大変なときは周りの人の助けを借りましょう。パパやママにとって新しい家族が増えるというのは人生におけるイベントの1つと言えるかと思いますが、上のお子さんにとっても大きなできごとの1つです。赤ちゃんが生まれたら上のお子さんと2人きりの時間を取ることが難しくなるかもしれません。大変なこともたくさんあるかと思いますが、上のお子さんとの時間も有意義に過ごせるといいですね。 まとめ妊娠初期の体験談をまとめてみました。ご自身の妊娠初期のことを思い出した方もいれば、こんな症状があるなんて知らなかった! という方もいらっしゃるのではないでしょうか? 妊娠・出産は病気ではないとよく言われますが、ママの体は大きく変化し、ときにはつらい思いをすることもあります。妊娠中にはこんなことが起こることがあると前もって知っておくと気持ちも少しラクになるかもしれませんし、ママを支える周りの人の理解も深まるかもしれませんね。 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2019年06月24日みなさんは「過剰歯」というものをご存知でしょうか? 私は、わが子に過剰歯があったことで初めてその存在を知り、そのような症状があることに驚きました。過剰歯とはどういうものなのか、どういったきっかけでわかったか、どのような処置が必要か、わが子が経験したことをお伝えします。 過剰歯とは?過剰歯とは本来決まっている歯の数より多く、口の中にある歯のことを言うそうです。過剰歯の数も1本だけの人もいれば、それ以上多くなる人もいるのだそう。 また、過剰歯には2種類あり、普通の歯のように生えてくる歯(順性)と逆に骨のほうへと向かっていく逆性過剰歯があります。順性過剰歯は普通の抜歯と同じように頭が見えたら歯科で抜いてもらえるそうですが、逆性の場合は歯茎の切開が必要なので、口腔外科での処置が必要です。 息子の過剰歯が見つかったきっかけ息子が2歳のとき、転んで前歯を強く打ち、歯科でレントゲンを撮ってもらったところ、上前歯の間に逆性過剰歯があることが判明しました。放っておくと鼻のほうに向かって進むこともあるらしく、前歯が永久歯に生え変わったタイミングで取ったほうがいいとのことでした。 小学校2年生になり、前歯が永久歯になったときに、根元に過剰歯が埋まっているためか「すきっぱ」でした。この隙間も、過剰歯を取ることで埋まってくると聞きました。 口腔外科で全身麻酔による抜歯あちこちの病院をまわり、抜歯の方法を聞いたところ、大きな病院で全身麻酔による抜歯をすすめられました。その理由は、歯茎を大きく開け、場合によっては骨を削ることもあり、神経の傍にあった場合、動くと危ないとのこと。 入院は2泊3日、手術は1時間ほどで終わり、術後一度も歯茎の痛みを感じることなく病院食を食べられたことにとても感謝しました。1週間後に抜糸をし、完治に至りました。 ▲実際の写真(抜歯前) 息子が全身麻酔から覚めたときはホッとしました。過剰歯の抜歯後、ぐんぐんと前歯の隙間が閉じていくのが目に見えてわかり、歯並びがよくなっていったことに安心しています。著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年06月24日生後7カ月のころ、正座のような変わったおすわりをしていた娘。親が手で押さえていると赤ちゃんらしい座り方もするのですが、やっぱり正座がいいようでした。ちょっと心配してしまった、わが家の娘の成長過程をお伝えします。 なぜ?ヒザでコツコツ歩く娘ちょっと変わったおすわりをしていた娘は、1歳になると歩き始める兆候が見られました。ところが、ハイハイからむくっと起き上がったものの、ヒザから下は床につけ、ひざでコツンコツンと音をたてながらどんどん進むようになったんです。 「こんな成長過程あった?」と気になりつつも、そのまま過ごしていました。1歳3カ月になると普通に歩くこともできるようになりましたが、室内ではハイハイやひざで進むほうが得意でした。 保育士さんに「めずらしいね」と言われ……そのころ、ちょうど保育所に通い始めました。高速コツコツ歩きをする娘の姿を見て、たくさんのお子さんを見ているであろう保育士さんに「めずらしいね~」なんて言われてしまったので、私は「もしかして足首が弱いのかな?」と心配に。 そこで小児科を受診して医師に相談したところ、「歩いたり走ったりできるようなら、当面の心配はない」と言われ、レントゲンなどの検査はしませんでした。ひとまず、ほっとすることができました。 現在も問題なく過ごせている1歳半くらいまでは頻繁にひざ歩きをするので、眠れないほど心配したこともありましたが、足や体が弱いということはなく、娘はすくすくと成長していきました。個性の1つだったのかなと、今では考えています。 6歳になった娘にその話をすると、体重が重くなったからかゴツンゴツンと音を立てて、そのヒザ歩きを再現して見せてくれます。ヒザが丈夫なのか、痛くないようです。逆上がりやかけっこもできますし、運動面でもとくに心配はなさそうでよかったです。 発達の目安はあくまでも「目安」であるということを知っておくと、余計なストレスを抱えなくて済むかもしれません。そのうえで心配なことは保健センターや小児科などで相談することで安心できるのではないかと思います。 イラスト:imasaku著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年06月24日わが家の子どもたちは乾燥肌で割と肌が弱く、全員水いぼになってしまった経験があります。長女は病院で取って完治しましたが、次女は病院で取っても完治せずに再発を繰り返しました。 にっくき水いぼ!水いぼは伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)といい、ウイルス性の皮膚感染症。保育園などで感染しやすいようで、わが子も全員悩まされました。乾燥肌だとうつりやすいそうです。 感染すると丸くて白い小さなイボができ、少しずつ大きくなっていきました。そしてこれがつぶれると中のウイルスが飛散し、他のところにうつるようです。 なかには痒みを伴うこともあるようですが、わが子たちは痒がったり痛がったりすることはなく、日常生活にはまったくと言っていいほど支障はありませんでした。 水いぼは取る? 取らない?長女は腕にできており、プールの時期になると保育園から「水いぼがあるとプールに入れません」と言われ、病院で取ることに。いざ病院に行ってみると、「水いぼは取っても再発することが多いし、自然治癒するものなのでわざわざ治療することはない」と言われました。 しかし、「保育園から言われたなら仕方ないね……」と、水いぼがある部分に麻酔テープを貼り、麻酔が効いてからピンセットでいぼを切除。当時長女は4歳で、嫌がることも泣くこともなく無事終了。再発もしませんでした。 その後次女も1歳で水いぼができ、同じ病院で切除しましたが、しばらくすると再発。また取りに行って、その後また再発……と何度も繰り返しました。 2年近くかかって完治次女は3回ほど水いぼの再発を繰り返し、病院嫌いで取るたびに押さえつけられて大泣きだったため、見ていてかわいそうになりました。最終的に家でしっかり保湿ケアをするようにしたら、水いぼはなくなって再発しなくなりました。免疫もできたのでしょう。病院に行って何度も取ったにも関わらず、結局完治までに2年ほどかかりました。 そして第3子となる息子も0歳から水いぼに悩まされ、現在保湿しながら様子を見ています。 水いぼは保育園などの集団生活で感染しやすく、病院に行って取るべきか否かは保育園や病院の先生によって見解が違うようです。今息子が通っている保育園からは水いぼ治療は強制されていないため、しばらく家でできるケアをしながら様子を見ようと思っています。著者:沢田真紀子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年06月22日子どもが生まれて以降、子連れで外出していると知らない人から声を掛けてもらうことが増えました。ある日、通りがかった先輩ママから思いがけず親切にしてもらい、短いやりとりながら温かい交流が生まれた話をお伝えします。 傘がなくて雨宿りしていた私たち親子長女に軽い卵アレルギーがあるので、肌の状態を診てもらって保湿剤を処方してもらうため、定期的に小児科にかかっています。9月初旬のある日のこと。天気予報は晴れだったのですが、帰る道すがら通り雨に遭遇してしまいました。 幸い寒くもなく、雨足は強いですがスマホで雨雲レーダーをチェックすると、20分ほどでやみそうでした。道幅のある高架下で雨をしのぐため、娘を乗せたベビーカーを歩道の端に寄せて雨雲が去るのを待つことに……。 初対面の先輩ママが傘を貸してくれた!しばらく雨宿りしていると、いろいろな人が通っていきます。折り畳み傘をさしている人、急いだ様子で自転車を漕ぐ人、こちらを気にしながら通るタクシーなど。高架下に立ち止まってから5分ほど経ったころでしょうか、自転車に乗った女性が通り過ぎたと思ったらこちらへ引き返し、「よかったら使って!」と傘を差しだしてくれたのです。 私は「家は近くだし、雨もすぐやみそうなので大丈夫です」とお礼とともに伝えたのですが、「使わなくてもいいから。後で、そこのフェンスに掛けておいてくれたらいいからね」とビニール傘を持たせてくれました。 見守ってもらえるありがたさを実感ありがたく傘を使わせてもらい、思ったよりも早い時刻に濡れることなく帰宅できました。とてもうれしかったので、翌日の買い物に出るタイミングで、メッセージカードとちょっとしたお菓子を入れた袋を傘にくくりつけ、高架下のフェンスに掛けておきました。すると、買い物帰りには傘がなくなって袋だけがフェンスにかけてあったのです。 「あれ?」と思い、中を確かめると、ライオンのかわいい指人形と手紙が! お菓子やカードへのお礼と「自分はもう小さい子の育児は終わったけれど、懐かしく応援したくなりました。頑張ってくださいね」というエールが綴られていて、感動してしまいました。名前も知らない人とこんな風に手紙のやり取りができるとは思ってもいなくて、地域の人に見守ってもらえていることを実感しました。 今暮らしている場所は、夫婦の通勤のしやすさや子育て・買い物などの環境の良さから選び、血縁者が近くに住んでいるわけではありません。それでも近所の人たちが子連れの私たちを気にかけてくださっていることがわかり、とても感動したできごとでした。私も周りの人に対し、温かな目を持っていたいと思います。 著者:柴崎諒子2016年2月長女を出産。2019年3月に第2子出産予定。元雑誌編集部勤務で、企画・編集・営業・ライターを経験。現在は仕事をセーブしつつ子育て優先。妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆している。
2019年06月20日初めての出産を控え、分娩予定の産婦人科での健診で「子宮頸管が短めだから、無理は控えてね」と指摘を受けました。予定日より少し早い出産になるのかなと軽く考えていたら、予定日より2週間も早い出産に! 夜中に始まった痛みを前駆陣痛だと思っていたら、なんと陣痛だったという私のドタバタ体験をお伝えします。 子宮頸管が短かった私長女の出産時、私は2つの産婦人科にお世話になりました。1つは自宅近くの病院、もう1つは実家近くの病院です。出産のおよそ1カ月前に里帰りし、後者の病院で健診を受けたときに子宮頸管が短いと医師から指摘がありました。 体に負担をかけすぎないようにとアドバイスされ、「胎児の成長スピードがゆっくりめなので、できるだけ長くおなかの中で成長してもらいましょう」とお話がありました。「急がなくていいからね」とおなかに向かって話しかけていましたが、予想以上に早く出産の日はやってきたのです。 これは前駆陣痛?痛みを感じ始めたのは、予定日2週間前の真夜中でした。「これが噂に聞く前駆陣痛か!」と、体が陣痛の練習をするなら自分も本番のための練習をしようと思い、陣痛間隔を記録するアプリを寝ぼけ眼でダウンロード。 睡魔に負けてまどろみつつ、だんだん強くなる痛みに「練習とはいえ痛いものだなぁ。本番の出産、私は大丈夫だろうか?」と心配しながら時間は過ぎていきました。しかし、余裕があったのも明け方まで。朝7時には間隔が8分おきくらいになっていて痛みも強くなっており、産婦人科へ電話しました。 病院へ着いたときには子宮口全開に!破水の有無や陣痛の痛みの程度を聞かれ、診療開始とともに診てもらうことになり、夫に連絡。でもこのときはまだ私も夫もすぐ出産になるとは思っていませんでした。 病院とやり取りをしているうちに痛みは一層増し、朝食を食べつつもじっとしていられない状態に。結局、診療開始より早めに診てもらうと、子宮口が全開になっているとわかり、即分娩室へ。 畳の部屋でのフリースタイル出産だったので、助産師さんが持って来てくださった大きなクッションにもたれるようにしていきみを逃しました。そして、病院到着から約2時間後に出産! 夫は立ち合いを希望していたので、連絡を受けてすぐに向かってくれたのですが、残念ながら間に合いませんでした。 出産のタイミングはいつになるかわからないものですが、いざそのときになると痛みの強さや状況の変化にかなり戸惑ってしまいました。でも、「おなかの中の赤ちゃんが選んだタイミングなんだよ」と助産師さんに言われ、心が軽くなったのを覚えています。今は第二子を妊娠中ですが、この子が生まれるときは心に余裕を持って臨みたいなと考えています。著者:柴崎諒子2016年2月長女を出産。2019年3月に第2子出産予定。元雑誌編集部勤務で、企画・編集・営業・ライターを経験。現在は仕事をセーブしつつ子育て優先。妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年06月19日私は夫の両親・祖母と完全同居をしています。妊娠中から出産、子育てとわからないことだらけで困っているときに、義両親との関わり方、育児の考え方の違いでずいぶん戸惑いました。 同居のデメリットは?私の場合、近くにいる分、家事も育児も目に入ってしまうので、どうしてもお互いのやり方の違いに不満やイライラが出てきてしまいました。 料理の仕方・味付け、食器の片付け、掃除のやり方などもそうですが、子どもへの接し方、話しかけ方、どこまで甘やかすかなどの違いも目につきます。また、自分と子どものタイミングだけで日常生活が進まず、家族の予定で振り回されることもありました。 同居のメリットは?私の場合は完全同居のため、家賃・水道光熱費・食費など、アパートで生活していたときの半分の出費で抑えられるようになりました。また、困ったことや不安なこと、わからないことをすぐに相談でき、ひとりで悩みすぎて落ち込む心配が少ないように思います。 生活も子育ても、日々わからないことだらけ。ひとりでネットや本を見ていても解決しないことも、実際に義両親に話したりすると、思ってもいなかった角度からの意見をもらえて、ハッとさせられることがありました。 同居してみてわかることがある!同居生活は、「夫の帰りが遅くて、ひとりで育児している」という切ない気持ちを軽くしてくれました。私は話すことでリフレッシュできるタイプだったので、「みんなで子育てしている」という安心感が得られました。 義両親に思っていること・悩んでいることを話すとアドバイスをくれますが、毎回アドバイス通りにすると疲れてしまうので「やれたらやってみますね~」と笑顔で流しています。 完全同居はお互いに気をつかう部分がたくさんあり、自分のタイミングだけでは生活が進まないことが多いですが、うまく義両親と付き合えるような関係が築ければ、困ったときの救世主になってくれます。みなさんも適度な距離を保ちつつ、うまく甘えてみてくださいね。 イラスト:sawawa著者:河合愛絵一男の母。第二子を妊娠中。化学薬品品質管理の経験から、化学系の資格を取得。地方で子どもと夫、夫の両親と完全同居。地方での子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年06月18日梅雨になると雨の日が続いて外で遊べず、子どもの体力も有り余り、お互いにイライラしてしまうことがありました。そんな梅雨の時期をどう乗り切っていたか、体験談をお話しします。 児童館へ遊びに行く近くの児童館では定期的にイベントが開催されていたので、わが子の月齢に合いそうなイベントがある日は積極的に出掛けるようにしていました。室内なので天気も関係なく遊べますし、家にはないおもちゃもたくさんあって参考になります。他のお友だちやママさんとの交流もできて、母子ともに刺激になり、いいリフレッシュになっていました。 新聞紙と風船がマストアイテム家の中でよく遊んだのは、大きめの段ボールの中に新聞紙をビリビリたくさん破って入れる新聞紙風呂。1歳前後くらいからなら破るのも一緒にできますし、それを入れた段ボールの中に入ってキャッキャと喜んでしばらく遊んでくれます。ただ、掃除がちょっと大変です……。 あとは、風船もよく遊びました。普通にふくらませて投げて遊ぶのもよいのですが、ふくらませた風船の口を留めずに手を離し、ブーーーーッ!!! と勢いよく飛んでいくのをおもしろがっていました。そして、どこに飛んでいったかわからなくなった風船を一緒に探すのです。 カッパと長靴で散歩児童館に行くことも面倒くさい、家の中にいるのも飽きた……そんなときもあります。子どもが歩けるようになってからは、子ども用のカッパと長靴をあらかじめ用意しておき、それを着せて散歩しました。 子どもはなぜかカッパや長靴を装着するとテンションが上がり、水たまりをバチャバチャと遊びながら歩けるのがとてもうれしそうでした。3歳くらいになったら傘を持たせて、傘をさす練習もできました。 雨の日が続くと、1日をどう過ごすかで頭を悩ませ、洗濯物も乾かず、イライラすることも多かったです。しかし、雨の日は雨を楽しむべき! と考え方を切り替えると、逆に「晴れているときにはできないことをしよう」と思うようになりました。これからも発想の転換で、梅雨を楽しく乗り切りたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。千切った新聞紙や風船で遊ぶ際は誤飲等にご注意ください。お子さまが遊んでいる間はそばで見守るようにしましょう。 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年06月18日わが家の長女は仮死状態で生まれた影響で、発達障害があります。そのため、2歳離れた次女と同じように子育てをしているような状態でした。そんな長女と次女の子育てと、ある日の長女の行動に感動したできごとをお伝えしたいと思います。 長女は次女よりも手がかかる長女は、そしゃく・言語障害などの発達障害があります。そのため、自分でじょうずに食事ができないため、年齢が上がってからも離乳食に近い食事を作り、赤ちゃんのように食べさせてきました。 また、トイレの感覚もわからないようで、何年もトイレトレーニングを続けたりと、赤ちゃんと同じような状態。2歳離れた妹が生まれたのですが、赤ちゃんの次女よりも長女に手がかかる状況で毎日を過ごしていました。 姉妹同じように子育てをしている状態2歳違いの姉妹ですが、同じように子育てをしているような状態の日々。一緒にごはんを食べさせてあげて、一緒におむつを替えて、一緒に寝かしつけて……。 さらに、次女が2歳ごろになると、魔の2歳児が2人いる状態で、かなり大変な毎日になりました。2人とも「自分でやりたい」という意思が強くなり、お互いにライバル心も芽生え、お世話は大変でしたがその分お互いに成長したようにも感じました。 あるできごとに感動して涙…そんなある日、姉妹たちと公園で遊んでいると、男の子が木の棒を振り回しながら次女のほうに近付いてきました。私が次女のほうに向かおうとすると、近くで遊んでいた長女が勢いよく妹のほうまで走っていき、妹をギューっと抱きしめて、男の子に向かって大きい声で叫んで追い返したのです。その姿を見て、「お姉ちゃんとしての自覚があるんだ……」と私は胸が熱くなり、感動して涙が出ました。 今でも、喧嘩をしたり一緒に遊んだりと、お互いに切磋琢磨しながら、姉妹一緒に成長しています。姉が妹を思いやり、妹が姉を思いやる心がどんどん育っています。これからも、そんなわが子たちの成長が楽しみです。著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2019年06月16日みなさんは「バセドウ病」という病気を聞いたことがありますか? 甲状腺の病気の1つですが、私は40歳のとき、この病気を患いました。最初はどういったものなのかわからず戸惑ってしまったこの病気。今回はその体験をお伝えしたいと思います。 若年性更年期障害になった!?40歳の冬、何もないのに気持ちが落ち込み、何をしても楽しく感じなくなりました。そして、倦怠感がひどくなり、2カ月後に動悸や息切れが頻繁に起こるようになり、気付けば生理も数カ月止まっていました。 そこで、「もしかして若年性更年期障害?」と思い、産婦人科を受診。けれども卵巣ホルモンの数値はまだ更年期の値ではなく、子宮ガン検診なども同時に受けましたが、特に問題はありませんでした。 甲状腺の病気「バセドウ病」と判明あまりにも動悸が激しくなり、脚の先から頭のてっぺんまでドクドクと脈打つのがわかり、夜も眠れない状態に。今度は「心臓の病気?」と思い、産婦人科の先生に相談したところ、循環器系内科の受診をすすめられました。 内科を受診し、血液検査の結果、甲状腺ホルモンが異常に多く分泌される、「バセドウ病」との診断を受けました。聞いたことはあっても症状はよく知らなかったので、とても驚きました。 投薬半年で落ち着く昔は、すぐに甲状腺を切る手術がおこなわれたそうですが、術後のリスクなどから、投薬による治療がメインでおこなわれていると説明を受けました。1日2回、3錠ずつ薬を飲み始め、夜眠れないと精神的にも不安定になるため、軽い睡眠薬も処方していただきました。 心臓が一日中バクバクしているため、「このまま死ぬのではないか」と何度も思いました。かなりつらい毎日で家事育児もできず、ずっと横になっていました。しかし、投薬半年ほどで、症状は落ち着いていきました。 数値が改善されてくると、投薬量も減ってきますが、投薬治療は数年続きます。数値が落ち着いてきたら、生理も再開しました。同じような症状があるという方は、お早めの受診をおすすめします。 イラスト:imasaku著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年06月16日子どもがいると、予想していなかったことが起きて驚かされることが多いです。微笑ましくもありますが、毎日忙しいなかで、「え、なんでそんなことになるの!?」と思うことがたくさんあります。今回は洗濯シーンでのびっくりしたできごと・失敗してしまった話をご紹介します。 子どものポッケは四次元ポケット? 洗い終わった子どもの洗濯物を干していると、ポケットに何かごろごろしたものが……。洗う前はそのまま洗濯機の中にぽいっと入れてしまって気づかないのですが、干すときに子どもの衣服のポケットに入っていた小石やどんぐり、小さなおもちゃに気づくことがあります。 まるで四次元ポケットのようで、びっくりすると同時に微笑ましくもありました。ただ、子どもの上着のポケットに食べかけのビスケットが入っていて、ふやけたビスケットでぐちゃぐちゃになっていたときは笑えませんでした……。 あれのせいでストッキングがびりびりに! 子どもの洗濯物でついうっかりしてしまうのが、マジックテープがついているものと一緒に洗ってしまうこと。子どものスタイや食事をするときにつけるエプロン、保育園のスモックなど、着脱しやすいようにマジックテープのものが多いのですが、それらをそのまま洗ってしまうと大変なことに……。 ほかの衣類にマジックテープがついてしまい、はがすときに衣類が傷んでしまいます。特にストッキングや毛糸素材のものと洗ってしまって、マジックテープがついてしまったときは、はがすときにびりびりに……。気をつけようと思いながらも、ついうっかりしてしまう失敗です。 一緒に洗ってしまった驚愕のもの 子どもの洗濯で一番「失敗してしまった!」と感じるのは、おむつを一緒に洗ったときです。子どもがおむつとズボンを一緒に洗濯機の中に入れてしまうこともありますし、私自身も汚れた服の近くに置いてあったおむつに気づかず、そのまま洗濯機に入れてしまうこともあります。 運よくおむつが水を吸っただけの状態で残っていればよいのですが、おむつが破れて中の繊維が他の服についてしまうこともあるのです。このおむつの繊維がなかなか取れず、洗い直しをしたり、おむつの繊維を細かくとらなければならなかったり、面倒な思いをさせられました。 気をつけてはいるのですが、だいたい3カ月に1回はうっかりしてしまって、そのたびに後悔しています。 家事や育児は日々アクシデントがあったり、失敗があったり……。大変なことも多いですが、子どもの笑顔を見ているとすべての疲れが吹き飛んでしまいます。私のこの失敗も、子どもたちが大きくなれば笑い話になる日がくるのかなと思って、これからも家事・育児を頑張ります! 著者:菅谷里奈一女、二男の母。現在第四子目妊娠中。ベビーマッサージインストラクター、ベビーヨガインストラクター、ベビーシッターの資格所得。子育て経験を活かしながら、妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆中。
2019年06月16日初めての妊娠はうれしかったけれど、出産時の痛みの恐怖に襲われました。出産では会陰切開という処置があるかもしれないと知り、注射の痛みにすら耐えられない私は一気に不安に……。そこで私がおこなった会陰切開対策と、出産時に体験した会陰切開のお話をご紹介します。 妊娠の喜びと出産の恐怖が同時に…私にとって会陰切開という処置は、想像以上に日々のストレスとなりました。会陰を切開、または切開しなかったとしても裂けて痛みを伴う場合もあると知りました。そこで出産経験のある友人に相談したところ、「会陰マッサージをすると会陰切開をしなくて済む場合もある」と聞きました。 出産の際の痛みを少しでもなくせるならと、会陰マッサージを実践してみることにしたのです。 毎日頑張った会陰マッサージできるだけ会陰切開をしたくないという思いが強まった私は、妊娠8カ月に入ってから毎日お風呂でオリーブオイルを使ってマッサージを開始することに! バスチェアに座っておこなうとしづらかったので、バスタブに片足を上げてマッサージをするようにしました。マッサージする際には滑らないようにお風呂マットを敷き、上げた足の下には畳んだタオルを敷くことで滑り防止をしっかりおこないました。マッサージをすることにより痛みの不安が和らいだので、実践してよかったです。 いつの間にか終わっていた会陰切開会陰マッサージを続けて妊娠38週に入ったある日、ついに陣痛が来ました! 陣痛が10分間隔になったので病院へ行き、すぐに分娩室へ移動しました。いよいよ赤ちゃんが出てくるところで会陰が伸びておらず、結局会陰切開することに。陣痛の痛みと赤ちゃんに会いたい一心で、会陰切開の痛みは感じませんでした。切開した所を縫いましたが、その際も感触のみで痛みは感じなかったと思います。妊娠中の出産や会陰切開への恐怖は、経験していないから当然です。やはり「案ずるより産むが易し」なのかなぁと感じました。 妊娠中は出産に対して不安と恐怖に襲われましたが、その不安は周りの人へ相談するのが大切だと感じました。会陰切開することになりましたが、出産までに自分ができることをして、不安や恐怖を取り除いて出産に臨むということが重要だと思いました。著者:酒井美希子一児の母。フードコーディネーターの資格を取得し、食品メーカーの商品開発やマーケティングに従事。現在は出産を機に退職し、妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年06月14日わが家の長女はヨコミネ式の保育園を卒園し、その後引っ越しに伴い次女と長男はおむつなし育児を実践する自然派保育園に通っています。わたしが個人的に感じる双方のメリット・デメリットをお伝えします。 ヨコミネ式保育園のメリット・デメリットヨコミネ式保育園のメリットは、運動も学習も自然と身に付き、その能力が高くなるということ。長女は卒園時に逆立ち歩きや三転倒立、片手側転などができたうえ、小学校低学年で習う漢字が書けたり、九九を暗記していたり、そろばんができたりしていました。しかも、すべて楽しそうにしていました。 みんながライバルでありながらも互いを励まし合い、切磋琢磨していくので落ちこぼれる子がいませんでした。 また、毎日の練習を楽しくみんなで続けられているのは、モチベーションを維持させる先生方の声かけなどがすごくじょうずなのだろうと思います。そのへんも含め、きちんとヨコミネ式教育の研修を受けている先生方に安心感もありました。 デメリットは、とにかく自由に遊ぶ時間が少なかったことです。園児でありながら勉強や運動、音楽の時間と決められたカリキュラムをこなすことが多く、自由に過ごす時間はほとんどなかったように思います。0~1歳児では遊んだりお散歩したりする時間はありましたが、泥んこになった服を持ち帰ってくるようなことはほとんどありませんでした。 自然派保育園のメリット・デメリット自然派保育園のメリットは、とにかく子どもたちが楽しそうなこと。毎日外遊びをし、お散歩に行き、暖かい日は水遊びをし、生き物を捕まえて飼ってみたり、野菜をとってきて食べたりと、その季節ならではの体験をたくさんして帰ってきます。大まかな予定は立てられているものの、そこで何をするかは園児たちに委ねられているのも大きな特徴。自主的にしたいことを見つけて遊んでいるので、楽しくて仕方ない様子です。 また、給食やおやつの食材・調味料1つにもこだわりが感じられ、できるだけ地元のもので、安心・安全なものを、という配慮がされています。「園でしっかり食べているから、おうちでママが頑張れない日があっても大丈夫よ」と保育士さんが言ってくれるのも心強いです。 デメリットは、着替えがたくさん必要なことと、洗濯物が毎日大量なこと。さらにおむつなし育児を実践している園なので、衛生面も決していいとは思えません。また、ひらがなや数字をまったく教わりません。 他にはこんなことも!ヨコミネ式のほうは、やはり小学校に入ってからの授業や勉強にすんなり入っていくことができたのは安心でした。子どもも“できる”という自信から「楽しい」「もっとしたい」という気持ちが湧くようで、長女は勉強も運動も積極的に頑張っています。また、「周りの子を応援する」というのも自然に身に付いており、お友だちとも仲良くできています。 自然派のほうは、感性や発想力が磨かれていると感じます。絵本の絵を見てお話をつくったり、花を見て急に歌をつくって歌い出したりと、わからないからこそできる創作力が身に付いているように見えます。 一番いいと感じていることは、どちらの園も特徴や方針がはっきりしているため、働いている保育士さんたちがその方針をしっかり意識し、ポリシーを持って保育をしてくれていると感じる点です。どんな園であれ、保育士さんたちの人柄やプロ意識こそが1番大切なポイントという気がしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての自然派保育園とヨコミネ式保育園にあてはまるとは限りません。必要に応じて通園を希望する園に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年06月14日慣れない育児に取り組み「パパ業・ママ業」に一生懸命になりすぎて、いつの間にか「夫と妻」であることを忘れていました。そんな私たち夫婦が、夫婦関係を見直すきっかけになった言葉があります。 産後、夫婦喧嘩をすることが増えた出産後、授乳による睡眠不足や慣れない育児による疲れから、些細なことで夫婦喧嘩をすることが増えた、と感じる人も少なくないのではないでしょうか。かく言う私もその一人でした。食事やお風呂、就寝の時間など、生活のすべてが子ども中心で回っているのに、夫が今までと変わらずマイペースに過ごしていると、ついイライラしてしまうことが増えました。 「夫が一番、子どもが二番」そんな私が人から聞いた、目からウロコの言葉があります。それは「夫が一番、子どもが二番」というもの。 子どもはいずれ親から離れて巣立って行きますが、夫は老後も一生添い遂げるパートナーです。「子どものことばかりを優先して夫婦関係をないがしろにするのではなく、愛する夫への思いやりも忘れないようにしましょう」というメッセージが込められた言葉でした。 「パパとママ」であり「夫と妻」その言葉を聞いてから、私は自分の態度や姿勢を反省しました。子どもを優先するあまり、愛する夫との関係をこじらせるなんて、ということに気付いたのです。私は「ママ」である前にこの人の「妻」だったんだ、ということを思い出しました。そして、夫の気持ちを思いやることの大切さを再認識した結果、夫も徐々に私の気持ちを汲んでくれるようになり、以前よりも絆が深まったように思います。 「夫が一番、子どもが二番」というのは極端な表現で、実際の生活では子どもを最優先にせざるを得ない場面が多々あると思います。そんなとき、私は「夫も子どもも一番」だと考えます。そもそも家族は順位をつけるものではなく、みんなが大切な存在です。そんな当たり前のことを忘れかけていた私にとって、この言葉は大きな救いになりました。著者:岩崎薫一年間の不妊治療を経て妊娠・出産。2歳の男児を子育て中。現在は印刷会社の人事部で時短勤務で働く。第二子の妊娠を目指して不妊治療中。
2019年06月13日私は現在40代で、9歳の長女と1歳の次女の父親です。長女誕生後に原因不明の続発性不妊症になったため、治療をおこなっていました。治療期間が約6年間あったため、長女と次女の年齢差が8年あります。長女が幼いころは気にならなかったことでも、40代で新生児を新たに迎え入れたことにより、気になるところが増えてきました。40代パパがおこなった、子育てを楽しむためにしていることをお伝えします。 なんといっても体力勝負!私は、40代での子育ては基本体力勝負だと考えています。抱っこするにも、ベビーカーを運ぶにも、慢性的な睡眠不足対策にも、体力が必要になってきます。 私は体力には自信がありましたが、やはり40代だと若いときと同じというわけにはいきません。そこで、体力ができるだけ落ちないように次女誕生後は、ランニングを始めました。ランニングなら家の近所で気軽にできるうえ、何かあればすぐに帰ることができます。乳幼児を抱えるパパには、とても効率のいい運動でした。 身なりに気をつかうと会話も弾む独身時代、私はそれなりに身なりに気をつかっていましたが、結婚後は「若くないからファッションにこだわらなくても大丈夫」という慢心から、以前ほど気を使わなくなっていました。 ただ、次女誕生後は若いパパ友やママ友とも知り合う機会が増え、私は身なりに少しだけ気を使うように心がけました。そうすると、「○○ちゃんパパってオシャレだね」と言われるようになり、自然に打ち解けることができるようになりました。やはり、若いパパ・ママとコミュニケーションをとる上で、ある程度の清潔感や身だしなみを整える必要性を感じました。 ハプニングを含めて育児を楽しむこと現在2人の育児に励んでいる最中で、長女と次女の育児を比較しても若干の慣れはありますが、やはり頭を悩ますことも多いです。急な発熱や、夜泣き、原因不明のぐずり、予想外のハプニングに加え、慢性的な睡眠不足、育児のストレスなどは長女のときとほとんど変わりません。 ただ、長女のときと違うのは、育児に関するネットの記事やより細かな専門誌など、便利な情報源が増えていることです。そういった情報ネットワークを利用して、子どもの個性を尊重し、育児や家事を楽しむことがとても重要だと私は感じています。 いくら体力に自信があっても、40代になると、若くないと実感させられるシチュエーションも少なくないです。そんななかで周りに流されることなく、自分に体力をつけることで、育児に向き合い、無理なく楽しむことができています。 著者:ライター 吉田直樹二児の父。原因不明の続発性不妊症のため、夫婦揃って不妊治療を数年おこない授かる。グラフィック・Webデザイン事務所を経て、現在グラフィックデザイン・Webデザインのフリーランスとして活動中。
2019年06月12日現在、1歳6カ月のわが子はほとんど好き嫌いがなく、なんでも食べてくれるのですが、生後9カ月ころに離乳食をまったく食べてくれなくて、とても悩んだことがありました。そのとき、離乳食を食べなかったことには、2つの理由があったのではないかと思っています。 どうして離乳食を食べないの?わが子は、生後5カ月すぎから離乳食を始め、量は少なめでしたが、おおむね順調に進んでいました。しかし、生後9カ月ごろから急に離乳食が進まなくなったのです。 スプーンで離乳食を口に入れても口を動かさず、なかなか飲み込まないので食べ進めることができません。また、バウンサーの背もたれを起こして食事の椅子として使用していたのですが、バウンサーに座り続けることすら嫌がるようになってしまいました。 離乳食の味が薄すぎた困った私は、子育て支援センターで栄養士さんに相談しました。すると、私の作る離乳食の内容を聞き取った栄養士さんは、「そろそろ少し味付けしてもいいかもしれないね」とのこと。私は、離乳食を作る際、天然のだし以外、調味料類を何も加えていませんでした。 生後9カ月のわが子はそれが物足りなくなっていたのかもしれません。 そこで、ごくごく少量の醤油や味噌などを加えるようにすると、ちゃんと食べるようになってくれました。 バウンサーが暑くて居心地が悪かった食事中はバウンサーの背もたれを起こして食事の椅子代わりにしていたのですが、食事を始めると、バウンサーから降りたがってグズり出すことが悩みでした。てっきり大人しく座ることが嫌なのだと思っていましたが、ちょうど夏になり、バウンサーのクッションが暑かったことが原因だったようです。 そこで、いずれ買おうと思っていた木製のハイチェアを早めに購入したところ、食事中も座り続けられるようになりました。 原因を解決すれば食べてくれるようになったのですが、原因に気付くまでは苦労しました。とくに、椅子といった食事の内容以外の部分に不満があるとは思わなかったのでなかなか気付けませんでした。著者:石川ゆり一児の母。 食品メーカーにて、営業・広告・マーケティング・商品企画などを経て、妊娠・出産を機に退職し、現在は専業主婦。 家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年06月11日私は妊娠前からマラソンを走ったり、ジムに通ったりするほど運動が好きでした。食べることも大好きなので、健康管理のためにもずっと運動を続けていました。妊娠しても走り続けたい! 産後は運動を楽しめる余裕がなくなるかもしれないから、今のうちに! と思い、医師に相談しながらできる範囲で体を動かしていました。妊娠中のエクササイズのよかった経験、悪かった経験を紹介します。 無理のない範囲でのんびりエクササイズ私の住むアメリカでは、妊婦さんが積極的にエクササイズを楽しむ姿をよく目にします。私も妊娠前からスポーツが大好きで、妊娠中も続けたいと思っていました。 担当の医師からは、妊娠前にやっていた以上の強度の運動や激しく心拍数の上がる運動、体を強くぶつける可能性のある運動等を避け、疲れすぎない程度なら大丈夫と指導されていました。 そこで、体調が良いときは軽いジョギング、おなかの大きさが目立ち始めた妊娠5カ月ごろからは主にウォーキングを楽しみました。 適度な運動で気分転換担当の医師からは、ほかにも出産に向けての体づくりになる妊婦体操の指導を受けていました。それを体調が良いときに続けていました。適度に続けていたことが腰痛の改善につながったと思います。 またその医師より、体力と筋力を維持したほうが、出産と産後の体の回復を助けるとアドバイスを受けていたので、無理をしない範囲で積極的に体を動かしました。私にとって妊娠中も運動を続けることは、体力維持だけではなく、気分転換と楽しく充実した妊娠生活を過ごすことに役立ったと思います。 体は正直。無理はNG!自分のそれまでの運動経験を過信して、無理をしてしまったこともありました。まだ軽いつわりが続いていたころ、気分転換がしたくて寒い中ウォーキングをしたのですが、思ったよりも調子が良く、長時間歩いてしまい体を冷やしてしまいました。その日は帰宅してからずっとひどい倦怠感と胸やけで苦しみました。 また、妊娠8カ月ごろの暑い日には、飲料水を持っていくのを忘れてウォーキングに出てしまい、途中でおなかの張りがひどくなり、張りが収まるまでとても不安な時間を過ごしたこともありました。 妊娠初期から出産数日前まで、できる範囲で運動を続けました。運動を続けたことは、体力維持の面でもとてもよかったと思いますが、それ以上に運動を継続できたという達成感を得ることができ、出産に向けての不安を打ち消す自信にもなったと思います。著者:仲本まゆこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年06月10日生後6カ月のお祝いをするハーフバースデー。生後6カ月が経ち、娘も表情が豊かになり、できることが増えました。家事や慣れない育児、睡眠不足で疲れもありましたが、わが家ではハーフバースデーをしてよかったと思っています。そこで、ハーフバースデーで用意したものや、おこなったことをお伝えします。 前夜に夫婦で飾り付け壁面の飾り付けは、前夜に娘が寝た後、夫婦でおこないました。飾りを印刷し、切り取る作業は私が、壁に貼り付ける作業は夫がおこないました。 飾り付けをしながら「もう半年かぁ」「半年前の今ごろはまだ陣痛は来てなかったよね」など、出産前夜のことやこの半年の成長について会話をする楽しい時間となりました。日中ひとりで飾り付けをしておこうかと考えましたが、楽しい時間を共有する事ができたので、夫婦で準備してよかったです。 いつもの離乳食をかわいく盛り付け いつもの離乳食を特別な離乳食にしたいと思い、かわいく盛り付けをすることにしました。どうやら娘はキャベツや白菜などの葉物野菜が好きな様子。葉物野菜の緑色が多く使えるキャラクターを考えて、「はらぺこあおむし」を離乳食で描くことにしました。 離乳食はフリージング保存しているので、時短で準備できました。難しそうだと思っていた数字やローマ字も、スプーンと爪楊枝を使って案外簡単に形成することができ、かわいいお祝いプレートが完成! ケーキでパパ・ママもお祝い 娘が誕生して生後6カ月ということは、私たちも親になって6カ月。娘が生まれてから、「泣いてお店やお客さんに迷惑をかけてしまったらどうしよう」と思い、オシャレなカフェでのティータイムを楽しむことがなくなっていました。そんな自分たちには、6カ月の記念にケーキを買ってお祝いしました。 場所は自宅ですが、久しぶりにおいしいケーキをのんびり食べて、少し優雅なティータイムを楽しむことができ、お互いを改めて労うことができました。 壁面の飾りも、かわいい離乳食プレートも、生後6カ月の娘にはよくわからなかったかもしれません。それでも、成長して写真を見返したときに、きっとうれしい気持ちになってくれると思うので、私はしてよかったと思っています。著者:谷 まゆみ京都府在住、0歳の娘の母。妊娠を機に退職し、現在は専業主婦。妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年06月10日赤ちゃんが生まれたら、母乳育児で頑張ろうと意気込んでいた私。出産前から母乳を出しやすくするというおっぱいマッサージをする、食事に気をつかうなど、できることはしていたつもりでしたが、現実はそううまくいきませんでした。入院中、必死で母乳をあげ続けていた私が、言われてショックだった・悲しかった言葉です。 母乳育児への憧れ私はもともと母乳育児に憧れを抱いており、妊娠中に読んだ育児雑誌で母乳の良さや便利さといったメリットを知ると、ますますその憧れが強くなりました。 妊娠がわかってからは、産院で教わった母乳が出やすくなるというおっぱいマッサージをし、準備は万端。幸いにもおなかが張りにくい体質だったので、マッサージを毎日のようにおこなうことができましたし、出産前から食事にも気をつけ、母乳が出ると信じて疑いませんでした。 最初からミルクしかし、分娩中に異常があり、緊急帝王切開になったので、わが子が最初に口にしたのは粉ミルク。仕方ないとわかっていながらも、母乳育児に幻想ともいえるほど憧れを抱いていたので、それもショックでした。 わが子が部屋に来てからも、不慣れなことと体の疲れで授乳がうまくいかず、泣かせっぱなし。出なくてもおっぱいを吸わせないとますます母乳が出にくくなると聞いていたので、なるべくミルクは足さず、泣くたびに吸わせていました。 助産師さんのひと言が…授乳を始めてまだ4日目くらいだったと思いますが、乳首が切れて血がにじむようになってしまいました。なかなか母乳が出ないこと、そのせいでわが子がずっと泣いていること、おっぱいが痛いことなどで、こっちのほうが泣きたい気持ちに……。 部屋にきた助産師さんに相談すると、「どのくらいの頻度で授乳しているんですか」と聞かれました。「泣き止まないので、30分おきくらい……」と答えると、助産師さんはあきれ果てたという顔で「そんなことしてるからですよ。当たり前です。ミルクを足してください」と言い、出ていきました。悲しいのと悔しいのとで、泣きました。 当時の私にとっては母乳が出ないことは一大事で、とてもショックなひと言でした。しかし、不思議なのですが退院すると入院中の苦労が嘘のように母乳がたくさん出るようになり、それからはミルクを足さなくてもおなかいっぱい飲ませることができるようになりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2019年06月10日生後9カ月の息子はハイハイするのが大好きで、好奇心いっぱい。ケガをしないように寝室には何も置かず、動きまわるスペースを確保して安心していました。しかしある日曜日の夜、お気に入りのぬいぐるみと遊んでいるときに手が滑り肘を脱臼。初めて救急外来に駆け込むことになりました。 安全対策は万全のはずが…低月齢のころから動きたがりで、ハイハイができるようになると家中の物に触っていたずらし放題だったワンパクな息子。そのため、寝室はまっさらな畳と息子のおもちゃ以外は何も置かれていない状態でした。これで安全対策は万全のつもりでいました。 ぬいぐるみが原因でケガをするなんて大好きなぬいぐるみでごきげんに遊んでいた息子。そばには私も夫もいて、2人のうちどちらかは常に息子を見守っている状態でした。 時刻は18時過ぎ。そろそろ3人でお風呂に入ってごはんにしようか、と話しているときでした。私はお風呂を沸かすために立ち上がりその場を離れました。すると息子はぬいぐるみを乗り越えてパパのもとへ行こうと手を掛け、その瞬間、そのままズリっと体を捻り、腕があらぬ方向に。いつもと違う息子の泣き方に、どこか痛めたのだと直感しました。 どこに相談する?息子を病院に連れて行くべきかすぐには判断が付かず、出産時に自治体から渡されたパンフレットに記載してあった小児救急相談#8000へ電話しました。息子の状態をお話しすると、患部を冷やしつつ様子を見て、痛みが続くようなら病院に連れて行ってはどうかとのこと。 しかしその時点で18時半。夜遅くに症状が悪化しては手遅れになってしまうのではと不安に思った私は、相談員の方に教えてもらった救急相談#7119へ連絡し、受付可能な病院を紹介してもらいました。 整形外科の救急外来へ電話で紹介された病院のうち自宅から最も近い病院に連絡を入れ、息子を連れてタクシーで病院へ。整形外科を受診すると、肘の関節が亜脱臼しているとのことでした。先生が息子の腕をぐりぐりと動かすと関節はもとに戻り、痛みがなくなったのか息子は泣き止みました。 脱臼は人によって癖になることがあるということ、無理に素人が治そうとすると悪化することがあるので病院を受診すること、などの注意事項を受け帰宅しました。 どんなに部屋の安全対策に気をつかっていても、目を離さずそばにいても、赤ちゃんは思わぬものが原因でケガをするということを学びました。また、いざケガをしたときや様子がおかしいと思ったときにすぐに連絡できる機関を覚えておくと、スムーズに対応ができると実感しました。著者:木下りん0歳男児の母。東京と長野を行き来する生活。お出かけ大好きな息子とのお散歩が日課。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年06月08日私は太り過ぎの状態で妊娠したので、「体重が増えないようにしましょうね」と医師から指導されました。そこで、安定期に入ってから妊娠9カ月まで、医師と相談しながらプールに通っていました。 妊娠したら太るものじゃないの?妊娠したら赤ちゃんも大きくなっていくわけだし、当然体重は増加するものだと思っていました。しかし私は妊娠と同時に「これ以上太らないようにしてください」と医師に言われてしまったのです。さらに、「積極的に運動してください」とも……。 まさか妊娠してすぐに「運動しなさい」と言われるとは思いもよらなかったのですが、ここは今までの生活を振り返り、できる範囲で運動して頑張るしかないと心に決めました。 妊娠中でもプールに通っていいの?おなかが張りやすかったこともあり、「プールで歩いてみたらどうかな? 身体を冷やしすぎないようにだけは気をつけてね」と医師からアドバイスを頂きました。 周りに妊娠中に水泳をしていたという友だちもおらず、最初は「えっ、いいの?」とびっくり。でも、アメリカでは妊婦さんが泳ぐこともあるという情報をインターネットで見つけて、挑戦してみることにしました。 楽しく続けられました!プールでのんびり歩いたり、手だけのクロールや平泳ぎで泳いだりしました。外でウォーキングをすると張りがちだったおなかも、スイミングだと水中で負担がかかりにくいのか、張ることもありませんでした。そのため、妊娠中に無理なく続けることができました。プールで運動できてよかったなと思っています。 妊娠中に適度に運動できたのでストレス発散にもなり、体重も増加せずにキープすることができました。また、私は妊娠中ずっとつわりがある体質だったのですが、なぜかプールにいる間はつわりの症状に苦しむこともありませんでした。プールのおかげで、とても快適な妊娠生活を送ることができました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。また、プールでの転倒等の事故には十分にご注意ください。 著者:ライター 舟橋海央4歳差の男子2人の母。同じ男の子でも性格の違う2人からいろいろ学びながら子育てを満喫中。自身の子育て体験をもとに記事を執筆している。
2019年06月07日初めて赤ちゃんと対面し、かわいいと思う反面、日々のお世話にてんやわんや。どうやって言葉の話せない赤ちゃんとコミュニケーションをとったらいいのか、私にはわかりませんでした。そんなとき、母からのひと言にハッとさせられたできごとを紹介します。 ハッとさせられた母からのひと言私は言葉の話せない赤ちゃんとのコミュニケーションに悩んでいました。「何でもいいのよ! 赤ちゃんの体に触れてあげながら、今思っていることをたくさん話しかけてあげれば!」。初めての経験に戸惑い、しかめっ面で赤ちゃんのお世話に集中していた私は、そんな母からのひと言にハッとしました。 ママやパパが怖い顔でお世話をしていたら、きっと赤ちゃんもどんどん不安になってしまいます。この日から、笑顔でたくさん話しかけるように心がけました。 私が赤ちゃんに話しかけたこと「今日はいいお天気だね!」「おむつ替えたらスッキリしたね~!」「あっ!犬が鳴いてるよ! 遊ぼうって言ってるんじゃない?」など、些細なことでも笑顔で話しかけるように心がけました。音楽に合わせて歌を口ずさみながら、やさしく赤ちゃんの手足を持って一緒にダンスすることも。 わが子はじーっと私の顔を見てニコッと笑ったりしながら、徐々に「あー! うー!」と楽しそうな反応を見せてくれるようになりました。まだ話せなくても気持ちは伝わるんだな~と実感した瞬間でした。 私自身にもいい変化があった!言葉の話せない赤ちゃんとのコミュニケーションを続けてきたおかげか、私にはやさしく話しかけるクセのようなものができたと感じています。それは赤ちゃんが成長してからも変わらず、育児などがうまくいかずイライラしたときに、頭ごなしにしかるのではなく、「どうしてそんなことをしたの?」「どういう気持ちでいるの?」など、いったん冷静に見てあげられるようになりました。 わが子がイヤイヤしたときやグズったときも、やさしく笑顔で話しかけることで、わが子の機嫌も少しずつ落ち着いてくるようになったと感じています。 もちろん、いつもやさしく笑顔でいることなんてできません。ときには怒鳴ったり、イライラをぶつけてしまったりしたことも。そんなときは少し落ち着いてから、必ず「怒ってごめんね。〇〇されてママは悲しかったの」と、理由も一緒に伝えています。そういったことも含め、親子にとってコミュニケーションはいいことずくめだと感じています。著者:河合愛絵一男の母。第二子を妊娠中。化学薬品品質管理の経験から、化学系の資格を取得。地方で子どもと夫、夫の両親と完全同居。地方での子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年06月06日現在、1歳8カ月の娘の子育て中です。義母はとても穏やかな性格で、嫁である私にもやさしく接してくれていました。しかし娘が1歳になったタイミングで職場復帰をしたとき、義母の心ない言葉を耳にすることが多くなり悩んでしまいました。今回は「働くママ」へ批判的な義母とのやりとりや、私なりの対処法をお伝えします。 娘の人見知りに対する義母の一言現在1歳8カ月になる娘は、生後半年ごろから激しい人見知りがあります。なるべく外の空気を吸ったり、人が集まる支援センターに出かけたりして少しでも人見知りを克服できるよう過ごしていました。 ある日、娘を連れて遠方に住む義母宅に行ったのですが、3カ月に1回程度しか会う機会がないため人見知りをして泣き出してしまったのです。義母は、泣き出してしまった娘を見て微笑みながら「お母さんが働きながらおなかの中で育てちゃったからだね。ごめんね」と言ったのです。 たまにしか会えないので、人見知りをしてしまい申し訳ないとは思っていたものの、まさかそんな言葉を投げかけられるとは思わず、驚いてしまいました。 義母は働くママ=私が嫌い?!その後、少しずつ義母に慣れて人見知りしなくなっていく娘を見て安心しました。しかし、育休を経て娘が1歳になった時点で保育園に通わせている私に「女の人が仕事をして子どもを保育園に預けるなんて、育児放棄だ」「妊娠がわかった時点で仕事をやめないから、子どもが病気がちで人見知りもする」など、義母は子どものことで気になることはすべて「働くことが原因」と結び付けてしまうのです。 口調はやさしいのですが、私が働きながら育児をしていることを快く思っていないようで、かなり悩んでしまいました。 義母に同調しつつも私の考え方は曲げない義母の心ない発言にはショックを受けました。きっと義母自身が家事・育児に専念してきた方だったため、専業主婦が正しいという自負があるのだと思います。実際に4人の子どもを育て上げた義母に対して尊敬の念もあります。とはいえ、働く必要があって育児と家事の両立に四苦八苦しているのに……と悲しくなってしまいました。 それでも、働きながら育児をする選択は私自身にも家族にとっても正しい、という考えは曲げないようにしています。義母からの言葉はつらいですが、「お義母さんはすごいですね」と角が立たないように返しています。 義母の言葉はグサグサと刺さるものがありますが、受け流しながらなるべく穏やかに過ごすことにしています。ただ、その言葉が子どもに直接向けられたときには、夫を介して義母に「やめてほしい」と伝えるつもりです。そして、いつか義母が働くママの気持ちを少しでもわかってくれるときがきたらいいなと願っています。著者:河相 さくら国内外問わず旅行が大好きな1歳女の子のママ。育休中に小学校英語指導者資格を取得。主に子育て・英語育児を中心に執筆中。
2019年06月06日私の子どもは口唇口蓋裂で生まれ、障害を持っています。発達障害については小さいうちは判定ができないそうで、わが子は3歳のときに診断されました。その際に受けたいくつかの検査について、ご紹介したいと思います。 耳鼻咽喉関係の検査についてわが家の娘の場合、生まれたあと総合病院の小児科に入院し、退院してからも定期的に通っています。そしゃくと言語面に強く障害があるため、まずは3歳ごろ、耳鼻咽喉科の検査をすすめられました。 鼻や口は、目視による検査。耳の検査は、じっとして検査を受けられる場合は片方の耳ずつ、音を聞かせて手をあげさせるという聴力検査を受けるそうです。わが子の場合は泣いてしまったため、薬で眠らせて脳波で聴力を計る検査を受けました。 知能検査について耳鼻咽喉関係に問題はなかったため、主治医の先生から児童相談所への紹介状をもらい、知能検査の日程を決めて行きました。 知能検査は、子どもと職員の方のみでおこなわれるタイプのものでした。内容としては、知能指数と精神年齢を判断するための検査とのことでした。動物カードを見せてその名前を言わせたり、右から何番目がどの動物などを当てさせたりという問題が出たようです。この検査の結果で、療育手帳の等級も決まりました。 発達検査について体の動きや身の回りのことができるかなどの発達検査は、リハビリセンターでおこなわれました。地域によって指定があると思いますので、主治医の先生に相談されたらいいと思います。 通常の内科健診後、専門の先生と面談、検査の日程を決めました。2度目の来所で、子どもと先生2名での発達検査がおこなわれました。内容としては、バランス感覚をみたり、指先の動きを積み木やビーズ通しなどをさせて、その様子を観察するという内容だったそうです。 わが子の場合、耳の検査以外は3歳児のときにきちんと受けることができました。検査の時期については個人差があるので、主治医の先生と相談して子どもに無理のないように進められたらいいですね。著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年06月06日私は母乳育児を推奨している産院で出産しました。今日は、私が母乳育児をしてみて、よかったことと困ったことをお伝えしたいと思います。 母乳育児推奨の産院での出産私が出産した産院は母乳育児を推奨していました。健診のときには、母乳外来というものがあり、問診や乳房のチェックなどがありました。また、母乳育児についての勉強会もあり、出産前から完全母乳で育てる気持ちになっていました。 先に出産した友人から、母乳があまり出ないうちは、泣いてグズる赤ちゃんとの母子同室がつらいという話を聞き、少し不安な気持ちもありました。 母乳育児でよかったこと産後の入院中は溢れるくらいに母乳が出て困ることがなかった私は、退院後も母乳がよく出て、ミルクを足さなくてもいいくらい。ミルクを作るには、哺乳瓶などの消毒やミルクを作る手間も必要ですが、母乳だと飲ませるだけなので、ミルク育児に比べてとても楽でした。 産院では、母乳で育った子どもは風邪を引きにくいという話も聞いていましたが、母乳の影響なのか、わが子も風邪はほとんど引きませんでした。 母乳育児で困ったこと母乳育児で困ったことは、私が熱を出したとき。このときだけミルクを飲ませようとしましたが、母乳に慣れてしまっていた息子はまったく飲みませんでした。 カップで飲ませてみたり、スプーンで飲ませてみたりしましたが、どうやっても飲まず、泣いて開けている口に流し込むことしかできずにとても困りました。少しだけでもミルクを飲ませて慣れさせておくべきだったと思っています。 完全母乳を目指すママが多いとは思いますが、こだわりすぎるとストレスにもなります。赤ちゃんとママに合わせて無理のない範囲でミルクを足すなど、柔軟に考えられたらいいですね。著者:藤川智子結婚前は小学校教員、現在は幼児への音楽教育を指導している音楽ママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年06月05日