英国の芸能誌「Hello」などで、今年のバレンタインデーにはパートナーのブラッド・ピットに樹齢200年のオリーヴの樹をプレゼント予定と報じられたアンジェリーナ・ジョリー。12,000ポンド(約1,700万円)という高額な贈り物は、ブランジェリーナ家が借りている南仏のシャトー・ミラヴェルに植えられるという。だが、誰もがそんな高価かつ相手に喜ばれる素敵なプレゼントを必ず用意できるとは限らない。『バレンタインデー』に出演しているアシュトン・カッチャーはそんな人々に向けて、こんな必勝法を伝授した。それはズバリ、朝一番にプレゼントを渡すこと。理由は「本当に相手が油断してるのはバレンタインデーの朝、起きたときだから」だという。「1日の終わりまで待っていたら、(意中の相手に対して)ほかの人たちがしてきたことと比べられることになるからね。もし、自分が最初に何かしてあげれば、比べられるのは彼らの方になる。ハードルを設定することができるわけさ」という、姑息なようだが、妙に説得力もある方法だ。ちなみに、「母親が会いに来てくれるので、素敵なバレンタインデーになると思う」と英国の「Daily Express」紙の取材に答えたのは、やはり『バレンタインデー』に出演しているブラッドリー・クーパー。交際中のレニー・ゼルウィガーにはちょっぴり気の毒だ。(text:Yuki Tominaga)『バレンタインデー』プレミアに出席した際のアシュトン&デミ・ムーア。© Everett Collection/AFLO■関連作品:バレンタインデー 2010年2月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© MMIX NEW LINE PRODUCTIONS, INC.■関連記事:「グレアナ」出演メンバーは優等生?P・デンプシーを始め映画界で引っ張りだこグラミー4冠のテイラー・スウィフト、『トワイライト』な元カレとの共演動画が到着バレンタイン挙式直前の西川史子が心境を吐露「結婚後も主導権は女性のもの」と強調『ニューヨーク,アイラブユー』公開記念恋愛力アップグッズを合計8名様プレゼント西川史子トークイベント付き『バレンタインデー』試写会に10組20名様ご招待
2010年02月16日2月14日(日)のバレンタインデーに挙式を控えた、女医でタレントの西川史子が2月9日(火)、映画『バレンタインデー』のトークイベントに参加。結婚直前の心境を問われ「ドキドキとワクワク、どちらの気持ちもあります」と明かした。映画はバレンタインデーに、恋に結婚にと奔走する15人の男女の姿を描いた群像劇。シャンパンゴールドのゴージャスなドレスで登場した西川さんは映画について「どこか自分たちの恋と重なって共感するところもあると思います。私は、式の直前ということで反省させられるところもあり(笑)、思い返してみて『悪いことしたな』と複雑な気持ちになりました」と映画の感想を語った。西川さんのバレンタインの思い出はというと「大学のとき、テスト期間中で手作りのチョコを作ることができず、近所のパティシエに『(手作りっぽく)下手な感じで作って!』とお願いしました。『プロだから、そういうことはできない』と言われたんですが、『金ならいくらでも出すから!』と言って作ってもらった。そのとき渡したチョコがきっかけで、ホワイトデーにデートすることになり付き合うことになったけど、彼に『お店のチョコみたいだね』って言われました」とのこと…。現在の結婚相手をどうやってゲットしたのか?というかなり直接的な質問には「向こうが私を好きになったんで、私がゲットされたんです!」と強調。さらに、男性からのプレゼントに話が及ぶと「私は花だけではなびかない。モノがないと…できればアクセサリーがいい」、「300万円以内のプレゼントなら受け取ります!それ以上だと、ちょっと悪い気がしますね」などなど、結婚を間近に控えても“西川節”は健在!結婚を決めるとき“運命の赤い糸”の存在を感じたか?という質問に西川さんは「私も、赤い糸についていろんな人に聞いてましたが、ほんこんさんが奥さんとの出会いについて『頭の中でくす玉が割れた』とおっしゃっていた。『私のくす玉はいつ割れるんだろう?』と思ってましたが、私の場合は、くす玉ではなかった。これまで、いろんな人にプロポーズされても『この人でいいのかな?』と迷いがあったけど、今回は迷いがなかったんです」と自身の運命の決断について語った。この日は、西川さんと同じく2月14日(日)に挙式を控えたカップルが会場に招待されていたが、そのカップルから西川さんに質問!新婦は「結婚式の準備が大変でケンカすることは?仲直りの方法は?」と尋ねたが、西川さんは「婚約から式まで半年あって、悩んだり不安になって相手に当たったりすることはありました。謝ろうと思いつつ…なかなか…。まあ、ケンカしながら分かり合っていければ、と思います。ついこないだも彼が『お前は民主党の議員に冷たすぎる』と言ってきて、私は『小沢さんは辞めるべき』って言ってケンカになりました」と明かした。そして新郎は「いまは彼女が主導権を握ってるんですが、結婚して主導権が女性から男性に移ることはあるんでしょうか?」と質問。これに対し西川さんは「そりゃ(主導権を握るのは)女性ですよ!当然です」とバッサリ。新郎の淡い望み(?)を斬り捨てた。トークの最後には式本番の予行演習?西川さんが幸せのおすそ分けとばかり、ブーケを客席に投げ込んだ。『バレンタインデー』はバレンタイン本番2日前、2月12日(金)よりより丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:バレンタインデー 2010年2月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© MMIX NEW LINE PRODUCTIONS, INC.■関連記事:『ニューヨーク,アイラブユー』公開記念恋愛力アップグッズを合計8名様プレゼント西川史子トークイベント付き『バレンタインデー』試写会に10組20名様ご招待ジュリア・ロバーツらトップスターに目移り『バレンタインデー』ポスター独占先行公開ハビエル・バルデムとジュリア・ロバーツがバリで…“おひとり様”必見の話題作撮影
2010年02月10日故ヒース・レジャーの最後の出演作として早くからその動向が注目されてきた、鬼才テリー・ギリアム監督最新作『Dr.パルナサスの鏡』。来週末の公開に先駆けて、1月14日(木)、親日家として知られるギリアム監督とヒロインでありスーパーモデルのリリー・コールが来日!同日、2人揃って出席してのジャパン・プレミアが行われ、監督の大ファンである爆笑問題と共にファンに向けて舞台挨拶を行った。舞台挨拶前のカーペット・イベントでは、本作に登場する、人の欲望を叶える“鏡”をイメージした扉が劇場前に用意され、仮面をつけた美女ゲストが次々と登場。今春に結婚を控えるタレントの西川史子も鮮やかなドレス姿で登場し、願いが叶うなら「若返りたい」と言い放った。最後に、ギリアム監督とリリーが登場すると、待ち構えていた一部のファンから大歓声。アレキサンダー・マックイーンのアニマル柄の服にジミーチュウのヒールを合わせたリリーの完璧なプロポーションに客席からは思わずため息がもれた。その後行われた舞台挨拶では、ギリアム監督は「また東京に戻ってこれて嬉しいです」と満面の笑みで挨拶。盟友ヒースとについて聞かれると、「彼はよき友人であり、家族の一員であり、とても心が広く、才能にあふれた俳優でした。その中でも大好きだったのは、役において必要なところまで恐れを知らずに向かっていくところ。おもしろい演技というのも磨かれていましたが、どんなにふざけたことをしてても地に足がついた重みが感じれる俳優でした。最高の俳優を我々は失ったのだと思います」とコメント。「彼を褒め称える最後の作品が完成したので、ぜひみなさんに彼の思いを馳せてほしいです」と呼びかけた。撮影の途中で急逝したヒースの後を引き継いだのが、彼を良く知る友人であったジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人。ギリアム監督は、彼らを“3人のヒーロー”と呼び「本当に傑出した俳優で、今回はリハーサルなしで本番の撮影に臨みました。また3人は、映画のギャラをヒースの娘さんに全部贈ってます。とても寛大で、映画史で初めてじゃないかと思います」と称賛を贈った。そんなギリアムと初めて組んだリリーは、「監督はとてもクリエイティブで、寛大な心を持っている方です。出演する際は恐れやプレッシャーも感じましたが、この体験は私にとって風変わりな、印象的なジャーニーになりました」と言うと、ギリアム監督は甘えて寄り添ってみせた。さらに、今回は来日できなかった共演のジョニー・デップからの嬉しい手紙が届き、リリーが読み上げた。その手紙には、「テリー・ギリアムは私の大好きな友人であり天才です。私はとても悲しい事情でこのプロジェクトに参加することになりましたが、それはとても光栄なことでした。しかし、過去にずっと止まってはいけません。この作品は命を讃えているのです。みなさんを虜にしてしまうこの素晴らしい作品を完成させた、テリー、ヒース、そして関わった全員に自信をもって敬意を表します」との言葉が綴られた。これを受け、監督は「彼と一緒に作品を作るとマジックが起きる。ジョニーの嬉しい言葉を聞いて今日は安心してよく眠れそうです」と喜びの声。ここで、ギリアム監督の大ファンである爆笑問題が登場。太田さんはいきなり監督とキスするフリを見せるや、作品について「監督の見る夢を管で繋げて一緒に見てみたいというのが実現したような作品。ま、はっきり言うとよく分かんないんですが」と失言。一方、田中さんはリリーを見上げるや「同じ人間とは思えない。映画では妖精のような感じだったのに、実際に会ったら少女どころじゃないですね」と驚愕。まるで大人と子供のような(?)ツーショットに笑いが漏れた。近々監督デビューも囁かれる太田さんだが、先輩のギリアム監督から「どの映画監督志望の方も撮影現場で掃除をする。次の作品でどうですか?」とのアドバイスが。すると太田さんは「監督は芸人上がりだからな。『アバター』抜いてから言え」とまたまた失言!とは言え、やっぱりギリアム監督を目標としている様子の太田さん。その後の取材では、「雲の上の人で、人を楽しませようとするのがすごく好きというのが変わらなくて嬉しかったです。こういうものを目指したい」とコメント。実際にどんな作品かと言えば、「ポルノであることは間違いない。いまタイガー・ウッズと海老蔵とロンブーの淳に出演交渉しているところ」とのこと。そのタイトルは『Dr.中松のジャンピングシューズ』とか…。そんな相方に対し、田中さんはツッコミを入れながらも「いずれ監督をやるだろうしやるべき」と学生時代からの太田さんの夢を応援した。『Dr.パルナサスの鏡』は1月23日(土)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。■関連作品:Dr.パルナサスの鏡 2010年1月23日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2009 Imaginarium Films, © 2009 Parnassus Productions Inc.■関連記事:「淳は真面目な男」安室との真剣交際に爆笑問題・太田エール!?ジュードにレオ、破局から復活のカップル目撃情報が相次いだセレブのクリスマス休暇ヒース・レジャー渾身の遺作『Dr.パルナサスの鏡』試写会に10組20名様をご招待爆笑問題、来年は太田「コメディ映画撮る」、田中は「旅行。でも1人じゃ寂しい…」ヒースの雄姿をご覧あれ『Dr.パルナサスの鏡』貴重な特別映像を独占公開
2010年01月15日白昼のニューヨーク市営地下鉄で起こった人質事件。何の、巡り合わせか事件の交渉役を務めることになった一介の地下鉄職員とハイジャック犯の息詰まる攻防を描いた『サブウェイ123激突』が9月4日(金)に公開を迎える。この地下鉄職員・ガーバーを演じたデンゼル・ワシントンが9年ぶりに来日!映画に因んで8月20日(木)、デンゼルが都営地下鉄大江戸線の一日運輸指令所長に就任し、同じく一日駅長(国立競技場駅)を務める西川史子とともに任命式に臨んだ。デンゼルが登場すると、集まったファンからは大きな歓声が。これに笑顔で応え「久しぶりに日本に戻ってこれてうれしい。多くのファンに支えられて本当に感謝しています」と挨拶。今回、デンゼルが就任した運輸指令所長は、まさに映画の中でガーバーが所属する運行司令室に相当する役職。デンゼルは「実際に映画に参加して、彼らの仕事の大変さが分かりました。ここで働かれているみなさんに敬意を表します」と語った。一日駅長の西川さんはデンゼルを目の前に興奮気味。「私はセレブなので、普段は地下鉄には乗りませんが(笑)、こんな素敵な方となら一緒に地下鉄に乗って、映画を観に行きたいですね」と語り、会場の笑いを誘った。東京都交通局長の金子正一郎氏から任命証を、そして西川“駅長”から帽子を受け取り大喜びのデンゼル。この後、実際に駅務室に入り、本作の絵柄が車両全体にラッピングされた地下鉄が到着すると「電車ガ到着シマース!」、「電車ガ出発シマース!」とアナウンスし、指令所長の役目を果たした。『サブウェイ123激突』は9月4日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:サブウェイ123激突 2009年9月4日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:アラフィフ俳優の競演『サブウェイ123激突』独占試写会に25組50名様をご招待ハイジャックを呼び込むかも…?『サブウェイ 123』車両が大江戸線に登場!ハリウッド2大スターが激突!『サブウェイ 123激突』試写会に10組20名様をご招待ジョン・トラヴォルタ、息子を亡くした悲しみは癒えず。主演作プレミアを欠席ひげにタトゥーですっかり悪人顔、トラヴォルタがデンゼルとの共演作で悪役に挑戦
2009年08月21日人は多かれ少なかれ嘘をついて生きている──。数々の映画賞を総なめにした『ゆれる』(’06)に続いて西川美和監督が描くのは、そんな誰もが生きていく上でひとつは抱えている“嘘”をテーマにした人間ドラマ。ある小さな村で起きた医師の失踪事件から物語は始まり、彼の素性が徐々に浮かび上がっていく。真実と嘘、善と悪、生と死の間で揺れ動く人々の心情がリアルに映し出されるが、結末に用意されているのは否定でも肯定でもない何ともあやふやなものだ。しかしながら、何故かほっとさせられるのは私たち自身があやふやな存在だからゆえ。境界線がないからこそ、白黒はっきりしない余韻が心地よく感じられる。そして、原作・脚本・監督の全てを手がける西川美和が本作の主役に選んだのは、その名前と顔を知らない日本人はいない男・笑福亭鶴瓶。芸歴37年目にして主役を張り、致命的な秘密を抱えながらも僻村の唯一の医師として人々に慕われる伊野を演じている。さらに、彼のもとに転がり込む研修医の相馬役の瑛太をはじめ、八千草薫、余貴美子、香川照之といった日本映画界屈指の実力派たちが顔を揃えているのも見どころ。ハリウッド超大作のように派手な映像も仕掛けもないが、現代に生きる人々の心の処方箋になりうる作品であることは確か。主人公の心の揺れを感じることで、自分自身の中にある揺れを受け入れられる…小さな感動を与えてくれる本作のような映画こそが悩める現代人にとって必要な映画と言える。また、原作ありきの映画が当たり前の昨今、これだけ興味深いオリジナル・ストーリーを観ないなんて損!(text:Rie Shintani)■関連作品:Dear Doctorディア・ドクター 2009年6月27日よりシネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 2009『Dear Doctor』製作委員会■関連記事:初主演・笑福亭鶴瓶×瑛太!『ディア・ドクター』試写会に10組20名様ご招待西川美和監督最新作『ディア・ドクター』で鶴瓶が世界デビュー!いざモントリオールへ
2009年06月10日