綿矢りさの小説を、大九明子監督&脚本で実写化し現在公開中の映画『私をくいとめて』。この度、本作でその存在感が話題となっているお笑い芸人、岡野陽一と吉住の新カットとコメントが公開された。岡野さんが演じているのは、みつ子(のん)と多田くん(林遣都)の恋の行方を温かく見守る、コロッケ屋の店主。たまに会社で顔を合わせる程度の間柄だったみつ子と多田くんが、急接近するきっかけとなるシーンで登場している。「時効警察はじめました」の特別ドラマ「時効警察とくべつへん 刑事課・ 彩雲真空」以来の大九組参加となった岡野さんは「映画の撮影現場と聞くとピリピリしてるイメージがありますが、大九監督の現場は、監督の人柄かピリピリとは無縁で凄く楽しかったです」と撮影をふり返る。また「僕はひねくれてる故に、イケメンや可愛い人は全員性格が悪いと思っていたのですが、のんさん、林遣都さんが凄く気さくでいい人で僕みたいな者にも人間として話してくれて」と現場の様子を明かし、「今すぐにでも『私をくいとめて2』がやりたいです」と次回作への参加に意欲的だ。そして、「女芸人No.1決定戦 THE W 2020」で優勝した吉住さんは、本人役として登場し、独特の世界観が笑いを誘う一人コントを披露している。吉住さんの出演シーンは、みつ子の心が揺らぐ重要な場面。クランクイン前、監督から「(吉住自身が)どういう気持ちになるか、失礼にあたらないか」などと直接対話を重ねながら作り上げたそう。吉住さんは「大九監督も以前人力舎の養成所に通われていたということで私たち芸人がやりやすい空気を現場で作ってくださり、はじめての映画出演とは思えないほど新宿fu-(人力舎ライブを行う会場)と同じ感じでいつも通りコントをすることができました」と参加した感想を語る。また「のんさんが事前に私のネタを見て知ってくださっていたと監督に伺い感激しました」と言い、「撮影後はお写真を撮っていただいたり、とても自然体な方で、だからこそみつ子なんだなと思いました」とのんさんとの共演についてコメントしている。『私をくいとめて』は公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:私をくいとめて 2020年12月18日より全国にて公開©2020『私をくいとめて』製作委員会
2020年12月18日エルメス(HERMÈS)は、「輝板膜タペータム」落合多武展を銀座メゾンエルメス フォーラムにて開催する。期間は、2021年1月22日(金)から4月11日(日)まで。「輝板膜タペータム」落合多武展「輝板膜タペータム」落合多武展は、ドローイングやペインティング、彫刻、映像、パフォーマンス、詩など多種多様な表現方法を用いて制作活動を行う落合多武の個展だ。落合多武は、人物や物事に内在する経験を掘り起こし、隠された意味や偶然の関係性を提示するだけでなく、詩的な響きを持つ言葉が複雑に反響する、自在な世界へと繋がっていくような作品を制作している。本展では、四半世紀にわたる作家活動を通して制作されたいくつかのシリーズ《M.O.》、《Everyone Has Two Places》、《ashtray sculpture(灰皿彫刻)》、《Itinerary, non?》、《Chopin,Op.97(ショパン、97分間)》などを紹介する。展覧会のタイトルに掲げた「輝板膜タペータム(Tapetum Lucidum)」は、夜行性動物の眼球内にある構造物・輝板(タペタム)を参照している。暗闇の中で僅かな光を捉えて反射する機能を持つ輝板は、日頃、特に意識していないものから光を集め、一瞬の反射光を放つ、まさに落合多武の作品のようだ。本展でも、ペインティング、立体、写真、映像など、様々な表現の作品群を組み合わせながら、それぞれの作品が導き出す事柄の連鎖や断絶の中にある"自由な遊歩"を提案する。鑑賞者それぞれが自由に想像できるような、"余白"のある展覧会となりそうだ。【展覧会概要】「輝板膜タペータム」落合多武展会期:2021年1月22日(金)~4月11日(日)時間:月曜〜土曜 11:00〜20:00(最終入場 19:30)、日曜 11:00〜19:00(最終入場 18:30)※不定休(エルメス銀座店の営業に準ずる)入場料:無料会場:銀座メゾンエルメス フォーラム 8階・9階住所:東京都中央区銀座5-4-1TEL:03-3569-3300
2020年12月14日TBWA HAKUHODOは、公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団が2020年10月13日に開催する「落合陽一×日本フィルハーモニー交響楽団プロジェクトVOL.4」となる《__する音楽会》に協力します。『落合陽一×日本フィル』プロジェクトは、「テクノロジーによってオーケストラを再構築する」というテーマのもと、2018年から過去3回にわたって音楽会を開催してきました。聴覚障害のある方も一緒に音楽を感じて楽しめる「耳で聴かない音楽会」などを通して、オーケストラの新たな魅力と価値を広げてきましたが、今年は、コロナ禍におけるオーケストラのあり方を模索し、オンライン鑑賞の新しい魅力を探る音楽会を急遽開催します。演奏曲目や公演コンセプトは、落合陽一(演出)、WOW(映像の奏者)、海老原光(指揮)出席のもと、2020年8月19日、都内にて開催する記者会見にて発表いたします。当日は日本フィル奏者より、演奏会の曲目に因んだ演奏実演も予定しています。「密を避ける」という今の状況は、演奏会のスタイルのあり方を私たちに突きつけました。《__する音楽会》という公演名には、当初計画していた音楽会が新型コロナウイルスによって白紙となった様子、そして、そこから新しい演奏会を模索する「試行錯誤」への覚悟が込められています。《__する音楽会》は、オンライン観賞を劇場観賞の単なる代替手段ではなく、オンラインにしかできない新しい鑑賞体験を提供します。ライブでのオーケストラの「響き」と「らしさ」を保ちつつ、会場とオンライン配信とで、同じコンサートを「まったく別の体験」としてお楽しみ頂く予定です。「新しい公演の生まれる場」と「オンライン上に生み出された音楽会」のどちらを選んで鑑賞頂くかはお客様次第です。東京芸術劇場コンサートホールでの鑑賞券も、ソーシャルディスタンスを充分保てる限定数でご用意しますが、会場でご覧になった方も、ぜひ後日のオンライン再配信を観賞いただき、それぞれを比較して味わっていただけましたら幸いです。コロナ禍の音楽会のあり方を模索する《__する音楽会》。そのタイトルの空白に、ぜひみなさまの考えを巡らせてみてください。そして、生まれ変わった「赤子」のようなオーケストラ演奏会を目撃しませんか。■ステートメント(落合陽一)計算機時代の赤子のような,分断されたオーケストラと新しいデジタルの地平Reborn to Digital Natureオーケストラが分断される.今までと同じ形を作れなくなる.メロディも,ハーモニーも,体験も,感覚も,分断された世界で今まで通りに味わうには難しい.距離の制約を電子技術を経由して取り戻そうという動きがある.多くの試みが流刑状態にある人々を癒すために,空間を超えて行われている.不意に現れたデジタルの自然への橋梁を前にして,世界の手触りを失ってしまっていることに気がつく.世界が今や質量への憧憬の中にあり,その憧憬がもはや郷愁へと変わりつつある.この現状に我々は満足していない.我々はこの時空間的な分断に対して,実験と共有の連続こそがこの新しいデジタルの地平に生まれ直した時代にとりうる,手立てだと真摯に考える.我々は身体性を切り離したデジタルの地平で,オーケストラを聴くこと,見ること,共有することについて,実はまだ何も知らないことを,毎日明らかにしていくのだ.デジタルの地平から,改めてこの世界の触覚や調和を取り戻す作業は,世界を赤子が認識していく姿に似ている,初めてバイオリンを習ったときのあの窮屈さや,初めてピアノを褒められたあの奥ゆかしさに似ている.繋がること,隣人を愛すること,夢を抱くこと,希望を持つこと,様々な大切さがある.我々はその中で,世界に生まれ落ちた赤子が,世界を触りながら愛していくように,オーケストラの原義に立ち戻りながら,デジタルの触覚や共有空間に対する想いを結実させていく.今我々が目指すのは,実験と共有の繰り返しからたどり着くはずの,名前のまだない,幼子の初めての発表会だ.■出演者・スタッフ演出・監修:落合陽一出演:海老原光(指揮)、日本フィルハーモニー交響楽団(演奏)ビジュアル演出:WOW照明:成瀬一裕他■公演概要《__する音楽会》日時:2020年10月13日(火)19:00 開演 / 20:45 終演(予定)場所:東京芸術劇場 大ホールプログラム:後日発表料金:オンライン視聴券 6,000円コンサート鑑賞券 S:6,000円 A:5,000円、25才以下&ダイバシティ席:3,500円 (以上税込)申込・発売日:クラウドファンデイングREADYFOR(チケット他特典付き支援):8月6日(木)~オンライン視聴券 イープラス 8月28 日(金)11:00~コンサート鑑賞券 日本フィル・サービスセンター、他各PG 8月28 日(金)11:00~主催:公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団協力:Emohaus Inc.、TBWA HAKUHODO、他※公演会場への未就学児の入場はご遠慮ください。※車椅子をお使いの方も、お気軽にお問い合わせください。※ホールでのコロナ対策について政府のガイドラインを遵守した感染対策を施し公演を実施いたします。公演会場参加チケットをお求めの方は、チケットのご送付は9月下旬といたします。また、ご来場の際はマスク着用等、感染防止へのご協力をお願い申し上げます。■クラウドファンディング概要公演で使用するシステム資金と、最高級の音質・映像で生の「響き」、「らしさ」をみなさまにお届けするシステム資金の確保のため、クラウドファンディングプロジェクトもあわせて実施します。クラウドファンディングサービスREADYFOR 落合陽一×日本フィルVOL.4※公演チケットに加え、限定グッズやイベント参加券等、各種特典のついたリターンをご用意しております。■プロフィール落合陽一(おちあい・よういち)メディアアーティスト。1987年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター センター長、准教授・JST CREST xDiversityプロジェクト研究代表。2015年World Technology Award、2016年PrixArs Electronica、EUよりSTARTS Prizeを受賞。Laval Virtual Awardを2017年まで4年連続5回受賞、2019年SXSW Creative Experience ARROW Awards など多数受賞。近著として「デジタルネイチャー(PLANETS)」、「2030年の世界地図帳(SBクリエイティブ)」、写真集「質量への憧憬(amana)」。「物化する計算機自然と対峙し,質量と映像の間にある憧憬や情念を反芻する」をステートメントに、研究や芸術活動の枠を自由に越境し、探求と表現を継続している。海老原光 (えびはら・ひかる、指揮)鹿児島生まれ。鹿児島ラ・サール中学校・高等学校、東京芸術大学を卒業、同大学院修了。その後、ハンガリー国立歌劇場にて研鑽を積む。2007 年ロブロ・フォン・マタチッチ国際指揮者コンクールで第 3 位を受賞。指揮を小林研一郎、高階正光、コヴァーチ・ヤーノシュの各氏に師事。2019年、九州シティフィルハーモニー室内合奏団首席指揮者に就任。これまでに、国内主要オーケストラを指揮し、好評を得ている。また、2012 年、2015 年にクロアチア放送交響楽団の定期公演(ザグレブ)に、2019 年にはゲデレー交響楽団(ハンガリー)に客演し、現地で好評を博した。日本フィルハーモニー交響楽団1956年創立。創立指揮者渡邉曉雄。60年を超える歴史と伝統を守りつつ、さらなる発展を目指し、「オーケストラ・コンサート」、「リージョナル・アクティビティ」、「エデュケーション・プログラム」という三つの柱で活動を行っている。首席指揮者ピエタリ・インキネン、桂冠指揮者兼芸術顧問アレクサンドル・ラザレフ、桂冠名誉指揮者小林研一郎、正指揮者山田和樹という充実した指揮者陣を中心に演奏会を行い、“音楽を通して文化を発信”している。2011年4月より、ボランティア活動「被災地に音楽を」を開始。2020年6月末までに294公演を数え、現在も継続している。落合陽一とのプロジェクトにより、カンヌライオンズ2019ミュージック部門(「エンターテイメントライオンズ・フォー・ミュージック」)ブロンズ賞受賞・SDG部門(「サスティナブル・デベロップメント・ゴール」)ショートリスト入選、第72回広告電通賞イノベーティブ・アプローチ部門最高賞・特別賞、日本マーケティング大賞 奨励賞、第5回JACEイベントアワード優秀賞を受賞。コロナ禍で現在までに、年間事業数の約半数に及ぶ70公演が中止・延期となった。東京、仙台、ロンドン、サンフランシスコに拠点を置くビジュアルデザインスタジオ。CMやコンセプト映像など、広告における多様な映像表現から、さまざまな空間におけるインスタレーション映像演出、メーカーと共同で開発するユーザーインターフェイスのデザインまで、既存のメディアやカテゴリーにとらわれない、幅広いデザインワークをおこなっている。 HAKUHODO2006年に博報堂、TBWAワールドワイドのジョイントベンチャーとして設立された総合広告会社。博報堂のフィロソフィーである「生活者発想」「パートナー主義」とTBWAがグローバル市場で駆使してきた「DISRUPTION(R)︎」メソッドを中心とした独自のノウハウを融合。質の高いソリューションを創造し、クライアントのビジネスの成長に貢献する。「DISRUPTION(R)︎」は既成概念に縛られず、常識を壊し、新しいヴィジョンを見いだすTBWA HAKUHODOの哲学。マーケティングに限らず、ビジネスにおけるすべての局面でディスラプションという新しい視点を武器に事業やブランドを進化させるアイデアを生み出す。TBWA HAKUHODOは、2018年のVOL.1より、広報デザインやPR映像作成などを通じて当音楽会をサポートし、オーケストラのアップデートに協力を続けている。当プロジェクトにおいて、カンヌライオンズ2019の銅賞、電通広告賞の最高賞などをはじめ、国内外の権威ある広告賞を多数受賞している。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年08月07日お笑い芸人の出川哲朗、元中日監督・落合博満氏の長男で声優の落合福嗣が30日、都内で行われた『プロ野球 ファミスタ 2020』リアルガチ発表会 超大物助っ人 ナムコスターズ入団会見に出席。出川が、声優として活躍する落合について、「こんなに立派になって私は本当にうれしいです」と感嘆する場面があった。ファミスタシリーズから新作『プロ野球 ファミスタ 2020』が9月17日に発売されるのに先駆け、発表会を開催。CMに出演する出川哲朗、野球YouTubeチャンネル「トクサンTV」のトクサンとライパチ、ピノの声を演じる落合福嗣が登壇し、『プロ野球 ファミスタ 2020』の魅力を紹介した。CM撮影時に新作を体験した出川は、「とにかく僕がびっくりしたのは、野球ゲームなのにリアルにスイングしたり投げたりするんですよ。若い子はもう知っているのかもしれないけど、僕らの時代は普通にボタンだったので、それがカルチャーショックで。野球ゲームってこんなに進化しているんだって、それに一番びっくりしました」と興奮気味に語った。落合はピノ役のほか、テーマソングも担当。「とても熱い、ノリがすごくいい、口ずさみやすい歌になっているので、みなさんにぜひ歌っていただけたらなと思います」と楽曲をアピールし、「朝からリハーサル何回もやりました」と明かしてからテーマソングを生披露した。落合の歌声を聞いた出川は、「僕はうれしいですよ。福嗣くんがこんなに立派になって。子供の頃は本当にただのクソガキでしたからね。芸人にとってこんだけ評判の悪い子供はいないっていうくらい。芸人がロケに行ったらピンポン玉を投げられり、『お前なんかやれよ』とか言われていた福嗣くんが、こんな立派になって声優界でこんなに有名になって」と感嘆。さらに、「本番前になんと私の楽屋にわざわざ挨拶に来てくれたんですよ。あんな子供がこんな立派になるなんて。『出川さん、今日はよろしくお願いします』。絶対言う子じゃなかった! あの子供がこんなに立派になって私は本当にうれしいです」と続け、落合は「クソガキがちょっと成長したガキになりました」と話して笑いを誘った。
2020年07月30日株式会社丸井とメディアアーティスト落合陽一氏は、落合陽一氏個展「未知への追憶 ―イメージと物質||計算機と自然||質量への憧憬―」を、渋谷モディ2Fにて2020年7月23日~8月31日まで開催いたします。個展の見どころ「未知への追憶」は、2017年から2020年までの落合陽一氏の活動を俯瞰した個展となっています。2019年の「質量への憧憬」展以来の大規模な個展で660平方メートルを超える面積に、平面・立体・メディアアートを含む40点以上の作品が出展される予定です。落合陽一氏の活動を俯瞰するメディアアーティストとして活動する落合陽一氏は、アーティストステートメントに「物化する計算機自然と対峙し、映像と質量の間にある憧憬や情念を反芻する」と記しています。「未知への追憶」は、2020年に開設したYouTubeチャンネルのテーマでもあり、4年間の表現コンセプトを昇華させ、新しい日常から、新しい自然の再発見にいたるための探究活動として位置付けています。活動の中、探し、吟味し、新しい文脈を練り上げることで、「未知をめざす喜びや感動」を体験へと変換するために、過去作品の再構成、研究や社会活動としての膨大な活動を、スナップ写真として切り出すことによって作品に昇華するプロセスを内包しています。展示の内容2017年のマレーシアでの展覧会「Image and Matter」、東京六本木での展覧会「Imago et Materia」に通底したコンセプトである「映像と物質」や、2018年の展覧会「落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」から日本科学未来館の常設展「計算機と自然,計算機の自然」にいたる「計算機と自然」、2019年のアマナでの展覧会「質量への憧憬」、ライカでの展覧会「情念との反芻」、ヨウジヤマモトでの展覧会「燐光する霊性」、2020年のSXSWのディレクションでのコンセプト「ハイパー霊性」までに通底する「質量への憧憬」「民藝・霊性」といった4年間の表現コンセプトを軸に構成し、写真や立体物、映像を通じて、落合陽一の持つ新しい自然観と老荘思想との接続、バーチャルとの邂逅、民藝との接近にいたる背景を読み解き、鑑賞可能にすることをめざしました。個展概要タイトル:「未知への追憶 -イメージと物質||計算機と自然||質量への憧憬-」作家 :落合陽一企画制作:Emohaus Inc.開催期間:2020年7月23日(木・祝)~ 8月31日(月)開催時間:11:00~20:00(ご入場受付は19:30まで)開催会場:東京都渋谷区神南1-21-3 渋谷モディ2F入場料 :一般1,800円(大学生以下無料)展示内容:2017年から2020年までの4年間の表現コンセプトを軸に構成した立体作品、平面作品、映像作品。また、本個展開催を記念して、7月23日(木・祝)にオープニングトークのライブ配信(有料)や関連イベント開催、本個展グッズ販売を予定しています。※本企画は予告なく変更・中止となる場合がございます※7月23日(木・祝)~7月26日(日)の4日間のご入場は、混雑緩和のためスマートフォンからの事前抽選とさせていただきます(規定人数に達しない場合はフリー入場となります)※学生の方は学生証をご提示ください。お忘れの場合は有料でのご案内となります※本企画の詳細、事前抽選参加方法など、詳しくはこちらをご覧ください→【落合陽一氏 プロフィール】©蜷川実花メディアアーティスト。1987年生まれ、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター センター長、准教授・JST CREST xDiversityプロジェクト研究代表。2015年World Technology Award、2016年Prix Ars Electronica、EUよりSTARTS Prizeを受賞。Laval Virtual Awardを2017年まで4年連続5回受賞、2019年SXSW Creative Experience ARROW Awards 受賞、2017年スイス・ザンガレンシンポジウムよりLeaders of Tomorrow選出。個展として「Image and Matter(マレーシア・2016)」、「質量への憧憬(東京・2019)」、「情念との反芻(ライカ銀座・2019)」など。その他の展示として、「AI展(バービカンセンター、イギリス・2019)」、「計算機自然(未来館・2020)」など多数出展。著作として「魔法の世紀(2015)」、「デジタルネイチャー(2018)」など。写真集「質量への憧憬(amana・2019)」など。メディアアートを計算機自然のヴァナキュラー的民藝と捉え、「物化する計算機 自然と対峙し、質量と映像の間にある憧憬や情念を反芻する」をステートメントに、研究や芸術活動の枠を自由に越境し、探求と表現を継続している。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月10日ファセッタズム(FACETASM)のデザイナー・落合宏理が手掛けるプライベートブランド「F」と中目黒のアートギャラリー「ボイルド(VIOLLD)」によるコラボレーションライン「F バイ ボイルド(F by VOILLD)」がスタート。ファーストコレクションが、2020年6月12日(金)より中目黒のコンセプトショップ「M.I.U.(エム アイ ユー)」およびラフォーレ原宿の期間限定ショップにて発売される。今回登場する「F バイ ボイルド」のファーストコレクションでは、東京を拠点に活動する中国出身の写真家、フィッシュ・チャン(Fish Zhang)の作品をデザインに起用したアイテムを展開。ショートスリーブTシャツ、ロングスリーブTシャツ、ロングスリーブTシャツワンピースの計3型をラインナップする。各アイテムには、独特な構図や色彩感覚、シュールな世界観が活きたフィッシュ・チャンの作品をフロント、バックにプリント。また、ショートスリーブTシャツはバックに、ロングスリーブTシャツはフロントに、「F バイ ボイルド」のロゴ刺繍を施した。なお、ロングスリーブTシャツワンピースは、ラフォーレ原宿での期間限定ショップのみで販売となるので、見逃さずにチェックしてみて。【詳細】F バイ ボイルド ファーストコレクション発売日:2020年6月12日(金)販売店舗:M.I.U.およびラフォーレ原宿期間限定ショップ価格:・ショートスリーブ ヘビーウェイト Tシャツ価格:8,500円+税サイズ:S/M/Lカラー:ホワイト、ブラック・ロングスリーブTシャツ価格:12,000円+税サイズ:S/M/Lカラー:ホワイト、ブラック・ロングスリーブTシャツワンピース(ラフォーレ原宿限定発売)価格:17,000円+税サイズ:0/1<ラフォーレ原宿 期間限定ショップ>オープン期間:2020年6月12日(金)~6月21日(日)場所:ラフォーレ原宿 1階 エントランススペース住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6
2020年06月13日テクノロジーカルチャーの祭典「メディア アンビション トウキョウ 2020(Media Ambition Tokyo[MAT]2020)」が開催される。なお、WEB・SNSを通じてイベントを紹介する「eMAT」でも実施する。「MAT」最先端のテクノカルチャー作品を体感2020年で8回目を迎える「メディア アンビション トウキョウ」通称「MAT」は、テクノロジーカルチャーを実験的なアプローチで都市実装するリアルショーケース。会期中は、最先端のアートや映像を展示するほか、音楽、パフォーマンス、トークショーを実施する。気鋭のアーティストが集結2020年もテクノロジーカルチャーの世界を牽引する気鋭のアーティストたちが集結。メディアアーティスト、学際情報学博士の落合陽一、東京とロンドンに拠点を置くビジュアルデザインスタジオ・WOWら多数の作家が出展し、プログラムを配信していく。【詳細】メディア アンビション トウキョウ 2020開催期間:2020年2月28日(金)~3月8日(日)、3月14日(土)※WEB配信でも対応。<参加作家/プログラム例>落合陽⼀、脇⽥玲、高嶺格、IMG SRC、Qosmo、三浦亜美×板坂諭、WOW、小野澤峻Naotaka Fujii + GRINDER-MAN + evala、会⽥虎次郎、三木麻郁、中山祐之介、Wyatt Roy、Amir Zobel、Olga GengoRaw (石橋友也/新倉健人/吉田竜二/二口航平/吉田智哉)、トモトシ、Camila DeEzkauriatza、SUZY SULAIMAN、hysteria collective、Fablab 品川、OPEN MEALS、Rhizomatiks Architecture、Chevalvert、竹村眞⼀、坪倉輝明、小松宏誠、WOW、Vegetable Record、恵比寿映像祭、MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless、未来の学校祭、DIGITAL CHOC 2020、デジタルハリウッド大学大学院 成果発表会 DEFRAGMENT ‒DHGS the DAY‒
2020年02月02日話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。AIがちまたにあふれ、より身近になってきている現在。その勢いは、未来はAIに乗っ取られてしまうのか?とまで噂されるほど。そんななか、メディアアーティストの落合陽一氏が総合監修をして話題となっている日本科学未来館の常設展示「計算機と自然、計算機の自然」を体験してきました。■「計算機と自然、計算機の自然」日本科学未来館3F(東京都江東区青海2-3-6)常設展「未来をつくる」ゾーンにて展示メイン展示の「計算機と自然」は計算機=コンピューターと自然の融合を表現した作品。鹿威しに水をやったり落ち葉を拾ったりするのはロボットアーム。樹木のそばでヒラヒラと舞うのは人工のチョウたち。自然とコンピューターがなんの違和感もなく共存するアートになっています。ロボットが自然に見えるのか、樹木が人工的に見えるのか……。ほかには、武田信玄や紀貫之など歴史上の人物の浮世絵たちがしゃべりだしたり、AIによって作り出されたとは思えないほどリアルな人物や猫の画像が代わる代わる現れたり。そんな作品たちに触れるうちに、計算機によって翻弄されている自分に気がつきます。「人類は『経験』と「法則」を繰り返す」のコーナーでは、移動手段が、自分の足で歩いていた人間たちが今は自動車を使い、未来は人が思い描いただけでその場に行ける時代がくるのでは……と導いているのですが、本当にそんな未来がくるんだろうな、とワクワクしてしまいました。この不思議な世界観はくせになりそうです!「女性自身」2020年1月28日号 掲載
2020年01月20日『ウルトラQ』『ウルトラマン』などを手がける円谷プロダクションが“ファンの皆さまへの感謝を直接伝える場”として史上最大の祭典「TSUBURAYA CONVENTION 2019」を14日(土)と15日(日)に東京ドームシティで開催する。円谷プロは、日本特撮界の父であり“特撮の神様”とも称される巨匠・円谷英二が1963年に自宅に設立していた研究所を法人化して“株式会社円谷特技プロダクション”としてスタート。1966年には後世の作家たちに絶大な影響を与えた伝説的な作品『ウルトラQ』を制作。以降も『ウルトラマン』『ウルトラセブン』をはじめとする“ウルトラ”シリーズなどを手がけ、現在も小さな子どもたちから、かつてテレビの前で熱狂した大人まで幅広い層を魅了し続けている。今回のイベントはそんな円谷プロダクションの作品に新たな角度から光をあて、今後公開が予定されているプロダクションの“最新型/未来型”を披露するもの。オープニングセレモニーには円谷プロが2020年以降に発表する映像作品の最新情報も披露。2021年公開予定の映画『シン・ウルトラマン』の主演を務める斎藤工と樋口真嗣監督が登壇する。そのほか、『ウルトラマンゼロ』10周年を記念し、ギンガからタイガまでのヒーロー全員が集結するスペシャルライブや、豪華ゲストアーティストと東京フィルハーモニー交響楽団がウルトラマンシリーズの名曲を演奏するシンフォニーコンサート、総勢50のウルトラヒーローが登場するパーティ、思想家の中沢新一と筑波大学推教授の落合陽一の特別対談など、様々な角度から円谷作品の魅力を掘り下げることができるプログラムが揃う。今回のコンベンションは“史上最大”の名にふさわしく、かつてヒーローに熱中した大人も、家族連れも2日間のどこかのプログラムには足を運びたくなるラインナップになっている。基本、入場は無料で、各プログラムに参加する場合は別途、有料チケットが必要になる。また、同施設内のGallery AaMo(ギャラリー アーモ)では最新テクノロジーを駆使して“かいじゅうのすみか”に足を踏み入れることができるイベント『空想科学 かいじゅうのすみか 体感エンターテイメント』も開催中。合わせて参加するファンも多そうだ。TSUBURAYA CONVENTION 201912月14日(土)、15日(日)東京ドームシティ料金:各プログラム別チケット制 PRODUCTIONS Co.Ltd.
2019年12月13日3人のゲストが、それぞれの立場から自由気ままに語り合うトークドキュメンタリー「ボクらの時代」。その10月27日(日)放送回に俳優の落合モトキ、賀来賢人、仲野太賀の3人が出演。同世代で親交も深い彼らが仕事や家族について語り合う。『桐島、部活やめるってよ』や『アズミ・ハルコは行方不明』『全員死刑』など数多くの映画をはじめ、ドラマから舞台まで幅広いフィールドで活動。様々な表情を見せる俳優、落合さん。『斉木楠雄のΨ難』や大ブームを巻き起こした「今日から俺は!!」でみせる圧倒的コミカルさから、放送中の「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」でのバイオレントな雰囲気までマルチな俳優として活躍する賀来さん。「仰げば尊し」や「レンタルの恋」をはじめ、賀来さんとも共演した「今日から俺は!!」などのドラマはもちろん、今年は『町田くんの世界』『タロウのバカ』が公開と立て続けに出演作が世に送り出されている仲野さん。それぞれ役者として、映画やドラマ、舞台などでその個性を発揮。存在感を放っている3人は世代も近くプライベートでも親交が深いのだとか。そんな彼らが今回は俳優という仕事や家族のことについて語り合う。落合さんが出演する映画『HiGH&LOW THE WORST』は現在大好評公開中。「HiGH&LOW」の鬼邪高校と不良コミックの金字塔「クローズ」「WORST」の鳳仙学園が登場し、両校がぶつかり合う世紀の頂上決戦が描かれる同作で、落合さんは凶悪な新チーム「牙斗螺」(キドラ)の金平秀斗役で出演。賀来さんは吉永小百合、天海祐希が共演、絶賛公開中の映画『最高の人生の見つけ方』に出演。余命宣告を受けた2人が同じ病院に入院する12歳の少女の「死ぬまでにやりたいことリスト」を実行するという物語が展開。仲野さんが菅田将暉やモデルのYOSHIらと共演、無戸籍で学校にも通ったことがない若者とその仲間の高校生たちが過酷な現実と向き合っていく様を描く『タロウのバカ』も現在全国公開中。「ボクらの時代」は10月27日(日)7時~フジテレビで放送。(笠緒)
2019年10月26日映画『HiGH&LOW THE WORST』(公開中)の新チームが7日、明らかになった。同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。この度明らかになったのは、青髪の優斗(市川知宏)と金髪の秀斗(落合モトキ)の「金平兄弟」を中心に、南(前田瑞貴)と大橋(高野光希)も加わって結成されたチーム・牙斗螺(キドラ)。これまでも『HiGH&LOW』には、巨大な反社会的組織「九龍」や悪名高きスカウト集団「DOUBT」など、いくつかの敵対勢力が登場していたが、今作で新たに加わった牙斗螺は、廃墟と化した希望ヶ丘団地を拠点にしながら、SWORD地区以外でも蔓延するドラッグ「レッドラム」を各所で売買し、金のためには手段も選ばない凶悪集団だ。そのグループの中心にいる「金平兄弟」の兄・優斗は、過去に鬼邪高校定時制の番長・村山良樹(山田裕貴)とも衝突したことがあり、再び顔を合わせることがあれば一触即発な空気も醸し出している。また、牙斗螺のメンバーには、希望ヶ丘団地で花岡楓士雄(川村壱馬)らの幼馴染として共に育ってきた前川新太(矢野聖人)の姿も。かつては団地の仲間たち=花岡楓士雄(川村壱馬)、桐原誠司(白洲迅)、尾々地真也(中務裕太)、尾々地正也(小森隼)、石井マドカ(富田望生)と一緒に笑顔で街を駆け回っていた新太だが、牙斗螺のメンバーとして悪に手を染めている点も注目となっている。
2019年10月07日ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)のオフィシャルウェブストア「ザ ショップ ヨウジヤマモト(THE SHOP YOHJI YAMAMOTO)」が、世界初のリアル店舗となるポップアップストアをオープン。10月5日から27日まで、六本木ヒルズ ヒルサイド2階の新たなポップアップスペース「ヒルズ ボックス」にて開催する。ポップアップストアでは、ECサイト限定ブランド「サイト(S’YTE)」をフィーチャーし、2019-20年秋冬の最新コレクションがラインアップ。ポケットやジッパー等、タクティカルな要素を取り入れたミリタリースタイルのベスト、チェックやレオパード、そしてダメージ加工等、パンキッシュな要素を採り入れたシャツやニット、そしてインパクトの強いグラフィックを繊細なジャガード織りで表現したニットやニットパンツなどがそろう。ネットで気になっていたサイトのあのアイテムも、リアルショップで手に取って試着できる貴重な機会となる。S’YTE × 落合陽一写真展 限定アイテム「カットソー(ロングスリーブ)」(7,700円)また、店内ではメディアアーティスト落合陽一の写真展「燐光する霊性 ー布と風,残響する軀と機械ー」を同時開催。開催を記念し、「サイト」から、落合の作品や含蓄のあるメッセージをプリントしたカットソーとフーディー全4アイテムが、ポップアップストア限定・数量限定で発売される。また、店頭にて「THE SHOP YOHJI YAMAMOTO」の会員登録をすると「S’YTE オリジナルステッカー」2枚がプレゼントされる他、商品を購入すると「THE SHOP YOHJI YAMAMOTO」オリジナルの「トートバック」と「クリアファイル」がプレゼントされる。いずれも先着にてなくなり次第終了となる。【イベント情報】「THE SHOP YOHJI YAMAMOTO feat. S’YTE」ポップアップストア会期:10月5日~10月27日会場:六本木ヒルズ ヒルズ ボックス住所:東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド 2F時間:11:00〜21:00※落合陽一写真展 「燐光する霊性 ー布と風,残響する軀と機械ー」同時開催
2019年10月03日ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)のEC限定ブランド「ザ ショップ ヨウジヤマモト(THE SHOP YOHJI YAMAMOTO)」世界初のリアルショップが、六本木ヒルズ「ヒルズボックス」に限定オープン。期間は2019年10月5日(土)から10月27日(日)まで。六本木ヒルズにオープンする期間限定ショップでは、落合陽一とヨウジヤマモトEC限定ブランド・サイト(S’YTE)がコラボレーションしたカットソーやフーディを限定展開するほか、サイト 2019年秋冬コレクションの新作アイテムも用意。ミリタリーテイストのベストやパンキッシュなシャツ、ジャカード織のニット、ニットパンツなどを揃える。店内では落合陽一の写真展「燐光する霊性 ー布と風,残響する軀と機械ー」も同時開催。写真展では、プラチナプリント1点を含む写真作品や立体作品、映像作品が展示される。なお期間限定ショップがオープンする「ヒルズボックス」は、1~2か月サイクルでショップが入れ替わる六本木ヒルズの新スペース。六本木ヒルズの玄関口ともいえるヒルサイド2Fに設置され、第1弾として「ザ ショップ ヨウジヤマモト」の限定ショップが、第2弾としてカナダで誕生したプレミアムダウンブランド・ムースナックルズ(MOOSE KNUCKLES)の限定ショップがオープンする。【詳細】ザ ショップ ヨウジヤマモト 期間限定ショップ期間:2019年10月5日(土)~10月27日(日)場所:六本木ヒルズ ヒルサイド2F ヒルズ ボックス住所:東京都港区六本木6丁目10-1TEL:03-6406-6000(代表)営業時間:11:00~21:00■限定アイテム・カットソー(ショートスリーブ) 6,600円+税・カットソー(ロングスリーブ) 7,700円+税・フーディ 全2種 各15,000円+税※店頭で商品を購入するとザ ショップ ヨウジヤマモトオリジナルのトートバッグ、クリアファイルをプレゼント(いずれも先着順、なくなり次第終了)
2019年09月22日情報公開から、なんとわずか1週間でクラウドファンディングは第一目標を達成。昨年の取り組みは《カンヌライオンズ2019》音楽部門ブロンズ、《第72回広告電通賞》特別賞を受賞するなど、各界から高い評価を得ている「落合陽一 × 日本フィル プロジェクト」が今年もやってくる(8月20日:東京オペラシティコンサートホール/8月27日:東京芸術劇場)。メディアアーティスト落合陽一と日本フィルが目指す新しいオーケストラ体験の場は、聴覚障害のある方をはじめ、普段、馴染みのない方にもオーケストラの楽しさに触れてもらい、音楽をもっと身近にすることを目指した全く新しいプロジェクトだ。ビジュアルデザインは、既存のメディアやカテゴリーにとらわれない幅広いデザインワークを国内外で展開しているWOWが担当。日本フィルの広報曰く「いったい何をやるのか・・・直前までなかなかこれ!というご説明ができないまま進行するのも昨年同様でございます」というのも実に可笑しい。それだけにステージへの期待値も大きく、わくわく感は増すばかりだ。●クラウドファンディング Readyfor●《耳で聴かない音楽会》ダイジェスト●《変態する音楽会》ダイジェスト
2019年08月14日『キャプテン翼』の原作者・高橋陽一氏と、元サッカー日本代表でタレントの前園真聖が12日、都内で行われた『Rakuten CUP Supported by スカルプD』開催記念FC バルセロナの期間限定ストア「BARCA JAPAN TOUR 2019 OFFICIAL STORE」メディア向けオープンイベントに出席した。同店は、7月23日・27日に行われる「Rakuten CUP」の開催を記念し、「FCバルセロナ」の日本国内初の期間限定ストアを、原宿店と神戸店に明日13日から8月4日までオープン。「FC バルセロナ」監修のもと、オリジナルデザインのアパレルやタオル、さらに2009年5月6日のチャンピオンズ・リーグ準決勝第2レグのチェルシー戦で、アンドレス・イニエスタ選手が決めた歴史的ゴールシーンをモチーフにした限定アイテムなど約40点が展開される。『キャプテン翼』の主人公・大空翼も作中で「FCバルセロナ」に所属していることから、高橋氏は「翼くんのグッズも置いてくれたらよかったんですけど」と冗談交じりにアピール。イニエスタTシャツに翼くんの顔を描くライブドローイングを行うと、前園は「かっこいいですね」と大絶賛。『Rakuten CUP』は、23日にFCバルセロナ-チェルシーFC戦、27日にFCバルセロナ-ヴィッセル神戸戦が行われるが、期待の選手を問われると高橋氏は、バルセロナは「グリーズマン」と回答。チェルシーは「ペドロ選手」、ヴィッセル神戸は「イニエスタ」の名を挙げていた。また前園は、バルセロナは、「ブスケツ」、チェルシーはランパード新監督、ヴィッセル神戸はビジャ選手を挙げていた。
2019年07月12日世田谷パブリックシアターの芸術監督・野村萬斎がホストとなり、毎回異なるゲストを招いて表現の本質に迫る人気シリーズ「MANSAI 解体新書」。7月に開催される記念すべき30回目は「特別版」と称し、萬斎が新作パフォーマンス『5W1H』を披露する。また、これまでの「解体新書」で培った“知の成果”をカタチにするため、パフォーマンスのビジュアルデザイン・テクニカルディレクションを日本を代表するクリエイター真鍋大度+石橋素+ライゾマティクスリサーチが手掛ける。【チケット情報はこちら】公演は二部制。第一部では新作『5W1H』を上演。When(何時)、Where(何処で)、Who(何人が)、What(何を)、Why(何故)、How(如何にして)、という《六何の法則》を記号化することで、人間のプリミティブなパフォーマンスを表現し、そこから“生きている人間”を実感していくという試み。第二部では各ステージごとにゲストを招き、萬斎とトークを繰り広げる。現在パフォーマンスの創作に取り組んでいる萬斎からコメントが寄せられた。「今回の『5W1H』は、今までの「MANSAI 解体新書」とはまた違う、観客参加型のレクチャー&パフォーマンスになる予定です。最新の映像や技術と、私の古典的身体がコラボレートします。「5W1H」という情報の基礎から、人間とはどこの誰であるという、自分の座標軸のような、ある種の因果の中で偶然ここにいる、という「立ち位置」を俯瞰できるような内容になると思います。きっと色々な方に色々な刺激があると思うので、トークではゲストの方含めて皆さんがどういう反応をされるのか楽しみにしています。だれもがふだんの生活ではなかなか認識することのない、けれど確かにだれもが持っている「自己」という存在そのものを、ちょっと揺さぶる体験が待っています。どうぞお楽しみに」公演は7月9日(火)から14日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて開催。チケットはぴあにて発売中。<各回トークゲスト>7月 9日(火) 19時公演 首藤康之(ダンサー)7月10日(水) 19時公演 落合陽一(メディアアーティスト)7月11日(木) 14時公演 佐々木正人(多摩美術大学統合デザイン学科教授、東京大学名誉教授)7月11日(木) 19時公演 大友良英(音楽家)7月12日(金) 14時公演 コロッケ(エンターテイナー)7月13日(土) 14時公演 稲葉俊郎(医師 医学博士)7月13日(土) 19時公演 樋口真嗣(映画監督・特技監督)7月14日(日) 13時公演 田根剛(建築家)
2019年06月28日子どもは時に、大人をハッとさせるような疑問を投げかけてきます。その疑問に正確かつ誠実に答えようとすればするほど、「この答えは本当に子どもに響いているのかな?」「ちゃんと納得できたかな?」と不安になってしまいますよね。今回は、いつの時代も大人を悩ませる子どもの疑問、「どうして勉強しないといけないの?」について、とことん考えてみましょう。「将来のため」はNGみなさんも子どものころ、親御さんに「どうして勉強しないといけないの?」と聞いたことはありませんか?すると、このような答えが返ってきたのではないでしょうか。「いい大学に入るためだよ」「今のうちに勉強しておかないと後で苦労するよ」「なりたい職業につくためだよ」確かにその通りですね。大人になってみると、学生時代にしっかりと勉強することの大切さや意味を実感することも多いはずです。でも、はたして、その回答で子どもは本当に納得し、勉強に対するモチベーションが上がるのでしょうか。ふくしま国語塾主宰のカリスマ教師・福嶋隆史先生は著書の中で次のように述べています。「「将来のためだから」と言われても、たいていの子どもは何年・何十年も先の自分の “将来像” をイメージすることなどできないので、あまり良い答えとは言えません」また、教育・子育てアドバイザーの鳥居りんこさんは、勉強に悩む多くの中高生から相談を持ちかけられるそうです。そこで出たひとつの結論を紹介します。優秀な子供が勉強する目的を見失った時に、大人が「試験のため」「知名度の高い大学へ行くため」「裕福な生活をするため」と言って丸め込もうとすると、親の期待とは正反対のところに着地するケースは少なくない。そうした大人の意見は、幸せに至るひとつの“手段”であって、人生の“真の目的”ではないから子供の疑問解消には至らないのだろう。(引用元:PRESIDENT Online|「なぜ勉強が必要?」子供への模範解答3)ただ漠然と「将来のため」と言い聞かせても、いま現在勉強の意義について疑問を感じている子どもにとっては、納得のいく答えではないようです。ではいったい、どのような回答が望ましいのでしょうか。「勉強する意味」の答えはひとつじゃないここからは、教育のプロや各界の著名人が「人生の先輩」として考えた回答を見ていきましょう。■広い視野で世界を見るため前出の鳥居さんは、藤沢市の聖園女学院中学・高校の校長、ミカエル・カルマノ神父に「人はなぜ勉強しなければならないのでしょう?」と問いかけたところ、次のような答えが返ってきたそうです。「勉強は自分の窓を開けるということです。学ぶことで、今まで見ていたものとは違う何かを見ることになります。視界を広げるために学ぶのです」■子どもの「生きる力」を引き出すため教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏は、勉強とは「生きる力を引き出すこと」だと説きます。もともとeducationの語源はラテン語のdocere(引き出す)であるという説があります(アルク語源辞典より)。子どもにインプットするのではなく、アウトプットさせるように仕向けるという意味です。それが正しいとするならば、「未知なる状況に接しても狼狽することなく、道理を見極めて対処する能力」こそ、どんな状況の中でも「生きる力」であり、それを引き出すことこそがeducationの本来の意味だといえるのではないでしょうか。だとすれば大人がすべきことは、子どもに「生きる力」を授けることではなく、子どもの「生きる力」を引き出すことであるといえるはずです。(引用元:おおたとしまさ(2013年),『子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?』,日経BP社.)■生きるうえで役立つものを選ぶため将棋棋士の羽生善治さんは、道徳について考える本の中で「どうしてお母さんは、ボクの嫌いな勉強をおしつけてくるんだろう?」という子どもの疑問に対して、「たくさんのことを知ると生きていく上で役に立つから」と答えています。この世界にはたくさんのものがあります。目に見えるもの、見えないもの、手にふれられるもの、ふれられないもの、その一つひとつを知ってゆくのが勉強で、外で遊ぶのも勉強です。お母さんは世界のたくさんのことを知ってほしいのです。それが大きくなって大人になった時に生きていく上でとても役に立つ事を知っているのです。たくさん勉強して、たくさん遊んでできるだけたくさんの事を知ってください。そして、大人になったときにいらないものは自分の判断ですべて捨てて、残ったものがあなたが勉強したものです。(引用元:文 やまざきひろし/絵 きむらよう・にさわだいらはるひと(2018年),『答えのない道徳の問題どう解く?』,ポプラ社.)■これからの時代に必要な能力を伸ばすため東京大学名誉教授で教育学者の汐見稔幸先生は「なぜ勉強するのか」という問いに、「好奇心や思考力、表現力を伸ばすため」と答えています。これからは「教えたことをどのくらい覚えているか」ということを学力の目安とするよりは、「与えられたテーマをどう解決していくか」という思考力や、「考えたことをどう伝えるか」というコミュニケーション力や表現力を学力として考えたほうがよい、としたうえで、「豊かな思考力を身につけるには“思考する練習”が必要」とのこと。つまり、テストで良い点数をとるために勉強が必要なのではなく、もっと広い視野で物事を考え、自分の言葉で表現する手段として勉強することが大切なのです。■“学び方” を知るためまた、筑波大学准教授でメディアアーティストの落合陽一氏は、勉強する理由を「新しいことを考えたり、新しいことを身につける方法を学ぶため」と説きます。新しいことを学ぶ必要がある時に、「どう学ぶのが自分にとって効率的か」を知っていると非常に有利になります。そのためにどうやってその状態に自分を持っていけるかを考えながら、常に勉強し続けることが大事になってくるのです。(引用元:落合陽一(2018年),『0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書』,小学館.)よく「学校の勉強なんて社会に出たらまるで役に立たない」という言葉を耳にします。しかし「学習する訓練」を怠っていたら、社会に出たときに新しいことを学習する方法がわからないのでつまずいてしまうのです。■たくさん失敗して成長するため教育評論家の石田勝紀氏は、高校受験を控えたある生徒に「勉強の意味」について聞かれたとき、「自分の成長のため」と答えました。さらに「トップ校にいく人と比べて自分ができないという比較ではなく、1ケ月前の自分と比べて成長したのかどうか」が重要であり、途中で投げ出さず、諦めない姿勢を貫くことの大切さを伝えたのです。また、石田氏は「学び=成長は、失敗や間違いから生まれるもの」だとも説きます。「何が学べたか、次はどうすればうまくいくか?」に焦点を当てるようにすれば、子どもの中に「自分はできる」という自信や希望が芽生えます。そのことを目の当たりにしてきた先生ならではの回答ですね。大事なのは「ごまかさないこと」これまでご紹介してきた“教育のプロ”の回答を参考にして、いくつか答えを考えてみました。ぜひ参考にしてみてください。これから〇〇くんはたくさんの人と出会うよね?その中には、自分とはまったく違う考え方の人もいるかもしれない。そういった人たちとも一緒に遊んだりお話したりするときに、それまで勉強してきたことが役立つんだよ。知らないことを知るって楽しいことなんだよ。ワクワクして「もっと知りたい」って自然に思えることが本当の勉強なんだ。だから、勉強は「楽しむため」にするんだよ。頑張って続けてきたことは、いずれ必ず大きな花を咲かせる。スポーツでも習い事でも、「もうやめたい」って諦めそうになっても頑張って続けることが大事。勉強だって同じだよ。勉強する内容よりも大事なことは、勉強を続けること。続ける力をつけることだよ。途中で投げ出したら何にも残らなくなっちゃうから、目の前の課題をコツコツこなしていけば、いずれ大きな宝物になるよ。これらはほんの一例です。もしお子さんが納得できなければ、親子で一緒に考えてみましょう。お子さん自身が勉強の意味について深く考え、向き合うことが、答えを導き出す唯一の方法です。***大人は子どもの疑問に完璧に答えられなきゃいけない!とプレッシャーを感じていませんか?だからといって、ありきたりな言葉で適当にごまかしても、子どもはすぐに見抜きます。それよりも「お母さんもわからないから一緒に考えてみよう」と提案しましょう。(参考)福嶋隆史(2010年),『わが子が驚くほど「勉強好き」になる本』,大和出版.PRESIDENT Online|「なぜ勉強が必要?」子供への模範解答3おおたとしまさ(2013年),『子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?』,日経BP社.文 やまざきひろし/絵 きむらよう・にさわだいらはるひと(2018年),『答えのない道徳の問題どう解く?』,ポプラ社.汐見稔幸(2008年),『汐見先生の素敵な子育て「子どもの学力ほ基本は好奇心です」』,旬報社.落合陽一(2018年),『0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書』,小学館.東洋経済ONLINE|「勉強する意味は?」と問う子に刺さる言葉東洋経済ONLINE|子どもに「夢を持て」と言う前にすべきこと
2019年03月09日表参道の商業施設「ジャイル(GYRE)」内にあるギャラリースペース「EYE OF GYRE」が、「ジャイル・ギャラリー(GYRE GALLERY)」と名前を変えて4月にリニューアルオープン。展覧会第一弾として、4月19日から6月23日まで「デヴィッド・リンチ_精神的辺境の帝国」展を開催する。2007年にオランダの建築家グループ、MVRDVのデザインによりオープンしたジャイルは、“GYRE=渦、回転”という名のとおり、この“渦”から“世の中で起きていることを意識しながら暮らす”という意味をこめたコンセプト“SHOP & THINK”という哲学を掲げ、物事を引き寄せる磁場となり、新しいエネルギーや人を引きつける運動体としての唯一無二の意思を持つ商業施設として、世界中から注目され、愛されてきた。ジャイルの3階にあるギャラリースペース「EYE OF GYRE」も、世の中にインスピレーションと参加の機会をつくっていく場所として、ショッピング体験と社会意識とを結びつける新しい考え方を発信し、表参道、ひいてはトウキョウの新しいカルチャーのジェネレーターとして、これまでにアニッシュ・カプーア、名和晃平、落合陽一等の世界的作家や、今の時代を象徴するクリエイターの展覧会を開催してきた。今回新たにオープンする「ジャイル・ギャラリー」の空間を手掛けるのは、ギンザ シックス(GINZA SIX)のコンセプトワークやMEDIA AMBITION TOKYOのアーティスティックディレクターを務める、JTQ谷川じゅんじ。空間の設計はスイスを拠点に活動する建築家、古代裕一とトーマス・ヒルデブラント、新たなギャラリーのロゴデザインはvillage®の長嶋りかこが手掛けた。展覧会の企画はジャイルの総合プロデュースを手掛けるHiRAO INCの平尾香世子、そして多くの展覧会を様々な美術館やギャラリーでキュレ―ションを行ってきたインディペンデントキュレーターの飯田高誉がディレクターを務める。David Lynch, untitled (Berlin 5356: 35) , (1999) archival silver gelatin print, 11’’ x 14’’Ed. 11展覧会第一弾として、4月19日から6月23日には「デヴィッド・リンチ_精神的辺境の帝国」展を開催。この展覧会は、タイトルとなっている「精神的辺境の帝国」というコンセプトに合わせた選定基準で、デヴィッド・リンチ本人とキュレーターを務める飯田によって何回も話し合いながら直接作品を選定。リンチの創作の原点を見据えた展覧会構成となり、リンチの初期の実験映画『イレーザーヘッド』と、その映画ロケを行った制作現場のフィラデルフィア工業地帯へのインスピレーションに捧げたものだ。会場には選りすぐりのペインティング7点、ドローイング3点、工業地帯の写真22点、水彩画12点が並ぶ。【展覧会情報】「デヴィッド・リンチ_精神的辺境の帝国」展会期:4月19日〜6月23日会場:GYRE GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3F 時間:11:00~20:00
2019年03月08日最先端テクノロジーカルチャーの祭典「メディア アンビション トウキョウ 2019(Media Ambition Tokyo 2019)」が、六本木ヒルズ展望台 東京シティビューをはじめとする東京都内各所にて開催される。期間は2019年2月23日(土)から3月3日(日)まで。7回目を迎える「メディア アンビション トウキョウ」は、最先端のテクノロジーカルチャーが東京の街に集結するイベント。「ART & TECH TOKYO」をテーマに、メイン会場の六本木ヒルズ展望台 東京シティビューをはじめ、六本木、渋谷、銀座、虎ノ門、台場といった都内各所で、最新テクノロジーを駆使したアートや映像などが展開される。参加アーティストは、ピカチュウ大量発生チュウ!やアンリアレイジ(ANREALAGE)の展覧会などで活躍する「ライゾマティクス アーキテクチャー」や、森ビルと共に手掛けた巨大デジタルアートミュージアムも話題の「チームラボ」、変態する音楽会などを手掛けるメディアアーティスト落合陽一など。ポケモンGOでタッグを組む「ナイアンティック」と「ポケモン」、"宇宙を人類の生活圏にする"をビジョンに掲げる企業「ispace」なども初出展する。【詳細】メディア アンビション トウキョウ 2019会期:2019年2月23日(土)~3月3日(日)会場:六本木ヒルズ/東京シティビュー、TOKYO culture research(六本木)、アンスティチュ・フランセ東京(飯田橋)、デジタルハリウッド大学(御茶ノ水)、日本科学未来館(台場)、代官山 T-SITE(代官山)、銀座蔦屋書店(銀座)、TSUTAYA TOKYO ROPPONGI(六本木)、EDGEof TOKYO(渋谷)、新虎通りCORE(虎ノ門)、MORI Building DIGITAL ART MUSEUM : EPSON teamLab Borderless(台場)ほか出展作家:tiks Architecture/ispace/teamLab/落合陽一/WOW/nor/Enhance/ANOTHER FARM(スプツニ子×串野真也)/PARTY/脇田玲/IMG SRC/IMA/Thierry FOURNIER/田所淳/Qosmo ほか総勢30組予定
2019年01月20日メディアアーティスト・落合陽一手掛ける展覧会「質量への憧憬 〜前計算機自然のパースペクティブ〜」が、2019年1月24日(木)から2月6日(水)まで、東京・天王洲アイルのアマナスクエアにて開催される。世界的なメディアアート賞であるアルス・エレクトロニカ賞を受賞するなど、国内外で注目を集める落合陽一。そんな彼がメディアアートを含めた一連の制作において探求し続けたのが、「イメージによる表現」と「物質による表現」の間の表現の可能性だ。今回は、その表現方法の1つである“写真”にフォーカスし、展覧会の為に撮り下ろした作品を含む約20点の連続写真を展示。またインスタレーションも鑑賞することが出来る。会場に並ぶのは、落合陽一が切り取る不可逆的な瞬間、視点、またその集合体として捉えた風景。それらはデジタル表現化されることで、独特な美的感覚を人々に提供する。落合陽一は写真という表現方法について、「僕が写真を撮るとき、アナログな身体と光の中でそこにあるデジタルを研ぎ澄ます。デジタルでしか見えない世界認識で、失われつつあるものを切り取り、手触りを与えるプロセスを通じ、時間と空間の解像度との対話をしている。」と説明する。レンズを通した二次元の表現方法で、どこまで人々の感性を刺激できるのか。質感や物質性そのものに注目した作品から、落合陽一の“写真家”としての一面に迫り、その美的感覚の根底を探ってみてはいかがだろう。【詳細】「質量への憧憬 〜前計算機自然のパースペクティブ〜」会期:2019年1月24日(木)~2月6日(水)場所:アマナスクエア(session hall/IMA gallery/IMA cafe)住所:品川区東品川2-2-43 T33ビル1F入場料:無料
2018年12月23日東京・天王洲アイルにあるアマナ スクエアにて、メディアアーティスト・落合陽一の展覧会「質量への憧憬 〜前計算機自然のパースペクティブ〜」を2019年1月24日から2月6日まで開催する。世界的なメディアアート賞であるアルス・エレクトロニカ賞を受賞するなど、国内外で注目されている落合陽一。メディアアートを含めた一連の制作において「イメージによる表現」と「物質による表現」の間にある表現の可能性について探求し続けている。言葉を超えてデジタルで表現される、落合陽一が切り取る不可逆的な瞬間や視点、またその集合体としての風景は、独特な美的感覚をもって見る者に提供される。「質量への憧憬 〜前計算機自然のパースペクティブ〜」では、“写真家”としての落合陽一にクローズアップし、本展のために撮り下ろした作品を含む約20点の連作写真や、インスタレーション作品を展示。落合陽一による言葉やビジュアル、メディアアートにおける表現の間にある、質感や物質性そのものに注目し制作された作品を通して、二次元の表現方法がどこまで人々の感性を刺激できるのか、その美的感覚の根底を探るような内容となっている。【イベント情報】メディアアーティスト・落合陽一の世界「質量への憧憬 〜前計算機自然のパースペクティブ〜」会期:2019年1月24日~2月6日会場:アマナ スクエア(session hall/IMA gallery/IMA cafe)時間:11:00〜21:00住所:品川区東品川2-2-43 T33ビル1F料金:無料公式HP:
2018年12月20日10月18日、“AT TOKYO”プログラムの一組として選ばれ、初めてインスタレーションを行ったラウタシー(Lautashi)。デザイナー鈴木えみが「光のタイムマシンを作って欲しい」、そう落合陽一へオファーしたことから、KAITO SAKUMA a.k.a BATICと三者による異次元空間が生み出された。真っ暗な空間に響く風の音や雑踏。7枚のデジタルサイネージに光の映像が流れ、会場照明の点灯とともに、15人のモデルが浮かび上がる。モデルたちのまとった服の上には、零れ落ちる木漏れ日、反射する朝焼けや夕焼け、夜のネオン、落合陽一が切り取った、刻々と変化する光と影が通り過ぎていく。落合は、「都市に住む誰しもの日常に存在する光。表参道の木漏れ日や車のライト、松屋もセブンイレブンもローソンも光に抽象化した」という。「Lautashiは毎日身につける洋服であり、それらが普段の生活にパワーをもたらしてくれる存在になってほしい」と語る鈴木えみ。Lautashiのタイムマシンにのって行った先にあったのは誰しもの日常であり、そこには鈴木えみ自身が感じ、共有したいと考えた「ファッションがもたらす力」がありのまま込められていた。今シーズンのデザインソースである天と地は、広がる星座のプリントや、石をモチーフにした京友禅の墨み流しという染め、大地を思わせるジャカードニットやメッシュへのフロッキープリント、スリットとほつれを施したディテールといった形で散りばめられた。Photo by Hideyuki Seta
2018年11月14日モデルとして活躍する鈴木えみがデザイナーとして2017秋冬コレクションでデビューしたLautashi。12歳から“「人物像」を着替える職業”というモデルとして様々な服をまとってきた彼女が、「身にまとうものによって生まれる気持ちの変化、“ファッションとココロの関係性”をスタイルに投影」したブランドです。ファッション業界人からも一目置かれる服作りをしている同ブランド。今回はファッショニスタに愛されるLautashiの魅力を紐解いていきます。 デザイン性が高くモードでありながらも究極的にリアルクローズboulson - purple ¥60,000(税抜) Lautashiの洋服の魅力のひとつは、モードでありながら“日常で着る服”と“着る人”のことが絶対的に考えられているところ。着てみないとわからないし、着る人によっても表情を変える洋服に、モデルで培った感覚が丁寧に注入されています。こちらのショート丈のライトアウターは、ボタンを開けると自然と肩が後ろに抜けてくれる作りに。パープルとリブの色の組み合わせは、顔色が明るい印象を与えてくれます。また、光沢感あるベルベット生地をコーティングして洗いをかけ、スエード風に加工したオリジナル生地は着用していくうちに味が出てくるので、長く愛用して表情が変わっていくのを楽しみたいですね。 袖を通したくなる着心地の良さと動きのあるシェイプsilk shirts - multi ¥45,000(税抜) 上記のアウターのようにオリジナルの生地を作るなど、生地へのこだわりや着心地の良さ、素材を最大限に生かしたシェイプがファッショニスタの心を掴んでいます。シルク100%のシャツは腕を通したときの滑らかさが心地良く、パフスリーブが動くことで美しい弛みが現れます。左右の長さと色が違う身頃がセンターフロントで交差しているデザインなので、左右の裾を結んだり片方の裾だけボトムスに入れたりと着方に色々なアレンジができるのも嬉しいですね。 洗練された遊び心あるデザインと女性らしいシルエット左:jaquard knit tops - blue ¥32,000 marmaid skirt - navy ¥36,000(税抜)右:check dress - check ¥38,000(税抜) 特別な日ではなくて日常的に、ちょっと特別なものを着たい。フォトグラファーのビル・カニンガムが「ファッションは毎日を生き抜くための鎧だ」と言ったように、日常的に着る服こそ強い鎧でありたいもの。Lautashiの個性ある洋服は、そんな強い鎧になってくれます。 セカンドシーズン以外のコレクションに登場しているマーメイドスカートはLautashiのアイコニックな一枚。女性のラインを美しく出してくれるシルエットと、動くと波のように揺れるネイビーカラーのフレアに見惚れてしまうはず。トップのジャガードニットは、“俯瞰で見たときの海をイメージ”したグラフィカルなデザインで、目を引くデザインとモックネックのクラシカルさが絶妙なバランスでミックスされています。 2種類のグレンチェックがセンターでセパレートされたアシンメトリーのワンピースも、ミニマルでありながら袖違いの遊び心が込められています。インナーにタートルネックを合わせたり、ロングコートを合わせても、女性らしさが際立ちそうです。 ファッションを超えたコラボレーション 今年10月に発表した4シーズン目となる19春夏コレクションでは、Amazon Fashion Week Tokyoの独自に実施するプログラムAmazon Fashion “AT TOKYO”にも選出され、初のインスタレーションを発表し話題を呼びました。「光のタイムマシン」をテーマに、メディアアーティストの落合陽一とサウンドアーティストのKAITO SAKUMA a.k.a BATICによる日常の街の光と音に包まれた演出は、日常で着る服のリアル感をさらに惹き立たせました。こうしたファッションの垣根を超えたコラボによって、ブランドコンセプトを強く打ち出すのもLautashiの魅力。来年の春夏シーズンには、是非このコレクションアイテムもチェックしてみてくださいね。 日常的に身にまとう服によって、気持ちは幾分も違います。現代社会に生きる女性の強い鎧となる服を、あなたのクローゼットに入れてみてはいかがでしょうか。 Lautashilautashi.com text:和田典子
2018年11月13日鈴木えみが手掛けるブランド「ラウタシー(Lautashi)」の2019年春夏コレクションが、2018年10月18日(木)に南青山・UNTITLEDにて発表された。鈴木えみ×落合陽一×KAITO SAKUMA a.k.a.BATICインスタレーション形式を選んだ、東京コレクションのデビュー戦。発表の場には、2人のトップアーティストを召喚して、街角に佇む一日の風景を光と音の芸術で再現する。光の演出には、メディアでの活躍も目立つ落合陽一、音楽には、映画音楽やCM楽曲で数々の賞を受賞しているKAITO SAKUMA a.k.a.BATICが担当。テーマは、「光のタイムマシン」だ。暗闇の会場を照らし出したのは、街角で見つけたネオンや車のヘッドライトをぼかしたという眩い光。そこには、街の雑踏の中に紛れ込んでいるような重低音が響いていて、その音の強弱に共鳴して光も動きを変えていく。日常の中で見過ごしている光と音。その中で佇むモデルが纏う服こそが、リアルに満ちた姿である。光によって映しだされる多彩なシルエットワンピースや、カジュアルなTシャツ、セットアップなど、会場に並べられたピースは、様々な要素を孕んでいるものの、日常で着やすいベーシックなアイテムが多い。そこにオリジナリティを加えているのは、光の演出によって様々な表情を魅せてくれる多彩なシルエットだ。ギャザーを連ねたスカートや、アシンメトリーなフリルを重ねたワンピースは、モデルが動いていないにも関わらず、光の演出によってその立体的なフォルムが強調されている。異なる質感で魅せるテキスタイルの表情また素材によって、映り方が全く異なるピースも存在する。ひと際目を惹いたのは、星座のモチーフを散りばめたテキスタイル。白のポリエステルドレスは、光の動きによって、滑らかな光沢を帯び、ドレッシーな雰囲気に。一方厚地のネイビースカートは、光を吸収して、ダークな印象すらも感じさせる。「日常着としてのファッション」「リアルな日常の中にある洋服をより近くで見てほしかった」と語る鈴木えみ。今回の発表の場を通して、日常に溢れた光も、洋服の表情を作り上げる存在であることに気付かされる。ブランドのコンセプト「日常着としてのファッション」を、リアルな方法で体現したコレクションであった。
2018年10月21日約20年に渡り第一線でモデルとして活躍してきた鈴木えみが、2017年に立ち上げたブランド、ラウタシー(Lautashi)。4シーズン目となる2019年春夏は、10月15日に幕を開けた「Amazon Fashion Week TOKYO 2019 S/S」のオフィシャルスケジュール内に、ブランド初の試みとしてインスタレーションでコレクションを発表する。鈴木えみがモデルというキャリアを通じ、身にまとうことによって変化する気持ち、感じる喜びや楽しみを投影させることによって生み出されるLautashi。インスタレーションは、メディアアーティストの落合陽一と、認知科学をバックボーンに持つサウンドアーティストのKAITO SAKUMA a.k.a BATICを巻き込んで行われる。いわゆるランウェイをモデルが歩くショーではなくインスタレーションを選択したのは、Lautashiが“日常着”であり続けたいからだと語る鈴木えみ。10月18日の本番を直前に控えた今、何を感じ、考えているのだろうか。――なぜ、インスタレーションで発表するのですか?友人の紹介でAmazon Fashionの“AT TOKYO”プログラムにエントリーしてみないかと声をかけられたのがきっかけです。しかし、Lautashiは“日常着”をテーマとしていますので、いわゆるキャットウォークのショーというのはあまりイメージがつかず、インスタレーションでの発表という結論に至りました。生活の中にある光や音を取り入れ、消耗品でもなく飾りでもない、実用品としてのファッションの可能性を表現したいと考えています。ブランド初めてのインスタレーションなので、Lautashiの世界観を表現し、ファッションの力というものを改めて伝えたいのと同時に、来場される方、1人1人にとって思い出に残る体験にできたらと思っています。――インスタレーションはメディアアーティスト落合陽一さんとコラボレーションして行われるとのことですが、その経緯は?落合さんとは、このプログラムが決定する前から交流がありました。というのも、偶然美容師さんが一緒で(笑)。その繋がりから一度食事をする機会があり、その時に落合さんと「世の中を変えられるのはファッションだ」という話をしていて、何か一緒に取り組みをしていきたいと密かに淡い期待がありました。そして、“AT TOKYO”が決まった後に改めて正式に相談をさせていただきました。――音楽はサウンドアーティストのKAITO SAKUMA a.k.a BATICさんが手がけられるのですね。音楽を作っていただくKAITOさんは、落合さんの推薦です。Lautashiがショーをするには、ややファッション過ぎる。なにかもう少し日常を意識した中で表現ができたらという部分で、落合さんとKAITOさんには日常らしさを感じてもらえる演出の仕掛けを考えていただいています。――今回、インスタレーションの出演モデルをSNSで募集されていましたね。最初は年齢も身長も、とにかく制限を掛けず募集をスタートしたんです。というのも、Lautashiをできるだけ色々な方に着ていただきたいなと思ったからです。これから、応募いただいた方全員分のコンポジットに目を通し、チーム全体でバランスを見つつ選定していきます。その中には50代の方や、地方で主婦をされている方、年齢や生活も様々な方々に応募いただいています。一度はモデルを諦めていたけどもう一回チャレンジしたいとか、そういう思いを持たれている方の気持ちもしっかり届いてきました。――“AT TOKYO”という形でAmazon Fashionがデザイナーをサポートするということに対してどう思われますか?素直に嬉しいです。スポンサーがいるわけでもなく、完全に自己資金でやっていますので、そういう機会でもないとショーは中々できないと思います。“AT TOKYO”は、一般観覧枠も設けているのですよね。今回は、なるべく多くの一般の方たちにも見てもらいたいです。ファッション業界関係者に限らず、実際に買って着用していただく方たちに体験してもらうべき、という気持ちがあります。Amazon Fashion Week Tokyoへの参加が決まって最初の打ち合わせの際に、日本におけるファッションの優先順位は低いというお話を聞きました。これがパリなんかだとパン屋さんを始め、街中の人たちみんなが「今、ファッションウィーク中だね」と認識をしていて、そんな年齢も性別も関係なく誰もが知っている環境を東京でも作りたいという理想があると。その点でも、一般観覧枠はやはりマストだと改めて思いました。――ブランドの目指すところは?今回、日本の伝統工芸である京友禅の墨流し染めという技法を取り入れたテキスタイルを用いたアイテムを発表します。京都へ行き、職人さんたちととともに検証をしながら制作を行った初めての取り組みです。この職人さんたちとの制作は今後も継続し、できれば毎シーズン行っていきたいと思っています。また、テクノロジーに精通している落合さんの力を借りながら、今回のように最新技術を用いた何か、例えば生地開発などを今後一緒にできたらと、密かに企んでいます。――鈴木えみさんが感じているファッションの可能性とは?大きな話になりますが、例えばパリジェンヌやニューヨーカーが、=(イコール)オシャレだという認識を多くの方が持たれていますが、自分自身、仕事や旅で海外に行ったりする時に感じるのは、実際には日本人の方が平均してみんなオシャレなんじゃないかな? ということ。日本の中でも東京が特殊なのかもしれませんが、入ってくる情報量だったり、欲しいと思ったものがすぐ買えたり、クオリティーが全体的に高いと思うんです。その一方で、与えられすぎてなんとなく選んでしまっていることも多い気がしています。例えばファッションに関心がない人でも、自分の洋服は自分で選んで毎日着ていると思うのですが、その毎日身にまとうものを選ぶという行為の意識が、原動力になるよう、その洋服がもたらしてくれる力を、もっとみんな使ったらいいのになと思うのです。一つの自分の武器のようなものに近いのかもしれないのですが、例えば、“このペンだとすっごく字が上手に書ける! ”とかそんな感覚と同じなんですけれど。この洋服を着るとちょっとプレゼンがうまくいくとか、そういうパワーみたいなものを洋服からもっと借りられると思っています。Lautashiのコンセプトにもあるように、今までのモデルとしてのキャリアを通じてたくさんの服を着て、その度にどれだけ気持ちが変化するか、つまりどれだけ服の力を借りることができるかというのを実感しました。一着一着作っていったものを、誰かに着てもらい、その人の背中を押せるようなものを作り出していきたい、と思います。洋服をもっと色々な気持ちで、楽しく着るという意識が広がっていけば嬉しいです。【プロフィール】鈴木えみ(モデル/Lautashi デザイナー)1985年、京都府生まれ。13歳でモデルとしてデビューし、『SEVENTEEN』や『PINKY』などで活躍。プライベートのファッションにもファンが多く過去2冊の本を出版させた他、ガールズマガジン『s’eee』の編集長も務める。2017-18年秋冬シーズンより自身が手がけるブランド、Lautashiをスタート。Lautashi(ラウタシー)2017年設立に設立したブランド。「求めるものはおくゆきのある佇まいと存在感、そして内面から湧き出るしなやかさ。存分に力を発揮できるように、鎧となろう」をメッセージとして掲げる。鈴木えみ自身が培ってきた経験を生かして、身にまとうものによって生まれる気持ちの変化、“ファッションとココロの関係性”をスタイルに投影した服づくりを行っている。Amazon Fashion “AT TOKYO” 2019 S/S SHOW DATE:2018年10月18日
2018年10月15日アマゾン ファッション(Amazon Fashion)が10月15日から20日まで開催する「Amazon Fashion Week TOKYO」。その期間中に行われるプログラム、「Amazon Fashion “AT TOKYO”」の全容が明らかになった。今年で4回目を迎える“AT TOKYO”には、アンリアレイジ(ANREALAGE)、ラウタシー(Lautashi)、N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)、スコロクト(SKOLOCT)、そして「RE:ACTION」と題して合同ショーを開催するベッドフォード(BED j.w. FORD)とクリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)の6ブランドの参加が決定した。今回は、「EVENT」「BRAND STORE」「MY AMAZON」の3つの軸をもとに構成。「EVENT」では、スコロクトがアーティストとして作品を発表する他、アンリアレイジのコレクションではサカナクションの山口一郎率いる「NF」が音楽を、ライゾマティクスリサーチが演出を手掛ける。ラウタシーは、メディアアーティストの落合陽一、サウンドアーティストのKAITO SAKUMA a.k.a BATICとコラボレーション、N.ハリウッドは未発表のスペシャルピースを含む新たなコレクションをお披露目する。N.ハリウッド「BRAND STORE」では、参加ブランドによる“AT TOKYO”限定のスペシャルアイテムを10月15日より販売。今回参加するブランドのアイテムだけでなく、前回までの参加ブランドの新規アイテムも購入可能となっている。商品の詳細や販売スケジュールについては、“AT TOKYO”ウェブサイト()で随時公開。「MY AMAZON」では、東京で活躍するデザイナーやインフルエンサーが、自身のライフスタイルに欠かせないファッション、本、映画、家電などのアイテムを、Amazon.co.jpの品揃えからリコメンド。定額制音楽配信サービスのアマゾン・ミュージック・アンリミテッド(Amazon Music Unlimited)から選曲した特別なプレイリストの公開も予定している。
2018年09月11日「Amazon Fashion Week TOKYO 2019 S/S」が2018年10月15日(月)から21日(日)の期間で開催。2018年9月5日(水)時点で、ハイク(HYKE)、まとふ(matohu)、ミントデザインズ(mintdesigns)、ハレ(HARE)など48ブランドの参加が決定。うち15ブランドが東京コレクション初参加となる。なお、海外コレクション参加ブランドが登場する「Amazon Fashion“AT TOKYO”」も開催される。アンリアレイジ(ANREALAGE)、ラウタシー(Lautashi)、N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)、スコロクト(SKOLOCT)が参加する他、ベッドフォード(BED J.W. FORD)とクリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)が合同ショーを実施。計6ブランドが参加する。アンリアレイジは、サカナクションの山口一郎が率いるプロジェクトやライゾマティクスリサーチとコラボレーション。ラウタシーもメディアアーティストの落合陽一やサウンドアーティストのKAITO SAKUMA a.k.a BATICとコラボレーションするなど、テクノロジーやミュージックを取り入れた新たなファッションショーを提示する。【詳細】Amazon Fashion Week TOKYO 2019 S/S開催期間:2018年10月15日(月)~21日(日)<参加ブランド>アクオド バイ チャヌ(ACUOD by CHANU)アカリ ミヤヅ(AKARI MIYAZU)アレハンドラ レンドン フェリクス×ミラノ モーダ グラデュエイト イン トーキョー(Alejandra Rendon Felix × MILANO MODA GRADUATE IN TOKYO)アンリアレイジアオイ ワカナ(AOI WAKANA)アジアンファッションミーツ トウキョウ(Asian Fashion Meets TOKYO)ベッドフォードクリスチャンダダドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)ディーベック(D-VEC)フォー・エグザンプル・ショールーム・ファッション・フロム・ビエナ―(For Example Showroom...Fashion from Vienna)フミク(Fumiku)グローバル ファッション コレクティブ(Global Fashion Collective)ハオリ ドゥ ティティ(haori de TiTi)(haori de TiTi)ハレヘッド イエロー レーベル(HEAD YELLOW LABEL)ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)ハイクイン(IHNN)ジェニー ファックス(Jenny Fax)ヨハン クー ゴールドレーベル(Johan Ku GoLd Label)コトハ ヨコザワ(kotohayokozawa)ラウタシーマラミュート(malamute)マンウーマントーキョー(MAN/WOMAN Tokyo)マトフメアグラーティア(meagratia)メミューズ(MEMUSE)ミドラ(MIDDLA)ミントデザインズミツル オカザキ(MITSURU OKAZAKI )ミューラル(MURRAL)ミューズ(MUZE)N.ハリウッドネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATiENTS)ナード ユニット(NERD UNIT)パラドックストーキョー(PARADOX TOKYO)アールエービーディー(RABD)スコロクトショーヘイ(SHOHEI)ステア(STAIR)タエ アシダ(TAE ASHIDA)ティート トウキョウ(tiit tokyo)(tiit tokyo)トクコ・プルミエヴォル(TOKUKO 1er Vol)ヴィヴィアンノ スー(VIVIANO SUE)(VIVIANO SUE)ウィーウィル(WEWILL)(WEWILL)ユキ トリヰ インターナショナル(YUKI TORII INTERNATIONAL)ユキヒーロープロレス(YUKIHERO PRO-WRESTLING)
2018年08月26日東京の街を舞台に行われるデザイン・アートの祭典「デザイナート・トーキョー(DESIGNART TOKYO)」が、10月19日から28日までの10日間開催される。ジョニー・チウ「Happier Café」2回目となる今回は、規模を拡大し、表参道・外苑前、原宿・明治神宮前、渋谷・恵比寿、代官山・中目黒、六本木・広尾の各エリアを中心に100以上のエキシビジョンを開催する。今年の顔である「DESIGNART Feature」にはアーティストの藤元明と建築家の永山祐子を起用し、初の大型コラボレーションを展開。インスタレーションでは、明快かつ印象的な建築物を創り出す世界的建築家、藤元壮介がクリエイターとして参加。台湾の注目建築家、ジョニー・チウは、紙を素材とした刷新的なアイデアが評価され、昨年国際インテリアデザイン協会のInterior Design Competitionを受賞した「Happier Café」を日本で展開する。グランドセイコーは、今年ミラノサローネに初出店し、話題となったアートインスタレーション「THE FLOW OF TIME」を日本で初披露。シャンパーニュ・メゾン ペリエ ジュエは、本イベントの中心エリアとなる青山のスパイラルカフェを舞台に、話題のイギリス人気鋭プロダクトデザイナー、ペサン・ローラ・ウッドを起用し、ペリエ ジュエのシャンパーニュの為に作られた作品を発表する。PIXEL by Hiroto Yoshizoe (2018), photographed by Shunsuke Watanabe本イベントを楽しむ上で欠かせないのが、普段見ることのできない会場と作品のコラボレーションで生まれる特別な空間。B&B Italia Tokyoでは、吉添裕人が自身の発表作「PIXEL」を用いて、美しいショールームにインスピレーションを受けた新作のインスタレーションを発表。ラブレス青山では、アートディレクターのMOTTYとコラボレーションしたカプセルコレクションを、注目のファッションブランド、カラー(kolor)では、メディアアーティスト落合陽一がTDKとのコラボレーションで制作した「Silver Floats」を展示する。また、新型LED照明器具ブランドSALIOTは、光をテーマとした国内外19人のクリエーターによるあこや真珠の作品と、SALIOTのライティングと“音”による協創空間をつくり出す。建築家、プロダクトデザイナーとして日本のみならず海外でも高い評価を受けるh220430の板坂諭は、日本文化の象徴である“木”をテーマに、森林を取り巻く環境や経済格差などの問題を抱えた複数の国と地域の木を使用し、人に最も近い家具である椅子を製作することで、各地の木を見て、触れて、知ることを愉しむ展示「Neba Chair」を展示。吹き抜けの美しい空間が印象的なフレッドペリーショップ(Fred Perry Shop)東京との空間のコラボレーションも必見。SONY「Hidden Senses」銀座のソニービル跡地にできた銀座ソニーパーク(Ginza Sony Park)では、エキシビジョン「“Hidden Senses” at Ginza Sony Park」を9月末から10月末に開催予定。今年4月に開催された世界最大規模のデザインイベント「ミラノデザインウィーク 2018」にソニー株式会社クリエイティブセンターが出展し話題を呼んだ「Hidden Senses(隠された感覚)」が登場。国内初のお披露目となる体験型の展示は、ソニーらしいプロダクトや空間を通して人や生活に寄り添うテクノロジーが体験できる。その他、本イベントに合わせて世界的デザイナーが手掛ける最新のデザイン・インテリアの発表、若手支援プログラム「UNDER-30」による若手のクリエイターの作品展示、気鋭クリエイターの作品が一堂に揃う注目のグループ展など様々な場所で様々な企画が開催される。パートナーカントリーには外交関係樹立150周年のスウェーデンを迎え、ワールド北青山ビルではスウェーデンデザインプロジェクト「Swedish Design Moves Tokyo 2018」の一環として「Young Swedish Design 2018」を開催し、気鋭のデザイナーの作品を展示する。【イベント情報】DESIGNART TOKYO 2018会期:10月19日〜28日会場:表参道・外苑前、原宿・明治神宮前、渋谷・恵比寿、代官山・中目黒、六本木・広尾エリア“Hidden Senses” at Ginza Sony Park会期:9月末〜10月末(予定)会場:Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)PARK B2/地下2階住所:東京都中央区銀座5丁目3番1号時間:10:00〜20:00
2018年08月13日8月27日(月)に東京オペラシティコンサートホールで開催される「変態する音楽会」。仕掛け人は日本フィルハーモニー交響楽団と「現代の魔法使い」こと落合陽一筑波大学准教授・学長補佐(ピクシーダストテクノロジーズCEO)だ。【チケット情報はこちら】今回、耳で聴く「音」ではなく、目で見る「映像」をあえて「演奏装置」として加える。その意味で、オーケストラの「変態(トランスフォーム)」。映像の「リアルタイム生成」という、現代テクノロジーを駆使して初めて実現するアート表現だ。落合はこう解説する。「オーケストラって、作曲家が書いたスコア(楽譜)があって、指揮者がそれを解釈して指示を出す。 僕は今回、楽器としての映像装置のスコア(楽譜)を新たに書き起こしました。映像の演奏者は、スコアや指揮者の指示をもとに、映像を“リアルタイムに”“音楽的に”出す。映像の強弱、タイミングはすべてライブパフォーマンス。他の演奏者と息を合わせながら演奏するという意味で、バイオリン奏者やトランペット奏者と、立ち位置はなんら変わらないんですよ」オーケストラは、“映像”よりもはるか昔、約300年前に発明された表現方法。人類が“映像”を本格的に手にしたのは、エジソンがキネトスコープを発明した19世紀末以降のことだ。だからこそ、「もし、今オーケストラを再編成するとすれば、あらゆる映像表現があふれる時代だけに、オケに映像っていう楽器はむしろ含まれて当然な要素じゃないのと思えた」と落合は語る。本公演でコラボするのは、落合を含めて3人のクリエイターだ。若手実力派指揮者の海老原光と、映像の世界で多彩な表現活動をしているビジュアルデザインスタジオ「WOW」の近藤樹。指揮者の海老原は、300年の歴史からなるオーケストラの伝統を「あえて壊す」過程も経験した。「プロジェクトを始動させた当初はどうしても、従来の“聴く”という固定観念に縛られている自分たちがいた。でも、ある時ふっと、映像という目から入るものも含めて、トータルに人が身体で聴く行為だよねと意識が変わった瞬間があって。それからはどんどんアイデアが湧いてきて、“映像も含めてオケ的に奏でる”という世界観がどんどんアップデートされていきましたね」映像生成のスペシャリストでありながら、今回は“演奏家”としてデビューを果たす近藤樹は、「めっちゃ演奏する気満々ですよ。といっても、本でいえば“挿絵”みたいにナチュラルに、作品の主旋律の邪魔はしない演奏を目指したい。“生”感を楽しんでほしいですね」。「演目にはスペイン・バスク地方出身のホセが運命に翻弄される《カルメン》などビゼーの名曲から構成する「ビゼー組曲」(海老原光編)も。」「南国風情たっぷりだし、五感が全開になること間違いなし。クラシックというよりは野外フェスに参加しよー!帰りはビール飲もうぜ!くらいのノリで聴きにきてほしい」と落合。この夏、オーケストラという枠組みを使った“壮大な実験”をぜひご鑑賞あれ!取材・文:古川雅子(ノンフィクションライター)
2018年08月06日「変態する音楽会 - Transforming Orchestra -」が、2018年8月27日(月)に東京オペラシティコンサートホールで開催される。落合陽一×日本フィルによる、全く新しいコンサート「変態する音楽会」は、オーケストラにテクノロジーを取り入れることで、全く新しいアートに進化させる、というコンサート。演出に“現代の魔法使い”とも呼ばれるメディアアーティストの落合陽一を迎え、日本フィルハーモニー交響楽団が演奏を担当する。音楽と映像を“並列の関係性”にオーケストラが誕生してから約300年。その間に写真や映像といった様々メディアが生まれ、それぞれが独自の進化を遂げてきたものの、指揮者と楽器奏者で構成されるオーケストラの構造は基本的に変わっていない。このコンサートでは、「映像装置」を楽器奏者として加えることで、オーケストラの編成を「変態=トランスフォーム」させる。落合陽一が楽器としての映像装置のスコア(楽譜)を新たに書き起こし、曲目ごとに音楽が映像に従う、あるいは映像に音楽を合わせるのではなく、あくまで並列の関係性でオーケストラとして再構築するという。演目はラヴェル「ボレロ」やブラームス「ハンガリー舞曲第1番」など演奏曲目は、ドヴォルザーク「スラヴ舞曲第1番」や、ブラームス「ハンガリー舞曲第1番」、ラヴェル「ボレロ」など。開演前には、落合陽一によるプレトークも行われる予定だ。開催概要「変態する音楽会 - Transforming Orchestra -」開催日:2018年8月27日(月)時間:開演19:00(ロビー開場18:00)場所:東京オペラシティ コンサートホール タケミツ メモリアル(東京都新宿区西新宿 3 丁目 20-2)出演者:・日本フィルハーモニー交響楽団・落合陽一(演出)・海老原光(指揮)・WOW(ビジュアルデザイン)・江原陽子(進行アシスタント)対象:小学生以上料金:SS席 24,000円〜B席 5,000円※障害者手帳の所持者は各席割引あり。※Ys(25歳以下)、Gs(65歳以上)割引あり。<チケット申し込み>日本フィル・サービスセンターTEL:03-5378-5911(平日10:00〜17:00)※各プレイガイドでも取り扱い有。<演奏曲目>・ドヴォルザーク/スラヴ舞曲第1番・ブラームス:ハンガリー舞曲第1番・サン=サーンス:交響詩《死の舞踏》(ヴァイオリン・ソロ:鎌田泉)・ビゼーによる舞踊組曲(海老原光編)《アルルの女》第2組曲 - ファランドール《カルメン組曲》- ハバネラ、アラゴネーズ、セギディーリャ、ジプシーの踊り・ラヴェル:ボレロ※開演前18:50より、落合陽一によるプレトークを実施。
2018年08月04日