舞台『「バクマン。」THE STAGE』の製作発表会が2日に行われ、鈴木拡樹、荒牧慶彦、ウォーリー木下(演出・脚本)、松田誠(プロデューサー)が登場した。同作は2008年から2012年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)で連載されていた大場つぐみ(原作)、小畑健(作画)のコンビによる大人気マンガの舞台化作。真城最高(通称:サイコー/鈴木)と高木秋人(通称:シュージン/荒牧)の高校生マンガ家コンビが、『週刊少年ジャンプ』のトップを目指して奮闘する様子を描く。『週刊少年ジャンプ』編集部がモデルになっていることで話題になり、2010年から2012年にかけて3期にわたってアニメ化、2015年には実写映画化もされている。今回の舞台化のきっかけについて、松田プロデューサーは「荒牧くんとは色々将来のことを話すことがありまして、『バクマン。』が大好きだという話をして、『いつか舞台やれたらいいね』と。その時に相手は誰だという話が出て」と明かし、荒牧も「理想ですけど、多分無理だと思うんですけど、鈴木拡樹くんがいい」と会話を振り返る。その話を聞いた鈴木は「すごいですね、企画もしていただいてキャスティングもしていただいて、プロデューサーじゃないですか」と驚いていた。2人の配役については「絵が得意じゃないので、やるなら想像力、企画力のシュージン派でした」と最初から構想していた様子。松田プロデューサーは「相当前、リアルな会議とかではなく、『将来的にこんなことできたらいいね』という話だったので、種って意外と色んな所に小さくいつの間にか芽吹いてる」としみじみとしていた。相棒役に鈴木を希望した理由について、荒牧は「鈴木拡樹という役者が僕の中で最も尊敬すべき役者の1人であるというのが第一。そして、相棒という間柄で芝居をしてみたいという役者としての気持ち。2つがあった」と告白すると、鈴木は「嬉しいですね」と喜ぶ。荒牧が「以前共演した作品で拡樹くんと殺陣があり、呼吸を合わせないとうまくいかない、一つ間違えれば大怪我につながってしまう部分なんですけど、打ち合わせとか何もなく、互いの目や身体の動かし方でその日の殺陣のスピードがわかる。これは絶対避けられるとか、避けてもらえるとか。そういった部分で心の底から信頼できると思える役者さん」と語り、鈴木も「目が合っているだけだけど、『これがいける』とか、確実にわかるもんね、お互い。そういう言葉のないコミュニケーションがすごいですね」と同意していた。また鈴木は荒牧と期待できる化学反応について「僕はここ何年か座長をやらせていただく機会が多くて、(『バクマン。』は)座組の作り方に似てるかな、と。主演だけがいてもピースって全然そろわない。僕は後輩に対して、強く言うことができないタイプです。でもそれをうまく言うことができるタイプの人に任せることによって、『彼に任せた方がいいな』と、介入しすぎないようにできる。互いに埋めてくれるピースがあって、それが全部集まって作品になると感じているので、(サイコーとシュージンが)2人で作品を作り、物語を分けて作る作業がとっても舞台の作業に似てるなと思います」と表した。演出のウォーリーは、2人について「松田さんから、とりあえずナイスガイだと聞いてる。『優しい人だよ、怯えなくていいよ』と言われた」と明かしつつ、「お二人の活躍は遠くで見てて素晴らしいなと思っているので、逆にそういうお二人がペアでやる作品が初めてだということも聞いて、今の彼らの最大限の魅力が出るといいな」と意気込む。「アニメ化とか映画化とか見てましたけど、とってもうまくいってるので、舞台化してこけたら大変だろうなって」と会場を笑わせつつ、舞台版については「生身の俳優さんが今、演じてると言うことが大きい。そこに身体があると全然違うというか、オンラインで会議とかしてるけど、実際に会うと違うということもあるし、身体ってそれほど色んな情報を発してる。それを最大限生かしていきたいなと思います」とポイントも。「絶対に誰も想像できていないもので、逆に『当たってました』と言われたら謝りますけど、いい想像をしていただければと思います」と自信を見せた。この日はキャストのビジュアルも公開され、それぞれの感想も。松田プロデューサーは「全然気付いてなかったけど、演出家、イラストレーター、作曲、振り付けと皆クリエイティブな方ですね。すごい面白い。多彩なメンバーが集まっています」と称賛した。○各キャストビジュアルを見ての印象・橋本祥平(新妻エイジ役)荒牧「橋本祥平にこういう格好をやらせたらピカイチ。楽屋での彼なんですよ。楽屋でいつもこういう感じではしゃいでるんで」鈴木「想像できますよね。ステージでも多分彼が一番動きますから」ウォーリー「動かそうと思ってます」・オレノグラフィティ(福田真太役)松田「劇団鹿殺し、小劇場出身のゴリゴリの演劇人の方で、とってもシャープなお芝居される方です」鈴木「ビジュアルを見てすごい納得感がありました」松田「圧みたいなのが見える」・福澤侑(平丸一也役)荒牧「独特な雰囲気をうまく再現されてますね」鈴木「難しいのかな、誰かはまり役の人いるんだろうなって想像してたんですよ。こうやって見るとびっくりします」ウォーリー「人殺しのような目をね」松田「やめてください」・村上大樹(中井巧朗役)荒牧「まんまですね」松田「お芝居の演出をされてる方だから、演出家さんを演出するって、どうなんですか?」ウォーリー「役者さんとしても活躍されている方なので、そこはあまり心配はしていないです」・唐橋充(佐々木尚役)荒牧「似合ってますね」鈴木「一言で言うと、とても変わった方。色々不思議なのでどんどん知りたくなってくる先輩で、昔からいろんなことを何気なく言ってくれる。唐橋さんの言葉は聞き逃しちゃダメだなとアンテナをはってます。イラストレーターとしてもプロ」荒牧「不思議な方。めちゃくちゃ低姿勢の方で、あいさつのときもだれよりも腰が低い、尊敬できる方」・長谷川朝晴(服部哲役)松田「ジョビジョバのメンバーで、演劇界に彗星のように現れて新しい時代を作った方の1人。長谷川さんとやれるのはすごく楽しみ」ウォーリー「緊張しますね」・片桐仁(川口たろう役)荒牧「すばらしい」鈴木「芸術家ですもんね。造形やられたりとか、本当にすごいです。1度共演したことがありまして、そのときも楽屋で作ってる姿を見て、すごい職人さんです」(C)大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE 製作委員会
2021年07月02日第二次世界大戦後から現在までのファッションの歴史をたどる展覧会、『ファッション イン ジャパン 1945-2020-流行と社会』が、6月9日(水)より国立新美術館で開催されている。世界でも注目されている日本のファッションについて包括的に紹介する大規模なものだ。本展は日本の洋装文化を紐解く大展覧会。洋服を基本とした歴史について、衣服はもちろんのこと写真や雑誌、映像などを通して検証していく。従来のファッション展はデザイナーやメーカーの視点に立つことが多かったが、本展は実際に衣服を着用し、ときには流行を自ら作り出していった消費者の視点でもファッションを俯瞰することも試みている。展示風景第8章 未来へ「未来へ向けられたファッション」より第二次世界大戦が終わり、国民はもんぺや国民服以外の服も自由に身に纏えることとなった。そのため、戦後日本は洋裁学校で仕立てた自前の服を着ることが大流行。『装苑』や『私のきもの』、『ソレイユ』、『スタイルブック』に『ドレスメーキング』など、型紙が掲載された洋裁雑誌は大人気となる。また、文化服装学院やドレスメーカー女学院をはじめ、全国に多くの洋裁学校が設立されていく。展示風景第1章 1945〜1950年代「花開く洋裁文化と若者の台頭」より展示風景第1章 1945〜1950年代「花開く洋裁文化と若者の台頭」より高度経済成長に入り、既製服が大量生産されるようになっていくと、洋服は仕立てるものから、購入するものへと人々の意識は変わっていく。また、ロンドンやアメリカの若者文化の流行が日本にも伝播し、戦後から僅かな時間で日本人の服装はまたたく間に多様化されていった。展示風景 第2章 1960年代「消費拡大!モーレツ社員たちによる高度経済成長はとまらない」より展示風景 第2章 1960年代「消費拡大!モーレツ社員たちによる高度経済成長はとまらない」よりそして、1970年代に入ると、KENZOやISSEY MIYAKE、山本寛斎など日本人デザイナーたちが海外で活躍し始め、日本のファッション全体が注目されるようになっていく。その一方、大川ひとみの「MILK」や、菊池武夫、稲葉賀恵による「BIGI」、荒牧太郎の「マドモアゼルノンノン」など若者を引きつけるファッションブランドが原宿に誕生、流行の発信地となっていく。展示風景 第3章 1970年代「カジュアルウエアのひろがりと価値観の多様化、個性豊かな日本人デザイナーの躍進」より展示風景 第3章 1970年代「カジュアルウエアのひろがりと価値観の多様化、個性豊かな日本人デザイナーの躍進」より1980年代に入ると、川久保玲や山本耀司が海外で活躍。「黒の衝撃」とも呼ばれるデザインはそれまでのファッションの価値観を揺るがす大胆なものであった。いっぽう、デザイナーの個性をより強調した「DCブランド」も流行した。第4章 1980年代「DCブランドの流星とバブルの時代」より左 トップ、ドレス 川久保玲 コム デギャルソン 1983年春夏 京都服飾文化研究財団(株式会社コム デギャルソン寄贈)右 コート、トップ、パンツ川久保玲 コム デギャルソン 1983年春夏 京都服飾文化研究財団(株式会社コム デギャルソン寄贈)展示風景第4章 1980年代「DCブランドの流星とバブルの時代」よりしかし、1991年のバブル崩壊後、ファッションの表舞台は裏原宿や渋谷などの「街」に移っていく。ギャルや渋谷系、裏原系など流行は細分化し、等身大の着こなしをする読者モデルたちがファッションリーダーとして憧れの対象となっていく。展示風景第5章 1990年代「都市から発信されるスタイル、ストリートファッションの時代へ」より展示風景第5章 1990年代「都市から発信されるスタイル、ストリートファッションの時代へ」よりそして、ファッションの歴史は2000年代から現在、未来へと続いている。「kawaii」という日本語が万国共通語として広く認知され、ゴシック系やロリータなどが人気に。また、2011年の東日本大震災以後は、サステナブル(持続可能)な社会のあり方が、ファッションにも影響を及ぼすようになっていった。シンプルで無理なく生活をできるスタイルを目指す服、暮らし方に共感が集まるようになっていく。展示風景第6章 2000年代「ンターネットで繋がる社会と『kawaii』ファッションの台頭」より展示風景第6章 2000年代「インターネットで繋がる社会と『kawaii』ファッションの台頭」より展示風景第8章 未来へ「未来へ向けられたファッション」より1945年から70年強にわたり、変化し続ける日本のファッション。作る側、着る側の双方向の視点で長い歴史を見つめることで、過去と現在、未来に思いを馳せることができる刺激にあふれる展覧会だ。構成・文:浦島茂世【開催情報】『ファッション イン ジャパン 1945-2020-流行と社会』6月9日(水)~9月6日(月)、国立新美術館にて開催
2021年06月09日「週刊少年ジャンプ」で連載されていた、大場つぐみ・小畑健による大人気マンガ『バクマン。』が鈴木拡樹・荒牧慶彦のW主演で舞台化することが決定した。「週刊少年ジャンプ」の連載を目指す高校生マンガ家コンビのうち、高い画力を持つ真城最高を演じるのは鈴木拡樹。最高がコンビを組む、同級生で文才に長けた高木秋人を演じるのは荒牧慶彦。人気実力ともにトップクラスの俳優ふたりが青春のすべてをマンガにかける最高&秋人を演じる。さらに、「ジャンプ」連載をめぐり、彼らと競い合う最強のライバル新妻エイジ役には橋本祥平。ライバル、友人として最高&秋人コンビと張り合うマンガ家、福田真太役にオレノグラフィティ、平丸一也役に福澤侑、中井巧朗役に村上大樹。ジャンプ編集部編集長・佐々木尚役に唐橋充。最高と秋人の才能を見抜き、ふたりを担当するジャンプ編集部・服部哲役に長谷川朝晴。最高の叔父で漫画家の川口たろう役に片桐仁という、個性豊かな実力派のキャストが揃った。「バクマン。」THE STAGEは2021年10月より東京・大阪にて上演予定。詳しい日程や会場、チケット情報などは続報を待とう。【公演概要】「バクマン。」THE STAGE公演期間:2021年10月より東京・大阪にて上演原作:大場つぐみ、小畑健『バクマン。』(集英社 ジャンプ コミックス刊)演出 ・ 脚本:ウォーリー木下音楽:和田俊輔<キャスト>真城最高役:鈴木拡樹高木秋人役:荒牧慶彦新妻エイジ役:橋本祥平福田真太役:オレノグラフィティ平丸一也役:福澤侑中井巧朗役:村上大樹佐々木尚役:唐橋充服部哲役:長谷川朝晴川口たろう役:片桐仁主催: 「バクマン。」THE STAGE 製作委員会公式サイト:
2021年05月28日岡本太郎が暮らしのなかに送り込んだ作品群を紹介する企画展『暮らしのなかの芸術』が、表参道・岡本太郎記念館にて開催される。“芸術とは生活そのものであり、生きること。”と考え、無数のマルチプル作品をつくり、暮らしのなかに送り込んでいた岡本太郎。江戸時代に武家で始まった端午の節句を祝う鯉のぼりを、世界中に広めたいと考えていた太郎は、自ら鯉のぼりを作成。グリグリっと大きな眼、原色の鱗、生き生きと躍動的なフォルムといったいかにも太郎らしい、ユニークなものだった。生み出したマルチプル作品は、鯉のぼりのほか、テーブル、イス、絨毯、ネクタイ、スカーフ、浴衣、振袖、トランプ、スキー、バッグ、カップ......etc.ありとあらゆるジャンルにおよび、同展では、それらの作品アイデアを描き留めた下絵などとともに一望。岡本太郎による暮らしのなかのプロダクトが体感できる。太郎と飛行船【企画展『暮らしのなかの芸術』 開催概要】会期:3月17日(水)~ 7月11日(日)会場:岡本太郎記念館開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)休館日:火曜(祝日の場合開館)※6月23日(水)~7月11日(日)は『特別展示 第23回岡本太郎現代芸術賞 岡本太郎賞 野々上 聡人』も開催岡本太郎記念館公式サイト( )
2021年03月09日名だたる刀剣が戦士の姿となり、過去へと遡り戦いに身を投じる。刀剣男士たちの生き様を深遠な物語で綴る舞台『刀剣乱舞』。この冬の新作に出演中の本田礼生さんと荒牧慶彦さんに注目。2016年にスタートし、高い人気を誇る舞台『刀剣乱舞』(以下、刀ステ)。今年の新作は、6か月連続の史上最大スケールで、豊臣軍と徳川軍が雌雄を決した大坂の陣を、冬の陣と夏の陣のふたつの物語として描くというもの。現在上演中の冬の陣公演「天伝蒼空の兵 -大坂冬の陣-」で作品の中心を担うのが、一期一振(いちごひとふり)役の本田礼生さんと山姥切国広(やまんばぎりくにひろ)役の荒牧慶彦さん。荒牧:礼生とは以前に別の作品で共演してるんだよね。お芝居では、あまり絡みはなかったんだけど…。本田:僕は以前からまっきーさんの人柄が素敵だと伺っていたんですけど、実際ご一緒したら思ったより天然な方で…。荒牧:(笑)。…鍵の件、でしょ?本田:稽古終わりにまっきーさんが鍵がないってジャケットのポケットを捜してたんですけど、そもそもジャケットが別の人のだったっていう…。もう、どっから突っ込んでいいやらでした(笑)。荒牧:言い訳すると、同じジャケットを俺も持ってたから、何の疑いもなく着て帰ろうとしたんだよね。いつもの習慣で帰る前にポケットの鍵を確認したらなくて…。みんなを巻き込んで捜してたら、「まっきーさん、それ僕のです」って言われて、うそ~んって(笑)。本田:そんな普段お芝居している時とのギャップが素敵だなと。荒牧:あの時は本当に申し訳ない。礼生はさ、体がすごくきれるよね。バネが日本人離れしてるというか。本田:ブレイクダンスとアクロバットを長くやっていたんです。荒牧:あれだけ動けるのがすごい。本田:僕としては、今回初参加なので、まっきーさんみたいな頼れる先輩が一緒で安心したんです。荒牧:ありがたいことに、刀ステは長くやらせていただいているからね。そのぶん思い入れも増すし、戻ってこられてよかったなと思ってるよ。また新しい戦いが始まるプレッシャーもあるけど。本田:刀ステの現場はやらなきゃいけないことが多いですからね。荒牧:まず殺陣が作品の見どころのひとつになってるのもあって、必ず毎日稽古のどこかにアクション稽古が入ってるし。でも俺、刀ステの避(よ)けるか避けないかのギリギリの殺陣、嫌いじゃないんだよね。本番になるとゾーンに入るのかわからないけれど、戦ってる時に剣筋が見えることがあるの。悲伝(’18年「悲伝 結いの目の不如帰(ほととぎす)」)で三日月宗近役の鈴木拡樹くんとやった時なんか、本番中、本当に真剣での勝負みたいに感じる瞬間があって、すごく面白かった。本田:僕はまだ怖いです…。あと今回、劇場がステアラ(IHIステージアラウンド東京)じゃないですか。初参加でステアラの公演で、刀ステってこんなに大変なんだって実感する日々です。荒牧:舞台の一面の幅が、日頃よく立っている劇場の倍あって、それが4面だからなんと8倍。舞台以上に裏で走る量が半端ない。本田:客席の回転に合わせて僕らも移動しながら殺陣をするシーンがありますけど、それが大変で…。荒牧:でも、刀剣男士って人ならざるものだから、そういう部分を特殊な舞台機構を使って表現できるんじゃないかと思うんだよね。いい形で夏の陣公演にバトンを繋げられたら。荒牧:末満(健一)さんは、委ねる部分はすごく役者に委ねてくださるけれど、作品の世界観を守る意味で演技指導は結構厳しいよね。本田:役の解釈が甘かったりすると、「もっと研究してきて」って言われたりしますからね。荒牧:それは、末満さんが『刀剣乱舞』とかそのファンの方々をそれだけ大事にしているっていうことでもある。こちらが疑問を感じたところは、すごく丁寧に言語化してくださいますしね。本田:僕からすると、まっきーさんの芝居は、迷いが全然なく安定して見えます。荒牧:山姥切国広としてやらさせていただいている時間が長いっていうのはあると思う。今回、山姥切国広としては、これまでのシリーズにも登場してきている弥助というキャラクターとどう絡んでくるかが見どころになるかのかな。本田:僕が演じる一期一振は、たくさんの兄弟の中でお兄ちゃんの役割。上品で笑顔は穏やかだけど、どこか物悲しげでもあって。今回はそこがキーになるんですかね。荒牧:以前は廣瀬大介くんが演じていた役だけれど、礼生のは、また別ベクトルになってるのが面白いよね。しかも今回、一期一振は元の主(あるじ)が…。本田:はい(笑)。…おそらく一期一振の新しい一面が出てくるんじゃないかと…。刀剣男士は人ではないですが、すごい人間ドラマですよね。僕、刀ステを初めて観た時、何の前情報もなかったのに、元の主(あるじ)と刀剣男士たちの関係性から生まれる深いドラマに圧倒されたんです。荒牧:そう。深いストーリー性があって、作品単体でも楽しめるんだけど、シリーズで観るとこんなふうに繋がっているんだっていう驚きもある。今回の脚本にも、これは一体どういうことなのって思うようなセリフがあったりして、ここからどう展開していくのか、すごくワクワクしてる。本田:今回の冬の陣は、この後に上演される夏の陣(4~6月上演)に繋がっていくわけで、今回の冬の陣を観てると、夏の陣がどうなるかも気になりますよね。荒牧:うん。いい形でバトンを繋げていけたらいいよね。TBS開局70周年記念舞台『刀剣乱舞』天伝 蒼空の兵 – 大坂冬の陣-Supported by くら寿司上演中~3月28日(日)豊洲・IHIステージアラウンド東京原案/「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus)脚本・演出/末満健一出演/本田礼生、前嶋曜、北川尚弥、佐々木喜英、松田凌、北乃颯希/荒牧慶彦ほかReo Honda1992年10月28日生まれ、愛媛県出身。10代前半から始めたダンスで頭角を現し、その後、俳優の世界へ。その高い身体能力でTHE CONVOYSHOWなどにも参加。この夏には舞台『鬼滅の刃』も控えている。本田さん・コート¥46,000(コノロジカ/HEMT PR TEL:03・6721・0882)ニットジャケット¥46,000(タクタク/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)シャツ¥13,000(マニュアル アルファベット/エムケースクエア TEL:06・6534・1177)デニムパンツ¥16,900(ウィーク/シーアトリエ TEL:06・6536・3237)スリッポン¥23,000(トス/HEMT PR)Yoshihiko Aramaki2月5日生まれ、東京都出身。原作を深く掘り下げ構築した役作りに定評があり、数多くの2.5次元作品で活躍。近年は映像出演も多く、現在、ドラマ『FAKE MOTION―たったひとつの願いー』(NTV系)に出演中。荒牧さん・コート¥53,000(ハバノス/HEMT PR)ニット¥32,000(タクタク/スタジオ ファブワーク)パンツ¥32,000(イキジ TEL:03・3634・6431)スリッポン¥23,000(トス/HEMT PR)※『anan』2021年2月3日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・古橋香奈子海野由香(共にLaRME)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年01月30日超一流のプロフェッショナルに密着し、その仕事を徹底的に掘り下げるドキュメンタリー番組をオマージュした、映画『とんかつDJアゲ太郎』の特別映像「プロフェッショナル~アゲ太郎の流儀~」が公開された。今回映像では、渋谷の老舗人気とんかつ屋「しぶかつ」の三代目跡取り息子アゲ太郎(北村匠海)に、カメラが密着。代々続くとんかつ屋で運ぶ傍ら、クラブでDJとしてフロアを盛りアゲる日を夢見る、異色のWワーカーのアゲ太郎。映像では「豚を揚げるか、フロアをアゲるかに大したちがいはねえ!!」と豪語し、キャベツを刻み、DJの個人練習を行い、渋谷をランニング…と、“とんかつDJ”になるべく、日々の努力を怠らないプロフェッショナルな姿を覗くことができる。また、食、音楽、お笑い界から本作にコメントが寄せられており、「とんかつ屋でDJのアゲ太郎は、今の時代にとても合っている。音とDJの描写が生々しくて良かった」(ピエール中野/凛として時雨)、「とにかく音とテンポが気持ち良くてずっとウキウキが止まらない映画」(しばたありぼぼ/ヤバイTシャツ屋さん)。「アゲ太郎たちみたいな青春を経験してこなかったので、すごくうらやましい気持ちです。みんなとふざけてやってたバカみたいなことが、自分の仕事や夢につながる可能性もあるってこと、そして仲間とがんばるチームワークを観てほしい」(酒井健太/アルコ&ピース)、「キラキラした色彩の画面内で放たれる極上のPOPミュージックと極上のトンカツに酔いしれること間違いなし!」(リュウジ/料理研究家)などと絶賛している。『とんかつDJアゲ太郎』は10月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:とんかつDJアゲ太郎 2020年10月30日より全国にて公開©イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会
2020年10月21日行政改革・規制改革担当相を務める河野太郎大臣が、2020年10月17日、自身のYouTubeチャンネルでライブ配信を行いました。視聴者から寄せられた質問や相談に答えるという内容の動画で、河野大臣の発言が「さすが」「最高!」と話題になっています。テレワークを嫌がる上司に…新型コロナウイルス感染症の流行にともない、感染防止対策の一環としてテレワーク(在宅勤務)を導入する企業が増えています。動画では、一般の人だけではなく霞が関で働く官僚からの相談も多く寄せられました。霞が関で働くという相談者は、このような悩みがあるといいます。上司が「紙じゃないと見たくないからテレワークをやめて、印刷のためだけに出勤しよう」という人がいます。KonoTaroGomameーより引用相談に対する、河野大臣の回答がコチラ!そういう奴がいたら、私のところに報告してください。私が呼び出します。KonoTaroGomameーより引用官僚と思われる人から寄せられた上司についての相談に、大臣は「私が呼び出します」と力強くコメント。ネット上では、河野大臣の発言に元気づけられた人が続出しました!・最高です。よくぞいってくれました!・大臣からいわれたら、この上司も今頃ヒヤヒヤしているでしょうね…。・かっこいいですね。まさに理想の上司!もちろん、これまでの慣習をすべて一新することが必ずしも正しいわけではありません。しかし、それが本当に今するべきことなのかを慎重に考え、変えていくことは国を動かすリーダーにとって大切なことだといえるのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年10月20日北村匠海が主演を務める映画『とんかつDJアゲ太郎』のメイキング映像が公開された。本作は「少年ジャンプ+」で連載された『とんかつDJアゲ太郎』(原作:イーピャオ・小山ゆうじろう)を、『翔んで埼玉』や『銀魂』シリーズなどを大ヒットさせたワーナー・ブラザーズにより実写映画化したもの。とんかつ屋の跡取り息子である主人公・アゲ太郎がクラブで一目惚れした苑子の心を射止めるため、とんかつもフロアも“アゲ”られる「とんかつDJ」を目指す物語だ。アゲ太郎を北村、苑子を山本舞香が演じるほか、伊藤健太郎、加藤諒、栗原類、ブラザートムなど豪華キャストが名を連ねている。今回公開されたのは、北村が「アゲ太郎」になるまでを追った“メイキング映像~Road To とんかつDJ~”。映像は、撮影初日に北村がクランクインする場面からスタート。初めてコメディ映画に出演する北村は、「コメディ作品というのは、中々経験したことがないので、自分の中でもかなり挑戦的な役なんです。」とコメントをしている。とんかつ屋とDJというふたつの道を極めるため、北村は撮影前からキャベツの千切りや、DJのスクラッチを練習。その結果、本編では北村の見事な千切りとDJプレイを見ることができる。一方、アゲ太郎が弁当の配達に行った初めてのクラブで出会う憧れのヒロイン・苑子を演じた山本は「楽しい現場なので、次来るのも楽しみです」と語り、アゲ太郎のライバル・DJ屋敷を演じた伊藤健太郎も「面白いものをみんなで一緒に作りたいと思います」とコメント。アゲ太郎と同じく渋谷に住み、と、それぞれ旅館、薬局、書店、電気屋の跡取りである“3代目道玄坂ブラザーズ”を演じた加藤、栗原、前原滉、浅香航大と北村の撮影はハイテンションで撮影に臨んだ。加藤も「ハイテンションです、ずっと。楽しいですね!」と撮影時を振り返るなど、チームの仲の良さが印象的だ。本作のもう一人の主人公は“とんかつ”。お肉はジューシーで衣はサクサクと黄金色に揚がったとんかつを目指すために、制作チームが趣向を凝らす。撮影ではおよそ300人前の上質なロースを使用し、こだわり抜かれたとんかつの姿にも注目してほしい。アゲ太郎を演じきった北村は「アゲ太郎をまさか自分が演じるなんて……と、最初は戸惑いました。バカで全力で一直線。そんなアゲ太郎のテンションについていくのに必死でした。正直、“DJととんかつは同じだ!”と、言われてもちょっと違うんじゃない?って思います(笑)。でも、とんかつビートの中に身を委ねていると不思議と“あ、これ同じかも!?!!”となる瞬間がいくつもあって、それが面白かったです。撮影前にはDJの練習だけでなく、キャベツの千切り練習もかなりしました。おかげで線のように細くリズミカルに千切りできるまで上達しました。公私ともに付き合いのある健太郎といいライバル関係を演じられたのは感慨深かったですね。一緒にDJブースに立つシーンは、個人的にもめちゃくちゃうれしかったですね。」と語った。『とんかつDJアゲ太郎』 10月30日(金)、“フライ”デイに公開される。映画『とんかつDJアゲ太郎』 メイキング映像~Road To とんかつDJ~『とんかつDJアゲ太郎』10月30日(金)全国ロードショー
2020年10月15日10月30日(金)に公開される映画『とんかつDJアゲ太郎』より、本編映像が公開された。映画『とんかつDJアゲ太郎』は、2014年から2017年まで『少年ジャンプ+』で連載されたイーピャオと小山ゆうじろうによる同名マンガの実写化作品。東京・渋谷にある老舗とんかつ屋しぶかつの跡取り息子・勝又揚太郎が、とんかつもフロアもアゲられる男“とんかつDJアゲ太郎”を目指す様子が描かれる。北村匠海がアゲ太郎こと勝又揚太郎を演じるほか、アゲ太郎が憧れる見習いスタイリスト・苑子役を山本舞香が、アゲ太郎のライバル・屋敷蔵人役を伊藤健太郎が務める。公開された本編映像は、北村が演じるアゲ太郎と友人「3代目道玄坂ブラザーズ」(加藤諒・浅香航大・栗原類・前原滉)が、YouTuberデビューを果たし、渋谷の中心で全身タイツ姿によるダンスを披露するシーンだ。人気YouTuberフワちゃんも参加し、思わず笑ってしまう内容となっている。また作品自体もオール渋谷ロケを決行。実在するクラブやハチ公前や109前のスクランブル交差点、井の頭通り、公園通り、ファイヤー通りなどおなじみのスポットが登場するという。「クラブのフロアとリンクしやすい構成を狙った」と美術スタッフが語るように、とんかつ屋がフロアに一変、コンロをDJコントローラーに見立てたDJプレイをするシーンも見ることができる。北村は、この撮影の感想を「ひとりで着ると心が折れるが3代目のみんなと同じ格好だったからこそ最強な気持ちになった。渋谷での撮影はむしろ恥ずかしくなかった。スタジオセットでスタッフさんに囲まれてる時の方が恥ずかしかった」と語った。さらに加藤は「原作の中でも印象的な衣装だったので着ることができてうれしかった」「だんだん快感を覚えてくる」、栗原は「みんな見てくれてる。わーいって感じ」とそれぞれコメントを寄せている。■公開情報『とんかつDJアゲ太郎』10月30日(金)全国公開
2020年10月02日東京・岡本太郎記念館では、企画展「対峙する眼」を、2021年3月14日(日)まで開催する。ふたつの“いのち”の対峙岡本太郎は洋画家としてキャリアをスタートさせたが、しかし通常の洋画家とは大きく異なっていた。つまり、裸婦画や人物画、風景画、そして静物画など、一般的な西洋画題をまったく取り上げなかったのだ。岡本が描いた内容は一見しただけでは判然としないものの、それでもほぼ必ず現れるモチーフが「眼」、何かしらの生きものの“いのち”であった。なかでも頻出するのが「対峙する眼」であり、向かいあうふたつの“いのち”が、語りあい、睨みあい、笑いあい、そして見る者を睨みつけるかのように表現されているのだ。企画展「対峙する眼」では、対峙する生きものが描かれた作品を一堂に集めて紹介。《にらめっこ》をはじめ、生命力にたぎる岡本の作品世界にふれられそうだ。展覧会概要企画展「対峙する眼」会期:2020年9月30日(水)〜2021年3月14日(日)※1月31日(日)までの会期を予定していたが延長会場:岡本太郎記念館住所:東京都港区南青山6-1-19TEL:03-3406-0801開館時間:10:00~18:00(最終入館は17:30)休館日:火曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日(月)~1月4日(月))観覧料:一般 650円、小学生 300円
2020年09月20日MANKAI STAGE『A3!』〜Four Seasons LIVE 2020〜が17日に東京ガーデンシアターにて開幕し、横田龍儀、陳内将、水江建太、荒牧慶彦がコメントを寄せた。同作は、主人公が劇団「MANKAIカンパニー」の主宰兼総監督となり、春組・夏組・秋組・冬組のメンバーを率いていく人気ゲーム「A3!」の舞台化作品。2018年の開幕から全国で話題となり、「エーステ」の愛称でファンから親しまれている。初めてのライブとなる本公演では、これまでの作品を彩ってきた数々の楽曲を展開。四季を越え、すべての花が咲き誇る特別なステージを届けていくという。公演は17日〜20日までで、DMM.comで全日ライブ配信、また全国各地の映画館にて4公演分のライブビューイング、CS 日テレプラスで千秋楽生中継も実施する。出演者は【春組】横田龍儀(佐久間咲也役)、牧島輝(碓氷真澄役)、前川優希(皆木綴役)、立石俊樹(茅ヶ崎至役)、古谷大和(シトロン役)、【夏組】陳内将(皇天馬役)、宮崎湧(瑠璃川幸役)、野口準(向坂椋役)、本田礼生(斑鳩三角役)、赤澤燈(三好一成役)、【秋組】水江建太(摂津万里役)、中村太郎(兵頭十座役)、赤澤遼太郎(七尾太一役)、稲垣成弥(伏見臣役)、藤田玲(古市左京役)、【冬組】荒牧慶彦(月岡紬役)、北園涼(高遠丞役)、植田圭輔(御影密役)、田中涼星(有栖川誉役)、上田堪大(雪白東役)。さらに、田口涼(松川伊助役)、田内季宇(迫田ケン役)、笹森裕貴(水野茅役)、宇佐卓真(斑鳩円役)、里中将道(新庄リョウ役)、伊崎龍次郎(飛鳥晴翔役)、河合龍之介(神木坂レニ役)が登場した。○横田龍儀 コメントエーステとしてのライブも各組のメンバーが全員揃うのも初めてなので、きっとカントクはとても楽しみにしてくださっていると思います。全員揃うことで、カントクによりエーステの魅力を感じてもらいたいです。季節はやっぱり春から始まるので、オープニングでは春組の登場からカントクをライブの世界に引き込みたいと思います。素敵なカンパニーみんなの力が合わさったFour Seasons LIVE 2020 公演、最後まで楽しみたいです!○陳内将 コメント僕は何度も演劇に、仲間に、お客様に支えられていると実感しながら生きています。このライブの稽古も本当に心から楽しく、2年前のSPRING & SUMMER 2018 公演から今日に至るまで、振り返ると様々な想いが溢れ出てきます。限られた公演数にはなりましたが、しっかりバトンを繋いでくれた冬組単独公演の仲間達、スタッフさん、お客様には感謝しかありません。各組で四季のバトンを繋いだ先にあるのが、このFour Seasons LIVE 2020公演です! どの組の、どの瞬間を切り取っても最高です! MANKAIカンパニーの劇団員じゃないメンバーもみんな最高です! 必ず、皆様の心に一生忘れられない素敵な思い出となる作品を届けます。全員で。これからも一緒にバトンを繋いで行きましょう!最後に。今日は思いっきり楽しんでくれよな! 監督!○水江建太 コメント全組で出演ができるのは僕たち自身も楽しみですし、きっとみなさんも楽しみにしてくださっていると思うので、MANKAIカンパニー最強ということをお見せしたいです!また、なにがあってもちゃんと5人で乗り越えられるというのが秋組の良さなので、個人的には秋組の絆の固さもしっかり見せたいと思っています。○荒牧慶彦 コメントいよいよFour Seasons LIVE 2020の開幕です。これまでのエーステの軌跡。カントクと一緒に盛り上がって、楽しんでいきましょう。MANKAI カンパニー勢揃いで豪華絢爛な特別なライブ!みんなの素敵な思い出になりますように。(C)Liber Entertainment Inc. All Rights Reserved. CMANKAI STAGE『A3!』製作委員会 2020
2020年09月17日MANKAI STAGE『A3!』〜WINTER 2020〜が16日、東京・天王洲銀河劇場にて初日を迎え、荒牧慶彦(月岡紬役)、北園涼(高遠丞役)、植田圭輔(御影密役)、田中涼星(有栖川誉役)、上田堪大(雪白東役)がコメントを寄せた。同作は、主人公が劇団「MANKAIカンパニー」の主宰兼総監督となり、春組・夏組・秋組・冬組のメンバーを率いていく人気ゲーム「A3!」の舞台化作品。2018年の開幕から全国で話題となり、「エーステ」の愛称でファンから親しまれている。22日18時の千秋楽は全国各地の映画館にてライブビューイングを実施。また、DMM.comでの全公演ライブ配信が決定した。2021ねん2月3日にはBlu-ray & DVDの発売も決定している。○荒牧慶彦 コメント一度は中止になり、もう冬組単独公演はできないのかなと思っていたところに再度公演のチャンスが舞い込んできました。MANKAIカンパニーのバトンを冬組も受け取ることができて本当に嬉しいです。このバトンをさらに受け渡すべく、やれるべきことをやり、注意をしながら千秋楽にみんな笑顔で終われるよう全力を尽くしたいと思います。○北園涼 コメント稽古や当初予定していた本番初日から、長い時間が経ちました。その間にたまったものをようやく発散できるなという思いです。きっとそれはみんな同じだと思うので、そのたまったものたちを大事に上乗せし、かつ冷静に、1公演1公演大切に演じていきたいです。丞としては、冬組劇団員との距離感も変わってきましたし、AUTUMN&WINTER 2019公演では紬との関係性が主に描かれていましたが、今回は別のメンバーとのコミュニケーションなどが描かれています。丞の精神面が成長していく姿も観ていただきたいです。○植田圭輔 コメントAUTUMN&WINTER 2019公演ではマシュマロジャンプしかできなかったのですが、本作では動き回るシーンも多く、密の運動神経の良さをようやくお見せできるかなと思います。密が誰かを想って動くシーンもあり、そういったすごく人間らしい部分もお見せしたいです。冬組の絆が格段に上がっていく物語ですので、そういったところにもご注目ください!○田中涼星 コメント本作では一幕の主演なのでその重圧もありますが、誉というキャラクターがとても素敵なので誉に乗っかって楽しめればと思っております。一幕劇中劇『主人はミステリにご執心』は、原作の冬組の中でも人気の公演ですし、劇中劇でまた違った世界観をお見せできるのがエーステの魅力だと思うのでしっかりやっていきたいです! ずっと待っていてくださったお客様が多いと思います。日常の嫌なことを吹き飛ばせるくらいの楽しさを届けられるように、僕らも楽しみながら頑張りたいです!○上田堪大コメント冬組は緊急事態宣言期間中も毎日連絡を取り合っていて、普段の稽古や本番で積み重ねてきた仲の深まり以上のものが築けました。みんなで、とにかく演劇って素晴らしいんだ!という気持ちを届けられたら嬉しいです。こんな時こそ、楽しさや笑いなど、エーステの中には様々な感情がちりばめられているので、僕らはその1つ1つを皆さんに受け取っていただけるように演じるのみです。二幕の劇中劇『真夜中の住人』も、原作でも人気のストーリーなので、丁寧に、僕にしかできない東さんを届けたいと思います。
2020年08月16日俳優の荒牧慶彦が9日、オンライン上で行われたショートドラマ『小世界家の秘密』の舞台挨拶・試写会に、松崎しげる、真琴つばさ、指原莉乃とともに出席した。本作は、11日に東京・有明にオープンする世界最大級のミニチュア ・テーマパーク施設「SMALL WORLDS TOKYO」のミニチュアの世界で撮影したドラマ。平凡なサラリーマン・小世界シゲル(松崎)、教師である妻・ツバサ(真琴)、高校生の長女・リノ(指原)、中学生の長男・ヨシヒコ(荒牧)の4人家族である小世界家の日常を描く。4人は、自分自身を3Dスキャンしたミニチュアとして登場する。荒牧は「中学生役が回ってくるとは思ってなかった」と笑い、「思ったことをズバズバ言っちゃう生意気な中学生役です」と説明。「楽しくやらせていただきました」と振り返り、「小さい頃の無邪気な気持ちを思い出して、トゲのある言葉をズバズバ言えるように頑張りました」と語った。ショートドラマ『小世界家の秘密』は、6月12日より毎週月・水・金曜日に「SMALL WORLDS TOKYO」公式ツイッターで全36話配信予定。(C)khara(C)Naoko Takeuchi
2020年06月09日俳優の荒牧慶彦が、舞台『FAKE MOTION -卓球の王将-』で主演を務めることが11日、明らかになった。同作は卓球に青春をかけた高校生たちの熱い戦いと友情を描き、さまざまなメディアミックスプロジェクトを展開。 “シーズン 1”として、スターダストプロモーションの若手俳優集団・恵比寿学園男子部、通称「EBiDAN」のメンバー出演のドラマ『FAKE MOTION -卓球の王将-』が現在放送されている。この度、”シーズン 2”と銘打って、7月に東京・神戸にて舞台を上演。シーズン 1では東の高校生たちの熱い戦いが描かれたが、シーズン 2では「卓球戦国時代」と化した大阪を舞台に、西の高校生たちが 激しいピンポンバトルを繰り広げる。西の高校生たちを演じるのは、舞台、映画、テレビドラマなど多岐に渡って活躍している荒牧慶彦を筆頭に、染谷俊之、玉城裕規、廣瀬智紀、定本楓馬、田村升吾ら実力派キャストたち。さらにONE N’ ONLYなど、恵比寿学園男子部『EBiDAN』のフレッシュなメンバーが脇を固める。演出を『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stageで知られる植木豪が手がけ、マルチクリエイターまふまふがプロデュースしたドラマ主題歌「FAKE MOTION」が、シーズン 2 では舞台キャストが歌唱する新たな「FAKE MOTION」として生まれ変わる。脚本は小山正太が担当する。東京公演は品川プリンスホテル ステラボールにて2020年7月2日〜10日、神戸公演はAiiA2.5TheaterKobeにて2020年7月17日〜26日。なお、今後の新型コロナウイルス感染拡大の状況により、公演実施を含めて変更になる場合もある。○キャスト・天下布武学園織田佐之助役:荒牧慶彦今川義富役:廣瀬智紀斯波真一役:定本楓馬明智十兵衛役:草川直弥滝川勝役:森田桐矢丹羽秀樹役:山縣悠己・謙信ソルト電子工学院上杉天真役:染谷俊之北条忠則役:田村升吾直江智弘役:山下永玖柿崎仁役:上村謙信宇佐美礼一役:高尾颯斗甘粕信太郎役:沢村玲山浦孝之役:関哲汰・信玄明王高校武田不動役:玉城裕規真田空役:志村玲於真田海役:岡本侑樹(C)汐留ヱビス商店街 (C)舞台「FAKE MOTION -卓球の王将-」製作委員会
2020年05月11日映画『とんかつDJアゲ太郎』が、Web会議やオフ会などで使える壁紙の提供を開始した。本作は、「少年ジャンプ+」が創刊された2014年から2017年まで連載されていた原案:イーピャオ、漫画:小山ゆうじろうによる同名新鋭ウェブコミックの実写映画化。北村匠海が主人公の“アゲ太郎”勝又揚太郎を演じるほか、山本舞香、伊藤健太郎、伊勢谷友介、加藤諒、浅香航大らが出演している。そんな本作から公開された壁紙は5種類。舞台となる東京・渋谷の片隅にある老舗とんかつ屋「しぶかつ」の外観と内観、アゲ太郎の部屋やDJブース、そしてレコードととんかつがあしらわれたポップな壁紙が登場。映画『とんかつDJアゲ太郎』は6月19日(金)より全国にて公開。※壁紙画像使用上のお願い・個人が在宅勤務やテレワーク、遠隔授業などでWeb・TV会議アプリケーション等の背景として使用することを目的として提供。商業目的での使用、企業・商品の宣伝等には使用不可。・ご自身による画像データの再配布は禁止。・使用にあたり、Web・TV会議アプリケーションに合わせた画像サイズの変更や若干のトリミングなどの調整は可能。(cinemacafe.net)■関連作品:とんかつDJアゲ太郎 近日公開©イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会
2020年04月23日ワーナー・ブラザース映画は、6月19日に公開を予定していた映画『とんかつDJアゲ太郎』の公開延期を発表した。テレビアニメ化もされた、原案:イーピャオ、漫画:小山ゆうじろうによる同名新鋭ウェブコミックを実写映画化する本作。主人公を北村匠海が演じコメディ初挑戦。ヒロイン役を山本舞香が演じるほか、伊藤健太郎、伊勢谷友介、加藤諒、浅香航大らが出演している。今回の延期決定に関して、ワーナー・ブラザース映画は「新型コロナウイルスの感染拡大防止およびお客様の健康と安全を第一に考え、製作委員会で協議した結果、公開延期を決定致しましたことをお知らせいたします」と説明。なお、新たな公開予定日については、決まり次第、改めて発表されるという。『とんかつDJアゲ太郎』は近日公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:とんかつDJアゲ太郎 近日公開©イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会
2020年04月22日ギャグ漫画『とんかつDJアゲ太郎』が実写映画化され、6月19日に公開されることが21日、明らかになった。同作は原案:イーピャオ、漫画:小山ゆうじろうにより、集英社『少年ジャンプ+』で2014年から2017年まで連載されていたギャグ漫画を実写化。東京・渋谷の片隅にある老舗とんかつ屋「しぶかつ」を舞台に、主人公・勝又揚太郎は弁当の配達ではじめて訪れた渋谷のクラブで、音楽にあわせ盛り上がるフロアにこれまでにない高揚感を体感し、“とんかつ”も“フロア”もアゲれる男「とんかつDJアゲ太郎」を目指す。2016年4月にはテレビアニメ化も実現し、2017年に初の実写映画化が発表され、Twitterのトレンドに入る程の話題となった。各方面から熱視線を集め、製作がフジテレビ、配給がワーナー・ブラザース映画に決定となった。小山による、実写化始動開始の喜びのアゲアゲ“特別描き下ろしイラスト”も解禁。映画のアゲ太郎を演じる出演者を意識したイラストは、原作アゲ太郎もびっくりするようなイケメン若手実力派俳優がとんかつを揚げる姿が描かれている。○原案:イーピャオ、漫画:小山ゆうじろう コメント『とんかつDJアゲ太郎』映画化計画…水面下、もとい油面下でじっくり仕込んでおりました!アノ原作が! 実写という衣をまとうと…どうなる!?どう揚がってもファンキーな予感しかないッ! 一緒にカツ目して待ちましょうッ!!○小原一隆プロデューサー コメント実に3年以上の熟成期間を経て、一部の人からは「実写化不可能」と言われたあの『とんかつDJアゲ太郎』が、ついについに、公開されます!!公開までに時間がかかったのにはワケがあります。キャスト・監督・スタッフを最高のメンバーで揃えたかった。しかし人気者は簡単にはタイミングが合わない。一時は諦めかけた時期もありました。ところが!奇跡的に最高のメンバーが集まるタイミングが来たのです! しかも、東京オリンピックに世界の注目が集まるこのミラクルな2020年に!本当に最高のメンバーです!主演は、あの大ヒット映画が記憶に新しい、コメディ映画初挑戦のあの方!そして、SNSフォロワーがミリオン越えの若手女優、話題の連ドラで人気急上昇中の若手俳優、昨年の大ヒットコメディ映画出演のあの方が共演者として名を連ねます!これからの邦画界を担うキャストと監督が集結!とにかく早く発表したい!ですがもう少しお待ちください!(発表は8日後の29日<ニクの日>)
2020年01月21日2020年1月10日(金)、舞台『憂国のモリアーティ』の囲み取材が、EX THEATER ROPPONGIにて行われ、荒牧慶彦、瀬戸祐介、糸川耀士郎、北村諒、松井勇歩の5名が出席した。2016年より『ジャンプスクエア』にて連載中の同タイトルを舞台化した本作。コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズを原案に、ホームズの最大の宿敵であるモリアーティ教授を主役に据えたストーリー構成となっており、これまでにノベル化、ミュージカル化など、さまざまなメディアミックスが展開されている。また、昨年末に開催された「ジャンプフェスタ2020」にて、アニメ化が決定したことも発表された。主役のウィリアム・ジェームズ・モリアーティを演じる荒牧は「この作品はミュージカル版が大盛況で終わり、そのあとにアニメ化も発表されて、これから盛り上がっていく作品だと思います。僕としても、どのように進化していくのか見守っていきたい」と作品への愛を見せつつ「まずはこの舞台版を通して、『憂国のモリアーティ』の素晴らしさを届けていきたいです」と意気込んだ。アルバート・ジェームズ・モリアーティ役の瀬戸は「全部まっきー(荒牧)が言ってくれたとおり!」と笑いを取りながら「この作品は、人間の価値観の深層に迫る作品。自分の価値観と照らし合わせて観るのもおもしろいと思います」と、ファンの期待を煽る。続けて、瀬戸は「演出・脚本の西田大輔さんがすごくこの作品を理解してくれていたので、西田さんについて行くのが舞台を成功させる近道だと思ってやってきました。モリアーティ兄弟チームとシャーロックチームで空気感が違うので、2つのチームが混じり合ったときの緊張感を楽しんでほしい」と見どころを語った。ルイス・ジェームズ・モリアーティ役の糸川は、出演が決まった当時を振り返り「稽古に入る前から、このキャストの方々と舞台『憂国のモリアーティ』を作り上げられることが楽しみでした。先にミュージカル版が上演されていたので、舞台版として何を届けていけばいいのか悩んでもいましたが、稽古と場当たりを重ね、舞台にしかない魅力がたくさん詰まっているなと思いました」と手応えを感じた様子。ジョン・H・ワトソン役の松井は「ストーリーは暗めですが、僕が演じるワトソンはキャラクターの中で一番明るいキャラクター。ワトソンの存在意義を舞台上でお届けできたら」と自身が演じるキャラクター性をアピールした。シャーロック・ホームズを演じる北村は「西田さんが演出と聞いて、きっと人間味がある舞台になるだろうなと思っていました。モリアーティ兄弟チームとホームズチームのコントラストがはっきりと出ているので、そこを楽しんでいただけたら」と西田が作り上げる世界観について触れる。稽古場での印象的なエピソードを聞かれると、荒牧は「ルイス役の耀士郎がいじられ役になっていましたね。あまり喋らない役柄なので、シーン稽古のときに「(喋らないのに)なんでそこにいるの?」っていういじりをしていました(笑)」と裏話を明かす。これを受けた糸川が「僕に話を振れば、笑いが取れる、みたいな!」と便乗すると、すかさず荒牧と瀬戸が「それはないだろ!」とツッコミ。負けじと糸川も「僕をオモチャにしてたくせに!」と言い返し、兄弟さながらの仲の良さを見せつけた。また、囲み取材に出席していないメンバーで魅力的なキャストは?という問いに、荒牧がしばし悩みながら「魅力的な人ばかりなんですけど……」と前置きをしつつ、レニー・ダブリン男爵役の佐久間祐人の名を挙げる。佐久間は本作でキャストとして出演するだけではなく、演出助手としても舞台を支えている人物であるため「(キャストと演出助手の両方をやっていて)頭がこんがらがってしまいそうな複雑な計算をしながらも、西田さんの世界観を作り出している方。まさに影の功労者」と絶賛。松井は「ホームズチームのハドソンさん!」と野本ほたるを指し「漫画から出てきた!と思うぐらい、完成度が高い。同じシーンも多く、助けていただいています」と笑顔を見せた。最後に瀬戸が「あとはそうですね。ここにいないメンバーだと、ルイス役の糸川耀士郎かな」と、稽古場でのエピソードとかぶせて糸川をいじっていくも、シーンと静まり返る報道陣。その様子を見て、糸川が「全然ウケないじゃん!」と悲痛な叫びをあげ、その掛け合いでキャスト、報道陣を大いに笑わせ、囲み取材は終了した。東京公演は1月10日(金)~19日(日)EX THEATER ROPPONGIにて、そして大阪公演は1月31日(金)~2月2日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演される©竹内良輔・三好 輝/集英社©舞台「憂国のモリアーティ」製作委員会取材・文/榎本麻紀恵
2020年01月13日映画・舞台『刀剣乱舞』の山姥切国広役などで知られる俳優の荒牧慶彦が22日、都内で『荒牧慶彦写真集 「if…」』(講談社刊)発売記念イベント行った。白衣姿で登場した荒牧は、30代に向けての俳優としての抱負を聞かれると「求められている役柄に、真摯にその役になって。あとは、自分とかけ離れた役が、すごくやりたいなと思うので、悪役とか、めちゃくちゃ悪い役とか、やってみたいなと思います」と明かした。9月20日から発売中の本作で、荒牧は医者や華道師範など、様々な職業に扮装している。写真集で演じた職業の中で、実際に役者として挑みたいものを聞かれると「医者かなあって思いますね。スーパー外科医ですね。ブラック・ジャックみたいな(笑)」とコメント。医者の格好については「自分自身でやっているニコ生の番組で、皆さんからアンケートをいただいて。ホスト、大工、消防士、医者の中から、四つどれか一つを選んでくれっていうことでアンケートを募った」と経緯を明かし「『医者がいい』という票が一番多かったので。じゃあ、お医者さんの格好をしてみようかなと思いました」と笑顔を見せた。本来は、写真集に乗馬インストラクターに扮した姿も掲載されるはずだったという。荒牧は「三回バラシ(撮影キャンセル)になっちゃいました。雨が降っちゃって、馬を走らせられないということで、タイミング的に間に合わないから、それはなくそうということで。残念な思い出になってしまいました」と無念な表情を見せるも、その後に乗馬を体験できたことを報告。「番組で乗らせていただいたんですけど、めちゃくちゃお尻痛いですね。馬に乗ると。体感鍛えられます。振り落とされまいと必死になりますね(笑)」と振り返った。その後、年末に向けての目標を問われると「毎年、大みそかと年越しは、地元の小学校からの男友達4人と一緒に過ごしているので、今年もそれができたらいいなと思います」と笑顔で回答。仕事面については「『刀剣乱舞』の座長から、今は国民的アニメの(舞台)『サザエさん』のカツオまでやらせていただいているので、割と満足しているかもしれないです」と充実感に満ちた表情を浮かべていた。
2019年09月22日イスタンブール・オープンでATPツアー初優勝を果たしたダニエル太郎さんに、お話を伺いました。祝・ツアー初優勝!成長著しいテニス選手が目指すのは“最強の自分”。5月、イスタンブール・オープンでATPツアー初優勝。世界最強のジョコビッチ選手にも勝つなど、昨年大躍進したプロテニスプレーヤーのダニエル太郎さん。その原動力は、スペインから日本に拠点を移し、トレーニング法を変えたことだった。「10年間、同じパターンを繰り返してきたんですが、サーブを変えたり、ベースラインの近くでアグレッシブにプレーできるような新しい練習を取り入れるようになって、結果が出てきた感じですね。やり方を変えるってことは、失敗する可能性もすごくあります。でも、新しいことに挑戦しなければ、メンタルへの刺激もないし、上には絶対に行けないですからね。他人と比べるのではなく、“最強の自分”を目指しています」そうして勝ち取ったツアー初優勝。喜びもひとしおと思いきや、「勝った嬉しさは一瞬」といたってクール。「特別なこととは思ってなくて、ジュニアのころから、優勝の嬉しさは同じです。僕は、できるだけワイドな目線で自分を見るようにしてるんですけど、40歳まで現役でいても、あと40年も人生は続くじゃないですか。そう考えると、この優勝もそんなにデカいことじゃないんです」勝利には、趣味のドラマ&映画観賞にまつわる意外なジンクスが。「大会中、ハマっているドラマシリーズがあると結果がいいんです。試合後、部屋に戻って続きを観られる楽しみがあるからかな?『ブレイキング・バッド』や『ゲーム・オブ・スローンズ』が、大、大、大好き!イスタンブールでの大会中は、『アベンジャーズ』シリーズとか『アイアンマン』とか、マーベル映画を毎日1本ずつ観てたら優勝してました(笑)。映画はラブストーリーもファンタジー系も、社会派の作品も何でも観ます。女性と映画館デート?『面白かった』『誰々がカッコよかった』くらいの感想しか出てこなくて、作品について深く語り合えない人は無理…。だったらひとりで観たいタイプ。僕、面倒くさいんですよ(笑)。好きな女性のタイプは、ケイト・ブランシェット。フェミニストムーブメントのとき、パワフルなメッセージをアグレッシブになりすぎず、静かに話しているのがカッコよかったですね」2月から、国別対抗戦のデビスカップの予選が始まる。「今年から、試合方式が5セットから3セットに変わったので、どうなるのか楽しみですね。日本チームのひとりとして、11月のファイナルにクオリファイすることが目標です。チームメイトとは、よく一緒にごはんを食べるし仲がいいですよ。でも、僕だけゲームをやらないから、その会話になるとついていけなくて…。それだけが残念(笑)。個人としては、今年、ランキング50位以内に入りたい。あと、全英でまだ勝ったことがないので勝ちたいです」テニス観戦のポイントは、“フットワーク”だそう。「ラケットスポーツなので、どうしてもラケットとボールに目がいきますけど、フットワークを見ると『こんなに動いてるんだ』と驚くと思います。選手がボールに追いつくときのエネルギーってすごいんです」だにえる・たろう1993年1月27日、アメリカ・NY生まれ。12歳まで埼玉県で育つ。1月14日付のランキングは82位。好きな日本食はしょうゆや塩のあっさり系ラーメン。会ってみたい芸能人は「キムタク」。デビスカップ 日本対中国(予選)は、2/1、2/2にWOWOWで放送。トップス¥3,300パンツ¥4,900(共にオークリー/ルックスオティカジャパン〈オークリー〉TEL:0120・009・146)スニーカー¥29,000(diadora/ディーエムアールTEL:03・5770・3040)※『anan』2019年2月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・中原正登(FOURTEEN)ヘア&メイク・高松由佳インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2019年02月02日『映画刀剣乱舞』 (1月18日公開)の公開初日舞台挨拶が18日に都内で行われ、鈴木拡樹、荒牧慶彦、北村諒、和田雅成、岩永洋昭、定本楓馬、椎名鯛造、廣瀬智紀、耶雲哉治監督が登場した。同作は、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を実写映画化。鈴木拡樹(三日月宗近役)、荒牧慶彦(山姥切国広役)、北村諒(薬研藤四郎役)、和田雅成(へし切長谷部役)、岩永洋昭(日本号役)、定本楓馬(骨喰藤四郎役)、椎名鯛造(不動行光役)、廣瀬智紀(鶯丸役)と、舞台を中心に活躍するキャストが勢ぞろいする。これまで舞台版に出演してきた荒牧は、実写版の殺陣について「砂利で足が取られたり、ストップが効かなかったりとか」と苦労を振り返る。北村は「今まで舞台でやってきた景色が違うので、僕らがリアルな景色の中に存在しているというをスクリーンで見れて嬉しくなった」と喜び、椎名も「アクションで結構違いがあって、何回何十回もやった」と撮影の苦労を明かした。また室内でのアクションもあった鈴木は「難しかったです。ゲームでも狭いエリアで戦う時に長い武器の扱いが大変なので、ステータスが下がったりする、それをリアルに体感しました」と語る。「アクションマンさんたちが代役を務めてカメラ割り通りに動いてくださって、それを見てアクションしていたので、こういう風に見えて取られるんだなというのをわかって撮ることができた」と実写ならではの撮影方法についても明かした。逆に初参加となった廣瀬、岩永、定本に話が振られると、廣瀬は「ええ〜〜?」と戸惑いを見せ、後回しに。代わりに定本が「溶け込めるか不安だったんですけど、初日からごはんに行ったり、どんどん仲良くなっていったので、気持ちよくのびのびとできる現場でした」と振り返る。改めて廣瀬の番になり、廣瀬が「ちょうど1年前くらいですか、最近の感覚でいますね。最近撮ったんじゃないかというくらい」と答えると、和田は崩れながら「それ、待たんでも言えたやろ!」とツッコミ。廣瀬が「うーん、そうなんですよ。それくらいリアルな、そういう最近の感覚ではあるので……」と続けると、「浅いわ〜!」とつっこまれていた。さらに岩永は「若干1名うっとおしかったですけど」と和田のことを暗に示し、「いい加減にしろよ!」という和田と乱闘になりそうな気配に。岩永が「ここでダチョウ倶楽部さんのアレをやろうとしたんですけど……」と明かすと、和田は「あの人バカだ! ここで本当にキスしていい? とか聞いてくるんですよ! ダメでしょ」と訴えた。最後には、大ヒットを祈願して鏡開きを行った刀剣男士たちだが、スタッフが樽を動かす際に若干板が動いてしまい、MCが「割れてないですよ、動いただけ」とフォローするハプニングも。実際に木槌を降ろす前に、鈴木、和田らキャスト陣が自ら整え、最終的に甘酒で乾杯していた。
2019年01月18日『とっとこハム太郎』の20周年を記念し、「ハム太郎カフェ」が2019年1月5日(土)より東京・表参道で2019年1月5日(土)から2月24日(日)まで、埼玉・越谷レイクタウンで2019年1月10日(木)から2月24日(日)まで、大阪・あべのキューズモールで2月22日(金)から3月21日(木)までオープンする。“ハムちゃんず集合なのだ!”可愛すぎるカフェメニュー『とっとこハム太郎』は、ハム太郎とその仲間たちからなる“ハムちゃんず”の愛らしい姿を捉えた人気アニメ。今回のカフェでは、そんな仲間たちのそれぞれの個性を生かしたほっこり可愛らしいメニューをそろえた。こたつオムライス「こたつオムライス」は、まるでコタツのように四角い形をしたオムライスに、ハム太郎やトラハムちゃんが添えられ、まるでみんなでコタツに入って団欒しているよう。ねてるくんが寝ている別添えのデミグラスソースをかけて召し上がれ。ハム太郎のまぼろしパンケーキ「ハム太郎のまぼろしパンケーキ」は、ハム太郎の姿をしたパンケーキ。ミルキーなクリームをたっぷり挟んだふかふかのパンケーキは、甘酸っぱいベリーソースと絡めながらいただきたい。また、別添えのゆずはちみつシロップをかけると何かが起こる、秘密の仕掛けも隠されている。ふうせんリボンちゃんリボンちゃんの顔をしたわたがしで表現した「ふうせんリボンちゃん」も登場。牛乳瓶に入ったミルクをかけると、わたがしが溶け、ミルクティーが完成する。限定グッズも販売さらに店内では、ハム太郎カフェの限定グッズも販売している。それぞれのキャラクターたちがティーカップに入ったアクリルキーホルダーや、ハム太郎の後ろ姿のロゴをプリントしたトートバッグ、そしてハム太郎がこちらを見つめる愛らしいマグカップなどを展開する。【詳細】ハム太郎カフェ■東京会期:2019年1月5日(土)〜2月24日(日)場所:OMOTESANDO BOX CAFE&SPACE住所:東京都渋谷区神宮前5-13-2 パインアンダーフラットB1F営業時間:10:00〜21:00※カフェの利用は80分入れ替え制。※公式サイト(より事前予約可能。※席が空いていれば当日案内可能。■埼玉会期:2019年1月10日(木)〜2月24日(日)場所:BOX CAFE&SPACE住所:埼玉県越谷市レイクタウン4-2-2 イオンレイクタウンkazeレイクタウンゲート 1F営業時間:11:00~20:00※事前予約不可。■大阪会期:2019年2月22日(金)〜3月21日(木)場所:DELASOUL CHARBON住所:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1 あべのキューズモール4階営業時間:11:00〜21:20事前予約:500円+税※席が空いていれば当日案内可能。■メニュー例・マフラーちゃんカレーとちび丸ちゃんたこやき 1,590円+税・こたつオムライス 1,490円+税・かぶるくんのかくれんぼシチュー 1,390円+税・ハム太郎のまぼろしパンケーキ 1,390円+税・タイショーくんの穴掘りティラミス 1,090円+税・ふうせんリボンちゃん 1,090円+税・ハムガール スムージー 990円+税・こうしくん牧場のミルクスムージー 390円+税
2018年12月16日2019年1月に、東京・表参道「OMOTESANDO BOX CAFE&SPACE(オモテサンドウ ボックス カフェアンドスペース)」と埼玉・越谷イオンレイクタウン「BOX CAFE&SPACE」の2カ所にて、「ハム太郎カフェ」が期間限定オープンします。「とっとこハム太郎」20周年記念!コラボカフェ開催「とっとこハム太郎」20周年を記念して、2019年1月5日(土)~東京・表参道、2019年1月10日(木)~埼玉・越谷にて、期間限定「ハム太郎カフェ」がオープンします。ハムちゃんずの個性を生かしたメニューや、完全新作のオリジナルグッズなど「とっとこハム太郎」の世界観が詰まった空間をたっぷり楽しんで。「ハム太郎カフェ」メニュー「マフラーちゃんカレーとちび丸ちゃんたこやき」 税抜 1,590円マフラーちゃんの顔をしたちょっぴりスパイスが効いたカレーライス。いつも仲良しなちび丸ちゃんも一緒です。「こたつオムライス」税抜 1,490円みんなで仲良くこたつで団らん。ねてるくんが寝てるデミグラスソースをかけていただきます。「かぶるくんのかくれんぼシチュー」税抜 1,390円なんでもかぶっちゃうかぶるくん。さて、どこにいるでしょう? パオズをシチューにつけて召し上がれ。「ひまわりケーキ」税抜 1,290円ハムちゃんずが大好きなひまわりをケーキに。友人同士でシェアすればもっとおいしく楽しめるかも。「ハム太郎のまぼろしパンケーキ」税抜 1,390円ハム太郎の顔がデザインされたパンケーキ。別添えのゆずはちみつレモンのシロップをかけると…?何が起こるのかはぜひお店で確かめてみてください。「タイショーくんの穴掘りティラミス」税抜 1,090円穴掘りが得意なタイショーくん。ティラミスの表面を土に見立てた遊びゴコロのあるメニューです。スコップ型のスプーンもかわいいですよ。「ふうせんリボンちゃん」税抜 1,090円リボンちゃんの顔をしたわたがしがとってもキュート。別添えのミルクをかけてわたがしを溶かせばおいしいミルクティーになります。「ハムガール スムージー」税抜 990円ピンクとハートシュガー、ハムガール色のアイスなど、かわいいが詰まったスムージー。ストロベリーチョコレート味のスムージーで甘いひとときを。「ハムラテ」税抜 860円ほろ苦なラテは、甘いスイーツと相性抜群です。ハム太郎のラテアートもかわいい。ラテには滑車を回すハム太郎デザインのクッキーが付いていますよ。「こうしくん牧場のミルクスムージー」税抜 390円ごまの生クリームとミルクのスムージー。こうしくん柄がかわいいショットグラスサイズの小さなドリンクです。全部新作!限定ハム太郎グッズも販売カフェのグッズコーナーに、完全新作のかわいらしいオリジナルグッズが登場します。便利な実用品からメモリアルなグッズまでたくさん揃っているので、ぜひチェックしてくださいね。※ショップエリアへの入場は、カフェ利用者のみとなります販売時間【東京】10:00~21:00【埼玉】11:00~20:00予約・来店・ドリンク注文でノベルティゲット!事前予約特典「ハム太郎カフェ」公式サイトにて、事前予約をされた方にもれなく「オリジナルポストカード」をプレゼント。全4種のデザインのうちランダムで1枚もらえます。イラストだけでなく、ハム太郎ぬいぐるみのフォトデザインもありますよ。来店特典カフェに来店した方全員に「オリジナルランチョンマット」をプレゼント。全4種のデザインうちランダムで1枚もらえます。ほっこり癒やされるかわいらしいデザインは揃えたくなってしまいます。ドリンク注文特典ドリンクをご注文した方に「オリジナルコースター」をプレゼント。全16種のデザインのうち、どれか1つをランダムでゲットできます。一品ごとにもらえるので、集めてみてはいかがでしょうか。SNSでは「ハム太郎カフェ」開催に喜びの声が!SNSでは、「ハム太郎カフェ行きたいのだ!!」や「気になる」とハム太郎ファンの方は興味津々のよう。すでに予約済みの方も多いようです。20年愛されている作品、キャラクターとあって「懐かしい」や「子供の頃みてた」といった声もありました。また、“#ハム太郎カフェ一緒に行こ”というハッシュタグで、一緒に「ハム太郎カフェ」に行ける人を探す方も。「ハム太郎カフェ」をきっかけに、ハム太郎ファンのつながりが生まれたら素敵ですね。「ハム太郎カフェ」概要東京(表参道)会場【期間】2019年1月5日(土)~2月24日(日)【時間】10:00~21:00【場所】OMOTESANDO BOX CAFE&SPACE・予約特典:オリジナルポストカード(全4種)※事前予約制※空席があれば、当日席を用意できる場合があります埼玉会場【期間】2019年1月10日(木)~2月24日(日)【時間】11:00~20:00【場所】越谷イオンレイクタウン「BOX CAFE&SPACE」※予約なしで入場できますイベント情報イベント名:ハム太郎カフェ催行期間:2019年01月05日 〜 2019年02月24日住所:東京都渋谷区神宮前5-13-2 パインアンダーフラットB1F 「OMOTESANDO BOX CAFE&SPACE」電話番号:03-6451-1533
2018年12月13日テレビアニメ「忍たま乱太郎」とコラボレーションした期間限定カフェ「忍たま乱太郎茶屋(かふぇ)」が東京・大阪にオープン。東京は2018年10月25日(木)から12月2日(日)まで表参道ボックス カフェ アンド スペースにて、大阪は10月12日(金)から11月25日(日)まで北堀江・コンタクトにて。料理対決がコンセプトコンセプトは乱太郎、きり丸、しんべヱの料理対決。「一人前の忍者たるもの、料理の腕もあげるべし!」との学園長先生の突然の思いつきで、それぞれ異なるお茶屋さんで料理修行をすることとなった3人。乱太郎は「ヘルシー茶屋」、きり丸は「パワフル茶屋」、しんべヱは「モダン茶屋」で修業を積むことに。1年生のためならと、4・5・6年生の先輩と先生たちも助っ人として加わった。さらに、「店が繁盛したらとっておきのご褒美をやろう!」という学園長先生の一言で、白熱した料理対決が始まる。サラダうどんや豆腐ハンバーグドリアフードには、伊作と食満特製の野菜たっぷり「同室で協力!グリーンサラダうどん」や、出汁をかけてひつまぶし風にも楽しめる長次、小平太、文次郎のスタミナ丼「いけドンスタミナ丼~ひつまぶし風~」、久々知のバジル香る豆腐ハンバーグドリアと竹谷のフレッシュなサラダをセットにした「竹谷と久々知の友情豆腐ハンバーグドリア」を用意。くずきりやパンケーキスイーツには、たまごをイメージした牛乳&マンゴーゼリーが印象的な鉢屋と尾浜の「黒蜜で変装!?ヘルシーくずきり」、滝夜叉丸と三木ヱ門が競演する「スターとアイドル夢の競演♪学園の人気者はどっちだパンケーキ★」、タカ丸の結ったヘアスタイルを表現したオレンジカスタード風味の「落とし穴に気を付けて!おしゃれに髪結いデザートパスタ」などを揃える。乱太郎・きり丸・しんべヱの抹茶ラテその他、乱太郎、きり丸、しんべヱが登場する「ホッと一息抹茶ラテ~乱太郎のポン菓子おにぎり付き~」「ホッと一息抹茶ラテ~きり丸のミニパフェ付き~」「ホッと一息抹茶ラテ~しんべヱのミニ肉まん付き~」といったドリンクも登場。パフェや肉まんなど、ミニサイズの個性あふれるサイドメニューが楽しい。カフェ限定オリジナルグッズこのカフェでしか手に入らないオリジナルグッズにも注目。クリアファイルやたまご型アクリルキーホルダー、購入特典付きポストカードが展開される。カフェは事前予約制。予約特典として、オリジナル千社札ステッカー、来店特典としてランチョンマット、メニュー注文特典としてコースターが用意される。【詳細】「忍たま乱太郎茶屋(かふぇ)」■東京会期・営業時間:2018年10月25日(木)~12月2日(日) 10:00~21:00場所:表参道ボックス カフェ アンド スペース住所:東京都渋谷区神宮前5-13-2 パインアンダーフラットB1F■大阪会期・営業時間:10月12日(金)~11月25日(日) 11:00~21:20場所:コンタクト住所:大阪府大阪市西区北堀江1-6-24事前予約制:公式WEBサイト(にて受付(650円+税)予約特典:オリジナル千社札ステッカー(全3種ランダム)来店特典:ランチョンマット(全4種ランダム)メニュー注文特典:コースター(全22種ランダム)
2018年09月30日東京・表参道の岡本太郎記念館にて、10月17日から2019年2月24日まで、企画展「瞬間瞬間に生きる -岡本太郎とジャズ-」が開催される。《顔のスピーカー》1971 年岡本太郎は、生前「オレは過去も無視して、未来も無視して生きている。現在この瞬間瞬間に爆発して生きるんだから」と語っていた。そんな過去にすがらず、未来に甘えない、そんな岡本太郎の人生観を体現する音楽がジャズだ。ジャズの本質は即興と対話。ジャズには “いま” しかない。 すぐれたジャズが放射するのは情熱、スリル、そして生命力。 岡本芸術と同じである。同展では、これまでの展示とは趣向を変え、「音」を展示する。 音を媒介にした岡本絵画とジャズの邂逅。 これまでとは一味ちがう体験空間を楽しむことができる。第1展示室では、歌、声、ダンスなど「音」にまつわる絵画を展示。中心にはおよそ半世紀前に岡本太郎が自ら制作した「顔のスピーカー」(1971)が初登場。本展のために修復されたスピーカーから、名曲「枯葉」を唄う岡本の声が聞こえてくる。第2展示室では、大阪万博後の70年代に革命期を迎えた日本のジャズが大音量で流れる「音」の展示。片倉真由子会期中には、第一線で活躍するジャズ ミュージシャンを招いた「スペシャルライブ」も開催。10月25日には片倉真由子(ピアノソロ)、11月16日は市原ひかり(トランペット)&松尾由堂(ギター)のデュオ、12月21日には須川崇志(ベース・チェロ ソロ)、1月25日には井上銘(ギター)& 塩田哲嗣(ベース)のデュオの開催を予定している。各日18時45分開場、19時スタート、要予約。また、各界で活躍するジャズ好きの面々がレコードをかけたり、トークをしたりする「スペシャル “店番”」 も実施。詳しくは記念館公式サイトまで。また、ギャラリートークも開催予定。10月25日、11月15日、12月13日、1月17日、2月21日の各日14時から15分程度、予約不要で参加が可能。【イベント情報】瞬間瞬間に生きる -岡本太郎とジャズ-会期:10月17日〜2019年2月24日会場:岡本太郎記念館住所:東京都港区南青山6-1-19時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)料金:一般 620(520)円、小学生 310(210)円 ※()内は 15 人以上の団体料金
2018年09月18日神奈川の川崎市岡本太郎美術館では、「イサム・ノグチと岡本太郎 ―越境者たちの日本―」を、10月6日から2019年1月14日まで開催する。1954年 イサム・ノグチと岡本太郎 北鎌倉の夢境庵にてイサム・ノグチと岡本太郎は、1950年、日本アヴァンギャルド美術家クラブの主催により東中野のレストラン「モナミ」で開催されたイサム・ノグチの歓迎会において初めて出会った。日米の間で、自己のアイデンティティに関する葛藤と向き合い引き裂かれながらも、彫刻家として世界的に活躍したイサム・ノグチと、青年期の10年間をパリで活躍しながらも大戦の為に日本に戻り、日本の芸術界を異邦人としての眼で見ることができた岡本太郎は、それぞれに欧米で芸術家として活躍し始め、越境者として日本文化を見つめ、新たな表現活動を展開。同世代の2人の個性的な芸術家が日本の美術に触発されて制作した作品は、共に戦後の芸術界に大きな影響を及ぼした。本展は、イサム・ノグチと岡本太郎、世界的に活躍した2人に焦点をあてる展覧会としては初めて開催される。両者それぞれの絵画、彫刻、写真、資料、計約150点を展示し、越境者としての2人が見つめた「日本」をそれぞれの作品を通じて紹介する。関連イベントとして、11月4日の14時から、慶應義塾大学アート・センター教授の渡部葉子を講師に迎えた記念講演会「萬來舎とノグチ・ルーム」、11月25日の14時から、ヴェネツィア・ペギー・グッゲンハイム・コレクション美術館 学芸員のグラジナ・スベリテェを講師に迎えた記念講演会「イサム・ノグチとパリ・ユネスコ庭園(仮題)」を開催。いずれも同館 ガイダンスホールにて、定員70名、無料で行われる。イサム・ノグチと岡本太郎という個性の異なる2人の越境者の作品を通して、「日本」あるいは「日本美」とは何かについて再確認するための機会を、お見逃しなく。【展覧会情報】イサム・ノグチと岡本太郎 ―越境者たちの日本―会期:10月6日〜2019年1月14日会場:川崎市岡本太郎美術館住所:神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜日(10月8日、12月24日、1月14日を除く)、10月10日、12月25日、12月29日~1月3日料金:一般1,000円(800円) 高校・大学生・65歳以上800円(640円) 中学生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金
2018年09月05日展覧会「イサム・ノグチと岡本太郎 ―越境者たちの日本―」が、神奈川・川崎市岡本太郎美術館で2018年10月6日(土)から2019年1月14日(月祝)まで開催される。イサム・ノグチ&岡本太郎、越境者の視点日米の間で自己の国籍、アイデンティティに関する葛藤と向き合いながらも彫刻家として活躍を見せたイサム・ノグチと、青年期の10年間をパリで過ごした後に大戦の為に日本に戻った岡本太郎は、それぞれ欧米で活躍し、越境者として日本文化を客観的に見つめたアーティスト。日本美術に触発され2人がそれぞれ制作した作品は、いずれも新しく個性的な表現で、戦後の芸術界に大きな影響を与えた。「イサム・ノグチと岡本太郎 ―越境者たちの日本―」では、異なる個性を持った越境者であるイサム・ノグチと岡本太郎、2人の作品など合計約150点の資料を通じて、彼らが捉えた“日本”や“日本美”に迫る。2人を同時に紹介する展覧会は初の試みだ。縄文土器や土偶に着目1950年に出会ったイサム・ノグチと岡本太郎。海外の視点を持ち、日本へ深い関心を持った2人はすぐに打ち解けたという。1950年代当時、2人は異なる日本古来の文化に注目。岡本太郎は従来美的な対象とされていなかった縄文土器に、自身の「縄文土器論」において着目し、イサム・ノグチは古墳時代の埴輪、雪舟、茶道具、そして日本石器時代の土偶に関心を持った。各々の作品から見てとれる、「日本」観の相違を紹介する。芸術と生活両名とも、1950年代初めには芸術と人々の生活の関係について考え、作品を残している。イサム・ノグチは、岐阜提灯の造形に魅了されて奔放なフォルムが目に留まる《あかり》シリーズを生み出し、剣持勇との協働による《コーヒー・テーブル》《スツール》を制作。北大路魯山人の陶房では、様々な陶の作品も作っている。岡本太郎も陶による作品制作に着手し、《坐ることを拒否する椅子》や《ひもの椅子》、《光る彫刻》、《顔のグラス》などの作品を残した。1950年代中頃に発生した「伝統論争」を経て、1960年代には新たな表現形式の「日本美」を作り出していく。岡本太郎の《明日の神話》や、《愛》といった強烈な個性を放つ作品も、1960年代に作られたものだ。芸術の破壊と保存また、イサム・ノグチが建築家・谷口吉郎と協働で制作した慶應義塾大学構内のスペース萬來舎(ノグチ・ルーム)を、新校舎建設に伴い移設した事例と、岡本太郎による旧東京都庁《日の壁》の陶板壁画の取り壊しの事例を紹介。作り手や鑑賞者の意図に反し、作品が損なわれた事例を通して、芸術の保存と破壊について考察する。“芸術と人と場”空間の創出さらに、2人に共通して重要な創作上のテーマだったといえる、“芸術と人と場”にもフォーカス。イサム・ノグチは、彫刻と人間とを包み込む場としての庭、あるいはプレイグラウンドに興味を持ち、庭や空間の設計も行う。抽象芸術と身体の関係の重要性に気付いた岡本太郎は、作品の中に人が入っていく場として、《マミ会館》や《太陽の塔》などの総合的芸術空間を創出した。開催概要イサム・ノグチと岡本太郎 ―越境者たちの日本―会期:2018年10月6日(土)~2019年1月14日(月祝)会場:川崎市岡本太郎美術館住所:神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5時間:9:30~17:00(入館16:30まで)休館日:月曜日(10月8日、12月24日、1月14日を除く)、10月10日(水)、12月25日(火)、12月29日(土)~2019年1月3日(木)観覧料:一般 1,000(800)円、高校・大学生・65歳以上 800(640)円※中学生以下無料、()内は20名以上の団体料金
2018年09月03日2.5次元舞台などで注目の俳優・荒牧慶彦さん。彼が俳優を目指したきっかけとは。「ミュージカル『テニスの王子様』は、間違いなく自分の人生の分岐点でした。芸能の世界に挑戦しようと思ったあのタイミングでオーディションに受かっていなかったら、いまこの仕事をしていなかったかもしれません」そう話すのは、舞台『刀剣乱舞』や舞台『K』などに出演している荒牧慶彦さん。俳優を目指し始めたのは大学時代の就職活動中だそうだけど、すごいのは、すでにテニミュ出演も含め、先々のプランを立てていたらしい。「20歳を過ぎていましたから、スタートが遅いのはわかっていました。僕はもともとゲームやアニメが好きだったし、このジャンルの舞台がもっと盛り上がっていくだろうと確信がありましたから、まずはそこで人気者になろう、と」同時に、演技の経験値を上げたいと、大小問わず多くの舞台に出演。着実に人気を獲得していった。「モチベーションは、お客さんの眼差しと歓声と拍手。ファンの方から舞台の感想の手紙やSNSでの反響をいただく度に、この道は間違いじゃなかったって思うんです。じつは結構単純で(笑)」状況を見極め判断する冷静さと、こんなピュアさを持ち合わせる人。「僕は、『まっきーが演じると、より役が魅力的になるよね』って言われたいんですよ。原作物の舞台化にだってちゃんと意味があるんだって思ってもらいたいんです」理知的なしっかり者かと思えば、すぐ後に、「豆乳に牛乳が入っていないなんて知らなかった!」なんて天然発言も飛び出す。この意外性こそが一番の魅力なのかも。CHARACTER FILE舞台『K ―MISSING KINGS―』「出演が決まった時、誰よりも作品の世界観に詳しくなりたいと思ってアニメを何度も観て、しぐさや刀の振り方を勉強しました」あらまき・よしひこ1990年2月5日生まれ、東京都出身。’12年にミュージカル『テニスの王子様』(2ndシーズン)でデビュー。12月に舞台『刀剣乱舞』ジョ伝 三つら星刀語り、来年1月に『あんさんぶるスターズ! オン・ステージ』~To the shining future~に出演。コート¥43,000(ステュディオス/ステュディオス 原宿本店)パンツ¥24,000(ステュディオス×イッティビッティ/ステュディオス 原宿本店)Tシャツ¥14,000(ジョン エリオット/サザビーリーグ)その他はスタイリスト私物※『anan』2017年12月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・MIZUHO(vitamins)
2017年12月05日「太陽の塔 1967 ー 2018 ー岡本太郎が問いかけたものー」展を、東京・岡本太郎記念館にて開催。第1期は、2017年10月13日(金)から2月18日(日)まで、第2期は2018年2月21日(水)から5月27日(日)まで。2018年3月、《太陽の塔》が完全な姿で”再生”する。今まで非公開のままになっていた太陽の塔内の耐震補強工事のついに終了し、展示施設に生まれ変わる。抽象的で真っ白な塔から1歩中に足を踏み入れると、そこにはまるで生き物の体内のような異質な空間が広がっている。無数の襞を打つ真っ赤な壁は「脳の襞」。そして中央にそびえ立つ「生命の樹」は、様々な色の枝をつけた樹木のようであり、一方で血管のようでもある。本展は、この太陽の塔の復活を記念し、「太陽の塔とはなにか」を再び今の時代に問いかける。大阪万博に参画した1967年から塔内が再生される2018年まで、半世紀にわたる岡本太郎と太陽の塔の軌跡を紹介。大阪万博テーマ館のミニチュア立体化も公開する。さらに、当時の展示空間を、”3次元”のリアルな再現で追体験できる企画も用意した。【詳細】「太陽の塔 1967 ー 2018 ー岡本太郎が問いかけたものー」展会期:・第1期 2017年10月13日(金)〜2月18日(日)・第2期 2018年2月21日(水)〜5月27日(日)※第2期では展示の一部を入れ替え、太陽の塔再生プロジェクトの一端を紹介。会場:岡本太郎記念館住所:東京都港区南青山6-1-19開館時間:10:00〜18:00 (最終入館17:30まで) 休館日:毎週火曜 ※2018年2月19日(月)は臨時休館入館料:一般 620(520)円、小学生 310(210)円 ※( )内は15人以上の団体料金【問い合わせ先】TEL:03-3406-0801
2017年09月23日ものまね歌手の荒牧陽子(36)が26日深夜放送の日本テレビ系「24時間テレビ」内の「今夜限り!生しゃべくりでタレコミ続出!その真相を初告白007」に生出演。5年ぶりのテレビ復帰を果たした。 荒牧は5年間表舞台から姿を消した理由を「のどが潰れてしまったので静養していたのと、あとはショーをやらせていただいた」と説明。MCをつとめた、くりぃむしちゅーの上田晋也(47)から「今は完治した?」と聞かれると「はい!」と笑顔で答えた。 復調ぶりを裏付けるように浜崎あゆみ(38)、坂本冬美(50)、新ネタのchay(26)らものまねをメドレーで披露。上田はこの5年でレベルアップを絶賛した。 「荒牧は11年、くりぃむしちゅーがMCをつとめた日テレの『スター☆ドラフト会議』に彗星のごとく登場。出演するやいなや、倖田來未(34)らのものまねで一躍ブレーク。その後、壮絶な争奪戦の末に大手芸能プロの系列事務所に所属しテレビのオファーが殺到しすっかり売れっ子になっていました」(テレビ局関係者) ところが13年1月、「激務から来る喉・体調・メンタル不調」を理由に芸能活動一時休止を宣言。今回の復帰まで、プライベートは波乱万丈だったというのだ。 「13年5月に仕事で知り合った年上のテレビプロデューサーと結婚。しかし略奪婚だったため結婚前から夫の前妻と揉め、ついには前妻から損害賠償を求めて提訴されてしまったのです。結果は敗訴。このゴタゴタが原因でテレビから消えていたが、14年ごろから仕事復帰。16年秋ごろには晴れて第1子を出産して、ようやく平穏が訪れていました」(芸能記者) 人生の荒波を乗り越え、母になっただけにその芸に磨きがかかったようだ。
2017年08月28日