西武鉄道は3月21日より、「弱虫ペダルGRANDE ROAD 記念乗車券(西武鉄道 Ver.)」を池袋・西武新宿・所沢の3駅で合計5,000セット限定発売する。また、西武グループ「伊豆箱根鉄道」においても、「弱虫ペダル GRANDE ROAD 記念乗車券(伊豆箱根鉄道Ver.)」を5,000セット限定で同時発売する。今回の記念乗車券は、TVアニメ「弱虫ペダル」の原作漫画からアニメーション(第1期~第2期:GRANDE ROAD)までの各シーンや貴重な原画を展示する「弱虫ペダル原画展」(西武池袋本店にて3月21日~3月30日開催)に合わせて発売するもの。「弱虫ペダル」と鉄道会社による乗車券のコラボ企画は今回が初となる。西武鉄道 Ver.の記念乗車券(6枚セット)のデザインには、「弱虫ペダル」キャラクターの紹介やインターハイの見どころシーンを使用。また、ブックレットタイプの台紙には、主要キャラクターが埼玉・秩父を目指して西武秩父駅に輪行で訪れるオリジナル描き下ろしデザインを採用している。さらに、西武鉄道 Ver.の方には、「オリジナル描き下ろしデザインの卓上アートボード(裏面: スクールカレンダー)」もセットになっている。一方、伊豆箱根鉄道 Ver.の記念乗車券(6枚セット)のデザインには、「弱虫ペダル」の主人公の所属する総北高校にとってライバル校のひとつである「箱根学園」のメンバーを描いている。台紙には、箱根学園の"青"と伊豆箱根鉄道の"青"、そして、富士山の"青"をコンセプトにしている。なお、西武池袋本店で開催される「弱虫ペダル原画展」の開催に合わせて、発売開始日の3月21日には、西武線池袋駅内の特設ブースにて「西武鉄道・伊豆箱根鉄道『弱虫ペダル GRANDEROAD 記念乗車券』合同販売会」を実施する。「弱虫ペダルGRANDE ROAD 記念乗車券(西武鉄道 Ver.)」は、西武鉄道 池袋駅・西武新宿駅・所沢駅にて、1セット税込2,000円(ひとり5セットまで)で発売。有効区間乗車券は、池袋駅から470円区間、西武秩父駅から410円区間、所沢駅から340円区間、西武新宿駅から300円区間、本川越駅から270円区間、国分寺駅から210円区間(すべて大人のみ)で、有効期間は5月31日まで。各券片につき片道1回に限り有効。「弱虫ペダルGRANDE ROAD 記念乗車券(伊豆箱根鉄道 Ver.)」は、伊豆箱根鉄道 修善寺駅にて、1セット税込1,500円(ひとり5セットまで)で発売(内、3,000セットを3月21日に西武鉄道池袋駅にて先行発売する)。有効区間乗車券は、三島から修善寺ゆき510円、修善寺から大仁ゆき150円、大仁から伊豆長岡ゆき190円、伊豆長岡から大場ゆき190円、大場から三島ゆき190円、三島から韮山ゆき270円(すべて大人のみ)、有効期間は5月31日まで。各券片につき片道1回に限り有効。(c)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダルGR製作委員会
2015年03月16日西武鉄道と西武プロパティーズは2015年4月、東京都練馬区の「リズモ大泉学園」の低層部分に新商業施設「Grand Emio(グランエミオ)大泉学園」をオープンする。西武鉄道池袋線・大泉学園駅は1日平均の乗降客数が約8万4,000人(2013年度)と西武鉄道全体で8番目に多い駅で、路線バスの発着数も1日1,000便を超えるなど、地域の主要な交通拠点となっているという。地下1階から3階の4フロアで構成される「グランエミオ大泉学園」は、大泉学園駅北口改札からペデストリアンデッキで直結する。地下1階にはスーパーマーケット、1階にはカフェや生花店、ペデストリアンデッキと接続する2階にはベーカリーや服飾・生活雑貨店、3階にはレストランのほか大型書店や音楽教室など、「『食』×『集い』×『文化』」をテーマに計28店舗が導入される。
2014年12月26日西武鉄道は20日、『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』の劇場公開を記念し、「映画公開記念西武線親子1日フリーきっぷセット」を発売する。あわせて『妖怪ウォッチ』ラッピング電車も運行開始となる。「映画公開記念西武線親子1日フリーきっぷセット」は、大人券・小児券各1枚の1日フリーきっぷとオリジナルノート、専用応募はがきのセットで、1セット1,500円。専用応募はがきで応募すると、抽選でジバニャン・フユニャンに会える「西武ミステリーツアー」(2015年2月15日開催)や『妖怪ウォッチ』グッズが当たる。発売期間は2015年2月15日終電まで。池袋・練馬・所沢・飯能・西武新宿・田無・本川越・国分寺の各駅で取り扱う。『妖怪ウォッチ』ラッピング電車も20日から運行開始。20000系8両編成を使用し、車体窓部に1両あたり31体の妖怪ステッカーを掲出するほか、ジバニャン・フユニャンのヘッドマークも掲出する。今年夏に運行した『妖怪ウォッチ』ラッピング電車とは図柄が異なるとのこと。池袋線・西武秩父線・豊島線・狭山線・新宿線・拝島線・多摩湖線(萩山~西武遊園地間)での運行を予定している。当日の運行時刻は西武鉄道ウェブサイトに掲載される。運行期間は2015年2月15日まで。
2014年12月10日東武鉄道、西武鉄道、東京メトロ、東京急行電鉄、横浜高速鉄道は元日早朝、東武東上線・西武池袋線から横浜方面に向かう臨時電車「みなと横浜 初日の出号」と、元町・中華街発飯能行の臨時列車「天覧山 初日の出号」を運転する。5社共同による元日早朝の臨時列車は、関東有数の初日の出スポットである横浜ベイエリアや、自然豊かな飯能・天覧山での初日の出を多くの人に楽しんでもらおうと、今年初めて実施されたもので、2015年元日で2回目の運転となる。東武東上線「みなと横浜 初日の出号」は、東武東上線森林公園駅を3時50分に発車。東京メトロ副都心線・東急東横線を経由し、終点の元町・中華街駅に5時54分に到着する。東急電鉄5050系4000番台「Shibuya Hikarie号」を使用する予定で、同車両が森林公園~川越市間を営業運転するのはこれが初めてだという。西武池袋線・西武有楽町線「みなと横浜 初日の出号」は、東京メトロ10000系車両を使用し、西武池袋線飯能駅を3時39分に発車。終点の元町・中華街駅に5時29分に到着する。これに合わせ、西武池袋線内では同列車に練馬駅で接続する保谷駅4時14分発池袋行の電車を上り初電前に運転する。「天覧山 初日の出号」は元町・中華街駅を3時59分に発車し、東急東横線・東京メトロ副都心線・西武有楽町線・池袋線を経由し、終点の飯能駅に5時43分に到着する。東急電鉄5050系4000番台を使用する予定で、横浜ベイエリアから天覧山の初日の出(6時50分頃)へ、余裕を持って間に合うダイヤ設定となっている。これに合わせ、西武池袋線内では同列車に石神井公園駅で接続する池袋駅4時43分発保谷行の各駅停車を下り初電前に運転する。
2014年12月04日西武鉄道は1月25日始発から、東京都が事業主体となって進める「西武鉄道池袋線(練馬高野台~大泉学園駅間)連続立体交差事業」の一環で、石神井公園~大泉学園間付近の上り線を高架に切り換える。高架への切換え工事は1月24日終電車後に実施。これにより、2007年度から進めてきた同事業の全線高架化が完了し、踏切3カ所が廃止となる。同事業は2011年4月に1期区間を完了し、練馬高野台~石神井公園間の高架化により、6カ所の踏切を廃止した。石神井公園~大泉学園間は2期区間にあたり、下り線は2013年11月に高架への切替えを済ませている。全線高架完了後も引き続き、2016年度の事業完了に向けて鉄道施設や側道整備などの工事を進める。
2014年12月02日西武鉄道は12月11~26日の毎週木・金曜日、夜間に池袋線・新宿線・拝島線の各で特急レッドアローを含む臨時電車を運行する。池袋線では、飯能行の臨時特急1本(池袋駅23時45分発)と小手指行の準急2本(池袋駅0時5分発・0時38分発)を運転。新宿線では本川越行の臨時特急1本(西武新宿駅23時13分発)と 新所沢行準急2本(西武新宿駅23時51分発・0時37分発)を運転する。拝島線も拝島行の臨時特急1本(西武新宿駅21時15分発)を増発する。各線の臨時特急はいずれも全席指定のレッドアロー(10000系)を使用。西武線特急券発売駅、JTB各店舗、特急レッドアロー号チケットレスサービス「Smooz」などで販売開始している。
2014年12月02日東京都はこのほど、西武鉄道と進めている西武池袋線(練馬高野台駅-大泉学園駅間)連続立体交差事業において、2015年1月に石神井公園駅付近-大泉学園駅間の上り線を高架に切り換える工事を行うことで、練馬高野台駅から大泉学園駅までの事業区間全線の高架化が完了すると発表した。これにより、2011年に除却した1期区間の6個所と合わせ、事業区間内の9個所すべての踏切がなくなり、交通渋滞が解消される。切り換え工事は、2015年1月24日の終電終了後から1月25日の初電車前にかけて行われる。同工事に伴う列車の運休は予定されていない。同事業の事業者は東京都で、事業延長は約2.4km(I期区間:約1.2km、II期区間:約1.2km)、 事業費は約383億円(複々線化事業を含む総事業費は約509億円)となっている。
2014年12月01日西武鉄道は12月1日初電車から、東村山駅の発車メロディーの一部を「東村山音頭」に変更する。使用するのは4番ホーム(新宿線下りホーム)と5・6番ホーム(新宿線上りホーム)で、それぞれ異なるメロディーを流す。2016年3月31日まで。「東村山音頭」は1961年、当時の東村山町農業協同組合が中心となって制作。東村山市出身の志村けんさんがアレンジしたものをテレビ番組で披露し、レコード化されたことで一躍有名になった。オリジナル楽曲の制作から50年以上経過した現在でも、東村山市内の盆踊りなどで使われる定番曲だという。
2014年11月27日西武鉄道は11日、自宅にいながら電車の迫力を楽しめる「西武鉄道タペストリー」を発売する。走行中の列車の外観写真を使用した縦約54cm×横約90cmの壁掛け用装飾品で、30000系、9000系「RED LUCKY TRAIN」、新2000系の3種類を制作した。価格は各2,000円。西武鉄道の駅ナカコンビニ「TOMONY」西武新宿駅店、所沢駅店で販売するほか、西武鉄道ウェブサイトで通信販売も取り扱う。なお、11月8日に横瀬車両基地で開催する「西武トレインフェスティバル2014 in 横瀬」にて、各50本限定の先行販売を実施するとのこと。
2014年11月07日西武鉄道は11月10日、「さよなら3000系記念乗車券」を発売する。同社の3000系車両は、今年12月をもって営業運転を終了する。3000系は1983年にデビュー。9編成72両が製造され、長年にわたり通勤・通学の足として利用された。基本の車体色は黄色だが、2009年には銀河鉄道999デザイン電車(3011編成)、2010年には埼玉西武ライオンズのデザイン電車「L-train」(3015編成、2013年12月運行終了)に使用されるなど、車体カラーを変更して運行した例も。4ドア主流の現在では珍しくなった3ドアの車両としても知られる。「さよなら3000系記念乗車券」は、池袋駅から370円区間、小手指駅から180円区間、飯能駅から300円区間、横瀬駅から150円区間の計4枚のD型硬券乗車券のセット。オリジナル台紙付きで、価格は1セット1,000円。池袋駅と所沢駅の2駅で販売する。11月8日に横瀬車両基地で開催する「西武トレインフェスティバル2014 in 横瀬」でも先行販売を行う。
2014年10月31日西武鉄道は11月8日、「埼玉県民の日」(11月14日)に限り埼玉県内の各駅などの乗降りが自由になる乗車券「埼玉県民の日記念1日フリー乗車券」を発売する。埼玉県内の有効区間は、池袋線所沢~吾野間、西武秩父線吾野~西武秩父間、狭山線西所沢~西武球場前間、山口線遊園地西~西武球場前間、新宿線所沢~本川越間。その他、西武園駅と西武遊園地駅でも乗降り自由となる。価格は大人470円、小児240円。発売期間は11月14日まで。埼玉県内の西武線各駅にて販売する。乗車券の発売に合わせ、ウォーキングイベント「駅長おすすめ『古刹高山不動尊と紅葉の東郷公園を訪れて』」も11月14日に開催。西武秩父線西吾野駅に集合し、関東三大不動のひとつに数えられる高山不動尊、紅葉の名所として知られる東郷公園をなどを巡る約2時間のコースとなる。参加は無料。高山不動尊では、普段公開されていない国指定文化財「木造軍荼利明王立像」が特別に拝観できるという。
2014年10月31日西武鉄道はこのほど、池袋駅リニューアル工事にともない一新する店舗部分の全体名称を、「エミオ池袋」とすると発表した。同工事は今年5月に着工しており、2016年3月に完了予定とのこと。「エミオ」は西武鉄道沿線で展開している駅ナカ商業施設ブランド。13カ所目となる「エミオ池袋」は、現在の駅ナカ店舗をフード、テイクアウト、ファッション、コンビニの4つのゾーンに分け、2期にわたって全面的なリニューアルを行う。1期として、利便性を重視した店舗を集積する「コンビニゾーン」(1階)を今月から11月にかけて、クイック飲食店を集積する「フードゾーン」(地下1階)を11月から12月にかけて順次開業する。「コンビニゾーン」には、地下1階にあった西武トラベル池袋営業所が店舗面積を拡大して移転オープンし、通常の旅行商品の販売に加え、秩父や川越など西武線沿線の代表的な観光地への誘致も行う。従来店舗のコンビニ「TOMONY」とドトールコーヒーは引き続き営業する。「フードゾーン」には、うどん・そば店やカフェなど3店舗が新規出店。2期開業となるテイクアウトゾーンとファッションゾーンは2015年9月オープン予定とされている。
2014年10月15日西武鉄道は9日から、女優の吉高由里子さんを起用したテレビCM第4弾「2014年秋・冬編」の放映を開始する。4月から放映した第3弾に続き、「秩父金よる旅」をサブテーマに設定。三峯神社や和銅遺跡などのパワースポット、秩父まつり会館、名物の「わらじかつ」など、気の向くままに秩父の見所を巡る女性を吉高さんが演じる。金曜日の夜、仕事を終えてからでも都心から気軽に出かけられる近接性と、「お手軽な女子旅」を表現したという。同CMは、日本テレビ「ZIP!」(毎週木曜日朝7~8時枠)にて10月9日から6カ月程度放映されるほか、10月9~18日には日本テレビ・フジテレビでスポットCMとして放映予定。ローカルラジオ局「NACK5」でも、スポットCMとして10月9~25日に放送される。ウェブサイト「秩父さんぽ旅」でも視聴可能。新型通勤車両30000系や、東京メトロ副都心線への乗入れ対応車両6000系のドア上部に設置している液晶モニター「スマイルビジョン」でも、10月9日から6カ月程度放映予定だ。駅のデジタルサイネージでも10月中旬から6カ月程度放映する予定。西武線各駅(小竹向原駅を除く)と西武線車内では、CMのビジュアルを使用したポスター掲出も実施する。
2014年10月08日西武鉄道は11月8日、西武秩父線横瀬車両基地(埼玉県横瀬町)にて、「西武トレインフェスティバル2014 in 横瀬」を開催する。「銀河鉄道999デザイン電車」の展示を行うほか、同電車による臨時普通列車を池袋駅から横瀬駅まで運転する企画も実施する。「銀河鉄道999デザイン電車」は、『銀河鉄道999』の生みの親である松本零士氏と練馬区、練馬区観光協会の協力により、2009年5月から池袋線・西武秩父線・豊島線・狭山線で運行していたが、今年12月で運行を終了する予定だ。「銀河鉄道999デザイン電車」による臨時列車の運転時刻などの詳細は、後日発表となる。その他、懐かしの車両・機関車の展示、国分寺線・新宿線の前身である「川越鉄道」開業120周年写真の展示、鉄道グッズ・鉄道部品販売、子供用・大人用制服撮影会、駅長・駅員キャラクター「レイルくん・スマイルちゃん」との撮影会、ゲームコーナーなどの催しを用意。鉄道部品販売は当日9時30分に会場入口で先着30名を対象に抽選を行い、入場の順番を決定した上で実施する。イベント開催時間は10時から14時30分まで(雨天決行、荒天中止)。先着 3,500名に、来場記念品としてオリジナルクリアファイルをプレゼントする。なお、当日は「銀河鉄道999デザイン電車」による臨時列車とは別に、臨時特急列車も本川越駅から西武秩父駅まで運転する予定。運転時刻は後日発表となる。
2014年10月08日西武鉄道は、西武グループこども応援プロジェクトの一環として、夏休み期間に「1日こども乗務員体験・車両基地見学ツアー」「親子でGoGo!! 目指せ未来の鉄道員!!」「トンネル探検号親子体験ツアー2014」の各ツアーを開催する。「1日こども乗務員体験・車両基地見学ツアー」は、西武線最大級の車両留置数を誇る小手指車両基地での車両点検施設見学、小手指乗務所施設内見学、乗務員プロデュースによる電車教室、電車運転台見学や車掌体験などを行う内容。8月10日に開催され、小学3~6年生と保護者(20歳以上)各1名を1組として15組(30名)を募集する。参加費は無料。申込みは 専用フォームにて、7月31日23時55分まで受け付ける。申込み多数の場合は抽選となる。「親子でGoGo!! 目指せ未来の鉄道員!!」は、ワンマン線区の多摩湖線国分寺~西武遊園地間にて、駅員の仕事紹介、電車運転台見学と車掌体験、駅事務室内見学、駅放送体験などを行うツアー。8月16・17日の2日間にわたって開催され、小学生と保護者(20歳以上)各1名を1組として各日25組(50名)を募集する。参加費は1組2,000円。申込みは 専用フォームにて、8月5日23時55分まで受け付ける。申込み多数の場合は抽選となる。「トンネル探検号親子体験ツアー2014」は、池袋線飯能駅から臨時電車「トンネル探検号」(4000系4両編成)に乗車し、西武秩父線区間にある西武鉄道最長の正丸トンネル(全長4,811m)をはじめ、計18カ所のトンネルについて学びながら西武秩父駅に向かう内容。終点の西武秩父駅構内では、子供限定の運転台での写真撮影や車内放送体験(クイズ正解者による抽選)などのお楽しみ企画も用意。参加者特典として、オリジナル記念乗車証とオリジナル包装のイベント弁当が付く。8月17日に開催され、小学生と保護者(20歳以上)各1名を1組として100組(200名)を募集する。参加費は1組3,500円。申込みは 専用フォームにて、8月5日23時55分まで受け付ける。申込み多数の場合は抽選となる。
2014年07月18日西武鉄道はこのほど、乗車マナー啓発活動「ケロロ軍曹のマナーで西武鉄道侵略大作戦!」第8弾のテーマとポスターを公表した。今回のテーマは「駅構内での"ながら"歩き」。携帯電話・スマートフォンをはじめとするモバイル端末やゲーム機などを閲覧・操作しながら歩く行為をさし、「西武鉄道お客さまセンター」に寄せられた声および利用者アンケート調査で迷惑行為の上位に挙げられたという。「"ながら"歩き」が啓発テーマになるのは2011年以来、2度目。ポスターでは、『ケロロ軍曹』のキャラクターがモバイル端末などの画面を見ながら駅構内を歩き、互いに衝突する様子を描いている。同ポスターは2月27日以降、中吊りポスターや駅ポスターとして、電車内・駅構内に掲出される。車内ステッカーや車内映像媒体「Smileビジョン」、西武鉄道ウェブサイトでも車内マナー向上を呼びかけるという。
2014年02月27日西武鉄道は18日、鉄道グッズの新商品「西武鉄道6000系電車型キーライト」「西武鉄道Bigキーホルダー」を発売する。「西武鉄道6000系電車型キーライト」は、池袋線・西武有楽町線と東急東横線・みなとみらい線との相互直通運転開始1周年を記念して制作された。相互直通運転に使用する6000系をモチーフにした外観で、スイッチを入れると光の中に同車両のイラストが浮かび上がる。大きさは長さ7.6cm、幅1.7cm、高さ2.1cmで、1個900円。駅ナカコンビニ「TOMONY」各店舗(池袋駅A2号店、高田馬場駅ホーム店、所沢駅改札内店は除く)で販売する。「西武鉄道Bigキーホルダー」は、たて約6.4cm、横約4.5cmの大きなキーホルダー。新2000系、4000系、6000系、20000系、30000系の各車両をイメージした5種類のデザインで、各550円。「TOMONY」の池袋駅A店(1階改札内)、西武新宿駅店(正面口)、所沢駅店(改札外)にて販売する。なお、両商品とも販売時に1人5個までの購入制限を設ける。西武鉄道グッズ販売ページでも18日10時から販売開始される。
2014年02月10日埼玉西武ライオンズはこのほど、2014シーズンに、西武鉄道100年アニバーサリー企画の一つとして「ジャングル大帝シリーズ Supported by 手塚プロダクション」を開催すると発表した。○手塚プロダクションデザインユニフォームを着用球団旗やライオンズのマスコットであるレオ、ライナは手塚治虫氏によるデザインのもの。西武鉄道創立100周年を祝した同企画では、同氏が創設し、経営者として参加していた手塚プロダクションが、「ジャングル大帝ユニフォーム」をデザイン。2014シーズン公式戦数試合で着用する予定としている。ユニフォームは、同氏の代表作で「ジャングル大帝」をモチーフにした。生地全体には、同作品の舞台を想起させるゼブラ柄をあしらい、前面と背面には、猛々(たけだけ)しくほえるレオがデザインされる。また、右肩には地平を駈(か)けるレオの姿をデザインした。同ユニフォームは、2014年ファンクラブ会員の入会特典として、入会者全員に配布する。詳細は同球団公式WEBサイトで。(C)SEIBU Lions
2013年12月25日西武鉄道は、スターツ出版が運営する女性向けウェブサイト「OZmall(オズモール)」とのコラボレーション企画として、特急レッドアロー号で行く女性限定の1泊2日秩父ツアー「2014年の運気をアップ☆秩父で開運ゆるさんぽ旅」を企画し、参加者を募集している。同ツアーの出発日は11月22日。池袋駅18時30分発の特急レッドアロー「ちちぶ31号」で秩父方面へ。西武秩父駅到着後、「焼肉ホルモン 一番館」で秩父名物の豚ホルモン焼きを堪能する。夜は秩父七湯のうち最も古い歴史を持つ和銅鉱泉「ゆの宿 和どう」に宿泊し、温泉を楽しむ。翌23日は三峯神社にて特別祈祷と散策を行った後、秩父鉄道三峰口駅から秩父駅までSLパレオエクスプレスに乗車。秩父神社で恋愛成就の参拝とハート型絵馬願掛け体験を行った後、散策を楽しみ、帰路に就く。18時46分に池袋駅に到着し、解散となる。ツアー参加は20歳以上の「OZmall」会員(女性)限定で、旅行代金は1万4,500円。定員は40名(最少催行人員30名)。1組1~5名まで同時に申込み可能。ただし、5名1組もしくは4名1組で参加した場合、宿泊する部屋はそのグループで1部屋となるが、1組1~3名で申し込んだ場合は他グループとの相部屋となる。参加申込みは、「2014年の運気をアップ☆秩父で開運ゆるさんぽ旅」専用ページにて受け付ける。応募多数の場合は抽選となる。
2013年10月24日鉄道事業を行う西武鉄道は、年末の一部夜間時間帯に、乗客が集中することによる混雑を緩和するため、12月13日、14日、20日、21日の夜間、西武池袋線・新宿線に臨時電車を増発する。池袋線では、23時40分「池袋発」・0時24分「飯能(はんのう)着」の「特急レッドアロー号飯能行き」を1本、また、池袋線「準急小手指(こてさし)行き」では、0時4分「池袋発」・0時41分「小手指着」と、0時38分「池袋発」・1時15分「小手指着」の2本を運行する。また、新宿線「準急新所沢行き」では、23時51分「西武新宿発」・0時37分「新所沢着」、および0時39分「西武新宿発」・1時21分「新所沢着」の2本を運行するとのこと。詳細は同社ホームページから見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日鉄道事業者の西武鉄道は、12月18日、全国の実在する鉄道事業者で、実際に使用されているさまざまな職種の制服を収録したコレクションフィギュア「鉄道むすめ~鉄道制服コレクション~」の限定版、「鉄道むすめPLUS+03/川越いぶき限定版」を発売。12月5日から開催される「所沢古本まつり」にて、先行発売を行う。価格は1,100円。9月から販売されている「鉄道むすめPLUS+03(川越いぶき)」は、西武鉄道の技術職(工務部)という設定のフィギュア。その限定版となる同商品は、通常製品版ポーズを元に「右手にファイル」と「左手にボールペン」を持たせた”業務中”の仕様になっている。追加パーツとして、この限定版のみの「表情が異なる顔パーツ」も封入。頭部パーツを、上から「ヘルメット」、下から「あごひも」パーツで挟む事で、ヘルメット装着イメージも再現できるという。販売は、西武鉄道駅売店「TOMONY」の一部店舗にて。限定商品につき、なくなり次第終了となる。なお、「所沢古本まつり」で行われる先行発売では、購入者先着300名に、過去に配布された「井草しいな(夏服)」、「井草しいな(冬服)」、「神井みしゃ」の、いずれかのクリアファイル1枚をプレゼントするとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日西武鉄道は12月9日、西武球場前駅構内と横瀬車両基地にて、「さよなら101系・301系イベント」を開催する。301系による池袋発西武球場前行の臨時直通電車が運転され、101系6両編成による「101系さよなら運転ツアー」も実施される。101系・301系は3ドア車体の通勤車両で、現在の保有車両数は64両。101系は1969(昭和44)年のデビュー当時の車両と現在残っている車両ではデザインが異なり、一般に「旧101系」(現在は全車引退)と「新101系」として区別される。ラッシュ時の輸送から山岳区間の運転まで幅広く対応でき、長年にわたって通勤、通学、行楽の足として活躍してきたが、「スマイルトレイン」30000系の投入などで廃車や譲渡が進み、101系ワンマン改造車を除いて間もなく営業運転を終了することになった。イベント当日の12月9日は、朝に池袋発西武球場前行の臨時直通電車を運転。301系車両に西武鉄道100年アニバーサリー・ヘッドマークも付く。「101系さよなら運転ツアー」では、101系2両編成を3編成つないだ電車を使用。同日朝8時30分に西武園駅を発車し、本川越駅を経由しながら西武球場前駅へと向かう。第1会場となる西武球場前駅構内でのイベント開催時間は9時30分から13時まで。101系6両編成と301系8両編成が展示(101系は12時まで)され、記念撮影会も行われる。「101系さよなら運転ツアー」に使用される101系6両編成は、12時6分に西武球場前駅を出発。所沢駅経由で第2会場(横瀬車両基地)の最寄り駅、横瀬駅へ向かう。横瀬車両基地でのイベント開催時間は14時から15時30分まで。保存車両の「旧101系」1224号車と、「新101系」271号車・281号車が並列展示され、記念撮影会も行われる。なお、第1・第2会場ともに雨天決行・荒天中止で、雨天の場合は1224号車の展示を中止するとのこと。「101系さよなら運転ツアー」の受付は12月1日7時より所沢駅の特設受付会場で開始。募集人員は300組600名で、定員となり次第終了となる。旅行代金は大人2,000円、こども1,500円。また、西武球場前駅ではイベント開催日の12月9日より、「さよなら101系・301系記念乗車券」を発売。オリジナル台紙と硬券4枚のセットで、価格は1セット1,000円(1人2セットまで)。発売期間は来年1月31日までだが、売り切れた場合は発売終了となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月28日西武鉄道は24日、乗車マナー啓発活動「ケロロ軍曹のマナーで西武鉄道侵略大作戦!」の第5弾ポスターを発表した。同ポスターでは、アニメ『ケロロ軍曹』のキャラクターが「車内での荷物の持ち方」「優先席でのゆずりあい」を教えるユーモラスなデザインに。9月3日より中吊りポスター、ステッカーおよび駅ポスターとして電車内や駅構内に掲出される予定。車内映像媒体「Smileビジョン」と西武鉄道ウェブサイトでも、車内マナー向上を呼びかける。西武鉄道は2010年より、子供たちにもわかりやすく駅や車内でのマナーを伝えることを目的に、『ケロロ軍曹』を啓発活動に採用。サンライズとの共同開発で誕生した”西武鉄道専属ケロン人”の「スママ」をはじめとした各キャラクターをポスターなどのデザインに起用し、マナー向上に努めている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月25日西武鉄道と西武ライオンズは、11~12日および17~19日にかけて西武ドームで開催されるライオンズ主催ゲーム「西武鉄道創立100周年記念シリーズ」に合わせ、記念きっぷの発売やコラボグッズの発売など各種企画を実施する。記念きっぷ「埼玉西武ライオンズ プレイヤーズきっぷ」は、中島選手をはじめとした9選手と渡辺監督のいずれかの写真を図柄にしたもので、全10種類。池袋線所沢~西所沢間、狭山線全線、山口線全線、新宿線小平~所沢間、西武園線全線、拝島線小平~萩山間、多摩湖線萩山~西武遊園地間が利用当日限定で乗り降り自由になる。西武球場前駅特設スペースにて11日13時より発売。1枚200円で、1人10枚までの購入制限が設けられる。西武鉄道×西武ライオンズコラボグッズは、西武鉄道創立100周年記念シリーズ限定のレプリカユニフォームや西武鉄道車両に実際に使用されている吊り革、路線図柄のショートフェイスタオルなど。他にも100周年企画ならではのユニークな商品が多数用意されている。また、12日と17~19日の4試合では、西武ドーム来場者全員に、ライオンズ選手と西武鉄道車両でデザインされた「西武鉄道創立100周年記念シリーズ特製ステッカー」を入場時に配布。100周年記念デザインユニフォームを着用した人気4選手と西武鉄道の6000系、9000系、20000系、30000系の各車両が印刷された4種類のステッカーが日替わりで登場する。なお、シリーズの初日となる11日の始球式は、同シリーズでライオンズの監督・コーチ・選手全員が着用する「西武鉄道創立100周年記念デザインユニフォーム」の原画の考案者が務めることに。このユニフォームは、西武鉄道4000系と「スマイルトレイン」30000系の車体色にちなんだ配色となっており、11日の試合ではチケットを持っている入場者全員(ライト外野自由席除く)にプレゼントされる(チケットはすでに完売)。その他、期間中には西武鉄道社員による100周年記念ユニフォームの着用やオリジナルヘッドマーク付電車の運行(17日のみ運休)なども行われ、シリーズを盛り上げる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月09日西武鉄道は25日、8月24日から8月30日の1週間限定で拝島線に特急レッドアロー号を臨時特急として運行させると発表した。西武鉄道創立100周年記念の一環で行われる。拝島線経由の特急レッドアローは1日1便、西武新宿発拝島行(下り)で運行。平日は西武新宿駅19:41発、土日は19:39発となる。途中の停車駅は高田馬場駅、小平駅、東大和市駅、玉川上水駅。乗車は西武新宿駅と高田馬場駅からのみ可能となっている。料金は全区間定額制で、大人350円、小児180円。現金のみの発売で、号車のみ指定の座席定員制(座席指定なし)。ウェブ予約は行わない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月28日東京スカイツリーの高さ634mは「ムサシ」にちなんだというエピソードで知られるように、かつて関東地方は「武蔵の国」と呼ばれた。東武鉄道の社名の由来は、「武蔵の国の東」の鉄道だから。同様に西武鉄道の前身となる会社のひとつ、西武軌道も、武蔵の国の西をめざしたことからこの社名になった。南武鉄道という会社は現在はないが、JR東日本に南武線があり、その前身が南武鉄道だった。同社は五日市鉄道を買収するなど路線網を広げたけれど、戦時下の1944(昭和19)年に国有化され、南武線・五日市線という路線名が残った。ちなみに、南武鉄道の不動産部門は存続しており、太平洋不動産という会社名で新宿パークホテルを運営している。これで東西南北の「東」「西」「南」の鉄道路線がそろった。しかし「北」がない。武蔵の国の北に北武鉄道はなかったのだろうか? 関東平野の北へ建設された鉄道といえば、東北本線の前身、日本鉄道があった。他に鉄道会社が設立される余地はなかったか……。いや、「北武鉄道」は確かに存在した。現在の秩父鉄道の一部区間が、旧北武鉄道だったという。しかし南武線のように路線名が残っていない。ちょっと残念である。北武鉄道の設立は1920(大正9)年。翌年4月、熊谷駅から行田駅までを結ぶ路線を開業させた。しかし1922年9月に秩父鉄道と合併している。合併直前の8月には行田駅から羽生駅まで延伸している。熊谷~行田間が北武鉄道だった時期はたった1年5カ月。行田~羽生間にいたっては、わずか1カ月だけだった。秩父鉄道は1899(明治32)年、上武鉄道として設立された。1891年に熊谷~寄居間を開業し、さらに西へ線路を伸ばした。1911年には現在の長瀞駅まで、1914年には秩父駅まで開業した。1916年に社名を秩父鉄道へ変更し、その後、影森駅まで到達。北武鉄道と合併した後、1930年に三峰口駅まで到達して、現在の路線図が完成した。ところで、一地域名である「秩父」よりも、「北武」「上武」のほうが広範囲を指すし、鉄道会社の名前にふさわしい気がする。秩父鉄道の名が残った背景には、武甲山の石灰石(セメントの原料)が関係しているようだ。同社は1923年設立の秩父セメント(現太平洋セメント)にも関わっており、後に秩父セメントは大成功して主従関係が逆転する。北武鉄道がわずかな期間で合併されたのも、そうした当時の事情が関係したかもしれない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月07日西武トラベルはこのほど、島根県の一畑電車(通称「ばたでん」)デハニ50形の体験運転プログラムをセットにした1泊2日のツアーを発売した。同じ西武グループの西武鉄道が、過去に車両の譲渡や運転士養成を行うなど一畑電車と関係が深いこと、西武鉄道と一畑グループがともに今年で創立100周年を迎えたことをきっかけに企画された記念ツアーだ。一畑電車では昨年よりデハニ50形体験運転を1往復にて実施し、好評を博しているが、同ツアーでは特別に2往復運転できるとのこと。体験運転修了者には修了証を発行する。また、西武鉄道からの譲渡車両(現在はすべて廃車)が現役だった頃の運転写真を、一畑電車にてパネル展示。これらの写真とデハニ50形の走行写真をあわせて2点(2L判)、さらに一畑電車2日間フリー乗車券を参加者全員にプレゼントする。出発地および帰着地は羽田空港。1日目は松江しんじ湖温泉ホテル一畑(予定)に宿泊し、2日目に運転体験を行う。出発日は8月20~29日(23日から25日は除く)で、計7回。旅行代金は4万9,800円(2~4名1室利用の場合)から5万2,800円(1名1室利用の場合)。ツアー参加申し込みは西武トラベルウェブサイトにて受け付ける。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月05日埼玉西武ライオンズはこのほど、5月に発表した「西武鉄道創立100周年記念デザインユニフォーム」を、8月11~12日の対北海道日本ハムファイターズ戦、8月17~19日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦の計5試合にて、監督・コーチ・選手全員が着用すると発表した。このユニフォームは西武鉄道創立100周年の記念企画として実施したユニフォームデザイン募集の最優秀作品のデザインをもとに製作したもの。西武鉄道4000系と「スマイルトレイン」30000系の車体色にちなんだ配色となっている。「西武鉄道100周年記念ユニフォーム」は非売品だが、8月11日の対北海道日本ハムファイターズ戦では、当日のチケットを持っている人全員にプレゼントされるという。サイズは中学生以上の男性がLサイズ、女性と小学生以下の男子はSサイズ。配布方法や配布場所などの詳細は後日発表される。ユニフォームのプレゼントは11日のみ。12日および17~19日の各日には、記念ユニフォームの付いたチケットが毎日500枚限定で発売される。ユニフォーム付きチケットは前売が5,000円、当日は5,300円。ライオンズオンラインチケットショップなどで購入できる。記念ユニフォームの実物は、6月23日に西武ドームで行わる対オリックス・バファローズ戦の試合終了後、フィールド内に設置する特設ステージで披露される。選手も実際に着用する予定で、来場者は自由にフィールドに下りて、お披露目を観覧できるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日西武鉄道は13日、新2000系車両の関連グッズとして、「新2000系黄色い電車オリジナル傘」を発売する。黄色をベースカラーに、新2000系車両の正面や側面のイメージ画を大きくプリントしたもので、背景には「2000」の文字や車両などが線画で描かれている。同商品は子供の使用を想定したもので、親骨の長さは48cm。2面を透明にし、夜間も車両などからの視認性を高めるため、傘の縁に反射素材を使用するなど、子供向けの傘として安全にとくに配慮した仕様とした。3,000個の個数限定で、1人あたり5本まで購入できる。価格は1本1,500円で、TOMONYを含む各駅売店にて取扱う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月07日西武新宿線の終点、本川越駅のひとつ手前に南大塚駅がある。ここから北西方向へ、入間川の河岸付近へ向かう線路が放置されている。この線路は西武鉄道の「安比奈線」という貨物線だ。廃線跡に見えるけれど、じつは休止扱いで、西武鉄道の会社要覧にも鉄道事業路線として掲載されている。営業キロは3.2kmとのこと。駅のきっぷ売り場に掲げられた路線図には表示されていない。その理由は休止中だからというより、そもそも貨物線だからである。安比奈線は1925(大正14)年、南大塚~安比奈間で開業している。途中駅はなかった。この路線の目的は入間川に堆積していた砂利の運搬だ。関東大震災の2年後、首都東京は復興建設ブーム。その建設資材として砂利を必要としていた。1967(昭和42)年、入間川からの砂利の採取は禁止となり、安比奈線は役目を終えた。しかし、安比奈線は廃止されなかった。1967年は「いざなぎ景気」と呼ばれた高度経済成長期にあたる。東京郊外の住宅開発が進み、「核家族」という言葉も生まれた時代だ。西武鉄道としては、将来は通勤路線として活用しようと考えていたのかもしれない。また、この年は東急電鉄による「こどもの国線」の運行が始まっている。ひょっとしたら、「安比奈地区にレジャーランドを作ろう」という考えが西武鉄道にもあったのかもしれない。こうした計画が進展することもなく、じつに45年間もの間、休止扱いのままになっている。この安比奈線について、西武鉄道と川越市が再利用を検討している。発端は1980年代後半のバブル景気の頃の西武新宿線複々線化計画だ。西武新宿線沿線の人口が増加するため、輸送量の増加を見越して上石神井~西武新宿間を複々線化しようとした。それに合わせて列車を増発すれば、新たな車両基地が必要になる。その候補地として挙がったのが安比奈線沿線だった。川越市が2009年に実施した「第9回 大東地区 川合市長と語り合うタウンミーティング」の議事録には、参加者の意見として、西武鉄道によって住民に対する説明会も開催され、一部の線路用地は民家を移転して拡幅工事を実施したとの記録がある。市の総合政策部長も、当初は2008年3月までに整備する方針だったものの、その後、西武鉄道から、「平成30(2018)年3月までに事業計画を延長する」という話を聞いたとしている。車両基地の外周道路に関しては、「平成24(2012)年末までに早期に着工できるように努力したい」という話が伝えられていたようだ。川越市は安比奈線の旅客化を要望している。第三次川越市総合計画(2006年策定)によると、「東武東上線の複々線化」「西武新宿線の複線化及び地下化」「JR川越線の複線化」とともに、「西武鉄道の車両基地建設に伴い、安比奈線の旅客線化及び新駅の設置」を促進すると明記している。同計画は2012年4月に内容が更新されたが、鉄道に関するこれらの項目は残された。とはいえ、実際に安比奈線の線路付近をたどって観察してみると、踏切が多く、現在の線路での復元は難しそうだ。とくに国道16号は交通量が多いし、県道114号線は入間川を渡る八瀬大橋が造られ、安比奈線の線路を分断している。したがって高架線とするか地下にする必要がありそうだ。また、川越市の資料によると、線路拡幅や途中駅の用地確保もまだできていない様子である。鉄道ファンとしては旅客線としての復活が待ち遠しいし、沿線の人々の中にもそれを望んでいる人が多いことだろう。なお、西武鉄道からは安比奈線復活計画に関する公式発表はない。2012年度の設備投資計画のプレスリリースにも、「安比奈線」の文字はなかった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月02日