2020年8月10日、肺炎により逝去していたことが判明した、俳優の渡哲也さん。連続ドラマ『大都会』(日本テレビ系)や『西部警察』(テレビ朝日系)などで一世を風靡した俳優の死に、人々からは悲しみの声が広がっています。俳優の渡哲也が逝去10日に肺炎でネットで「涙が止まらない」の声同月14日、お笑いコンビ『ドランクドラゴン』の塚地武雅さんがTwitterを更新。テレビドラマ『おいしいごはん 鎌倉・春日井米店』(テレビ朝日系)にて、渡さんと共演した際のエピソードを明かしました。ドランク塚地が感じた、渡哲也の『プロ根性』ドラマの撮影中、主演である渡さんが、椅子を手刀で割るシーンがあったといいます。しかし、本番になると、渡さんは手刀ではなく、頭で椅子を割ったというのです!渡さんのサービス精神と勇ましさに感動した塚地さんは、「プロだ!僕もこうならなければいけない!」と、身の引き締まる思いだったといいます。渡哲也さん…おいしいごはん というドラマで師弟の役でご一緒させていただきました。椅子を手刀で割るというシーンで本番、いきなり頭で割る姿を見て驚きとサービス精神と漢気を感じ、プロだ!僕もこうならなきゃいけない!と思ったのを覚えています!— ドランクドラゴン塚地武雅 (@tsukajimuga) August 14, 2020 茶目っ気あるエピソードも明かす塚地さんは、ドラマの撮影をしていたある日、渡さんに「塚地くん、ちょっと!」と呼ばれたといいます。「僕のお芝居がよくなかったのか」と怒られる覚悟で向かうと、各国のミス・ユニバースが写る新聞を広げて、「塚地くんはどの子がタイプ?」と聞いてきたそうです。渡さんの意外な問いかけに、「茶目っ気のある面白い人」だと感じた塚地さん。「短い間でしたが、近くで色々見せていただいたことは勉強になることばかりで忘れません」と、渡さんへ追悼の言葉を贈りました。ある日、渡哲也さんに前室で「塚地君、ちょっと!」と呼ばれ、僕のお芝居が良くなかったのか…?怒られると思いながらむかうと新聞のミス・ユニバースの各国の代表の写真を見せて「塚地君はどの子がタイプ?」と。茶目っ気たっぷりの面白い方で。笑— ドランクドラゴン塚地武雅 (@tsukajimuga) August 14, 2020 塚地さんの投稿には、さまざまなコメントが寄せられています。・とてもお優しい人だったのですね…。・素敵なエピソード。渡さんの人柄がよく分かります。・すごくいい話。思わず泣いてしまいました。茶目っ気あふれる行動は、塚地さんを和ませようとした、渡さんなりの心遣いだったのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月15日2020年8月14日、俳優の渡哲也さんが肺炎のため亡くなったことが発表されました。渡さんは、昭和時代を彩る数々の名作に出演。俳優の石原裕次郎さんが創立した石原プロモーションに所属し、ドラマ『西部警察』シリーズなどでも活躍しました。渡さんはテレビドラマで活躍する一方、多くのCMにも出演しています。裕次郎さんがCMキャラクターだった清酒『松竹梅』を引き継ぐ形で、渡さんがオファーを受けました。同年7月29日からは、2人が共演するCMが公開されており、多くの人が悲しみにくれながら動画に注目をしたようです。酒を飲みかわす渡さんと裕次郎さん。生前、2人が『松竹梅』のCMで共演することは叶いませんでした。裕次郎さんがCMキャラクターを務めて50年となる節目に、合成技術を使って夢の共演となったのです。動画を見た人たちからは悲しみの声が寄せられていました。・合成だと分かっていても、このCMで2人の姿を見ることができてよかった。・悲しいです。天国でもおいしいお酒を飲んでもらいたいです。・昭和の名俳優がまた1人亡くなってしまい、言葉がありません。きっと今頃、天国で裕次郎さんとゆっくりお酒を飲んでいるのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月15日俳優の渡哲也(本名:渡瀬道彦)さんが10日、肺炎のため都内の病院で死去した。78歳だった。石原プロモーションは、公式ツイッターに文書を掲載し、「弊社 渡哲也(本名:渡瀬道彦)が長きにわたり病との闘いの末去る令和2年8月10日午後6時30分に肺炎のため享年79をもって都内の病院にて旅立ちました。ここに生前のご厚誼を深く感謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」と報告。「葬儀につきましては、静かに送ってほしいという故人の強い希望により本日、家族葬というかたちで執り行わせていただきました」と伝え、「誠に勝手ながらご香典、お供物、ご弔電、ご供花などの儀は故人の遺志により固くご辞退申し上げます」と記した。そして、「尚、お別れ会・偲ぶ会等の実施につきましては、故人の意向により執り行いません。何卒、故人の遺志をご理解いただけますようお願いいたします。皆様のお心の中にて故人への祈りを捧げていただけますことを心よりお願い申し上げます」と呼びかけた。
2020年08月14日2020年8月14日、俳優の渡哲也さんが逝去したことが分かりました。78歳でした。サンケイスポーツによると、同月10日に肺炎で逝去したとのこと。すでに近親者のみで密葬を行っています。複数の関係者によると、入院先の東京都内の病院で親族に看取られ、静かに息を引き取ったという。2015年6月に心筋梗塞の手術を受けて以降、入退院を繰り返し、ここ数年は呼吸器疾患などで自宅療養を続けていた。サンケイスポーツーより引用渡さんは、俳優・石原裕次郎さんが創立した石原プロモーションが制作した連続ドラマ『大都会』や『西部警察』シリーズなどに出演。渋い演技が好評を得て、数多くの作品で活躍しました。ご冥福をお祈りいたします。渡哲也さんについての記事はこちら[文・構成/grape編集部]
2020年08月14日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志と俳優の船越英一郎が、12日より全国で放送されるソフトバンクの新テレビCM「勝手にHERO’S 勝手に刑事(デカ)」篇で初タッグを組んだ。松本を起用した新テレビCMシリーズ「勝手にHERO’S」は、ギガを使わなかった月は“勝手に”料金が安くなる料金サービス「メリハリプラン」の魅力を伝えるという内容。第4弾となる新CMで、松本は前作に続き、「知らないうちに役に立つヒーロー」を演じ、初登場の船越は、犯人を追い詰める刑事を演じている。松本と白戸家のお父さんは、“勝手に”刑事役の船越をお助け。船越があんぱんを食べれば、栄養バランスを気にしてトマトにすり替え、逃げた犯人を追えば、高速シューズを履かせて犯人を追いかける手助けをする。船越が犯人を断崖絶壁に追いつめると、松本は崖に追い詰められた犯人が崖下に落ちないように安全柵を立て、さらには“勝手に”犯人にカツ丼を差し出してしまう。そして、白戸家のお父さんが「まあ、食べろ!」と声をかけると、泣き崩れる犯人。船越はその肩に優しく手をかけ、「今ならまだやり直せる」と犯人を説得する。無事ハッピーエンドと思いきや、まさかの最後に船越が「さぁ、行こうか」と松本の肩に手をかけ連行。松本は自分が犯人にされてしまったことに驚き、思わず「俺?」と声をもらす。船越の迫真の名演技と、松本と白戸家のお父さんのコミカルなお助けのコラボレーションに注目だ。
2020年08月12日「SSFF & ASIA」代表の別所哲也、フィルムメイカー・俳優の斎藤工、「SSFF & ASIA」アンバサダーのLiLiCoが参加するオンライントークが、8月6日(木)に配信される。米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)は、「ショートフィルムの日」を皮切りに、映画祭が延期となった秋までの間、未曾有のパンデミックにより大きく変化しようとしている映像制作や映画祭、映画配給・興行といった映画業界の各立場からゲストを迎え、現状と未来像を語るトークセッションシリーズをYouTubeチャンネルでオンライン配信中。そのシリーズ第5回目では、別所さんがホストを務め、LiLiCoさんと共に斎藤さんを迎え、ビヨンド・コロナ(アフターコロナ/with コロナ)と言われる中で挑戦する映画業界についてトークを展開。斎藤さんがスタートさせたリモート製作の『TOKYO TELEWORK FILM』の挑戦や経緯について、「A TAKUMI SAITOH FILMS」として自らの監督、出演作をオンライン発信するプラットフォームをローンチした意図、岩井俊二監督作『8日で死んだ怪獣の12日の物語』出演で感じた俳優としての視点。そして今後、映像制作や俳優としての仕事がどんな新たな局面を迎えていくのかトークをしていく。ライブ配信中には、本年の「SSFF & ASIA」とのコラボレーションイベントについて発表もあるという。トークセッションシリーズ第5回「別所哲也×斎藤工×LiLiCo 映画業界が挑戦するビヨンド・コロナを徹底トーク」は8月6日(木)20時~SSFF & ASIA YouTubeチャンネルにてライブ配信。(cinemacafe.net)
2020年07月16日つい先日『カルミナ・ブラーナ』という大作を世に送り出したばかりの熊川哲也が、早くも次なる新作を発表する。プッチーニのオペラ『蝶々夫人』を全幕バレエ化する『マダム・バタフライ』だ。『カルミナ・ブラーナ』がBunkamura開業30周年記念公演なら、こちらはKバレエ カンパニーの20周年記念公演。本日9月27日に東京・オーチャードホールで幕を開けたあと、10月10日(木)からは東京文化会館 大ホールでも公演を行う。過去には『カルメン』でもオペラのバレエ化に挑んだ熊川。その時はオペラの物語に忠実に沿う形だったが、今回は肉付けを施すと言う。開国まもない長崎で、遊女見習いのバタフライと米兵ピンカートンが出会い、つかの間の結婚生活を送る……という骨子はそのままに、ピンカートンのアメリカ時代や、彼がバタフライを見初めた過程などを追加。アメリカのシーンではドヴォルザークの音楽も使うなど、演出・振付・台本をひとりでこなす、熊川ならではの手法で悲恋物語を描き出す。舞台美術を手がけるのは、オペラやミュージカルでも多くの実績を持つダニエル・オストリング。西洋で生まれた日本が舞台のオペラを、日本人振付家が西洋人デザイナーとともに、西洋の踊りであるバレエで表現する本作。和と洋がどのように融合するのかにも注目だ。文:町田麻子
2019年09月27日フリーアナウンサーの宇垣美里と俳優の別所哲也が17日、都内で行われた「Amazon Bar~Tasting Fest~」記者発表会に出席した。同所は東京・天王洲にあるキャナルエリアに、明日18日から23日までの6日間限定でオープンする完全予約制のポップアップバー。Amazonで販売されているビール、日本酒、焼酎、洋酒など約720種類が用意されている。お酒は大好きだと言う宇垣は「友達との女子会でもお酒は欠かせない。和食は日本酒、イタリアンはワインなど食事にあわせてお酒を選ぶのも大好き」とご満悦な様子。高級ブランド「サルヴァトーレ・フェラガモ」の赤ワインを試飲すると「エレガントな気持ちになります」とうっとりとした表情を浮かべた。宇垣は、別所が1人でお酒を飲む際は、「カウンターバーで、1人で飲む時もある」と話すと、「大人~」と関心した様子で、別所から「今度ぜひご一緒に」と誘われると「ぜひ大人の一歩、歩いてみたいと思います」と満面の笑みで応じていた。
2019年09月17日熊川哲也が英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとして活躍後、Kバレエ カンパニーを設立したのは1999年のこと。古典作品を独自の視点で演出した作品群のほか、稀有なダンサーである熊川の審美眼によって創り出される意欲作も、Kバレエの魅力だ。2014年にはオペラ原作の『カルメン』、2017年には台本や音楽などすべての構成を担当した『クレオパトラ』を世界初演。毎日芸術賞特別賞を受賞するなど、高い評価を得ている。そして今年、カンパニー創立20周年を迎えた熊川が次に挑戦するのは、オペラ『蝶々夫人』の全幕バレエ化だ。都内で行われた制作発表に足を運んだ。【チケット情報はこちら】物語は明治時代、開国間もない頃の日本で展開する。長崎の武家に生まれたバタフライ〔蝶々〕(矢内千夏、中村祥子、成田紗弥のトリプルキャスト)は、家が没落したことで、今では遊女見習いとして遊郭にいた。その頃、海軍士官としてアメリカから赴任してきたピンカートン(宮尾俊太郎、山本雅也、堀内將平のトリプルキャスト)は、たまたま訪れた遊郭でバタフライと出会う。可憐な一輪の花を思わせるバタフライに惹かれ、ピンカートンは港を見下ろす邸宅に彼女を住まわせることにする。ピンカートンに一生を捧げるものと信じて、嫁入り道具や父の形見の短刀を携えやってきたバタフライだったが……。会見では熊川と矢内、中村、成田、そしてピンカートン役のほか本作では振付補佐も務める宮尾が登壇。 和と洋が融合する新たなバレエの舞台を、今まさに制作中という熊川は、「自分自身に“必ず成功する!”と言い聞かせているところ」と笑わせながらも、「非常に悩みましたね」とクリエイティブの苦労を明かす。「我々ダンサーは“アウト”(身体や脚を常に開くバレエの基本)にするという西洋の伝統を受け継いできたわけで、対照的な日本の“イン”の動きを同時にするのは、やはり難しい。なので、日本的な要素はスピリットなものに込めようと思っています」と熊川は語る。その“イン”の象徴ともいえるバタフライ役の矢内は、昨年プリンシパルに昇格したばかり。「日本人だからこそ感じ取れる心情はあると思うので、そこを大切に演じたいです」と真剣な面持ちだ。一方、同じバタフライ役でも、ベルリン国立バレエ団やハンガリー国立バレエ団でプリンシパルの経験を持ち、スケールの大きさが魅力の中村。「自分と一致する部分があまりないので大変ですね」と笑いつつ、熊川の振付には「いつも感銘を受けています」と新たな挑戦を楽しんでいる様子だ。また注目のホープ、成田は「国籍や身分の違いも超える愛を、ステップや音楽に乗せて演じられたら」と初々しく語った。「バタフライが物語でどう見えるかを考え、客席からブーイングが起きるほどのピンカートンにできれば」と話す宮尾ともども、意気込みは充分。Kバレエならではの『マダム・バタフライ』の誕生を、今から楽しみに待ちたい。9月27日(金)から29日(日)までオーチャードホール、10月10日(木)から14日(月・祝)まで東京文化会館大ホールにて上演。取材・文/佐藤さくら
2019年08月01日熊川哲也のKバレエがおくる『シンデレラ』は2012年に初演された。誰もが知るシンデレラの物語を、美しさと上質なユーモア溢れる演出で見せる今舞台が5月24日(金)から上演される。その公開リハーサルでは、今シーズンにプリンシパル・ソリストとして入団し、初主演に抜擢されたふたりの稽古シーンがお披露目された。【チケット情報はこちら】シンデレラを演じる成田紗弥は、韓国のユニバーサル・バレエ団から移籍。芯の通った身体と儚げな表情の、健気なシンデレラだ。1幕より『シンデレラと継母たち』の場面では義姉妹(杉山桃子、高橋怜衣)と義母(ルーク・ヘイドン)にこき使われ、働かされる。布、ほうき、鞄、ドレスなど小道具の多いシーンで、段取りが難しい。指導の浅川紫織が「火を焚く時はオーバーに全身を使って小道具を見せて」と示すと、とたんに客席からも見やすくなる。自然な動きを心がけ、物語を繋いでいく浅川の指導を受け、成田は「振付を覚えるのと、表現力をつけるのが大変」とくらいついていく。働かされ耐え忍ぶシンデレラだが、ひとりになると亡き母親の形見を取り出し、幸せだった思い出に浸る。その時間だけは、愛された少女のように軽やかだ。成田の持つ儚さとあいまって、幸せと寂しさを同時に表現する。2幕より披露されたのは『シンデレラと王子のパ・ド・ドゥ』。矢内千夏の明るいシンデレラに対し、高橋裕哉の王子は少し控えめで初々しい。指導する遅沢佑介が高橋に「相手の体重が右肩に乗るまで待って」「ここはシンデレラの動きに自分の動きを重ねて」と、身体の状態を具体的に示していく。ハンガリー国立バレエ団から移籍したばかりの高橋は「的確にステップを押さえていかないと綺麗に見えない」と、演技よりもまずひとつひとつの振りを身体に落とし込んでいく。高橋の身体が安定感を増せば、矢内が輝いて見える。そのシンデレラを見つめて嬉しそうに笑う王子。ふたりの表現がなめらかに重なり合い、恋人たちのうっとりとした場面ができあがっていく。本番にはほかプリンシパルの宮尾俊太郎、中村祥子らが出演。4人のシンデレラと4人の王子によるKバレエ『シンデレラ』は、5月26日(日)まで東京・東京文化会館、5月31日(金)から6月2日(日)まで東京・Bunkamura オーチャードホール、6月4日(火)に静岡・アクトシティ浜松、6月6日(木)に大阪・フェスティバルホールにて上演。熊川独自のアイデアが光る夢のような『シンデレラ』の世界へ誘う。取材・文:河野桃子
2019年05月20日“ロマンス編”として描かれる劇場版『コンフィデンスマンJP』公開翌日に放送されるスペシャルドラマ「コンフィデンスマンJP 運勢編」に、新たに船越英一郎のゲスト出演が決定した。主演の長澤まさみと、東出昌大&小日向文世がそれぞれダー子、ボクちゃん、リチャードという3人の信用詐欺師に扮し、金融、不動産、美術、美容など、毎回様々な業界の華やかな世界を舞台に、壮大かつ奇想天外な計画で、欲望にまみれた悪人たちから大金をだましとってきた「コンフィデンスマンJP」。今回の「運勢編」は、映画公開翌日に放送される完全新作のSPドラマ。すでに発表されている通り、ゲストとして北村一輝、広末涼子、中山美穂が出演するが、この度、船越さんの出演も決定。演じるのは、ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)、モナコ(織田梨沙)に騙されてしまう、富豪のアプリ会社社長の松崎。誰よりも先に宇宙に行きたいと切実に願う松崎は、アメリカで働く宇宙ビジネスのエンジニアに扮したダー子、ボクちゃんから航空電子工学部門のトップの娘がアニメオタクなため、彼らを日本に接待すれば最初に宇宙に行ける可能性があると聞かされる。すぐさま彼らを日本に招く松崎、しかし、現れたのは彼らに扮したリチャードとモナコ。ダー子たちにまんまと騙される松崎は、無事に宇宙に行けるのか!?船越さんは「まっすぐに純粋に夢を追い続ける、僕もリスペクトを寄せている大好きなとある実業家を彷彿とさせる人物を演じさせていただきます。もちろんコンフィデンスマンたちに標的にされるわけですが、そのカモられ方が実にチャーミング」とコメント。「そして結末も夢にあふれたものです!是非、オープニングからお見逃しなく!」と語っており、ドラマSP冒頭から魅せてくれそうだ。昨年の連続ドラマ「コンフィデンスマンJP』、そして映画『コンフィデンスマンJP』の撮影を通して生まれた長澤さん、東出さん、小日向さんらレギュラーキャスト陣のチームワーク、そして回を重ねることでより凄みが増した古沢良太の脚本、さらには北村さん、広末さん、中山さん、船越さんのゲスト出演によって、今回の「コンフィデンスマンJP 運勢編」もオシャレで華やか、そして時々ハートウォーミングな痛快エンターテインメントコメディーに仕上がっているに違いない。フジテレビ開局60周年特別企画「コンフィデンスマンJP 運勢編」は5月18日(土)21時~フジテレビにて放送。『コンフィデンスマンJP』は5月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コンフィデンスマンJP 2019年5月17日より全国東宝系にて公開©2019「コンフィデンスマンJP the movie」製作委員会
2019年05月10日東京都内にある病院の前で、酸素ボンベの入ったバッグを右手に持ち、車から降りてきたのは俳優・渡哲也(77)だった。本誌が渡を目撃したのは4月上旬。実はその直前に驚きの証言をキャッチしていた。「渡哲也さんが、ついに俳優引退と、石原プロモーションの幕引きを決断したのです」そう語ったのは石原プロの関係者だった。石原プロは、故・石原裕次郎さんにより’63年1月に設立された。「’71年には渡哲也が副社長に就任。舘ひろし(69)や神田正輝(68)など人気俳優を擁し、その結束の固さから所属俳優たちは“石原軍団”と呼ばれたのです。’87年に社長の裕次郎さんが逝去した後は、渡が24年間にもわたり二代目社長を務めました」(芸能関係者)社長辞任後も、専属俳優や“相談取締役”として石原プロを支え続けてきた渡。なぜいま“石原軍団解散”を決断したのだろうか?前出の石原プロ関係者は次のように語る。「以前から“高齢化”は問題視されていました。現在、代表取締役会長を務めている石原まき子さん(※石原裕次郎夫人)が85歳、そして渡さんが77歳。渡さんが辞任してから8年になりますが、社長職は空席のまま。それは、まき子さんの『後継者が決まるまでは、社長の席は空けたままにしましょう』というご意向があったからです。しかし結局、裕次郎さん、渡さんの跡を継いで“三代目社長”に名乗りを挙げる人材は現れなかったのです」渡の体調の問題もあるという。渡は’91年に直腸がん、’15年に急性心筋梗塞と2度の大手術を受け、さらに肺気腫やぜんそくといった持病もある。「実はこの4月に幕引きを発表する予定だったのですが、移籍先がまだ決まっていない若手の所属タレントたちもおり、資産の整理もまだめどが立っておらず、公式発表はとりあえず延期することになりました」(前出・石原プロ関係者)設立から57年目、そして裕次郎さんから受け継いで32年で迎えた終幕について渡自身はどのような感慨を抱いているのだろうか。自宅付近で本人に取材を試みた。「渡さん、石原プロを閉めることを決断されたそうですが、いまのお気持ちをお聞かせください」と記者が問いかけると渡は目をつぶり、なんと語るべきか真剣な表情で黙考しているようだった。だが付き添っていた運転手に「事務所に連絡するように伝えなさい」と静かに言い残すと、自宅のなかに入っていった。石原プロで専務取締役を務める浅野謙治郎氏は本誌に次のように語る。「『石原裕次郎さんの名前を冠した“石原プロモーション”を傷つけてはいけない』、それは渡のみならず私たち社員が常に肝に銘じていること。また(渡のように)会社の舵取りをする立場なら、会社を存続させないという選択肢も頭の中にはあるでしょう。しかし現時点では、(幕引きは)決定事項ではありません。石原プロは映画・ドラマ・音楽について多くの版権を持ち管理していますから、会社自体を解散するということはできないのです」浅野氏の語った“石原裕次郎の名を傷つけない”ということを、誰よりも強く意識し、それを美学としているのが渡なのだという。石原プロの元幹部社員は言う。「石原プロを“自分の目が黒いうちにきれいに終わらせる”というのは、渡さんにとって長年の悲願でもありました。つまりほかの“スタープロダクション”のようにはしたくない、ということです」映画会社から独立したスターたちが、自分の名前をつけた個人プロダクションを相次いで設立した時代があった。石原プロのほかには勝新太郎の勝プロ、三船敏郎の三船プロ、中村錦之助の中村プロなど。だが石原プロ以外は、いずれも経営不振で倒産したり、分裂騒動を起こしたりしている。「渡さんとしては倒産とか分裂とかで、石原裕次郎の名前を汚したくない。それが彼の美学なんです。社長ではありませんが、渡さんが決定したとなればほかの社員たちも従います。幕引きを急いでいるのは、渡さんが自分の体調に自信を持てなくなっているからなのでしょうね」(前出・元幹部社員)渡は“20年までには石原プロの資産を、まき子さんにお戻しする”と、知人に語っているという。「おそらく今後、石原プロは芸能プロダクションとしての活動を休止し、裕次郎さんを中心にした映像や音源の権利を管理する会社へ移行していくのではないでしょうか」(芸能プロダクション関係者)渡哲也は肺気腫と闘いながら、自身の美学を貫く道を歩み続けている。
2019年04月16日ザ・プリンスパークタワー東京にて先日、「第14回 渡辺晋賞」の授賞式が行われ、俳優の別所哲也が受賞。「今回受賞をいただけてとても光栄です」と受賞への喜びを語った。毎年3月2日の渡辺晋の誕生日に授賞式が執り行われる「渡辺晋賞」。大衆性、将来性を兼ね備えた独創的なソフト(作品、アーチスト)を生み出し、また才能ある人材を登用、組織し新しいビジネスモデルを構築し、大衆文化の発展に多大の貢献をしたエンターテインメント業界のプロデューサーを選考対象とし、顕彰している。今回受賞した別所さんは、俳優として映画、TV、舞台など幅広く活躍するほか、アメリカでのショートフィルムとの出会いから1999年より日本初となる国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(「SSFF & ASIA」)を主宰、2018年には20周年を迎え、世界に羽ばたく映像作家を支援してきた。さらに、企業のブランディング価値を高めるためのブランデッドムービーにも注力し、デジタル映像事業のプロデューサーとしても活動。そんな「SSFF & ASIA」をはじめとしたエンターテインメントへ貢献、さらなる活躍を期待を込めて、今回の受賞に至った。この度の受賞を受け、別所さんは「評価を頂けた理由は“時代”だと思っています」と言うと、「平成が終わり、新しい元号がまもなくスタートしますが、現代はインターネットの時代になりメディアウィンドウといわれているものが変化しています。渡辺晋さんが映画からTVへと進化する新しい時代をとらえたように、音楽配信や動画配信など時代はまた動いているんだなと映画祭を通して感じております」とコメント。また「プロデューサーとしてだけでなく俳優としても一層頑張っていきたいです」と気持ちを新たに語っていた。また、前回の受賞者・村井邦彦からお祝いのビデオメッセージが流れる場面も。「ショートショートフィルムフェスティバルを代表されている別所さんには、今後もすばらしい文化切り開き日本の文化を継承していってほしいです」と讃えた。さらにこの日は、河瀬直美監督や女優の木村佳乃、デザイナーのコシノジュンコ、映画コメンテーターのLiLiCoがお祝いに駆けつけた。河瀬監督は「個人的にも監督として支えてくれる、出会いの場をもたらせてくれる方です。人と人をつなぐ、信頼に厚い方なので人柄の良さということだけではなく、ビジネスに展開されているのだと思います。いつまでも色んな人を元気にし幸せをくださることを期待しています」とコメント。今年から本格始動する、女性クリエイターを応援するプロジェクト「Ladies for Cinema Project」のプレゼンターを務める木村さんからは「いつものニコニコ笑顔で、知的で頼りになるお兄さんというイメージでした。それは他の俳優さんとは比較にならない、別所さんは別所さんでしかないとにかく素敵な存在です。朝も早くてミュージカルの本番があるときなどはいつ寝ているのか心配になるぐらいご活躍されて」と別所さんの人柄が語られると、それに対し「ショートスリーパーなんです」と別所さん。会場からは笑いが起こっていた。(cinemacafe.net)
2019年03月04日錦戸亮主演の1月期“月9”ドラマ「トレース~科捜研の男~」がこのほどクランクイン。撮影初日からサスペンスの帝王・船越英一郎が、錦戸さんに「こらぁ、小僧!」と詰め寄る緊張感あふれるシーンからスタートした。本作は、錦戸さんが科捜研研究員の男を演じ、元科捜研の原作者が描く本格サスペンス。錦戸さん、船越さんに新木優子と3人そろってクランクインし、錦戸さん演じる“科捜研の男”真野と船越さん演じる虎丸刑事が事件解決に向け、対立する迫真のシーンが撮影され、科捜研の“臨場服”をまとった錦戸さん、新木さんの姿もお披露目された。■“科捜研”錦戸vs“叩き上げ刑事”船越のバトル勃発!?舞台は科学捜査研究所前の駐車場。上下紺色の臨場服に身を包んだ真野役の錦戸さんと沢口ノンナ役の新木さん、たたき上げ刑事らしい革のジャケットを羽織った船越さん、さらに虎丸刑事の部下・猪瀬祐人役の矢本悠馬が登場すると、スタッフが「クランクインです!よろしくお願いします!」と紹介、拍手が沸き起こる中、4人は照れくさそうにガッツポーズで写真撮影に応じ、和やかな雰囲気で撮影がスタート。しかし、ひとたびカメラが回り始めるとその雰囲気は一変!撮影現場は緊張感に包まれた。“臨場”と呼ばれる現場捜査の準備のため車に荷物を積む真野とノンナ。まだ犯人像がつかめない中で、警視庁捜査一課の虎丸刑事は、被害者の婚約者が殺したのだと決めつける。だが、真野は何の証拠もないのに結論を急ごうとする虎丸にいら立ちを隠せず…。さらに虎丸の部下の猪瀬が被害者の名前を間違えたことに怒りをあらわに。正しい名前で訂正し、虎丸らをにらむと、虎丸は真野に「こらぁ、小僧!」と詰め寄っていく。虎丸の顔が最接近したときの真野の表情は、“証拠をもって事件の真相に迫る”というぶれない気持ちにあふれ、セリフこそないものの第1話の大きな見どころのひとつとなりそう。その一方、車に脚立や大きな荷物を積む新木さんの様子に、スタッフが「慣れてないなー」と突っ込む場面や、虎丸ににらまれてもなお黙々と準備する真野の姿に船越さんが「無視されてるんだよね~俺けっこう年上だぞ」と笑いを誘うひと幕も。合間にはキャスト・スタッフ同士が談笑するなど、すでにチームワークはばっちり。気温も5度近くまで下がる中、当日は午後10時ごろまで撮影が行われた。真野と虎丸それぞれの思い、そして戸惑いながらも必死に真野についていこうとするノンナ。この異色トリオが織り成す、1話完結の“リアル”科捜研サスペンスにますます期待が高まる。■ストーリー真野礼二(錦戸亮)は、ある陰惨な過去を持つ影のある科捜研法医研究員。「鑑定結果こそが真実」とほかの研究員とは一線を画し、いつも冷静沈着。主観や憶測を排除し、鑑定結果から得られる客観的な真実のみを信じ、刑事であろうと容赦なく反論、闇に葬りさられようとしている真実の欠片を見つけ、亡くなった被害者の想いや無念を明らかにしていく。また、何の目的もなく科捜研の世界へと足を踏み入れてしまい、遠い世界の出来事だと思っていた殺人事件に関わることになる一方、被害者や残された遺族に感情移入していく科捜研新人法医研究員・沢口ノンナ(新木優子)。真実を追い求めるあまり“暴走”する真野に巻き込まれて結局は手伝わされるはめに…。真野とは全く逆で、長年の刑事の勘を頼りに事件を捜査し、犯人を逮捕することに情熱を注いでいるベテラン刑事・虎丸良平(船越英一郎)。所轄から警視庁捜査一課へ異動した叩き上げ刑事で現場魂がいまも抜けず、上司やまわりの意見を聞き入れない独善的な捜査を行う。部下や科捜研の真野らにきつく当たるが、根底には真野と同様、被害者のことを思う人情も。そんな虎丸は真野が事件に隠されている真実を求め奮闘する姿を見て心が動かされていき…。科捜研を舞台に繰り広げられる事件の数々…現場に残された痕跡(=トレース)はどんな“真実の欠片”を示すのか?そこから導き出される“鑑定結果”とは…?真野が抱える“陰惨な過去”の真相は…?「トレース~科捜研の男~」は2019年1月7日より毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年12月04日新日本プロレスの内藤哲也が5日、東京・テレビ朝日で行われた同団体のイベント「WRESTLE KINGDOM 13 in 東京ドーム」の記者会見に出席した。王者クリス・ジェリコと内藤哲也のIWGPインターコンチネンタル選手権試合に加え、オカダ・カズチカとジェイ・ホワイトによるスペシャルシングルマッチなど、新たな対戦カードも発表された。会見に登場した内藤は、王者ジェリコがフライトの関係で会見に出席できない旨が通達されると、「なぜこの場にクリス・ジェリコがいないのか!?」と憤慨した。「ジェリコのスケジュールを抑えるべきでしょ」と述べ、「なんか、最近の新日本プロレスはその辺すごく雑ですよね」と非難した。続けて「彼には今日この場に来てもらって、彼の言葉で彼の意志を聞きたかったですね。残念ですわ」と語った内藤は、「大ウソつき野郎クリス・ジェリコもいないことですし、俺も帰りますわ…」と言い、最後に「2019年1月4日、東京ドーム、クリス・ジェリコを沈めてやるぜ! アディオス!」と宣言。質疑応答に応じることのないまま会見場を後にした。また会見には、オカダ・カズチカとジェイ・ホワイトも登場。ホワイトが「もうお前の手元から金の雨が降ることはない。雨を降らせるのは俺であり、新時代を築くのは俺だ」と挑発するも、オカダは「率直に、このカードが東京ドームで良いのかな? と思いました」と一蹴し、「ジェイが『いつでもどこでも(試合をして)いい』と言っていたので、今ここでやってもいい」と余裕の態度を見せていた。
2018年11月06日現在公開中のオムニバス映画『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』の公開記念舞台あいさつが30日、都内で行われ、岩田剛典、別所哲也が出席した。映画『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』の公開記念舞台あいさつに出席した別所哲也、岩田剛典(左から)EXILE HIRO率いるLDH JAPAN、別所哲也が代表を務めるショートショートフィルムフェスティバル&アジア、そしてEXILEなどに作詞を提供してきた作詞家・小竹一人がコラボレーションしてショートフィルム6本が生み出された『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』。この日はその1本となる石井裕也監督作品『ファンキー』で主演を務めた岩田剛典、そしてショートショートフィルムフェスティバル&アジア代表の別所哲也が登壇して舞台あいさつが行われた。主演を務めた『ファンキー』について岩田が「エキセントリックというか、かなり奇抜かつインパクトのある作品になっていると思います。台本を読んだ時、節々に『これどういう意味なの?』といろんなクエスチョンマークが浮かびましたが、石井監督と相談したら監督の中ではゴールが見えていて、明確な作品像は監督のみぞ知る作品でした。だから僕は石井監督を信じて撮影に臨みました」と撮影時の心境を明かしつつ、劇中で演じた"純司の兄貴"という役柄は「ほぼ全編サングラスは初めてで、目の芝居が伝わらない苦労はありましたね。17~18分という短い尺の中で、山と谷じゃないですが、クライマックスに向かうシーンメイキングを意識して撮影に臨んだので、ワンシーンワンシーン情報を詰め込むことを考えていました」と回顧した。そんな岩田について別所は「岩田さんの兄貴像の半端ない感じの世界観を楽しんでいただけたと思います。石井監督が描き出す"ファンキー"さというものに対し、表現者としての岩田さんの半端ないチャレンジしている姿が素敵でしたよ。僕は大学の先輩ではあるんですが、今ここでかしずきたいです」と絶賛して思わずひざまずくと、岩田は「そんなことないですよ。止めてください(笑)」と困惑した。また、映画のタイトル『ファンキー』にちなみ、「最近ファンキーだと感じた出来事は?」という質問に、岩田は「最近海外でフランスに行ったんですが、フランスの人って昼からワインを飲んでいたんです。その後に打ち合わせとかあるのに、国民性の違いというかファンキーですよね。それでも仕事ができるというスタンスには驚きました」と回答していた。
2018年07月01日今年で20回目を迎える短編映画の祭典「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)」の代表を務める別所哲也が5月25日(金)、映画祭を共催する東京都の小池百合子知事を表敬訪問した。1999年に始まり、米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭として20年の歴史を刻んできたSSFF&ASIA。2016年からは“東京ブランド”を発信すべく、東京を撮影地とするか、東京をイメージした物や場所を扱った作品を対象にした「Cinematic Tokyo部門」がコンペティションに加えられた。■20周年を小池都知事も祝福「継続は力なりですね」別所さんは小池知事に、今年も130を超える国と地域から過去最高となる10,000を超える応募があったことを報告。また、映画祭の初期から『スターウォーズ』シリーズのジョージ・ルーカス率いるルーカス・フィルムが同映画祭を応援してきたが、今年から、「オフィシャルコンペティション」のグランプリが「ジョージ・ルーカスアワード」と改称されることも都知事に伝えた。小池都知事は、同映画祭が20回目を迎えたことに「おめでとうございます。継続は力なりですね。敬意を表したいと思います」と祝福。「フィルムを通じて東京を世界に発信できる発信源でもあり、インキュベーター(=起業支援者)でもあると思います。都も2020年に向けてスポーツの発信をしていますが、これまで成功した大会は、ちゃんと文化の発信もしてるんですね。世界中から集まったいろんなアーティストが、(同映画祭を)スプリングボード(=契機、きっかけ)にされる、いい出発点を提供されてると思います」と称えた。■都庁展望室でもロケ!忽那汐里も出演の『シェイクスピア・イン・トーキョー』この日、別所さんは、Cinematic Tokyo部門で上映されるオーストラリアの女性監督ジェネヴィエーヴ・クレイ=スミスによる作品で、日本から忽那汐里、千葉真一らも出演し、東京の魅力を発信する『シェイクスピア・イン・トーキョー』の予告編を都知事に紹介。都内の様々なロケーションが撮影に使われており、予告編でも都庁の展望台が使用されているのを見て、小池都知事も笑顔を見せた。表敬訪問後、報道陣の取材に応じた別所さんは「都知事にも女優として参加してもらいたいです。東京の魅力を発信する役どころで(笑)」とニッコリ。記念すべき20回目を迎えたことについて改めて「感無量です。1999年にスタートし、ジョージ・ルーカスにも応援していただき、1年、1年、積み重ねてきました。映画は長さじゃない。(同映画祭は)若い映像作家の想いを伝えるお祭り。東京から世界に発信し、(世界中の映像作家に)東京を映画にしたいと思ってもらいたい」と熱く語っていた。ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2018は、6月4日(月)より開催。(text:cinemacafe.net)
2018年05月25日いまにも雨が降りだしそうな曇天の下、東京の下町にある商店街の理容室に、一台の車が止まった。開いたドアから現れたのは、俳優・渡哲也(76)。運転手に支えられるようにして、理容室に入っていく渡は右手で紺色のバッグを持っており、その中から半透明のチューブが彼の鼻へと伸びていた。 本誌が渡を理容室で目撃したのは5月上旬だったが、実はそれに先だち、編集部にはある広告代理店関係者からこんな証言がもたらされていたのだ。 「4月に東京都心の寿司店で、渡さんをお見かけしました。私が驚いたのは、渡さんが以前より痩せていたことと、酸素吸入器を鼻につけたまま、ご来店したことでした」 渡が’65年に映画で宍戸錠(84)とW主演という形でデビューして以来、すでに半世紀以上がたつ。ずっとスター街道を歩んできた彼だが、幾度も病魔に襲われている。映画関係者は言う。 「’91年には直腸がんが発見されました。さらに’15年に、急性心筋梗塞で手術を受けています。肺気腫やぜんそくといった持病もあるため、いまは自宅療養を続けています」 昨年秋に女優・吉永小百合(72)と宝酒造の日本酒『上撰松竹梅』のテレビCM撮影を行った際、渡本人は自宅療養生活について次のように語っていた。 「食欲はありますよ。週に2、3回、(治療のために)理学療法士に来ていただいています。(リハビリとしては自宅で)ストレッチやスクワットをしたり、エアロバイクに乗ったり、あとは自宅周辺を歩いたりしています」 体力づくりに励んでいるということだったが、持病の呼吸器疾患の治療は難航しているのだろうか。以前から酸素吸入器を使用していることは明かしていたが、現在は外出時には手放せない状態になっていたのだ。現在の病状について、所属事務所の担当者は次のように答えた。 「歩いたりすると呼吸が苦しくなることもありますから、(外出時に)酸素吸入器を使用していますが、ご心配には及びません。渡は、今後もずっと俳優としての仕事を続けるために、懸命にリハビリや治療を続けています。直近の仕事としては、今年も秋に、宝酒造さんのCMを撮影することは決まっています」 呼吸器疾患との壮絶な闘いの支えになっているのは、結婚47年の夫人の存在と、渡自身の“ずっと俳優として現場に立ち続けたい”という強い思いだという。 「自宅でのリハビリには、いつも奥さんが付き添っています。もともと渡さんは、食事にうるさいほうですが、いまは減塩食中心になっており、味付けの工夫も大変なのです」(渡の知人) また前出の映画関係者はこう語る。 「昨年秋の宝酒造CM撮影の際には、吉永小百合から『大人の恋の物語を(いっしょに)やりましょう』と、映画共演を誘われ、彼も『“大ラブシー”のあるやつを!』と、笑顔を見せていました」 渡哲也と吉永小百合、2人のスターの共演が実現する日は――。
2018年05月15日4月期のテレビ東京ドラマ25枠では、主演・池松壮亮、監督&脚本・真利子哲也(『ディストラクション・ベイビーズ』)で、90年代に多くの若者を魅了した新井英樹の漫画「宮本から君へ」をドラマ化することが決定した。原作は、1990年~1994年まで「モーニング」(講談社)にて連載され、1992年第38回小学館漫画賞青年一般部門を受賞。2009年には新井氏による新たな描き下ろしを加えた「定本 宮本から君へ」が全4巻の豪華本で出版された。また本作は著名人にも多くのファンがいる。今回ドラマ化では、原作に出てくる数々の名言も登場するという。■ストーリー大学を卒業して都内の文具メーカー・マルキタの営業マンになった宮本浩(池松壮亮)は、未熟で営業スマイルひとつできず、自分が社会で生きていく意味を思い悩んでいた。そんな宮本は通勤途中、代々木駅のホームで一目ぼれしたトヨサン自動車の受付嬢・甲田美沙子に声をかけるタイミングを伺っていた。何度かチャンスはありながらもなかなか声をかけられずにいる宮本。同期の田島薫にヤイヤイ言われながらも決死の思いで声をかけるが…。そこから始まる甲田との恋模様、仕事での数々の人間模様の中で、宮本は成長し、自分の生き方を必死に見つけていく――。■池松壮亮、主人公・宮本浩は「難易度の高い役」文具メーカー「マルキタ」の新人社員で恋にも仕事にも不器用な主人公・宮本浩役を演じるのは、『ぼくたちの家族』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』の池松さん。今回の役柄について、「僕自身が宮本浩をやれるだけの器、人間性があるのかどうか、日々自分自身に問い続けた2か月間でした。それくらい難易度の高い役でした」と述べた池松さん。22歳のときに原作に出会い衝撃を受けたそうで、「それから宮本浩という人は、僕にとってほかのどの歴史上の人物よりも星であり、ヒーローでした。人としての力、生き様を物凄く尊敬していました。間合い、台詞ひとつひとつのニュアンスに宮本浩の人間性が浮かび上がると思ってやっていました。『宮本から君へ』は、これまで取り組んできた作品の中でもかなり強敵で、日々模索しながらも、敬意を込めて映像化したいと思っていました」と思いを語っている。本作では、ライバル社と揉め事を起こした宮本が、反省で頭を丸めるシーンも登場。池松さんは「この作品以外で坊主にすることはよっぽどのことがない限りないでしょう(笑)自分で言うのもあれですが、思いのほか漫画のキャラクターに似ていて、1人ほくそ笑んでしまいました」とコメントしている。■主題歌はエレカシ「もっているものすべてをこの曲に」さらに本作の主題歌は、新井氏が大ファンだと公言している「エレファントカシマシ」の「EasyGo」に決定。主人公はボーカル・宮本浩次の名前が由来となっていることもファンにとっては有名な話。そんな宮本さんは、「真利子監督のこのドラマにかける熱意はすごかったし、真利子監督の主演池松壮亮氏への想いはさらにすさまじかった。彼らの情熱が私にも移りました。気合いで駆け抜けました。この名作マンガの主題歌を歌えることが誇らしいし真利子氏のドラマにかける思いはとてもピュアでした。自分たちのもっているものすべてをこの曲に注ぎ込みました。快心の作です」と語っている。また「エレファントカシマシ」の隠れファンだと言う池松さんは、「今回、とんでもなくいい主題歌があがってきて本当に感激しています。『剛者(つわもの)どもの夢のあと 21世紀のこの荒野に 愛と喜びの花を咲かせるぜ』という凄い歌詞があるんですが、この一文に、90年代に新井先生が書いた『宮本から君へ』をいまやる意味と可能性が隠されているように思い、自分自身が『宮本から君へ』に取り組む想いとリンクして、また救われました。主題歌も合わせて楽しみにして頂ければと思います」と絶賛している。■監督・原作者コメント真利子哲也監督「宮本から君へ」と出会ったのは10代の頃。良いものはどれだけ時間が経っても良いもので、主人公の宮本浩はじめ、脇を固める面々までそれぞれの人生があって、その関係性から生まれる物語はどの時代にも突き刺さる魂があります。この原作の映像化は生半可な覚悟でやれません。主演の池松壮亮を筆頭に、集まるべくして集まったキャスト・スタッフとともに、並々ならぬ愛をもって直球勝負を挑んだ渾身の作品です。原作・新井英樹真利子監督、池松くんはじめ役者さんスタッフの方々の熱意本当にすごかったです同じ表現者として頭の下がる思いと感謝しかありませんもう「宮本」はボクのものじゃないと思ってます原作への思いでいうと撮影現場ではボクが一番外野でしたからこれって幸せな経験ですよ池松くんの宮本、池松?ってくらい驚かされましたヒロイン(まだ公表できないのかな?)ずっと大好きです真利子くん、これからも絶対支持してくよどうか皆さん「宮本」を好き勝手、捨て石なり踏み台なりにしてくださいドラマ25「宮本から君へ」は4月6日(金)より毎週金曜日深夜0時52分~テレビ東京、テレビ大阪ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2018年03月06日2月17日、俳優の船越英一郎(57)が、以前から自身のモノマネを続けているお笑いコンビ・ガリットチュウの福島善成(40)と初対面を果たした。福島のTwitterには船越とのツーショットが投稿され、ファンの間で反響をよんでいる。 福島のTwitterには「うぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!!こんな日がくるとは…船越英一郎様!!!ありがとうございます!」とコメントとともに船越とガッチリと握手をしている船越に扮した福島とのツーショット写真を投稿した。 また、ハッシュタグには「#世界一受けたい授業 来週#船越英一郎 様」となっており、来週放送の日本テレビ系バラエティ番組『世界一受けたい授業』で共演を果たしたものとみられる。 船越と福島はこれまで面識がなく、福島は約5年前から船越の顔マネを始めていたが、非公認のネタであるとし、昨年からは離婚騒動に関連したコメントなどもしており、「(船越に会ったら)首をしめられると思います」と明かしていた。ファンからも「怒られるのでは?」など心配の声も上がっていたが、奇跡の対面となった。 このツーショットに対し「似すぎ!」「船越英一郎様かっこいい~」「なんか船越さん痩せたような」「…ってことは公認?」「すげえ!奇跡のコラボwww」「とうとう御本人に会えたのですね。おめでとうございます」「一瞬どっちが御本人様か本当に解らなかった!笑」などの反応を見せている。
2018年02月18日アイドルグループ・V6の岡田准一が、中島哲也監督の最新映画『来る』(2019年公開)の主演を務めることが12日、わかった。同作は第22回日本ホラー大賞を受賞した、澤村伊智の小説『ぼぎわんが、来る』(角川ホラー文庫刊)を実写映画化。得体の知れない脅威である"それ"と、迎え打つ人間たちを描く、怪作となる。中島監督が脚本も務め、劇団「ハイバイ」主催の岩井秀人が共同脚本として参加する。岡田が演じるのはフリーライターの野崎で、霊感のある恋人の真琴(小松菜奈)とともに、"それ"と戦う。また女優の松たか子が、最強の霊媒師であり真琴の姉・琴子として参加。正体不明の"それ"に狙われる田原秀樹を妻夫木聡、その妻を黒木華が演じる。黒木は「今回の香奈という役は、自分にとって大変大きく今までにない挑戦になります」と意気込む。また中島監督の『渇き。』で映画初出演を経験した小松は「再び中島監督とお仕事出来ることは嬉しさと怖さがあるのは正直な気持ちです」と心境を吐露しつつ、「現場に入って監督、共演者の方々と共存する中でどんな真琴が生まれるか今からワクワクします。そして、真っ直ぐぶつかっていきたいと思います」と語った。中島監督の『告白』で主演経験のある松も「嬉しい気持ちと、何をどうすればいいのかわからない思いの両方で胸がいっぱいです」と気持ちを表す。妻夫木は「中島監督の作り上げる世界は幻想的でもあり現実的でもあり、いろんな感情が渦巻いたその世界の中で生きることをいつも楽しませて頂いています。本当に怖いものはもしかしたら……と思うような結末は新しいホラーの形となることを確信しています。楽しみにしていてください」と自信を見せた。撮影は2月上旬から4月中旬頃を予定している。○岡田准一 コメント今回、初めて中島哲也監督とお仕事させていただくことを光栄に思っております。同世代の妻夫木聡さん、初めてご一緒させていただく松たか子さん、小松菜奈さん、何度かご一緒させていただいている黒木華さん。皆様と中島監督の世界でお芝居ができることを今から楽しみにしております。中島監督のホラーということで、怖くて脚本を読むのも大変ですが、作品の中で野崎として生きていけるように頑張ります。○川村元気(企画・プロデュース)コメント中島哲也監督と『告白』以来、8年ぶりに映画を作れることに興奮しています。『サイコ』『エクソシスト』『シャイニング』など傑作だらけの恐怖映画の歴史に刻まれる作品を目指し、志高く映画を作っていきたいと思います。本当に恐ろしいのは“それ”なのか“人間”なのか。日本最高峰の俳優たち、そして観客とともに答えを探していく。そんな真新しいエンタテインメントを目指します。(C)2019「来る」製作委員会
2018年02月12日俳優・船越英一郎(57)との離婚が成立した女優の松居一代(60)が15日、都内で会見を開き、自身の口から離婚成立を報告。船越への思いを聞かれると「大っ嫌いです!」と話した。泥沼離婚騒動を繰り広げていた2人は、13日に東京家裁で行われた第2回離婚調停で離婚が成立。14日に船越の所属事務所がFAXで発表したところ、松居はブログで「約束事が破られました」とつづり、報道関係者に向けて会見の開催を伝えた。会見では「(離婚成立について)12月16日まで他言してはいけない。一切公にしてはいけないというお約束が交わされていました」と説明。「ところが、昨日の朝スポーツ新聞の一面で記事が載り、お昼過ぎにはホリプロ様の書面がみなさまに届いたと思います」と言い、「ウソだろって思いました。あれほど厳粛にお約束を交わしたのに。腰が抜けるほどびっくりしました」と話した。そして、自らの口で報告するために会見の開催を決意し、「12月13日、第2回の調停で、おかげさまで、大変うれしく喜ばしいことなんですが、離婚が成立しました」と報告。「私の新しい未来の扉が開きました。とってもうれしいです」と満面の笑みを見せ、ガッツポーズや万歳を連発した。離婚条件として船越に謝罪を求めていたことについて聞かれると、「謝罪は身近な人という感じがするんですが、私にとって別の星の人。別の世界の人。赤の他人だと思っているので、謝罪は必要なくなりました」と答え、「私の中で一番守らないといけないものはただ一つ、財産分与です」と明言。「財産分与はなし」とのことで、「私の一番願っている形」と喜んだ。船越への思いを聞かれると、「まったく何もありません。まったく私とは無関係の人」「赤の他人」ときっぱり。かける言葉を聞かれると、「かける言葉な何もありません。大っ嫌いです。大嫌いな人にかける言葉はないでしょ? 大っ嫌いです!」と強い口調で語った。
2017年12月15日俳優の船越英一郎(57)が14日、所属事務所を通じ、13日に妻でタレント・松居一代(60)との調停離婚が成立したことを報告した。船越英一郎船越が所属するホリプロは、FAXで「12月13日、東京家庭裁判所において、双方の当事者出席のもと、第2回の離婚調停が行われ、合意に達し、調停離婚が成立したことをご報告申し上げます」「調停の詳しい内容はお話しできませんが、慰謝料、財産分与はありません」と説明。また、「船越が建築費の一部を負担して建てた自宅についてですが、具体的な金額はお知らせできないものの、相当な財産評価を前提に、松居さんが船越の持分を買い取ることになりました」とし、「一部報道に『財産分与については、松居側が船越側の財産を買い取る方向で合意したとみられる』とありましたが、上記譲渡に財産分与の趣旨は全く含まれておらず、そのような事実は一切ありません」と否定。「皆さまにおかれましては、今後とも船越英一郎をよろしくお願い申し上げます」と結んだ。
2017年12月14日柿喰う客2018年本公演『俺を縛れ!』が2018年1月24日(水)に開幕する。劇団の代表で作・演出を手掛ける中屋敷法仁(柿喰う客)、出演者の牧田哲也(柿喰う客)、平田裕一郎に話を聞いた。柿喰う客『俺を縛れ!』チケット情報2008年の初演以来の上演となる、“劇団「柿食う客」の問題作”という本作。とはいえ再演希望も多い作品だが、10年ぶりの再演の理由を中屋敷は「2016年は劇団結成10周年で “名作”と言われる作品をリバイバルして、2017年は『虚仮威(こけおどし)』を“最高傑作を上演する”という意気込みでやって。11周年も終えた今、いい作品ばかり振り返っていくのがちょっと恥ずかしくなって、劇団の歴史の中で一番恥ずかしい作品はなんだろうと考えたら、この作品でした。タイトルがもう恥ずかしい。当時、あまりにも僕らの才能がありすぎるから『止めてみろ!』みたいな感じで決めたんですよ(笑)。思い出すだけでも顔から火が出るくらいですが、もう面の皮も厚くなって、火が出ることもないだろうということで、再演にふみきりました」。そんな本作で“影の主人公”を演じる牧田は「今回、死ぬ気で頑張らなきゃと思ってます」と並々ならぬ意気込み。「(柿喰う客への)入団から2年が経つので。もっと自分で表現できていかなきゃと思っていて。僕、(芝居として)飛び込みたいと思ってるし、飛び込もうとしてるけど、飛び込みきれないところがあるんですよ。そこを今回はバンジージャンプの勢いでいきたい」。そんな牧田を中屋敷は「牧田くんはメンバーになる前からご一緒する機会が多いのですが、お行儀がいいんです、すごく。だから今回はお行儀が悪いところを見たい。柿喰う客は牧田くんのホームなのでね。劇団としても、お行儀悪かった時代、あの恥ずかしい時代の空気をもう一度出せたら」。逆に中屋敷が「お行儀悪いです、すごく(笑)」と言うのは客演として出演する平田だ。「僕はマッキー(牧田)と逆で考えたら何もできなくなるんですよ」と笑いつつも「今回呼んでもらえたのがめちゃくちゃ嬉しいです。柿喰う客の公演を観に行く機会も多いのですが、中屋敷さんの演出って外部作品のときと劇団とでちょっと違うと感じていて。その中で僕がどこまでやれるかがすごい楽しみ」と目を輝かせた。ちなみに牧田と平田も10年前に共演して以来、「裕一郎はいじられがちな僕が唯一いじれる人」(牧田)、「マッキーはお兄ちゃん。けっこう怒られます」(平田)という仲。久しぶりの共演をお互いに楽しみにしているそう。亀甲縛りの永島敬三がインパクト大のビジュアルについて「ここから内容を想像してもらって大丈夫!」と中屋敷が言う本作は2018年1月24日(水)から2月4日(日)まで東京・本多劇場にて上演。チケットは先行抽選プレリザーブを受付中。取材・文:中川實穗
2017年12月08日10年の歴史に幕を閉じる、ショートフィルム専門映画館「ブリリア ショートショート シアター」(横浜)にて12月2日(土)、シアターの代表の別所哲也と過去にも同映画館のイベントに登壇してきたLiLiCoによるトークセッションが行われた。同映画館は、2008年のバレンタインにオープンし、日本では珍しい、短編映画を上映する地域の映画館として親しまれてきたが、10年の賃貸借契約の満了に伴いこの12月2日を最終営業日として閉館する。別所さんは、自身が創設した短編映画の映画祭「ショートショート フィルム フェスティバル&アジア」が規模を大きくしていく中で、映画祭に集う人々の要望に応えるべく、同映画館の開館に尽力したが「映画祭が5年目を迎えた頃にお話をいただき、10周年に間に合うようにと1年、1年を積み重ねた」と5年に及んだ開館前の準備を述懐。それから10年にわたる劇場の営業をふり返り「あっという間でした。街に愛される、地域の人々に愛していただけるシアターになりました」と感慨深げに語った。■10年前の2人の関係は…?ちょうど10年前に、何をしていたか?という問いにLiLiCoさんは「楽しかったのは覚えてます。ちょうど離婚したばかりで、自由だったし(笑)」といつも通りの快活なトークで会場をわかせ、別所さんは「僕もまだ結婚してなくて、自由な独身でしたね。娘はもう8歳です。このシアターが生まれる前と後で、人生も大きく変わりました」としみじみ。LiLiCoさんは、取材に訪れた報道陣へのリップサービスとばかり、お互い独身だった10年前の2人の関係について「お互いに狙っていませんでした(笑)?」と爆弾発言!これには別所さんも慌て気味に否定し、会場は笑いに包まれていた。LiLiCoさんは、同映画祭でのイベントには、TVのバラエティ番組に多数、出演するようになる前の、かなり初期の頃から参加しており「ここでトークを磨かせてもらったし、恋愛の話をぶっちゃけて話してたのも、ここでだけ」といかに同劇場における活動がLiLiCoさんにとって特別なものだったかを語る。同映画館では貸し切りによるシアターウエディングや成功率100%と言われるサプライズでのプロポーズのためのイベント上映なども行なってきたが、LiLiCoさんはそれを聞き「あともう1年、閉館を延ばせませんか(笑)?」と懇願していた。また同劇場も会場として使用されてきたショートショート フィルムフェスティバルからは、いま世界を舞台に活躍する優秀な監督たちが羽ばたいていった。特に同映画祭でも最高賞に輝いたハンガリー人監督クリストフ・デアクによる『合唱』は昨年、本場アメリカの第89回アカデミー賞の短編実写部門でオスカーを獲得した。別所さんは「いろんなご縁がありました」と喜びを口にし「夢は日本人監督がアカデミー賞を獲ること」とも。今後、同劇場に代わって、オンラインシアターがオープンするが「後ろを振り返らず、オンラインで、新しくライフスタイルの中での映画の楽しみ方を提供していきたい」とさらに未来に目を向けていた。■LiLiCoアピール!別所哲也と夫婦役でマンションCMに!約2時間のトークは予定を延長して行なわれたが、終了の時間が近づくと別所さんは「終わる気がしないですね」と胸の内を吐露。LiLiCoさんも「終わりたくない!」と寂しさを口にしていたが、最後にブリリアのマンションのCMに、そろって濃い顔であることを活かして、自らと別所さんを夫婦役で起用してほしいとアピールし、会場は爆笑。最後まで笑いの絶えないトークイベントとなった。イベント終了後には、別所さん自らロビーで観客を見送り、ひとりひとりに頭を下げながら感謝の思いを伝える姿が見られた。なおオンラインシアターの「ブリリア ショートショート シアター オンライン」は2018年2月14日より始動。(text:cinemacafe.net)
2017年12月03日現在、TBSにて放送中の役所広司主演ドラマ「陸王」に、リアリティバラエティ番組「テラスハウス」で“てっちゃん”の名で親しまれた菅谷哲也が出演することが決定した。池井戸潤の同名小説をドラマ化した本作は、老舗足袋業者「こはぜ屋」が、会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む感動の企業再生物語。主演の役所さんは、「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一役を演じている。そして今回、「芝浦自動車」の陸上競技部員・彦田知治役として、菅谷さんの出演が決定。小学校から高校までサッカー少年だった菅谷さんは、「究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦」で、15mの金網を登ったり、13段の跳び箱を飛んだりなど、これまで圧倒的な運動能力を披露してきた。そんな彼が演じる彦田は、竹内涼真演じる「ダイワ食品」の茂木を上回る有力選手で、現在アトランティスと契約を結んでいるが、ニューイヤー駅伝後に「こはぜ屋」とのサポート契約を申し出るという役どころだ。昨年放送された「99.9-刑事専門弁護士-」にも出演した菅谷さんは、今回が2度目の日曜劇場出演。オファー時は、喜びと同時に緊張が走ったと言う菅谷さんだが、「撮影までランニングと筋トレをしながら減量し、ランナーとしての役作りをしてきました」と完璧な役作りを行ったそう。また、「撮影現場では監督のご指導のもと、役所広司さん、市川右團次さん、とお芝居させていただき、いい緊張感に包まれました。尊敬するお2人の大先輩と一緒にお芝居できることを大変光栄に思います」とコメントし、「『陸王』には沢山の魅力的な人物やそれぞれのドラマがありますが、彦田という男にも注目していただけたら幸いです。6話の放送を是非お楽しみに!」と視聴者へメッセージを寄せている。11月19日(日)に放送された第5話は、番組平均視聴率16.8%と過去最高視聴率を記録(※ビデオリサーチ調べ・関東地区)し、後半に向けてますます盛り上がりを見せる本作。そして26日(日)放送の第6話では、いよいよニューイヤー駅伝が始まる。怪我から復帰し、メンバーに選考された茂木が選んだシューズは、アトランティス社の「RII」ではなく、こはぜ屋の「陸王」。決意を新たに自分の出番を待つ茂木、そして同じ区間を走る毛塚(佐野岳)と静かに火花を散らす…。果たして、勝負の行方は――。「陸王」は毎週日曜日21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月24日シンガポール・日本・フランス合作映画『ラーメン・テー』の完成報告会が27日、東京・TOHOシネマズ六本木で行われ、主演の斎藤工をはじめ、共演の松田聖子、別所哲也、マーク・リー、ジャネット・アウ、エリック・クー監督が出席した。同作は、シンガポールの鍋料理バクテーと日本のラーメンを通じて、2カ国をまたぐ家族愛を描く物語。斎藤が、早くに亡くなったシンガポール人の母の道を辿るためにシンガポールを訪れる主人公・マサトを演じ、マサトが訪れたシンガポールで出会う日本人フードブロガー・ミキを松田、マサトの叔父・明夫を別所が演じる。別所は、1992年に放送されたTBS系ドラマ『おとなの選択』で松田と共演。「まったくお変わりなく美しく、シンガポールでお会いしてドキドキ恋に落ちそうになった」と久々に再会したときの印象を語り、「今回この作品で再会でき、そして、シンガポールのすばらしい方々と共演がかない、光栄に思っています」と喜んだ。また、マーク・リーは「私の中学校以来の大ファンである聖子さんに本当に感激しました。私ベッドルームにはポスターが貼ってあります。大好きです」とファンであることを告白。すると別所も、「僕も高校生のときにベッドルームに松田聖子さんのポスターが貼ってありました」と暴露し、会場から笑いが起こった。さらに、エリック・クー監督も「私ももれなく聖子さんの大ファンでして、私の映画に出ていただけて、ミキを演じてくださって、光栄に思っています」と打ち明け、松田は照れ笑いしていた。どうか意見は、10月25日~11月3日の10日間にわたって六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催されている第30回東京国際映画祭の中で行われた。
2017年10月27日Kバレエカンパニーの新作『クレオパトラ』が開幕。これまで様々な全幕バレエに魅力的な再振付を施してきた熊川哲也が、満を持して、原作のない完全オリジナルの全幕作品創作に挑んだプロダクションだ。10月6日(金)の初日に先立ち、リハーサルの一部が公開された。Kバレエカンパニー「クレオパトラ」チケット情報第1幕第1場冒頭。舞台は紀元前1世紀、エジプトの首都アレクサンドリアの王宮の居間だ。山本雅也演じるプトレマイオス13世は、あどけない少年の風情。3人の官僚が彼の後見人として剣を教えるが、プトレマイオスにはまだ王としての自覚や能力が身についていない様子。そこに、中村祥子扮するプトレマイオスの姉で妻のクレオパトラが侍女たちを従えて現れる。その威厳に圧倒されるプトレマイオス。クレオパトラに太刀打ちできない彼の弱さが、踊りを通して浮き彫りになっていく。力なく去るプトレマイオスを尻目に、クレオパトラたちは、エジプト絵画さながらの横向きのポーズや独特の手つきで、妖しくエキゾティックな踊りを展開――。公開はここまでだったが、この先、クレオパトラとプトレマイオスの権力争い、カエサルやアントニウスとの恋愛などがどう描かれるのか、気になるばかり。デンマークの作曲家カール・ニールセンの劇的な音楽、斬新な空間使いが特長的なダニエル・オストリングの美術、華麗な中に現代的感性も光る前田文子の衣裳など、見どころ聴きどころは多そうだ。その後の囲み会見で熊川は本作創作の理由を「カンパニーを立ち上げて18年。バレエ団のレパートリーを蓄えていくという使命が、古典芸能を担う人間にはあります。バレエには古典と言えるものが、18世紀後半から1900年代頭までに作られた10数作と、オペラや音楽に比べて少ない。バレエを継承し、裾野を広げていく上では、新しいものにチャレンジしなければなりません」と説明。また、今回挑んだ異国情緒あふれる動きについて「エジプトの民族舞踊にもざっと目を通しましたが、バレエとはやはり違うので、それよりも、自分が培ったセンスや先人たちからお教えいただいたマナーなどを集約してひとつのピースにしました」とし、クレオパトラ像に関しては「国家を背負う女王という運命を背負った女性の賢さ、美しさを表現できればと。最終的には人間だから、そこに情や愛が存在しないといけませんが、愛され魅了されるべき女性に仕上がったのではないかと思います」と述べた。「ご覧いただいたのは作品のごく一片ですが、その後、ナイル川を渡る舟に乗ったり、オクタヴィアヌスがアントニウスを追って鬼気迫るバトルフィールドを展開したりと、興奮せざるを得ないシーンが続きます。満足できる作品が仕上がりました。Kバレエカンパニーから世界に発信できるレベルのものを作ることができたことを誇りに思います」と語る熊川の表情には、手応えと興奮が表れていた。熊川哲也 Kバレエカンパニー Autumn Tour 2017「クレオパトラ」は10月6日(金)、東京・オーチャードホールで開幕。取材・文:高橋彩子
2017年10月06日夫・船越英一郎(57)との“離婚騒動”で世間を騒がせてきた、松居一代(60)。元おしどり夫婦による泥沼の愛憎劇が一気にヒートアップしたのは、今年7月。松居が自身のブログやYouTubeで、船越のプライベートを次々と暴露し続けた。あれから2カ月、彼女はどんな思いでいるのだろうか。 「9月4日に離婚調停が始まってから、松居さんの勢いはすっかり鳴りをひそめています。松居さんは船越さんサイドから名誉毀損で刑事告訴される可能性も出てきたので、冷静にならざるを得ないのでしょう」(前出・芸能関係者) 9月下旬、本誌は都内にある彼女の自宅を訪れた。夕暮れどき、すっぴんにグレーのワンピース姿でママチャリに乗った松居が自宅から出てきた。どこかへ出かけようとする彼女に、記者が声をかけた。 ――松居さん、お元気でしたか? 「今日はまた、どんな御用?」 これまで何度も取材してきた顔見知りの記者に、松居は笑顔で対応してくれた。 ――ブログに船越さんが登場しなくなりましたね。 「正直、私も疲れちゃったの。でも言いたいことを言って、やっと落ち着きました」 以前の激しさが嘘のように穏やかな表情を見せた、松居。しかし、船越の発言が載った前日発売のスポーツ紙を手渡すと、彼女の表情は一変した――。 「あの人は、昔っから全部嘘ばっかりよ!」 ――記事には“悪いことが起きても僕は全部に感謝です”と書かれていますね。 「馬鹿みたい。禅問答じゃあるまいしねぇ」 最後に、16年間連れ添ってきた夫に対して本当に未練がないのか聞いてみた。 「冗談じゃありませんよ。元のさやなんて、絶対ありませんからね。私も還暦ですから、これからは穏やかに生きていきます。何事もなく平和にね」 松居はこう言い残し、自転車に乗って去って行った。女心と秋の空。終戦宣言した彼女がふたたび牙をむく日が来ないといいが――。
2017年10月04日9月4日、俳優・船越英一郎(57)と妻でタレント・松居一代(60)の1回目の離婚調停が東京家庭裁判所内で行われた。 松居は都内の自宅から徒歩で最寄り駅に向かい、地下鉄などを乗り継いで家裁前に到着。集まった約50人の報道陣から調停について聞かれるも、一切答えず。約2時間の調停終了後も家裁から出てきた松居へ矢継ぎ早に質問が飛んだが、口を堅く閉ざしたまま。地下鉄に乗り込んで、帰路についた。 「複数メディアの取材に対し、松居さんは『あくまでも離婚裁判で決着を示す意向』を表明。カタを付ける条件として『財産などではなく、複数女性との不倫について船越が公の場できちんと謝罪すること』を要求しています。しかし”言われないの罪”をかぶせられたとする船越さんが謝罪するはずもなく、離婚騒動は泥沼の様相を呈しています」(芸能デスク) いっぽう、船越サイドは代理人が出廷。そもそも船越はMCをつとめるNHK総合の「ごごナマ」の生放送があるため、出廷できず。原則として家裁の開廷は平日のみ。この先裁判になった場合も、船越は月曜から木曜は同番組に出演するため金曜しか出廷できない。そのため、いよいよ船越の体調が危惧されているという。 「先日も『ごごナマ』でMCをつとめる美保純さん(57)が他局の番組で船越がやせてきたことについてふれ、それに比べて自身がぽっちゃりしていることを友人に指摘されて約4kgダイエットしたと告白していました。たしかに今みても、船越がやつれているのが目立ちます。『これから生番組と裁判の緊張感が重なったら心労がたたりそう。ドクターストップがかからなければいいのですが……』と心配の声が挙がっています」(テレビ局関係者) いよいよ本格開戦した離婚バトル。果たして、船越はハードな生の帯番組を続けながら裁判を乗り切れるのだろうか。
2017年09月04日