不妊治療もしたけれど…最終的に下した「産まない」選択不妊治療でもっとも難しいのは、なかなか授からない場合に“やめどき”を決めることかもしれません。この記事を読んでいる人の中にも、今まさに悩んでいる人もいることでしょう。今回は、不妊治療をやめ、「産まない選択」をした女性の体験談を聞きました。●仕事がおもしろくなり、執着がなくなったAさんのケースAさんは38歳で離婚。前夫は家庭を築くというより自由に生きたいタイプで、子どもを持つことにも乗り気ではなく、その意識の違いが離婚の原因の1つにもなったそう。「40歳で再婚し、すぐにタイミング療法(*1)で子づくりを始めたものの授からず、1年経った時点で人工授精(*2)に変更。それでも授からず、体外受精(*3)も試しました。でもやっぱりダメで、不妊治療をストップしたのは44歳の時でした。治療をやめてもいいと思えたのは、仕事がうまくいくようになったからです。子どもが欲しくてたまらなかった時期って、今思えば仕事に行き詰まっていた時期だったんです。そんなつもりはなかったけど、心のどこかで、妊娠を、人生を変えるきっかけにしたかったのかもしれない。年齢的に出産がいよいよ厳しくなる時期と、仕事が充実しだした時期が重なったのは、私にとってラッキーだったかもしれません。『子どもがいなくても人生を楽しめる、無理しなくていい』って、自然に思えるようになりました」また、Aさんは治療をやめて精神的に楽になった、と言います。「治療中は、期待と失望の繰り返しがつらかったし、不妊治療のことしか考えられなくなっていました。検査薬をたくさん買い込んで、生理予定日が近づくとトイレのたびにチェックしたりして。でも不思議なもので、治療から離れた今は、もう執着していません。急な出張があっても思い切り仕事ができるので、これはこれでいいかなと思っています」●夫婦で旅行を楽しむことが生きがいのBさんのケースBさん夫婦は、旅行が趣味。結婚前から2人で毎年旅行に出かけていたそうです。「でも、37歳から不妊治療を始めて、そんな経済的余裕はなくなりました。有名なクリニックに通って何度も体外受精をしたので、治療代がかなり負担になっていましたから。精神的にも旅行を楽しめなくなっていましたね。このお金で体外受精ができるとか考えていましたし、妊娠しているかもしれないと思うと、温泉は良くないかもとか、この食べ物は大丈夫なのかとか、気になってしまって…」Aさん同様、不妊治療中は、そのことしか考えられなくなってしまったという人は多いようです。「治療をやめたのは43歳の時です。たまには旅行にでも、と誘ってくれた夫に『もし妊娠してたらどうするの!』と怒鳴ったところ、『そんな怖い顔をしているお母さんのところに、赤ちゃんも来たくないよ』って言われたんです。その時はひどい夫だと思って大泣きしましたが、その後、夫婦で何度か話し合って、治療をやめました。今はまた、夫婦で旅行を楽しんでいて、老後は海外移住もいいかなって話してるんです。子どもや孫の心配がないぶん、身軽にどこへでも行けますからね」●ペットと生活しながら“ゆる妊活”を続けるCさんのケース完全に不妊治療をやめる人がいる一方で、「治療はやめても完全に諦めたわけではない」というCさんのような人もいます。「タイミング療法、人工授精、体外受精、冷えとり、漢方薬、サプリメントなど、さまざまな不妊治療を行ってきたのですが、残念ながら授かりませんでした。私は、ズルズル続けるのはつらいと思っていたし、『治療をやめたとたんに授かった』という話もありますから、最初から42歳までって決めていたんです。ただ、まだ可能性があるかもとは思っていて、卵子に良いというサプリメント療法だけ続けています。あとは、体を冷やさないように気をつけているくらい。赤ちゃんが授からなかったとしても、美容や健康のためにいいので、気は楽ですね」子どもへの思いもありながら本格的な治療をやめるのは、勇気がいる決断だったのでは?「治療をやめたのと同時に犬を2頭飼い始めたので、この子たちが癒やしになってくれている部分は大きいです。もちろん子どもとは違うけれど、夫婦2人だけよりはだいぶ違いますね。子どもは、できたらうれしいけど、できなくても大丈夫だと思えます」今回、3人の女性にお話をうかがって、「子どもがいる、いないが女性の幸せを左右するのではない」と改めて気づかされました。不妊治療をしていると「子どもを授かる」ことだけに意識がいきがちですが、授かってから子育ての大変さ、子を持つことの責任という壁にぶつかって悩む女性も多いでしょう。子ども以外の生きがいや楽しみを持つのは、子どもを授かっても授からなくても、大事なことなのかもしれません。(*1)タイミング療法:エコーで排卵時期を測定し、タイミングを合わせて性交する方法。軽微な排卵誘発剤を処方されることもある(*2)人工授精:精子を排卵時期に合わせて女性の膣内に戻す方法(*3)体外受精:卵子を体内から取り出し、シャーレで精子と受精させて体内に戻す方法<取材・文/島田彩子>
2014年10月13日今の彼氏は結婚できない、恋愛だけの男なのではないかと悩むことはありませんか? 自分の望む“結婚”を手に入れるための選択のしかたをお教えします。■今の彼と結婚したいかどうか女性のほうが男性より現実的。女性は彼との付き合いが長くなり、彼の性格や仕事ぶりがわかると、本気で結婚したいと考えるようになります。そして、彼からのプロポーズを心待ちにするようになります。しかし、いつまで待っても、彼はプロポーズをしてくれない、ということも。「男性にとって、恋愛と結婚は別」ということをよく耳にします。男性にとって恋愛と結婚は別というのは本当なのでしょうか。恋愛と結婚は別だから、プロポーズをしてくれないのでしょうか。このまま彼からのプロポーズを待っていてよいのでしょうか。それとも、彼との結婚は諦め、結婚してくれる男性を探すべきでしょうか?■男性にとっての結婚とは男性もいつかは結婚したいとは思っているのです。男性は年齢があがるにつれて、重要な仕事を任せられるようになります。重要なプロジェクトで忙しいとき、仕事のことしか考えられません。女性は同時にさまざまなことを考えたり行動したりすることができますが、男性は一つのことしか集中できません。また、女性はおつきあいの年数や年齢で結婚を考えるでしょう。男性は家族を養える状態にならなければ、結婚しようとはしません。年齢は気にしないのです。結婚より仕事が優先事項で、仕事にあわせた人生計画をたてるようになります。また、家事や食事にも困らず独身で子供がいなくても社会的信用には影響しない時代。結婚を急がない、または望まない男性も少なくないのです。■結婚してくれる男性を探すべき?男性に「恋愛と結婚は別」といわれるのは、付き合い方できまります。一生独身主義者が、電撃結婚するのはよくあることです。結婚したいと思う相手に出会えていないだけなのです。見合い結婚が主流の時代から、恋愛結婚時代に変わったいま、恋愛と結婚は別ではありません。タイミングの問題だけではなく、結婚をイメージさせるような、家庭的な面がない女性と思われていたら、あなたには「恋愛と結婚は別だ」と言うでしょう。結婚を先延ばしする相手と一緒にいても、時間の無駄。年齢的にこの人と別れたら、他の人とは付き合えないかもしれないと悲観的になり、すがらないことです。一旦距離を置いてお互いの距離を見直すのもひとつの方法です。今の彼と結婚できなかったとしても、別れた後他の男性と電撃結婚する女性もいます。悩んで時間を無駄にせず、一歩踏み出してみてください。
2014年05月25日究極の選択といえば、「金持ちのブサイクか、貧乏な二枚目か」などといったものがありますが、必ずしもそれだけではありませんよね。人生いろいろですから、皆さんもきっとさまざまな「究極の選択」をリアルに体験しているはず。というわけで、マイナビニュース会員にリアルに体験した「究極の選択」をアンケートしました。調査期間:2012/5/8~2012/5/11アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 946件(ウェブログイン式)■「恋してる人の元に行くか、愛してくれている人の元に行くか」(28歳/女性)ドラマチックですね。「その状況、わかる!」と共感する人が多そう。■「仕事を辞めて故郷の北海道に帰るか、転勤辞令に従い福岡に行くか」(30歳/男性)もし福岡に行ったらなかなか故郷には帰れない、という悩ましい選択ですね。■「フリーターやニートになれるかもしれないというとき、大学生になるという道を選んでしまった」(25歳/男性)斬新な視点ですね。年を重ねていくにつれ、その判断への評価も変わってきそう。■「ライブに行くか、前からの友人との約束を優先するか」(28歳/男性)それが究極?なんて思ってしまいますが、大好きなアーティストのライブとなかなか会えない親友との約束だったら、迷ってしまうかもしれないですね。■「婚約破棄をするかしないか」(29歳/女性)これは人生を左右する究極の選択かも。ずっと連れ添うパートナーですもんね。■「不倫相手の子供を産むか、別れて彼氏と結婚するか」(28歳/女性)思わず二度読みしてしまいました!■「自殺するか、生きるか悩んで、生きることにした」(27歳/女性)本当によかったです……。■「常に選択があって、後から考えると重要なものばかりだったと思います」(31歳/女性)達観してますね……。でも確かにその通りかも。人生は常に選択の連続。他人から見たら大したことなくても、自分にとっては究極の選択に思えることだってきっとあるはずです。さて皆さんは、どんな究極の選択をしたことがありますか?(くわ山ともゆき+プレスラボ)
2012年09月12日■まえがき私たちの大半は、死から遠ざかった生活をしています。自殺願望がある人でもご飯を食べるし睡眠も取ります。私たちの本能が、自分を生かすための選択を取ります。たとえ今がどんなに苦しくてつらくとも、私たちの本能は生きるための行動をとります。本能が生きることを望むのですから、私たちの『意志の力』でそれを手助けしてみませんか。私たちが意識するだけで、私たちは生きる時間を延ばすことができます。■寿命を延ばすためには◆幸福感を高める幸福感とは、読んで字のごとく「幸せだと感じること」です。幸福感が高い人は免疫が強く、風邪などの病気にかかりにくいです。幸福感が低い人は高い人よりも風邪をひく確率が2.9倍高くなります。人生の満足度は死亡率と密接な関係にあります。あなたが今を楽しみ、満足しているならばそれだけで病気になりにくくなります。あなたの周りで『頻繁に体調を崩して学校や会社を休む人』の心当たりはありませんか?彼らの満足度は驚くほど低いと思います。あなたが彼らの話を聞くことで、解決できることがあるかもしれません。◆楽観的になる楽観的な人も、悲観的な人に比べて免疫力が高いです。上述にある『幸福感』に非常に似ていて勘違いされやすい項目ですが、ベクトルは違います。楽観的とは「物事をうまくゆくものと考えて心配しない様子」のことを指します。長生きをしたければ、目の前の小さな問題を笑い飛ばせるくらいの余裕を持つことが大切です。◆結婚をするネット上では『結婚は人生の墓場』などと言われていますが・・・、「安定した結婚生活を送っていると健康・経済に恵まれて幸せに生きる傾向」があります。人間は社会的ないきものです。集団で生活するときが心身ともに最大限の力を発揮することができます。日常で自分の居場所を見つけることができないためか、物静かでおとなしい人でも、インターネット上ではお話を聞いてくれる人がたくさんいるせいか、最大限の力を発揮する方も多いようです。孤立をすると欝(うつ)になりやすいばかりでなく、さまざまな要因により死亡率を引き上げます。結婚をすることで孤立を防いだり、安定した人間関係を築けたりできます。■寿命を減らす行為◆健康食オンリー低カロリーな食事ばかりしている民族は歴史的にみて長生きをしていない傾向があります。高カロリーな食事ばかりを摂取すると生活習慣病にかかりやすくなる。バランスが大切。◆適度な運動から遠ざかった生活ソファに寝っ転がり、ジュースを飲みながらお菓子を食べることは自殺行為です。タバコの煮汁を飲んでいるのとさほど変わりません。日常の大半を座って過ごすオフィスワーカーも要注意です。適度な運動をすることを心がけてください。軽い運動はあなたをポジティブに変えてくれます。(文/ゆっくりライフハックまりさ)
2012年04月07日車名から型式を選択できるようにイーデザイン損害保険は9日、インターネットによる自動車保険見積もりサービスの「エコ価格デザイン」について、車名から型式を選択できるようにするなどの機能追加と改善を行った。カンタンお見積もりがよりカンタンに5月13日から開始した「エコ価格デザイン」は、日本初の1画面8項目に入力するだけで正式な保険料を見積もりできる“カンタンお見積もり機能”。これまでは、利用者が車検証や保険証券を手元に用意するなどして車の型式を入力していた。今回の機能追加では、お客様からの要望や意見をうけて、車名から型式を選択できるようにした。今回の機能追加と改善で、「エコ価格デザイン」はより簡単でスピーディに見積もりができるようになった。
2010年09月13日真の意味で自分を理解してくれるのは、恋人や友人。そして、誰よりも……仕事にしろ、私生活にしろ、大きな選択を迫られたり、困難を前に挫折してしまったり……。そんな人生の局面を迎えた経験は誰もがあるのではないでしょうか。そんなときには自分のことを本当の意味で分かってくれている理解者が、側にいてくれたはず。では20代男性にとっての最大の理解者とは?結果は以下の通りです。>>女性編も見るQ.自分の最大の理解者を教えてください(単一回答)1位母26.9%2位恋人14.3%3位大学時代の同性の友人7.9%4位父7.4%5位妻6.9%■「母」こそが最大の理解者……・「プライベートには干渉しない一方で、健康面など何かと心配してくれる」(22歳/金融/営業)・「一番よく話すし、落ち込んでいても励ましてくれる。おせっかいも多いけど……」(25歳/商社/営業)・「何だかんだで一緒にいた時間が一番長いので、お互いに理解し合っていると思う」(28歳/自動車関連/エンジニア)・「自分にはいつも厳しい母だが、それも愛情があってこそ。かなり助けられている」(29歳/医薬品/営業)・「自分以上に自分のことをよく分かっている気がする」(24歳/学校/非常勤講師)■「恋人」こそが最大の理解者……・「一緒にいて、良いことも悪いこともすべて見てくれている。親は意外と自分のことを分かっていない」(26歳/ソフトウェア/プログラマー)・「どん底のときも支えてくれたし、本当に自分のことを分かってくれている」(26歳/団体/営業)・「どんなことでも包み隠さず話しているので、誰よりも分かり合っていると思う」(29歳/金融/金融系専門職)・「何でも話ができるし、思ったことを素直に言ってくれる」(25歳/機械/エンジニア)■「大学時代の同性の友人」こそが最大の理解者……・「話が合うし、気を使わずに何でも話せる」(23歳/ソフトウェア/プログラマー)・「大学の同じ学部で同じサークルの友人はかなり考えが近く、共感しやすい」(26歳/官公庁/事務)■「父」こそが最大の理解者……・「仕事で悩んだときに、時間をかけて聞いてくれる」(26歳/機械/企画開発)・「人生の岐路に立たされたとき、自分の意思を尊重してくれた」(28歳/精密機器/営業)■「妻」こそが最大の理解者……・「結婚前は親友だったが、今では妻が一番自分の身の丈を理解しアドバイスをくれる」(27歳/IT/システム)・「主観的にも客観的にも自分を見てくれる視点がある」(29歳/学校/その他)総評若者にとって、「恋人」や「友人」はやはり大きな存在。「何でも相談できる」、「気が合う」人物として、最大の理解者にあげる人が多くいました。しかし、それよりも多くの人が、長い時間を共に過ごしてきた「母」や「父」、一生を誓った「妻」といった“家族”を最大の理解者に選ぶ結果に。最近は、一部に家族間の絆を危ぶむ見方もあると思いますが、家族との強い絆を感じている若者はまだまだたくさんいるようです。(文・高木亮介)調査時期:2010年7月21日~7月30日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性216名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク20代のスタンダードな価値観が分かる!COBSライフプランまとめページへGO!!【男性編】父親にしたいタレントランキング【男性編】理想の祖母ランキング完全版(画像などあり)を見る
2010年08月23日