フリーアナウンサーの岡安弥生(52)が20日、自身のブログを更新し、前衆議院議員の菅原一秀氏(62)と結婚したことを報告した。岡安は「私ごとではございますが、このたび、前衆議院議員の菅原一秀さんと入籍致しましたことをご報告させていただきます。人生のパートナーとともに、日々精進してまいりたいと思いますので、今後も温かく見守っていただけますと幸甚でございます」としたためた。菅原氏も自身のX(旧ツイッター)を通じて「私事ですが、この度フリーアナウンサーの岡安弥生さんと入籍致しました。すでに妻にはいろいろと支えていただいてます。実は公民権が復活してから発表しようと考えていたのですが、一部報道に出たことによりここにご報告申し上げます。今後とも、国家国民のために練馬から頑張って参ります。菅原一秀拝」と記した。岡安は1972年3月14日生まれ、群馬県出身。リポーター、キャスターとして『情報満載ライブショー モーニングバード!』(テレビ朝日系)、『みのもんたの朝ズバッ!』『早ズバッ!ナマたまご』『ニュースの森』『ベストタイム』(TBS系)、『スーパータイム』『ザヒューマン』『スーパーニュース』(フジテレビ系)、『クローズアップ東京』(TOKYO MX)に出演。現在放送中の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)にレポーターとして出演している。■報告全文ご報告私ごとではございますが、このたび、前衆議院議員の菅原一秀さんと入籍致しましたことをご報告させていただきます。人生のパートナーとともに、日々精進してまいりたいと思いますので、今後も温かく見守っていただけますと幸甚でございます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。岡安弥生
2024年05月20日日本維新の会の馬場伸幸代表(59)は5月16日、4月の衆院東京15区補選で維新の”公職選挙法違反の疑い”をSNSで指摘した足立康史衆院議員(58)に対し、党紀委員会を招集すると明らかにした。ことの発端は、維新が補欠選挙の期間中に配布した「機関紙日本維新」。裏表紙には、東京15区に出馬した2人の補選候補者が掲載されていた。選挙活動ではなく、政治活動用の機関紙として配布したということだが、有権者から”違法ではないか”との指摘があったという。この指摘に対し4月18日、音喜多駿参院議員(40)がXで《-選挙期間中、証紙が貼ってある「法定ビラ」以外にも配れるチラシがあるというマニアックな話-》として、《普段から(少なくとも直近6ヶ月間)政党として継続的に街頭演説やポスティングで政党機関紙を配布していれば、そのやり方を選挙期間中に続けることは問題ない》と主張。これに対し、足立氏はXで《本件は、法令遵守に関わる重要な判断ですので、党員支持者の皆さまには慎重な判断を行うことをお勧めします》とし、《党として、動員している方々に、(平常行っていない方法での)機関紙配布を指示することは、控えるべき》と、公認候補を掲載した機関紙を配布していることが、”公職選挙法に違反する疑い”があると指摘していた。この足立氏の指摘に同党の都支部にあたる東京維新の会は激怒。足立氏に対し「厳格かつ重大な処分」を求める上申書を提出し、足立氏の除名処分を求めていた。こうした事態を受け、馬場氏は16日の記者会見で、足立氏について「上司や同僚の悪口をSNSで流したら会社では懲戒免職になる。党紀委員会でのやり取りを見た上でどうするか決めたい」と述べた。しかし、自身が所属する党に”法令遵守”のために慎重になるよう指摘したことを「悪口」と言い放ち、処分を検討する維新の姿勢は波紋を呼ぶことに。SNS上では非難の声が相次いでいる。《スゲーなコイツ。まるで『内部通報をした社員を粛清するブラック企業』そのまんまやん》《ごく順当な批判、あるいは注意喚起だとしか思えないんだけど、これを「悪口」と言ってしまうあたりがいかにも維新という感じがする。発想がブラック企業と同じレベル》《これ、悪口と違って「法に触れるかもしれませんよ」と言う党内からの警告ですよ。それを潰してたら、誰も危険を警告しなくなります》《法令遵守の観点から注意喚起しただけで「悪口」扱いされて処分くらうそうです》足立氏は「法令遵守の観点から、慎重な判断が必要である旨、注意を促したに過ぎない」として、党紀委員会の開催自体の中止を求めている。
2024年05月17日元衆議院議員の金子恵美が15日に自身のアメブロを更新。前日にメイクを落とさずに寝た結果を明かした。この日、金子はオトナの夜のワイドショー『バラいろダンディ』(TOKYO MX)の生放送に出演したことを明かし「楽屋に戻って撮った自撮り写真」と自撮りショットを公開。「見てください、この目の下のクマ!(笑)」と述べ「前夜、メイクを落とさずに寝た結果がコレです」と説明した。続けて「『ゴゴスマ』でメイクしていただいた後、『バラいろダンディ』でお直ししていただいたのですが、もはや隠しきれず」だったといい「顔全体がくすんで見えるのは、年齢のせいもあるのでしょうが」とコメント。「ちゃんと寝る前にお肌を休めてあげようと思います」と反省した様子でつづり、ブログを締めくくった。
2024年05月16日元衆議院議員のタレント・杉村太蔵(44)が、4日放送の読売テレビ『今田耕司のネタバレMTG』(毎週土曜前11:55)に出演し、過去に「2日で辞めた」ばっくれ秘話を明かした。4月に入社した新卒社員が即退社するという話題をめぐり、同じ世代のNMB48の安部若菜(22)が「友だちで1人、もう辞めている子がいました」と身近なエピソードを証言。そうした状況について激論となり、MCの今田耕司やパネリストからは嘆きの声があがったが、杉村は違った。杉村は「2日で辞めました」と、自身の経験をあっさり告白。不動産のマンション営業で、すぐに「違うな」と感じたという。電話帳を渡されて「朝から晩まで電話をかける仕事。2日目に『(アポ)とれました』って言って外に出て、もう辞めた」と振り返った。さらに「だから今がありますもん。あそこでかじりついてたら今の僕はない。直感でダメだと思ったら、すぐに辞めた方がいい」と熱弁し、その後勤めた証券会社は「ここだ!」と直感したと語った。杉村は、派遣社員から外資系証券会社勤務を経て、2005年9月の総選挙で最年少当選を果たして話題に。その後もタレントや投資家としてもキャリアを重ねてきた。
2024年05月05日4月28日に投開票された衆議院3補欠選挙。東京15区、島根1区、長崎3区のいずれも立憲民主党が勝利し、自民党は敗北を喫して議席を失う結果となった。そんななかSNSでは、ニュースサイト「テレ朝news」で配信された記事内の“ある記述”が物議を醸している。注目を集めたのは、4月29日に「自民王国『島根1区』で惨敗…取材で見えた『静かなる怒り』」のタイトルで配信された記事。島根1区では自民党が唯一候補者を擁立し、元財務官僚の錦織功政氏(55)と立憲民主党の元議員・亀井亜紀子氏(58)の一騎打ちに。選挙最終日に岸田文雄首相(66)と立憲民主党の泉健太代表(49)の両党首が駆けつけるなど、総力戦が展開された。だが自民党は、長く守ってきた「保守王国」の議席を死守しきれなかった。「テレ朝news」の記事では、自民党を打ち破った立憲民主党の奮闘ぶりが同党幹部への取材をもとに伝えられていた。昨年4月の参議院大分選挙区の補欠選挙で勝利した自民党は、選挙活動を減らして無党派層の投票率を上げさせずに組織票で勝ち切る「大分作戦」が功を奏したという。そのため立憲民主党は、島根1区でも「大分作戦」が行われることを警戒していたようだ。これに立憲民主党が講じた対抗策について、現在、「テレ朝news」の記事内ではこう紹介されている。《そうした中で力を入れたのが、業界団体へのローラー作戦だった。これまでの街宣車での演説中心の戦い方を変更し、きめ細やかな選挙活動で自民党の組織力に対抗しようとした》ところがSNSでは、“当初の記述が修正されている”との指摘が相次いでいるのだ。スクリーンショットも拡散されており、上記箇所は次のように記されていた。《そうした中で力を入れたのが、有権者への戸別訪問だった。これまでの街宣車での演説中心の戦い方を変更し、一軒一軒有権者の家を訪問。きめ細やかな選挙活動で自民党の組織力に対抗しようとした》■立憲民主党はキッパリ否定、テレ朝が本誌に明かした「事実」しかし政治活動において、特定の候補者への投票を目的に住居や会社、商店などを戸別に訪問する行為は禁じられている。そのため報道内容が事実であれば、公職選挙法の第138条に抵触しかねないだろう。SNSでも“サイレント修正”された記事に対して、事実関係を問う声が多数あがっている。《おいおい、これ看過出来ないぞ!》《戸別訪問の文章が訂正されてる》《戸別訪問って公職選挙法違反だよね》《さすがに立憲が知らないとは思えないので、記者の勘違いではないかなあ。本当に戸別訪問していたら記事を修正したりしないで選挙違反を告発するはず》果たして、選挙活動で戸別訪問は行われていたのだろうか?本誌が4月30日に立憲民主党に取材を申し込むと、担当者は「有権者への戸別訪問をしているわけがないです」とキッパリ否定。その上で、「当方は何の関係もない話なので、テレビ朝日さんにお聞きになってください」との返答があった。そこでテレビ朝日に問い合わせると、5月2日に広報部から文書で次のような回答があった。「ご指摘のあった記事は、4月29日にテレビ朝日のニュースサイト『テレ朝news』に配信されたインターネット用の記事です。記事の中で当初、衆議院島根1区補欠選挙における立憲民主党陣営の選挙活動について『力を入れたのが、有権者への戸別訪問だった』と表記しましたが、記事掲載後に社内で誤りに気づき修正しました。当社の取材で、立憲民主党陣営が有権者へ戸別訪問をしていたという事実を確認したものではありません」あやうく公職選挙法違反に問われるところだったが、SNSを騒然とさせた「戸別訪問」は誤報だったようだ。
2024年05月02日元衆議院議員の金子恵美が17日に自身のアメブロを更新。“幸運のタクシー”に乗車した日のエピソードをつづった。この日、金子は生放送の後に新大阪駅に向かったことを明かし、その際に乗車したタクシーが「『幸運のタクシー』だったのです!」と報告。「ピンクのN」と述べ、桜色の行灯がついたタクシーの横に立つ自身の写真を公開した。続けて「関西を走る日本交通グループのタクシー900台中に1台しかないんですって」と説明し、記念乗車証を手にした車内での自撮りショットも公開。「今日はいいことがありました!よし!!」と嬉しそうにつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「凄い」「よかったですね」「ラッキーな日でしたね」「良いことありますように」などのコメントが寄せられている。
2024年04月19日衆議院議員の野田聖子氏が29日に自身のアメブロを更新。高熱が約20日続いた息子・真輝くんの現状を報告した。14日のブログで、野田氏は真輝くんが気管支炎と診断されたことを報告し「いつもなら3日くらいで平熱に戻るはずが、今回は10日間、38度ごえ」と説明。「さらには、激しい咳で切れた気管支からの出血が多量」と真輝くんの症状を明かし「発病から11日目の今日、どうにか嵐は去ったかなと思います」とつづっていた。この日は「約20日におよんだ、ムスコさんの高熱との戦い 彼の勝利」と報告し「翌々日は、衆参国会議員団の団長として、スイスジュネーブでのIPU会議出張」とスイスを訪れたことを説明。「帰国日は夫が出張で、彼と久々の二人ぼっち~ でも、あの悪夢の日々を思い返し、しみじみ、生きてくれていて嬉しい」と親心をつづった。また「ヨーロッパのみやげ ヒースロー空港で買いました!なぜとても喜んでるか、鉄母はわからん」とヨーロッパの土産を手にした真輝くんの姿を公開。「あー落ち着いたな」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年03月31日自民党の今井絵理子参院議員(40)のXとInstagramのアカウントが、3月22日までに削除された。Xでは「このアカウントは存在しません」、Instagramには「このページはご利用いただけません。リンクに問題があるか、ページが削除された可能性があります」と表示されている。Facebookのアカウントや公式サイトは現在も残っているが、突然のSNSアカウント削除に波紋が広がっている。今井氏のXは約8万、Instagramは約7万フォロワーを抱えるアカウントだった。しかし昨年7月に“炎上騒動”が取り沙汰されて以降、今井氏が投稿を更新するたびに批判の書き込みが絶えなかった。「昨年7月末に自民党女性局が実施したフランス研修で、松川るい議員(53)や広瀬めぐみ議員(57)らがSNSに投稿した写真が“まるで観光旅行のよう”と批判が殺到。研修の目的は少子化対策や政治分野における女性活躍について、現地の有識者や議員らと意見交換することでした。しかし女性局の議員らによるSNS投稿は、エッフェル塔前での記念撮影やフレンチやデザートといったグルメの写真が目立ちました。そのため研修の目的や成果が伝わらず、国民感情を逆なでしてしまうことに。松川議員はSNSを通じて謝罪し、局長を辞任。しかし同じく研修に参加した今井議員は、国民の批判に対して反論に出たのです。SNSで研修が有意義だったと主張し、《無駄な外遊ではありません》と投稿。さらに《また追って活動報告します!!》とも、呼びかけていました。しかし今井議員からフランス研修に関する報告は一向になされず、彼女がSNSを更新するたびに“報告はまだ?”と厳しい声が寄せられていました」(WEBメディア記者)こうした背景もあり、今井氏のSNSアカウントが突然削除されたことに驚く声が上がっている。《今井絵理子に何があったのやら》《えっ 今井絵理子、Twitterでは強気だったのに》《今井絵理子は今度は何をやらかした?》《おーい! 今井絵理子せんせー?! 消したんかーい》《SNSからも逃亡とは。フランス視察の報告はまだ?》そんな今井氏といえば、最近では18日に参院予算委員会の集中審議で質問に立つ姿が注目を集めていた。能登半島地震の被災者に対するお見舞いの言葉を手話を交えて述べ、被災地での障害者への支援などについて岸田文雄首相(66)らに質問を行っていた。「今井議員は3つ目の質問まで手話を交え、ゆっくりとした口調で話していました。しかし4つ目以降からは手話を使わず、話す速度もややペースアップ。こうした今井議員の質疑応答に一部SNSでは疑問視する声が上がり、ネットニュースでも取り上げられていました。いっぽう今井議員のパートナーとして知られる元神戸市議の橋本健氏は、彼女に寄せられる批判に対して《一般の人は好きなだけ言えばいいよ》とXでコメント。その上でメディアに対しては、不快感をあらわにしていました。なお、今井議員のXとInstagramのアカウントが削除されましたが、橋本氏のアカウントはどちらも残っています」(前出・WEBメディア記者)突然アカウントが削除された理由は、果たして――。
2024年03月22日衆議院議員の野田聖子氏が18日に自身のアメブロを更新。発病から2週間が経過した息子・真輝くんの現状を報告した。14日のブログで、野田氏は真輝くんについて「岐阜で発病高熱、東京に戻り高熱、すごい咳と痰がゴボゴボ」と様子を述べ「気管支炎と診断」と診断された病名を報告。「いつもなら3日くらいで平熱に戻るはずが、今回は10日間、38度ごえ」と高熱が続いたことを明かし「さらには、激しい咳で切れた気管支からの出血が多量」と真輝くんの症状について説明。「発病から11日目の今日、どうにか嵐は去ったかなと思います」とつづっていた。この日は、発病から2週間が経過した真輝くんについて「ようやく、熱が下がり表情にも変化」と現状を報告。「いつもの抗生剤」「強めの抗生剤、ダメ」と述べ「自宅にて点滴での抗生剤、3日間のち やっと、かな」と説明した。続けて、自身や夫については「まさに心身ともブートキャンプ状態」とつづり「体温計で久々の36度台見て、安心」と安堵した様子でコメント。夫は「24時間の看病で疲労困憊」だといい「私も仕事しながらで」と看病中の自身らの様子を報告した。最後に真輝くんについて「まだサチュレーション低めなんで、油断せず」と説明。「やっと、スマイルでました~」と笑みを浮かべる真輝くんの写真を公開し、ブログを締めくくった。
2024年03月19日衆議院議員の野田聖子氏が14日に自身のアメブロを更新。症状が治らず大変だった息子・真輝くんの病名を明かした。この日、野田氏はブログの更新ができなかったことを明かし、理由について「息子さんの病気、思いの外悪くて、治らなくて、大変でした」と説明。「岐阜で発病高熱、東京に戻り高熱、すごい咳と痰がゴボゴボ」と真輝くんの様子を述べ「主治医と相談しつつ、入院でなく自宅。気管支炎と診断」と診断された病名を報告した。続けて、真輝くんについて「いつもなら3日くらいで平熱に戻るはずが、今回は10日間、38度ごえ」と高熱が続いたことを明かし「さらには、激しい咳で切れた気管支からの出血が多量」と真輝くんの症状について説明。「息子がむせながら血を吹き出すさまは、親としては心千切れる思い」だったといい「発病から11日目の今日、どうにか嵐は去ったかなと思います」と現状をつづった。一方で「寝室からは渾身の看病をしてくれてた夫が息子同様の激しい咳してるのが、聞こえてる」と夫の様子を明かし「ちなみに鉄母は花粉症」と自身についても説明。「家ナースと国会議員、両立」と述べ「やっと落ち着いてきたら、スマホかい」とスマートフォンを操作する真輝くんの姿を公開し、ブログを締めくくった。
2024年03月15日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「世界選挙イヤー」です。本当の民主主義が危うい状況。政治不信の払拭は急務。今年は世界50の国や地域で、国のトップを選ぶ、大選挙イヤーです。関わる有権者は約20億人に及ぶといわれています。すでにバングラデシュ、台湾、エルサルバドル、アゼルバイジャン、パキスタン、フィンランド、インドネシアでの選挙が終わり、これからロシア、韓国、インド、ウクライナ、欧州議会など、11月にはアメリカ大統領選挙もあります。選挙という民主的な手続きは取られていますが、ロシアや北朝鮮のように権力者が続投し続ける「名ばかり民主主義」の国が実は増えています。インドもモディ首相が3期目を務めるだろうといわれています。アメリカ大統領選挙では、バイデン大統領とトランプ前大統領の一騎打ちが濃厚。しかし、トランプ氏は4つの刑事事件で起訴されています。「有罪でも大統領になれば、恩赦もしくは不起訴にできる」となると、法治国家の基盤が根底から覆されることになってしまいます。1月に台湾総統選を取材しましたが、台湾では投票のために帰国する人が多く、成田も羽田も空港は台湾人で溢れていました。日本で働く29歳のある台湾人女性は、普段から政治に関心が強いわけではないけれど、国の未来を決める一票なので、投票するのは当たり前だと話していました。10代の頃にひまわり学生運動を友達と見に行き、皆で声をあげる大切さを知り、意識が変わったのだそうです。支持する党派にかかわらず、有権者たちは一様に「政治汚職を断ち切ってほしい」と訴えていました。政治への不信感が募ると、他国による認知戦により内側から崩されかねません。大きな選挙があるということは、その国の政治を変えやすい状況が生まれますから、「選挙介入」のリスクが高まります。台湾総統選も中国の介入をどう防ぐかがテーマになっていました。欧州では「暮らしが良くならないのはウクライナ支援をしているから」というような認知戦をロシアが仕掛け、「ウクライナを支援する政治家を選ぶな」というムードを作り、欧州議会選挙に揺さぶりをかけています。選挙制度を利用した権威主義が増えると、世界はより独裁的なパワーが強くなりますから、注意が必要です。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年3月13日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年03月09日「(“裏金”の)定義によって“裏金議員”かどうか決まるということだと思います。だからこそ、裏金議員がいないとは申し上げませんが、これは裏金という言葉の定義が文脈によって変わりうるということから、より的確な言葉を使うことが重要だと申し上げています」そんな禅問答のような答弁をしたのは、内閣総理大臣である岸田文雄首相(66)だ。2月6日の衆議院予算委員会で、立憲民主党の山岸一生衆議院議員(42)の質問を受けてのことだった。山岸議員は「総理は裏金という言葉を本当にお使いにならない」と指摘したうえで、こう続けた。「自民党の政策集団の政治資金の不記載の問題と非常に長い言葉をおっしゃる。派閥の裏金。僕らが議論しているのは、この派閥の裏金問題ですよね?」それに対し、岸田首相はこう反論する。「裏金という言葉については、文脈・人によって意味・内容が異なりうる、こういった実情であるからして、私として平素から客観的にわかりやすい言葉を使っているということであります」それに対し、山岸議員は広辞苑を引用したうえで、“裏金”に<公式の帳簿に記載しない、自由に使えるように不正に蓄えた金銭>という意味があることを指摘。しかし、岸田首相は、それでも“裏金”という言葉が多義的だと主張し、頑なに現在の問題が自民党の裏金問題であると認めようとしない。ついに、山岸議員が「自民党には裏金議員はいないのか?」と問うと、冒頭のように答えたのだ。つまり、“裏金議員”がいるかどうかは、その言葉を使う人それぞれということ。かつて、野党時代の自民党は“裏金”という言葉を使って、当時の民主党政権にあった金銭スキャンダルを追及していたのだが、野党議員としてその応酬を岸田首相はどんな思いで見守っていたのだろうか。“派閥”を“政策集団”に、“裏金”を“政治資金の不記載の問題”に言い換える岸田首相。今度はどんな新しい言葉の「言い換え」を見せてくれるのか、目が離せない。
2024年02月07日《今日届いた参議院憲法審査会のメンバー表で驚いた。自民党21名中、安倍派13名、報道によればうち11名が「裏金議員」。しかも差し替えた幹事が二人とも該当とは!2403万円の山谷議員、700万円の丸川議員ら11名で計五千万以上。「裏金」を作った議員に憲法審査会の資格なし。変えない限り議論はできない》2月1日、X(旧ツイッター)でそう綴ったのは、立憲民主党の辻元清美参議院議員だ。「自分の任期中に憲法改正を実現したい」と語ってきた岸田文雄首相。憲法改正の是非や、改正のための手続きなどについて話し合う憲法審査会に送り込まれた議員のうち、なんと11人もの「裏金議員」がいたのだという。これには日本共産党の小池晃参議院議員も、辻元議員のポストをリポストしつつ、こう同調した。《私も驚いた。自民党は「裏金議員」を各委員会の委員長や理事から外したのに、なぜ憲法審査会は例外扱いなのか。「裏金」をつくった議員に憲法審査会の理事や委員の資格なし。変えない限り議論は出来ない、という辻元さんの指摘はその通り!》1月30日の首相演説を受けて、立憲民主党の泉健太代表が「汚れた手で憲法を触るな」とコメントしたことも話題になっている。確かに政治資金のルールも守れない「裏金議員」が、我が国の最高法規のあり方に口をはさむことに違和感をもつ人は多そうだ。
2024年02月02日衆議院議員の野田聖子氏が29日に自身のアメブロを更新。息子・真輝くんが嚥下にチャレンジする姿を公開した。この日、野田氏は「毎年、後援会のみなさんが集まり、励ましていただく大切な時」と述べ「お付き合いの長い方とは40年弱!だから、三代四代の歴史があります」と説明。「上は100歳くらいから下は新生児まで、わざわざ参加してくれてます」と明かし「候補者としてはきわめて応援しにくいタイプの私。ありがたいの一言につきます」と感謝をつづった。続けて「この貴重な年一回の出会いに、ムスコさんもついてくる」と真輝くんも同行することを説明し「小さい頃は歩けなかったから、抱っこして…」と回想。「今は、歩けるようになったのに、鉄母のそばに来ない…会場をウロウロしてたから、まともに紹介出来なかった」といい「こんなもんだな、子育てとは」とつづった。また「岐阜へ」と報告し「ひたすらスマホ、の彼」とスマートフォンを操作する真輝くんの姿を公開。「嚥下チャレンジ!パパ特製の味噌汁、お酒ではありません」と嚥下にチャレンジする真輝くんの様子も公開し「ぼちぼちがんばろー」と述べ、ブログを締めくくった。
2024年01月31日元衆議院議員の金子恵美が29日に自身のアメブロを更新。駅で大量に購入した品を公開した。この日、金子は「静岡での楽しみ」というタイトルでブログを更新。「今日は『とびっきり!しずおか』出演日でした」と報告し「静岡の皆さま、ありがとうございました!」と感謝をつづった。続けて「放送後の静岡駅では、今日もしっかりお菓子を大量購入(笑)」と明かし「その一部がコチラ」と購入した菓子の写真を公開。「甘いモノが食べたくてしょーがない」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「気持ちわかる」「美味しそうですね」「いいじゃないですか」「お団子大好き」などのコメントが寄せられている。
2024年01月31日未来のスターを発掘するオーディションイベント「スタースカウト総選挙2023 in Winter」のグランプリが、応募総数29,652名の中から大阪府の小学六年生12歳の小西 美結(みゆ)さんに決定いたしました。グランプリ 小西 美結さん美結さんは、同時にミクチャ賞も受賞。ライブ配信においても「人の心」を掴むことができる彼女が3か月以上にわたるオーディションを有終の美で結んだ!準グランプリ 千原 祐来さん準グランプリ 尾留川 陽(びるかわ はる)さん準グランプリ 上 千原 祐来(ゆら)9歳 小学生3年生 大阪府出身準グランプリ 下 尾留川 陽(びるかわ はる)16歳 高校1年生 愛知県出身努力してできないことをできるようにしてきたという尾留川さん、パフォーマンス審査では堂々とダンスを披露し、大手事務所の新人開発担当の目線をくぎ付けにしました。千原さんはこれまで、水泳や体操など体を動かすことが大好きで、今は洋服などを季節に合わせて考えるのが楽しくなってきたとのこと、今後は小学生向けファッション誌ニコプチの専属モデルを目指したいとのことで、2022年in Summerの同じく準グランプリの山本 初華(やまもと いちか)さんのように千原さんの姿を雑誌やテレビで見かける日も近い!花咲 暖さんと成瀬 瑠南さんトークショー「スタースカウト総選挙(略称:スタ選)」は、芸能界を目指す「未来のスター」を発掘するオーディションイベントとなり、30社以上の大手芸能事務所が参加しドラフト型で所属が決定します。今回で12回目の開催となり、これまでに数多くのスタ選ファイナリストが大手芸能事務所に所属しています。例年12月に行われる冬のスタ選が今回は1月に開催!そのため、2023inWinterと称し、今年2024年度も2度の開催が予定されています。今回、2020年度のグランプリ、花崎 暖(はなさき のん)さんと同年準グランプリの成瀬 瑠南(なるせ るな)さんが登壇され、スタ選での受賞後にどのように世界が変わったのかトークショーが行われました。花崎さんは2024年2月9日公開の映画「レディ加賀」において主演小芝風花さんの少女期を演じ、成瀬さんは2023年12月17日まで放送されていた朝日放送のABCドラマ「たとえあなたを忘れても」に出演、今回のスタ選の出場者にとって貴重なエピソードを語ってくれました。今回のスタ選出場者も、どの事務所に所属をするのか?今後の活躍が期待されます。次回の開催は夏となり、既にエントリー受付が開始、既に数多くの応募者がエントリーしています。3rdステージ 質疑応答の様子2024年1月28日(日)TakaraOsakaでファイナルステージが開催今回から初の試みとなる、プロダクションからの投票で2ndステージへの進出54名。2ndステージでは特技を披露していただきました。グランプリの小西 美結さんは特技のダンスを披露。その中から、さらに投票で11名に絞られ3rdステージへ進出。3rdステージでの審査は質疑応答となりました。芸能界において目指したいジャンルとその理由など、緊張しながらステージで答えているファイナリストの今後が楽しみです。授賞式の後は、プロダクションとの面談が行われました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月30日1月19日、東京地検特捜部は政治資金規正法違反の虚偽記載の罪で、自民党・安倍派の大野泰正参院議員(64)を在宅起訴、谷川弥一衆議院議員(82)を略式起訴。また、両名は立件されたことを受けて、自民党を離党した。谷川議員は、来週にも議員辞職する意向も固めているという。所属する清和政策研究会(安倍派)からパーティー券収入の(還流)を受領しながら政治資金収支報告書に記載しなかったとして、特捜部から任意で事情聴取を受けていた谷川氏。各メディアによると、谷川氏は特捜部に対し、容疑を認める意向を示しており、還流資金の不記載額は4000万円を超えるとされる。“裏金疑惑”が持ち上がった昨年12月10日、谷川氏は報道陣から疑惑について説明を求められると、持参したメモを見ながら「適切に対応して参りたい」などとコメントしていたのだがーー。「その際、報道陣から『(パーティー券の)販売ノルマはどのくらいだったか?』『これからの議員活動については?』と質問されると、谷川氏は『だから今言った通りって言っているでしょ』『なんで同じこと何回も言うの』などとヒートアップ。さらに別の記者から『会派の中でそのようなことがあった?』と問われると、不機嫌な態度で『頭悪いね』『質問してもこれ以上、今日言いませんと言っているじゃない。わからない?』と言い放ったのです。裏金疑惑に対する明確な回答をしないどころか、“頭悪い”と強い言葉を放った谷川氏には批判が集まることに。しかもその後も12月13日の衆院本会議で目を閉じて堂々と居眠りするなど、まったく悪びれる素振りも見せていませんでした」(政治部記者)結局、一連の疑惑を認めることとなり、議員辞職の意向を固める事態に陥った谷川氏。“頭悪い”と不遜な態度をとっていたことから、SNS上では再び谷川氏への批判が巻き起こっている。《頭悪いのは、谷川弥一あなたじゃないですか。長い間お疲れ様でした。ゆっくり休んでください》《裏金で起訴されるなんて「君、頭悪いね」》《離党で済ませる自民クオリティ。そもそも除名でもおかしくない。内容を考えると議員辞職が当然だと思う人が多いはず。普通に働いていたら懲戒免職じゃないかと》
2024年01月19日皆さんは、町長に不満を抱いた経験はありますか?今回は「町長選挙の演説」にまつわる物語とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!選挙の期間に…主人公が住む町で、町長選挙が行われたときのことです。現町長の選挙カーがやってきて…。大音量の演説出典:エトラちゃんは見た!周りの迷惑を考えない大音量で演説を始めた現町長。園児のお昼寝を妨害された保育士たちは「時間帯考えてよね!」と激怒しました。さらに現町長は、他の立候補者が演説しているところにやってくると…。演説を邪魔するように、大声で演説を始めたのです。あまりのうるささにイライラした町民たちは「あの人が町長やってから何かいいことあった?」と文句を言い始めます。主人公は町長の人望のなさに、呆れてしまうのでした。読者の感想町のためと演説しながら、園児たちを起こしていくなんてありえないですよね。人望がないことや町民の不満に気づかず、大声を出し続ける町長に驚きました。(20代/女性)大音量で演説を始めた町長には、周りへの配慮がないですね。イライラした町民たちが言っているように「あの人が町長やってから何かいいことあった?」がそのまま表れていると思いました。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年01月19日メンタルシンクタンクの副社長、博士論文で「国会議員秘書のストレスに関する研究」を執筆した舟木彩乃氏が提起。労働基準法が適用されない議員秘書、約23%は高ストレス者に該当。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、イシュー「派閥パーティー裏金事件の背景にある国会議員秘書の労働環境をどう改善するか?」について、1月18日にSurfvoteに掲載、ユーザーの意見投票が始まりました。議員秘書は身分が不安定で異常に高ストレス状態自民党派閥パーティー券の問題で、政治と金をめぐる政治不信が高まってきています。このような事件が起こると、多くの場合、国会議員が「秘書が勝手にやった。私は知らない。」と押し通し、議員秘書だけ逮捕される様子がニュースでも報道されますが、実際は選挙や政治資金のプロである秘書は違法だと認識していながらも逆らえず、自分が泥を被る覚悟で違法行為を行なっていることが多々あります。ではなぜ逆らえないのか?それは、議員秘書には通常の被雇用者のような身分保証がなく、また労働基準法の適用がないことが原因の1つだと舟木氏は指摘します。実際に、舟木氏の研究では、議員秘書の約23%が高ストレス者(産業医の面談が強く推奨される)、これは日本の職業の中でも最高水準の高ストレス者抽出率とされています。コンプライアンスや秘書の人権を守るためにも、議員秘書に労働基準法の適用を認めるべきでしょうか?Surfvoteではひろく一般の意見を募集しています。このイシューを書いた 舟木彩乃氏博士(ヒューマン・ケア科学)筑波大院博士課程修了。専門領域:心理、福祉、キャリア、保健、虐待、引きこもりなど。 企業や病院、議員秘書などを経て、現在、メンタルシンクタンク(筑波大学発ベンチャー)副社長。公認心理師、精神保健福祉士、第1種衛生管理者、キャリアコンサルタントなどを保有。職場、学校、家庭問題などのカウンセリングやコンサルティングで約一万人の相談に対応。中央官庁のメンタルヘルス対策にも携わる。原著論文に「国会議員秘書のストレスに関する研究」等。Yahoo!ニュース個人オーサーとして記事、コメントを発信中。著書『「首尾一貫感覚」で逆境に強い自分を作る方法』(河出書房新社)など。あなたの意見・投票を社会のために活用しますSurfvoteでは社会におけるさまざまな課題や困りごとを「イシュー」として掲載し、どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。私たちは、みんながさまざまな社会課題を知り、安心して自分の意見を言える場を提供したいと考えています。また、そこで集められた意見は、イシューの内容に応じて提言書として関係省庁や政治家へ提出することもあります。 Polimill株式会社Polimill株式会社は社会デザインプラットフォーム【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは現在、一般社会についての社会課題と各地方自治体の抱える社会課題(Surfvoteローカル)を掲載。ひろくみんなが意見を言える場を提供しています。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させたいと考えています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月18日自民党の杉田水脈衆院議員は1月15日、昨年秋に法務局から「人権侵犯」と認定されて以来初となる記者会見を山口市で行った。会見での杉田議員の発言に注目が集まると同時に、7日に山口市が開催した「二十歳のつどい」に杉田議員が来賓として呼ばれ祝辞を述べたことにも批判の声が上がっている。杉田議員は2016年2月に自身のブログやSNS上で、国連の女性差別撤廃委員会に参加したときのことについて《チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場》《同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる》《存在だけで日本国の恥さらし》などと投稿。その後撤回したが、去年、札幌法務局と大阪法務局からそれぞれ人権侵犯と認定された。15日の会見では、法務局が人権侵犯との認定に至るまでに自身の言い分を説明する機会が設けられなかったことについて「誠に遺憾で、少し理不尽だ」と主張。「アイヌ民族の方々を差別するつもりは一切ない」などと述べた一方、自身の投稿で傷ついた人がいるかどうかは「わからない」とし、「もしもブログを読んでどなたも傷ついていないのであれば、謝罪をする必要はないと思う」などと語った。そんな杉田議員が、来賓として登壇したのが山口市で開催された式典「二十歳のつどい」だ。今年、20歳を迎える若者約1500人に祝辞を述べ、その発言を自身のXにも投稿した。《今、みなさんがこうして晴れ着を着て友達とお食事したりお喋りしたりできるのは、皆さんのご両親がいたから。そのご両親がいたのはお祖父さんお祖母さんがいたから。そして約80年前、この日本を命懸けで守った、皆さんと同じくらいの年齢の若者がいたから。是非、県内の回天記念館や広島県の江田島に行って、英霊の遺書を読んでもらいたい。日本は縦の糸で繋がっている国。今を生きる私達だけのものではありません》しかし、差別発言を繰り返す杉田議員を祝典に呼ぶことを問題視する声がSNS上で多く上がった。《山口市は差別を容認ということなん?》《山口市が呼んだとしたら、すごいな。英霊の遺書を読む前に、杉田水脈がどういう人物か、過去の記事を読んだほうがいい》山口市の担当者に、杉田議員を呼ぶことになった経緯とこうした批判についての見解を聞いた。「そういったご意見は、メールやお電話でもいただいております。現時点でお答えできるのは、まず式典にお呼びしたのは、党派に関わらず山口が選挙区に含まれている方、本市と関わりのある方全員にご案内をして、出席された国会議員の全ての方に祝辞をいただいたというような次第でございます」実際に、杉田議員以外にも、自民党の高村正大議員と江島潔議員、公明党の平林晃議員が祝辞を述べたといい、案内の時点で杉田議員1人だけを外すという選択肢はなかったとの認識を示した。また、杉田議員を呼ぶことについて事前に疑問は上がらなかったかについては、「言える範囲が限られていて申し訳ない」と回答できないとした。一方、「今、私がお答えしたような形で、電話の問い合わせ等に関しても同じようにお話をさせていただいているような次第でございます」と話し、取材時点でメールでの問い合わせが56件、電話での問い合わせが10件あったと明かした。また、山口市として差別を肯定すると受け取られかねないのではないかとの指摘に対しては、「あくまで山口に関係のある国会議員の方々に、20歳の節目を迎えられた輝かしい前途を祝福していただきたいという思いでご案内をいたしたもので、差別を助長するつもりは全くございません。そういったご批判は当然あるかと思いますが、公的な機関ですので、そういったつもりは当然全くございません」と、差別を肯定する意図はないことを強調した。その上で、来年同じ式典が開催される際、また杉田議員含む関係議員全員に声をかけるかについては、「当然、山口としてご案内するかどうかという判断になりますので、その辺の判断というのは、こういったご意見があった中で、どちらになるかというのは今の時点では私からはお答えはできないというところですが、私もこういう問い合わせがあった部分は全部記録に取るようにしております」と、事態を真摯に受け止めている様子が伺えた。
2024年01月16日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「台湾総統選挙」です。三つ巴の選挙戦。対中関係の行方に世界が注目。1月13日に台湾総統選挙が行われます。中国・習近平体制は、香港同様、台湾も一つの中国に組み込もうとしています。これに対し、現在の蔡英文政権は中国との対立を鮮明にしてきました。台中の緊張が高まっていることから、世界が選挙の行方に注目しています。ただ、台湾は昔から中国とは密接な関係にありました。台湾からすれば「メインランドは我々」。中国が貧しかった時代には、台湾の方が先に経済発展し、世界に認められました。その後、中国が目覚ましく発展し、台湾企業も中国との貿易がなければ生き残れない状況になってしまいました。総統選に立候補しているのは3名。与党・民進党の頼清徳氏は蔡英文政権の副総統。医師から政治家になった人です。最大野党・国民党の侯友宜氏は新北市長で元警察官僚のトップ。第3の候補者、野党第2党・民衆党の柯文哲氏は前台北市長で、若者に人気があります。3人の支持率は拮抗しており、ほぼ25~30%。野党は候補を一本化しようという呼びかけがありましたが、柯氏が拒否して三つ巴となりました。争点の一つは対中国のスタンス。3人とも現状維持を謳っています。頼氏は、台湾独立を唱える蔡英文氏の右腕ですが、「対等で尊厳を保つ前提のもと、対話や交流を行う」と慎重姿勢を示しています。国民党は台湾独立には反対ですが親中まではいかず、若干距離を置きたいという立場。民衆党の柯氏は「国民党は中国に対して従順すぎ、民進党は戦いすぎる」と、中間的姿勢を表明しており、「中国との公式な交流の再開が必要」と語っています。習近平主席は11月の米・バイデン大統領との会談で、「平和的な統一を目指す」と話しました。実際に台湾の政治家を中国に招待しています。しかしこれは、中国の発展を見せて取り込んで、親中政権を樹立し、内側から一つの中国を成し遂げようとする選挙への介入だと、台湾政府は反発しています。近隣地域で、民主主義を謳うのは日本と韓国と台湾のみです。個人の自由を重んじる社会の価値を共有する数少ない仲間。台湾の自由が失われると、世界はますます中国やロシアのような独裁的価値観が広がってしまいます。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2024年1月17日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2024年01月14日こんにちは!マイナビウーマン読者パートナーのえりかです!先日、ハーゲンダッツの2023年下半期(7月~12月発売)フレーバー総選挙が行われ、その結果が発表されました。アイス大好きな私はどうしても気になって1位~9位にランクインしたフレーバーを実際にそろえてみました!今回はその中から上位3位のレビューと、私的No.1フレーバーを発表したいと思います。■豊富なバリエーションがランクイン今回のフレーバー総選挙にはミニカップ6種類、クリスピーサンドが3種類、バー1種類がランクイン。みなさんは、どれが1位だと思いますか?◇1位:苺好きにはたまらない「苺のトリュフ」今回1位に選ばれたのは、12月5日に発売された「苺のトリュフ」です!苺の甘酸っぱさと、チョコレートの甘さが絶妙なおいしさ!パリパリとしたチョコレートの食感を楽しむことができます。苺好きな方、チョコレート好きな方にはたまらない商品です。一度食べたらリピートしたくなること間違いなし。◇2位:バニラアイスの概念を覆す「熟成バニラ芳醇な香り」そして2位に選ばれたのは、「熟成バニラ芳醇な香り」です!まずこの黒いパッケージにびっくりしました。私の中でのハーゲンダッツのイメージよりもシックで大人っぽくてかっこいい!熟成されたバニラ原料が使用されているとのことですが、確かに口の中に入れると鼻に抜ける芳醇な香り!上質で贅沢な味わいを楽しむことができます。今までのバニラアイスクリームの印象とは全く違う印象でした。◇3位:まるでパフェのような贅沢感。クリスピーサンド「木苺とバニラのパフェ」そして3位は、クリスピーサンド「木苺とバニラのパフェ」です!個人的にクリスピーサンドのサクサクのウエハースが大好きでたまりません。ベースは甘いバニラアイスクリーム、そして上品な甘酸っぱさの木苺ソースが添えられて、まわりはホワイトチョコレートでコーティングされています。まるでパフェを食べているような感覚。ちょっとしたご褒美にぴったりのクリスピーサンドです。◇私的No.1は「吟撰きなこ黒みつ」そして個人的に大好きなのが、ミニカップ華もちの「吟撰きなこ黒みつ」です!フレーバー総選挙では5位という結果でしたが、なんと今回はきなこが増量されています。なんといっても、この商品の魅力はアイスクリームの上にのっているお餅ではないでしょうか。少し溶けるのを待ってからスプーンで食べると、下のアイスクリームとお餅、たっぷりのきなこと黒みつの相性が抜群です!ランクインした商品はどれも、とってもおいしくて、1日1個と決めて食べていましたが、あやうく2個食べそうになってしまう日も……(笑)。ちょっとした自分へのご褒美や、おやつにもぴったりのハーゲンダッツ。みなさんもぜひこの年末年始にMyランキングを作ってみてはいかがでしょうか?■商品概要・「苺のトリュフ」351円・「熟成バニラ芳醇な香り」383円・「木苺とバニラのパフェ」351円・「吟撰きなこ黒みつ」351円(えりか)
2023年12月30日何となくネットをやっていたら目にすることがある“在日特権”という言葉。「あの評論家が言っているから」「国会議員も言っているから」と、素朴に信じている人もいるのでは?実際のところを、長年、この問題を取材してきた識者に聞いた。これまでも、SNSやブログで差別的な発言を繰り返してきた杉田水脈衆議院議員(56)。杉田氏は2016年、自身が国連の女性差別撤廃委員会に参加したことを記すブログ記事の中で、〈チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場〉〈存在だけで日本国の恥さらし〉などと、在日コリアン女性を侮辱するような記述を行っていた。この件をめぐって今年11月、大阪法務局が“人権侵犯”と認定したことは記憶に新しい。にもかかわらず杉田議員は、その後も自身のYouTubeで〈逆差別、エセ、そしてそれに伴う利権差別を利用して日本を貶める人たちがいます〉〈差別がなくなっては困る人たちと戦ってきました〉などと言及。SNSでも、ネットの保守系言論人の動画を引用しつつ〈差別にかかわる特権は存在する〉と繰り返しているのだ。“在日特権”とは、日本人以上に優遇された権利を有する外国人(ここでは在日韓国・朝鮮人)という意味だ。■「ネッシーやツチノコと同じ“都市伝説”」差別問題について取材を続けているノンフィクションライターの安田浩一さんは、開口一番、こう一蹴する。「ネット上で流布されている“在日特権”と呼ばれるものに関して、私はこれまで散々取材してきました。しかし、どれもネッシーやツチノコなどと同様に、すべて“都市伝説”レベル。デマにすぎません。にもかかわらず国会議員である杉田氏が、こうしたデマをSNSなどで発信し続けていることに驚きを隠せません」そもそも、“在日特権”の中身は、具体的にどんなものなのかーー。安田さんは、こう続ける。「よく言われているもののひとつに、〈生活保護を受けやすい〉という言説があります。私は何度も、厚生労働省や社会保険事務所、ケースワーカーなどに取材しましたが、どこに聞いても“在日コリアン”であることが支給開始の条件ではないと否定されました。受給資格を満たしているかどうかが大事なのであって、国籍うんぬんではないのです。実際に調べればすぐにわかることですが、生活保護を受給している9割以上が日本国籍です」加えて、〈在日朝鮮人だけに“通名”が認められている〉という言説もある。「“通名”は、在日コリアンだけでなく、すべての外国人に認められています。ただ、在日コリアンののなかで“通名”を使っている人が多いのは事実です。その背景には“差別”や“偏見”が蔓延している日本社会において、民族名を名乗ることを躊躇させている、という側面があることを忘れてはならないでしょう」■差別を放置し続ける自民党は罪深いこのほか、〈年金を支払っていなくても受給している〉という言説も……。「前提として、在日コリアンが国民年金に加入できたのは1982年から。この時点で60歳を超えていた人は救済の対象になりませんでした。こうした経緯もあって、無年金でかつ生活基盤の脆弱な高齢の在日コリアンに対して各自治体が福祉給付金を支給していたということはあります。しかし、そもそも年金に加入できなかった時期が長いのですから、こうした措置は当然ではないでしょうか」安田さんは、「常識で考えれば、日本に住む日本国籍の日本人以上に優越的な権利を持った外国人などいないことはわかるはず」としたうえで、「あえて特権を持っている外国人を挙げるなら、それはむしろ多額の思いやり予算(在日米軍駐留経費負担)などによって優越的権利を持っている“在日米軍”では」と指摘する。このような、ありもしない“在日特権”というレッテル張りを行った差別は、いつ頃から始まったのか。「私は“今世紀型”の差別だと思っています。“逆差別”とか“利権”などというレッテルをマイノリティの人たちに貼ることで当事者を非難し、その声や存在を封じ込めるやり方です。〈マイノリティが差別を主張することで不当な利権を得ている〉とありもしないことを訴えてマジョリティの不安を煽る。これは、今の日本社会における差別先導の典型例だと感じています」大きな問題は、こうしたデマを拡散して社会を先導しているひとりが、国会議員の杉田水脈氏であるという点だろう。「これは杉田議員自身というよりも、自民党の問題だと思います。差別をしたい人々、あるいは差別を正当化したい人々のマーケットを確保するための道具として、自民党は杉田議員を利用してきたのではないでしょうか。だからこそ、さまざまな差別発言を繰り返しながらも要職に付けてきたのです。杉田さんは、“自民党らしさ”を象徴している存在だと感じています」“在日特権”などというデマに煽られている間に、本来、目を向けるべき問題の本質から目を逸らされている可能性もあるのだ。
2023年12月28日選挙の面白さを伝え続けるフリーランスライター・畠山理仁を追いかけたドキュメンタリー映画『NO選挙,NO LIFE』が全国順次公開中。この度、東京と大阪にて“東西応援合戦”上映が行われた。フリーランスライターの畠山理仁は、国政から地方選、海外まで、選挙取材歴は25年を超え、候補者全員を取材することを記事を書く上での信条としている。それらを書籍にまとめた「黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い」(集英社)は、第15回開高健ノンフィクション賞を受賞するなど、高い評価を受けてきた。そんな畠山さんの肩越しにカメラを据えると、一体どんな世界が映り込むのか。日本の民主主義の現在地と、選挙に憑りつかれたフリーランスライターの情熱と苦悩に迫っていく。今回、先の上映になった大阪・第七藝術劇場では前田亜紀監督、畠山さんがリモートで応援上映に参加し、上映後舞台挨拶を行った。畠山さんは「リモートで応援するのは難しいですね、ただ、かつてない取り組みで、とても面白かった」と話し、前田監督も「リモートで応援上映を行った作品はドキュメンタリー映画ではまずないと思うので、実験的な企画でしたね」とリモート舞台挨拶に参加し、来場者に感謝の思いを述べた。第七藝術劇場でのリモート参加後、東京のポレポレ東中野では2回目の実施となる応援上映に参加。上映中は畠山さんが次の演説場まで走っているシーンで「がんばれ!ころぶな!」など声が飛び交い、「もう選挙取材をやめたい」とインタビューに答えるシーンでは「やめるな!まだできる」といった声援も上がった。上映後の舞台挨拶で畠山さんは「これだけの方に応援され、最後泣いちゃいましたよ。感無量です」と涙を浮かべながらコメント。前田監督が「お客様の中で、応援上映とは知らずにきちゃった方、いらっしゃいますか?」と投げかけると、数名が挙手。その反応を見て「大丈夫でしたか? びっくりしませんでした?」と訊ねると会場から大きな拍手が起こり、「よかった!ありがとうございます。すごいですね、応援上映。みんなで体験できる。これが映画の醍醐味だと再確認しました」と改めて感謝を述べた。『NO選挙,NO LIFE』は全国にて順次公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:NO 選挙,NO LIFE 2023年11月18日よりポレポレ東中野ほか全国にて順次公開(C)ネツゲン
2023年12月25日株式会社 湯ーとぴあ(所在地:山梨県甲斐市 代表:早川 善輝)が運営する「竜王ラドン温泉 湯ーとぴあ」は、全国の温泉宿ホテルの人気投票「温泉宿・ホテル総選挙2023」で「健康増進部門」全国2位、中部エリアで1位を獲得、6年連続入賞いたしました。また「ニフティ温泉ランキング2023」に於いても3年連続入賞し、「お湯がいい部門 全国第1位」「北陸・甲信越エリア総合 第3位」「山梨県総合 第2位」などを受賞いたしました。「竜王ラドン温泉 湯ーとぴあ」URL: 元祖吸う温泉・ラドン温泉■受賞概要▼温泉総選挙2023 ( )2016年より、5省庁後援のもと実施している、国民参加型の温泉地活性化プロジェクト。全国各地のエントリーされた温泉地について、国民からの応援投票の結果によるランキングにして発表。<当ホテルの実績>健康増進部門 2位▼温泉宿・ホテル総選挙2023 ( )2023年で8年目を迎える「温泉総選挙」が行う温泉宿・ホテルランキング企画。全国165の温泉宿・ホテルが参加。<当ホテルの実績>全国ランキング・健康増進部門 2位・一人旅部門 4位・おこもり部門 2位・アクセス部門 2位中部地方ランキング・健康増進部門 1位・一人旅部門 1位・おこもり部門 1位・アクセス部門 1位▼ニフティ温泉ランキング2023 ( )2023年11月30日時点で、ニフティ温泉に掲載されている施設の中から、各ランキング受賞施設を選出。<当ホテルの実績>・全国総合62位/全国16,674施設中(2023年8月現在)・北陸・甲信越エリア総合 第3位・山梨県総合 第2位・お湯がいい部門 全国第1位・宿泊部門 全国第8位■受賞のコメントと今後の展望6年もの長期に亘り応援いただき、また色々な賞を受賞することができ大変嬉しいです。もちろん、これらの賞を頂き続けられるのは私ども温泉の力だけではありません。ときには厳しい体調でありながら応援し続けてくれる皆様のおかげです。これからも新鮮なお湯で病に悩んでいるすべての方の基礎体温をあげたいと思っています。ラドンはからだの芯からあたためます。吸う温泉に出来ること。誰かを一瞬に健康&笑顔にできたら最高。そして、もしかしたら誰かの一生を変えることになるかもしれない。あたたかさや優しさをお届けしながら、私たちは毎日お客さまをお迎えします。■「竜王ラドン温泉 湯ーとぴあ」の魅力◯「やまなし立寄り百名湯」に認定個性あふれる温泉のある120施設を選定した「やまなし立寄り百名湯」に、当竜王ラドン温泉も選出されています。いろいろな泉質の種類を併せ持つ個性豊かな温泉で、多様性が高い山梨の温泉の中でも、最も強力な湯治効果を持ち、全国でもトップレベル。湯量たっぷり完全掛流しの天然温泉を使った贅沢なお風呂です。◯元祖・吸う温泉 ラドン温泉ラドン温泉とは、浴槽内へ安全な一定の濃度に保たれたラドンガスを送った温泉です。入浴や呼吸により体内に取り込まれることで全身の細胞に働きかけ、「細胞の活性化」「自然治癒力の促進」「新陳代謝の亢進」「免疫力の向上」などを促します。このことからラドン温泉は「吸う温泉」としても親しまれています。当施設では医療用にも用いられている濃度87マッヘのラドン発生装置を使用し、常に安全で安定したラドン温泉をご提供しております。◯「ヘルスケア」をコンセプトにしたサービスを推進湯治やラドン療法にアロマセラピーを併用することによって期待以上の相乗効果を発揮。さらに「地域の食材をいかした食事」「還元水のクワッド美人の湯」「日本で最高濃度のラドン温泉」「オーガニックアロマ」などを組み合わせた“心と体を癒やせる上質な過ごし方”をご提案します。最大級ラドン発生装置天然ラドン温泉浴槽■「竜王ラドン温泉 湯ーとぴあ」概要名称 : 竜王ラドン温泉 湯ーとぴあ所在地 : 〒400-0113 山梨県甲斐市富竹新田1300-1アクセス : 竜王駅下車徒歩約8分泉質 : 含硫黄 - ナトリウム - 塩化物・炭酸水素塩温泉宿泊 : 1泊2食11,000円(税込)~、素泊まり6,600円(税込)~立ち寄り湯 : 10:00~23:00 大人770円(税込)、12歳以下660円(税込)ホームページ: YouTube : やまなし百名湯「竜王ラドン温泉 湯ーとぴあ」女子旅リポート ヘルスツーリズムPR「よってけし!本物のラドン温泉」 たっぷりとラドンを吸い込んで湯治効果を実感!「竜王ラドン温泉 湯~とぴあ」 昭和レトロな「竜王ラドン温泉 湯ーとぴあ」エントランス■会社概要社名 : 株式会社 湯ーとぴあ(U-TOPIA Ltd.)所在地 : 山梨県甲斐市富竹新田1300-1代表 : 早川 善輝設立 : 1946年(昭和21年)2月23日資本金 : 1,000万円ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月21日12月7日に開かれた参議院外交防衛委員会で、共産党・山添拓議員(39)が質疑応答を行った。その際、日本維新の会の松沢成文議員(65)と国民民主党の榛葉賀津也(56)が、2人で“大爆笑”していたことがSNSで物議を醸している。同委員会で山添議員は、アメリカ空軍所属のオスプレイが屋久島沖に墜落した事故について言及した。11月29日に発生したこの事故では搭乗員6人の遺体が収容されており、アメリカ軍は発見されていない2人も含めた搭乗員8人全員が死亡したと発表。また米軍は日本時間の12月7日、オスプレイの運用を一時停止するとも明かしている。オスプレイの運用停止について、山添議員は木原稔防衛大臣(54)に「大臣がこの情報をお知りになったのは今日午前中の、衆議院の安保委員会の最中ということでよろしいでしょうか?」と尋ねた。すると木原大臣は亡くなった8人に対する哀悼の意を表した上で、「日本時間7日の9時台に公式に発表しましたので、9時前から衆議院の安全保障委員会で座っておりましたので、この情報を正式に得たのは衆議院安保委員会の時間帯に情報を貰ったということになります」と答えた。そこで改めて、山添議員が「大臣自身がその情報を知ったのも、そのタイミングということですね?」と尋ねると、木原大臣は「米軍とは私レベルで、あるいは各レベルで、それぞれ米軍のオスプレイの事故について情報交換をしているなかで、『本日ひょっとすると新たな情報が発信されるかもしれない』というような、そういった事前の連絡は、中身は正式には不明ですが、いただいていたところでございます」と返した。■《人としてアウト》《共感性の欠如》すると山添議員は「要するに全機運用停止ってことをお知りになったのは、今日の午前9時以降。委員会が始まってからということなんですね。これ、私も同じタイミングなんですよ。Yahoo!ニュースも流れました。LINEニュースも来ました。防衛大臣がこういう重大な情報をキャッチするタイミングが、一般の方と同じタイミングだということなんですね。これは驚きですよ」とコメント。そして山添議員は「昨日の米軍人専門ニュースの『ブレーキング・ディフェンス』によりますと、こういう情報もあります。米空軍特殊作戦司令部の広報担当者がこんなことを言っているんですね。『オスプレイの一時休止は安全性の懸念に関してではなく、同僚たちに悲しむ時間を与えるためだ』。大臣は、これはご存じでしたか?」と追及した。そんななか、山添議員のそばでは“ある異変”が起こっていた。山添議員が質疑を続けるなかで、山添議員の又隣にいた松沢議員は突然ほくそ笑み、下を向いて何かを呟いた。すると山添議員の隣の席の榛葉議員が松沢議員に話しかけ、2人は談笑を始めることに。さらに2人の話は盛り上がったようで、2人揃って大笑いしていた。先述のように今回のオスプレイの事故では8人の死亡が発表されており、木原大臣も追悼してから答弁を始めていた。また、山添議員の質疑は日本の安全保障についても切り込んでいる。そのような質疑応答のさなかで、“爆笑”しながら歓談していた松沢議員と榛葉議員。中継された様子に対し、Xでは厳しい声が、こう上がっている。《いや本当この人達なんでここで議員出来てるんだろ…議員じゃなくても、人が亡くなってて安全性についでの話してるのにこの態度。人としてアウト》《国民民主榛葉さん、維新松沢さん、態度わる》《そもそも他の人が質問中におしゃべりしていいのか?あんな大爆笑するような事、国会に関係することなんか?》《共感性の欠如》
2023年12月08日スタースカウト総選挙実行委員会は、未来のスターを発掘するオーディションイベント「スタースカウト総選挙2023 in Winter」の応募締切りが2023年12月25日(月)に迫っていることをお知らせいたします。スタースカウト総選挙2023 in Winter 応募締切り間近!スタースカウト総選挙とは、芸能界を目指す「未来のスター」を発掘するオーディションイベントです。30社以上の大手芸能事務所が参加する、ドラフト型のオーディションとなり、次回で12回目の開催となります。全国各地から選ばれしファイナリストのみが、大手芸能事務所のスカウト担当者の前で、ウォーキングを披露することができます。一斉に芸能事務所の目に留まり、所属の道へと繋がります。過去のスタースカウト総選挙からも大手芸能事務所への所属者を多数輩出しており、テレビや雑誌でも活躍中。参加プロダクション一覧: ■オーディションの流れ(1)エントリーフォームからエントリー(2)書類審査(3)2次選考(4)ウォーキング披露(5)プロダクションからのスカウト(6)双方合意の上、所属が決定ホームページ: ■前回(第11回)の準グランプリ 平野 瑠莉さん数多くの芸能事務所からお声がかかり、ホリ・エージェンシーへ所属が確定。第11回準グランプリ 平野 瑠莉さん 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月05日絶景と蟹と美人湯を愉しむ大人の冬籠り。【温泉宿・ホテル総選挙2023】で4部門受賞京都府の最北端に位置する京丹後市。「一望館 はなれ櫂」は、海の京都・夕日ヶ浦温泉にある舟型の宿です。目の前は絶景日本海!古くからある旅館をリノベーションした純和風の館内には、印象的な舟底天井や船首を思わせるデッキスペースなどがあり、まるで船旅をしているかの風情を漂わせています。自慢は日本海を一望するインフィニティ露天風呂(時間による男女入替制)。雄大な海景を眺めながら上質な美人湯に浸かれるとあって当館の自慢のひとつです。はなれ櫂外観そんな当館が、このたび【温泉宿・ホテル総選挙2023】のランキングにて、4部門で上位入賞させていただきました。温泉宿・ホテル総選挙とは、官民一体となった温泉情報発信サイトであり、国民が応援したい温泉宿・ホテルを選び投票し、その投票数をランキング形式にしたものです。結果はこちら↓↓↓【全国】・インフィニティ風呂部門 1位(関西1位)・高級宿・ホテル部門 1位(関西1位)・絶景部門 2位(関西1位)・展望温泉部門 3位(関西2位)さらに、京丹後市の「夕日ヶ浦温泉」は温泉総選挙2023の絶景部門で1位を受賞しました。夕日ヶ浦の夕日はまさに絶景。冬のピリッとした空気のなか、ゆったり温泉に浸かり身体の芯まで癒してくれる美人湯を満喫。海と空、そして湯が一体化するインフィニティ露天風呂は格別です。日本海一望の温泉をぜひご堪能ください。11月6日、松葉蟹漁解禁!日本海で水揚げされた冬の絶対王者・松葉蟹を存分に夏は海水浴、冬は蟹料理でにぎわう京丹後市。当館でも、冬期間限定の松葉蟹を味わえる多彩な会席をご用意しております。料理長渾身の蟹料理には、自慢の蟹料理以外にも、日本海の海幸や丹後・但馬の山幸が溢れんばかりに盛り込まれています。前菜から〆まで蟹尽くし。蟹会席は3種類ご用意。濃厚な内子とプチプチ外子を蓄えた雌の「セコ蟹(雌)」に刺し・焼き・鍋など、多彩な調理法で、冬を代表する旬味覚「蟹」をお愉しみください。PLAN1 【55周年人気コースが限定復活タグ付き山陰松葉蟹付カニづくし会席 】タグ付き山陰松葉カニこちらのコースでご用意する茹で松葉蟹は、山陰沖で水揚げされた鮮度抜群の松葉蟹を事前にボイルし、鮮度や食感、風味を保つ次世代の冷凍技術「プロトン凍結」で冷凍したものです。(お一人様半身)松葉蟹の持つ繊細かつ濃厚な旨味をお愉しみください。※こちらは、蒸したて熱々の松葉蟹のご提供ではございません■1泊2食付き参考価格1室2名利用の場合大人1名44,000円(税サ込)~期間2023/11/6~2024/1/31PLAN2 【蒸したて活松葉蟹付きカニづくし会席】タグ付き活松葉ガニ一例上記コースのカニをグレードアップタグ付きの「活きた松葉蟹」を熱々の蒸し蟹でご用意(お一人様半身)■1泊2食付き参考価格1室2名利用の場合大人1名52,800円(税サ込)~期間2023/11/6~2024/3/20PLAN3 【但馬牛を1品プラス但馬牛付きカニ会席】但馬牛付きカニ会席一例カニだけでなく、銘牛「但馬牛」料理も愉しみたい方はこちら。※こちらのプランには蒸し蟹は付きません■1泊2食付き参考価格1室2名利用の場合大人1名38,500円(税サ込)~期間2023/11/6~2024/3/31お食事は全室個室のお食事処にてご用意します。夕食時は、ビールや日本酒、焼酎などお好みのお酒や各種ドリンクがインクルーシブ。料理に合わせて思いのままにお愉しみください。※宿泊料金は日程、部屋タイプにより変動いたします。※大人の方を対象とした宿です(対象:中学生以上)。旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」復活 12/1~12/27まで対象最大3000円/人の宿泊補助が受けられる「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」をご利用いただけます。詳しくは「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」 公式サイトをご確認くださいませ。【公式】きょうと魅力再発見旅プロジェクト : 人気の温泉露天風呂付き客室リニューアル! 新たに温泉展望ヒノキ風呂付き客室も誕生。客室は全部で15室。今秋、温泉露天風呂付き客室のリニューアルが完了し、新たに温泉展望ヒノキ風呂付き客室が誕生しました。海や川の風景を眺めながら、ゆったり過ごす大人の休日は、何ものにも代えがたい贅沢なひととき。客室冷蔵庫に用意されたアルコールを含む飲料(追加なし)もインクルーシブです。施設概要施設名 :夕日ヶ浦温泉一望館 はなれ櫂所在地 :〒629-3245京都府京丹後市網野町浜詰669直通TEL :0772-74-9099URL : Instagram:@hanarekai地図 : 本件に関するお問い合わせ先夕日ヶ浦温泉一望館 はなれ櫂電話でのお問い合わせ:0772-74-9099メールでのお問い合わせ:公式ホームページ( )その他→お問合せページにある「メールでのお問合せ」より詳細をお送りください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月01日●選挙の現場には面白い何かが絶対にある選挙の候補者全員を取材することを信条としている、フリーライター・畠山理仁の取材活動を追ったドキュメンタリー映画『NO選挙,NO LIFE』が11月18日からポレポレ東中野ほかで公開される。なぜ畠山は「手間も時間もかかる割に、身入りが少ない」という選挙取材にのめり込んでいったのか、同作を監督した前田亜紀監督とともに選挙の"魔力"について聞いた。――まずは、畠山さんと選挙との出合いから伺えますか?畠山理仁:学生時代から編プロでライターのアルバイトをしていたんですが、編プロの人から「今度知り合いが選挙に出るから手伝いに行って」と頼まれて。選挙カーを運転したり、「カラスボーイ」をやったりしていたんです。しかも、選挙事務所には普通に暮らしていたら絶対に会えないような多種多様な人たちが集っていて、嘘みたいに面白い話がいくらでも転がっている。今の自分の選挙取材のスタイルの原点は、「週刊プレイボーイ」誌で「大川興業」の大川豊総裁と始めた連載「政治の現場すっとこどっこい」なんですが。――当初、「十番勝負」だったはずが、名前を変えて7年も続いた連載ですね。畠山:ある日、大川総裁から「出馬しているのにたった1行しか新聞に載っていない候補者に会いたい」「どこに行ったら会えるんだ?」と尋ねられまして。それこそ宝探しをするような感覚で、手あたり次第に調べて、「何月何日にどこで演説をやるみたいです」って、総裁と一緒に話を聞きに行って。そこで出会った候補者たちが、ものすごくパワフルで、「新聞にはこれしか出ていないけど、候補者の中にはこんなに面白い人もいたんだ!」って驚いて。それこそ大宮ソニックシティの大ホールを貸し切って演説すると聞きつけて、行ってみたらなんと聴衆は、僕と大川総裁の二人きり。で、「せっかくだから君も話せ!」とマイクを渡されるような、そんな自由な空間があることにまたさらに驚いて。演説現場で、自分より遥かに年上の人たちが、生き生きと自由に楽しく走り回っている姿を見て、本当に勇気づけられて、「彼らのエネルギーを世の中の人にも知ってもらいたい」と思うようになったんです。それで「全候補者取材」を思い立ち、あっという間に四半世紀が経ちました(笑)。――そんな畠山さんのただならぬ熱量に、前田監督が引き込まれて密着取材されたのが、本作『NO 選挙,NO LIFE』というわけですね。前田亜紀:そうですね。畠山さんを見ていて、「選挙って、人がそこまで熱狂的にハマるほど、面白いものなのか」「だとしたら、私も畠山さんの肩越しに同じように見つめてみたい」という興味から、「取材する畠山さんの肩越しにカメラで撮らせてください」とお願いしたんです。最初のうちは、「果たして選挙取材は本当に面白いのか。それとも、畠山さんがちょっとおかしいだけなのか。どっちなんだろう?」という疑問も抱きつつ(笑)、「まぁ、密着するうちに結論が出るだろう」と思いながら、一緒に回っていたという感じですね。――そもそも、全候補者に会いに行くついでに地元の名産品も食べて、まるでフェスのように街頭演説を楽しみ尽くす「選挙漫遊」という言葉自体、私は初めて知ったのですが。畠山:僕が作った造語なので、きっと皆さん初めてだと思います(笑)。――映画をきっかけに自分でもあれこれ調べていく中で 「え!? そんなのありなの?」と「選挙のルール」に驚いて。「選挙ってなんだろう?」と、改めて思わされました。畠山:そうなんです。仕事柄、僕は一般の人よりいろんな選挙を見てきているし、いろんな角度から選挙を見ているはずですが、それでもやっぱり「自分は選挙のことが全然わかってないな」って思うんです。ということは、世の中の人は僕よりもっと選挙に対する見方が一面的なんじゃないかって、現場で取材をしながら感じています。そもそも選挙があることすら知らない人も多いし、独立系の候補者の場合は僕しか聴衆がいないような現場がほとんどなわけで。前田さんから「密着取材をしたい」と言われた時にすごくありがたいなと思ったのは、「僕がいま目の前の候補者と向き合っているという事実を、第三者として見届けてくれる人が現れた」「2人目の聴衆がようやく現れた!」ということなんです。――しかも前田監督のカメラの先にはテレビやスクリーンがあって、全国の方々に見てもらえるわけですからね。畠山さんの肩越しに候補者をご覧になった前田監督は、どんな候補者にも誠実に対応する畠山さん越しだからこそ、見えてきたコトやモノもありますか?前田:確かに、やっぱり、純然たるフラットな目線を持つ畠山さんが取材しているからこそ、相手から返ってきた球というのもあるとは思うのですが、そもそも私自身のなかにも独立系の候補者に対してどこかレッテルを張っていたことに気づかされたというか。実際に会ってみると本当に真面目で誠実な方ばかりだったことに驚かされました。当たり前の話なんですが、 「候補者一人一人が人間なんだな」って。だからこそ、エールの1票を誰に投じるかに意味があるというか、「私の1票には何の力もない」みたいなことは全く考えなくはなりましたよね。「すべての候補者と向き合いたい」と思うようになりました。――取材中、車の中で畠山さんがご自身の心情を吐露されるシーンでは、日々さまざまな葛藤を抱えながら取材をされていることが明らかになって、胸に迫るものがありました。畠山:完成した映画を観て、僕自身も「オレ、辛そうだな」って思いました(苦笑)。まさかあんなに「やめたいやめたい」と言っている場面が、使われているとは思わなくて……。――「そろそろ、選挙取材も潮時かもしれない」って、何度も言いながら(笑)。畠山:なかなか潮が引かないんですよね(苦笑)。前田:「選挙漫遊」は、こんなにも楽しいものなんだけど、「もうやめなきゃ」「さすがに続けられないな」っていうね。「楽しさと表裏一体の悲哀」みたいなものが伝わりますよね。畠山:いやいや、本当に楽しいです(笑)!前田:今回は畠山さんの肩越しにカメラを置いて、選挙の面白さを見出せるかがテーマだったので、それこそそんな話になるとは私は夢にも思わなくて。「今回の取材はどうでしたか?」「この戦況をどう見ていますか?」といった選挙戦の総括で締めるはずが、畠山さんが「さすがにもう限界だな」と言い始めて。「え!? ちょっと何の話?」みたいな(笑)。――予期せぬ事態だったんですね。前田:もちろんちょこちょこそういった話も出てきてはいたので、いずれどこかのタイミングでその話もしっかり聞きたいなとは思っていたんですが、普通に考えたら選挙戦のことを聞かないと成立しないだろうと。でも、畠山さんが直面している経済的な葛藤も聞きたいなという気持ちもあったので、畠山さん駐車料金を払うタイミングで「大変ですよね」と声をかけたら、「大変ですね……」という言葉が、畠山さんから返ってきたんです。――畠山さんには「選挙漫遊の現実を伝えたい」という思いがあったということですか?畠山:いや、僕は「選挙漫遊の苦しさは伝えるべきじゃない」と思っていました。――ご著書のなかに「心の貯金に勝るものはない」とありましたが、これまで2,000人以上の候補者を取材されている畠山さんには、「心の貯金」がたくさんあるんだろうなって。畠山:はい。心の貯金はいっぱいあります。もう億万長者です(笑)。前田:畠山さんって、とにかくフットワークが軽いんですよね。――その分、持ち出しが多いということですよね。畠山:そうですね。自分で勝手に取材に行っているだけなので。でも、選挙の現場には面白い何かが絶対にあることがわかっているから、行っちゃうんですよね。前田:しかも、選挙期間中って、忙しいじゃないですか。朝から晩まで取材するから、2時間くらいしか寝られなくて。むしろ、執筆の依頼すら断っていたりもするんですよ。畠山:「選挙取材があるからごめんなさい」って(苦笑)。もちろん、本来なら選挙期間中にアウトプットするのが一番いい効率がいいわけですが、取材に行けなくなるのが怖い。選挙はまさに「一期一会」であり、「その時その瞬間にしかない」と僕は思っているので。前田:だから、選挙取材中こそ、畠山さんには原稿を書いている時間がない、と(笑)。畠山:さすがに「選挙中毒気味」なので、いまは「選挙断ち」をしているところです。――(笑)。「ご家族もいらっしゃるのに、どうやって成り立っているんだろう?」と不思議に思ったのですが、監督がご自宅に取材に行かれた理由とは?前田:畠山さんの著書の『黙殺 報じられない"無頼系独立候補"たちの戦い』のなかに、畠山さんのお連れ合いの洋子さんのエピソードがあって、「すごい方だな」と思っていたんです。でも畠山さんとやり取りをするなかで素晴らしいエピソードを何度も耳にするうち、途中から「本当にこんな素晴らしい人が実在するのか?」という疑念が湧いてきて。これは「本当にそう言ったんですか?」って、直接ご本人に会って確認しなければ、と。――で、いざ蓋を開けてみたら、とても幸せそうなご家庭だった、というわけですね。前田:洋子さんも息子さんも、畠山さんのことを「一人では生きていけない人だから」と、とても理解があって。むしろ畠山さんには、ご家族が絶対に必要なんですよ。畠山:そうですね。洋子さんがいなければ続けられていないです。本だって、彼女が書いたようなものですからね。彼女にはすごくセンスがあって、話していると面白いんです。――それは映画からも伝わりますよね。その一方で、普段は温厚な畠山さんが珍しく語気を強めて、電話越しに取材相手と揉めていた場面も印象に残っていて。畠山:「フリーの記者の撮影はダメだ」って言われたときですね。●寄付に頼ることなく経済的にも自由が両立できるような方法をひねり出したい――「フリーだからそういうことをするんですか?」と訴えている姿を目にして、「たとえお金にならなくても、俺は意義があることをやっているんだ」という、フリーランスライターのプライドを感じたのですが、畠山さんにとってフリーランスで生きる意味とは?畠山:フリーランスの利点としては、やっぱり圧倒的に自由であることですよね。そこに経済的な自由がついてくれば最高なんですが……。好きなことをやり続けるためには、経済的な自由もある程度獲得できることも証明していかないと、次に続く人が出てきてくれないと思っていて。僕は自分が伝えられる選挙の取材のノウハウは全て若い人たちにお伝えしていて、仕事として継続する上でのモデルケースにならなければという使命感を持って取り組んではいるのですが、なかなかうまくいかないですね。僕の場合は「お前がやっていることは面白い!」と、無理やり別荘の木を切る仕事を発注してくれたりして応援してくれる人がいるから、何とか成り立ってはいますけど、このやり方は他の人にはさすがにおススメできないです。そもそもジャーナリズムは、手間も時間もかかる割に、身入りが少ない仕事で、「お前も寄付を受けつけた方がいい」とフリーの先輩からアドバイスもいただくんですが、出来れば僕はそれ以外の方法でやりたくて。僕自身は人からお金を受け取ってしまうと、その人のために何かしなくちゃいけないと思ってしまう人間なので、僕には向いてないなというだけで。決して寄付ジャーナリズムを否定するわけではないんですが、寄付に頼ることなく経済的にも自由が両立できるような方法を、なんとかひねり出したいです。選挙取材にさえ行かなければ、ライターだけでも全然食べていけるので。――ある意味、選挙によって、人生を狂わされた、と。畠山:本当に。選挙は、魔物ですよね……。――でも、それが畠山さんの生きる活力にもなっているわけですよね?畠山:まさに! そうなんですよ。――映画のなかで、畠山さんが独立系の候補者のことを咄嗟に手助けしていた場面が印象的に残っていますが、カメラ越しにそのやりとりを見つめた監督は、どう感じましたか?前田:映像の場合は特に関係性が全て映り込むものなので、取材者側としては被写体との距離感に一番神経質になるんです。でも畠山さんの場合は、そこを「ポン」って飛び越えられてしまう。「あ、そうなんだ!」って。「私は絶対やらないな」って思ったんですが、 でも「それって誰が決めたルールなの?」とも思うわけですよ。取材者にはそれぞれのやり方があるし、私の場合はこうだけど、畠山さんの場合はああなんだって。で、その先にあるのは、畠山さんの底なしの優しさなんですよ。それは何も候補者との向き合い方に限った話ではなくて、あらゆる物に対する優しさが、畠山さんは本当に底なしなんです。そういうところに、取材者の人間性が滲むんだなって、改めて思わされましたよね。畠山:いや、僕だって葛藤しましたよ。それこそ過去には候補者から「お金を貸してくれ」と言われたことだって何度もありますけど、さすがにお金は貸さないです。そこまでは優しくできないです。――やはり、いちライターとして取材するのと、ドキュメンタリーの監督として取材するのとでは、立ち位置が違うのからこそ、畠山さんはそこを踏み越えていけたのかなと。畠山:いや、でもあれは本当に後悔していて……。現場でも手を出すかどうか実は葛藤していたんです。僕自身も取材対象には介入すべきではないと思っているので。中村さんの手がカタカタ震えていた時、「早く収まってくれ~!」って必死でテレパシーを送っていたんです。――それは、前田監督がカメラを回していたからですか?畠山:カメラが回っていてもいなくても、取材者としてその場にいる限り、常にいろんな人から見られているという意識は僕にもあるので、誤解を与えるような行動は慎まなければと思っていて。応援者の一人であると見なされることは、候補者の人にとってもよくないことだし、僕自身の取材のスタンスも疑われかねないという意味で、絶対に介入してはいけないと思っていたんですが、残念ながら僕には超能力がなかったようで(苦笑)。咄嗟に「押さえなきゃ」と思って、思わず手を出してしまった。中川さん(候補者)ののぼり旗が倒れた時も、「錘をつけた方がいいですよ」とか言いながら直してしまったところを、前田さんに撮られてしまって、「あ~ぁ」って(苦笑)。――でも、あれこそ密着取材しているから捉えられた畠山さんの本質的な部分ですよね?前田:そう。あれは私も大好きなシーンです。テレパシーを送っていたなんて聞いて、ビックリですよ。だって、畠山さんと同じく横に並んでいた私には、「収まってくれ~」とか「風で飛ばないでくれ」なんて思うこと自体、1ミリもなかったですから(笑)。でもだからこそ畠山さんは取材対象から信頼を得られて、選挙取材を続けられているのかもしれないですね。目の前に困っている人がいたら畠山さんは助けずにはいられない人なんです。――私自身はなんでも斜めから見る意地悪な人間なので、映画を観て、さらに今こうして畠山さんとお会いして、「こんなに善良な人が本当にいるんだ」ってビックリしたんです。畠山:「絶滅危惧種がこんなところにいたのか!」って(笑)。――畠山さんという奇特な取材者の生き様を通して「人間の良心を伝えたい」というのも、前田監督の狙いだったりもするんですか?前田:私も畠山さんのすべてを知っているわけではないですが、取材期間中ずっと行動を共にして、いろんな話をするなかで、私の目には畠山さんがだんだん「民主主義の応援団長」のようにも見えてきたんです。ライターという肩書きのもと、「民主主義」というものすごく広いグラウンドを、一生懸命ひとりで整備している畠山さんがいる。そんな人のことを私は応援したいと思ったし、こうして映画にすることで、一人でも多くの人に知ってほしい。ここ数年「投票率アップ運動」を自分なりのテーマにして映画を作ってきたこともあって、まずは本作の劇場公開を成功させることが一番の目標ですが、日本における主権者教育のとっかかりの一つとして、この映画を生かしてもらえたら本望ですね。でも、聞くところによると畠山さんって、結構"ワルい"らしいんです(笑)。――結構ワルい(笑)。前田:私よりもっと長く畠山さんと付き合いのある方から、「彼にも黒い部分はありますよ」って、耳打ちされたこともあるので(笑)。畠山:こう見えて僕、結構ワルいですよ。ワルいところは、ワルいです(笑)。■畠山理仁(はたけやま みちよし)1973年生まれ。愛知県出身。早稲田大学第一文学部在学中より、雑誌を中心に取材・執筆活動を開始。雑誌『週刊プレイボーイ』の連載「政治の現場すっとこどっこい」を担当したことをきっかけに選挙取材を始める。2017年に『黙殺報じられない"無頼系独立候補"たちの戦い』(集英社刊)で第15回開高健ノンフィクション賞を受賞。2021年には『コロナ時代の選挙漫遊記』(集英社刊)で咢堂ブックオブザイヤー2021の選挙部門で大賞。ほか、『記者会見ゲリラ戦記』(扶桑社刊)などの著書がある。■前田亜紀(まえだ あき)1976年生まれ。大分県出身。東京学芸大学卒業後、テレビマンユニオンで番組契約スタッフとして働く。2009年にフリーとなり、『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ)、『情熱大陸』(MBS・TBS系)などで演出を担当。2014年にネツゲンに入社し、探検家・関野吉晴氏のゼミ活動を追ったドキュメンタリー映画『カレーライスを一から作る』(2016年)では監督を務めた。ほか、映画『園子温という生きもの』(2016年)、『なぜ君は総理大臣になれないのか』(2020年)、『香川1区』(2022年)などをプロデュース。
2023年11月17日11月10日、細田博之前衆議院議長が死去した。79歳だった。細田氏は10月13日、体調不良を理由に議長を辞任。7月に脳梗塞の症状があったため、手術していたという。「いっぽうで『一国会議員として国政に携わりたい』とも述べ、次期衆院選への出馬に意欲を示していました。しかしこの日の会見では、足取りがおぼつかず、今後の政治活動には不安を抱かざるを得ない状態でした」(政治記者)議長辞職後に細田氏は再び入院。衆院選への出馬は叶わなかった。体調が思わしくないなか、死の1カ月前まで議長を務めていた細田氏。SNS上にはこんな声が上がっている。《政治家内の若手って何歳までを指すのだろう?政治家の経験は何よりも必要だとは思うが。ただ自分自身の引き際の問題で、それを促す為にも定年制が必要かも?定年があれば本人も定年に合わせた行動も取り易くなるし引き継ぎやすくもなると思う》《国会議員の定年制導入は良いことと思います。ただその法案を立法する人たちが国会議員ですから、結局無理なんよね笑自分がもし国会議員だったとしても、居続けたいと思うもんね笑誰もそんな法案作らんよね。普通に考えたら。まあみんながみんな志なく国会議員やってないとは言わないけど、きちんと志を持ったひとが国を動かしてほしいですな》《これを機に国会議員の定年化を。それでも議員をしたいなら都道府県市区町村で議員を。生まれ育った地元で議員をしてください。隠居ではないのですが、余生を過ごすのに一番いいと思う。国会議員してたのだからそれだけの力はあると思う。》国民が指摘する「議員定年制」の必要性。前出の政治記者は言う。「現在の国会議員で最高齢なのは自民党の二階俊博氏(84)。同じく自民党の麻生太郎氏(83)が2番目です。自民党には『衆議院比例代表は、73歳以上は公認せず』という内規があります。03年には当時の小泉純一郎首相(81)がそれを適用し、宮沢喜一氏(享年87)、中曽根康弘氏(享年101)が政界引退しました」高まる「議員定年制」必要論。適切に国政が進むよう、検討してほしい。
2023年11月10日